総合
- 高屋窓秋氏
- 岡本眸氏
- 021)鬼の面捨てられてあり山笑ふ
- 日向ぼこ不意に悲しくなりて起つ
- 坪内念典氏
- 花祭羽毛のやうな嬰の髪
- 夜々芽吹く誰の日記も明日は白
- 正岡子規
- 富山路の刈りいれ後の田の広さ
- 真の持ち主?
- いくたびも雪の深さを尋ねけり
- そよ風誘う
- 春ですよ〜 ^^;)
- 赤心や満天星花の用
- てふてふに道をゆづつてやりにけり(武田和代)
- 木の緑草の緑に酔ふ蝶々
- 明日の米研ぎ終えしより虫の声
- 師に違ふ人の足元秋の闇
- 風と草と太陽と
- 蜆汁空のきれいな日なりけり
- 「信」
- 畏るべしは
- 陽は平等お独り様に名月あり
- 雪しまきスカートの裾ポッカリと
- 約款の文難しき金魚かな
- 一駅を歩いてみれば秋麗
- 雪しまきわが喪の髪はみだれたり
- 月見酒荒川線の残りたる
- 寒さ無くもうお歳暮の話題かな
- 過去のつけ今背負てる夜長かな
- 猫じゃらし昔食べたる気憶あり
- 団栗や落ちるを待ちて拾う子等
- 遠蛙酒の器の水を呑む
- 望郷の老いて隠居の月見酒
- 初時雨しづくのこらへかねて落つ
- つまずいて転んで起きる相撲道
- 父入院 寂しさにじむ母の背や
- 本当の師よりの指摘夜長かな
- 蝉の声地に横たはる蝉の上に
- ホルマリン漬けの標本冬夕焼(武田和代様)
- 満月や孤独の旅の見え隠れ
- 俳句ファン
- 破芭蕉月は初から見てござる
- 野良仕事妻の用意のぬくめ酒
- 一月の川一月の谷の中
- 女子プロの秋のさくらの今が旬
- 001)木の緑草の緑に酔ふ蝶々
- 破芭蕉知らぬそぶりで迎へけり
- 002)空蝉や静まりかへる雨の音
- 漸寒や通勤電車も狭くなり
- 親子にも言葉大切麦を踏む
- 003)夕焼へ飛び込む如く飛び立てり
- 名月や家に5枚の老眼鏡
- 004)秋暁の祠の前に動かざる
- 月に寄せすすき飾るも雲隠れ
- 005)雨の中遠きに立ちて案山子かな
- 法師蝉今年の夏も鳴かぬまま
- 006)月白や聞き過ごしたる鐘の音
- 馬肥ゆる常にラーメンの置いてあり
- 007)手の柔き大らかな人望の夜
- 008)夕霧や黙つて我を見る鴉
- 009)後の月遺影怖がる甥が居り
- 010)うそ寒く一人でボール蹴る子かな
- 011)行く秋に潮の如く寄するもの
- 012)狂い咲き丸き眼で見つむる子
- 013)小春日や行きも帰りも吠ゆる犬
- ★014)嗚咽する子とすれちがふ冬夕焼
- 015)蒲団干す今日が良き日であるやうに
- ★016)寒菊の影に仔猫を埋めけり
- ふりかへりだあれもゐない秋の暮
- ★017)干大根日だまりの犬老いにけり
- 草間時彦氏
- ★018)年の瀬の長湯につかる不肖の子
- じゅぴたあの花のあるよな星月夜
- ★019)我というかすかなほのほ去年今年
- 三部屋有る独りポツンと夜長かな
- 振り返る和服の女秋麗
- 020)悔むことありて野梅を見てをりし
- 耳だけが目覚めて冬の街の音
- 月日経ちパン切る手元冷ややかに
- 走り茶や新居に書棚届きたる
- コーヒーの梨の砂糖に味の濃く
- 二階より犬の一声雪催
- 子猫ちゃん椅子にちょこんと秋麗
- 雪ふはりふはり子ひとり母ひとり
- 拙句
- 蛇穴に身を寄せあへる寝息かな
- もう何も言ふまい蔦の茂りけり
- 拙句一覧
- そら豆はまことに青き味したり
- 水洟の朴念仁と呼ばれけり
- 新しき道開かれし桜かな
- (俳句ファン)【 目 次 】
- 加藤和彦逝けり紅葉の輝けり
- 日向ぼこあの世さみしきかも知れぬ
- 秋の山きららの里の滑り台
- 国連で注目の主相撲観る
- 傘といふ物憂きものよ初時雨
- 木の鳥居石の鳥居や初時雨
- 急に顔おほひて泣けり落葉焚
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