第６話：嫁に関する件
最終更新：ID:J+gXWHk7pw 2009年06月16日(火) 00:32:24履歴
「（ ＾ω＾）が久しぶりに遊戯王を始める様です」
第６話「嫁に関する件」
前回のあらすじ産業
ニダー「ウェーッハッハッハ！ ウリのＢＦにチョッパリが敵うわけないニダｗｗｗ あれ、負けた？これは何かの間違いニダ！ ファビョーーン！！ グギャアアアアアアアア！！」
ブーン「お前のカードが泣いてるお」
ニダー「……」
('A` )「産業で納まってない件」
オメガマナーの悪いデュエリスト、ニダーをブルーアイズの力で何とか粉砕したブーン。が、大会はまだ始まったばかり。ブーンの運命力は如何に？
( ^ω^)「ニダーの奴を倒したので勝ち組で２回戦開始だお！」
从 〒∀从「私は負け組だーよー」
('A` )「まあまあ、この店は２勝しとけば商品が少し増えるぜ？ 腐るのは早いって」
（,,ﾟДﾟ）「んじゃ、準備ができたところから始めちゃってくださいなゴルァ！」
( ^ω^)「席分けとか色々あったけどそんなもん誰も見たくないだろうから省いたお。つーわけで２回戦の始まり始まりだお。いったいどんな相手なんだお？」
('A` )「オタラーさんって人だっけ？ まあ、連勝目指して頑張れや」
从 ﾟ∀从「YOUこのまま優勝しちゃいなYO」
( ^ω^)「いくら何でも気が早いお！」
( ^ω^)「さて、席に到着。お待たせですお」
（∴）◎∀◎（∴）「オタラーです。宜しくお願いします」
( ^ω^)「ブーンですお。宜しくですお（さっきのニダーと比べるとだいぶ大人しそうな人だお）。えーと、エクストラ15枚ですお」
（∴）◎∀◎（∴）「確認しました。こちらも15枚で」
( ^ω^)「おｋですお。じゃ……」
( ^ω^)「運命のダイスロール！」つ５
（∴）◎∀◎（∴）「運命のダイスロール！」つ２
（∴）◎∀◎（∴）「アチャー」
( ^ω^)「おｗｗｗ 先攻を頂きますお」
（∴）◎∀◎（∴）「はい了承です（後攻か……フフフ、だが我が嫁の力は、寧ろ後攻でこそ活かされると言っても過言ではない！ よって問題なし！）。では、ドローどうぞ」
( ^ω^)「んでは、ドローしますお」
('A` )「さーて、ブーンのデュエルでも見るか……」
从 ﾟ∀从「んじゃ私はツンの所にでもイテクルヨ！」
('A`;)「しかし相手見るからにＴ●Ｓとかア●ヒでオタクバッシングに使われそうな見た目だなオイ。ブーンもまあちょいピザだけど」
(´・ω・`)「おいおい、人を見た目だけで判断しちゃあいけない」
('A` )「いや、まだ判断したとかそういうわけじゃ」
(´・ω・`)「オタラーさんは最近仕事が忙しかったらしくて来てなかったんだけどね。以前には霊使い里ビートで準優勝した事があったりする」
('A` )「へぇ……まあでも《魔法族の里》でロックが決まれば勝てるデッキには勝てるんじゃないっすか？」
(´・ω・`)「ところがそうでもねーのさ。《里》だけだとロックの強度としては弱い方だし、モンスターを除去されると自分にロックが掛かる。
更に霊使いは皆1900ラインに僅かに届いてなかったりして、あれを中心に据えて勝つのは相当難しかったハズだよ」
('A` )「つー事はまた強敵か……苦しいな」
(´・ω・`)「ちなみに僕は《地霊使いアウス》が好みかな。ハリポタだとか実はショタだろとか言われてて霊使いの中ではあんまり人気ないんだけどその評価は不当と言わざるを得ない。
まあアウスの魅力はそんじょそこらの奴らには分からにい高潔なものである事は確定的にあｋ」
('A` )「聞いてませんから。そして何気に今回も解説役のポジション狙って出て来たでしょ？」
(´・ω・`)「オメガ濡れ衣だと言わざるを得ない！」
('A` )「っと、始まるからお喋りはここまでで」
(´・ω・`)（デュエル中に騒いじゃいけないのは黄金の鉄の塊の如き鉄則！）
('A` )（また脳内でしょうもない語尾を付けてる事は確定的に(ry）
( ^ω^)「先鋒はこいつだお！ ブーンはまず、《スピア・ドラゴン》を召喚！」
【スピア・ドラゴン】☆×４ 1900/0 風属性 ドラゴン族
守備表示モンスターを攻撃した時にその守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手に戦闘ダメージを与える。
このカードは攻撃した場合、ダメージステップ終了時に守備表示になる。
( ^ω^)「更にリバース・カードを１枚セットして、ターンエンドだお」
（∴）◎∀◎（∴）「フフフ勇ましいね、じゃあ僕のターン、ドロー！ メイン。
モンスター１体を守備表示、セットカードを２枚出して僕のターンは終了」
( ^ω^)「ブーンのターン、ドロー。メイン。さて……」
（∴）◎∀◎（∴）「おや、さっきの威勢の良さはどうしたんだい？ 慎重じゃないか」
( ^ω^)（伏せが２枚……全体除去があったら嫌だお。でもどうせ序盤で出て来る守備モンスターなんて大抵面倒な効果が付いてるか戦闘で破壊されないかのどっちかだお）
（∴）◎＿◎（∴）（意外と落ち着いてるな……もっと思ったままにガンガン攻めて来そうなふいんき（何故か変換できない）だったのに）
( ^ω^)「（大丈夫、ブーンは落ち着いてるはずだお。ここの攻撃は通ると読んでみるお！）《サファイアドラゴン》を召喚！」
（∴）◎∀◎（∴）「どうぞ」
( ^ω^)「バトルフェイズ、《スピア・ドラゴン》で守備モンスターを攻撃！ 貫通ダメージを喰らってもらうお」
（∴）◎∀◎（∴）「罠、発動！」
(；^ω^)「お（ミラフォ！？）」
（∴）◎∀◎（∴）「《和睦の使者》！ 僕のモンスターは戦闘で破壊されず、貫通ダメージも通らない！」
( ^ω^)「《和睦の使者》なら知ってるお。モンスターへのダメージを０にするカードだお」
('A` )（《和睦の使者》？ 剣闘獣が環境に存在するのに……何故《威嚇する咆哮》じゃないんだ？）
（∴）◎∀◎（∴）「そして、攻撃によってリバースした《ウェポンサモナー》の効果が発動する……」
( ^ω^)「（あれもどっかで見たことあるカードだけど……どんな効果だったっけ）おｋですお」
（∴）◎∀◎（∴）「じゃあデッキから、《ガーディアン・エアトス》を手札に加える」
('A` )（なるほど。リバース効果を安全に発動させつつモンスターを護る作戦だったのか）
【和睦の使者】通常罠
このカードを発動したターン、相手モンスターから受ける全ての戦闘ダメージは０になる。このターン自分モンスターは戦闘では破壊されない。
【ウェポンサモナー】☆×４ 1600/1600 風属性 魔法使い族
リバース：カード名に「ガーディアン」の文字が入っているカードを自分のデッキから手札に加える。
( ^ω^)「《ウェポンサモナー》はこのターン戦闘破壊できないから……ブーンはこのままエンドだお」
（∴）◎∀◎（∴）「おっと、攻撃宣言は自体は有効だから《スピア・ドラゴン》は守備表示でね」
( ^ω^)「サーセンｗｗｗ 守備力は０だから地味に痛いお」
（∴）◎∀◎（∴）「じゃあ僕のターンだね、ドロー。さて、僕のメインフェイズだけど……時にブーン君？」
( ^ω^)「お？ メインまではおｋですお」
（∴）◎∀◎（∴）「うむ、君には嫁と呼べるカードは存在するかい？」
( ^ω^)「……」
(^ω^)
（∴）◎∀◎（∴）「こっちみんな」
( ^ω^)「いきなり何を言い出すかと思えば……」
（∴）◎∀◎（∴）「僕にはいる！」
( ^ω^)「ダメだこいつ早くなんとかしないと」
（∴）◎∀◎（∴）「ハハハ、まあ嫁でも相棒でも呼び方は何でも良いさ。要するに「マイ・フェイバリットカード」というものが、君にもあるだろう？」
( ^ω^)「はぁ、まあ」
（∴）◎∀◎（∴）「僕のこのデッキはね、その嫁を最大限に活躍させつつ勝利するデッキなんだ。
まあ多くの人のデッキが概念的には少なからずそういう要素を含んでいるというのは否定しないけど……それはそれとして」
( ^ω^)（なるほど、ある意味では確かにブーンのこのデッキと同じだお。嫁とかいわないけど）
（∴）◎∀◎（∴）「僕は声を大にして言う！ 我が嫁は何よりも気高く、誇り高く、そして美しい！」
( ^ω^)「てーんちょーう、ここにへんなひとがいまーす」
(｀・ω・´)「愛を叫んでるだけだからおｋ！（ｼｬｷｰﾝ）」
( ^ω^)「もうやだこの店」
（∴）◎∀◎（∴）「グフフ、じゃあ君に僕の嫁を見せて差し上げますよ……」
(；^ω^)（いったい何が出て来るんだお……）
（∴）◎∀◎（∴）「降臨せよ、我が嫁！」
（∴）◎д◎（∴）彡「 エ ア ト ス 降 臨 っ ！ ！ 」
【ガーディアン・エアトス】☆×８ 2500/2000 風属性 天使族
自分の墓地にモンスターカードが存在しない場合、このカードは
手札から特殊召喚することができる。
このカードに装備された装備魔法カード１枚を墓地へ送る事で、
相手の墓地に存在するモンスターを３枚まで選択し、ゲームから除外する。
この効果でゲームから除外したモンスター１体につき、
エンドフェイズ時までこのカードの攻撃力は５００ポイントアップする。
(；^ω^)「んなっ、シンクロでもないのにいきなりレベル８のモンスターが出てきやがったお！」
（∴）///◎∀◎///（∴）「このカードはレベル８だけれど、自分の墓地にモンスターが存在しなければ特殊召喚扱いで場に出せるんだ。ちゃんと原作の流れを汲んでるよねぇ……
ああ、美しいよエアトスたんその凛々しいお姿はいつ見ても永遠の美少女ですﾊｧﾊｧ」
(；^ω^)「デュエル中に欲情するのは……ああもうどうでも良いお。しかしいきなり《ネオス》と同等のモンスターが召喚されてしまったお……でも風属性なら《オネスト》が来ないだけマシと思えば」
（∴）◎∀◎（∴）「《オネスト》？ フフフ、確かに《エアトス》は《オネスト》の恩恵を受けられない……だが、我が嫁のパワーの前ではそんなサポートは不要だ！」
(；^ω^)「えーと、盛り上がってるところ悪いんですけど召喚成功時に発動よろしいですかお？」
（∴）◎∀◎（∴）「ワハハハ……む、これは申し訳なかったね。発動どうぞ」
( ^ω^)「《奈落の落とし穴》で除外させてもらうお」
（∴）；◎д◎（∴）「アッーーー!! オージーザス！！ オーマイガー！！ 俺の嫁がぁあああーっ！！」
(；^ω^)「なんという喧しさ……」
（∴）；◎∀◎（∴）「おっといかん、また場を弁えずに騒いでしまった。俺自重しろ！」
(；^ω^)「まあ、申し訳ないけど勝負だから諦めて欲しいお」
（∴）◎д◎（∴）「いや、諦めない！ 僕は嫁を守って見せる！ 罠カード、《強制脱出装置》を発動！」
【奈落の落とし穴】通常罠
相手が攻撃力1500以上のモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動する事ができる。
そのモンスターを破壊しゲームから除外する。
【強制脱出装置】通常罠
フィールド上に存在するモンスター１体を持ち主の手札に戻す。
（∴）◎∀◎（∴）「逆準処理で我が嫁は手札へと戦術的撤退を果たした！」
(；^ω^)「でも、避けられたけどレベル８なら……ってしまったお！」
（∴）◎∀◎（∴）「フフフその通り、条件は変わってないからね。《ガーディアン・エアトス》はバウンスには強いんだよ。再び我が嫁を特殊召喚！」
('A` )（最上級は大抵バウンスに弱いもんだがこのカードみたく例外も存在する。
他には、《裁きの龍》や《究極宝玉神レインボー・ドラゴン》なんかがバウンスに強い最上級の典型だな）
(；^ω^)「これはまた厄介な相手だお。どうやら本当にこの人は嫁を勝たせる事に全力を注いでる様だお……」
('A` )（しかし次元デッキの様には見えないし、あえて墓地を肥やさずに戦うのは難しいハズ……
そもそも《ガーディアン・エアトス》は強力ではあるがそれを中心に組む様なカードじゃない。付け入る隙はあるはずだぞ、ブーン）
（∴）◎∀◎（∴）「フフフそれだけじゃない。このカードによって、更に我が嫁は強化されるのさ！ 魔法カード《アームズ・ホール》！
こいつはデッキか墓地から装備魔法をサーチする……《ダグラの剣》をサーチして、それをそのまま嫁に装備！」
【アームズ・ホール】通常魔法
自分のデッキの１番上のカード１枚を墓地へ送り発動する。
自分のデッキまたは墓地から装備魔法カード１枚を手札に加える。
このカードを発動する場合、このターン自分はモンスターを通常召喚する事はできない。
【ダグラの剣】装備魔法
天使族のみ装備可能。装備モンスターの攻撃力は500ポイントアップする。
装備モンスターが相手に戦闘ダメージを与えた時、その数値分、自分のライフポイントを回復する。
（∴）◎∀◎（∴）《ガーディアン・エアトス》+《ダグラの剣》
ATK 2500→3000 つ《無力の証明》
（∴）◎∀◎（∴）「《無力の証明》が落ちたか……まあそれはそれ、これはこれ！ このターン《ガーディアン・エアトス》は特殊召喚で場に出ているから、
僕は通常召喚を行っていない。故にこんな芸当ができるわけさ……ああ！ やはり我が嫁は最高だ！」
(；^ω^)「天使族専用の装備魔法で攻撃力3000か……」
（∴）◎∀◎（∴）「最後に《ウェポンサモナー》を攻撃表示に変更。バトルフェイズだ！ 行けっ、《ガーディアン・エアトス》！
《サファイアドラゴン》を攻撃だ、「フォビドゥン・ゴスペル」！」
(；^ω^)「うおっ」
(；^ω^) ＬＰ8000→6900
（∴）◎∀◎（∴）「そして戦闘ダメージが発生したこの瞬間！ 《ダグラの剣》の効果が発動し、僕のライフが回復する」
（∴）◎∀◎（∴）LP8000→9100
（∴）◎∀◎（∴）「そして《ウェポンサモナー》で守備表示の《スピア・ドラゴン》を攻撃。サーチャーにしてはこいつも攻撃力高いよねぇ」
(；^ω^)「何気にモンスターが全滅してしまったお」
（∴）◎∀◎（∴）「さて、メイン２。フフフ、僕が何の為に《ダグラの剣》を装備させたかを教えてあげよう」
( ^ω^)「嫁が強化されてカッコ良くなるからですかお？」
（∴）◎∀◎（∴）「そうそう我が嫁は美しいだけでなく凛々しい……
って違わないけど違――――う！ 《ダグラの剣》を装備させたのはこのカード、《エンシェント・リーフ》のトリガーを満たす為さ！」
【エンシェント・リーフ】通常魔法
自分のライフポイントが9000以上の場合、2000ライフポイントを払って発動する事ができる。自分のデッキからカードを２枚ドローする。
(；^ω^)「ゲェーッ！ 効果がまんま《強欲な壺》だお！」
（∴）◎∀◎（∴）「ちゃんと条件が付いて調整されてるけどね。効果で２枚ドロー！ ……１枚セットカードを出して、エンドとしよう」
（∴）；◎∀◎（∴）LP9100→7100
('A` )（そうか、これが狙いだったのか。確かにこれなら《ガーディアン・エアトス》は強化されドローは加速する。
しかも装備魔法を装備している事により、《ガーディアン・エアトス》のもう１つの効果の発動も見込んでいる……）
(；^ω^)（やっぱり最初勝って来ただけあって強い人だったんだお！ ハッ、まさか嫁とか何とかは演技！？ 実はブーンを油断させる為に……）
（∴）◎∀◎（∴）「エアトスタソハァハァ……誰かソリッドヴィジョンシステム作って実体化させてくれないかなぁ。
エアトスたん以外にもエリアたんとかピケルちゃんとかクラン嬢とか、言うまでもなくBMGとか、需要が存在するのは確定的に明らかなのに」
(；^ω^)（そっちの方の心配は無かったみたいだお）
('A` )（ただ、実際カード以外のグッズも出せばそれなりに売れると思うんだがな。定番なとこでぬいぐるみとかストラップとか、
抱き枕なんてのも良さそう……って何考えてんだ俺は）
（∴）◎∀◎（∴）「さぁブーン君。君のターンだよ」
ターン目 ( ^ω^)のドロー前
( ^ω^)場のカードなし
□□□□□ 15 手札：４枚
□□□□□ □ LP：6700 伏せカードなし
□ �侠↓帰□◆ � LP：7100
15 □■�頃□◆ ー蟷ァВ核隋”�せカード１枚
（∴）◎∀◎（∴）�� 嫁もとい《ガーディアン・エアトス》＋�此團瀬哀蕕侶�》（《ガーディアン・エアトス》に装備中）（攻：3000）、
�� 《ウェポンサモナー》（攻：1600）
(；^ω^)「お、ドローですお。メインでブーンは《仮面竜》を召喚」
【仮面竜】☆×３ 1400/1100 炎属性 ドラゴン族
このカードが戦闘によって破壊され墓地に送られた時、デッキから攻撃力１５００以下のドラゴン族モンスター１体を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
その後デッキをシャッフルする。
（∴）◎∀◎（∴）「《仮面竜》？ なるほど、自爆特攻でもする気かな？」
(；^ω^)「バレてーらーｗ でも仕方ないお。バトルフェイズ、《ウェポンサモナー》に攻撃！」
（∴）◎∀◎（∴）「通さないよ！ 速攻魔法、《月の書》を使い《ウェポンサモナー》を再び裏側守備表示に変更する！」
(；^ω^)「って事は……」
（∴）◎∀◎（∴）「そう！ もう１度僕はリバース効果を使えるって事だよ！ 《ウェポンサモナー》、２体目の我が嫁をエスコートして来てくれ！」
(；^ω^) ＬＰLP6900→6700
【月の書】速攻魔法
表側表示でフィールド上に存在するモンスター１体を裏側守備表示にする。
(；^ω^)「うへぇ、更に面倒な事になったお」
（∴）◎∀◎（∴）「フフフ、次のターンで更に僕の嫁が召喚される！ きっと素晴らしい光景が眼前に広がる事だろうよ！」
( ^ω^)「なんというハーレム……って、流石にそう易々と召喚されてたまるかお！ メイン２、魔法カード《地砕き》！」
（∴）；◎∀◎（∴）「何っ！？」
( ^ω^)「守備力が一番高いのは貴方の嫁ですお。そして《ガーディアン・エアトス》は墓地にモンスターが落ちてると特殊召喚できなくなるお！」
【地砕き】
相手フィールド上に表側表示で存在する守備力が一番高いモンスター１体を破壊する。
（∴）；◎∀◎（∴）「エアトーーーーーーーース！」
(；^ω^)（きっと彼には嫁の悲鳴が聞こえてるんだお……）
（∴）；◎∀◎（∴）「わ、我が嫁をいとも容易く消滅させるとは……」
('A` )（装備カードごと葬ったか、これで墓地を除外される心配も減ったな）
( ^ω^)「１枚リバース・カードをセットして、ターンエンド」
（∴）◎∀◎（∴）「じゃあ僕のターン、ドロー……フフフ、墓地にモンスターが存在しているから嫁を特殊召喚できないと思っていたが、そんな事は無かったぜ！」
( ^ω^)「お？」
（∴）◎∀◎（∴）「墓地にモンスターがいるならそれを取り除けば良い！ メインフェイズ、墓地に存在する風属性モンスター《ガーディアン・エアトス》をゲームから除外し、《シルフィード》を特殊召喚する！」
【シルフィード】☆×４ 1700/700 風属性 天使族
このカードは通常召喚できない。自分の墓地に存在する風属性モンスター１枚をゲームから除外して特殊召喚する。
このカードが戦闘によって破壊され墓地に送られた時、相手はランダムに手札を１枚捨てる。
（∴）〒∀〒（∴）「おおぅ……ごめんよエアトス。取り除く対象がよりによって君だけだなんて……だがこれもデッキの勝利の為、愛の余り大局を見誤る事があってはならないんだ。許しておくれ、我が嫁よ……」
(；^ω^)「カードに向かって話し掛けながら泣き始めたお……流石にガチできもちわるいお」
（∴）◎∀◎（∴）「とにかく、これで墓地にまたモンスターは居なくなった……２体目の《ガーディアン・エアトス》を自身の効果で特殊召喚！
そのままバトルフェイズだ！ 《ガーディアン・エアトス》で《仮面竜》を攻撃……「精霊のオペラ」！」
(；^ω^) LP6700→5600
(；^ω^)「《仮面竜》の効果で《仮面竜》を守備表示で特殊召喚するお」
（∴）◎∀◎（∴）「ならば、《ウェポンサモナー》で攻撃！」
(；^ω^)「また戦闘破壊されるけど……まだ３体目の《仮面竜》が残ってるお！」
（∴）◎∀◎（∴）「なら最後の１体も葬ってやる！ 《シルフィード》、「聖なる烈風」！」
(；^ω^)「最後の《仮面竜》の力で、《伝説の白石》を呼び出すお！」
（∴）◎∀◎（∴）「《伝説の白石》……？」
(；^ω^)「あの……えーと、呼ぶドラゴン族としての条件は満たしてるはずですお？」
（∴）◎∀◎（∴）「そうか……そうだったのか！ フフフフなるほどね。ブーン君、君もどうやらこの僕と志を同じくする男……いや、漢だった様だね！」
(；^ω^)「お前は何を言っているんだ」
（∴）◎∀◎（∴）「必要以上の謙遜はやめたまえ、隠しても分かるぞ。君もまた僕と同じ様に、嫁を愛するデュエリストだったという事だ！
単なるドラゴンデッキならばわざわざ《伝説の白石》を場に呼んで来る必要はない……それはまさしく、《青眼の白龍》を活躍させるが故の構築とプレイング！」
('A` )（時と場合によると思います）
(´・ω・`)（時と場合によるのは確定的に明らか）
(；^ω^)「まあ……間違ってはいないしそういう事にしとくお（このデッキに《青眼の白龍》が入ってるのはバレバレだろうし）」
（∴）◎∀◎（∴）「よもや、シンクロ万歳のこの時代にそんなデュエリストと出会えるとは……ああ、誤解しないでくれシンクロを否定してるわけじゃない。
無論、自分のデッキをネタだなどと言って負けた言い分けにする輩は論外だ。カードゲームなのだから勝利を至上とするのが当たり前なのだからね」
( ^ω^)「？ 言ってる事が把握できないお。カードゲームをやる以上は勝つ為にデッキを組むに決まってるじゃないですかお」
（∴）´◎∀◎`（∴）「ああ、その通りさ。勝ちを目指す事自体は至極真っ当な行為であるハズなんだ。なのに、まるでそれが間違っているかの様に環境のパワーカードを批判するばかりで、
何の対策も練らずに負けを重ねた挙句、「〜みたいなカードがあるのが悪い」「自分の好きなカードが活躍できない様なプレイ環境はおかしい」などと文句ばかり垂れるプレイヤーもいるのさ」
( ^ω^)「それは……おかしいですお。好きなカードだけ使って勝てるならそれが理想だけど、そんなわけがないですお」
('A` )（あー、そういう奴いるんだよな〜、たまに。コピーばっかのガチ厨は流石に勘弁だけど、ネタが正義！ ってのは違うと思うわ）
（∴）´◎д◎`（∴）「少し考えれば簡単に分かる事なのにね……負けた結果愚痴りたくなるのは誰にでもある事だけど、勝つ為の行動、努力を放棄したり怠った人間に敗北を嘆き悔しがる資格はない。
悔しがって良いのは……勝とうと足掻いた者だけだ」
( ^ω^)（悔しがる資格……あのニダーの奴も心底勝ちたがってはいたのかも知れない……あいつも悔しかったのかお？ まあだとしてもあんな奴には１ミリも同情しないけど）
（∴）◎∀◎（∴）「言うまでもなく、勝つ事だけに囚われ過ぎて敗者を愚弄する輩は唾棄すべき存在だが、君はそんな奴らとは違う。
昔のカードだからと言って言い訳せずに、あくまで勝ちを狙っているデュエリストだ。君のそのデッキに入っているであろう、大切な相棒と共にね。そしてそれはリスペクトするに値する心意気だ」
( ^ω^)「……」
（∴）◎∀◎（∴）「フフフ、リスペクトデュエルか……これ程気持ちの良いデュエルもない！ お喋りが過ぎたね、再開だ。セットカードを１枚出し、ターン終了だ」
( ^ω^)「ブーンのターン……オタラーさん、別にブーンは貴方の言うリスペクトできる人間である自身はないですお」
（∴）◎∀◎（∴）「そう思うかい？」
( ^ω^)「ブーンは大好きなカード達を勝たせてやりたい、ただそれだけだお！ メインフェイズ、《伝説の白石》をリリースして、《タイガードラゴン》をアドバンス召喚！」
（∴）；◎∀◎（∴）「なるほど、そいつがいたか！」
( ^ω^)「《タイガードラゴン》のモンスター効果、ドラゴン族をリリースして召喚に成功した場合、相手のセットカードを２枚まで破壊できるお！」
（∴）◎∀◎（∴）「《伝説の白石》の墓地誘発効果及び《タイガードラゴン》の任意誘発のどちらにもチェーンはないよ。《聖なるバリア−ミラーフォース−》が破壊される」
( ^ω^)「ご察しの通り、《青眼の白龍》を手札に加えるお。更にそれを捨てて《トレード・イン》発動！ ２枚ドローするお……カードを２枚伏せて、バトルフェイズ！」
（∴）◎∀◎（∴）「フフフ、先に伏せてしまうと伏せたカードはこのターン使えないよ？ 通常魔法とかならいざ知らず、それもやはりバトルフェイズには使えない……」
( ^ω^)「それは知ってますお」
（∴）◎∀◎（∴）「なら、その残りの手札１枚が我が嫁を倒すカードなのかな？ 《タイガードラゴン》単体では、我が嫁《ガーディアン・エアトス》の攻撃力には及ばないのだからね！」
( ^ω^)「それも知ってますお。ブーンが《タイガードラゴン》で攻撃するのは、《シルフィード》だお！」
（∴）◎д◎（∴）「何っ、ハンデス覚悟でという事かい？」
( ^ω^)「《シルフィード》に攻撃！ 「虎龍円舞」！」
（∴）；◎д◎（∴） LP7100→6400
（∴）◎д◎（∴）「ハンデス効果を甘く見た事を後悔させてあげよう……《シルフィード》が戦闘破壊によって墓地に送られたので、ハンデス効果が発動される！」
( ^ω^)「おｋですお。ブーンの手札は１枚だから、これを捨てるお」
つ《伝説の白石》
（∴）；◎д◎（∴）「ハッ、そのカードは……」
( ^ω^)「効果でデッキから、２体目の《青眼の白龍》を手札に加えますお」
（∴）；◎д◎（∴）「しまった……！ 甘く見ていたのは僕の方だったのか」
( ^ω^)「ハンデスの恐ろしさは……トゥーンに学ばせてもらいましたお。侮るなんてとんでもないお」
（∴）；◎д◎（∴）（トゥーン？ そうか、彼は店長とデュエルを……！ クッ、自分からリスペクトだなんて言っておいて、相手を無意識のうちに侮っていたというのか……リスペクトデュエル失格だ！）
( ^ω^)「まだバトルフェイズは終了してないお！ 前のターン伏せておいた永続罠、《正統なる血統》を発動して、墓地の《青眼の白龍》を蘇らせるお！」
（∴）；◎д◎（∴）「な、なんだってー！？」
( ^ω^)「お嫁さんには退場していただくお！ 《青眼の白龍》で、《ガーディアン・エアトス》を攻撃！ 滅びのッ、バーストストリーム！！」
（∴）；◎д◎（∴）「迎え撃て、エアトス！」
( ^ω^)「押し切ってやるんだお、ブルーアイズ！」
（∴）；◎д◎（∴） LP6400→5900
( ^ω^)「つい熱くなってしまったお」
（∴）；◎д◎（∴）「我が嫁が１度ならず２度までも……それも、それも、まさか補助なしでの戦闘破壊だなんて」
( ^ω^)「ターンエンドですお」
ターン目 ( ^ω^)のエンドフェイズ終了
( ^ω^) � 埓調磴稜鯲供奸聞供�3000）、�◆團織ぅ�ードラゴン》（攻：2400）、
�Α埓掬�なる血統》（《青眼の白龍》蘇生）
□■�Β�□ 15 手札：１枚（《青眼の白龍》）
�□↓、□� □ LP：5600 伏せカード２枚
□ �帰□□□◆ � LP：5900
15 □■□□□ 手札：２枚 伏せカードなし
（∴）◎∀◎（∴）�� 《ウェポンサモナー》（攻：1600）
（∴）◎д◎（∴）「……ドロー。メインフェイズ、《ウェポンサモナー》を守備表示に変更。セットカードを１枚出して終了だ」
('A` )（急にプレイが消極的になった……でかいドラゴン倒す手段が無くて劣勢って事か？）
（∴）；◎д◎（∴）（今は劣勢、それは間違いない。今は耐えるんだ……嫁の為に！）
( ^ω^)「ブーンのターン、ドローだお。メイン、バトル！ 《タイガードラゴン》で《ウェポンサモナー》を攻撃！」
（∴）◎д◎（∴）「通そう」
( ^ω^)「更に、《青眼の白龍》でダイレクトアタック！ 滅びのバーーーーストストリィーーーーム！！」
（∴）；◎д◎（∴） LP5900→2900
（∴）；◎д◎（∴）「ぐっ……」
( ^ω^)「良し！ 後１発、王手だお！ そのままターンエンドだお」
（∴）；◎д◎（∴）「僕のターン……」
( ^ω^)（このまま行けば……）
（∴）；◎д◎（∴）「ドロー！」
( ^ω^)「……」
（∴）◎∀◎（∴）「フ、フフフ、フフフフフ……」
(；^ω^)「不気味に微笑み出したお」
（∴）◎∀◎（∴）「メインフェイズ、セットカードを１枚出してターン終了」
(；^ω^)「その割りには行動が控えめだお……何とも不気味な」
（∴）◎∀◎（∴）「さぁ、攻撃して来たまえ……フフフ」
( ^ω^)「兎に角……ブーンのターン、ドロー！」
つ《滅びの爆裂疾風弾》
( ^ω^)「……今は役に立たないカードだけどオタラーさんのライフは残り2900、そのまま押し切れるお！ お望み通り、《青眼の白龍》で１発だお！ バトルフェイズ、行けっ！ 滅びのバーストストリィイイイイイイイイイイム！！」
（∴）◎∀◎（∴）「永続罠、《奇跡の光臨》発動！ 除外されている自分の天使をフィールドに呼び戻す！ 呼び戻す対象は当然！」
( ^ω^)「嫁……って事ですかお？ はて除外する機会なんてあったっけかお」
（∴）◎∀◎（∴）「うっかりしている様だが、ちゃんと除外されているよ。《シルフィード》特殊召喚の折にね」
(；^ω^)（そうだったお。ご丁寧に宣言までしてもらったのに忘れてたお）
【奇跡の光臨】永続罠
除外されている自分の天使族モンスター１体を自分フィールド上に特殊召喚する。このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。
（∴）◎∀◎（∴）「というわけで、嫁・復活！」
('A` ) （除外コストをこういう形で活かして来たか……ドラゴンやネオス系統にもこういうの欲しいところだぜ。一応《Ｅ・ＨＥＲＯ ボルテック》って手があるけど）
( ^ω^)「でも！ 《青眼の白龍》の方が攻撃力は高いお！ そのまま押し切れお！」
（∴）；◎∀◎（∴）「「精霊のオペラ」で迎え撃て！ と、言いたいとこだけど、流石に攻撃力が足りてない。真正面から挑むばかりが能じゃない、悪いが勝負を避けさせてもらうよ」
( ^ω^)「お？」
（∴）◎д◎（∴）「罠カード、《強制脱出装置》で《青眼の白龍》にはお帰りいただく！」
(；^ω^)「うおおっ、また来たお！ 《エアトス》と違ってこっちのはそう簡単に手札からは召喚できないお！」
（∴）◎∀◎（∴）「ハッハッハ！ そして《タイガードラゴン》では我が嫁には勝てん！」
(；^ω^)「うう……《タイガードラゴン》は守備表示にしない方が良い気がするお。このままターンエンド」
（∴）◎∀◎（∴）「僕のターン、ドロー！ メイン。ブーン君、君の２枚の伏せカードはハンデス回避の為に伏せられたもの……ブラフに見えるね。《ニュート》を召喚！」
【ニュート】☆×４ 1900/400 風属性 悪魔族
リバース：このカードの攻撃力・守備力は500ポイントアップする。
このカードを戦闘で破壊したモンスターの攻撃力・守備力は500ポイントダウンする。
（∴）◎∀◎（∴）「懐かしのアタッカーなんて言われるけど、攻撃力1900以上になる可能性を秘めたこいつはまだまだ現役！」
( ^ω^)「現役……なんか今にも引退したそうな名前してますお」
('A` ) （ああ、こいつ《ニュート》流行り出す前くらいには辞めてたっけか。定番のネタなんだがな）
（∴）；◎∀◎（∴）「そう言ってやらんでくれ……それ聞く度にこいつが役立たずみたいな気がして悲しくなるんだよ」
これもまた、使い古されたネタではあるのだが、しかしまあ復帰組であるブーンには疎いネタであろう。
初めて見た人皆言うし。
（∴）◎∀◎（∴）「気を取り直してメイン続行！ 《団結の力》を我が嫁に装備！ 表側表示モンスターは２体だから1600ポイントうｐ！ これでもう《青眼の白龍》に負ける事は無い！」
(；^ω^)「うおおっ」
（∴）◎∀◎（∴）《ガーディアン・エアトス》+《団結の力》
ATK 2500→4100
（∴）◎∀◎（∴）「さぁ、バトルフェイズだ！ 我が嫁《ガーディアン・エアトス》で《タイガードラゴン》を攻撃！ 更にニー……《ニュート》でダイレクトアタックだ！」
(；^ω^) LP5600→3900→2000
(；^ω^)（伏せが役に立たない事が完全にバレてるお……）
（∴）◎∀◎（∴）「やはりブラフだった様だね。少なくとも攻撃を防げる様な代物でない事は確かだ……僕はセットカードを１枚出して、ターン終了だ」
（∴）◎∀◎（∴）（戦闘では最早無敵の我が嫁《エアトス》！ ブーン君、この勝負勝たせてもらうぞ！）
(；^ω^)「ブーンのターン、ドロー」
('A` ) （苦しいが、何とかするんだ！）
(；^ω^)「メイン、もう１度《トレード・イン》を使って手札を入れ替えるお……」
（∴）◎∀◎（∴）（まだその手のカードがあったか……しかもコストは既に確保済み、美味しい手だ）
(；^ω^)「モンスターをセット……リバース・カードを１枚セットしてエンド」
（∴）◎∀◎（∴）「（裏守備か……どちらで攻撃するか）ドロー、メイン……良し、このままバトル！ ……《ガーディアン・エアトス》から攻撃！」
(；^ω^)「《洞窟に潜む竜》が破壊されたお」
（∴）◎∀◎（∴）「そいつの守備力は2000か、判断は間違ってなかったみたいだね。《ニュート》でダイレクトアタック！」
(；^ω^)「うおっ……」
(；^ω^) LP2000→100
（∴）◎∀◎（∴）「次で終わりにしてあげよう！ メイン２にてモンスターをセット、エンドだ！ さぁ、この布陣を超えられるかな？」
(；^ω^)（手札はそれ単体じゃ場に出す事も出来ない最上級ばっかり……あのカードを引くしかない。ブーンの最高の相棒を！）
（∴）◎∀◎（∴）（だが、いずれにせよ……）
(；^ω^)（この２枚の伏せカードを活かすにしても……）
( ^ω^)（次のドローで決まる！）（∴）◎∀◎（∴）
( ^ω^)「ブーンのターン」
('A` ) （あの２枚の伏せ……伏せられてから今まで１度も使う様子が無かった。あいつのデッキは大会の前に確認したが……何ターンも使いどころが来ない魔法カードなんて入ってたかな？）
( ^ω^)「ドロー！ ……メインフェイズに入りますお。ブーンは墓地の《仮面竜》×３、《伝説の白石》、《スピア・ドラゴン》を対象に《貪欲な壺》を発動」
（∴）◎∀◎（∴）「なるほど、通すよ」
( ^ω^)「５体を戻して、２枚ドロー……」
（∴）◎∀◎（∴）「……良いカードは、ドローできたかい？」
( ^ω^)「ああ……最高のドローだお」
そう言うと、ブーンはオタラーにその「最高のカード」を表向きにして見せた。それは文字通り、彼にとってデッキの中で最も信頼する「最高」のカードであった。
【青眼の白龍】☆×８ 3000/2500 光属性 ドラゴン族
粉砕☆玉砕☆大喝采！
【貪欲な壺】通常魔法
自分の墓地からモンスターカードを５枚選択し、デッキに加えてシャッフルする。その後、自分のデッキからカードを２枚ドローする。
（∴）◎д◎（∴）「《青眼の白龍》……だと……？ 馬鹿な、そのカードが手札にあるだけでは……」
( ^ω^)「その通り。今のブーンには《トレード・イン》すらないお。でも、唯一手札のこのカードを場に変換できるカードが、伏せカードの中に秘められていたんだお」
（∴）◎д◎（∴）「今まで役に立ってなかった伏せカードの中に……？ ハッ、まさか！」
( ^ω^)「その前に、魔法カード《思い出のブランコ》を発動！ 墓地の《青眼の白龍》を攻撃表示で蘇生召喚させるお！」
【思い出のブランコ】通常魔法
自分の墓地に存在する通常モンスター１体を選択して発動する。
選択したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズ時に破壊される。
（∴）◎д◎（∴）「ブルーアイズ……！ しかし、攻撃力ならまだ《エアトス》の方が上だ！」
( ^ω^)「その攻撃力を超えて見せるお！ 発動！ 魔法カード、《融合》！ ３体のブルーアイズよ、今究極の姿へと変貌を遂げ、その力を得ろ！」
444 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2009/06/15(月) 04:44:16.84 ID:VntXIqAA0
【融合】通常魔法
手札またはフィールド上から、融合モンスターカードによって決められたモンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター１体を融合デッキから特殊召喚する。
【青眼の究極竜】☆×12 4500/3800 光属性 ドラゴン族・融合
攻撃力なら神をも凌ぐ、史上最強・究極絶美の最高の龍。……「Ｆ・Ｇ・Ｄ」？
( ^ω^)「すごいおー！ かっこいいおー！」
('A` ) （3000＋3000＋3000＝4500）
（∴）；◎∀◎；（∴）「ゆ、ゆ、ゆう、ごう……《青眼の白龍》３体をそのまんま《融合》……あぁり得ないぃいいいい」
('A`;) （効率悪いから抜けって言ったのに……あ、もしかして下級アタッカー揃えたりするのに夢中で抜かせるの忘れてたのかも）
( ^ω^)「あり得なくても、攻撃力4500が召喚されましたお？」
（∴）；◎∀◎；（∴）「（その通りだ……僕の危機には間違いない。今の《ガーディアン・エアトス》を攻撃力そのもので超えるモンスターが召喚されるなんて……）融合召喚、どうぞ」
( ^ω^)「ならバトルフェイズ、《ガーディアン・エアトス》を攻撃するお！ 喰らうお、これぞ究極のブレス！ アルティメット・バァアアアアアアアアアアアアスト！！」
（∴）；◎д◎（∴） LP2900→2500
（∴）；◎д◎（∴）「くっ……」
( ^ω^)「１番でかいのを倒したお！」
（∴）；◎д◎（∴）「やるね、流石だよブーン君。僕の目に狂いは無かった様だ……だが安心するのはまだ早い、僕のライフはまだ残されている。そう、デュエルはまだ終わってｈ」
446 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2009/06/15(月) 04:53:25.49 ID:VntXIqAA0
( ^ω^)「残念ながら、このターンでもう終わりですお」
（∴）；◎д◎（∴）「なん…だと…？」
( ^ω^)「そのリバース・カードは今の攻撃にも発動されなかった……この状況で、貴方が最も愛する嫁を護らないなんて事、合理的にも心情的にもあり得ませんお。その結果が導き出すものは、そのカードは現在役に立たないor立てないカードだという事」
（∴）；◎д◎（∴）「……！」
( ^ω^)「そして、ここで最後のリバース・カードを発動させるお！ 速攻魔法、《融合解除》！」
（∴）；◎д◎（∴）「な」
('A` ) 「な」
「「「なんだってー！？」」」
( ^ω^)「《青眼の白龍》で、《ニート》と守備モンとプレイヤーにダイレクトアタック！ 滅びのバーストストリーム、３！ 連！ 弾！！」
（∴）；◎д◎（∴）「これは《ニュート》だって言ってるのにィーーーー！！」
（∴）；◎д◎（∴） LP2500→1400
（∴）；◎∀◎；（∴）「裏守備モンスターは《グレイヴ・キーパー》、破壊される……」
【融合解除】速攻魔法
フィールド上の融合モンスター１体を融合デッキに戻す。さらに、融合デッキに戻したこのモンスターの融合召喚に使用した融合素材モンスター一組が自分の墓地に揃っていれば、この一組を自分のフィールド上に特殊召喚する事ができる。
【グレイヴ・キーパー】☆×４ 0/2000 闇属性 悪魔族
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、戦闘によって破壊されたモンスターは墓地へは行かず、持ち主のデッキに戻る。その後デッキをシャッフルする。
（∴）；◎∀◎；（∴）（闇属性が落ちてしまったか！ 守備力2000を過信していた……）
( ^ω^)「とどめだお、最後のブルーアイズで大・喝・采！」
（∴）；◎д◎（∴）「ええい、このままやられてなるものかっ。エンドフェイズに使うつもりだったが仕方無い！ 速攻魔法発動、《デーモンとの駆け引き》！ このターン、《ガーディアン・エアトス》が墓地へ送られている事で発動条件は満たされている！」
【デーモンとの駆け引き】速攻魔法
レベル８以上の自分のフィールド上のモンスターが墓地へ送られたターンに発動可能。自分の手札またはデッキから「バーサーク・デッド・ドラゴン」を特殊召喚する。
【バーサーク・デッド・ドラゴン】☆×８ 3500/0 闇属性 アンデット族
このカードは｢デーモンとの駆け引き｣の効果でのみ特殊召喚が可能。
相手フィールド上の全てのモンスターに１回ずつ攻撃が可能。
自分のターンのエンドフェイズ毎にこのカードの攻撃力は５００ポイントダウンする。
（∴）；◎∀◎；（∴）「《バーサーク・デッド・ドラゴン》特殊召喚！」
('A` )（隠し玉か……）
（∴）；◎∀◎；（∴）「フフフどうだい、まさに「ガーディアン・デスサイズ」を彷彿とさせる登場だと思わんかね？」
( ^ω^)「攻撃力3500……でも守備力は０ですお？」
（∴）；◎∀◎；（∴）（守備力？ ま、まさか《月の書》みたいなのを握ってるとか！？）
( ^ω^)「速攻魔法発動！ 《エネミーコントローラー》だお！」
448 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2009/06/15(月) 05:05:34.71 ID:VntXIqAA0
【エネミーコントローラー】速攻魔法
次の効果から１つを選択して発動する。
●相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体の表示形式を変更する。
●自分フィールド上に存在するモンスター１体をリリースして発動する。このターンのエンドフェイズ時まで、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体のコントロールを得る。
（∴）；◎∀◎；（∴）「いかん、《バーサーク・デッド・ドラゴン》の守備力は０だ。守備表示に……いや、それでもまだライフは残る！ 次のターンｄ」
( ^ω^)「そうそう表示形式を……」
('A` )（待てブーン！ 違うぞ！）
( ^ω^)「ん？ いや、違うお！ 《青眼の白龍》をリリースして、その《バーサーク・デッド・ドラゴン》をパクらせてもらうお！ コマンド入力ゥウウウ！！」
（∴）；◎д◎（∴）「「ガーディアン・デスサイズ」ぐぁああーーーーっ！」
( ^ω^)「これで本当の最後だお！ 最後の《青眼の白龍》の攻撃！ バーストストリーム！！」
（∴）；◎д◎（∴） LP1400→０
（∴）◎д◎（∴）「ウボァー」
( ^ω^)「FF？」
（∴） ∀ （∴）「ああ……良いデュエルだった」
( ^ω^)「ありがとうございましたお」
（∴）◎∀◎（∴）「ああ、ごめんよエアトス。君を勝たせてあげられなかった」
( ^ω^)「でも、何だか凄い熱意を感じましたお。そのカードを愛している気持ちだけは伝わって来ましたお」
（∴）◎∀◎（∴）「ありがとう。そうさ、デッキはまた作り直せば良い！ いつの日か、僕は嫁を最高の女にしてみせるぞぉおおおお！」
( ^ω^)「ブーンも《青眼の白龍》を一番にしてみせるお！」
（∴）◎∀◎（∴）「お互い頑張ろうね！ ところで僕のエアトスについてなんだがこの大人の女らしさが強調されたボディバランスと言いケバケバしさがない清楚な感じと言いアニメでの主を思う姿勢と言い
笑顔ヴァージョンなんてもうたまらないよね！ 被り物も儀式で巫女さんが使いそうｎ」
( ^ω^)「ついていけねえ」
('A` )「……行こうぜ。彼は自分の世界へと逝ってしまった様だ」
(；^ω^)「手遅れ、だったかお……」
（∴）◎∀◎（∴）「I Love エアトス！！ ワハハハハハ！」
从 ﾟ∀从「ちなみにツンはまた余裕勝ちしてたなぁ」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「トーゼンよ。アタシの目標は優勝なんだから」
从；ﾟ∀从「うぐぅ。既に１敗の私を全く気遣わない発言」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「負ける方が悪いのよ」
从；ﾟ∀从（コイツは……）
つづけ
〜今日の最強カード〜（BGM略
（∴）◎∀◎（∴）「今日の最強カードは、我が嫁《ガーディアン・エアトス》。条件を満たしていれば手札から即座に2500のパゥアーを投下できる奇襲性が強みさ！」
【ガーディアン・エアトス】☆×８ 2500/2000 風属性 天使族
自分の墓地にモンスターカードが存在しない場合、このカードは
手札から特殊召喚することができる。
このカードに装備された装備魔法カード１枚を墓地へ送る事で、
相手の墓地に存在するモンスターを３枚まで選択し、ゲームから除外する。
この効果でゲームから除外したモンスター１体につき、
エンドフェイズ時までこのカードの攻撃力は５００ポイントアップする。
（∴）◎∀◎（∴）「ああ……エアトスタソいつ見てもふつくしいよﾊｧﾊｧ」
(；^ω^)「おーい考察しましょうよ〜」
（∴） ∀ （∴）「エアトス俺だー！ 結婚してくれー！！」
('A` )「ダメだ……俺達が何とかするしかない」
( ^ω^)「どうしてこんなになるまで放っておいたんだ！ 墓地にモンスター貯めちゃいけないなら、《次元の裂け目》だっけ？ ああいうカードを使えば良いんじゃないかお？」
('A` )「ところがそうでもねーのさ。確かに有効な手段ではあるんだが、その手のデッキにすると《次元の裂け目》を張る前に落ちたモンスターの回収が相当難しい。加えて、《ガーディアン・エアトス》のもう１つの効果を活かす機会が無くなるからな」
( ^ω^)「ああ、装備魔法を墓地に送って相手モンスターを除外する効果かお。ブーンが装備魔法ごと破壊してしまったので結局喰らう機会が無かったお」
('A` )「そうなると除外フィールドを張らずに自分の墓地を調整していく事になるわけだが……それも中々難しくてな。《エアトス》の効果が特殊召喚以外やや使いにくいのも相まって、こいつを中心とした強いデッキを組むのは現状難しいとされる」
（∴）◎∀◎（∴）「《エアトス》に装備できて且つ、墓地に送るとメリットが発生する様な装備魔法ができれば良いんだけどねぇ。現状では特殊召喚による奇襲が持ち味って以外微妙ではある。風属性天使族ってのも微妙にサポートが薄くてね」
('A` )「もしかしたらスピリットみたく突然強化されたりして。それに９月には海外勢のオーダーさんが上陸するから《ウェポンサモナー》の選択肢も広がるし」
（∴）◎∀◎（∴）「なるほどそれは良い……って！ それじゃ嫁があまり活躍できないじゃないか！ うおおお僕は諦めんぞ！ 待っててくれエアトスー！」
( ^ω^)「元気な人だお」
('A` )「……また次回って事で」
（∴）◎∀◎（∴）「エアトース！ 俺だー！ 結婚してくれー！！」
第６話「嫁に関する件」
前回のあらすじ産業
ニダー「ウェーッハッハッハ！ ウリのＢＦにチョッパリが敵うわけないニダｗｗｗ あれ、負けた？これは何かの間違いニダ！ ファビョーーン！！ グギャアアアアアアアア！！」
ブーン「お前のカードが泣いてるお」
ニダー「……」
('A` )「産業で納まってない件」
オメガマナーの悪いデュエリスト、ニダーをブルーアイズの力で何とか粉砕したブーン。が、大会はまだ始まったばかり。ブーンの運命力は如何に？
( ^ω^)「ニダーの奴を倒したので勝ち組で２回戦開始だお！」
从 〒∀从「私は負け組だーよー」
('A` )「まあまあ、この店は２勝しとけば商品が少し増えるぜ？ 腐るのは早いって」
（,,ﾟДﾟ）「んじゃ、準備ができたところから始めちゃってくださいなゴルァ！」
( ^ω^)「席分けとか色々あったけどそんなもん誰も見たくないだろうから省いたお。つーわけで２回戦の始まり始まりだお。いったいどんな相手なんだお？」
('A` )「オタラーさんって人だっけ？ まあ、連勝目指して頑張れや」
从 ﾟ∀从「YOUこのまま優勝しちゃいなYO」
( ^ω^)「いくら何でも気が早いお！」
( ^ω^)「さて、席に到着。お待たせですお」
（∴）◎∀◎（∴）「オタラーです。宜しくお願いします」
( ^ω^)「ブーンですお。宜しくですお（さっきのニダーと比べるとだいぶ大人しそうな人だお）。えーと、エクストラ15枚ですお」
（∴）◎∀◎（∴）「確認しました。こちらも15枚で」
( ^ω^)「おｋですお。じゃ……」
( ^ω^)「運命のダイスロール！」つ５
（∴）◎∀◎（∴）「運命のダイスロール！」つ２
（∴）◎∀◎（∴）「アチャー」
( ^ω^)「おｗｗｗ 先攻を頂きますお」
（∴）◎∀◎（∴）「はい了承です（後攻か……フフフ、だが我が嫁の力は、寧ろ後攻でこそ活かされると言っても過言ではない！ よって問題なし！）。では、ドローどうぞ」
( ^ω^)「んでは、ドローしますお」
('A` )「さーて、ブーンのデュエルでも見るか……」
从 ﾟ∀从「んじゃ私はツンの所にでもイテクルヨ！」
('A`;)「しかし相手見るからにＴ●Ｓとかア●ヒでオタクバッシングに使われそうな見た目だなオイ。ブーンもまあちょいピザだけど」
(´・ω・`)「おいおい、人を見た目だけで判断しちゃあいけない」
('A` )「いや、まだ判断したとかそういうわけじゃ」
(´・ω・`)「オタラーさんは最近仕事が忙しかったらしくて来てなかったんだけどね。以前には霊使い里ビートで準優勝した事があったりする」
('A` )「へぇ……まあでも《魔法族の里》でロックが決まれば勝てるデッキには勝てるんじゃないっすか？」
(´・ω・`)「ところがそうでもねーのさ。《里》だけだとロックの強度としては弱い方だし、モンスターを除去されると自分にロックが掛かる。
更に霊使いは皆1900ラインに僅かに届いてなかったりして、あれを中心に据えて勝つのは相当難しかったハズだよ」
('A` )「つー事はまた強敵か……苦しいな」
(´・ω・`)「ちなみに僕は《地霊使いアウス》が好みかな。ハリポタだとか実はショタだろとか言われてて霊使いの中ではあんまり人気ないんだけどその評価は不当と言わざるを得ない。
まあアウスの魅力はそんじょそこらの奴らには分からにい高潔なものである事は確定的にあｋ」
('A` )「聞いてませんから。そして何気に今回も解説役のポジション狙って出て来たでしょ？」
(´・ω・`)「オメガ濡れ衣だと言わざるを得ない！」
('A` )「っと、始まるからお喋りはここまでで」
(´・ω・`)（デュエル中に騒いじゃいけないのは黄金の鉄の塊の如き鉄則！）
('A` )（また脳内でしょうもない語尾を付けてる事は確定的に(ry）
( ^ω^)「先鋒はこいつだお！ ブーンはまず、《スピア・ドラゴン》を召喚！」
【スピア・ドラゴン】☆×４ 1900/0 風属性 ドラゴン族
守備表示モンスターを攻撃した時にその守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手に戦闘ダメージを与える。
このカードは攻撃した場合、ダメージステップ終了時に守備表示になる。
( ^ω^)「更にリバース・カードを１枚セットして、ターンエンドだお」
（∴）◎∀◎（∴）「フフフ勇ましいね、じゃあ僕のターン、ドロー！ メイン。
モンスター１体を守備表示、セットカードを２枚出して僕のターンは終了」
( ^ω^)「ブーンのターン、ドロー。メイン。さて……」
（∴）◎∀◎（∴）「おや、さっきの威勢の良さはどうしたんだい？ 慎重じゃないか」
( ^ω^)（伏せが２枚……全体除去があったら嫌だお。でもどうせ序盤で出て来る守備モンスターなんて大抵面倒な効果が付いてるか戦闘で破壊されないかのどっちかだお）
（∴）◎＿◎（∴）（意外と落ち着いてるな……もっと思ったままにガンガン攻めて来そうなふいんき（何故か変換できない）だったのに）
( ^ω^)「（大丈夫、ブーンは落ち着いてるはずだお。ここの攻撃は通ると読んでみるお！）《サファイアドラゴン》を召喚！」
（∴）◎∀◎（∴）「どうぞ」
( ^ω^)「バトルフェイズ、《スピア・ドラゴン》で守備モンスターを攻撃！ 貫通ダメージを喰らってもらうお」
（∴）◎∀◎（∴）「罠、発動！」
(；^ω^)「お（ミラフォ！？）」
（∴）◎∀◎（∴）「《和睦の使者》！ 僕のモンスターは戦闘で破壊されず、貫通ダメージも通らない！」
( ^ω^)「《和睦の使者》なら知ってるお。モンスターへのダメージを０にするカードだお」
('A` )（《和睦の使者》？ 剣闘獣が環境に存在するのに……何故《威嚇する咆哮》じゃないんだ？）
（∴）◎∀◎（∴）「そして、攻撃によってリバースした《ウェポンサモナー》の効果が発動する……」
( ^ω^)「（あれもどっかで見たことあるカードだけど……どんな効果だったっけ）おｋですお」
（∴）◎∀◎（∴）「じゃあデッキから、《ガーディアン・エアトス》を手札に加える」
('A` )（なるほど。リバース効果を安全に発動させつつモンスターを護る作戦だったのか）
【和睦の使者】通常罠
このカードを発動したターン、相手モンスターから受ける全ての戦闘ダメージは０になる。このターン自分モンスターは戦闘では破壊されない。
【ウェポンサモナー】☆×４ 1600/1600 風属性 魔法使い族
リバース：カード名に「ガーディアン」の文字が入っているカードを自分のデッキから手札に加える。
( ^ω^)「《ウェポンサモナー》はこのターン戦闘破壊できないから……ブーンはこのままエンドだお」
（∴）◎∀◎（∴）「おっと、攻撃宣言は自体は有効だから《スピア・ドラゴン》は守備表示でね」
( ^ω^)「サーセンｗｗｗ 守備力は０だから地味に痛いお」
（∴）◎∀◎（∴）「じゃあ僕のターンだね、ドロー。さて、僕のメインフェイズだけど……時にブーン君？」
( ^ω^)「お？ メインまではおｋですお」
（∴）◎∀◎（∴）「うむ、君には嫁と呼べるカードは存在するかい？」
( ^ω^)「……」
(^ω^)
（∴）◎∀◎（∴）「こっちみんな」
( ^ω^)「いきなり何を言い出すかと思えば……」
（∴）◎∀◎（∴）「僕にはいる！」
( ^ω^)「ダメだこいつ早くなんとかしないと」
（∴）◎∀◎（∴）「ハハハ、まあ嫁でも相棒でも呼び方は何でも良いさ。要するに「マイ・フェイバリットカード」というものが、君にもあるだろう？」
( ^ω^)「はぁ、まあ」
（∴）◎∀◎（∴）「僕のこのデッキはね、その嫁を最大限に活躍させつつ勝利するデッキなんだ。
まあ多くの人のデッキが概念的には少なからずそういう要素を含んでいるというのは否定しないけど……それはそれとして」
( ^ω^)（なるほど、ある意味では確かにブーンのこのデッキと同じだお。嫁とかいわないけど）
（∴）◎∀◎（∴）「僕は声を大にして言う！ 我が嫁は何よりも気高く、誇り高く、そして美しい！」
( ^ω^)「てーんちょーう、ここにへんなひとがいまーす」
(｀・ω・´)「愛を叫んでるだけだからおｋ！（ｼｬｷｰﾝ）」
( ^ω^)「もうやだこの店」
（∴）◎∀◎（∴）「グフフ、じゃあ君に僕の嫁を見せて差し上げますよ……」
(；^ω^)（いったい何が出て来るんだお……）
（∴）◎∀◎（∴）「降臨せよ、我が嫁！」
（∴）◎д◎（∴）彡「 エ ア ト ス 降 臨 っ ！ ！ 」
【ガーディアン・エアトス】☆×８ 2500/2000 風属性 天使族
自分の墓地にモンスターカードが存在しない場合、このカードは
手札から特殊召喚することができる。
このカードに装備された装備魔法カード１枚を墓地へ送る事で、
相手の墓地に存在するモンスターを３枚まで選択し、ゲームから除外する。
この効果でゲームから除外したモンスター１体につき、
エンドフェイズ時までこのカードの攻撃力は５００ポイントアップする。
(；^ω^)「んなっ、シンクロでもないのにいきなりレベル８のモンスターが出てきやがったお！」
（∴）///◎∀◎///（∴）「このカードはレベル８だけれど、自分の墓地にモンスターが存在しなければ特殊召喚扱いで場に出せるんだ。ちゃんと原作の流れを汲んでるよねぇ……
ああ、美しいよエアトスたんその凛々しいお姿はいつ見ても永遠の美少女ですﾊｧﾊｧ」
(；^ω^)「デュエル中に欲情するのは……ああもうどうでも良いお。しかしいきなり《ネオス》と同等のモンスターが召喚されてしまったお……でも風属性なら《オネスト》が来ないだけマシと思えば」
（∴）◎∀◎（∴）「《オネスト》？ フフフ、確かに《エアトス》は《オネスト》の恩恵を受けられない……だが、我が嫁のパワーの前ではそんなサポートは不要だ！」
(；^ω^)「えーと、盛り上がってるところ悪いんですけど召喚成功時に発動よろしいですかお？」
（∴）◎∀◎（∴）「ワハハハ……む、これは申し訳なかったね。発動どうぞ」
( ^ω^)「《奈落の落とし穴》で除外させてもらうお」
（∴）；◎д◎（∴）「アッーーー!! オージーザス！！ オーマイガー！！ 俺の嫁がぁあああーっ！！」
(；^ω^)「なんという喧しさ……」
（∴）；◎∀◎（∴）「おっといかん、また場を弁えずに騒いでしまった。俺自重しろ！」
(；^ω^)「まあ、申し訳ないけど勝負だから諦めて欲しいお」
（∴）◎д◎（∴）「いや、諦めない！ 僕は嫁を守って見せる！ 罠カード、《強制脱出装置》を発動！」
【奈落の落とし穴】通常罠
相手が攻撃力1500以上のモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動する事ができる。
そのモンスターを破壊しゲームから除外する。
【強制脱出装置】通常罠
フィールド上に存在するモンスター１体を持ち主の手札に戻す。
（∴）◎∀◎（∴）「逆準処理で我が嫁は手札へと戦術的撤退を果たした！」
(；^ω^)「でも、避けられたけどレベル８なら……ってしまったお！」
（∴）◎∀◎（∴）「フフフその通り、条件は変わってないからね。《ガーディアン・エアトス》はバウンスには強いんだよ。再び我が嫁を特殊召喚！」
('A` )（最上級は大抵バウンスに弱いもんだがこのカードみたく例外も存在する。
他には、《裁きの龍》や《究極宝玉神レインボー・ドラゴン》なんかがバウンスに強い最上級の典型だな）
(；^ω^)「これはまた厄介な相手だお。どうやら本当にこの人は嫁を勝たせる事に全力を注いでる様だお……」
('A` )（しかし次元デッキの様には見えないし、あえて墓地を肥やさずに戦うのは難しいハズ……
そもそも《ガーディアン・エアトス》は強力ではあるがそれを中心に組む様なカードじゃない。付け入る隙はあるはずだぞ、ブーン）
（∴）◎∀◎（∴）「フフフそれだけじゃない。このカードによって、更に我が嫁は強化されるのさ！ 魔法カード《アームズ・ホール》！
こいつはデッキか墓地から装備魔法をサーチする……《ダグラの剣》をサーチして、それをそのまま嫁に装備！」
【アームズ・ホール】通常魔法
自分のデッキの１番上のカード１枚を墓地へ送り発動する。
自分のデッキまたは墓地から装備魔法カード１枚を手札に加える。
このカードを発動する場合、このターン自分はモンスターを通常召喚する事はできない。
【ダグラの剣】装備魔法
天使族のみ装備可能。装備モンスターの攻撃力は500ポイントアップする。
装備モンスターが相手に戦闘ダメージを与えた時、その数値分、自分のライフポイントを回復する。
（∴）◎∀◎（∴）《ガーディアン・エアトス》+《ダグラの剣》
ATK 2500→3000 つ《無力の証明》
（∴）◎∀◎（∴）「《無力の証明》が落ちたか……まあそれはそれ、これはこれ！ このターン《ガーディアン・エアトス》は特殊召喚で場に出ているから、
僕は通常召喚を行っていない。故にこんな芸当ができるわけさ……ああ！ やはり我が嫁は最高だ！」
(；^ω^)「天使族専用の装備魔法で攻撃力3000か……」
（∴）◎∀◎（∴）「最後に《ウェポンサモナー》を攻撃表示に変更。バトルフェイズだ！ 行けっ、《ガーディアン・エアトス》！
《サファイアドラゴン》を攻撃だ、「フォビドゥン・ゴスペル」！」
(；^ω^)「うおっ」
(；^ω^) ＬＰ8000→6900
（∴）◎∀◎（∴）「そして戦闘ダメージが発生したこの瞬間！ 《ダグラの剣》の効果が発動し、僕のライフが回復する」
（∴）◎∀◎（∴）LP8000→9100
（∴）◎∀◎（∴）「そして《ウェポンサモナー》で守備表示の《スピア・ドラゴン》を攻撃。サーチャーにしてはこいつも攻撃力高いよねぇ」
(；^ω^)「何気にモンスターが全滅してしまったお」
（∴）◎∀◎（∴）「さて、メイン２。フフフ、僕が何の為に《ダグラの剣》を装備させたかを教えてあげよう」
( ^ω^)「嫁が強化されてカッコ良くなるからですかお？」
（∴）◎∀◎（∴）「そうそう我が嫁は美しいだけでなく凛々しい……
って違わないけど違――――う！ 《ダグラの剣》を装備させたのはこのカード、《エンシェント・リーフ》のトリガーを満たす為さ！」
【エンシェント・リーフ】通常魔法
自分のライフポイントが9000以上の場合、2000ライフポイントを払って発動する事ができる。自分のデッキからカードを２枚ドローする。
(；^ω^)「ゲェーッ！ 効果がまんま《強欲な壺》だお！」
（∴）◎∀◎（∴）「ちゃんと条件が付いて調整されてるけどね。効果で２枚ドロー！ ……１枚セットカードを出して、エンドとしよう」
（∴）；◎∀◎（∴）LP9100→7100
('A` )（そうか、これが狙いだったのか。確かにこれなら《ガーディアン・エアトス》は強化されドローは加速する。
しかも装備魔法を装備している事により、《ガーディアン・エアトス》のもう１つの効果の発動も見込んでいる……）
(；^ω^)（やっぱり最初勝って来ただけあって強い人だったんだお！ ハッ、まさか嫁とか何とかは演技！？ 実はブーンを油断させる為に……）
（∴）◎∀◎（∴）「エアトスタソハァハァ……誰かソリッドヴィジョンシステム作って実体化させてくれないかなぁ。
エアトスたん以外にもエリアたんとかピケルちゃんとかクラン嬢とか、言うまでもなくBMGとか、需要が存在するのは確定的に明らかなのに」
(；^ω^)（そっちの方の心配は無かったみたいだお）
('A` )（ただ、実際カード以外のグッズも出せばそれなりに売れると思うんだがな。定番なとこでぬいぐるみとかストラップとか、
抱き枕なんてのも良さそう……って何考えてんだ俺は）
（∴）◎∀◎（∴）「さぁブーン君。君のターンだよ」
ターン目 ( ^ω^)のドロー前
( ^ω^)場のカードなし
□□□□□ 15 手札：４枚
□□□□□ □ LP：6700 伏せカードなし
□ �侠↓帰□◆ � LP：7100
15 □■�頃□◆ ー蟷ァВ核隋”�せカード１枚
（∴）◎∀◎（∴）�� 嫁もとい《ガーディアン・エアトス》＋�此團瀬哀蕕侶�》（《ガーディアン・エアトス》に装備中）（攻：3000）、
�� 《ウェポンサモナー》（攻：1600）
(；^ω^)「お、ドローですお。メインでブーンは《仮面竜》を召喚」
【仮面竜】☆×３ 1400/1100 炎属性 ドラゴン族
このカードが戦闘によって破壊され墓地に送られた時、デッキから攻撃力１５００以下のドラゴン族モンスター１体を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
その後デッキをシャッフルする。
（∴）◎∀◎（∴）「《仮面竜》？ なるほど、自爆特攻でもする気かな？」
(；^ω^)「バレてーらーｗ でも仕方ないお。バトルフェイズ、《ウェポンサモナー》に攻撃！」
（∴）◎∀◎（∴）「通さないよ！ 速攻魔法、《月の書》を使い《ウェポンサモナー》を再び裏側守備表示に変更する！」
(；^ω^)「って事は……」
（∴）◎∀◎（∴）「そう！ もう１度僕はリバース効果を使えるって事だよ！ 《ウェポンサモナー》、２体目の我が嫁をエスコートして来てくれ！」
(；^ω^) ＬＰLP6900→6700
【月の書】速攻魔法
表側表示でフィールド上に存在するモンスター１体を裏側守備表示にする。
(；^ω^)「うへぇ、更に面倒な事になったお」
（∴）◎∀◎（∴）「フフフ、次のターンで更に僕の嫁が召喚される！ きっと素晴らしい光景が眼前に広がる事だろうよ！」
( ^ω^)「なんというハーレム……って、流石にそう易々と召喚されてたまるかお！ メイン２、魔法カード《地砕き》！」
（∴）；◎∀◎（∴）「何っ！？」
( ^ω^)「守備力が一番高いのは貴方の嫁ですお。そして《ガーディアン・エアトス》は墓地にモンスターが落ちてると特殊召喚できなくなるお！」
【地砕き】
相手フィールド上に表側表示で存在する守備力が一番高いモンスター１体を破壊する。
（∴）；◎∀◎（∴）「エアトーーーーーーーース！」
(；^ω^)（きっと彼には嫁の悲鳴が聞こえてるんだお……）
（∴）；◎∀◎（∴）「わ、我が嫁をいとも容易く消滅させるとは……」
('A` )（装備カードごと葬ったか、これで墓地を除外される心配も減ったな）
( ^ω^)「１枚リバース・カードをセットして、ターンエンド」
（∴）◎∀◎（∴）「じゃあ僕のターン、ドロー……フフフ、墓地にモンスターが存在しているから嫁を特殊召喚できないと思っていたが、そんな事は無かったぜ！」
( ^ω^)「お？」
（∴）◎∀◎（∴）「墓地にモンスターがいるならそれを取り除けば良い！ メインフェイズ、墓地に存在する風属性モンスター《ガーディアン・エアトス》をゲームから除外し、《シルフィード》を特殊召喚する！」
【シルフィード】☆×４ 1700/700 風属性 天使族
このカードは通常召喚できない。自分の墓地に存在する風属性モンスター１枚をゲームから除外して特殊召喚する。
このカードが戦闘によって破壊され墓地に送られた時、相手はランダムに手札を１枚捨てる。
（∴）〒∀〒（∴）「おおぅ……ごめんよエアトス。取り除く対象がよりによって君だけだなんて……だがこれもデッキの勝利の為、愛の余り大局を見誤る事があってはならないんだ。許しておくれ、我が嫁よ……」
(；^ω^)「カードに向かって話し掛けながら泣き始めたお……流石にガチできもちわるいお」
（∴）◎∀◎（∴）「とにかく、これで墓地にまたモンスターは居なくなった……２体目の《ガーディアン・エアトス》を自身の効果で特殊召喚！
そのままバトルフェイズだ！ 《ガーディアン・エアトス》で《仮面竜》を攻撃……「精霊のオペラ」！」
(；^ω^) LP6700→5600
(；^ω^)「《仮面竜》の効果で《仮面竜》を守備表示で特殊召喚するお」
（∴）◎∀◎（∴）「ならば、《ウェポンサモナー》で攻撃！」
(；^ω^)「また戦闘破壊されるけど……まだ３体目の《仮面竜》が残ってるお！」
（∴）◎∀◎（∴）「なら最後の１体も葬ってやる！ 《シルフィード》、「聖なる烈風」！」
(；^ω^)「最後の《仮面竜》の力で、《伝説の白石》を呼び出すお！」
（∴）◎∀◎（∴）「《伝説の白石》……？」
(；^ω^)「あの……えーと、呼ぶドラゴン族としての条件は満たしてるはずですお？」
（∴）◎∀◎（∴）「そうか……そうだったのか！ フフフフなるほどね。ブーン君、君もどうやらこの僕と志を同じくする男……いや、漢だった様だね！」
(；^ω^)「お前は何を言っているんだ」
（∴）◎∀◎（∴）「必要以上の謙遜はやめたまえ、隠しても分かるぞ。君もまた僕と同じ様に、嫁を愛するデュエリストだったという事だ！
単なるドラゴンデッキならばわざわざ《伝説の白石》を場に呼んで来る必要はない……それはまさしく、《青眼の白龍》を活躍させるが故の構築とプレイング！」
('A` )（時と場合によると思います）
(´・ω・`)（時と場合によるのは確定的に明らか）
(；^ω^)「まあ……間違ってはいないしそういう事にしとくお（このデッキに《青眼の白龍》が入ってるのはバレバレだろうし）」
（∴）◎∀◎（∴）「よもや、シンクロ万歳のこの時代にそんなデュエリストと出会えるとは……ああ、誤解しないでくれシンクロを否定してるわけじゃない。
無論、自分のデッキをネタだなどと言って負けた言い分けにする輩は論外だ。カードゲームなのだから勝利を至上とするのが当たり前なのだからね」
( ^ω^)「？ 言ってる事が把握できないお。カードゲームをやる以上は勝つ為にデッキを組むに決まってるじゃないですかお」
（∴）´◎∀◎`（∴）「ああ、その通りさ。勝ちを目指す事自体は至極真っ当な行為であるハズなんだ。なのに、まるでそれが間違っているかの様に環境のパワーカードを批判するばかりで、
何の対策も練らずに負けを重ねた挙句、「〜みたいなカードがあるのが悪い」「自分の好きなカードが活躍できない様なプレイ環境はおかしい」などと文句ばかり垂れるプレイヤーもいるのさ」
( ^ω^)「それは……おかしいですお。好きなカードだけ使って勝てるならそれが理想だけど、そんなわけがないですお」
('A` )（あー、そういう奴いるんだよな〜、たまに。コピーばっかのガチ厨は流石に勘弁だけど、ネタが正義！ ってのは違うと思うわ）
（∴）´◎д◎`（∴）「少し考えれば簡単に分かる事なのにね……負けた結果愚痴りたくなるのは誰にでもある事だけど、勝つ為の行動、努力を放棄したり怠った人間に敗北を嘆き悔しがる資格はない。
悔しがって良いのは……勝とうと足掻いた者だけだ」
( ^ω^)（悔しがる資格……あのニダーの奴も心底勝ちたがってはいたのかも知れない……あいつも悔しかったのかお？ まあだとしてもあんな奴には１ミリも同情しないけど）
（∴）◎∀◎（∴）「言うまでもなく、勝つ事だけに囚われ過ぎて敗者を愚弄する輩は唾棄すべき存在だが、君はそんな奴らとは違う。
昔のカードだからと言って言い訳せずに、あくまで勝ちを狙っているデュエリストだ。君のそのデッキに入っているであろう、大切な相棒と共にね。そしてそれはリスペクトするに値する心意気だ」
( ^ω^)「……」
（∴）◎∀◎（∴）「フフフ、リスペクトデュエルか……これ程気持ちの良いデュエルもない！ お喋りが過ぎたね、再開だ。セットカードを１枚出し、ターン終了だ」
( ^ω^)「ブーンのターン……オタラーさん、別にブーンは貴方の言うリスペクトできる人間である自身はないですお」
（∴）◎∀◎（∴）「そう思うかい？」
( ^ω^)「ブーンは大好きなカード達を勝たせてやりたい、ただそれだけだお！ メインフェイズ、《伝説の白石》をリリースして、《タイガードラゴン》をアドバンス召喚！」
（∴）；◎∀◎（∴）「なるほど、そいつがいたか！」
( ^ω^)「《タイガードラゴン》のモンスター効果、ドラゴン族をリリースして召喚に成功した場合、相手のセットカードを２枚まで破壊できるお！」
（∴）◎∀◎（∴）「《伝説の白石》の墓地誘発効果及び《タイガードラゴン》の任意誘発のどちらにもチェーンはないよ。《聖なるバリア−ミラーフォース−》が破壊される」
( ^ω^)「ご察しの通り、《青眼の白龍》を手札に加えるお。更にそれを捨てて《トレード・イン》発動！ ２枚ドローするお……カードを２枚伏せて、バトルフェイズ！」
（∴）◎∀◎（∴）「フフフ、先に伏せてしまうと伏せたカードはこのターン使えないよ？ 通常魔法とかならいざ知らず、それもやはりバトルフェイズには使えない……」
( ^ω^)「それは知ってますお」
（∴）◎∀◎（∴）「なら、その残りの手札１枚が我が嫁を倒すカードなのかな？ 《タイガードラゴン》単体では、我が嫁《ガーディアン・エアトス》の攻撃力には及ばないのだからね！」
( ^ω^)「それも知ってますお。ブーンが《タイガードラゴン》で攻撃するのは、《シルフィード》だお！」
（∴）◎д◎（∴）「何っ、ハンデス覚悟でという事かい？」
( ^ω^)「《シルフィード》に攻撃！ 「虎龍円舞」！」
（∴）；◎д◎（∴） LP7100→6400
（∴）◎д◎（∴）「ハンデス効果を甘く見た事を後悔させてあげよう……《シルフィード》が戦闘破壊によって墓地に送られたので、ハンデス効果が発動される！」
( ^ω^)「おｋですお。ブーンの手札は１枚だから、これを捨てるお」
つ《伝説の白石》
（∴）；◎д◎（∴）「ハッ、そのカードは……」
( ^ω^)「効果でデッキから、２体目の《青眼の白龍》を手札に加えますお」
（∴）；◎д◎（∴）「しまった……！ 甘く見ていたのは僕の方だったのか」
( ^ω^)「ハンデスの恐ろしさは……トゥーンに学ばせてもらいましたお。侮るなんてとんでもないお」
（∴）；◎д◎（∴）（トゥーン？ そうか、彼は店長とデュエルを……！ クッ、自分からリスペクトだなんて言っておいて、相手を無意識のうちに侮っていたというのか……リスペクトデュエル失格だ！）
( ^ω^)「まだバトルフェイズは終了してないお！ 前のターン伏せておいた永続罠、《正統なる血統》を発動して、墓地の《青眼の白龍》を蘇らせるお！」
（∴）；◎д◎（∴）「な、なんだってー！？」
( ^ω^)「お嫁さんには退場していただくお！ 《青眼の白龍》で、《ガーディアン・エアトス》を攻撃！ 滅びのッ、バーストストリーム！！」
（∴）；◎д◎（∴）「迎え撃て、エアトス！」
( ^ω^)「押し切ってやるんだお、ブルーアイズ！」
（∴）；◎д◎（∴） LP6400→5900
( ^ω^)「つい熱くなってしまったお」
（∴）；◎д◎（∴）「我が嫁が１度ならず２度までも……それも、それも、まさか補助なしでの戦闘破壊だなんて」
( ^ω^)「ターンエンドですお」
ターン目 ( ^ω^)のエンドフェイズ終了
( ^ω^) � 埓調磴稜鯲供奸聞供�3000）、�◆團織ぅ�ードラゴン》（攻：2400）、
�Α埓掬�なる血統》（《青眼の白龍》蘇生）
□■�Β�□ 15 手札：１枚（《青眼の白龍》）
�□↓、□� □ LP：5600 伏せカード２枚
□ �帰□□□◆ � LP：5900
15 □■□□□ 手札：２枚 伏せカードなし
（∴）◎∀◎（∴）�� 《ウェポンサモナー》（攻：1600）
（∴）◎д◎（∴）「……ドロー。メインフェイズ、《ウェポンサモナー》を守備表示に変更。セットカードを１枚出して終了だ」
('A` )（急にプレイが消極的になった……でかいドラゴン倒す手段が無くて劣勢って事か？）
（∴）；◎д◎（∴）（今は劣勢、それは間違いない。今は耐えるんだ……嫁の為に！）
( ^ω^)「ブーンのターン、ドローだお。メイン、バトル！ 《タイガードラゴン》で《ウェポンサモナー》を攻撃！」
（∴）◎д◎（∴）「通そう」
( ^ω^)「更に、《青眼の白龍》でダイレクトアタック！ 滅びのバーーーーストストリィーーーーム！！」
（∴）；◎д◎（∴） LP5900→2900
（∴）；◎д◎（∴）「ぐっ……」
( ^ω^)「良し！ 後１発、王手だお！ そのままターンエンドだお」
（∴）；◎д◎（∴）「僕のターン……」
( ^ω^)（このまま行けば……）
（∴）；◎д◎（∴）「ドロー！」
( ^ω^)「……」
（∴）◎∀◎（∴）「フ、フフフ、フフフフフ……」
(；^ω^)「不気味に微笑み出したお」
（∴）◎∀◎（∴）「メインフェイズ、セットカードを１枚出してターン終了」
(；^ω^)「その割りには行動が控えめだお……何とも不気味な」
（∴）◎∀◎（∴）「さぁ、攻撃して来たまえ……フフフ」
( ^ω^)「兎に角……ブーンのターン、ドロー！」
つ《滅びの爆裂疾風弾》
( ^ω^)「……今は役に立たないカードだけどオタラーさんのライフは残り2900、そのまま押し切れるお！ お望み通り、《青眼の白龍》で１発だお！ バトルフェイズ、行けっ！ 滅びのバーストストリィイイイイイイイイイイム！！」
（∴）◎∀◎（∴）「永続罠、《奇跡の光臨》発動！ 除外されている自分の天使をフィールドに呼び戻す！ 呼び戻す対象は当然！」
( ^ω^)「嫁……って事ですかお？ はて除外する機会なんてあったっけかお」
（∴）◎∀◎（∴）「うっかりしている様だが、ちゃんと除外されているよ。《シルフィード》特殊召喚の折にね」
(；^ω^)（そうだったお。ご丁寧に宣言までしてもらったのに忘れてたお）
【奇跡の光臨】永続罠
除外されている自分の天使族モンスター１体を自分フィールド上に特殊召喚する。このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。
（∴）◎∀◎（∴）「というわけで、嫁・復活！」
('A` ) （除外コストをこういう形で活かして来たか……ドラゴンやネオス系統にもこういうの欲しいところだぜ。一応《Ｅ・ＨＥＲＯ ボルテック》って手があるけど）
( ^ω^)「でも！ 《青眼の白龍》の方が攻撃力は高いお！ そのまま押し切れお！」
（∴）；◎∀◎（∴）「「精霊のオペラ」で迎え撃て！ と、言いたいとこだけど、流石に攻撃力が足りてない。真正面から挑むばかりが能じゃない、悪いが勝負を避けさせてもらうよ」
( ^ω^)「お？」
（∴）◎д◎（∴）「罠カード、《強制脱出装置》で《青眼の白龍》にはお帰りいただく！」
(；^ω^)「うおおっ、また来たお！ 《エアトス》と違ってこっちのはそう簡単に手札からは召喚できないお！」
（∴）◎∀◎（∴）「ハッハッハ！ そして《タイガードラゴン》では我が嫁には勝てん！」
(；^ω^)「うう……《タイガードラゴン》は守備表示にしない方が良い気がするお。このままターンエンド」
（∴）◎∀◎（∴）「僕のターン、ドロー！ メイン。ブーン君、君の２枚の伏せカードはハンデス回避の為に伏せられたもの……ブラフに見えるね。《ニュート》を召喚！」
【ニュート】☆×４ 1900/400 風属性 悪魔族
リバース：このカードの攻撃力・守備力は500ポイントアップする。
このカードを戦闘で破壊したモンスターの攻撃力・守備力は500ポイントダウンする。
（∴）◎∀◎（∴）「懐かしのアタッカーなんて言われるけど、攻撃力1900以上になる可能性を秘めたこいつはまだまだ現役！」
( ^ω^)「現役……なんか今にも引退したそうな名前してますお」
('A` ) （ああ、こいつ《ニュート》流行り出す前くらいには辞めてたっけか。定番のネタなんだがな）
（∴）；◎∀◎（∴）「そう言ってやらんでくれ……それ聞く度にこいつが役立たずみたいな気がして悲しくなるんだよ」
これもまた、使い古されたネタではあるのだが、しかしまあ復帰組であるブーンには疎いネタであろう。
初めて見た人皆言うし。
（∴）◎∀◎（∴）「気を取り直してメイン続行！ 《団結の力》を我が嫁に装備！ 表側表示モンスターは２体だから1600ポイントうｐ！ これでもう《青眼の白龍》に負ける事は無い！」
(；^ω^)「うおおっ」
（∴）◎∀◎（∴）《ガーディアン・エアトス》+《団結の力》
ATK 2500→4100
（∴）◎∀◎（∴）「さぁ、バトルフェイズだ！ 我が嫁《ガーディアン・エアトス》で《タイガードラゴン》を攻撃！ 更にニー……《ニュート》でダイレクトアタックだ！」
(；^ω^) LP5600→3900→2000
(；^ω^)（伏せが役に立たない事が完全にバレてるお……）
（∴）◎∀◎（∴）「やはりブラフだった様だね。少なくとも攻撃を防げる様な代物でない事は確かだ……僕はセットカードを１枚出して、ターン終了だ」
（∴）◎∀◎（∴）（戦闘では最早無敵の我が嫁《エアトス》！ ブーン君、この勝負勝たせてもらうぞ！）
(；^ω^)「ブーンのターン、ドロー」
('A` ) （苦しいが、何とかするんだ！）
(；^ω^)「メイン、もう１度《トレード・イン》を使って手札を入れ替えるお……」
（∴）◎∀◎（∴）（まだその手のカードがあったか……しかもコストは既に確保済み、美味しい手だ）
(；^ω^)「モンスターをセット……リバース・カードを１枚セットしてエンド」
（∴）◎∀◎（∴）「（裏守備か……どちらで攻撃するか）ドロー、メイン……良し、このままバトル！ ……《ガーディアン・エアトス》から攻撃！」
(；^ω^)「《洞窟に潜む竜》が破壊されたお」
（∴）◎∀◎（∴）「そいつの守備力は2000か、判断は間違ってなかったみたいだね。《ニュート》でダイレクトアタック！」
(；^ω^)「うおっ……」
(；^ω^) LP2000→100
（∴）◎∀◎（∴）「次で終わりにしてあげよう！ メイン２にてモンスターをセット、エンドだ！ さぁ、この布陣を超えられるかな？」
(；^ω^)（手札はそれ単体じゃ場に出す事も出来ない最上級ばっかり……あのカードを引くしかない。ブーンの最高の相棒を！）
（∴）◎∀◎（∴）（だが、いずれにせよ……）
(；^ω^)（この２枚の伏せカードを活かすにしても……）
( ^ω^)（次のドローで決まる！）（∴）◎∀◎（∴）
( ^ω^)「ブーンのターン」
('A` ) （あの２枚の伏せ……伏せられてから今まで１度も使う様子が無かった。あいつのデッキは大会の前に確認したが……何ターンも使いどころが来ない魔法カードなんて入ってたかな？）
( ^ω^)「ドロー！ ……メインフェイズに入りますお。ブーンは墓地の《仮面竜》×３、《伝説の白石》、《スピア・ドラゴン》を対象に《貪欲な壺》を発動」
（∴）◎∀◎（∴）「なるほど、通すよ」
( ^ω^)「５体を戻して、２枚ドロー……」
（∴）◎∀◎（∴）「……良いカードは、ドローできたかい？」
( ^ω^)「ああ……最高のドローだお」
そう言うと、ブーンはオタラーにその「最高のカード」を表向きにして見せた。それは文字通り、彼にとってデッキの中で最も信頼する「最高」のカードであった。
【青眼の白龍】☆×８ 3000/2500 光属性 ドラゴン族
粉砕☆玉砕☆大喝采！
【貪欲な壺】通常魔法
自分の墓地からモンスターカードを５枚選択し、デッキに加えてシャッフルする。その後、自分のデッキからカードを２枚ドローする。
（∴）◎д◎（∴）「《青眼の白龍》……だと……？ 馬鹿な、そのカードが手札にあるだけでは……」
( ^ω^)「その通り。今のブーンには《トレード・イン》すらないお。でも、唯一手札のこのカードを場に変換できるカードが、伏せカードの中に秘められていたんだお」
（∴）◎д◎（∴）「今まで役に立ってなかった伏せカードの中に……？ ハッ、まさか！」
( ^ω^)「その前に、魔法カード《思い出のブランコ》を発動！ 墓地の《青眼の白龍》を攻撃表示で蘇生召喚させるお！」
【思い出のブランコ】通常魔法
自分の墓地に存在する通常モンスター１体を選択して発動する。
選択したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズ時に破壊される。
（∴）◎д◎（∴）「ブルーアイズ……！ しかし、攻撃力ならまだ《エアトス》の方が上だ！」
( ^ω^)「その攻撃力を超えて見せるお！ 発動！ 魔法カード、《融合》！ ３体のブルーアイズよ、今究極の姿へと変貌を遂げ、その力を得ろ！」
444 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2009/06/15(月) 04:44:16.84 ID:VntXIqAA0
【融合】通常魔法
手札またはフィールド上から、融合モンスターカードによって決められたモンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター１体を融合デッキから特殊召喚する。
【青眼の究極竜】☆×12 4500/3800 光属性 ドラゴン族・融合
攻撃力なら神をも凌ぐ、史上最強・究極絶美の最高の龍。……「Ｆ・Ｇ・Ｄ」？
( ^ω^)「すごいおー！ かっこいいおー！」
('A` ) （3000＋3000＋3000＝4500）
（∴）；◎∀◎；（∴）「ゆ、ゆ、ゆう、ごう……《青眼の白龍》３体をそのまんま《融合》……あぁり得ないぃいいいい」
('A`;) （効率悪いから抜けって言ったのに……あ、もしかして下級アタッカー揃えたりするのに夢中で抜かせるの忘れてたのかも）
( ^ω^)「あり得なくても、攻撃力4500が召喚されましたお？」
（∴）；◎∀◎；（∴）「（その通りだ……僕の危機には間違いない。今の《ガーディアン・エアトス》を攻撃力そのもので超えるモンスターが召喚されるなんて……）融合召喚、どうぞ」
( ^ω^)「ならバトルフェイズ、《ガーディアン・エアトス》を攻撃するお！ 喰らうお、これぞ究極のブレス！ アルティメット・バァアアアアアアアアアアアアスト！！」
（∴）；◎д◎（∴） LP2900→2500
（∴）；◎д◎（∴）「くっ……」
( ^ω^)「１番でかいのを倒したお！」
（∴）；◎д◎（∴）「やるね、流石だよブーン君。僕の目に狂いは無かった様だ……だが安心するのはまだ早い、僕のライフはまだ残されている。そう、デュエルはまだ終わってｈ」
446 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2009/06/15(月) 04:53:25.49 ID:VntXIqAA0
( ^ω^)「残念ながら、このターンでもう終わりですお」
（∴）；◎д◎（∴）「なん…だと…？」
( ^ω^)「そのリバース・カードは今の攻撃にも発動されなかった……この状況で、貴方が最も愛する嫁を護らないなんて事、合理的にも心情的にもあり得ませんお。その結果が導き出すものは、そのカードは現在役に立たないor立てないカードだという事」
（∴）；◎д◎（∴）「……！」
( ^ω^)「そして、ここで最後のリバース・カードを発動させるお！ 速攻魔法、《融合解除》！」
（∴）；◎д◎（∴）「な」
('A` ) 「な」
「「「なんだってー！？」」」
( ^ω^)「《青眼の白龍》で、《ニート》と守備モンとプレイヤーにダイレクトアタック！ 滅びのバーストストリーム、３！ 連！ 弾！！」
（∴）；◎д◎（∴）「これは《ニュート》だって言ってるのにィーーーー！！」
（∴）；◎д◎（∴） LP2500→1400
（∴）；◎∀◎；（∴）「裏守備モンスターは《グレイヴ・キーパー》、破壊される……」
【融合解除】速攻魔法
フィールド上の融合モンスター１体を融合デッキに戻す。さらに、融合デッキに戻したこのモンスターの融合召喚に使用した融合素材モンスター一組が自分の墓地に揃っていれば、この一組を自分のフィールド上に特殊召喚する事ができる。
【グレイヴ・キーパー】☆×４ 0/2000 闇属性 悪魔族
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、戦闘によって破壊されたモンスターは墓地へは行かず、持ち主のデッキに戻る。その後デッキをシャッフルする。
（∴）；◎∀◎；（∴）（闇属性が落ちてしまったか！ 守備力2000を過信していた……）
( ^ω^)「とどめだお、最後のブルーアイズで大・喝・采！」
（∴）；◎д◎（∴）「ええい、このままやられてなるものかっ。エンドフェイズに使うつもりだったが仕方無い！ 速攻魔法発動、《デーモンとの駆け引き》！ このターン、《ガーディアン・エアトス》が墓地へ送られている事で発動条件は満たされている！」
【デーモンとの駆け引き】速攻魔法
レベル８以上の自分のフィールド上のモンスターが墓地へ送られたターンに発動可能。自分の手札またはデッキから「バーサーク・デッド・ドラゴン」を特殊召喚する。
【バーサーク・デッド・ドラゴン】☆×８ 3500/0 闇属性 アンデット族
このカードは｢デーモンとの駆け引き｣の効果でのみ特殊召喚が可能。
相手フィールド上の全てのモンスターに１回ずつ攻撃が可能。
自分のターンのエンドフェイズ毎にこのカードの攻撃力は５００ポイントダウンする。
（∴）；◎∀◎；（∴）「《バーサーク・デッド・ドラゴン》特殊召喚！」
('A` )（隠し玉か……）
（∴）；◎∀◎；（∴）「フフフどうだい、まさに「ガーディアン・デスサイズ」を彷彿とさせる登場だと思わんかね？」
( ^ω^)「攻撃力3500……でも守備力は０ですお？」
（∴）；◎∀◎；（∴）（守備力？ ま、まさか《月の書》みたいなのを握ってるとか！？）
( ^ω^)「速攻魔法発動！ 《エネミーコントローラー》だお！」
448 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2009/06/15(月) 05:05:34.71 ID:VntXIqAA0
【エネミーコントローラー】速攻魔法
次の効果から１つを選択して発動する。
●相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体の表示形式を変更する。
●自分フィールド上に存在するモンスター１体をリリースして発動する。このターンのエンドフェイズ時まで、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体のコントロールを得る。
（∴）；◎∀◎；（∴）「いかん、《バーサーク・デッド・ドラゴン》の守備力は０だ。守備表示に……いや、それでもまだライフは残る！ 次のターンｄ」
( ^ω^)「そうそう表示形式を……」
('A` )（待てブーン！ 違うぞ！）
( ^ω^)「ん？ いや、違うお！ 《青眼の白龍》をリリースして、その《バーサーク・デッド・ドラゴン》をパクらせてもらうお！ コマンド入力ゥウウウ！！」
（∴）；◎д◎（∴）「「ガーディアン・デスサイズ」ぐぁああーーーーっ！」
( ^ω^)「これで本当の最後だお！ 最後の《青眼の白龍》の攻撃！ バーストストリーム！！」
（∴）；◎д◎（∴） LP1400→０
（∴）◎д◎（∴）「ウボァー」
( ^ω^)「FF？」
（∴） ∀ （∴）「ああ……良いデュエルだった」
( ^ω^)「ありがとうございましたお」
（∴）◎∀◎（∴）「ああ、ごめんよエアトス。君を勝たせてあげられなかった」
( ^ω^)「でも、何だか凄い熱意を感じましたお。そのカードを愛している気持ちだけは伝わって来ましたお」
（∴）◎∀◎（∴）「ありがとう。そうさ、デッキはまた作り直せば良い！ いつの日か、僕は嫁を最高の女にしてみせるぞぉおおおお！」
( ^ω^)「ブーンも《青眼の白龍》を一番にしてみせるお！」
（∴）◎∀◎（∴）「お互い頑張ろうね！ ところで僕のエアトスについてなんだがこの大人の女らしさが強調されたボディバランスと言いケバケバしさがない清楚な感じと言いアニメでの主を思う姿勢と言い
笑顔ヴァージョンなんてもうたまらないよね！ 被り物も儀式で巫女さんが使いそうｎ」
( ^ω^)「ついていけねえ」
('A` )「……行こうぜ。彼は自分の世界へと逝ってしまった様だ」
(；^ω^)「手遅れ、だったかお……」
（∴）◎∀◎（∴）「I Love エアトス！！ ワハハハハハ！」
从 ﾟ∀从「ちなみにツンはまた余裕勝ちしてたなぁ」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「トーゼンよ。アタシの目標は優勝なんだから」
从；ﾟ∀从「うぐぅ。既に１敗の私を全く気遣わない発言」
ξ ﾟ��ﾟ)ξ「負ける方が悪いのよ」
从；ﾟ∀从（コイツは……）
つづけ
〜今日の最強カード〜（BGM略
（∴）◎∀◎（∴）「今日の最強カードは、我が嫁《ガーディアン・エアトス》。条件を満たしていれば手札から即座に2500のパゥアーを投下できる奇襲性が強みさ！」
【ガーディアン・エアトス】☆×８ 2500/2000 風属性 天使族
自分の墓地にモンスターカードが存在しない場合、このカードは
手札から特殊召喚することができる。
このカードに装備された装備魔法カード１枚を墓地へ送る事で、
相手の墓地に存在するモンスターを３枚まで選択し、ゲームから除外する。
この効果でゲームから除外したモンスター１体につき、
エンドフェイズ時までこのカードの攻撃力は５００ポイントアップする。
（∴）◎∀◎（∴）「ああ……エアトスタソいつ見てもふつくしいよﾊｧﾊｧ」
(；^ω^)「おーい考察しましょうよ〜」
（∴） ∀ （∴）「エアトス俺だー！ 結婚してくれー！！」
('A` )「ダメだ……俺達が何とかするしかない」
( ^ω^)「どうしてこんなになるまで放っておいたんだ！ 墓地にモンスター貯めちゃいけないなら、《次元の裂け目》だっけ？ ああいうカードを使えば良いんじゃないかお？」
('A` )「ところがそうでもねーのさ。確かに有効な手段ではあるんだが、その手のデッキにすると《次元の裂け目》を張る前に落ちたモンスターの回収が相当難しい。加えて、《ガーディアン・エアトス》のもう１つの効果を活かす機会が無くなるからな」
( ^ω^)「ああ、装備魔法を墓地に送って相手モンスターを除外する効果かお。ブーンが装備魔法ごと破壊してしまったので結局喰らう機会が無かったお」
('A` )「そうなると除外フィールドを張らずに自分の墓地を調整していく事になるわけだが……それも中々難しくてな。《エアトス》の効果が特殊召喚以外やや使いにくいのも相まって、こいつを中心とした強いデッキを組むのは現状難しいとされる」
（∴）◎∀◎（∴）「《エアトス》に装備できて且つ、墓地に送るとメリットが発生する様な装備魔法ができれば良いんだけどねぇ。現状では特殊召喚による奇襲が持ち味って以外微妙ではある。風属性天使族ってのも微妙にサポートが薄くてね」
('A` )「もしかしたらスピリットみたく突然強化されたりして。それに９月には海外勢のオーダーさんが上陸するから《ウェポンサモナー》の選択肢も広がるし」
（∴）◎∀◎（∴）「なるほどそれは良い……って！ それじゃ嫁があまり活躍できないじゃないか！ うおおお僕は諦めんぞ！ 待っててくれエアトスー！」
( ^ω^)「元気な人だお」
('A` )「……また次回って事で」
（∴）◎∀◎（∴）「エアトース！ 俺だー！ 結婚してくれー！！」
コメントをかく