TRPGやろうず！

メガラニカでは、恒常的な物資の不足が発生しています。
一般的な家庭の収入は、月100,000ss=月十万円程度です。
衣食住をなんとか賄うことは出来ますが、貯蓄はほぼ無理でしょう。
家族が多ければなおさらです。

基本的に明かりはマッチや蝋燭、ランタン。
食事は保存がきくがまずく、カチカチになったライ麦パンや燕麦パンをかじり
蒸したジャガイモを胃袋につめこむだけ。ユキワリソウが主食の人間も多いでしょう。
肉はよっぽどのご馳走です。

薪ストーブに、とりあえず燃える物を放り込んで暖を取り
それすらない場合は、明日、目覚めることが出来ることを願いながら眠りにつく。
それがこの世界の日常です。

満足な食事をできるのは、貴族や王族、権力者などの限られた一部の人間のみ。

過去、衰退以前に生み出された、寒冷地用に品種改良を受けた作物も存在しますが、それなりの値段がします。
貴族と貧民の格差は大きく、わずかに生み出される電力は、そのすべてが貴族の道楽や
工業機械を動かすことに使われています。

モダンタイムスには風力、火力発電所も存在し、わずかに化石燃料を産出する、油田も存在します。
その他、各地には小規模な発電施設をもつ研究所が存在することが知られていますが
これらは衰退以前に作られた、失われた技術で作られているため
破損個所の修理やメンテナンスは充分でなく、いつ壊れてしまっても不思議はないでしょう。

ウォードッグが使用する銃器は、現代のシステム化された軍事工場で生成されるような、綺麗なシロモノではありません。
長物の銃は、撃つごとに装填が必要な、狩猟用のボルトアクションライフルが多く
拳銃はほとんどがリボルバー。一般人が使うのは、液体火薬と雷管、弾頭を詰めるパーカッション式です。
今風の、マガジンを交換するだけで連射できるような、アサルトライフルなどはまずありません。

買い物は、セッション開始時、KPが許可したときに行うことができます。