特撮、それは夢とロマンの世界。終わりなき冒険への招待状。これは、そんな世界に魅せられて、古今東西、あらゆる「特撮」のデータを集めていくあるオタクの壮大かつ無謀な挑戦の記録。ご意見はトップページのリンクよりTwitterへ。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)とは

あらすじ


ラグナロクによって滅びたアスガルドから地球へ向かう難民船ステイツマンが襲撃された。
船内はインフィニティ・ストーンを求めるサノスとその配下の軍団「ブラック・オーダー」に蹂躙され、抵抗する力を持たない大勢のアスガルドの民や彼らを守ろうと戦った戦士たちが犠牲になっていた。
ロキ、ハルク、そして新たな力に目覚めたソーの奮闘もむなしく、彼らの持っていた四次元キューブからスペース・ストーンを抜き取ったサノスは、新たなストーンを求めて配下たちを地球へ派遣する。
一方、一足早く地球へと送られていたハルクことブルース・バナーは、アイアンマンのトニー・スタークやドクター・ストレンジを相手にサノスの地球攻撃を警告するが、時すでに遅く、ブラック・オーダーの強力な戦士であるエボニー・マウとカル・オブシディアンがニューヨークに現れ、アイアンマンとストレンジ、そして事態を察知して駆けつけたスパイダーマンが立ち向かう。
一方、宇宙では、気ままな旅を続けていたガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが全てを失ったソーを回収し、彼らもまたこの戦いの渦の中に巻き込まれていくことになる。
すべてはいつも通りの戦い、そしていつも通りの結果に終わるはずだった。
しかし、ヒーローたちはまだ知らない。この戦いの先に、どんな結末が待ち受けているのかを……

おもなキャラクター

トニー・スターク/アイアンマン


自ら開発したハイテクスーツで戦う大富豪。アベンジャーズの創設メンバーの一人。
若きピーター・パーカーを弟子に迎える一方、ペッパーと結婚するなど、プライベートに大きな動きがあるなか、ついに恐れていたサノスと配下のブラック・オーダーと対峙することになる。

スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ


アベンジャーズの創設メンバーの一人。第二次世界大戦の伝説的英雄である。
シビル・ウォーを最後に歴史の表舞台から姿を消していたが、その後もナターシャやサムと密かに活動を続けていたらしい。本作では原作初期を思わせる新型シールドを装備してサノスを迎え撃つ。

マイティ・ソー


北欧神話の雷神。アベンジャーズの創設メンバーの一人だが、長らく地球を離れていた。
本作でサノスの攻撃で多くの仲間を失い、復讐に燃えるソーは、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの協力でムジョルニアに代わる新たな武器「ストームブレイカー」を入手し、雷鳴と共に戦場に舞い戻る。

ブルース・バナー/ハルク


アベンジャーズの創設メンバー。
超人兵士の再現実験に失敗し、怒りをトリガーに暴走する緑の巨人「ハルク」に変身する体質になった悲劇の科学者。ソーと行動を共にしていたが、サノスとの戦いの最中、ヘイムダルによって地球へ送られる。

ナターシャ・ロマノフ/ブラックウィドウ


アベンジャーズの創設メンバー。
旧シールド所属のスーパースパイで、アベンジャーズが分裂したシビル・ウォー以後は、キャプテンと共に世界各地を転戦していた。その生活の影響からか、トレードマークの赤髪ではなくなっている。

ジェームズ・ローズ/ウォーマシーン


トニーの長年の友人で、アメリカ軍に所属している。
シビル・ウォーで半身の自由を失うが、補助器具をつけて歩行能力を回復しており、地球の危機を知ったキャプテンのチームと合流すると、ワカンダを舞台にブラック・オーダーを迎え撃つ。

サム・ウィルソン/ファルコン


スティーブの盟友。アメリカ軍の元落下傘兵。
ヒドラとの戦いを助けたことが縁でアベンジャーズに加わるが、シビル・ウォーでスティーブを支持し、表舞台から姿を消す。地球の危機を察知して舞い戻った本作では、再び大空を舞台に大活躍を見せる。

バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー


スティーブと共に第2次世界大戦を戦い抜いた唯一無二の戦友。
大戦中に生死不明となった後、ヒドラの先兵として洗脳され、冷酷な暗殺者「ウィンター・ソルジャー」としてトニーの両親をはじめとするヒドラの障害となる人々を暗殺していた暗い過去を持つ。
シビル・ウォーを経てワカンダに預けられ、ホワイトウルフの別名でワカンダの人々と共に暮らしていたが、地球最大の危機が迫る中で、戦士としてスティーブと共に再び戦う運命を選ぶ。

ワンダ・マキシモフ/スカーレットウィッチ


ウルトロンとの戦いでアベンジャーズに加わった若きメンバー。
ヒドラの実験で作り出された改造人間で、魔術を思わせる強大な超能力を発揮する。ヴィジョンとの関係が深まった本作では、地球の危機が迫る中、辛い決断を迫られることになる。

ヴィジョン


ウルトロンとの戦いで生まれた人造人間。
インフィニティ・ストーンのひとつ「マインド・ストーン」を備えているため、サノスとブラック・オーダーの標的になるが、ヴィジョンはサノスの手にかかる前に、愛するワンダの手で最期を迎えることを望む。

ピーター・クイル/スターロード


アウトローチーム「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のリーダー格。
地球出身の青年で、天界人エゴと地球人との間に生まれたハーフという特異なルーツの持ち主。地球で1960年代から80年代に流行した音楽を聴きながら、今日も仲間と共に気ままに宇宙の旅を続けている。

ガモーラ

ドラックス


ガーディアンズの怪力自慢で、デストロイヤー(破壊者)の別名を持つ。

ロケット・ラクーン


遺伝子調整を受けて高い知能を獲得したアライグマ。
口は悪いが銃の腕前と義理堅さには定評があり、チームの仲間たちを誰よりも信頼している。

グルート


ガーディアンズのマスコット的存在の樹木人間。
かつてロナンとの戦いで犠牲になったグルートが遺した小枝から生まれたもので、まだ子供というべき反抗的で生意気な性格だが、仲間たちの奮闘に心を動かされ、自らも宇宙を守る戦いに参加することに。

スティーブン・ストレンジ/ドクター・ストレンジ


至高の魔術師の異名を持つ魔法使い。
時間を司るインフィニティ・ストーン「タイム・ストーン」を魔具「アガモットの目」におさめて守っている。本作では複数の未来を垣間見て、絶望的な戦いにたった一つの希望を見出すことになる。

ティチャラ/ブラックパンサー


ワカンダの国王にして、国家の守護者であるスーパーヒーロー「ブラックパンサー」の継承者。
サノスによる宇宙滅亡の危機に、ワカンダを地球防衛の拠点として開放し、アベンジャーズを迎え入れる重大な決断を下す。

ニック・フューリー


諜報機関シールドの元長官。
ヒドラの攻撃でシールドが崩壊したとき、表向きには死亡しているが、その後も世界の裏側で立ち回り、アベンジャーズや元部下たちのために活動している。今回も世界の危機を察知し、行動を開始するが……

マリア・ヒル


シールドの元メンバー。
フューリーの信頼厚い副官で、組織が表向き崩壊し、アベンジャーズに身を寄せる現在も、その関係は変わっていない。本作ではフューリーと行動を共にしている。

小ネタ

クリント、スコット


ホークアイことクリント・バートンとアントマンことスコット・ラングのこと。
2人とも『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でキャプテン・アメリカを支持して戦い、一度はラフト刑務所に投獄されたが、その後キャプテンの手で解放されている。
劇中では、ともに政府の手で軟禁状態にあるとされており、本作のストーリーには直接関係してこない。

ザンダー星


映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に登場する惑星。
宇宙の警察ノバ軍が本拠地を置く惑星で、ロナンとの戦いを制し、オーブ(パワー・ストーン)を手に入れたガーディアンズがオーブを預けていたが、本作でサノスに滅ぼされていたことが明らかになる。

フューリーがSOSを発した相手


ラストシーン、地球の危機を察したフューリーがSOSを送った装置の液晶画面には、赤と青に分割され、中央に星を組み合わせたような不思議なマークが表示されていた。
これは『キャプテン・マーベル』の主人公、キャプテン・マーベル(キャロル・ダンバース)の紋章で、フューリーがSOSを発した相手がキャプテン・マーベルであったことを示している。
強大な宇宙パワーの使い手であるキャプテン・マーベルだが、そんな彼女に救援要請を行わなければならないほど、事態は切迫していると言うことだろう。果たして、地球と宇宙の運命は?

原作

インフィニティ・ガントレット(1991)


サノスの生みの親であるジム・スターリンが脚本を担当したマーベルのクロスオーバー作品。
1990年代にマーベル専門誌『マーヴルクロス』に翻訳版が掲載されて以降、日本では幻の作品となっていたが、2018年現在、Shoproから発売の『インフィニティ・ガントレット』で読むことができる。

あらすじ
全てのインフィニティ・ジェム(MCUにおけるインフィニティ・ストーン)を入手し、合体させたインフィニティ・ガントレットを掌中に収めたサノスが、宇宙の全生命の半分を消滅させた。
それは、サノスが心酔する死の女神デスに捧げる歪んだ愛の形だった。
これほどの犠牲を出してなお、自分に興味一つ示さないデスに怒り狂ったサノスによって、残る宇宙の生命のすべてが消滅の危機にさらされたとき、地球のスーパーヒーロー軍団がサノス打倒に出撃する。
その一方で、神話世界の神々や宇宙そのものを形作る神的霊性(セレスティアルズ)が動き出し、戦いはかつてないスケールの宇宙戦争へと発展していく。
しかし、インフィニティ・ガントレットの前には神々もヒーローも全くの無力だった。
圧倒的すぎるサノスの戦力を前に絶望的な戦いを強いられるヒーローたちだが、勝利のカギは意外な人物が握っていた。


小説

アベンジャーズ インフィニティ・ウォー (ディズニーストーリーブック)



映像ソフト化

DVD/Blu-ray



関連動画

「アベンジャーズ/インフィニティ・ ウォー 」MovieNEX 予告編



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