・ここまでのあらすじ
 ミッションで撃破寸前のところまで追い詰められたショタfA主人公。
帰還後、セレンに必要以上に罵倒されて(例:「積極性が足らなさ過ぎる。去勢でもしたのか? この女男め!」)、
逆上した主人公は感情に任せてセレンを押し倒して犯してしまう。
そして数日後、「お仕置きをしなければならん。私の部屋へ来い」というセレンの指示で、ガクブルしながら部屋へ向かう主人公の運命やいかに

・セレンが攻め、fA主人公(イメージはショタ)が受け
・フェラのワンシーンもの
・ムラムラしてやった。今は反省している










 「どうした? 私を押し倒したあの夜の勢いはどこに行った?」
ベッドの上で、二人分の白い裸体が絡まり、蠢いている。
両腕をベッドのフレームにビニールでコーティングされたワイヤーで縛り付けられ、身動きできないまま大の字を描くように仰向けに天井を見上げる主。
その胸の上に背を向けて馬乗りになり、豊満な自らの乳房越しに主の股間の怒張を見下ろすセレン。
「あの夜と同じく勢いがあるのは、お前のここだけだな」
どことなく中性的で幼げな彼の姿に似つかわしくない、雄々しく荒々しい昂ぶり。
セレンのしなやかな指先が、主の肉の怒張を包み込むように絡みつく。
「うあっ!」
幼い少年のように細い身体を弓なりに反らせて、主は自らの股間が包み込まれる感覚に声を上げた。
10本の指先の動きがまるで手に取るように分かるほど、主はセレンの指先の動きを敏感に感じ取っている。
「いい反応だ。ミッションでもそれぐらいの反応の速さと、あの夜のような押しの強さがあってくれるといいんだがな」
自らの肩越しに振り返って、セレンは意地の悪い笑い声とともに主にそう話しかけた。
黒い髪に黒い瞳。白い肌。そこに浮かぶ笑顔はまるで絶望的に弱い獲物をいたぶって楽しむ肉食動物のようだ。あるいは、魔女か。
「あ、あれは、……あの夜は僕はおかしくなってて……!」
主は可能な限り上体と頭部を起こしてセレンに反論する。
縛られた両腕がベッドへとつながるワイヤーを引いてベッドが僅かに軋んだ。
 ある夜、興奮した主は自我を失い、セレンを押し倒して犯したことがあった。
そのことを言っているのだ。そしてその罰として部屋へ呼び出され、現在に至っている。
「言い訳など不要だ」
そう冷たく突き放しつつ心の中でセレンは舌を出し、再び前を向いて主の股間の肉に指を這わせた。
なぜなら、主のドリンクに気づかれないように興奮剤を混入させたのは、他ならぬセレン自身なのだから。
「でもっ」
さらに弁明をしようと主は無理矢理に首を伸ばして頭を上げるとセレンの細い肩から綺麗にくびれた腰が目に入る。
視線を再び下へと巡らせると、腰から美しい曲線を描いて大きく広がる尻の肉が自らの胸の上でセレン全体の体重でやわらかくつぶれているのが目に入った。
息を吸うと鼻腔に欲情する雌の匂いを嗅いだ気がした。その後に続いて仄かな汗の匂い。
不意にセレンが僅かに腰を上げた。その尻と内股、そして主の胸の上に零れ落ちた僅かな液体が照明を反射しててらてらと輝いているのが目に入る。
 弁明することを忘れ、主はその光景と香りに心を奪われてしまっていた。
「なんだ? まだ膨らんだぞ。やれるじゃないか、お前」
セレンの声と、股間に走る快感で現実へと引き戻される。
自らの股間が、激しく脈打っているのが分かる。大量に血液を吐き出す傷口か、もしくは心臓になってしまったかのような激しさだ。
その脈打つ血管に沿って、セレンの指が這う。
「だめ……、だめです、セレンさん……!」
股間をセレンの指先が嬲るたびに、あるいは胸の上でセレンの尻肉が形を変える感触を感じるたびに身体中の血が沸き立つようだ。
「あ……、あ……」目を見開き、天井と照明を視点の合わない目で見つめる。
身体中が痙攣してびくびくと震える。そのたびに胸の上のセレンのやわらかい肉が揺れるのを感じる。
「すごいな……。私の想像以上だよ、お前は」
そう言って一瞬だけ、ちらりと主を振り返ったセレンの頬は紅潮していて、瞳は潤んでいたように思えた。
また前を向いたかと思うと、セレンはわずかに腰を浮かせて、代わりにその背を丸めた。
細い背中に背骨の綺麗なラインが浮かび上がり、少し突き出された尻の合間から、肛門と膣口が垣間見えた。
今、そこから、液体が筋を残しながら主の胸の上へと垂れる。

「うあぁ……」
怒張全体が、暖かく湿った粘膜に包まれる感触。
「(これは、セレンさんの口の中……)」
その事実に気づき、それを実感した途端に無意識に肉棒がセレンの口の中で暴れて打った。
予想外の反応にセレンはビクリと驚いたように身体全体を震わせた。
頬の内側の温かさと湿り気、小さな歯の硬さ、唇の柔らかさ。それらがすべてわかる。
 やがて尿道から主の精髄すべてを吸い上げるようとするような吸引が始まるとともに、怒張の周りを這う舌の感触が加わる。
「セレンさん、それは、駄目……!」
唇が包み込むように根元から先端までを愛撫し、あるいは舌先が尿道口を分け入って犯そうとするかのように突付く。
セレンは身体全体を激しく上下させて、主の怒張を攻め立てていた。
ますます突き出された尻が主の眼前にまで迫っていた。
胸板の上でセレンの尻肉がぶつかって音を立て、こぼれた愛液が飛沫を飛ばす。
そのたびに、セレンの白い背中がうっすらと赤く染まってきているような気がする。
まるで主の胸から目に見えない男根が突き出していてセレンの秘所を犯しているような光景だった。
「セレンさん、僕はもう……っ!」
一方的に加えられる暴虐的な快感が嚢から精子を精管へと引きずり出し、それとともに世界全体が粟立ち、熱く沸き立つような錯覚。主は自らの限界が近いことを告げた。
「ぷはっ……。構わん。存分に出せ」
一瞬だけ肉棒から唇を引き離して許可を下すと再びくわえ込んだ。
唇はよりきつくすぼまって締め付け、より強い吸引で垂れた唾液が派手な音を立てて吸い上げられた。
「うあああぁぁぁっ!」
悲鳴に近い声をあげて、主は絶頂を迎えた。
両腕を拘束するワイヤーはベッドごと激しく軋り、下半身のすべての筋肉が痙攣して引き締まる。
無意識に主は腰を突き出してセレンの喉もと深くまで自らを突き込んでいた。
怒張はセレンの口の中で膨れ上がりながら激しく暴れ、何度か口腔内に叩きつけられた後、
セレンの喉のもっとも深いところで白く熱く爆発する。
「うぐっ」
予想外の深さで予想外の量で吐き出された精液をなんとか口腔へ含みつつ、鼻腔に充満する雄の性欲そのものの香りに、女の奥底がさらに熱く火照りだすのを感じていた。
 余りにも濃いその精液は、舌に喉にと絡みついたが、それでも一口飲み下すたびに舌に残る味と鼻腔に広がる香りがセレンの劣情をますます煽るのだった。
「はぁ……」すべて飲み切り、息をついて惚けたように天井を見上げる。
そしてふと自らの胸元を見下ろした。気づかない間に数滴、口の端から毀れて乳房に垂れていた。
それを指先で弄ぶように乳首の先まで延ばし、掬い上げて口元へ運ぶ。
乳首と指と、唇の間にてらてらと光る糸が伸びて消えるのをうっとりとした表情で眺めている。
 「はぁ……っ、はぁ……っ、セレンさん、もう許してもらえますか……?」
柔らかな髪が汗でじっとりと濡れて額に張り付いている。主の呼吸は荒く、汗は額だけでなく全身に浮かび上がっていた。
新鮮な空気を求めて収縮する胸に、セレンがそっと手を置いた。
「何を言っている」
仕草は優しく、しかし口調はネクストの操縦を覚え始めた頃の、主を叱責するときの厳しい硬さがあった。
一瞬、主の呼吸のリズムが乱れた。それとともに、主の股間が脈打つたびに再び膨らみ始める。
「お前のお仕置きは、これから始めるんだ」
 意地悪げなセレンのその言葉とともに、主は肉棒に再び10本の指が這う感触が戻ってくるのを感じていた。

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