（ ＾ω＾）は新たな仲間と報酬を得るようです。
最終更新：ID:CQ9kHFlYdQ 2010年01月23日(土) 21:45:19履歴
（ ´ω`）「学校を退学になって…どこに行けばいいんだお…」
前回、学校を退学になったブーンは当てもなく街を歩いていた。
[ 凸] 『元気だしてください。』
（ ´ω`）「異星人と戦うヒーローも先立つものがなければただの人だお…」
[ 凸] 『ただ、周囲に被害が及ばないのは良かったかもしれません。』
（ ＾ω＾）「お？」
[ 凸] 『前回のワーム星人【ワーム・イーロキン】がやられたことで、我々連合軍が来ているのに気づいたでしょう。
よって、当面我々が狙われることになると思われます。』
（；＾ω＾）「え？…ってことはブーンは先立つものもなく、暮らす場所もなく、命を狙われる羽目になったってことかお？」
[ 凸] 『現状を整理するとそうなりますね。』
（ ＾ω＾）
（ ；ω；）
[ 凸] 『元気出してください、応援がいずれ来ます。それにお金がないというのでしたら、稼げばよいかと。』
（；＾ω＾）「気軽に言ってくれるなお…お金を稼ぐのは大変なんだお？」
[ 凸] 『これをご覧ください。』
ジェネクス・コントローラーは一枚の紙を取り出す。
（ ＾ω＾）「大会のお知らせかお？…優勝賞金は500万円、参加はプロデュエリストもOKかお。」
[ 凸] 『登録は申請しておきました。この街の大会なので後は出て勝利するだけです。』
（；＾ω＾）「ブーンの力で勝てるとは思えないお…」
[ 凸] 『何を弱気なことを…破滅の光と戦うヒーローがこんな大会に勝てなくてどうするんです。』
（ ﾟωﾟ）「！？」
（ ＾ω＾）「その通りだお！ブーンはヒーローとして生まれ変わるんだお！！こんな大会くらい勝ち進んでみせるお！」
そういうとブーンは会場まで走り出した。
[ 凸] 『極めて乗せやすい性格と…』
ジェネクス・コントローラーがブーンの性格を何かのデータベースに登録していたがブーンは知る由もなかった。
──一方その頃会場で
プロA「よぉ、お前も参加してるのか。」
プロB「チッ、なんだよ。プロで参加してるのは俺だけかと思ったのによ。」
プロA「そういうなよ、それにほらあっち見ろよ。もう一人参加してるぜ。」
('A`)「…」
プロB「おいおい、あいつってプロって言っても1軍と2軍を言ったり来たりしてるような奴だろ？」
プロA「1軍での成績は万年最下位の雑魚だな。」
プロB「ギャハハハｗｗｗそんな奴プロなんて言えねーよｗｗｗｗｗｗ」
プロA「おいおいｗｗｗそんな本当のこと言うなよｗｗｗｗｗ」
('A`)（ハァ…俺って何でこんな気が小さいんだろ…）
言い返したかったが、言い返せない。
事実だったこともあるが、それ以上にドクオの気の弱さが原因だった。
いや、そもそもこの気の弱さがドクオが勝てない原因だった。
極度にプレッシャーに弱く、平常なら勝てる試合も落としている。
('A`)（…変われるきっかけが欲しい…こんな俺でも圧倒的、劇的に変われるような、何か…！）
雲一つ無い快晴の中、大型のスタジアムで大会は行われていた。
（ ＾ω＾）「と、言うわけで4回戦まで勝ち進んだお！」
[ 凸] 『あ、今までのデュエル全部省略ですか。』
（ ＾ω＾）「【1Killカウントダウン】【次元レベルアップ】【生贄封じ帝】【三沢式】などの激闘編はDVDに収録だお。
しかし、ココまではプロデュエリストはシード権で出場してないお。ここから先が問題だお。」
[ 凸] 『やはり、プロとアマでは差がありますからね。』
（ ＾ω＾）「ブーンもそう思うお、そして早速次はプロ相手だお。よろしくお願いしますお！」
プロA 「…フシュ…」
（；＾ω＾）「…何か様子がおかしくないかお？」
[ 凸] 『…この反応は…！ブーン危ない！！』
＞XxX＜（ワーム・ゼクス） 「フシャアアアアアアアアアッ！！！」
（；＾ω＾）「こいつは…ワーム星人！？」
エキストラA「何あれ…？」
エキストラB「何かのイベントか？」
スタッフ「ちょっと、困りますよ…」
スタッフが不用意に近づく。
（；＾ω＾）「近づくなお！危ないお！！」
次の瞬間、スタッフの上半身はワームに食われた。
エキストラA「え…？」
エキストラB「う、うわぁあああああああああ！！？」
食われたスタッフを見て、その場にいた観客たちがパニックを起こす。
そんな中ステージに残っていたブーンは変身用のペンライトを構える。
（ ＾ω＾）「チェーンジッ！ジェネクス！！」
しかし、何もおきない。
（；＾ω＾）「…あれ？」
[ 凸] 『言い忘れていましたが技術の盗用に備えている為、変身は人前では行えません。』
（；＾ω＾）「…ひょっとして…ピンチ？」
[ 凸] 『かなりピンチかと。』
一旦逃げようにも出口は人がごった返しており、出ることは難しい。
（；＾ω＾）「ちょっと嫌だけど贅沢言ってられないお」
(；'A`)（なんだ…何がおきてるんだ！？）
ドクオが隠れた選手席から目にした光景は疑いたくなるような光景だった。
謎の化け物がプロAに襲い掛かり、体の中に卵を産み付けるというおぞましい行為。
その後プロAが化け物と化し、次々殺されていく人の群れ。
そして──
＼□／
（=0w0）「そこまでだお！ワーム星人！」
＞XxX＜ 「現レタナ！ジェネクス・ブーン！！」
＼□／
（=0w0）「早速デュエルだお！これ以上はやらせないお！！」
＞XxX＜ 「馬鹿メ！貴様ハ罠ニカカッタノダ！後ロヲ見ルガイイ！！」
＼□／
（=0w0）「何！？」
プロB「…フュシュル…」
＜YyY＞（ワーム・ヤガン） 「ブルァアアアア！」
＼□／
（；0w0）「しまった！もう一体いたのかお！？」
＜YyY＞（ワーム・ヤガン） 「2VS1デノ『デュエル』ダ！断ルトハ言ワセネェ！！」
(；'A`)（2VS1…何でデュエルしてるのか分からないが…これはあのロボもどきが相当不利だぞ！）
助けたい気持ちはあった。デュエルでなら自分もサポートできる。
あのロボもどきがあの化け物を倒そうとしているのは明確だった。
(；'A`)（…なら、俺も…）
だが、決心を鈍らせるのは周りの血や悲鳴。
恐怖がドクオの足を縛る。
（恐れるな、ドクオよ…）
(；'A`)「だ、だ、だだ、誰だ！！？」
ドクオが慌てて周囲を見渡すが誰もいない。
（我らはあなたの剣である。）
(；'A`)「剣…？何を？」
（ただし我ら振るうのは腕力によってではない…勇気によってだ！）
その言葉を聞いた瞬間、ドクオはワーム星人の前に立ちふさがっていた。
(；'A`)「ま、待て！お前ら！！」
＞XxX＜ 「ギッ！？」
＼□／
（；0w0）「ちょっ！まだ一般人がいたのかお！早く逃げるお！！」
(；'A`)「そ、そうはいかない！俺はプロだ！プロデュエリストだ！！
デュエリストとして不利なデュエルを挑まれそうになっている奴を見捨てることはできない！！」
＜YyY＞ 「ギャハハハ！オマエミタイナ1軍半ガプロヲ語ルダト！！」
ワーム星人の腕にあっさり首をつかまれ、持ち上げられるドクオ。
(；'A`)（この口調…まさかこいつ控え室にいたプロBか！？）
ドクオも抵抗するが、全くワーム星人はひるむ気配がない。
＜YyY＞ 「力ノ無イ奴ハ、死アルノミダ！！」
そういうとワーム星人はドクオを空高く、放り投げる。
その高さは４〜５階並みの建物ほど、硬い地面に落ちれば助かる術は無い。
＼□／
（；0w0）「まずい！今助けに…！！」
[ 凸] 『危ない！ブーン！！』
ワーム星人がブーンの足元へ、粘液を吐き出す。
＼□／
（；0w0）「グッ！動けねーお！！」
(；'A`)（…こりゃ死んだな…）
ドクオには空から落ちる光景がまるで走馬灯のようにゆっくり見えていた。
('A`)（…結局…俺は何も変えられなかったのか……）
（そんなことはない…臆病者が剣を振るっても傷つけるだけだが、勇気あるものが振るえば護る事ができる。）
('A`)（…護る…何を…？）
（大切なもの…誇り…この星にあるもの全て…さぁ、叫ぶがよい。我らの名を！）
('A`)「チェンジ…チェーンジ！エーックス！！」
（=0w0）「もう1人のヒーロー！？」
[ 凸] 『あれは！我々連合の友軍、Xセイバーです！！』
��
（) [===]「これ以上はやらせん！【タッグフォース】ルールでタッグデュエルだ！」
＞XxX＜ 「ギッ…オノレェ！」
＜YyY＞ 「マトメテ殺ッチマエ！！」
＼□／
（=0w0） ＞XxX＜
�勝 愀萋�（デュエル）！！』
（) [===] ＜YyY＞
＼□／
（=0w0）「ブーンのターン！ドロー！手札から【ジェネクス・サーチャー】召喚！」
ジェネクス・サーチャー 地 ★4
【機械族・効果】
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、自分のデッキから攻撃力１５００以下の「ジェネクス」と名のついたモンスター１体を自分フィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
ATK 1600 DEF 400
＼□／
（=0w0）「更に永続魔法、【機甲部隊の最前線】発動、カードを1枚伏せターンエンド。」
機甲部隊の最前線（マシンナーズ・フロントライン）
『永続魔法』
機械族モンスターが戦闘によって破壊され自分の墓地へ送られた時、
そのモンスターより攻撃力の低い、同じ属性の機械族モンスター１体を自分のデッキから特殊召喚する事ができる。
この効果は１ターンに１度しか使用できない。
＞XxX＜ 「ドロー！【ワーム・ゼクス】召喚！！」
ワーム・ゼクス 光 ★4
【爬虫類族・効果】
このカードが召喚に成功した時、自分のデッキから「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター１体を墓地へ送る事ができる。
自分フィールド上に「ワーム・ヤガン」が表側表示で存在する場合、このカードは戦闘では破壊されない。
ATK 1800 DEF 1000
＞XxX＜ 「【ワーム・ゼクス】ノ効果デ、【ワーム・ヤガン】ヲ墓地へ！」
ワーム・ヤガン 光 ★4
【爬虫類族・効果】
自分フィールド上に存在するモンスターが「ワーム・ゼクス」１体のみの場合、自分の墓地に存在するこのカードを自分フィールド上に裏側守備表示でセットする事ができる。
この効果によって特殊召喚したこのカードはフィールド上から離れた場合ゲームから除外される。
このカードがリバースした時、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体を持ち主の手札に戻す。
ATK 1000 DEF 1800
＞XxX＜ 「【ワーム・ゼクス】デ【ジェネクス・サーチャー】ヲ攻撃ダ！ゼクス・カッター！！」
【ワーム・ゼクス】（ATK1800）VS【ジェネクス・サーチャー】（ATK1600）
＼□／
（=0w0）LP4000→3800
＼□／
（=0w0）「【ジェネクス・サーチャー】の効果、更に【機甲部隊の最前線】発動！
【タービン・ジェネクス】を2体フィールドにならべるお！！」
タービン・ジェネクス 地 ★4
【機械族・効果】
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上に表側表示で存在する「ジェネクス」と名のついたモンスターの攻撃力は４００ポイントアップする。
ATK 1400 DEF 1300
＼□／
（=0w0）「【タービン・ジェネクス】が場に2体並んだことで攻撃力が800ずつアップするお！」
タービン・ジェネクス ATK1400→2200
＞XxX＜ 「【ワーム・ヤガン】ヲ効果デ墓地ヨリ、セット。カードヲ1枚伏セターンエンドダ！」
＞XxX＜ ＜YyY＞ LP4000
手札：■■■■
場：ワーム・ゼクス(ATK1800)、裏守備モンスター（ワーム・ヤガン）、伏せカード1枚
＼□／ ��
（=0w0）（) [===] LP3800
手札：■■■
場：タービン・ジェネクス(ATK2200)×2、機甲部隊の最前線、伏せカード1枚
��
（) [===]「ドロー！俺は手札から【召喚僧サモンプリースト】を召喚！」
召喚僧サモンプリースト 闇 ★4 ＜制限カード＞
【魔法使い族・効果】
このカードはリリースできない。このカードは召喚・反転召喚に成功した時、守備表示になる。
１ターンに１度、手札から魔法カード１枚を捨てる事で、自分のデッキからレベル４モンスター１体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、そのターン攻撃する事ができない。
ATK 800 DEF 1600
��
（) [===]「自身の効果で守備表示後、俺は手札から魔法カードを1枚墓地に送り【レスキューキャット】を特殊召喚！」
レスキューキャット 地 ★4 ＜制限カード＞
【獣族・効果】
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地に送る事で、デッキからレベル３以下の獣族モンスター２体をフィールド上に特殊召喚する。
この方法で特殊召喚されたモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。
ATK 300 DEF 100
��
（) [===]「【レスキューキャット】の効果で【Ｘ−セイバー エアベルン】を2体攻撃表示で特殊召喚！」
Ｘ−セイバー エアベルン 地 ★3
【獣族・チューナー】
このカードが直接攻撃によって相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、相手の手札をランダムに１枚捨てる。
ATK 1600 DEF 200
��
（) [===]「【タービン・ジェネクス】で【ワーム・ゼクス】を攻撃！！」
＞XxX＜ 「リバース罠オープン！【停戦協定】ダ！」
停戦協定 ＜制限カード＞
『通常罠』
フィールド上の全ての裏側守備表示モンスターを表側表示にする。
この時、リバース効果モンスターの効果は発動しない。
フィールド上の効果モンスター１体につき５００ポイントダメージを相手に与える。
＞XxX＜ 「7体ノモンスターデ3500ダメージダ！」
��
（) [===] LP3800→300
＜YyY＞ 「更ニ【ワーム・ヤガン】ハリバースシタ時ニ相手モンスターヲ1体手札ヘ戻ス！
攻撃宣言シテナイ【タービン・ジェネクス】ヲ戻シテモラオウカ！」
��
（) [===]「クッ！そうはさせるか！【緊急同調】！！
バウンス指定された【タービン・ジェネクス】と【Ｘ−セイバー エアベルン】をチューニングする！」
緊急同調
『通常罠』
このカードはバトルフェイズ中のみ発動する事ができる。シンクロモンスター１体をシンクロ召喚する。
＞XxX＜ 「ギャギャギャ！ダガ、モウ一体ノ【タービン・ジェネクス】ハ止メラレン！」
【ワーム・ゼクス】（ATK1800）VS【タービン・ジェネクス】（ATK1800）
【タービン・ジェネクス】破壊！
＼□／
（；0w0）「攻撃力が同じなのに【タービン・ジェネクス】だけが破壊されたお！？」
＞XxX＜ 「ギャギャギャ！【ワーム・ヤガン】ガ存在スル限リ【ワーム・ゼクス】ハ戦闘破壊サレナイ！」
��
（) [===]「だが、こっちもやられっぱなしじゃない！光さえ切り裂く第一の剣！その刃を持って現れろ！！【Ｘ−セイバー ウルベルム】！！！」
Ｘ−セイバー ウルベルム 地 ★7
【戦士族・シンクロ/効果】
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
相手の手札が４枚以上の場合、このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、相手の手札をランダムに１枚デッキの一番上に置く。
ATK 2200 DEF 1300
��
（) [===]「【Ｘ−セイバー ウルベルム】で【ワーム・ゼクス】を攻撃だ！グランXソード！！」
【Ｘ−セイバー ウルベルム】（ATK2200）VS【ワーム・ゼクス】（ATK1800）
＞XxX＜ LP4000→3600
＞XxX＜ 「ギャギャギャ！馬鹿メ！【ワーム・ヤガン】ヲ狙ワナイトハ！」
��
（) [===]「ダメージを与えたことにより【Ｘ−セイバー ウルベルム】の効果発動！
貴様の手札の中からランダムに1枚デッキトップに置いてもらおう！！」
＞XxX＜ 「ソレガ狙イカ！ダガ、ソンナ事ニワザワザ貴重ナ戦闘ヲ使ウトハナ！」
��
（) [===]「貴様の手札に除去カードがないからだ！」
＞；XxX＜ 「何！？」
��
（) [===]「除去カードがあるならわざわざ【ワーム・ゼクス】でサーチャーを攻撃する必要はない！
更に機甲部隊の最前線も破壊しなかったことから魔法罠除去もない！
初めから２VS１で挑むつもりだったのだからお前らのデッキはタッグ用のデッキだと推測できる！」
＜；YyY＞ 「…」
��
（) [===]「つまりモンスターとワームの効果を生かすカードは入っていても、それに伴って除去カードは少ない！
【ワーム・ヤガン】の効果が除去より対処が困難なバウンスだという事で単体除去を入れていないのだろう！
貴様をロックをしておけば次のターン劣勢を打破する術は無い！！」
＞XxX＜ 「馬鹿メ！残リライフハコッチガ圧倒的有利ナママダ！！」
��
（) [===]「メインフェイズ2で俺は【Ｘ−セイバー エアベルン】と【召喚僧サモンプリースト】をチューニング！
2体目の【Ｘ−セイバー ウルベルム】をシンクロ召喚！カードを3枚伏せてターンエンド！！」
＞XxX＜ ＜YyY＞ LP3600
手札：■■■■
場：ワーム・ゼクス(ATK1800)、ワーム・ヤガン(DEF1800)
＼□／ ��
（=0w0）（) [===] LP300
手札：■
場：Ｘ−セイバー ウルベルム(ATK2200)×2、機甲部隊の最前線、伏せカード3枚
＜YyY＞ 「ドロー！（…ギャギャギャ！確カニ我々ノ手札ニ除去ハナイ。ダガ手札ニハ…）」
ソーラーレイ
『通常罠』
自分フィールド上表側表示で存在する光属性モンスターの数×６００ポイントダメージを相手に与える。
＜YyY＞ 「（コノカードデ終ワリダ！ダガ、念ニハ念ヲ…）カードヲ2枚伏セテ、ターンエンドダ！」
＼□／
（=0w0）「ドロー！」
＜YyY＞ 「ギャギャギャ！コノ瞬間、罠発動！【ソーラレイ】！光属性2体デ1200ダメージダ！！」
＼□／
（；0w0）「何か手は…伏せカード発動！【ピケルの魔法陣】！効果ダメージを0にするお！」
ピケルの魔法陣
『通常罠』
このターンのエンドフェイズまで、このカードのコントローラーへのカードの効果によるダメージは０になる。
＼□／
（；0w0）「危なかったお…でも何でこんなカードが？」
��
（) [===]「趣味だ。」
＼□／
（；0w0）「…あ、そうですか…更に【ピケルの魔法陣】にチェーンして、手札から速攻魔法【サモンチェーン】』を発動！
このターン通常召喚を3回行うことができるお！！」
サモンチェーン
『速攻魔法』
チェーン３以降に発動する事ができる。このカードを発動したターン、自分は合計で３回の通常召喚を行う事ができる。
同一チェーン上に複数回同名カードの効果が発動されている場合、このカードは発動できない。
＼□／
（=0w0）「手札から【ジェネクス・ガイア】を召喚！2度目の通常召喚で【ジェネクス・コントローラー】を召喚！！
これで場の準備は整ったお！！」
ブーンが叫ぶと同時に、大地が揺れ始める。
＼□／
（=0w0） 「チェェェーンジッ！ジェネクース！！スイッチ・オン！！！ガイアが俺に輝けと叫ぶ！シンクロ召喚！！」
[ 凸] 『Connection！Connection！！シンクロ召喚！』
＼□／
（=0w0） [ 凸] 『ジオ・ジェネクスッ！！！』
ジオ・ジェネクス 地 ★6
【機械族・シンクロ/効果】
「ジェネクス・コントローラー」＋チューナー以外の地属性モンスター１体以上
自分フィールド上にレベル４以下の「ジェネクス」と名のついたモンスターが表側表示で存在する限り、このカードの元々の攻撃力・守備力をエンドフェイズ時まで入れ替える事ができる。
この効果は１ターンに１度しか使用できない。
ATK 1800 DEF 2800
┃
[oO：O] 「【ジオ・ジェネクス】は場にレベル4以下のジェネクスと名のつくモンスターが存在する場合、攻撃力と守備力を入れ替えることができるお！」
＜YyY＞ 「ギャギャギャ！該当スルモンスターガ、場ニイナイゾ！！」
┃
[oO：O] 「この効果は召喚成功の起動効果じゃないんだお！手札から【黙する死者】発動！墓地の【ジェネクス・コントローラー】を特殊召喚だお！」
黙する死者
『通常魔法』
自分の墓地から通常モンスター１体を表側守備表示で特殊召喚する。
そのモンスターはフィールド上に存在する限り攻撃をする事ができない。
┃
[oO：O] 「【ジオ・ジェネクス】の攻撃力と守備力を入れ替え、攻撃力は2800まで上昇するお！！」
ジオ・ジェネクス ATK1800→2800 DEF2800→1800
＜YyY＞ （ギャギャギャ…！伏セカードノ【魔法の筒】ハ【ピケルの魔法陣】デ効果ガナイガ、手札ニハ【オネスト】ガアル！
攻撃ニカウンターシテ、トドメダ！！）
魔法の筒 ＜制限カード＞
『通常罠』
相手モンスター１体の攻撃を無効にし、
そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手プレイヤーに与える。
オネスト 光 ★4
【天使族・効果】
自分のメインフェイズ時に、フィールド上に表側表示で存在するこのカードを手札に戻す事ができる。
また、自分フィールド上に表側表示で存在する光属性モンスターが戦闘を行うダメージステップ時にこのカードを手札から墓地へ送る事で、
エンドフェイズ時までそのモンスターの攻撃力は、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力の数値分アップする。
ATK 1100 DEF 1900
┃
[oO：O] 「ブーンにはまだ通常召喚の権利が残ってるお！【ジェネクス・コントローラー】をリリースして【アーミー・ジェネクス】をアドバンス召喚！」
アーミー・ジェネクス 地 ★6
【機械族・効果】
「ジェネクス」と名のついたモンスターをリリースしてこのカードのアドバンス召喚に成功した時、相手フィールド上に存在するカード１枚を破壊する事ができる。
ATK 2300 DEF 1300
┃
[oO：O] 「【ワーム・ゼクス】を破壊するお！」
＞；XxX＜＜；YyY＞ 「何！？」
[ 凸] 『やはり手札には【オネスト】が存在したようですね。』
┃
[oO：O] 「これで心配なくなったお！【アーミー・ジェネクス】で【ワーム・ヤガン】を攻撃！！キャノンシュートッ！！」
【アーミー・ジェネクス】（ATK2300）VS【ワーム・ヤガン】（DEF1800）
┃
[oO：O] 「【Ｘ−セイバー ウルベルム】でダイレクトアタックだお！」
┃
[oO：O] 「【Ｘ−セイバー ウルベルム】の効果で手札を…」
＜；YyY＞ 「ソウハイクカ！コノ瞬間【冥府の使者ゴーズ】トトークンヲ守備表示デ特殊召喚ダ！」
冥府の使者ゴーズ 闇 ★7 ＜制限カード＞
【悪魔族・効果】
自分フィールド上にカードが存在しない場合、相手がコントロールするカードによってダメージを受けた時、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。この方法で特殊召喚に成功した時、受けたダメージの種類により以下の効果を発動する。
●戦闘ダメージの場合、自分フィールド上に「冥府の使者カイエントークン」(天使族・光・星７・攻/守？)を１体特殊召喚する。このトークンの攻撃力・守備力は、この時受けた戦闘ダメージと同じ数値になる。
●カードの効果によるダメージの場合、受けたダメージと同じダメージを相手ライフに与える。
ATK 2700 DEF 2500
┃
[oO：O] 「チィッ！ならば【ジオ・ジェネクス】で【冥府の使者ゴーズ】を攻撃だお！ジオ・プレッシャー！！」
【ジオ・ジェネクス】（ATK2800）VS【冥府の使者ゴーズ】（DEF2500）
┃
[oO：O] 「ターンエンド！」
＞XxX＜＜YyY＞ LP3600
手札：■■■
場：カイエントークン(DEF2200)
┃ ��
[oO：O] （) [===] LP300
手札：■
場：Ｘ−セイバー ウルベルム(ATK2200)×2、ジオ・ジェネクス(ATK1800)、アーミー・ジェネクス(ATK2300)、機甲部隊の最前線、伏せカード2枚
＞XxX＜ 「（クッ、コノ劣勢デドローロック…シカシ、戻サレタカードハ…）ドロー！」
っ【マシュマロン】
マシュマロン 光 ★3 ＜制限カード＞
【天使族・効果】
裏側表示のこのカードを攻撃したモンスターのコントローラーは、ダメージ計算後に１０００ポイントダメージを受ける。
このカードは戦闘によっては破壊されない。
ATK 300 DEF 500
＞XxX＜ （コイツヲ伏セレバ効果ダメージデ勝チダ…シカシ、次ノターンデ除去サレル可能性モアル。
今【カイエントークン】ノ攻撃力ハ2200…攻撃力1800ノ【ジオ・ジェネクス】ヲ狙エバトドメダガ…罠ノ可能性モ…）
ワーム星人の性格は卵を産みつけた相手の人格が色濃く反映される。
元プロAだった彼は慎重な性格、言い換えるなら臆病な性格だった。
使うデッキも【ロックバーン】で戦闘を行わず、確実にロックを行ってからダメージを与えていくタイプのプレイング。
＞XxX＜ （場ニ【魔法の筒】ガアルンダ。【マシュマロン】トノ2段構エ…無理スルコトハナイ。）
＞XxX＜ 「モンスターセットデターンエンドダ！」
��
（) [===]「ドロー！…攻撃できるときに、攻撃しなかったのがお前らの敗因だ！
これがお前らを裁く剣だ！【抹殺の使徒】！そして【撲滅の使徒】！！」
抹殺の使徒
『通常魔法』
裏側表示のモンスター１体を破壊しゲームから除外する。
もしそれがリバース効果モンスターだった場合お互いのデッキを確認し、
破壊したモンスターと同名カードを全てゲームから除外する。
その後デッキをシャッフルする。
撲滅の使徒
『通常魔法』
裏側表示の魔法または罠カード１枚を破壊しゲームから除外する。
もしそれが罠カードだった場合お互いのデッキを確認し、破壊した罠カードと同名カードを全てゲームから除外する。
その後デッキをシャッフルする。
��
（) [===]「伏せカード2枚を除外する！」
【マシュマロン】、【魔法の筒】除外！
＞；XxX＜ 「ギッ…！」
��
（) [===]「【アーミー・ジェネクス】でカイエントークンを撃破！」
【アーミー・ジェネクス】（ATK2300）VS【カイエントークン】（DEF2200）
��
（) [===]「とどめだ！【Ｘ−セイバー ウルベルム】！！グランXソードッ！！！」
＞；XxX＜ 「ソウハイクカ！手札カラ【バトルフェーダー】ヲ…！」
��
（) [===]「無駄だ！チェーンして【マインドクラッシュ】！！指定するのは当然【バトルフェーダー】だ！！！」
マインドクラッシュ ＜準制限カード＞
『通常罠』
カード名を１つ宣言する。相手は手札に宣言したカードを持っていた場合、そのカードを全て墓地へ捨てる。持っていなかった場合、自分はランダムに手札を１枚捨てる。
＞；XxX＜ 「グァッ…」
��
（) [===]「【バトルフェーダー】は墓地に送られた場合、効果は不発！当然バトル続行だ！！」
＞；XxX＜＜；YyY＞ 「グギャアアアアアアアアッ！？」
＞XxX＜ LP1400→0
（ ＾ω＾）「負けたワーム星人はみんなこうなるらしいお…」
会場から離れたところで爆破後を見つめるブーンとドクオ。
ブーンはこれまでの簡単な経緯をドクオに説明した。
(；'A`) 「つまり、あんな化け物がまだまだ地球にやってくるってことかよ！」
（；＾ω＾）「そういう事だお…ブーンも先日ヒーローになったばかりだから詳しいことは知らないんだけどお。
戦うのは自由だお、逃げても誰も非難はしないお…どうするお？」
('A`) 「…やるさ…黙っててもやられるっていうならやるしかない！」
（；＾ω＾）「助かるお…正直ブーン一人でどうしようかと思っていたんだお。
[ 凸] 『今後、我々も至急増援を行います。その時のために連絡用の回線をお教えしておきましょう。』
('A`) 「分かった、これが俺の連絡先だ…またワーム星人がやってきたら連絡してくれ。」
[ 凸] 『警察やプロリーグ協会にはワーム星人や我々のことはくれぐれも話さないでください。もっとも話したところで信用されないでしょうが。』
('A`) 「だろうな。聞かれても知らぬ存ぜぬで通すさ。」
[ 凸] 『助かります、これから貴方はどうするつもりで？』
('A`) 「プロリーグ協会に今回の事件の事情聴取は受けるだろうからそっちの対応かな…
俺は代理人とかつけてないから自分で交渉しないといけないし。」
そういうとドクオの懐から携帯の着信音が鳴り響く。
('A`) 「やっぱり…早速連絡が来た。それじゃまたな！」
そういうとドクオは電話に出ながら走り出した。
('A`) （俺が欲しかったモノ…それは切っ掛けだ！こんな抑鬱とした状態を何か変えるような圧倒的な切っ掛け…！）
('A`) （それが例え命がけでも…俺はこのまま中途半端なプロで終わりたくない！！）
（ ＾ω＾）「行っちゃったお…そういえば。」
[ 凸] 『はい？』
（ ＾ω＾）「大会ってどうなったんだお？」
[ 凸] 『当然中止でしょうね。スタジアムも壊れてますから代理開催もしばらくないかと。』
（；＾ω＾）「って事はブーンは無一文のままかお？」
[ 凸] 『そうなりますね。』
（ ；ω；）「今日からホームレス生活確定かお…」
[ 凸] 『元気出してください、ワーム星人を撃退したことによる報酬が存在しますし。』
（ ＾ω＾）「え！？お金もらえるのかお！？」
[ 凸] 『えぇ、人間が生活するのにお金かかるのは我々知っていますから。多少ですが報酬として金銭を用意しています。』
そういうとジェネクス・コントローラーは封筒を手渡す。
（ ＾ω＾）「助かったお！これで宿無し文無し状態からは開放されそうだお！！」
そういうとブーンは早速封筒の中身を取り出す。
前回、学校を退学になったブーンは当てもなく街を歩いていた。
[ 凸] 『元気だしてください。』
（ ´ω`）「異星人と戦うヒーローも先立つものがなければただの人だお…」
[ 凸] 『ただ、周囲に被害が及ばないのは良かったかもしれません。』
（ ＾ω＾）「お？」
[ 凸] 『前回のワーム星人【ワーム・イーロキン】がやられたことで、我々連合軍が来ているのに気づいたでしょう。
よって、当面我々が狙われることになると思われます。』
（；＾ω＾）「え？…ってことはブーンは先立つものもなく、暮らす場所もなく、命を狙われる羽目になったってことかお？」
[ 凸] 『現状を整理するとそうなりますね。』
（ ＾ω＾）
（ ；ω；）
[ 凸] 『元気出してください、応援がいずれ来ます。それにお金がないというのでしたら、稼げばよいかと。』
（；＾ω＾）「気軽に言ってくれるなお…お金を稼ぐのは大変なんだお？」
[ 凸] 『これをご覧ください。』
ジェネクス・コントローラーは一枚の紙を取り出す。
（ ＾ω＾）「大会のお知らせかお？…優勝賞金は500万円、参加はプロデュエリストもOKかお。」
[ 凸] 『登録は申請しておきました。この街の大会なので後は出て勝利するだけです。』
（；＾ω＾）「ブーンの力で勝てるとは思えないお…」
[ 凸] 『何を弱気なことを…破滅の光と戦うヒーローがこんな大会に勝てなくてどうするんです。』
（ ﾟωﾟ）「！？」
（ ＾ω＾）「その通りだお！ブーンはヒーローとして生まれ変わるんだお！！こんな大会くらい勝ち進んでみせるお！」
そういうとブーンは会場まで走り出した。
[ 凸] 『極めて乗せやすい性格と…』
ジェネクス・コントローラーがブーンの性格を何かのデータベースに登録していたがブーンは知る由もなかった。
──一方その頃会場で
プロA「よぉ、お前も参加してるのか。」
プロB「チッ、なんだよ。プロで参加してるのは俺だけかと思ったのによ。」
プロA「そういうなよ、それにほらあっち見ろよ。もう一人参加してるぜ。」
('A`)「…」
プロB「おいおい、あいつってプロって言っても1軍と2軍を言ったり来たりしてるような奴だろ？」
プロA「1軍での成績は万年最下位の雑魚だな。」
プロB「ギャハハハｗｗｗそんな奴プロなんて言えねーよｗｗｗｗｗｗ」
プロA「おいおいｗｗｗそんな本当のこと言うなよｗｗｗｗｗ」
('A`)（ハァ…俺って何でこんな気が小さいんだろ…）
言い返したかったが、言い返せない。
事実だったこともあるが、それ以上にドクオの気の弱さが原因だった。
いや、そもそもこの気の弱さがドクオが勝てない原因だった。
極度にプレッシャーに弱く、平常なら勝てる試合も落としている。
('A`)（…変われるきっかけが欲しい…こんな俺でも圧倒的、劇的に変われるような、何か…！）
雲一つ無い快晴の中、大型のスタジアムで大会は行われていた。
（ ＾ω＾）「と、言うわけで4回戦まで勝ち進んだお！」
[ 凸] 『あ、今までのデュエル全部省略ですか。』
（ ＾ω＾）「【1Killカウントダウン】【次元レベルアップ】【生贄封じ帝】【三沢式】などの激闘編はDVDに収録だお。
しかし、ココまではプロデュエリストはシード権で出場してないお。ここから先が問題だお。」
[ 凸] 『やはり、プロとアマでは差がありますからね。』
（ ＾ω＾）「ブーンもそう思うお、そして早速次はプロ相手だお。よろしくお願いしますお！」
プロA 「…フシュ…」
（；＾ω＾）「…何か様子がおかしくないかお？」
[ 凸] 『…この反応は…！ブーン危ない！！』
＞XxX＜（ワーム・ゼクス） 「フシャアアアアアアアアアッ！！！」
（；＾ω＾）「こいつは…ワーム星人！？」
エキストラA「何あれ…？」
エキストラB「何かのイベントか？」
スタッフ「ちょっと、困りますよ…」
スタッフが不用意に近づく。
（；＾ω＾）「近づくなお！危ないお！！」
次の瞬間、スタッフの上半身はワームに食われた。
エキストラA「え…？」
エキストラB「う、うわぁあああああああああ！！？」
食われたスタッフを見て、その場にいた観客たちがパニックを起こす。
そんな中ステージに残っていたブーンは変身用のペンライトを構える。
（ ＾ω＾）「チェーンジッ！ジェネクス！！」
しかし、何もおきない。
（；＾ω＾）「…あれ？」
[ 凸] 『言い忘れていましたが技術の盗用に備えている為、変身は人前では行えません。』
（；＾ω＾）「…ひょっとして…ピンチ？」
[ 凸] 『かなりピンチかと。』
一旦逃げようにも出口は人がごった返しており、出ることは難しい。
| ＼ __ ／ ＿ （ｍ） ＿ﾋﾟｺｰﾝ |ミ| ／ .｀´ ＼（ ＾ω＾）「変身できそうな誰もいない場所…そうだ！あそこだお！！」
} ヾ ﾞ' {!li;:, ,, -" , " i＿＿|＿|＿|＿|
ゞｧ''ゥﾞ_,,..-" ,, - " - |＿|＿＿|⊥|＿__ や 公 観 そ
ﾍ , -''_ , ｴ","┴ .|＿＿|＿|＿|＿|_ っ 衆 客 ん
i_,7i= |Ｅ ｴ ┴ |＿|＿＿|⊥|＿__ て の 席 な
Ｅ||=E|Ｅ ｴ ┴ [fj] .|＿＿|＿|＿|＿|_ 来 ト .に わ
Ｅ||=E|[8]ｪ ┴ ＿ |＿|＿＿|⊥|＿__ た イ あ け
Ｅ||=E|Ｅ ｴ ニ..＿ |＿＿|＿|＿|＿|_ の レ る で
-,-='.'┷|Ｅ ｴ ニ..＿ |＿|＿＿|⊥|＿__ だ に
ｰﾆ_ﾞ､ﾞｰ.┷エ ニ..＿ |＿＿|＿|＿|＿|＿
ニニニﾞ､ﾞ､ _ ﾞ ､ ━ |＿|＿＿|⊥|＿＿
ニニニニｰ､ﾞ ､ ＼ ー-----|＿|＿|＿
[ 凸] 『ここですか…確かにここには誰もいませんけど…』（；＾ω＾）「ちょっと嫌だけど贅沢言ってられないお」
／ ／ ／||┼┼┼┼┼┼┼┼ ＿＿＿＿／＿＿＿＿＿／＿＿＿＿＿／::::::||┼┼┼┼┼┼┼┼ || || ||::::::::::||┼┼｜ ｜┼┼ || || ||::::::::::||┼┼｜ ｜┼┼ ||］ .||］ .||::::::::::||┼┼｜ ｜┼┼ || || ||::::::::::||┼┼ |＿＿＿| ┼┼ ◎|| ◎|| ＜チェーンジ！ジェネクス！！／| ┼ || || ||::::::::::||┼|￣￣￣￣| | ┼ || || ||::::::::::||┼| | | ┼ ||］ .||］ ||::::::／:::￣| |／￣ ＿＿＿__||＿＿＿＿＿__||＿＿＿＿＿_||／:::
(；'A`)（なんだ…何がおきてるんだ！？）
ドクオが隠れた選手席から目にした光景は疑いたくなるような光景だった。
謎の化け物がプロAに襲い掛かり、体の中に卵を産み付けるというおぞましい行為。
その後プロAが化け物と化し、次々殺されていく人の群れ。
そして──
ノ∧ ＜ ヽ /＞XxX＜っ U ∨ ・@；∴‥ ＼□／ ∩ :: :. （: =0w0）/ :: :: 「ジェネクス・アッパァー！」 （:つ=Ｇ=:/ :: :' 人⌒ｌ ノ :: :: し[:＿:]そんな化け物を車田正美並みに吹き飛ばすロボットのような化け物。
＼□／
（=0w0）「そこまでだお！ワーム星人！」
＞XxX＜ 「現レタナ！ジェネクス・ブーン！！」
＼□／
（=0w0）「早速デュエルだお！これ以上はやらせないお！！」
＞XxX＜ 「馬鹿メ！貴様ハ罠ニカカッタノダ！後ロヲ見ルガイイ！！」
＼□／
（=0w0）「何！？」
プロB「…フュシュル…」
＜YyY＞（ワーム・ヤガン） 「ブルァアアアア！」
＼□／
（；0w0）「しまった！もう一体いたのかお！？」
＜YyY＞（ワーム・ヤガン） 「2VS1デノ『デュエル』ダ！断ルトハ言ワセネェ！！」
(；'A`)（2VS1…何でデュエルしてるのか分からないが…これはあのロボもどきが相当不利だぞ！）
助けたい気持ちはあった。デュエルでなら自分もサポートできる。
あのロボもどきがあの化け物を倒そうとしているのは明確だった。
(；'A`)（…なら、俺も…）
だが、決心を鈍らせるのは周りの血や悲鳴。
恐怖がドクオの足を縛る。
（恐れるな、ドクオよ…）
(；'A`)「だ、だ、だだ、誰だ！！？」
ドクオが慌てて周囲を見渡すが誰もいない。
（我らはあなたの剣である。）
(；'A`)「剣…？何を？」
（ただし我ら振るうのは腕力によってではない…勇気によってだ！）
その言葉を聞いた瞬間、ドクオはワーム星人の前に立ちふさがっていた。
(；'A`)「ま、待て！お前ら！！」
＞XxX＜ 「ギッ！？」
＼□／
（；0w0）「ちょっ！まだ一般人がいたのかお！早く逃げるお！！」
(；'A`)「そ、そうはいかない！俺はプロだ！プロデュエリストだ！！
デュエリストとして不利なデュエルを挑まれそうになっている奴を見捨てることはできない！！」
＜YyY＞ 「ギャハハハ！オマエミタイナ1軍半ガプロヲ語ルダト！！」
ワーム星人の腕にあっさり首をつかまれ、持ち上げられるドクオ。
(；'A`)（この口調…まさかこいつ控え室にいたプロBか！？）
ドクオも抵抗するが、全くワーム星人はひるむ気配がない。
＜YyY＞ 「力ノ無イ奴ハ、死アルノミダ！！」
そういうとワーム星人はドクオを空高く、放り投げる。
その高さは４〜５階並みの建物ほど、硬い地面に落ちれば助かる術は無い。
＼□／
（；0w0）「まずい！今助けに…！！」
[ 凸] 『危ない！ブーン！！』
ワーム星人がブーンの足元へ、粘液を吐き出す。
＼□／
（；0w0）「グッ！動けねーお！！」
(；'A`)（…こりゃ死んだな…）
ドクオには空から落ちる光景がまるで走馬灯のようにゆっくり見えていた。
('A`)（…結局…俺は何も変えられなかったのか……）
（そんなことはない…臆病者が剣を振るっても傷つけるだけだが、勇気あるものが振るえば護る事ができる。）
('A`)（…護る…何を…？）
（大切なもの…誇り…この星にあるもの全て…さぁ、叫ぶがよい。我らの名を！）
('A`)「チェンジ…チェーンジ！エーックス！！」
( ) ｼﾞﾌﾞﾝｦ･･････
( )
| |
ヽ('A`)ﾉ ﾄｷﾊﾅﾂ!
( )
ﾉ |
��
●（|[===]|）●
＼｜Х｜／ ジャキーン！
. _／=[三]=＼_
（＿／ ＼＿）
・だいずかい！これが�哨札ぅ弌次Ε疋�オだ！！
. �勝 、�めからは、かきつきインセクトアーマーとおなじレーザーがうてる�勝櫂悒奪匹澄�
●（|[===]|）● ←グローブはとくべつなきんぞくで、バトルフットボーラーだってくだけるぞ！
＼｜Х｜／ ←ハードアーマーよりかたいアーマー、まんなかにはシルバーにかがやくXのマークが！
_／=[三]=＼_ ←ベルトにはのろわれしまけんがしまってあるぞ！
（＿／ ＼＿） ←デス・フットよりたかくジャンプできるブーツだ！
＼□／（=0w0）「もう1人のヒーロー！？」
[ 凸] 『あれは！我々連合の友軍、Xセイバーです！！』
��
（) [===]「これ以上はやらせん！【タッグフォース】ルールでタッグデュエルだ！」
＞XxX＜ 「ギッ…オノレェ！」
＜YyY＞ 「マトメテ殺ッチマエ！！」
＼□／
（=0w0） ＞XxX＜
�勝 愀萋�（デュエル）！！』
（) [===] ＜YyY＞
＼□／
（=0w0）「ブーンのターン！ドロー！手札から【ジェネクス・サーチャー】召喚！」
ジェネクス・サーチャー 地 ★4
【機械族・効果】
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、自分のデッキから攻撃力１５００以下の「ジェネクス」と名のついたモンスター１体を自分フィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
ATK 1600 DEF 400
＼□／
（=0w0）「更に永続魔法、【機甲部隊の最前線】発動、カードを1枚伏せターンエンド。」
機甲部隊の最前線（マシンナーズ・フロントライン）
『永続魔法』
機械族モンスターが戦闘によって破壊され自分の墓地へ送られた時、
そのモンスターより攻撃力の低い、同じ属性の機械族モンスター１体を自分のデッキから特殊召喚する事ができる。
この効果は１ターンに１度しか使用できない。
＞XxX＜ 「ドロー！【ワーム・ゼクス】召喚！！」
ワーム・ゼクス 光 ★4
【爬虫類族・効果】
このカードが召喚に成功した時、自分のデッキから「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター１体を墓地へ送る事ができる。
自分フィールド上に「ワーム・ヤガン」が表側表示で存在する場合、このカードは戦闘では破壊されない。
ATK 1800 DEF 1000
＞XxX＜ 「【ワーム・ゼクス】ノ効果デ、【ワーム・ヤガン】ヲ墓地へ！」
ワーム・ヤガン 光 ★4
【爬虫類族・効果】
自分フィールド上に存在するモンスターが「ワーム・ゼクス」１体のみの場合、自分の墓地に存在するこのカードを自分フィールド上に裏側守備表示でセットする事ができる。
この効果によって特殊召喚したこのカードはフィールド上から離れた場合ゲームから除外される。
このカードがリバースした時、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体を持ち主の手札に戻す。
ATK 1000 DEF 1800
＞XxX＜ 「【ワーム・ゼクス】デ【ジェネクス・サーチャー】ヲ攻撃ダ！ゼクス・カッター！！」
【ワーム・ゼクス】（ATK1800）VS【ジェネクス・サーチャー】（ATK1600）
＼□／
（=0w0）LP4000→3800
＼□／
（=0w0）「【ジェネクス・サーチャー】の効果、更に【機甲部隊の最前線】発動！
【タービン・ジェネクス】を2体フィールドにならべるお！！」
タービン・ジェネクス 地 ★4
【機械族・効果】
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上に表側表示で存在する「ジェネクス」と名のついたモンスターの攻撃力は４００ポイントアップする。
ATK 1400 DEF 1300
＼□／
（=0w0）「【タービン・ジェネクス】が場に2体並んだことで攻撃力が800ずつアップするお！」
タービン・ジェネクス ATK1400→2200
＞XxX＜ 「【ワーム・ヤガン】ヲ効果デ墓地ヨリ、セット。カードヲ1枚伏セターンエンドダ！」
＞XxX＜ ＜YyY＞ LP4000
手札：■■■■
場：ワーム・ゼクス(ATK1800)、裏守備モンスター（ワーム・ヤガン）、伏せカード1枚
＼□／ ��
（=0w0）（) [===] LP3800
手札：■■■
場：タービン・ジェネクス(ATK2200)×2、機甲部隊の最前線、伏せカード1枚
��
（) [===]「ドロー！俺は手札から【召喚僧サモンプリースト】を召喚！」
召喚僧サモンプリースト 闇 ★4 ＜制限カード＞
【魔法使い族・効果】
このカードはリリースできない。このカードは召喚・反転召喚に成功した時、守備表示になる。
１ターンに１度、手札から魔法カード１枚を捨てる事で、自分のデッキからレベル４モンスター１体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、そのターン攻撃する事ができない。
ATK 800 DEF 1600
��
（) [===]「自身の効果で守備表示後、俺は手札から魔法カードを1枚墓地に送り【レスキューキャット】を特殊召喚！」
レスキューキャット 地 ★4 ＜制限カード＞
【獣族・効果】
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地に送る事で、デッキからレベル３以下の獣族モンスター２体をフィールド上に特殊召喚する。
この方法で特殊召喚されたモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。
ATK 300 DEF 100
��
（) [===]「【レスキューキャット】の効果で【Ｘ−セイバー エアベルン】を2体攻撃表示で特殊召喚！」
Ｘ−セイバー エアベルン 地 ★3
【獣族・チューナー】
このカードが直接攻撃によって相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、相手の手札をランダムに１枚捨てる。
ATK 1600 DEF 200
��
（) [===]「【タービン・ジェネクス】で【ワーム・ゼクス】を攻撃！！」
＞XxX＜ 「リバース罠オープン！【停戦協定】ダ！」
停戦協定 ＜制限カード＞
『通常罠』
フィールド上の全ての裏側守備表示モンスターを表側表示にする。
この時、リバース効果モンスターの効果は発動しない。
フィールド上の効果モンスター１体につき５００ポイントダメージを相手に与える。
＞XxX＜ 「7体ノモンスターデ3500ダメージダ！」
��
（) [===] LP3800→300
＜YyY＞ 「更ニ【ワーム・ヤガン】ハリバースシタ時ニ相手モンスターヲ1体手札ヘ戻ス！
攻撃宣言シテナイ【タービン・ジェネクス】ヲ戻シテモラオウカ！」
��
（) [===]「クッ！そうはさせるか！【緊急同調】！！
バウンス指定された【タービン・ジェネクス】と【Ｘ−セイバー エアベルン】をチューニングする！」
緊急同調
『通常罠』
このカードはバトルフェイズ中のみ発動する事ができる。シンクロモンスター１体をシンクロ召喚する。
＞XxX＜ 「ギャギャギャ！ダガ、モウ一体ノ【タービン・ジェネクス】ハ止メラレン！」
【ワーム・ゼクス】（ATK1800）VS【タービン・ジェネクス】（ATK1800）
【タービン・ジェネクス】破壊！
＼□／
（；0w0）「攻撃力が同じなのに【タービン・ジェネクス】だけが破壊されたお！？」
＞XxX＜ 「ギャギャギャ！【ワーム・ヤガン】ガ存在スル限リ【ワーム・ゼクス】ハ戦闘破壊サレナイ！」
��
（) [===]「だが、こっちもやられっぱなしじゃない！光さえ切り裂く第一の剣！その刃を持って現れろ！！【Ｘ−セイバー ウルベルム】！！！」
Ｘ−セイバー ウルベルム 地 ★7
【戦士族・シンクロ/効果】
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
相手の手札が４枚以上の場合、このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、相手の手札をランダムに１枚デッキの一番上に置く。
ATK 2200 DEF 1300
��
（) [===]「【Ｘ−セイバー ウルベルム】で【ワーム・ゼクス】を攻撃だ！グランXソード！！」
【Ｘ−セイバー ウルベルム】（ATK2200）VS【ワーム・ゼクス】（ATK1800）
＞XxX＜ LP4000→3600
＞XxX＜ 「ギャギャギャ！馬鹿メ！【ワーム・ヤガン】ヲ狙ワナイトハ！」
��
（) [===]「ダメージを与えたことにより【Ｘ−セイバー ウルベルム】の効果発動！
貴様の手札の中からランダムに1枚デッキトップに置いてもらおう！！」
＞XxX＜ 「ソレガ狙イカ！ダガ、ソンナ事ニワザワザ貴重ナ戦闘ヲ使ウトハナ！」
��
（) [===]「貴様の手札に除去カードがないからだ！」
＞；XxX＜ 「何！？」
��
（) [===]「除去カードがあるならわざわざ【ワーム・ゼクス】でサーチャーを攻撃する必要はない！
更に機甲部隊の最前線も破壊しなかったことから魔法罠除去もない！
初めから２VS１で挑むつもりだったのだからお前らのデッキはタッグ用のデッキだと推測できる！」
＜；YyY＞ 「…」
��
（) [===]「つまりモンスターとワームの効果を生かすカードは入っていても、それに伴って除去カードは少ない！
【ワーム・ヤガン】の効果が除去より対処が困難なバウンスだという事で単体除去を入れていないのだろう！
貴様をロックをしておけば次のターン劣勢を打破する術は無い！！」
＞XxX＜ 「馬鹿メ！残リライフハコッチガ圧倒的有利ナママダ！！」
��
（) [===]「メインフェイズ2で俺は【Ｘ−セイバー エアベルン】と【召喚僧サモンプリースト】をチューニング！
2体目の【Ｘ−セイバー ウルベルム】をシンクロ召喚！カードを3枚伏せてターンエンド！！」
＞XxX＜ ＜YyY＞ LP3600
手札：■■■■
場：ワーム・ゼクス(ATK1800)、ワーム・ヤガン(DEF1800)
＼□／ ��
（=0w0）（) [===] LP300
手札：■
場：Ｘ−セイバー ウルベルム(ATK2200)×2、機甲部隊の最前線、伏せカード3枚
＜YyY＞ 「ドロー！（…ギャギャギャ！確カニ我々ノ手札ニ除去ハナイ。ダガ手札ニハ…）」
ソーラーレイ
『通常罠』
自分フィールド上表側表示で存在する光属性モンスターの数×６００ポイントダメージを相手に与える。
＜YyY＞ 「（コノカードデ終ワリダ！ダガ、念ニハ念ヲ…）カードヲ2枚伏セテ、ターンエンドダ！」
＼□／
（=0w0）「ドロー！」
＜YyY＞ 「ギャギャギャ！コノ瞬間、罠発動！【ソーラレイ】！光属性2体デ1200ダメージダ！！」
＼□／
（；0w0）「何か手は…伏せカード発動！【ピケルの魔法陣】！効果ダメージを0にするお！」
ピケルの魔法陣
『通常罠』
このターンのエンドフェイズまで、このカードのコントローラーへのカードの効果によるダメージは０になる。
＼□／
（；0w0）「危なかったお…でも何でこんなカードが？」
��
（) [===]「趣味だ。」
＼□／
（；0w0）「…あ、そうですか…更に【ピケルの魔法陣】にチェーンして、手札から速攻魔法【サモンチェーン】』を発動！
このターン通常召喚を3回行うことができるお！！」
サモンチェーン
『速攻魔法』
チェーン３以降に発動する事ができる。このカードを発動したターン、自分は合計で３回の通常召喚を行う事ができる。
同一チェーン上に複数回同名カードの効果が発動されている場合、このカードは発動できない。
＼□／
（=0w0）「手札から【ジェネクス・ガイア】を召喚！2度目の通常召喚で【ジェネクス・コントローラー】を召喚！！
これで場の準備は整ったお！！」
ブーンが叫ぶと同時に、大地が揺れ始める。
＼□／
（=0w0） 「チェェェーンジッ！ジェネクース！！スイッチ・オン！！！ガイアが俺に輝けと叫ぶ！シンクロ召喚！！」
[ 凸] 『Connection！Connection！！シンクロ召喚！』
＼□／
（=0w0） [ 凸] 『ジオ・ジェネクスッ！！！』
ジオ・ジェネクス 地 ★6
【機械族・シンクロ/効果】
「ジェネクス・コントローラー」＋チューナー以外の地属性モンスター１体以上
自分フィールド上にレベル４以下の「ジェネクス」と名のついたモンスターが表側表示で存在する限り、このカードの元々の攻撃力・守備力をエンドフェイズ時まで入れ替える事ができる。
この効果は１ターンに１度しか使用できない。
ATK 1800 DEF 2800
┃
[oO：O] 「【ジオ・ジェネクス】は場にレベル4以下のジェネクスと名のつくモンスターが存在する場合、攻撃力と守備力を入れ替えることができるお！」
＜YyY＞ 「ギャギャギャ！該当スルモンスターガ、場ニイナイゾ！！」
┃
[oO：O] 「この効果は召喚成功の起動効果じゃないんだお！手札から【黙する死者】発動！墓地の【ジェネクス・コントローラー】を特殊召喚だお！」
黙する死者
『通常魔法』
自分の墓地から通常モンスター１体を表側守備表示で特殊召喚する。
そのモンスターはフィールド上に存在する限り攻撃をする事ができない。
┃
[oO：O] 「【ジオ・ジェネクス】の攻撃力と守備力を入れ替え、攻撃力は2800まで上昇するお！！」
ジオ・ジェネクス ATK1800→2800 DEF2800→1800
＜YyY＞ （ギャギャギャ…！伏セカードノ【魔法の筒】ハ【ピケルの魔法陣】デ効果ガナイガ、手札ニハ【オネスト】ガアル！
攻撃ニカウンターシテ、トドメダ！！）
魔法の筒 ＜制限カード＞
『通常罠』
相手モンスター１体の攻撃を無効にし、
そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手プレイヤーに与える。
オネスト 光 ★4
【天使族・効果】
自分のメインフェイズ時に、フィールド上に表側表示で存在するこのカードを手札に戻す事ができる。
また、自分フィールド上に表側表示で存在する光属性モンスターが戦闘を行うダメージステップ時にこのカードを手札から墓地へ送る事で、
エンドフェイズ時までそのモンスターの攻撃力は、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力の数値分アップする。
ATK 1100 DEF 1900
┃
[oO：O] 「ブーンにはまだ通常召喚の権利が残ってるお！【ジェネクス・コントローラー】をリリースして【アーミー・ジェネクス】をアドバンス召喚！」
アーミー・ジェネクス 地 ★6
【機械族・効果】
「ジェネクス」と名のついたモンスターをリリースしてこのカードのアドバンス召喚に成功した時、相手フィールド上に存在するカード１枚を破壊する事ができる。
ATK 2300 DEF 1300
┃
[oO：O] 「【ワーム・ゼクス】を破壊するお！」
＞；XxX＜＜；YyY＞ 「何！？」
[ 凸] 『やはり手札には【オネスト】が存在したようですね。』
┃
[oO：O] 「これで心配なくなったお！【アーミー・ジェネクス】で【ワーム・ヤガン】を攻撃！！キャノンシュートッ！！」
【アーミー・ジェネクス】（ATK2300）VS【ワーム・ヤガン】（DEF1800）
┃
[oO：O] 「【Ｘ−セイバー ウルベルム】でダイレクトアタックだお！」
＜YyY＞ LP3600→1400
┃
[oO：O] 「【Ｘ−セイバー ウルベルム】の効果で手札を…」
＜；YyY＞ 「ソウハイクカ！コノ瞬間【冥府の使者ゴーズ】トトークンヲ守備表示デ特殊召喚ダ！」
冥府の使者ゴーズ 闇 ★7 ＜制限カード＞
【悪魔族・効果】
自分フィールド上にカードが存在しない場合、相手がコントロールするカードによってダメージを受けた時、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。この方法で特殊召喚に成功した時、受けたダメージの種類により以下の効果を発動する。
●戦闘ダメージの場合、自分フィールド上に「冥府の使者カイエントークン」(天使族・光・星７・攻/守？)を１体特殊召喚する。このトークンの攻撃力・守備力は、この時受けた戦闘ダメージと同じ数値になる。
●カードの効果によるダメージの場合、受けたダメージと同じダメージを相手ライフに与える。
ATK 2700 DEF 2500
┃
[oO：O] 「チィッ！ならば【ジオ・ジェネクス】で【冥府の使者ゴーズ】を攻撃だお！ジオ・プレッシャー！！」
【ジオ・ジェネクス】（ATK2800）VS【冥府の使者ゴーズ】（DEF2500）
┃
[oO：O] 「ターンエンド！」
＞XxX＜＜YyY＞ LP3600
手札：■■■
場：カイエントークン(DEF2200)
┃ ��
[oO：O] （) [===] LP300
手札：■
場：Ｘ−セイバー ウルベルム(ATK2200)×2、ジオ・ジェネクス(ATK1800)、アーミー・ジェネクス(ATK2300)、機甲部隊の最前線、伏せカード2枚
＞XxX＜ 「（クッ、コノ劣勢デドローロック…シカシ、戻サレタカードハ…）ドロー！」
っ【マシュマロン】
マシュマロン 光 ★3 ＜制限カード＞
【天使族・効果】
裏側表示のこのカードを攻撃したモンスターのコントローラーは、ダメージ計算後に１０００ポイントダメージを受ける。
このカードは戦闘によっては破壊されない。
ATK 300 DEF 500
＞XxX＜ （コイツヲ伏セレバ効果ダメージデ勝チダ…シカシ、次ノターンデ除去サレル可能性モアル。
今【カイエントークン】ノ攻撃力ハ2200…攻撃力1800ノ【ジオ・ジェネクス】ヲ狙エバトドメダガ…罠ノ可能性モ…）
ワーム星人の性格は卵を産みつけた相手の人格が色濃く反映される。
元プロAだった彼は慎重な性格、言い換えるなら臆病な性格だった。
使うデッキも【ロックバーン】で戦闘を行わず、確実にロックを行ってからダメージを与えていくタイプのプレイング。
＞XxX＜ （場ニ【魔法の筒】ガアルンダ。【マシュマロン】トノ2段構エ…無理スルコトハナイ。）
＞XxX＜ 「モンスターセットデターンエンドダ！」
��
（) [===]「ドロー！…攻撃できるときに、攻撃しなかったのがお前らの敗因だ！
これがお前らを裁く剣だ！【抹殺の使徒】！そして【撲滅の使徒】！！」
抹殺の使徒
『通常魔法』
裏側表示のモンスター１体を破壊しゲームから除外する。
もしそれがリバース効果モンスターだった場合お互いのデッキを確認し、
破壊したモンスターと同名カードを全てゲームから除外する。
その後デッキをシャッフルする。
撲滅の使徒
『通常魔法』
裏側表示の魔法または罠カード１枚を破壊しゲームから除外する。
もしそれが罠カードだった場合お互いのデッキを確認し、破壊した罠カードと同名カードを全てゲームから除外する。
その後デッキをシャッフルする。
��
（) [===]「伏せカード2枚を除外する！」
【マシュマロン】、【魔法の筒】除外！
＞；XxX＜ 「ギッ…！」
��
（) [===]「【アーミー・ジェネクス】でカイエントークンを撃破！」
【アーミー・ジェネクス】（ATK2300）VS【カイエントークン】（DEF2200）
��
（) [===]「とどめだ！【Ｘ−セイバー ウルベルム】！！グランXソードッ！！！」
＞；XxX＜ 「ソウハイクカ！手札カラ【バトルフェーダー】ヲ…！」
��
（) [===]「無駄だ！チェーンして【マインドクラッシュ】！！指定するのは当然【バトルフェーダー】だ！！！」
マインドクラッシュ ＜準制限カード＞
『通常罠』
カード名を１つ宣言する。相手は手札に宣言したカードを持っていた場合、そのカードを全て墓地へ捨てる。持っていなかった場合、自分はランダムに手札を１枚捨てる。
＞；XxX＜ 「グァッ…」
��
（) [===]「【バトルフェーダー】は墓地に送られた場合、効果は不発！当然バトル続行だ！！」
＞；XxX＜＜；YyY＞ 「グギャアアアアアアアアッ！？」
＞XxX＜ LP1400→0
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（ ＾ω＾）「負けたワーム星人はみんなこうなるらしいお…」
会場から離れたところで爆破後を見つめるブーンとドクオ。
ブーンはこれまでの簡単な経緯をドクオに説明した。
(；'A`) 「つまり、あんな化け物がまだまだ地球にやってくるってことかよ！」
（；＾ω＾）「そういう事だお…ブーンも先日ヒーローになったばかりだから詳しいことは知らないんだけどお。
戦うのは自由だお、逃げても誰も非難はしないお…どうするお？」
('A`) 「…やるさ…黙っててもやられるっていうならやるしかない！」
（；＾ω＾）「助かるお…正直ブーン一人でどうしようかと思っていたんだお。
[ 凸] 『今後、我々も至急増援を行います。その時のために連絡用の回線をお教えしておきましょう。』
('A`) 「分かった、これが俺の連絡先だ…またワーム星人がやってきたら連絡してくれ。」
[ 凸] 『警察やプロリーグ協会にはワーム星人や我々のことはくれぐれも話さないでください。もっとも話したところで信用されないでしょうが。』
('A`) 「だろうな。聞かれても知らぬ存ぜぬで通すさ。」
[ 凸] 『助かります、これから貴方はどうするつもりで？』
('A`) 「プロリーグ協会に今回の事件の事情聴取は受けるだろうからそっちの対応かな…
俺は代理人とかつけてないから自分で交渉しないといけないし。」
そういうとドクオの懐から携帯の着信音が鳴り響く。
('A`) 「やっぱり…早速連絡が来た。それじゃまたな！」
そういうとドクオは電話に出ながら走り出した。
('A`) （俺が欲しかったモノ…それは切っ掛けだ！こんな抑鬱とした状態を何か変えるような圧倒的な切っ掛け…！）
('A`) （それが例え命がけでも…俺はこのまま中途半端なプロで終わりたくない！！）
（ ＾ω＾）「行っちゃったお…そういえば。」
[ 凸] 『はい？』
（ ＾ω＾）「大会ってどうなったんだお？」
[ 凸] 『当然中止でしょうね。スタジアムも壊れてますから代理開催もしばらくないかと。』
（；＾ω＾）「って事はブーンは無一文のままかお？」
[ 凸] 『そうなりますね。』
（ ；ω；）「今日からホームレス生活確定かお…」
[ 凸] 『元気出してください、ワーム星人を撃退したことによる報酬が存在しますし。』
（ ＾ω＾）「え！？お金もらえるのかお！？」
[ 凸] 『えぇ、人間が生活するのにお金かかるのは我々知っていますから。多少ですが報酬として金銭を用意しています。』
そういうとジェネクス・コントローラーは封筒を手渡す。
（ ＾ω＾）「助かったお！これで宿無し文無し状態からは開放されそうだお！！」
そういうとブーンは早速封筒の中身を取り出す。
／⌒ヽ
（ ＾ω＾）
/ つ{三}O
しー-Ｊ Y⌒�� ﾎﾟﾄｯ
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（ ＾ω＾）
(( / つ{三}O ))
しー-Ｊ :::; ��
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（ ＾ω＾ ）
/ つ{三}O
しー-Ｊ ��
第3話完
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