最終更新:ID:ojaQekmuTQ 2009年12月17日(木) 16:45:49履歴
(TV・`ー・´)「それでは、次のニュースです」
|::━◎┥「・・・」
(TV・`ー・´)「・・・が、先日チャンピオン防衛に成功しました」
|::━◎┥「・・・天才、か・・・」
(TV・`ー・´)「・・・選手は、これで防衛戦4連勝
過去最高の7連勝が見えてきました」
|::━◎┥「きっとお前みたいなヤツを、世間じゃ天才って呼ぶんだろう」
(TV・`ー・´)「デュエルアカデミアを卒業後、すぐにプロ入り。その実力を発揮し・・・」
|::━◎┥「俺は、お前に・・・」
(TV・`ー・´)「また、同氏は今後アジアシリーズにも出場がよt」ブチッ
|::━◎┥「お前がいなければ、俺は・・・」
第6話「王者の品格」
ネオドミノシティバー・バーボンハウス
(´・ω・`)「いらっしゃい」
( ^ω^)「おっおっ、毎日冷やかしに来てすまんお」
(´・ω・`)「・・・まぁ、いいよ。毎回何かしら頼んで行ってくれるしね」
( ^ω^)「今日はちょっと別の要件出来たんだけどね」
(´・ω・`)「うん、分かってるよ。見ればわかるけど端のテーブル席ね」
( ^ω^)「僕とアイツ以外に人がいないお」
(´・ω・`)「(´・ω・`)ショボーン・・・まぁいいや、これはあちらのお客様から」
( ^ω^)「・・・随分と気前がよくなったじゃないかお、ドクオ?」
('A`)「・・・ただの前金だよ。貰っとけ」
( ^ω^)「やれやれ、また面倒事かお」
===
('A`)「そんじゃ、まずこいつを見てくれ」
( ^ω^)「・・・なんだおコレ、脅迫状?」
('A`)「まぁ、それで俺に届いたのは4通目になる。そろそろ放っとけないと思ってな」
( ^ω^)「結構立派なもんじゃないかお」
('A`)「内容は簡単なもんさ」
( ^ω^)「要求はドクオのプロデュエリスト引退・・・か」
('A`)「単純なのは嫌いじゃないが・・・単純すぎるな。面白くない」
( ^ω^)「だいぶ捻くれたかお?ドクオ」
('A`)「そうかもな。マネージャーも無視で良いってるし、俺も同意見さ
・・・が、すでに何人も被害者が出てる」
( ^ω^)「何かあったのかお?」
('A`)「・・・俺以外の人間に、な」
( ^ω^)「ん?」
('A`)「俺はプロリーグの一応トップだ。それなりにガードが固い
そのせいかな、被害者は俺のリーグの関係者ばかりだ」
( ^ω^)「おびき出そうってことかお」
('A`)「だろうな。俺が痺れを切らして表に出るのを待ってるんだろう
今日ここに来るのだってそれなりのボディガードがついてる」
( ^ω^)「犯罪性のある事件はセキュリティの仕事なんだけどなぁ」
('A`)「・・・いや、今回ばっかりは・・・セキュリティに任せたくねぇ」
( ^ω^)「どういうことだお?」
('A`)「俺の性分さ。それで良いだろ?」
( ^ω^)「意地っぱりなチャンピオンだお」
('A`)「経緯はこんなもんか。今回はお前に、俺とそいつの立会人を頼みたいと思ってな」
( ^ω^)「立会人ねぇ・・・」
('A`)「俺が勝ったら、その場であいつを拘束してくれ。これは俺個人じゃできないことだしな」
( ^ω^)「ドクオが負けたら?」
('A`)「その時は、辞表の一つでも書いてやるさ」
( ^ω^)「・・・仕方ない、少ない友達の頼みなら断れないお」
('A`)「助かる」
( ^ω^)「せっかくのオフなんだけどなぁ・・・一応D−ホイールは待機させとくお」
('A`)「ああ、万が一でも手は出すなよ、俺がやる」
( ^ω^)「?」
('A`)「アイツのやり方は・・・気にいらねぇ」
======
|::━◎┥「・・・それで、そいつが立会人ということか」
('A`)「居ないよりいいだろ?俺もあんたもこれで逃げ場なしだ」
( ^ω^)「アウェーみたいになっちゃうけど、頼むお」
|::━◎┥「フン・・・」
('A`)「じゃ、早速」
|::━◎┥「・・・始める前にひとつ聞きたい」
('A`)「うん?」
|::━◎┥「俺の顔を、覚えてるか?」
('A`)「一回戦った相手は、よほどのことがない限りは忘れないぜ?
元イースタンチャンピオンの、歯車王さんよ」
|::━◎┥「覚えていたか」
('A`)「・・・理由は逆恨みか。予見はしてたが」
|::━◎┥「人聞きの悪い・・・これはリベンジマッチだ。タイトル戦だ」
('A`)「こいつは失礼」
|::━◎┥「忘れていない。あの日防衛戦でお前に負け、俺は地に落ち、地獄を見た
だからこそだ。お前にもあの辛酸を味わってもらなければ気がすまない」
('A`)「やっぱ逆恨みじゃねーかよ」
|::━◎┥「もう何とでも言え。俺にはもうプライドも何もない。だからお前も道連れになってもらう」
('A`)「・・・はぁ」
|::━◎┥「む?」
('A`)「・・・つまんねぇな奴だな、お前」
|::━◎┥「・・・」
('A`)「さて、そろそろ始めるか?俺もこのあと用事があるんだ」
|::━◎┥「わかってるな?」
('A`)「あ?何が?」
|::━◎┥「俺が負ければ、素直に引き下がり、そこの立会人の御用になろう」
('A`)「ああ、そういうこと。俺が負けたら・・・わかってるけどな」
|::━◎┥「さぁ、さっさと構えてもらおうか。こっちは準備できてる」
('A`)「・・・だ、そうだ。遠慮すんなよ、ブーン。万に一つ俺が負けたら・・・」
( ^ω^)「ったく、断れないって言ったお?」
('A`)「ああ、それでいい」
( ^ω^)「ドクオ」
('A`)「うん?」
( ^ω^)「・・・負けるなお?」
('A`)「・・・努力する」
( ^ω^)「やれやれ、ちょっと位カッコつけてもいいと思うお」
('A`)「「デュエル!!」」|::━◎┥
【魔神は笑わない】('A`)DOKUO
VS
GEAR'S KING|::━◎┥【ジャスティス・ブレイカ】
|::━◎┥「俺の先攻!ドロー!
A・O・J ガラドボルグを攻撃表示で召喚!(A1600)」
('A`)「アーリーオブジャスティス・・・本気で魔轟神を潰しに来たか」
|::━◎┥「ガラドボルグは光属性モンスターと戦闘するとき、攻撃力が200ポイントアップする!
カードを一枚伏せて、ターンエンド!」
('A`)「やれやれ、メタゲームとはな・・・俺のターン、ドロー
俺は手札から魔轟神レイヴンを召喚する(A1300)」
|::━◎┥「この瞬間、永続トラップ、閃光を吸い込むマジックミラーを発動!
お互いに、フィールドと墓地の光属性モンスターは効果を発動できない!」
|::━◎┥「これで魔轟神レイヴンの手札を捨てる効果は使えない・・・
お得意の暗黒界の大量展開は封じたぞ!」
('A`)「容赦ねぇなぁ・・・俺はカードを2枚伏せて、ターンエンドだ」
('A`) LP4000 手札3 魔轟神レイヴン(A1300) セット*2
|::━◎┥LP4000 手札4 A・O・J ガラドボルグ(A1600) 閃光鏡
|::━◎┥「俺のターン!手札からA・O・J ブラインド・サッカーを召喚!(A1600)
バトルだ!A・O・Jガラドボルグで、魔轟神レイヴンを攻撃!」
('A`)「おっと、こちらも永続罠、デプス・アミュレットを発動
手札を一枚墓地に送って、戦闘を無効にする」
|::━◎┥「く・・・」
('A`)「さらに今捨てたカードは暗黒界の武神シルバだ。その効果により墓地から特殊召喚される(A2300)」
|::━◎┥「ならばA・O・Jブラインドサッカーで、魔轟神レイヴンを攻撃!」
('A`)「もう一度デプスアミュレットを発動。手札の暗黒界の斥候スカーを墓地へ」
|::━◎┥「フフ・・・その大量展開が命取りだ!手札からマジックカード、悪魔払いを発動!
フィールドの悪魔族モンスターをすべて破壊する!」
('A`)「レイヴンとシルバは破壊か・・・」
|::━◎┥「・・・ターンエンド!」
('A`)「おっと、そちらのエンドフェイズにリバースカードオープン、リビングデッドの呼び声だ
その効果で墓地から暗黒界の斥候スカーを特殊召喚する」
|::━◎┥「まだ手が残されていたか・・・」
('A`)「さて・・・俺のターンか、ドロー
俺は手札からマジックカード、暗黒界の取引を発動。お互いにカードを一枚ドローし、その後一枚捨てる」
|::━◎┥「俺は手札の暗黒の結界像を墓地へ」
('A`)「俺が捨てたのは暗黒界の策士グリン。その効果で手札から墓地へ送られたことにより、閃光を吸い込むマジックミラーを破壊させてもらう」
|::━◎┥「早くもロックが・・・だが、さっきのターンにシルバを蘇生しなかったのは・・・?」
('A`)「こういうことさ。俺は手札からチューナーモンスター、魔轟神クシャノを召喚」
|::━◎┥「チューナーとそれ以外のモンスター・・・来るか!」
('A`)「レベル2の暗黒界の斥候スカーに、レベル3の魔轟神クシャノをチューニング
シンクロ召喚・・・出でよ、魔轟神レイジオン(A2300)」
|::━◎┥「ちっ・・・」
('A`)「魔轟神レイジオンの効果発動。シンクロ召喚に成功したことにより、手札が2枚になるまでカードをドローする
バトル、魔轟神レイジオンで、A・O・J ガラドボルグを攻撃」
|::━◎┥LP4000→3500
|::━◎┥「先制されたか・・・!」
('A`)「カードを一枚伏せて、ターンエンドだ」
('A`) LP4000 手札1 魔轟神レイジオン(A2300) セット*1 デプス・アミュレット
|::━◎┥LP3400 手札3 A・O・J ブラインド・サッカー(A1600)
|::━◎┥「大きいのが出てきたか・・・俺のターン、ドロー!
俺は手札からチューナーモンスター、トラップ・イーターを特殊召喚!」
('A`)「む、デプス・アミュレットが・・・トラップイーターは相手の表向きのトラップをコストに特殊召喚だっけか」
|::━◎┥「そうだ!そしてレベル4ブラインドサッカーに、レベル4トラップイーターをチューニング!
シンクロ召喚!A・O・Jライトゲイザー!」(A2400)
|::━◎┥「ライトゲイザーの攻撃力は、相手の墓地の光属性モンスター一体につき200ポイントアップする!
そっちの墓地には2体、よって攻撃力は2800!」
('A`)「ほう・・・ま、威張れる数字じゃねーな」
|::━◎┥「五月蠅い!ライトゲイザーで魔轟神レイジオンに攻撃!」
('A`)「させるわけねーよな、トラップカード、ヘイトバスター発動
悪魔族モンスターが攻撃対象に選択されたとき、お互いのモンスターを破壊する」
|::━◎┥「くっ・・・」
('A`)「さらに破壊した攻撃モンスターのもともとの攻撃力のダメージを相手に与える」
|::━◎┥LP3400→1000
('A`)「おいおいどーした?どこか具合でも悪いのか?」
|::━◎┥「いちいちムカつく奴だな・・・モンスターとカードを一枚ずつセットしてターンエンド」
('A`)「俺のターンだな・・・さて、俺は暗黒界の狂王ブロンを召喚する(A1800)
そして守備モンスターに攻撃」
|::━◎┥「速効魔法発動、皆既日食の書!
フィールドのすべてのモンスターを裏側守備表示に変更する!」
('A`)「ブロンは攻撃失敗か・・・カードをセットして、俺はこれでターンエンドだ」
|::━◎┥「皆既日蝕の書の効果で、お前の場のモンスターはすべて表側守備表示になり、
その枚数分相手はドローする」
('A`)「はいよ」
('A`) LP4000 手札1 暗黒界の狂王ブロン(D400)セット*1
|::━◎┥LP1000 手札1 守備モンスター
|::━◎┥「俺のターン!まずは守備モンスターのA・ボムを反転召喚!
そして手札から、傀儡虫の効果を発動!」
|::━◎┥「このカードを墓地に送り、相手フィールドの悪魔族、またはアンデット族のコントロールを得る!
俺はブロンのコントロールを得る!」
('A`)「光ばかりに的を絞ってメタを張っていると思ったが、成程こいつが本命か・・・」
|::━◎┥「そしてチューナーモンスター、フレムベル・マジカルを召喚!
レベル2のA・ボムとレベル4のブロンに、レベル4のフレムベル・マジカルをチューニング!」
|::━◎┥「シンクロ召喚!A・O・J ディサイシブ・アームズ!」(A3300)
('A`)「おおう、大型だな」
|::━◎┥「余裕もそこまでだ!ディサイシブアームズでダイレクトアタック!」
('A`)「まずは足元に警戒するクセをつけるんだな。速効魔法エネミーコントローラー発動
ディサイシブアームズを守備表示に」
|::━◎┥「く・・・だが守備力も同じく3300!これは破れまい!ターンエンド!」
('A`)「さて、ぼちぼち体温上がってきたな、ドロー。
手札からマジックカード、2枚目の暗黒界の取引発動。お互いドローして1枚捨てる」
('A`)「そして今捨てたカードは暗黒界の狩人ブラウ。効果でさらに1枚ドロー」
|::━◎┥「・・・俺は神の宣告をそのまま墓地へ」
('A`)「・・・ふむ。そろそろお開きと行くか
最後はプロらしく見せて終了と行くかね」
|::━◎┥「なんだと・・・まさか、1ターンでこの守備力3300の砲台を陥落させるつもりか・・・?」
('A`)「始めるか。まずは手札からダーク・クリエイターを特殊召喚(A2300)」
|::━◎┥「!ダークモンスター・・・?」
('A`)「ダーククリエイターは、墓地に闇属性モンスターが5体以上存在するとき、手札から特殊召喚できる
さらに効果発動。墓地の暗黒界の狂王ブロンを除外し、墓地の暗黒界の武神シルバを特殊召喚(A2300)」
|::━◎┥「だが、まだまだ・・・」
('A`)「慌てるなって。これで墓地の闇属性は3体。その効果によって手札からダーク・アームド・ドラゴンを召喚(A2800)
コイツは墓地の闇属性が3体のみの場合特殊召喚できる」
|::━◎┥「まずい、あのモンスターの効果は・・・」
('A`)「そう、墓地の暗黒界の狩人ブラウを除外し効果発動。まぁ対外予想はついてるだろうが、ディサイシブアームズは破壊だ」
|::━◎┥「しまった、壁が・・・」
('A`)「フィニッシュだ。墓地の暗黒界の斥候スカーと魔轟神レイヴンを除外し、カオスソーサラーを特殊召喚(A2300)
墓地の闇属性と光属性を一体ずつ除外して特殊召喚する」
|::━◎┥「・・・・・・」
('A`)「さて・・・と、モンスターが4体並んだな。手札も使いきったし、こんなもんだろ」
|::━◎┥「・・・また、俺は負けるのか・・・」
('A`)「ん?」
|::━◎┥「・・・・・・」
('A`)「ま、当然の結果って奴だな」
|::━◎┥「・・・・・・」
('A`)「メタゲームなんざやってるようじゃ、この先ずっとプロフェッショナルにゃなれねぇ・・・それは、あんたも気づいてるはずだけどな」
|::━◎┥「・・・・・・」
('A`)「ああ、言うなら現役時代のお前は、もっと輝いてたはずさ。元チャンピオンさんよ」
|::━◎┥「・・・・・・」
('A`)「そうだな・・・それじゃ次は、俺のライフに掠り傷の一つでもつけられるようになってから来るんだな」
|::━◎┥「・・・・・・」
('A`)「お前じゃ役者不足だ」
|::━◎┥LP1000→0
('A`)「ふぅ・・・ん?」
( ^ω^)「お疲れさん」
('A`)「どこ行ってたんだよ、全く・・・ちゃんと見てたか?」
( ^ω^)「中々男前だったお、ドクオ?」
('A`)「茶化すなよ・・・」
( ^ω^)「僕の仕事とりすぎないでくれる?」
('A`)「そう言うなよ。俺もコイツにはちょっとばかし・・・ムカついてたんでね」
To Be Continued...
|::━◎┥「・・・」
(TV・`ー・´)「・・・が、先日チャンピオン防衛に成功しました」
|::━◎┥「・・・天才、か・・・」
(TV・`ー・´)「・・・選手は、これで防衛戦4連勝
過去最高の7連勝が見えてきました」
|::━◎┥「きっとお前みたいなヤツを、世間じゃ天才って呼ぶんだろう」
(TV・`ー・´)「デュエルアカデミアを卒業後、すぐにプロ入り。その実力を発揮し・・・」
|::━◎┥「俺は、お前に・・・」
(TV・`ー・´)「また、同氏は今後アジアシリーズにも出場がよt」ブチッ
|::━◎┥「お前がいなければ、俺は・・・」
第6話「王者の品格」
ネオドミノシティバー・バーボンハウス
(´・ω・`)「いらっしゃい」
( ^ω^)「おっおっ、毎日冷やかしに来てすまんお」
(´・ω・`)「・・・まぁ、いいよ。毎回何かしら頼んで行ってくれるしね」
( ^ω^)「今日はちょっと別の要件出来たんだけどね」
(´・ω・`)「うん、分かってるよ。見ればわかるけど端のテーブル席ね」
( ^ω^)「僕とアイツ以外に人がいないお」
(´・ω・`)「(´・ω・`)ショボーン・・・まぁいいや、これはあちらのお客様から」
( ^ω^)「・・・随分と気前がよくなったじゃないかお、ドクオ?」
('A`)「・・・ただの前金だよ。貰っとけ」
( ^ω^)「やれやれ、また面倒事かお」
===
('A`)「そんじゃ、まずこいつを見てくれ」
( ^ω^)「・・・なんだおコレ、脅迫状?」
('A`)「まぁ、それで俺に届いたのは4通目になる。そろそろ放っとけないと思ってな」
( ^ω^)「結構立派なもんじゃないかお」
('A`)「内容は簡単なもんさ」
( ^ω^)「要求はドクオのプロデュエリスト引退・・・か」
('A`)「単純なのは嫌いじゃないが・・・単純すぎるな。面白くない」
( ^ω^)「だいぶ捻くれたかお?ドクオ」
('A`)「そうかもな。マネージャーも無視で良いってるし、俺も同意見さ
・・・が、すでに何人も被害者が出てる」
( ^ω^)「何かあったのかお?」
('A`)「・・・俺以外の人間に、な」
( ^ω^)「ん?」
('A`)「俺はプロリーグの一応トップだ。それなりにガードが固い
そのせいかな、被害者は俺のリーグの関係者ばかりだ」
( ^ω^)「おびき出そうってことかお」
('A`)「だろうな。俺が痺れを切らして表に出るのを待ってるんだろう
今日ここに来るのだってそれなりのボディガードがついてる」
( ^ω^)「犯罪性のある事件はセキュリティの仕事なんだけどなぁ」
('A`)「・・・いや、今回ばっかりは・・・セキュリティに任せたくねぇ」
( ^ω^)「どういうことだお?」
('A`)「俺の性分さ。それで良いだろ?」
( ^ω^)「意地っぱりなチャンピオンだお」
('A`)「経緯はこんなもんか。今回はお前に、俺とそいつの立会人を頼みたいと思ってな」
( ^ω^)「立会人ねぇ・・・」
('A`)「俺が勝ったら、その場であいつを拘束してくれ。これは俺個人じゃできないことだしな」
( ^ω^)「ドクオが負けたら?」
('A`)「その時は、辞表の一つでも書いてやるさ」
( ^ω^)「・・・仕方ない、少ない友達の頼みなら断れないお」
('A`)「助かる」
( ^ω^)「せっかくのオフなんだけどなぁ・・・一応D−ホイールは待機させとくお」
('A`)「ああ、万が一でも手は出すなよ、俺がやる」
( ^ω^)「?」
('A`)「アイツのやり方は・・・気にいらねぇ」
======
|::━◎┥「・・・それで、そいつが立会人ということか」
('A`)「居ないよりいいだろ?俺もあんたもこれで逃げ場なしだ」
( ^ω^)「アウェーみたいになっちゃうけど、頼むお」
|::━◎┥「フン・・・」
('A`)「じゃ、早速」
|::━◎┥「・・・始める前にひとつ聞きたい」
('A`)「うん?」
|::━◎┥「俺の顔を、覚えてるか?」
('A`)「一回戦った相手は、よほどのことがない限りは忘れないぜ?
元イースタンチャンピオンの、歯車王さんよ」
|::━◎┥「覚えていたか」
('A`)「・・・理由は逆恨みか。予見はしてたが」
|::━◎┥「人聞きの悪い・・・これはリベンジマッチだ。タイトル戦だ」
('A`)「こいつは失礼」
|::━◎┥「忘れていない。あの日防衛戦でお前に負け、俺は地に落ち、地獄を見た
だからこそだ。お前にもあの辛酸を味わってもらなければ気がすまない」
('A`)「やっぱ逆恨みじゃねーかよ」
|::━◎┥「もう何とでも言え。俺にはもうプライドも何もない。だからお前も道連れになってもらう」
('A`)「・・・はぁ」
|::━◎┥「む?」
('A`)「・・・つまんねぇな奴だな、お前」
|::━◎┥「・・・」
('A`)「さて、そろそろ始めるか?俺もこのあと用事があるんだ」
|::━◎┥「わかってるな?」
('A`)「あ?何が?」
|::━◎┥「俺が負ければ、素直に引き下がり、そこの立会人の御用になろう」
('A`)「ああ、そういうこと。俺が負けたら・・・わかってるけどな」
|::━◎┥「さぁ、さっさと構えてもらおうか。こっちは準備できてる」
('A`)「・・・だ、そうだ。遠慮すんなよ、ブーン。万に一つ俺が負けたら・・・」
( ^ω^)「ったく、断れないって言ったお?」
('A`)「ああ、それでいい」
( ^ω^)「ドクオ」
('A`)「うん?」
( ^ω^)「・・・負けるなお?」
('A`)「・・・努力する」
( ^ω^)「やれやれ、ちょっと位カッコつけてもいいと思うお」
('A`)「「デュエル!!」」|::━◎┥
【魔神は笑わない】('A`)DOKUO
VS
GEAR'S KING|::━◎┥【ジャスティス・ブレイカ】
|::━◎┥「俺の先攻!ドロー!
A・O・J ガラドボルグを攻撃表示で召喚!(A1600)」
('A`)「アーリーオブジャスティス・・・本気で魔轟神を潰しに来たか」
|::━◎┥「ガラドボルグは光属性モンスターと戦闘するとき、攻撃力が200ポイントアップする!
カードを一枚伏せて、ターンエンド!」
('A`)「やれやれ、メタゲームとはな・・・俺のターン、ドロー
俺は手札から魔轟神レイヴンを召喚する(A1300)」
|::━◎┥「この瞬間、永続トラップ、閃光を吸い込むマジックミラーを発動!
お互いに、フィールドと墓地の光属性モンスターは効果を発動できない!」
|::━◎┥「これで魔轟神レイヴンの手札を捨てる効果は使えない・・・
お得意の暗黒界の大量展開は封じたぞ!」
('A`)「容赦ねぇなぁ・・・俺はカードを2枚伏せて、ターンエンドだ」
('A`) LP4000 手札3 魔轟神レイヴン(A1300) セット*2
|::━◎┥LP4000 手札4 A・O・J ガラドボルグ(A1600) 閃光鏡
|::━◎┥「俺のターン!手札からA・O・J ブラインド・サッカーを召喚!(A1600)
バトルだ!A・O・Jガラドボルグで、魔轟神レイヴンを攻撃!」
('A`)「おっと、こちらも永続罠、デプス・アミュレットを発動
手札を一枚墓地に送って、戦闘を無効にする」
|::━◎┥「く・・・」
('A`)「さらに今捨てたカードは暗黒界の武神シルバだ。その効果により墓地から特殊召喚される(A2300)」
|::━◎┥「ならばA・O・Jブラインドサッカーで、魔轟神レイヴンを攻撃!」
('A`)「もう一度デプスアミュレットを発動。手札の暗黒界の斥候スカーを墓地へ」
|::━◎┥「フフ・・・その大量展開が命取りだ!手札からマジックカード、悪魔払いを発動!
フィールドの悪魔族モンスターをすべて破壊する!」
('A`)「レイヴンとシルバは破壊か・・・」
|::━◎┥「・・・ターンエンド!」
('A`)「おっと、そちらのエンドフェイズにリバースカードオープン、リビングデッドの呼び声だ
その効果で墓地から暗黒界の斥候スカーを特殊召喚する」
|::━◎┥「まだ手が残されていたか・・・」
('A`)「さて・・・俺のターンか、ドロー
俺は手札からマジックカード、暗黒界の取引を発動。お互いにカードを一枚ドローし、その後一枚捨てる」
|::━◎┥「俺は手札の暗黒の結界像を墓地へ」
('A`)「俺が捨てたのは暗黒界の策士グリン。その効果で手札から墓地へ送られたことにより、閃光を吸い込むマジックミラーを破壊させてもらう」
|::━◎┥「早くもロックが・・・だが、さっきのターンにシルバを蘇生しなかったのは・・・?」
('A`)「こういうことさ。俺は手札からチューナーモンスター、魔轟神クシャノを召喚」
|::━◎┥「チューナーとそれ以外のモンスター・・・来るか!」
('A`)「レベル2の暗黒界の斥候スカーに、レベル3の魔轟神クシャノをチューニング
シンクロ召喚・・・出でよ、魔轟神レイジオン(A2300)」
|::━◎┥「ちっ・・・」
('A`)「魔轟神レイジオンの効果発動。シンクロ召喚に成功したことにより、手札が2枚になるまでカードをドローする
バトル、魔轟神レイジオンで、A・O・J ガラドボルグを攻撃」
|::━◎┥LP4000→3500
|::━◎┥「先制されたか・・・!」
('A`)「カードを一枚伏せて、ターンエンドだ」
('A`) LP4000 手札1 魔轟神レイジオン(A2300) セット*1 デプス・アミュレット
|::━◎┥LP3400 手札3 A・O・J ブラインド・サッカー(A1600)
|::━◎┥「大きいのが出てきたか・・・俺のターン、ドロー!
俺は手札からチューナーモンスター、トラップ・イーターを特殊召喚!」
('A`)「む、デプス・アミュレットが・・・トラップイーターは相手の表向きのトラップをコストに特殊召喚だっけか」
|::━◎┥「そうだ!そしてレベル4ブラインドサッカーに、レベル4トラップイーターをチューニング!
シンクロ召喚!A・O・Jライトゲイザー!」(A2400)
|::━◎┥「ライトゲイザーの攻撃力は、相手の墓地の光属性モンスター一体につき200ポイントアップする!
そっちの墓地には2体、よって攻撃力は2800!」
('A`)「ほう・・・ま、威張れる数字じゃねーな」
|::━◎┥「五月蠅い!ライトゲイザーで魔轟神レイジオンに攻撃!」
('A`)「させるわけねーよな、トラップカード、ヘイトバスター発動
悪魔族モンスターが攻撃対象に選択されたとき、お互いのモンスターを破壊する」
|::━◎┥「くっ・・・」
('A`)「さらに破壊した攻撃モンスターのもともとの攻撃力のダメージを相手に与える」
|::━◎┥LP3400→1000
('A`)「おいおいどーした?どこか具合でも悪いのか?」
|::━◎┥「いちいちムカつく奴だな・・・モンスターとカードを一枚ずつセットしてターンエンド」
('A`)「俺のターンだな・・・さて、俺は暗黒界の狂王ブロンを召喚する(A1800)
そして守備モンスターに攻撃」
|::━◎┥「速効魔法発動、皆既日食の書!
フィールドのすべてのモンスターを裏側守備表示に変更する!」
('A`)「ブロンは攻撃失敗か・・・カードをセットして、俺はこれでターンエンドだ」
|::━◎┥「皆既日蝕の書の効果で、お前の場のモンスターはすべて表側守備表示になり、
その枚数分相手はドローする」
('A`)「はいよ」
('A`) LP4000 手札1 暗黒界の狂王ブロン(D400)セット*1
|::━◎┥LP1000 手札1 守備モンスター
|::━◎┥「俺のターン!まずは守備モンスターのA・ボムを反転召喚!
そして手札から、傀儡虫の効果を発動!」
|::━◎┥「このカードを墓地に送り、相手フィールドの悪魔族、またはアンデット族のコントロールを得る!
俺はブロンのコントロールを得る!」
('A`)「光ばかりに的を絞ってメタを張っていると思ったが、成程こいつが本命か・・・」
|::━◎┥「そしてチューナーモンスター、フレムベル・マジカルを召喚!
レベル2のA・ボムとレベル4のブロンに、レベル4のフレムベル・マジカルをチューニング!」
|::━◎┥「シンクロ召喚!A・O・J ディサイシブ・アームズ!」(A3300)
('A`)「おおう、大型だな」
|::━◎┥「余裕もそこまでだ!ディサイシブアームズでダイレクトアタック!」
('A`)「まずは足元に警戒するクセをつけるんだな。速効魔法エネミーコントローラー発動
ディサイシブアームズを守備表示に」
|::━◎┥「く・・・だが守備力も同じく3300!これは破れまい!ターンエンド!」
('A`)「さて、ぼちぼち体温上がってきたな、ドロー。
手札からマジックカード、2枚目の暗黒界の取引発動。お互いドローして1枚捨てる」
('A`)「そして今捨てたカードは暗黒界の狩人ブラウ。効果でさらに1枚ドロー」
|::━◎┥「・・・俺は神の宣告をそのまま墓地へ」
('A`)「・・・ふむ。そろそろお開きと行くか
最後はプロらしく見せて終了と行くかね」
|::━◎┥「なんだと・・・まさか、1ターンでこの守備力3300の砲台を陥落させるつもりか・・・?」
('A`)「始めるか。まずは手札からダーク・クリエイターを特殊召喚(A2300)」
|::━◎┥「!ダークモンスター・・・?」
('A`)「ダーククリエイターは、墓地に闇属性モンスターが5体以上存在するとき、手札から特殊召喚できる
さらに効果発動。墓地の暗黒界の狂王ブロンを除外し、墓地の暗黒界の武神シルバを特殊召喚(A2300)」
|::━◎┥「だが、まだまだ・・・」
('A`)「慌てるなって。これで墓地の闇属性は3体。その効果によって手札からダーク・アームド・ドラゴンを召喚(A2800)
コイツは墓地の闇属性が3体のみの場合特殊召喚できる」
|::━◎┥「まずい、あのモンスターの効果は・・・」
('A`)「そう、墓地の暗黒界の狩人ブラウを除外し効果発動。まぁ対外予想はついてるだろうが、ディサイシブアームズは破壊だ」
|::━◎┥「しまった、壁が・・・」
('A`)「フィニッシュだ。墓地の暗黒界の斥候スカーと魔轟神レイヴンを除外し、カオスソーサラーを特殊召喚(A2300)
墓地の闇属性と光属性を一体ずつ除外して特殊召喚する」
|::━◎┥「・・・・・・」
('A`)「さて・・・と、モンスターが4体並んだな。手札も使いきったし、こんなもんだろ」
|::━◎┥「・・・また、俺は負けるのか・・・」
('A`)「ん?」
|::━◎┥「・・・・・・」
('A`)「ま、当然の結果って奴だな」
|::━◎┥「・・・・・・」
('A`)「メタゲームなんざやってるようじゃ、この先ずっとプロフェッショナルにゃなれねぇ・・・それは、あんたも気づいてるはずだけどな」
|::━◎┥「・・・・・・」
('A`)「ああ、言うなら現役時代のお前は、もっと輝いてたはずさ。元チャンピオンさんよ」
|::━◎┥「・・・・・・」
('A`)「そうだな・・・それじゃ次は、俺のライフに掠り傷の一つでもつけられるようになってから来るんだな」
|::━◎┥「・・・・・・」
('A`)「お前じゃ役者不足だ」
|::━◎┥LP1000→0
('A`)「ふぅ・・・ん?」
( ^ω^)「お疲れさん」
('A`)「どこ行ってたんだよ、全く・・・ちゃんと見てたか?」
( ^ω^)「中々男前だったお、ドクオ?」
('A`)「茶化すなよ・・・」
( ^ω^)「僕の仕事とりすぎないでくれる?」
('A`)「そう言うなよ。俺もコイツにはちょっとばかし・・・ムカついてたんでね」
To Be Continued...
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