ニュー速VIP及び製作速報のスレッド「( ^ω^)ブーンが遊戯王の世界で頂点を目指すようです」のまとめwikiです

『( ^ω^)は死してなお戦うようです』

第2話 〜新しい日常〜




キーンコーン カーンコーン

ここは琵府市にある、とある学校、琵府高校。
ブーンや、その友人─ドクオの通う高校である。
何の変哲もない共学の高校で、授業内容も、他の高校と同じくデュエルが組み込まれている普通の学校だ。


今日も一日のカリキュラムが終わり、放課後となった所であった。



( ^ω^)「ドクオ!デュエルするお!」


放課後となると、ブーンはすぐにドクオの席に駆け寄り、デュエルを申し出た。


('A`)「お?」


それに反応する少年。
彼こそがブーンの友人である、ドクオだ。
決してブサイクなわけではないが、どこか影が薄く、どこにでもいそうな顔立ちだった。
少し斜に構えたところがあるが、友達想いのブーンの良き友人だった。

ドクオはブーンの呼びかけに気づくと、少し怪訝な顔をする。


('A`)「ブーン、お前からデュエルを申し出るなんて珍しいな」

( ^ω^)「おっおっ」


そう、ブーンは普段ドクオにデュエルを挑むこと──いや、そもそも誰かにデュエルを挑むことが少なかった。
バーサークデッドドラゴンを持っていないというコンプレックスからあまりデュエルをしたがらなかったのだ。
ブーンはデュエル自体はとても好きであるし、バーサークデッドを持っていない点以外はデュエルのセンスも十分だ。

ドクオもブーンとデュエルをすることは嫌いではなかった。
むしろ、ブーンさえ乗り気であればもっと積極的にデュエルをしたいと思っていた。

そんなブーンが、今自分からデュエルを望んでいる。
ドクオに断る理由はなかった。


('A`)「いいぜ、やるか」


ドクオは机の上にデュエル用のプレイマットを広げる。
そして、自らのデッキを自分のフィールドに置いた。
ブーンもそれに続き、自らのフィールドにデッキを置く。


今ブーンとドクオの、放課後デュエルが始まった。




( ^ω^)「「デュエル!!」」('A`)




( ^ω^)LP:8000
('A`)LP:8000


( ^ω^)「ボクのターンだお」

( ^ω^)「ボクはモンスターをセットしてターンエンドだお」


( ^ω^)LP:8000
モンスター:[][][伏せ][][]
魔法・罠:[][][][][][]
手札:5 墓地:0 除外:0

('A`)LP:8000
モンスター:[][][][][]
魔法・罠:[][][][][][]
手札:5 墓地:0 除外:0




('A`)「俺のターンだな」

('A`)「俺は、フィールド魔法《竜の渓谷》を発動」

《竜の渓谷》
フィールド魔法
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に手札を1枚捨てる事で以下の効果から1つを選択して発動する事ができる。
●自分のデッキからレベル4以下の「ドラグニティ」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
●自分のデッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る。

('A`)「手札のレッドアイズダークネスメタルドラゴンを捨ててデッキからドラグニティ‐ファランクスを手札に加える」

( ^ω^)「ドクオ自慢のドラグニティデッキだお」


('A`)「まだまだ行くぞ。《調和の宝札》発動。さっき加えたファランクスを捨てて2枚ドロー。さらに《トレード・イン》。ドラグニティーアームズ‐レヴァテインを捨て2枚ドロー」

《調和の宝札/Cards of Consonance》
通常魔法
手札から攻撃力1000以下のドラゴン族チューナー1体を捨てて発動する。
自分のデッキからカードを2枚ドローする。

《トレード・イン/Trade In》
通常魔法
手札からレベル8のモンスターカードを1枚捨てる。
自分のデッキからカードを2枚ドローする。

('A`)「ま…こんなとこかね。カードを1枚伏せ、《超再生能力》を発動してターンエンド。エンドフェイズに3枚ドローだ」
(;^ω^)「しょっぱなからひどいターボだお」

《超再生能力/Super Rejuvenation》
速攻魔法
エンドフェイズ時、自分がこのターン中に手札から捨てた、または生け贄に捧げたドラゴン族モンスター1体につき、デッキからカードを1枚ドローする。

( ^ω^)LP:8000
モンスター:[][][伏せ][][]
魔法・罠:[][][][][][]
手札:5 墓地:0 除外:0

('A`)LP:8000
モンスター:[][][][][]
魔法・罠:[][][伏せ][][][渓谷]
手札:6 墓地:6 除外:0




( ^ω^)「ボクのターンだお」

( ^ω^)「ドクオ、どんなにドローしても場ががら空きじゃ仕方ないお!《E・HERO ワイルドマン》召喚!」

《E・HERO ワイルドマン/Elemental Hero Wildheart》
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1500/守1600
このカードは罠の効果を受けない。

('A`)(ワイルドマン…じゃこいつは使えないか……)


( ^ω^)「そしてワイルドマンでダイレクトアタック!ワイルド・スラーッシュ!!」

('A`)「くっ…効かないぜ、この程度」
('A`)LP:8000→6500

( ^ω^)「けど、これでボクの一歩リードだお。ターンエンド」


( ^ω^)LP:8000
モンスター:[][ワイルド][伏せ][][]
魔法・罠:[][][][][][]
手札:5 墓地:0 除外:0

('A`)LP:6500
モンスター:[][][][][]
魔法・罠:[][][伏せ][][][渓谷]
手札:6 墓地:6 除外:0




('A`)「俺のターンだ。ドロー」

('A`)「まずは渓谷の効果だ。手札のドラグニティ‐アキュリスを捨ててドラグニティ‐ドゥクスを手札に加える」

('A`)「さて…行くぜ、ブーン。たった1500のダメージで優位に立てたと思ったら大間違いだ」

( ^ω^)「おっ。来るかお」


('A`)「《ドラグニティ‐ドゥクス》を召喚。その効果で墓地のアキュリスを装備する」
('A`)「そしてドラグニティを装備したドゥクスを除外することで、墓地の《ドラグニティアームズ‐レヴァテイン》を特殊召喚する」

《ドラグニティ−ドゥクス/Dragunity Dux》
効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1500/守1000
このカードの攻撃力は、自分フィールド上に表側表示で存在する「ドラグニティ」と名のついたカードの数×200ポイントアップする。
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地に存在するレベル3以下の「ドラグニティ」と名のついたドラゴン族モンスター1体を選択し、装備カード扱いとしてこのカードに装備する事ができる。

《ドラグニティアームズ−レヴァテイン》
効果モンスター
星8/風属性/ドラゴン族/攻2600/守1200
このカードは自分フィールド上に表側表示で存在する「ドラグニティ」と名のついたカードを装備したモンスター1体をゲームから除外し、手札または墓地から特殊召喚する事ができる。
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、「ドラグニティアームズ−レヴァテイン」以外の自分の墓地に存在するドラゴン族モンスター1体を選択し、装備カード扱いとしてこのカードに装備する事ができる。
このカードが相手のカードの効果によって墓地へ送られた時、装備カード扱いとしてこのカードに装備されたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。

( ^ω^)「いきなり大型が出てきたお…」

('A`)「それだけじゃない。まずはレヴァテインの効果によって墓地のファランクスを装備。そして《ドラグニティ‐アキュリス》の効果によってその伏せモンスターを破壊する」

《ドラグニティ−アキュリス》
チューナー(効果モンスター)
星2/風属性/ドラゴン族/攻1000/守800
このカードが召喚に成功した時、手札から「ドラグニティ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚し、このカードを装備カード扱いとして装備する事ができる。
モンスターに装備されているこのカードが墓地へ送られた時、フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。

(;^ω^)「シンクロフュージョニストが破壊されたお。墓地へ送られるだけで1枚破壊とかチートかお…」

('A`)「そういうこと言うなよ。ファランクスの効果発動。装備カード状態からモンスターとなる」

('A`)「カードを1枚セット…。そしてレベル8レヴァテインに、レベル2ファランクスをチューニングだ」

(;^ω^)「レベル10シンクロ…!このパターンはまずいお…」


('A`)「3つの火柱立ち上る時、紅蓮の龍が咆哮する。シンクロ召喚。現れろ、《トライデント・ドラギオン》!!」

《トライデント・ドラギオン》
シンクロ・効果モンスター
星10/炎属性/ドラゴン族/攻3000/守2800
ドラゴン族チューナー+チューナー以外のドラゴン族モンスター1体以上
このカードはシンクロ召喚でしか特殊召喚できない。
このカードがシンクロ召喚に成功した時、自分フィールド上に存在するカードを2枚まで破壊する事ができる。
このターンこのカードは通常の攻撃に加えて、このカードの効果で破壊した数だけ1度のバトルフェイズ中に攻撃する事ができる。

(;^ω^)「で、でかいお…!」

('A`)「でかいだけじゃないぜ。こいつの効果発動だ。シンクロ召喚成功時、自分のカードを2枚まで破壊し、このターンのバトルフェイズ、破壊した数だけ追加で攻撃できる」
('A`)「俺は、伏せてあった奈落の落とし穴とさっき伏せた風霊術‐雅を破壊するぜ」

(;^ω^)「ってことは……攻撃力3000で3回攻撃かお!?」


('A`)「そういうことだ。まず1発目、ドラギオンでワイルドマンに攻撃だ。ヴォルケーノ・バースト、第1打ァ!!」

( ゚ω゚)「うわああああああああああ!!」
( ^ω^)LP:8000→6500


('A`)「さあ覚悟しろよブーン。次は2連続ダイレクトだぞ?」

('A`)「行くぞ、ドラギオン。ヴォルケーノ・バースト、第2d
(;^ω^)「さ、させないお!手札から《速攻のかかし》の効果発動!」

《速攻のかかし》
効果モンスター
星1/地属性/機械族/攻 0/守 0
相手モンスターの直接攻撃宣言時、このカードを手札から捨てて発動する。
その攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する。

('A`)「バトルフェイズ終了…か」

('A`)(惜しいな。このターンで決められたんだが…)

('A`)「仕方ない。カードを1枚伏せてターンエンドだ」


( ^ω^)LP:6500
モンスター:[][][][][]
魔法・罠:[][][][][][]
手札:5 墓地:3 除外:0

('A`)LP:6500
モンスター:[][][ドラギ][][]
魔法・罠:[][伏せ][][][][渓谷]
手札:4 墓地:9 除外:1




( ^ω^)「ボクのターン…!」

( ^ω^)(トライデント・ドラギオン…大きいモンスターだお……。対してボクの場はがら空き……)
( ^ω^)(でも、今ボクの手札にはこのカードがあるお。これを使うことが出来れば…負けないお!)

( ^ω^)「ボクは《ジャンク・シンクロン》を召喚するお!」

《ジャンク・シンクロン/Junk Synchron》
チューナー(効果モンスター)
星3/闇属性/戦士族/攻1300/守 500
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地に存在するレベル2以下のモンスター1体を表側守備表示で特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚した効果モンスターの効果は無効化される。

( ^ω^)「そして効果で墓地の《シンクロ・フュージョニスト》を特殊召喚!」

('A`)「出たな。ブーンお得意のシンクロ融合コンボ」

《シンクロ・フュージョニスト》
効果モンスター
星2/闇属性/魔法使い族/攻 800/守 600
このカードがシンクロ召喚の素材として墓地へ送られた場合、自分のデッキから「フュージョン」または「融合」と名のついた魔法カード1枚を手札に加える事ができる。

( ^ω^)「行くお!レベル2シンクロフュージョニストに、レベル3ジャンクシンクロンをチューニング!」

(*^ω^)「集いし星が新たな力を呼び起こす!光さす道となるお!シンクロ召喚!出でよ、《ジャンク・ウォーリアー》!」

《ジャンク・ウォリアー/Junk Warrior》
シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/戦士族/攻2300/守1300
「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、このカードの攻撃力は自分フィールド上に表側表示で存在するレベル2以下のモンスターの攻撃力の合計分アップする。

( ^ω^)「そして…シンクロフュージョニストの効果で、融合かフュージョンと名のついたカードを手札にくわえるお」

( ^ω^)「ボクが手札に加えるのは、速攻魔法、《超融合》!!」

('A`)「超融合…!まさか」


( ^ω^)「超融合は、相手フィールド上のモンスターを融合素材に出来る融合カード…。ボクはジャンクウォーリアーと、ドクオの場のトライデントドラギオンを融合させるお!!」

《超融合/Super Polymerization》
速攻魔法
手札を1枚捨てる。
自分または相手フィールド上から融合モンスターカードによって決められたモンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。
このカードの発動に対して、魔法・罠・効果モンスターの効果を発動する事はできない。
(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)

('A`)「しまった……戦士族と、ドラゴン族シンクロモンスターか……!」

( ^ω^)「融合召喚!出るお!!《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》!!」

《波動竜騎士 ドラゴエクィテス/Dragon Knight Draco-Equiste》
融合・効果モンスター
星10/風属性/ドラゴン族/攻3200/守2000
ドラゴン族シンクロモンスター+戦士族モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、墓地に存在するドラゴン族のシンクロモンスター1体をゲームから除外し、エンドフェイズ時までそのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る事ができる。
また、このカードがフィールド上に表側攻撃表示で存在する限り、相手のカードの効果によって発生する自分への効果ダメージは代わりに相手が受ける。


('A`)「ドラゴエクィテス…ブーンの切り札か…。まさかこんな方法で出してくるとはな。しかもドラギオンまで除去しながら」

('A`)(だが…この程度ならまだまだだぜ、ブーン)


( ^ω^)「見たかお、ボクの必殺コンボ!更に《ミラクル・フュージョン》を発動!墓地のワイルドマンと、超融合のコストとして捨てたエッジマンを融合!現れるお、《E・HERO ワイルドジャギーマン》!」


《ミラクル・フュージョン/Miracle Fusion》
通常魔法
自分のフィールド上または墓地から、融合モンスターカードによって決められたモンスターをゲームから除外し、「E・HERO」という名のついた融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。
(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)

《E・HERO ワイルドジャギーマン/Elemental Hero Wildedge》
融合・効果モンスター
星8/地属性/戦士族/攻2600/守2300
「E・HERO ワイルドマン」+「E・HERO エッジマン」
このモンスターは融合召喚でしか特殊召喚できない。
相手フィールド上の全てのモンスターに1回ずつ攻撃をする事ができる。

(#^ω^)「行くおドクオ、ワイルドジャギーマンでダイレクト!インフィニティ・エッジ・スライs
('A`)「おっと、待てよ。速攻魔法発動だ」


('A`)「速攻魔法…《デーモンとの駆け引き》!」

('A`)「デッキから、《バーサーク・デッド・ドラゴン》を特殊召喚!」

(;^ω^)「やっぱり出たかお…バーサークデッド……」

(;^ω^)(なんとしてもこいつを…倒すんだお……)


《デーモンとの駆け引き/A Deal with Dark Ruler》
速攻魔法
レベル8以上の自分フィールド上のモンスターが墓地へ送られたターンに発動する事ができる。
自分の手札またはデッキから「バーサーク・デッド・ドラゴン」1体を特殊召喚する。

《バーサーク・デッド・ドラゴン/Berserk Dragon》
効果モンスター
星8/闇属性/アンデット族/攻3500/守 0
このカードは「デーモンとの駆け引き」の効果でのみ特殊召喚が可能。
相手フィールド上の全てのモンスターに1回ずつ攻撃が可能。
自分のターンのエンドフェイズ毎にこのカードの攻撃力は500ポイントダウンする。




(  ω )(バーサークデッドドラゴン…とても強力なモンスターだお……)
(  ω )(でも、ボクは…)

('A`)「残念だったな。お前の場のモンスターじゃ勝てないぜ」

(  ω )(ボクは、もう……)



( ゚ω゚)(バーサークデッドに怯える必要は無いんだお!!)

(#^ω^)「ドクオ!ボクはもう負けないお!ワイルドジャギーマンでバーサークデッドに攻撃!!」

('A`)「なっ…気でも触れたかブーン。迎え撃てバーサーク、デモンズディザスター!」


( ^ω^)LP6500→5600


( ^ω^)「これで…これでいいんだお」

('A`)「なんのつもり…なっ、まさか…!」

( ^ω^)「そう、ワイルドジャギーマンはレベル8モンスター。これでボクも、このカードを使えるお…」


( ^ω^)「速攻魔法発動!《デーモンとの駆け引き》!!」

( ^ω^)「《バーサーク・デッド・ドラゴン》を…特殊召喚!!」




('A`)「ブーン…お前も手に入れたのか。バーサークデッドドラゴンを!」

( ^ω^)「そうだお…!これでもう、ドクオにも負けないお!」


('A`)「…ハハッ。こいつは、面白くなってきたな!」


(#^ω^)「さあ行くお!バーサークデッドでバーサークデッドに攻撃!デモンズディザスタァーーー!!」

('A`)「相打ち…か。くそっ…場ががら空きだ!」


(#^ω^)「まだドラゴエクィテスが残ってるお!ダイレクトアタック!スパイラル・ジャベリィィィーーーン!!」

('A`)「ぐおあああああああっ」

('A`)LP6500→3300



('A`)「やるな、ブーン。だがこの程度すぐに巻き返してやるぜ」

('A`)(バーサークデッドはエンドフェイズに3000になる……。次のターン、渓谷でドゥクスをサーチ…召喚してアキュリス装備、そしてレヴァテイン特殊召喚……)
('A`)(レヴァテインにドラグニティを装備し、アキュリスでエクィテスを破壊…。そして手札の竜操術を発動すればレヴァテインの攻撃力は3100……)
('A`)(まだまだ勝てる余地はいくらでもある!)



( ^ω^)「何勘違いしてるんだお」
('A`)「ひょ?」


( ^ω^)「まだボクのバトルフェイズは終了してないぜ。こいつを見るお!」

('A`)「なっ…」


っ[デーモンとの駆け引き]


('A`)「に、2枚目だと!?」

( ^ω^)「2体目のバーサークデッドを特殊召喚するお!」


('A`)「な…まさか2枚も……」

( ^ω^)「さあ行くおドクオ」

(;'A`)「お、おいやめ
(#^ω^)「バーサークデッド、ダイレクトアタック!デモンズ・ディザスタァァァーーーーーーー!!!」


(;'A`)「ぐわああああああああああああ!!」


('A`)LP3300→0





(*^ω^)「勝ったお!」

('A`)「はぁ…はぁ……。まさか、2枚も手に入れてるなんて思わなかったぜ…」

( ^ω^)「もう1枚あるお」


ブーンはデッキから3枚目のバーサークデッドを取り出し、ドクオに見せる。
かなり高価なカードであるバーサークデッドを、ブーンがいつの間にか3枚も手に入れていたことにドクオは驚きを隠せなかった。


(;'A`)「さ、3枚!?ブーンお前、何か悪いことしたんじゃないだろうな!」

(;^ω^)「ち、違うお…。実は……」


ブーンは事の本末を説明する。
昨日出会った、謎の男ノワールのことだ。


('A`)「なんか…怪しい話だな。そのカード本当に大丈夫なのか?」

( ^ω^)「ショボン店長は大丈夫だって言ってたお」



いきなり手渡された3枚ものバーサークデッドに、ショボンも疑念を抱いていた。
高価なカードであるほど、偽造などという道を外れた真似をする輩も絶えない。
事実、ショボンもそのようなカードを何枚も見てきた。

だが、このバーサークデッドにそれらしき点は見当たらなかった。
カードの右下に施された偽造防止ホログラフも、それが安全なものだと物語っている。


(´・ω・`)「大丈夫だね」
(*^ω^)「おっおっ」



('A`)「ま、ショボン店長が言うなら大丈夫なのかね…。しかし、これでお前もバーサークデッド使いって訳だ」

(*'A`)「面白くなってきたぜ」


ブーンがバーサークデッドを手に入れ、デュエルに乗り気になってくれたことで、
ドクオも心から嬉しかった。
これでブーンとデュエルする回数も増えて行くだろう。
これからの日々が楽しみになってきた。


( ^ω^)「バーサークデッドを使いこなして、もっともっとデュエルするお!」
('A`)「そうだな!」


ドクオに勝利したことに喜び、これからのデュエルに意気込むブーン。
だが、ブーンもドクオもこの時はまだ知らなかった。

自分が…人々が、徐々に狂乱の渦に飲み込まれつつあることを。





第3話に続く。

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