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高知の不明男性を救助 青森・八甲田スキー場

産経ニュース(2016.1.5 11:02)
 
 青森署は5日、青森市の八甲田スキー場に4日午後に出掛けたまま行方が分からなくなっていた
高知市洞ケ島町の無職、松岡郁雄さん(69)を、
捜索していた山岳ガイドが見つけ救助したと発表した。けがはないという。
 
 青森署によると、4日午後11時15分ごろ、
スキー場付近で松岡さんを発見し、5日未明に下山した。

詳細

酸ヶ湯温泉旅館は1月4日、夕食を食べに来ない客の携帯に確認の電話を入れたところ、
スキー場で滑っていて道に迷ったが一人で帰れるとのことであったが
ツアーガイドたちは遭難と判断、19時50分頃から捜索を開始。

電話で、ダイレクトコースから沢の方に迷い込んでいることはわかっていた。
しかし遭難者が自力で脱出しようと動き回ったため、発見に時間がかかった。
雪が降っていたが足跡はかろうじて残っており、
それを手がかりに探していたところ。
寒水沢滝つぼ上部にいることが遭難者の声で確認できた。

遭難者がいるところまでガイドたちが登るのに2時間ほど要し
さらに捜索していた1名も沢に落ちて濡れるなど、救助は難航したとのこと。

遭難者はガイドが持ってきた食料で暖をとり、自力で下山するのにさらに2時間。
救急車に収容されたのは翌日の1時45分。
遭難者は救出された時すでに震えが止まらない状態であったらしい。
捜索が朝だったら、命は助からなかったかもしれない。
(以上は捜索に参加した人から、管理人が直接聞きました。間違っている箇所などありましたらお知らせください。)

この事故から学ぶ

その夜のうちに捜索を開始してもらえた

・ひとりでコース外に出てはいけない(自炊部に泊まっていたら電話がかかってくるのはもっと遅かったはず)
・宿泊施設には、携帯の電話番号を正確に伝えておく
・携帯電話は常に使えるよう、充電に気をつける(八甲田は電波状況はあまり良くないので電池の消耗は早い)

その夜のうちに見つけてもらえた

・ガイドさん達は、遭難者がどこで見つかるかを過去の事例でよく知っている
 動き回らないでじっと助けを待つべき(雪がもう少し激しく降っていたら足跡は残らなかった)
・低体温症を防ぐためにできるだけのことをするべき(食料を持とう)
捜索者を危険にさらさないためにも、日没前に助けを求めよう!

参考資料

日本雪崩ねっとワーク「雪の掲示板

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