ニュー速VIP及び製作速報のスレッド「( ^ω^)ブーンが遊戯王の世界で頂点を目指すようです」のまとめwikiです

( ^ω^)「ここは……」

( ゚ー ゚)「気がついたかブーン」

( ^ω^)「兄貴! 僕は……」

( ゚ー ゚)「カイザーのことだろ、任せとけよブーン」

( ^ω^)「頼むお! お兄さんに勝って元のお兄さんに戻してほしいお!」

( ゚ー ゚)「……ということだ。頼むぞちゅるや」

||;゚ ヮ゚ノ||「そこで何で私に押し付けるさ? 自分でやるさ!」

( ゚ー ゚)「俺には他にやることがあるんだ。頼むぜちゅるや!」

||;゚ ヮ゚ノ||「しょ……しょうがないにょろね。君には借りがあるし、引き受けたにょろ」

( ゚ー ゚)「そうか、ありがとうな。代わりと言ってはなんだが、これやるよ」

つハーピィ・ガール(ノーマルパラレル)

||;゚ ヮ゚ノ||「また懐かしいものを……でもノーパラは貴重なのにいいにょろ?」

( ゚ー ゚)「俺が持ってても仕方ないしな。お前ハーピィ使ってただろ」

(;゚ー ゚)「いや、ハーピィでも使わないか……まぁ幸運のお守りみたいなもんだ、とっといてくれ」

||゚ ヮ゚ノ||「……ありがとう。使わせてもらうさ」

TURN-30「恐怖の邪神に刃の一撃を」





保健室を出たコウは寮へと帰っていたが、その道中にピカチュウが待ち受けていた

▼o・ェ・o▼「やぁ、コウ」

( ゚ー ゚)「何の用だ? デュエルしたいんなら明日やろうぜ。今日はもう遅いからな」

▼o・ェ・o▼「そうじゃない。お前、この大会の意図」

▼o・ェ・o▼「いや、モナ王の計画。そして奴のいる場所を知りたくないか」

( ゚ー ゚)「!!」

( ゚ー ゚)「何故お前が知ってるんだ……それに何故俺に教える」

▼o・ェ・o▼「情報提供者がいた、モナ王の妹の蛟」

( ゚ー ゚)「あの人か……」

▼o・ェ・o▼「そしてお前はモナ王に復讐したいのだろう、気持ちは僕にもよくわかるからな」

( ゚ー ゚)「復讐なんて考えちゃいないさ。ただ自分にけじめをつけたい、それだけだ」

( ゚ー ゚)「ただ、自分の気持ちを晴らすためって意味では復讐と変わらないのかもな」

▼o・ェ・o▼「…………」





ジェネックス最終日

最終日はメダル獲得数上位8人がトーナメント戦を行うのだが……

( ゚ー ゚)「クー、これで勝てば優勝だ。がんばれよ!」

川*゚ -゚)「がんばれよ……ってコウも出るんだろ?」

( ゚ー ゚)「いや、俺は残念ながら出られない。やることがあるんだ」

川*゚ -゚)「え? 何で!?」

コウから事情を聞いたクーは何故か怒り出した

川#゚ -゚)「ひどいな! わたしに黙って行こうとしてたなんて!」

川*゚ -゚)「もちろん私も行くぞ! 大会なぞどうでもいい」

(;゚ー ゚)「おいおい……俺のことはいいから……」

川#゚ -゚)「バカ! わたしはお前についていくんだ! お前が困難に立ち向かってるのにわたしが側にいないでどうする!」

(;゚ー ゚)「(無茶苦茶……)わかったよ。でも本当にいいのか?」

川*゚ -゚)「何を今さら……夫婦として当然のことだろう?」

(;゚ー ゚)「……モナ王はこの島の大聖堂のところにいるらしい。行くぞ」







川*゚ -゚)「ここか……よし、中に入るぞ!!」

???「やはりきたね、コウ」

( ゚ー ゚)「お前は……サキか!」

大聖堂の入り口にいたのはとても綺麗な女性だった

ウェーブのかかった長い黒髪と白い肌、顔にはメガネをかけている

そして服は黒い素敵な女物のスーツを着ていた

歳は20代半ばから後半といったところだろうか、背もコウと同じくらいに高くとても大人びている

サキ「さぁ待っていたよコウ。デュエルしようか」

( ゚ー ゚)「デュエルで勝たないと通さない……ってか?」

サキ「いや、そんなことはどうでもいいの! ただ私は君とデュエルがしたいだけだよ!」

サキ「何で君は組織を出て行ったの? 毎日デュエルができて楽しかったじゃないか。それとも闘うことが嫌いになったの?」

( ゚ー ゚)「いや、そうじゃない。ただ相手を傷つけることが嫌になったんだ……」

サキ「うぅ……そんなことで……デュエルが出来ればなんでもいいじゃないか!」

サキ「君は本当に強かった。君とのデュエルは本当に楽しかったし、こう……なんか胸がドキドキするものがあったんだ」

サキ「コウ! 私は君が大好きだよ! 私の心を凄く興奮させてくれる!」

川;゚ -゚)「!!」

(;゚ー ゚)「あ……気にするなよ。こいつはかなりの変人だからな、多分そういう意味じゃないと思うぞ」

( ゚ー ゚)「ただのデュエルバカだからな」

川*゚ -゚)「(見た目とのギャップが……)そういえばこの人いくつなんだ? 年上に見えるけどタメ口だし……」

サキ「私は28だよ、それがどうかしたの?」

( ゚ー ゚)「まぁ友達のようなもんだったからな……」

川*゚ -゚)「(こんなに綺麗な人なのに……世の中には変わった人がいるもんだ)」

サキ「そうだ……お前とデュエルするためにここにいたんだ! さぁやろう!」

( ゚ー ゚)「わかった! 久しぶりに楽しいデュエルしようぜ!」

サキ「やろうやろう!! もうワクワクしっぱなしなんだ! いくよ!!」

( ゚ー ゚)「デュエル!!」サキ

サキ「私からね! ドロー!」

サキ「私はこのモンスターをセット! ターンエンドだ!!」

( ゚ー ゚)「俺のターン! ドロー!!」

( ゚ー ゚)「俺は天使の施しを発動! 手札からサファイア・ドラゴンと火炎草を捨てる」

( ゚ー ゚)「いくぜサキ! 俺はジェネティック・ワーウルフを召喚!」

( ゚ー ゚)「ジェネティックで裏守備を攻撃だ! カイザー・ネイル!!」

サキ「これはエーリアン・グレイだよ!」

川;゚ -゚)「エ……エーリアン!? 見た目とカードが全く合ってない……」

( ゚ー ゚)「エーリアンというよりこいつは爬虫類全般を使うな」

川;゚ -゚)「爬虫類って……とても女性キャラの使うデッキとは思えないぞ……」

サキ「エーリアン・グレイの効果を発動するよ!」

《エーリアン・グレイ/Alien Grey》
効果モンスター
星2/光属性/爬虫類族/攻 300/守 800
リバース:相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体に、
Aカウンターを1つ置く。Aカウンターが乗ったモンスターは、
「エーリアン」と名のついたモンスターと戦闘する場合、
Aカウンター1つにつき攻撃力と守備力が300ポイントダウンする。
また、リバースしたこのカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。

サキ「私はエーリアン・グレイの効果でジェネティック・ワーウルフにAカウンターを1枚乗せる、さらに1枚ドローするよ!」

( ゚ー ゚)「ターンエンドだ!」

サキ「よし、いくよ! 私のターン! ドロー!」

サキ「私はエーリアン・サイコを召喚! 効果で守備表示になるよ!」

《エーリアン・サイコ/Alien Psycho》
効果モンスター
星1/闇属性/爬虫類族/攻 200/守 100
このカードは召喚・反転召喚に成功した場合守備表示になる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
Aカウンターが乗ったモンスターは攻撃宣言をする事ができない。

サキ「これでワーウルフは攻撃することができない! さらに私は永続魔法! 「A」細胞増殖装置を発動するよ! さらにカードを1枚伏せてターンエンド!」

( ゚ー ゚)「俺のターン! ドロー!」

( ゚ー ゚)「攻撃ができないのなら……俺はワーウルフを生け贄にフロストザウルスを召喚!」

( ゚ー ゚)「いくぜ! フロスト・ザウルスでエーリアン・サイコを攻撃! コキュートス・ブレス!」

サキ「ぬぅ……やるなぁ。だけど罠カード! スネーク・ホイッスルを発動するよ!」

《スネーク・ホイッスル》
通常罠(アニメ登場カード)
自分の場の爬虫類族モンスターが破壊されたとき、デッキからレベル4以下の爬虫類族モンスター1体を特殊召喚することができる。

サキ「私はエーリアン・ベーダーをデッキから守備表示で特殊召喚するよ!」

( ゚ー ゚)「俺は永続魔法! 凡骨の意地を発動! ターンエンドだ!」

サキ「私のターン! ドロー! スタンバイフェイズに「A」細胞増殖装置の効果を発動するよ! フロスト・ザウルスにカウンターを載せる!」

《「A」細胞増殖装置》
永続魔法
自分のスタンバイフェイズ毎に相手フィールド上に
表側表示で存在するモンスター1体に、Aカウンターを1つ置く。

( ゚ー ゚)「厄介だな……」

サキ「メインに入るよ! 私はエーリアン・ベーダーを生け贄にエーリアン・マザーを特殊召喚!!」

《エーリアン・マザー/Alien Mother》
効果モンスター
星6/闇属性/爬虫類族/攻2300/守1500
このカードが戦闘によってAカウンターが乗ったモンスターを
破壊し墓地へ送った場合、破壊したモンスターを
バトルフェイズ終了時に自分フィールド上に特殊召喚する。
この方法で特殊召喚したモンスターは、
このカードがフィールド上から離れた時に全て破壊される。

( ゚ー ゚)「だが攻撃力では勝てないぜ?」

サキ「これがあるよ! 速攻魔法! 突進発動!!」

(;゚ー ゚)「まずいな……」

サキ「いくよ! エーリアン・マザーでフロスト・ザウルスを攻撃するよ! ブレイン・ラプチュアー!!」

(;゚ー ゚)LP8000→7700「くっ!」

サキ「バトルフェイズ終了時にフロスト・ザウルスはこっちにもらうよ! ゲイン・オーバー!」

サキ「ターン終了だよ!」

( ゚ー ゚)「俺のターン! ドロー! 引いたのはデーモンの召喚! 凡骨の意地の効果でさらに引くぜ!」

長いので略、さらに2枚が通常モンスターだった

( ゚ー ゚)「俺は手札のサンダー・ドラゴンの効果発動! 手札から捨ててデッキから2枚のサンダー・ドラゴンを加える!」

( ゚ー ゚)「さらに俺は古のルール発動! 手札からデーモンの召喚を特殊召喚!」

( ゚ー ゚)「そしてフィールド魔法、フュージョンゲート発動!」

川*゚ -゚)「コウが得意とする融合か……!」

コウは6枚のカードを手札から取り出した

( ゚ー ゚)「俺は手札の岩石の巨兵とエンシェント・エルフ、闇魔界の戦士 ダークソードと漆黒の闘龍」

( ゚ー ゚)「そしてをサンダー・ドラゴン2枚をフュージョンゲートの効果で融合!」

( ゚ー ゚)「出でよ! 砂の魔女(サンドウィッチ)、闇魔界の竜騎士 ダークソード、そして双頭の雷龍!!」

《砂の魔女(サンド・ウィッチ)/Mystical Sand》
融合モンスター
星6/地属性/岩石族/攻2100/守1700
「岩石の巨兵」+「エンシェント・エルフ」

《闇魔界の竜騎士 ダークソード/Dark Blade the Dragon Knight》
融合・効果モンスター
星6/闇属性/戦士族/攻2200/守1500
「闇魔界の戦士 ダークソード」+「漆黒の闘龍」
このカードが相手に戦闘ダメージを与える度に、
相手の墓地から3枚までモンスターカードを選択し、
ゲームから除外する事ができる。

《双頭の雷龍(サンダー・ドラゴン)/Twin-Headed Thunder Dragon》
融合モンスター
星7/光属性/雷族/攻2800/守2100
「サンダー・ドラゴン」+「サンダー・ドラゴン」

サキ「ラッシュをかけてきたね……でもまだまだ!」

( ゚ー ゚)「まずはデーモンの召喚でエーリアン・マザーを攻撃! 魔降雷!!」

サキLP8000→7800「あちゃ〜……フロスト・ザウルスは破壊だよ!」

( ゚ー ゚)「そして砂の魔女と闇魔界の竜騎士 ダークソードと双頭の雷龍でダイレクトアタックだ!

( ゚ー ゚)「デザート・ウィンド! ブルート・エヴォルツィオン! サンダー・ジャスティス!」

サキLP7800→700「ライフが大分削られたか……」

( ゚ー ゚)「ダークソードの効果は発動しない、ターンエンドだ!」

状況

( ゚ー ゚)
LP   :7700
手札   :0枚
モンスター:デーモン、ダークソード、砂の魔女、双頭の雷龍
魔法or罠 :フュージョンゲート 凡骨の意地
伏せカード:なし

サキ
LP   :700
手札   :3枚
モンスター:なし
魔法or罠 :「A」細胞増殖装置
伏せカード:なし


サキ「やばい……でもこの逆境もまたいいね……! 私が逆転するところを想像してたらゾクゾクしてきた! 私のターン! ドロー!」

サキ「……私はスタンバイフェイズに「A」細胞増殖装置の効果発動! デーモンに載せるよ!」

サキ「私はカードを3枚伏せてターンエンド!」

( ゚ー ゚)「俺のターン! ドロー!」

( ゚ー ゚)「(この攻撃で終わるが伏せカードが気になるな……だがいくしかないな!)」

( ゚ー ゚)「これで終わりだ! すべてのモンスターで攻撃!」

サキ「まだ全然楽しんでない! 終わるには早いよ! 攻撃前に威嚇する咆哮だ!」

( ゚ー ゚)「時間稼ぎか、ターンエンドだ」

サキ「お願い! いいカードきて! ドロー!」

サキ「(キタ!)スタンバイフェイズに「A」細胞増殖装置の効果発動! 双頭の雷龍に載せるよ!」

サキ「さらにリビングデッドの呼び声を発動! エーリアン・マザーを蘇生!」

サキ「そして私にはこれがある! 永続罠カード! 集団催眠を発動するよ!」

(;゚ー ゚)「集団催眠?」

《集団催眠》
永続罠
自分フィールド上に「エーリアン」と名のついたモンスターが存在する時に
発動する事ができる。
相手フィールド上に存在するAカウンターが乗ったモンスターを
3体まで選択しコントロールを得る。
このカードは発動ターンのエンドフェイズ時に破壊される。

サキ「コウの場のモンスター2体、デーモンと雷龍をもらうよ!!」

(;゚ー ゚)「ヤバイ……だがターン終了時までなら大丈夫だ!」

サキ「いや、私にはこれがあるよ!」

サキ「私は3体のモンスターを生け贄にする!」

サキ「フィールドを恐怖で支配せよ! 邪神ドレッド・ルート降臨!」

(;゚ー ゚)「邪神だって!? それはまさか……」

サキ「よくわからないけどモナ王にもらったよ! 攻撃力と守備力は共に4000!」

サキ「これを手に入れてから私は負けたことがないよ! 未だにドレッド・ルートは倒されたことはない!」

サキ「コウには倒せるかな? それともこのまま私の勝ちかな? ドキドキしてきた!」

(;゚ー ゚)「…………」




( ´∀`)「サキ・アーク、やつは闘うこと……デュエル中でも相手のカードに対する恐怖を持ち合わせていない」

( ´∀`)「だからこそ恐怖を司る邪神、ドレッド・ルートを扱える。純粋であるゆえにドレッド・ルートの恐怖の力に干渉されない」

( ´∀`)「この邪神の力は凄まじい。コウ……お前に倒せるかな?」




サキ「そしてドレッド・ルートの効果! それはドレッド・ルート意外のフィールドの全てのモンスターの攻撃力と守備力を半分にする!」

(;゚ー ゚)「攻撃力が少なくとも8000はないと倒せないってことか……F・G・Dでも無理じゃないか」

サキ「いくよ! ドレッド・ルートでサンドウィッチを攻撃! フィアーズ・ノックダウン!」

(;゚ー ゚)LP7700→4750「ぐおぉ!!」

サキ「ターンエンドだよ!」

(;゚ー ゚)「まずいな……俺のターン! ドロー!」

( ゚ー ゚)「くっ、俺はダークソードを守備表示に変更。カードを1枚伏せてターンエンドだ!」

状況

( ゚ー ゚)
LP   :4750
手札   :1枚
モンスター:ダークソード
魔法or罠 :凡骨の意地 フュージョン・ゲート
伏せカード:1枚

サキ
LP   :700
手札   :1枚
モンスター:ドレッド・ルート
魔法or罠 :「A」細胞増殖装置 リビングデッド
伏せカード:なし

サキ「私のターン! ドロー! ダークソードにカウンターを載せるよ!」

サキ「私は手札から天使の施しを発動! 手札から宇宙獣ガンギルとバイトロンを捨てるよ!」

サキ「守備なのは問題ないよ! 私は手札からH(エイチ)−ヒートハートを発動!」

《H(エイチ)−ヒートハート/H - Heated Heart》
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターの攻撃力は500ポイントアップする。
そのカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が越えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
この効果は発動ターンのエンドフェイズまで続く。

( ゚ー ゚)「貫通……マズイ!」

サキ「いくよ! ドレッド・ルートでその裏守備を攻撃だ! フィアーズ・ノックダウン!」

(;゚ー ゚)LP4750→1000「くっ!! ライフが……!」

サキ「ターンエンドだよ! 君のライフは残り1000、もう後がないね!」

サキ「コウ、もうちょっと耐えられるかな? このまま終わりかな? それとも……」

サキ「もっと……もっともっともっと、私を楽しませてくれる?」

川;゚ -゚)「(う……何故かこの人の純粋さが怖い……)」

川;゚ -゚)「(本当に闘いを楽しんでいるのか……だからこそこれだけの強さを出せる)」

川;゚ -゚)「(ダメだ……ドレッド・ルートとこの人のプレッシャーが怖い……逃げ出したくなる)」

川*゚ -゚)「(でも……)」

( ゚ー ゚)「俺の手札は1枚……だが、俺はこの引きにかける! 邪神も倒してみせる!」

サキ「何か秘策があるんだね? 見せてもらうよ! コウの力!!」

川*゚ -゚)「(でもコウにも恐れは全くない……いや、むしろこの状況を楽しんでいる? このまま何もできずに負けてしまうかもしれないのに……)」

( ゚ー ゚)「(あれを引けるはずだ! まだチャンスはある!)いくぜ! 俺のターン! ドロー!」

( ゚ー ゚)「来たぜサキ! 見せてやるぜ俺のカードの力!」

( ゚ー ゚)「俺はフュージョン・ゲートの効果発動! 手札のブラック・マジシャンとバスター・ブレイダーを融合!」

( ゚ー ゚)「これが俺の切り札だ! 超魔導剣士−ブラック・パラディンを融合召喚!」

《超魔導剣士−ブラック・パラディン/Dark Paladin》
融合・効果モンスター
星8/闇属性/魔法使い族/攻2900/守2400
「ブラック・マジシャン」+「バスター・ブレイダー」
このモンスターは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
手札を1枚捨てる事で魔法の発動を無効にし、それを破壊する事ができる。
全てのフィールド上と全ての墓地のドラゴン族モンスター1体につき、
このカードの攻撃力は500ポイントアップする。

サキ「ブラック・パラディン……でもドレッド・ルートの効果で攻撃力は半分になる! その程度のモンスターじゃ届かないよ!」

( ゚ー ゚)「確かにブラック・パラディンだけじゃドレッド・ルートには勝てないだろうな……」

( ゚ー ゚)「だが俺にはブラック・パラディンの力を最大まで引き出すこのカードがある!」

( ゚ー ゚)「永続罠発動! 輪廻独断!!」

川*゚ -゚)「輪廻独断!?」

サキ「それは……!」

《輪廻独断/Transmigration of the soul arbitrary decision》
永続罠(アニメ登場カード)
発動時に1種類の種族を宣言する。
このカードがフィールド上に存在する限り、お互いの墓地のモンスターは全て自分が宣言した種族になる。

( ゚ー ゚)「俺が宣言するのはドラゴン族! それによりブラック・パラディンの攻撃力は更に上昇する!!」

( ゚ー ゚)「お互いの墓地のモンスターの数は合計は15枚、よってブラック・パラディンの攻撃力は10400!!」

サキ「ドレッド・ルートの効果で半減しても5200……すごい! 邪神が負けるなんて……!!」

( ゚ー ゚)「俺にも怖さがないわけじゃない……ドローするときは心臓が弾けそうだ」

( ゚ー ゚)「だけどお前の邪神が恐怖の象徴なら……俺はそれに立ち向かう!」

川*゚ -゚)「(コウ……)」

( ゚ー ゚)「ブラック・パラディンでドレッド・ルートを攻撃だ!!」

( ゚ー ゚)「黒き聖騎士よ、竜への輪廻を遂げた魂を集結し……刃に込めて邪神を打ち砕け!! 」

( ゚ー ゚)「くらえ! 超・魔・導・烈・波・斬 レイジ・オブ・ワイバーン!!」

ドレッド・ルート「ぐわぁぁぁぁぁぁ!!!」

ブラック・パラディンの刃の一撃を受け、邪神は倒された

サキLP700→0「ま……負けたよ……」

( ゚ー ゚)「ガッチャだぜサキ! 楽しいデュエルだった!」

サキ「私も! こんなに楽しかったのは久しぶりだったよ!」

そういってサキはコウに近づくと背中に腕を伸ばして抱きついた

川;゚ -゚)「!!」

(;゚ー ゚)「だ……抱きつくな! いいからそこ通してほしいんだが……」

サキ「もちろんいいよ! ……モナ王のところに行くんだね? やつは強いよ……」

( ゚ー ゚)「わかってる……だが、俺は……」

サキ「よし! 私決めたよ! この学校に入る!」

(;゚ー ゚)「ま……マジかよ」

サキ「うん! 試験は10月だからね! その時にまた会おうね! それじゃあバイバイ、コウ!」

そういうとサキは行ってしまった

川#゚ -゚)「コウ……ずいぶんあの人と仲がいいようだな……」

(;゚ー ゚)「だからあいつとは気が合うだけでそんなんじゃないって……」

川#゚ -゚)「ふ〜ん……まぁお前はモテるしな……」

(;゚ー ゚)「そういって蹴るな! 痛い痛い!!」

(;゚ー ゚)「(まずい……フルボッコフラグが……癖になったらどっかの誰かみたいになってしまう……!)」

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