最終更新:
boonyugioh 2007年10月10日(水) 19:07:03履歴
( ^ω^)「ピカチュウとの対戦以来、僕のお兄さん、ヘルスカイザーRYOは勝てなくなっていたお・・・」
( ^ω^)「10連敗の末にマイナーリーグ落ち・・・」
( ^ω^)「期待の新人は所詮ファンデッキ使い。萌えリスペクトデュエルは期待外れ。とかデュエルマガジンにも書いていたお・・・」
( ^ω^)「僕は・・・」
( ;ω;)「僕は悔しいお。お兄さんがこんなに言われるなんて・・・!」
|| ゚ ヮ゚ノ||「・・・とてもじゃないけど話しかけられないにょろ。別にどうでもいいけど」
≦`・ω・)「ピカチュウに負けたことがここまで大きく響くとは・・・」
( ゚ー ゚)「ようブーン!」
( ;ω;)「兄貴・・・」
( ゚ー ゚)「大丈夫!カイザーはきっと立ち直るって!」
川*゚ -゚)「ファンデッキだろうと何だろうとデッキにプライドを持ってる奴は強い・・・とわたしは思うがな」
( ゚ー ゚)「そう!お前の兄貴は誇り高き萌えリスペクトデュエリスト!ヘルスカイザーRYOなんだぜ!」
≦`・ω・)「そうだブーン!お前がカイザーを信用しないでどうする!」
|| ゚ ヮ゚ノ||「デッキは女の子ばっかりだったけどカイザーはなかなか強かったにょろ!信用するにょろ!」
( ;ω;)「みんな・・・」
( ^ω^)「わかったお!お兄さんを信じるお!」
TURN-21 「ヘルスカイザーRYO 目覚める魔獣」
ここはプロ、マイナーリーグのデュエル会場
しかし客の入りは疎らだった
(勝ー敗) 「ターンえんどう豆(ププッ」
観客A「引っ込めカイザー!」
観客B「つまんねーぞ!それでもプロか!」
観客C「金返せぇ!!」
(・ヘ・ルス「俺のターン。ドロー」
つ風霊使いウィン
(・ヘ・ルス「(ハァハァ)俺はこのモンスターをセット。ターンエンド」
(勝ー敗) 「俺のターン。ドロー」
(勝ー敗) 「キャノン・ソルジャーと混沌の黒魔術師と魔力倹約術と次元融合でずっと俺のターン!」
(・ヘ・ルス LP8000→0「ぐおぉぉぉぉぉ!!1killだとぉ!!」
アナウサー「カイザーまたもや逆転負け!どうしたことでしょう!」
アナウサー「ヘルスカイザーRYO!マイナーリーグにおいても連敗が止まりません!」
観客D「やめちまえー!何がヘルスカイザーだ!」
観客E「お前のデッキなら俺のエアガジェのほうが強えぇよwwwww死ねwwwwwww」
(・ヘ・ルス「俺の・・・俺のデュエルができていれば・・・」
(・ヘ・ルス「スポンサーとの契約も切られてしまったし・・・これからどうすればいいんだ・・・」
出口へと向かうカイザーの前に、一人の男が現れた
?「デュエル・・・拝見させてもらいました」
(・ヘ・ルス「どうも」
?「ふがいないデュエルでしたね・・・とてもカイザーと呼ばれる男のデュエルとは思えませんでした」
(・ヘ・ルス「誰だ貴様は!?」
?「私・・・プロモーターをさせてもらっています」
_,,. -───────i
,,. ‐''"´ _,. ‐'´l
./ _,. ‐'´ l
./ _,. ‐'´ l
l _,. ‐'´ l
| ,,.:='-──────‐-.、.l
. | ,.‐'"´ V I P の 星 |
|" _,,. -──────‐- 、|
|,.、‐'"´/`'‐ 、._ _,.-‐!
/へ\ | 、─o-`i‐、 ,.=o-‐7! <アクロバットモンキー本田と呼んでくれ
. 〈〈 ヘヽ !| ` ‐-- /` -‐'´ !
ヽ、く,)‖ ヽ、 .!
/l `‐-| / /
/:::::〈l / ヽ、 ー一 /
_/::::::::::l l/. ヽ、 /、
猿本田「あなたをプロモートしにきました」
猿本田「おそらくあなたの試合はもうマイナーリーグでさえも組まれないでしょう」
猿本田「しかしあなたの才能を埋もれさせるのは惜しい・・・」
猿本田「そこでどうです?地下デュエルの世界に移籍してみては?」
(・ヘ・ルス「悪いが私はプロリーグの加盟選手だ。移籍するつもりはない」
猿本田「地下デュエルは公式な手続きは一切必要ありません。プロ団体に知られることもないでしょう」
猿本田「どうです?俺と新たな戦場に旅だってみませんか?」
猿本田「契約の証として・・・この3枚のカードをお渡しします」
(・ヘ・ルス「(これは・・・)」
カイザーと本田がバーの入り口に入ると、そこは地下デュエル場につながっていた
そこには仮面をつけた観客、そして檻にかこまれたデュエルフィールドがあった
司会者「さて!これから本日のメインイベント!デスデュエルを開始いたします!」
司会者「赤コーナーから20戦負けなし!寡黙な天才デュエリスト!トランセル種市だ!」
/`l
/ __l
/ (‐uヽ ・・・・・・
〃ヽ/`ー´ \
/ / \ ,ゝ
/ / > , 〈
ヽ〈 / ヽ ヽ
',ヽ / 〉、
\ヽ 〈 l\
`\ ノ `jヽ__l`フ
`丶、__ノ__レ'
司会者「そして青コーナーから若き新人!経歴不詳ながらその実力は?ヘルスカイザーRYO!!」
(・ヘ・ルス「(これが・・・地下デュエル・・・)」
そして二人の謎のマシーンがつけられる
(・ヘ・ルス「なんだこれは・・・!」
猿本田「衝撃増幅装置、わずかなダメージでも全身に苦痛が走ります、そして・・・負けると自動的に死ぬ!」
猿本田「これが地下デュエル!観客はそれを見て歓喜に浸り、興奮に身をよじらせる・・・」
トランセル「始めようぜ。プロリーグの負け犬さんよ。もっともここじゃあお前が誰かなんて誰も気にしはしないけどな」
(・ヘ・ルス「(やるしかないのか・・・!)」
トランセル「デュエル!!」(・ヘ・ルス
(・ヘ・ルス「俺のターン。ドロー」
(・ヘ・ルス「俺はこのモンスターをセット。ターンエンド」
トランセル「俺のターン。ドロー」
トランセル「俺は不意打ち又佐を召喚」
《不意打ち又佐/Mataza the Zapper》
効果モンスター
星3/闇属性/戦士族/攻1300/守 800
このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
このカードは表側表示でフィールド上に存在する限り、
コントロールを変更する事はできない。
トランセル「又でそいつを攻撃」
(・ヘ・ルス「ドラゴンフライだ。デッキからドラゴンフライを出す」
《ドラゴンフライ/Flying Kamakiri #1》
効果モンスター
星4/風属性/昆虫族/攻1400/守 900
このカードが戦闘によって墓地へ送られた時、
デッキから攻撃力1500以下の風属性モンスター1体を
自分のフィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
その後デッキをシャッフルする。
トランセル「攻撃力が足りてない・・・ターンエンドだ」
(・ヘ・ルス「俺のターン。ドロー」
(・ヘ・ルス「俺は風霊使いウィンを召喚」
(・ヘ・ルス「そしてドラゴンフライとウィンを墓地に送り、デッキから憑依装着−ウィンを召喚!」
トランセル「何!?バカな・・・!」
《憑依装着−ウィン/Familiar-Possessed - Wynn》
効果モンスター
星4/風属性/魔法使い族/攻1850/守1500
自分フィールド上の「風霊使いウィン」1体と
他の風属性モンスター1体を墓地に送る事で、
手札またはデッキから特殊召喚する事ができる。
この方法で特殊召喚に成功した場合、以下の効果を得る。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
トランセル「わざわざ2体生贄にして出したのが攻撃力たった1850の貫通持ちだと?」
(・ヘ・ルス「これが俺のファンデッカー精神を重んじる、萌えリスペクト流デュエルだ。いくぞ!」
(・ヘ・ルス「ウィンで又に攻撃!シスター・ウィンド!!」
トランセルLP8000→7450「ぬぅおぉぉぉぉ!!」
トランセルの体に痛みが走る
(・ヘ・ルス「あの反応は・・・ただものじゃない!これは・・・!」
猿本田「この地下デュエルではライフが削られるたびに実際に痛みを受けてもらうんだよ」
(・ヘ・ルス「こ・・・こんなのデュエルじゃない!貴様!騙したな!!」
猿本田「フッ、何を言ってる。生死をかけたデュエルに勝るものはない。これこそエンターテイメントと言うものだよ!」
猿本田「さぁ・・・続けろ!!」
(・ヘ・ルス「くっ!ターンエンド!」
トランセル「俺のターン。ドロー」
トランセル「俺はこのモンスターをセット。ターンエンドだ」
(・ヘ・ルス「俺のターン。ドロー」
(・ヘ・ルス「俺は憑依装着-エリアを召喚!」
(・ヘ・ルス「ウィンでそいつを攻撃!」
トランセル「荒野の女戦士だ!デッキから荒野の女戦士を特殊召喚!」LP7450→6800
《荒野の女戦士/Warrior Lady of the Wasteland》
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1100/守1200
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
デッキから攻撃力1500以下で地属性の戦士族モンスター1体を
自分フィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
その後デッキをシャッフルする。
(・ヘ・ルス「リクルーターか・・・エリアで荒野の女戦士を攻撃」
トランセル「同じく女戦士を特殊召喚!」LP6800→6050
(・ヘ・ルス「ターンエンドだ」
トランセル「俺のターン。ドロー!」
トランセル「俺は魔法カード!魔女狩りを発動!!」
(・ヘ・ルス「魔女狩りだと!?」
《魔女狩り/Last Day of Witch》
通常魔法
フィールド上の表側表示で存在する魔法使い族モンスターを全て破壊する。
エリア ウィン「きゃぁぁぁぁ!!」
エリアとウィンが破壊された
(・ヘ・ルス「なぜ・・・なぜそんなカードを入れているんだ!!」
トランセル「お前のデッキの調べはついている。そこで・・・こいつを入れさせてもらったのさ!」
(・ヘ・ルス「何てやつだ・・・!そこまでして勝ちたいのか!?」
トランセル「この地下デュエルでは勝敗こそがすべて!もっともお前のようにプロでぬるま湯に使ったデュエリストには理解できないのかもしれないな!」
(・ヘ・ルス「ぐっ・・・」
トランセル「いくぞ!俺は荒野の女戦士を生贄に無敗将軍(ジェネラル) フリードを召喚!」
《無敗将軍(ジェネラル) フリード/Freed The Matchless General》
効果モンスター
星5/地属性/戦士族/攻2300/守1700
このカードを対象にする魔法カードの効果を無効にし破壊する。
このカードが表側表示でフィールド上に存在する限り、
自分のドローフェイズにカードを1枚ドローする代わりに、
レベル4以下の戦士族モンスター1体をデッキから手札に加える事ができる。
その後デッキをシャッフルする。
トランセル「フリードでダイレクトアタックだ!」
フリードの剣がRYOを切り裂く
(・ヘ・ルスLP8000→5700「うぅおぁぁぁぁぁ!!」
トランセル「ターンエンドだ!」
(・ヘ・ルス「お・・・俺のターン。ドロー」
(・ヘ・ルス「よし!俺はサイレント・マジシャンLV4を召喚!」
(・ヘ・ルス「そして手札から魔法カード!レベルアップを発動!」
(・ヘ・ルス「サイレント・マジシャンはLV8となる!」
《サイレント・マジシャン LV8/Silent Magician LV8》
効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻3500/守1000
このカードは通常召喚できない。
「サイレント・マジシャン LV4」の効果でのみ特殊召喚できる。
このカードは相手の魔法の効果を受けない。
(・ヘ・ルス「サイレント・マジシャンには魔女狩りは効かないぞ!」
トランセル「ぐっ・・・!」
(・ヘ・ルス「いくぞ!サイレント・マジシャンLV8でフリードに攻撃!サイレント・バーニング!」
トランセルLP6050→4850「ぐあぁぁぁぁ!」
(・ヘ・ルス「ターンエンドだ」
トランセル「俺のターン。ドロー」
トランセル「俺は2枚のカードをセット。ターンエンドだ」
(・ヘ・ルス「俺のターン。ドロー!」
(・ヘ・ルス「俺は手札から大嵐を発動!すべての魔法・罠を破壊!」
トランセル「俺は罠カード!神の宣告を発動!大嵐を無効にする!」LP4850→2425
(・ヘ・ルス「(神の宣告・・・だと?そこまでしてもう一枚の伏せを守りたかったのか?)」
(・ヘ・ルス「考えても仕方がない・・・サイレント・マジシャンでダイレクトアタック!サイレント・バーニング!!」
トランセル「俺は罠カード!魔法の筒を発動!」
(・ヘ・ルス「何!?」
サイレント・バーニングが跳ね返され、RYOに襲い掛かる
(・ヘ・ルスLP5700→2200「ぐぅああああああああ!!」
(・ヘ・ルス「3500のダメージが俺に・・・!しかし、サイレント・マジシャンに勝てるカードなどそうそうない!俺はカードを1枚伏せてターンエンドだ!」
トランセル「俺のターン。ドロー!」
トランセル「俺は天使の施しを発動!手札から団結の力!そして魔導師の力を捨てる!」
トランセル「俺は早すぎた埋葬を発動!フリードを特殊召喚!」LP2425→1625
トランセル「さらにグレード・ソードをフリードに装備!」
《グレード・ソード》 (アニメオリカ)
装備魔法
戦士族のみ装備可能。装備モンスターの攻撃力は300ポイントアップする。
戦士族モンスターを生け贄召喚する場合、このカードを装備したモンスター1体で2体分の生け贄とすることができる。
(・ヘ・ルス「2体分の生贄になるだと?」
トランセル「フフフ・・・そして俺はフリードを生贄に・・・」
トランセル「こい!ギルフォード・ザ・レジェンド!!」
(・ヘ・ルス「ギルフォード・ザ・レジェンド・・・しかし、攻撃力は2600!!」
トランセル「ギルフォード・ザ・レジェンドの効果!それは召喚時に墓地の装備カードを可能な限り全て装備することができる!」
(・ヘ・ルス「な・・・なんだとー!?」
《ギルフォード・ザ・レジェンド/Gilford the Legend》
効果モンスター
星8/地属性/戦士族/攻2600/守2000
このカードは特殊召喚できない。
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地に存在する装備魔法カードを
可能な限り自分フィールド上の戦士族モンスターに装備する事ができる。
トランセル「ギルフォード・ザ・レジェンドにグレード・ソード、団結の力、そして魔導師の力を装備する!!」
《団結の力/United We Stand》
装備魔法(制限カード)
自分のコントロールする表側表示モンスター1体につき、
装備モンスターの攻撃力と守備力を800ポイントアップする。
《魔導師の力/Mage Power》
装備魔法(制限カード)
自分の魔法・罠ゾーンのカード1枚につき、
装備モンスターの攻撃力と守備力を500ポイントアップする。
トランセル「この3枚のカードによりギルフォード・ザ・レジェンドの攻撃力は5200となる!!」
(・ヘ・ルス「ご・・・5200!」
トランセル「いくぞギルフォード・ザ・レジェンド!ベルセルク・ソード!!」
(・ヘ・ルスLP2200→500「ぐあぁぁぁぁぁ!!」
トランセル「ターンエンドだ!」
(・ヘ・ルス「俺のターン。ドロー!」
つ???
(・ヘ・ルス「これは!?」
猿本田「引きましたね・・・私のあげたカードの一枚を・・・さぁ使いなさい!」
(・ヘ・ルス「(確かにこのカードを使えば勝てるかもしれない・・・しかし、こいつの効果を使うことは俺の萌えリスペクトデュエル・・・いや、俺のカードを否定することになる・・・)
(・ヘ・ルス「こんなカードを使ってまで俺はデュエルにしがみつこうとは思わない!!出せ!ここから!」
猿本田「ならば勝って出なさい、負けちゃってもいいんですか?でも、衝撃で死ぬかもしれませんけどね」
(・ヘ・ルス「俺が・・・負ける?また・・・でも・・・それでも・・・」
猿本田「あなた、勝とうと思ったことないんじゃないんですか?」
(・ヘ・ルス「何!?」
猿本田「勝利を得なければ何も得ることはできない。デュエルとは本来そういうものじゃないのですか?」
猿本田「そんな当たり前のことに何で思い当たらないのですか?」
猿本田「だったらどんな手を使っても・・・勝たなきゃ」
(・ヘ・ルス「俺は・・・もっとデュエルを・・・俺は俺のカードを・・・」
猿本田「ふん、ならあなた・・・負けなさい」
(・ヘ・ルス「俺が・・・負ける・・・?」
/`l
/ __l
/ (‐uヽ さっさと再開しろ「負け犬」!!
〃ヽ/`ー´ \
/ / \ ,ゝ
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ヽ〈 / ヽ ヽ
',ヽ / 〉、
\ヽ 〈 l\
`\ ノ `jヽ__l`フ
`丶、__ノ__レ'
(・ヘ・ルス「うぐぅぉ!!くそ!俺は・・・!!」
猿本田「フッフッフ・・・」
(・ヘ・ルス「俺はリビングデッドの呼び声を発動!LV4を蘇生する!そしてレベルアップ!を発動!」
(・ヘ・ルス「サイレント・マジシャンはLV8にパワーアップ!」
トランセル「そんなものをまた召喚しようとお前の負けだ!攻撃力は俺のギルフォードには届かない!万策尽きたな!」
(・ヘ・ルス「いやだ・・・」
トランセル「いやだ?何を言ってる!」
(・ヘ・ルス「いやだ・・・俺は・・・」
(゜д゜ヘル「負けたくないぃぃぃぃぃ!!!!」
その時、カイザーが赤黒いオーラに包まれた
(゜д゜ヘル「どんな形でもいい、俺は勝ちたい!貴様を倒して!!」
トランセル「ふ、無理無理」
(゜д゜ヘル「俺はピカチュウ戦以来自分をごまかしてきた。萌えをリスペクトできれば勝ち負けはどうでもいい」
(゜д゜ヘル「だが違う!俺は飢えている!!乾いている!!!勝利に!!!!」
トランセル「うっ・・・」
(゜д゜ヘル「俺はぁぁぁぁぁ!!!サイレント・マジシャンLV8を生贄する!!!!!!」
サイレント・マジシャン「マスター!?」
(゜д゜ヘル「お前の懐にある勝利を奪いとってでも!!!自分の萌えリスペクトデュエルを捨ててでも!!!!」
(゜д゜ヘル「これが俺の生き残るための最後のあがきだぁぁぁぁあぁぁ!!!!!」
サイレント・マジシャン「きゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!」
サイレント・マジシャンの体が魔獣の中に吸収される
(゜д゜ヘル「出でよ!!偉大(グレート)魔獣!!ガーゼットをしょうかぁぁぁぁぁぁんんんん!!!」
RYOの前にサイレント・マジシャンを吸収した巨大な赤い悪魔が現れた
(゜д゜ヘル「ガーゼットの攻撃力は生け贄にしたモンスターの元々の攻撃力を倍にした数値になる!!!!!」
《偉大(グレート)魔獣 ガーゼット/Great Maju Garzett》
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードの攻撃力は、生け贄召喚時に生け贄に捧げた
モンスター1体の元々の攻撃力を倍にした数値になる。
トランセル「バカな!!こ・・・攻撃力7000だとぉ!!!」
(゜д゜ヘル「俺は・・・勝ぁぁぁぁつ!!!」
(゜д゜ヘル「偉大(グレート)魔獣 ガーゼットでギルフォード・ザ・ライトニングを攻撃!!!!グレート・サイレント・バーニング!!!!!」
ガーゼット「ハハハハハ!!吸収したあの姉ちゃんの力がみなぎってくるぜ!!ハァーッ!!!」
ガーゼットは右手からサイレント・バーニングを放つ
トランセルLP1625→0「ぐぅおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
トランセルはガーゼットの攻撃を受けてバラバラに砕け散った
そして檻に囲まれたデュエルフィールドも崩壊
(゜д゜ヘル「はぁ・・・はぁ・・・」
猿本田「(ハハハハハ・・・ヘルス・・・いや、ヘル・・・カイザーRYO!!)」
猿本田「(地下デュエルより生まれし・・・魔獣!!)」
コウやブーン達は三沢の部屋でRYOのデュエルを見ていた
しかし、テレビに映っていたのは萌えリスペクトデュエルを捨て、魔獣で相手を粉砕するRYOの姿だった
(;゚ー ゚) 川;゚ -゚) ||; ゚ ヮ゚ノ|| ≦;`・ω・)「・・・・・・!!」
司会者「すごい!圧倒的強さだ!かつて見たこともないパワー!!まさに圧殺!!」
(;^ω^)「あぁ・・・!!」
司会者「本当に強い!まさに地獄から舞い戻ってきたカイザーRYO!!!ここに復活!!!」
司会者「この強さは本物だぁ!!!」
(゜д゜ヘル「フッ・・・」
(;^ω^)「お兄さん・・・」
この時僕は思ったお。いつか・・・お兄さんと闘わなければならない、と
( ^ω^)「10連敗の末にマイナーリーグ落ち・・・」
( ^ω^)「期待の新人は所詮ファンデッキ使い。萌えリスペクトデュエルは期待外れ。とかデュエルマガジンにも書いていたお・・・」
( ^ω^)「僕は・・・」
( ;ω;)「僕は悔しいお。お兄さんがこんなに言われるなんて・・・!」
|| ゚ ヮ゚ノ||「・・・とてもじゃないけど話しかけられないにょろ。別にどうでもいいけど」
≦`・ω・)「ピカチュウに負けたことがここまで大きく響くとは・・・」
( ゚ー ゚)「ようブーン!」
( ;ω;)「兄貴・・・」
( ゚ー ゚)「大丈夫!カイザーはきっと立ち直るって!」
川*゚ -゚)「ファンデッキだろうと何だろうとデッキにプライドを持ってる奴は強い・・・とわたしは思うがな」
( ゚ー ゚)「そう!お前の兄貴は誇り高き萌えリスペクトデュエリスト!ヘルスカイザーRYOなんだぜ!」
≦`・ω・)「そうだブーン!お前がカイザーを信用しないでどうする!」
|| ゚ ヮ゚ノ||「デッキは女の子ばっかりだったけどカイザーはなかなか強かったにょろ!信用するにょろ!」
( ;ω;)「みんな・・・」
( ^ω^)「わかったお!お兄さんを信じるお!」
TURN-21 「ヘルスカイザーRYO 目覚める魔獣」
ここはプロ、マイナーリーグのデュエル会場
しかし客の入りは疎らだった
(勝ー敗) 「ターンえんどう豆(ププッ」
観客A「引っ込めカイザー!」
観客B「つまんねーぞ!それでもプロか!」
観客C「金返せぇ!!」
(・ヘ・ルス「俺のターン。ドロー」
つ風霊使いウィン
(・ヘ・ルス「(ハァハァ)俺はこのモンスターをセット。ターンエンド」
(勝ー敗) 「俺のターン。ドロー」
(勝ー敗) 「キャノン・ソルジャーと混沌の黒魔術師と魔力倹約術と次元融合でずっと俺のターン!」
(・ヘ・ルス LP8000→0「ぐおぉぉぉぉぉ!!1killだとぉ!!」
アナウサー「カイザーまたもや逆転負け!どうしたことでしょう!」
アナウサー「ヘルスカイザーRYO!マイナーリーグにおいても連敗が止まりません!」
観客D「やめちまえー!何がヘルスカイザーだ!」
観客E「お前のデッキなら俺のエアガジェのほうが強えぇよwwwww死ねwwwwwww」
(・ヘ・ルス「俺の・・・俺のデュエルができていれば・・・」
(・ヘ・ルス「スポンサーとの契約も切られてしまったし・・・これからどうすればいいんだ・・・」
出口へと向かうカイザーの前に、一人の男が現れた
?「デュエル・・・拝見させてもらいました」
(・ヘ・ルス「どうも」
?「ふがいないデュエルでしたね・・・とてもカイザーと呼ばれる男のデュエルとは思えませんでした」
(・ヘ・ルス「誰だ貴様は!?」
?「私・・・プロモーターをさせてもらっています」
_,,. -───────i
,,. ‐''"´ _,. ‐'´l
./ _,. ‐'´ l
./ _,. ‐'´ l
l _,. ‐'´ l
| ,,.:='-──────‐-.、.l
. | ,.‐'"´ V I P の 星 |
|" _,,. -──────‐- 、|
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/へ\ | 、─o-`i‐、 ,.=o-‐7! <アクロバットモンキー本田と呼んでくれ
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猿本田「あなたをプロモートしにきました」
猿本田「おそらくあなたの試合はもうマイナーリーグでさえも組まれないでしょう」
猿本田「しかしあなたの才能を埋もれさせるのは惜しい・・・」
猿本田「そこでどうです?地下デュエルの世界に移籍してみては?」
(・ヘ・ルス「悪いが私はプロリーグの加盟選手だ。移籍するつもりはない」
猿本田「地下デュエルは公式な手続きは一切必要ありません。プロ団体に知られることもないでしょう」
猿本田「どうです?俺と新たな戦場に旅だってみませんか?」
猿本田「契約の証として・・・この3枚のカードをお渡しします」
(・ヘ・ルス「(これは・・・)」
カイザーと本田がバーの入り口に入ると、そこは地下デュエル場につながっていた
そこには仮面をつけた観客、そして檻にかこまれたデュエルフィールドがあった
司会者「さて!これから本日のメインイベント!デスデュエルを開始いたします!」
司会者「赤コーナーから20戦負けなし!寡黙な天才デュエリスト!トランセル種市だ!」
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〃ヽ/`ー´ \
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司会者「そして青コーナーから若き新人!経歴不詳ながらその実力は?ヘルスカイザーRYO!!」
(・ヘ・ルス「(これが・・・地下デュエル・・・)」
そして二人の謎のマシーンがつけられる
(・ヘ・ルス「なんだこれは・・・!」
猿本田「衝撃増幅装置、わずかなダメージでも全身に苦痛が走ります、そして・・・負けると自動的に死ぬ!」
猿本田「これが地下デュエル!観客はそれを見て歓喜に浸り、興奮に身をよじらせる・・・」
トランセル「始めようぜ。プロリーグの負け犬さんよ。もっともここじゃあお前が誰かなんて誰も気にしはしないけどな」
(・ヘ・ルス「(やるしかないのか・・・!)」
トランセル「デュエル!!」(・ヘ・ルス
(・ヘ・ルス「俺のターン。ドロー」
(・ヘ・ルス「俺はこのモンスターをセット。ターンエンド」
トランセル「俺のターン。ドロー」
トランセル「俺は不意打ち又佐を召喚」
《不意打ち又佐/Mataza the Zapper》
効果モンスター
星3/闇属性/戦士族/攻1300/守 800
このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
このカードは表側表示でフィールド上に存在する限り、
コントロールを変更する事はできない。
トランセル「又でそいつを攻撃」
(・ヘ・ルス「ドラゴンフライだ。デッキからドラゴンフライを出す」
《ドラゴンフライ/Flying Kamakiri #1》
効果モンスター
星4/風属性/昆虫族/攻1400/守 900
このカードが戦闘によって墓地へ送られた時、
デッキから攻撃力1500以下の風属性モンスター1体を
自分のフィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
その後デッキをシャッフルする。
トランセル「攻撃力が足りてない・・・ターンエンドだ」
(・ヘ・ルス「俺のターン。ドロー」
(・ヘ・ルス「俺は風霊使いウィンを召喚」
(・ヘ・ルス「そしてドラゴンフライとウィンを墓地に送り、デッキから憑依装着−ウィンを召喚!」
トランセル「何!?バカな・・・!」
《憑依装着−ウィン/Familiar-Possessed - Wynn》
効果モンスター
星4/風属性/魔法使い族/攻1850/守1500
自分フィールド上の「風霊使いウィン」1体と
他の風属性モンスター1体を墓地に送る事で、
手札またはデッキから特殊召喚する事ができる。
この方法で特殊召喚に成功した場合、以下の効果を得る。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
トランセル「わざわざ2体生贄にして出したのが攻撃力たった1850の貫通持ちだと?」
(・ヘ・ルス「これが俺のファンデッカー精神を重んじる、萌えリスペクト流デュエルだ。いくぞ!」
(・ヘ・ルス「ウィンで又に攻撃!シスター・ウィンド!!」
トランセルLP8000→7450「ぬぅおぉぉぉぉ!!」
トランセルの体に痛みが走る
(・ヘ・ルス「あの反応は・・・ただものじゃない!これは・・・!」
猿本田「この地下デュエルではライフが削られるたびに実際に痛みを受けてもらうんだよ」
(・ヘ・ルス「こ・・・こんなのデュエルじゃない!貴様!騙したな!!」
猿本田「フッ、何を言ってる。生死をかけたデュエルに勝るものはない。これこそエンターテイメントと言うものだよ!」
猿本田「さぁ・・・続けろ!!」
(・ヘ・ルス「くっ!ターンエンド!」
トランセル「俺のターン。ドロー」
トランセル「俺はこのモンスターをセット。ターンエンドだ」
(・ヘ・ルス「俺のターン。ドロー」
(・ヘ・ルス「俺は憑依装着-エリアを召喚!」
(・ヘ・ルス「ウィンでそいつを攻撃!」
トランセル「荒野の女戦士だ!デッキから荒野の女戦士を特殊召喚!」LP7450→6800
《荒野の女戦士/Warrior Lady of the Wasteland》
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1100/守1200
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
デッキから攻撃力1500以下で地属性の戦士族モンスター1体を
自分フィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
その後デッキをシャッフルする。
(・ヘ・ルス「リクルーターか・・・エリアで荒野の女戦士を攻撃」
トランセル「同じく女戦士を特殊召喚!」LP6800→6050
(・ヘ・ルス「ターンエンドだ」
トランセル「俺のターン。ドロー!」
トランセル「俺は魔法カード!魔女狩りを発動!!」
(・ヘ・ルス「魔女狩りだと!?」
《魔女狩り/Last Day of Witch》
通常魔法
フィールド上の表側表示で存在する魔法使い族モンスターを全て破壊する。
エリア ウィン「きゃぁぁぁぁ!!」
エリアとウィンが破壊された
(・ヘ・ルス「なぜ・・・なぜそんなカードを入れているんだ!!」
トランセル「お前のデッキの調べはついている。そこで・・・こいつを入れさせてもらったのさ!」
(・ヘ・ルス「何てやつだ・・・!そこまでして勝ちたいのか!?」
トランセル「この地下デュエルでは勝敗こそがすべて!もっともお前のようにプロでぬるま湯に使ったデュエリストには理解できないのかもしれないな!」
(・ヘ・ルス「ぐっ・・・」
トランセル「いくぞ!俺は荒野の女戦士を生贄に無敗将軍(ジェネラル) フリードを召喚!」
《無敗将軍(ジェネラル) フリード/Freed The Matchless General》
効果モンスター
星5/地属性/戦士族/攻2300/守1700
このカードを対象にする魔法カードの効果を無効にし破壊する。
このカードが表側表示でフィールド上に存在する限り、
自分のドローフェイズにカードを1枚ドローする代わりに、
レベル4以下の戦士族モンスター1体をデッキから手札に加える事ができる。
その後デッキをシャッフルする。
トランセル「フリードでダイレクトアタックだ!」
フリードの剣がRYOを切り裂く
(・ヘ・ルスLP8000→5700「うぅおぁぁぁぁぁ!!」
トランセル「ターンエンドだ!」
(・ヘ・ルス「お・・・俺のターン。ドロー」
(・ヘ・ルス「よし!俺はサイレント・マジシャンLV4を召喚!」
(・ヘ・ルス「そして手札から魔法カード!レベルアップを発動!」
(・ヘ・ルス「サイレント・マジシャンはLV8となる!」
《サイレント・マジシャン LV8/Silent Magician LV8》
効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻3500/守1000
このカードは通常召喚できない。
「サイレント・マジシャン LV4」の効果でのみ特殊召喚できる。
このカードは相手の魔法の効果を受けない。
(・ヘ・ルス「サイレント・マジシャンには魔女狩りは効かないぞ!」
トランセル「ぐっ・・・!」
(・ヘ・ルス「いくぞ!サイレント・マジシャンLV8でフリードに攻撃!サイレント・バーニング!」
トランセルLP6050→4850「ぐあぁぁぁぁ!」
(・ヘ・ルス「ターンエンドだ」
トランセル「俺のターン。ドロー」
トランセル「俺は2枚のカードをセット。ターンエンドだ」
(・ヘ・ルス「俺のターン。ドロー!」
(・ヘ・ルス「俺は手札から大嵐を発動!すべての魔法・罠を破壊!」
トランセル「俺は罠カード!神の宣告を発動!大嵐を無効にする!」LP4850→2425
(・ヘ・ルス「(神の宣告・・・だと?そこまでしてもう一枚の伏せを守りたかったのか?)」
(・ヘ・ルス「考えても仕方がない・・・サイレント・マジシャンでダイレクトアタック!サイレント・バーニング!!」
トランセル「俺は罠カード!魔法の筒を発動!」
(・ヘ・ルス「何!?」
サイレント・バーニングが跳ね返され、RYOに襲い掛かる
(・ヘ・ルスLP5700→2200「ぐぅああああああああ!!」
(・ヘ・ルス「3500のダメージが俺に・・・!しかし、サイレント・マジシャンに勝てるカードなどそうそうない!俺はカードを1枚伏せてターンエンドだ!」
トランセル「俺のターン。ドロー!」
トランセル「俺は天使の施しを発動!手札から団結の力!そして魔導師の力を捨てる!」
トランセル「俺は早すぎた埋葬を発動!フリードを特殊召喚!」LP2425→1625
トランセル「さらにグレード・ソードをフリードに装備!」
《グレード・ソード》 (アニメオリカ)
装備魔法
戦士族のみ装備可能。装備モンスターの攻撃力は300ポイントアップする。
戦士族モンスターを生け贄召喚する場合、このカードを装備したモンスター1体で2体分の生け贄とすることができる。
(・ヘ・ルス「2体分の生贄になるだと?」
トランセル「フフフ・・・そして俺はフリードを生贄に・・・」
トランセル「こい!ギルフォード・ザ・レジェンド!!」
(・ヘ・ルス「ギルフォード・ザ・レジェンド・・・しかし、攻撃力は2600!!」
トランセル「ギルフォード・ザ・レジェンドの効果!それは召喚時に墓地の装備カードを可能な限り全て装備することができる!」
(・ヘ・ルス「な・・・なんだとー!?」
《ギルフォード・ザ・レジェンド/Gilford the Legend》
効果モンスター
星8/地属性/戦士族/攻2600/守2000
このカードは特殊召喚できない。
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地に存在する装備魔法カードを
可能な限り自分フィールド上の戦士族モンスターに装備する事ができる。
トランセル「ギルフォード・ザ・レジェンドにグレード・ソード、団結の力、そして魔導師の力を装備する!!」
《団結の力/United We Stand》
装備魔法(制限カード)
自分のコントロールする表側表示モンスター1体につき、
装備モンスターの攻撃力と守備力を800ポイントアップする。
《魔導師の力/Mage Power》
装備魔法(制限カード)
自分の魔法・罠ゾーンのカード1枚につき、
装備モンスターの攻撃力と守備力を500ポイントアップする。
トランセル「この3枚のカードによりギルフォード・ザ・レジェンドの攻撃力は5200となる!!」
(・ヘ・ルス「ご・・・5200!」
トランセル「いくぞギルフォード・ザ・レジェンド!ベルセルク・ソード!!」
(・ヘ・ルスLP2200→500「ぐあぁぁぁぁぁ!!」
トランセル「ターンエンドだ!」
(・ヘ・ルス「俺のターン。ドロー!」
つ???
(・ヘ・ルス「これは!?」
猿本田「引きましたね・・・私のあげたカードの一枚を・・・さぁ使いなさい!」
(・ヘ・ルス「(確かにこのカードを使えば勝てるかもしれない・・・しかし、こいつの効果を使うことは俺の萌えリスペクトデュエル・・・いや、俺のカードを否定することになる・・・)
(・ヘ・ルス「こんなカードを使ってまで俺はデュエルにしがみつこうとは思わない!!出せ!ここから!」
猿本田「ならば勝って出なさい、負けちゃってもいいんですか?でも、衝撃で死ぬかもしれませんけどね」
(・ヘ・ルス「俺が・・・負ける?また・・・でも・・・それでも・・・」
猿本田「あなた、勝とうと思ったことないんじゃないんですか?」
(・ヘ・ルス「何!?」
猿本田「勝利を得なければ何も得ることはできない。デュエルとは本来そういうものじゃないのですか?」
猿本田「そんな当たり前のことに何で思い当たらないのですか?」
猿本田「だったらどんな手を使っても・・・勝たなきゃ」
(・ヘ・ルス「俺は・・・もっとデュエルを・・・俺は俺のカードを・・・」
猿本田「ふん、ならあなた・・・負けなさい」
(・ヘ・ルス「俺が・・・負ける・・・?」
/`l
/ __l
/ (‐uヽ さっさと再開しろ「負け犬」!!
〃ヽ/`ー´ \
/ / \ ,ゝ
/ / > , 〈
ヽ〈 / ヽ ヽ
',ヽ / 〉、
\ヽ 〈 l\
`\ ノ `jヽ__l`フ
`丶、__ノ__レ'
(・ヘ・ルス「うぐぅぉ!!くそ!俺は・・・!!」
猿本田「フッフッフ・・・」
(・ヘ・ルス「俺はリビングデッドの呼び声を発動!LV4を蘇生する!そしてレベルアップ!を発動!」
(・ヘ・ルス「サイレント・マジシャンはLV8にパワーアップ!」
トランセル「そんなものをまた召喚しようとお前の負けだ!攻撃力は俺のギルフォードには届かない!万策尽きたな!」
(・ヘ・ルス「いやだ・・・」
トランセル「いやだ?何を言ってる!」
(・ヘ・ルス「いやだ・・・俺は・・・」
(゜д゜ヘル「負けたくないぃぃぃぃぃ!!!!」
その時、カイザーが赤黒いオーラに包まれた
(゜д゜ヘル「どんな形でもいい、俺は勝ちたい!貴様を倒して!!」
トランセル「ふ、無理無理」
(゜д゜ヘル「俺はピカチュウ戦以来自分をごまかしてきた。萌えをリスペクトできれば勝ち負けはどうでもいい」
(゜д゜ヘル「だが違う!俺は飢えている!!乾いている!!!勝利に!!!!」
トランセル「うっ・・・」
(゜д゜ヘル「俺はぁぁぁぁぁ!!!サイレント・マジシャンLV8を生贄する!!!!!!」
サイレント・マジシャン「マスター!?」
(゜д゜ヘル「お前の懐にある勝利を奪いとってでも!!!自分の萌えリスペクトデュエルを捨ててでも!!!!」
(゜д゜ヘル「これが俺の生き残るための最後のあがきだぁぁぁぁあぁぁ!!!!!」
サイレント・マジシャン「きゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!」
サイレント・マジシャンの体が魔獣の中に吸収される
(゜д゜ヘル「出でよ!!偉大(グレート)魔獣!!ガーゼットをしょうかぁぁぁぁぁぁんんんん!!!」
RYOの前にサイレント・マジシャンを吸収した巨大な赤い悪魔が現れた
(゜д゜ヘル「ガーゼットの攻撃力は生け贄にしたモンスターの元々の攻撃力を倍にした数値になる!!!!!」
《偉大(グレート)魔獣 ガーゼット/Great Maju Garzett》
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードの攻撃力は、生け贄召喚時に生け贄に捧げた
モンスター1体の元々の攻撃力を倍にした数値になる。
トランセル「バカな!!こ・・・攻撃力7000だとぉ!!!」
(゜д゜ヘル「俺は・・・勝ぁぁぁぁつ!!!」
(゜д゜ヘル「偉大(グレート)魔獣 ガーゼットでギルフォード・ザ・ライトニングを攻撃!!!!グレート・サイレント・バーニング!!!!!」
ガーゼット「ハハハハハ!!吸収したあの姉ちゃんの力がみなぎってくるぜ!!ハァーッ!!!」
ガーゼットは右手からサイレント・バーニングを放つ
トランセルLP1625→0「ぐぅおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
トランセルはガーゼットの攻撃を受けてバラバラに砕け散った
そして檻に囲まれたデュエルフィールドも崩壊
(゜д゜ヘル「はぁ・・・はぁ・・・」
猿本田「(ハハハハハ・・・ヘルス・・・いや、ヘル・・・カイザーRYO!!)」
猿本田「(地下デュエルより生まれし・・・魔獣!!)」
コウやブーン達は三沢の部屋でRYOのデュエルを見ていた
しかし、テレビに映っていたのは萌えリスペクトデュエルを捨て、魔獣で相手を粉砕するRYOの姿だった
(;゚ー ゚) 川;゚ -゚) ||; ゚ ヮ゚ノ|| ≦;`・ω・)「・・・・・・!!」
司会者「すごい!圧倒的強さだ!かつて見たこともないパワー!!まさに圧殺!!」
(;^ω^)「あぁ・・・!!」
司会者「本当に強い!まさに地獄から舞い戻ってきたカイザーRYO!!!ここに復活!!!」
司会者「この強さは本物だぁ!!!」
(゜д゜ヘル「フッ・・・」
(;^ω^)「お兄さん・・・」
この時僕は思ったお。いつか・・・お兄さんと闘わなければならない、と
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