最終更新:ID:+Xwrtkf4FQ 2007年11月02日(金) 16:04:43履歴
ツンとジョルジュが熱戦を繰り広げていた最中、店の奥ではドクオが寝ていた。
その寝顔は穏やかで、それでいてどこか嬉しそうな表情をしている。
彼は、在りし日の夢を見ていた…
('∀`)『姉ちゃん、コレ見てよ!!』
川; − )『…!このカードは!?』
('∀`)『スゲーだろ!今日パック買ったらこんなカードが出てきたんだぜ!!』
川 − )『…このカードをあたし以外にも見せたのか?』
('∀`)『え?まだだよ。一番に姉ちゃんに見て貰いたかったんだ!』
川 − )『ほッ、そうか…。ドクオ、このカードを他人に見せてはならないぞ』
(;'∀`)『え…?どうしてだよ!?デッキに入れるのも駄目?』
川 − )『あぁ。世の中お前が思っているほど良い人間ばかりじゃない。
"この"レアカードを巡って殺人が起きたことがあるほどだ…』
(;'∀`)『さ、殺人…!』
川 − )『だから、このカードは決して他人には見せてはならない、分かったな?』
(;'∀`)『う、うん!!』
川 − )『だがドクオ…もしお前に親友が出来たとき、
その時はこのカードを親友に見せてやれ!きっと驚くぞ!!』
川 − )『それと、お前が強くなったらデッキに入れてやってもいいんじゃないか?
この子だって戦う為に生まれてきたんだ。いつまでも観賞用じゃ可哀想だろう』
('∀`)『強くって…どのくらい?』
川 − )『ははは!どのくらいか!そうだなぁ…』
川 ー )『あたしに勝てるくらい、かな?』
('A`)(姉ちゃん…)
ああ、これは夢なんだと彼は理解していた。
今、彼の姉は家にはいない。
ある日突然家を出てから、もう半年は帰ってきていない…
('A`)(早く帰って来いよ…飯、毎日二食分作って待ってるんだぜ?)
ドクオの家には両親もいない。
二人とも年中海外を飛び回っていて、帰ってくるのは一年に一度あればマシな方。
その為、以前は二人が交互に食事当番をしていたが、今は独りだ
('A`)(あの約束はなんだったんだよ?いつまでたってもアイツが戦えないじゃないか)
??『そうだな、それは私としても非常に困る』
(;'A`)「う、うわっ!!何だ今の声は!?」
ドクオが眼を覚ますと、今まで見たことの無いほど綺麗な湖のほとりにいた。
あまりにも綺麗過ぎるため、彼はここが現実ではないと一瞬で悟った
??『上だ、ドクオ』
その声を聞きドクオは上を見上げた。そこにいたのは…
('A`)「ブルー、アイズ?」
ドクオの所有する伝説のレアカード、青眼の白龍が優雅に空を飛んでいた
『青眼の白龍』通常モンスター<星8>
光属性/ドラゴン族 ATK3000/DEF2500
高い攻撃力を誇る伝説のドラゴン。
どんな相手でも粉砕する、その破壊力は計り知れない。
青眼『魂がこの世に無いと思ったら、…まさか私達の世界に来ていたとはな』
('A`)「この世に無い!魂が!?オレ、死んだのか!!」
青眼『いや、死んではいない。そもそも、死人がここに来る事は無いからな』
('A`)「そうか、良かった…いや、良くねぇ!!オレは何でこんなとこに!?」
青眼『偶然こちらにやってくる奴も偶にはいるのさ
…お前の場合は、どうやら偶然と言うわけでは無さそうだが』
('A`)「はぁ…」
青眼『それで、だ。お前に話しておきたい事がある』
('A`)「何だ?」
青眼『もういいだろう。そろそろ私を戦いの場へ出させてくれ
世界には私を含め5体のブルーアイズがいる。彼らの話を聞くだけの生活はもうウンザリなのだよ』
青眼A『この前オレ神を生贄にしたwwww』
青眼B『マジでww』
青眼C『ウラヤマシスwwww』
生首『いいなぁお前ら…オレなんかお前らの主人に首もぎ取られたんだぜ?』
青眼A『キモッ!コッチ来るなwwww』
青眼B『そういやオレらの主人の名前なんだっけ?ww』
青眼A『乾貞治だっけ?wwww』
青眼B『おまwwそれ中の人繋がりwwww』
青眼C『確か、海馬…窃盗だっけ?wwww』
青眼A&B『『 そ れ だ !! 』』
生首『アイツ他人から奪ったカード無いと何にも出来ないのな』
青眼A〜C『『『きめぇww近寄るなwwww』』』
生首『(´・ω・`)』
青眼(ドクオ所有)『…』
青眼(あー、でも、あんな風にはなりたくないなぁ…)
('A`)「どうした?急に黙り込んだりして?」
青眼『いや、何でもない』
('A`)「…でもよ、オレには姉ちゃんとの約束があるんだよ」
青眼『知っている。"強くなってから"と言う話だろう?私もその場にいたからな。
大丈夫、今のお前の実力は姉を超えている』
('A`)「…そんなの、やってみなきゃわからないじゃないか」
青眼『(強情な奴め)…ならこうしよう。
今ここで私とデュエルして、お前が負けたら私をデッキに入れろ』
('A`)「俺が勝ったら…?」
青眼『その時は好きにしたまえ。姉を待ち続けるも良し、私を売るのも良しだ』
('A`)「…その体でデュエルなんて出来るのか?」
青眼『おお、それもそうだな。よし、ちょっと待っていろ』
そう言うとブルーアイズの体が発光しその影が小さくなっていった
光が弱まった時、その場所には青い眼と白く長い髪をした一人の女性の姿があった
<ル゚ー゚ノゝ「これなら問題なかろう。さて、始めるぞ…ん?」
(゚A゚)「…」
何故かドクオは目を見開いたまま気絶していた
<ル゚ー゚ノゝ「? 一体どうした事だ…、あ!そういう事か、スマンスマン」
そう、その女性は一糸纏わぬ姿をしていたどこぞのツンデレとは違ってスタイルもバッチリ!)
今だ童貞のドクオにとって、それは余りにも刺激の強すぎる光景だった
<ル゚ー゚ノゝ「よし、それでは始めるぞ」
(*'A`)「お、おう!(布地が薄くて余計にエロスw)」
<ル゚ー゚ノゝ('A`)「「デュエル!!」」
<ル゚ー゚ノゝ「私のターン、ドロー」
<ル゚ー゚ノゝ「私はアックスドラゴニュートを召還する」
『アックス・ドラゴニュート』効果モンスター<星4>
闇属性/ドラゴン族 ATK2000/DEF1200
このカードは攻撃した場合、ダメージステップ終了時に守備表示になる。
('A`)「いきなり攻撃力2000のカードか!」
<ル゚ー゚ノゝ「そしてカードを一枚伏せてターンエンドだ」
<ル゚ー゚ノゝLP8000 手札4枚 場:アックスATK2000 伏せカード…1
('A`) LP8000 手札5枚 場:なし
('A`)「オレのターン、ドロー!」
('A`)「(伏せカードが気になるが…)オレはゴブリンエリート部隊を召還する!」
『ゴブリンエリート部隊』効果モンスター<星4>
地属性/悪魔族 ATK2200/DEF1500
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。
次の自分のターン終了時までこのカードは表示形式を変更できない。
('A`)「(序盤だ、ここは攻めておこう!)エリート部隊でアックスドラゴニュートを攻撃!」
<ル゚ー゚ノゝ「トラップ発動、モンスターレリーフだ」
『モンスターレリーフ』通常罠
相手バトルステップの攻撃宣言時に発動可能。
自分のフィールド上モンスター1体を手札に戻し、
その後手札からレベル4モンスター1体を特殊召喚する。
<ル゚ー゚ノゝ「アックスドラゴニュートを手札に戻し、レアメタルドラゴンを特殊召還する」
『レアメタル・ドラゴン』効果モンスター<星4>
闇属性/ドラゴン族 ATK2400/DEF1200
このカードは通常召喚できない。
('A`)「(…ここは一旦引こう)攻撃を取り消す。二枚伏せてターンエンドだ」
<ル゚ー゚ノゝLP8000 手札4枚 場:レアメタルATK2400
('A`) LP8000 手札3枚 場:エリート部隊ATK2200 伏せカード…2
<ル゚ー゚ノゝ「私のターン、ドロー」
<ル゚ー゚ノゝ「その伏せカード、罠だな?破壊させてもらうよ。スタンピングクラッシュだ」
『スタンピング・クラッシュ』通常魔法
自分フィールド上に表側表示のドラゴン族モンスターが
存在する時のみ発動する事ができる。
フィールド上の魔法・罠カード1枚を破壊し、
そのコントローラーに500ポイントダメージを与える。
<ル゚ー゚ノゝ「私から見て右側のカードを破壊だ」
('A`)「はずれ、突進だ。発動してエリート部隊の攻撃力を700上げる」
<ル゚ー゚ノゝ「そうか、残念。500のライフダメージを受けてもらう」
('A`)LP8000→7500
<ル゚ー゚ノゝ「だが、私にとっての不安要素は無くなった様だ。スピリットドラゴンを召還する」
('A`)「何!?(くそ、もう一枚の伏せカードは奈落の落とし穴。発動できない…)」
<ル゚ー゚ノゝ「手札からアックスドラゴニュートと軍隊龍を捨てさせてもらうよ。攻撃力は3000になる」
『スピリット・ドラゴン』効果モンスター<星4>
風属性/ドラゴン族 ATK1000/DEF1000
このカードが自分のターンに戦闘を行う場合、そのバトルステップ時に発動する事ができる。
手札のドラゴン族モンスター1枚を墓地に捨てる度に、
エンドステップまでこのカードの攻撃力と守備力は1000ポイントアップする。
<ル゚ー゚ノゝ「スピリットドラゴンでエリート部隊に攻撃だ」
('A`)LP7500→7400
<ル゚ー゚ノゝ「レアメタルでドクオに攻撃だ」
('A`)LP7400→5000(ヤバイ!それに、おそらくこの後は…)
<ル゚ー゚ノゝ「ターン終了。手札から超再生能力を発動する」
『超再生能力』速攻魔法
エンドフェイズ時、自分がこのターン中に手札から捨てた、
または生け贄に捧げたドラゴン族モンスター1体につき、
デッキからカードを1枚ドローする。
<ル゚ー゚ノゝ「二枚ドロー。ドクオ、お前のターンだ」
<ル゚ー゚ノゝLP8000 手札2枚 場:レアメタルATK2400 スピリットATK1000
('A`) LP5000 手札3枚 場:伏せカード…1(奈落)
('A`)「(もう駄目かもしれんね)ドロー」
('A`)「(まず、スピリットを何とかしないとな)オレは不意打ち又佐を召還する。
又佐でスピリットに攻撃!」
<ル゚ー゚ノゝLP8000→7700
('A`)「そして、カードを一枚伏せてターン終了だ」
<ル゚ー゚ノゝLP7700 手札2枚 場:レアメタルATK2400
('A`) LP5000 手札2枚 場:又佐ATK1300 伏せカード…2(一枚は奈落)
<ル゚ー゚ノゝ「私のターン、ドロー」
<ル゚ー゚ノゝ「ハリケーン発動、伏せカードは手札に戻る」
(;'A`)(クソッ)
<ル゚ー゚ノゝ「マンジュゴッドを召還、白竜降臨を手札に持ってくる」
『マンジュ・ゴッド』効果モンスター<星4>
光属性/天使族 ATK1400/DEF1000
このカードが召喚・反転召喚された時、自分のデッキから
儀式モンスターカードまたは儀式魔法カード1枚を選択して手札に加える事ができる。
<ル゚ー゚ノゝ「そして白竜降臨を発動。マンジュゴッドを生贄に白竜の聖騎士を召還だ」
『白竜の聖騎士』儀式/効果モンスター<星4>
光属性/ドラゴン族 ATK1900/DEF1200
「白竜降臨」により降臨。
フィールドか手札から、レベルが4以上になるよう
カードを生け贄に捧げなければならない。
このカードが裏側守備表示のモンスターを攻撃した場合、
ダメージ計算を行わず裏側守備表示のままそのモンスターを破壊する。
また、このカードを生け贄に捧げる事で手札またはデッキから
「青眼の白龍」1体を特殊召喚する事ができる。
(そのターン「青眼の白龍」は攻撃できない。)
('A`)(うわー、負けたなこれは)
<ル゚ー゚ノゝ「白竜の聖騎士で不意打ち又佐を攻撃」
('A`)LP5000→4400
<ル゚ー゚ノゝ「更に、レアメタルドラゴンでドクオに攻撃だ」
('A`)LP4400→2000(…姉ちゃん、オレ約束守れそうに無いわ)
<ル゚ー゚ノゝ「バトルフェイズ終了、白竜の聖騎士の効果を発動」
<ル゚ー゚ノゝ「白竜の聖騎士を生贄にして、青眼の白龍…つまり私を召還する!」
白竜の聖騎士が場から消えたのと同時に、女性の体が再びブルーアイズの姿へと変化した
青眼『ターンエンドだ』
<ル゚ー゚ノゝLP7700 手札1枚 場:レアメタルATK2400 青眼ATK3000
('A`) LP2000 手札4枚 場:なし
('A`)(ブーンのあのカードがあれば…逆転できたかもしれないな…)
青眼『どうしたドクオ、サレンダーか?』
('A`)(サレンダー…別にいいか。負けても何も失うものは無いんだし…)
青眼『全く…お前の姉を信頼する気持ちはその程度だったのか?』
('A`)「!?」
青眼『お前は強い、そんなのは自分自身でもよく分かっているのだろう?
だが、あの日の姉の約束を果たさずに私を使う事は、姉への裏切りだ。
そう思ったから、姉のいなくなったあの日以来、私を持ち出すことさえ無くなった。
悲しかったよ。私が外へ出られなかった事よりも、お前の心が塞がれてしまった事が』
('A`)「…」
青眼『…続けるか?それとも…』
('A`)「オレは…」
青眼『…』
('A`)「オレは、姉ちゃんに勝つまで負けられないんだ!!ドロー!!」
('A`)「へへっ、逆転の兆しが見えてきたぜ。おい…ブルーアイズ、で良いのか?」
青眼『何がだ?』
('A`)「名前だよ、名前。五枚もあるんだから皆ブルーアイズじゃ変だろ?」
青眼『…ドクオ、お前は今まで食べたパン一枚一枚に名前を付けるつもりか?』
('A`)「何だその理屈ww オレは対戦相手の名前を全員覚えておく主義なんだよ!」
青眼『ほう、それはどうしてだい?』
('A`)「決まってんだろ、折角リベンジに来てくれたのに名前を知りませんでした、じゃ可哀想だろ!!」
('A`)「天使の施しを発動!!三枚ドローし二枚を捨てる!!
(!? このカード、何でオレのデッキに?)」
('A`)「まぁいいさ。死者への手向けを発動!"このカード"を墓地に送って、レアメタルを破壊だ!!」
『死者への手向け』通常魔法
自分の手札を1枚捨てる。
フィールド上のモンスターを1体選択し、そのモンスターを破壊する。
青眼『…何故私ではなくレアメタルを?』
('A`)「ブーンがカオスソルジャーでゲートガーディアンをぶっ潰したのを見て…
"強敵はモンスターの戦闘で破壊するのがカッコイイ!!" そう感じたんだ!!」
('A`)LP2000→1200「早すぎた埋葬を発動!
死者への手向けで墓地に送ったバスターブレイダーを特殊召還だ!!」
青眼『バスターブレイダーだと!?』
『バスター・ブレイダー』効果モンスター<星7>
地属性/戦士族 ATK2600/DEF2300
相手のフィールド上と相手の墓地のドラゴン族モンスター1体につき、
このカードの攻撃力が500ポイントアップする。
('A`)「へっへっへ。えーと、場には青眼の1体、墓地には…5体!攻撃力は…」
青眼『五千…六百……!』
('A`)「行くぜブルーアイズ!バスターブレイダーで攻撃だ!!」
<ル゚ー゚ノゝLP7700→5100「ック! 攻撃力は変わらずか…」
('A`)「カードを一枚伏せてターンエンドだ!」
<ル゚ー゚ノゝLP5100 手札1枚 場:なし
('A`) LP1200 手札1枚 場:バスター(早すぎた)ATK5600 伏せカード…1
<ル゚ー゚ノゝ「私のターン、ドロー!」ドロー=死者蘇生
<ル゚ー゚ノゝ「(手札のカードはスタンピングクラッシュ…残念だったな、ドクオ)
手札から死者蘇生を発動!ブルーアイズをフィールド上に特殊召還だ!」
('A`)「…」
青眼(何もしてこない…と言う事はあの伏せカードは魔法を打ち消すものではない!)
青眼『そして手札からスタンピングクラッシュを発動する!早すぎた埋葬を破壊だ!!』
('A`)「おっと、伏せカード発動するぜ!マジックジャマーだ」
青眼『何だと!?』
『マジック・ジャマー』カウンター罠
手札を1枚捨てる。
魔法カードの発動を無効にし、それを破壊する。
('A`)「手札を一枚捨てて、スタンピングクラッシュを無効にするぜ」
青眼『だが、何故だ!? 死者蘇生の時点で発動できたはず!!』
('A`)「さっきも言ったろ?"強敵はモンスターの戦闘で破壊するのがカッコイイ"ってな!!」
青眼『…フフフ、ターンエンドだ』
<ル゚ー゚ノゝLP5100 手札0枚 場:ブルーアイズATK3000
('A`) LP1200 手札0枚 場:バスターATK5600
('A`)「オレのターン、ドロー!」
('A`)「もうオシマイにしようぜ!フォース発動!!」
『フォース』通常魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスターを2体選択する。
エンドフェイズ時まで、選択したモンスター1体の攻撃力を半分にし、
その数値分もう1体のモンスターの攻撃力をアップする。
('A`)「ブルーアイズの攻撃力を半分にし、バスターブレイダーの攻撃力を1500上げる!!」
バスターブレイダー ATK 7 1 0 0 !!
('A`)「楽しかったぜ!バスターブレイダーでブルーアイズに攻撃!!」
<ル゚ー゚ノゝLP5100→0「…私もだ」
<ル゚ー゚ノゝ「あーあ、また当分は箱入り娘のままか」
('A`)「いや、このデュエル、オレの反則負けだ」
<ル゚ー゚ノゝ「え!?どういう事だ?」
('A`)「何でかは知らねーが、バスターブレイダーはオレのデッキには入ってないはずなんだ。
ブーンと交換してもらおうと思ってたんだが…」
<ル゚ー゚ノゝ「良いのか?姉に勝つまでは負けられないのでは?」
('A`)「試合にゃ負けたが、勝負には勝ったぜw」
<ル゚ー゚ノゝ「なるほど、そうかそうか!w じゃあ、これからはよろしくな、ドクオ!!」
('A`)「あぁ、よろしく。ブルーアイズ」
<ル゚ー゚ノゝ「キサラ、だ」
('A`)「え?」
<ル゚ー゚ノゝ「私の名前だよ。母の名を借りさせてもらった」
('A`)「そうか。よろしく、…キサラ」
<ル゚ー゚ノゝ「よろしく、ドクオ」
('A`)「…ハッ! ……今のは、夢、だったのか?」
ちょうどツンとジョルジュの戦いが終結した頃、ドクオは目を覚ました
デッキを確認して見るが、やはりブルーアイズのカードは入っていない
('A`)「最近悪夢ばかり見ていたから、こんな夢もたまにはアリかな?」
青眼『夢扱いは酷いな。約束はちゃんと守ってもらうぞ』
('A`)「あ…」
窓の外を見ると、そこには優雅に空を飛ぶブルーアイズの姿があった
青眼『ドクオ、私は先に帰る。暗くなる前に帰って来い。あと…風邪引くなよ!!』
そう言い残し、彼女はドクオの家の方角へと飛び去っていった
('A`)「夢じゃなかったんだな…?何だ、このカードは?」
休憩室のテーブルの上に一枚のカードがあった。
裏返して見ると…それはバスターブレイダーのカードだった
枕元には一枚のメモ。ドクオはそれを読んだ
『急に殴ったりしてすまなかった
このカードはサービスだ、取っておいてくれ
こんなことで許してもらえるかどうか分からないが、許して欲しい
ドクオ君、僕達はキミの成長を期待しているよ』
('A`)「店長…」
(;'A`)「で、何でオレは裸なんだろう?」
魂を解放させる為です
今回の最強カード
『バスター・ブレイダー』効果モンスター<星7>
地属性/戦士族 ATK2600/DEF2300
相手のフィールド上と相手の墓地のドラゴン族モンスター1体につき、
このカードの攻撃力が500ポイントアップする。
<ル゚ー゚ノゝ「死ね」
その寝顔は穏やかで、それでいてどこか嬉しそうな表情をしている。
彼は、在りし日の夢を見ていた…
('∀`)『姉ちゃん、コレ見てよ!!』
川; − )『…!このカードは!?』
('∀`)『スゲーだろ!今日パック買ったらこんなカードが出てきたんだぜ!!』
川 − )『…このカードをあたし以外にも見せたのか?』
('∀`)『え?まだだよ。一番に姉ちゃんに見て貰いたかったんだ!』
川 − )『ほッ、そうか…。ドクオ、このカードを他人に見せてはならないぞ』
(;'∀`)『え…?どうしてだよ!?デッキに入れるのも駄目?』
川 − )『あぁ。世の中お前が思っているほど良い人間ばかりじゃない。
"この"レアカードを巡って殺人が起きたことがあるほどだ…』
(;'∀`)『さ、殺人…!』
川 − )『だから、このカードは決して他人には見せてはならない、分かったな?』
(;'∀`)『う、うん!!』
川 − )『だがドクオ…もしお前に親友が出来たとき、
その時はこのカードを親友に見せてやれ!きっと驚くぞ!!』
川 − )『それと、お前が強くなったらデッキに入れてやってもいいんじゃないか?
この子だって戦う為に生まれてきたんだ。いつまでも観賞用じゃ可哀想だろう』
('∀`)『強くって…どのくらい?』
川 − )『ははは!どのくらいか!そうだなぁ…』
川 ー )『あたしに勝てるくらい、かな?』
('A`)(姉ちゃん…)
ああ、これは夢なんだと彼は理解していた。
今、彼の姉は家にはいない。
ある日突然家を出てから、もう半年は帰ってきていない…
('A`)(早く帰って来いよ…飯、毎日二食分作って待ってるんだぜ?)
ドクオの家には両親もいない。
二人とも年中海外を飛び回っていて、帰ってくるのは一年に一度あればマシな方。
その為、以前は二人が交互に食事当番をしていたが、今は独りだ
('A`)(あの約束はなんだったんだよ?いつまでたってもアイツが戦えないじゃないか)
??『そうだな、それは私としても非常に困る』
(;'A`)「う、うわっ!!何だ今の声は!?」
ドクオが眼を覚ますと、今まで見たことの無いほど綺麗な湖のほとりにいた。
あまりにも綺麗過ぎるため、彼はここが現実ではないと一瞬で悟った
??『上だ、ドクオ』
その声を聞きドクオは上を見上げた。そこにいたのは…
('A`)「ブルー、アイズ?」
ドクオの所有する伝説のレアカード、青眼の白龍が優雅に空を飛んでいた
『青眼の白龍』通常モンスター<星8>
光属性/ドラゴン族 ATK3000/DEF2500
高い攻撃力を誇る伝説のドラゴン。
どんな相手でも粉砕する、その破壊力は計り知れない。
青眼『魂がこの世に無いと思ったら、…まさか私達の世界に来ていたとはな』
('A`)「この世に無い!魂が!?オレ、死んだのか!!」
青眼『いや、死んではいない。そもそも、死人がここに来る事は無いからな』
('A`)「そうか、良かった…いや、良くねぇ!!オレは何でこんなとこに!?」
青眼『偶然こちらにやってくる奴も偶にはいるのさ
…お前の場合は、どうやら偶然と言うわけでは無さそうだが』
('A`)「はぁ…」
青眼『それで、だ。お前に話しておきたい事がある』
('A`)「何だ?」
青眼『もういいだろう。そろそろ私を戦いの場へ出させてくれ
世界には私を含め5体のブルーアイズがいる。彼らの話を聞くだけの生活はもうウンザリなのだよ』
青眼A『この前オレ神を生贄にしたwwww』
青眼B『マジでww』
青眼C『ウラヤマシスwwww』
生首『いいなぁお前ら…オレなんかお前らの主人に首もぎ取られたんだぜ?』
青眼A『キモッ!コッチ来るなwwww』
青眼B『そういやオレらの主人の名前なんだっけ?ww』
青眼A『乾貞治だっけ?wwww』
青眼B『おまwwそれ中の人繋がりwwww』
青眼C『確か、海馬…窃盗だっけ?wwww』
青眼A&B『『 そ れ だ !! 』』
生首『アイツ他人から奪ったカード無いと何にも出来ないのな』
青眼A〜C『『『きめぇww近寄るなwwww』』』
生首『(´・ω・`)』
青眼(ドクオ所有)『…』
青眼(あー、でも、あんな風にはなりたくないなぁ…)
('A`)「どうした?急に黙り込んだりして?」
青眼『いや、何でもない』
('A`)「…でもよ、オレには姉ちゃんとの約束があるんだよ」
青眼『知っている。"強くなってから"と言う話だろう?私もその場にいたからな。
大丈夫、今のお前の実力は姉を超えている』
('A`)「…そんなの、やってみなきゃわからないじゃないか」
青眼『(強情な奴め)…ならこうしよう。
今ここで私とデュエルして、お前が負けたら私をデッキに入れろ』
('A`)「俺が勝ったら…?」
青眼『その時は好きにしたまえ。姉を待ち続けるも良し、私を売るのも良しだ』
('A`)「…その体でデュエルなんて出来るのか?」
青眼『おお、それもそうだな。よし、ちょっと待っていろ』
そう言うとブルーアイズの体が発光しその影が小さくなっていった
光が弱まった時、その場所には青い眼と白く長い髪をした一人の女性の姿があった
<ル゚ー゚ノゝ「これなら問題なかろう。さて、始めるぞ…ん?」
(゚A゚)「…」
何故かドクオは目を見開いたまま気絶していた
<ル゚ー゚ノゝ「? 一体どうした事だ…、あ!そういう事か、スマンスマン」
そう、その女性は一糸纏わぬ姿をしていたどこぞのツンデレとは違ってスタイルもバッチリ!)
今だ童貞のドクオにとって、それは余りにも刺激の強すぎる光景だった
<ル゚ー゚ノゝ「よし、それでは始めるぞ」
(*'A`)「お、おう!(布地が薄くて余計にエロスw)」
<ル゚ー゚ノゝ('A`)「「デュエル!!」」
<ル゚ー゚ノゝ「私のターン、ドロー」
<ル゚ー゚ノゝ「私はアックスドラゴニュートを召還する」
『アックス・ドラゴニュート』効果モンスター<星4>
闇属性/ドラゴン族 ATK2000/DEF1200
このカードは攻撃した場合、ダメージステップ終了時に守備表示になる。
('A`)「いきなり攻撃力2000のカードか!」
<ル゚ー゚ノゝ「そしてカードを一枚伏せてターンエンドだ」
<ル゚ー゚ノゝLP8000 手札4枚 場:アックスATK2000 伏せカード…1
('A`) LP8000 手札5枚 場:なし
('A`)「オレのターン、ドロー!」
('A`)「(伏せカードが気になるが…)オレはゴブリンエリート部隊を召還する!」
『ゴブリンエリート部隊』効果モンスター<星4>
地属性/悪魔族 ATK2200/DEF1500
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。
次の自分のターン終了時までこのカードは表示形式を変更できない。
('A`)「(序盤だ、ここは攻めておこう!)エリート部隊でアックスドラゴニュートを攻撃!」
<ル゚ー゚ノゝ「トラップ発動、モンスターレリーフだ」
『モンスターレリーフ』通常罠
相手バトルステップの攻撃宣言時に発動可能。
自分のフィールド上モンスター1体を手札に戻し、
その後手札からレベル4モンスター1体を特殊召喚する。
<ル゚ー゚ノゝ「アックスドラゴニュートを手札に戻し、レアメタルドラゴンを特殊召還する」
『レアメタル・ドラゴン』効果モンスター<星4>
闇属性/ドラゴン族 ATK2400/DEF1200
このカードは通常召喚できない。
('A`)「(…ここは一旦引こう)攻撃を取り消す。二枚伏せてターンエンドだ」
<ル゚ー゚ノゝLP8000 手札4枚 場:レアメタルATK2400
('A`) LP8000 手札3枚 場:エリート部隊ATK2200 伏せカード…2
<ル゚ー゚ノゝ「私のターン、ドロー」
<ル゚ー゚ノゝ「その伏せカード、罠だな?破壊させてもらうよ。スタンピングクラッシュだ」
『スタンピング・クラッシュ』通常魔法
自分フィールド上に表側表示のドラゴン族モンスターが
存在する時のみ発動する事ができる。
フィールド上の魔法・罠カード1枚を破壊し、
そのコントローラーに500ポイントダメージを与える。
<ル゚ー゚ノゝ「私から見て右側のカードを破壊だ」
('A`)「はずれ、突進だ。発動してエリート部隊の攻撃力を700上げる」
<ル゚ー゚ノゝ「そうか、残念。500のライフダメージを受けてもらう」
('A`)LP8000→7500
<ル゚ー゚ノゝ「だが、私にとっての不安要素は無くなった様だ。スピリットドラゴンを召還する」
('A`)「何!?(くそ、もう一枚の伏せカードは奈落の落とし穴。発動できない…)」
<ル゚ー゚ノゝ「手札からアックスドラゴニュートと軍隊龍を捨てさせてもらうよ。攻撃力は3000になる」
『スピリット・ドラゴン』効果モンスター<星4>
風属性/ドラゴン族 ATK1000/DEF1000
このカードが自分のターンに戦闘を行う場合、そのバトルステップ時に発動する事ができる。
手札のドラゴン族モンスター1枚を墓地に捨てる度に、
エンドステップまでこのカードの攻撃力と守備力は1000ポイントアップする。
<ル゚ー゚ノゝ「スピリットドラゴンでエリート部隊に攻撃だ」
('A`)LP7500→7400
<ル゚ー゚ノゝ「レアメタルでドクオに攻撃だ」
('A`)LP7400→5000(ヤバイ!それに、おそらくこの後は…)
<ル゚ー゚ノゝ「ターン終了。手札から超再生能力を発動する」
『超再生能力』速攻魔法
エンドフェイズ時、自分がこのターン中に手札から捨てた、
または生け贄に捧げたドラゴン族モンスター1体につき、
デッキからカードを1枚ドローする。
<ル゚ー゚ノゝ「二枚ドロー。ドクオ、お前のターンだ」
<ル゚ー゚ノゝLP8000 手札2枚 場:レアメタルATK2400 スピリットATK1000
('A`) LP5000 手札3枚 場:伏せカード…1(奈落)
('A`)「(もう駄目かもしれんね)ドロー」
('A`)「(まず、スピリットを何とかしないとな)オレは不意打ち又佐を召還する。
又佐でスピリットに攻撃!」
<ル゚ー゚ノゝLP8000→7700
('A`)「そして、カードを一枚伏せてターン終了だ」
<ル゚ー゚ノゝLP7700 手札2枚 場:レアメタルATK2400
('A`) LP5000 手札2枚 場:又佐ATK1300 伏せカード…2(一枚は奈落)
<ル゚ー゚ノゝ「私のターン、ドロー」
<ル゚ー゚ノゝ「ハリケーン発動、伏せカードは手札に戻る」
(;'A`)(クソッ)
<ル゚ー゚ノゝ「マンジュゴッドを召還、白竜降臨を手札に持ってくる」
『マンジュ・ゴッド』効果モンスター<星4>
光属性/天使族 ATK1400/DEF1000
このカードが召喚・反転召喚された時、自分のデッキから
儀式モンスターカードまたは儀式魔法カード1枚を選択して手札に加える事ができる。
<ル゚ー゚ノゝ「そして白竜降臨を発動。マンジュゴッドを生贄に白竜の聖騎士を召還だ」
『白竜の聖騎士』儀式/効果モンスター<星4>
光属性/ドラゴン族 ATK1900/DEF1200
「白竜降臨」により降臨。
フィールドか手札から、レベルが4以上になるよう
カードを生け贄に捧げなければならない。
このカードが裏側守備表示のモンスターを攻撃した場合、
ダメージ計算を行わず裏側守備表示のままそのモンスターを破壊する。
また、このカードを生け贄に捧げる事で手札またはデッキから
「青眼の白龍」1体を特殊召喚する事ができる。
(そのターン「青眼の白龍」は攻撃できない。)
('A`)(うわー、負けたなこれは)
<ル゚ー゚ノゝ「白竜の聖騎士で不意打ち又佐を攻撃」
('A`)LP5000→4400
<ル゚ー゚ノゝ「更に、レアメタルドラゴンでドクオに攻撃だ」
('A`)LP4400→2000(…姉ちゃん、オレ約束守れそうに無いわ)
<ル゚ー゚ノゝ「バトルフェイズ終了、白竜の聖騎士の効果を発動」
<ル゚ー゚ノゝ「白竜の聖騎士を生贄にして、青眼の白龍…つまり私を召還する!」
白竜の聖騎士が場から消えたのと同時に、女性の体が再びブルーアイズの姿へと変化した
青眼『ターンエンドだ』
<ル゚ー゚ノゝLP7700 手札1枚 場:レアメタルATK2400 青眼ATK3000
('A`) LP2000 手札4枚 場:なし
('A`)(ブーンのあのカードがあれば…逆転できたかもしれないな…)
青眼『どうしたドクオ、サレンダーか?』
('A`)(サレンダー…別にいいか。負けても何も失うものは無いんだし…)
青眼『全く…お前の姉を信頼する気持ちはその程度だったのか?』
('A`)「!?」
青眼『お前は強い、そんなのは自分自身でもよく分かっているのだろう?
だが、あの日の姉の約束を果たさずに私を使う事は、姉への裏切りだ。
そう思ったから、姉のいなくなったあの日以来、私を持ち出すことさえ無くなった。
悲しかったよ。私が外へ出られなかった事よりも、お前の心が塞がれてしまった事が』
('A`)「…」
青眼『…続けるか?それとも…』
('A`)「オレは…」
青眼『…』
('A`)「オレは、姉ちゃんに勝つまで負けられないんだ!!ドロー!!」
('A`)「へへっ、逆転の兆しが見えてきたぜ。おい…ブルーアイズ、で良いのか?」
青眼『何がだ?』
('A`)「名前だよ、名前。五枚もあるんだから皆ブルーアイズじゃ変だろ?」
青眼『…ドクオ、お前は今まで食べたパン一枚一枚に名前を付けるつもりか?』
('A`)「何だその理屈ww オレは対戦相手の名前を全員覚えておく主義なんだよ!」
青眼『ほう、それはどうしてだい?』
('A`)「決まってんだろ、折角リベンジに来てくれたのに名前を知りませんでした、じゃ可哀想だろ!!」
('A`)「天使の施しを発動!!三枚ドローし二枚を捨てる!!
(!? このカード、何でオレのデッキに?)」
('A`)「まぁいいさ。死者への手向けを発動!"このカード"を墓地に送って、レアメタルを破壊だ!!」
『死者への手向け』通常魔法
自分の手札を1枚捨てる。
フィールド上のモンスターを1体選択し、そのモンスターを破壊する。
青眼『…何故私ではなくレアメタルを?』
('A`)「ブーンがカオスソルジャーでゲートガーディアンをぶっ潰したのを見て…
"強敵はモンスターの戦闘で破壊するのがカッコイイ!!" そう感じたんだ!!」
('A`)LP2000→1200「早すぎた埋葬を発動!
死者への手向けで墓地に送ったバスターブレイダーを特殊召還だ!!」
青眼『バスターブレイダーだと!?』
『バスター・ブレイダー』効果モンスター<星7>
地属性/戦士族 ATK2600/DEF2300
相手のフィールド上と相手の墓地のドラゴン族モンスター1体につき、
このカードの攻撃力が500ポイントアップする。
('A`)「へっへっへ。えーと、場には青眼の1体、墓地には…5体!攻撃力は…」
青眼『五千…六百……!』
('A`)「行くぜブルーアイズ!バスターブレイダーで攻撃だ!!」
<ル゚ー゚ノゝLP7700→5100「ック! 攻撃力は変わらずか…」
('A`)「カードを一枚伏せてターンエンドだ!」
<ル゚ー゚ノゝLP5100 手札1枚 場:なし
('A`) LP1200 手札1枚 場:バスター(早すぎた)ATK5600 伏せカード…1
<ル゚ー゚ノゝ「私のターン、ドロー!」ドロー=死者蘇生
<ル゚ー゚ノゝ「(手札のカードはスタンピングクラッシュ…残念だったな、ドクオ)
手札から死者蘇生を発動!ブルーアイズをフィールド上に特殊召還だ!」
('A`)「…」
青眼(何もしてこない…と言う事はあの伏せカードは魔法を打ち消すものではない!)
青眼『そして手札からスタンピングクラッシュを発動する!早すぎた埋葬を破壊だ!!』
('A`)「おっと、伏せカード発動するぜ!マジックジャマーだ」
青眼『何だと!?』
『マジック・ジャマー』カウンター罠
手札を1枚捨てる。
魔法カードの発動を無効にし、それを破壊する。
('A`)「手札を一枚捨てて、スタンピングクラッシュを無効にするぜ」
青眼『だが、何故だ!? 死者蘇生の時点で発動できたはず!!』
('A`)「さっきも言ったろ?"強敵はモンスターの戦闘で破壊するのがカッコイイ"ってな!!」
青眼『…フフフ、ターンエンドだ』
<ル゚ー゚ノゝLP5100 手札0枚 場:ブルーアイズATK3000
('A`) LP1200 手札0枚 場:バスターATK5600
('A`)「オレのターン、ドロー!」
('A`)「もうオシマイにしようぜ!フォース発動!!」
『フォース』通常魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスターを2体選択する。
エンドフェイズ時まで、選択したモンスター1体の攻撃力を半分にし、
その数値分もう1体のモンスターの攻撃力をアップする。
('A`)「ブルーアイズの攻撃力を半分にし、バスターブレイダーの攻撃力を1500上げる!!」
バスターブレイダー ATK 7 1 0 0 !!
('A`)「楽しかったぜ!バスターブレイダーでブルーアイズに攻撃!!」
<ル゚ー゚ノゝLP5100→0「…私もだ」
<ル゚ー゚ノゝ「あーあ、また当分は箱入り娘のままか」
('A`)「いや、このデュエル、オレの反則負けだ」
<ル゚ー゚ノゝ「え!?どういう事だ?」
('A`)「何でかは知らねーが、バスターブレイダーはオレのデッキには入ってないはずなんだ。
ブーンと交換してもらおうと思ってたんだが…」
<ル゚ー゚ノゝ「良いのか?姉に勝つまでは負けられないのでは?」
('A`)「試合にゃ負けたが、勝負には勝ったぜw」
<ル゚ー゚ノゝ「なるほど、そうかそうか!w じゃあ、これからはよろしくな、ドクオ!!」
('A`)「あぁ、よろしく。ブルーアイズ」
<ル゚ー゚ノゝ「キサラ、だ」
('A`)「え?」
<ル゚ー゚ノゝ「私の名前だよ。母の名を借りさせてもらった」
('A`)「そうか。よろしく、…キサラ」
<ル゚ー゚ノゝ「よろしく、ドクオ」
('A`)「…ハッ! ……今のは、夢、だったのか?」
ちょうどツンとジョルジュの戦いが終結した頃、ドクオは目を覚ました
デッキを確認して見るが、やはりブルーアイズのカードは入っていない
('A`)「最近悪夢ばかり見ていたから、こんな夢もたまにはアリかな?」
青眼『夢扱いは酷いな。約束はちゃんと守ってもらうぞ』
('A`)「あ…」
窓の外を見ると、そこには優雅に空を飛ぶブルーアイズの姿があった
青眼『ドクオ、私は先に帰る。暗くなる前に帰って来い。あと…風邪引くなよ!!』
そう言い残し、彼女はドクオの家の方角へと飛び去っていった
('A`)「夢じゃなかったんだな…?何だ、このカードは?」
休憩室のテーブルの上に一枚のカードがあった。
裏返して見ると…それはバスターブレイダーのカードだった
枕元には一枚のメモ。ドクオはそれを読んだ
『急に殴ったりしてすまなかった
このカードはサービスだ、取っておいてくれ
こんなことで許してもらえるかどうか分からないが、許して欲しい
ドクオ君、僕達はキミの成長を期待しているよ』
('A`)「店長…」
(;'A`)「で、何でオレは裸なんだろう?」
魂を解放させる為です
今回の最強カード
『バスター・ブレイダー』効果モンスター<星7>
地属性/戦士族 ATK2600/DEF2300
相手のフィールド上と相手の墓地のドラゴン族モンスター1体につき、
このカードの攻撃力が500ポイントアップする。
<ル゚ー゚ノゝ「死ね」
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