第３話 〜予兆〜
最終更新：ID:jq5x6HPqDQ 2010年07月03日(土) 15:43:52履歴
『（ ＾ω＾）は死してなお戦うようです』
第３話 〜予兆〜
（ ΦωΦ）「それでは、デュエルはじめ」
ここは琵府高校、ブーンやドクオの属する２−１０組の教室だ。
教師の宣言とともに、今日もデュエル科の授業が始まったところだった。
デュエル科は週に３回設けられている、その名の通りデュエルのための授業だ。
テストのような意味合いで時折トーナメント形式のデュエルも行われるが、
基本的には自由な相手と自由にデュエルをするという授業だ。
そしてデュエル毎の結果を教師に提出し、成績に繋がって行く。
（ ＾ω＾）「ドクオ、やるお」
（'A`）「おう、リベンジだ」
（ ＾ω＾）「ボクのバーサークの刀の錆にしてくれるお」
（'A`）「どこに刀持ってんだよ」
そして今日はフリーデュエルの日。
ブーンは先日手に入れたバーサークデッドをもっと使いこなせるようになるため、ドクオにデュエルを申し込んだ。
しかし、そこに一人の少女が割り込んで来る。
ξﾟ��ﾟ）ξ「えっ、ブーン。アンタバーサークデッド手に入れたの？」
金髪を縦ロールにしているこの少女こそ、ブーンの友人の一人である、ツンだ。
（ ＾ω＾）「おっおっ。一昨日のことだお」
ξ#ﾟ��ﾟ）ξ「ちょっと！なんでもっと早く言わないのよ！」
（；＾ω＾）「昨日の放課後ドクオにお披露目したくて…ツンは先に帰っちゃったし」
ツンは、ブーンが自分に早く教えてくれなかったことに憤慨し、まくし立てる。
それはブーンのことは真っ先に知っておきたいという気持ちの裏返しなのだが……そのような気持ちにブーンが気付く余地はなかった。
本当ならば昨日、ドクオと一緒にツンにもお披露目するはずだったのだが、ツンは所用で先に帰宅していたのだ。
ξﾟ��ﾟ）ξ「それで、今日はデュエルに乗り気なのね」
（ ＾ω＾）「おっおっ」
ツンも、言葉にこそ出さないが、バーサークデッドにコンプレックスを抱きデュエルをしたがらないブーンを少々心配していた。
今まで何度かデュエルをしてはいるが、大抵はツンが勝ってしまう。
手加減などしたくはないが、ブーンに対して少しだけ申し訳ない気持ちを抱くほどだった。
ξﾟ��ﾟ）ξ「それじゃ、今日は私とデュエルしなさい！」
そう言ってブーンの机に自らのデッキを叩き付ける。
ブーンは既にドクオとデュエルを取り付けていたのだが、そんなことはお構いなしだ。
（；＾ω＾）（;'A`）「「え、今日はドクオ（俺）と･･･」」
ξ#ﾟ��ﾟ）ξ「いいから！！」
バーサークデッドを手に入れ、デュエルに乗り気になっている。
そんなブーンが今どんなデュエルをするのか、ツンも気になっていた。
（；＾ω＾）（;'A`）「「ハイ……」」
ツンに気圧され、しぶしぶブーンはツンとのデュエルを了承する。
ドクオもツンに文句は言えないのか、他のデュエル相手を探し始めた。
ツンは少し気が強く強引な所があり、ブーンもドクオも頭が上がらないのだ。
デュエル科授業。
この場で今、バーサークデッドを手に入れたブーンと、ツンの、初めてのデュエルが始まる。
（；＾ω＾）（さすがにツンには勝てない気がするお……）
ξﾟ��ﾟ）ξ（……）
（ ＾ω＾）「「デュエル！！」」 ξﾟ��ﾟ）ξ
（ ＾ω＾）LP:8000
ξﾟ��ﾟ）ξLP:8000
ξﾟ��ﾟ）ξ「私の先行ね。《クリボン》を召喚してターンエンド」
（ ＾ω＾）LP:8000
モンスター:[ ][ ][ ][ ][ ]
魔法・罠 :[ ][ ][ ][ ][ ][ ]
手札:5 墓地:0 除外:0
ξﾟ��ﾟ）ξLP:8000
モンスター:[ ][ ][��][ ][ ]
魔法・罠 :[ ][ ][ ][ ][ ][ ]
手札:5 墓地:0 除外:0
�機Д�リボン／攻撃表示
（ ＾ω＾）「じゃあボクのターンだお。クリボンの効果は……」
ξﾟ��ﾟ）ξ「相手が攻撃してきた時、ダメージを０にして攻撃モンスターの攻撃力分相手ライフを回復させる。その後クリボンを手札に戻すわ」
《クリボン/Kuribon》
効果モンスター
星１/光属性/天使族/攻 300/守 200
このカードが相手モンスターの攻撃対象になった戦闘ダメージ計算時、その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージを０にして攻撃モンスターの攻撃力分だけ相手のライフを回復し、このカードを手札に戻すことが出来る。
（ ＾ω＾）「おっおっ。説明ありがとうだお」
（ ＾ω＾）（出来れば攻撃したいところだけど…攻撃に適したモンスターが手札にいないお……）
（ ＾ω＾）「うーん…ここはモンスターをセットしてターンエンドだお」
（ ＾ω＾）LP:8000
モンスター:[ ][ ][��][ ][ ]
魔法・罠 :[ ][ ][ ][ ][ ][ ]
手札:5 墓地:0 除外:0
� �伏せ
ξﾟ��ﾟ）ξLP:8000
モンスター:[ ][ ][��][ ][ ]
魔法・罠 :[ ][ ][ ][ ][ ][ ]
手札:5 墓地:0 除外:0
�機Д�リボン／攻撃表示
ξﾟ��ﾟ）ξ「私のターン…ふふっ。甘いわねブーン」
（；＾ω＾）「おっ」
ξﾟ��ﾟ）ξ「クリボンを残したのは間違いよ。手札から永続魔法《コート・オブ・ジャスティス》を発動！」
《コート・オブ・ジャスティス》
永続魔法
自分フィールド上にレベル１の天使族モンスターが表側表示で存在する場合、手札から天使族モンスター１体を特殊召喚する事ができる。
「コート・オブ・ジャスティス」の効果は１ターンに１度しか使用できない。
ξﾟ��ﾟ）ξ「自分フィールド上にレベル１天使がいる場合、手札から天使族モンスターを特殊召喚する事ができる…。私は《光神機−轟龍》を特殊召喚！！」
《光神機‐轟龍/Majestic Mech - Goryu》
効果モンスター
星８/光属性/天使族/攻2800/守1800
このカードは生け贄１体で召喚する事ができる。
この方法で召喚した場合、このカードはエンドフェイズ時に墓地へ送られる。
また、このカードが守備モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力を超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
（；＾ω＾）「い、いきなり2900の貫通持ちかお！？」
ξﾟ��ﾟ）ξ「守備で固めたのは失敗ねブーン。轟龍でその伏せモンスターに攻撃よ。シャイニング・バースト！！」
（ ＾ω＾）「よ、黄泉ガエルだお」
（ ＾ω＾）LP:8000→5200
（；＾ω＾）「２ターン目から2800ダメージは痛いお……」
ξﾟ��ﾟ）ξ「ついでにクリボンもダイレクト。リボン・スタンプ！」
（；＾ω＾）「あべしっ」
（ ＾ω＾）LP:5200→4900
ξﾟ��ﾟ）ξ「さあ、ここからどうするのかしらブーン？私はカードを１枚伏せてターンエンド」
（ ＾ω＾）LP:4900
モンスター:[ ][ ][ ][ ][ ]
魔法・罠 :[ ][ ][ ][ ][ ][ ]
手札:5 墓地:1 除外:0
ξﾟ��ﾟ）ξLP:8000
モンスター:[ ][ ][��][��][ ]
魔法・罠 :[ ][��][��][ ][ ][ ]
手札:3 墓地:0 除外:0
�機Д�リボン／攻撃表示
�供Ч賣供森況睇充�
�掘�伏せ
�検Д魁璽函Ε�ブ・ジャスティス
（ ＾ω＾）「ボクのターンだお」
（ ＾ω＾）（轟龍の的になるから黄泉ガエルは特殊召喚しないでおくお……）
（ ＾ω＾）（コート・オブ・ジャスティスとレベル１天使がいる限り、上級が展開され続けるお……。どっちかをどうにかするしかないお）
（ ＾ω＾）「よしっ。《E・HERO バーストレディ》を召喚するお」
《Ｅ・ＨＥＲＯ バーストレディ/Elemental Hero Burstinatrix》
通常モンスター
星３/炎属性/戦士族/攻1200/守 800
炎を操るＥ・ＨＥＲＯの紅一点。
紅蓮の炎、バーストファイヤーが悪を焼き尽くす。
（ ＾ω＾）「これでクリボンは倒せるお！クリボンに攻撃、バースト・ファイヤー！」
ξ;ﾟ��ﾟ）ξ「ブーン…アンタって……」
（ ＾ω＾）「おっ？」
ξﾟ��ﾟ）ξ「クリボンの効果発動。ダメージを０にしてバーストレディの攻撃力分ブーンのライフを回復させる。そしてクリボンを手札に戻すわ」
（ ＾ω＾）LP:4900→6100
（；＾ω＾）「回復がしたかったんだお。効果忘れてたりしてないお」
ξ;ﾟ��ﾟ）ξ「どうだか…」
（ ＾ω＾）「ぼ、ボクはターンエンドだお！」
（ ＾ω＾）LP:6100
モンスター:[ ][ ][��][ ][ ]
魔法・罠 :[ ][ ][ ][ ][ ][ ]
手札:5 墓地:1 除外:0
� Д弌璽好肇譽妊�／攻撃表示
ξﾟ��ﾟ）ξLP:8000
モンスター:[ ][ ][ ][��][ ]
魔法・罠 :[ ][��][��][ ][ ][ ]
手札:4 墓地:0 除外:0
�機Ч賣供森況睇充�
�供�伏せ
�掘Д魁璽函Ε�ブ・ジャスティス
ξﾟ��ﾟ）ξ「私のターン」
ξﾟ��ﾟ）ξ（バーストレディ１体……伏せもなし。警戒する必要はなさそうね）
ξﾟ��ﾟ）ξ「どんどん行くわよブーン。クリボンを召喚してコートオブジャスティスの効果発動！」
（ ＾ω＾）「ま、まずいお」
ξﾟ��ﾟ）ξ「手札から《守護天使 ジャンヌ》を特殊召喚！」
《守護天使 ジャンヌ/Guardian Angel Joan》
効果モンスター
星７/光属性/天使族/攻2800/守2000
このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、自分は破壊したモンスターの元々の攻撃力分のライフポイントを回復する。
ξﾟ��ﾟ）ξ「守護天使ジャンヌで、バーストレディに攻撃！ホーリー・ドレイン！」
（ ＾ω＾）LP:6100→4500
ξﾟ��ﾟ）ξ「ジャンヌの効果で、破壊したモンスターの攻撃力分ライフを回復するわ」
ξﾟ��ﾟ）ξLP8000→9200
（；＾ω＾）「どんどんライフ差がついて行くお……」
ξﾟ��ﾟ）ξ「続いてダイレクトよブーン。轟龍とクリボンで攻撃！！」
（；＾ω＾）（ま、まだ耐えられるお……）
（ ＾ω＾）LP4500→1600→1300
ξﾟ��ﾟ）ξ「さあ、私はターンエンドよ、ブーン」
（ ＾ω＾）LP:1300
モンスター:[ ][ ][ ][ ][ ]
魔法・罠 :[ ][ ][ ][ ][ ][ ]
手札:5 墓地:2 除外:0
ξﾟ��ﾟ）ξLP:9200
モンスター:[ ][��][��][��][ ]
魔法・罠 :[ ][��][��][ ][ ][ ]
手札:3 墓地:0 除外:0
�機Д献礇鵐漫森況睇充�
�供Д�リボン／攻撃表示
�掘Ч賣供森況睇充�
�検�伏せ
�后Д魁璽函Ε�ブ・ジャスティス
（；＾ω＾）（まだ３ターン目なのにライフ差7900……。一方的だお…ツンのデッキは攻撃力が高すぎるお……）
（；＾ω＾）（どうにか、逆転の一手を……）
（ ＾ω＾）「ボクのターン、ドロー！」
（ ＾ω＾）（E・HEROワイルドマン…これなら……！）
（ ＾ω＾）「ボクは墓地の《黄泉ガエル》を特殊召喚するお！」
《黄泉ガエル/Treeborn Frog》
効果モンスター（準制限カード）
星１/水属性/水族/攻 100/守 100
自分のスタンバイフェイズ時にこのカードが墓地に存在し、自分フィールド上に魔法・罠カードが存在しない場合、このカードを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
この効果は自分フィールド上に「黄泉ガエル」が表側表示で存在する場合は発動できない。
ξﾟ��ﾟ）ξ（黄泉ガエルを特殊召喚……？いよいよ動くみたいね）
（ ＾ω＾）「そして…魔法カード《融合》発動！ボクは、黄泉ガエルと手札のワイルドマンを融合させるお！
《融合/Polymerization》
通常魔法
手札・自分フィールド上から、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター１体をエクストラデッキから特殊召喚する。
（ ＾ω＾）「融合召喚！《E・HERO アブソルートZero》！！」
《Ｅ・ＨＥＲＯ アブソルートＺｅｒｏ/Elemental Hero Absolute Zero》
融合・効果モンスター
星８/水属性/戦士族/攻2500/守2000
「ＨＥＲＯ」と名のついたモンスター＋水属性モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードの攻撃力は、フィールド上に表側表示で存在する「Ｅ・ＨＥＲＯ アブソルートＺｅｒｏ」以外の水属性モンスターの数×５００ポイントアップする。
このカードがフィールド上から離れた時、相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
ξﾟ��ﾟ）ξ「アブソルートZero…やっかいな効果を持つモンスターが出てきたわね」
（ ＾ω＾）「これで、迂闊に攻撃はできないはずだお……。ボクはターンエンド！」
（ ＾ω＾）LP:1300
モンスター:[ ][ ][Zero/守備][ ][ ]
魔法・罠 :[ ][ ][ ][ ][ ][ ]
手札:4 墓地:4 除外:0
� �Zero／守備表示
ξﾟ��ﾟ）ξLP:9200
モンスター:[ ][��][��][��][ ]
魔法・罠 :[ ][��][��][ ][ ][ ]
手札:3 墓地:0 除外:0
�機Д献礇鵐漫森況睇充�
�供Д�リボン／攻撃表示
�掘Ч賣供森況睇充�
�検�伏せ
�后Д魁璽函Ε�ブ・ジャスティス
ξﾟ��ﾟ）ξ「私のターン。ふふっ。ブーン、考えが甘いわ」
（；＾ω＾）「おっ？」
ξﾟ��ﾟ）ξ「そんなモンスターで私は止められないってことよ！コートオブジャスティスの効果で《光神テテュス》を特殊召喚！さらに《コーリング・ノヴァ》を通常召喚！！」
《光神テテュス/Tethys, Goddess of Light》
効果モンスター
星５/光属性/天使族/攻2400/守1800
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分がドローしたカードが天使族だった場合、そのカードを相手に見せる事で自分はカードをもう１枚ドローする事ができる。
《コーリング・ノヴァ/Nova Summoner》
効果モンスター
星４/光属性/天使族/攻1400/守 800
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、デッキから攻撃力１５００以下で光属性の天使族モンスター１体を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
また、フィールド上に「天空の聖域」が存在する場合、代わりに「天空騎士パーシアス」１体を特殊召喚する事ができる。
（；＾ω＾）「ゼロがいるのにそんなに展開するのかお！？」
ξﾟ��ﾟ）ξ「言ったでしょ。そんなモンスターじゃ私は止められないわ！轟龍で、Zeroに攻撃！！」
（；＾ω＾）「ぜ、ゼロがフィールドを離れたことによって、相手モンスターを全てはｋ
ξﾟ��ﾟ）ξ「これが、わかる？」
（；＾ω＾）「おっ？」
ξﾟ��ﾟ）ξ「カウンター罠、《デストラクション・ジャマー》！！」
（；＾ω＾）「！！！」
《デストラクション・ジャマー/Destruction Jammer》
カウンター罠
手札を１枚捨てる。
「フィールド上のモンスターを破壊する効果」を持つカードの発動を無効にし、それを破壊する。
ξﾟ��ﾟ）ξ「手札を１枚捨ててゼロの持つ破壊効果を無効。ブーン、これで万事休すね」
ξﾟ��ﾟ）ξ「さあ貫通ダメージを受けなさい」
（ ﾟωﾟ）「わああああああ！！」
（ ＾ω＾）LP1300→400
（；＾ω＾）「いよいよ、やばいかお」
ξﾟ��ﾟ）ξ「さあ、これでお終いよ！ジャンヌでブーンにダイレクトアタック！！」
（；＾ω＾）「う、うわああ！手札から《速攻のかかし》の効果発動！！」
《速攻のかかし》
効果モンスター
星１/地属性/機械族/攻 0/守 0
相手モンスターの直接攻撃宣言時、このカードを手札から捨てて発動する。
その攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する。
ξﾟ��ﾟ）ξ「あら、バトルフェイズ終了……」
（；＾ω＾）「取っておいてよかったお」
ξﾟ��ﾟ）ξ「そんなその場しのぎがいつまで持つかしら、ブーン。カードを１枚セットしてターンエンド」
ξﾟ��ﾟ）ξ（伏せは駆け引き……私の轟龍を破壊すればバーサーク・デッドが出てくるわ……）
ξﾟ��ﾟ）ξ（さあ、なんでも来なさい、ブーン）
（ ＾ω＾）LP:400
モンスター:[ ][ ][ ][ ][ ]
魔法・罠 :[ ][ ][ ][ ][ ][ ]
手札:3 墓地:6 除外:0
ξﾟ��ﾟ）ξLP:9200
モンスター:[ノヴァ][ジャンヌ][クリボン][轟龍][テテュス]
魔法・罠 :[ ][伏せ][COJ][ ][ ][ ]
手札:0 墓地:2 除外:0
�機Д離凜 森況睇充�
�供Д献礇鵐漫森況睇充�
�掘Д�リボン／攻撃表示
�検Ч賣供森況睇充�
�后Д謄謄絅后森況睇充�
�此�伏せ
�察Д魁璽函Ε�ブ・ジャスティス
（ ＾ω＾）「ボクのターン……」
（ ＾ω＾）（もう、防御手段は残されて無いお）
（ ＾ω＾）（そもそもツンに小手先の技が通用すると思っていたのが間違いなんだお）
（ ＾ω＾）（もう守れない……だったら）
（ ＾ω＾）（真っ向から攻め破るしかないお！）
（ ＾ω＾）「来てくれお！ドロー！！」
ξﾟ��ﾟ）ξ「いいカードは引けた？」
（ ＾ω＾）「……ツン、今までのボクだったらきっとツンには勝てなかったお」
（ ＾ω＾）「……でも、もうボクは！」
（ ＾ω＾）「ボクは、スタンバイフェイズに墓地の黄泉ガエルを特殊召喚！」
（ ＾ω＾）「そしてメインフェイズ。《デブリ・ドラゴン》を召喚するお！」
《デブリ・ドラゴン/Debris Dragon》
チューナー（効果モンスター）
星４/風属性/ドラゴン族/攻1000/守2000
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地に存在する攻撃力５００以下のモンスター１体を攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚した効果モンスターの効果は無効化される。
このカードをシンクロ素材とする場合、ドラゴン族モンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。
また、他のシンクロ素材モンスターはレベル４以外のモンスターでなければならない。
ξﾟ��ﾟ）ξ「デブリドラゴン…チューナーね」
（ ＾ω＾）「デブリ・ドラゴンの効果で墓地の速攻のかかしを特殊召喚……。そしてレベル１速攻のかかし、レベル１黄泉ガエルにレベル４のデブリドラゴンをチューニングだお！！」
（ ＾ω＾）「監獄の規律を保つためｒｙ 現れるお！！《Ｃ・ドラゴン》！！」
《Ｃ・ドラゴン/Iron Chain Dragon》
シンクロ・効果モンスター
星６/地属性/ドラゴン族/攻2500/守1300
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
自分の墓地に存在する「Ｃ（チェーン）」と名のついたモンスターを全てゲームから除外する事ができる。
この効果で除外したモンスター１体につき、このカードの攻撃力はこのターンのエンドフェイズ時まで２００ポイントアップする。
このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与える度に、相手のデッキの上からカードを３枚墓地へ送る。
ξﾟ��ﾟ）ξ「Ｃ・ドラゴン……？そんなモンスターじゃ」
（ ＾ω＾）「まだまだ終わらないお！！手札の《ミラクル・フュージョン》発動！！」
《ミラクル・フュージョン/Miracle Fusion》
通常魔法
自分のフィールド上または墓地から、融合モンスターカードによって決められたモンスターをゲームから除外し、
「Ｅ・ＨＥＲＯ」という名のついた融合モンスター１体を融合デッキから特殊召喚する。
（この特殊召喚は融合召喚扱いとする）
（ ＾ω＾）「墓地のバーストレディと……デブリ・ドラゴンを除外！」
ξﾟ��ﾟ）ξ「デブリドラゴンを融合素材に！？」
（ ＾ω＾）「大いなる風の力を手に入れたHEROが……今、舞い降りるお！融合召喚！！《E・HERO Great TORNADO》！！」
《Ｅ・ＨＥＲＯ Ｇｒｅａｔ ＴＯＲＮＡＤＯ/Elemental Hero Great Tornado》
融合・効果モンスター
星８/風属性/戦士族/攻2800/守2200
「Ｅ・ＨＥＲＯ」と名のついたモンスター＋風属性モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードが融合召喚に成功した時、相手フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの攻撃力・守備力を半分にする。
ξﾟ��ﾟ）ξ「Great TORNADO…！？こんなHEROが……」
（ ＾ω＾）「トルネードの効果……融合召喚成功時、相手フィールド上の全モンスターの攻守を半減するお！！ダウン・バースト！！」
ξﾟ��ﾟ）ξ「！？」
【クリボンATK300→150】
【轟龍ATK2900→1450】
【ジャンヌATK2800→1400】
【テテュスATK2400→1200】
【ノヴァATK1400→700】
ξﾟ��ﾟ）ξ「な、なんて無茶苦茶な効果なのよ！私のモンスターが一気に弱体化……」
ξﾟ��ﾟ）ξ（だけど……、ブーンの場にいるのはATK2500のＣドラゴンと2800のトルネード。まだまだ決め手にはならないわ……）
ξﾟ��ﾟ）ξ（これだけなの？ブーン）
（ ＾ω＾）「ツン、ボクの攻撃がこれで終わると思ったら大間違いだお」
ξﾟ��ﾟ）ξ「えっ？」
（ ＾ω＾）「ボクは《融合》を発動！ボクの場のＣドラゴンと、トルネードを融合！！」
ξﾟ��ﾟ）ξ「な！融合ですって！？」
（ ＾ω＾）「融合召喚！！現れるお……《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》！！」
《波動竜騎士 ドラゴエクィテス/Dragon Knight Draco-Equiste》
融合・効果モンスター
星１０/風属性/ドラゴン族/攻3200/守2000
ドラゴン族シンクロモンスター＋戦士族モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
１ターンに１度、墓地に存在するドラゴン族のシンクロモンスター１体をゲームから除外し、エンドフェイズ時までそのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る事ができる。
また、このカードがフィールド上に表側攻撃表示で存在する限り、相手のカードの効果によって発生する自分への効果ダメージは代わりに相手が受ける。
ξﾟ��ﾟ）ξ（まさか…ここで融合してくるなんて……）
ξﾟ��ﾟ）ξ（だけど、総攻撃力は5300から3200に落ちている）
ξﾟ��ﾟ）ξ（と、言うことはあの最後の手札は……）
ξ �� ）ξ（……ふふっ）
ξﾟ��ﾟ）ξ「いいわ、ブーン。その最後の手札使いなさい」
（ ＾ω＾）「おっ？もちろん、発動するつもりだお！トルネードはレベル８…このカードの発動条件は満たされたお。《デーモンとの駆け引き》！！」
《デーモンとの駆け引き/A Deal with Dark Ruler》
速攻魔法
レベル８以上の自分フィールド上のモンスターが墓地へ送られたターンに発動する事ができる。
自分の手札またはデッキから「バーサーク・デッド・ドラゴン」１体を特殊召喚する。
（ ＾ω＾）「《バーサーク・デッド・ドラゴン》特殊召喚！！」
《バーサーク・デッド・ドラゴン/Berserk Dragon》
効果モンスター
星８/闇属性/アンデット族/攻3500/守 0
このカードは「デーモンとの駆け引き」の効果でのみ特殊召喚が可能。
相手フィールド上の全てのモンスターに１回ずつ攻撃が可能。
自分のターンのエンドフェイズ毎にこのカードの攻撃力は５００ポイントダウンする。
ξﾟ��ﾟ）ξ（……）
（ ＾ω＾）「バーサークデッドは、この高い攻撃力を持ちながら……、相手の全てのモンスターに攻撃することができるんだお！！」
（＃＾ω＾）「さぁ行くおツン！まず１体目！轟龍に攻撃！デモンズディザスタァー！！」
ξﾟ��ﾟ）ξ「うっ……」
ξﾟ��ﾟ）ξLP9200→7150
ξ �� ）ξ（やっぱり、駆け引きを持っていたのね……）
（＃＾ω＾）「２体目！ジャンヌに攻撃！デモンズディザスタァァーー！！」
ξﾟ��ﾟ）ξ「ぐうっ……」
ξﾟ��ﾟ）ξLP7150→5050
ξ �� ）ξ（これじゃ、駆け引き発動しても意味が無いじゃない……）
ξ �� ）ξ（このままじゃ私の負け、か……）
（＃＾ω＾）「３体目！テテュスに攻撃！デモンズディザスタァァァァーーーーー！！！」
ξﾟ��ﾟ）ξ「ああッ………」
ξﾟ��ﾟ）ξLP5050→2750
ξ �� ）ξ（でもそれもいいのかもしれない）
ξ �� ）ξ（ブーン、強くなったわね……。そりゃそうよね、元々デュエルのセンスは私なんかよりも……）
（ ＾ω＾）「これで最後だお」
ξﾟ��ﾟ）ξ「……ええ」
（＃＾ω＾）「４体目！コーリングノヴァに攻撃！デモンズ・ディザスタァァァァァァァァーーーーーーーー！！！！！！」
ξﾟ��ﾟ）ξ「きゃあああああああああああああああああああああああああッッ」
ξ �� ）ξ（なんか、よかった……）
ξﾟ��ﾟ）ξLP2750→0
（＊＾ω＾）「ツンに……ツンに勝ったおーー！！」
（'A`）「おう、勝ったのか！」
今までほとんど勝てなかったツン相手に、勝てた。
それが余りにも嬉しいのか、ブーンは大はしゃぎだった。
対するツンは、下を向いて顔を上げようとしない。
ξﾟ��ﾟ）ξ「やるじゃない…ブーン」
しかしデュエルに負けて俯いていたツンも、すぐに顔を上げた。
そして、素直にブーンを賞賛する。
その顔に、負けた悔しさや悲しみなどの曇りは無かった。
（＊＾ω＾）「おっおっ。ギリギリだったお」
ξﾟ��ﾟ）ξ「……ふふっ、そうね。ギリギリ。次は負けないわよ！」
（ ＾ω＾）「おっ！望むところだお！」
ブーンに負けたツンだが、不思議と嫌な気持ちはなかった。
自分に勝てずにいたブーンが、新しい力を手に入れて、自分に勝利したのだ。
ブーンの成長が、何故だかツンにとっても嬉しかった。
ツンとブーンは更なるデュエルの約束を交わす。
きっとこれからは、自分もブーンも楽しいデュエルが、沢山できるのだという期待を胸に。
いつまでもずっと２人でデュエルをして、お互いを高めていけるのだろう、と。
（'A`）「ところで、ブーン……」
（ ＾ω＾）「おっ」
（'A`）「モナーの様子は……見たか？」
モナー。
このクラスにいる男子の一人である。
比較的温厚な性格であり、誰とでも仲が良い優しい少年だ。
だが……
（ ＾ω＾）「モナー？いや、見てないお……」
（'A`）「俺、あいつとデュエルしたんだが……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
（ ´∀｀）「デュエル……デュエルぅ……」
（'A`）「おう、俺とするかモナー」
（ ´∀｀）「デュエルぅぅぅぅぅぅぅぅ！！」
（;'A`）「！？」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
（ ´∀｀）「２体のデビル・ドーザーと、鉄鋼装甲虫で攻撃だぁぁぁぁぁぁああぁぁ！！」
（'A`）「くそっ通せるかよ！レヴァテインリリースして《バースト・ブレス》！！」
（ ´∀｀）「うｇｇｇｇｇｇがああああああああ！！《デーモンとの駆け引き》ぃぃぃぃいいぃいいいぃいい！！！」
（'A`）「さ、させるか《神の宣告》！」
（ ´∀｀）「…………」
（'A`）「…………」
（ ´∀｀）「ががががうっがあああああああああああああああくぁｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ；」
（;'A`）「！？」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
（'A`）「って感じで……どうにか俺が勝ったんだが。様子がおかしかったんだ」
（；＾ω＾）「明らかに異常だお。それでモナーはどうしたんだお？」
（'A`）「よく分からん。デュエルの後何故かぶっ倒れて保健室に連れて行かれたみたいだけど、もう早退したみたいだ」
（ ＾ω＾）「心配だお……」
クラスメイト・モナーの異常。
ブーンもドクオも、この日は「モナーの体調が悪い」程度にしか思っていなかった。
明日か、または数日後には、いつも通りのモナーが戻ってくるだろう、と。
だが、全てはこの日から始まるのだ。
ブーン、ドクオ、そしてツンの、終わらない狂乱の戦い。
物語の歯車は既に回り始めていた。
第４話へ続く
第３話 〜予兆〜
（ ΦωΦ）「それでは、デュエルはじめ」
ここは琵府高校、ブーンやドクオの属する２−１０組の教室だ。
教師の宣言とともに、今日もデュエル科の授業が始まったところだった。
デュエル科は週に３回設けられている、その名の通りデュエルのための授業だ。
テストのような意味合いで時折トーナメント形式のデュエルも行われるが、
基本的には自由な相手と自由にデュエルをするという授業だ。
そしてデュエル毎の結果を教師に提出し、成績に繋がって行く。
（ ＾ω＾）「ドクオ、やるお」
（'A`）「おう、リベンジだ」
（ ＾ω＾）「ボクのバーサークの刀の錆にしてくれるお」
（'A`）「どこに刀持ってんだよ」
そして今日はフリーデュエルの日。
ブーンは先日手に入れたバーサークデッドをもっと使いこなせるようになるため、ドクオにデュエルを申し込んだ。
しかし、そこに一人の少女が割り込んで来る。
ξﾟ��ﾟ）ξ「えっ、ブーン。アンタバーサークデッド手に入れたの？」
金髪を縦ロールにしているこの少女こそ、ブーンの友人の一人である、ツンだ。
（ ＾ω＾）「おっおっ。一昨日のことだお」
ξ#ﾟ��ﾟ）ξ「ちょっと！なんでもっと早く言わないのよ！」
（；＾ω＾）「昨日の放課後ドクオにお披露目したくて…ツンは先に帰っちゃったし」
ツンは、ブーンが自分に早く教えてくれなかったことに憤慨し、まくし立てる。
それはブーンのことは真っ先に知っておきたいという気持ちの裏返しなのだが……そのような気持ちにブーンが気付く余地はなかった。
本当ならば昨日、ドクオと一緒にツンにもお披露目するはずだったのだが、ツンは所用で先に帰宅していたのだ。
ξﾟ��ﾟ）ξ「それで、今日はデュエルに乗り気なのね」
（ ＾ω＾）「おっおっ」
ツンも、言葉にこそ出さないが、バーサークデッドにコンプレックスを抱きデュエルをしたがらないブーンを少々心配していた。
今まで何度かデュエルをしてはいるが、大抵はツンが勝ってしまう。
手加減などしたくはないが、ブーンに対して少しだけ申し訳ない気持ちを抱くほどだった。
ξﾟ��ﾟ）ξ「それじゃ、今日は私とデュエルしなさい！」
そう言ってブーンの机に自らのデッキを叩き付ける。
ブーンは既にドクオとデュエルを取り付けていたのだが、そんなことはお構いなしだ。
（；＾ω＾）（;'A`）「「え、今日はドクオ（俺）と･･･」」
ξ#ﾟ��ﾟ）ξ「いいから！！」
バーサークデッドを手に入れ、デュエルに乗り気になっている。
そんなブーンが今どんなデュエルをするのか、ツンも気になっていた。
（；＾ω＾）（;'A`）「「ハイ……」」
ツンに気圧され、しぶしぶブーンはツンとのデュエルを了承する。
ドクオもツンに文句は言えないのか、他のデュエル相手を探し始めた。
ツンは少し気が強く強引な所があり、ブーンもドクオも頭が上がらないのだ。
デュエル科授業。
この場で今、バーサークデッドを手に入れたブーンと、ツンの、初めてのデュエルが始まる。
（；＾ω＾）（さすがにツンには勝てない気がするお……）
ξﾟ��ﾟ）ξ（……）
（ ＾ω＾）「「デュエル！！」」 ξﾟ��ﾟ）ξ
（ ＾ω＾）LP:8000
ξﾟ��ﾟ）ξLP:8000
ξﾟ��ﾟ）ξ「私の先行ね。《クリボン》を召喚してターンエンド」
（ ＾ω＾）LP:8000
モンスター:[ ][ ][ ][ ][ ]
魔法・罠 :[ ][ ][ ][ ][ ][ ]
手札:5 墓地:0 除外:0
ξﾟ��ﾟ）ξLP:8000
モンスター:[ ][ ][��][ ][ ]
魔法・罠 :[ ][ ][ ][ ][ ][ ]
手札:5 墓地:0 除外:0
�機Д�リボン／攻撃表示
（ ＾ω＾）「じゃあボクのターンだお。クリボンの効果は……」
ξﾟ��ﾟ）ξ「相手が攻撃してきた時、ダメージを０にして攻撃モンスターの攻撃力分相手ライフを回復させる。その後クリボンを手札に戻すわ」
《クリボン/Kuribon》
効果モンスター
星１/光属性/天使族/攻 300/守 200
このカードが相手モンスターの攻撃対象になった戦闘ダメージ計算時、その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージを０にして攻撃モンスターの攻撃力分だけ相手のライフを回復し、このカードを手札に戻すことが出来る。
（ ＾ω＾）「おっおっ。説明ありがとうだお」
（ ＾ω＾）（出来れば攻撃したいところだけど…攻撃に適したモンスターが手札にいないお……）
（ ＾ω＾）「うーん…ここはモンスターをセットしてターンエンドだお」
（ ＾ω＾）LP:8000
モンスター:[ ][ ][��][ ][ ]
魔法・罠 :[ ][ ][ ][ ][ ][ ]
手札:5 墓地:0 除外:0
� �伏せ
ξﾟ��ﾟ）ξLP:8000
モンスター:[ ][ ][��][ ][ ]
魔法・罠 :[ ][ ][ ][ ][ ][ ]
手札:5 墓地:0 除外:0
�機Д�リボン／攻撃表示
ξﾟ��ﾟ）ξ「私のターン…ふふっ。甘いわねブーン」
（；＾ω＾）「おっ」
ξﾟ��ﾟ）ξ「クリボンを残したのは間違いよ。手札から永続魔法《コート・オブ・ジャスティス》を発動！」
《コート・オブ・ジャスティス》
永続魔法
自分フィールド上にレベル１の天使族モンスターが表側表示で存在する場合、手札から天使族モンスター１体を特殊召喚する事ができる。
「コート・オブ・ジャスティス」の効果は１ターンに１度しか使用できない。
ξﾟ��ﾟ）ξ「自分フィールド上にレベル１天使がいる場合、手札から天使族モンスターを特殊召喚する事ができる…。私は《光神機−轟龍》を特殊召喚！！」
《光神機‐轟龍/Majestic Mech - Goryu》
効果モンスター
星８/光属性/天使族/攻2800/守1800
このカードは生け贄１体で召喚する事ができる。
この方法で召喚した場合、このカードはエンドフェイズ時に墓地へ送られる。
また、このカードが守備モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力を超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
（；＾ω＾）「い、いきなり2900の貫通持ちかお！？」
ξﾟ��ﾟ）ξ「守備で固めたのは失敗ねブーン。轟龍でその伏せモンスターに攻撃よ。シャイニング・バースト！！」
（ ＾ω＾）「よ、黄泉ガエルだお」
（ ＾ω＾）LP:8000→5200
（；＾ω＾）「２ターン目から2800ダメージは痛いお……」
ξﾟ��ﾟ）ξ「ついでにクリボンもダイレクト。リボン・スタンプ！」
（；＾ω＾）「あべしっ」
（ ＾ω＾）LP:5200→4900
ξﾟ��ﾟ）ξ「さあ、ここからどうするのかしらブーン？私はカードを１枚伏せてターンエンド」
（ ＾ω＾）LP:4900
モンスター:[ ][ ][ ][ ][ ]
魔法・罠 :[ ][ ][ ][ ][ ][ ]
手札:5 墓地:1 除外:0
ξﾟ��ﾟ）ξLP:8000
モンスター:[ ][ ][��][��][ ]
魔法・罠 :[ ][��][��][ ][ ][ ]
手札:3 墓地:0 除外:0
�機Д�リボン／攻撃表示
�供Ч賣供森況睇充�
�掘�伏せ
�検Д魁璽函Ε�ブ・ジャスティス
（ ＾ω＾）「ボクのターンだお」
（ ＾ω＾）（轟龍の的になるから黄泉ガエルは特殊召喚しないでおくお……）
（ ＾ω＾）（コート・オブ・ジャスティスとレベル１天使がいる限り、上級が展開され続けるお……。どっちかをどうにかするしかないお）
（ ＾ω＾）「よしっ。《E・HERO バーストレディ》を召喚するお」
《Ｅ・ＨＥＲＯ バーストレディ/Elemental Hero Burstinatrix》
通常モンスター
星３/炎属性/戦士族/攻1200/守 800
炎を操るＥ・ＨＥＲＯの紅一点。
紅蓮の炎、バーストファイヤーが悪を焼き尽くす。
（ ＾ω＾）「これでクリボンは倒せるお！クリボンに攻撃、バースト・ファイヤー！」
ξ;ﾟ��ﾟ）ξ「ブーン…アンタって……」
（ ＾ω＾）「おっ？」
ξﾟ��ﾟ）ξ「クリボンの効果発動。ダメージを０にしてバーストレディの攻撃力分ブーンのライフを回復させる。そしてクリボンを手札に戻すわ」
（ ＾ω＾）LP:4900→6100
（；＾ω＾）「回復がしたかったんだお。効果忘れてたりしてないお」
ξ;ﾟ��ﾟ）ξ「どうだか…」
（ ＾ω＾）「ぼ、ボクはターンエンドだお！」
（ ＾ω＾）LP:6100
モンスター:[ ][ ][��][ ][ ]
魔法・罠 :[ ][ ][ ][ ][ ][ ]
手札:5 墓地:1 除外:0
� Д弌璽好肇譽妊�／攻撃表示
ξﾟ��ﾟ）ξLP:8000
モンスター:[ ][ ][ ][��][ ]
魔法・罠 :[ ][��][��][ ][ ][ ]
手札:4 墓地:0 除外:0
�機Ч賣供森況睇充�
�供�伏せ
�掘Д魁璽函Ε�ブ・ジャスティス
ξﾟ��ﾟ）ξ「私のターン」
ξﾟ��ﾟ）ξ（バーストレディ１体……伏せもなし。警戒する必要はなさそうね）
ξﾟ��ﾟ）ξ「どんどん行くわよブーン。クリボンを召喚してコートオブジャスティスの効果発動！」
（ ＾ω＾）「ま、まずいお」
ξﾟ��ﾟ）ξ「手札から《守護天使 ジャンヌ》を特殊召喚！」
《守護天使 ジャンヌ/Guardian Angel Joan》
効果モンスター
星７/光属性/天使族/攻2800/守2000
このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、自分は破壊したモンスターの元々の攻撃力分のライフポイントを回復する。
ξﾟ��ﾟ）ξ「守護天使ジャンヌで、バーストレディに攻撃！ホーリー・ドレイン！」
（ ＾ω＾）LP:6100→4500
ξﾟ��ﾟ）ξ「ジャンヌの効果で、破壊したモンスターの攻撃力分ライフを回復するわ」
ξﾟ��ﾟ）ξLP8000→9200
（；＾ω＾）「どんどんライフ差がついて行くお……」
ξﾟ��ﾟ）ξ「続いてダイレクトよブーン。轟龍とクリボンで攻撃！！」
（；＾ω＾）（ま、まだ耐えられるお……）
（ ＾ω＾）LP4500→1600→1300
ξﾟ��ﾟ）ξ「さあ、私はターンエンドよ、ブーン」
（ ＾ω＾）LP:1300
モンスター:[ ][ ][ ][ ][ ]
魔法・罠 :[ ][ ][ ][ ][ ][ ]
手札:5 墓地:2 除外:0
ξﾟ��ﾟ）ξLP:9200
モンスター:[ ][��][��][��][ ]
魔法・罠 :[ ][��][��][ ][ ][ ]
手札:3 墓地:0 除外:0
�機Д献礇鵐漫森況睇充�
�供Д�リボン／攻撃表示
�掘Ч賣供森況睇充�
�検�伏せ
�后Д魁璽函Ε�ブ・ジャスティス
（；＾ω＾）（まだ３ターン目なのにライフ差7900……。一方的だお…ツンのデッキは攻撃力が高すぎるお……）
（；＾ω＾）（どうにか、逆転の一手を……）
（ ＾ω＾）「ボクのターン、ドロー！」
（ ＾ω＾）（E・HEROワイルドマン…これなら……！）
（ ＾ω＾）「ボクは墓地の《黄泉ガエル》を特殊召喚するお！」
《黄泉ガエル/Treeborn Frog》
効果モンスター（準制限カード）
星１/水属性/水族/攻 100/守 100
自分のスタンバイフェイズ時にこのカードが墓地に存在し、自分フィールド上に魔法・罠カードが存在しない場合、このカードを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
この効果は自分フィールド上に「黄泉ガエル」が表側表示で存在する場合は発動できない。
ξﾟ��ﾟ）ξ（黄泉ガエルを特殊召喚……？いよいよ動くみたいね）
（ ＾ω＾）「そして…魔法カード《融合》発動！ボクは、黄泉ガエルと手札のワイルドマンを融合させるお！
《融合/Polymerization》
通常魔法
手札・自分フィールド上から、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター１体をエクストラデッキから特殊召喚する。
（ ＾ω＾）「融合召喚！《E・HERO アブソルートZero》！！」
《Ｅ・ＨＥＲＯ アブソルートＺｅｒｏ/Elemental Hero Absolute Zero》
融合・効果モンスター
星８/水属性/戦士族/攻2500/守2000
「ＨＥＲＯ」と名のついたモンスター＋水属性モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードの攻撃力は、フィールド上に表側表示で存在する「Ｅ・ＨＥＲＯ アブソルートＺｅｒｏ」以外の水属性モンスターの数×５００ポイントアップする。
このカードがフィールド上から離れた時、相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
ξﾟ��ﾟ）ξ「アブソルートZero…やっかいな効果を持つモンスターが出てきたわね」
（ ＾ω＾）「これで、迂闊に攻撃はできないはずだお……。ボクはターンエンド！」
（ ＾ω＾）LP:1300
モンスター:[ ][ ][Zero/守備][ ][ ]
魔法・罠 :[ ][ ][ ][ ][ ][ ]
手札:4 墓地:4 除外:0
� �Zero／守備表示
ξﾟ��ﾟ）ξLP:9200
モンスター:[ ][��][��][��][ ]
魔法・罠 :[ ][��][��][ ][ ][ ]
手札:3 墓地:0 除外:0
�機Д献礇鵐漫森況睇充�
�供Д�リボン／攻撃表示
�掘Ч賣供森況睇充�
�検�伏せ
�后Д魁璽函Ε�ブ・ジャスティス
ξﾟ��ﾟ）ξ「私のターン。ふふっ。ブーン、考えが甘いわ」
（；＾ω＾）「おっ？」
ξﾟ��ﾟ）ξ「そんなモンスターで私は止められないってことよ！コートオブジャスティスの効果で《光神テテュス》を特殊召喚！さらに《コーリング・ノヴァ》を通常召喚！！」
《光神テテュス/Tethys, Goddess of Light》
効果モンスター
星５/光属性/天使族/攻2400/守1800
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分がドローしたカードが天使族だった場合、そのカードを相手に見せる事で自分はカードをもう１枚ドローする事ができる。
《コーリング・ノヴァ/Nova Summoner》
効果モンスター
星４/光属性/天使族/攻1400/守 800
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、デッキから攻撃力１５００以下で光属性の天使族モンスター１体を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
また、フィールド上に「天空の聖域」が存在する場合、代わりに「天空騎士パーシアス」１体を特殊召喚する事ができる。
（；＾ω＾）「ゼロがいるのにそんなに展開するのかお！？」
ξﾟ��ﾟ）ξ「言ったでしょ。そんなモンスターじゃ私は止められないわ！轟龍で、Zeroに攻撃！！」
（；＾ω＾）「ぜ、ゼロがフィールドを離れたことによって、相手モンスターを全てはｋ
ξﾟ��ﾟ）ξ「これが、わかる？」
（；＾ω＾）「おっ？」
ξﾟ��ﾟ）ξ「カウンター罠、《デストラクション・ジャマー》！！」
（；＾ω＾）「！！！」
《デストラクション・ジャマー/Destruction Jammer》
カウンター罠
手札を１枚捨てる。
「フィールド上のモンスターを破壊する効果」を持つカードの発動を無効にし、それを破壊する。
ξﾟ��ﾟ）ξ「手札を１枚捨ててゼロの持つ破壊効果を無効。ブーン、これで万事休すね」
ξﾟ��ﾟ）ξ「さあ貫通ダメージを受けなさい」
（ ﾟωﾟ）「わああああああ！！」
（ ＾ω＾）LP1300→400
（；＾ω＾）「いよいよ、やばいかお」
ξﾟ��ﾟ）ξ「さあ、これでお終いよ！ジャンヌでブーンにダイレクトアタック！！」
（；＾ω＾）「う、うわああ！手札から《速攻のかかし》の効果発動！！」
《速攻のかかし》
効果モンスター
星１/地属性/機械族/攻 0/守 0
相手モンスターの直接攻撃宣言時、このカードを手札から捨てて発動する。
その攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する。
ξﾟ��ﾟ）ξ「あら、バトルフェイズ終了……」
（；＾ω＾）「取っておいてよかったお」
ξﾟ��ﾟ）ξ「そんなその場しのぎがいつまで持つかしら、ブーン。カードを１枚セットしてターンエンド」
ξﾟ��ﾟ）ξ（伏せは駆け引き……私の轟龍を破壊すればバーサーク・デッドが出てくるわ……）
ξﾟ��ﾟ）ξ（さあ、なんでも来なさい、ブーン）
（ ＾ω＾）LP:400
モンスター:[ ][ ][ ][ ][ ]
魔法・罠 :[ ][ ][ ][ ][ ][ ]
手札:3 墓地:6 除外:0
ξﾟ��ﾟ）ξLP:9200
モンスター:[ノヴァ][ジャンヌ][クリボン][轟龍][テテュス]
魔法・罠 :[ ][伏せ][COJ][ ][ ][ ]
手札:0 墓地:2 除外:0
�機Д離凜 森況睇充�
�供Д献礇鵐漫森況睇充�
�掘Д�リボン／攻撃表示
�検Ч賣供森況睇充�
�后Д謄謄絅后森況睇充�
�此�伏せ
�察Д魁璽函Ε�ブ・ジャスティス
（ ＾ω＾）「ボクのターン……」
（ ＾ω＾）（もう、防御手段は残されて無いお）
（ ＾ω＾）（そもそもツンに小手先の技が通用すると思っていたのが間違いなんだお）
（ ＾ω＾）（もう守れない……だったら）
（ ＾ω＾）（真っ向から攻め破るしかないお！）
（ ＾ω＾）「来てくれお！ドロー！！」
ξﾟ��ﾟ）ξ「いいカードは引けた？」
（ ＾ω＾）「……ツン、今までのボクだったらきっとツンには勝てなかったお」
（ ＾ω＾）「……でも、もうボクは！」
（ ＾ω＾）「ボクは、スタンバイフェイズに墓地の黄泉ガエルを特殊召喚！」
（ ＾ω＾）「そしてメインフェイズ。《デブリ・ドラゴン》を召喚するお！」
《デブリ・ドラゴン/Debris Dragon》
チューナー（効果モンスター）
星４/風属性/ドラゴン族/攻1000/守2000
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地に存在する攻撃力５００以下のモンスター１体を攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚した効果モンスターの効果は無効化される。
このカードをシンクロ素材とする場合、ドラゴン族モンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。
また、他のシンクロ素材モンスターはレベル４以外のモンスターでなければならない。
ξﾟ��ﾟ）ξ「デブリドラゴン…チューナーね」
（ ＾ω＾）「デブリ・ドラゴンの効果で墓地の速攻のかかしを特殊召喚……。そしてレベル１速攻のかかし、レベル１黄泉ガエルにレベル４のデブリドラゴンをチューニングだお！！」
（ ＾ω＾）「監獄の規律を保つためｒｙ 現れるお！！《Ｃ・ドラゴン》！！」
《Ｃ・ドラゴン/Iron Chain Dragon》
シンクロ・効果モンスター
星６/地属性/ドラゴン族/攻2500/守1300
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
自分の墓地に存在する「Ｃ（チェーン）」と名のついたモンスターを全てゲームから除外する事ができる。
この効果で除外したモンスター１体につき、このカードの攻撃力はこのターンのエンドフェイズ時まで２００ポイントアップする。
このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与える度に、相手のデッキの上からカードを３枚墓地へ送る。
ξﾟ��ﾟ）ξ「Ｃ・ドラゴン……？そんなモンスターじゃ」
（ ＾ω＾）「まだまだ終わらないお！！手札の《ミラクル・フュージョン》発動！！」
《ミラクル・フュージョン/Miracle Fusion》
通常魔法
自分のフィールド上または墓地から、融合モンスターカードによって決められたモンスターをゲームから除外し、
「Ｅ・ＨＥＲＯ」という名のついた融合モンスター１体を融合デッキから特殊召喚する。
（この特殊召喚は融合召喚扱いとする）
（ ＾ω＾）「墓地のバーストレディと……デブリ・ドラゴンを除外！」
ξﾟ��ﾟ）ξ「デブリドラゴンを融合素材に！？」
（ ＾ω＾）「大いなる風の力を手に入れたHEROが……今、舞い降りるお！融合召喚！！《E・HERO Great TORNADO》！！」
《Ｅ・ＨＥＲＯ Ｇｒｅａｔ ＴＯＲＮＡＤＯ/Elemental Hero Great Tornado》
融合・効果モンスター
星８/風属性/戦士族/攻2800/守2200
「Ｅ・ＨＥＲＯ」と名のついたモンスター＋風属性モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードが融合召喚に成功した時、相手フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの攻撃力・守備力を半分にする。
ξﾟ��ﾟ）ξ「Great TORNADO…！？こんなHEROが……」
（ ＾ω＾）「トルネードの効果……融合召喚成功時、相手フィールド上の全モンスターの攻守を半減するお！！ダウン・バースト！！」
ξﾟ��ﾟ）ξ「！？」
【クリボンATK300→150】
【轟龍ATK2900→1450】
【ジャンヌATK2800→1400】
【テテュスATK2400→1200】
【ノヴァATK1400→700】
ξﾟ��ﾟ）ξ「な、なんて無茶苦茶な効果なのよ！私のモンスターが一気に弱体化……」
ξﾟ��ﾟ）ξ（だけど……、ブーンの場にいるのはATK2500のＣドラゴンと2800のトルネード。まだまだ決め手にはならないわ……）
ξﾟ��ﾟ）ξ（これだけなの？ブーン）
（ ＾ω＾）「ツン、ボクの攻撃がこれで終わると思ったら大間違いだお」
ξﾟ��ﾟ）ξ「えっ？」
（ ＾ω＾）「ボクは《融合》を発動！ボクの場のＣドラゴンと、トルネードを融合！！」
ξﾟ��ﾟ）ξ「な！融合ですって！？」
（ ＾ω＾）「融合召喚！！現れるお……《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》！！」
《波動竜騎士 ドラゴエクィテス/Dragon Knight Draco-Equiste》
融合・効果モンスター
星１０/風属性/ドラゴン族/攻3200/守2000
ドラゴン族シンクロモンスター＋戦士族モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
１ターンに１度、墓地に存在するドラゴン族のシンクロモンスター１体をゲームから除外し、エンドフェイズ時までそのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る事ができる。
また、このカードがフィールド上に表側攻撃表示で存在する限り、相手のカードの効果によって発生する自分への効果ダメージは代わりに相手が受ける。
ξﾟ��ﾟ）ξ（まさか…ここで融合してくるなんて……）
ξﾟ��ﾟ）ξ（だけど、総攻撃力は5300から3200に落ちている）
ξﾟ��ﾟ）ξ（と、言うことはあの最後の手札は……）
ξ �� ）ξ（……ふふっ）
ξﾟ��ﾟ）ξ「いいわ、ブーン。その最後の手札使いなさい」
（ ＾ω＾）「おっ？もちろん、発動するつもりだお！トルネードはレベル８…このカードの発動条件は満たされたお。《デーモンとの駆け引き》！！」
《デーモンとの駆け引き/A Deal with Dark Ruler》
速攻魔法
レベル８以上の自分フィールド上のモンスターが墓地へ送られたターンに発動する事ができる。
自分の手札またはデッキから「バーサーク・デッド・ドラゴン」１体を特殊召喚する。
（ ＾ω＾）「《バーサーク・デッド・ドラゴン》特殊召喚！！」
《バーサーク・デッド・ドラゴン/Berserk Dragon》
効果モンスター
星８/闇属性/アンデット族/攻3500/守 0
このカードは「デーモンとの駆け引き」の効果でのみ特殊召喚が可能。
相手フィールド上の全てのモンスターに１回ずつ攻撃が可能。
自分のターンのエンドフェイズ毎にこのカードの攻撃力は５００ポイントダウンする。
ξﾟ��ﾟ）ξ（……）
（ ＾ω＾）「バーサークデッドは、この高い攻撃力を持ちながら……、相手の全てのモンスターに攻撃することができるんだお！！」
（＃＾ω＾）「さぁ行くおツン！まず１体目！轟龍に攻撃！デモンズディザスタァー！！」
ξﾟ��ﾟ）ξ「うっ……」
ξﾟ��ﾟ）ξLP9200→7150
ξ �� ）ξ（やっぱり、駆け引きを持っていたのね……）
（＃＾ω＾）「２体目！ジャンヌに攻撃！デモンズディザスタァァーー！！」
ξﾟ��ﾟ）ξ「ぐうっ……」
ξﾟ��ﾟ）ξLP7150→5050
ξ �� ）ξ（これじゃ、駆け引き発動しても意味が無いじゃない……）
ξ �� ）ξ（このままじゃ私の負け、か……）
（＃＾ω＾）「３体目！テテュスに攻撃！デモンズディザスタァァァァーーーーー！！！」
ξﾟ��ﾟ）ξ「ああッ………」
ξﾟ��ﾟ）ξLP5050→2750
ξ �� ）ξ（でもそれもいいのかもしれない）
ξ �� ）ξ（ブーン、強くなったわね……。そりゃそうよね、元々デュエルのセンスは私なんかよりも……）
（ ＾ω＾）「これで最後だお」
ξﾟ��ﾟ）ξ「……ええ」
（＃＾ω＾）「４体目！コーリングノヴァに攻撃！デモンズ・ディザスタァァァァァァァァーーーーーーーー！！！！！！」
ξﾟ��ﾟ）ξ「きゃあああああああああああああああああああああああああッッ」
ξ �� ）ξ（なんか、よかった……）
ξﾟ��ﾟ）ξLP2750→0
（＊＾ω＾）「ツンに……ツンに勝ったおーー！！」
（'A`）「おう、勝ったのか！」
今までほとんど勝てなかったツン相手に、勝てた。
それが余りにも嬉しいのか、ブーンは大はしゃぎだった。
対するツンは、下を向いて顔を上げようとしない。
ξﾟ��ﾟ）ξ「やるじゃない…ブーン」
しかしデュエルに負けて俯いていたツンも、すぐに顔を上げた。
そして、素直にブーンを賞賛する。
その顔に、負けた悔しさや悲しみなどの曇りは無かった。
（＊＾ω＾）「おっおっ。ギリギリだったお」
ξﾟ��ﾟ）ξ「……ふふっ、そうね。ギリギリ。次は負けないわよ！」
（ ＾ω＾）「おっ！望むところだお！」
ブーンに負けたツンだが、不思議と嫌な気持ちはなかった。
自分に勝てずにいたブーンが、新しい力を手に入れて、自分に勝利したのだ。
ブーンの成長が、何故だかツンにとっても嬉しかった。
ツンとブーンは更なるデュエルの約束を交わす。
きっとこれからは、自分もブーンも楽しいデュエルが、沢山できるのだという期待を胸に。
いつまでもずっと２人でデュエルをして、お互いを高めていけるのだろう、と。
（'A`）「ところで、ブーン……」
（ ＾ω＾）「おっ」
（'A`）「モナーの様子は……見たか？」
モナー。
このクラスにいる男子の一人である。
比較的温厚な性格であり、誰とでも仲が良い優しい少年だ。
だが……
（ ＾ω＾）「モナー？いや、見てないお……」
（'A`）「俺、あいつとデュエルしたんだが……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
（ ´∀｀）「デュエル……デュエルぅ……」
（'A`）「おう、俺とするかモナー」
（ ´∀｀）「デュエルぅぅぅぅぅぅぅぅ！！」
（;'A`）「！？」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
（ ´∀｀）「２体のデビル・ドーザーと、鉄鋼装甲虫で攻撃だぁぁぁぁぁぁああぁぁ！！」
（'A`）「くそっ通せるかよ！レヴァテインリリースして《バースト・ブレス》！！」
（ ´∀｀）「うｇｇｇｇｇｇがああああああああ！！《デーモンとの駆け引き》ぃぃぃぃいいぃいいいぃいい！！！」
（'A`）「さ、させるか《神の宣告》！」
（ ´∀｀）「…………」
（'A`）「…………」
（ ´∀｀）「ががががうっがあああああああああああああああくぁｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ；」
（;'A`）「！？」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
（'A`）「って感じで……どうにか俺が勝ったんだが。様子がおかしかったんだ」
（；＾ω＾）「明らかに異常だお。それでモナーはどうしたんだお？」
（'A`）「よく分からん。デュエルの後何故かぶっ倒れて保健室に連れて行かれたみたいだけど、もう早退したみたいだ」
（ ＾ω＾）「心配だお……」
クラスメイト・モナーの異常。
ブーンもドクオも、この日は「モナーの体調が悪い」程度にしか思っていなかった。
明日か、または数日後には、いつも通りのモナーが戻ってくるだろう、と。
だが、全てはこの日から始まるのだ。
ブーン、ドクオ、そしてツンの、終わらない狂乱の戦い。
物語の歯車は既に回り始めていた。
第４話へ続く
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