最終更新: armoredcore1234 2009年01月15日(木) 10:25:39履歴
「私が後だ」
また?何で?
「それは…そういうものだ!」
毎晩のやりとり。
相変わらず加減を知らない彼女は毎日の日課をこう解釈している。
夕食→風呂→第1R→仮眠→第2R→就寝
因みに、仮眠がある理由は大概の場合横で眠る彼女が起き出して
「やらないか?」
の一言を放つ事による。
今は風呂前。
話題は、どちらが先にシャワーを浴びるか。
毎晩彼女は後にシャワーを浴びている。
そこに「できるだけ汗の臭いを残したくない」と言う乙女らしい気遣いが芽生えているのをレイヴンは知らない。
それだけではない。ACのオイルの匂いはいつも服だけではなく髪にも付着し、念入りに洗う必要があった。
彼女は寝ている間、不快を与えたくないのだ。
困った事に、彼女は睡眠中、無意識の内に彼の胸元に頭をこすりつけてしまう。その時に漂う匂いを気にした
「お前を不快にさせたくはない…」
善くも悪くも乙女らしくなって来た。人間味を帯びる程、彼女は純粋になっていく。
なあ?
「む?」
たまには俺も長風呂したい…?
「…」
確かに、風呂は何度も急かしている。というのも、その後の事が待ちきれないのだ。
何だかんだで風呂は通過点に過ぎない。
彼女の望みはその後にある。
快感と、幸せ。
あの激しくて切ない瞬間。
それが、彼の風呂の間待ち遠しくて仕方がないのだ。よって急かしてしまう。
時々、
「何を私は考えてるんだ…」
と我に帰る事がある。しかし、その度に、
「これも…アリだな…」
と自ら合点してしまう。
話が少し変わったが、要するに両方長風呂したいのだ。しかし、先に入った方は早くあがらねばならない。
彼女も少し、悪い気がした。
「そうだな…」
さほど考えずとも案は浮かんだ。
「お…前さえよければ…」
?
「一緒に入れば…いい…」
珍しく声がうわずっていた。
!
「…今更裸がどうのこうの…じゃないだろ?…もっと凄い事してるんだし…」
それはそうだが…?
「ベッドじゃいつも…そのまま…寝てるだろう?」
…アンタがいいなら…
「そうか!ならすぐに行くぞ!」
脱衣場に押される様にレイヴンとジナイーダは向かう。
彼女の誤算は、風呂場でもベッドでも…………である。
また?何で?
「それは…そういうものだ!」
毎晩のやりとり。
相変わらず加減を知らない彼女は毎日の日課をこう解釈している。
夕食→風呂→第1R→仮眠→第2R→就寝
因みに、仮眠がある理由は大概の場合横で眠る彼女が起き出して
「やらないか?」
の一言を放つ事による。
今は風呂前。
話題は、どちらが先にシャワーを浴びるか。
毎晩彼女は後にシャワーを浴びている。
そこに「できるだけ汗の臭いを残したくない」と言う乙女らしい気遣いが芽生えているのをレイヴンは知らない。
それだけではない。ACのオイルの匂いはいつも服だけではなく髪にも付着し、念入りに洗う必要があった。
彼女は寝ている間、不快を与えたくないのだ。
困った事に、彼女は睡眠中、無意識の内に彼の胸元に頭をこすりつけてしまう。その時に漂う匂いを気にした
「お前を不快にさせたくはない…」
善くも悪くも乙女らしくなって来た。人間味を帯びる程、彼女は純粋になっていく。
なあ?
「む?」
たまには俺も長風呂したい…?
「…」
確かに、風呂は何度も急かしている。というのも、その後の事が待ちきれないのだ。
何だかんだで風呂は通過点に過ぎない。
彼女の望みはその後にある。
快感と、幸せ。
あの激しくて切ない瞬間。
それが、彼の風呂の間待ち遠しくて仕方がないのだ。よって急かしてしまう。
時々、
「何を私は考えてるんだ…」
と我に帰る事がある。しかし、その度に、
「これも…アリだな…」
と自ら合点してしまう。
話が少し変わったが、要するに両方長風呂したいのだ。しかし、先に入った方は早くあがらねばならない。
彼女も少し、悪い気がした。
「そうだな…」
さほど考えずとも案は浮かんだ。
「お…前さえよければ…」
?
「一緒に入れば…いい…」
珍しく声がうわずっていた。
!
「…今更裸がどうのこうの…じゃないだろ?…もっと凄い事してるんだし…」
それはそうだが…?
「ベッドじゃいつも…そのまま…寝てるだろう?」
…アンタがいいなら…
「そうか!ならすぐに行くぞ!」
脱衣場に押される様にレイヴンとジナイーダは向かう。
彼女の誤算は、風呂場でもベッドでも…………である。
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