ナインブレイカーから投下。前回との関連は…無いかもしれない。
凌辱モノなので苦手な方スルー

夕方のクレスト旧兵器工場。今は誰も利用しておらず静かなこの施設に不釣り合いな、女性の卑猥な鳴き声とそれを責めるような男性の虐め文句がかすかに聞こえる。
「っあっっ…んあっ!……貴方達。この施設の塵に帰してあげるんだから!」
膣に指を出し入れするエロティックな音が響く。
「こんなに感じてるのにかあ?笑わせる。俺は隣のこいつの望みを叶えなければなんねえってのに」
工場の館内放送室。ランキング18位の女性レイヴン。ミズ・マリーは今ハンドカフで両手を吊るされ、身動きが取れないまま二人のレイヴンに凌辱されていた。
十代後半にしては良く膨らんだ胸と、手入れの行き届いた金髪を持ち、やや幼いが色香を放つ彼女に容赦なく指の出し入れをしているのは、死神の異名を持つランカー、ポーコ・ア・ポーコと傍らに立つ男性レイヴン、ククルカンだった。
事態の発端はポーコ・ア・ポーコ宛てのククルカンのあるメールから始まった。
「あるレイヴンを監禁したい。俺は奴に俺の対ミサイル装備のセンスを疑われ、馬鹿にされた。奴を誘拐してくれ。報酬の代わりに誘拐後は好きな事をして良い事にする。お前の好きな鬼畜プレイでも良いぞ。」
芸術家の家に生まれ、ミサイルを美術と語るミズ・マリー。彼は万全の対策をしておきながら、彼女の迎撃数以上のミサイルに撃たれ、プライドを打ち砕かれ、罵られた。

―あははははっ!…貴方にはこの美しさが分らないの?無様ねえ愚かねえ―
アリーナでの対戦後、笑いながらミサイルの弾道で絵画を描く彼女の透き通った声が耳に響く。
屈辱は今晴らす。アリーナ一残虐と知られているポーコ・ア・ポーコの手を借りて…。

「汚らわしい手で触らないで!、第一貴方にこんな事依頼したそこのレイヴンだって、逆恨みしてるだけじゃないの!」
「まだ立場が分かってないようだな。そしてこいつの存在も詳しくは知らないようだな。よし、好きなようにしていいぞ!」
「まずはその良く動く高飛車な口を塞ぐとするか…。」
ポーコが持参したコンテナからボールギャグを取り出し、抵抗するマリーの口にあてがう。
「なっ…。止めて、猿轡は嫌!おねが……っ。」
ストレートの金髪を揺らし、美貌を横に振るマリー。仮にここでどんな猥雑な言葉を浴びせたところで「んー!」しか言えないだろう。
ポーコはポケットから、普段は護身用として使っている本革のスラッパーを取り出す。勿論この白い肌に痣を作るため、鉛は抜いて置く。
(なっ何をするつもりなの?)「…ン?」
ポーコが振り上げたスラッパーを、しなりを利かせて叩きつける。同時に悲鳴すら出せないマリーが、涙だけを垂れ流してゆく。
まず尻を打ち、背中を打つ、乳房にも数発当てる。白い肌には赤筋が浮く。
ポーコは大理石の彫刻を汚したような征服感を得る。責めは始まったばかりだ…!

「仕置きは終わっていないぞ、ククルカン!お前もボーっと見てないでさっさと手伝え!」
「それが依頼者に対する言葉遣いか?」
「ジーンズの中で息子をビンビンにさせて置いて良く言うぜ。」
「違えねえ。」
二人は新たな拘束具を数個用意し、吊るしたマリーの脚を割り、開脚バーで固定した。手首は足元で繋ぎ、M字開脚にする。
「本領発揮だ。俺はこいつをイかしてやろうなんて一ミリも思っちゃいねえ。だから、前の方に触れるのは止める。」
「だったらどうするんだ?」
「泣き叫ぶまで新しい穴の開発と調教をする」
ポーコは全く経験のなさそうな、まるでコイロス浄水場の巨大バルブのようなアヌスに手を触れる。
(やっ、止めて!こっちの穴は…ダメ)
潤滑油を足し、ドーナツ状の肛門を親指が入るくらいまで解す。
やがて粘性の腸液が指に着くとポーコは指の動きを止め、思い立ったようにコンテナから注射器のようなものを取り出す。
アナルをほぐす特効薬というものがあった。この際反応を見ても楽しいだろう。ボールギャグの鍵を外す。
「マリー。これが何だか分るか?浣腸だ。」
「かん…ちょう?嘘!やめろおおおおっ!」
身動きのとれないマリーが恐怖の表情を見せる。ポーコは敢えてククルカンにそれを握らせ、差し込ませた。
「中身はローズオイル入りのゲルだ…。良い家に生まれたお前の尻の穴に合うかは分らないが…。」
「くっ…ぅうっ……もう…いや……………ぐすっ。」
冷たいゲルのせいで顔は青褪めてゆく。そのうち羞恥の赤に染まるというのに…。
縛られているのだから確実にトイレには行けないだろう。この廃棄された施設になら、好きなだけぶちまけてくれて構わない。
しかし意外な程マリーは耐えた。顔から脂汗を出し、限界に達したアヌスをヒクヒクと動かす。
終止符を打ってやるとするか…。
ポーコは細いバイヴを二本持ち、乳首とマンコに挿入する。
「っあ?…っだめええええええええええぇぇぇぇっ!」
突如駆け廻った快感に気を取られ、アヌス神経は緩み、ピンク色のゲルをドボドボと床に垂らしてゆく。
「っっううっ…恥ずかしい…見ないで……。」
羞恥から青褪めた先程の顔から一変。桜色に頬を染めながらマリーは言う。
もうほぐれ切ってる事だろう。


丁度同時刻。
―皆さんお疲れ様です。大いに楽しんでください―
夕方、円卓を囲み賑やかに酒を飲むランカーレイヴン達が居た。
公式アリーナが終わり、挑戦者をことごとく叩きのめしランク外へと追いやった若者レイヴン 紅炎牙の試合が終わり、各々で宴会を開くことになっていた。
絶品の中華料理を味わえる店、良味樓。主客は勿論一位のイツァム・ナーであり、先程弟子で友人のスタークスとバイク二人乗りで到着したところだった。
スタークスの隣に座る長身のランカー、ウォーロードは箸を取るなり心配な表情を見せる。
「どうした?」
「いや…何でもない。今日はミズ・マリーは休みなのかと思ってな…。まあそれぞれ用事も有るだろう。済まない。ナー冷めないうちに頂こう。」
取り箸とサーバーで順番に取り分けする。餡のかかった五目旨煮がスタークスはとても気に入ったようだ。ここの料理はどれをとっても絶品。
宴会は9時頃まで続いた。

一方では
「ほら、もっと泣き叫べ。苦しいだろう。」
「やはり侮辱した代償は私自身が払わせるべきだ。」
マリーは二人の愚息によって二穴責めを受け、痛みと快楽に浸っていた。
目は塞がれ、どうする事も出来ないままイッてしまった。


数ヵ月後。

死神の異名をもつポーコ・ア・ポーコとランカー最下位のレイヴン、ネブラとの勝負があった。
ポーコはあえてミスを装い、ネブラの突撃を誘うなりマシンガンのジャムを起こさせ、残忍にマシンガンの乱射を行った。
『アリーナでは、無抵抗の相手を降参させることが原則。』
これはランカーの間の暗黙の了解だったがポーコはそれを破り、結果としてネブラを「かたわ」にした。
ポーコは5年間の謹慎を受け、マリーとは勝負不可能となった。
しかし憎むべき相手はすぐ傍にいる。
ククルカン。涼しい顔をして無口なお前を今度こそ灰にしてやる。
マリーは二人によって傷つけられ、汚された腹を擦りながら挑戦状を送る。

END


SM方向に描きましたが出来はイマイチ。
でもナインブレイカーの複雑で謎の多い世界観を自分なりに表現できたかもしれません。

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