サイド第二部 第二話 後編
最終更新：ID:Lq8F+X7J6A 2007年10月25日(木) 15:44:59履歴
邊菜初「ところで、朧――腰に二本の刀を差した若い男に会いませんでしたか？」
（＝・ω・）「ある男に相手を任せてきた。心配する必要は無い･･･」
苦労「心配する必要は無い･･･ってのは、そっちが勝つコトがわかってるって意味だな？」
（ ＾ω＾）「そんなに強い人を置いてきたのかお･･･！？」
（＝・ω・）「うーむ･･･”サウザンド・マスター”と言えば、分かるだろうか」
（ ＾ω＾）「サウザンド・マスター？すごい魔法使いなのかお？」
邊菜初「サウザンド・マスター･･･！！」
苦労「知ってるんですかぃ？」
邊菜初「世界中を渡り歩きながらデュエルをしているという放浪のデュエリスト･･･実力も相当なものであると聞きます」
（；＾ω＾）「そんなスゴイ人と知り合いだなんて･･･叔父山君もなかなかスゴイお」
（＝・ω・）「昔戦ったこともある。ちなみに勝った」
苦労「ホォ･･･なかなかやるじゃねぇの」
（＝・ω・）「アイツのデッキは性質上、99％超の確立で事故るからな･･･あのデッキでかなり勝ててる方がおかしい」
（；＾ω＾）「（ここまでボロクソ言われるって･･･どんなデッキなんだか気になるお）」
※ちなみにデッキをシャッフルしながら話しています
（��ﾒ●ー◎）「いくでござる！」
そう言って、腰に装着された、まるで刀のような機械の柄に手を掛ける。
柄からは、カードが覗いている。
（��ﾒ●ー◎）「ドロー！！」
抜刀のようにカードを引く･･･これはカッコイイ
（��ﾒ●ー◎）「･･････モンスターを裏側で出し、ターン終了でござる」
朧「威勢がいいわりには大して動かないんだな！俺のターン、ドロー！
『天使の施し』を発動、デッキから三枚のカードをドローし、手札より二枚を捨てる！
フン･･･俺の勝ちは決まったようなものだ！！」
（；ﾒ●ー◎）「な、何を･･･！？」
朧「行くぞ！『未来融合−フューチャーフュージョン−』を発動！
デッキからドラゴン族モンスターを五体墓地に送り、二ターン後の未来に融合を約束する！！
更に『龍の鏡』を発動！墓地のドラゴン族モンスター五体をゲームから除外し･･････『Ｆ･Ｇ･Ｄ』を融合召喚！！」
天を裂き、五つの首をものドラゴンが舞い降りる･･･
朧「俺のＦ･Ｇ･Ｄの攻撃力は5000ポイント！並のモンスターでは太刀打ちできんぞ！！そして『ランサー・ドラゴニュート』を通常召喚！」
（；ﾒ●ー◎）「ヌゥゥ･･･まだ一ターン目だと言うのに、デカブツが出てきたもんでござる･･･」
朧「バトルフェイズだ！ランサーで裏守備を攻撃！！」
ディノインフィニティ Def0 ｖｓ ランサー・ドラゴニュート Atk1500
朧「ランサー・ドラゴニュートはトランプル効果を持つ！貫通ダメージを食らえぇ！！」
（；ﾒ●ー◎）LP8000→6500
朧「まだ本命が残っているぞ！ファイブ・ゴッドでダイレクトアタック！！」
（；ﾒ●ー◎）LP6500→1500
朧「これで俺の勝ちは目前―― ！！」
Ｆ･Ｇ･Ｄの攻撃によって巻き上げられた土煙がはれたとき･･････
二人の冥府の使者が立っていた。
（��ﾒ●ー◎）「フフフ･･･『冥府の使者ゴーズ』の効果を発動したでござる！！」
ゴーズ「ちょｗｗｗ何あの化け物ｗｗｗｗｗ俺らが倒せるわけねーじゃんｗｗｗｗｗｗｗｗ」
カイエン「うはｗｗｗｗｗあたしの攻撃力ｺﾞｯｾｰﾝｗｗｗｗｗｗオベリスク超えたｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ゴーズ「ｍｊｄｗｗｗｗｗｗｗｗｳﾗﾔﾏｼｽｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
朧「ええい、やかましい！カードを一枚伏せてターン終了だ！！」
（�瓠�ー◎）LP1500 手札：４ 場：ゴーズ カイエン
朧LP8000 手札：２ 場：Ｆ･Ｇ･Ｄ 槍竜人／未来融合 伏せ１
（��ﾒ●ー◎）「拙者のターン、ドローでござる！『名推理』を発動！
お主は一つレベルを宣言するでござる！！」
朧「それで貴様のデッキをめくっていき、特殊召喚可能なモンスターが出たときストップし、
そのモンスターのレベルが宣言したレベル以外なら場に特殊召喚が出来る･･･だったな」
ゴーズ「ｇｄｇｄ言ってねぇでさっさとレベル言えやｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
朧「黙れ！モンスターの分際で！！レベルは８だ！！（相手が恐竜族デッキなら『究極恐獣』や『超伝導恐獣』が怖いからな･･･）」
（��ﾒ●ー◎）「では、めくっていくでござる！」
×漆黒のパワーストーン
×融合
×畳返し
×孵化
×スーパーチャージ
×騎士の称号
×魔霧雨
×テラ・フォーミング
○魔導ギガサイバー
（��ﾒ●ー◎）「『魔導ギガサイバー』を特殊召喚するでござる！！」
朧「（しかし、奴のデッキは一体何なんだ･･･！？ディノを使ってたから『恐竜族』かと思ったが、名推理で墓地に送られたカードは幾らなんでもカオス過ぎる･･･！！）」
（��ﾒ●ー◎）「今度は拙者のお返しでござる！カイエンでＦ･Ｇ･Ｄを攻撃！！」
カイエン「相討ちですかァァァ〜〜〜！！」
冥府の使者カイエントークン Atk5000 ｖｓ Ｆ･Ｇ･Ｄ Atk5000
朧「俺のＦ･Ｇ･Ｄが･･･！！」
（��ﾒ●ー◎）「次はゴーズでランサー･ドラゴニュートを攻撃！」
ゴーズ「カイエンの恨みィィィィィィ！！」
冥府の使者ゴーズ Atk2700 ｖｓ ランサー・ドラゴニュート Atk1500
朧LP8000→6800
（��ﾒ●ー◎）「ギガサイバーでダイレクトアタック！！」
朧LP6800→4600「ぐう･･･！！」
（��ﾒ●ー◎）「カードを三枚セット、ターン終了！」
朧「俺のターン、ドローだ！魔法カード『ハリケーン』を発動！全ての魔法・罠を手札に戻す！！」
（��ﾒ●ー◎）LP1500→3500 手札：１→７
朧「な、なんだッ！？」
（��ﾒ●ー◎）「リバースカードを発動したんでござる！『ゴブリンのやりくり上手』二枚と『非常食』！！」
朧「まず非常食の効果でライフ回復＋やりくり上手の墓地送り･･･そしてやりくり上手の効果が発動し三枚ドロー×２か･･･」
ゴーズ「やりくり上手は、墓地にあるやりくり上手の枚数＋１枚のカードをドローできる･･･普通に発動してもアドには繋がらないが、
発動と同時に非常食などで墓地に送った場合ドロー枚数が上昇するというコンボ･･･コレがうわさの『やりくりターボ』か。見事だ」
朧「キャラ･･･変わってないか？」
ゴーズ「何言っちゃってんのｗｗｗｗｗｗずっとこれじゃんｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
（��ﾒ●ー◎）「やりくり上手は、ドロー後に手札を一枚選択して、デッキの一番下に戻さないといけないルールがあるでござる･･･
二枚発動したため、二枚のカードを戻すでござる」
朧「チッ･･･一気にアドを稼がれちまった･･･だが俺も負けはせん！未来融合を発動！デッキから五体のドラゴン族を墓地に送り、もう一度Ｆ･Ｇ･Ｄを指定する！！」
（��ﾒ●ー◎）「やり直せずとも、後一ターン待てば召喚できるというのに」
朧「狙いはコレだ！『黙する死者』を発動！墓地の『真紅眼の黒竜』を守備表示で特殊召喚！！」
（��ﾒ●ー◎）「せっかく上級モンスターを蘇生したところで、攻撃できなければ意味が無いでござるよ」
朧「まだだ！レッドアイズを生贄に捧げ、『真紅眼の闇竜』を特殊召喚する！！」
ゴーズ「俺知ってるぜｗｗｗｗｗ闇竜に進化しても攻撃力は変わんないってｗｗｗｗｗｗｗｗたかが2400なんて俺の敵じゃ――」
真紅眼の闇竜 Atk2400→5100
ゴーズ「（ Д ） ﾟ ﾟ 」
朧「ダークネスドラゴンは、自分の墓地のドラゴン族モンスターの数×300ポイント攻撃力をアップする能力を持つ！
俺の墓地のドラゴン族は9体！攻撃力は2700ポイントアップする！！」
（；ﾒ●ー◎）「ヌゥ･･･このための未来融合か･･･！」
朧「今頃気づいてももう遅い！ダークネスドラゴンでゴーズを攻撃だ！ダークネス・ギガ・フレイム！！」
冥府の使者ゴーズ Atk2700 ｖｓ 真紅眼の闇竜 Atk5100
（；ﾒ●ー◎）LP3500→1100
朧「さらにモンスターを一体セットする！ターン終了！！」
（�瓠�ー◎）LP1100 手札：５ 場：ギガ様
朧LP4600 手札：０ 場：ダークネス 伏せ１／未来融合
（；ﾒ●ー◎）「拙者のターン、ドロー･･･ヌゥ･･･ギガサイバーを守備表示にし、モンスターを一体セット、リバースカードを一枚伏せてターン終了でござる･･･」
朧「打つ手ナシのようだな！ドロー！『サイクロン』を発動！伏せカードを破壊！！」
『聖なるバリア−ミラーフォース−』が破壊された！
朧「このまま押し切る！『メタモルポット』を反転召喚！！お互いに手札を全て捨て、その後五枚のカードをドローする！！」
（；ﾒ●ー◎）「ヌゥ･･･やりくりターボが無駄になってしまったか･･･」
朧「更に二枚目の龍の鏡を発動だ！墓地の『青眼の白龍』三体をゲームから除外し･･･『青眼の究極竜』を融合召喚！！」
（；ﾒ●ー◎）「普通ならF･G･Dを選択するところ･･･何かあるでござるな！？」
朧「その通り！究極竜を生贄に捧げ･･･『青眼の光龍』を特殊召喚！！」
青眼の光龍 Atk3000→5100
真紅眼の闇竜 Atk5100→4500
朧「仕上げに、メタポを生贄に捧げ『アームド・ドラゴンLV5』を通常召喚！さらに手札の『サファイアドラゴン』を捨てて効果発動！デストロイド・パイル！！」
アームド・ドラゴンの屁がギガサイバーを吹き飛ばす
（；ﾒ●ー◎）「ヌゥ･･･」
朧「ラスト・バトルフェイズだ！アームドで裏守備を攻撃！アームド・バスター！！」
ダンディライオン Def300 ｖｓ アームド・ドラゴンLV5 Atk2400
（��ﾒ●ー◎）「『ダンディライオン』の効果発動！こいつが墓地に送られたとき、場に『綿毛トークン』二体を特殊召喚するでござる！！」
朧「次から次へと･･･！！ダークネスで綿毛トークンを攻撃！ダークネス・ギガ・フレイム！！」
綿毛トークン Def0 ｖｓ 真紅眼の闇竜 Atk4800
朧「シャイニングドラゴンで綿毛トークンを攻撃！シャイニング・バーストォ！！」
綿毛トークン Def0 ｖｓ 青眼の光龍 Atk5400
朧「カードを一枚伏せて、ターン終了だ！エンドフェイズにLV5を墓地に送り、『アームド・ドラゴンLV7』を特殊召喚！！」
（��ﾒ●ー◎）「らすと・ばとるふぇいず･･･？」
朧「う、うるさい！！」
（�瓠�ー◎）LP1100 手札：５ 場：がら空き
朧LP4600 手札：０ 場：光龍 闇竜 アームドLV7／未来融合 伏せ１
（��ﾒ●ー◎）「拙者のターン、ドローでござる！『強欲な壺』を発動し、更に二枚ドロー！！」
朧「（俺が伏せたカードは『収縮』だ！攻撃してきたところを返り討ちにしてやる！！
お前がどれだけカードを引こうとも、お前の敗北の運命は変わらん！！）」
（��ﾒ●ー◎）「フフ･･･どうやら、拙者の勝ちでござる！！」
朧「なんだと！？」
（��ﾒ●ー◎）「お主は次に「この状況で勝てると思うか！？」と言うでござる」
朧「この状況で勝てると思うのか！？」
（��ﾒ●ー◎）「ニアミス･･･」
朧「さっさと続けろ！！」
（��ﾒ●ー◎）「手札の魔法カード一枚をコストに、『二重魔法』を発動でござる！お主の墓地の黙する死者を使わせてもらうでござる！！」
朧「お前の墓地に通常モンスターはいないだろ！」
（＃ﾒ●ー◎）「やりくりターボで引いたカードを根こそぎ墓地に叩き落してくれたのはどこのどいつでござったか？」
朧「ぐぬ･･･あの時のか･･･！」
（��ﾒ●ー◎）「ともかく、墓地の通常モンスターを蘇生！『ブラック・マジシャン』を特殊召喚！！」
朧「ブラマジだと･･･！そんなカードでは俺を倒すことなどできん！！」
（��ﾒ●ー◎）「更に『竜破壊の証』を発動！デッキから『バスター・ブレイダー』を手札に加えるでござる！！」
朧「バスター・ブレイダー･･･！『龍破壊者』の名を冠する剣士か･･･！なるほど、俺のデッキには一番の宿敵か！！」
（��ﾒ●ー◎）「ところがどっこい、真の主役はコイツではないのでござる！手札を二枚墓地に送って『魔法石の採掘』を発動！墓地の魔法カード一枚を手札に加えるでござる！！」
その瞬間、墓地から一枚のカードが飛び出し、手札に加わる
朧「な、何がおこったんだ！？」
（��ﾒ●ー◎）「採掘で墓地に送った『深淵の暗殺者』の効果が発動したでござる！墓地の『人食い虫』を手札に戻したでござる！！
そして採掘でサルベージした『融合』を発動！手札のバスター・ブレイダーとブラック･マジシャンを融合！！」
朧「まさか･･･！！」
（��ﾒ●ー◎）「出でよ！『超魔導剣士−ブラック・パラディン』！！」
場に、ややこしい格好をした男が降臨する！
（��ﾒ●ー◎）「ブラック・パラディンの攻撃力は、お互いの場と墓地のドラゴン族モンスター一体につき、攻撃力500ポイントアップ！！」
超魔導剣士−ブラック・パラディン Atk2900→8900
朧「攻撃力8900だと･･･！？」
（��ﾒ●ー◎）「トドメに『拡散する波動』を発動！ライフを1000ポイント払い、魔導師の攻撃波動を相手場全体に拡散させるでござる！！」
（��ﾒ●ー◎）LP1100→100
（��ﾒ●ー◎）「これが正真正銘のラスト・バトルフェイズでござる！ブラック・パラディンの攻撃！！」
朧「させるかァ！『収縮』を発動！！パラディンの攻撃力を半減させる！！」
（��ﾒ●ー◎）「無駄だ！手札を一枚捨てパラディンの効果発動！魔法カードの発動と効果を無効化し破壊！！」
朧「な･･･バカな！！」
パラディン「わたしの秘術をくらって見やがれでぅ！超・魔・導・烈・波・斬！！」
超魔導剣士−ブラック・パラディン Atk8900 ｖｓ 青眼の光龍 Atk5700
超魔導剣士−以下略 Atk8900 ｖｓ 真紅眼の闇竜 Atk5400
以下略 Atk8900 ｖｓ アームド・ドラゴンLV7 Atk2800
朧LP4600→0「ぐあああああああああああああ！！」
（��ﾒ●ー◎）「拙者の勝利でござる！！」
朧「負けたぜ･･･強いんだな、アンタ」
（��ﾒ●ー◎）「引きが良かっただけでござる。次に戦ったら、今度はお主が勝つかも知れないでござる」
朧「次･･･か。･･･あるといいな」
（��ﾒ●ー◎）「？」
朧「いや･･･何でもない。気にしないでくれ」
（��ﾒ●ー◎）「（ここはしつこく聞き回さないのが武士でござる）そうか。それでは拙者は先に行かせてもらうでござる」
朧「構わん。敗者に勝者を束縛する権利など無い。行け」
（��ﾒ●ー◎）「ヌ･･･かたじけない」
朧「謝る必要も無い･･･さっさと行け！」
（��ﾒ●ー◎）「･･･一見、旧の如し」
朧「？」
（��ﾒ●ー◎）「なんでもないでござる･･･では」
そして如志は駆けていった･･･
朧「･･･行ったか。苦労や邊菜初も今頃デュエル中か･･･ ！」
朧の体が、足元から光になるように消えていく･･･
朧「こちらの世界に未練がなくなったため･･･か。確かに、いいデュエルだった･･･」
一息ついて、後ろを振り返る。既に腰まで消えかかったいた。
朧「兄者･･･悪いが先に行く･･･後は任せｔ――」
そして･･･完全に消えてしまった
苦労「！」
邊菜初「朧･･･」
（ ＾ω＾）「？」
（＝・ω・）「どうやら如志が勝ったようだな･･･」
苦労「若大将･･･よく戦ったぜ」
邊菜初「後は私達に任せて、ゆっくり休んでください」
（；＾ω＾）「（新手の邪気眼かお？）」
羽｀・ω・）「呑気なこと言ってる場合じゃねぇぜ･･･奴ら、マジだ」
邊菜初「朧の仇というわけではありませんが･･･」
苦労「今まで以上に負けられなくなったぜ」
（＝・ω・）「元々負けてくれるつもりなど無かった癖にな･･･」
（；＾ω＾）「えーと･･･と、とにかく僕は全力で戦うお！！」
※まだシャッフルしてます
―――今までここに書いてきたようなオサレな言葉が思いつきません。
次回をお楽しみに。
オマケ
（ ＾ω＾）「そういえば、その助っ人さんは何でサウザンド・マスターって呼ばれてるんだお？」
（＝・ω・）「 デ ッ キ 枚 数 千 枚 だからだ」
（；＾ω＾）「ちょｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
苦労「幾らなんでもこれはねぇよ」
羽｀・ω・）「デッキ1000枚じゃデュエルディスクに収まりきらないって？安心しろ！作中にもちょろっと出てきた『刀のような機械』！ アレこそが奴のデュエルディスク！！各国のデュエル大会で優勝したときの賞金を使って、 モナーコーポレーションに特別に作らせたらしいぜ！！文字でしか説明できないのが残念だ！！」
（＝・ω・）「ある男に相手を任せてきた。心配する必要は無い･･･」
苦労「心配する必要は無い･･･ってのは、そっちが勝つコトがわかってるって意味だな？」
（ ＾ω＾）「そんなに強い人を置いてきたのかお･･･！？」
（＝・ω・）「うーむ･･･”サウザンド・マスター”と言えば、分かるだろうか」
（ ＾ω＾）「サウザンド・マスター？すごい魔法使いなのかお？」
邊菜初「サウザンド・マスター･･･！！」
苦労「知ってるんですかぃ？」
邊菜初「世界中を渡り歩きながらデュエルをしているという放浪のデュエリスト･･･実力も相当なものであると聞きます」
（；＾ω＾）「そんなスゴイ人と知り合いだなんて･･･叔父山君もなかなかスゴイお」
（＝・ω・）「昔戦ったこともある。ちなみに勝った」
苦労「ホォ･･･なかなかやるじゃねぇの」
（＝・ω・）「アイツのデッキは性質上、99％超の確立で事故るからな･･･あのデッキでかなり勝ててる方がおかしい」
（；＾ω＾）「（ここまでボロクソ言われるって･･･どんなデッキなんだか気になるお）」
※ちなみにデッキをシャッフルしながら話しています
（��ﾒ●ー◎）「いくでござる！」
そう言って、腰に装着された、まるで刀のような機械の柄に手を掛ける。
柄からは、カードが覗いている。
（��ﾒ●ー◎）「ドロー！！」
抜刀のようにカードを引く･･･これはカッコイイ
（��ﾒ●ー◎）「･･････モンスターを裏側で出し、ターン終了でござる」
朧「威勢がいいわりには大して動かないんだな！俺のターン、ドロー！
『天使の施し』を発動、デッキから三枚のカードをドローし、手札より二枚を捨てる！
フン･･･俺の勝ちは決まったようなものだ！！」
（；ﾒ●ー◎）「な、何を･･･！？」
朧「行くぞ！『未来融合−フューチャーフュージョン−』を発動！
デッキからドラゴン族モンスターを五体墓地に送り、二ターン後の未来に融合を約束する！！
更に『龍の鏡』を発動！墓地のドラゴン族モンスター五体をゲームから除外し･･････『Ｆ･Ｇ･Ｄ』を融合召喚！！」
天を裂き、五つの首をものドラゴンが舞い降りる･･･
朧「俺のＦ･Ｇ･Ｄの攻撃力は5000ポイント！並のモンスターでは太刀打ちできんぞ！！そして『ランサー・ドラゴニュート』を通常召喚！」
（；ﾒ●ー◎）「ヌゥゥ･･･まだ一ターン目だと言うのに、デカブツが出てきたもんでござる･･･」
朧「バトルフェイズだ！ランサーで裏守備を攻撃！！」
ディノインフィニティ Def0 ｖｓ ランサー・ドラゴニュート Atk1500
朧「ランサー・ドラゴニュートはトランプル効果を持つ！貫通ダメージを食らえぇ！！」
（；ﾒ●ー◎）LP8000→6500
朧「まだ本命が残っているぞ！ファイブ・ゴッドでダイレクトアタック！！」
（；ﾒ●ー◎）LP6500→1500
朧「これで俺の勝ちは目前―― ！！」
Ｆ･Ｇ･Ｄの攻撃によって巻き上げられた土煙がはれたとき･･････
二人の冥府の使者が立っていた。
（��ﾒ●ー◎）「フフフ･･･『冥府の使者ゴーズ』の効果を発動したでござる！！」
ゴーズ「ちょｗｗｗ何あの化け物ｗｗｗｗｗ俺らが倒せるわけねーじゃんｗｗｗｗｗｗｗｗ」
カイエン「うはｗｗｗｗｗあたしの攻撃力ｺﾞｯｾｰﾝｗｗｗｗｗｗオベリスク超えたｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ゴーズ「ｍｊｄｗｗｗｗｗｗｗｗｳﾗﾔﾏｼｽｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
朧「ええい、やかましい！カードを一枚伏せてターン終了だ！！」
（�瓠�ー◎）LP1500 手札：４ 場：ゴーズ カイエン
朧LP8000 手札：２ 場：Ｆ･Ｇ･Ｄ 槍竜人／未来融合 伏せ１
（��ﾒ●ー◎）「拙者のターン、ドローでござる！『名推理』を発動！
お主は一つレベルを宣言するでござる！！」
朧「それで貴様のデッキをめくっていき、特殊召喚可能なモンスターが出たときストップし、
そのモンスターのレベルが宣言したレベル以外なら場に特殊召喚が出来る･･･だったな」
ゴーズ「ｇｄｇｄ言ってねぇでさっさとレベル言えやｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
朧「黙れ！モンスターの分際で！！レベルは８だ！！（相手が恐竜族デッキなら『究極恐獣』や『超伝導恐獣』が怖いからな･･･）」
（��ﾒ●ー◎）「では、めくっていくでござる！」
×漆黒のパワーストーン
×融合
×畳返し
×孵化
×スーパーチャージ
×騎士の称号
×魔霧雨
×テラ・フォーミング
○魔導ギガサイバー
（��ﾒ●ー◎）「『魔導ギガサイバー』を特殊召喚するでござる！！」
朧「（しかし、奴のデッキは一体何なんだ･･･！？ディノを使ってたから『恐竜族』かと思ったが、名推理で墓地に送られたカードは幾らなんでもカオス過ぎる･･･！！）」
（��ﾒ●ー◎）「今度は拙者のお返しでござる！カイエンでＦ･Ｇ･Ｄを攻撃！！」
カイエン「相討ちですかァァァ〜〜〜！！」
冥府の使者カイエントークン Atk5000 ｖｓ Ｆ･Ｇ･Ｄ Atk5000
朧「俺のＦ･Ｇ･Ｄが･･･！！」
（��ﾒ●ー◎）「次はゴーズでランサー･ドラゴニュートを攻撃！」
ゴーズ「カイエンの恨みィィィィィィ！！」
冥府の使者ゴーズ Atk2700 ｖｓ ランサー・ドラゴニュート Atk1500
朧LP8000→6800
（��ﾒ●ー◎）「ギガサイバーでダイレクトアタック！！」
朧LP6800→4600「ぐう･･･！！」
（��ﾒ●ー◎）「カードを三枚セット、ターン終了！」
朧「俺のターン、ドローだ！魔法カード『ハリケーン』を発動！全ての魔法・罠を手札に戻す！！」
（��ﾒ●ー◎）LP1500→3500 手札：１→７
朧「な、なんだッ！？」
（��ﾒ●ー◎）「リバースカードを発動したんでござる！『ゴブリンのやりくり上手』二枚と『非常食』！！」
朧「まず非常食の効果でライフ回復＋やりくり上手の墓地送り･･･そしてやりくり上手の効果が発動し三枚ドロー×２か･･･」
ゴーズ「やりくり上手は、墓地にあるやりくり上手の枚数＋１枚のカードをドローできる･･･普通に発動してもアドには繋がらないが、
発動と同時に非常食などで墓地に送った場合ドロー枚数が上昇するというコンボ･･･コレがうわさの『やりくりターボ』か。見事だ」
朧「キャラ･･･変わってないか？」
ゴーズ「何言っちゃってんのｗｗｗｗｗｗずっとこれじゃんｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
（��ﾒ●ー◎）「やりくり上手は、ドロー後に手札を一枚選択して、デッキの一番下に戻さないといけないルールがあるでござる･･･
二枚発動したため、二枚のカードを戻すでござる」
朧「チッ･･･一気にアドを稼がれちまった･･･だが俺も負けはせん！未来融合を発動！デッキから五体のドラゴン族を墓地に送り、もう一度Ｆ･Ｇ･Ｄを指定する！！」
（��ﾒ●ー◎）「やり直せずとも、後一ターン待てば召喚できるというのに」
朧「狙いはコレだ！『黙する死者』を発動！墓地の『真紅眼の黒竜』を守備表示で特殊召喚！！」
（��ﾒ●ー◎）「せっかく上級モンスターを蘇生したところで、攻撃できなければ意味が無いでござるよ」
朧「まだだ！レッドアイズを生贄に捧げ、『真紅眼の闇竜』を特殊召喚する！！」
ゴーズ「俺知ってるぜｗｗｗｗｗ闇竜に進化しても攻撃力は変わんないってｗｗｗｗｗｗｗｗたかが2400なんて俺の敵じゃ――」
真紅眼の闇竜 Atk2400→5100
ゴーズ「（ Д ） ﾟ ﾟ 」
朧「ダークネスドラゴンは、自分の墓地のドラゴン族モンスターの数×300ポイント攻撃力をアップする能力を持つ！
俺の墓地のドラゴン族は9体！攻撃力は2700ポイントアップする！！」
（；ﾒ●ー◎）「ヌゥ･･･このための未来融合か･･･！」
朧「今頃気づいてももう遅い！ダークネスドラゴンでゴーズを攻撃だ！ダークネス・ギガ・フレイム！！」
冥府の使者ゴーズ Atk2700 ｖｓ 真紅眼の闇竜 Atk5100
（；ﾒ●ー◎）LP3500→1100
朧「さらにモンスターを一体セットする！ターン終了！！」
（�瓠�ー◎）LP1100 手札：５ 場：ギガ様
朧LP4600 手札：０ 場：ダークネス 伏せ１／未来融合
（；ﾒ●ー◎）「拙者のターン、ドロー･･･ヌゥ･･･ギガサイバーを守備表示にし、モンスターを一体セット、リバースカードを一枚伏せてターン終了でござる･･･」
朧「打つ手ナシのようだな！ドロー！『サイクロン』を発動！伏せカードを破壊！！」
『聖なるバリア−ミラーフォース−』が破壊された！
朧「このまま押し切る！『メタモルポット』を反転召喚！！お互いに手札を全て捨て、その後五枚のカードをドローする！！」
（；ﾒ●ー◎）「ヌゥ･･･やりくりターボが無駄になってしまったか･･･」
朧「更に二枚目の龍の鏡を発動だ！墓地の『青眼の白龍』三体をゲームから除外し･･･『青眼の究極竜』を融合召喚！！」
（；ﾒ●ー◎）「普通ならF･G･Dを選択するところ･･･何かあるでござるな！？」
朧「その通り！究極竜を生贄に捧げ･･･『青眼の光龍』を特殊召喚！！」
青眼の光龍 Atk3000→5100
真紅眼の闇竜 Atk5100→4500
朧「仕上げに、メタポを生贄に捧げ『アームド・ドラゴンLV5』を通常召喚！さらに手札の『サファイアドラゴン』を捨てて効果発動！デストロイド・パイル！！」
アームド・ドラゴンの屁がギガサイバーを吹き飛ばす
（；ﾒ●ー◎）「ヌゥ･･･」
朧「ラスト・バトルフェイズだ！アームドで裏守備を攻撃！アームド・バスター！！」
ダンディライオン Def300 ｖｓ アームド・ドラゴンLV5 Atk2400
（��ﾒ●ー◎）「『ダンディライオン』の効果発動！こいつが墓地に送られたとき、場に『綿毛トークン』二体を特殊召喚するでござる！！」
朧「次から次へと･･･！！ダークネスで綿毛トークンを攻撃！ダークネス・ギガ・フレイム！！」
綿毛トークン Def0 ｖｓ 真紅眼の闇竜 Atk4800
朧「シャイニングドラゴンで綿毛トークンを攻撃！シャイニング・バーストォ！！」
綿毛トークン Def0 ｖｓ 青眼の光龍 Atk5400
朧「カードを一枚伏せて、ターン終了だ！エンドフェイズにLV5を墓地に送り、『アームド・ドラゴンLV7』を特殊召喚！！」
（��ﾒ●ー◎）「らすと・ばとるふぇいず･･･？」
朧「う、うるさい！！」
（�瓠�ー◎）LP1100 手札：５ 場：がら空き
朧LP4600 手札：０ 場：光龍 闇竜 アームドLV7／未来融合 伏せ１
（��ﾒ●ー◎）「拙者のターン、ドローでござる！『強欲な壺』を発動し、更に二枚ドロー！！」
朧「（俺が伏せたカードは『収縮』だ！攻撃してきたところを返り討ちにしてやる！！
お前がどれだけカードを引こうとも、お前の敗北の運命は変わらん！！）」
（��ﾒ●ー◎）「フフ･･･どうやら、拙者の勝ちでござる！！」
朧「なんだと！？」
（��ﾒ●ー◎）「お主は次に「この状況で勝てると思うか！？」と言うでござる」
朧「この状況で勝てると思うのか！？」
（��ﾒ●ー◎）「ニアミス･･･」
朧「さっさと続けろ！！」
（��ﾒ●ー◎）「手札の魔法カード一枚をコストに、『二重魔法』を発動でござる！お主の墓地の黙する死者を使わせてもらうでござる！！」
朧「お前の墓地に通常モンスターはいないだろ！」
（＃ﾒ●ー◎）「やりくりターボで引いたカードを根こそぎ墓地に叩き落してくれたのはどこのどいつでござったか？」
朧「ぐぬ･･･あの時のか･･･！」
（��ﾒ●ー◎）「ともかく、墓地の通常モンスターを蘇生！『ブラック・マジシャン』を特殊召喚！！」
朧「ブラマジだと･･･！そんなカードでは俺を倒すことなどできん！！」
（��ﾒ●ー◎）「更に『竜破壊の証』を発動！デッキから『バスター・ブレイダー』を手札に加えるでござる！！」
朧「バスター・ブレイダー･･･！『龍破壊者』の名を冠する剣士か･･･！なるほど、俺のデッキには一番の宿敵か！！」
（��ﾒ●ー◎）「ところがどっこい、真の主役はコイツではないのでござる！手札を二枚墓地に送って『魔法石の採掘』を発動！墓地の魔法カード一枚を手札に加えるでござる！！」
その瞬間、墓地から一枚のカードが飛び出し、手札に加わる
朧「な、何がおこったんだ！？」
（��ﾒ●ー◎）「採掘で墓地に送った『深淵の暗殺者』の効果が発動したでござる！墓地の『人食い虫』を手札に戻したでござる！！
そして採掘でサルベージした『融合』を発動！手札のバスター・ブレイダーとブラック･マジシャンを融合！！」
朧「まさか･･･！！」
（��ﾒ●ー◎）「出でよ！『超魔導剣士−ブラック・パラディン』！！」
場に、ややこしい格好をした男が降臨する！
（��ﾒ●ー◎）「ブラック・パラディンの攻撃力は、お互いの場と墓地のドラゴン族モンスター一体につき、攻撃力500ポイントアップ！！」
超魔導剣士−ブラック・パラディン Atk2900→8900
朧「攻撃力8900だと･･･！？」
（��ﾒ●ー◎）「トドメに『拡散する波動』を発動！ライフを1000ポイント払い、魔導師の攻撃波動を相手場全体に拡散させるでござる！！」
（��ﾒ●ー◎）LP1100→100
（��ﾒ●ー◎）「これが正真正銘のラスト・バトルフェイズでござる！ブラック・パラディンの攻撃！！」
朧「させるかァ！『収縮』を発動！！パラディンの攻撃力を半減させる！！」
（��ﾒ●ー◎）「無駄だ！手札を一枚捨てパラディンの効果発動！魔法カードの発動と効果を無効化し破壊！！」
朧「な･･･バカな！！」
パラディン「わたしの秘術をくらって見やがれでぅ！超・魔・導・烈・波・斬！！」
超魔導剣士−ブラック・パラディン Atk8900 ｖｓ 青眼の光龍 Atk5700
超魔導剣士−以下略 Atk8900 ｖｓ 真紅眼の闇竜 Atk5400
以下略 Atk8900 ｖｓ アームド・ドラゴンLV7 Atk2800
朧LP4600→0「ぐあああああああああああああ！！」
（��ﾒ●ー◎）「拙者の勝利でござる！！」
朧「負けたぜ･･･強いんだな、アンタ」
（��ﾒ●ー◎）「引きが良かっただけでござる。次に戦ったら、今度はお主が勝つかも知れないでござる」
朧「次･･･か。･･･あるといいな」
（��ﾒ●ー◎）「？」
朧「いや･･･何でもない。気にしないでくれ」
（��ﾒ●ー◎）「（ここはしつこく聞き回さないのが武士でござる）そうか。それでは拙者は先に行かせてもらうでござる」
朧「構わん。敗者に勝者を束縛する権利など無い。行け」
（��ﾒ●ー◎）「ヌ･･･かたじけない」
朧「謝る必要も無い･･･さっさと行け！」
（��ﾒ●ー◎）「･･･一見、旧の如し」
朧「？」
（��ﾒ●ー◎）「なんでもないでござる･･･では」
そして如志は駆けていった･･･
朧「･･･行ったか。苦労や邊菜初も今頃デュエル中か･･･ ！」
朧の体が、足元から光になるように消えていく･･･
朧「こちらの世界に未練がなくなったため･･･か。確かに、いいデュエルだった･･･」
一息ついて、後ろを振り返る。既に腰まで消えかかったいた。
朧「兄者･･･悪いが先に行く･･･後は任せｔ――」
そして･･･完全に消えてしまった
苦労「！」
邊菜初「朧･･･」
（ ＾ω＾）「？」
（＝・ω・）「どうやら如志が勝ったようだな･･･」
苦労「若大将･･･よく戦ったぜ」
邊菜初「後は私達に任せて、ゆっくり休んでください」
（；＾ω＾）「（新手の邪気眼かお？）」
羽｀・ω・）「呑気なこと言ってる場合じゃねぇぜ･･･奴ら、マジだ」
邊菜初「朧の仇というわけではありませんが･･･」
苦労「今まで以上に負けられなくなったぜ」
（＝・ω・）「元々負けてくれるつもりなど無かった癖にな･･･」
（；＾ω＾）「えーと･･･と、とにかく僕は全力で戦うお！！」
※まだシャッフルしてます
―――今までここに書いてきたようなオサレな言葉が思いつきません。
次回をお楽しみに。
オマケ
（ ＾ω＾）「そういえば、その助っ人さんは何でサウザンド・マスターって呼ばれてるんだお？」
（＝・ω・）「 デ ッ キ 枚 数 千 枚 だからだ」
（；＾ω＾）「ちょｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
苦労「幾らなんでもこれはねぇよ」
羽｀・ω・）「デッキ1000枚じゃデュエルディスクに収まりきらないって？安心しろ！作中にもちょろっと出てきた『刀のような機械』！ アレこそが奴のデュエルディスク！！各国のデュエル大会で優勝したときの賞金を使って、 モナーコーポレーションに特別に作らせたらしいぜ！！文字でしか説明できないのが残念だ！！」
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