TRPGやろうず！

セッション開始前の各種調整について書かれているページである。
レベル差があったり、セッション開始前に特殊な調整を行う必要が有る場合はこのページを参照して頂きたい。
このルールは複数のセッションを遊んでいく過程で発生するレベル差等によってセッション参加が難しくなる事を軽減するための物である。
従って、初期作成キャラクターの場合はこのルールを利用せず、セッションレベルに合わせてキャラを作り直すのが望ましい。

セッション開始前に、セッションレベルに応じてペルソナレベルの調整を行う。
セッションレベルは募集したいPCのレベル、或いはセッションに登場する敵のレベルを元にKPが設定する。
また、セッションに参加するペルソナ使いのレベルはセッションレベル±5程度までとし、探索者のレベルがセッションレベルに見合わない場合は次のようにして調整する。

(1)参加レベルの決定
セッションレベルの範囲内で任意、或いはランダムに参加レベルを決定する。

(2)レベルアップ
参加レベルに応じて一時的にセッションレベルに見合わないレベルのペルソナをレベルアップさせる。
この時、一時的にフリーポイントをワイルドで1レベルに付き2ポイント、未転生のアルカニストペルソナで3ポイント、転生済みのアルカニストペルソナで4ポイント得る。
ただし、この時のステータスの下限は1ポイントとし、上限を参加レベル(転生済みのアルカニストペルソナは参加レベル×1.5)とする。
また、現在レベルから参加レベルの差分に応じてスキル習得の機会が発生する。
この時のスキル習得も通常のレベルアップに伴うものと同様に行うものとする。

(1)参加レベルの決定
セッションレベルの範囲内で任意、或いはランダムに参加レベルを決定する。

(2)レベルダウン
参加レベルに応じて一時的にセッションレベルに見合わないレベルのペルソナをレベルダウンさせ、ステータスを調整する。
この時、ワイルドはペルソナの初期レベルまでは1レベルに付き-2ポイント、初期レベル以降は1レベルにつき-3ポイントのフリーポイントが発生する。
また、未転生のアルカニストペルソナは1レベルに付き-3ポイント、
2段転生中の1段転生しかしていないアルカニストペルソナは転生レベルまでは-3.5ポイント、転生レベル以降は-3ポイント、
完全に転生済みのアルカニストペルソナは-4ポイントのフリーポイントが発生する。
このフリーポイントは必ず0になるように割り振らなければならない。
また、この時のステータスの下限は1ポイントとし、上限は参加レベル(転生済みのアルカニストペルソナは参加レベル×1.5)とする。
もしもフリーポイント割り振り後のステータスがレベルを上回る場合、超過分の数値を別のステータスに振り直すこと。

(3)スキルの調整
参加レベルに応じて、習得ランク帯を超過しているスキルを一時的に同一系統・同一大種別の下位ランクのスキルに置き換える。
この時、習得済みのスキルと重複する場合は条件を満たす別のスキルと置き換えることが出来る。
基本的に習得ランク帯はキャラ作成時のスキル習得ランクを基準とするが、
アルカニストの場合は所持スキルのうち二つをレベルアップ時のスキル習得ランクを基準に、
それ以外をキャラ作成時のスキル習得ランクを基準にしたものとする。
つまり、アルカニストの所持スキルの内二つは「(スキルランク)×12≦(ペルソナレベル)+8」、
それ以外は「(スキルランク)×12≦(ペルソナレベル)」を基準にして
得意系統で+2ランク、バランス系統・自動効果系統のスキルで+1ランク、得意系統の重複で+3ランクしたものとなる。
(例:参加レベル:28、得意系統:火炎で「マハラギダイン」を習得済み……
参加レベルが28、得意系統が火炎のため、火炎属性スキルの習得可能ランクはランク4(5)。
ランク6であるマハラギダインは習得ランク帯を超過しているため、ランク4(5)以下の火炎系統、種別:攻撃のスキルであるマハラギオン(アギダイン)等に置き換える。)
所持スキルと同一系統・同一大種別でスキルランクが習得ランク帯を満たすスキルが存在しない場合、
可能な限り下位ランクかつ習得済みのスキルと重複しないスキルに置き換えた状態でセッションに参加するものとする。
尚、固有スキルの使用可否・使用に伴う調整に関してはKPと相談すること。

また、これらのレベル調整はセッション参加に伴う一時的なものであり、
セッション終了と共に本来のレベル・ステータス・スキルに戻すものとする。
尚、レベル調整して参加したセッションによって得た報酬・技能成長は通常通り得ることが出来、経験値もセッションレベルに対応した量を入手できる。