第１話 【デュエルスタンバイ】
最終更新：ID:5v3I/m0GCw 2011年03月06日(日) 15:20:01履歴
( ＾ω＾)と竜伝説のようです
第1話【デュエルスタンバイ】
−ドミノシティVIP町−
小鳥の囀りが聞こえ、心地よい風が靡く今の季節は春。
桜の花弁が舞い踊る中、今日も人々は駆け走る。
この少年も、また−
( ω )「はっ…はっ…」
( ω )「どうしてこの日に限って目覚ましが壊れるんだ…はっ…はっ…」
( ω )「うぇ…げっほげふぇ」
( ω )「も゛う…約束の時間に間に合わないお…」
( ω )「いや…はっ…諦めたら…ん…はんっ…終わりだお…」
( ＾ω＾)「全力疾走だお!!ブーン!!!」
子「ママあの鼻水垂らしながら両手広げてるのなぁに?」
(*'ω'*)「しっ、子供は見ちゃだめっぽ!!」
−VIP高校−
〜１年Ｄ組〜
ξﾟ��ﾟ)ξ「ねぇねぇドクオ聞いた?」
('A`)「何がよ?」
ξﾟ��ﾟ)ξ「今日うちのクラスに転校生が来るんだって」
('A`)「ほぅ、珍しいな、こんな時期に」
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「どんな人だろう…」
(*'A`)「可愛いければ何でもいいや」
ξﾟ��ﾟ)ξ「残念だけど男の転校生よ」
('A`)「あっそう」
ｶﾞﾗｯ
(;＾ω＾)「ｷﾞﾘｷﾞﾘセーフだお」ﾊｧﾊｧ
ξﾟ��ﾟ)ξ
('A`)
ｻﾞﾜ…ｻﾞﾜ…ﾐｻﾜ…ｻﾞﾜ…
ｴｯﾀﾞﾚｱﾚ…ﾐﾀｺﾄﾅｲｳﾁﾉｸﾗｽ?
ﾏｻｶｷｮｳｸﾙｯﾃｲｯﾃﾀﾃﾝｺｳｾｲ?
ｳｿﾃﾞｼｮｲｹﾒﾝｶﾏｰｧｧｧ
ｷｬｰ!!ﾀﾞﾚｶ、ｷﾞﾙﾊﾞｰﾄｶﾞｲｷｼﾃﾅｲﾉ!!
(■д■)「ほーれ席に着け」
(■д■)「あれ？内藤何でお前こんなところにいるんだ?」
( ＾ω＾)「えっだって今日が転校…」
(■д■)「転校生は一旦会議室に集まるって連絡したべさ」
( ＾ω＾)「あ」
(■д■)「まぁいいや、おい皆、今日うちのクラスに転校してくることになった内藤ホライゾンだ。仲良くしてやってくれ」
＼ﾊｰｲ／
(■д■)「じゃあ丁度ドクオの隣の席が空席だからそこ座ってくれ」
( ＾ω＾)「はいですお(なんであそこだけ空席やねん)」
('A`)「よろしく転校生くん」
( ＾ω＾)「よろしくだお」
−休み時間−
('A`)「こいつはツン・デレール。フランスからの帰国子女だ」
ξﾟ��ﾟ)ξ「初めまして、内藤くん」
( ＾ω＾)「初めましてだお」
('A`)「ちなみに俺は裏屋ドクオ」
( ＾ω＾)「ドクオ。覚えたお」
('A`)「ところで、内藤くん…」
( ＾ω＾)「あっ、できればブーンって呼んで欲しいお。昔からのあだ名なんだお」
('A`)「ん、ブーンはデュエルモンスターズはやってる?」
( ＾ω＾)「やってるお」
ξﾟ��ﾟ)ξ「この学校はね、昔デュエルアカデミアだったんだけど、一時期環境がぶっ壊れたせいで普通高になっちゃったのよね。で、」
('A`)「その名残かなんなのか、結構デュエルモンスターズをやってる生徒が多いんだわ」
ξﾟ��ﾟ)ξ「近くのショップてかでも大会に出てるほとんどはうちの学校の生徒くらいよ」
(;＾ω＾)「すっ凄いお…」
('A`)「というわけで、放課後早速デュエルしようぜ」
( ＾ω＾)「いきなりだなおい」
('A`)「お前の実力も知りたいしな」
ξﾟ��ﾟ)ξ「今日は午前中で終わりだしね」
( ＾ω＾)「何で僕今日転校生してきたの?」
−放課後−
( ＾ω＾)「場所は?」
('A`)「あんまり人に見られたくないから…屋上だな」
ξﾟ��ﾟ)ξ「あそこは滅多に人が来ないし、いいわね」
( ＾ω＾)「わかったお」
(■д■)「男は狼なのよ〜気を付けなさ〜…おーお前ら、早く帰って昼飯食ってデュエルしろよー」
ξﾟ��ﾟ)ξ＾ω＾)'A`)「はーい」
( ＾ω＾)「(教師の言うセリフては思えねぇ)」
−屋上−
( ＾ω＾)「さて、デュエルディスクっと…」
('A`)「準備がいいな。にしても随分古い型だな」
ξﾟ��ﾟ)ξ「旧世代型かしら…見たことないわ」
( ＾ω＾)「…譲り物だお」
('A`)「ふ〜ん…んじゃま、やりますか！」
( ＾ω＾)「デュエル!!」('A`)
( ＾ω＾)「僕の先行、ドロー!僕はジャンク・ブレーダーを攻撃表示で召喚!!」
ジャンク・ブレーダー ATK1800 ☆４
('A`)「(ジャンク・ブレーダー…ジャンクデッキか…？)」
( ＾ω＾)「さらに伏せカードを1枚セット、ターンエンドだお」
('A`)「俺のターン、ドロー。」
('A`)「(あの伏せカードが気になるが…攻めて見るか)俺は永続魔法『アポート』を発動。相手の場にモンスターが存在し、自分の場にモンスターが存在しない場合、800のライフを払って手札からサイキック族モンスター1体を特殊召喚できる。」
( ＾ω＾)「サイキック族!?（最近になって登場した新種族…見るのは初めてだお…）」
('A`)「俺はメンタルプロテクターを守備表示で特殊召喚!」
メンタルプロテクター ATK0 ☆３
('A`)「さらに手札から魔法カード『緊急テレポートを発動!』デッキからレベル3以下のサイキック族、クレボンスを特殊召喚!」
クレボンス ATK1200 ☆２ チューナー
( ＾ω＾)「チューナーモンスター…!!」
('A`)「レベル3メンタルプロテクターにレベル2クレボンスをチューニング!!」
('A`)「癒しの波動、知恵の輪となりて今広がる、シンクロ召喚!!現れよ、マジカル・アンドロイド」
マジア「はぁ!!(野太い声)」
マジカル・アンドロイド ATK2400 ☆５ シンクロ
ξﾟ��ﾟ)ξ「声自重しろ」
('A`)「まだ俺はこのターン通常召喚を行っていない、俺はメンタルシーカーを召喚!」
メンタルシーカー ATK800 ☆３ チューナー
(;＾ω＾)「またチューナーモンスター…」
('A`)「レベル5マジカル・アンドロイドに、レベル3メンタルシーカーをチューニング!!」
('A`)「生を飲み込む我が悪魔よ、その姿を示せ!シンクロ召喚!!メンタルスフィア・デーモン!!」
メンタルスフィア ATK2700 ☆８ シンクロ
( ＾ω＾)「攻撃力2700…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「いきなり切り札を出してくるなんて、ドクオ本気ね」
('A`)「デュエルはいつでも本気と書いてマジだ!!メンタルスフィアでジャンク・ブレーダーを攻撃、サイコ・ボルテッカー!!」
( ＾ω＾)「伏せカード発動!『くず鉄のかかし』!相手モンスター１体の攻撃を無効にする!」
ξﾟ��ﾟ)ξ「ダメよ…」
('A`)「メンタルスフィアの効果発動、ライフを1000払う事で、サイキック族を対象にした魔法・罠を無効にし破壊する」
(;＾ω＾)「なん…だと…」
LP 7200→LP 6200
('A`)「かかしを破壊!攻撃続行!!」
( ＾ω＾)「ジャンク・ブレーダー…」
LP 8000→LP 7100
('A`)「メンタルスフィアは破壊し墓地へ送ったモンスターの元々の攻撃力分のライフを回復する」
LP 6200→LP 8000
(;＾ω＾)「初めの状態に戻ったお」
('A`)「伏せカードを１枚セットし、ターンエンド」
( ＾ω＾)
LP 7100 手札：４枚□□□□□
□□□□□
□□１□□
□□□■□
LP 8000 手札：１枚
１.メンタルスフィア
('A`)
( ＾ω＾)「まだまだこれからだお!僕のターン!ドロー!!」
( ＾ω＾)「(とは言っても相手の場には魔法・罠の対象を無効にするモンスター…しかもライフ回復効果まで持っている。迂濶には仕掛けられない…)」
( ＾ω＾)「自分の場にモンスターが存在しない時、こいつは手札から特殊召喚できる!ジャンク・フォアードを守備表示で特殊召喚!」
ジャンク・フォアード DEF1500 ☆３
( ＾ω＾)「更にモンスター１体をセットし、カードを１枚伏せターンエンドだお」
('A`)「守備ばっかじゃデュエルは勝てないぜ、俺のターン!!」
('A`)「手札からメンタルマスターを召喚!!」
メンタルマスター ATK100 ☆１ チューナー
('A`)「レベル8のメンタルスフィア・デーモンにレベル1のメンタルマスターをチューニング! 」
(;＾ω＾)「レベル９!?」
('A`)「念動の閃光よ、世界を照らし癒しを刻め!!シンクロ召喚!!ハイパーサイコガンナー!!」
ハイパーサイコ ATK3000 ☆９ シンクロ
('A`)「まだだぜ、伏せカード発動、『サイコ・チューン』!自分の墓地に存在するサイキック族をチューナー扱いにし、攻撃表示で特殊召喚する!」
(;＾ω＾)「ってことは…」
（'A`)「再び現れろ、メンタルスフィア・デーモン!!」
(;＾ω＾)「くっ…」
('A`)「行くぜ、サイコガンナーでジャンク・フォアードを攻撃!!テレパシー・ショット!!」
ATK3000vsDEF1500
LP 7100→LP 5600
(;＾ω＾)「がぁぁぁ!!…何でライフにダメージが…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「ハイパーサイコガンナーには貫通効果があるのよ」
('A`)「そしてこいつが守備モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が越えていれば、その分だけライフが回復する
」
LP 8000→LP 9500
('A`)「メンタルスフィアで伏せモンスターを攻撃!!」
( ＾ω＾)「伏せモンスターは『マッシブ・ウォリアー』!!1ターンに1度戦闘で破壊されないお!!」
('A`)「ターンエンド」
( ＾ω＾)
LP 5600 手札：２枚
１.マッシブ・ウォリアー(守)
□□■□□
□□１□□
□□２１□
□□□◇□
LP 9500 手札：１枚
１.メンタルスフィア(攻)
２.サイコガンナー(攻)
◇.サイコ・チューン
('A`)
( ＾ω＾)「僕のターン!!」
( ＾ω＾)「(!!こいつなら…)手札から魔法カード発動『ワン・フォー・ワン』!!手札のモンスター1枚を墓地に送り、デッキからレベル1のモンスターを特殊召喚!!」
( ＾ω＾)「現れろ、チューニング・サポーター!!」
チューニング・サポーター ATK100 ☆１
( ＾ω＾)「さらにチューナーモンスター、ジャンク・シンクロンを召喚!」
ジャンク・シンクロン ATK1300 ☆３ チューナー
( ＾ω＾)「ジャンク・シンクロンの効果発動!こいつが召喚に成功した時、墓地のレベル2以下のモンスターを効果を無効にして守備表示で特殊召喚できる!!」
('A`)「おいおい、お前の墓地にレベル2以下のモンスターなんて…」
( ＾ω＾)「いるんだなこれが。来い、スピード・ウォリアー!!」
スピード・ウォリアー DEF400 ☆２
('A`)「何で…あっ!!」
ξﾟ��ﾟ)ξ「ワン・フォー・ワンのコストの時ね…」
( ＾ω＾)「レベル2スピード・ウォリアー、レベル2マッシブ・ウォリアー、レベル1チューニング・サポーターにレベル3ジャンク・シンクロンをチューニング!!」
( ＾ω＾)「星々の輝きが、破壊の戦士を呼び覚ます!!同調せよ!!シンクロ召喚!!ジャンク・デストロイヤー!!」
ジャンク・デストロイヤー ATK2600 ☆８ シンクロ
( ＾ω＾)「チューニング・サポーターの効果で１枚ドロー」
('A`)「だけどATK2600じゃ俺の場の２体は倒せないぜ」
( ＾ω＾)「メンタルスフィア・デーモン。魔法・罠による対象を無効にし、仲間のサイキックを守るその効果は確かに強力だお。」
( ＾ω＾)「ならモンスター効果はどうだお?」
('A`)「何!?」
( ＾ω＾)「ジャンク・デストロイヤーはシンクロ召喚に成功した時、素材にしたチューナー以外のモンスターの数まで場のカードを破壊できる!!タイダル・ウェーブ!!」
('A`)「ぐっ…俺の場が全滅めつめつめつめつ…」
( ＾ω＾)「サイコ・チューンの効果のダメージも受けてもらうお」
('A`)「メンタルスフィアのレベルは8…3200は痛いな…」
LP 9500→LP 6300
ξﾟ��ﾟ)ξ「それでもまだ6300もあるじゃない」
( ＾ω＾)「伏せカード発動、『シンクロ・ストライク』!!シンクロ召喚したモンスターの攻撃力をエンドフェイズ時まで、素材にしたモンスターの数×500ポイントアップさせる!!」
( ＾ω＾)「デストロイヤーの攻撃力2000ポイントアップだお!」
デストロイヤー ATK2600→ATK4600
('A`)「(攻撃力4600…だが次のターンが来れば処理できる…)」
( ＾ω＾)「次のターンは来ないお」
('A`)「え?」
( ＾ω＾)「手札から装備魔法『アサルト・アーマー』をデストロイヤーに装備!!攻撃力300ポイントアップ」
デストロイヤー ATK4600→ATK4900
('A`)「おいおい、俺のライフは6300、4900じゃ終わらせられないぞ」
( ＾ω＾)「アサルト・アーマーにはもう1つ効果があるお。このカードを墓地に送り、そのターンだけこのカードを装備していたモンスターは2回攻撃ができる!!」
('A`)「何っ!!?」
( ＾ω＾)「いくお!!ジャンク・デストロイヤー!!エイト・デストロイ・ナックル!!」
('A`)「うわぁぁぁぁあ」
LP 6300→LP 0
(;＾ω＾)「ふぅ…何とか勝てたお」
('A`)「神引きってレベルじゃねーぞ」
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「凄いわね、ドクオに勝つなんて。ドクオはここらじゃ結構上位ランクの強さなのに」
(*'A`)「よ、よせよせんなことないz」
ξﾟ��ﾟ)ξ「顔はこんなだけど」
('A`)「」
(;＾ω＾)「はは…」
( ＾ω＾)「(…本当はこのカードで勝ちたかったんだけど…まだ中々使いこなせないお…)」
( ＾ω＾)「（僕にはまだ資格がないのかお？）」
−ホライゾン…このカードはな、○×▽＊？…−
−凄いお！綺麗な竜さんだお！−
( ＾ω＾)「（父さんの形見のカード…）」
( ＾ω＾)「（スター・ダスト・ドラゴン…）」
この時、これから始まる竜の闘いに巻き込まれるとは、まだ彼らは思いもしなかったのだった…
続く
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