依頼1：スタジアム奪還
最終更新：ID:hrcMxyHezQ 2012年08月09日(木) 22:58:50履歴
カードプロフェッサーとは何か！
( ﾟдﾟ)「……」
説明しよう！
それは、報酬さえもらえればアカデミアの講師から大会のサクラ、果てはデュエルギャングの鎮圧まで、
ありとあらゆる仕事をこなす、まさにプロフェッショナルなのである！
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ「こちらが、本日の業務内容となっております」
しかも美人のオペレーターまでついている！ うらやましい！ うらやましいぞカードプロフェッサー！
( ﾟдﾟ)「うん。いやさあ、確かに、ちゃんと報酬もらえるんなら、なんだってするよ？
なんだって、するけどさあ……流石に、これは、ねえ」
カードプロフェッサーとは何か！
もう1度説明しよう！
【スタジアム奪還】
Cliant 海馬コーポレーションハートランド支部
『緊急事態だ。
明日開催する予定の大会『デュエルカーニバル・ジュニアリーグ』、
その会場となるスタジアムが、デュエルテロリストたちに占拠された。
参加者は小・中学生のみの大会だが、
プロリーグ関係者や大物政治家などもやってくる、非常に重要な大会だ。
絶対に穴を開けるわけにはいかない。
彼らの要求は『《メンタルマスター》の規制緩和』だが、
このような要求を1度呑んでしまったら、味を占めた世界のテロリストどもが、
またどこかで同じような事件を起こすことも考えられる。そんなことがあってはならない。
よって、君にはこのテロリストたちの抹殺を依頼したい。
成功すれば、政界の有力者たちに君の名前を紹介しておくことも考えよう。
だが失敗すれば……わかっているね？
なお、このメールは自動的に消滅する。それでは健闘を祈る』
( ﾟдﾟ)「……産業にまとめてくれ」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ「☆本日の業務内容☆
・死ね」
( ﾟдﾟ)「二行で済んでしまった……」
それは、報酬さえもらえれば要人のデュエル暗殺からデュエル災害時の人命救助、果てはデュエルテロリストの鎮圧まで、
『何でも屋』の名の元に、都合よくこき使われる存在なのである！
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ「いいから黙って支度してください、これ以上失敗が続くようならもう依頼来なくなりますよ」
しかも鬼畜なお目付け役までついている！ ブラックだ！ ブラックすぎるぞカードプロフェッサー！
( ﾟдﾟ)彼はカードプロフェッサーなようです
【スタジアム 放送席】
( ＾Д＾)「……」
( ＾Д＾) 『こちら本部。異常はないか』
『ハッ！ 異常ありません！』
( ＾Д＾) 『なら、いい』
『ま、待ってください！ 男が1人、こっちに――うわあああああ！？』
( ；＾Д＾) 『！？ おい、どうした！？ おい！』
『で、デカい鮫が！ うわあああああああﾌﾞﾂｯ』
( ；＾Д＾) 「おい！ 返事をしろ！ おい！」
『ARビジョン、リンク完了』
( ；＾Д＾) 「！？ Dゲイザーが勝手に……」
( ；＾Д＾) 「いや、強制的にデュエルモードに入っただと！？」
『No.コード《32》。《スフィア・フィールド》、展開』
( ；＾Д＾) 「……なんだ、これは！？」
『『――デュエルターゲット、ロック・オン』』
( ＾Д＾) 「――！(ドアの向こうに、誰かいる！)」
( ＾Д＾) つｙ＝ ｽﾁｬｯ
( #＾Д＾)つｙ＝そ 「何者だ！？」 ｶﾁｯ
( ；＾Д＾)つｙ＝ 「な、弾が……なんだ！？ どうなってる！？」 ｶﾁｯ ｶﾁｯ
( д )「無駄だ。この空間では、デュエルに関すること以外はできない」
( ；＾Д＾) 「な……誰だお前は！？」
( ﾟдﾟ)「……カードプロフェッサー、だ」
さっきからミルナは何をやっているのか？ 説明しよう！
カードプロフェッサーは、全員《No.》と呼ばれる特殊なカードを1枚持っている！
で、そのカードに記された特殊コードを使ってDゲイザーを起動することで、
プロフェッサーたちは《スフィア・フィールド》という特殊空間を展開することができるのだ！
このフィールド内では拳銃爆弾その他一切のリアリスト行為が禁止される！
そして何より、このフィールド内ではモンスターを実体化させてリアルファイトに使うことができる！
この力があるからこそ、プロフェッサーたちはデュエルに銃火器を持ち出すリアリストにも対抗できるのだ！
以上説明終わり！ なげぇ！
( ﾟдﾟ)「面倒な話は抜きで行こう。私はこのスタジアムを奪還するよう依頼を受けた」
( ＾Д＾) 「依頼、だと……？ つまり、俺たちの要求は呑めないって言うのか！」
( ﾟдﾟ)「だから、面倒な話は抜きだと言ったはずだ。私はデュエルでこのスタジアムを解放する。
それが嫌だと言うのなら、今ここで私を倒し、この場所で明日を迎えることだな」
( ＾Д＾) 「……チッ。いいだろう、その勝負受けてやる！」
( ﾟдﾟ)「物分りがよくて助かる。――行くぞ」
【( ﾟдﾟ)miruna】 『『デュエル！！』』 【pugya(＾Д＾ )】
( ＾Д＾)「先攻は貰う！ 俺のターン、ドロー！」
( ＾Д＾)「モンスターを1体セットして、カードを1枚伏せる！」
( ＾Д＾) 「で、永続魔法《強欲なカケラ》を発動！ ターンエンドだ」
【TURN1】 LP：8000 手札：3
場：《セットモンスター》 / 《強欲なカケラ》@カウンター0 リバースカード×1
( ﾟдﾟ)「私のターンだ。カードドロー」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『あー、あー、聞こえますか？』
( ﾟдﾟ)「……手札から、モンスターを裏守備表示で召喚」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『あ、もうデュエル中でしたか。じゃ、オペレート開始しますね。必要かどうか知りませんが』
( ﾟдﾟ)「カードを2枚伏せ、ターンエンドだ」
【TURN2】 LP：8000 手札：2
場：《セットモンスター》 / リバースカード×2
( ＾Д＾) 「なんだなんだ？ 派手な登場の割に、立ち上がりは慎重だな！」
( ﾟдﾟ)「……」
( ＾Д＾) 「俺のターン、ドロォー！ この瞬間、《強欲なカケラ》にカウンターが1つ乗る！」
( ＾Д＾) 「で、手札からチューナーモンスター《クレボンス》を召喚！」
《クレボンス》：星２/闇属性/サイキック族/攻1200/守 400 【チューナー】
( ＾Д＾) 「さらに魔法カード《緊急テレポート》を発動、デッキから《メンタルプロテクター》を特殊召喚だ！」
《メンタルプロテクター》：星３/光属性/サイキック族/攻 0/守2200
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『2体のモンスターのレベル合計は5。来ますかね』
( ＾Д＾) 「レベル3の《メンタルプロテクター》に、レベル2の《クレボンス》をチューニング！」
( ＾Д＾) 「シンクロ召喚、現れろレベル5《マジカル・アンドロイド》！」
《マジカル・アンドロイド》：星５/光属性/サイキック族/攻2400/守1700 【シンクロ】
( ﾟдﾟ)「ふむ」
( ＾Д＾) 「さらに、セットしていた《静寂のサイコウィッチ》を反転召喚！」
《静寂のサイコウィッチ》：星３/地属性/サイキック族/攻1400/守1200
( ＾Д＾) 「バトルだ、《アンドロイド》で伏せモンスターを攻撃！」
( ＾Д＾) ：《マジカル・アンドロイド》@ATK2400 【Win】
( ﾟдﾟ)：《セットモンスター》→《リチュア・エリアル》@DEF1800 【Lose】
( ﾟдﾟ)「セットモンスターは《リチュア・エリアル》だ。破壊されるが、リバース効果を発動！
《リチュア・エリアル》：星4/水属性/魔法使い族/攻1000/守1800
( ﾟдﾟ)「デッキから、《リチュア》モンスターを手札に加える。《リチュア・ビースト》をサーチだ」
( ＾Д＾) 「知ったことか！ 《サイコウィッチ》のダイレクトアタック！」
( ＾Д＾) ：《静寂のサイコウィッチ》@ATK1400 【ダイレクトアタック！】
( ﾟдﾟ)：LP8000→6600
( ﾟдﾟ)「ふん」
( *＾Д＾) 「なんだ、カードプロフェッサーってたいしたことないじゃん！ 俺はこれでターンエンドだ！」
( ＾Д＾) 「……っと、その前に。《マジカル・アンドロイド》の効果発動！」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『場のサイキック族モンスター1体につき600ポイント、ライフを回復する効果ですか。
今、フィールドに存在するモンスターは《マジカル・アンドロイド》と《サイコウィッチ》の2体…』
( *＾Д＾) 「よって1200ポイント回復！ 今度こそターンエンドだ！」
【TURN3】 LP：9200 手札：2
場：《マジカル・アンドロイド》@ATK2400 《静寂のサイコウィッチ》@ATK1400 / 《強欲なカケラ》@カウンター1 リバースカード×1
( ﾟдﾟ)「私のターン！ 手札から《リチュア・ビースト》を召喚」
《リチュア・ビースト》：星4/水属性/獣族/攻1500/守1300
( ＾Д＾) 「さっきサーチしてたモンスターか……」
( ﾟдﾟ)「このカードが召喚されたとき、私は墓地から《リチュア》モンスター1体を蘇生することができる。《エリアル》を特殊召喚！」
( ﾟдﾟ)「そして魔法カード《簡易融合》を発動、1000ライフと引き換えに、この場で融合召喚を行う！」
( ﾟдﾟ)「現れろ、《レア・フィッシュ》！」LP6600→5600
《レア・フィッシュ》：星4/水属性/魚族/攻1500/守1200
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『これで、場にはレベル4のモンスターが3体。揃いましたね』
( ﾟдﾟ)「《リチュア・ビースト》《レア・フィッシュ》《リチュア・エリアル》、3体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築！」
( ；＾Д＾) 「な、なんだぁ！？」
( ﾟдﾟ)「エクシーズ召喚！ 現れろ、《No.32》！」
( ﾟдﾟ)「深海より浮上する臙脂色の牙、《海咬龍シャーク・ドレイク》！」
《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》：ランク4/水属性/海竜族/攻2800/守2100
( ；＾Д＾) 「ぐ、攻撃力2800だと！」
( ﾟдﾟ)「私は装備魔法《ジャンク・アタック》を《シャーク・ドレイク》に装備。では、バトルフェイズだ」
( ﾟдﾟ)「《シャーク・ドレイク》の攻撃、対象は《マジカル・アンドロイド》！」
( ；＾Д＾) 「く……」
( ﾟдﾟ)「噛み砕け、"デプス・バイト"！」
( ﾟдﾟ)：《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2800 【Win】
( ＾Д＾) ：《マジカル・アンドロイド》@ATK2400 【Lose】
( ；＾Д＾) 「ぬわああーっ！」LP9200→8800
( ；＾Д＾) 「ぐ、痛ェ……は、いや、痛い？」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『そしてこの瞬間、《ジャンク・アタック》の効果が発動、ですね』
( ﾟдﾟ)「ああ。《ジャンク・アタック》を装備したモンスターが、バトルでモンスターを破壊したとき！」
( ﾟдﾟ)「破壊したモンスターの元々の攻撃力の半分を、相手プレイヤーにダメージとして与える！」
【《マジカル・アンドロイド》@ATK2400 → 《ジャンク・アタック》@damage1200】
( ；＾Д＾) 「のおおおおお！！ 熱い！ 熱ぅーい！」LP8800→7600
( ﾟдﾟ)「続いて《シャーク・ドレイク》の効果を発動！ オーバーレイユニットを1つ使い、
今のバトルで破壊した《マジカル・アンドロイド》を、お前の場に復活させる！」
( *＾Д＾) 「え、返してくれるの！？」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『攻撃力は1000ポイント下がりますがね』
( ﾟдﾟ)「だが、新たな獲物の登場に、《シャーク・ドレイク》は再び血を求め出す。
この効果を使った瞬間、《シャーク・ドレイク》は2度目の攻撃が可能となる！」
( ＾Д＾) 「」
( ﾟдﾟ)「心ゆくまで食らい尽くせ、"デプス・バイト・セカンド"！」
( ﾟдﾟ)：《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2800 【Win】
( ＾Д＾) ：《マジカル・アンドロイド》@ATK1400 【Lose】
( ；ﾟДﾟ)「ぬわああああああああああ！！」LP7600→6200
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『で、《ジャンク・アタック》の効果も、もう1度発動……と』
【《マジカル・アンドロイド》@ATK2400 → 《ジャンク・アタック》@damage1200】
( ； Д ) ﾟ ﾟ 「あんぎゃあああああああ！！」LP6200→5000
( ﾟдﾟ)「バトルフェイズ終了。カードを1枚伏せ、ターンエンドだ」
【TURN4】 手札：3 LP：5600
場：《海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2800 / 《ジャンク・アタック》(→シャークドレイク) リバースカード×1
( ； Д ) 「い、痛い……全身が痛いし熱い……なんだこれ……」
( ﾟдﾟ)「……言ってなかったか？」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『スフィアフィールドが展開されている間、デュエルで発生したダメージは全て現実のものとなります』
( ；＾Д＾) 「なんだよそのふざけた仕様は！」
( ﾟдﾟ)「こうでもしなければ、武装集団の鎮圧なんてできないさ」
( ；＾Д＾) 「ぐ……ちくしょう、俺のターン！ 《強欲なカケラ》に2つ目のカウンターが乗る！」
( ＾Д＾) 「カウンターが2つ乗った《強欲なカケラ》を墓地に送ることで、俺はカードを2枚ドロー！」
( ＾Д＾) 「……手札から《寡黙なるサイコプリースト》を召喚！ このカードは召喚されたとき、自動で守備表示になるぜ」
《寡黙なるサイコプリースト》：星3/地属性/サイキック族/攻 0/守2100
( ＾Д＾) 「そして効果発動！ 手札を1枚捨てて、墓地の《マジカル・アンドロイド》を除外！」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『《サイコプリースト》がフィールドを離れると、除外した《マジカル・アンドロイド》が復活する。そういう仕組みらしいですね』
( ﾟдﾟ)「ふむ。まあ恐るるに足りんな」
( ；＾Д＾) 「ぐぬぬ……《サイコウィッチ》を守備表示にして、カードを2枚伏せる。ターンエンドだ」
【TURN5】 LP：5000 手札：1
場：《静寂のサイコウィッチ》@DEF1200 《寡黙なるサイコプリースト》@DEF2100 / リバースカード×3
( ﾟдﾟ)「ふん。私のターン、ドロー」
( ﾟдﾟ)「手札から《素早いマンボウ》を召喚」
《素早いマンボウ》：星2/水属性/魚族/攻1000/守 100
( ＾Д＾) 「へん！ ATK1000程度の雑魚で何をしようってｎ( ﾟдﾟ)「魔法カード《強制転移》を発動！」
( ﾟдﾟ)「私の場のモンスターとお前の場のモンスターを、それぞれ1体ずつ交換する！」
( ﾟдﾟ)「私がコントロールを渡すのは《素早いマンボウ》だ」
( ＾Д＾) 「俺は……《サイコウィッチ》を渡すぜ」
( ﾟдﾟ)「いいだろう」
( ＾Д＾) (なるほど、こいつはリクルーターだったのか。だが、あいつに渡した俺の《サイコウィッチ》もリクルーターだ！ 次のターンで……)
( ﾟдﾟ)「断っておくが、次のターンは来ないかもしれないぞ」
( ＾Д＾) 「なに？」
( ﾟдﾟ)「バトルフェイズ！ 《シャーク・ドレイク》で、《素早いマンボウ》を攻撃する！」
( ；＾Д＾) 「ゲッ、また――」
( ﾟдﾟ)：《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2800 【Win】
( ＾Д＾) ：《素早いマンボウ》@ATK1000 【Lose】
( ；＾Д＾) 「うおおおおおおおおお！！」LP5000→3200
( ﾟдﾟ)「戦闘破壊がトリガーとなって、《ジャンク・アタック》《素早いマンボウ》《シャーク・ドレイク》、3つの効果が発動する！」
( ﾟдﾟ)「まずは《ジャンク・アタック》、効果ダメージを食らえ！」
【《素早いマンボウ》@ATK1000 → 《ジャンク・アタック》@damage500】
( ；＾Д＾) 「ぬわあああああ！」LP3200→2700
( ﾟдﾟ)「続いて《素早いマンボウ》の効果、このカードがバトルで破壊されたとき、デッキから魚族モンスター1体を墓地に送る」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『相手のフィールドで破壊されたとはいえ、元は自分のカードですから、破壊されれば自分の墓地に送られる。
よってこの効果を使えるのは相手プレイヤーではなく自分。リクルーターの基本ですね』
( ﾟдﾟ)「《トライポッド・フィッシュ》を墓地へ。そしてその後、デッキから2体目の《素早いマンボウ》を特殊召喚！ 守備表示だ」
( ﾟдﾟ)「そして最後に《シャーク・ドレイク》の効果！ オーバーレイユニットを使い、
破壊した《素早いマンボウ》を、今一度お前の場に特殊召喚する！」
( ；＾Д＾) 「ちょ、ちょっと待て！ そいつ元はと言えばお前のモンスターだろうが！ なんで俺のフィールドに来る！？」
( ﾟдﾟ)「《シャーク・ドレイク》は雑食性だ。獲物の選り好みはしない主義でな」
( ；＾Д＾) 「くっそ……」
( ﾟдﾟ)「《素早いマンボウ》の攻撃力を1000下げ、お前の場に攻撃表示で特殊召喚。
そして、《シャーク・ドレイク》はもう1度攻撃することが可能になる！」
( ；＾Д＾) 「待った！ まだだ！ まだ死なねえぞ！ トラップ発動、《サイコ・ヒーリング》！」
( ＾Д＾) 「自分のフィールドに存在するサイキック族モンスター1体につき、1000ポイントライフを回復する！」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『敵のモンスターは《素早いマンボウ》と《寡黙なるサイコプリースト》の2体。
《素早いマンボウ》は魚族ですから、1000ポイントの回復ですね』
( ﾟдﾟ)「む、決まらなかったか。まあいい、《シャーク・ドレイク》よ、食事の時間だ！ 思う存分食らいつくせ！」
( ；＾Д＾) 「ま、また……」LP2700→3700
( ﾟдﾟ)「"デプス・バイト"ォ！」
( ﾟдﾟ)：《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2800 【Win】
( ＾Д＾) ：《素早いマンボウ》@ATK 0 【Lose】
( ；＾Д＾) 「ぬぎゃああああああああああ！！」LP3700→ 900
( ﾟдﾟ)「《ジャンク・アタック》と《素早いマンボウ》の効果を発動！」
【《素早いマンボウ》@ATK1000 → 《ジャンク・アタック》@damage500】
( Д ) 「げはっ」LP 900→ 400
( ﾟдﾟ)「デッキから《キラー・ラブカ》を墓地へ。さらに3体目の《素早いマンボウ》を守備表示で特殊召喚」
( ﾟдﾟ)「私はこれでターンエンドだ」
【TURN6】 LP：5600 手札：2
場：《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2800 《素早いマンボウ》@DEF 100 《素早いマンボウ》@DEF 100 《静寂のサイコウィッチ》@DEF1200
/ 《ジャンク・アタック》(→シャークドレイク) リバースカード×1
( ；‐Д‐) 「ぐ……おぉ……」
( ﾟдﾟ)「……そのまま寝ててもいいんだぞ」
( Д ) 「……ふざ、けんな」
( ﾟдﾟ)「！」
( #＾Д＾) 「俺は……俺は、絶対に！ こんなところで負けるわけには、いかねえんだ！！」
―――
2011年、9月1日。
その日、プギャーは1日中、自室で泣き崩れていた。
( ；Д；)「どうして……どうして、こんなことに……ッ！」
震える両手に握られていたカードの名は、《メンタルマスター》。
発売当初からエラッタだなんだと騒ぎのあったカードだが、
黎明期からサイキック族デッキを支えてきたカードであり、
ただ優秀なだけではない、サイキック族を象徴するようなカードだった。
だが、ある日発見された無限ループコンボが原因で、メンタルマスターは禁止カードとなってしまった。
全国のサイキック族デッキの使い手は大いに落胆し、大いに怒った。
だが、プギャーはいつまでも悲しんでいたわけではなかった。
( ＾Д＾) 「恵まれないメンマスちゃんに愛の手をー！」
<ヽ｀∀´>「募金よろしくお願いしますニダー！」
KONMAIに対し抗議運動も行った。
街中での署名活動も行った。
プギャーも、熱心に活動を行っていた一人だった。
だが、実用性がどうであれ、無限ループには強硬な態度で規制を入れるのがKONAMIの姿勢であり、
活動を続けて1年が経過しても、未だ規制緩和の兆しは見えなかった。
( ；＾Д＾) 「そんなバカな！ 《トリシューラ》が禁止だって！？」
<ヽ；｀∀´>「それどころじゃないニダ！ 《バルブ》も《スポーア》も一斉禁止……一体KONMAIは何を考えてるニダ！」
それどころか、開闢の使者のようなパワーカードはあっさりと禁止解除し、
新システム・エクシーズ召喚の浸透のため、かつて一時代を築いたシンクロ・チューナーモンスターを次々と規制していく。
シンクロ召喚に特化した種族、サイキック族を使い続けてきたプギャー。
度重なる規制の嵐の中で蓄積されたその怒りは、いつしか限界に達していた。
( ＾Д＾) (……この程度じゃ、ダメなんだ)
ある時プギャーは気付いた。
こんな生ぬるい活動ではダメだ、と。
暴力という絶対的な力を借りなくては、KONMAIに自分たちの怒りを伝えることはできない、と。
そしてプギャーは、サイキック愛好家の同士たちを集め、武装集団【アルカディア・ムーブメント】を結成した。
組織の拡大、軍備の充実を進める一方で、裏社会の情報網を使い、情報を集める。
そしてある時手に入れた情報が、『近々、このスタジアムで大規模な大会が行われるらしい』というものだった。
しかも、その大会には大物政治家やプロリーグ関係者などもやってくるとのこと。
プギャーにとっては、自分たちの要求をダイレクトに伝えることのできる、うってつけのイベントだった。
次の制限改訂まで、もうあまり時間はない。
プギャー……いや、アルカディア・ムーブメントにとっては、これが最後のチャンスなのだ。
―――
( #＾Д＾) 「ここで俺が負けたら、もう2度と《メンタルマスター》を救い出すチャンスはやってこない！
絶対、絶対に……勝たなきゃならねえんだ！！
俺自身のためにも！ サイキック族のためにも！ サイキック使いの皆のためにも！」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『……下手に信念を持ったテロリストっていうのは、なんとも面倒な相手ですね』
( ﾟдﾟ)「……言ってやるな」
( ＾Д＾) 「俺の……ターーーンッ！」
( ＾Д＾) 「手札から！ 速攻魔法《神秘の中華なべ》を発動ッ！」
( ＾Д＾) 「《寡黙なるサイコプリースト》をリリースし、その守備力2100をライフに変換！」LP 400→2500
( ＾Д＾) 「さらに！ 《サイコプリースト》が場を離れたことで、除外されていた《マジカル・アンドロイド》が帰還する！」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『とはいえ、攻撃力は《シャーク・ドレイク》を下回っている。ここからどう仕掛けてくるか……』
( ＾Д＾) 「そして俺は《マジカル・アンドロイド》をリリースし、《マックス・テレポーター》をアドバンス召喚！」
《マックス・テレポーター》：星６/光属性/サイキック族/攻2100/守1200
( ﾟдﾟ)「！」
( ＾Д＾) 「《マックス・テレポーター》……効果、発動ォ！ デッキからレベル3のサイキック族2体を特殊召喚する！」
( ；＾Д＾) 「ライフを……2000、払い……ッ！ 現れろ、《サイコ・コマンダー》！ 《メンタルシーカー》！」LP2500→ 500
《メンタルシーカー》：星３/地属性/サイキック族/攻 800/守 600 【チューナー】
《サイコ・コマンダー》：星３/地属性/サイキック族/攻1400/守 800 【チューナー】
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『ライフを削り、チューナーを揃えた……来ます！』
( ＾Д＾) 「レベル6《マックス・テレポーター》に、レベル3《サイコ・コマンダー》をチューニング！」
( ＾Д＾) 「シンクロ召喚！ ぶち抜け、《ハイパーサイコガンナー》！！」
《ハイパーサイコガンナー》：星９/地属性/サイキック族/攻3000/守2500 【シンクロ】
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『攻撃力3000！ 《シャーク・ドレイク》を超えた……』
( ＾Д＾) 「行けェ、《ハイパーサイコガンナー》！ 《静寂のサイコウィッチ》を攻撃！」
( ﾟдﾟ)「……」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『って、狙いは《シャーク・ドレイク》じゃない……？ 一体どうして』
( ﾟдﾟ)「……トラップ発動、《ポセイドン・ウェーブ》！」
( ﾟдﾟ)「相手モンスター1体の攻撃を無効にし、その後、自分の場の魚族モンスター1体につき800のダメージを与える！」
( ＾Д＾) 「させねえよ、そんなこと絶対にさせねえ！ カウンタートラップ、《ブローニング・パワー》！」
( ＾Д＾) 「《メンタルシーカー》をリリースして、《ポセイドン・ウェーブ》を無効にする！」
( ；ﾟдﾟ)「チッ…」
( #＾Д＾) 「食らえぇーーーーッ！」
( ＾Д＾) ：《ハイパーサイコガンナー》@ATK3000 【Win】
( ﾟдﾟ)：《静寂のサイコウィッチ》@DEF1200 【Lose】
( ＾Д＾) 「《ハイパーサイコガンナー》は貫通能力を持つモンスター！ 守備表示だろうとダメージは受けてもらう！」
( ；-дﾟ)「ぐ…ッ！」LP5600→3800
( ＾Д＾) 「そして《ハイパーサイコガンナー》の第二効果！ この時与えたダメージは、そのまま俺のライフポイントに還元される！」LP 500→2300
( ＾Д＾) 「そして破壊された《静寂のサイコウィッチ》の効果発動！ デッキから攻撃力2000以下のサイキック族モンスターを除外する！」
( ＾Д＾) 「俺が除外するのは《サイコ・ウォールド》、こいつは次の俺のターンにフィールドへ特殊召喚される！」
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『大丈夫ですか！？』
( ﾟдﾟ)「……問題ない」
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『そ、そうですか。コホン』
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『ライフ回復とリクルートを優先してくれたおかげで、《シャーク・ドレイク》は生き残れました。
ですが、今除外した《サイコ・ウォールド》の効果は危険です。次のターンでどうにか反撃を……』
( ﾟдﾟ)「……《ハイパーサイコガンナー》は前座に過ぎない。そうだろう？」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『えっ』
( ﾟдﾟ)「《シャーク・ドレイク》ではなく《サイコウィッチ》を狙ったのは、
ライフ回復とリクルート効果を発動するためだ。だが、それだけではない」
( ﾟдﾟ)「別に追撃手段があったからだ。違うか？」
( ＾Д＾) 「……」
( ＾Д＾) 「当たりだよ。リバースカード、オープン！」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『――！』
( #＾Д＾) 「《バスター・モード》ッ！！」
( ＾Д＾) 「《ハイパーサイコガンナー》をリリースし、デッキからモンスター1体を特殊召喚する……」
( #＾Д＾) 「進化せよ、《ハイパーサイコガンナー》！ 現れよ、《ハイパーサイコガンナー/バスター》！」
《ハイパーサイコガンナー/バスター》：星１１/地属性/サイキック族/攻3500/守3000
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『攻撃力3500！ しかも、まだバトルフェイズ中……』
( ＾Д＾) 「バトルッ！ 殺れ、《ハイパーサイコガンナー/バスター》！ 《シャーク・ドレイク》を攻撃！」
( ＾Д＾) ：《ハイパーサイコガンナー/バスター》@ATK3500
( ﾟдﾟ)：《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2800
( ﾟдﾟ)「《マックス・テレポーター》から、わざわざ《ハイパーサイコガンナー》を呼んだ。
そして、最初のターンから発動することなく場に残り続けていたリバースカード」
( ﾟдﾟ)「これらの事象から、お前が《バスター・モード》を使ってくる可能性が高いことは、既に読めていた」
( #＾Д＾) 「だったらどうした！？ 潰れちまいな、鮫モドキが！」
( ﾟдﾟ)「わかっていたからこそ、対策も用意していたということだ！ 墓地から《キラー・ラブカ》の効果を発動！」
( ；＾Д＾) 「！？」
( ﾟдﾟ)「場の海竜族モンスターが攻撃されるとき、墓地のこのカードを除外することで、その攻撃を無効にする！」
( ﾟдﾟ)「そして、次の私のターンが終わるまで、攻撃してきたモンスターの攻撃力を500ポイント下げる！」
( ＾Д＾) 「ちっ……仕留め損なったか」
( ﾟдﾟ)「これ以上回復されるのは、私としても面倒なんでな」
( ＾Д＾) 「へっ、この期に及んでライフの心配かよ。まずは《サイコガンナー》をどう倒すか考えるのが先じゃねえか？」
( ﾟдﾟ)「そうかもな。それで、ターンは？」
( ＾Д＾) 「終了だよ。手札もないしな」
【TURN7】 手札：0 LP：2300
場：《ハイパーサイコガンナー/バスター》@ATK3000
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『……』
( ﾟдﾟ)「私のターンだ。ドロー！」
( ﾟдﾟ)「……カードを3枚伏せ、《シャーク・ドレイク》を守備表示に。ターンエンド！」
【TURN8】 手札：0 LP：3800
場：《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@DEF2100 《素早いマンボウ》@DEF 100 《素早いマンボウ》@DEF 100
/ 《ジャンク・アタック》(→シャークドレイク) リバースカード×3
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『《キラー・ラブカ》で下がった《ハイパーサイコガンナー/バスター》の攻撃力も、これで元通りに……まずいですね』
( ＾Д＾) 「俺のターン！ スタンバイフェイズ、さっきのターン《サイコウィッチ》の効果で除外した《サイコ・ウォールド》が帰還する！」
《サイコ・ウォールド》：星4/地属性/サイキック族/攻1900 /守1200
( ＾Д＾) 「行くぜ、魔法カード《貪欲な壺》を発動！」
( ＾Д＾) 「墓地のモンスター5枚をデッキに戻し、シャッフル。そしてカードを2枚ドロー！」
【 《クレボンス》 《マックス・テレポーター》 《メンタルプロテクター》 《寡黙なるサイコプリースト》 《メンタルシーカー》 】
( ＾Д＾) 「……！」
( ﾟдﾟ)「……」
( ＾Д＾) 「……魔法カード、《最古式念動》を発動！」
( ＾Д＾) 「俺の場にサイキック族モンスターがいるとき、フィールド上に存在するカードを1枚破壊する！」
( ＾Д＾) 「俺が破壊するのは、お前のリバースカード！ 真ん中のカードを破壊しな！」
( ﾟдﾟ)「ちっ。《魔法の筒》が破壊される」
( ＾Д＾) 「へっ、やっぱりな。《ポセイドン・ウェーブ》が入ってるくらいだ、そいつも使ってくるだろうと思ってたぜ」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『ですが、《最古式念動》を使った場合、代償として1000ポイントのダメージが発生するはずです』
( ；＾Д＾) 「そんなことは、わかってんだよ……っ！」LP2300→1300
( ；＾Д＾) 「邪魔なトラップを消したところで、《サイコ・ウォールド》の効果発動！ ライフを800…払う、ことでぇッ！」LP：1300→ 500
( ＾Д＾) 「このターン自身の攻撃を放棄し、代わりに《ハイパーサイコガンナー/バスター》の2回攻撃を可能とする！」
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『せっかく回復したライフを、また大幅に削ってきた……』
( ﾟдﾟ)「捨て身で攻めに来るか。だが……」
( ＾Д＾) 「わかってる。お前の場にはリバースカードが2枚、この局面を凌ぎ切るだけの手は用意しているんだろうさ」
( ＾Д＾) 「そうなれば次のターン、そこの油断ならない鮫モドキが、棒立ちの《サイコ・ウォールド》に噛み付いてくることだろうよ」
( ﾟдﾟ)「……」
( #＾Д＾) 「だから、攻めも守りも手は抜かない！ 魔法カード《ミラクルシンクロフュージョン》発動！」
( ；ﾟдﾟ)「！」
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『あのカードは…！』
( ＾Д＾) 「フィールド及び墓地のモンスターを素材として、シンクロモンスターを使った融合召喚を行う！」
( ＾Д＾) 「俺が融合するのは、場の《サイコ・ウォールド》と、墓地の《マジカル・アンドロイド》！ 2体のモンスターを除外し、融合召喚！」
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『この条件を要求する融合モンスターは……』
( ﾟдﾟ)「……あいつか」
( #＾Д＾) 「 出 ろ ッ ！ 《 ア ル テ ィ メ ッ ト サ イ キ ッ カ ー》 ！ ！ 」
《アルティメットサイキッカー》：星10/光属性/サイキック族/攻2900/守1700 【融合】
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『カード効果では破壊されることのない、究極のサイキックモンスター！ この状況で出てくるなんて！』
( ＾Д＾) 「バトルフェイズ！ 《ハイパーサイコガンナー/バスター》の攻撃、第一打！ 対象は《シャーク・ドレイク》！」
( ﾟдﾟ)「リバースカードオープン！ 《シャーク・ドレイク》を対象に、トラップカード《攻撃の無敵化》！」
( ﾟдﾟ)「このバトルフェイズの間、《シャーク・ドレイク》を破壊から守る！」
( ＾Д＾) ：《ハイパーサイコガンナー/バスター》@ATK3500 【Win】
( ﾟдﾟ)：《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@DEF2100 【Lose】
( ＾Д＾) 「破壊できようができまいが、《ハイパーサイコガンナー/バスター》の効果は発動する！」
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『！』
( ＾Д＾) 「《ハイパーサイコガンナー/バスター》とバトルを行ったモンスターの守備力……
つまり《シャーク・ドレイク》の守備力、2100ポイントのダメージを相手に与える！」
【《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2800 / DEF 2100】
( ；ﾟд-)「ぐあああああああっ！！」LP3800→1700
( ＾Д＾) 「そして俺は《シャーク・ドレイク》の攻撃力分のライフを回復する」LP 500→3300
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『だ、大丈夫ですか！？』
( ；ﾟдﾟ)「気を抜くな！ まだ来るぞ！」
( ＾Д＾) 「《ハイパーサイコガンナー/バスター》の攻撃、第二打！ 対象は《シャーク・ドレイク》！」
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『この攻撃が通れば――』
( ﾟдﾟ)「通らせんッ！ トラップ発動、《シフトチェンジ》！」
( ﾟдﾟ)「《ハイパーサイコガンナー/バスター》の攻撃対象を、《シャーク・ドレイク》から《素早いマンボウ》に変更！」
( ＾Д＾) ：《ハイパーサイコガンナー/バスター》@ATK3500 【Win】
( ﾟдﾟ)：《素早いマンボウ》@DEF 100 【Lose】
( ＾Д＾) 「チッ。だが忘れんなよ、《ハイパーサイコガンナー》の効果は発動する！」LP3300→4300
【《素早いマンボウ》@ATK1000 / DEF 100】
( ﾟдﾟ)「そちらこそ忘れるな、《素早いマンボウ》の効果も発動だ！」LP1700→1600
( ﾟдﾟ)「私のデッキにもう《素早いマンボウ》はいない、だからリクルート効果は発動しないが、デッキから魚族モンスター1体を墓地に送る！」
( ﾟдﾟ)「私が墓地に送るのは《キラー・ラブカ》だ！」
( ＾Д＾) 「それがどうした！ 《アルティメットサイキッカー》の攻撃、対象は《素早いマンボウ》だ！」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『《アルティメットサイキッカー》は貫通能力を持つモンスター、ですが……』
( ﾟдﾟ)「墓地へ送った《キラー・ラブカ》の効果発動！ このカードを除外することで、魚族モンスターへの攻撃を無効にする！」
( ﾟдﾟ)「そして！ 次の私のターンの間、《アルティメットサイキッカー》の攻撃力は500ポイントダウンする！」
( ；＾Д＾) 「ぐ…っ、また持ちこたえやがったか…！ 俺はこれでターンエンド！」
【TURN9】 手札：0 LP：4300
場：《ハイパーサイコガンナー/バスター》@ATK3500 《アルティメットサイキッカー》@ATK2400
( ﾟдﾟ)「私の…ターン！」
(ﾟ、ﾟ*ﾄｿﾝ『《アルティメットサイキッカー》の攻撃力は2400、《シャーク・ドレイク》を下回りました！』
( ＾Д＾) 「く……」
( ﾟдﾟ)「血に飢えた鮫の前で隙を見せる。それが何を意味するか、今ここで教えてやる！」
( ﾟдﾟ)「行くぞ！ 《シャーク・ドレイク》を攻撃表示に変え、バトルフェイズに入る！」
( ；＾Д＾) 「畜生が、忌々しいほど油断ならねえ鮫だぜ…！」
( ﾟдﾟ)「《シャーク・ドレイク》で《アルティメットサイキッカー》を攻撃！」
( ﾟдﾟ)：《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2800 【Win】
( ＾Д＾) ：《アルティメットサイキッカー》@ATK2400 【Lose】
( ；＾Д＾) 「ぐぅ……」LP4300→3900
( ﾟдﾟ)「忘れてはいないだろうな、《ジャンク・アタック》の存在を！」
【《アルティメットサイキッカー》@ATK2900 → 《ジャンク・アタック》@damage1450】
( ；＾Д＾) 「がああああああ！」LP3900→2450
( ﾟдﾟ)「そして《シャーク・ドレイク》の効果！ 破壊した相手モンスターの攻撃力を1000ポイント下げ、相手の場に呼び戻す！」
( ；＾Д＾)「く、そ……畜生が……」
( #ﾟдﾟ)「何度でも！ 何度でも！ 何度でも！ 鮫は骨まで喰らい尽くす！」
( #ﾟдﾟ)「噛み砕け、"デプス・バイト"！」
( ﾟдﾟ)：《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2800 【Win】
( ＾Д＾) ：《アルティメットサイキッカー》@ATK1900 【Lose】
( ；＾Д＾) 「うおおおおおおおおおお！」LP2450→1550
( ﾟдﾟ)「そして《ジャンク・アタック》の効果を喰らえ！」
【《アルティメットサイキッカー》@ATK2900 → 《ジャンク・アタック》@damage1450】
( ； Д )「ごがっ……」LP1550→ 100
( ；-Д＾)「だ、が……持ちこたえたぜ……！」
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『……！』
( #＾Д＾) 「一言、断っておくぜ。さっきは何やらゴチャゴチャ言ってくれてたが……
俺は隙を見せたわけじゃねえ！ 次のターンで確実にお前をぶっ殺すために、
あえて攻撃して《キラー・ラブカ》を使わせたんだ！」
( ﾟдﾟ)「……」
( #＾Д＾) 「《アルティメットサイキッカー》は殺られたが、それでもまだ《ハイパーサイコガンナー/バスター》がいる！」
次のターン、《シャーク・ドレイク》に攻撃が決まれば、バトルの勝敗に関係なく効果ダメージでお前は死ぬ！」
( ﾟдﾟ)「……」
( #＾Д＾) 「もうすぐだ……もうすぐ、《メンタルマスター》が帰ってくる……！
こんなところで、お前なんかに負けるわけにはいかねえんだ！！」
( ﾟдﾟ)「……魔法カード、《浮上》を発動」
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『……？』
( ﾟдﾟ)「墓地に存在する、レベル3以下の魚族モンスター、《トライポッド・フィッシュ》を特殊召喚する」
《トライポッド・フィッシュ》：星3/水属性/魚族/攻 300/守1300
( ＾Д＾) 「……何の真似だよ、それは」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『《トライポッド・フィッシュ》は、墓地からの特殊召喚に成功したとき、場の魚族モンスター1体のレベルを1つ上げることができます』
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『ですが、この状況で、その効果に何の意味が……』
( ﾟдﾟ)「私は場の《素早いマンボウ》のレベルを1つ上げ、レベル3とする！」
( ＾Д＾) 「エクシーズ召喚が狙いか？ だが！」
( #＾Д＾) 「お前の手札は既にゼロ！ リバースカードもない！ 墓地にも有用なカードは落ちていない！」
( #＾Д＾) 「そんな状況で何を出す！？ 《ゼンマイン》を出そうが！ 《リヴァイエール》を出そうが！ 《イグニス》を出そうが！」
( #＾Д＾)「《ハイパーサイコガンナー/バスター》を消せない以上、もうお前の負けは決まってんだよ！」
( ﾟдﾟ)「私は！ レベル3の《トライポッド・フィッシュ》と《素早いマンボウ》でオーバーレイ！」
( ﾟдﾟ)「2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築！ エクシーズ召喚！」
iニl三三三三三三三�検院院�ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'''‐‐‐--=,,,,__,ｨ-‐-､
. ｉﾆlﾆ三三三三三三�検 �/ ヽ__
lヨ三三三三三三�検勝勝�---- ､_ ,‐--,,,, / {:::::::} / ﾞﾞﾞ‐-=,,
∨ 三三三三三�検 � ｘ≦三ミ≧〈 ｀'〉 / ｀ 丶､
ヾ三三三三ﾆノ _＿＿_／〃W￣'lヽヽ / / ./｀ﾞ''‐- .,, ｀丶､
￣￣￣ ￣ / 〃l/l‐- ,,,_ V､ﾊ‐-- ,,__ / / / ｀ヽ ＿ ｀丶､
///＞/二ﾆ= /l/.l i ｀'-=,,=/､ ＞''=‐- ,,,,ｨ爻三ミ,､ ｀丶､
/／,,ｨイ‐--,,, l i l i ｀ 丶／＞‐-==<ﾆ三三三ﾆi ｀||
＿＿. / ／ ; ; ; ; ; / ;∧ ﾞ､l i /／VV´￣｀''l/､三三三/ ｀丶､ ||
＿＿-=ﾆ二三￣ ￣/ヽ ; ; ; ; ; ; / ; ; ;∧゛ i // /l／'‐‐-=,,,ｨヽﾞ､‐-=" ｀ .‖
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三三三二ﾆ=-￣''‐-=,, / ; ; ; ; ; ;/ ; ; ; ; ; ／ ,,,＿＼ ＿＿ // } ; ; ; ; ; ; ;/; ; ; ;∧､∨.l
三三三三三三二ﾆ=- ､ ; ; ; ; / ; ; ; ; ; / 〃三三三三三三ﾄ､/ ; ; ; ; ; ; ;/ ; ; ; ; ∧ﾞ" l
三三三三三三三三三二ﾆ=- ､ ; ; ; ; ; / / {三三三三三三ﾆ/ i ; ; ; ; ; ; ;/ ; ; ; ; ; ; ;l_/l__
三三三三三三三三三三三二ﾆ=-､ ; ;i // ヾ二三三三彡"/ /./ ; ; ; ; ; ;./ ; ; ; ; ; ; ;//__￣'ヽ
三三三三三三三三三三三三二ニ=-､ /＿,,, イ ＼ i /./ ; ; ; ; ; ; ;/ ; ; ; ; ; ; ,-‐-､｀ヽ‐-､＼＿＿,ｨﾆﾆ三
三三三三三三三三三三三三三三二ﾆ=- ＼ i././ ; ; ; ; ; ; ;/ ; ; ; ; ; ; {::::::::::}＿-=ﾆ三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三三三ﾆ心､ ＼i /; ; ; ; ; ; ; ;/ ; ; ; ;,x≦三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三三三三心､ i゛l ; ; ; ; ; ; ;＞=ﾆ二三三三三三三三三三三三三三
( ﾟдﾟ)「 現 れ ろ 、 《 潜 航 母 艦 エ ア ロ ・ シ ャ ー ク 》 ッ ！ ！ 」
( ；＾Д＾) 「！？」
( ﾟдﾟ)「《エアロ・シャーク》の効果発動！ オーバーレイユニットを1つ使うことで、
ゲームから除外されている私のモンスター1体につき100ポイント、お前にダメージを与える！」
(ﾟ、ﾟ*ﾄｿﾝ『今、こちらの除外ゾーンにいるのは……さっき除外した、2体の《キラー・ラブカ》！』
( ﾟдﾟ)「よって、お前に200ポイントのダメージを与える！」
( ；＾Д＾) 「な…っ、そんな、バカなっ！！」
( ﾟдﾟ)「喰らえ！ "エアー・トルピード"ッ！」
＿＿＿
＿--=ﾆ二三{ ＜ﾆ＞ }三二ニ＝‐‐--＿_
＿-=ﾆ二三三二ﾆ=-‐"ﾞ‐-‐"゛￣￣゛l.l‐-=ﾆ二三三＞
ヽﾆ=-‐''"￣／||丶､ ／||丶､
|:::|:::|:::|:::| |:::|:⊥::|:::|
l／ニニ＼ ／__ニニ ＼
／／-‐‐-＼丶､ ／ /-‐´ ｀''ヽ ＼
/ /,,ｨlwwww/-､ヽ/ ヽ／,,ｨl＾＾＾＾＾l-､ヽ〉
⊂ニニニl l;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;l /二ﾆ=--=ﾆ二ﾞ､l;;;;;l;;;;;;;;;;;;;ll;;;;l /ニニニ⊃
l::ﾞ､ﾞ､ l;;;;;;;;;;;;;;;l;/./二二二二二二ﾞ､ヽlwwwwll;//:::i
i::::ヽ ＾＾＾＾＾＾ / ﾞ､ =ﾆ二ﾆ= ｉi:::::i
, -､,,-‐､⌒). i::::i ｀ヽニニ／ ｀￣| |￣´ .i::::i
/l＼ l __ ヽ. ∨ | | | | ∨
/l 〉 ＼／ ｀ヽ ).. | | ∨
/ l/ ﾞ､ ＼ .i ｀).. ∨
l ／＼＼／ /
l ／ ヽ＼‐''"
. i ／ ∠二＼ ,, ､
ヽ. ﾆ=-" / ／⌒ヽ
｀ ￣￣´ ,,ｨ‐ゝ }､ o /⌒ヽ,, -‐''‐-､__
__ { ｀ ヽ､ } (⌒゛ / ヽ
〉＼丶､l ヽ ゝｰイ ＿ }
i l＼ 丶､l￣｀ヽ ', { 〃 /￣ﾆ=---＿＿＿ ＿＿
i i ﾞl ､ 丶､ l } ヽ__ ＼/ // ￣''ﾆ=-=ﾆ二 }
l ﾞ､l ＼ ／ 丶､" ゝ､ >､l ＿ -=ﾆ二丶､ _,ｨ彡"
i /｀ 丶 ､ 丶､ ゛‐- " ＼-=ﾆ二 ＿,,,---ヽ_,ｨ彡"/ /
ﾞ､ / ／｀丶 ､ﾆヽ ヽニニニニニニニ--‐‐‐' /_/
ﾞ､ / ￣￣ ＞'" .＼ ＼ヽl＼ / /
ヽ/ ＞'" .＼ ｀丶､＼ / .／
｀ﾞﾞﾞ'""´ 丶､ﾄ ､ ￣ / ／
丶 ＼ / ／
｀''‐--""
( ；＾Д＾) 「そんな……そんなバカな！ こんな、こんな終わり方――」
ヽ｀
´
´.
,,:::========:::,,
...‐ﾞ . ｀ ´ ´､ ゝ ‐...
..‐´ ﾞ ｀‐..
／ ＼
.................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
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ﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;............ ;ﾞ ﾞ; .............;;;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞ
ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ
ﾞﾞﾞﾞi;ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;lﾞﾞﾞﾞﾞ
ﾉi|lli; i . .;, ､ .,, ` ; ､ .; ´ ;,il||iγ
/ﾞ||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(ﾞ
｀;;i|l|li||lｌｌ|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il ｀, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|liiﾞゝ
ﾞﾞ´`´ﾞ-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lliﾞ/｀ﾞ
´ﾞ｀ﾞ⌒ゞ;iill|||lli|llii:;ﾞ|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_ﾞι´ﾟﾞ´｀ﾞ
´ﾞﾞ´｀ﾞ｀｀´ﾞ｀ﾞ´｀｀´ﾞ｀ﾞﾞ´´
( Д ) 「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおっ！！」 LP 100→ 0
【Win】
【( ﾟдﾟ )】
( Д ) 「……」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『さて。一番やっかいな首領を仕留めたわけですから、後は適当に残党を狩るだけでよさそうですね』
( ﾟдﾟ)「いや、その必要はない。残党どもはもう既に逃走を開始しているようだ」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『え"』
( ﾟдﾟ)「おそらくこいつの指示だ。気を失う前に、撤収命令を出していたんだろう」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『いやいやいや、そんな悠長に構えてる場合じゃないです。さっさと追いかけて捕まえてきてくださいよ』
( ﾟдﾟ)「なぜだ？」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『【アルカディア・ムーブメント】といえば、かなり悪名高いテロ組織です。
組員を捕まえてしかるべき場所に引き渡せば、結構な額の懸賞金がもらえるはずですよ』
( ﾟдﾟ)「私はここへ賞金狩りをしにきたわけじゃない。スタジアムの奪還さえ果たせば、十分だろう」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『ですが――』
( ﾟдﾟ)「もういい。おい、お前。起きろ」
( -Д-) 「う、ぐ……」
( ﾟдﾟ)「チッ、重いな。おい、さっさと起きろ。立て」
( ；＾Д＾) 「ぐ……俺を、どうするつもりだ。警察に引き渡すか？ いや、もっと別なところか？」
( ﾟдﾟ)「そんなつもりはさらさらない。目が覚めたんなら、とっとと逃げろ」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『え、ちょ』
( ＾Д＾) 「……なぜ俺を逃がす？」
( ﾟдﾟ)「さて、な。お前と俺は似たもの同士だから、とでも言っておこう」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『いやいや、何かっこつけてんですか。そいつ首領ですよ。賞金首ですよ。さっさと捕縛してくださいよ』
( ＾Д＾) 「……借りには、しないからな」
( ﾟдﾟ)「そりゃそうだろうな」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『おーい、もしもーし』
( ＾Д＾) 「……じゃあな」
( -д-)「フッ」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『いや、フッじゃないですよフッじゃ。今からでも遅くないですよ。追って捕まえてくださいよ』
( -д-)「なあ、トソン」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『……なんですか』
( ﾟдﾟ)「叶うと、いいな。あいつらの願い」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『だからなんなんですかあなた。「とんだロマンチストだな！」とか言ってほしいんですか？ いいからさっさと追ってください』
( -д-)「もちろん、暴力に訴えるなんて方法じゃなくて、もっと平和的な方法で」
(ﾟ、-；ﾄｿﾝ『ハァ……いいですよ、もう。一応、依頼は達成してるわけですしね』
( ﾟдﾟ)「デュエリストたちの叫びが、KONMAIに伝わる世の中に。いつか、なるといいな」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『はいはいロマンチストロマンチスト。用が済んだらさっさと帰還してください』
( ﾟдﾟ)「フッ……わかった」
カードプロフェッサーとは何か！
( ﾟдﾟ)「……」
説明しよう！
それは、一仕事終えた達成感に身を委ねつつ、
一人月夜のスタジアムにたたずむ、まさにロマンチストなのである！
( ﾟдﾟ)「……《フィッシュボーグ−ガンナー》も、いつか緩和……されると、いいなぁ」
しかしその願いはおそらく叶うことはないぞ！
悲しきかなカードプロフェッサー！
( ﾟдﾟ)「さて、戻るかな」
依頼1：スタジアム奪還
おわり
( ﾟдﾟ)「……」
説明しよう！
それは、報酬さえもらえればアカデミアの講師から大会のサクラ、果てはデュエルギャングの鎮圧まで、
ありとあらゆる仕事をこなす、まさにプロフェッショナルなのである！
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ「こちらが、本日の業務内容となっております」
しかも美人のオペレーターまでついている！ うらやましい！ うらやましいぞカードプロフェッサー！
( ﾟдﾟ)「うん。いやさあ、確かに、ちゃんと報酬もらえるんなら、なんだってするよ？
なんだって、するけどさあ……流石に、これは、ねえ」
カードプロフェッサーとは何か！
もう1度説明しよう！
【スタジアム奪還】
Cliant 海馬コーポレーションハートランド支部
『緊急事態だ。
明日開催する予定の大会『デュエルカーニバル・ジュニアリーグ』、
その会場となるスタジアムが、デュエルテロリストたちに占拠された。
参加者は小・中学生のみの大会だが、
プロリーグ関係者や大物政治家などもやってくる、非常に重要な大会だ。
絶対に穴を開けるわけにはいかない。
彼らの要求は『《メンタルマスター》の規制緩和』だが、
このような要求を1度呑んでしまったら、味を占めた世界のテロリストどもが、
またどこかで同じような事件を起こすことも考えられる。そんなことがあってはならない。
よって、君にはこのテロリストたちの抹殺を依頼したい。
成功すれば、政界の有力者たちに君の名前を紹介しておくことも考えよう。
だが失敗すれば……わかっているね？
なお、このメールは自動的に消滅する。それでは健闘を祈る』
( ﾟдﾟ)「……産業にまとめてくれ」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ「☆本日の業務内容☆
・死ね」
( ﾟдﾟ)「二行で済んでしまった……」
それは、報酬さえもらえれば要人のデュエル暗殺からデュエル災害時の人命救助、果てはデュエルテロリストの鎮圧まで、
『何でも屋』の名の元に、都合よくこき使われる存在なのである！
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ「いいから黙って支度してください、これ以上失敗が続くようならもう依頼来なくなりますよ」
しかも鬼畜なお目付け役までついている！ ブラックだ！ ブラックすぎるぞカードプロフェッサー！
( ﾟдﾟ)彼はカードプロフェッサーなようです
【スタジアム 放送席】
( ＾Д＾)「……」
( ＾Д＾) 『こちら本部。異常はないか』
『ハッ！ 異常ありません！』
( ＾Д＾) 『なら、いい』
『ま、待ってください！ 男が1人、こっちに――うわあああああ！？』
( ；＾Д＾) 『！？ おい、どうした！？ おい！』
『で、デカい鮫が！ うわあああああああﾌﾞﾂｯ』
( ；＾Д＾) 「おい！ 返事をしろ！ おい！」
『ARビジョン、リンク完了』
( ；＾Д＾) 「！？ Dゲイザーが勝手に……」
( ；＾Д＾) 「いや、強制的にデュエルモードに入っただと！？」
『No.コード《32》。《スフィア・フィールド》、展開』
( ；＾Д＾) 「……なんだ、これは！？」
『『――デュエルターゲット、ロック・オン』』
( ＾Д＾) 「――！(ドアの向こうに、誰かいる！)」
( ＾Д＾) つｙ＝ ｽﾁｬｯ
( #＾Д＾)つｙ＝そ 「何者だ！？」 ｶﾁｯ
( ；＾Д＾)つｙ＝ 「な、弾が……なんだ！？ どうなってる！？」 ｶﾁｯ ｶﾁｯ
( д )「無駄だ。この空間では、デュエルに関すること以外はできない」
( ；＾Д＾) 「な……誰だお前は！？」
( ﾟдﾟ)「……カードプロフェッサー、だ」
さっきからミルナは何をやっているのか？ 説明しよう！
カードプロフェッサーは、全員《No.》と呼ばれる特殊なカードを1枚持っている！
で、そのカードに記された特殊コードを使ってDゲイザーを起動することで、
プロフェッサーたちは《スフィア・フィールド》という特殊空間を展開することができるのだ！
このフィールド内では拳銃爆弾その他一切のリアリスト行為が禁止される！
そして何より、このフィールド内ではモンスターを実体化させてリアルファイトに使うことができる！
この力があるからこそ、プロフェッサーたちはデュエルに銃火器を持ち出すリアリストにも対抗できるのだ！
以上説明終わり！ なげぇ！
( ﾟдﾟ)「面倒な話は抜きで行こう。私はこのスタジアムを奪還するよう依頼を受けた」
( ＾Д＾) 「依頼、だと……？ つまり、俺たちの要求は呑めないって言うのか！」
( ﾟдﾟ)「だから、面倒な話は抜きだと言ったはずだ。私はデュエルでこのスタジアムを解放する。
それが嫌だと言うのなら、今ここで私を倒し、この場所で明日を迎えることだな」
( ＾Д＾) 「……チッ。いいだろう、その勝負受けてやる！」
( ﾟдﾟ)「物分りがよくて助かる。――行くぞ」
【( ﾟдﾟ)miruna】 『『デュエル！！』』 【pugya(＾Д＾ )】
( ＾Д＾)「先攻は貰う！ 俺のターン、ドロー！」
( ＾Д＾)「モンスターを1体セットして、カードを1枚伏せる！」
( ＾Д＾) 「で、永続魔法《強欲なカケラ》を発動！ ターンエンドだ」
【TURN1】 LP：8000 手札：3
場：《セットモンスター》 / 《強欲なカケラ》@カウンター0 リバースカード×1
( ﾟдﾟ)「私のターンだ。カードドロー」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『あー、あー、聞こえますか？』
( ﾟдﾟ)「……手札から、モンスターを裏守備表示で召喚」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『あ、もうデュエル中でしたか。じゃ、オペレート開始しますね。必要かどうか知りませんが』
( ﾟдﾟ)「カードを2枚伏せ、ターンエンドだ」
【TURN2】 LP：8000 手札：2
場：《セットモンスター》 / リバースカード×2
( ＾Д＾) 「なんだなんだ？ 派手な登場の割に、立ち上がりは慎重だな！」
( ﾟдﾟ)「……」
( ＾Д＾) 「俺のターン、ドロォー！ この瞬間、《強欲なカケラ》にカウンターが1つ乗る！」
( ＾Д＾) 「で、手札からチューナーモンスター《クレボンス》を召喚！」
《クレボンス》：星２/闇属性/サイキック族/攻1200/守 400 【チューナー】
( ＾Д＾) 「さらに魔法カード《緊急テレポート》を発動、デッキから《メンタルプロテクター》を特殊召喚だ！」
《メンタルプロテクター》：星３/光属性/サイキック族/攻 0/守2200
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『2体のモンスターのレベル合計は5。来ますかね』
( ＾Д＾) 「レベル3の《メンタルプロテクター》に、レベル2の《クレボンス》をチューニング！」
( ＾Д＾) 「シンクロ召喚、現れろレベル5《マジカル・アンドロイド》！」
《マジカル・アンドロイド》：星５/光属性/サイキック族/攻2400/守1700 【シンクロ】
( ﾟдﾟ)「ふむ」
( ＾Д＾) 「さらに、セットしていた《静寂のサイコウィッチ》を反転召喚！」
《静寂のサイコウィッチ》：星３/地属性/サイキック族/攻1400/守1200
( ＾Д＾) 「バトルだ、《アンドロイド》で伏せモンスターを攻撃！」
( ＾Д＾) ：《マジカル・アンドロイド》@ATK2400 【Win】
( ﾟдﾟ)：《セットモンスター》→《リチュア・エリアル》@DEF1800 【Lose】
( ﾟдﾟ)「セットモンスターは《リチュア・エリアル》だ。破壊されるが、リバース効果を発動！
《リチュア・エリアル》：星4/水属性/魔法使い族/攻1000/守1800
( ﾟдﾟ)「デッキから、《リチュア》モンスターを手札に加える。《リチュア・ビースト》をサーチだ」
( ＾Д＾) 「知ったことか！ 《サイコウィッチ》のダイレクトアタック！」
( ＾Д＾) ：《静寂のサイコウィッチ》@ATK1400 【ダイレクトアタック！】
( ﾟдﾟ)：LP8000→6600
( ﾟдﾟ)「ふん」
( *＾Д＾) 「なんだ、カードプロフェッサーってたいしたことないじゃん！ 俺はこれでターンエンドだ！」
( ＾Д＾) 「……っと、その前に。《マジカル・アンドロイド》の効果発動！」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『場のサイキック族モンスター1体につき600ポイント、ライフを回復する効果ですか。
今、フィールドに存在するモンスターは《マジカル・アンドロイド》と《サイコウィッチ》の2体…』
( *＾Д＾) 「よって1200ポイント回復！ 今度こそターンエンドだ！」
【TURN3】 LP：9200 手札：2
場：《マジカル・アンドロイド》@ATK2400 《静寂のサイコウィッチ》@ATK1400 / 《強欲なカケラ》@カウンター1 リバースカード×1
( ﾟдﾟ)「私のターン！ 手札から《リチュア・ビースト》を召喚」
《リチュア・ビースト》：星4/水属性/獣族/攻1500/守1300
( ＾Д＾) 「さっきサーチしてたモンスターか……」
( ﾟдﾟ)「このカードが召喚されたとき、私は墓地から《リチュア》モンスター1体を蘇生することができる。《エリアル》を特殊召喚！」
( ﾟдﾟ)「そして魔法カード《簡易融合》を発動、1000ライフと引き換えに、この場で融合召喚を行う！」
( ﾟдﾟ)「現れろ、《レア・フィッシュ》！」LP6600→5600
《レア・フィッシュ》：星4/水属性/魚族/攻1500/守1200
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『これで、場にはレベル4のモンスターが3体。揃いましたね』
( ﾟдﾟ)「《リチュア・ビースト》《レア・フィッシュ》《リチュア・エリアル》、3体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築！」
( ；＾Д＾) 「な、なんだぁ！？」
( ﾟдﾟ)「エクシーズ召喚！ 現れろ、《No.32》！」
( ﾟдﾟ)「深海より浮上する臙脂色の牙、《海咬龍シャーク・ドレイク》！」
《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》：ランク4/水属性/海竜族/攻2800/守2100
( ；＾Д＾) 「ぐ、攻撃力2800だと！」
( ﾟдﾟ)「私は装備魔法《ジャンク・アタック》を《シャーク・ドレイク》に装備。では、バトルフェイズだ」
( ﾟдﾟ)「《シャーク・ドレイク》の攻撃、対象は《マジカル・アンドロイド》！」
( ；＾Д＾) 「く……」
( ﾟдﾟ)「噛み砕け、"デプス・バイト"！」
( ﾟдﾟ)：《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2800 【Win】
( ＾Д＾) ：《マジカル・アンドロイド》@ATK2400 【Lose】
( ；＾Д＾) 「ぬわああーっ！」LP9200→8800
( ；＾Д＾) 「ぐ、痛ェ……は、いや、痛い？」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『そしてこの瞬間、《ジャンク・アタック》の効果が発動、ですね』
( ﾟдﾟ)「ああ。《ジャンク・アタック》を装備したモンスターが、バトルでモンスターを破壊したとき！」
( ﾟдﾟ)「破壊したモンスターの元々の攻撃力の半分を、相手プレイヤーにダメージとして与える！」
【《マジカル・アンドロイド》@ATK2400 → 《ジャンク・アタック》@damage1200】
( ；＾Д＾) 「のおおおおお！！ 熱い！ 熱ぅーい！」LP8800→7600
( ﾟдﾟ)「続いて《シャーク・ドレイク》の効果を発動！ オーバーレイユニットを1つ使い、
今のバトルで破壊した《マジカル・アンドロイド》を、お前の場に復活させる！」
( *＾Д＾) 「え、返してくれるの！？」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『攻撃力は1000ポイント下がりますがね』
( ﾟдﾟ)「だが、新たな獲物の登場に、《シャーク・ドレイク》は再び血を求め出す。
この効果を使った瞬間、《シャーク・ドレイク》は2度目の攻撃が可能となる！」
( ＾Д＾) 「」
( ﾟдﾟ)「心ゆくまで食らい尽くせ、"デプス・バイト・セカンド"！」
( ﾟдﾟ)：《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2800 【Win】
( ＾Д＾) ：《マジカル・アンドロイド》@ATK1400 【Lose】
( ；ﾟДﾟ)「ぬわああああああああああ！！」LP7600→6200
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『で、《ジャンク・アタック》の効果も、もう1度発動……と』
【《マジカル・アンドロイド》@ATK2400 → 《ジャンク・アタック》@damage1200】
( ； Д ) ﾟ ﾟ 「あんぎゃあああああああ！！」LP6200→5000
( ﾟдﾟ)「バトルフェイズ終了。カードを1枚伏せ、ターンエンドだ」
【TURN4】 手札：3 LP：5600
場：《海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2800 / 《ジャンク・アタック》(→シャークドレイク) リバースカード×1
( ； Д ) 「い、痛い……全身が痛いし熱い……なんだこれ……」
( ﾟдﾟ)「……言ってなかったか？」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『スフィアフィールドが展開されている間、デュエルで発生したダメージは全て現実のものとなります』
( ；＾Д＾) 「なんだよそのふざけた仕様は！」
( ﾟдﾟ)「こうでもしなければ、武装集団の鎮圧なんてできないさ」
( ；＾Д＾) 「ぐ……ちくしょう、俺のターン！ 《強欲なカケラ》に2つ目のカウンターが乗る！」
( ＾Д＾) 「カウンターが2つ乗った《強欲なカケラ》を墓地に送ることで、俺はカードを2枚ドロー！」
( ＾Д＾) 「……手札から《寡黙なるサイコプリースト》を召喚！ このカードは召喚されたとき、自動で守備表示になるぜ」
《寡黙なるサイコプリースト》：星3/地属性/サイキック族/攻 0/守2100
( ＾Д＾) 「そして効果発動！ 手札を1枚捨てて、墓地の《マジカル・アンドロイド》を除外！」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『《サイコプリースト》がフィールドを離れると、除外した《マジカル・アンドロイド》が復活する。そういう仕組みらしいですね』
( ﾟдﾟ)「ふむ。まあ恐るるに足りんな」
( ；＾Д＾) 「ぐぬぬ……《サイコウィッチ》を守備表示にして、カードを2枚伏せる。ターンエンドだ」
【TURN5】 LP：5000 手札：1
場：《静寂のサイコウィッチ》@DEF1200 《寡黙なるサイコプリースト》@DEF2100 / リバースカード×3
( ﾟдﾟ)「ふん。私のターン、ドロー」
( ﾟдﾟ)「手札から《素早いマンボウ》を召喚」
《素早いマンボウ》：星2/水属性/魚族/攻1000/守 100
( ＾Д＾) 「へん！ ATK1000程度の雑魚で何をしようってｎ( ﾟдﾟ)「魔法カード《強制転移》を発動！」
( ﾟдﾟ)「私の場のモンスターとお前の場のモンスターを、それぞれ1体ずつ交換する！」
( ﾟдﾟ)「私がコントロールを渡すのは《素早いマンボウ》だ」
( ＾Д＾) 「俺は……《サイコウィッチ》を渡すぜ」
( ﾟдﾟ)「いいだろう」
( ＾Д＾) (なるほど、こいつはリクルーターだったのか。だが、あいつに渡した俺の《サイコウィッチ》もリクルーターだ！ 次のターンで……)
( ﾟдﾟ)「断っておくが、次のターンは来ないかもしれないぞ」
( ＾Д＾) 「なに？」
( ﾟдﾟ)「バトルフェイズ！ 《シャーク・ドレイク》で、《素早いマンボウ》を攻撃する！」
( ；＾Д＾) 「ゲッ、また――」
( ﾟдﾟ)：《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2800 【Win】
( ＾Д＾) ：《素早いマンボウ》@ATK1000 【Lose】
( ；＾Д＾) 「うおおおおおおおおお！！」LP5000→3200
( ﾟдﾟ)「戦闘破壊がトリガーとなって、《ジャンク・アタック》《素早いマンボウ》《シャーク・ドレイク》、3つの効果が発動する！」
( ﾟдﾟ)「まずは《ジャンク・アタック》、効果ダメージを食らえ！」
【《素早いマンボウ》@ATK1000 → 《ジャンク・アタック》@damage500】
( ；＾Д＾) 「ぬわあああああ！」LP3200→2700
( ﾟдﾟ)「続いて《素早いマンボウ》の効果、このカードがバトルで破壊されたとき、デッキから魚族モンスター1体を墓地に送る」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『相手のフィールドで破壊されたとはいえ、元は自分のカードですから、破壊されれば自分の墓地に送られる。
よってこの効果を使えるのは相手プレイヤーではなく自分。リクルーターの基本ですね』
( ﾟдﾟ)「《トライポッド・フィッシュ》を墓地へ。そしてその後、デッキから2体目の《素早いマンボウ》を特殊召喚！ 守備表示だ」
( ﾟдﾟ)「そして最後に《シャーク・ドレイク》の効果！ オーバーレイユニットを使い、
破壊した《素早いマンボウ》を、今一度お前の場に特殊召喚する！」
( ；＾Д＾) 「ちょ、ちょっと待て！ そいつ元はと言えばお前のモンスターだろうが！ なんで俺のフィールドに来る！？」
( ﾟдﾟ)「《シャーク・ドレイク》は雑食性だ。獲物の選り好みはしない主義でな」
( ；＾Д＾) 「くっそ……」
( ﾟдﾟ)「《素早いマンボウ》の攻撃力を1000下げ、お前の場に攻撃表示で特殊召喚。
そして、《シャーク・ドレイク》はもう1度攻撃することが可能になる！」
( ；＾Д＾) 「待った！ まだだ！ まだ死なねえぞ！ トラップ発動、《サイコ・ヒーリング》！」
( ＾Д＾) 「自分のフィールドに存在するサイキック族モンスター1体につき、1000ポイントライフを回復する！」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『敵のモンスターは《素早いマンボウ》と《寡黙なるサイコプリースト》の2体。
《素早いマンボウ》は魚族ですから、1000ポイントの回復ですね』
( ﾟдﾟ)「む、決まらなかったか。まあいい、《シャーク・ドレイク》よ、食事の時間だ！ 思う存分食らいつくせ！」
( ；＾Д＾) 「ま、また……」LP2700→3700
( ﾟдﾟ)「"デプス・バイト"ォ！」
( ﾟдﾟ)：《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2800 【Win】
( ＾Д＾) ：《素早いマンボウ》@ATK 0 【Lose】
( ；＾Д＾) 「ぬぎゃああああああああああ！！」LP3700→ 900
( ﾟдﾟ)「《ジャンク・アタック》と《素早いマンボウ》の効果を発動！」
【《素早いマンボウ》@ATK1000 → 《ジャンク・アタック》@damage500】
( Д ) 「げはっ」LP 900→ 400
( ﾟдﾟ)「デッキから《キラー・ラブカ》を墓地へ。さらに3体目の《素早いマンボウ》を守備表示で特殊召喚」
( ﾟдﾟ)「私はこれでターンエンドだ」
【TURN6】 LP：5600 手札：2
場：《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2800 《素早いマンボウ》@DEF 100 《素早いマンボウ》@DEF 100 《静寂のサイコウィッチ》@DEF1200
/ 《ジャンク・アタック》(→シャークドレイク) リバースカード×1
( ；‐Д‐) 「ぐ……おぉ……」
( ﾟдﾟ)「……そのまま寝ててもいいんだぞ」
( Д ) 「……ふざ、けんな」
( ﾟдﾟ)「！」
( #＾Д＾) 「俺は……俺は、絶対に！ こんなところで負けるわけには、いかねえんだ！！」
―――
2011年、9月1日。
その日、プギャーは1日中、自室で泣き崩れていた。
( ；Д；)「どうして……どうして、こんなことに……ッ！」
震える両手に握られていたカードの名は、《メンタルマスター》。
発売当初からエラッタだなんだと騒ぎのあったカードだが、
黎明期からサイキック族デッキを支えてきたカードであり、
ただ優秀なだけではない、サイキック族を象徴するようなカードだった。
だが、ある日発見された無限ループコンボが原因で、メンタルマスターは禁止カードとなってしまった。
全国のサイキック族デッキの使い手は大いに落胆し、大いに怒った。
だが、プギャーはいつまでも悲しんでいたわけではなかった。
( ＾Д＾) 「恵まれないメンマスちゃんに愛の手をー！」
<ヽ｀∀´>「募金よろしくお願いしますニダー！」
KONMAIに対し抗議運動も行った。
街中での署名活動も行った。
プギャーも、熱心に活動を行っていた一人だった。
だが、実用性がどうであれ、無限ループには強硬な態度で規制を入れるのがKONAMIの姿勢であり、
活動を続けて1年が経過しても、未だ規制緩和の兆しは見えなかった。
( ；＾Д＾) 「そんなバカな！ 《トリシューラ》が禁止だって！？」
<ヽ；｀∀´>「それどころじゃないニダ！ 《バルブ》も《スポーア》も一斉禁止……一体KONMAIは何を考えてるニダ！」
それどころか、開闢の使者のようなパワーカードはあっさりと禁止解除し、
新システム・エクシーズ召喚の浸透のため、かつて一時代を築いたシンクロ・チューナーモンスターを次々と規制していく。
シンクロ召喚に特化した種族、サイキック族を使い続けてきたプギャー。
度重なる規制の嵐の中で蓄積されたその怒りは、いつしか限界に達していた。
( ＾Д＾) (……この程度じゃ、ダメなんだ)
ある時プギャーは気付いた。
こんな生ぬるい活動ではダメだ、と。
暴力という絶対的な力を借りなくては、KONMAIに自分たちの怒りを伝えることはできない、と。
そしてプギャーは、サイキック愛好家の同士たちを集め、武装集団【アルカディア・ムーブメント】を結成した。
組織の拡大、軍備の充実を進める一方で、裏社会の情報網を使い、情報を集める。
そしてある時手に入れた情報が、『近々、このスタジアムで大規模な大会が行われるらしい』というものだった。
しかも、その大会には大物政治家やプロリーグ関係者などもやってくるとのこと。
プギャーにとっては、自分たちの要求をダイレクトに伝えることのできる、うってつけのイベントだった。
次の制限改訂まで、もうあまり時間はない。
プギャー……いや、アルカディア・ムーブメントにとっては、これが最後のチャンスなのだ。
―――
( #＾Д＾) 「ここで俺が負けたら、もう2度と《メンタルマスター》を救い出すチャンスはやってこない！
絶対、絶対に……勝たなきゃならねえんだ！！
俺自身のためにも！ サイキック族のためにも！ サイキック使いの皆のためにも！」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『……下手に信念を持ったテロリストっていうのは、なんとも面倒な相手ですね』
( ﾟдﾟ)「……言ってやるな」
( ＾Д＾) 「俺の……ターーーンッ！」
( ＾Д＾) 「手札から！ 速攻魔法《神秘の中華なべ》を発動ッ！」
( ＾Д＾) 「《寡黙なるサイコプリースト》をリリースし、その守備力2100をライフに変換！」LP 400→2500
( ＾Д＾) 「さらに！ 《サイコプリースト》が場を離れたことで、除外されていた《マジカル・アンドロイド》が帰還する！」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『とはいえ、攻撃力は《シャーク・ドレイク》を下回っている。ここからどう仕掛けてくるか……』
( ＾Д＾) 「そして俺は《マジカル・アンドロイド》をリリースし、《マックス・テレポーター》をアドバンス召喚！」
《マックス・テレポーター》：星６/光属性/サイキック族/攻2100/守1200
( ﾟдﾟ)「！」
( ＾Д＾) 「《マックス・テレポーター》……効果、発動ォ！ デッキからレベル3のサイキック族2体を特殊召喚する！」
( ；＾Д＾) 「ライフを……2000、払い……ッ！ 現れろ、《サイコ・コマンダー》！ 《メンタルシーカー》！」LP2500→ 500
《メンタルシーカー》：星３/地属性/サイキック族/攻 800/守 600 【チューナー】
《サイコ・コマンダー》：星３/地属性/サイキック族/攻1400/守 800 【チューナー】
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『ライフを削り、チューナーを揃えた……来ます！』
( ＾Д＾) 「レベル6《マックス・テレポーター》に、レベル3《サイコ・コマンダー》をチューニング！」
( ＾Д＾) 「シンクロ召喚！ ぶち抜け、《ハイパーサイコガンナー》！！」
《ハイパーサイコガンナー》：星９/地属性/サイキック族/攻3000/守2500 【シンクロ】
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『攻撃力3000！ 《シャーク・ドレイク》を超えた……』
( ＾Д＾) 「行けェ、《ハイパーサイコガンナー》！ 《静寂のサイコウィッチ》を攻撃！」
( ﾟдﾟ)「……」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『って、狙いは《シャーク・ドレイク》じゃない……？ 一体どうして』
( ﾟдﾟ)「……トラップ発動、《ポセイドン・ウェーブ》！」
( ﾟдﾟ)「相手モンスター1体の攻撃を無効にし、その後、自分の場の魚族モンスター1体につき800のダメージを与える！」
( ＾Д＾) 「させねえよ、そんなこと絶対にさせねえ！ カウンタートラップ、《ブローニング・パワー》！」
( ＾Д＾) 「《メンタルシーカー》をリリースして、《ポセイドン・ウェーブ》を無効にする！」
( ；ﾟдﾟ)「チッ…」
( #＾Д＾) 「食らえぇーーーーッ！」
( ＾Д＾) ：《ハイパーサイコガンナー》@ATK3000 【Win】
( ﾟдﾟ)：《静寂のサイコウィッチ》@DEF1200 【Lose】
( ＾Д＾) 「《ハイパーサイコガンナー》は貫通能力を持つモンスター！ 守備表示だろうとダメージは受けてもらう！」
( ；-дﾟ)「ぐ…ッ！」LP5600→3800
( ＾Д＾) 「そして《ハイパーサイコガンナー》の第二効果！ この時与えたダメージは、そのまま俺のライフポイントに還元される！」LP 500→2300
( ＾Д＾) 「そして破壊された《静寂のサイコウィッチ》の効果発動！ デッキから攻撃力2000以下のサイキック族モンスターを除外する！」
( ＾Д＾) 「俺が除外するのは《サイコ・ウォールド》、こいつは次の俺のターンにフィールドへ特殊召喚される！」
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『大丈夫ですか！？』
( ﾟдﾟ)「……問題ない」
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『そ、そうですか。コホン』
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『ライフ回復とリクルートを優先してくれたおかげで、《シャーク・ドレイク》は生き残れました。
ですが、今除外した《サイコ・ウォールド》の効果は危険です。次のターンでどうにか反撃を……』
( ﾟдﾟ)「……《ハイパーサイコガンナー》は前座に過ぎない。そうだろう？」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『えっ』
( ﾟдﾟ)「《シャーク・ドレイク》ではなく《サイコウィッチ》を狙ったのは、
ライフ回復とリクルート効果を発動するためだ。だが、それだけではない」
( ﾟдﾟ)「別に追撃手段があったからだ。違うか？」
( ＾Д＾) 「……」
( ＾Д＾) 「当たりだよ。リバースカード、オープン！」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『――！』
( #＾Д＾) 「《バスター・モード》ッ！！」
( ＾Д＾) 「《ハイパーサイコガンナー》をリリースし、デッキからモンスター1体を特殊召喚する……」
( #＾Д＾) 「進化せよ、《ハイパーサイコガンナー》！ 現れよ、《ハイパーサイコガンナー/バスター》！」
《ハイパーサイコガンナー/バスター》：星１１/地属性/サイキック族/攻3500/守3000
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『攻撃力3500！ しかも、まだバトルフェイズ中……』
( ＾Д＾) 「バトルッ！ 殺れ、《ハイパーサイコガンナー/バスター》！ 《シャーク・ドレイク》を攻撃！」
( ＾Д＾) ：《ハイパーサイコガンナー/バスター》@ATK3500
( ﾟдﾟ)：《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2800
( ﾟдﾟ)「《マックス・テレポーター》から、わざわざ《ハイパーサイコガンナー》を呼んだ。
そして、最初のターンから発動することなく場に残り続けていたリバースカード」
( ﾟдﾟ)「これらの事象から、お前が《バスター・モード》を使ってくる可能性が高いことは、既に読めていた」
( #＾Д＾) 「だったらどうした！？ 潰れちまいな、鮫モドキが！」
( ﾟдﾟ)「わかっていたからこそ、対策も用意していたということだ！ 墓地から《キラー・ラブカ》の効果を発動！」
( ；＾Д＾) 「！？」
( ﾟдﾟ)「場の海竜族モンスターが攻撃されるとき、墓地のこのカードを除外することで、その攻撃を無効にする！」
( ﾟдﾟ)「そして、次の私のターンが終わるまで、攻撃してきたモンスターの攻撃力を500ポイント下げる！」
( ＾Д＾) 「ちっ……仕留め損なったか」
( ﾟдﾟ)「これ以上回復されるのは、私としても面倒なんでな」
( ＾Д＾) 「へっ、この期に及んでライフの心配かよ。まずは《サイコガンナー》をどう倒すか考えるのが先じゃねえか？」
( ﾟдﾟ)「そうかもな。それで、ターンは？」
( ＾Д＾) 「終了だよ。手札もないしな」
【TURN7】 手札：0 LP：2300
場：《ハイパーサイコガンナー/バスター》@ATK3000
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『……』
( ﾟдﾟ)「私のターンだ。ドロー！」
( ﾟдﾟ)「……カードを3枚伏せ、《シャーク・ドレイク》を守備表示に。ターンエンド！」
【TURN8】 手札：0 LP：3800
場：《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@DEF2100 《素早いマンボウ》@DEF 100 《素早いマンボウ》@DEF 100
/ 《ジャンク・アタック》(→シャークドレイク) リバースカード×3
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『《キラー・ラブカ》で下がった《ハイパーサイコガンナー/バスター》の攻撃力も、これで元通りに……まずいですね』
( ＾Д＾) 「俺のターン！ スタンバイフェイズ、さっきのターン《サイコウィッチ》の効果で除外した《サイコ・ウォールド》が帰還する！」
《サイコ・ウォールド》：星4/地属性/サイキック族/攻1900 /守1200
( ＾Д＾) 「行くぜ、魔法カード《貪欲な壺》を発動！」
( ＾Д＾) 「墓地のモンスター5枚をデッキに戻し、シャッフル。そしてカードを2枚ドロー！」
【 《クレボンス》 《マックス・テレポーター》 《メンタルプロテクター》 《寡黙なるサイコプリースト》 《メンタルシーカー》 】
( ＾Д＾) 「……！」
( ﾟдﾟ)「……」
( ＾Д＾) 「……魔法カード、《最古式念動》を発動！」
( ＾Д＾) 「俺の場にサイキック族モンスターがいるとき、フィールド上に存在するカードを1枚破壊する！」
( ＾Д＾) 「俺が破壊するのは、お前のリバースカード！ 真ん中のカードを破壊しな！」
( ﾟдﾟ)「ちっ。《魔法の筒》が破壊される」
( ＾Д＾) 「へっ、やっぱりな。《ポセイドン・ウェーブ》が入ってるくらいだ、そいつも使ってくるだろうと思ってたぜ」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『ですが、《最古式念動》を使った場合、代償として1000ポイントのダメージが発生するはずです』
( ；＾Д＾) 「そんなことは、わかってんだよ……っ！」LP2300→1300
( ；＾Д＾) 「邪魔なトラップを消したところで、《サイコ・ウォールド》の効果発動！ ライフを800…払う、ことでぇッ！」LP：1300→ 500
( ＾Д＾) 「このターン自身の攻撃を放棄し、代わりに《ハイパーサイコガンナー/バスター》の2回攻撃を可能とする！」
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『せっかく回復したライフを、また大幅に削ってきた……』
( ﾟдﾟ)「捨て身で攻めに来るか。だが……」
( ＾Д＾) 「わかってる。お前の場にはリバースカードが2枚、この局面を凌ぎ切るだけの手は用意しているんだろうさ」
( ＾Д＾) 「そうなれば次のターン、そこの油断ならない鮫モドキが、棒立ちの《サイコ・ウォールド》に噛み付いてくることだろうよ」
( ﾟдﾟ)「……」
( #＾Д＾) 「だから、攻めも守りも手は抜かない！ 魔法カード《ミラクルシンクロフュージョン》発動！」
( ；ﾟдﾟ)「！」
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『あのカードは…！』
( ＾Д＾) 「フィールド及び墓地のモンスターを素材として、シンクロモンスターを使った融合召喚を行う！」
( ＾Д＾) 「俺が融合するのは、場の《サイコ・ウォールド》と、墓地の《マジカル・アンドロイド》！ 2体のモンスターを除外し、融合召喚！」
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『この条件を要求する融合モンスターは……』
( ﾟдﾟ)「……あいつか」
( #＾Д＾) 「 出 ろ ッ ！ 《 ア ル テ ィ メ ッ ト サ イ キ ッ カ ー》 ！ ！ 」
《アルティメットサイキッカー》：星10/光属性/サイキック族/攻2900/守1700 【融合】
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『カード効果では破壊されることのない、究極のサイキックモンスター！ この状況で出てくるなんて！』
( ＾Д＾) 「バトルフェイズ！ 《ハイパーサイコガンナー/バスター》の攻撃、第一打！ 対象は《シャーク・ドレイク》！」
( ﾟдﾟ)「リバースカードオープン！ 《シャーク・ドレイク》を対象に、トラップカード《攻撃の無敵化》！」
( ﾟдﾟ)「このバトルフェイズの間、《シャーク・ドレイク》を破壊から守る！」
( ＾Д＾) ：《ハイパーサイコガンナー/バスター》@ATK3500 【Win】
( ﾟдﾟ)：《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@DEF2100 【Lose】
( ＾Д＾) 「破壊できようができまいが、《ハイパーサイコガンナー/バスター》の効果は発動する！」
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『！』
( ＾Д＾) 「《ハイパーサイコガンナー/バスター》とバトルを行ったモンスターの守備力……
つまり《シャーク・ドレイク》の守備力、2100ポイントのダメージを相手に与える！」
【《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2800 / DEF 2100】
( ；ﾟд-)「ぐあああああああっ！！」LP3800→1700
( ＾Д＾) 「そして俺は《シャーク・ドレイク》の攻撃力分のライフを回復する」LP 500→3300
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『だ、大丈夫ですか！？』
( ；ﾟдﾟ)「気を抜くな！ まだ来るぞ！」
( ＾Д＾) 「《ハイパーサイコガンナー/バスター》の攻撃、第二打！ 対象は《シャーク・ドレイク》！」
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『この攻撃が通れば――』
( ﾟдﾟ)「通らせんッ！ トラップ発動、《シフトチェンジ》！」
( ﾟдﾟ)「《ハイパーサイコガンナー/バスター》の攻撃対象を、《シャーク・ドレイク》から《素早いマンボウ》に変更！」
( ＾Д＾) ：《ハイパーサイコガンナー/バスター》@ATK3500 【Win】
( ﾟдﾟ)：《素早いマンボウ》@DEF 100 【Lose】
( ＾Д＾) 「チッ。だが忘れんなよ、《ハイパーサイコガンナー》の効果は発動する！」LP3300→4300
【《素早いマンボウ》@ATK1000 / DEF 100】
( ﾟдﾟ)「そちらこそ忘れるな、《素早いマンボウ》の効果も発動だ！」LP1700→1600
( ﾟдﾟ)「私のデッキにもう《素早いマンボウ》はいない、だからリクルート効果は発動しないが、デッキから魚族モンスター1体を墓地に送る！」
( ﾟдﾟ)「私が墓地に送るのは《キラー・ラブカ》だ！」
( ＾Д＾) 「それがどうした！ 《アルティメットサイキッカー》の攻撃、対象は《素早いマンボウ》だ！」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『《アルティメットサイキッカー》は貫通能力を持つモンスター、ですが……』
( ﾟдﾟ)「墓地へ送った《キラー・ラブカ》の効果発動！ このカードを除外することで、魚族モンスターへの攻撃を無効にする！」
( ﾟдﾟ)「そして！ 次の私のターンの間、《アルティメットサイキッカー》の攻撃力は500ポイントダウンする！」
( ；＾Д＾) 「ぐ…っ、また持ちこたえやがったか…！ 俺はこれでターンエンド！」
【TURN9】 手札：0 LP：4300
場：《ハイパーサイコガンナー/バスター》@ATK3500 《アルティメットサイキッカー》@ATK2400
( ﾟдﾟ)「私の…ターン！」
(ﾟ、ﾟ*ﾄｿﾝ『《アルティメットサイキッカー》の攻撃力は2400、《シャーク・ドレイク》を下回りました！』
( ＾Д＾) 「く……」
( ﾟдﾟ)「血に飢えた鮫の前で隙を見せる。それが何を意味するか、今ここで教えてやる！」
( ﾟдﾟ)「行くぞ！ 《シャーク・ドレイク》を攻撃表示に変え、バトルフェイズに入る！」
( ；＾Д＾) 「畜生が、忌々しいほど油断ならねえ鮫だぜ…！」
( ﾟдﾟ)「《シャーク・ドレイク》で《アルティメットサイキッカー》を攻撃！」
( ﾟдﾟ)：《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2800 【Win】
( ＾Д＾) ：《アルティメットサイキッカー》@ATK2400 【Lose】
( ；＾Д＾) 「ぐぅ……」LP4300→3900
( ﾟдﾟ)「忘れてはいないだろうな、《ジャンク・アタック》の存在を！」
【《アルティメットサイキッカー》@ATK2900 → 《ジャンク・アタック》@damage1450】
( ；＾Д＾) 「がああああああ！」LP3900→2450
( ﾟдﾟ)「そして《シャーク・ドレイク》の効果！ 破壊した相手モンスターの攻撃力を1000ポイント下げ、相手の場に呼び戻す！」
( ；＾Д＾)「く、そ……畜生が……」
( #ﾟдﾟ)「何度でも！ 何度でも！ 何度でも！ 鮫は骨まで喰らい尽くす！」
( #ﾟдﾟ)「噛み砕け、"デプス・バイト"！」
( ﾟдﾟ)：《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2800 【Win】
( ＾Д＾) ：《アルティメットサイキッカー》@ATK1900 【Lose】
( ；＾Д＾) 「うおおおおおおおおおお！」LP2450→1550
( ﾟдﾟ)「そして《ジャンク・アタック》の効果を喰らえ！」
【《アルティメットサイキッカー》@ATK2900 → 《ジャンク・アタック》@damage1450】
( ； Д )「ごがっ……」LP1550→ 100
( ；-Д＾)「だ、が……持ちこたえたぜ……！」
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『……！』
( #＾Д＾) 「一言、断っておくぜ。さっきは何やらゴチャゴチャ言ってくれてたが……
俺は隙を見せたわけじゃねえ！ 次のターンで確実にお前をぶっ殺すために、
あえて攻撃して《キラー・ラブカ》を使わせたんだ！」
( ﾟдﾟ)「……」
( #＾Д＾) 「《アルティメットサイキッカー》は殺られたが、それでもまだ《ハイパーサイコガンナー/バスター》がいる！」
次のターン、《シャーク・ドレイク》に攻撃が決まれば、バトルの勝敗に関係なく効果ダメージでお前は死ぬ！」
( ﾟдﾟ)「……」
( #＾Д＾) 「もうすぐだ……もうすぐ、《メンタルマスター》が帰ってくる……！
こんなところで、お前なんかに負けるわけにはいかねえんだ！！」
( ﾟдﾟ)「……魔法カード、《浮上》を発動」
(ﾟ、ﾟ；ﾄｿﾝ『……？』
( ﾟдﾟ)「墓地に存在する、レベル3以下の魚族モンスター、《トライポッド・フィッシュ》を特殊召喚する」
《トライポッド・フィッシュ》：星3/水属性/魚族/攻 300/守1300
( ＾Д＾) 「……何の真似だよ、それは」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『《トライポッド・フィッシュ》は、墓地からの特殊召喚に成功したとき、場の魚族モンスター1体のレベルを1つ上げることができます』
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『ですが、この状況で、その効果に何の意味が……』
( ﾟдﾟ)「私は場の《素早いマンボウ》のレベルを1つ上げ、レベル3とする！」
( ＾Д＾) 「エクシーズ召喚が狙いか？ だが！」
( #＾Д＾) 「お前の手札は既にゼロ！ リバースカードもない！ 墓地にも有用なカードは落ちていない！」
( #＾Д＾) 「そんな状況で何を出す！？ 《ゼンマイン》を出そうが！ 《リヴァイエール》を出そうが！ 《イグニス》を出そうが！」
( #＾Д＾)「《ハイパーサイコガンナー/バスター》を消せない以上、もうお前の負けは決まってんだよ！」
( ﾟдﾟ)「私は！ レベル3の《トライポッド・フィッシュ》と《素早いマンボウ》でオーバーレイ！」
( ﾟдﾟ)「2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築！ エクシーズ召喚！」
iニl三三三三三三三�検院院�ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'''‐‐‐--=,,,,__,ｨ-‐-､
. ｉﾆlﾆ三三三三三三�検 �/ ヽ__
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∨ 三三三三三�検 � ｘ≦三ミ≧〈 ｀'〉 / ｀ 丶､
ヾ三三三三ﾆノ _＿＿_／〃W￣'lヽヽ / / ./｀ﾞ''‐- .,, ｀丶､
￣￣￣ ￣ / 〃l/l‐- ,,,_ V､ﾊ‐-- ,,__ / / / ｀ヽ ＿ ｀丶､
///＞/二ﾆ= /l/.l i ｀'-=,,=/､ ＞''=‐- ,,,,ｨ爻三ミ,､ ｀丶､
/／,,ｨイ‐--,,, l i l i ｀ 丶／＞‐-==<ﾆ三三三ﾆi ｀||
＿＿. / ／ ; ; ; ; ; / ;∧ ﾞ､l i /／VV´￣｀''l/､三三三/ ｀丶､ ||
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三三三三三三三三三三三三三三三三三心､ i゛l ; ; ; ; ; ; ;＞=ﾆ二三三三三三三三三三三三三三
( ﾟдﾟ)「 現 れ ろ 、 《 潜 航 母 艦 エ ア ロ ・ シ ャ ー ク 》 ッ ！ ！ 」
( ；＾Д＾) 「！？」
( ﾟдﾟ)「《エアロ・シャーク》の効果発動！ オーバーレイユニットを1つ使うことで、
ゲームから除外されている私のモンスター1体につき100ポイント、お前にダメージを与える！」
(ﾟ、ﾟ*ﾄｿﾝ『今、こちらの除外ゾーンにいるのは……さっき除外した、2体の《キラー・ラブカ》！』
( ﾟдﾟ)「よって、お前に200ポイントのダメージを与える！」
( ；＾Д＾) 「な…っ、そんな、バカなっ！！」
( ﾟдﾟ)「喰らえ！ "エアー・トルピード"ッ！」
＿＿＿
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. i ／ ∠二＼ ,, ､
ヽ. ﾆ=-" / ／⌒ヽ
｀ ￣￣´ ,,ｨ‐ゝ }､ o /⌒ヽ,, -‐''‐-､__
__ { ｀ ヽ､ } (⌒゛ / ヽ
〉＼丶､l ヽ ゝｰイ ＿ }
i l＼ 丶､l￣｀ヽ ', { 〃 /￣ﾆ=---＿＿＿ ＿＿
i i ﾞl ､ 丶､ l } ヽ__ ＼/ // ￣''ﾆ=-=ﾆ二 }
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ﾞ､ / ￣￣ ＞'" .＼ ＼ヽl＼ / /
ヽ/ ＞'" .＼ ｀丶､＼ / .／
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丶 ＼ / ／
｀''‐--""
( ；＾Д＾) 「そんな……そんなバカな！ こんな、こんな終わり方――」
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( Д ) 「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおっ！！」 LP 100→ 0
【Win】
【( ﾟдﾟ )】
( Д ) 「……」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『さて。一番やっかいな首領を仕留めたわけですから、後は適当に残党を狩るだけでよさそうですね』
( ﾟдﾟ)「いや、その必要はない。残党どもはもう既に逃走を開始しているようだ」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『え"』
( ﾟдﾟ)「おそらくこいつの指示だ。気を失う前に、撤収命令を出していたんだろう」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『いやいやいや、そんな悠長に構えてる場合じゃないです。さっさと追いかけて捕まえてきてくださいよ』
( ﾟдﾟ)「なぜだ？」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『【アルカディア・ムーブメント】といえば、かなり悪名高いテロ組織です。
組員を捕まえてしかるべき場所に引き渡せば、結構な額の懸賞金がもらえるはずですよ』
( ﾟдﾟ)「私はここへ賞金狩りをしにきたわけじゃない。スタジアムの奪還さえ果たせば、十分だろう」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『ですが――』
( ﾟдﾟ)「もういい。おい、お前。起きろ」
( -Д-) 「う、ぐ……」
( ﾟдﾟ)「チッ、重いな。おい、さっさと起きろ。立て」
( ；＾Д＾) 「ぐ……俺を、どうするつもりだ。警察に引き渡すか？ いや、もっと別なところか？」
( ﾟдﾟ)「そんなつもりはさらさらない。目が覚めたんなら、とっとと逃げろ」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『え、ちょ』
( ＾Д＾) 「……なぜ俺を逃がす？」
( ﾟдﾟ)「さて、な。お前と俺は似たもの同士だから、とでも言っておこう」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『いやいや、何かっこつけてんですか。そいつ首領ですよ。賞金首ですよ。さっさと捕縛してくださいよ』
( ＾Д＾) 「……借りには、しないからな」
( ﾟдﾟ)「そりゃそうだろうな」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『おーい、もしもーし』
( ＾Д＾) 「……じゃあな」
( -д-)「フッ」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『いや、フッじゃないですよフッじゃ。今からでも遅くないですよ。追って捕まえてくださいよ』
( -д-)「なあ、トソン」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『……なんですか』
( ﾟдﾟ)「叶うと、いいな。あいつらの願い」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『だからなんなんですかあなた。「とんだロマンチストだな！」とか言ってほしいんですか？ いいからさっさと追ってください』
( -д-)「もちろん、暴力に訴えるなんて方法じゃなくて、もっと平和的な方法で」
(ﾟ、-；ﾄｿﾝ『ハァ……いいですよ、もう。一応、依頼は達成してるわけですしね』
( ﾟдﾟ)「デュエリストたちの叫びが、KONMAIに伝わる世の中に。いつか、なるといいな」
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ『はいはいロマンチストロマンチスト。用が済んだらさっさと帰還してください』
( ﾟдﾟ)「フッ……わかった」
カードプロフェッサーとは何か！
( ﾟдﾟ)「……」
説明しよう！
それは、一仕事終えた達成感に身を委ねつつ、
一人月夜のスタジアムにたたずむ、まさにロマンチストなのである！
( ﾟдﾟ)「……《フィッシュボーグ−ガンナー》も、いつか緩和……されると、いいなぁ」
しかしその願いはおそらく叶うことはないぞ！
悲しきかなカードプロフェッサー！
( ﾟдﾟ)「さて、戻るかな」
依頼1：スタジアム奪還
おわり
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