ゲームプレイ日記、ゲーム攻略メインのサイトです

 さて、今までのあらすじとしては、以下の感じです

・アルバスがポアっちゃった。でも魂は残り続けてるっぽい
・バーロウも実質シャノアがポアしちゃった
・悪魔城が建築されました

 いよいよ現れた悪魔城!やっとタイトルが回収された訳ですが、今までの探索型悪魔城はその名の通り、悪魔城を探索していたのに対し、この作品は様々なステージを回って来て、ここに来ての満を持しての悪魔城の登場。ということは当然、その内部の難易度はいきなり相応に高くなって来る!
 という訳で、まずはエントランス。兄弟子を失い、師匠を失ったシャノア。自分の存在意義に悩みつつも、打倒ドラキュラのため、悪魔城を駆けます
 おなじみのピーピングアイ(蒼月仕様のデカいやつ)や女性的になったおなじみのブラックパンサー、以前の蔵書庫警備という閑職から一転、入り口近くの警備という要職に就くこととなったティンマンなど、一筋縄ではいかない強敵達を蹴散らしつつ、蔵書庫の深部へ。そのバックに流れる曲は「黄昏の聖痕」。シャノアのテーマ曲ともいえる熱く激しく、しかしどこか切なさも感じる名曲です。ちなみに私は「悪魔城ドラキュラ ジャッジメント」本体は持っていませんが、サントラは持っていまして、そこにもこの曲のアレンジが収録されているのですが(ジャッジメントと刻印は連動要素があり、この連動でのみジャッジメントでシャノアを使用することが出来るそうです)その曲名は「An Empty Tome」(ジャッジメントの曲は全て英語になっています。たとえば幻想的舞曲はヴィジョンダンスなど)直訳すると「空白の大きな本」となり、私の乏しい英語力で意訳してみると、「白紙の記憶」といったところでしょうか。もしくは「空白」なのはシャノア自身なのかもしれません。ともかく、シャノアを象徴するタイトルだと思います。否応なくテンションが上がる中、現れたボスはウォールマン!爆発するパネルを投げ、自分自身は壁に逃げるというなんともアレな敵ですが、逆にこの壁に逃げるという特性が仇となり、壁にいる間にグリフ「パリエス」を吸印。するとウィザードリィでおなじみのあの「いしのなかにいる」よろしくウォールマンは即死!珍しく苦戦なく倒せるボスでした
 ここで手に入れたパリエスは、一部の壁から壁の中に入ることが出来るようになるグリフ。一度悪魔城を脱出し、以前訪れたエリアのパリエスを使用できる場所の探索をしておきました

 蔵書庫の先は地下冥宮。コンセプトとしては地下墓地+地下迷宮ということなのでしょう。背景にはたくさんの棺桶がありますし、大量のスケルトンビーマーさんがお出迎えしてくれます。他にはいつぞや出て来たノミノンの上位版、ポーキルは目から怪光線を放ち、通った場所を爆発させるというド派手な敵です。一応、倒してこいつを召喚出来るフィデ・ポーキルを入手。後にこれが大活躍をする……?また、途中のやたらと炎が吹き上げてくる部屋でヴォル・イグニスも入手。火柱を設置するグリフです
 一部の部屋には大量のろうそくがあり、壁にシャノア達の影が映し出される訳ですが、この区画のボス部屋もそれと同じタイプの部屋。「お前の影をいただこう」とやたらと素敵な緑川ボイスで言ってくださるのは影を操るボス、ブラックモア。壁に映し出された怪物の姿をした影がシャノアに攻撃をして来て、食らい判定も影の方にあるという特徴的なボスです
 こいつの攻撃パターンはひっかき、振り下ろし、玉を広域に放つ、玉を壁付近に放つ、口からレーザーを放つの5種類。一定以上のダメージを与えると「中々楽しめたよ」と言って発狂、ひっかきが3連続になり、玉を放つ攻撃も、2連続させて来たり、振りかぶりと複合させたりと、全体的に強化されます
 弱点は影を操るだけあり、光と火。中でも私はヴォル・イグニスを相棒に選び取りました。これもやはりヴォル・グランドーとよく似た設置系で、この挙動の攻撃には慣れているため。また、イグニス二つの合成印術も使いやすいため、序盤はこれを可能な限り撃って、ごっそりとHPを奪い取り、速めに発狂へと以降。短期決戦を狙いました
 というのもこのボス、ひっかき以外の攻撃のダメージがやたらと大きい。じっくり腰を据えて戦い、発狂後に合成印術での速攻を狙う方が成功法なのでしょうが、私のアクションの腕はセロテープ以下。自覚がありますので、序盤に無理して凡ミスでダメージを受けまくることより、さっさと発狂させ、多少ゴリ押し気味に倒すことにしたのでした
 ええと、まずは告白しておきます。私はこれ以降のボスについては、エリゴルを除いて全て(ドラキュラ含め)、攻略サイトを見ています
 卑怯な気はするのですが、やはり今作は難易度が高く、自力では勝利パターンにまで行き着くのが困難に思えて、パターン化するまでに心が折れてしまうことを感じ取ったため、攻略サイトを使用しました。しかし、ブラウザの戻るを押す前にちょいと待ってください。アクションゲームは攻略法を知っても、腕と慣れがなければ、そのパターンを遂行することは出来ません。そして、私の腕はセロテープ以下。はい、わかりますね

シャノアの死体が20人分は積み上げられました

 何が怖いって、忘れた頃に来るレーザーが怖い。発狂後はこちとらひっかきの対処でいっぱいいっぱい。いきなり土下座をして来て「あっ、これはレーザーが来るぞ!」と咄嗟にジャンプ出来るほど、私は落ち着いた人間ではありません。少なくともゲームをしている時は
 また、玉の複合パティーン。これは振りかぶり、二連ともに軽く死ねます
 ですが、私が攻略サイトで調べたのはこれらの攻撃ではなく、発狂後のひっかきについてでした。この3連ひっかきは、いちいちジャンプしていては、どうしても3発目に当たってしまう。攻略法は最初はジャンプ、次はしゃがみ、そして最後にジャンプ。しかし私は自力でこの回避法を確立出来ませんでした
 他は既に避け方が頭ではわかっていたので、このボスについて攻略サイトから得られたものは少なく、まあ許されるんじゃあないでしょうか。記事的に
 ……と、ここで自己弁護をしておくのは、この先のボスでがっつりと見てしまっているからに他なりません。だ、だってさぁ

 結局、ブラックモアを撃破出来た時は、発狂後に玉の複合攻撃がありませんでした。ひっかきも単発が多く、そういう意味ではリズムを崩されてしまったのですが、比較的易しいパターンを引くことが出来、あっけないほどすんなりと倒せてしまったのでした
 このエリアに流れている曲は「マラック迷宮」。妖しさ満点の曲で、ブラックモアの得体の知れない雰囲気ともマッチしています。それにしても彼、人型の敵ですが、オルロックのように名のあるヴァンパイアだったりするのでしょうか。この辺りに出てくるザコ敵のドラキュリーナも、女性のヴァンパイアのようですし

 地下冥宮を抜け、悪魔城兵営舎へ。兵営舎なんてあったんですね、悪魔城。なんだか親しみが湧きました
 ここに出てくる敵は、素早くトリッキーな動きの難敵スケルトンブレイズや、大剣を振り回すリザートマンブレードなど、区画名通りに武器を持った兵士のような敵ばかり。背景にも大砲やバリスタなど、兵器の数々が見られます
 が、ここは通過するだけのエリア。まずは機械塔に繋がり、そこから更に武器庫へと繋がります

 機械塔には例のメデューサヘッドに、フィデ・メディウサを落とすゴルゴンヘッド。更にはおなじみの歯車やトゲといった障害がありますが、今作では更にこれにキルクルスのグリフを駆使して進んでいくことになります
 久し振りの出番となったキルクルスですが、HDの方でも慣れているため、あまり苦労はせずに武器庫へ
 武器庫は、今までのシリーズにも度々あった闘技場風のエリアで、武器のしまわれたエリアと月下の大理石の廊下のような、巨大な敵の守る通路を交互に進んでいきます
 グレートナイト、キングスケルトンなど、いかにも打撃に弱そうな巨大な敵がいますが、私は全て、ニテンス連打で強引に押し切っていきます。ラピストなどの方が有効なのかもしれませんが、ビーマーさんから吸収したニテンス厨と化した私は、とにかくレーザーを放ちまくります。気分はそう……普通の黒魔法少女シャノア☆グリフ。鬱な展開が待っているのは元ネタとあんまり変わりません
 ハンマーシェイカーからメリオ・プルサーレ、グレートナイトからメリオ・アクシスも入手して、最深部にてボス戦!武装した巨大なケンタウロス型の兵器、エリゴルです
 超巨大ないわゆる部位破壊型のボスで、攻撃パターンも多彩。なのでいちいち列挙することはしませんが、結論から言いましょう

この後めちゃくちゃ死んだ

 どれぐらいって、めちゃくちゃです。特に足の間に入るのが苦手で、めちゃくちゃ蹴られまくりました
 が、やはり勝つ時はあっけなく、順当にボウガンを全て破壊後、背中の上へ。ここでまず、ニテンスと武器系の複合印術をハートが許す限り連発し、ごっそりと体力を頂いた後、メリオ・アクシスを乱投しました
 ちなみに足の破壊にはニテンス、ボウガンの破壊にはメリオ・アクシスを使用しました。他、地味にバックグリフはフィデ・ポーキルです。当然、使い魔のレベルは1なので戦力的には頼りになりませんが、ポーキルのレーザーにはかなりの処理落ちが発生し、これによって回避がしやすい……ような気がしました。なんともアレなやり口ですが、役だったような気がします
 エリゴルを倒した先で、2つ目のケルベロスのグリフ、デルム・クストースを入手。1つ目は蔵書庫にありましたが、書くタイミングを逃したので割愛とさせていただきます
 兵営舎、武器庫のBGMは「漆黒の翼」。HDプレイヤー的には、こちらもまたシャノアのテーマのような気がします。こちらも激しく、悪魔城の中盤戦を盛り上げてくれます。この曲名はもちろん、シャノアのあのグリフを象徴しているのだと思いますが、この段階ではまだ取得していません。それにしても、この辺りの背景はめまぐるしく変わってゆく雲に圧倒されます。CoMでも思ったのですが、この城から見える外の景色はいいですね。不安にさせられるのと同時に、よし、やるぞ!という気分にもなります。ほどよい緊張感を持てる、と言うのでしょうか

 武器庫から機械塔へと戻り、頂上を目指します。さて、その先にいるボスはアイアンゴーレム!……だったのはCoMでの話。既に天井ドン代行業者は巨人の棲家にて駆除を終えています
 そう、この区画のボスは何を隠そう、デス!「買い取らせてもらおう!」……ではなく「刈り取らせてもらおう!」の名言と共に戦いが始まります
 ……とはいえ、このデス様の攻撃パターンはHDのものと共通していますので、特に新鮮みはありません。ただ、HDとはシャノアの挙動も若干違いますし、避け方も異なってくるため、苦戦に苦戦を重ねます
 何が嫌って、弱点である光属性のグリフ、ヴォル・ミナーレで攻撃をしたいのですが、デス様がかなり活発に動きまわるので、上手く当てることが出来ません。ニテンスも同様。そこで普通のルミナーレの方が当たるか、とそちらを使って攻めるのですが、回避の難しい赤い魔法弾や、小鎌に当たりまくってしまい、どうにも上手くいかない。遂に攻略サイトを見たのですが、そこには見慣れないグリフ「イニレ・ラピドゥス」の名が。そう、これは今作におけるブラックパンサーやハイスピードに値する高速移動のためのグリフ。更に、衝撃波で飛び道具を打ち消す効果もあります
 これを使用しつつ歩きまわることで、小鎌を事実上無効化することが可能!なるほど、新しい!
 と、これを急いで入手し、デス様にリベンジ!……が、やはり死にまくります。確かに小鎌の憂いは消えましたが、その代償として高速で移動するがゆえの事故が多発し、どうにも期待通りの成果を挙げることが出来ません
 そこで私は、またもや攻略サイトの技を使用することにしました。デスリングを装備し、ドミナス・アンゴルを発動。その状態でルミナーレとウンブラの合成印術を連発する、と
 とはいえ、ハートアップをきちんと収集していた訳ではないので二回しか撃つことが出来ず、倒すには至りません。それでもかなりのダメージを与えることは出来たので、そこから自分なりに確立したルミナーレを撃ちながら戦う戦法に切り替え、なんとか倒すことに成功しました。やはり今作、合成印術を使うのを視野に入れた上での難易度調整がされているのでしょうか。さすがにデスリングやドミナス分は計算されていないと思いますが、本当にずいぶんと楽に倒すことが出来ました
 デス様が守っていたのは最後のケルベロスのグリフ、シス・クストース。これでいよいよ地獄の門番、ケルベロスのグリフが揃いました
 この区画のBGMは「The Tower of Dolls」。アーケード版の復刻BGMのようですが、ドラマチックな展開に古臭さはなく、それどころか塔という不安定な場所のBGMとして、これ以上がないほど合っています。本家でもタイトル通り、人形の塔のBGMだったようですが、なんとなくデス様ステージは復刻BGMが多い気がします。蒼月の地下室のメロディーこと、時計塔の恐怖であったり

 3つのグリフは、地獄――ドラキュラの待つ悪魔城最上階に進むための鍵です。空中回廊のケルベロス像の前で3つのグリフを発動させ、最上階へ!
 さすがに最後というだけあり、大量のバックベアードやチュパカブラ、ファイナルナイトにスケルトンブレイズ、リザードマンブレード、ルーラーソードなど厄介な敵の猛攻に油断をするとHPをあっという間に削り取られてしまいますが、既にグリフも大半が集まり、それぞれの敵への有効な攻撃手段は身につけています。各個撃破して進むと、遂に背中に漆黒の翼を生やして飛翔するグリフ、ウォラーレを入手。発動の瞬間にのみMPを消費し、飛んでいる間はノーコストという大盤振る舞いのグリフですが、後はもうドラキュラを倒すだけ。ほんの一瞬しか活躍の機会がない……と思いきや、思い切りラスボス戦で活躍するのでした
 ここのBGMは「ガルガンチュア」。HDでもおなじみの曲ですが、いよいよ最後の戦いが迫ったのだということを告げる、高貴さを感じさせる一曲です

 最上階の更に一番上。日本語がおかしい気はしますが、この城の頂点。そこにこそドラキュラは存在しています
 シャノアは人類の宿敵に対し、宣戦布告。最後の戦いを挑むのでした

 しかし、積み上げられるシャノアの死体の数も過去最大(と思われます)
 とうとう私は、攻略サイトに頼ったのでした。ふむふむ、なるほど。ウォラーレを活用するのか……
 という訳で、私の受け売りを更に昇華させた、しかしやはりクソみたいな攻略法の一切を書き記します

 ドラキュラの第一形態、ワープを繰り返す時点では、必ず攻撃はヘルファイア、ダークインフェルノ、フェイタルレイ、ヘルファイア……の順番でループします
 ヘルファイアは炎を連射する攻撃ですが、適当に前に判定の残る攻撃を撃っていれば打ち消せますし、急降下キックでも潰せます
 ダークインフェルノは、ジャンプとしゃがみで問題なく回避可能。フェイタルレイは落ち着いてジャンプなどはせず、歩いてドラキュラの近くに寄れば避けられます
 が、事故率もそれなりにあります。主にダークインフェルノの回避の際に、タイミングがずれることがあり、第二形態が強烈に強いのでここで余計なダメージを受けるのは大きな痛手。なんとしても避けたい。だけど、それなりに長く戦う必要があるので、いつかミスる……
 そこで私は、「じゃあ、ダークインフェルノを撃たせなきゃ良いんじゃね?」という究極にクソみたいなことを考えました。どういうことかと言いますと、このドラキュラ戦でウォラーレを使用すると、ペナルティとして画面の一番上まで届く火柱を発生させられます。しかし、これはステージギミックなどではなく、ドラキュラの攻撃。この攻撃が発生すると、ドラキュラのそれまでのヘルファイア、ダークインフェルノ……というパターンはリセットされ、次の攻撃は必ずヘルファイアになります。更に、この火柱攻撃は少し前進するだけで回避が可能なので、慣れてしまえば簡単に避けられます。打ち消しきれずにヘルファイアに当たるリスクすらなくなるのです(ウォラーレでしっかり飛んでいれば、ヘルファイアには当たりません)
 そのため、第一形態ではこの火柱のペナルティ攻撃を誘発することにより、よほどの深追いをしてうっかりヘルファイアに当たらない限り、ノーダメージを安定させることが出来ます。なお、使用するグリフはヴォル・ミナーレです。やはりこれが当てやすさ、威力の両面で一番でしょう
 第二形態。なんと伯爵が歩き、肉弾戦を挑んできます
 どこかで見た蹴り上げや、ソウルどころかがっつりと吸血して来るソウルスティール、自機狙い化したフェイタルレイであるデストラクションレイ。更には狼の召喚や、CoMでも見せたコウモリを撒き散らす攻撃など、多彩かつ攻撃はどれも回避しづらく、凶悪です
 ……が、ウォラーレを使うと火柱を打ち上げるのは変わらず、これを利用した攻略法が攻略サイトにもありました。こちらに関してはそれをほぼそのまま使用していますが、もう少し詳細を書きます
 この火柱のペナルティ攻撃ですが、原理としては第一形態と同じく、これを使用するとドラキュラの攻撃パターンが初期化されるようです。しかし、第二形態は攻撃後に必ずワープをする訳ではないので、このパターンが見えづらくなっています。とはいえ、必ずドラキュラの攻撃にはパターンがあるようなので、同じことを繰り返している限り、被弾の可能性は限りなくゼロに近付きます
 やることとしてはシンプル。第二形態に移行したらすぐに、画面中央で待機。ドラキュラが現れそうになったら、正面の少し離れたところに移動し、更に天井に頭をこすりつける高さにまで上がります。ここでまず、ヴォル・ミナーレを2連射。まもなくドラキュラがペナルティのため、指を鳴らすのでドラキュラの頭上にまで突進。火柱の発生を確認してドラキュラの後頭部に向かい、やはりヴォル・ミナーレを2連射。蹴り上げに当たらないように距離を取れば、ドラキュラはワープ。この後、再び中央待機に戻るのですが、必ず画面の中央より高く位置取りをしておかなければ、ソウルスティールに捕まってしまいます
 ……と、普通の攻略サイトであればこういう感じに書いていると思うのですが、私は凡ミスをする生き物です。失敗時の立て直しについても記します
 失敗その1、ドラキュラが指を鳴らす前に、チキンになってドラキュラの頭上に行った場合。理由はわかりませんが、半々ぐらいの確率でマントで迎撃されます。火柱攻撃はなし。大抵は蹴り上げの後、パターンがリセットされますが、デストラクションレイまで行く場合もあるようです。ともかく、適当に避けて立て直すこと
 失敗その2、火柱をよけきれなかった場合。ドラキュラは背が高いため、こちらが攻撃しやすい位置、つまりドラキュラの顔の高さに自分がいると、火柱を避ける時に衝突を避けるため、芋って距離が不十分。火柱に撃墜される場合があります。この際、蹴り上げ、更にデストラクションレイまで撃たれることが確定するようです。火柱を撃って迎撃出来た場合は、このパターンに移行するようになっているのでしょう
 大損害を受けることになりますが、コウモリや狼が来ることはないパターンのようなので、次のワープからの出現時までに飛んでいれば、またパターンをリセット可能です。多分、地上でモタモタしているとコウモリ、狼パターンを呼んでしまいます
 この対処法としては、とにかく天井に頭を付けること。ヴォル・ミナーレの誘導性能はいまいちですが、最悪、出現のタイミングでの攻撃は捨ててしまってもいいでしょう。後頭部からの2連射さえきちんと当てていれば、案外やれます
 なお、第二形態への移行直後、デスリングかつドミナス・アンゴルのルミナーレ、ウンブラの複合印術も3発かましています。これがやはり大きなダメージソースなのでしょう

 そんな感じの激戦の果て、ドラキュラを倒した……と思いきや、普通の印術では倒すことは出来ないようです。そう、今こそ、ドミナスの複合印術を使う時……それはシャノアの命を犠牲にする最後の手段ですが、もはや迷うことは出来ないし、その必要もない。シャノアの使命はドラキュラを滅ぼす、それだけなのだから
 ドミナスを発動させ、崩れ落ちるシャノア。アルバスとの約束を破り、その代わりにドラキュラを滅ぼすことには成功しました。ですが、記憶も感情も失い、そして遂には命さえ失おうとしているシャノアはアルバスの声を聞きます。これが最後に見る夢なのか――
 しかし、それは夢まぼろしなどではありませんでした。ドミナスの中に残っていたアルバスの魂が今も消えずに残っていて、シャノアのため、彼女の記憶と感情を探し続けていたのです。ドミナスに取り込まれた自分の魂がこうして残っているのだから、シャノアの記憶と感情も残っているはずだ、と
 皮肉にもドミナスの発動でドミナスの中の闇が取り払われ、最後にシャノアの失ったものだけが残ったそうです。感情を取り戻したシャノアは、自分を想って命を失ったアルバスのために涙を落とします。そして、最期に感情を取り戻せたことをアルバスに感謝する彼女ですが、アルバスはシャノアが死ぬ必要はない、そう言います
 ドミナスに捧げる魂はひとつでいい、その捧げる魂は自分のものだ、と
 肉体を失い、魂もドミナスに飲み込まれていたアルバスは、その魂をもシャノアのために捧げるというのです。あまりにも優し過ぎる。何一つとして返すことが出来ないのに、いくつものものを与え、尽くしてくれるアルバスに申し訳ないとシャノアは言いますが、アルバスはならば最期に笑顔を見せてくれ、とお願いします
 それに応え、涙を流しながらもぎこちなく笑顔を作るシャノア。それを見たアルバスは満足し、ドミナスのために消えるのでした
 ――城の崩壊。シャノアはどこかへと去り、移行のエクレシアの記録はないとされています



 という感じに、悪魔城ドラキュラ奪われた刻印、大団円となります
 ずっとプレイしたかったこのゲーム。テキストがまさかのフランス語ということで、テキストを掲載されているサイトを見ながらの、ゲームテキスト自体はきちんと味わえないプレイとなってしまいましたが、ストーリーの完成度も非常に高く、しかし物悲しさも残したまま終わる物語を、堪能することが出来ました
 このゲームのストーリーは、どうやらパラレルとして扱われているようですが、リヒター〜ユリウスまでの、ベルモンド家不在の空白の時間を描く、ギャラリーオブラビリンスとはまた異なった物語としても読み取ることが出来ると思います
 ベルモンド家も、ヴァンパイアキラーを託されたモリス家も不在の時、ドラキュラが蘇ればどうなるのか。一般人にドラキュラの討伐は可能なのか。ということを描いたこの物語は、結果としてドラキュラ復活、討伐に関わった全ての人々が不幸になるという結末を迎えました。シャノアの命は残り、記憶も感情も取り戻すことが出来ましたが、師は狂った末に果て、兄もまた自分のために命を落とした。きっと彼女は強く生き、ドミナスに頼らないドラキュラ討伐の方法を考え、次世代の戦士を育てようとするのだとは思いますが、なんともやりきれない思いが残りました。いわゆるゲームやアニメの「鬱エンド」とは違い、鬱になるというより、ただただ「やりきれない」「やるせない」という思いが残る、強く余韻を残す物語だったように思います
 これにて、DSの悪魔城シリーズは全て終了、以降のロードオブシャドウシリーズは一部固有名詞を引き継ぎながらも、世界観を一新。路線も大きく変わり、旧来ファンの中には移行が出来ない人も少なからずいることと思いますが、つい最近のIGAさんのKONAMI退社のこともあり、恐らく、旧来のシリーズの新作は見込めない現状。せめてユリウスがドラキュラを完全に滅ぼした戦いぐらいは知りたいところですが、それが叶うのは、少なくともロードオブシャドウ3部作が完結した後。また、これは予想に過ぎませんが、もうドットによる2D悪魔城もまた、完全に終わってしまったのだと思います
 しかし、少なくとも私がプレイしたDSの3作はそれぞれがストーリー、システムともに輝いたものがあり、連続してプレイしてみると、UIの進化、仕様の改善もはっきりと見て取れる、本当に丁寧に、ユーザーのことを想って作られたゲームなのだということがわかります
 こういった「面白いゲーム作りの精神」は、きっと当時のKONAMIにも、そして今のKONAMIにも一貫してある姿勢だと思いますので、形は変わってしまったとしても、また面白いゲームが生み出されることを、一悪魔城ファンとして、願い、信じ続けていこうと思います

 では、これにてお開きとします。これからもハードモードやアルバスモードなど、このゲームは終わりではありませんが、日記として書くのは恐らくこれが最後だと思います
 素晴らしい名作でした。この日記が少しでも、購入を検討されている方の後押しや、既にプレイされたことのある方の、思い出を掘り返すきっかけとなっていれば、情熱を傾けて書いていた筆者としての冥利に尽きます

 本当にありがとうございました


 あっ、最後に




NKT……


IGAAAAAAAAAAAAAAAA!!!独立後も最高に面白いゲームを世に送り出してくれること、期待しています!

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