ナンバーズ5 星屑
最終更新：ID:y9tv42cAoA 2012年04月28日(土) 22:35:12履歴
7年前に日本の政府は、『デュエル専門学校』の他にも様々なデュエルモンスターズ用の施設を建設した。
その中の一つが、Ｄゲイザーやデュエルディスクの開発と研究を行っている『エレフォント研究所』である。
エレフォント研究所で開発されたＤゲイザーやデュエルディスクは、デュエルをより大きく進歩させた。
しかし、エレフォント研究所は6年前に原因不明の事故で半壊し、研究員も全員失踪してしまった。
現在は再建され研究も続いているが、その事故の事はずっと謎のままとなっていた――
〜１年生廊下〜
( ＾ω＾)（ショボンは父さんはきっとどこかで生きているって言ってたけど、普通に考えてもう亡くなってるお……）
( ＾ω＾)（今の世の中で6年間も隠れて生活なんてできるわけないし、家族に会いたくならないわけがないお）
( ＾ω＾)（ショボン……今は一人にして欲しいって言ってたけど、大丈夫かお？）
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「ねえ、ブーン……その、ショボン君大丈夫かしらね？」
( ＾ω＾)「おっ？……親父さんがいなくなったのは6年前だお。ちょっと思い出して辛いだけで、きっと大丈夫だお。それにさっきまであんな激しいデュエルを……」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「そ、そうよね！……えっと、ブーンは、その……ナンバーズの事、いつ知ったの？」
( ＾ω＾)「……体育館でギコとタカラ校長が話してたんだお。危険なカードだって」
( ＾ω＾)（あれ？でもあの言い方からするとナンバーズ同士でデュエルした時だけナンバーズと魂の賭けが行われるみたいだったお……保管しておけば危険はないんじゃないかお？）
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「そう、なんだ……結局ナンバーズって何なのかしらね？番号があるみたいだけど、何番まであるのかしら？」
( ＾ω＾)（いや、でも危険だとわかってて使おうとするデュエリストもいるんだお……ナンバーズにはきっとそうさせる何かがあるんだお）
( ＾ω＾)（ナンバーズが強いから使おうと思うのか、それとも持ってるだけで使いたくなってしまうのか……）
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「……ブーン？」
( ＾ω＾)（そういえばホープは進化する能力を持っていたお。しかもデュエル中にいきなりカードが現れて……アレはなんだったんだお？他のナンバーズもああいうことができるのかお？）
( ＾ω＾)（ギコは一度だけドローしたカードを見ずに発動していたお。アレはギコのナンバーズの力だったのかお？）
ξ ﾟ��ﾟ)ξ（……ブーン、また考え事してるのね。本当にすごい集中力で参っちゃうわ）
( ´∀｀)「どうしたんだモナ？二人とも、難しい顔して」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「あ、モナー君」
( ＾ω＾)「……おっ？モナー、いつからそこにいたんだお？」
( ´∀｀)「ついさっきモナ。1時間目のテストが終わってヒマだしこっちに来たモナ。何かあったモナか？」
( ＾ω＾)「……モナーは、何か特別なカードとか知ってるかお？」
( ´∀｀)「特別なカード？」
( ＾ω＾)「例えば、すごい力を持ってるとか……そういうカードの事だお」
( ´∀｀)「……ここの先輩達の中には、すごい力を持つエクシーズモンスター群を持ってる人達がいるらしいモナ」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「エクシーズモンスター……」
( ＾ω＾)「先輩達が……すごい力って、どんなのだお？」
( ´∀｀)「持っているだけでデュエルに強くなったり、とても強い効果を持っていたりするらしいモナ」
( ＾ω＾)「持っているだけでデュエルに強くなるカード？」
( ＾ω＾)（もしそのエクシーズモンスターがナンバーズの事だったら、それがギコがナンバーズを欲しがる理由かお？）
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「本当にそんな力があるのかしらね」
( ´∀｀)「あくまで噂だモナ。この学校のトップデュエリストはエクシーズモンスターを使わないらしいし」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「その噂が本当だったら、その特別なエクシーズモンスターを使ってもこの学校のトップに勝てないって事よね……」
( ＾ω＾)「自分の実力だけで特別なカードを使う相手に勝つなんて、なんかかっこいいお！」
( ´∀｀)「……そうモナね」
( ＾ω＾)「おっ？どうしたんだおモナー？」
( ´∀｀)「いや、何でもないモナ。ちょっと体育館に戻って、デュエルを見てくるモナ。何か新しい発見があるかもしれないし」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「研究熱心なのね」
( ´∀｀)「これでも一応プロを目指してるんだモナ。まあ、ここの生徒は大体がそうだろうけど」
( ＾ω＾)「モナーとはまだデュエルしたことないけど、すごく強いのはわかるお！絶対なれるお！」
( ´∀｀)「……ありがとうモナ。それじゃ」
そう言うとモナーは体育館のほうへ歩いていってしまった。
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「モナー君の言ってたエクシーズモンスター群って、ナンバーズのことなのかしら？」
( ＾ω＾)「きっとそうだお。……もしかしたら、ショボンのホープを先輩達も狙ってくるかもしれないお」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「……ショボン君には、何て言うの？」
( ＾ω＾)「本当のことを言って、これからどうするか決めるお。B組に戻ろう」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「……そうね、そのほうがいいわ」
〜1年B組〜
( ´・ω・)「あ、ブーン君にツンさん」
そこには机の上に自分のデッキを広げてデッキ調整をしている元気なショボンの姿が！
(；＾ω＾)「……ショボン、その……親父さんの事を思い出してたんじゃ？」
( ´・ω・)「え？いや、もう6年も前の事だし……でもきっと生きてるって信じてるよ。遺体は見つからなかったって警察も言ってるし」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「ショボン君、わりとポジティブだったのね……」
( ＾ω＾)「まあ、何はともあれ心配いらなさそうで安心したお」
( ´・ω・)「僕は大丈夫だよ。そんな事よりブーン君、ちょっとデュエルしてくれない？ギコ君がまたデュエルを挑んできた時に、負けないようにしなくちゃ」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「いやいやいやデュエル断ればいいじゃない！？どっちが勝っても危ないわよ！」
( ´・ω・)「でも、教頭先生は対等な友達を欲しがってるかもって……きっと、僕がもっと強くなれば仲良くなれるんだ」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「いきなり何も言わずに魂賭けたデュエルしかけてくるような人とどう仲良くなるのよ……」
( ＾ω＾)「いや、ツン。確かにショボンはもっと強くなる必要があるお。さっきのデュエルも実質ショボンの負けだったお」
( ´・ω・)「……あの時僕はまだ負けてなかったよ。タスケナイトが墓地にいたんだ」
タスケナイト：ATK1700
このカードが墓地に存在し、自分の手札が0枚の場合、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚し、バトルフェイズを終了する。
「タスケナイト」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(；＾ω＾)「おっ？ホープの素材にしたモンスターが、こんな効果を持ってたのかお」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「あの絶望的な状況でまだそんな手段を残していたのね」
( ´・ω・)「でも、あの後はどうなったかわからない……だから、もっと強くなりたいんだ」
( ＾ω＾)「もちろんデュエルは受けるお！さあ、デュエルスタンバイだお！」
( ´・ω・)「ありがとう……いくよ！」
( ＾ω＾)「「Ｄゲイザー、セット！デュエルディスク、セット！デュエルターゲット、ロックオン！」」(・ω・｀ )
『ＡＲヴィジョン、リンク完了』
( ＾ω＾)「「デュエル！！」」(・ω・｀ )
( ´・ω・)「僕の先攻だよ、ドロー！手札から終末の騎士を召喚！召喚時の効果を発動！」
終末の騎士：ATK1400
( ＾ω＾)「ちょっと待つお！手札からエフェクト・ヴェーラーの効果発動！相手のメインフェイズにこのカードを墓地に送り、相手の場のモンスター1体の効果をエンドフェイズまで無効にするお！」
(；´・ω・)「うっ……不死武士を墓地に送れない……このままターン終了だよ」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「このタイミングでのエフェクト・ヴェーラーってことは……」
( ´・ω・) LP8000 手札5枚
モンスター：終末の騎士
魔法・罠：なし
( ＾ω＾) LP8000 手札4枚
モンスター：なし
魔法・罠：なし
( ＾ω＾)「僕のターンだお！手札からジャンク・シンクロンを召喚！召喚時の効果で墓地からエフェクト・ヴェーラーを特殊召喚！」
ジャンク・シンクロン：ATK1300 エフェクト・ヴェーラー：DEF0
( ´・ω・)「でもエフェクト・ヴェーラーはチューナーモンスター……チューナー同士じゃシンクロはできないよ」
( ＾ω＾)「その通りだお。だったらチューナー以外のモンスターがいればいいんだお！手札からジャンク・サーバントを特殊召喚！」
ジャンク・サーバント：ATK1500
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「ブーンのあのモンスター、久しぶりに見るわね」
( ´・ω・)「あのモンスターって？」
( ＾ω＾)「今にわかるお。レベル4、ジャンク・サーバントにレベル3、ジャンク・シンクロンをチューニング！塵が積もれば、空を切り裂く弓矢となる！シンクロ召喚！」
( ＾ω＾)「ジャンク・アーチャー！」
ジャンク・アーチャー：ATK2300
( ´・ω・)「ジャンク・アーチャーなら昨日も見たけど……」
( ＾ω＾)「僕の場にはジャンク・アーチャーとチューナーモンスターのエフェクト・ヴェーラーがいるんだお？」
(；´・ω・)「まさか……またシンクロ召喚を！？」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「そういうことね」
( ＾ω＾)「と、その前にジャンク・アーチャーの効果発動！終末の騎士をエンドフェイズまでゲームから除外するお！ディメンジョン・シュート！」
(；´・ω・)「うっ……ダイレクトアタックが狙いか」
( ＾ω＾)「そしてレベル7のジャンク・アーチャーにレベル1のエフェクト・ヴェーラーをチューニング！塵が積もれば、光り輝く星屑となる！シンクロ召喚！」
( ＾ω＾)「スターダスト・ドラゴン！」
スターダスト・ドラゴン：ATK2500
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「いつ見てもキレイだわ……」
( ´・ω・)「こ、こんなモンスター初めて見たよ」
( ＾ω＾)「わりと珍しいカードらしいお。バトル、スターダスト・ドラゴンでダイレクトアタック！」
(；´・ω・)「うわっ！」LP8000→LP5500
( ＾ω＾)「カードを1枚セットしてターンエンド！エンドフェイズに終末の騎士は戻ってくるお」
( ´・ω・) LP5500 手札5枚
モンスター：終末の騎士
魔法・罠：なし
( ´・ω・) LP8000 手札2枚
モンスター：スターダスト・ドラゴン
魔法・罠：セット1枚
( ´・ω・)「僕のターン……でも終末の騎士が残ってる。手札からダーク・グレファーを召喚！」
ダーク・グレファー：ATK1700
( ´・ω・)「ダーク・グレファーの効果発動！手札から闇属性のネクロ・ガードナーを墓地に送ることで、デッキから闇属性の不死武士を墓地に送るよ」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「レベル4のモンスターが2体！」
( ＾ω＾)「来るかお！」
( ´・ω・)「僕は終末の騎士とダーク・グレファーでオーバーレイネットワークを構築！エクシーズ召喚！」
( ´・ω・)「これが僕の希望！Ｎｏ.３９ 希望皇ホープ！」
Ｎｏ.３９ 希望皇ホープ：ATK2500
( ＾ω＾)「トラップ発動、奈落の落とし穴！」
( ´・ω・)「えっ」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「えっ」
( ＾ω＾)「相手が召喚・反転召喚・特殊召喚してきた攻撃力1500以上のモンスターを破壊し、ゲームから除外するお！落っこちろホープ！」
(；´・ω・)「そ、速攻魔法、禁じられた聖槍を発動！このターンのエンドフェイズまでホープの元々の攻撃力を800ポイント下げて他の魔法と罠の効果を受け付けなくするよ！」
Ｎｏ.３９ 希望皇ホープ：ATK2500→ATK1700
( ＾ω＾)「それを使ってスターダストを倒すつもりだったのかお。でも逆にホープが弱体化したお」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「あまりにも容赦なく発動するから驚いたわ……心の中で説明ぐらいしておきなさいよ」
( ＾ω＾)「何の事だお？」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「何でもないわ」
( ´・ω・)（ホープの攻撃力はエンドフェイズまで戻らない……ホープレイにすれば攻撃力は元に戻ってスターダストと相打ちできるけど……それだと守りも攻めも薄くなる）
( ´・ω・)「ターンエンドだよ」
( ´・ω・) LP5500 手札3枚
モンスター：ホープ（終末の騎士、ダーク・グレファー）
魔法・罠：なし
( ＾ω＾) LP8000 手札2枚
モンスター：スターダスト・ドラゴン
魔法・罠：なし
区切り
( ＾ω＾)「僕のターンだお！ドロー！手札から、ジャンク・ブレーダーを召喚！そして効果を発動するお。墓地のジャンク・サーバントとジャンク・アーチャーを除外して攻撃力アップ！」
ジャンク・ブレーダー：ATK1800→ATK2200→ATK2600
( ´・ω・)「ホープの攻撃力を上回った……でもホープは攻撃を無効に出来るし、エンドフェイズにその攻撃力は戻るはず」
( ＾ω＾)「どうかな？これが僕のデッキの基本コンボだお！手札を1枚捨てて装備魔法Ｄ・Ｄ・Ｒを発動！除外されたジャンク・アーチャーを特殊召喚し、このカードを装備するお！」
ジャンク・アーチャー：ATK2300
(；´・ω・)「またジャンク・アーチャーだって！？」
( ＾ω＾)「こいつの効果はさっき説明したとおりだお。その効果によりホープをエンドフェイズまで除外！ディメンジョン・シュート！」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「エクシーズモンスターを除外した場合、エクシーズ素材は墓地に送られてしまう……うまいわね」
(；´・ω・)「ホープがいないんじゃ攻撃を防げない……」
( ＾ω＾)「バトルだお！ジャンク・アーチャーでダイレクトアタック！スクラップ・アロー！」
(；´・ω・)「ううっ」LP5500→LP3200
( ＾ω＾)「さらにスターダスト・ドラゴンでダイレクトアタック！シューティング・ソニック！」
(；´・ω・)「残り1000を切っちゃった……ブーン君、やっぱり強いや」LP3200→LP700
( ＾ω＾)「でもトドメはさせなかったお。ジャンク・ブレーダーでダイレクトアタック！」
(；´・ω・)「墓地のネクロ・ガードナーをゲームから除外して攻撃を無効にするよ！」
( ＾ω＾)「ターンエンド。ホープはフィールドに戻ってくるお」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「ブーンが押してるように見えるけど……手札を使い切っちゃってるわね」
( ´・ω・) LP700 手札3枚
モンスター：ホープ
魔法・罠：なし
( ＾ω＾) LP8000 手札0枚
モンスター：スターダスト・ドラゴン ジャンク・ブレーダー ジャンク・アーチャー
魔法・罠：なし
( ´・ω・)「僕のターン！……いくよ、ブーン君！カオス・エクシーズ・チェンジ！希望の光……ＣＮｏ.３９ 希望皇ホープレイ！」
ＣＮｏ.３９ 希望皇ホープレイ：ATK2500
( ＾ω＾)「来たかお！でもブレーダーとアーチャー、どちらか残れば殴り勝てるお！それにエクシーズ素材は一つしかないお！」
( ´・ω・)「だったら……ホープレイの効果発動！オーバーレイ・チャージ！ホープレイの攻撃力を500ポイントアップし、アーチャーの攻撃力を1000ポイントダウン！」
ＣＮｏ.３９ 希望皇ホープレイ：ATK2500→ATK3000 ジャンク・アーチャー：ATK2300→ATK1300
( ´・ω・)「そしてＥ・ＨＥＲＯ エアーマンを召喚するよ！召喚時の効果で、Ｅ・ＨＥＲＯ アナザー・ネオスを手札に加えるよ」
Ｅ・ＨＥＲＯ エアーマン：ATK1800
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「ブレーダーとアーチャー、両方を破壊する気ね」
( ´・ω・)「バトル！エアーマンでアーチャーを、ホープレイでブレーダーを攻撃！」
( ＾ω＾)「当然、防ぐ手段はないお」LP8000→LP7500→LP6300
( ´・ω・)「僕はカードを1枚セットしてターンを終了するよ」
( ´・ω・) LP700 手札3枚
モンスター：ホープレイ エアーマン
魔法・罠：セット1枚
( ＾ω＾) LP6300 手札0枚
モンスター：スターダスト
魔法・罠：なし
( ＾ω＾)「僕のターンだお、ドロー！でもエアーマンの攻撃力は1800でスターダストは攻撃力2500！この攻撃が通れば僕の勝ちだお！バトルフェイズに入るお！」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ（ショボン君の場には伏せカードが1枚だけ……防げるのかしら？）
( ＾ω＾)「スターダスト・ドラゴンでエアーマンに攻撃！」
( ´・ω・)「トラップ発動、くず鉄のかかし！攻撃を無効にするよ！そしてくず鉄のかかしは発動後同じ場所にまたセットされる」
( ＾ω＾)「毎ターン使える便利な攻撃妨害トラップかお。ターンエンドだお」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「手札がほとんどないブーンにはかなり厄介なんじゃないかしら……？」
( ´・ω・) LP700 手札3枚
モンスター：ホープレイ エアーマン
魔法・罠：セット1枚
( ＾ω＾) LP6300 手札1枚
モンスター：スターダスト
魔法・罠：なし
( ´・ω・)「僕のターン、ドロー！手札からＥ・ＨＥＲＯ アナザー・ネオスを召喚！そして僕の場のエアーマンとアナザー・ネオス、そしてホープレイをリリースして……」
Ｅ・ＨＥＲＯ アナザー・ネオス：ATK1900
(；＾ω＾)「おっ！？」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「あのカードが来るのね……」
( ´・ω・)「Ｄ−ＨＥＲＯ Ｂｌｏｏ−Ｄを特殊召喚！」
Ｄ−ＨＥＲＯ Ｂｌｏｏ−Ｄ：ATK1900
( ´・ω・)「Ｂｌｏｏ−Ｄの効果発動！相手の場のモンスターを装備カードとしてこのカードに装備してその攻撃力の半分攻撃力アップ！スターダストを装備するよ！」
Ｄ−ＨＥＲＯ Ｂｌｏｏ−Ｄ：ATK1900→ATK3150
(；＾ω＾)「スターダストがっ！この状況でこれは絶望的だお……」
( ´・ω・)「バトル！Ｄ−ＨＥＲＯ Ｂｌｏｏ−Ｄでダイレクトアタック！」
(；＾ω＾)「おおうっ！」LP6300→LP3150
( ´・ω・)「あともう1回ダイレクトアタックが通れば勝てる！ターンエンドだよ！」
( ´・ω・) LP700 手札2枚
モンスター：Ｂｌｏｏ−Ｄ(スターダスト)
魔法・罠：セット1枚、スターダスト(装備カード状態)
( ＾ω＾) LP3150 手札1枚
モンスター：なし
魔法・罠：なし
( ＾ω＾)「僕のターンだお！ドロー！……最近は毎回いいタイミングで来てくれるお。魔法カード大嵐を発動！」
(；´・ω・)「ああっ！？くず鉄のかかしと装備カードが……」
Ｄ−ＨＥＲＯ Ｂｌｏｏ−Ｄ：ATK3150→ATK1900
( ＾ω＾)「さらに手札から魔法カード星屑のきらめきを発動！墓地から同じレベルになるようにモンスターを除外してドラゴン族シンクロモンスターを復活させるお！」
(；´・ω・)「装備されていたスターダストをすぐさま復活させるなんて……」
( ＾ω＾)「墓地からジャンク・アーチャーとエフェクト・ヴェーラーを除外することで……蘇れ、スターダスト！」
スターダスト・ドラゴン：ATK2500
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「はぁ……やっぱりキレイだわ」
( ＾ω＾)「バトル！スターダスト・ドラゴンで、Ｄ−ＨＥＲＯ Ｂｌｏｏ−Ｄを攻撃！シューティング・ソニック！」
(；´・ω・)「ううっ……あと一発でも通ったら僕の負け……」LP700→LP100
( ＾ω＾)「ターンエンドだお！」
( ´・ω・) LP100 手札2枚
モンスター：なし
魔法・罠：なし
( ＾ω＾) LP3150 手札0枚
モンスター：スターダスト
魔法・罠：なし
( ´・ω・)「僕のターン、ドロー！僕の場にモンスターが存在しなくて僕の墓地に戦士族しかいない時、スタンバイフェイズに墓地から不死武士を特殊召喚するよ」
不死武士：ATK1200
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「あ、そういえばそんなのもいたわね」
( ＾ω＾)「攻撃表示ってことは……何かあるのかお」
( ´・ω・)「僕は手札からチューン・ウォリアーを召喚するよ」
チューン・ウォリアー：ATK1600
(；＾ω＾)「げっ……そっちもシンクロ召喚かお」
( ´・ω・)「レベル3の不死武士にレベル3のチューン・ウォリアーをチューニング！シンクロ召喚！駆け抜けろ、大地の騎士ガイアナイト！」
大地の騎士ガイアナイト：ATK2600
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「普通に越えられちゃったわね」
( ´・ω・)「バトル！大地の騎士ガイアナイトでスターダスト・ドラゴンに攻撃！必殺ガイアスピア！」
( ＾ω＾)「また場と手札に何もない状態だお……手札使いが荒すぎたお」LP3150→LP3050
( ´・ω・)「僕はこれでターンを終了するよ」
( ´・ω・) LP100 手札2枚
モンスター：ガイアナイト
魔法・罠：なし
( ＾ω＾) LP3050 手札0枚
モンスター：なし
魔法・罠：なし
( ＾ω＾)「僕のターンだお、ドロー！モンスターをセットしてターンエンド！」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ（何を引いたのかしら？）
( ´・ω・)「……ブーン君、多分次の僕のターンで決着がつくよ！」
( ＾ω＾)「……来いお！」
( ´・ω・) LP100 手札2枚
モンスター：ガイアナイト
魔法・罠：なし
( ＾ω＾) LP3050 手札0枚
モンスター：セット1体
魔法・罠：なし
( ´・ω・)「僕のターン、ドロー！手札から装備魔法、ビッグバン・シュートをガイアナイトに装備！攻撃力を400ポイントアップさせ、貫通能力を得るよ！」
大地の騎士ガイアナイト：ATK2600→ATK3000
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「貫通能力ってことは……攻撃力が守備力を越えていればその差の分だけダメージを与えるってことね」
( ´・ω・)「そして手札から2体目のアナザー・ネオスを召喚！」
アナザー・ネオス:ATK1900
( ＾ω＾)「これなら僕に3050以上のダメージを与えられるだろうと……そう思ってるお？」
( ´・ω・)「たとえ通らなくても次のターンブーン君が逆転できるとは考えにくいよ。そういう意味での決着がつく、だよ」
( ＾ω＾)「なるほど、そういうことかお」
( ´・ω・)「行くよ！大地の騎士ガイアナイトで裏守備モンスターに攻撃！ビッグバン・ガイア・スピア！」
スターダスト・ファントム：DEF0
( ＾ω＾)「裏守備モンスターはスターダスト・ファントム。守備力は0だお」LP3050→LP50
( ´・ω・)「よし！ブーン君の残りライフはたった50しかない。アナザー・ネオスのダイレクトアタックで僕の勝ちだ！」
( ＾ω＾)「しかしスターダスト・ファントムが相手によって破壊されたとき、その効果が発動するお！」
(；´・ω・)「何だって！？」
( ＾ω＾)「墓地に存在するスターダスト・ドラゴンを守備表示で僕のフィールド上に特殊召喚するお！三度蘇れ、スターダスト！」
スターダスト・ドラゴン：DEF2000
(；´・ω・)「そ、そんな……次のターン攻撃表示にされたら……いや、まだだ！メインフェイズ2に入って僕は魔法カードブラック・ホールを発動するよ！」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「このターン、ブラック・ホールを引き当てていたのね……！」
( ´・ω・)「これでお互いの場のモンスターは全て破壊される……ブーン君が攻撃力100以上のモンスターまたはそれを特殊召喚できるカードを引いたらブーン君の勝ち」LP100
( ´・ω・)「でも引けなかった場合僕の墓地の不死武士が次の僕のターンに蘇り、ダイレクトアタックをしかける！」
( ＾ω＾)「なるほど、最後の賭けってわけかお」LP50
( ´・ω・)「その通りだよ。さあブラック・ホールよ、全てを飲み込め！」
( ＾ω＾)「でもその賭けは成立しないお！スターダスト・ドラゴンの効果発動！」
(；´・ω・)「このタイミングで発動できる効果が！？」
( ＾ω＾)「このカード自身をリリースすることで、フィールド上のカードを破壊する効果を持つ魔法、罠、モンスター効果を無効にして、破壊するお！」
(；´・ω・)「自らを犠牲にして僕のモンスターを守った……？」
( ＾ω＾)「スターダスト・ドラゴンは自分の効果を発動するためにリリースされ墓地に存在する場合、そのターンのエンドフェイズに復活するお！」
( ´・ω・)「……なるほど。僕の完全敗北ってわけだ。エンドフェイズだよ」
( ＾ω＾)「何度でも蘇れ！スターダスト・ドラゴン！」
スターダスト・ドラゴン：ATK2500
( ´・ω・) LP100 手札0枚
モンスター：アナザー・ネオス ガイアナイト(ビッグバン・シュート)
魔法・罠：ビッグバン・シュート(ガイアナイト)
( ＾ω＾) LP50 手札0枚
モンスター：スターダスト
魔法・罠：なし
( ＾ω＾)「これがファイナルターンだお！ドロー！スターダスト・ドラゴンでアナザー・ネオスを攻撃！シューティング・ソニック！」
( ´・ω・)LP100→LP0 ﾋﾟｯｰ ( ＾ω＾)WIN!
( ´-ω-)（ビッグバン・シュートを1ターン早く発動していたら……いや、このカードにはリスクがある。それを考えてギリギリまで装備しない道を選んだのは僕自身だ）
( ＾ω＾)「ショボン、いいデュエルだったお。昨日よりずっと強くなってたお」
( ´・ω・)「うん。ブーン君、ありがとう。今の自分の実力がわかった気がしたよ」
( ＾ω＾)「……ショボン。もしかしたらギコの他にもナンバーズを持ってる生徒がいるかもしれないお」
( ´・ω・)「えっ？」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「さっきモナー君が言ってたのよ。特別なエクシーズモンスター群を使う先輩達がいるらしいって……」
( ＾ω＾)「もし本当だとしたら、ホープを持ち歩くのは危険だお」
( ´・ω・)「そうなんだ……それでも、僕はこのカードと一緒に戦いたい。このカードを使い続けて有名なデュエリストになれば父さんとまた会える……6年前からそう考えてデュエルしてきたんだ」
( ＾ω＾)「……魂を抜かれるかもしれないんだお？」
( ´-ω-)「父さんがくれたカード達があれば、何とかなる。そんな気がするんだ」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「なら、もっと強くならなくちゃね」
( ´・ω・)「え？」
( ＾ω＾)「そうだお！先輩達は僕達よりずっと強いに決まってるお！特訓だお！」
( ´・ω・)「二人とも……ありがとう」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「……そろそろ2時間目に入る頃ね。体育館に戻りましょうか」
(；＾ω＾)「おっ？特訓はどこいったお？」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「色んなデュエルを見るのも立派な特訓よ。それにもしかしたら1年生にもナンバーズを持ってる生徒がいるかもしれないのよ？」
( ´・ω・)「……それもそうだね。出来るだけナンバーズ同士のデュエルは避けたいし、ちゃんと見ておかないと」
(；＾ω＾)「そういうことなら仕方がないお……」
〜そして体育館へ〜
从 ﾟ∀从「あ、ブーンとツンとショボンじゃねーか。体育館から出てたのか、どおりで見かけないわけだ」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「わりと教室に戻る生徒は少なかったのね。ハイン、あなたももうテストは終わったの？」
从 ﾟ∀从「ああ、圧勝さ！まあ、アタシの腕ならこんなもんさ！」
( ´ﾟωﾟ)（うわああああああギコにワンショットキルされたんだったあああああああああ）
( ´ﾟωﾟ)（うわああああああツンさんにワンターンキルされたんだったあああああああああ）
从 ﾟ∀从「どうしたんだこの二人？」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「……テストのせいかしら」
从 ﾟ∀从「あー……まあ、午後があるさ」
( ´ω｀)「慰めはいらないお……そういえばドクオはどこだお？」
从 ﾟ∀从「ドクオなら……今あそこでデュエルするとこだぜ。何か様子がおかしかったけど」
(ﾉ'A`)>
( ﾍﾍ
(；´・ω・)「どう見てもデュエルする姿勢じゃないよ！心が折れてるよ！」
(；＾ω＾)「あー……ドクオは昔からこういう行事が苦手なんだお。学芸会では絶対声裏返るし運動会も絶対転ぶお」
从 ﾟ∀从「そうだったのか……どーりで話しかけてもカタコトだったわけだぜ」
(；´・ω・)「3話の最初らへんはテストかーダルいなーみたいな感じだったじゃないか！」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「予想以上に多くの人から見られててプレッシャーを感じてるのね……確かにこんな大掛かりなテストだとは思わなかったわ」
(；´・ω・)「な、なるほど……とにかくまずいよ、このままだとドクオ君も散々な結果に」
( ＾ω＾)「いや、多分大丈夫だお。デュエルの時だけはあれぐらいがドクオにとってちょうどいいお」
( ´・ω・)「え？」
从 ﾟ∀从「いや全然大丈夫じゃないだろアレ」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「まあ、見てればわかるわ」
『それでは、2時間目のＡの試合を開始します。デュエルスタンバイ！』
('A`) ﾖｯｺｲｼｮ
ﾉ ﾉ)_
从 'ー'从「ふえぇぇん……ふざけた相手なんだよぉ……ボコボコにするんだよぉ……」
( 'A`)「ヨロシクオネガイシマス(裏声)」
从 'ー'从「「Ｄゲイザー、セット！デュエルディスク、セット！デュエルターゲット、ロックオン！」」('A` )
『ＡＲヴィジョン、リンク完了』
从 'ー'从「「デュエル！！」」('A` )
从 'ー'从「ふえぇ……私の先攻だよぉ……永続魔法、神の居城−ヴァルハラを発動するよぉ……」
从 'ー'从「私の場にモンスターがいない時、1ターンに1度だけヴァルハラの効果で手札から天使族モンスターを特殊召喚できるよぉ……マドルチェ・プディンセスを特殊召喚するよぉ……」
マドルチェ・プディンセス：ATK1000→ATK1800
从 'ー'从「ふえぇぇ……プディンセスは私の墓地にモンスターがいない時攻撃力と守備力が800ポイントアップするんだよぉ……さらに装備魔法ミスト・ボディを装備してターンエンドだよぉ……」
从 'ー'从 LP8000 手札3枚
モンスター：プディンセス
魔法・罠：ミストボディ(対象プディンセス)
( 'A`) LP8000 手札5枚
モンスター：なし
魔法・罠：なし
( 'A`)「オレノターン、ドロー。手札抹殺ハツドウ。オタガイニテフダヲスベテステテソノマイスウブンドロー(裏声)」
マドルチェ・プディンセス：ATK1800→ATK1000
从；'ー'从「ふえぇぇ〜ん、手札のモンスターが墓地に送られちゃったからプディンセスが弱くなっちゃったよぉ……」
从 'ー'从（でもミスト・ボディを装備している限りマドルチェ・プディンセスは戦闘によっては破壊されないんだよぉ……）
从 'ー'从（さらにプディンセスが相手モンスターと戦闘を行った時相手フィールド上のカード1枚を破壊できる……プディンセスは無敵なんだよぉ）
( 'A`)「ボチニチゾクセイガ５タイイルタメテフダカラ地霊神グランソイルヲトクシュショウカン(裏声)」
地霊神グランソイル：ATK2800
从；'ー'从「ふええぇ！？手札抹殺の時に捨ててたのが全部地属性岩石族なんだよぉ……こんなのおかしいよぉ……」
( 'A`)「グランソイルノコウカデボチカラ地球巨人 ガイア・プレートヲトクシュショウカン(裏声)」
地球巨人 ガイア・プレート：ATK2800
从；'ー'从「ふええぇ、大ダメージをくらっちゃうよぅ……」
( 'A`)「サラニボチカラガンセキゾクヲ４タイジョガイスルコトデテフダノ地球巨人 ガイア・プレート２タイヲトクシュショウカン(裏声)」
地霊神グランソイル：ATK2800 地球巨人 ガイア・プレート：ATK2800 地球巨人 ガイア・プレート：ATK2800 地球巨人 ガイア・プレート：ATK2800
从；'ー'从「ふえええええええええ！！？？」
从；ﾟ∀从「どういうことだオイ……」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「ドクオは精神的に追い詰められるとドロー運がすっごくよくなるのよ」
(；´・ω・)「いいとかそういうレベルじゃないよアレ……で、でも攻撃力が高いだけじゃあのプディンセスは突破できないんじゃ？」
( ＾ω＾)「多分地砕きとか引いてると思うお」
＜ｼﾞｸﾀﾞｷｦﾊﾂﾄﾞｳ
＜ふえええええええええええええええん！！！！！
(；´・ω・)「うわぁ……3体目のガイア・プレート出さなくてよかったんじゃ……」
( ＾ω＾)「あの状態のドクオは何も考えずにデュエルしてるんだお」
从；ﾟ∀从「こえーな……」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「あれならＡクラスはほぼ確定でしょうね」
从 'ー'从LP8000→LP5200→LP2400→LP0 ﾋﾟｯｰ ( 'A`)WIN!
从；'ー'从「……あ、ありえないよぉ……ワンターンキルなんてプロのデュエルでしか見た事ないよぉ……」
(；'A`)（はっ……気がついたらデュエルが終わってた……どうやら俺の勝ちみたいだな）
( 'A`)「大丈夫か？すまん、デュエルに集中すると周りが見えなくなって(ｷﾘｯ」
从 ；ー；从「……次は絶対負けないよぉっ！」
(；'A`)「えっ、あっ、行っちゃった……泣いてたな……はぁ……やらかしたな」
〜昼休み、教室〜
( 'A`)「まさか泣かれるとは思わなかった……」
( ＾ω＾)「過ぎた事は仕方ないお。それにしてもこのテストだけでも何度もワンショットキルやワンキルが見れたお。どんだけレベル高いんだおここ」ﾓｻﾓｻ
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「……結局アンパン買って来てるし」
( ＾ω＾)「デュエルは頭を使うから糖分の摂取が不可欠なんだお」ﾓｻﾓｻ
( ´・ω・)（でも結局ナンバーズは見かけなかったな……ナンバーズの話、まだブーン君とツンさん以外にはしてないけど……どうしよう）
从 ﾟ∀从「まあこれで授業のクラスが分かれるんだからそりゃ本気出すよな」
( 'A`)「はぁ……」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「クラスといえば……ブーンとショボン君、午後は頑張らないとまずいんじゃないの？さっきブーンもボロ負けしたって言ってたわよね？」
( ´・ω・)「うう……ワンキルした本人はツンさんじゃないか……」
( ＾ω＾)（校長に見込まれてＢ以上確定になったなんて言えない）ﾓｻﾓｻ
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「私のデッキは魔人を出せるように特化してるから……手札と状況がよければああいうこともあるわ」
( ＾ω＾)「エクシーズ召喚しなければああはならなかったお。結束もあったし、素材のままでもよかったのに」ﾓｻﾓｻ
从*ﾟ∀从「そうそう、思い出した！ショボン、テストのときお前が使ってたヤツ、何だよ！？あんないいエクシーズモンスターがいるなら教えろよな！どのパックで出たんだ！？」
( ＾ω＾)「」ﾎﾟﾛｯ
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「」
(；´・ω・)「え、えっと……昔貰った物なんだよ。どうやって手に入れたかはわかんないや」
从 ﾟ∀从「何だよーわかんねーのかよー……まあいいや、わかったら教えてくれよな！」
( ´・ω・)「う、うん……（ナンバーズは危険らしいし……どうしよう、教えたほうがいいのかな）」
( ＾ω＾)（いつまでもナンバーズの事を隠し通せるわけがないお……もしかしたら僕の友達だってナンバーズを手に入れてしまうかもしれない）ﾋｮｲﾊﾟｸ
( ＾ω＾)（それにショボンのホープは半分以上の生徒に見られているお……他のナンバーズ使いに見られていたら……）ﾓｻﾓｻ
( ＾ω＾)（最悪な事態が起こる前に、みんなに話しておかないといけないお……）ｺﾞｸﾝ
( 'A`)「……はぁ」
ナンバーズ5 星屑 〜完〜
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