何年、いや何百年経とうと昔と同じく残っているものがある。
 人類が火星をテラフォーミングし、進出して半世紀以上経った今でもラブホテルというものは存在した。

「エネたん…ハァハァ」

 独特な服、パイロットスーツが脱ぎ捨てられた夜のラブホテルの一室で十代特有の瑞々しい少女…それも美少女を小太りの中年男がバックから犯している。
 部屋に聞こえる音は男の荒い鼻息と少女の押し殺したようなか細い艶声と、肌を打ち付けあう音だけ。
 男が腰を動かすたびに少女の細身の身体とは不釣り合いなほど成熟した豊満な胸がリズムに合わせてブルンブルンと踊る。大き目のリボンで束ねたポニーテールが尻尾のように揺れている。
 もう既に何度か中に射精したのだろう。少女の膣からは突かれる度にザーメンが溢れてくる。

「はあっ!はあっ…出る、また出るよ!」

 中年男は暴れる胸を揉みながら腰のスピードを速めラストスパートをかける。

「だ、だめ! もう、中に出さないで、ください…お願いします…ぅ……」

「やだよ、だって君は今日一晩中僕のモノなんだからね……いくっ、いくよ!」

 少女の哀願を無視して男は一気にペニスを根元まで打ち込んだ。
 膣内で一回り大きく膨らんだペニスはザーメンを言葉どおり子宮の奥にまでたたき込み、逆流するほど注ぎ込んだ。

「あ、あつい……また、入ってくるぅ………」

 男は少女の中から抜き出すと射精により絶頂を迎えて脱力して崩れる少女を仰向けにし、その胸の谷間にペニスを挟み込むと自分で胸を寄せ上げて扱く。数分としない内にペニスが再び硬さを取り戻すとまた挿入しようとひくつきながら黄ばんだザーメンを流す膣口に押し当てる。

「まって、少し休ませ……ひいっ!」

「だめだめ、夜は長いようで短いんだからね」

 男は大量に買い込んだ精力増強剤を補給しながら少女を犯し続ける。それは翌日の日の出までノンストップで続けられた。


 少女の名前はエネ。ACピース・フル・ウィッシュを駆る女性レイヴンだ。
 女性レイヴンを言っても年少組みで、アリーナランクも低い。だがトップランカー並の知名度を持っていた。
 それは彼女の容姿、その愛らしいアイドル的な顔立ちに抜群のプロポーション。彼女も知らない事だが実はファンクラブが存在し、中には熱狂的なファンもちらほらといる。
 女性レイヴンの中でも美女は何人かいるが美少女は珍しい。そのこともあって彼女は登録早々、アリーナに咲いた可憐な一輪の花と称され一躍アイドルとなった。

 何故そんな彼女がこのような事になったのか。
 それは三ヶ月ほど前まで遡る…
 アリーナでの活動を中心としている彼女だったが連敗とミッション失敗で資金が心持たなくなってきた。貯金なら普通のサラリーマンの収入数年分は軽くあるがそれは家族の治療費として貯めてきたため手を付ける訳には行かない。
 そこで彼女が選んだ方法、それはもう一つのアリーナ、『裏アリーナ』への出場だった。
 裏アリーナを知っている者は少ない。何故ならそれは通常の見世物ではなく賭け事、レイヴン同士が互いに賞品を賭けて戦うのだ。
 大抵の賞品は莫大な金が賭けられるのだが、ごくまれにエネのように金に困った女性レイヴンが自分の身体を賭けて出場する事がある。
 賞品の賭け金はエネにとって魅力的だ。なんせ一勝するだけで治療費を払ってもお釣りがくるほど稼げるのだから。
 そして女性レイヴン、それもアリーナのアイドルを自由に抱けるのだ。性欲を持て余した男性レイヴンに人気が出ない訳が無い。エネとの対戦依頼は日に日に増えていく。再度対戦以来などざらだ。
 だが一勝すらできずに十連敗。つまり彼女は十人の男に抱かれたのだ。それこそ年齢はピンキリで、大して変わらない者から親より年上の者までいろいろだ。

 それからエネは表と裏のアリーナを掛け持ちで参加するようになった。一攫千金のために。
 そして先ほど行われた試合は三連戦三敗。今夜は初めての4Pとなった……

 いつものラブホテルでちゅぱちゅぱと淫らな水音が響く。

「うう、気持ちいいよ、エネたん」

「おおっ、すげえ、なんかこれだけで軽くイッちゃいそう」

「うっ、ほんとに、こ、こんなに優しくしごかれちゃ…」

 エネは一人のペニスを咥えて舐め上げる、残った二人のペニスは片手ずつ握り扱き上げる。
 この三人は今日エネが裏アリーナで連敗した相手だ。三人とも20歳前後と血気盛んで性欲を有り余している年代だ。一晩一人ずつでは最後になった者がそれまで我慢できないからと、
急遽4Pですることとなった。それでは一人当たりの分け前が減ってしまうので通常の倍近い時間のプレイとなった。
 エネも最初の頃は嫌々とだったが今では割り切り、むしろ楽しむようになっていた。

「あむぅ、うむぅ、あふ……ちゅるちゅる、あっふん」

 熱心にしゃぶるエネに男はだらしなく半開きになった口から涎をたらしつつ快楽に耽っている。
 口全体でピストンするかと思うと亀頭だけを口にして吸い上げる。鈴口を舌先でチロチロと刺激する。

「うあっ!」

 今まで10人の男に調教されてきたエネの口撃で男は呆気なく射精した。突然の射精で喉の奥に叩きつける。驚いたエネの手に自然と力が入ってしまう。

「おっ!」「ああっ!」

 その一撃が手で扱いていた二人を誘爆させてしまう。
 噴き出したザーメンが半脱ぎのパイロットスーツにふりかかる。これは男達の要望だ。着衣のままの方が燃えるらしい。以前にもメイド服やら何処かの制服やらを着てコスチュームプレイをしたことがあった。
 エネは脈打つペニスの尿道に残った精液を口をすぼませてバッキュームで一本一本吸出していく。
 ペニスを扱いて回復させる事も忘れない。三人も若さゆえにすぐに勃起する。すると男たちはペニスを離させる。本番をするためだ。
 エネのマンコも濡れており、既に準備ができている。

「さ、エネたん、自分で入れてみて」

「…んっ……!」

 右手で扱かれた男が仰向けに寝そべって招く。エネはその上に跨ると自分から入れ始める。亀頭が膣口を割るとそのまま体重に任せて腰を下ろす。
 これって騎乗位っていうんだっけ?とぼんやりと考えていると背中を押されて男に抱きつくように倒れこむ。その衝撃でペニスが膣内を擦れ合い、不覚にも嬌声を上げてしまう。

「俺はコッチに入れるぜ」

「ああ、同時なんて……ああんっ!」

 左手で扱かれた男が可愛らしいお尻に挿入する。
 エネは少ないがアナルセックスの経験もあったが流石に両穴同時になど初めてだ。

「ううっ、きつい…」

「ああ、こっちもギチギチだぜ」

「これじゃあ動かなくってもイキそうだ…」

 そのまま心地よい締め付けを味わおうとするがエネは自由の利かない腰を動かそうと揺らす。

「おい、そろそろやるか?」

「OK、じゃあ」

 アナルに入れている男が腰を、膣に入れている男が両脚をもった。そして二人同時に立ち上がる。

「ひっ…いぎいぃぃぃっ!!」

 タイミングを合わせたものの僅かなズレと二人の身長差でペニスが中を蹂躙し、エネは悶絶しそうになる。
 パイロットスーツを半脱ぎにし、喘ぐ美少女レイヴンを駅弁サンドイッチファック。最高のシチュエーションに二人は激しく腰を振る。
 エネは喘ぎながら離すまいと雌の本能で締め付ける。

「も、もうもたない…」
「ああ、俺もだ…」

 弱々しく呟く二人、そうでもしないと限界をこえてしまいそうだからだ。
 エネはエネでひっきりなしに咽び啼き、すぐにでもイケそうだ。

「いく、いっちゃうぅ……あ、アッ、アアッ、アアアアアアァァッ!」

 二人が同時に深々と突き刺した瞬間、エネは絶頂を迎えた。その瞬間、強烈な締め付けが前と後ろに挿入されたペニスを襲い、その欲望を解放し遠慮なく彼女の中に注ぎ込んでいく。
 膣と腸に注がれた灼熱の液にエネは更にエクスタシーを感じラブホテルの外まで響くのではないかと思うほどの絶叫をあげた。

「じゃあ次は俺がやらせてもらうぜ」
「ああ」
「俺たちは休んでるよ」

 今までサンドイッチファックをしていた男達と最初に口に咥えてもらっていた男が入れ替わる。
 男が正常位で挿入するとアナルから押し出されたザーメンがシーツを汚した。
 この後、エネは約束の時間まで休むことなく交代で犯されたのだった。

 時間終了後のベッドの上でエネは三人の放出した汚辱液にまみれて半ば気絶しながらも、虚ろな瞳で壊れた笑みを浮かべていた。何も知らずに見たものは陵辱現場だと思うだろう。まあ実際それに近い事が行われたのだが………



 なお、実はこの三人、複数の隠しビデオカメラで今回のコトを撮影しており、それを編集して
『美少女レイヴン・エネたん激似女優 ズッコンバッコンハメまくり 〜乱交・輪姦編〜』というタイトルのAVを売って一儲けするのはまったく関係ない話である。

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