千穂(ちほ)の一次創作世界観まとめwikiです。

創世について

「星の籠庭」と呼ばれるこの世界の創世については諸説あり、
世界共通の一般論、各国の宗教、種族ごとの伝承などにより内容は異なるものとなっている。
しかし「楽園」の存在については、
それぞれ姿は違うものの、どの歴史書でも言及されている。

ここではまず事実を記すこととする。
この事実について、世界の住人に誰も知るものはいない。

ほんとうのはじまり

かつて、どこかに存在した「永遠の夜」。
針葉樹の森の小さな小屋、白い梟とともに住む少年は、冷たい空気と夜の空しか知らなかったが、
自分たちを見守る星々の、輝きとその名を愛した。

梟に夜空の星々の物語を語るうち、少年はある夢を見た。
夢の中で少年は、「星宵」の名をもつ美しい魔法使いだった。
魔法使いはその手で13の星座を作り出し、13の使いに13の本を与えた。
13の星の使いたちが、それぞれ13の決まりを本に書くと、
たちまちそれは大きな世界となり、やがて魔法使いはその世界に名前を付けた。

「星の籠庭」 ――それがこの世界の、本当の本当の、はじまり。

残された記録

各所で発見された歴史書の研究結果から生まれた、事実とされている事柄や一般論は以下のとおり。

古代魔術書「星の籠庭」

世界の核となっている書物。本書12巻、裏本1巻の全13巻で構成されている。
原本はノースクロニカに保存されており、同国の巨大図書館には写本がある。
内容は"アウラ・ステルラ"という呪文から始まり、
世界構築式とおぼしき魔術式が、巻ごとに異なる法則で暗号化され記述してある。
解読は未だ完遂しておらず、記述者も不明とされる。

星の生まれる場所

すべての生命の誕生の場であり、魂の輪廻のはじまりの場。
その魂を生む青い星 「母なる星 エスク・エト」
その魂を名づける赤い星「父なる星 エスク・ラタ」のふたつが存在しているといわれる。
つまり、この世に生まれおちて付けられる名のほかに、
この世のありとあらゆる生命には、"魂の名"が存在するという。

現在はなんらかの原因で消滅しており、
この世界に巡る魂の絶対量は、その時点での数に限られたとされる。

「楽園」の存在

神獣が地上に下り、地上の生き物たちとともに生きていた時代に存在していた。
確認はされていないが、現在も幻の島カエルレウムに、同じものがあるされる。

生体魔学による説明としては、"神獣の巣"であり、
自身の生息範囲に生物にとって有利な環境を形成し、
集まった生物に永遠の命を与え、少しずつ生命エネルギーを吸入することで共存する。
十分な数の生物が集まると、集めた生物たちを守り、また逃さないために、神獣はその範囲に結界を張る。
これを「楽園」と呼び、神獣の捕食行為としている。

歴史書における創世記

上記の事実とされている事柄は、各国・各宗教・各種族の歴史書の研究成果から成された。
創世記は各々によって内容は異なる。現時点で存在する創世記の記された歴史書を以下に羅列する。

楽園教の教典「ラダエスタ」
魔術師教の教典「グリモワール」
王都フェルクローアの王国教の教典「嵐を追う者」

フーフの伝承「月と星の書」
ヴァインの伝承「大樹の伝え」
ゲボートの伝承「大いなる法」

悪魔が残した証言「赤の書」
天使が残した証言「青の書」

神の眠る島カエルレウムに保存される「世界書」

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