「なあジナイ―ダ。俺そろそろさ……」
「駄目だ。このままで居させてくれ」
「……むぅ」

ふと時計を見ると長針が2時を指す頃。突然俺のベットに潜り込んで来た。
正直言わせてもらうと、あまり好ましい状況とは言えない……。

薄いシャツに覆われた上半身とか
スレンダーな割には良い仕事してるお尻とか
何故か潤んだ瞳とか

…やばい、このままでは「BAD End」は必須だ。

「話が有るなら明日聞いてやるよ。今日は寝ろよ」
軽く力を込めてベットから出そうとする。がジナイ―ダはそれを拒む。

「頼む。今夜はお前の温もりを感じていたい…」
「…へ?」
始めは意味が分からなかった。

「私を倒し、蒼い悪魔さえも倒せたお前の……傍に居たい」
「待て待て、確かに俺はアンタや蒼いクソッタレを倒した。だがそれと今言っている事は関係無いだろうが」
「いや、有る」
「……なんだよ」


     お前なら私を守ってくれる―――私より強いからな


この後は殆ど覚えていない……。
とりあえず今も仲良く過ごしてる事だけは確かだけど。
                         Fin

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