3ネタ
近親相姦で

砂嵐の靡くアヴァロンヒル。張り詰めた空気の中突如鈍い金属音に続き地を揺らす爆発音が響き、そこにいたMTは吹き飛び飛散した。
音源は紫色をした細身のACが放ったグレネード。襲いかかる無数の戦闘メカを相手にただ武器を構えていた。
ミラージュの戦力を大幅に削ぐための今回の任務。ミラージュ部隊強襲の依頼を受けた若手の女性レイヴン、レジーナは今回の重要な任務にプレッシャーを抱いていた。
神話の怪物の名を冠した名の愛機、エキドナは強気な彼女の性格の鏡のようなものだった。
「これで…12機…。」
バズーカを装備した砂漠仕様のミラージュ製重装MTの盾をEOで食い破りロケットで止めを刺す。周囲には吹き飛ばされた無残な残骸。
レーザーのけたたましい音と共に無数の高速戦闘車両が襲いかかる。動きは速いが向かってくるだけだ。正面からのグレネードが当たらないわけがない。

カチッ

「え…?」
弾切れだ。経験を積んだとはいえ新米のレジーナにとってグレネードはかなり負担の大きい武器のため、使用不能は必然だった。
「まだっ!」
グレネードを捨てロケットを放つも背後に現れた増援の重装MTのバズーカによってエキドナが顔面から倒れた。
頭部が潰れる。ジェネレータが弾け飛んだ。カメラが止まる。レジーナの顔に絶望の色が出る。
(ちくしょう…ちくしょう…ちくしょう…。)


サブカメラに映った機体。敵機と思ったその機体は見慣れないもので、信じられない事にエキドナを庇い、右手のライフルで迫りくる敵を打ち抜いている。驚愕の中、レジーナは意識を失った。

(パパ…あたしれいぶんになりたいわ!)
(パパ!今日はあたしと寝ましょう!)
(もう…遅いよパパ)
(パパ!今日こそは約束守るって言ったのに!ママ出て言っちゃったよ!どうするの?)
薄れる意識の中の幼い日の記憶。仕事仕事で家庭に戻らない父親に愛想を尽かし、見返すために彼女はレイヴン選定試験に臨んだのだった。

気が付いたら見知らぬ施設の中。ベッドに寝かされているが両手が使えない。指枷で繋がれ、監禁されているようだった。奥の部屋では話し声が聞こえる。
(ここは何処?そう…私は任務に失敗して捕まったんだわ。でもどうして?私を殺してもおかしくないと思うけど…)
「どうせならキサラギの機密や依頼内容を掴まえてから殺そうぜ…でも綺麗だな。殺すには勿体ない…そうだ。」
「傭兵なら尚更だが拷問ついでに弄っても問題ないだろう。」
近付く足音。ミラージュ社の兵士たちはレジーナの部屋を空け、ゆっくりと顔を近付ける。
(嫌ッ…止めて…。)
レジーナのパイロットスーツに手が伸びる。彼女にはそれを拒否する手段も無かった。

パーロットスーツが剥がされ、美しい顔が恐怖と恥の二色に染まる。
「っあああんっ」
豊かとはいえない胸をきつく摘ままれ、同時にもう一人の兵士がレジーナの脚を割り肉芽を摘まむ。
痛いというよりは恥ずかしく気持ちいいしびれるような快感。初めてなのにトロトロに溶かされた秘所をよそに兵士たちはレジーナに口淫をさせ、呼吸を奪いながら股間に愚息をあてがい突き刺した。
「んんんんんんっほめぺぇぇぇぇっ」
意味不明な言葉を叫びながら痛みに喘ぐレジーナ。物凄い勢いで処女を奪われたのだ。

突然兵士の一人が鋭い音と共に倒れた。
振り向いた兵士の青年の胸は発砲音と共に穴が空く。
レジーナが突然の出来事に目を伏せていると、最後にレジーナのマンコを責めていた男は派手に頭蓋骨を陥没させなぎ倒された。
兵士の頭にはライフルの銃床で殴られた痕。倒れこんだ青年の胸には銃創が。おそるおそる顔を上げると見覚えのある顔があった。
「…パパ?」
「………………。」
パパと呼ばれたレイヴン、トルーパーは答えない。しかしその表情は怒っているようにも驚いているようにも見えた。
「この…バカ娘が!」
突然レジーナの頸にトルーパーの手が伸び、締め上げ、レジーナは再び気を失った。

「何という事を………。」
四脚の汎用AC、ヴァイパーのコクピットで娘を抱いたトルーパーは今までの後悔をした。
「もう少し、私が家族思いなら…。」
家庭を顧みない彼に落胆し、家を飛び出した娘、バッグに入れたのはレイヴン選定試験の志願用紙と彼の使っていたピストル、そして同じく彼の使っていた筆記試験の過去問題。

ガレージにACを置き、彼のマンションの部屋へと娘を抱き駆けこむ。


目が覚める。またベッドの中だ。しかし先ほどの消毒液の匂いはなく、どこか懐かしい香りが部屋の中にはあった。
頭を持ち上げると写真がある。7歳のレジーナ、父、母。誕生日に庭でとった写真だ。母が家を出た後暫くして病死したらしい。
全て背負って娘を育てようと努めた父の働きが裏目に出て結局家出と言う結果になった。
首が痛い。触ってみると少し腫れていた。視線を移すとレジーナの表情が凍りつく。
奥の部屋で自棄酒を飲む男、トルーパーと目が合ったのだ。
視線に気が付いた彼はゆっくりとベッドに近付き、腰掛ける。先ほどのように怒ってはおらず、微笑みながらレジーナのサラサラとしたショートヘアを撫でていた。
「怖がることはない。辛かっただろう。でも大丈夫だ。ここはレジーナの部屋だったんだ。」
ふと彼が視線を落とすと表情が驚愕の色に変わる。
シーツの上、丁度股間に当たる部分には血液の染みが出来ていた。着替えをさせていなかったため気が付かなかったのだ。
「レジーナ!どうしたんだその血。パンツを脱ぎなさい。」
心配性の父の迫力に押され、恥ずかしいながらもパンツを脱ぐ。下腹部がとても痛い。
レジーナが脚を開き仰向けになる。父親は仕事柄年頃の娘の身体を触った事が無いのだ。

処女膜が破れていた。それだけではなく切り傷のようなものが目立っている。
「パパっ!…………ぅ…うわあああああああああぁぁぁぁん痛かったよぉぉぉっ!」
聞いた事のない娘の泣き声。幼いころにポットに手を触れて火傷をした時も良く泣いたがそんなものの比ではない。あれは彼の責任だ。
父親は考え始める。薬を塗るべきか?まず泣きやむのを待つか。慰めるか。

トルーパーはレジーナの身体を抱き上げ抱きしめた。未成熟の肢体、母親譲りの美貌、甘い香り。全て悲しみの前では冷めてしまっていた。
泣きやむのを待つと彼はティッシュを持ってきて、彼女の涙と、血を拭いてやった。
「…ぇっ…ぇっ…パパっ……レジーナのここ…熱い…。」
言われてようやく理解できた。娘は安心感と共に他の感情が生まれたそうなのだ。
トルーパーは罪を犯すことを承知でゆっくりとレジーナの唇を奪った。
「っ…んっ…くちゅぅっ……。」
二人は裸になる。小さいころを思うとかなり成長した。
胸は小さいが身長は伸び、体重は増え、声は透き通り、乳臭さが無くなり、艶めかしいほどに成長していた。
レジーナは衝動に駆られたようにトルーパーのペニスを口に含む。その時の貌はとてもいやらしいものだった。
「レジーナ…そんな事をするようになったのか。凄く良いぞ。続けてくれ。」
ひたすら押し黙って快感を受けているとつるつるとした舌の動きが速くなり、口を離すと同時に娘の顔に精液がショットガンのように撒かれる。
それをいとおしそうに舐め、今度はお尻を上げて父をさそうレジーナ。傷は痛々しい。
「パパ。レジーナの傷…舐めとって?」
蒸れた雌の匂い。レジーナの身体が沸騰しているような錯覚を受ける。
トルーパーは一心に娘のマンコを舐め、時に激しく、少し止めたり、愛情を表現していた。」
「ッパパっ……そんなにしたらイッちゃう!。激し…止めてぇ!」
レジーナが潮を吹いた。可愛げのある顔から一変。とてもHな顔だった。
「今日はお尻を叩くお仕置きは無しにしてやる。しかしお前が起こした事の責任は取りなさい。」
そう言われるとレジーナはゆっくりと仰向けになり、父の大きなモノを受け入れた。
「ああっ!…パパ……絶対ゆっくりにして………ね。」
とても締まり父も余裕を見せられない。レジーナの方も重力に逆らい腰を浮かせてピストン運動を受ける。
「イイッ…レジーナ!…ダメだッ!…耐えられん…逝くぞ。」
「あっ!…待って!準備がぁっ!」
腰を前後に振る父。娘の喘ぎ声は高まり、父の理性は失われた。
「ああああああっパパぁぁぁッ!」

後日談

「レジーナ。お前はいずれ私の跡を継ぐ。だが死んではならん。状況が危険になったらすぐに依頼主を裏切れ。金に困ったらアリーナに来い。出来る限りの支援はする。それから家にもたまにはメールを送れ。」
「後は…そうだ!お前宛のメールが一通届いてたぞ。なんでもアップルボーイってレイヴンが協力しての依頼を提案したらしい。」
「え?あいつが?」
「知り合いなのか?まあいい。お前の人生を統制する権利は私にはない。自分の道を進め。」
そこまで聞いてレジーナは笑みを浮かべた。
「はい。パパ…いや、お父様。またアレやってくださいね?」
「なっ…あの事は忘れろ。もういい。夕食にするぞ。手伝ってくれるか?」
「もちろん!」

騎兵の異名を持つレイヴン。彼の娘はコーテックスに新たな物語を紡いでゆく。

おわり

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