ナンバーズ2 入学
最終更新：ID:y9tv42cAoA 2012年04月22日(日) 13:13:46履歴
デュエルモンスターズは人々の生活に深く結びついていた。
特にデュエルに使用される『Ｄゲイザー』は、携帯電話以上の普及率を誇り、今ではデュエル以外でも使われている。
Ｄゲイザーは拡張現実、つまりＡＲのヴィジョンであたかもそこにモンスターがいるかのように見せる技術である。
このＤゲイザーのお陰でデュエルはより進歩していた。そしてＤゲイザー自身も日々進歩している。
最初は通信機能がついていただけだったが、今ではそれを通して商品のシールを見るだけで原材料や製造者、さらには購入者の評価までもが確認できてしまう。
デュエルモンスターズが万人に受け入れられたのは、Ｄゲイザーあってこそとも言えるだろう――
〜五日後、ＳＳ高等学校前〜
(＊＾ω＾)「今日からここの生徒かお……」
( 'A`)「よお、ブーン」
( ＾ω＾)「ドクオ、おはようだお」
( 'A`)「俺達も今日からこの名門、ＳＳ高等学校の生徒なんだなあ」
(＊＾ω＾)「聞こえてたかお。頑張った甲斐があったお」
( 'A`)「でも入学したからって気ぃ抜いてたらすぐ周りに置いてかれちまうぜ。明日にはデュエルテストもあるんだ」
( ＾ω＾)「入学したばかりなのにテストってどういうことなんだお……まあデュエルなだけマシだお」
( 'A`)「なんでもこのテストの結果で実技の授業がＡ、Ｂ、Ｃに分かれるんだとよ」
(；＾ω＾)「おっ、じゃあ成績どころか将来に響くのかお……油断はできないお」
( 'A`)「まあ何とかなるさ。それより早く入ろうぜ」
( ＾ω＾)「それもそうだお」
〜1年生廊下〜
( 'A`)「やったな、俺達B組だぜ。ツンも一緒だ」
(＊＾ω＾)「マジだお！ツンはもういるのかお？」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「おはよう、遅かったわね」
( 'A`)「よお。遅刻にはまだ10分もあるだろ」
(＊＾ω＾)「おはようだお！中3の時はみんな離れ離れだったからうれしいお！」
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「……うれしいなんて、大げさね」
( 'A`)「とりあえず席でも確認しにいこーぜ」
( ＾ω＾)「おっ、そうだお」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「私はもう確認したわ。ブーンは一番前、ドクオは窓側だったはずよ」
〜1年B組〜
( ＾ω＾)「おっ、デュエルやってるお？」
( 'A`)「マジだ。あと10分でホームルームだってのに」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「私が来たときにはもう始めてたわ。みんな夢中でデュエル見てて誰も話しかけられるような雰囲気じゃないわよ」
( ＾ω＾)「とりあえずＤゲイザーをリンクさせるお」
『ＡＲヴィジョン、リンク完了』
青眼の白龍：ATK3000
(；'A`)「……あの男子のほうのフィールドにいるの、ブルーアイズじゃねーか！？」
(＊＾ω＾)「本当だお！かっこいいお！初めて見るお！」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「だからみんな見入っちゃってるってわけよ」
( ´∀｀) LP8000 手札2枚
モンスター：青眼の白龍×2
魔法・罠：セット1枚、巨大化(対象青眼の白龍)
从 ﾟ∀从 LP9000 手札3枚
モンスター：なし
魔法・罠：セット1枚
从；ﾟ∀从「くっ、無力の証明でアタシのモンスターを全滅させた後、成金ゴブリンと巨大化のコンボをしかけてくるとはな……」
( ´∀｀)「無力の証明のバトルフェイズを行えないデメリットは相手ターンに発動したから実質ナシだモナ。巨大化を装備した青眼の白龍でダイレクトアタック」
青眼の白龍(巨)：ATK6000
从 ﾟ∀从「ハッ、だけど何の効果もないモンスターなんて古いし弱いんだよ！トラップ発動、ミラーフォース！これで2体とも破壊だ！」
( ´∀｀)「そうとは限らないモナ。カウンタートラップ、王者の看破を発動」
( ´∀｀)「このカードは自分の場にレベル7以上の通常モンスターがいる時、魔法、罠、モンスターの召喚、反転召喚、特殊召喚を無効にして破壊するモナ」
从；ﾟ∀从「んなっ！そ、そんなカードが……！？」
( ´∀｀)「これでミラーフォースは無効だモナ。よって青眼の白龍のダイレクトアタックが通るモナ」
从；ﾟ∀从「あああああああ！！……でもな！手札から冥府の使者ゴーズの効果発動！こいつはダメージを受けた時特殊召喚できる！当然守備表示だ！」 LP9000→3000
冥府の使者ゴーズ：DEF2500
( 'A`)「あいつ、瞬時に判断したな。大ダメージに焦ってるけど攻撃宣言時にしか発動できないミラフォが破壊されるのは想定内だったんだろうな」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「ゴーズは自分の場に何もないときにダメージを受けた場合だけ特殊召喚できる……だからきっと前のターン他のカードはあえて出さなかったのね」
( ＾ω＾)「自分のデッキ内の相性のいいカードの組み合わせは全て頭の中ってことかお」
从 ﾟ∀从「ゴーズの効果発動！戦闘ダメージを受けていた場合、受けた戦闘ダメージと同じ攻守のカイエントークンを特殊召喚！こいつも守備表示だ！」
カイエントークン：DEF6000
( ´∀｀)「僕のライフポイントが上回ったから、巨大化の効果で青眼の白龍の攻撃力は元々の半分になるモナ」
青眼の白龍(巨)：ATK6000→ATK1500
( 'A`)「巨大化が仇となったな……あれじゃ次のターン攻守6000のカイエントークンにボコられちゃうんじゃないか？」
( ´∀｀)「まだバトルフェイズは終了しないモナ。速攻魔法、エネミー・コントローラーを発動。ゴーズを攻撃表示にするモナ」
冥府の使者ゴーズ：DEF2500→ATK2700
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「カイエンを攻撃表示で出してたらエネコンのもう一つの効果でこのターンで終わってたわね……でもなんでこのタイミングで？」
( ＾ω＾)「……このターンで決める気だお」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「「えっ？」」('A` )
从 ﾟ∀从「たかだか300の戦闘ダメージのために攻撃表示に？ブルーアイズに頼ってるだけでプレイングはからきしだな！」
( ´∀｀)「……青眼の白龍でゴーズに攻撃、ダメージ計算前に手札からオネストを捨てて効果を発動するモナ」
从；ﾟ∀从「オネストだと……！？（くそっ！妨害できるカードが無い！）」
( ´∀｀)「バトルする相手モンスターの攻撃力分だけ、自分の光属性モンスターの攻撃力をアップするモナ」
青眼の白龍：ATK3000→ATK5700
从；ﾟ∀从「くそおおおおおおおおおおおおお！！」
从 ﾟ∀从LP3000→LP0 ﾋﾟｯｰ ( ´∀｀)WIN！
ｵｵｰ ｽｹﾞｰ ﾂｴｰﾅｱｲﾂ ｸｸｸ…ﾗｲﾊﾞﾙﾄｳｼﾞｮｳﾀﾞﾅ ｶﾃﾙｷｼﾈｰﾜ
从；ﾟ∀从「攻撃力が高いだけのモンスターにやられるなんて……」
( ´∀｀)「……君が賭けてたカードはいらないモナ。その代わり僕のデッキを馬鹿にしたことを謝って欲しいモナ」
从；ﾟ∀从「えっ……バ、バカにしやがって！……いや、その、悪かった……くそっ」
( ´∀｀)「あ、待つモナ」
从#ﾟ∀从「何だよ！まだ何かあるのか？」
( ´∀｀)「もうそろそろホームルームだモナ。教室から出ないほうがいいモナ」
从 ﾟ∀从「……ちっ。お前、変わったヤツだな」
( ´∀｀)「君こそモナ」
从 ﾟ∀从「フン」
ｼｰﾝ……ｻﾞﾜｻﾞﾜ……
( 'A`)「なぁ、何であのターンで決着がつくってわかったんだ？」ｺｿｺｿ
( ＾ω＾)「……なんとなくだお、最近勘が冴えてるんだお」ｺｿｺｿ
( 'A`)「なんとなく、か。まあそういうこともあるか」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「毎回その勘があればデュエルも負けなしね」
( ＾ω＾)「例え予知能力があっても絶対に勝つ、ってことはない気もするお。デュエルは奥が深いお」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「そうかしら？」
ｶﾞﾗﾗｯ
<ヽ｀∀´>「はーい、みんな席に着くニダ」
( 'A`)「おっと、じゃあまた後で」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「ええ」
( ＾ω＾)「おっ」
<ヽ｀∀´>「……今年の一年生はやけに静かニダね？」
( ＾ω＾)（あんな事があった後じゃそりゃそうだお。なんでアンティデュエルなんか……後でどっちかに聞いてみるかお？でも地雷な気もするお）
<ヽ｀∀´>「まあ静かなのはいいことニダ。それじゃあホームルームを始めるニダ。まだ式には時間があるし、まずは自己紹介からいくニダ」
( ＾ω＾)（なんというかすごく訛りが強い先生だお）
<ヽ｀∀´>「えー、1-Bの担任のニダーというニダ。担当教科はデュエルの実技ニダ。ちなみに生まれは韓国で、日本には3年目になるニダ。それから……」
その後、生徒も全員自己紹介をした。さっきデュエルしていた生徒は、男子がモナー、女子がハインというらしい。
自己紹介でみんな多少打ち解けたようだった。しばらくすると体育館に移動するようにという趣旨の放送が流れた。
〜その後、体育館〜
( ＾ω＾)（すっごく広い体育館だお……デュエルコート用の線も床に描いてあるお）
『それでは最後に新入生に校長先生から一言です。校長先生お願いします』
ｺﾂｺﾂｺﾂｺﾂｺﾂ
( ^Д^)「どうも、校長のタカラです。新入生の皆さんも初日で不安なことも多くて気疲れしてるでしょう。さっさと終わらせますね」
( ＾ω＾)（一言といいつつ長い話をするんだろうなぁと覚悟してたけどどうやらそうでもなさそうだお？）
( ^Д^)「入学してすぐこんな話をするのもなんですが、恐らく新入生の皆さんも一度くらいはどこかで挫折したり諦めたりすることがあるでしょう」
( ^Д^)「それでも何事も楽しむ、という気持ちを忘れないようにしてくださいね。特にデュエルモンスターズに関しては、ね」
( ^Д^)「あ、私の話は以上です」
『校長先生、ありがとうございました。それでは、これで入学式を――』
从 ﾟ∀从（……楽しむ、か）
( ´∀｀)（楽しむ……）
( ´・ω・)「……」
( ﾟДﾟ)「……ﾁｯ」
( ＾ω＾)（……どういうことなんだろう？）
少し意味深に感じた校長の話だったが、ドクオに意見を求めると「深いこと言おうとしてスベっただけじゃないか？」とのことだった。
入学式も終わり、1年生から順に教室に戻ることとなった。
〜1年B組〜
<ヽ｀∀´>「教科書も配り終わったニダね。じゃあホームルームの時間までみんな自由にしていいニダ。デュエルも許可しちゃうニダ！」
ｶﾞﾔｶﾞﾔ ｵｲ､ﾃﾞｭｴﾙｼﾛﾖ ｵﾏｴ､ｺｲﾂｦﾅﾒﾃﾐﾛ ｷﾀﾅｲｳﾗ!
( ＾ω＾)「えっと、モナー君だったかお？」
( ´∀｀)「そうモナ。モナーでいいモナ。僕もブーンって呼ぶモナ。そっちはドクオとツンさんだモナね」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「私もツンでいいわよ。よろしく」
( 'A`)「ああ、よろしく」
( ＾ω＾)「わかったお。よろしくだお、モナー。ところでさっきはどうしてアンティデュエルなんてしてたんだお？」
(；'A`)「おまっ、もーちょっと聞きかたってもんがあるだろ」
( ´∀｀)「それｈ从 ﾟ∀从「それにはアタシが答えるぜ！」
(；＾ω＾)「おっ！？え、えと、ハイン、さん？」
从 ﾟ∀从「教室入ったときになんとなく目に付いたからお気に入りのカード見せろよおうって絡んだら青眼の白龍を見せられてな、ついついバカにしちまったんだよ」
从 ﾟ∀从「ブルーアイズなんて希少価値が高いだけの骨董品だぜーってな、そしたら後は売り言葉に買い言葉さ」
从 ﾟ∀从「ホントーにそいつで勝てると思うんなら賭けることだってできるよなぁ？とか言っちゃって」
从 ﾟ∀从「で、あのザマだよ。いやー本当に悪かったなあんなこと言って！でもな、さっきの校長の言葉で目が覚めたぜ！」
从 -∀从「そうだよな、本当に重要なのは勝ち負けじゃないし誰がどんなカード使おうが自由なんだよな！」
从 ﾟ∀从「そう、たとえ骨董品の観賞用カードだろうｇ( ´∀｀)「もっかい叩き潰されたいモナか？」
从 ﾟ∀从「おう、デュエルならいつでも受けて立つぜ！」
( 'A`)「……なんか、全然心配いらなさそうだな」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「……そうね」
(＊＾ω＾)「デュエルを楽しむって、こういう事かお！すごいお校長！」
( 'A`)「あんま真に受けるな」
从 ﾟ∀从「「Ｄゲイザー、セット！デュエルディスク、セット！デュエルターゲット、ロックオン！」」(´∀｀ )
『ＡＲヴィジョン、リンク完了』
从 ﾟ∀从「「デュエル！！」」(´∀｀ )
从 ﾟ∀从「先攻はアタシだぜ！ドロー！モンスターをセット、カードを1枚セットしてターンエンドだ！」
从 ﾟ∀从 LP8000 手札4枚
モンスター：裏守備1体
魔法・罠：セット1枚
( ´∀｀) LP8000 手札5枚
モンスター：なし
魔法・罠：なし
( ´∀｀)「僕のターンだモナ。ドロー。手札から魔法カード、調和の宝札を発動するモナ。コストとして手札から攻撃力1000以下のドラゴン族チューナーを捨てることで、デッキからカードを2枚ドローするモナ」
( 'A`)「チューナーが入ってたのか」
( ´∀｀)「伝説の白石を捨てて、カードを2枚ドロー」
从 ﾟ∀从「チッ、さっきと同じコンボか」
( ＾ω＾)「ほわいとおぶれじぇんど？」
( 'A`)「知らないカードだな」
( ´∀｀)「伝説の白石は墓地に送られた時発動する効果を持っているモナ。その効果によりデッキから青眼の白龍1体を手札に加えるモナ」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「青眼の白龍専用サーチですって！？」
(；'A`)「しかもチューナーで墓地に送られた時発動する強制効果だと！？」
( ＾ω＾)「すごいカードだお……」
( ´∀｀)「さらに手札から魔法カード、抹殺の使途を発動。裏守備モンスターを破壊してゲームから除外するモナ」
从 ﾟ∀从「ちっ、クリッターが……」
( ´∀｀)「魔法カード融合発動、手札の青眼の白龍3体を融合するモナ」
从；ﾟ∀从「……えっ？」
(；'A`)「お、おいまさか」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「嘘でしょ……ブルーアイズを3枚、しかもその融合体まで持ってるなんて……」
( ´∀｀)「青眼の究極竜を融合召喚するモナ」
青眼の究極竜：ATK4500
(＊＾ω＾)「すげーお！かｋｋ从*ﾟ∀从「トラップ発動、奈落の落とし穴！ヒャハハ！耐性がないならどうってこｔ( ´∀｀)「速攻魔法、融合解除を発動モナ」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「」
( 'A`)「」
( ＾ω＾)「」
从 ﾟ∀从「」
( ´∀｀)「3体の青眼の白龍を特殊召喚するモナ。そしてバトル、全てのブルーアイズで攻撃するモナ」
青眼の白龍：ATK3000 青眼の白龍：ATK3000 青眼の白龍：ATK3000
从 ﾟ∀从「」
从 ﾟ∀从LP8000→LP5000→LP2000→LP0 ﾋﾟｯｰ ( ´∀｀)WIN！
ｻﾞﾜｻﾞﾜ ﾏﾀｱｲﾂﾏｹﾃﾝｿﾞ ｱｲﾂﾂﾖｸﾈ? ｲｲﾅ､ｱﾚ…ﾎｼｲﾅ…ﾌﾞﾙｰｱｲｽﾞ
(；'A`)「ワ、ワンターンキル……」
从 ﾟ∀从「……お前、マジで強いんだな」
( ´∀｀)「たまたま手札がよかっただけモナ」
从 ﾟ∀从「そーいうのも含めて強いって言ってんだよ」
(＊＾ω＾)「すごかったお！ワンターンキルなんてTV以外で初めて見たお！」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「プロのデュエルでも滅多に見れないものね」
( ＾ω＾)「僕も！僕もデュエルしたいお！いいかお？モナー！」
( ´∀｀)「……今日はもうやめておくモナ。明日のテストで誰と対戦するかまだわからないモナ。これ以上の手は隠しておくモナ」
(；'A`)「そ、そうか（まだ見せてないコンボがあるのか！？）」
(；＾ω＾)「おっ……そうだったお……でもデュエルしたいお！ハインはどうだお！？」
从；ﾟ∀从「2回もワンショットキルされたんじゃな……アタシも今日はデッキを見直すよ」
( ´・ω・)「あの……僕とデュエルしない？」
( ＾ω＾)「おっ？君は確かショボン君だったかお。いいお！デュエルスタンバイだお！」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ（デュエルするタイミング逃したわ……）
( ´・ω・)「うん。それじゃ、いくよ」
〜5分後〜
从 ﾟ∀从「アイツのジャンクデッキいい動きすんなぁ」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「いや、ブーンのデッキが動いてるっていうか……」
( 'A`)「不死武士ビートは安定はするけどただのビートダウンだからな……色んなシンクロが使えるブーンのデッキの相手は辛いだろーよ」
( ＾ω＾)「ジャンク・アーチャーの効果で裏側守備表示のモンスターをゲームから除外するお！」LP8000
(；´・ω・)「うう……」LP2500
( ＾ω＾)「ジャンク・アーチャーで不死武士に攻撃！さらにジャンク・ウォリアーでダイレクトアタック！」
ジャンク・アーチャー：ATK2300 ジャンク・ウォリアー：ATK3200
(；´・ω・)「うわああああああああああ！！」
( ´・ω・)LP2500→LP0 ﾋﾟｯｰ ( ＾ω＾)WIN！
( ＾ω＾)「あんまり手札がよくなかったのかお？全然動けてなかったみたいだったお」
( ´・ω・)「いや、そんなに悪くはなかったんだけど……その、レベルが合わなくって」
( 'A`)「エクシーズが主体だったのか。どのランクだ？」
( ´・ω・)「ランクは……4かな。でも1枚しか持ってないから、ガイアナイトも出せるようにチューナーも入ってるんだ。そのせいかな……」
( 'A`)（ランク4で墓地に落ちても不死武士の蘇生効果のジャマにならない戦士族？……知らないカードだな）
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「ランク4ならゴブリンドバークなんていいんじゃないかしら？」
( ´・ω・)「ゴブリンドバークはその、シンクロにもエクシーズにもいいんだけど終末の騎士とかを特殊召喚しても効果が使えないから……でも一応入ってるよ」
从 ﾟ∀从「ならコイツをやるよ。不死武士とは相性よくないけど汎用性はバツグンだぜ！」
( ´・ω・)「フォトン・スラッシャー……いいの？なんか、すごく強そうなモンスターだけど」
从 ﾟ∀从「いいんだよ。自分の分はあるからな。その代わり、今度いらない光属性の上級手に入れたらくれよな！」
( 'A`)（光属性の上級って……コイツアンティで勝ったらブルーアイズデッキに入れる気満々だったんじゃねーか？）
( ´∀｀)「下級モンスターと上級モンスターの交換なんてちゃっかりしてるモナ」
从 ﾟ∀从「いらないヤツだったら別にいいだろー。それにこのカードは一応珍しいカードなんだぜ？」
( ＾ω＾)「確かに見たことないお。こんなに高性能なカードなら僕のデッキにだって入っちゃうお」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「もしかして最近噂になってる公式に販売されていないのにデュエルディスクが読み込むっていう不思議なカードの中の1枚かしら？」
( 'A`)「そもそも公式に販売されてるカードが何種類あるか把握してるとこなんてあるのか怪しいけど、ありうるな。どこで手に入れたんだ？」
从 ﾟ∀从「拾ったんだよ。……デッキごと」
( ´∀｀)「アンティデュエルでデッキごと奪ったから出所はわからないって素直に言えばいいモナ」
( ＾ω＾)「さすがの僕でもそれは引くお」
从；ﾟ∀从「ちげーよ！もうずっと前のことだけどバラバラになったデッキとカードケースが散らばってたから持って帰ったんだよ！」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「それもまたすごい話ね……まさか落としたまま気がつかなかったってことはないだろうし、事故にでも巻き込まれたのかしら？」
( ´・ω・)「本当に貰っちゃっても大丈夫なのかな……」
从 ﾟ∀从「拾ったのはもう1年くらい前だし全然大丈夫だろ」
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
<ヽ｀∀´>「はーい、ホームルームの時間ニダー。……でもまだ戻ってきてない生徒もいるし、今日はこのまま解散でいいニダ。それじゃ、さよならニダ」
ｶﾞﾔｶﾞﾔ ｻﾞﾜ… ｻﾞﾜ… ﾕｳﾚｲﾄﾊﾅﾝﾀﾞ?ｲﾂﾊﾂﾄﾞｳｽﾙ?
( 'A`)「終わったな」
( ＾ω＾)「長い……戦いだったお」
( 'A`)「どんなノリだよ。今日はどうする？明日のためにデュエルでもするか？」
( ´∀｀)「さっきも言ったけど僕は遠慮しておくモナ。今日は早めに帰って明日に備えるモナ」
从 ﾟ∀从「アタシはさっきちょっとデッキを見直したからな、試運転するぜ！」
( ＾ω＾)「じゃあとりあえず、Ｄゲイザーの番号を交換しようお！」
( ´∀｀)「もちろんだモナ」
全員Ｄゲイザーを取り出し、連絡先交換ボタンを押した。
これだけで周囲3メートル以内の連絡先交換ボタンを押しているＤゲイザーとは、全て連絡先を交換できる。
( ´∀｀)「全員交換し終えたモナね。それじゃあ、僕は帰るモナ」
( ´・ω・)「僕も今日は帰ろうかな。デッキを見直したいし……カードありがとう、ハインさん」
从 ﾟ∀从「いいってことよ、元々アタシのじゃないし。じゃーな」
( ＾ω＾)「それじゃあ、また明日だお！」
( ´∀｀)「また明日だモナ。君達も明日のテストに備えるといいモナ」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「ええ、そうね。それじゃ、また明日ね」
( 'A`)「じゃーなー」
( ´・ω・)「それじゃあまた明日……」
モナーとショボンは、教室から出て行ってしまった。
ショボンはどうやらモナーにデュエルについて色々聞いているらしく、少しだけ会話が聞こえていたが、すぐに聞こえなくなった。
从 ﾟ∀从「さて、誰がアタシの相手をするんだ？」
( ＾ω＾)「僕がやｒξ ﾟ��ﾟ)ξじゃあ私がやろうかしら？このままだとしばらくデュエル描写なさそうだし」
( 'A`)「何のことだよ？」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「こっちの話よ。それじゃ、いいわね？」
从 ﾟ∀从「ああ、いいぜ！デュエルスタンバイ！」
(；＾ω＾)「僕がよくないお！」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「Ｄゲイザー、セット！デュエルディスク、セット！デュエルターゲット、ロックオン！」从∀ﾟ 从
『ＡＲヴィジョン、リンク完了』
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「デュエル！！」从∀ﾟ 从
入学したばかりだというのに、他にも色々な人と仲良くなり、デュエルをした。
というよりはデュエルをしたから、またはデュエルを通じて仲良くなったのかもしれない。
( ＾ω＾)（これがデュエルを楽しむってことかお……高校生活、とても楽しくなりそうだお！）
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「あれ？私のデュエルの描写は？」
ナンバーズ2 入学 〜完〜
このページへのコメント
青眼が２体いる描写がほとんどなかったのでわかりにくかったですね……
もっと精進します。ご意見ありがとうございます。
青眼は2体いるぜ？よく見てみなー
巨大化で半分になってるからオネスト使ってもＬＰ残るんじゃないの？