最終更新: boonyugioh 2007年10月10日(水) 19:02:26履歴
コウはあれ以来、カードが白紙にしか見えなくなった
そして海岸で一人ボーッとしていた
( ゚ー ゚)「うっ、太陽の光がまぶしい・・・」
コウの自分のデッキを取り出して見た
しかしやはり真っ白で何も移っていなかった
( ゚ー ゚)「ふぅ・・・」
川*゚ -゚)「こんなところにいたのか・・・」
( ゚ー ゚)「クー・・・」
川*゚ -゚)「いつまでそうしてるつもりだ?今授業中だぞ。授業くらい出ろ」
( ゚ー ゚)「・・・あれ?お前は?」
川;゚ -゚)「お・・・お前がいない授業などつまらないからな。抜け出してきた」
( ゚ー ゚)「だめじゃねぇか・・・」
川;゚ -゚)「う・・・うるさい!」
( ゚ー ゚)「今の俺は望んでもデュエルすることができない」
川*゚ -゚)「お前・・・まだカードが見えないのか」
( ゚ー ゚)「あぁ・・・正直、どうすればいいのかわからないんだ」
川#゚ -゚)「おい!いつものお前らしくないぞ!わたしはそんなお前は好きじゃない!」
( ゚ー ゚)「・・・」
川#゚ -゚)「わたしは這い上がってきたぞ!お前に負けても、どんなことがあっても!そのことが今のわたしを強くしてくれた!」
( ゚ー ゚)「・・・ガッチャ」
そういうとコウは寮のほうへと向かった
川*゚ -゚)「コウ・・・」
TURN-19「真実のデーモン」
( ´∀`)「正位置の運命の輪。予期せぬ変化」
( ´∀`)「確かに意外な結果ではある」
( ´∀`)「平地聖。やつは私の魂の息吹を受けたピカチュウのデッキに負けることで私の白きしもべとなるはずであった」
( ´∀`)「だが・・・そうはならなかった」
( ´∀`)「彼の精神には多大なるダメージを与えたはずだったが、その魂はまだ彼自身が所有している」
( ´∀`)「それは・・・多分・・・」
黒服「モナ王様。まもなくデュエルアカデミアにつきます」
( ´∀`)「そうか・・・」
( ´∀`)「須名 空流という少女・・・やつは・・・」
クーはコウを探していた
川*゚ -゚)「コウ・・・どこにいったんだ?まったく、また授業に出てなかったし」
川*゚ -゚)「ブラック・パンサー・・・お前の鼻であいつを探せないか?」
黒豹「ねこはそんなに鼻がよくないという・・・」
川*゚ -゚)「役に立たないな・・・」
黒豹「ショボーン。僕役立たず?」
川;゚ -゚)「あ、スマン。そういうことじゃないんだ」
黒豹「よかった・・・あれ?誰か来るよ?」
川*゚ -゚)「コウか?」
( ´∀`)「フフフ・・・」
川*゚ -゚)「誰だお前は!?
( ´∀`)「私はピカチュウのマネージャーをやらせてもらっています。モナ王と申します」
川*゚ -゚)「マネージャーがここで何をしている?」
( ´∀`)「あなた・・・平地聖を探しているのですね」
川*゚ -゚)「!! そうだが・・・」
( ´∀`)「私が場所を教えてさしあげましょう、平地聖はもう自分の寮に戻っているはずです」
川*゚ -゚)「なぜ・・・わかるんだ?」
( ´∀`)「私には見通せるのです。それとこれをあなたにさしあげましょう」
そういうとモナ王は穴が開けられて紐が通してある死者蘇生のカードをクーに投げ渡した
川*゚ -゚)「これは・・・!」
( ´∀`)「あなたが平地聖をもっと深く知りたければ・・・それを見せるといいでしょう」
川;゚ -゚)「な・・・何故お前がそんなことを・・・!」
しかし、そこにはもうモナ王の姿はなかった
川;゚ -゚)「・・・何なんだ?」
( ´∀`)「(これでいい・・・これで奴は我が元へ・・・)」
ガチャ
部屋へ戻ったクー
川*゚ -゚)「コウ!」
( ゚ー ゚)「あ、お帰り」
川*゚ -゚)「(あいつの言った通り・・・本当にいた!)」
川*゚ -゚)「お前・・・また授業に出ないで・・・」
川*゚ -゚)「(・・・正直言うとわたしはコウのことをもっと知りたい!もしかしたら立ち直らせることができるかも!)」
クーはポケットからさっきの死者蘇生を取り出してコウに見せた
( ゚ー ゚)「・・・!! クー!これは・・・どうしたんだ!!」
川*゚ -゚)「え?何かさっきモナ王って人にもらって・・・」
( ゚ー ゚)「まさか・・・!」
そういうとコウは倒れた
川*゚ -゚)「え?どうした!大丈夫か!コウ!」
( ´∀`)「(フフフ・・・)」
( ゚ー ゚)「・・・ここは・・・どこだ?」
コウの前には黒いフードを被った一人の男と少女がいた
?「そこのお嬢ちゃん。俺とデュエルだ!」
少女「いいよぉ」
?「ただし強制アンティだ!」
少女「アンティって何かわからないけどいいよぉ!」
(;゚ー ゚)「アンティだって・・・!あんな小さい子に・・・」
?「・・・で攻撃!怒髪!天翔撃!!」
少女「負けちゃった・・・」
?「さて・・・アンティルールでお前のカードをもらおうか!」
(;゚ー ゚)「なんだって!?」
少女「え?カードをかけるなんて聞いてないよ!」
?「アンティって言っただろ!オラァ!」
少女「キャッ!」
(;゚ー ゚)「何やってるんだ!?やめろ!!」
その男は少女を突き飛ばすデッキの中身を見始めた
?「・・・こいつだけもらっていくか・・・一応アルティメットレアだしな」
少女「やめて!それだけはとらないで!それはお父さんに買ってもらった・・・」
少女は男の足にしがみついた
?「邪魔すんじゃねぇ!」
少女「うっ!い・・・痛い!」
男は少女を蹴り飛ばした
やめろ・・・!
?「いいか、デュエルっていうのはなぁ!強さこそ全てだ!弱いやつにカードを持つ資格なんてない・・・!」
男は少女を踏みつけながらそういった
やめろ・・・!
?「聞こえてないか・・・」
少女はぐったりして動かなくなった
やめるんだ・・・
平地聖・・・!
?「思い出したか・・・」
(;゚ー ゚)「・・・」
?「これはお前の記憶の中、お前が自分自身で封印した記憶の中で一番印象に残っている記憶」
(;゚ー ゚)「俺の・・・記憶・・・?」
?「これだけじゃ足りないな・・・もっと思い出させてやるよ!」
その後・・・俺が見たのはひどいものだった
店のガラスケースをぶち破ってカードを奪ったり
賭けデュエル場で相手からカードを根こそぎ奪ったり
そして・・・子供からでさえもカードを奪う自分の姿だった
(;゚ー ゚)「これが・・・俺だって!?」
(;゚ー ゚)「嘘だ!違う!これは・・・俺なんかじゃない!」
?「事実だ。お前は自分で自分の記憶に蓋をした・・・いや!頭の片隅では覚えていたはず!」
?「お前は・・・ただ自分がやってきたことを認めたくないだけなんだよ!」
(;゚ー ゚)「違う・・・!違う!!」
?「お前・・・自分のやった罪から逃れられると思うのか!?」
(;゚ー ゚)「違う・・・」
?「お前に残された道はただ一つ」
?「元に戻ればいいんだよ!あのころのお前にな!」
(;゚ー ゚)「!! バカな・・・!そんなことできるわけないだろ!」
?「そうか・・・しかしお前の力はあのころより確実に弱まっている・・・」
(;゚ー ゚)「俺は・・・強さなんかいらない!ただデュエルを楽しくできればそれでいいんだ!」
?「それでデュエルアカデミアに逃げてきた・・・か。自分の罪を見ないようにするために・・・」
(;゚ー ゚)「俺は・・・俺は・・・」
?「今さら逃げることも戻ることもお前にはできない!今まで通りの道を進めばいい!さぁ、戻ろう」
(;゚ー ゚)「・・・嫌だ!」
?「まだ自分のやってきたことを認めないつもりか!?」
(;゚ー ゚)「・・・」
その時、男は被っているフードをとった
影( ゚ー ゚)「それならデュエルで決めようか・・・お前は自分の運命を進むのか!それともまた逃げる続けるのか!」
(;゚ー ゚)「どうするんだ?デュエルディスクもデッキもないぞ!」
影( ゚ー ゚)「念じろ・・・そうすれば出現する!」
そういうとコウの手にデッキがセットされたデュエルディスクが出現した
(;゚ー ゚)「・・・本当だ!」
影( ゚ー ゚)「お前は・・・俺には勝てない!」
(;゚ー ゚)「そんなことはない!俺は・・・」
影( ゚ー ゚)「お前は・・・確実に力が落ちてきている。その証拠にお前はデュエルアカデミアに来てから何度か敗北を喫した」
(;゚ー ゚)「俺は・・・俺は・・・」
( ´∀`)「お前は・・・運命からは逃れられない!」
(;゚ー ゚)「デュエル!」影( ゚ー ゚)
(;゚ー ゚)「俺のターン!ドロー!」
(;゚ー ゚)「俺はジェネティック・ワーウルフを召喚!ターンエンド!」
影( ゚ー ゚)「俺のターン!ドロー!」
影( ゚ー ゚)「お前のあの頃のデッキを見せてやるよ」
(;゚ー ゚)「・・・」
影( ゚ー ゚)「俺はこのモンスターをセット!一枚カードをセットしてターンエンド!」
(;゚ー ゚)「俺のターン!ドロー!」
(;゚ー ゚)「俺は手札からサファイア・ドラゴンを召喚!サファイアでその裏守備を攻撃!サファイア・スパーク!」
影( ゚ー ゚)「インフェルノクインデーモンだ!破壊だな!」
《インフェルノクインデーモン/Infernalqueen Archfiend》
効果モンスター
星4/炎属性/悪魔族/攻 900/守1500
このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に500ライフポイントを払う。
このカードが相手のコントロールするカードの効果の対象になり、
その処理を行う時にサイコロを1回振る。
2・5が出た場合、その効果を無効にし破壊する。
このカードがフィールド上に存在する限り、スタンバイフェイズ毎に
「デーモン」という名のついたモンスターカード1体の攻撃力を
エンドフェイズまで1000ポイントアップする。
(;゚ー ゚)「チェスデーモンデッキ・・・!」
影( ゚ー ゚)「そう・・・これがお前の昔のデッキだ!」
(;゚ー ゚)「そんなの知らない!ジェネティック・ワーウルフでダイレクトアタック!カイザー・ネイル!!」
影( ゚ー ゚)LP8000→6000
(;゚ー ゚)「ターンエンドだ!」
影( ゚ー ゚)「俺のターン!ドロー!」
影( ゚ー ゚)「俺は罠カード!デーモンの雄叫びを発動!」
《デーモンの雄叫び/Archfiend's Roar》
通常罠
500ライフポイントを払い発動する。
自分の墓地から「デーモン」という名のついたモンスターカード1枚を
自分のフィールド上に特殊召喚する。
このモンスターは、いかなる場合にも生け贄にする事はできず、
このターンのエンドフェイズに破壊される。
影( ゚ー ゚)LP6000→5500「こいつの効果で墓地のインフェルノクインデーモンを蘇生!」
影( ゚ー ゚)「そして俺は手札からジェノサイドキングデーモンを召喚!」
《ジェノサイドキングデーモン/Terrorking Archfiend》
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻2000/守1500
自分フィールド上に「デーモン」という名のついた
モンスターカードが存在しなければこのカードは召喚・反転召喚できない。
このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に800ライフポイントを払う。
このカードが相手のコントロールするカードの効果の対象になり、
その処理を行う時にサイコロを1回振る。
2・5が出た場合、その効果を無効にし破壊する。
このカードが戦闘で破壊した効果モンスターの効果は無効化される。
影( ゚ー ゚)「ジェノサイドキングデーモンでサファイア・ドラゴンを攻撃!炸裂!五臓六腑!!」
(;゚ー ゚)LP8000→7900「ちっ!」
影( ゚ー ゚)「ターンエンド!インフェルノクイーンデーモンは破壊」
(;゚ー ゚)「俺のターン!ドロー!」
(;゚ー ゚)「俺は古のルールを発動!手札からデーモンの召喚を特殊召還!」
影( ゚ー ゚)「・・・」
(;゚ー ゚)「デーモンの召喚にデーモンの斧を装備する!」
(;゚ー ゚)「デーモンの召喚でジェノサイドキングデーモンを攻撃!」
影( ゚ー ゚)LP5500→4000
(;゚ー ゚)「そしてジェネティック・ワーウルフでダイレクトアタック!」
影(;゚ー ゚)LP4000→2000「ぐはぁ!」
(;゚ー ゚)「よし!ターンエ・・・」
影( ゚ー ゚)「待て!俺は手札のデスルークデーモンの効果発動!今破壊されたジェノサイドキングデーモンを特殊召還!」
(;゚ー ゚)「何!?」
《デスルークデーモン/Desrook Archfiend》
効果モンスター
星3/光属性/悪魔族/攻1100/守1800
このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に500ライフポイントを払う。
このカードが相手のコントロールするカードの効果の対象になり、
その処理を行う時にサイコロを1回振る。3が出た場合、
その効果を無効にし破壊する。
自分フィールド上の「ジェノサイドキングデーモン」が破壊され墓地に送られた時、
このカードを手札から墓地に送る事で、その「ジェノサイドキングデーモン」を特殊召喚する。
影( ゚ー ゚)LP2000→1200「俺のターン!ドロー!」
影( ゚ー ゚)「俺は天使の施しを発動!三枚引いて二枚捨てる!」
影( ゚ー ゚)「ふっ、俺は装備魔法!堕落を発動!!」
(;゚ー ゚)「堕落・・・!」
《堕落(フォーリン・ダウン)/Falling Down》
装備魔法
自分フィールド上に「デーモン」と名のついたカードが存在しなければこのカードを破壊する。
このカードを装備した相手モンスターのコントロールを得る。
相手のスタンバイフェイズ毎に、自分は800ポイントダメージを受ける。
影( ゚ー ゚)「俺はお前のデーモンの召喚のコントロールをもらう!」
(;゚ー ゚)「デーモンが・・・」
影( ゚ー ゚)「俺はデビルズ・サンクチュアリを発動!そしてデビルズトークンを生け贄に迅雷の魔王−スカル・デーモンを召喚!」
《迅雷の魔王−スカル・デーモン/Skull Archfiend of Lightning》
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2500/守1200
このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に
500ライフポイントを払う。
このカードが相手のコントロールするカードの効果の対象になり、
その処理を行う時にサイコロを1回振る。
1・3・6が出た場合、その効果を無効にし破壊する。
影( ゚ー ゚)「これが・・・お前の使っていたデーモンの本当の姿さ!」
(;゚ー ゚)「くっ・・・!」
影( ゚ー ゚)「さらにフィールド魔法!万魔殿(パンディモニウム)−悪魔の巣窟−を発動!」
《万魔殿(パンディモニウム)−悪魔の巣窟−/Pandemonium》
フィールド魔法
「デーモン」という名のついたモンスターはスタンバイフェイズにライフを払わなくてよい。
戦闘以外で「デーモン」という名のついたモンスターカードが破壊されて墓地へ送られた時、
そのカードのレベル未満の「デーモン」という名のついたモンスターカードを
デッキから1枚選択して手札に加える事ができる。
影( ゚ー ゚)「デーモン軍団で一斉攻撃だ!」
(;゚ー ゚)LP7900→1900「ぐあぁぁぁぁ!!!」
影( ゚ー ゚)「ターンエンド!」
(;゚ー ゚)「俺のターン・・・ドロー」
(;゚ー ゚)「天使の施しを発動!三枚引いて二枚捨て・・・」
(;゚ー ゚)「これは・・・!」
影( ゚ー ゚)「そう・・・それはお前があの少女から奪ったカードだ・・・!」
(;゚ー ゚)「俺がこれを・・・」
影( ゚ー ゚)「お前にそいつが使えるのか?しかもお前はそいつを・・・」
(;゚ー ゚)「お前の言うとおり、俺には使えない・・・使う資格がない・・・」
影( ゚ー ゚)「負けを認めるか!お前はまたモナ王様の下に戻るのだな!」
(;゚ー ゚)「俺は・・・」
?「ダメだよ・・・」
(;゚ー ゚)「!?」
?「ダメだよ・・・君は・・・運命と闘わなければならない、諦めてはダメ!」
?「僕を使って・・・!」
(;゚ー ゚)「でも俺はお前の持ち主にもひどいことをしてしまった・・・」
?「・・・君だっていろいろとつらかったんじゃないのかい?」
(;゚ー ゚)「・・・」
?「君はその時楽しくデュエルしてたのかい?」
?「いや、違う、苦しかったはずだよ。そして君は自分の過ちに気づいた!」
(;゚ー ゚)「俺は・・・とんでもない罪を犯してしまっていた・・・いっそ元の俺に戻ったほうが楽なのかも・・・」
(;゚ー ゚)「しかも俺は・・・」
?「・・・僕の前のご主人のことは・・・非常に残念だった。もしかしたら君を許せないかもしれない」
?「でも君が元に戻ってしまったら僕の今のご主人にもひどい思いをさせてしまうんじゃないのかい!」
(;゚ー ゚)「あいつに?」
?「ご主人は君が好きなんだ! ご主人だって君と一緒に君の運命と闘ってくれるよ!」
?「過ちを繰り返すのもダメ!過去の過ちから逃れようとするのもダメ!」
?「僕と・・・いや、僕らと一緒に闘おう!」
?「ご主人だってついてきてくれる!」
(;゚ー ゚)「俺は・・・」
( ゚ー ゚)「運命には屈しない!」
( ゚ー ゚)「そしてもう逃げない! 自分の罪から目をそらさない!」
影(;゚ー ゚)「なに!?」
( ゚ー ゚)「俺は手札からN・ブラック・パンサーを召喚!!」
ブラック・パンサー「コウ君・・・!」
( ゚ー ゚)「俺は無意識にこいつを人に渡して・・・忘れようとしていたのかもしれない!」
( ゚ー ゚)「でも俺は罪を抱えても・・・こいつと闘う!」
影(;゚ー ゚)「しかしそんな弱小モンスター出そうと俺には勝てない!」
( ゚ー ゚)「俺はこいつで過去の自分に勝って前へと進むんだ!」
( ゚ー ゚)「俺は団結の力をブラック・パンサーに装備!」
ブラック・パンサー 攻撃力1000→1800
影(;゚ー ゚)「攻撃力をたった800あげたところで・・・!」
( ゚ー ゚)「そして俺はブラック・パンサーの効果発動!対象は・・・」
( ゚ー ゚)「デーモンの召喚だ!」
影(;゚ー ゚)「なに!?」
ブラック・パンサー「シャドウ・イリュージョン!!」
影(;゚ー ゚)「バニラモンスターをコピー!?意味がわからないぞ!」
スカル・デーモン「ぐわぁぁぁぁ!!」
その時、コウの分身のモンスターすべてに雷が落ちて破壊された
影(;゚ー ゚)「俺のモンスターが全滅!?何故だ!?」
影(;゚ー ゚)「それは・・・!」
コウの手には魔法カード・・・魔霧雨があった
( ゚ー ゚)「ブラック・パンサーは・・・効果をコピーするだけじゃない!」
《N(ネオスペーシアン)・ブラック・パンサー/Neo-Spacian Dark Panther》
効果モンスター
星3/闇属性/獣族/攻1000/守 500
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択する事ができる。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
このカードはエンドフェイズ時まで選択したモンスターと同名カードとして扱い、
選択したモンスターと同じ効果を得る。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
影(;゚ー ゚)「運命に・・・逆らうつもりか・・・!」
( ゚ー ゚)「あぁ!」
( ゚ー ゚)「消え去れ!ブラック・パンサーでダイレクトアタックだ!」
ブラック・パンサー「ニャ〜!!」
影(;゚ー ゚)LP1200→0「ぐおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
( ´∀`)「!! 逆位置の運命の輪!・・・運命が傾く・・・」
( ´∀`)「バカな・・・運命が形を変えた・・・!」
( ゚ー ゚)「俺は・・・罪を償えるかな?ブラック・パンサー」
ブラック・パンサー「それは僕にもわからない」
ブラック・パンサー「でもご主人・・・クーちゃんならきっと君と闘ってくれるよ・・・」
( ゚ー ゚)「話そう・・・俺の・・・俺の本当のことを・・・」
川*゚ -゚)「!! 起きた!!大丈夫か!?すごくうなされていたんだぞ!」
( ゚ー ゚)「・・・クー、聞いてくれ」
それから俺は自分にあったことを全て話した
7歳の時にモナ王が経営するレアカード強盗集団に売られたこと
そして過酷な訓練を受けてレアハンターとして仕事をこなしていたこと
そして14歳の時に組織の金を持って逃げ出して・・・そしてデュエルアカデミアに身を潜めたことなどいろいろと話した
( ゚ー ゚)「そう、俺はひどい人間だったんだ・・・失望しただろ」
川*゚ -゚)「いや・・・お前はわたしに優しくしてくれたじゃないか」
( ゚ー ゚)「クー・・・」
川*゚ -゚)「お前が罪を犯してきたとしても・・・わたしは今のお前しか知らないからよくわからん」
川*゚ -゚)「お前だって無理やりやらされてたんじゃないのか?それを罪だなんて決め込むのは・・・」
( ゚ー ゚)「俺もそう思って忘れようとしたさ!でも・・・気づいたんだ。それは逃げることになるんじゃないかって・・・」
川*゚ -゚)「逃げてもいいじゃないか!お前はもう苦しむことはないよ!」
( ゚ー ゚)「ありがとう・・・でも・・・」
川#゚ -゚)「あぁもう!わかったよ!お前が自分の罪を償いたいって思うんならわたしだって手伝ってやる!」
( ゚ー ゚)「クー・・・」
川*゚ -゚)「だからブラック・パンサーはまだわたしが持ってる!一緒に闘おう!」
川*゚ -゚)「あ・・・ありがたく思え!!」
( ゚ー ゚)「クー・・・本当にありがとう」
川*゚ -゚)「そういえばモナ王はピカチュウのマネージャーって言ってたな!」
( ゚ー ゚)「そうなのか・・・俺がまずやらなきゃいけないこと・・・ピカチュウを倒す!そしてモナ王も・・・!」
( ゚ー ゚)「・・・それを貸してくれ」
川*゚ -゚)「これ?はい」
クーは死者蘇生のペンダントをコウに渡した
( ゚ー ゚)「俺がやつの組織にいた時・・・こいつをつけてたんだ」
コウはそれを自分に首に通してつけた
( ゚ー ゚)「こいつは俺の罪の証、これをつけて闘うことが俺の使命だと思うから・・・」
次回「VSピカチュウ再び! 新たなる力」
そして海岸で一人ボーッとしていた
( ゚ー ゚)「うっ、太陽の光がまぶしい・・・」
コウの自分のデッキを取り出して見た
しかしやはり真っ白で何も移っていなかった
( ゚ー ゚)「ふぅ・・・」
川*゚ -゚)「こんなところにいたのか・・・」
( ゚ー ゚)「クー・・・」
川*゚ -゚)「いつまでそうしてるつもりだ?今授業中だぞ。授業くらい出ろ」
( ゚ー ゚)「・・・あれ?お前は?」
川;゚ -゚)「お・・・お前がいない授業などつまらないからな。抜け出してきた」
( ゚ー ゚)「だめじゃねぇか・・・」
川;゚ -゚)「う・・・うるさい!」
( ゚ー ゚)「今の俺は望んでもデュエルすることができない」
川*゚ -゚)「お前・・・まだカードが見えないのか」
( ゚ー ゚)「あぁ・・・正直、どうすればいいのかわからないんだ」
川#゚ -゚)「おい!いつものお前らしくないぞ!わたしはそんなお前は好きじゃない!」
( ゚ー ゚)「・・・」
川#゚ -゚)「わたしは這い上がってきたぞ!お前に負けても、どんなことがあっても!そのことが今のわたしを強くしてくれた!」
( ゚ー ゚)「・・・ガッチャ」
そういうとコウは寮のほうへと向かった
川*゚ -゚)「コウ・・・」
TURN-19「真実のデーモン」
( ´∀`)「正位置の運命の輪。予期せぬ変化」
( ´∀`)「確かに意外な結果ではある」
( ´∀`)「平地聖。やつは私の魂の息吹を受けたピカチュウのデッキに負けることで私の白きしもべとなるはずであった」
( ´∀`)「だが・・・そうはならなかった」
( ´∀`)「彼の精神には多大なるダメージを与えたはずだったが、その魂はまだ彼自身が所有している」
( ´∀`)「それは・・・多分・・・」
黒服「モナ王様。まもなくデュエルアカデミアにつきます」
( ´∀`)「そうか・・・」
( ´∀`)「須名 空流という少女・・・やつは・・・」
クーはコウを探していた
川*゚ -゚)「コウ・・・どこにいったんだ?まったく、また授業に出てなかったし」
川*゚ -゚)「ブラック・パンサー・・・お前の鼻であいつを探せないか?」
黒豹「ねこはそんなに鼻がよくないという・・・」
川*゚ -゚)「役に立たないな・・・」
黒豹「ショボーン。僕役立たず?」
川;゚ -゚)「あ、スマン。そういうことじゃないんだ」
黒豹「よかった・・・あれ?誰か来るよ?」
川*゚ -゚)「コウか?」
( ´∀`)「フフフ・・・」
川*゚ -゚)「誰だお前は!?
( ´∀`)「私はピカチュウのマネージャーをやらせてもらっています。モナ王と申します」
川*゚ -゚)「マネージャーがここで何をしている?」
( ´∀`)「あなた・・・平地聖を探しているのですね」
川*゚ -゚)「!! そうだが・・・」
( ´∀`)「私が場所を教えてさしあげましょう、平地聖はもう自分の寮に戻っているはずです」
川*゚ -゚)「なぜ・・・わかるんだ?」
( ´∀`)「私には見通せるのです。それとこれをあなたにさしあげましょう」
そういうとモナ王は穴が開けられて紐が通してある死者蘇生のカードをクーに投げ渡した
川*゚ -゚)「これは・・・!」
( ´∀`)「あなたが平地聖をもっと深く知りたければ・・・それを見せるといいでしょう」
川;゚ -゚)「な・・・何故お前がそんなことを・・・!」
しかし、そこにはもうモナ王の姿はなかった
川;゚ -゚)「・・・何なんだ?」
( ´∀`)「(これでいい・・・これで奴は我が元へ・・・)」
ガチャ
部屋へ戻ったクー
川*゚ -゚)「コウ!」
( ゚ー ゚)「あ、お帰り」
川*゚ -゚)「(あいつの言った通り・・・本当にいた!)」
川*゚ -゚)「お前・・・また授業に出ないで・・・」
川*゚ -゚)「(・・・正直言うとわたしはコウのことをもっと知りたい!もしかしたら立ち直らせることができるかも!)」
クーはポケットからさっきの死者蘇生を取り出してコウに見せた
( ゚ー ゚)「・・・!! クー!これは・・・どうしたんだ!!」
川*゚ -゚)「え?何かさっきモナ王って人にもらって・・・」
( ゚ー ゚)「まさか・・・!」
そういうとコウは倒れた
川*゚ -゚)「え?どうした!大丈夫か!コウ!」
( ´∀`)「(フフフ・・・)」
( ゚ー ゚)「・・・ここは・・・どこだ?」
コウの前には黒いフードを被った一人の男と少女がいた
?「そこのお嬢ちゃん。俺とデュエルだ!」
少女「いいよぉ」
?「ただし強制アンティだ!」
少女「アンティって何かわからないけどいいよぉ!」
(;゚ー ゚)「アンティだって・・・!あんな小さい子に・・・」
?「・・・で攻撃!怒髪!天翔撃!!」
少女「負けちゃった・・・」
?「さて・・・アンティルールでお前のカードをもらおうか!」
(;゚ー ゚)「なんだって!?」
少女「え?カードをかけるなんて聞いてないよ!」
?「アンティって言っただろ!オラァ!」
少女「キャッ!」
(;゚ー ゚)「何やってるんだ!?やめろ!!」
その男は少女を突き飛ばすデッキの中身を見始めた
?「・・・こいつだけもらっていくか・・・一応アルティメットレアだしな」
少女「やめて!それだけはとらないで!それはお父さんに買ってもらった・・・」
少女は男の足にしがみついた
?「邪魔すんじゃねぇ!」
少女「うっ!い・・・痛い!」
男は少女を蹴り飛ばした
やめろ・・・!
?「いいか、デュエルっていうのはなぁ!強さこそ全てだ!弱いやつにカードを持つ資格なんてない・・・!」
男は少女を踏みつけながらそういった
やめろ・・・!
?「聞こえてないか・・・」
少女はぐったりして動かなくなった
やめるんだ・・・
平地聖・・・!
?「思い出したか・・・」
(;゚ー ゚)「・・・」
?「これはお前の記憶の中、お前が自分自身で封印した記憶の中で一番印象に残っている記憶」
(;゚ー ゚)「俺の・・・記憶・・・?」
?「これだけじゃ足りないな・・・もっと思い出させてやるよ!」
その後・・・俺が見たのはひどいものだった
店のガラスケースをぶち破ってカードを奪ったり
賭けデュエル場で相手からカードを根こそぎ奪ったり
そして・・・子供からでさえもカードを奪う自分の姿だった
(;゚ー ゚)「これが・・・俺だって!?」
(;゚ー ゚)「嘘だ!違う!これは・・・俺なんかじゃない!」
?「事実だ。お前は自分で自分の記憶に蓋をした・・・いや!頭の片隅では覚えていたはず!」
?「お前は・・・ただ自分がやってきたことを認めたくないだけなんだよ!」
(;゚ー ゚)「違う・・・!違う!!」
?「お前・・・自分のやった罪から逃れられると思うのか!?」
(;゚ー ゚)「違う・・・」
?「お前に残された道はただ一つ」
?「元に戻ればいいんだよ!あのころのお前にな!」
(;゚ー ゚)「!! バカな・・・!そんなことできるわけないだろ!」
?「そうか・・・しかしお前の力はあのころより確実に弱まっている・・・」
(;゚ー ゚)「俺は・・・強さなんかいらない!ただデュエルを楽しくできればそれでいいんだ!」
?「それでデュエルアカデミアに逃げてきた・・・か。自分の罪を見ないようにするために・・・」
(;゚ー ゚)「俺は・・・俺は・・・」
?「今さら逃げることも戻ることもお前にはできない!今まで通りの道を進めばいい!さぁ、戻ろう」
(;゚ー ゚)「・・・嫌だ!」
?「まだ自分のやってきたことを認めないつもりか!?」
(;゚ー ゚)「・・・」
その時、男は被っているフードをとった
影( ゚ー ゚)「それならデュエルで決めようか・・・お前は自分の運命を進むのか!それともまた逃げる続けるのか!」
(;゚ー ゚)「どうするんだ?デュエルディスクもデッキもないぞ!」
影( ゚ー ゚)「念じろ・・・そうすれば出現する!」
そういうとコウの手にデッキがセットされたデュエルディスクが出現した
(;゚ー ゚)「・・・本当だ!」
影( ゚ー ゚)「お前は・・・俺には勝てない!」
(;゚ー ゚)「そんなことはない!俺は・・・」
影( ゚ー ゚)「お前は・・・確実に力が落ちてきている。その証拠にお前はデュエルアカデミアに来てから何度か敗北を喫した」
(;゚ー ゚)「俺は・・・俺は・・・」
( ´∀`)「お前は・・・運命からは逃れられない!」
(;゚ー ゚)「デュエル!」影( ゚ー ゚)
(;゚ー ゚)「俺のターン!ドロー!」
(;゚ー ゚)「俺はジェネティック・ワーウルフを召喚!ターンエンド!」
影( ゚ー ゚)「俺のターン!ドロー!」
影( ゚ー ゚)「お前のあの頃のデッキを見せてやるよ」
(;゚ー ゚)「・・・」
影( ゚ー ゚)「俺はこのモンスターをセット!一枚カードをセットしてターンエンド!」
(;゚ー ゚)「俺のターン!ドロー!」
(;゚ー ゚)「俺は手札からサファイア・ドラゴンを召喚!サファイアでその裏守備を攻撃!サファイア・スパーク!」
影( ゚ー ゚)「インフェルノクインデーモンだ!破壊だな!」
《インフェルノクインデーモン/Infernalqueen Archfiend》
効果モンスター
星4/炎属性/悪魔族/攻 900/守1500
このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に500ライフポイントを払う。
このカードが相手のコントロールするカードの効果の対象になり、
その処理を行う時にサイコロを1回振る。
2・5が出た場合、その効果を無効にし破壊する。
このカードがフィールド上に存在する限り、スタンバイフェイズ毎に
「デーモン」という名のついたモンスターカード1体の攻撃力を
エンドフェイズまで1000ポイントアップする。
(;゚ー ゚)「チェスデーモンデッキ・・・!」
影( ゚ー ゚)「そう・・・これがお前の昔のデッキだ!」
(;゚ー ゚)「そんなの知らない!ジェネティック・ワーウルフでダイレクトアタック!カイザー・ネイル!!」
影( ゚ー ゚)LP8000→6000
(;゚ー ゚)「ターンエンドだ!」
影( ゚ー ゚)「俺のターン!ドロー!」
影( ゚ー ゚)「俺は罠カード!デーモンの雄叫びを発動!」
《デーモンの雄叫び/Archfiend's Roar》
通常罠
500ライフポイントを払い発動する。
自分の墓地から「デーモン」という名のついたモンスターカード1枚を
自分のフィールド上に特殊召喚する。
このモンスターは、いかなる場合にも生け贄にする事はできず、
このターンのエンドフェイズに破壊される。
影( ゚ー ゚)LP6000→5500「こいつの効果で墓地のインフェルノクインデーモンを蘇生!」
影( ゚ー ゚)「そして俺は手札からジェノサイドキングデーモンを召喚!」
《ジェノサイドキングデーモン/Terrorking Archfiend》
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻2000/守1500
自分フィールド上に「デーモン」という名のついた
モンスターカードが存在しなければこのカードは召喚・反転召喚できない。
このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に800ライフポイントを払う。
このカードが相手のコントロールするカードの効果の対象になり、
その処理を行う時にサイコロを1回振る。
2・5が出た場合、その効果を無効にし破壊する。
このカードが戦闘で破壊した効果モンスターの効果は無効化される。
影( ゚ー ゚)「ジェノサイドキングデーモンでサファイア・ドラゴンを攻撃!炸裂!五臓六腑!!」
(;゚ー ゚)LP8000→7900「ちっ!」
影( ゚ー ゚)「ターンエンド!インフェルノクイーンデーモンは破壊」
(;゚ー ゚)「俺のターン!ドロー!」
(;゚ー ゚)「俺は古のルールを発動!手札からデーモンの召喚を特殊召還!」
影( ゚ー ゚)「・・・」
(;゚ー ゚)「デーモンの召喚にデーモンの斧を装備する!」
(;゚ー ゚)「デーモンの召喚でジェノサイドキングデーモンを攻撃!」
影( ゚ー ゚)LP5500→4000
(;゚ー ゚)「そしてジェネティック・ワーウルフでダイレクトアタック!」
影(;゚ー ゚)LP4000→2000「ぐはぁ!」
(;゚ー ゚)「よし!ターンエ・・・」
影( ゚ー ゚)「待て!俺は手札のデスルークデーモンの効果発動!今破壊されたジェノサイドキングデーモンを特殊召還!」
(;゚ー ゚)「何!?」
《デスルークデーモン/Desrook Archfiend》
効果モンスター
星3/光属性/悪魔族/攻1100/守1800
このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に500ライフポイントを払う。
このカードが相手のコントロールするカードの効果の対象になり、
その処理を行う時にサイコロを1回振る。3が出た場合、
その効果を無効にし破壊する。
自分フィールド上の「ジェノサイドキングデーモン」が破壊され墓地に送られた時、
このカードを手札から墓地に送る事で、その「ジェノサイドキングデーモン」を特殊召喚する。
影( ゚ー ゚)LP2000→1200「俺のターン!ドロー!」
影( ゚ー ゚)「俺は天使の施しを発動!三枚引いて二枚捨てる!」
影( ゚ー ゚)「ふっ、俺は装備魔法!堕落を発動!!」
(;゚ー ゚)「堕落・・・!」
《堕落(フォーリン・ダウン)/Falling Down》
装備魔法
自分フィールド上に「デーモン」と名のついたカードが存在しなければこのカードを破壊する。
このカードを装備した相手モンスターのコントロールを得る。
相手のスタンバイフェイズ毎に、自分は800ポイントダメージを受ける。
影( ゚ー ゚)「俺はお前のデーモンの召喚のコントロールをもらう!」
(;゚ー ゚)「デーモンが・・・」
影( ゚ー ゚)「俺はデビルズ・サンクチュアリを発動!そしてデビルズトークンを生け贄に迅雷の魔王−スカル・デーモンを召喚!」
《迅雷の魔王−スカル・デーモン/Skull Archfiend of Lightning》
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2500/守1200
このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に
500ライフポイントを払う。
このカードが相手のコントロールするカードの効果の対象になり、
その処理を行う時にサイコロを1回振る。
1・3・6が出た場合、その効果を無効にし破壊する。
影( ゚ー ゚)「これが・・・お前の使っていたデーモンの本当の姿さ!」
(;゚ー ゚)「くっ・・・!」
影( ゚ー ゚)「さらにフィールド魔法!万魔殿(パンディモニウム)−悪魔の巣窟−を発動!」
《万魔殿(パンディモニウム)−悪魔の巣窟−/Pandemonium》
フィールド魔法
「デーモン」という名のついたモンスターはスタンバイフェイズにライフを払わなくてよい。
戦闘以外で「デーモン」という名のついたモンスターカードが破壊されて墓地へ送られた時、
そのカードのレベル未満の「デーモン」という名のついたモンスターカードを
デッキから1枚選択して手札に加える事ができる。
影( ゚ー ゚)「デーモン軍団で一斉攻撃だ!」
(;゚ー ゚)LP7900→1900「ぐあぁぁぁぁ!!!」
影( ゚ー ゚)「ターンエンド!」
(;゚ー ゚)「俺のターン・・・ドロー」
(;゚ー ゚)「天使の施しを発動!三枚引いて二枚捨て・・・」
(;゚ー ゚)「これは・・・!」
影( ゚ー ゚)「そう・・・それはお前があの少女から奪ったカードだ・・・!」
(;゚ー ゚)「俺がこれを・・・」
影( ゚ー ゚)「お前にそいつが使えるのか?しかもお前はそいつを・・・」
(;゚ー ゚)「お前の言うとおり、俺には使えない・・・使う資格がない・・・」
影( ゚ー ゚)「負けを認めるか!お前はまたモナ王様の下に戻るのだな!」
(;゚ー ゚)「俺は・・・」
?「ダメだよ・・・」
(;゚ー ゚)「!?」
?「ダメだよ・・・君は・・・運命と闘わなければならない、諦めてはダメ!」
?「僕を使って・・・!」
(;゚ー ゚)「でも俺はお前の持ち主にもひどいことをしてしまった・・・」
?「・・・君だっていろいろとつらかったんじゃないのかい?」
(;゚ー ゚)「・・・」
?「君はその時楽しくデュエルしてたのかい?」
?「いや、違う、苦しかったはずだよ。そして君は自分の過ちに気づいた!」
(;゚ー ゚)「俺は・・・とんでもない罪を犯してしまっていた・・・いっそ元の俺に戻ったほうが楽なのかも・・・」
(;゚ー ゚)「しかも俺は・・・」
?「・・・僕の前のご主人のことは・・・非常に残念だった。もしかしたら君を許せないかもしれない」
?「でも君が元に戻ってしまったら僕の今のご主人にもひどい思いをさせてしまうんじゃないのかい!」
(;゚ー ゚)「あいつに?」
?「ご主人は君が好きなんだ! ご主人だって君と一緒に君の運命と闘ってくれるよ!」
?「過ちを繰り返すのもダメ!過去の過ちから逃れようとするのもダメ!」
?「僕と・・・いや、僕らと一緒に闘おう!」
?「ご主人だってついてきてくれる!」
(;゚ー ゚)「俺は・・・」
( ゚ー ゚)「運命には屈しない!」
( ゚ー ゚)「そしてもう逃げない! 自分の罪から目をそらさない!」
影(;゚ー ゚)「なに!?」
( ゚ー ゚)「俺は手札からN・ブラック・パンサーを召喚!!」
ブラック・パンサー「コウ君・・・!」
( ゚ー ゚)「俺は無意識にこいつを人に渡して・・・忘れようとしていたのかもしれない!」
( ゚ー ゚)「でも俺は罪を抱えても・・・こいつと闘う!」
影(;゚ー ゚)「しかしそんな弱小モンスター出そうと俺には勝てない!」
( ゚ー ゚)「俺はこいつで過去の自分に勝って前へと進むんだ!」
( ゚ー ゚)「俺は団結の力をブラック・パンサーに装備!」
ブラック・パンサー 攻撃力1000→1800
影(;゚ー ゚)「攻撃力をたった800あげたところで・・・!」
( ゚ー ゚)「そして俺はブラック・パンサーの効果発動!対象は・・・」
( ゚ー ゚)「デーモンの召喚だ!」
影(;゚ー ゚)「なに!?」
ブラック・パンサー「シャドウ・イリュージョン!!」
影(;゚ー ゚)「バニラモンスターをコピー!?意味がわからないぞ!」
スカル・デーモン「ぐわぁぁぁぁ!!」
その時、コウの分身のモンスターすべてに雷が落ちて破壊された
影(;゚ー ゚)「俺のモンスターが全滅!?何故だ!?」
影(;゚ー ゚)「それは・・・!」
コウの手には魔法カード・・・魔霧雨があった
( ゚ー ゚)「ブラック・パンサーは・・・効果をコピーするだけじゃない!」
《N(ネオスペーシアン)・ブラック・パンサー/Neo-Spacian Dark Panther》
効果モンスター
星3/闇属性/獣族/攻1000/守 500
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択する事ができる。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
このカードはエンドフェイズ時まで選択したモンスターと同名カードとして扱い、
選択したモンスターと同じ効果を得る。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
影(;゚ー ゚)「運命に・・・逆らうつもりか・・・!」
( ゚ー ゚)「あぁ!」
( ゚ー ゚)「消え去れ!ブラック・パンサーでダイレクトアタックだ!」
ブラック・パンサー「ニャ〜!!」
影(;゚ー ゚)LP1200→0「ぐおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
( ´∀`)「!! 逆位置の運命の輪!・・・運命が傾く・・・」
( ´∀`)「バカな・・・運命が形を変えた・・・!」
( ゚ー ゚)「俺は・・・罪を償えるかな?ブラック・パンサー」
ブラック・パンサー「それは僕にもわからない」
ブラック・パンサー「でもご主人・・・クーちゃんならきっと君と闘ってくれるよ・・・」
( ゚ー ゚)「話そう・・・俺の・・・俺の本当のことを・・・」
川*゚ -゚)「!! 起きた!!大丈夫か!?すごくうなされていたんだぞ!」
( ゚ー ゚)「・・・クー、聞いてくれ」
それから俺は自分にあったことを全て話した
7歳の時にモナ王が経営するレアカード強盗集団に売られたこと
そして過酷な訓練を受けてレアハンターとして仕事をこなしていたこと
そして14歳の時に組織の金を持って逃げ出して・・・そしてデュエルアカデミアに身を潜めたことなどいろいろと話した
( ゚ー ゚)「そう、俺はひどい人間だったんだ・・・失望しただろ」
川*゚ -゚)「いや・・・お前はわたしに優しくしてくれたじゃないか」
( ゚ー ゚)「クー・・・」
川*゚ -゚)「お前が罪を犯してきたとしても・・・わたしは今のお前しか知らないからよくわからん」
川*゚ -゚)「お前だって無理やりやらされてたんじゃないのか?それを罪だなんて決め込むのは・・・」
( ゚ー ゚)「俺もそう思って忘れようとしたさ!でも・・・気づいたんだ。それは逃げることになるんじゃないかって・・・」
川*゚ -゚)「逃げてもいいじゃないか!お前はもう苦しむことはないよ!」
( ゚ー ゚)「ありがとう・・・でも・・・」
川#゚ -゚)「あぁもう!わかったよ!お前が自分の罪を償いたいって思うんならわたしだって手伝ってやる!」
( ゚ー ゚)「クー・・・」
川*゚ -゚)「だからブラック・パンサーはまだわたしが持ってる!一緒に闘おう!」
川*゚ -゚)「あ・・・ありがたく思え!!」
( ゚ー ゚)「クー・・・本当にありがとう」
川*゚ -゚)「そういえばモナ王はピカチュウのマネージャーって言ってたな!」
( ゚ー ゚)「そうなのか・・・俺がまずやらなきゃいけないこと・・・ピカチュウを倒す!そしてモナ王も・・・!」
( ゚ー ゚)「・・・それを貸してくれ」
川*゚ -゚)「これ?はい」
クーは死者蘇生のペンダントをコウに渡した
( ゚ー ゚)「俺がやつの組織にいた時・・・こいつをつけてたんだ」
コウはそれを自分に首に通してつけた
( ゚ー ゚)「こいつは俺の罪の証、これをつけて闘うことが俺の使命だと思うから・・・」
次回「VSピカチュウ再び! 新たなる力」
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