第九話 往昔ノヤクソク
最終更新：ID:jG/0CZJtBQ 2011年02月20日(日) 17:13:21履歴
―――ショボン、強くなれ―――
―――そしてお前が一人前になった時、この箱を開けろ―――
―――お前ならきっと、使いこなせる―――
（；´・ω・｀）「・・・ハッ！」
（；´・ω・｀）「・・・またあの時の夢・・・か・・・。」
（´・ω・｀）「・・・あの日から十年、か・・・。」
（´・ω・｀）「・・・兄さん・・・。」
第九話 往昔ノヤクソク
（´・ω・｀）「僕は・・・少しでも強くなれたのかな・・・？」
（´・ω・｀）「この箱の中身を使いこなせるほどの力を得ることができたのかな？」
（´・ω・｀）「・・・そう言えば、この箱ってまだ開けたことないんだよね・・・。」
（´・ω・｀）「・・・・・・。」
ｶﾞﾁｬ ﾊﾟｶ
（´・ω・｀）「（み、見るだけなら良いよね・・・？）」
（´・ω・｀）「・・・これは・・・もしかして・・・！」
（ ＾ω＾）「ふぁぁぁぁ・・・。おはようだお、ショボン。いつもながら早起きだお。」
（´・ω・｀）「あ、ブーン君おはよう。ブーン君も今朝は早いね。」
（ ＾ω＾）「お、デッキ組んでたのかお？」
（；´・ω・｀）「う、うん。早く起きすぎて暇だったからね。」
（；´・ω・｀）「（まさか兄さんが大事にしてたデッキが入ってるなんて・・・。）」
（´・ω・｀）「（でも兄さんは言った・・・。強くなって、これを使いこなせと。）」
（´・ω・｀）「（それなら・・・。）」
（´・ω・｀）「・・・ブーン君、今からデュエルしない？目覚まし代わりにさ。」
（ ＾ω＾）「お？ショボンからデュエルに誘うなんて珍しいお。」
（ ＾ω＾）「良いお、そのデュエル受けて立つ！」
（´・ω・｀）「（それなら兄さんのデッキ、今の僕が使えるかどうか・・・確かめる！）」
―――レッド寮前広場
（ ＾ω＾）「それじゃ用意はいいかお、ショボン！」
（´・ω・｀）「いつでもＯＫだよ！」
（´・ω・｀）（ ＾ω＾）「デュエル！」
（´・ω・｀）「僕の先攻、ドロー！」
（ ＾ω＾）「（ショボンは霞の谷のファルコンが主軸の鳥獣デッキ・・・。）」
（ ＾ω＾）「（真っ先にやるべきことはもちろん、ファルコンの破壊だお！）」
（；´・ω・｀）「（あわわ・・・手札が凄いことになってる・・・。）」
（；´・ω・｀）「（とりあえず兄さんの戦術で見たことあるのは一つだけ・・・それが出来れば良いんだけど・・・。）」
（´・ω・｀）「モンスターをセット、ターンエンド！」
（´・ω・｀）：ＬＰ８０００ 手札５ 場 伏せなし 裏守備１
（ ＾ω＾）「僕のターン！」
（ ＾ω＾）「（最初のターンはファルコンの召喚は無し・・・。でもまだ油断はできないお。）」
（ ＾ω＾）「怒れる類人猿（バーサーク・ゴリラ）を召喚！」
怒れる類人猿 星４/地属性/獣族/攻2000/守1000
（ ＾ω＾）「バーサーク・ゴリラで守備モンスターに攻撃！」
ドラグニティ−ファランクス：DEF1100 VS 怒れる類人猿：ATK2000
（；´・ω・｀）「ファランクスは破壊されるよ・・・。」
（；´・ω・｀）「（でもこれで良い・・・墓地に落ちたファランクスは僕の知ってる戦術の始動キー！）」
（ ＾ω＾）「（ドラグニティ・・・？今までショボンのデッキにはなかったはずのカードだお・・・。」
（ ＾ω＾）「（・・・ドラグニティってどっかで聞いたような・・・？）」
（ ＾ω＾）「カードを一枚伏せてターンエンド！」
（´・ω・｀）ＬＰ８０００ 手札５ 場 伏せなし モンスターなし
（ ＾ω＾）ＬＰ８０００ 手札４ 場 伏せ１ 怒れる類人猿（攻撃表示）
（´・ω・｀）「（あとはあのカードさえ引ければ・・・！）」
（´・ω・｀）「僕のターン、ドロー！」
（；´・ω・｀）「くっ・・・モンスターをセットしてターンエンドだよ・・・。」
（；´・ω・｀）「（落ち着け・・・。このターンは引けなかったけど、まだライフは余裕がある・・・！）」
（´・ω・｀）ＬＰ８０００ 手札５ 場 伏せなし 裏守備１
（ ＾ω＾）ＬＰ８０００ 手札４ 場 伏せ１ 怒れる類人猿（攻撃表示）
（ ＾ω＾）「僕のターン！」
（ ＾ω＾）「巨大ネズミを攻撃表示で召喚！」
巨大ネズミ 星４/地属性/獣族/攻1400/守1450
（ ＾ω＾）「バトル！怒れる類人猿で守備モンスターに攻撃！」
ドラグニティ−アキュリス：DEF800 VS 怒れる類人猿：ATK2000
（ ＾ω＾）「ドラグニティ−アキュリスを破壊！」
（ ＾ω＾）「続いて巨大ネズミでダイレクトアタック！」
巨大ネズミ：ATK1400→（´・ω・｀）
（´・ω・｀）ＬＰ：８０００→６６００
（；´・ω・｀）「くっ・・・まだまだ！」
（ ＾ω＾）「更に罠カード、進入禁止！Ｎｏ Ｅｎｔｒｙ！！を発動！」
（ ＾ω＾）「フィールドの攻撃表示モンスターを全て守備表示に変更！そして、バーサーク・ゴリラの効果！」
（ ＾ω＾）「このカードは守備表示になったとき、破壊される！」
（；´・ω・｀）「わざわざ自分の手でモンスターを破壊した・・・？・・・ハッ！まさか・・・！」
（ ＾ω＾）「そして自分の獣族が破壊された時、ライフを１０００払って森の番人グリーン・バブーンを特殊召喚！」
（ ＾ω＾）ＬＰ：８０００→７０００
森の番人グリーン・バブーン 星７/地属性/獣族/攻2600/守1800
（；´・ω・｀）「（Ｎｏ Ｅｎｔｒｙでゴリラを破壊しバブーンを特殊召喚・・・。更に攻撃力の低い巨大ネズミを守備することにより、次のターンのダメージを軽減する！）」
（；´・ω・｀）「（ブーン君のコンボ・・・やっぱり凄い！）」
（ ＾ω＾）「グリーン・バブーンでダイレクトアタック！」
（；´・ω・｀）「ぐっ・・・！」
（´・ω・｀）ＬＰ：６６００→４０００
（ ＾ω＾）「ターンエンドだお！」
（´・ω・｀）ＬＰ４０００ 手札５ 場 伏せなし モンスターなし
（ ＾ω＾）ＬＰ７０００ 手札３ 場 伏せなし 森の番人グリーン・バブーン（攻撃表示）巨大ネズミ（守備表示）
ﾄﾞｸﾝ･･･ﾄﾞｸﾝ･･･｡
（´・ω・｀）「（次のターン引けなかったら、僕は確実に負ける・・・！）」
ﾄﾞｸﾝ･･･ﾄﾞｸﾝ･･･｡
（´・ω・｀）「（・・・引けるのか・・・僕に・・・。兄さんのような闘い方ができるのか・・・。）」
ﾋｿﾋｿ･･･｡
ｵﾆｲｻﾝﾊﾕｳｼｭｳﾅﾉﾆ､ｵﾄｳﾄｻﾝﾊｻﾞﾝﾈﾝﾈｪ･･･｡
ﾄﾞｳｼﾃｷｮｳﾀﾞｲﾆｱﾝﾅﾆｻｶﾞﾃﾞﾙﾉｶｼﾗ･･･｡
ﾔｰｲ､ﾖﾜﾑｼｼｮﾎﾞﾝｰ!
ﾆｲﾁｬﾝｽｺﾞｲﾉﾆ､ｺｲﾂｸｽﾞﾀﾞｾﾞ!
ｷﾞｬﾊﾊﾊﾊ!
（´・ω・｀）「（・・・そうだ・・・。兄さんは優秀だけど、僕は落ちこぼれ・・・。僕では・・・兄さんに追いつけない・・・。）」
（ ＾ω＾）「・・・ボン！ショボン！」
（；´・ω・｀）「・・・ハッ！ご、ごめんブーン君・・・。何？」
（ ＾ω＾）「気のせいか、さっきからショボンは焦ってるみたいに感じるお。」
（ ＾ω＾）「何か大きなプレッシャーを感じてるみたいで、苦しそうだお。」
（；´・ω・｀）「ゴ、ゴメン・・・。」
（ ＾ω＾）「ショボンが何に悩んでいるのかよくわからないけど、とりあえずこのデュエルを楽しめばいいんじゃないかお？そうすれば、嫌なことだって忘れられるお！」
（ ＾ω＾）「悩んで苦しむより、今を楽しんだ方が絶対得だと思うお。」
（´・ω・｀）「！ たの・・・しむ・・・。デュエルを・・・。」
（´・ω・｀）「（・・・そうか・・・僕はプレッシャーに押しつぶされて一番大事なことを忘れてた・・・。）」
（´・ω・｀）「（デュエルを・・・楽しむということ！）」
（´・ω・｀）「・・・ありがとう、ブーン君。僕のターン！」
（´・ω・｀）「（そうだ・・・楽しめばいいんだ！プレッシャーも、焦りも、トラウマも・・・何もかも跳ね除けて！そうすれば・・・！）」
（´・ω・｀）「ドラグニティ−ドゥクスを召喚！」
ドラグニティ−ドゥクス 星４/風属性/鳥獣族/攻1500/守1000
（´・ω・｀）「（デッキは必ず答えてくれる！）」
（´・ω・｀）「ドゥクスの効果！召喚時、墓地のレベル３以下のドラグニティと名のついたドラゴン族を装備できる！」
（´・ω・｀）「墓地に眠るドラグニティ−ファランクスをドゥクスに装備！」
（；＾ω＾）「ドラゴン族・・・！？ショボンのデッキは鳥獣だけじゃなかったのかお・・・。」
（´・ω・｀）「そしてドゥクスの攻撃力はフィールドのドラグニティと名のついたカード×２００アップ！」
ドラグニティ−ドゥクス：ATK1500→1900
（ ＾ω＾）「攻撃力１９００・・・！でもバブーンには届かない・・・どうするつもりだお・・・？」
（´・ω・｀）「ここからがドラグニティの本領発揮だよ、ブーン君！装備されているファランクスの効果！」
（´・ω・｀）「カード効果によってこのカードが他のカードに装備されている場合、フィールドに特殊召喚できる！」
（´・ω・｀）「現れろ！ドラグニティ−ファランクス！」
ドラグニティ−ファランクス チューナー 星２/風属性/ドラゴン族/攻 500/守1100
（；＾ω＾）「レベル２のチューナーモンスター！」
（´・ω・｀）「行くよ！レベル４のドラグニティ−ドゥクスにレベル２のドラグニティ−ファランクスをチューニング！」
（´・ω・｀）「我が前に現れよ！」
（´・ω・｀）「シンクロ召喚！雷の牙、ドラグニティナイト−ヴァジュランダ！」
ドラグニティナイト−ヴァジュランダ 星６/風属性/ドラゴン族/攻1900/守1200
（ ＾ω＾）「（ドラグニティナイト−ヴァジュランダ・・・攻撃力１９００！でも多分、これだけじゃ終わらないはず・・・。）」
（ ＾ω＾）「（・・・あれ？ドラグニティ・・・ナイト？・・・ナイト・・・騎士・・・聖騎士？）」
（´・ω・｀）「ヴァジュランダの効―――」
（；＾ω＾）「・・・あああああああああああああああああああああっ！！」
（；´・ω・｀）「うわっ、ビックリした！どうしたの、ブーン君？」
（；＾ω＾）「い、いやなんでもないお・・・。」
（；＾ω＾）「（まさか・・・ショボンが最後のアルテリアナウター！？）」
（´・ω・｀）「じゃあ改めて行くよ！ヴァジュランダの効果！シンクロ召喚成功時、墓地のドラグニティと名のついたレベル３以下のドラゴン族モンスターを装備できる！」
（´・ω・｀）「その効果により、墓地のアキュリスを装備！」
（´・ω・｀）「そして、ヴァジュランダのもう一つの効果！装備モンスターを墓地に送ることで、その攻撃力は倍になる！アキュリスを墓地へ！」
ドラグニティナイト−ヴァジュランダ：ATK1900→3800
（；＾ω＾）「攻撃力３８００！？」
（´・ω・｀）「更に墓地に送られたアキュリスの効果！装備カード状態のこのカードが墓地に送られた時、フィールドのカード一枚を破壊する！」
（´・ω・｀）「巨大ネズミを破壊！」
（；＾ω＾）「ぐっ・・・巨大ネズミは戦闘破壊じゃないと意味がない・・・！」
（´・ω・｀）「バトル！ヴァジュランダでバブーンを攻撃！」
ドラグニティナイト−ヴァジュランダ：ATK3800 VS 森の番人グリーン・バブーン：ATK2600
（´・ω・｀）「バブーン撃破！」
（ ＾ω＾）ＬＰ：７０００→５８００
（´・ω・｀）「エンドフェイズ、ヴァジュランダの攻撃力は元に戻る！」
（´・ω・｀）「ターンエンド！」
ドラグニティナイト−ヴァジュランダ：ATK3800→1900
（´・ω・｀）ＬＰ４０００ 手札５ 場 伏せなし ドラグニティナイト−ヴァジュランダ（攻撃表示）
（ ＾ω＾）ＬＰ５８００ 手札３ 場 伏せなし モンスターなし
（ ＾ω＾）「僕のターン！」
（ ＾ω＾）「（手札に召喚できるモンスターはない・・・。ならこのカード！）」
（ ＾ω＾）「カードを一枚伏せてターンエンド！」
（´・ω・｀）ＬＰ４０００ 手札５ 場 伏せなし ドラグニティナイト−ヴァジュランダ（攻撃表示）
（ ＾ω＾）ＬＰ５８００ 手札３ 場 伏せ１ モンスターなし
（´・ω・｀）「僕のターン！」
（´・ω・｀）「魔法カード、シンクロキャンセルを発動！」
（´・ω・｀）「ヴァジュランダをエクストラデッキに戻し、素材としたモンスターを全て特殊召喚する！現れろ、ドゥクス！ファランクス！」
（；＾ω＾）「これでまた、ヴァジュランダをシンクロして効果を使うことができる・・・！」
（´・ω・｀）「レベル４のドラグニティ−ドゥクスにレベル２のドラグニティ−ファランクスをチューニング！」
（´・ω・｀）「シンクロ召喚！再び現れよ、ドラグニティナイト−ヴァジュランダ！」
（´・ω・｀）「ヴァジュランダの効果！墓地のアキュリスを装備！そしてアキュリスを墓地に送り、攻撃力を倍に！」
ドラグニティナイト−ヴァジュランダ：ATK1900→3800
（´・ω・｀）「アキュリスの効果！墓地に送られたことにより、カードを一枚破壊する！対象はその伏せカード！
（ ＾ω＾）「速攻魔法、スケープ・ゴート発動！フィールドに四体の羊トークンを特殊召喚！」
羊トークン 星１/獣族/地属性/攻0/守0
羊トークン 星１/獣族/地属性/攻0/守0
羊トークン 星１/獣族/地属性/攻0/守0
羊トークン 星１/獣族/地属性/攻0/守0
（；´・ω・｀）「（スケープ・ゴート・・・ブーン君お得意の速攻魔法、か・・・。）」
（´・ω・｀）「（どうしよう・・・。羊を一体でも残せば、ブーン君は次のターン必ず逆転の一手を打ってくる・・・。
（´・ω・｀）「（だけど今の手札じゃ全ての羊は破壊できない・・・。出来る限り破壊するしかない、か・・・。）」
（´・ω・｀）「ならこれだ！永続魔法、竜操術を発動！一ターンに一度、手札のドラグニティと名のついたドラゴン族モンスターを自分のモンスターに装備できる！」
（´・ω・｀）「手札のドラグニティ−ブランディストックをヴァジュランダに装備！そして、竜操術のもう一つの効果！」
（´・ω・｀）「自分のモンスターがドラグニティモンスターを装備している場合、攻撃力が５００アップ！」
ドラグニティナイト−ヴァジュランダ：ATK3800→4300
（´・ω・｀）「更にドラグニティ−ミリトゥムを召喚！」
ドラグニティ−ミリトゥム 星４/風属性/鳥獣族/攻1700/守1200
（´・ω・｀）「行くよ！ミリトゥムで羊トークンを攻撃！」
ドラグニティ−ミリトゥム：ATK1700 VS 羊トークン：DEF0
（´・ω・｀）「続いてヴァジュランダで羊トークンを攻撃！」
ドラグニティナイト−ヴァジュランダ：ATK4300 VS 羊トークン：DEF0
（ ＾ω＾）「これで羊は残り二体・・・！」
（´・ω・｀）「まだだよブーン君！装備されているブランディストックの効果！」
（´・ω・｀）「ブランディストックが装備されている場合、装備モンスターは二回攻撃できる！」
（；＾ω＾）「！」
（´・ω・｀）「ヴァジュランダ、二回目のバトル！羊トークンを攻撃！」
ドラグニティナイト−ヴァジュランダ：ATK4300 VS 羊トークン：DEF0
（´・ω・｀）「ターンエンド！」
（´・ω・｀）「（羊は一体残っちゃったけど・・・。これが今の最善策！）」
ドラグニティナイト−ヴァジュランダ：ATK4300→2400
（´・ω・｀）ＬＰ４０００ 手札２ 場 伏せなし 竜操術 ドラグニティ−ブランディストック（装備カード状態）ドラグニティナイト−ヴァジュランダ（ブランディストック装備 攻撃表示）ドラグニティ−ミリトゥム（攻撃表示）
（ ＾ω＾）ＬＰ５８００ 手札３ 場 伏せなし 羊トークン（守備表示）
（ ＾ω＾）「僕のターン！」
（ ＾ω＾）「（攻撃力アップ、除去、二回攻撃・・・モンスターを装備し強さを重ねるモンスター、ドラグニティ！）」
（ ＾ω＾）「（強敵だけど・・・スケープ・ゴートのおかげで倒す手段は整った！）」
（ ＾ω＾）「チェーンドッグを捨てて、虚栄の大猿を特殊召喚！」
虚栄の大猿 星５/地属性/獣族/攻1200/守1200
（ ＾ω＾）「虚栄の大猿は手札の獣族モンスターを捨てることで、特殊召喚できるお！そして捨てたモンスターのレベル分だけレベルを変更できる！
（ ＾ω＾）「だけどその効果は使わず、レベルはそのままに！」
（ ＾ω＾）「レベル１の羊トークンにレベル５の虚栄の大猿をチューニング！」
（ ＾ω＾）「大自然の大いなる意思よ！猛き龍牙を持つ青龍となりて姿を現せ！シンクロ召喚！」
（ ＾ω＾）「出でよ、ナチュル・パルキオン！」
ナチュル・パルキオン 星６/地属性/ドラゴン族/攻2500/守1800
（；´・ω・｀）「ナチュル・パルキオン・・・罠封じのモンスター！」
（ ＾ω＾）「バトル！ナチュル・パルキオンでドラグニティナイト−ヴァジュランダに攻撃！」
ドラグニティナイト−ヴァジュランダ：ATK2400 VS ナチュル・パルキオン：ATK2500
（ ＾ω＾）「ヴァジュランダ、撃破だお！」
（´・ω・｀）ＬＰ：４０００→３９００
（；´・ω・｀）「ヴァジュランダが・・・！」
（ ＾ω＾）「ターンエンド！」
（´・ω・｀）ＬＰ３９００ 手札２ 場 伏せなし ドラグニティ−ミリトゥム（攻撃表示）
（ ＾ω＾）ＬＰ５８００ 手札２ 場 伏せなし ナチュル・パルキオン（攻撃表示）
（´・ω・｀）「僕のターン！」
（´・ω・｀）「（今のこの手札で倒せるカードはない・・・。だけど、耐えることなら出来る！）」
（´・ω・｀）「カードを一枚伏せ、ミリトゥムを守備表示にしてターンエンド！」
（´・ω・｀）ＬＰ３９００ 手札２ 場 伏せ２ 竜操術 ドラグニティ−ミリトゥム（守備表示）
（ ＾ω＾）ＬＰ５８００ 手札２ 場 伏せなし ナチュル・パルキオン（攻撃表示）
（ ＾ω＾）「僕のターン！」
（ ＾ω＾）「キーマウスを召喚！」
キーマウス チューナー 星１/地属性/獣族/攻 100/守 100
（ ＾ω＾）「そしてフィールドに獣族モンスターが二体いることにより、墓地のチェーンドッグを特殊召喚！」
チェーンドッグ 星４/地属性/獣族/攻1600/守1000
（ ＾ω＾）「レベル４のチェーンドッグにレベル１のキーマウスをチューニング！」
（ ＾ω＾）「大いなる大自然の意思よ！強靭なる鉄爪を持つ白虎となりて姿を現せ！シンクロ召喚！」
（ ＾ω＾）「出でよ、ナチュル・ビースト！」
ナチュル・ビースト 星５/地属性/獣族/攻2200/守1700
（；´・ω・｀）「新しいナチュルのシンクロモンスター・・・！」
（ ＾ω＾）「バトル！ナチュル・ビーストでミリトゥムを攻撃！」
ドラグニティ−ミリトゥム：DEF1200 VS ナチュル・ビースト:ATK2200
（´・ω・｀）「速攻魔法、ハーフ・シャット発動！このターンのエンドフェイズまでミリトゥムの攻撃力を半分にする！」
ドラグニティ−ミリトゥム：ATK1700→850
（´・ω・｀）「そしてこの効果を受けたモンスターはこのターン、戦闘で破壊されない！」
（ ＾ω＾）「そうはさせないお！ナチュル・ビーストの効果発動！」
（ ＾ω＾）「自分のデッキの上からカードを二枚墓地へ送ることで、相手の魔法カードの発動を無効にする！」
（；´・ω・｀）「！ 魔法封じの効果を持つシンクロモンスター・・・！」
（ ＾ω＾）「ハーフ・シャットを無効化！そして、ミリトゥムを撃破！」
（ ＾ω＾）「続けてナチュル・パルキオンでダイレクトアタック！」
ナチュル・パルキオン：ATK2500→（´・ω・｀）
（；´・ω・｀）「くぅっ・・・！」
（´・ω・｀）ＬＰ：３９００→１４００
（ ＾ω＾）「ターンエンドだお！」
（´・ω・｀）ＬＰ１４００ 手札２ 場 伏せなし 竜操術 モンスターなし
（ ＾ω＾）ＬＰ５８００ 手札２ 場 伏せなし ナチュル・パルキオン（攻撃表示）ナチュル・ビースト（攻撃表示）
（´・ω・｀）「（魔法と罠を封じられた・・・。でもまだ負けたわけじゃない！）」
（´・ω・｀）「（次のドローカードで覆してみせる！）」
（´・ω・｀）「僕のターン！」
（´・ω・｀）「ドラグニティ−パルチザン、召喚！」
ドラグニティ−パルチザン チューナー 星２/風属性/ドラゴン族/攻1200/守 800
（´・ω・｀）「パルチザンの効果！召喚時、手札からドラグニティと名のついたモンスター一体を特殊召喚する！」
（´・ω・｀）「現れろ、ドラグニティ−アングス！」
ドラグニティ−アングス 星５/風属性/鳥獣族/攻2100/守1000
（´・ω・｀）「そして特殊召喚したモンスターに、パルチザンを装備する！竜操術の効果で攻撃力５００アップ！」
ドラグニティ−アングス：ATK2100→2600
（；＾ω＾）「パルキオンの攻撃力を上回った・・・！」
（´・ω・｀）「まだだよ！パルチザンを装備したアングスを除外！」
（；＾ω＾）「アングスを除外・・・！？どういうつもりだお・・・！？」
（´・ω・｀）「手札からドラグニティアームズ−レヴァテインを特殊召喚！！」
ドラグニティアームズ−レヴァティン 星８/風属性/ドラゴン族/攻2600/守1200
（´・ω・｀）「このカードは自分の場のドラグニティを装備しているモンスターを除外することで、手札・墓地から特殊召喚できる！」
（´・ω・｀）「更にレヴァティンの効果！墓地のドラゴン族モンスターを装備できる！」
（´・ω・｀）「墓地のドラグニティ−ブランディストックを装備！竜操術の効果で攻撃力５００アップ！」
ドラグニティアームズ−レヴァティン：ATK2600→3100
（；＾ω＾）「攻撃力３１００・・・そしてブランディストックで二回攻撃かお！」
（´・ω・｀）「その通り！行くよ、レヴァティンでナチュル・パルキオンを攻撃！」
ドラグニティアームズ−レヴァティン：ATK3100 VS ナチュル・パルキオン：ATK2500
（´・ω・｀）「パルキオン撃破！」
（ ＾ω＾）：ＬＰ５８００→５２００
（´・ω・｀）「二回目のバトル！レヴァティンでナチュル・ビーストを攻撃！」
ドラグニティアームズ−レヴァティン：ATK3100 VS ナチュル・ビースト：ATK2200
（ ＾ω＾）：ＬＰ５２００→４３００
（´・ω・｀）「ターンエンド！」
（´・ω・｀）ＬＰ１４００ 手札０ 場 伏せなし 竜操術 ドラグニティ−ブランディストック（装備カード状態）ドラグニティアームズ−レヴァティン（ブランディストック装備 攻撃表示）
（ ＾ω＾）ＬＰ４３００ 手札２ 場 伏せなし モンスターなし
（ ＾ω＾）「僕のターン！」
（ ＾ω＾）「モンスターをセットしてターンエンド！」
（´・ω・｀）ＬＰ１４００ 手札０ 場 伏せなし 竜操術 ドラグニティ−ブランディストック（装備カード状態）ドラグニティアームズ−レヴァティン（ブランディストック装備 攻撃表示）
（ ＾ω＾）ＬＰ４３００ 手札２ 場 伏せなし 裏守備１
（´・ω・｀）「僕のターン！」
（´・ω・｀）「レヴァティン、一回目のバトル！守備モンスターに攻撃！」
ドラグニティアームズ−レヴァティン:ATK3100 VS モジャ:DEF100
（´・ω・｀）「モジャを撃破！」
（ ＾ω＾）「簡単にはやられないお！戦闘破壊されたモジャの効果を発動！」
（ ＾ω＾）「墓地のレベル４獣族モンスター、巨大ネズミを手札に加える！」
（´・ω・｀）「レヴァティン、二回目のバトル！ブーン君にダイレクトアタック！」
ドラグニティアームズ−レヴァティン:ATK3100→（ ＾ω＾）
（；＾ω＾）「うぐっ・・・！」
（ ＾ω＾）ＬＰ：４３００→１２００
（´・ω・｀）「一枚カードを伏せてターンエンド！」
（´・ω・｀）「（これでブーン君の残りライフは１２００・・・勝てる！）」
（´・ω・｀）ＬＰ１４００ 手札０ 場 伏せ１ 竜操術 ドラグニティ−ブランディストック（装備カード状態） ドラグニティアームズ−レヴァティン（ブランディストック装備 攻撃表示）
（ ＾ω＾）ＬＰ１２００ 手札３ 場 伏せなし モンスターなし
（ ＾ω＾）「僕のターン！」
（ ＾ω＾）「巨大ネズミを召喚！」
巨大ネズミ 星４/地属性/獣族/攻1400/守1450
（ ＾ω＾）「更に魔法カード、死者蘇生を発動！墓地からＸ（エックス）−セイバー エアベルンを特殊召喚！」
Ｘ−セイバー エアベルン/星３/地属性/獣族/攻1600/守 200
（；´・ω・｀）「さっきビーストの効果で墓地に送られたチューナーモンスター・・・！シンクロ召喚が来る・・・！」
（ ＾ω＾）「レベル４の巨大ネズミにレベル３のＸ−セイバー エアベルンをチューニング！」
（ ＾ω＾）「大自然の大いなる意思よ！堅固なる鋼甲を持つ玄武となりて姿を現せ！シンクロ召喚！」
（ ＾ω＾）「出でよ、ナチュル・ランドオルス！」
ナチュル・ランドオルス 星７/地属性/岩石族/攻2350/守1600
（；´・ω・｀）「ナチュル・・・ランドオルス・・・・！ナチュル四体目の聖獣！」
（ ＾ω＾）「ナチュル・ランドオルスでレヴァティンを攻撃！」
ドラグニティアームズ−レヴァティン：ATK3100 VS ナチュル・ランドオルス:ATK2350
（´・ω・｀）「攻撃力はレヴァティンの方が上！迎え討て、レヴァティン！」
（ ＾ω＾）「墓地のスキル・サクセサーの効果！墓地に存在するこのカードを除外することで、対象モンスター一体の攻撃力を８００アップさせる！」
（；´・ω・｀）「！！」
ナチュル・ランドオルス:ATK2350→3150
（；´・ω・｀）「（そうか・・・ナチュル・ビーストの効果で墓地に送ったカードにスキル・サクセサーがあったのか・・・！）」
（ ＾ω＾）「レヴァティンを撃破！ターンエンドだお！」
（´・ω・｀）ＬＰ：１４００→１３５０
（´・ω・｀）ＬＰ１３５０ 手札０ 場 伏せ１ 竜操術 モンスターなし
（ ＾ω＾）ＬＰ１２００ 手札２ 場 伏せなし ナチュル・ランドオルス（攻撃表示）
（；´・ω・｀）「（ブーン君は本当に強い・・・どれだけこっちが有利になってもすぐにまた逆転する・・・！）」
（；´・ω・｀）「（手札は０、フィールドには伏せカードと竜操術のみ・・・状況は圧倒的不利・・・。）」
（´・ω・｀）「（だけど僕は・・・勝ちたい！・・・いや、勝つんだ！）」
（´・ω・｀）「僕の・・・ターン！」
（´・ω・｀）「罠カード、発動！無謀な欲張り！」
（´・ω・｀）「次の自分のドローフェイズを二回スキップする代わりにカードを二枚ドローする！」
（´・ω・｀）「（これは賭けだ！ここで逆転のカードを引かなかったら確実に負ける！）」
（´・ω・｀）「カード、ドロー！」
（；＾ω＾）「ｺﾞｸﾘ･･･」
（´・ω・｀）「・・・魔法カード、ユニコーンの導き！手札を一枚除外し、ゲームから除外されている獣族または鳥獣族モンスターを特殊召喚する！」
（´・ω・｀）「次元の挟間より舞い戻れ！ドラグニティ−アングス！」
ドラグニティ−アングス 星５/風属性/鳥獣族/攻2100/守1000
（´・ω・｀）「そしてチューナーモンスター、ドラグニティ−コルセスカを召喚！」
ドラグニティ−コルセスカ 星１/風属性/ドラゴン族/攻 800/守 700
（´・ω・｀）「レベル５のドラグニティ−アングスにレベル１のドラグニティ−コルセスカをチューニング！」
（´・ω・｀）「シンクロ召喚！出でよ、ドラグニティナイト−ゲイボルグ！！」
ドラグニティナイト−ゲイボルグ 星６/風属性/ドラゴン族/攻2000/守1100
（；＾ω＾）「二体目のドラグニティナイト・・・！」
（´・ω・｀）「バトル！ゲイボルグでナチュル・ランドオルスに攻撃！」
ドラグニティナイト−ゲイボルグ:ATK2000 VS ナチュル・ランドオルス:ATK2350
（´・ω・｀）「ダメージステップ時、ゲイボルグの効果発動！」
（´・ω・｀）「墓地の鳥獣族を除外して、除外したモンスターの攻撃力をゲイボルグに加える！」
（´・ω・｀）「墓地のミリトゥムを除外し、攻撃力１７００をゲイボルグに加算！」
ドラグニティナイト−ゲイボルグ:ATK2000→3700
（´・ω・｀）「これでゲイボルグの攻撃力はランドオルスの攻撃力を上回った！行っけぇ、ゲイボルグ！！」
ﾄﾞｫｫｫｫｫﾝ!!
（´・ω・｀）「（今度こそ僕の・・・！）」
（ ＾ω＾）ＬＰ：１２００
（；´・ω・｀）「ら、ライフが減ってない・・・！・・・いや、それどころか・・・！」
（；´・ω・｀）「ゲイボルグの方が破壊されてる！？これは一体・・・！」
（ ＾ω＾）「ランドオルスの効果を発動させたんだお。」
（；´・ω・｀）「ランドオルスの効果・・・？・・・ビーストが魔法封じ、パルキオンが罠封じだから・・・。」
（；´・ω・｀）「ランドオルスは・・・あ！」
（ ＾ω＾）「ランドオルスは手札の魔法を一枚捨てることで、相手のモンスター効果を無効にすることができるんだお。」
（´・ω・｀）「・・・そっか・・・。・・・やっぱり・・・。」
（ ＾ω＾）「？」
（´・ω・｀）「ブーン君には・・・敵わないね。」
ﾋﾟｰ ﾌﾟﾚｲﾔｰﾉｻﾚﾝﾀﾞｰｦｶｸﾆﾝ
ﾃﾞｭｴﾙｼｭｳﾘｮｳ
（ ＾ω＾）「ショボン・・・。」
（´・ω・｀）「僕にこのデッキを使うのは早すぎたみたい・・・。自分の力は過信するなっていつも言われてきたんだけどね・・・。」
（ ＾ω＾）「そのデッキ、やっぱりショボンのじゃないお？使いなれてない感じがもの凄く伝わってきたお。」
（´・ω・｀）「・・・うん。このデッキ、僕の兄さんのなんだ。」
（ ＾ω＾）「お兄さん・・・かお？ショボンにお兄さんがいるのは初耳だお。」
（´・ω・｀）「僕と十五歳くらい歳が離れててね。僕が小学生のころには医者として紛争地に飛び立っていった。」
（´・ω・｀）「少し傲慢な所もあったけど、凄腕のデュエリストであり、そして凄腕の医者でもある兄さんを、僕は心の底から尊敬していた。」
（´・ω・｀）「そして、兄さんが日本を発つ直前、箱を貰ったんだ。このドラグニティのデッキが入ってる箱をね。」
―――ショボン、強くなれ―――
―――そしてお前が一人前になった時、この箱を開けろ―――
―――お前ならきっと、使いこなせる―――
（´・ω・｀）「今思えば、その言葉は兄さんが二度と帰ってこないことを暗示してたのかもしれない・・・。」
（ ＾ω＾）「・・・じゃあ、ショボンのお兄さんって・・・。」
（´・ω・｀）「・・・うん。それから三週間くらいたった時、僕の家に手紙が届いたんだ。」
（´・ω・｀）「その内容は兄さんの死を知らせる・・・訃報だった。」
（；＾ω＾）「訃報・・・。」
（´・ω・｀）「僕は悲しみにくれて、涙が枯れるんじゃないかって思うくらいに泣いて・・・。」
（´・ω・｀）「同時に決意した。強くなろうって。どれだけ時間がかかろうとも約束を守ろうって。」
（´・ω・｀）「それから十年、少しは強くなれたと思ったんだけど・・・。やっぱりまだまだ甘かったみたい。」
（ ＾ω＾）「じゃあこのデッキは・・・。」
（´・ω・｀）「うん。僕はまたしばらくこのデッキを封印する。そして誰もが認める強さを持った時、もう一度この箱を開けることにするよ。」
（´・ω・｀）「そしてその時は完璧にこのデッキを使いこなしてみせる！だからブーン君！」
（ ＾ω＾）「？」
（´・ω・｀）「その時はリベンジを申し込むよ！今度は絶対に僕が勝つ！」
（ ＾ω＾）「おっおっお！望むところだお！どっからでもかかってこいだお！」
（´・ω・｀）「よぉぉぉぉぉし、やるぞーーーー！！」
（´・ω・｀）「（・・・兄さん、見てますか？）」
（´・ω・｀）「（僕は・・・強くなります。この素晴らしい仲間と共に・・・。）」
（´・ω・｀）「（そして・・・絶対にこのデッキを使いこなして見せます！）」
次 回 予 告
（ ＾ω＾）「アカデミア最強の二人、『キング』と『カイザー』が帰ってきたお！」
（ ＾ω＾）「そして帰ってきて早々始まる二人によるエキシビジョンマッチ！」
（ ＾ω＾）「キングとカイザーのデュエル・・・もの凄い闘いになりそうだお！」
第十話 最強ノオウジャ
（；＾ω＾）「これが・・・王者のデュエル・・・！」
―――そしてお前が一人前になった時、この箱を開けろ―――
―――お前ならきっと、使いこなせる―――
（；´・ω・｀）「・・・ハッ！」
（；´・ω・｀）「・・・またあの時の夢・・・か・・・。」
（´・ω・｀）「・・・あの日から十年、か・・・。」
（´・ω・｀）「・・・兄さん・・・。」
第九話 往昔ノヤクソク
（´・ω・｀）「僕は・・・少しでも強くなれたのかな・・・？」
（´・ω・｀）「この箱の中身を使いこなせるほどの力を得ることができたのかな？」
（´・ω・｀）「・・・そう言えば、この箱ってまだ開けたことないんだよね・・・。」
（´・ω・｀）「・・・・・・。」
ｶﾞﾁｬ ﾊﾟｶ
（´・ω・｀）「（み、見るだけなら良いよね・・・？）」
（´・ω・｀）「・・・これは・・・もしかして・・・！」
（ ＾ω＾）「ふぁぁぁぁ・・・。おはようだお、ショボン。いつもながら早起きだお。」
（´・ω・｀）「あ、ブーン君おはよう。ブーン君も今朝は早いね。」
（ ＾ω＾）「お、デッキ組んでたのかお？」
（；´・ω・｀）「う、うん。早く起きすぎて暇だったからね。」
（；´・ω・｀）「（まさか兄さんが大事にしてたデッキが入ってるなんて・・・。）」
（´・ω・｀）「（でも兄さんは言った・・・。強くなって、これを使いこなせと。）」
（´・ω・｀）「（それなら・・・。）」
（´・ω・｀）「・・・ブーン君、今からデュエルしない？目覚まし代わりにさ。」
（ ＾ω＾）「お？ショボンからデュエルに誘うなんて珍しいお。」
（ ＾ω＾）「良いお、そのデュエル受けて立つ！」
（´・ω・｀）「（それなら兄さんのデッキ、今の僕が使えるかどうか・・・確かめる！）」
―――レッド寮前広場
（ ＾ω＾）「それじゃ用意はいいかお、ショボン！」
（´・ω・｀）「いつでもＯＫだよ！」
（´・ω・｀）（ ＾ω＾）「デュエル！」
（´・ω・｀）「僕の先攻、ドロー！」
（ ＾ω＾）「（ショボンは霞の谷のファルコンが主軸の鳥獣デッキ・・・。）」
（ ＾ω＾）「（真っ先にやるべきことはもちろん、ファルコンの破壊だお！）」
（；´・ω・｀）「（あわわ・・・手札が凄いことになってる・・・。）」
（；´・ω・｀）「（とりあえず兄さんの戦術で見たことあるのは一つだけ・・・それが出来れば良いんだけど・・・。）」
（´・ω・｀）「モンスターをセット、ターンエンド！」
（´・ω・｀）：ＬＰ８０００ 手札５ 場 伏せなし 裏守備１
（ ＾ω＾）「僕のターン！」
（ ＾ω＾）「（最初のターンはファルコンの召喚は無し・・・。でもまだ油断はできないお。）」
（ ＾ω＾）「怒れる類人猿（バーサーク・ゴリラ）を召喚！」
怒れる類人猿 星４/地属性/獣族/攻2000/守1000
（ ＾ω＾）「バーサーク・ゴリラで守備モンスターに攻撃！」
ドラグニティ−ファランクス：DEF1100 VS 怒れる類人猿：ATK2000
（；´・ω・｀）「ファランクスは破壊されるよ・・・。」
（；´・ω・｀）「（でもこれで良い・・・墓地に落ちたファランクスは僕の知ってる戦術の始動キー！）」
（ ＾ω＾）「（ドラグニティ・・・？今までショボンのデッキにはなかったはずのカードだお・・・。」
（ ＾ω＾）「（・・・ドラグニティってどっかで聞いたような・・・？）」
（ ＾ω＾）「カードを一枚伏せてターンエンド！」
（´・ω・｀）ＬＰ８０００ 手札５ 場 伏せなし モンスターなし
（ ＾ω＾）ＬＰ８０００ 手札４ 場 伏せ１ 怒れる類人猿（攻撃表示）
（´・ω・｀）「（あとはあのカードさえ引ければ・・・！）」
（´・ω・｀）「僕のターン、ドロー！」
（；´・ω・｀）「くっ・・・モンスターをセットしてターンエンドだよ・・・。」
（；´・ω・｀）「（落ち着け・・・。このターンは引けなかったけど、まだライフは余裕がある・・・！）」
（´・ω・｀）ＬＰ８０００ 手札５ 場 伏せなし 裏守備１
（ ＾ω＾）ＬＰ８０００ 手札４ 場 伏せ１ 怒れる類人猿（攻撃表示）
（ ＾ω＾）「僕のターン！」
（ ＾ω＾）「巨大ネズミを攻撃表示で召喚！」
巨大ネズミ 星４/地属性/獣族/攻1400/守1450
（ ＾ω＾）「バトル！怒れる類人猿で守備モンスターに攻撃！」
ドラグニティ−アキュリス：DEF800 VS 怒れる類人猿：ATK2000
（ ＾ω＾）「ドラグニティ−アキュリスを破壊！」
（ ＾ω＾）「続いて巨大ネズミでダイレクトアタック！」
巨大ネズミ：ATK1400→（´・ω・｀）
（´・ω・｀）ＬＰ：８０００→６６００
（；´・ω・｀）「くっ・・・まだまだ！」
（ ＾ω＾）「更に罠カード、進入禁止！Ｎｏ Ｅｎｔｒｙ！！を発動！」
（ ＾ω＾）「フィールドの攻撃表示モンスターを全て守備表示に変更！そして、バーサーク・ゴリラの効果！」
（ ＾ω＾）「このカードは守備表示になったとき、破壊される！」
（；´・ω・｀）「わざわざ自分の手でモンスターを破壊した・・・？・・・ハッ！まさか・・・！」
（ ＾ω＾）「そして自分の獣族が破壊された時、ライフを１０００払って森の番人グリーン・バブーンを特殊召喚！」
（ ＾ω＾）ＬＰ：８０００→７０００
森の番人グリーン・バブーン 星７/地属性/獣族/攻2600/守1800
（；´・ω・｀）「（Ｎｏ Ｅｎｔｒｙでゴリラを破壊しバブーンを特殊召喚・・・。更に攻撃力の低い巨大ネズミを守備することにより、次のターンのダメージを軽減する！）」
（；´・ω・｀）「（ブーン君のコンボ・・・やっぱり凄い！）」
（ ＾ω＾）「グリーン・バブーンでダイレクトアタック！」
（；´・ω・｀）「ぐっ・・・！」
（´・ω・｀）ＬＰ：６６００→４０００
（ ＾ω＾）「ターンエンドだお！」
（´・ω・｀）ＬＰ４０００ 手札５ 場 伏せなし モンスターなし
（ ＾ω＾）ＬＰ７０００ 手札３ 場 伏せなし 森の番人グリーン・バブーン（攻撃表示）巨大ネズミ（守備表示）
ﾄﾞｸﾝ･･･ﾄﾞｸﾝ･･･｡
（´・ω・｀）「（次のターン引けなかったら、僕は確実に負ける・・・！）」
ﾄﾞｸﾝ･･･ﾄﾞｸﾝ･･･｡
（´・ω・｀）「（・・・引けるのか・・・僕に・・・。兄さんのような闘い方ができるのか・・・。）」
ﾋｿﾋｿ･･･｡
ｵﾆｲｻﾝﾊﾕｳｼｭｳﾅﾉﾆ､ｵﾄｳﾄｻﾝﾊｻﾞﾝﾈﾝﾈｪ･･･｡
ﾄﾞｳｼﾃｷｮｳﾀﾞｲﾆｱﾝﾅﾆｻｶﾞﾃﾞﾙﾉｶｼﾗ･･･｡
ﾔｰｲ､ﾖﾜﾑｼｼｮﾎﾞﾝｰ!
ﾆｲﾁｬﾝｽｺﾞｲﾉﾆ､ｺｲﾂｸｽﾞﾀﾞｾﾞ!
ｷﾞｬﾊﾊﾊﾊ!
（´・ω・｀）「（・・・そうだ・・・。兄さんは優秀だけど、僕は落ちこぼれ・・・。僕では・・・兄さんに追いつけない・・・。）」
（ ＾ω＾）「・・・ボン！ショボン！」
（；´・ω・｀）「・・・ハッ！ご、ごめんブーン君・・・。何？」
（ ＾ω＾）「気のせいか、さっきからショボンは焦ってるみたいに感じるお。」
（ ＾ω＾）「何か大きなプレッシャーを感じてるみたいで、苦しそうだお。」
（；´・ω・｀）「ゴ、ゴメン・・・。」
（ ＾ω＾）「ショボンが何に悩んでいるのかよくわからないけど、とりあえずこのデュエルを楽しめばいいんじゃないかお？そうすれば、嫌なことだって忘れられるお！」
（ ＾ω＾）「悩んで苦しむより、今を楽しんだ方が絶対得だと思うお。」
（´・ω・｀）「！ たの・・・しむ・・・。デュエルを・・・。」
（´・ω・｀）「（・・・そうか・・・僕はプレッシャーに押しつぶされて一番大事なことを忘れてた・・・。）」
（´・ω・｀）「（デュエルを・・・楽しむということ！）」
（´・ω・｀）「・・・ありがとう、ブーン君。僕のターン！」
（´・ω・｀）「（そうだ・・・楽しめばいいんだ！プレッシャーも、焦りも、トラウマも・・・何もかも跳ね除けて！そうすれば・・・！）」
（´・ω・｀）「ドラグニティ−ドゥクスを召喚！」
ドラグニティ−ドゥクス 星４/風属性/鳥獣族/攻1500/守1000
（´・ω・｀）「（デッキは必ず答えてくれる！）」
（´・ω・｀）「ドゥクスの効果！召喚時、墓地のレベル３以下のドラグニティと名のついたドラゴン族を装備できる！」
（´・ω・｀）「墓地に眠るドラグニティ−ファランクスをドゥクスに装備！」
（；＾ω＾）「ドラゴン族・・・！？ショボンのデッキは鳥獣だけじゃなかったのかお・・・。」
（´・ω・｀）「そしてドゥクスの攻撃力はフィールドのドラグニティと名のついたカード×２００アップ！」
ドラグニティ−ドゥクス：ATK1500→1900
（ ＾ω＾）「攻撃力１９００・・・！でもバブーンには届かない・・・どうするつもりだお・・・？」
（´・ω・｀）「ここからがドラグニティの本領発揮だよ、ブーン君！装備されているファランクスの効果！」
（´・ω・｀）「カード効果によってこのカードが他のカードに装備されている場合、フィールドに特殊召喚できる！」
（´・ω・｀）「現れろ！ドラグニティ−ファランクス！」
ドラグニティ−ファランクス チューナー 星２/風属性/ドラゴン族/攻 500/守1100
（；＾ω＾）「レベル２のチューナーモンスター！」
（´・ω・｀）「行くよ！レベル４のドラグニティ−ドゥクスにレベル２のドラグニティ−ファランクスをチューニング！」
（´・ω・｀）「我が前に現れよ！」
（´・ω・｀）「シンクロ召喚！雷の牙、ドラグニティナイト−ヴァジュランダ！」
ドラグニティナイト−ヴァジュランダ 星６/風属性/ドラゴン族/攻1900/守1200
（ ＾ω＾）「（ドラグニティナイト−ヴァジュランダ・・・攻撃力１９００！でも多分、これだけじゃ終わらないはず・・・。）」
（ ＾ω＾）「（・・・あれ？ドラグニティ・・・ナイト？・・・ナイト・・・騎士・・・聖騎士？）」
（´・ω・｀）「ヴァジュランダの効―――」
（；＾ω＾）「・・・あああああああああああああああああああああっ！！」
（；´・ω・｀）「うわっ、ビックリした！どうしたの、ブーン君？」
（；＾ω＾）「い、いやなんでもないお・・・。」
（；＾ω＾）「（まさか・・・ショボンが最後のアルテリアナウター！？）」
（´・ω・｀）「じゃあ改めて行くよ！ヴァジュランダの効果！シンクロ召喚成功時、墓地のドラグニティと名のついたレベル３以下のドラゴン族モンスターを装備できる！」
（´・ω・｀）「その効果により、墓地のアキュリスを装備！」
（´・ω・｀）「そして、ヴァジュランダのもう一つの効果！装備モンスターを墓地に送ることで、その攻撃力は倍になる！アキュリスを墓地へ！」
ドラグニティナイト−ヴァジュランダ：ATK1900→3800
（；＾ω＾）「攻撃力３８００！？」
（´・ω・｀）「更に墓地に送られたアキュリスの効果！装備カード状態のこのカードが墓地に送られた時、フィールドのカード一枚を破壊する！」
（´・ω・｀）「巨大ネズミを破壊！」
（；＾ω＾）「ぐっ・・・巨大ネズミは戦闘破壊じゃないと意味がない・・・！」
（´・ω・｀）「バトル！ヴァジュランダでバブーンを攻撃！」
ドラグニティナイト−ヴァジュランダ：ATK3800 VS 森の番人グリーン・バブーン：ATK2600
（´・ω・｀）「バブーン撃破！」
（ ＾ω＾）ＬＰ：７０００→５８００
（´・ω・｀）「エンドフェイズ、ヴァジュランダの攻撃力は元に戻る！」
（´・ω・｀）「ターンエンド！」
ドラグニティナイト−ヴァジュランダ：ATK3800→1900
（´・ω・｀）ＬＰ４０００ 手札５ 場 伏せなし ドラグニティナイト−ヴァジュランダ（攻撃表示）
（ ＾ω＾）ＬＰ５８００ 手札３ 場 伏せなし モンスターなし
（ ＾ω＾）「僕のターン！」
（ ＾ω＾）「（手札に召喚できるモンスターはない・・・。ならこのカード！）」
（ ＾ω＾）「カードを一枚伏せてターンエンド！」
（´・ω・｀）ＬＰ４０００ 手札５ 場 伏せなし ドラグニティナイト−ヴァジュランダ（攻撃表示）
（ ＾ω＾）ＬＰ５８００ 手札３ 場 伏せ１ モンスターなし
（´・ω・｀）「僕のターン！」
（´・ω・｀）「魔法カード、シンクロキャンセルを発動！」
（´・ω・｀）「ヴァジュランダをエクストラデッキに戻し、素材としたモンスターを全て特殊召喚する！現れろ、ドゥクス！ファランクス！」
（；＾ω＾）「これでまた、ヴァジュランダをシンクロして効果を使うことができる・・・！」
（´・ω・｀）「レベル４のドラグニティ−ドゥクスにレベル２のドラグニティ−ファランクスをチューニング！」
（´・ω・｀）「シンクロ召喚！再び現れよ、ドラグニティナイト−ヴァジュランダ！」
（´・ω・｀）「ヴァジュランダの効果！墓地のアキュリスを装備！そしてアキュリスを墓地に送り、攻撃力を倍に！」
ドラグニティナイト−ヴァジュランダ：ATK1900→3800
（´・ω・｀）「アキュリスの効果！墓地に送られたことにより、カードを一枚破壊する！対象はその伏せカード！
（ ＾ω＾）「速攻魔法、スケープ・ゴート発動！フィールドに四体の羊トークンを特殊召喚！」
羊トークン 星１/獣族/地属性/攻0/守0
羊トークン 星１/獣族/地属性/攻0/守0
羊トークン 星１/獣族/地属性/攻0/守0
羊トークン 星１/獣族/地属性/攻0/守0
（；´・ω・｀）「（スケープ・ゴート・・・ブーン君お得意の速攻魔法、か・・・。）」
（´・ω・｀）「（どうしよう・・・。羊を一体でも残せば、ブーン君は次のターン必ず逆転の一手を打ってくる・・・。
（´・ω・｀）「（だけど今の手札じゃ全ての羊は破壊できない・・・。出来る限り破壊するしかない、か・・・。）」
（´・ω・｀）「ならこれだ！永続魔法、竜操術を発動！一ターンに一度、手札のドラグニティと名のついたドラゴン族モンスターを自分のモンスターに装備できる！」
（´・ω・｀）「手札のドラグニティ−ブランディストックをヴァジュランダに装備！そして、竜操術のもう一つの効果！」
（´・ω・｀）「自分のモンスターがドラグニティモンスターを装備している場合、攻撃力が５００アップ！」
ドラグニティナイト−ヴァジュランダ：ATK3800→4300
（´・ω・｀）「更にドラグニティ−ミリトゥムを召喚！」
ドラグニティ−ミリトゥム 星４/風属性/鳥獣族/攻1700/守1200
（´・ω・｀）「行くよ！ミリトゥムで羊トークンを攻撃！」
ドラグニティ−ミリトゥム：ATK1700 VS 羊トークン：DEF0
（´・ω・｀）「続いてヴァジュランダで羊トークンを攻撃！」
ドラグニティナイト−ヴァジュランダ：ATK4300 VS 羊トークン：DEF0
（ ＾ω＾）「これで羊は残り二体・・・！」
（´・ω・｀）「まだだよブーン君！装備されているブランディストックの効果！」
（´・ω・｀）「ブランディストックが装備されている場合、装備モンスターは二回攻撃できる！」
（；＾ω＾）「！」
（´・ω・｀）「ヴァジュランダ、二回目のバトル！羊トークンを攻撃！」
ドラグニティナイト−ヴァジュランダ：ATK4300 VS 羊トークン：DEF0
（´・ω・｀）「ターンエンド！」
（´・ω・｀）「（羊は一体残っちゃったけど・・・。これが今の最善策！）」
ドラグニティナイト−ヴァジュランダ：ATK4300→2400
（´・ω・｀）ＬＰ４０００ 手札２ 場 伏せなし 竜操術 ドラグニティ−ブランディストック（装備カード状態）ドラグニティナイト−ヴァジュランダ（ブランディストック装備 攻撃表示）ドラグニティ−ミリトゥム（攻撃表示）
（ ＾ω＾）ＬＰ５８００ 手札３ 場 伏せなし 羊トークン（守備表示）
（ ＾ω＾）「僕のターン！」
（ ＾ω＾）「（攻撃力アップ、除去、二回攻撃・・・モンスターを装備し強さを重ねるモンスター、ドラグニティ！）」
（ ＾ω＾）「（強敵だけど・・・スケープ・ゴートのおかげで倒す手段は整った！）」
（ ＾ω＾）「チェーンドッグを捨てて、虚栄の大猿を特殊召喚！」
虚栄の大猿 星５/地属性/獣族/攻1200/守1200
（ ＾ω＾）「虚栄の大猿は手札の獣族モンスターを捨てることで、特殊召喚できるお！そして捨てたモンスターのレベル分だけレベルを変更できる！
（ ＾ω＾）「だけどその効果は使わず、レベルはそのままに！」
（ ＾ω＾）「レベル１の羊トークンにレベル５の虚栄の大猿をチューニング！」
（ ＾ω＾）「大自然の大いなる意思よ！猛き龍牙を持つ青龍となりて姿を現せ！シンクロ召喚！」
（ ＾ω＾）「出でよ、ナチュル・パルキオン！」
ナチュル・パルキオン 星６/地属性/ドラゴン族/攻2500/守1800
（；´・ω・｀）「ナチュル・パルキオン・・・罠封じのモンスター！」
（ ＾ω＾）「バトル！ナチュル・パルキオンでドラグニティナイト−ヴァジュランダに攻撃！」
ドラグニティナイト−ヴァジュランダ：ATK2400 VS ナチュル・パルキオン：ATK2500
（ ＾ω＾）「ヴァジュランダ、撃破だお！」
（´・ω・｀）ＬＰ：４０００→３９００
（；´・ω・｀）「ヴァジュランダが・・・！」
（ ＾ω＾）「ターンエンド！」
（´・ω・｀）ＬＰ３９００ 手札２ 場 伏せなし ドラグニティ−ミリトゥム（攻撃表示）
（ ＾ω＾）ＬＰ５８００ 手札２ 場 伏せなし ナチュル・パルキオン（攻撃表示）
（´・ω・｀）「僕のターン！」
（´・ω・｀）「（今のこの手札で倒せるカードはない・・・。だけど、耐えることなら出来る！）」
（´・ω・｀）「カードを一枚伏せ、ミリトゥムを守備表示にしてターンエンド！」
（´・ω・｀）ＬＰ３９００ 手札２ 場 伏せ２ 竜操術 ドラグニティ−ミリトゥム（守備表示）
（ ＾ω＾）ＬＰ５８００ 手札２ 場 伏せなし ナチュル・パルキオン（攻撃表示）
（ ＾ω＾）「僕のターン！」
（ ＾ω＾）「キーマウスを召喚！」
キーマウス チューナー 星１/地属性/獣族/攻 100/守 100
（ ＾ω＾）「そしてフィールドに獣族モンスターが二体いることにより、墓地のチェーンドッグを特殊召喚！」
チェーンドッグ 星４/地属性/獣族/攻1600/守1000
（ ＾ω＾）「レベル４のチェーンドッグにレベル１のキーマウスをチューニング！」
（ ＾ω＾）「大いなる大自然の意思よ！強靭なる鉄爪を持つ白虎となりて姿を現せ！シンクロ召喚！」
（ ＾ω＾）「出でよ、ナチュル・ビースト！」
ナチュル・ビースト 星５/地属性/獣族/攻2200/守1700
（；´・ω・｀）「新しいナチュルのシンクロモンスター・・・！」
（ ＾ω＾）「バトル！ナチュル・ビーストでミリトゥムを攻撃！」
ドラグニティ−ミリトゥム：DEF1200 VS ナチュル・ビースト:ATK2200
（´・ω・｀）「速攻魔法、ハーフ・シャット発動！このターンのエンドフェイズまでミリトゥムの攻撃力を半分にする！」
ドラグニティ−ミリトゥム：ATK1700→850
（´・ω・｀）「そしてこの効果を受けたモンスターはこのターン、戦闘で破壊されない！」
（ ＾ω＾）「そうはさせないお！ナチュル・ビーストの効果発動！」
（ ＾ω＾）「自分のデッキの上からカードを二枚墓地へ送ることで、相手の魔法カードの発動を無効にする！」
（；´・ω・｀）「！ 魔法封じの効果を持つシンクロモンスター・・・！」
（ ＾ω＾）「ハーフ・シャットを無効化！そして、ミリトゥムを撃破！」
（ ＾ω＾）「続けてナチュル・パルキオンでダイレクトアタック！」
ナチュル・パルキオン：ATK2500→（´・ω・｀）
（；´・ω・｀）「くぅっ・・・！」
（´・ω・｀）ＬＰ：３９００→１４００
（ ＾ω＾）「ターンエンドだお！」
（´・ω・｀）ＬＰ１４００ 手札２ 場 伏せなし 竜操術 モンスターなし
（ ＾ω＾）ＬＰ５８００ 手札２ 場 伏せなし ナチュル・パルキオン（攻撃表示）ナチュル・ビースト（攻撃表示）
（´・ω・｀）「（魔法と罠を封じられた・・・。でもまだ負けたわけじゃない！）」
（´・ω・｀）「（次のドローカードで覆してみせる！）」
（´・ω・｀）「僕のターン！」
（´・ω・｀）「ドラグニティ−パルチザン、召喚！」
ドラグニティ−パルチザン チューナー 星２/風属性/ドラゴン族/攻1200/守 800
（´・ω・｀）「パルチザンの効果！召喚時、手札からドラグニティと名のついたモンスター一体を特殊召喚する！」
（´・ω・｀）「現れろ、ドラグニティ−アングス！」
ドラグニティ−アングス 星５/風属性/鳥獣族/攻2100/守1000
（´・ω・｀）「そして特殊召喚したモンスターに、パルチザンを装備する！竜操術の効果で攻撃力５００アップ！」
ドラグニティ−アングス：ATK2100→2600
（；＾ω＾）「パルキオンの攻撃力を上回った・・・！」
（´・ω・｀）「まだだよ！パルチザンを装備したアングスを除外！」
（；＾ω＾）「アングスを除外・・・！？どういうつもりだお・・・！？」
（´・ω・｀）「手札からドラグニティアームズ−レヴァテインを特殊召喚！！」
ドラグニティアームズ−レヴァティン 星８/風属性/ドラゴン族/攻2600/守1200
（´・ω・｀）「このカードは自分の場のドラグニティを装備しているモンスターを除外することで、手札・墓地から特殊召喚できる！」
（´・ω・｀）「更にレヴァティンの効果！墓地のドラゴン族モンスターを装備できる！」
（´・ω・｀）「墓地のドラグニティ−ブランディストックを装備！竜操術の効果で攻撃力５００アップ！」
ドラグニティアームズ−レヴァティン：ATK2600→3100
（；＾ω＾）「攻撃力３１００・・・そしてブランディストックで二回攻撃かお！」
（´・ω・｀）「その通り！行くよ、レヴァティンでナチュル・パルキオンを攻撃！」
ドラグニティアームズ−レヴァティン：ATK3100 VS ナチュル・パルキオン：ATK2500
（´・ω・｀）「パルキオン撃破！」
（ ＾ω＾）：ＬＰ５８００→５２００
（´・ω・｀）「二回目のバトル！レヴァティンでナチュル・ビーストを攻撃！」
ドラグニティアームズ−レヴァティン：ATK3100 VS ナチュル・ビースト：ATK2200
（ ＾ω＾）：ＬＰ５２００→４３００
（´・ω・｀）「ターンエンド！」
（´・ω・｀）ＬＰ１４００ 手札０ 場 伏せなし 竜操術 ドラグニティ−ブランディストック（装備カード状態）ドラグニティアームズ−レヴァティン（ブランディストック装備 攻撃表示）
（ ＾ω＾）ＬＰ４３００ 手札２ 場 伏せなし モンスターなし
（ ＾ω＾）「僕のターン！」
（ ＾ω＾）「モンスターをセットしてターンエンド！」
（´・ω・｀）ＬＰ１４００ 手札０ 場 伏せなし 竜操術 ドラグニティ−ブランディストック（装備カード状態）ドラグニティアームズ−レヴァティン（ブランディストック装備 攻撃表示）
（ ＾ω＾）ＬＰ４３００ 手札２ 場 伏せなし 裏守備１
（´・ω・｀）「僕のターン！」
（´・ω・｀）「レヴァティン、一回目のバトル！守備モンスターに攻撃！」
ドラグニティアームズ−レヴァティン:ATK3100 VS モジャ:DEF100
（´・ω・｀）「モジャを撃破！」
（ ＾ω＾）「簡単にはやられないお！戦闘破壊されたモジャの効果を発動！」
（ ＾ω＾）「墓地のレベル４獣族モンスター、巨大ネズミを手札に加える！」
（´・ω・｀）「レヴァティン、二回目のバトル！ブーン君にダイレクトアタック！」
ドラグニティアームズ−レヴァティン:ATK3100→（ ＾ω＾）
（；＾ω＾）「うぐっ・・・！」
（ ＾ω＾）ＬＰ：４３００→１２００
（´・ω・｀）「一枚カードを伏せてターンエンド！」
（´・ω・｀）「（これでブーン君の残りライフは１２００・・・勝てる！）」
（´・ω・｀）ＬＰ１４００ 手札０ 場 伏せ１ 竜操術 ドラグニティ−ブランディストック（装備カード状態） ドラグニティアームズ−レヴァティン（ブランディストック装備 攻撃表示）
（ ＾ω＾）ＬＰ１２００ 手札３ 場 伏せなし モンスターなし
（ ＾ω＾）「僕のターン！」
（ ＾ω＾）「巨大ネズミを召喚！」
巨大ネズミ 星４/地属性/獣族/攻1400/守1450
（ ＾ω＾）「更に魔法カード、死者蘇生を発動！墓地からＸ（エックス）−セイバー エアベルンを特殊召喚！」
Ｘ−セイバー エアベルン/星３/地属性/獣族/攻1600/守 200
（；´・ω・｀）「さっきビーストの効果で墓地に送られたチューナーモンスター・・・！シンクロ召喚が来る・・・！」
（ ＾ω＾）「レベル４の巨大ネズミにレベル３のＸ−セイバー エアベルンをチューニング！」
（ ＾ω＾）「大自然の大いなる意思よ！堅固なる鋼甲を持つ玄武となりて姿を現せ！シンクロ召喚！」
（ ＾ω＾）「出でよ、ナチュル・ランドオルス！」
ナチュル・ランドオルス 星７/地属性/岩石族/攻2350/守1600
（；´・ω・｀）「ナチュル・・・ランドオルス・・・・！ナチュル四体目の聖獣！」
（ ＾ω＾）「ナチュル・ランドオルスでレヴァティンを攻撃！」
ドラグニティアームズ−レヴァティン：ATK3100 VS ナチュル・ランドオルス:ATK2350
（´・ω・｀）「攻撃力はレヴァティンの方が上！迎え討て、レヴァティン！」
（ ＾ω＾）「墓地のスキル・サクセサーの効果！墓地に存在するこのカードを除外することで、対象モンスター一体の攻撃力を８００アップさせる！」
（；´・ω・｀）「！！」
ナチュル・ランドオルス:ATK2350→3150
（；´・ω・｀）「（そうか・・・ナチュル・ビーストの効果で墓地に送ったカードにスキル・サクセサーがあったのか・・・！）」
（ ＾ω＾）「レヴァティンを撃破！ターンエンドだお！」
（´・ω・｀）ＬＰ：１４００→１３５０
（´・ω・｀）ＬＰ１３５０ 手札０ 場 伏せ１ 竜操術 モンスターなし
（ ＾ω＾）ＬＰ１２００ 手札２ 場 伏せなし ナチュル・ランドオルス（攻撃表示）
（；´・ω・｀）「（ブーン君は本当に強い・・・どれだけこっちが有利になってもすぐにまた逆転する・・・！）」
（；´・ω・｀）「（手札は０、フィールドには伏せカードと竜操術のみ・・・状況は圧倒的不利・・・。）」
（´・ω・｀）「（だけど僕は・・・勝ちたい！・・・いや、勝つんだ！）」
（´・ω・｀）「僕の・・・ターン！」
（´・ω・｀）「罠カード、発動！無謀な欲張り！」
（´・ω・｀）「次の自分のドローフェイズを二回スキップする代わりにカードを二枚ドローする！」
（´・ω・｀）「（これは賭けだ！ここで逆転のカードを引かなかったら確実に負ける！）」
（´・ω・｀）「カード、ドロー！」
（；＾ω＾）「ｺﾞｸﾘ･･･」
（´・ω・｀）「・・・魔法カード、ユニコーンの導き！手札を一枚除外し、ゲームから除外されている獣族または鳥獣族モンスターを特殊召喚する！」
（´・ω・｀）「次元の挟間より舞い戻れ！ドラグニティ−アングス！」
ドラグニティ−アングス 星５/風属性/鳥獣族/攻2100/守1000
（´・ω・｀）「そしてチューナーモンスター、ドラグニティ−コルセスカを召喚！」
ドラグニティ−コルセスカ 星１/風属性/ドラゴン族/攻 800/守 700
（´・ω・｀）「レベル５のドラグニティ−アングスにレベル１のドラグニティ−コルセスカをチューニング！」
（´・ω・｀）「シンクロ召喚！出でよ、ドラグニティナイト−ゲイボルグ！！」
ドラグニティナイト−ゲイボルグ 星６/風属性/ドラゴン族/攻2000/守1100
（；＾ω＾）「二体目のドラグニティナイト・・・！」
（´・ω・｀）「バトル！ゲイボルグでナチュル・ランドオルスに攻撃！」
ドラグニティナイト−ゲイボルグ:ATK2000 VS ナチュル・ランドオルス:ATK2350
（´・ω・｀）「ダメージステップ時、ゲイボルグの効果発動！」
（´・ω・｀）「墓地の鳥獣族を除外して、除外したモンスターの攻撃力をゲイボルグに加える！」
（´・ω・｀）「墓地のミリトゥムを除外し、攻撃力１７００をゲイボルグに加算！」
ドラグニティナイト−ゲイボルグ:ATK2000→3700
（´・ω・｀）「これでゲイボルグの攻撃力はランドオルスの攻撃力を上回った！行っけぇ、ゲイボルグ！！」
ﾄﾞｫｫｫｫｫﾝ!!
（´・ω・｀）「（今度こそ僕の・・・！）」
（ ＾ω＾）ＬＰ：１２００
（；´・ω・｀）「ら、ライフが減ってない・・・！・・・いや、それどころか・・・！」
（；´・ω・｀）「ゲイボルグの方が破壊されてる！？これは一体・・・！」
（ ＾ω＾）「ランドオルスの効果を発動させたんだお。」
（；´・ω・｀）「ランドオルスの効果・・・？・・・ビーストが魔法封じ、パルキオンが罠封じだから・・・。」
（；´・ω・｀）「ランドオルスは・・・あ！」
（ ＾ω＾）「ランドオルスは手札の魔法を一枚捨てることで、相手のモンスター効果を無効にすることができるんだお。」
（´・ω・｀）「・・・そっか・・・。・・・やっぱり・・・。」
（ ＾ω＾）「？」
（´・ω・｀）「ブーン君には・・・敵わないね。」
ﾋﾟｰ ﾌﾟﾚｲﾔｰﾉｻﾚﾝﾀﾞｰｦｶｸﾆﾝ
ﾃﾞｭｴﾙｼｭｳﾘｮｳ
（ ＾ω＾）「ショボン・・・。」
（´・ω・｀）「僕にこのデッキを使うのは早すぎたみたい・・・。自分の力は過信するなっていつも言われてきたんだけどね・・・。」
（ ＾ω＾）「そのデッキ、やっぱりショボンのじゃないお？使いなれてない感じがもの凄く伝わってきたお。」
（´・ω・｀）「・・・うん。このデッキ、僕の兄さんのなんだ。」
（ ＾ω＾）「お兄さん・・・かお？ショボンにお兄さんがいるのは初耳だお。」
（´・ω・｀）「僕と十五歳くらい歳が離れててね。僕が小学生のころには医者として紛争地に飛び立っていった。」
（´・ω・｀）「少し傲慢な所もあったけど、凄腕のデュエリストであり、そして凄腕の医者でもある兄さんを、僕は心の底から尊敬していた。」
（´・ω・｀）「そして、兄さんが日本を発つ直前、箱を貰ったんだ。このドラグニティのデッキが入ってる箱をね。」
―――ショボン、強くなれ―――
―――そしてお前が一人前になった時、この箱を開けろ―――
―――お前ならきっと、使いこなせる―――
（´・ω・｀）「今思えば、その言葉は兄さんが二度と帰ってこないことを暗示してたのかもしれない・・・。」
（ ＾ω＾）「・・・じゃあ、ショボンのお兄さんって・・・。」
（´・ω・｀）「・・・うん。それから三週間くらいたった時、僕の家に手紙が届いたんだ。」
（´・ω・｀）「その内容は兄さんの死を知らせる・・・訃報だった。」
（；＾ω＾）「訃報・・・。」
（´・ω・｀）「僕は悲しみにくれて、涙が枯れるんじゃないかって思うくらいに泣いて・・・。」
（´・ω・｀）「同時に決意した。強くなろうって。どれだけ時間がかかろうとも約束を守ろうって。」
（´・ω・｀）「それから十年、少しは強くなれたと思ったんだけど・・・。やっぱりまだまだ甘かったみたい。」
（ ＾ω＾）「じゃあこのデッキは・・・。」
（´・ω・｀）「うん。僕はまたしばらくこのデッキを封印する。そして誰もが認める強さを持った時、もう一度この箱を開けることにするよ。」
（´・ω・｀）「そしてその時は完璧にこのデッキを使いこなしてみせる！だからブーン君！」
（ ＾ω＾）「？」
（´・ω・｀）「その時はリベンジを申し込むよ！今度は絶対に僕が勝つ！」
（ ＾ω＾）「おっおっお！望むところだお！どっからでもかかってこいだお！」
（´・ω・｀）「よぉぉぉぉぉし、やるぞーーーー！！」
（´・ω・｀）「（・・・兄さん、見てますか？）」
（´・ω・｀）「（僕は・・・強くなります。この素晴らしい仲間と共に・・・。）」
（´・ω・｀）「（そして・・・絶対にこのデッキを使いこなして見せます！）」
次 回 予 告
（ ＾ω＾）「アカデミア最強の二人、『キング』と『カイザー』が帰ってきたお！」
（ ＾ω＾）「そして帰ってきて早々始まる二人によるエキシビジョンマッチ！」
（ ＾ω＾）「キングとカイザーのデュエル・・・もの凄い闘いになりそうだお！」
第十話 最強ノオウジャ
（；＾ω＾）「これが・・・王者のデュエル・・・！」
このページへのコメント
>>暇ーさん
気付きませんでしたｏｒｚ
ご指摘ありがとうございます、「十年前」に訂正しました！
これからもこういうことがあったらどんどん指摘してやってください
登場人物のショボンのとこじゃなくて、登場人物の一番下の？？？のとこにショボンの兄
15年前に他界しているって書いてありますよ
ショボンの登場人物の項目には
>>十五歳離れている兄がいたが、小学生の頃に死別。
と表記されています。つまりたとえるとこうなります。
ショボン6歳の時21歳のお兄さんが亡くなる
↓
そして10年の月日が経ちショボンは今16歳である
この作品を書いていらっしゃる鯖缶さんではないので解釈に間違いがあるかもしれませんが私はこんな風に考えています
登場人物のところに書いてありますよ
>>暇ーさん
コメントありがとうございます！
いつも見てくださってありがとうございます！
「あれ？」と思い探してみたところ、「十五年前に死んだ」という発言は見つからなかったです。
恐らくは「ショボンと歳が十五歳ほど離れている」というセリフと混同してしまったのではないでしょうか。
・・・十だの十五だの、数字をいっぱい出していたからですね。申し訳ないですｏｒｚ
これからも頑張りますので、どうぞ生温かい目で見てやってくださいｗ