ナンバーズ1 再会
最終更新：ID:y9tv42cAoA 2012年04月22日(日) 00:14:26履歴
( 'A`)『つーわけだからさ、来週のデュエルテストに向けてデュエルの特訓しようぜ』
( ＾ω＾)「また唐突だお……でも確かにドクオとツンに久々に会いたいお」
( 'A`)『そんなに久々ってわけでもないけどな』
( ＾ω＾)「そうかお？でも卒業式以来だお」
( 'A`)『まあ、そうか。そうだな。で、もちろん来るだろ？』
( ＾ω＾)「もちろんだお」
( 'A`)『そうこなくちゃ。入学していきなりコケるのは避けたいもんな』
( ＾ω＾)「でもドクオのデッキは安定してるし大丈夫だお？」
( 'A`)『お前らのデッキが心配なんだよ。最近デュエルしてないしな』
( ＾ω＾)「心配しなくても明日ボッコボコにしてやるお」
( 'A`)『できるといいな。じゃあ、明日12時にあのカードショップでな。ツンには俺から連絡しておく』
( ＾ω＾)「わかったお。また明日だお」
そう言ってブーンはＤゲイザーの通話機能を切った。
13年前、『デュエルモンスターズ』が誕生し、今では世界中で人気のカードゲームとなっている。
さまざまなルールにそれぞれ対応したプロリーグも作られ、人々の生活の一部として馴染んでいる。
しかし日本で誕生したカードゲームにもかかわらず、日本のデュエリストのレベルはそれほど高くなかった。
「日本じゃ強くなれない」と思った優秀なデュエリストが海外へ留学し、海外で有名なデュエリストになってしまうケースも少なくない。
そこで、7年前に日本の政府は日本のデュエリストレベルの向上のために、『デュエル専門学校』を作る事を決定し、開校した。
その甲斐あって日本のデュエリストレベルは大幅に向上、今では逆に海外から留学生が来るようにもなった。
ブーンとツンとドクオは、その中でも数多くのプロデュエリストを卒業させている『ＳＳ高等学校』に合格したのだった――
( ＾ω＾)「入学式もまだなのに、ドクオは気が早いお」
( ＾ω＾)（でも僕も楽しみだお、明日が待ち遠しいお……そうだ、久々にデッキでもいじくろうかな）
( ＾ω＾)（デュエル専門学校のくせに試験は筆記と面接だけだったから勉強に追われて最近はデッキに触れることが少なかったお）
( ＾ω＾)（……このカードとこのカード、どっちか抜くべきじゃないかお？こういう腐りそうなカードはあんまり入れないほうがいいお）
( ＾ω＾)（逆に他のカードを抜くかお？でも他に抜く候補となると……）
〜数時間後〜
( ＾ω＾)（あと何か一つフリーチェーンの相手の行動に対応できるカードも欲しいお……ん？もうこんな時間かお、さすがにもう風呂に入って寝よう）
( ＾ω＾)（いや、でももうちょっとだけ……）
〜翌日、カードショップ『ミンナノヒツマブシ』にて〜
( ･ω･)「らっしゃーせー」
(ヽ＾ω＾)（結局あの後も寝ずにデッキいじくってたお……）
( 'A`)「よお、ブーン……どうしたんだその顔、寝不足か？」
(ヽ＾ω＾)「ドクオ、久しぶりだお！……ちょっとデッキいじくってたら朝が来ただけだお」
( 'A`)「だからそんなにでもないだろ……お前は本当に昔から集中力がすごいよなぁ、今回の受験もその集中力のおかげか？」
(＊＾ω＾)「照れるお」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「後半のは褒め言葉じゃないでしょ」
( ＾ω＾)「「うおっいつの間に」」('A` )
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「今来たばかりよ。二人とも、久しぶりね」
( 'A`)「よお、ツン。そんなに久しぶりでもないと思うがなぁ」
( ＾ω＾)「久しぶりだお、ツン。ドクオ、こういう時はそう言っとくモンだお」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「ドクオはしばらく会わないうちに空気が読めなくなったのね」
( 'A`)「いきなり言うなぁ……せっかくだからデュエルでどっちが正しいか決めるか？」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「私はパス。ここにも久々に来たしカード見てくるわ」
( ＾ω＾)「なら同じく久しぶり派の僕がそのデュエル受けてたつお！」
( 'A`)「よし、デュエルだ！」
( ＾ω＾)「「Ｄゲイザー、セット！デュエルディスク、セット！デュエルターゲット、ロックオン！」」('A` )
『ＡＲヴィジョン、リンク完了』
( ＾ω＾)「「デュエル！！」」('A` )
( 'A`)「先攻は俺だ、ドロー！……モンスターをセット、カードをセットしてターンエンド」
( 'A`) LP8000 手札4枚
モンスター：裏守備1体
魔法・罠：セット1枚
( ＾ω＾)LP8000 手札5枚
モンスター：なし
魔法・罠：なし
( ＾ω＾)「僕のターンだお、ドロー！ジャンク・ブレーダーを召喚！」
ジャンク・ブレーダー：ATK1800
( 'A`)（迷わずに召喚してきたな）
( ＾ω＾)「このままバトルフェイズ、ジャンク・ブレーダーで裏守備に攻撃！」
( 'A`)「裏守備モンスターはゴゴゴゴーレム、守備表示のとき1ターンに1度戦闘では破壊されないぜ」
ゴゴゴゴーレム：DEF1500
( ＾ω＾)「やはりゴゴゴゴーレム」
( 'A`)「この流れも今まで何度やったかわからねぇな」
( ＾ω＾)「わかりきってはいたけど確認のための攻撃だお、カードを1枚セットしてターンエンド！」
( 'A`)LP8000 手札4枚
モンスター：ゴゴゴゴーレム
魔法・罠：セット1枚
( ＾ω＾)LP8000 手札4枚
モンスター：ジャンク・ブレーダー
魔法・罠：セット1枚
( 'A`)「俺のターン、ドロー……」
( ＾ω＾)（伏せカードは奈落の落とし穴……攻撃力1500以上のモンスターなら召喚、特殊召喚された時に破壊できるお！）
( 'A`)「カードカー・Ｄを召喚だ」
カードカー・Ｄ：ATK800
(；＾ω＾)「おっ！？（奈落じゃ妨害できないお……）」
( 'A`)「何もないようだな。カードを1枚セットして……カードカー・Ｄをリリースするぞ。この効果により2枚ドローして強制的にエンドフェイズだ」
(；＾ω＾)「ぐぬぬ……ゴゴゴゴーレムを壁にしつつアドバンテージを稼ぐうまいやり方だお、僕のターンだお！」
( 'A`)「どうぞどうぞ」
( 'A`)LP8000 手札5枚
モンスター：ゴゴゴゴーレム
魔法・罠：セット2枚
( ＾ω＾)LP8000 手札4枚
モンスター：ジャンク・ブレーダー
魔法・罠：セット1枚
( ＾ω＾)「僕のターンだお、ドロー！スピード・ウォリアーを召喚！」
スピード・ウォリアー：ATK900
( 'A`)「そいつで来るか」
( ＾ω＾)「昨日抜こうと思ったけどやっぱり序盤のアタッカーに便利だお。バトルフェイズに入り、効果発動！元々の攻撃力を倍にするお」
スピード・ウォリアー：ATK900→ATK1800
( ＾ω＾)「ジャンク・ブレーダーでゴゴゴゴーレムに攻撃！」
( 'A`)「ゴゴゴゴーレムは1ターンに1度戦闘によっては破壊されない……が、スピード・ウォリアーの攻撃が残ってるってわけだ」
( ＾ω＾)「……何かあるって顔だお？」
( 'A`)「……どうだろうな」
( ＾ω＾)「でも何があろうとこの状況で攻撃しないのはありえないお！スピード・ウォリアーで攻撃！」
( 'A`)「トラップ発動、ガムシャラ！」
( ＾ω＾)「ガムシャラ！？」
ゴゴゴゴーレム：DEF1500→ATK1800
( 'A`)「守備表示のゴゴゴゴーレムを攻撃表示にしてバトル続行！…相打ちだな」
( ＾ω＾)「でもゴゴゴは倒せたしスピード・ウォリアーの本当の仕事はここから始まるお！」
( 'A`)「そうだな、まずはお前にダメージを与える仕事をしてもらおうか」
(；＾ω＾)「おっ！？」LP8000→LP7100
( 'A`)「ガムシャラの効果で戦闘破壊した相手モンスターの元々の攻撃力分のダメージを与えるのさ」
( ＾ω＾)「でもこれぐらいなら…ターンエンドだお」
( 'A`)LP8000 手札5枚
モンスター：なし
魔法・罠：セット1枚
( ＾ω＾)LP7100 手札4枚
モンスター：ジャンク・ブレーダー
魔法・罠：セット1枚
( 'A`)「（ブレーダーを破壊できたらおいしかったんだけどな……本能的にスピード・ウォリアーの攻撃を後回しにしたのか？）俺のターン、ドロー」
( 'A`)「ゴゴゴジャイアントを召喚！そして召喚時にゴゴゴジャイアントの効果を発動だ！」
ゴゴゴジャイアント：ATK2000
( ＾ω＾)「おっおっ、それを待ってたお！その効果にチェーンして手札から増殖するＧを捨て効果発動！」
(；'A`)「うげえええええええええええええええええええええええ」
( ＾ω＾)「おっおっｗｗｗｗｗ早くゴゴゴゴーレムを特殊召喚してゴゴゴジャイアントを守備表示にするといいおｗｗｗｗｗｗｗ」
(：'A`)「ぐぬぬ……ゴゴゴゴーレムを守備で特殊召喚、ゴゴゴジャイアントは守備になる（だがスピード・ウォリアーを破壊しておいたのは正解だったか？）」
ゴゴゴジャイアント：ATK2000→DEF0 ゴゴゴゴーレム：DEF1500
( ＾ω＾)「増殖するＧの効果でこのターン相手が特殊召喚する度に1枚ドローだおｗｗｗドローｗｗｗｗｗ（伏せは奈落……エクシーズしてほしいお）」
(；'A`)「ここは……このままターンエンドだな……」
( ＾ω＾)「（さすがだお、ドクオはいつも冷静だお）なら僕のターンだおｗｗｗｗｗ」
( 'A`)LP8000 手札5枚
モンスター：ゴゴゴジャイアント、ゴゴゴゴーレム
魔法・罠：セット1枚
( ＾ω＾)LP7100 手札4枚
モンスター：ジャンク・ブレーダー
魔法・罠：セット1枚
( ＾ω＾)「ドロー！手札からジャンク・シンクロンを召喚！召喚時の効果発動！レベル2以下のモンスターを守備表示で特殊召喚できるお！」
ジャンク・シンクロン：ATK1300
( 'A`)「きやがったか」
( ＾ω＾)「効果で墓地から増殖するＧを特殊召喚するお！さらに自分の場にジャンクモンスターがいるとき、手札からジャンク・サーバントを特殊召喚できるお！」
(；'A`)「えっいたのかよ！」
増殖するＧ：DEF200 ジャンク・サーバント：ATK1500
( ＾ω＾)「ずっといた！レベル4、ジャンク・サーバントにレベル3、ジャンク・シンクロンをチューニング！」
( ＾ω＾)「塵が積もれば、空を切り裂く弓矢となる！シンクロ召喚！ジャンク・アーチャー！」
ジャンク・アーチャー：ATK 2300
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「相変わらずダサいシンクロ口上ね……」
( ＾ω＾)「……イヤなタイミングで戻って来ないで欲しいお」
( 'A`)「男には叫ばないといけない時があるんだよ」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「絶対このタイミングじゃないと思うけどね」
( ＾ω＾)「いつだって男は叫びたいんだお。デュエルを続行！ジャンク・アーチャーの効果で相手モンスターをこのターンのエンドフェイズ時まで除外できるお！」
( 'A`)「聞くまでもなくゴゴゴゴーレムだな」
( ＾ω＾)「もちろんその通りだお。ディメンジョン・シュート！ゴゴゴゴーレムを除外！そしてジャンク・ブレーダーの効果も発動！
( 'A`)「マジか……つーことは」
( ＾ω＾)「墓地のジャンク・シンクロンとジャンク・サーバントをゲームから除外するお。除外したジャンク1体につき攻撃力は400ポイントアップ！」
ジャンク・ブレーダー：ATK1800→ATK2200→ATK2600
( ＾ω＾)「さらに手札を1枚捨てて装備魔法Ｄ・Ｄ・Ｒを発動するお！除外されたジャンク・シンクロンを特殊召喚してＤ・Ｄ・Ｒを装備！コストとして捨てたカードはリミッター・ブレイク！」
ジャンク・シンクロン：ATK1300
( 'A`)「絶対さっきスピード・ウォリアー抜くか悩んだって言ってたの嘘だろ……めっちゃ有効活用してんじゃん」
( ＾ω＾)「なんだかんだでずっと使い続けてるお。墓地に送られたリミッター・ブレイクの効果発動！スピード・ウォリアーを墓地から特殊召喚するお！」
スピード・ウォリアー：ATK900
( ＾ω＾)「そしてレベル2、増殖するＧにレベル3、ジャンク・シンクロンをチューニング！……塵が積もれば、どんな困難も乗り越えられる！シンクロ召喚！」
( ＾ω＾)「ジャンク・ウォリアー！」
ジャンク・ウォリアー：ATK2300
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「またまたダサいわね……」
( ＾ω＾)「……結構気に入ってるんだお。ジャンク・ウォリアーはシンクロ召喚時に自分の場のレベル2以下のモンスターの攻撃力分だけ攻撃力をアップさせるお！」
ジャンク・ウォリアー：ATK2300→ATK3200
( 'A`)「1ターンに2回もシンクロ召喚とはな」
( ＾ω＾)「再びブレーダーの効果を発動！ジャンク・シンクロンを除外するお」
ジャンク・ブレーダー：ATK2600→ATK3000
( 'A`)「攻撃力3000以上が2体か」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「最後のパワー上昇必要あったのかしら？」
( ＾ω＾)「ここまで何もないなら伏せカードは大体予想ついてるお、バトル！スピード・ウォリアーでゴゴゴジャイアントを攻撃！」
( 'A`)「通さざるをえない」
( ＾ω＾)「続けてジャンク・ウォリアーでダイレクトアタック！スクラップ・フィスｔぎゃあああああああああああああ！？」 LP7100→LP3900
( 'A`)「魔法の筒だ。予想は当たってたか？」
(；＾ω＾)「収縮だと思ってたお……バトル続行、アーチャーとブレーダーでダイレクトアタック！」
(；'A`)「そっちは食らわざるをえないな」LP8000→LP5700→LP2700
( ＾ω＾)「大ダメージを与えたけどこっちの消費も激しいお……速攻魔法、異次元からの埋葬を発動！」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「なるほど……そのためにブレーダーで何度も除外してたのね」
( ＾ω＾)「その通りだお。ジャンク・シンクロン、ジャンク・サーバント、ゴゴゴゴーレムを墓地へ戻すお」
( 'A`)「アーチャーで除外されたゴゴゴゴーレムも戻ってこない……してやられたな」
( ＾ω＾)「僕はこれでターンエンドだお！エンドフェイズにブレーダーの攻撃力は元に戻るお」
ジャンク・ブレーダー：ATK3000→1800
( 'A`)LP2700 手札5枚
モンスター：なし
魔法・罠：なし
( ＾ω＾)LP3900 手札0枚
モンスター：ジャンク・ウォリアー、ジャンク・アーチャー、ジャンク・ブレーダー スピード・ウォリアー
魔法・罠：セット1枚
( 'A`)「俺のターン……まずはナイト・ショットを発動、伏せカードを破壊だ！」
( ＾ω＾)「おっ……奈落が結局発動されずに消えたお……」
( 'A`)「そんなの伏せてたのかよ……ブロック・ゴーレムを召喚、リリースして効果発動。墓地からゴゴゴジャイアントとゴゴゴゴーレムを攻撃表示で特殊召喚するぜ」
ゴゴゴジャイアント：ATK2000 ゴゴゴゴーレム：ATK1800
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「ホンットゴゴゴ好きよねぇ……」
( 'A`)「かっこいいだろ？いくぞ、この2体でオーバーレイネットワークを構築！エクシーズ召喚、妖精王 アルヴェルド！」
妖精王 アルヴェルド：ATK2300
( 'A`)「さらにエクシーズ素材を一つ取り除くことでアルヴェルドの効果を発動するぜ！」
ジャンク・ウォリアー：ATK3200→ATK2700 スピード・ウォリアー：ATK900→ATK400
( ＾ω＾)「おっ、スピード・ウォリアーとジャンク・ウォリアーが膝をついたお？」
( 'A`)「アルヴェルドは地属性以外のモンスターを屈服させる……攻撃力を永続的に500ポイントダウンさせるのさ」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「でもジャンク・ウォリアーは倒せないしブーンのライフを削りきれるわけでもないじゃない……肝心のアーチャーも地属性だから下がってないわよ」
( 'A`)「地属性は全部俺の味方なんだよ。バトル！アルヴェルドでアーチャーを攻撃し、相打ちだ！」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「「な、なんだってー！？」」(＾ω＾；)
( 'A`)「ふっふっふっ……今ので俺の墓地の地属性は5体ピッタリだ」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「ということは……！？」
( ＾ω＾)「ここで貪欲な壺とかそこまでピンチなのかお？」
( 'A`)「ちげーよ、手札から地霊神グランソイルを特殊召喚！こいつは墓地に地属性が5体いるときのみ特殊召喚できる！」
地霊神グランソイル：ATK2800
( ＾ω＾)「攻撃力2800……今のジャンク・ウォリアーじゃ倒せないお……でもジャンク・ブレーダーがいるお」
( 'A`)「どうかな？グランソイルの効果発動！特殊召喚時に墓地からモンスターを特殊召喚できる！」
( ＾ω＾)「おっ、死者蘇生と同じ効果……でもブレーダーを除去できるようなモンスターはいないお」
( 'A`)「俺が特殊召喚するのはお前のジャンク・アーチャーだ！守備表示で特殊召喚、そしてアーチャーの効果でブレーダーを除外する」
ジャンク・アーチャー：DEF2000
( ＾ω＾)「でもエンドフェイズに戻って……あっ」
( 'A`)「俺のデッキにもあるんだよ、異次元からの埋葬を発動！ブレーダーを墓地に戻す」
(；＾ω＾)「ぐぬぬ……でも異次元からの埋葬は単体じゃ機能しないカードだお。腐ってたのかお？」
( 'A`)「どうだろうな。カードを1枚セットしてターンエンド」
( 'A`)LP2700 手札2枚
モンスター：グランソイル アーチャー
魔法・罠：セット1枚
( ＾ω＾)LP3900 手札0枚
モンスター：ジャンク・ウォリアー スピード・ウォリアー
魔法・罠：なし
( ＾ω＾)「なんとかしたいお、ドロー！……いいドローだお、調律を発動！デッキからジャンク・シンクロンを手札に加えて、デッキトップのカードを墓地に送るお！」
( 'A`)「げっ……」
( ＾ω＾)「ジャンク・シンクロンを召喚！召喚時の効果で墓地から増殖するＧを特殊召喚！」
ジャンク・シンクロン：ATK1300 増殖するＧ：DEF200
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「……さっきは意識しなかったけどＧの姿ってＡＲヴィジョンだと家具が置いてあるだけなのね、本当によかったわ」
( 'A`)「でもなんかガサゴソいってない？」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「ｱｰｱｰｷｺｴﾅｰｲ」
(；＾ω＾)「即ご退場願うお……レベル2の増殖するＧとスピード・ウォリアーにレベル3、ジャンク・シンクロンをチューニング！再び現れろ！ジャンク・アーチャー！」
ジャンク・アーチャー：ATK2300
( 'A`)「おい馬鹿やめろ」
( ＾ω＾)「グランソイルはフィールドから離れたら次のドクオのバトルフェイズをスキップするおｗｗｗｗずっと僕のターンｗｗｗディメンジョン・シュートォｗｗｗｗ」
( 'A`)「だが永続罠、デモンズ・チェーンを発動！対象モンスターの効果は無効になり、攻撃宣言も行えない！」
(；＾ω＾)「おっ……ちゃんと対抗策伏せてあったお……バトル、ジャンク・ウォリアーでそっちのアーチャーに攻撃！」
( 'A`)「破壊されるが守備だからダメージはないぜ」
( ＾ω＾)「ぐぬぬ……ターンエンドだお」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「でもドクオも紙一重で凌いでるって感じね」
( 'A`)「どうかな？こっからは俺のターンだぜ」
( 'A`)LP2700 手札2枚
モンスター：グランソイル
魔法・罠：デモンズ・チェーン(対象アーチャー)
( ＾ω＾)LP3900 手札0枚
モンスター：ジャンク・ウォリアー ジャンク・アーチャー
魔法・罠：なし
( 'A`)「ドロー、まずはＮ・グラン・モールを召喚！」
Ｎ・グラン・モール：ATK900
( ＾ω＾)「この状況でそいつはまずいお……」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「まさしく鬼畜の所業ね」
( 'A`)「俺の勝利が近いぜ。グラン・モールでジャンク・ウォリアーを攻撃し効果発動、お互いを手札に戻す！」
( ＾ω＾)「ジャンク・ウォリアーは当然エクストラデッキに戻るお」
( 'A`)「続けてグランソイルでアーチャーを攻撃！」
(；＾ω＾)「おおぅ……」LP3900→LP3400
( 'A`)「カードを1枚セットしてターンエンドだ」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「これは勝負あったかしら？」
( 'A`)LP2700 手札2枚
モンスター：グランソイル
魔法・罠：セット1枚
( ＾ω＾)LP3400 手札0枚
モンスター：なし
魔法・罠：なし
( ＾ω＾)「まだ僕は諦めないお、ドロー！……モンスターをセットしてターンエンドだお」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「下級かぁ……でもモグラがいるんじゃ」
( 'A`)LP2700 手札2枚
モンスター：グランソイル
魔法・罠：セット1枚
( ＾ω＾)LP3400 手札0枚
モンスター：セット1体
魔法・罠：なし
( 'A`)「俺のターン、ドロー！グラン・モールを召喚し、バトル！裏守備と一緒に手札に戻すぜ」
(；＾ω＾)「おっ」
( 'A`)「続けてグランソイルでダイレクトアタック！」
(；＾ω＾)「おおおおおおおおおおおっ！！」LP3400→LP600
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「もうモグラのダイレクトアタックが通っても終わっちゃうわね……」
(；＾ω＾)「デカいモンスターのダイレクトアタックは迫力あるお……ＡＲヴィジョンでもビックリするお」
( 'A`)「だから地属性は好きなんだよ。さらに1枚セットしてターンエンドだ」
( 'A`)（伏せカードは我が身を盾にとミラーフォース……ブーンの手札は下級が1体と次のターンのドローカードのみ、勝負はもう決まったようなもんだな）
( 'A`)LP2700 手札2枚
モンスター：グランソイル
魔法・罠：セット2枚
( ＾ω＾)LP600 手札1枚
モンスター：なし
魔法・罠：なし
( ＾ω＾)「僕のターン、このドローに全てかかってるお……ドロー！」
( 'A`)「いいカードは引けたか？」
( ＾ω＾)「手札から大嵐発動するお、何かあるかお？」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「「えええええええええええええええ」」('A`；)
( ＾ω＾)「あっぶねーお、やっぱミラフォ伏せてあったかお……手札からジャンク・シンクロンを召喚！」
ジャンク・シンクロン：ATK1300
(；'A`)「ジャンク・シンクロンだと！？まさか……さっきのターンそいつをセットしてたのかよ！」
( ＾ω＾)「ドクオならモグラで戻すと思ったお！ジャンク・シンクロンの効果を発動するお」
(；'A`)「ぐぬぬ……でもレベル5シンクロでどうするつもりだ？」
( ＾ω＾)「レベル5では留まらないお！スピード・ウォリアーを特殊召喚！さらに墓地からボルト・ヘッジホッグの効果発動！」
スピード・ウォリアー：DEF400
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「さっきの調律で墓地に送られていたのね」
( 'A`)「うそだろ」
( ＾ω＾)「ボルト・ヘッジホッグは自分の場にチューナーがいる時墓地から特殊召喚できるお！」
ボルト・ヘッジホッグ：ATK800
( ＾ω＾)「レベル2、スピード・ウォリアーとボルト・ヘッジホッグにレベル3、ジャンク・シンクロンをチューニング！」
( ＾ω＾)「塵が積もれば、忘我の戦士が現れる！シンクロ召喚！ジャンク・バーサーカー！」
ジャンク・バーサーカー：ATK2700
( ＾ω＾)「ジャンク・バーサーカーの効果発動！墓地のジャンクを除外することで相手モンスター1体の攻撃力を除外したジャンクの攻撃力分下げるお！」
(；'A`)「ぐっ……でも墓地のジャンクの最大攻撃力は2300だぜ！まだ俺のライフは500だけ残る」
( ＾ω＾)「ジャンク・バーサーカーは1ターンに何度でも効果を発動できるお」
( 'A`)「なん……だと……」
( ＾ω＾)「アーチャーとウォリアーを除外し、バトル！ジャンク・バーサーカーで……」
地霊神グランソイル：ATK2800→ATK500→ATK0
(;'A`)「うおっ……うおおおおおおお！！」
( ＾ω＾)「グランソイルに攻撃だおっ！」
( 'A`)LP2700→LP0 ﾋﾟｯｰ ( ＾ω＾)WIN！
(；'A`)「負けちまった……寝ないでデッキ構築してただけはあるな」
( ＾ω＾)「たまたま引きと勘が冴えてただけだお」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「ジャンク・シンクロンを引いたターンにバーサーカーを出して攻撃してたらミラフォに引っかかってブーンが負けてたかもしれないわね」
( 'A`)「うーん、攻撃反応系多すぎて読まれたか」
( ＾ω＾)「さすがにガムシャラ入ってるのにミラフォが入ってないデッキなんてあるわけないお、魔法の筒とミラフォだけで十分じゃないかお？」
( 'A`)「ゴゴゴと相性いいと思うんだけどな……俺もちょっとカード見てくるわ、確か地属性サポートのカードが増えてたはずなんだよな」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「じゃあ次は私とブーンでデュエルね。結局新しいカードは買わなかったけど、いつものデッキで十分よ」
( ＾ω＾)「今日の勘は冴えてるお！この流れにのって勝ってみせるお！」
結局この日は特訓も勝敗も関係なしにデュエルを楽しんだ。
店長と商品券を賭けてデュエルしたり、他の客にチーム戦を挑んだり――
( ＾ω＾)「いやー、楽しかったお」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「チーム戦ではもう二度とドクオに大将をやらせたくないわ……まさか何も出来ずに負けるなんて」
( 'A`)「掘り返すなよ……」
( ＾ω＾)「そんなに気にすることでもないお、相手もかなり強かったお。もう遅いし、今日は解散だお」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「そうね。入学式の前にまた集まれるかしらね？」
( 'A`)「入学式まであと五日かー……今日はずいぶんデュエルしたし、俺はしばらくはいいかな」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「あら？体力落ちた？」
( ＾ω＾)「デュエルマッスルは常に鍛えておかないとダメだお」
( 'A`)「ちげーよ、しばらく空けてたほうがテストのとき本気だせるかなって」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「……それもそうね。毎日こんな調子じゃさすがに疲れきっちゃうし」
( ＾ω＾)「じゃあ、今度会えるのは入学式のときかお？まあ僕もそれでかまわないお」
( 'A`)「そうだな。……それじゃーまた今度な」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「ええ、それじゃまた」
( ＾ω＾)「また今度だお！」
ナンバーズ1 再会 〜完〜
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