東静高速鉄道グループの資料集へようこそ。このページでは、静岡県を中心に鉄道やバスを運行している架空交通企業グループ『東静高速鉄道グループ』の資料をご覧いただけます。

キュアエクスプレス(CureExpress)とは、東静バスが運行している高速バス車両のカラーバリエーションの総称のひとつ。東静バス保有の高速バス車両のうち8台に施されて、現在運行されている。


概要

現在運行されている全8台(1〜4号,11〜14号)では、塗り分けがほとんど同じだが、使用されている色が異なるなど、一台それぞれがそれぞれ異なる塗装をまとっている。それにあわせて内装も、使用されている色などが一台一台で異なっている。これには、車両一台一台に特徴を持たせ、乗客に分かりやすくするためという考えもあるが、一部の乗客からは『逆に東静バスの高速バスなのか分かりづらい』という声も聞かれる。一部の乗客からは『どの車両が来るか』を予想をして、賭け事をすることも聞かれる。

各車両の特徴

 全車両が東静バス沼津営業所に所属している。1号〜3号は以前に試行段階の『フレッシュ東静カラー』をまとっていたが、このカラーリングは東静高速鉄道で実際に使用されているのに加え、白車体だけが目立ったために評判はよくなかった。そのため、イメージアップ戦略として施工された『ハーモニーエクスプレス』の成功を機に、第2弾としてのカラーリングとして計画・施工された。その後、ハーモニーエクスプレスのカラーのひとつ『初音カラー』から塗装を変更して4号が登場。その後、4号同様に初音カラーから塗装変更されて11号・12号が登場。13号は増発目的に導入された新車に施された(製造段階でキュアエクスプレス13号カラーをまとった)。尚、新たに高速バス路線『伊豆=中部エクスプレス(下田・修善寺=名古屋・岐阜線)』運行開始に伴い、運用車増発や予備車確保の関係から、2010年9月に日産ディーゼルスペースアローが中古で1台導入され、その車両はキュアエクスプレス14号カラーをまとい、全8台となった。

  • CureExpress-1(日産ディーゼルスペースアロー,A24101号車)
(白車体をベースに)ピンク系と薄い黄色の塗装をまとっている。車内のシートについては、薄い黄色の生地にピンク色のラインが入った模様のものを特注して使用。その明るいカラーとあいまって、全車の中で人気が高い。
  • CureExpress-2(日産ディーゼルスペースアロー,A24102号車)
(白車体をベースに)青系の塗装をまとっている。車内のシートについては、ライトスカイブルーの生地に、普通の青色のラインが入った模様のものを発注。東静バス自体のコーポレートカラーは『青』だが、似て非なるデザインとし、この車両のみに実施されていた。現在では後述する12号とシート共通化している(12号が同じデザインを採用)。
  • CureExpress-3(日産ディーゼルスペースアロー,A24103号車)
(白車体をベースに)オレンジと黄色の塗装を施されている。全7台の中では一番地味な雰囲気だが、それが逆に『落ち着いたデザインでいい』と、評判が高い。車内のシートについては、黄色の生地をベースにオレンジ色のラインが施されたものが使用されている。現在では後述する13号のシートと共通化している(13号が同じデザインを採用)。
  • CureExpress-4(日産ディーゼルスペースアロー,A24104号車)
(白車体をベースに)薄いピンクと赤の塗装を施されている。塗装については全7台で一番複雑になっているが、デザインは1号と共通(色配置などが違う)している。車内のシートに関しては、薄いピンクの生地に赤いラインを施されたものになっている。現在では後述の11号のシートと共通化している(11号が同じデザインを採用)。以前は1号,4号(当車両),11号の3台でシートを共通化する計画があったが、その計画は現在までに立ち消えしている。
  • CureExpress-11(日産ディーゼルスペースアロー,A24105号車)
(白車体をベースに)ピンク系の塗装をまとっている。ベースの白を除いて、色を2つ以上採用していないが、一番目立ちやすいカラーリングとなっている。シートに関しては4号(先述)と共通化(薄いピンクの生地に赤いライン)のデザインとなっている。
  • CureExpress-12(日産ディーゼルスペースアロー,A24106号車)
(白車体をベースに)水色及びディープスカイブルーの塗装をまとっている。ベースの白を除いて、色を2つ以上採用していない(11号〜13号では共通)シートに関しては2号(先述)と共通化(ライトスカイブルーの生地に、普通の青色のライン)のデザインを採用している。
  • CureExpress-13(日産ディーゼルスペースアロー,A24107号車)
(白車体をベースに)黄色系の塗装にワンポイントのオレンジのカラーをまとっている。ベースの白を除いて、色を2つ以上採用していない(11号〜13号では共通)シートに関しては3号(先述)と共通化(黄色の生地をベースにオレンジ色のライン)のデザインを採用している。見た目は一番色が単調のように見える。
  • CureExpress-14(日産ディーゼルスペースアロー,A24108号車)
(白車体をベースに)薄紫及び紺色のカラーリングをまとっている。ベースの白を除いて、色を2つ以上採用していない(11号〜13号では共通)。シートについては、1号と同様に共通化されてはおらず、他のキュアエクスプレス車両と違って、夜行便に仕立てられるような設備が搭載されている。

運行

キュアエクスプレスのほかにも「ハーモニーエクスプレス」というカラーバリエーションが存在するが、それらの車両とともに、遊園地などのリゾート施設などを結ぶ路線である『東京ディズニーリゾート線(青春ライナーDisney号,以降TDR線)』,『多摩・八王子線(するが=多摩・サンリオライナー号,以降STS線)』,『河口湖線(青春ライナー河口湖号)』を主に充当されている。高速東京線にも充当されることはあるが、基本的にTDR線,STS線,河口湖線に東静バスの通常カラーリング車が充当されることは少ない。

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