ニュー速VIP及び製作速報のスレッド「( ^ω^)ブーンが遊戯王の世界で頂点を目指すようです」のまとめwikiです

( ^ω^)「この長々と続いた駄作もあと2話で完結?」

||゚ ヮ゚ノ||「みんな最後まで付き合ってくれるにょろか?」

≦`・ω・)「俺もいるぞ!!」




今回はクー視点の話

違和感があるかもしれないけどご了承ください

TURN-33「tune the rainbow」

コウはモナ王と一人で戦おうとしてた
自分の仇との戦いはつらいはずだろう、できればそんなことはさせたくない
過去なんか忘れてほしい……戦いなんてせずにわたしと平穏な毎日を送ってほしい
だけどダメなんだ……コウをわたしは止めることはできない

コウは復讐ではなく「ケジメ」だと言った。私には意味がよくわからなかった
だけどコウにとってそれはすごく重要なことなんだろう
だからわたしは手伝おうと思った
少しでもコウの負担が減らせるように
そしてもう一度今までの幸せな日々を過ごしたかった
コウが過去を本当にただの過去へと変えられるようにしたいと思った

モナ王の待つ大聖堂へとかけつけたコウとわたしだったが、そこにモナ王の部下のブレンに負けて倒れているピカチュウがいた

( ゚ー ゚)「おい! 大丈夫か!!」

コウはピカチュウの元へ歩みよる

だがピカチュウは起き上がるとコウに言った

▼o・ェ・o▼「あぁ……僕は大丈夫だが……まったく情けないものだ」

( ゚ー ゚)「後は俺に任せておけ。大丈夫だから」

▼o・ェ・o▼「……すまない」

ピカチュウがそう言った後、大聖堂の奥からモナ王が現れた
わたしはこいつが憎い……コウを貶めた張本人だからだ
こいつがいなければコウはもっと幸せだったのだろう
そう思うと怒りが止まらなかった

( ´∀`)「ついにきたかコウよ! 私と闘いたいか? 私を倒したいか? 私の邪神を止めたいか!?」

( ゚ー ゚)「くっ! モナ王……俺は……!」

( ´∀`)「ならば私の最強の部下! ブレンを倒してみよ! そうしたら……私が直々に相手をしよう!!」

モナ王がブレンと言ったパーカーを着た男の子がいた
歳は私たちより下だろうか、幼い顔をしていた
だが髪の色は白く、まるでおじいちゃんのようだった
一体どんなことがあったんだろう……私には想像もつかなかった

( ゚ー ゚)「力場 武蓮(りきば ぶれん)。お前か……!」

コウはその男の子を知っているようだった
わたしの知らないコウの過去、恐らくコウがいた光の結社という組織の仲間か何かだったのだろう
コウにはわたしの知らない過去がある
そのことがわたしにはとても寂しく……切なく思えた

ブレン「平地聖。貴様がいなくなってから僕は一番となった」

ブレン「だがもう僕は2番目だった僕じゃない。僕が貴様を超えたことをデュエルで証明してやる」

コウとブレン、そしてモナ王のやりとりを……大好きなコウがわたしの知らない人との会話を見て、心の中は複雑になっていた
コウにはわたしの知らない過去がある……そう、想像もつかないようなつらい過去が
そしてまたコウは向かい合おうとしてる。自分の過去に


嫌だ……そんなのさせたくない! 忘れたほうがいいに決まってる!
わたしは、コウを守る! 悪い過去からコウを守り抜きたい!

川*゚ -゚)「コウ……そいつの相手はわたしがするよ」

わたしがそう言うとコウはとても驚いたようだった

( ゚ー ゚)「クー、そんなのだめだ! あいつは強い! 危険すぎる!」

川*゚ -゚)「だって……このまま何もしないんじゃわたしがついてきた意味がないじゃないか!」

川*゚ -゚)「だからお願い。少しでもお前の力になりたいんだ。今回だけは……ね?」

わたしは絶対にコウにデュエルさせたくなかった
だからそのためにそれらしいことを言ってどうしてもわたしがデュエル出来るように仕向けようとした

そして強く言ったからか、コウは納得してくれたようだった

( ゚ー ゚)「……わかった。だが無理は絶対にしないでくれ! お願いだ」

川*゚ー゚)「わかってるよ。無茶はしない、約束する」

わたしはコウに心配させないように笑顔を作ってそう言うと、指をコウに手に少しだけ触れさせた
本当は抱きしめて欲しかった……だけど今はこれだけで十分だった
これでわたしは戦える。そう、大好きな人のために

だがコウとわたしが話しているのを見ていたブレンは納得がいかないようだった

ブレン「お前が相手だと……お前のようなやつを相手にしても意味がない! 僕が倒したいのは平地聖! 貴様だけだ」

ブレン「それに僕は女は嫌いだ……女は弱いからな」

わたしはむっとした
女だから? そんなこと関係ないだろう
いわゆる男女差別だ……わたしはこれがとても嫌いだった

川*゚ -゚)「デュエルに男も女もないだろ、勝手に決め付けるな」

ブレン「違うな、僕はわかってる。男は常に上を目指そうとするが女は違う。女はむしろ安定を望む生き物だ」

ブレン「だから女は弱い。安定を望むものに上を……頂点を目指すことのないものに強さなどない」

川*゚ -゚)「…………!」

確かにそうだった
わたしは昔は両親の意思を継いでデュリストとしての頂点を目指そうとしていた
そのために男にも負けないように女を捨てたつもりだった
だがコウに出会ってからわたしは変わった
ずっとコウといたいと
わたしは今、確かに安定を望んでいた

だけどわたしはデュエルは強くありたいと思っている、今でも強さを求めている
コウは本当に生まれついてのデュエリストだ
だからコウに置いていかれないようにわたしも強くならなきゃいけないと思った
いつかはわたしもコウもプロになるのだろうか……

それにわたしは今ほど強さを求めたいと思ったことはなかった
コウを守りたい……! 守りたいと思う力はきっと強いはず!
絶対にわたしはコウを守ってみせる!
このデュエルは絶対に負けられない!

川*゚ -゚)「なら試してみるといい! わたしが弱いのかどうかを」

川*゚ -゚)「だがわたしは絶対に勝つ!」

そういうとわたしは右手につけていたデュエルディスクを展開させた

ブレン「まぁいい、貴様を倒してからでも遅くはない。叩きのめしてやる!」

ブレンもそういうと黒いデュエルディスクを展開させた
普通と仕様の違うデュエルディスク……恐らくこいつは特別に強いという証なのだろう
戦いに備え、さっきまでコウに触れたおかげで緩んでたわたしの顔が引き締まる

川*゚ -゚)「デュエル!」ブレン

川*゚ -゚)「(頼むぞ! 宝玉獣達!)わたしからだ! ドロー!」

川*゚ -゚)「わたしは手札からこのモンスターをセット! ターンエンドだ!」

ブレン「そういえば……お前は宝玉獣デッキの使い手らしいな」

ブレン「なるほど……少しは楽しめそうだ。僕のターン、ドロー」

ブレン「僕はダブルコストンを召喚」

ブレン「ダブルコストンで裏守備を攻撃」

川*゚ -゚)「フッ、これはエメラルド・タートルだ。守備力は2000」

《宝玉獣(ほうぎょくじゅう) エメラルド・タートル》
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻 600/守2000
このターン中に攻撃を行った自分フィールド上に存在する
モンスター1体を守備表示にする事ができる。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードがモンスターカードゾーン上で破壊された場合、
墓地へ送らずに永続魔法カード扱いとして
自分の魔法&罠カードゾーンに表側表示で置く事ができる。

ブレン LP8000→7700「1ターン目に壁モンスターか……僕はカードを1枚セットしてターンエンド」

川*゚ -゚)「わたしのターン! ドロー!」

川*゚ -゚)「わたしは宝玉獣 アンバー・マンモスを召喚!」

《宝玉獣(ほうぎょくじゅう) アンバー・マンモス》
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻1700/守1600
自分フィールド上に表側表示で存在する
「宝玉獣」と名のついたモンスターが攻撃対象に選択された時、
このカードに攻撃対象を変更する事ができる。
このカードがモンスターカードゾーン上で破壊された場合、
墓地へ送らずに永続魔法カード扱いとして
自分の魔法&罠カードゾーンに表側表示で置く事ができる。

川*゚ -゚)「エメラルド・タートルを攻撃表示に変更! アンバー・マンモスでダブルコストンを攻撃! アンバー・スタンプ!」

ブレン「相打ちか……」

川*゚ -゚)「だが琥珀象はただ墓地に行くだけじゃない。魔法・罠ゾーンに宝玉として残ってくれる」

川*゚ -゚)「そう……まだわたしの力になってくれる! さらにエメラルド・タートルでダイレクトアタック!! エメラルド・カッター!」

ブレン LP7700→7100「壁モンスターでわざわざ攻撃だと……倒してくれと言っているようなものだな」

川*゚ -゚)「いや……エメラルド・タートルの効果発動! エメラルド・タートルを守備表示に! ターンエンド!」

ブレン「なるほど……表示形式変更ができる効果か。僕のターン、ドロー」

ブレン「だがそんな貧弱なモンスター、こいつの敵ではない。僕はクリボーを呼ぶ笛を発動! デッキからハネクリボーを召喚」

川*゚ -゚)「時間稼ぎのモンスター……だがこのタイミングでの発動……生け贄か?」

ブレン「そう……僕はハネクリボーを生け贄に天魔神 インヴィシルを召喚」

川*゚ -゚)「天魔神……だと?」

ブレン「いくぞ、インヴィシルでエメラルド・タートルを攻撃。イービル・ハリケーン!」

川*゚ -゚)「エメラルド・タートルは破壊……だが宝玉となる!」

ブレン「ターンエンド」


状況

川*゚ -゚)
LP   :8000
手札   :5枚
モンスター:なし
魔法or罠 :琥珀像 緑亀
伏せカード:なし

ブレン
LP   :7100
手札   :3枚
モンスター:インヴィシル
魔法or罠 :なし
伏せカード:1枚

ブレン「おっと、忘れていた。この天魔神 インヴィシルの能力により君も僕も魔法カードは使えない」

川;゚ -゚)「何!?」

《天魔神(てんましん) インヴィシル》
効果モンスター
星6/地属性/天使族/攻2200/守1600
このカードは特殊召喚できない。
生け贄召喚時の生け贄によって以下の効果を得る。
●光属性・天使族:このカードがフィールド上に
表側表示で存在する限り、魔法カードの効果を無効にする。
●闇属性・悪魔族:このカードがフィールド上に
表側表示で存在する限り、罠カードの効果を無効にする。

まずい……宝玉獣デッキは魔法カードを主軸としたデッキ
魔法を封じられては攻撃力2200のモンスターを倒すのは難しい、どうする?
だが手はないわけではない、わたしのデッキには対策モンスターはある
今の手札にはないが……そのうち引くことができれば!

川*゚ -゚)「わたしのターン! ドロー!」

つレインボー・ルイン

川*゚ -゚)「(そんなにうまく引けないか……対抗策がない。耐えるしか……)私は手札からこのモンスターをセット! ターンエンド!」

ブレン「僕のターン、ドロー」

ブレン「僕はダブルコストンを召喚」

ブレン「まずはインヴィシルで裏守備を攻撃。イービル・ハリケーン」

川*゚ -゚)「コバルト・イーグルだ。破壊され宝玉となる」

ブレン「さらにダブルコストンでダイレクトアタック」

川*゚ -゚) LP8000→6300「くっ! だがまだまだ……」

ブレン「魔法なしでこの攻撃に耐えられるかな? ターンエンドだ」

川*゚ -゚)「わたしのターン! ドロー!」

川*゚ -゚)「(きた! さすがわたし!)わたしは手札から龍脈に棲む者を召喚!」

ブレン「攻撃力1500……ダブルコストンにさえ適わないぞ」

川*゚ -゚)「いや、龍脈に棲む者の攻撃力はわたしのフィールドの永続魔法の数×300ポイントアップする。攻撃力は2400だ!」

ブレン「生け贄なしでそれだけの攻撃力だと……!」

川*゚ -゚)「宝玉獣は総じて攻撃力が低い。その弱点を補うためにわたしの他のデッキに入れていたこいつを投入させてもらった」

だがどうする……龍脈でどちらを倒すか
インヴィシルを倒さなければ魔法は使えない……だが除去されない限り龍脈は早々倒されないだろう
それにインヴィシルの効果で除去魔法が使えないわけだから除去される可能性は低いはず
だがもしならずものなどで除去されたら? またインヴィシルをのさばらせてしまうことになる
ダブルコストンのほうも厄介だ……次のターンに闇属性の最上級モンスターを出されてしまう可能性も低くはない
いや、大丈夫! 宝玉獣デッキは魔法さえ使えればどうにかなる! ここはインヴィシルだ!

川*゚ -゚)「いくぞ! わたしは龍脈でインヴィシルを攻撃! ドラゴンズ・ドリーム!」

ブレン LP7100→6900「インヴィシルがやられたか……」

川*゚ -゚)「これで魔法が使える! わたしはフィールド魔法! 虹の古代都市−レインボー・ルインを発動!ターンエンド!」

《虹の古代都市−レインボー・ルイン》
フィールド魔法
自分の魔法&罠カードゾーンに存在する
「宝玉獣」と名のついたカードの数により以下の効果を得る。
●1枚以上:このカードはカードの効果によっては破壊されない。
●2枚以上:1ターンに1度だけプレイヤーが受ける
戦闘ダメージを半分にする事ができる。
●3枚以上:自分フィールド上の「宝玉獣」と名のついた
モンスター1体を墓地へ送る事で、魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。
●4枚以上:1ターンに1度だけ自分のメインフェイズ時に
自分のデッキからカードを1枚ドローする事ができる。
●5枚:1ターンに1度だけ自分のメインフェイズ時に
魔法&罠カードゾーンに存在する「宝玉獣」と名のついた
カード1枚を特殊召喚する事ができる。

相変わらず長いテキストだ……だがこいつがあればこの後の展開をかなり有利に進められるはず
これで最上級モンスターさえ出されなければいいんだが……

ブレン「僕のターン。ドロー!」

ブレン「君に……僕の本気を見せてあげよう」

ブレン「僕は確かに天魔神のカードを欲した。だがこのカードはそれを遥かに超えた力を持っている!!」

川*゚ -゚)「……天魔神以上の力だと?」

ブレン「いくよ! 僕は手札から俊足のギラザウルスを特殊召喚!」

川*゚ -゚)「特殊召喚……」

ブレン「ただし君は墓地から好きなモンスターを1体特殊召喚できる。もっとも君の墓地にモンスターはいないけどね」

《俊足のギラザウルス/Gilasaurus》
効果モンスター
星3/地属性/恐竜族/攻1400/守 400
このモンスターの召喚を特殊召喚扱いにする事ができる。
特殊召喚扱いにした場合、相手の墓地から相手は
モンスター1体を特殊召喚する事ができる。

川*゚ -゚)「宝玉獣の効果が裏目になったとでも言いたいのか? そんなことは微塵も思ってない」

川*゚ -゚)「それにそんな攻撃力のモンスター1体で……」

ブレン「忘れてないかい? こいつは特殊召喚……つまり僕はまだ召喚権を残している!」

川*゚ -゚)「まさか……!」

ブレン「そう、僕はこのモンスター2体を生け贄にする」

ブレン「こいつで君を粉砕してやるよ!」

ブレン「フィールドのすべてを抹殺せよ! 僕は手札から邪神イレイザーを召喚!!」

川*゚ -゚)「邪神イレイザー!」

これはモナ王が復活させようとした邪神の一体なのだろう……3体分の生け贄による召喚、弱いはずがない
それに同じ邪神……サキという人が使ったドレッド・ルートも強かった
やはりコストンのほうを倒すべきだったか……だが悔やんでいても仕方はない。まずは能力を把握しなくては

ブレン「邪神イレイザーの攻撃力は君のフィールドのカードの数×1000となる」

川*゚ -゚)「!! わたしには5枚のカードがある」

川*゚ -゚)「つまり攻撃力5000……」

ブレン「その通り。いくよ、邪神イレイザーで龍脈に棲む者を攻撃! ダイジェスティブ・ブレス!」

川;゚ -゚) LP6300→5000「レインボー・ルインの効果発動……戦闘ダメージを半分にする」

ブレン「ターンエンドだ!」

状況

川*゚ -゚)
LP   :5000
手札   :4枚
モンスター:なし
魔法or罠 :琥珀像 緑亀 藍鳥 レインボー・ルイン
伏せカード:なし

ブレン
LP   :6900
手札   :2枚
モンスター:イレイザー(攻撃力4000)
魔法or罠 :なし
伏せカード:1枚

ブレン「僕の邪神イレイザーと君の宝玉獣デッキはとても相性がよくないようだね!」

ブレン「死んでもフィールドに残る効果を持つ宝玉獣が僕の邪神に力を与えてくれるなんて! アハハハハハ!!」

ブレン「(これなら僕がセットしている心鎮壷(シン・ツェン・フー)を使うまでもないか……)」

《心鎮壷(シン・ツェン・フー)/Xing Zhen Hu》
永続罠
フィールド上にセットされた魔法・罠カードを2枚選択して発動する。
このカードがフィールド上に存在する限り、
選択された魔法・罠カードは発動できない。

確かに……あいつの言う通り、わたしとあいつの邪神はかなり相性が悪いかもしれない
だけどわたしはこのデッキを選択したことを後悔はしていないまだチャンスは全然ある!
それにコウのためにも……相性が悪いくらいで諦めるわけにはいかない! 絶対に勝つんだ!

川*゚ -゚)「わたしのターン! ドロー!」

つ宝玉の氾濫

《宝玉の氾濫(はんらん)》
通常魔法
自分の魔法&罠カードゾーンに存在する「宝玉獣」と名のついたカード4枚を
墓地へ送る事で発動する事ができる。
フィールド上のカードを全て墓地へ送る。
さらにその効果によって墓地へ送られた相手フィールド上のカードの数まで、
自分の墓地に存在する「宝玉獣」と名のついたモンスターを可能な限り特殊召喚する。

川*゚ -゚)「(よし! こいつさえ発動できればイレイザーを倒せる!)」

川*゚ -゚)「わたしはこのモンスターをセット! ターンエンド!」

ブレン「僕のターン! ドロー!」

ブレン「イレイザーの攻撃力は5000! いくよ! 僕は邪神イレイザーで裏守備を攻撃! ダイジェスティブ・ブレス!」

川*゚ -゚)「裏守備はルビー・カーバンクルだ! 宝玉となる」

ブレン「宝玉にしていいのかい? またイレイザーの攻撃力をあげることになるよ」

川*゚ -゚)「構いはしない! 邪神ごときを恐れて自分のスタイルを変えるなんてことはしない!」

ブレン「……ハッハッハ、君の考えは読めてるよ。イレイザーを宝玉の氾濫で倒すつもりだね」

川*゚ -゚)「……さぁどうかな」

ブレン「言っておくけどそんな君の思い通りにはさせないよ。邪神にはもう一つ能力がある!!」

ブレン「いくよ! 僕はイレイザーの効果発動! オール・デリート!!」

ブレンの掛け声とともにイレイザーは黒い衝撃波を放った

そして……衝撃波をくらい、わたしの全ての宝玉が砕け散った

川*゚ -゚)「わたしの宝玉獣たちが……!!」

宝玉が砕け散った後、イレイザーの姿はそこにはなかった

ブレン「イレイザーのもう一つの効果。それはこのモンスターが破壊することでフィールドの全てのカードを削除する」

ブレン「そしてこの効果は自発的に使うこともできる」

《邪神イレイザー》
効果モンスター
星10/闇属性/悪魔族/攻 ?/守 ?
このカードは特殊召喚できない。
自分フィールド上に存在するモンスター3体を
生け贄に捧げた場合のみ通常召喚する事ができる。
このカードの攻撃力・守備力は、相手フィールド上に存在する
カードの枚数×1000ポイントの数値になる。
このカードが破壊され墓地へ送られた時、フィールド上のカードを全て破壊する。
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを破壊する事ができる。

川*゚ -゚)「そんな……! デッキの力の源である宝玉がなくなっては……!」

ブレン「宝玉獣は大嵐などの全体除去にも弱い……ハハハハハ、やはり君の宝玉獣はつくづく僕のデッキと相性が悪いようだ。僕はカードを2枚セットしてターンエンド!」

状況

川*゚ -゚)
LP   :5000
手札   :4枚
モンスター:なし
魔法or罠 :レインボー・ルイン
伏せカード:なし

ブレン
LP   :6900
手札   :2枚
モンスター:なし
魔法or罠 :なし
伏せカード:2枚

川*゚ -゚)「(また一から戦略を組み立てなければ……)わたしのターン! ドロー!」

川*゚ -゚)「わたしは手札から宝玉獣! サファイア・ペガサスを召喚!」

川*゚ -゚)「ペガサスの効果でデッキからアメジスト・キャットを魔法・罠ゾーンに! サファイア・クォーニング!」

川*゚ -゚)「さらに手札から手札から宝玉の契約を発動! アメジスト・キャットを特殊召喚!」

《宝玉の契約》
通常魔法
自分の魔法&罠カードゾーンに存在する「宝玉獣」と名のついたカードを
1枚選択して特殊召喚する。

川*゚ -゚)「(ミラーフォースの可能性もあるが……今は伏せを気にしている場合じゃないな)いくぞ! アメジスト・キャットとサファイア・ペガサスでダイレクトアタック!」

川*゚ -゚)「サファイア・トルネード! アメジスト・ネイル!」

ブレン LP6900→3900「いいのかい? 大量展開したらまたイレイザーがくるかもしれないよ?」

ブレン「(ブラフの心鎮壷を気にせずに攻撃してきたか……)」

川*゚ -゚)「そう簡単に何回も呼ばれてたまるか! ターンエンド!」

ブレン「僕のターン、ドロー!」

ブレン「僕は天使の施しを発動! 手札からワタポンと貪欲な壺を捨てる!」

ブレン「僕はさらに強欲な壺を発動! カードを2枚ドロー!」

ブレン「邪神なら何回も呼べるさ……僕のタクティクスならね!」

ブレン「いくよ! 僕はからリビングデッドの呼び声を発動! 墓地のワタポンを特殊召喚!」

《ワタポン/Watapon》
効果モンスター
星1/光属性/天使族/攻 200/守 300
このカードが魔法・罠・モンスターの効果によって
自分のデッキから手札に加わった場合、
このカードを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。

ブレン「さらに手札から速攻魔法! 地獄の暴走召喚を発動!」

川*゚ -゚)「地獄の暴走召喚!!」

ブレン「そう……僕はデッキからワタポンを2体特殊召喚!」

川*゚ -゚)「(3体のモンスターを一気に……まさかまた邪神が……)」

ブレン「さぁ、君もどちらか好きなほうを選ぶといい」

川*゚ -゚)「!!」

《地獄の暴走召喚/Inferno Reckless Summon》
速攻魔法
相手フィールド上に表側表示モンスターが存在し、自分フィールド上に
攻撃力1500以下のモンスター1体の特殊召喚に成功した時に発動する事ができる。
その特殊召喚したモンスターと同名カードを自分の手札・デッキ・墓地から
全て攻撃表示で特殊召喚する。
相手は相手フィールド上のモンスター1体を選択し、そのモンスターと
同名カードを相手自身の手札・デッキ・墓地から全て特殊召喚する。

そうだった……暴走召喚の効果はわたしにも及ぶ。つまりまたイレイザーをパワーアップさせてしまうというのか……
ペガサスの効果を使うのはマズイ……! 下手したらこのターンで終わってしまう
任意効果だから大丈夫だろうが……ここはダイレクトアタックの選択肢も考えてアメジストキャットだ!

川*゚ -゚)「わたしはデッキからアメジスト・キャットを2体、守備表示で特殊召喚!」

ブレン「雑魚共が並んだ並んだ! 出でよ邪神! 僕は3体のワタポンを生け贄に手札から2枚目邪神イレイザーを特殊召喚!!」

川*゚ -゚)「やはり来たか……」

ブレン「イレイザーの攻撃力は5000!! いくよ! 僕はイレイザーで攻撃表示のアメジスト・キャットを攻撃! ダイジェスティブ・ブレス!!」

川*゚ -゚) LP5000→1200「アメジストは……宝玉となる!!」

ブレン「懲りないな……宝玉になんかしなきゃいいのに、ターンエンド!!」

状況

川*゚ -゚)
LP   :1200
手札   :3枚
モンスター:紫水晶猫×2 馬
魔法or罠 :レインボー・ルイン 紫水晶猫
伏せカード:なし

ブレン
LP   :3900
手札   :1枚
モンスター:イレイザー(攻撃力5000)
魔法or罠 :リビングデッド
伏せカード:1枚(心鎮壷)

川*゚ -゚)「言っただろう! わたしはスタイルを曲げるつもりはないと!!」

ブレン「君のライフポイントは残りたったの1200、それでいつまで虚勢を張れるかな?」

川*゚ -゚)「わたしは絶対に勝つ! わたしのターン! ドロー!」

川*゚ -゚)「(何でこんな引きなんだ……だが今はこいつにかけるしかない!)」

川*゚ -゚)「わたしは手札からモンスターをセット! そして手札から魔法カード! エクスチェンジを発動!!」

ブレン「エクスチェンジ……ただの手札交換カードか。僕の手札は役に立たないこいつだけだよ!」

川*゚ -゚)「(本当に役に立たない……!)そいつをもらう! わたしの手札はこれだ!」

つ氾濫 レインボー・ルイン

ブレン「どのカードも僕には使えないが、氾濫は厄介だからね……僕は氾濫をもらうよ」

川*゚ -゚)「わたしはサファイア・ペガサスを守備表示に変更! カードを1枚セットしてターンエンド!」

ブレン「僕の役に立たないカードを伏せたって、イレイザーの攻撃力をあげるだけだよ!!」

ブレン「僕のターン! ドロー!」

つカードトレーダー

ブレン「(暴走召喚で増やしてみたものの……うじゃうじゃしてて鬱陶しいな)」

ブレン「(だが今はオール・デリートを使うべきではないか……)」

ブレン「(もし攻撃力1200以上のモンスターを引いたとしたらオール・デリートを使いチェックメイト!)」

ブレン「(メテオストライクを引けばその時点でも勝ち! あとは時間の問題だ!)」

ブレン「イレイザーの攻撃力は7000!! いくよ! 僕はイレイザーでサファイア・ペガサスを攻撃! ダイジェスティブ・ブレス!!)」

川*゚ -゚)「サファイア・ペガサスは宝玉になる!!」

ブレン「しつこい!! だからイレイザーの攻撃力を上げるだけだって言ってるだろ! 僕はカードトレーダーを発動! ターンエンド!」

ブレン「(トレーダーで少しでも手札にキーカードがくる可能性をあげる!)」

状況

川*゚ -゚)
LP   :1200
手札   :1枚
モンスター:紫水晶猫×2 裏守備×1
魔法or罠 :レインボー・ルイン 紫水晶猫 馬
伏せカード:1枚

ブレン
LP   :3900
手札   :1枚
モンスター:イレイザー(攻撃力7000)
魔法or罠 :なし
伏せカード:1枚(心鎮壷)トレーダー

川*゚ -゚)「それはどうかな? わたしのターン! ドロー!」

つ手札抹殺

川*゚ -゚)「わたしは手札抹殺を発動! 手札からレインボー・ルインを捨ててカードを1枚ドロー!」

つ???

ブレン「僕は宝玉の氾濫を捨ててカードを1枚ドロー!」

つメテオストライク

ブレン「(メテオストライクだ! 次のターンで僕の勝ちだ!! ハハハハ、ざまぁ!!)」

ブレン「(やはり僕の邪神に敵はいない! 無敵なんだよ!!)」

川*//ー/)「…………」

引けた……これを引かなきゃといけないと思ったら、やっぱり引けたよコウ
君がわたしにくれたこのカードがわたしに勇気をくれる
デッキに入れてるこのカードがいつもわたしにコウのことを想わせてくれる
このカードを見るたびに君とのかけがえのない日々を全部思い出す
たいしたことないかもしれない……たかがカード一枚かもしれない
だけどわたしにはとても大切なものなんだ
このカードの力でわたしは君を守りたい
今の君を守ってみせる

川*゚ -゚)「ブレンと言ったな……わたしの勝ちだ!!」

ブレン「何を言っている……たった1枚の手札で僕に勝てるわけないだろ!!」

川*゚ -゚)「いや、わたしにはコウとの絆のこのカードがある! 邪神には負けない!!」

川*゚ -゚)「わたしは手札からN・ブラック・パンサーを召喚!!」

ブレン「ブラック・パンサーだと!?」

川*゚ -゚)「このカードでわたしは勝つ! そしてコウを守る!!」

川*゚ -゚)「わたしはブラック・パンサーの効果発動! シャドウ・イリュージョン! お前のイレイザーの効果をコピーする!!」

黒豹「にゃにゃ〜ん☆ 姿はコピーしないにゃん♪ 能力だけだよ〜」

ブレン「イレイザーの効果をコピーしただと……! だがイレイザーはこのターン、攻撃力8000となった!」

ブレン「それに対して僕のカードは4枚!! 攻撃力4000では僕のイレイザーには勝てない!」

ブレン「所詮イレイザーを活かすためのタクティクスを用意していない君のデッキじゃコピーしても無駄なんだよ! 偽物じゃあ本物には勝てない!」

川*゚ -゚)「(タクティクスも何もただわたしの宝玉獣を利用してるだけじゃないか……こいつはアフォか)」

川*゚ -゚)「いや……お前は忘れているな! わたしの伏せカードのことを……!」

ブレン「伏せカード……無駄なエクスチェンジで僕から奪ったそのカード……ま、まさか!」

川*゚ -゚)「そう! わたしはお前の罠カード! おジャマトリオを発動!!」

《おジャマトリオ/Ojama Trio》
通常罠
相手フィールド上に「おジャマトークン」(獣族・光・星2・攻0/守1000)を
3体守備表示で特殊召喚する(生け贄召喚のための生け贄にはできない)。
「おジャマトークン」が破壊された時、
このトークンのコントローラーは1体につき300ポイントのダメージを受ける。

川*゚ -゚)「お前のフィールドにおジャマトークンを3体特殊召喚する!」

川*゚ -゚)「わたしのカードが減ったことによりお前のイレイザーの攻撃力は7000に下がる」

川*゚ -゚)「そしてわたしの黒ねこにゃんの攻撃力は7000にアップする!!」

ブレン「邪神と……攻撃力が並んだだと!! そんな方法で!」

川*゚ -゚)「いくぞ!! ブラック・パンサーでイレイザーを攻撃!」

川*゚ -゚)「の前にアメジスト・キャット2体を攻撃表示に変更! アメジスト・キャット2体でダイレクトアタック! アメジスト・ネイル!!」

アメジスト×2「ニャー!」

わたしが命令すると、アメジスト・キャットは飛びついて引っ掻いた

ブレン LP3900→2700「がぁ! 痛い! 痛いぃ!!」

川*゚ -゚)「よし! 今度こそブラック・パンサーでイレイザーを攻撃だ! シャドウ・ダイジェスティブ・ブレス!!」

ブレン「くっ! こっちも対抗だ! ダイジェスティブ・ブレス!!」

同等の威力をもつ二つのダイジェスティブ・ブレスがぶつかり合う
そしてブラック・パンサーもイレイザーも破壊されてしまった

ブレン「イレイザーがやられた……だがここでイレイザーの能力発動! オール・デリート! フィールドは空だ!!」

川*゚ -゚)「空……それは間違いだな。わたしのアメジスト・キャット2体とトパーズ・タイガーは宝玉となって残る!」

ブレン「だからそんなの……意味ないって言ってるだろ!!」

川*゚ -゚)「ついでにおジャマのダメージ、900もくらってもらうぞ」

おジャマトリオがブレンをポコポコとなぐる

ブレン LP2700→1800「この……僕のカードのくせに僕の邪魔をするな!!」

川*゚ -゚)「(フフフ……焦っている様がおかしいな)ターンエンド」

ブレン「(僕のデッキにはあと一枚だけイレイザーが残ってる)」

ブレン「(そうさ……僕にはイレイザーがあるんだ! こんな女には負けない!)」

ブレン「いくよ! 僕のターン! ドロー!」

つイレイザー

ブレン「(ほら引けた! 邪神はいつだって僕の切り札だ!!)」

ブレン「(そうさ! こいつがあれば僕は負けはしないんだ! 今は出せないけど次のターンあたりにこいつでこの女を叩き潰してやるんだ!!)」

ブレン「(メテオストライクもあるし群れても無駄! 糞宝玉獣の雑魚カスなんて蹴散らしてやるよ!!)」

ブレン「ハハハハハハ!! 何をしようと僕の勝ちは揺るがないよ! ターンエンド!!」

状況

川*゚ -゚)
LP   :1200
手札   :なし
モンスター:なし
魔法or罠 :レインボー・ルイン 紫水晶猫×2 虎
伏せカード:なし

ブレン
LP   :1800
手札   :2枚(メテオストライク イレイザー)
モンスター:なし
魔法or罠 :なし
伏せカード:なし

川*゚ -゚)「何も出さないか……わたしのターン! ドロー!」

つレア・ヴァリュー

川*゚ -゚)「わたしはレア・ヴァリューを発動! 好きな宝玉獣を選べ」

ブレン「……トパーズ・タイガーだ」

川*゚ -゚)「わたしはトパーズ・タイガーを墓地に送りカードを2枚ドロー」

川*゚ -゚)「フッ、どうやらわたしの勝ちのようだ」

ブレン「!!」

ブレン「バカな……手札二枚で何ができるって言うんだ!」

川*゚ -゚)「お前はバカか? わたしには手札だけじゃない……宝玉獣とレインボー・ルインがあるだろうが」

ブレン「そ……そんなカードなんて……今は役に立ちはしない!」

川*゚ -゚)「いや、わたしは全てのカードを使ってお前を倒してみせる」

川*゚ -゚)「わたしは手札から宝玉の恵みを発動! 墓地のルビー・カーバンクルとサファイア・ペガサスを魔法・罠ゾーンへ!!」

《宝玉の恵み》
通常魔法
自分の墓地に存在する「宝玉獣」と名のついたモンスターを2体まで選択し、
永続魔法カード扱いとして自分の魔法&罠カードゾーンに表側表示で置く。

ブレン「だから……そんなの増やしたって意味がないって言ってるだろう!!」

川*゚ -゚)「……これで終わりだ! わたしは宝玉の契約を発動! 魔法・罠ゾーンのルビー・カーバンクルを特殊召喚!」

ブレン「こ……攻撃力たった300でどうしようって言うんだ?」

川*゚ -゚)「ルビー・カーバンクルの効果」

川*゚ -゚)「それはこのカードが特殊召喚されたときわたしの魔法・罠ゾーンの宝玉獣をすべて特殊召喚する!!」

ブレン「!!」

《宝玉獣(ほうぎょくじゅう) ルビー・カーバンクル》
効果モンスター
星3/光属性/天使族/攻 300/守 300
このカードが特殊召喚に成功した時、
自分フィールド上の魔法&罠カードゾーンに存在する
「宝玉獣」と名のついたカードを可能な限り特殊召喚する事ができる。
このカードがモンスターカードゾーン上で破壊された場合、
墓地へ送らずに永続魔法カード扱いとして
自分の魔法&罠カードゾーンに表側表示で置く事ができる。

川*゚ -゚)「ルビー・カーバンクルの効果発動! 集え宝玉獣達!! ルビー・ハピネス!!」

魔法・罠ゾーンからサファイア・ペガサスとアメジストキャット2体が特殊召喚された

ブレン「そんな……一気に4体のモンスターを並べるなんて……!」

ブレン「そこまで全て計算づくで……イレイザーの攻撃力をあげるリスクがあってもお前は宝玉獣を宝玉にしてたのか?」

川*゚ -゚)「計算づくだと? そこまでドローカードが予測できるわけがないだろう」

川*゚ -゚)「わたしは宝玉獣の力を信じた。そしてただ、わたしと宝玉獣の絆が勝利を生んだ。それだけだ」

そう、わたしは信じていたんだ、宝玉獣達の力を
宝玉獣をくれた蛟さんは言った、わたしが運命を……コウの運命を変える力を持ってるって

そしてその力となる宝玉獣をわたしにくれた……コウじゃなくてわたしに
わたしはこの宝玉獣でコウを守ることができるんだ
わたしの力……わたしはこの力でずっとずっとコウを支え続けてあげたい

ブレン「この僕が! 僕の邪神イレイザーが! 群れるだけの雑魚カス宝玉獣に負けるなんて!!」

川#゚ -゚)「わたしの宝玉獣を雑魚カスだと……!!」

侮辱……された! わたしの守るための力を……!
許さない! 絶対ギッタンギッタンにしてやる!
所詮こいつの負け惜しみかもしれないけどそれでも怒りは止まらなかった
思えばわたしはいつも怒ってばかりだ

川#゚ -゚)「こいつ……! 二度とそんなことを言わせないようにしてやる!」

川#゚ -゚)「少しオーバーキルなのは心もとないが……たっぷりお仕置きしてやらねばな!!」

川*゚ -゚)「とどめだ!! 宝玉獣軍団で一斉攻撃!!」

ブレン「う……うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

宝玉獣たちは一斉にブレンのもとへと突進していく
そしてブレンはアメジスト・キャット2体の爪に引っ掛かれ、サファイア・ペガサスの角で突付かれた後、最後にルビーの尻尾に叩かれて気絶した
その様子を見てるととても心がスッキリした

ブレン LP1800→−2700「も……もうやめてくれ……ガクッ」

ブレンは傷だらけになった後、仰向けに倒れて気絶した
そしてその手札を見ると邪神イレイザーが握られていた

川*゚ー゚)「わたしの勝ちだ」

デッキにカードを戻し、わたしはコウのところに走り寄った

川*゚ー゚)「コウ! わたし勝ったよ!!」

( ゚ー ゚)「あぁ、見てたって」

川*゚ー゚)「……もっと喜んでよ!」

思えばデュエル中はコウは空気だったな……
……ま、まぁそれだけ心配せずにわたしは信じてくれたんだよね!
作者が面倒くさかったなんて……そんなことはない。断じてないよ!

( ゚ー ゚)「……これで、後はあいつ……モナ王を倒すだけだ」

川*゚ -゚)「そうだな……」

モナ王はブレンに近づくと、ブレンからデュエルディスクとデッキを取り上げた

( ´∀`)「フフフ……やはりこいつはダメだったな……やはり二流の二流だった」

( ´∀`)「どうにかしてコウを超えないかと思ったが……所詮2番目としての器しかないか」

( ゚ー ゚)「モナ王、あとはお前だけだぜ!」

( ´∀`)「わかってるさ。さぁ、ラストダンスを始めようとしようか!!」

( ´∀`)「最後の……そして最強の邪神の力を見せてやろう!!」

次回最終回へとつづく

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