最終更新:
boonyugioh 2007年10月10日(水) 19:23:22履歴
コウ達がモナ王のところへ向かう一方、もう一つの決着が着こうとしていた
ジェネックスデュエル大会、決勝トーナメント
場所はブルー寮の前で行われていた
そして今は準決勝、多くのギャラリーが決勝トーナメントの闘いを見つめている
||゚ ヮ゚ノ||「ライザーでダイレクトアタック!」
雑魚「ぐわぁぁぁぁああああ、あべし!」
(゜д゜ヘル「……死ね、ガーゼットでダイレクトアタックだ」
雑魚「ひぃでぶぅ!!」
( ´・ω・`)「デュエル終了! 決勝に進出するのはちゅるやさん! そしてヘルカイザーRYOでござ〜る」
( ´・ω・`)「両者、前へ!!」
||゚ ヮ゚ノ||「よっし! 絶対優勝するにょろ!」
( ^ω^)「ちゅるやさん! がんばってくれお! そしてお兄さんを取り戻してくれお!」
||゚ ヮ゚ノ||「あんたに言われなくても絶対勝つにょろ!」
||゚ ヮ゚ノ||「(それに……コウ君と約束したさ。このハーピィ・ガールのカードにかけても負けられない!)」
(゜д゜ヘル「俺はただ……純粋に勝利を求めるのみ! 立ちはだかるならお前も……魔獣の力により叩きのめす!」
(゜д゜ヘル「いくぞ! 俺はどんな相手だろうと負けない!」
||゚ ヮ゚ノ||「いくさ! 私は約束を果たすために……そして栄光のために闘う!」
二人はデュエルディスクを構えた
優勝を懸けて今、両雄がぶつかる
||゚ ヮ゚ノ||「デュエル!!」(゜д゜ヘル
TURN-32「最強の魔獣降臨! 勝利の鍵は!?」
(゜д゜ヘル「先攻は俺、ドロー」
(゜д゜ヘル「俺はこのモンスターをセット、さらにカードを2枚セットしてターンエンド」
||゚ ヮ゚ノ||「私のターン! ドロー!」
(゜д゜ヘル「リバースカードオープン。俺は永続罠、マクロコスモスを発動」
||;゚ ヮ゚ノ||「マクロコスモス!!」
(゜д゜ヘル「そう、こいつの効果により墓地へ行くカードはすべて除外される」
《マクロコスモス/Macro Cosmos》
永続罠
自分の手札またはデッキから「原始太陽ヘリオス」1体を特殊召喚する事ができる。
また、このカードがフィールド上に存在する限り、
墓地へ送られるカードは墓地へは行かずゲームから除外される。
||;゚ ヮ゚ノ||「(除外デッキなんて……すごく厄介さ)」
||;゚ ヮ゚ノ||「(せっかく制限解除されたからネフティスを2枚入れたのに……これじゃ使いものにならないさ)」
《ネフティスの鳳凰神/Sacred Phoenix of Nephthys》
効果モンスター
星8/炎属性/鳥獣族/攻2400/守1600
このモンスターがカードの効果によって破壊された場合、
次の自分のスタンバイフェイズ時にこのカードを特殊召喚する。
この方法で特殊召喚に成功した場合、
フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。
||゚ ヮ゚ノ||「(だがしょうがない、気を取り直さないと)私は手札から有翼賢者ファルコスを召喚!」
ファルコス「トェェェェェェェイ」
《有翼賢者ファルコス/Winged Sage Falcos》
効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1700/守1200
このカードが戦闘によって破壊し墓地に送った表側攻撃表示の相手モンスターを、
相手のデッキの一番上に戻す事ができる。
||゚ ヮ゚ノ||「いくさ! ファルコスでセットされているモンスターを攻撃! カラカリ・ベビースター!!」
(゜д゜ヘル「俺は砂漠の光を発動! 無駄だ、こいつは異次元の生還者だ」
《異次元の生還者/D.D. Survivor》
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1800/守 200
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードがゲームから除外された場合、
このカードはエンドフェイズ時にフィールド上に特殊召喚される。
||;゚ ヮ゚ノ||「(こ……こんなの倒しても倒してもキリがないにょろ)」
||゚ ヮ゚ノ||「(……だけど私のデッキはハーピィを入れた鳥獣デッキ。魔法・罠除去ならお手の物さ! )」
||゚ ヮ゚ノ||「(狩場かゴッドバードを引き当ててすぐにマクロコスモスを壊してやるにょろ!)ターンエンド!」
状況
(゜д゜ヘル
LP :8000
手札 :3枚
モンスター:生還者
魔法or罠 :マクロコスモス
伏せカード:なし
||゚ ヮ゚ノ||
LP :8000
手札 :5枚
モンスター:武男
魔法or罠 :なし
伏せカード:なし
(゜д゜ヘル「エンドフェイズに生還者は蘇る。俺のターン、ドロー」
(゜д゜ヘル「俺は異次元の生還者を生け贄に偉大魔獣 ガーゼットを召喚!」
(゜д゜ヘル「ガーゼットの攻撃力は生け贄にしたモンスターの元々の攻撃力の倍。つまり攻撃力は3600!!」
||;゚ ヮ゚ノ||「3600!! 生け贄一体なのに何て攻撃力さ。
||;゚ ヮ゚ノ||「これが魔獣の力……!」
(゜д゜ヘル「いくぞ、偉大魔獣 ガーゼットでファルコスに攻撃! グレート・ディメンション・フレア!!」
||;゚ ヮ゚ノ||LP8000→6100「くっ! 強い!!」
(゜д゜ヘル「マクロコスモスの効果でそいつは除外、ターンエンドだ。そして生還者を蘇生する」
||゚ ヮ゚ノ||「(しかも生還者も戻ってきた……くっ、隙がない!)私のターン! ドロー!」
つ有翼賢者ファルコス
ファルコス「トェェェェェェェイ」
||゚ ヮ゚ノ||「(空気って読めるかい?)私はモンスターをセット! ターンエンド!」
||゚ ヮ゚ノ||「(状況は苦しいさ……どうするにょろ?)」
状況
(゜д゜ヘル
LP :8000
手札 :3枚
モンスター:ガーゼット 生還者
魔法or罠 :マクロコスモス
伏せカード:なし
||゚ ヮ゚ノ||
LP :6100
手札 :5枚
モンスター:裏守備(武男)
魔法or罠 :なし
伏せカード:なし
(゜д゜ヘル「俺のターン、ドロー」
(゜д゜ヘル「俺はメルキド四面獣を召喚」
(゜д゜ヘル「さらにメルキド四面獣と異次元の生還者生け贄に第2の魔獣! 仮面魔獣デス・ガーディウスを特殊召喚!!」
《仮面魔獣デス・ガーディウス/Masked Beast Des Guardius》
効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻3300/守2500
「仮面呪術師カースド・ギュラ」 「メルキド四面獣」どちらかを含む
生け贄2体を捧げない限り特殊召喚できない。
このカードがフィールドから墓地に行った時、
デッキから「遺言の仮面」1枚をフィールド上モンスターに装備させ、
デッキをシャッフルする。
||;゚ ヮ゚ノ||「攻撃力3300も出てきた……まずいにょろ!!」
(゜д゜ヘル「いくぞ! まずはデス・ガーディウスでその裏守備を攻撃! マスクド・ブラスター!」
||;゚ ヮ゚ノ||「これは武男さ」
(゜д゜ヘル「ふん、また同じ雑魚モンスター……ただの壁か。死ね! ガーゼットでダイレクトアタックだ!」
||;゚ ヮ゚ノ||LP6100→2500「うぅ……ライフが半分を切った。やばいやばいやばい!」
(゜д゜ヘル「弱い……弱すぎる。こんなデュエルさっさと終わらせてやろう、ターンエンドだ! 生還者は戻るぞ!」
||;゚ ヮ゚ノ||「(舐められてるにょろ……くそっ! このまま終わらせてたまるかにょろ!)私のターン! ドロー!」
つハーピィ・クィーン
《ハーピィ・クィーン》
効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1900/守1200
このカードを手札から墓地に捨てる。
デッキから「ハーピィの狩場」1枚を手札に加える。
このカードのカード名は、フィールド上または墓地に存在する限り
「ハーピィ・レディ」として扱う。
||゚ ヮ゚ノ||「(ktkr!! 手札にハーピィ・レディとっておいてよかったさ…… )私は手札からハーピィ・クイーンを墓地に送り効果発動! 手札に狩場を……」
(゜д゜ヘル「それはできない」
||;゚ ヮ゚ノ||「な……何でさ!」
(゜д゜ヘル「そいつの効果を使うためには墓地にそのカードを送らなければならない」
(゜д゜ヘル「だがマクロコスモスの効果で墓地に送られるカードは除外される。つまり……」
||゚ ヮ゚ノ||「つまり?」
(゜д゜ヘル「コスト、つまり使用条件を満たすことはできないため効果は発動できない。基本中の基本だぞ」
||゚ ヮ゚ノ||「」
||゚ ヮ゚ノ||
||゚ ヮ゚ノ||
||゚ヮ゚ノ||
(゜д゜ヘル「こっちみんな」
||;゚ ヮ゚ノ||「ハハハハハハハ!! ……ねぇ、戻していい?」
(゜д゜ヘル「よかろう」
||゚ ヮ゚ノ||「助かるさ(除外なんて相手にしたことないから知らなかったさ……)
||゚ ヮ゚ノ||「(それにしてもどうしようか……このままじゃ負けちゃうにょろ) 私は手札からモンスターをセット! カードを1枚セットしてターンエンド!」
状況
(゜д゜ヘル
LP :8000
手札 :2枚
モンスター:ガーゼット デス・ガーディウス 生還者
魔法or罠 :マクロコスモス
伏せカード:なし
||゚ ヮ゚ノ||
LP :2500
手札 :4枚
モンスター:裏守備(女王様)
魔法or罠 :なし
伏せカード:1枚
(゜д゜ヘル「俺のターン、ドロー」
(゜д゜ヘル「終わりだ……ガーディウスで攻撃!!」
||゚ ヮ゚ノ||「カウンター罠! 攻撃の無力化! 攻撃を無効にしてバトルフェイズを終了させるにょろ!!」
(゜д゜ヘル「……ターンエンドだ」
||゚ ヮ゚ノ||「私のターン! ドロー!」
||゚ ヮ゚ノ||「これはいい切り札。私はハーピィ・レディ・SBを召喚! さらにハーピィ・クイーンを反転召喚!」
《ハーピィ・レディ・SB(サイバー・ボンテージ)/Cyber Harpie Lady》
効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1800/守1300
このカード名はルール上「ハーピィ・レディ」とする。
(゜д゜ヘル「そんなモンスターを並べたところでどうということはない!」
||゚ ヮ゚ノ||「いや、私にはこれがあるさ! 私は魔法カード! ハーピィ・レディ-鳳凰の陣-を発動!!」
(゜д゜ヘル「鳳凰の陣だと……!」
||゚ ヮ゚ノ||「ハーピィの力を集結し! 出でよ鳳凰!! 魔獣どもを焼き尽くすさ!!」
ハーピィの前に青白い炎を纏った巨鳥が現れカイザーのモンスターに突撃した
そしてデス・ガーディウスとガーゼットは燃やし尽くされ、そしてその攻撃はカイザーにも向かった
(゜д゜ヘル「ガーゼットとガーディウスが破壊!? 何故だ!?」
||゚ ヮ゚ノ||「それだけじゃないさ!」
(゜д゜ヘル LP8000→1100「うぅっ!! さらにダメージだと!? しかもこんなに……何故だ!?」
||゚ ヮ゚ノ||「超レアカード! 鳳凰の陣の効果さ!」
||゚ ヮ゚ノ||「昔、私は放浪の旅をしていたさ。そして世界の果てのさらに奥の地でこの超強力レアカードを苦労して手に入れたさ!!」
《ハーピィ・レディ-鳳凰の陣- /Harpie Lady-Circle of Phoenix-》
通常魔法(アニメオリカ)
自分のフィールド上に表側表示で存在する「ハーピィ・レディ」の数だけ相手モンスターを破壊して、
破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手プレイヤーに与える。
このカードの効果で破壊したモンスターの効果は無効となる。発動ターンのバトルフェイズはスキップする。
(゜д゜ヘル「何という壊れカード……これは間違いなく反則級」
(゜д゜ヘル「(そして除外ではガーディウスの効果も発動できない……くっ!)」
||゚ ヮ゚ノ||「これを使ったターン、私は攻撃することができないさ。カードを2枚セットしてターンエンド!!」
状況
(゜д゜ヘル
LP :1100
手札 :3枚
モンスター:生還者
魔法or罠 :マクロコスモス
伏せカード:なし
||゚ ヮ゚ノ||
LP :2500
手札 :1枚
モンスター:ハーピィ女王様 サイバー・エロボンテージ
魔法or罠 :なし
伏せカード:2枚
( ^ω^)「すごいおちゅるやさん! カード一枚であの状況からひっくり返すなんて! でも汚ねぇwwwwwwwww」
||#゚ ヮ゚ノ||「黙ってるさピザ野郎」
(;^ω^)「……はい」
(゜д゜ヘル「くっ……俺のターン、ドロー!」
(゜д゜ヘル「(どうする……だが今は生還者で耐えるしかない)」
(゜д゜ヘル「(大丈夫……マクロコスモスがある限りまだチャンスはある)俺は手札から異次元の生還者を召喚!」
(゜д゜ヘル「もう片方の生還者を守備表示に変更。いくぞ! 生還者でサイバー・ボンテージを攻撃!」
||゚ ヮ゚ノ||「私は罠カード! ハーピィ・レディ-朱雀の陣-を発動!」
(゜д゜ヘル「何!? まさか、また壊れカードか?」
||゚ ヮ゚ノ||「いや、ダメージを0にするだけさ」
《ハーピィ・レディ-朱雀の陣- /Harpie Lady-Circle of Vermillion Sparrow-》
通常罠(アニメオリカ)
自分のフィールド上に表側表示で存在する「ハーピィ・レディ」が2体以上存在している時のみ発動可能。
相手モンスターから受ける戦闘ダメージは発動ターンの終了時まで0になる。
( ^ω^)「テラ下位互換wwwwwwwwwwww」
||゚ ヮ゚ノ||「雰囲気にょろ!! アニメとかのヒーローバリアみたいなもんさ!!」
(゜д゜ヘル「だが戦闘を無効にしたところで生還者は倒せない」
(゜д゜ヘル「さらに俺は魔法カード! 封印の黄金櫃を発動!」
(゜д゜ヘル「俺はデッキからネクロフェイスを除外、2ターン後のスタンバイフェイズに手札に加える」
(゜д゜ヘル「そしてネクロフェイスの効果発動! お互いのデッキの上からカードを5枚除外する!!」
||゚ ヮ゚ノ||「デッキからカードを除外……何の意味があるさ?」
(゜д゜ヘル「……ターンエンドだ」
||゚ ヮ゚ノ||「私のターン! ドロー!」
||゚ ヮ゚ノ||「いくにょろ! 私はハーピィ・クィーンとハーピィ・レディ・SBで生還者を攻撃!!
||゚ ヮ゚ノ||「女王様の鞭(クィーンズ・SMプレイ)!! そして鞭打処刑(ウイップ・バニッシュ)! 」
(゜д゜ヘル LP1100→1000「だが生還者はいくら倒そうと蘇る。意味のないことだ!!」
||゚ ヮ゚ノ||「いや、私にはこれがあるさ! 罠カード! ハーピィの羽根吹雪を発動!!」
( ^ω^)「ハーピィの羽根吹雪!? 今度はどんな効果なんだお!?」
生還者2体は羽根吹雪が吹き乱れる中、ハーピィの鞭攻撃を受け、破壊された
(゜д゜ヘル「何も起こらないぞ……無意味な罠カードだったのか?」
||゚ ヮ゚ノ||「カードを1枚セットしてターンエンド!!」
状況
(゜д゜ヘル
LP :1000
手札 :2枚
モンスター:生還者×2
魔法or罠 :マクロコスモス
伏せカード:なし
||゚ ヮ゚ノ||
LP :2500
手札 :1枚
モンスター:ハーピィ女王様 サイバー・ボンテージ
魔法or罠 :なし
伏せカード:1枚
(゜д゜ヘル「エンドフェイズに生還者は復活する」
しかし、RYOのドローフェイズになってもフィールドには何も復活しなかった
(゜д゜ヘル「何!? 復活しないぞ。ディスクの故障か!?」
||゚ ヮ゚ノ||「ハーピィの羽根吹雪の効果、それは破壊したモンスターの効果を無効にする!!」
(゜д゜ヘル「な……!!」
《ハーピィの羽根吹雪/Harpie's feather Storm》
通常罠(アニメオリカ)
「ハーピィ・レディ」の戦闘時に発動可能。
発動ターンの終了時まで「ハーピィ・レディ」と戦闘を行う相手モンスターの効果は全て無効となる。
(゜д゜ヘル「くそ……生還者が復活できない……!!」
( ^ω^)「流石ちゅるやさん……ハーピィの戦い方はやはり華麗だお!」
( ^ω^)「よし! このままちゅるやさんの勝ちだお!!」
(゜д゜ヘル「俺が負ける……だと!?」
(゜д゜ヘル「俺は……俺は絶対に負けない!!」
(゜д゜ヘル「勝ち続けるんだ!! そのためには俺は何でもやる!! この身を滅ぼそうとも!! 魂を売ろうとも!!」
(゜д゜ヘル「うおぉおぉぉぉぉぉ!!!! 魔獣よ!! 俺に力を!! ドロー!!」
(゜д゜ヘル「フフフ……フハハハハハハハ!!!」
RYOはドローした後、そのカードを見て高笑いした
||゚ ヮ゚ノ||「何を笑ってるさ!!」
(゜д゜ヘル「俺の……勝ちだ!!」
||゚ ヮ゚ノ||「何言ってるさ!!」
(゜д゜ヘル「最後の……そして最強の魔獣の力をお前に見せてやる!!」
||゚ ヮ゚ノ||「最強の魔獣!?」
( ^ω^)「ガーゼット、ガーディウスの他にも魔獣が!?」
(゜д゜ヘル「いくぞ!! 俺は……最強の魔獣!! 紅蓮魔獣 ダ・イーザを召喚!!」
( ^ω^)「何だお……あの四足歩行の赤鬼みたいなモンスターは……」
( ^ω^)「魔獣は全部外見が怖いお……」
||゚ ヮ゚ノ||「生け贄なしのレベル3のモンスター……今までのやつに比べて見劣りしてるようにょろ。そんなのが最強?」
(゜д゜ヘル「確かにこのモンスターは生け贄もいらない下級モンスター……」
(゜д゜ヘル「だがそれ故に召喚しやく、そして最高のポテンシャルを秘めている!!」
(゜д゜ヘル「紅蓮魔獣 ダ・イーザの攻撃力、守備力は除外されているカードの数×400となる!!」
( ^ω^)「!!」
《紅蓮魔獣 ダ・イーザ/Gren Maju Da Eiza》
効果モンスター
星3/炎属性/悪魔族/攻 ?/守 ?
このカードの攻撃力と守備力は、
ゲームから除外されている自分のカードの数×400ポイントになる。
||゚ ヮ゚ノ||「除外されているカードの数……そのためのマクロコスモスやネクロフェイス……!!」
(゜д゜ヘル「除外されているカードは22枚……よって攻撃力は8800!!」
(;^ω^)「た……ただの下級モンスターがは……ハッセンハッピャク!?」
||;゚ ヮ゚ノ||「これはまずい……!!」
(゜д゜ヘル「とどめだ! 己の弱さを呪い朽ち果てるがいい! 紅蓮魔獣 ダ・イーザで攻撃!! アルティメット・カオス・フレア!!」
||;゚ ヮ゚ノ||「罠カード! 重力解除発動! 全てのモンスターを守備表示にするさ!!」
《重力解除/Zero Gravity》
通常罠
自分と相手フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの表示形式を変更する。
(゜д゜ヘル「……そんなのただの一時しのぎだ。ターンエンドだ!」
||;゚ ヮ゚ノ||「(あんなのどうやって倒せって言うのさ)私のターン! ドロー!」
つ手札抹殺
||;゚ ヮ゚ノ||「(今抹殺を使ったらダ・イーザの攻撃力をあげてしまう……どうすればいいにょろ?)」
||;゚ ヮ゚ノ||「(いや、今は手札交換をして少しでも手札に除去がくる可能性を上げるべきさ!!)」
||゚ ヮ゚ノ||「私は手札抹殺を発動! 手札は1枚! これを捨ててカードを1枚ドロー!」
(゜д゜ヘル「俺は3枚捨てて3枚ドロー」
||゚ ヮ゚ノ||「このドローにかけるさ!! ドロー!!」
つ有翼賢者ファルコス
||#゚ ヮ゚ノ||「(ビキビキ!! こんなカード3枚積みにしなきゃよかったさ!!)ターンエンド!!」
(゜д゜ヘル
LP :1000
手札 :2枚
モンスター:ダ・イーザ
魔法or罠 :マクロコスモス
伏せカード:なし
||゚ ヮ゚ノ||
LP :2500
手札 :1枚
モンスター:ハーピィ女王様 サイバー・ボンテージ
魔法or罠 :なし
伏せカード:なし
(゜д゜ヘル「俺のターン、ドロー。スタンバイフェイズに手札にネクロフェイスを加える」
(゜д゜ヘル「さっきのお前のターンでダ・イーザの攻撃力は11200となった!!」
(;^ω^)「攻撃力1万を超えた……こんなの勝てるわけないお!!」
(゜д゜ヘル「いくぞ……ダ・イーザを攻撃表示に変更。ダ・イーザでサイバー・ボンテージを攻撃!! アルティメット・カオス・フレア!!」
||;゚ ヮ゚ノ||「サイバー・ボンテージは破壊……」
(゜д゜ヘル「いつまで壁が持つかな? ターンエンドだ!」
||;゚ ヮ゚ノ||「私のターン、ドロー!!」
||;゚ ヮ゚ノ||「(これも時間稼ぎにしかならないにょろ……)カードを1枚セットしてターンエンド」
(゜д゜ヘル
LP :1100
手札 :4枚
モンスター:ダ・イーザ
魔法or罠 :マクロコスモス
伏せカード:なし
||゚ ヮ゚ノ||
LP :2500
手札 :1枚
モンスター:ハーピィ女王様
魔法or罠 :なし
伏せカード:1枚
(゜д゜ヘル「俺のターン、ドロー」
(゜д゜ヘル「クックック……俺の勝ちだ!!」
||;゚ ヮ゚ノ||「な……何を言ってるにょろ!?」
(゜д゜ヘル「俺は装備魔法、メテオストライクをダ・イーザに装備!!」
||;゚ ヮ゚ノ||「にょろ!?」
(;^ω^)「マズイ……貫通を得たお!! これで守備モンスターがいても終わってしまうお!!」
《メテオ・ストライク/Fairy Meteor Crush》
装備魔法
守備表示モンスターを攻撃した時、
装備モンスターの攻撃力が守備表示モンスターの守備力を越えていれば、
その数値だけ相手ライフポイントに戦闘ダメージを与える。
(゜д゜ヘル「さんざん粘ったが……それもここまでだ!!」
(゜д゜ヘル「とどめだ!! ダ・イーザで攻げ……」
||;゚ ヮ゚ノ||「うわぁぁぁぁぁ!! 待って待って!! 威嚇する咆哮を発動するっさ!!」
(゜д゜ヘル「また時間稼ぎのカードか……だが次こそ終わる!! ターンエンドだ!!」
||;゚ ヮ゚ノ||「(この状況……相手の場には攻撃力1万を超えたモンスター。貫通持ちだから守備にしても耐えられない)」
||;゚ ヮ゚ノ||「(私の手札には地井武男だけ……これはゴッドバードアタックを引かない限り勝つのは無理にょろか……って)」
||;゚ ヮ゚ノ||「(うわぁぁぁぁぁぁぁ!!! よく見たらデッキのゴッドバードアタックが3枚とも除外ゾーンに!!)」
||;゚ ヮ゚ノ||「(これはもしかしてさっきのネクロフェイスの効果にょろか……何でデッキの中に固まってるのさ!!)」
||;゚ ヮ゚ノ||「(私のデッキにゴッドバード意外の除去は鳳凰の陣一枚のみ……私の負けにょろか?)」
(;^ω^)「ちゅるやさん……ちゅるやさんがピンチなのに、僕は何もしてやれないお。ただ見守ることしか……」
||;゚ ヮ゚ノ||「…………」
(゜д゜ヘル「何をしている。早くカードを引け! それともサレンダーする心の準備でもしてるのか?」
||;゚ ヮ゚ノ||「!!」
||;゚ ヮ゚ノ||「サレンダー……」
||゚ ヮ゚ノ||「…………」
||゚ ヮ゚ノ||「確かに私は何を引いても勝てないかもしれない」
||゚ ヮ゚ノ||「それでも……ライフが0になるまで諦めるわけにはいかない!! 降参して逃げ出すのはデュエリストの恥さ!!」
||゚ ヮ゚ノ||「(そう、コウ君のように……私も最後の最後まで諦めない!!)」
||゚ ヮ゚ノ||「いくにょろ!! 私のターン!! ドロー!!」
つ強欲な壺
||゚ ヮ゚ノ||「これは勝利フラグ!! 私は強欲な壺を発動!! カードを2枚ドローする!!」
||゚ ヮ゚ノ||「スゥー……ハァー……」
強欲な壺を除外ゾーンに置いた後、ちゅるやはゆっくりと深呼吸した
||゚ ヮ゚ノ||「(このドローに全てがかかってるさ……緊張するけど……私は引く!!)」
ちゅるやは一枚目をめくった、そのカードは
つハーピィ・ガール(ノーマルパラレル)
||゚ ヮ゚ノ||「\(^o^)/」
||;゚ ヮ゚ノ||「(こ……こんなバニラでどうしろと言うの!?)」
||;゚ ヮ゚ノ||「(せっかくコウ君に貰ったからと思って入れたのに……まさかこんなピンチな場面で引くなんて……!!)」
||#゚ ヮ゚ノ||「(少しでもコウ君のことを考えた私がバカだったさ!!)」
||#゚ ヮ゚ノ||「(何が幸運のハーピィ・ガールさ……こんなの引いても勝てないさ)」
(゜д゜ヘル「どうした? 早く進めろ。それともドローカードがだめなカードだったのか? だったらサレンダーするがいい」
||゚ ヮ゚ノ||「そうね……じゃあサレンダ……」
( ^ω^)「待つおちゅるやさん!!」
||゚ ヮ゚ノ||「何にょろかピザ」
( ^ω^)「本当にもうダメなのかお?」
||゚ ヮ゚ノ||「どうせオワタさ……」
( ^ω^)「ちゅるやさん……僕は兄貴とタッグを組んだ時、ドローした後諦めそうになったお」
||゚ ヮ゚ノ||「…………」
( ^ω^)「でも兄貴のアドバイスで場をよく見て……一点に活路を見出して……そして逆転勝利することができたお!!」
( ^ω^)「ちゅるやさん!! もっと粘ってみるお!! 必ず活路は開けるお!!」
( ^ω^)「もし勝てなくても……精一杯やることが大事だお!! だから諦めちゃダメだお!!」
||゚ ヮ゚ノ||「ブーン……」
||゚ ヮ゚ノ||「(何か希望が出てきた……よし!! このデスティニーにかけるにょろ!!)わかったさ!! 最後までやってみるさ!!」
||゚ ヮ゚ノ||「(それに……)」
(;゚ー ゚)「……まぁ幸運のお守りみたいなもんだ、とっといてくれ」
||゚ ヮ゚ノ||「(コウ君はラッキーカードといって使ってたさ……ハッ! もしかしてこれは次のカードが逆転カードということ!?)」
||゚ ヮ゚ノ||「待たせたにょろね!! ヘルカイザーRYO!! 私は2枚目をドローするさ!!」
(゜д゜ヘル「何を引いても無駄無駄!!」
||゚ ヮ゚ノ||「いくにょろ!! 2枚目ドロー!!」
つ???
||゚ ヮ゚ノ||「!! これは!?」
||゚ ヮ゚ノ||「(こんなの入れた覚えがない……混入してたにょろか)」
ちゅるやはハーピィ・ガールのカードを見た
||゚ ヮ゚ノ||「(コウ君、本当にラッキーが起こったさ!!)」
ちゅるやはそれを手札に入れたあと、RYOの方に顔を向けた
||゚ ヮ゚ノ||「RYO、言っておくけど私のデッキにもう除去はない。引いたカードも除去やコントロール奪取の類ではなかったさ」
(゜д゜ヘル「…………」
(゜д゜ヘル「除去じゃないのなら……ダ・イーザの攻撃力を上回ることなど不可能!! 勝てるわけがない!!」
||゚ ヮ゚ノ||「いいや……たった一つだけダ・イーザを倒す方法があったにょろ!! このカードでそれを成し遂げてみせるさ!!」
||゚ ヮ゚ノ||「いくにょろ!! 私は魔法カード!! エクスチェンジを発動!!」
《エクスチェンジ/Exchange》
通常魔法
お互いに手札を公開し、それぞれ相手のカードを1枚選択する。
選択したカードを自分の手札に加え、そのデュエル中使用する事ができる。
(墓地へ送られる場合は元々の持ち主の墓地へ送られる)
(゜д゜ヘル「エクスチェンジ……お互いの手札交換カードか!! そんな運任せのカードで何ができる!!」
(゜д゜ヘル「そんなもので勝ちを確信しおって……それに俺の手札にもダ・イーザを除去、そしてダ・イーザに勝るカードなどない!!」
||゚ ヮ゚ノ||「いいから私のから好きなのをとるさ!! 私のカードはファルコスとハーピィ・ガール!!」
(゜д゜ヘル「どちらもロクでもないカードだな……どうせならステータスの高いほうだ、ファルコスを貰う」
||゚ ヮ゚ノ||「……よかった、そいつで。相手に大事なカードを渡したまま勝ちたくないからね」
(゜д゜ヘル「ふん! 勝つことなどできはしないと言っただろ!! さぁ、俺の手札から好きなのを取るがいい!!」
||゚ ヮ゚ノ||「私は運任せでエクスチェンジを使ったわけではないさ」
||゚ ヮ゚ノ||「お前は一枚だけ私に見せた手札がある、そいつが私の手に渡ったとき!! 私の勝ちは決まるさ!!」
(゜д゜ヘル「俺がお前に見せたカードなんて……ま……まさか!!」
||゚ ヮ゚ノ||「そう!! 私はお前の手札から貰うのは……」
||゚ ヮ゚ノ||「こいつにょろ! こい! ネクロフェイス!!」
(゜д゜ヘル「!!」
||゚ ヮ゚ノ||「いくにょろ!! 私はネクロフェイスを召喚!!」
||゚ ヮ゚ノ||「ネクロフェイスには除外されたときデッキの上から5枚除外するという能力の他にもう一つ能力があるにょろ!! お前もそれは承知のはず!!」
(゜д゜ヘル「…………」
さっきまで自信満々だったRYOの顔がどんどん青ざめていった
||゚ ヮ゚ノ||「そう……ネクロフェイスのもう一つの効果!! それは召喚したときに除外されたカードを全てデッキに戻す!!」
お互いの除外ゾーンのカードを全てデッキに戻してシャッフル
||゚ ヮ゚ノ||「そして除外されたカードがなくなったダ・イーザの攻撃力は0になるにょろ!!」
《ネクロフェイス》
効果モンスター
星4/闇属性/アンデット族/攻1200/守1800
このカードが召喚に成功した時、
ゲームから除外されているカード全てをデッキに戻してシャッフルする。
このカードの攻撃力はこの効果でデッキに戻したカードの枚数×100ポイントアップする。
このカードがゲームから除外された時、
お互いはデッキの上からカードを5枚ゲームから除外する。
ダ・イーザ 攻撃力12800→0
(゜д゜ヘル「お……俺の最強の魔獣が力を失うなんて!! バ……バカな!! こんなことが!!」
||゚ ヮ゚ノ||「ネクロフェイスの攻撃力は4400になるにょろ!!」
ネクロフェイスはどんどん肥大化していった
ハーピィ・クィーン「何これ? 気持ち悪っ!!」
(゜д゜ヘル「俺の魔獣が……俺自身のモンスターに敗れるなど……」
||゚ ヮ゚ノ||「お前のカードでとどめを刺すなんてまっぴらさ! 自分のモンスターでお前を倒す!」
||゚ ヮ゚ノ||「ハーピィ・クイーンを攻撃表示に変更!」
(゜д゜ヘル「俺の魔獣が……俺が……俺が負けるはずがない!!」
||゚ ヮ゚ノ||「(コウ君……本当にありがとう)」
ちゅるやは手札のハーピィ・ガールのカードを握り締めてハーピィ・クィーンに最後の指示を出す
||゚ ヮ゚ノ||「とどめさ!! ハーピィ・クイーンで紅蓮魔獣 ダ・イーザを攻撃!!」
ハーピィ・クィーン「いくわよ!! 女王爪牙砕断(クィーンズ・スクラッシュ・クラッチ)!!」
ダ・イーザ「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ダ・イーザはハーピィ・クイーンの爪により切り裂かれた
(゜д゜ヘル LP1000→0「俺は……俺は負けたくないぃぃぃぃぃぃ!!!!」
ライフが0になると、RYOは膝をついてうつ伏せに倒れた
( ´・ω・`)「勝者ちゅるや!! よってジェネックス第一回大会! 優勝者はちゅるやさんでござ〜る!!」
ショボノスの宣言すると同時にどっと観衆が沸いた
そう……ちゅるやはナンバー1の栄光に輝いたのだ
( ^ω^)「優勝おめでとうだおちゅるやさん!! あとお兄さんを倒してくれてありがとうだお!」
( ^ω^)「負けたことでお兄さんも多分元に戻ってくれるはずだお。そして勝つだけがデュエルの全てではないと!」
( ^ω^)「それにしてもこれでちゅるやさんがナンバー1だお! 本当にすごいお!!」
||゚ ヮ゚ノ||「いや……私が勝ったのは本当にラッキーさ。エクスチェンジがなかったら多分負けてた……」
||゚ ヮ゚ノ||「それに大会にはクーちゃん、そしてコウ君がいないさ……」
( ^ω^)「…………」
||゚ ヮ゚ノ||「あの二人がいないナンバー1なんて……それに私はコウ君に負けてるさ」
||゚ ヮ゚ノ||「(そう……私の最高のライバル! コウ君、いつか必ず君を倒してみせる!)」
ちゅるやは確かに栄えある優勝の座を掴んだ
だが……ちゅるやの挑戦はまだ終わらない
-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \
//, '/ ヽハ 、 ヽ
〃 {_{⌒ ⌒リ| l │ |
レ!小l● ● 从 |、ノ
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ
/⌒ヽ__|ヘ ゝ._) j /⌒i
\ /:::::∨>,、 __, イァ/ /
. /:::::/ ヾ:::|三/::{ヘ、__∧
`ヽ< ヾ∨:::/ヾ:::彡'
ちゅるや編 完
ジェネックスデュエル大会、決勝トーナメント
場所はブルー寮の前で行われていた
そして今は準決勝、多くのギャラリーが決勝トーナメントの闘いを見つめている
||゚ ヮ゚ノ||「ライザーでダイレクトアタック!」
雑魚「ぐわぁぁぁぁああああ、あべし!」
(゜д゜ヘル「……死ね、ガーゼットでダイレクトアタックだ」
雑魚「ひぃでぶぅ!!」
( ´・ω・`)「デュエル終了! 決勝に進出するのはちゅるやさん! そしてヘルカイザーRYOでござ〜る」
( ´・ω・`)「両者、前へ!!」
||゚ ヮ゚ノ||「よっし! 絶対優勝するにょろ!」
( ^ω^)「ちゅるやさん! がんばってくれお! そしてお兄さんを取り戻してくれお!」
||゚ ヮ゚ノ||「あんたに言われなくても絶対勝つにょろ!」
||゚ ヮ゚ノ||「(それに……コウ君と約束したさ。このハーピィ・ガールのカードにかけても負けられない!)」
(゜д゜ヘル「俺はただ……純粋に勝利を求めるのみ! 立ちはだかるならお前も……魔獣の力により叩きのめす!」
(゜д゜ヘル「いくぞ! 俺はどんな相手だろうと負けない!」
||゚ ヮ゚ノ||「いくさ! 私は約束を果たすために……そして栄光のために闘う!」
二人はデュエルディスクを構えた
優勝を懸けて今、両雄がぶつかる
||゚ ヮ゚ノ||「デュエル!!」(゜д゜ヘル
TURN-32「最強の魔獣降臨! 勝利の鍵は!?」
(゜д゜ヘル「先攻は俺、ドロー」
(゜д゜ヘル「俺はこのモンスターをセット、さらにカードを2枚セットしてターンエンド」
||゚ ヮ゚ノ||「私のターン! ドロー!」
(゜д゜ヘル「リバースカードオープン。俺は永続罠、マクロコスモスを発動」
||;゚ ヮ゚ノ||「マクロコスモス!!」
(゜д゜ヘル「そう、こいつの効果により墓地へ行くカードはすべて除外される」
《マクロコスモス/Macro Cosmos》
永続罠
自分の手札またはデッキから「原始太陽ヘリオス」1体を特殊召喚する事ができる。
また、このカードがフィールド上に存在する限り、
墓地へ送られるカードは墓地へは行かずゲームから除外される。
||;゚ ヮ゚ノ||「(除外デッキなんて……すごく厄介さ)」
||;゚ ヮ゚ノ||「(せっかく制限解除されたからネフティスを2枚入れたのに……これじゃ使いものにならないさ)」
《ネフティスの鳳凰神/Sacred Phoenix of Nephthys》
効果モンスター
星8/炎属性/鳥獣族/攻2400/守1600
このモンスターがカードの効果によって破壊された場合、
次の自分のスタンバイフェイズ時にこのカードを特殊召喚する。
この方法で特殊召喚に成功した場合、
フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。
||゚ ヮ゚ノ||「(だがしょうがない、気を取り直さないと)私は手札から有翼賢者ファルコスを召喚!」
ファルコス「トェェェェェェェイ」
《有翼賢者ファルコス/Winged Sage Falcos》
効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1700/守1200
このカードが戦闘によって破壊し墓地に送った表側攻撃表示の相手モンスターを、
相手のデッキの一番上に戻す事ができる。
||゚ ヮ゚ノ||「いくさ! ファルコスでセットされているモンスターを攻撃! カラカリ・ベビースター!!」
(゜д゜ヘル「俺は砂漠の光を発動! 無駄だ、こいつは異次元の生還者だ」
《異次元の生還者/D.D. Survivor》
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1800/守 200
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードがゲームから除外された場合、
このカードはエンドフェイズ時にフィールド上に特殊召喚される。
||;゚ ヮ゚ノ||「(こ……こんなの倒しても倒してもキリがないにょろ)」
||゚ ヮ゚ノ||「(……だけど私のデッキはハーピィを入れた鳥獣デッキ。魔法・罠除去ならお手の物さ! )」
||゚ ヮ゚ノ||「(狩場かゴッドバードを引き当ててすぐにマクロコスモスを壊してやるにょろ!)ターンエンド!」
状況
(゜д゜ヘル
LP :8000
手札 :3枚
モンスター:生還者
魔法or罠 :マクロコスモス
伏せカード:なし
||゚ ヮ゚ノ||
LP :8000
手札 :5枚
モンスター:武男
魔法or罠 :なし
伏せカード:なし
(゜д゜ヘル「エンドフェイズに生還者は蘇る。俺のターン、ドロー」
(゜д゜ヘル「俺は異次元の生還者を生け贄に偉大魔獣 ガーゼットを召喚!」
(゜д゜ヘル「ガーゼットの攻撃力は生け贄にしたモンスターの元々の攻撃力の倍。つまり攻撃力は3600!!」
||;゚ ヮ゚ノ||「3600!! 生け贄一体なのに何て攻撃力さ。
||;゚ ヮ゚ノ||「これが魔獣の力……!」
(゜д゜ヘル「いくぞ、偉大魔獣 ガーゼットでファルコスに攻撃! グレート・ディメンション・フレア!!」
||;゚ ヮ゚ノ||LP8000→6100「くっ! 強い!!」
(゜д゜ヘル「マクロコスモスの効果でそいつは除外、ターンエンドだ。そして生還者を蘇生する」
||゚ ヮ゚ノ||「(しかも生還者も戻ってきた……くっ、隙がない!)私のターン! ドロー!」
つ有翼賢者ファルコス
ファルコス「トェェェェェェェイ」
||゚ ヮ゚ノ||「(空気って読めるかい?)私はモンスターをセット! ターンエンド!」
||゚ ヮ゚ノ||「(状況は苦しいさ……どうするにょろ?)」
状況
(゜д゜ヘル
LP :8000
手札 :3枚
モンスター:ガーゼット 生還者
魔法or罠 :マクロコスモス
伏せカード:なし
||゚ ヮ゚ノ||
LP :6100
手札 :5枚
モンスター:裏守備(武男)
魔法or罠 :なし
伏せカード:なし
(゜д゜ヘル「俺のターン、ドロー」
(゜д゜ヘル「俺はメルキド四面獣を召喚」
(゜д゜ヘル「さらにメルキド四面獣と異次元の生還者生け贄に第2の魔獣! 仮面魔獣デス・ガーディウスを特殊召喚!!」
《仮面魔獣デス・ガーディウス/Masked Beast Des Guardius》
効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻3300/守2500
「仮面呪術師カースド・ギュラ」 「メルキド四面獣」どちらかを含む
生け贄2体を捧げない限り特殊召喚できない。
このカードがフィールドから墓地に行った時、
デッキから「遺言の仮面」1枚をフィールド上モンスターに装備させ、
デッキをシャッフルする。
||;゚ ヮ゚ノ||「攻撃力3300も出てきた……まずいにょろ!!」
(゜д゜ヘル「いくぞ! まずはデス・ガーディウスでその裏守備を攻撃! マスクド・ブラスター!」
||;゚ ヮ゚ノ||「これは武男さ」
(゜д゜ヘル「ふん、また同じ雑魚モンスター……ただの壁か。死ね! ガーゼットでダイレクトアタックだ!」
||;゚ ヮ゚ノ||LP6100→2500「うぅ……ライフが半分を切った。やばいやばいやばい!」
(゜д゜ヘル「弱い……弱すぎる。こんなデュエルさっさと終わらせてやろう、ターンエンドだ! 生還者は戻るぞ!」
||;゚ ヮ゚ノ||「(舐められてるにょろ……くそっ! このまま終わらせてたまるかにょろ!)私のターン! ドロー!」
つハーピィ・クィーン
《ハーピィ・クィーン》
効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1900/守1200
このカードを手札から墓地に捨てる。
デッキから「ハーピィの狩場」1枚を手札に加える。
このカードのカード名は、フィールド上または墓地に存在する限り
「ハーピィ・レディ」として扱う。
||゚ ヮ゚ノ||「(ktkr!! 手札にハーピィ・レディとっておいてよかったさ…… )私は手札からハーピィ・クイーンを墓地に送り効果発動! 手札に狩場を……」
(゜д゜ヘル「それはできない」
||;゚ ヮ゚ノ||「な……何でさ!」
(゜д゜ヘル「そいつの効果を使うためには墓地にそのカードを送らなければならない」
(゜д゜ヘル「だがマクロコスモスの効果で墓地に送られるカードは除外される。つまり……」
||゚ ヮ゚ノ||「つまり?」
(゜д゜ヘル「コスト、つまり使用条件を満たすことはできないため効果は発動できない。基本中の基本だぞ」
||゚ ヮ゚ノ||「」
||゚ ヮ゚ノ||
||゚ ヮ゚ノ||
||゚ヮ゚ノ||
(゜д゜ヘル「こっちみんな」
||;゚ ヮ゚ノ||「ハハハハハハハ!! ……ねぇ、戻していい?」
(゜д゜ヘル「よかろう」
||゚ ヮ゚ノ||「助かるさ(除外なんて相手にしたことないから知らなかったさ……)
||゚ ヮ゚ノ||「(それにしてもどうしようか……このままじゃ負けちゃうにょろ) 私は手札からモンスターをセット! カードを1枚セットしてターンエンド!」
状況
(゜д゜ヘル
LP :8000
手札 :2枚
モンスター:ガーゼット デス・ガーディウス 生還者
魔法or罠 :マクロコスモス
伏せカード:なし
||゚ ヮ゚ノ||
LP :2500
手札 :4枚
モンスター:裏守備(女王様)
魔法or罠 :なし
伏せカード:1枚
(゜д゜ヘル「俺のターン、ドロー」
(゜д゜ヘル「終わりだ……ガーディウスで攻撃!!」
||゚ ヮ゚ノ||「カウンター罠! 攻撃の無力化! 攻撃を無効にしてバトルフェイズを終了させるにょろ!!」
(゜д゜ヘル「……ターンエンドだ」
||゚ ヮ゚ノ||「私のターン! ドロー!」
||゚ ヮ゚ノ||「これはいい切り札。私はハーピィ・レディ・SBを召喚! さらにハーピィ・クイーンを反転召喚!」
《ハーピィ・レディ・SB(サイバー・ボンテージ)/Cyber Harpie Lady》
効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1800/守1300
このカード名はルール上「ハーピィ・レディ」とする。
(゜д゜ヘル「そんなモンスターを並べたところでどうということはない!」
||゚ ヮ゚ノ||「いや、私にはこれがあるさ! 私は魔法カード! ハーピィ・レディ-鳳凰の陣-を発動!!」
(゜д゜ヘル「鳳凰の陣だと……!」
||゚ ヮ゚ノ||「ハーピィの力を集結し! 出でよ鳳凰!! 魔獣どもを焼き尽くすさ!!」
ハーピィの前に青白い炎を纏った巨鳥が現れカイザーのモンスターに突撃した
そしてデス・ガーディウスとガーゼットは燃やし尽くされ、そしてその攻撃はカイザーにも向かった
(゜д゜ヘル「ガーゼットとガーディウスが破壊!? 何故だ!?」
||゚ ヮ゚ノ||「それだけじゃないさ!」
(゜д゜ヘル LP8000→1100「うぅっ!! さらにダメージだと!? しかもこんなに……何故だ!?」
||゚ ヮ゚ノ||「超レアカード! 鳳凰の陣の効果さ!」
||゚ ヮ゚ノ||「昔、私は放浪の旅をしていたさ。そして世界の果てのさらに奥の地でこの超強力レアカードを苦労して手に入れたさ!!」
《ハーピィ・レディ-鳳凰の陣- /Harpie Lady-Circle of Phoenix-》
通常魔法(アニメオリカ)
自分のフィールド上に表側表示で存在する「ハーピィ・レディ」の数だけ相手モンスターを破壊して、
破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手プレイヤーに与える。
このカードの効果で破壊したモンスターの効果は無効となる。発動ターンのバトルフェイズはスキップする。
(゜д゜ヘル「何という壊れカード……これは間違いなく反則級」
(゜д゜ヘル「(そして除外ではガーディウスの効果も発動できない……くっ!)」
||゚ ヮ゚ノ||「これを使ったターン、私は攻撃することができないさ。カードを2枚セットしてターンエンド!!」
状況
(゜д゜ヘル
LP :1100
手札 :3枚
モンスター:生還者
魔法or罠 :マクロコスモス
伏せカード:なし
||゚ ヮ゚ノ||
LP :2500
手札 :1枚
モンスター:ハーピィ女王様 サイバー・エロボンテージ
魔法or罠 :なし
伏せカード:2枚
( ^ω^)「すごいおちゅるやさん! カード一枚であの状況からひっくり返すなんて! でも汚ねぇwwwwwwwww」
||#゚ ヮ゚ノ||「黙ってるさピザ野郎」
(;^ω^)「……はい」
(゜д゜ヘル「くっ……俺のターン、ドロー!」
(゜д゜ヘル「(どうする……だが今は生還者で耐えるしかない)」
(゜д゜ヘル「(大丈夫……マクロコスモスがある限りまだチャンスはある)俺は手札から異次元の生還者を召喚!」
(゜д゜ヘル「もう片方の生還者を守備表示に変更。いくぞ! 生還者でサイバー・ボンテージを攻撃!」
||゚ ヮ゚ノ||「私は罠カード! ハーピィ・レディ-朱雀の陣-を発動!」
(゜д゜ヘル「何!? まさか、また壊れカードか?」
||゚ ヮ゚ノ||「いや、ダメージを0にするだけさ」
《ハーピィ・レディ-朱雀の陣- /Harpie Lady-Circle of Vermillion Sparrow-》
通常罠(アニメオリカ)
自分のフィールド上に表側表示で存在する「ハーピィ・レディ」が2体以上存在している時のみ発動可能。
相手モンスターから受ける戦闘ダメージは発動ターンの終了時まで0になる。
( ^ω^)「テラ下位互換wwwwwwwwwwww」
||゚ ヮ゚ノ||「雰囲気にょろ!! アニメとかのヒーローバリアみたいなもんさ!!」
(゜д゜ヘル「だが戦闘を無効にしたところで生還者は倒せない」
(゜д゜ヘル「さらに俺は魔法カード! 封印の黄金櫃を発動!」
(゜д゜ヘル「俺はデッキからネクロフェイスを除外、2ターン後のスタンバイフェイズに手札に加える」
(゜д゜ヘル「そしてネクロフェイスの効果発動! お互いのデッキの上からカードを5枚除外する!!」
||゚ ヮ゚ノ||「デッキからカードを除外……何の意味があるさ?」
(゜д゜ヘル「……ターンエンドだ」
||゚ ヮ゚ノ||「私のターン! ドロー!」
||゚ ヮ゚ノ||「いくにょろ! 私はハーピィ・クィーンとハーピィ・レディ・SBで生還者を攻撃!!
||゚ ヮ゚ノ||「女王様の鞭(クィーンズ・SMプレイ)!! そして鞭打処刑(ウイップ・バニッシュ)! 」
(゜д゜ヘル LP1100→1000「だが生還者はいくら倒そうと蘇る。意味のないことだ!!」
||゚ ヮ゚ノ||「いや、私にはこれがあるさ! 罠カード! ハーピィの羽根吹雪を発動!!」
( ^ω^)「ハーピィの羽根吹雪!? 今度はどんな効果なんだお!?」
生還者2体は羽根吹雪が吹き乱れる中、ハーピィの鞭攻撃を受け、破壊された
(゜д゜ヘル「何も起こらないぞ……無意味な罠カードだったのか?」
||゚ ヮ゚ノ||「カードを1枚セットしてターンエンド!!」
状況
(゜д゜ヘル
LP :1000
手札 :2枚
モンスター:生還者×2
魔法or罠 :マクロコスモス
伏せカード:なし
||゚ ヮ゚ノ||
LP :2500
手札 :1枚
モンスター:ハーピィ女王様 サイバー・ボンテージ
魔法or罠 :なし
伏せカード:1枚
(゜д゜ヘル「エンドフェイズに生還者は復活する」
しかし、RYOのドローフェイズになってもフィールドには何も復活しなかった
(゜д゜ヘル「何!? 復活しないぞ。ディスクの故障か!?」
||゚ ヮ゚ノ||「ハーピィの羽根吹雪の効果、それは破壊したモンスターの効果を無効にする!!」
(゜д゜ヘル「な……!!」
《ハーピィの羽根吹雪/Harpie's feather Storm》
通常罠(アニメオリカ)
「ハーピィ・レディ」の戦闘時に発動可能。
発動ターンの終了時まで「ハーピィ・レディ」と戦闘を行う相手モンスターの効果は全て無効となる。
(゜д゜ヘル「くそ……生還者が復活できない……!!」
( ^ω^)「流石ちゅるやさん……ハーピィの戦い方はやはり華麗だお!」
( ^ω^)「よし! このままちゅるやさんの勝ちだお!!」
(゜д゜ヘル「俺が負ける……だと!?」
(゜д゜ヘル「俺は……俺は絶対に負けない!!」
(゜д゜ヘル「勝ち続けるんだ!! そのためには俺は何でもやる!! この身を滅ぼそうとも!! 魂を売ろうとも!!」
(゜д゜ヘル「うおぉおぉぉぉぉぉ!!!! 魔獣よ!! 俺に力を!! ドロー!!」
(゜д゜ヘル「フフフ……フハハハハハハハ!!!」
RYOはドローした後、そのカードを見て高笑いした
||゚ ヮ゚ノ||「何を笑ってるさ!!」
(゜д゜ヘル「俺の……勝ちだ!!」
||゚ ヮ゚ノ||「何言ってるさ!!」
(゜д゜ヘル「最後の……そして最強の魔獣の力をお前に見せてやる!!」
||゚ ヮ゚ノ||「最強の魔獣!?」
( ^ω^)「ガーゼット、ガーディウスの他にも魔獣が!?」
(゜д゜ヘル「いくぞ!! 俺は……最強の魔獣!! 紅蓮魔獣 ダ・イーザを召喚!!」
( ^ω^)「何だお……あの四足歩行の赤鬼みたいなモンスターは……」
( ^ω^)「魔獣は全部外見が怖いお……」
||゚ ヮ゚ノ||「生け贄なしのレベル3のモンスター……今までのやつに比べて見劣りしてるようにょろ。そんなのが最強?」
(゜д゜ヘル「確かにこのモンスターは生け贄もいらない下級モンスター……」
(゜д゜ヘル「だがそれ故に召喚しやく、そして最高のポテンシャルを秘めている!!」
(゜д゜ヘル「紅蓮魔獣 ダ・イーザの攻撃力、守備力は除外されているカードの数×400となる!!」
( ^ω^)「!!」
《紅蓮魔獣 ダ・イーザ/Gren Maju Da Eiza》
効果モンスター
星3/炎属性/悪魔族/攻 ?/守 ?
このカードの攻撃力と守備力は、
ゲームから除外されている自分のカードの数×400ポイントになる。
||゚ ヮ゚ノ||「除外されているカードの数……そのためのマクロコスモスやネクロフェイス……!!」
(゜д゜ヘル「除外されているカードは22枚……よって攻撃力は8800!!」
(;^ω^)「た……ただの下級モンスターがは……ハッセンハッピャク!?」
||;゚ ヮ゚ノ||「これはまずい……!!」
(゜д゜ヘル「とどめだ! 己の弱さを呪い朽ち果てるがいい! 紅蓮魔獣 ダ・イーザで攻撃!! アルティメット・カオス・フレア!!」
||;゚ ヮ゚ノ||「罠カード! 重力解除発動! 全てのモンスターを守備表示にするさ!!」
《重力解除/Zero Gravity》
通常罠
自分と相手フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの表示形式を変更する。
(゜д゜ヘル「……そんなのただの一時しのぎだ。ターンエンドだ!」
||;゚ ヮ゚ノ||「(あんなのどうやって倒せって言うのさ)私のターン! ドロー!」
つ手札抹殺
||;゚ ヮ゚ノ||「(今抹殺を使ったらダ・イーザの攻撃力をあげてしまう……どうすればいいにょろ?)」
||;゚ ヮ゚ノ||「(いや、今は手札交換をして少しでも手札に除去がくる可能性を上げるべきさ!!)」
||゚ ヮ゚ノ||「私は手札抹殺を発動! 手札は1枚! これを捨ててカードを1枚ドロー!」
(゜д゜ヘル「俺は3枚捨てて3枚ドロー」
||゚ ヮ゚ノ||「このドローにかけるさ!! ドロー!!」
つ有翼賢者ファルコス
||#゚ ヮ゚ノ||「(ビキビキ!! こんなカード3枚積みにしなきゃよかったさ!!)ターンエンド!!」
(゜д゜ヘル
LP :1000
手札 :2枚
モンスター:ダ・イーザ
魔法or罠 :マクロコスモス
伏せカード:なし
||゚ ヮ゚ノ||
LP :2500
手札 :1枚
モンスター:ハーピィ女王様 サイバー・ボンテージ
魔法or罠 :なし
伏せカード:なし
(゜д゜ヘル「俺のターン、ドロー。スタンバイフェイズに手札にネクロフェイスを加える」
(゜д゜ヘル「さっきのお前のターンでダ・イーザの攻撃力は11200となった!!」
(;^ω^)「攻撃力1万を超えた……こんなの勝てるわけないお!!」
(゜д゜ヘル「いくぞ……ダ・イーザを攻撃表示に変更。ダ・イーザでサイバー・ボンテージを攻撃!! アルティメット・カオス・フレア!!」
||;゚ ヮ゚ノ||「サイバー・ボンテージは破壊……」
(゜д゜ヘル「いつまで壁が持つかな? ターンエンドだ!」
||;゚ ヮ゚ノ||「私のターン、ドロー!!」
||;゚ ヮ゚ノ||「(これも時間稼ぎにしかならないにょろ……)カードを1枚セットしてターンエンド」
(゜д゜ヘル
LP :1100
手札 :4枚
モンスター:ダ・イーザ
魔法or罠 :マクロコスモス
伏せカード:なし
||゚ ヮ゚ノ||
LP :2500
手札 :1枚
モンスター:ハーピィ女王様
魔法or罠 :なし
伏せカード:1枚
(゜д゜ヘル「俺のターン、ドロー」
(゜д゜ヘル「クックック……俺の勝ちだ!!」
||;゚ ヮ゚ノ||「な……何を言ってるにょろ!?」
(゜д゜ヘル「俺は装備魔法、メテオストライクをダ・イーザに装備!!」
||;゚ ヮ゚ノ||「にょろ!?」
(;^ω^)「マズイ……貫通を得たお!! これで守備モンスターがいても終わってしまうお!!」
《メテオ・ストライク/Fairy Meteor Crush》
装備魔法
守備表示モンスターを攻撃した時、
装備モンスターの攻撃力が守備表示モンスターの守備力を越えていれば、
その数値だけ相手ライフポイントに戦闘ダメージを与える。
(゜д゜ヘル「さんざん粘ったが……それもここまでだ!!」
(゜д゜ヘル「とどめだ!! ダ・イーザで攻げ……」
||;゚ ヮ゚ノ||「うわぁぁぁぁぁ!! 待って待って!! 威嚇する咆哮を発動するっさ!!」
(゜д゜ヘル「また時間稼ぎのカードか……だが次こそ終わる!! ターンエンドだ!!」
||;゚ ヮ゚ノ||「(この状況……相手の場には攻撃力1万を超えたモンスター。貫通持ちだから守備にしても耐えられない)」
||;゚ ヮ゚ノ||「(私の手札には地井武男だけ……これはゴッドバードアタックを引かない限り勝つのは無理にょろか……って)」
||;゚ ヮ゚ノ||「(うわぁぁぁぁぁぁぁ!!! よく見たらデッキのゴッドバードアタックが3枚とも除外ゾーンに!!)」
||;゚ ヮ゚ノ||「(これはもしかしてさっきのネクロフェイスの効果にょろか……何でデッキの中に固まってるのさ!!)」
||;゚ ヮ゚ノ||「(私のデッキにゴッドバード意外の除去は鳳凰の陣一枚のみ……私の負けにょろか?)」
(;^ω^)「ちゅるやさん……ちゅるやさんがピンチなのに、僕は何もしてやれないお。ただ見守ることしか……」
||;゚ ヮ゚ノ||「…………」
(゜д゜ヘル「何をしている。早くカードを引け! それともサレンダーする心の準備でもしてるのか?」
||;゚ ヮ゚ノ||「!!」
||;゚ ヮ゚ノ||「サレンダー……」
||゚ ヮ゚ノ||「…………」
||゚ ヮ゚ノ||「確かに私は何を引いても勝てないかもしれない」
||゚ ヮ゚ノ||「それでも……ライフが0になるまで諦めるわけにはいかない!! 降参して逃げ出すのはデュエリストの恥さ!!」
||゚ ヮ゚ノ||「(そう、コウ君のように……私も最後の最後まで諦めない!!)」
||゚ ヮ゚ノ||「いくにょろ!! 私のターン!! ドロー!!」
つ強欲な壺
||゚ ヮ゚ノ||「これは勝利フラグ!! 私は強欲な壺を発動!! カードを2枚ドローする!!」
||゚ ヮ゚ノ||「スゥー……ハァー……」
強欲な壺を除外ゾーンに置いた後、ちゅるやはゆっくりと深呼吸した
||゚ ヮ゚ノ||「(このドローに全てがかかってるさ……緊張するけど……私は引く!!)」
ちゅるやは一枚目をめくった、そのカードは
つハーピィ・ガール(ノーマルパラレル)
||゚ ヮ゚ノ||「\(^o^)/」
||;゚ ヮ゚ノ||「(こ……こんなバニラでどうしろと言うの!?)」
||;゚ ヮ゚ノ||「(せっかくコウ君に貰ったからと思って入れたのに……まさかこんなピンチな場面で引くなんて……!!)」
||#゚ ヮ゚ノ||「(少しでもコウ君のことを考えた私がバカだったさ!!)」
||#゚ ヮ゚ノ||「(何が幸運のハーピィ・ガールさ……こんなの引いても勝てないさ)」
(゜д゜ヘル「どうした? 早く進めろ。それともドローカードがだめなカードだったのか? だったらサレンダーするがいい」
||゚ ヮ゚ノ||「そうね……じゃあサレンダ……」
( ^ω^)「待つおちゅるやさん!!」
||゚ ヮ゚ノ||「何にょろかピザ」
( ^ω^)「本当にもうダメなのかお?」
||゚ ヮ゚ノ||「どうせオワタさ……」
( ^ω^)「ちゅるやさん……僕は兄貴とタッグを組んだ時、ドローした後諦めそうになったお」
||゚ ヮ゚ノ||「…………」
( ^ω^)「でも兄貴のアドバイスで場をよく見て……一点に活路を見出して……そして逆転勝利することができたお!!」
( ^ω^)「ちゅるやさん!! もっと粘ってみるお!! 必ず活路は開けるお!!」
( ^ω^)「もし勝てなくても……精一杯やることが大事だお!! だから諦めちゃダメだお!!」
||゚ ヮ゚ノ||「ブーン……」
||゚ ヮ゚ノ||「(何か希望が出てきた……よし!! このデスティニーにかけるにょろ!!)わかったさ!! 最後までやってみるさ!!」
||゚ ヮ゚ノ||「(それに……)」
(;゚ー ゚)「……まぁ幸運のお守りみたいなもんだ、とっといてくれ」
||゚ ヮ゚ノ||「(コウ君はラッキーカードといって使ってたさ……ハッ! もしかしてこれは次のカードが逆転カードということ!?)」
||゚ ヮ゚ノ||「待たせたにょろね!! ヘルカイザーRYO!! 私は2枚目をドローするさ!!」
(゜д゜ヘル「何を引いても無駄無駄!!」
||゚ ヮ゚ノ||「いくにょろ!! 2枚目ドロー!!」
つ???
||゚ ヮ゚ノ||「!! これは!?」
||゚ ヮ゚ノ||「(こんなの入れた覚えがない……混入してたにょろか)」
ちゅるやはハーピィ・ガールのカードを見た
||゚ ヮ゚ノ||「(コウ君、本当にラッキーが起こったさ!!)」
ちゅるやはそれを手札に入れたあと、RYOの方に顔を向けた
||゚ ヮ゚ノ||「RYO、言っておくけど私のデッキにもう除去はない。引いたカードも除去やコントロール奪取の類ではなかったさ」
(゜д゜ヘル「…………」
(゜д゜ヘル「除去じゃないのなら……ダ・イーザの攻撃力を上回ることなど不可能!! 勝てるわけがない!!」
||゚ ヮ゚ノ||「いいや……たった一つだけダ・イーザを倒す方法があったにょろ!! このカードでそれを成し遂げてみせるさ!!」
||゚ ヮ゚ノ||「いくにょろ!! 私は魔法カード!! エクスチェンジを発動!!」
《エクスチェンジ/Exchange》
通常魔法
お互いに手札を公開し、それぞれ相手のカードを1枚選択する。
選択したカードを自分の手札に加え、そのデュエル中使用する事ができる。
(墓地へ送られる場合は元々の持ち主の墓地へ送られる)
(゜д゜ヘル「エクスチェンジ……お互いの手札交換カードか!! そんな運任せのカードで何ができる!!」
(゜д゜ヘル「そんなもので勝ちを確信しおって……それに俺の手札にもダ・イーザを除去、そしてダ・イーザに勝るカードなどない!!」
||゚ ヮ゚ノ||「いいから私のから好きなのをとるさ!! 私のカードはファルコスとハーピィ・ガール!!」
(゜д゜ヘル「どちらもロクでもないカードだな……どうせならステータスの高いほうだ、ファルコスを貰う」
||゚ ヮ゚ノ||「……よかった、そいつで。相手に大事なカードを渡したまま勝ちたくないからね」
(゜д゜ヘル「ふん! 勝つことなどできはしないと言っただろ!! さぁ、俺の手札から好きなのを取るがいい!!」
||゚ ヮ゚ノ||「私は運任せでエクスチェンジを使ったわけではないさ」
||゚ ヮ゚ノ||「お前は一枚だけ私に見せた手札がある、そいつが私の手に渡ったとき!! 私の勝ちは決まるさ!!」
(゜д゜ヘル「俺がお前に見せたカードなんて……ま……まさか!!」
||゚ ヮ゚ノ||「そう!! 私はお前の手札から貰うのは……」
||゚ ヮ゚ノ||「こいつにょろ! こい! ネクロフェイス!!」
(゜д゜ヘル「!!」
||゚ ヮ゚ノ||「いくにょろ!! 私はネクロフェイスを召喚!!」
||゚ ヮ゚ノ||「ネクロフェイスには除外されたときデッキの上から5枚除外するという能力の他にもう一つ能力があるにょろ!! お前もそれは承知のはず!!」
(゜д゜ヘル「…………」
さっきまで自信満々だったRYOの顔がどんどん青ざめていった
||゚ ヮ゚ノ||「そう……ネクロフェイスのもう一つの効果!! それは召喚したときに除外されたカードを全てデッキに戻す!!」
お互いの除外ゾーンのカードを全てデッキに戻してシャッフル
||゚ ヮ゚ノ||「そして除外されたカードがなくなったダ・イーザの攻撃力は0になるにょろ!!」
《ネクロフェイス》
効果モンスター
星4/闇属性/アンデット族/攻1200/守1800
このカードが召喚に成功した時、
ゲームから除外されているカード全てをデッキに戻してシャッフルする。
このカードの攻撃力はこの効果でデッキに戻したカードの枚数×100ポイントアップする。
このカードがゲームから除外された時、
お互いはデッキの上からカードを5枚ゲームから除外する。
ダ・イーザ 攻撃力12800→0
(゜д゜ヘル「お……俺の最強の魔獣が力を失うなんて!! バ……バカな!! こんなことが!!」
||゚ ヮ゚ノ||「ネクロフェイスの攻撃力は4400になるにょろ!!」
ネクロフェイスはどんどん肥大化していった
ハーピィ・クィーン「何これ? 気持ち悪っ!!」
(゜д゜ヘル「俺の魔獣が……俺自身のモンスターに敗れるなど……」
||゚ ヮ゚ノ||「お前のカードでとどめを刺すなんてまっぴらさ! 自分のモンスターでお前を倒す!」
||゚ ヮ゚ノ||「ハーピィ・クイーンを攻撃表示に変更!」
(゜д゜ヘル「俺の魔獣が……俺が……俺が負けるはずがない!!」
||゚ ヮ゚ノ||「(コウ君……本当にありがとう)」
ちゅるやは手札のハーピィ・ガールのカードを握り締めてハーピィ・クィーンに最後の指示を出す
||゚ ヮ゚ノ||「とどめさ!! ハーピィ・クイーンで紅蓮魔獣 ダ・イーザを攻撃!!」
ハーピィ・クィーン「いくわよ!! 女王爪牙砕断(クィーンズ・スクラッシュ・クラッチ)!!」
ダ・イーザ「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ダ・イーザはハーピィ・クイーンの爪により切り裂かれた
(゜д゜ヘル LP1000→0「俺は……俺は負けたくないぃぃぃぃぃぃ!!!!」
ライフが0になると、RYOは膝をついてうつ伏せに倒れた
( ´・ω・`)「勝者ちゅるや!! よってジェネックス第一回大会! 優勝者はちゅるやさんでござ〜る!!」
ショボノスの宣言すると同時にどっと観衆が沸いた
そう……ちゅるやはナンバー1の栄光に輝いたのだ
( ^ω^)「優勝おめでとうだおちゅるやさん!! あとお兄さんを倒してくれてありがとうだお!」
( ^ω^)「負けたことでお兄さんも多分元に戻ってくれるはずだお。そして勝つだけがデュエルの全てではないと!」
( ^ω^)「それにしてもこれでちゅるやさんがナンバー1だお! 本当にすごいお!!」
||゚ ヮ゚ノ||「いや……私が勝ったのは本当にラッキーさ。エクスチェンジがなかったら多分負けてた……」
||゚ ヮ゚ノ||「それに大会にはクーちゃん、そしてコウ君がいないさ……」
( ^ω^)「…………」
||゚ ヮ゚ノ||「あの二人がいないナンバー1なんて……それに私はコウ君に負けてるさ」
||゚ ヮ゚ノ||「(そう……私の最高のライバル! コウ君、いつか必ず君を倒してみせる!)」
ちゅるやは確かに栄えある優勝の座を掴んだ
だが……ちゅるやの挑戦はまだ終わらない
-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \
//, '/ ヽハ 、 ヽ
〃 {_{⌒ ⌒リ| l │ |
レ!小l● ● 从 |、ノ
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ
/⌒ヽ__|ヘ ゝ._) j /⌒i
\ /:::::∨>,、 __, イァ/ /
. /:::::/ ヾ:::|三/::{ヘ、__∧
`ヽ< ヾ∨:::/ヾ:::彡'
ちゅるや編 完
コメントをかく