東方元ネタwiki 2nd - STAGE6 開けるなかれ、見るなかれ 後ろの扉に秘天あり Hidden Star in Four Seasons
東方天空璋6面ステージ名。舞台は「後戸の国」。
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STAGE5 童子は狂気を跳ね踊る Into Crazy Back Door 前 次
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タイトル
- 開けるなかれ、見るなかれ
- 見るなのタブー。鶴の恩返し、浦島太郎、パンドラの箱など。
- 後ろの扉
- Hidden Star in Four Seasons
会話
霊夢
隠岐奈 この幻想郷を創った賢者の一人でもある
- 賢者
- ここでは「幻想郷の賢者」のこと。他には八雲紫、(茨木華扇)。
- 東方世界では「月の賢者」もいる。
文
文 障碍の民の祖は二つに分かれ 一つは山に棲み、天狗となった もう一つは仏の後ろに潜み人里に棲んだ
なので今回は、もとは障碍者に限らず被差別民的な人たちの集まりが幻想郷になる場所に集まってきていて、
そんな幻想郷を作った一人でもある隠岐奈が現れた、というのをやりたかったんだよね。
(東方外來韋編 肆 ZUNインタビューより)
隠岐奈 障碍の神とは天狗除けの神という意味でもある つまり私は天狗をこの世から消す神だ
だから最初に笑ったんだよ 天狗が、天狗除け(うしろど)の国に入ってきたんだから
- 障碍の神とは天狗除けの神
- 障碍の神は、「邪魔をするもの」を退ける神でもある。天狗は、仏道の修行の邪魔をする存在とされる。
- かつて比叡山延暦寺で行われていた「天狗脅シ」の風習は摩多羅神信仰との関連が指摘される。
(参照:
STAGE5 童子は狂気を跳ね踊る Into Crazy Back Door)
隠岐奈 まさに烏滸(おこ)の沙汰! 愚直に退け! 天狗改め天愚の記者よ!
- 烏滸(おこ)
- こっけいで馬鹿げている様子。
現在の「能楽」の元となった「猿楽」のさらに前身の芸能「散楽」のモノマネ芸者は「烏滸」と呼ばれていた。隠岐奈は「能楽の神」でもある。
江戸時代以降はこの言葉単体では使われなくなり、代わりに「馬鹿」という言葉が使われるようになった。
現代の日本語では、「身の程知らずな行為」を意味する「烏滸(おこ)がましい」という表現に「烏滸」という言葉が残っている。
- ヲコツリ。鼻を抑える発声法によって、舞楽を舞わせる児童を誘い出すという作法。狂うことによって神・精霊を降臨させるための声。
- 天愚(てんぐ)
- 江戸時代の奇人「天愚孔平」(てんぐこうへい)本名は「萩野信敏」
- 自分を孔子の生まれ変わりだと称して「孔平」と名乗った。
さらに、その高慢さから人から「天狗」とあだ名されると、漢字を変えた「天愚」姓を自ら名乗ったとされる。
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