御門 悠〜後日談〜
「・・・ふう。」
本部で一息つき、事件の報告をまとめ終える。
封印された生物は【時間経過】による【封印の魔術】が弱まった事が原因だった。
その原因は【壱目村】が一年に一回、夏に行っていた祭りと称した【儀式】が行われなくなった事にあった。
数十年間は何事もなかったが、今年は魔術が限界だったらしく、あの日の夜を迎えていれば封印された生物は復活していたという。
「まぁ部長が対策するって言ってたし、うちが健在する間は暫く何も起きないだろうし、この件はこのままでいいな。」
しかし、まさか一般人をあんなにも巻き込むことになるとは・・・。
といってもあいつらは大分平気そうだったが。赤髪には飯も奢って借りも返したし。
これからは何もない日常を送ってほしいもんだ。
〜♪
「ん、部長か・・・はいはい、御門です。」
『おう。悪いな、休暇に終わって早々。』
「いや、大丈夫ですよ。休暇もまぁ、悪くはなかったですし。」
『そうか。で、もう一つ悪いんだが、任務だ。』
「・・・次の発生地です?」
『あぁ。場所は・・・』
銃をポケットに詰め込み、次の任務へ。
そうだな、次は勇次を連れて行くか・・・そろそろ、実戦も経験していかないとな。
珠には悪いが、あいつはまた今度だ。というか前線向きじゃないよなぁあいつ・・・。
さて、行くか。
如月 浅海〜後日談〜
はぁ〜・・・。
なんだか凄い体験をした夏休みだった。
思い出作りに一人旅なんかしてみたけど、運が悪かったのかなんていうかなぁ。
でも、面白い人やいい人に出会えた。それはいい思い出になる、かな。
・・・トラブルの中でちょっとしたトラブルに出くわしちゃったけど・・・。
さって、夏休みも終わったらちゃんと調理師目指さないとね。
なんかプロ候補とか言われちゃったし・・・頑張らないと!
黒山 匠〜後日談〜
「次の人。」
あの船の事件からもう一週間は経つ。
色々あったが、私は元の病院に戻り、いつもと変わらない仕事を続けている。
変わった事をしいて言うならば、また少し勉強をやり直している、ぐらいか。
状況が状況で冷静でいられなかった、という可能性もあるが・・・。
歳のせいにはしたくない。まだまだ私もやれるはずだ。
「・・・風邪、かな。お薬を出しておくので、よく休むように。」
ふう。
・・・だが、もう船だけはこりごりだよ、全く。
KPより
皆さんお疲れ様でした!
超突発卓ですが、無事終わってよかったです。
数ヶ月前に作り、知り合い同士でやるために作ったシナリオでかなり変えましたが、なんとか形になって終わりました。
ただ、一部KPの自己満足が入ってましたがw
これからの卓に活用する予定のNPCを出したかったんです!ごめんなさい!
では探索者の方々、ご参加ありがとうございました!
次は探索者としてかもしれませんし、またKPをするかもしれませんし、探索者同士でご一緒するかもしれません。
その時はぜひともよろしくお願いします!お疲れ様でした!!
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