第九話【ピエロパニック】
最終更新：ID:dRiOZd0fNw 2010年01月01日(金) 18:41:03履歴
前回のあらすじ
ブームくんの操るバウンスデッキに翻弄されながらも無事に四枚目のパズルカードを入手したテン。
しかし残りの決勝リーグに進出できる人数は僅か三人という事実が発覚した。彼は果たして予選を通過できるのだろうか
（ α_α）（うはｗｗｗｗもう時間ねえｗｗｗｗｗｗ）
―――もうこれはパズルカードを二枚がけで戦うしかなさそうだね
（；α_α）（そういうのはしたくなかったんだが仕方ないよな。二枚掛けするか）
（ α_α）（誰か相手はいないかね。っと！そう思ってたらデュエリスト発見だぜ）
テンの視線の先にいる少年がデュエルディスクを構えながらこちらに歩み寄ってきていた。
( ´∀｀)「突然だけどデュエルをしてほしいモナ！」
（ α_α）「ああ、勿論オッケーだ。でも一つ条件があるぜ」
( ´∀｀)「何モナ？」
（ α_α）「君も知っていると思うが残った決勝トーナメントへの枠は僅か三つ。だから俺は出来る限り早く予選を突破したい」
（ α_α）「よってパズルカードは二枚がけでやらせてもらいたい！」
( ´∀｀)「いいモナ！僕もパズルカードが今四枚だからここで決勝リーグへ進む切符をつかみたいモナ！」
（ α_α）「よっしゃ！じゃあ決まりだな。勝者が決勝進出、恨みっこなしだぜ？」
( ´∀｀)「望む所モナ！」
（ α_α）「デュエル！！！」( ´∀｀)
（ α_α）「俺の先攻！ドロー」
（ α_α）「先発はこいつだ。雲魔物−アルトスを召喚！」
雲魔物−アルトス
ATK1300
（ α_α）「俺はこれでターンエンドするぜ」
( ´∀｀)「僕のターンモナ。ドロー」
(＊´∀｀)（どうやら相手は雲魔物みたいモナ。これは勝てそうモナ！）
( ´∀｀)「ガーゴイルの道化師を召喚するモナ。そして道化師の効果発動モナ！」
＜ガーゴイルの道化師(どうけし)＞
効果モンスター
星２/闇属性/悪魔族/攻 800/守 500
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚された時、
対象の表側表示モンスター１体の表示形式を変更する。
( ´∀｀)「守備表示にするのは勿論アルトスだモナ」
（；α_α）「ゲェ、アルトスが破壊されちまったぜ」
( ´∀｀)「僕はがら空きになったフィールドに攻撃を仕掛けるモナ」
ガーゴイルの道化師（ATK800）→（ α_α）
（ α_α）LP：4000→3200
( ´∀｀)「つまずきのカードを発動してターンエンドするモナ！」
Turn1
（ α_α）LP：3200 手札：5
□□□□□ 魔・罠 セットカード
□□□□□ モ
Ｆ□□□□ モ Ｆ：ガーゴイルの道化師
一□□□□ 魔・罠 一：つまずき セットカード
( ´∀｀)LP：4000 手札：4
＜つまずき＞
永続魔法
召喚・反転召喚・特殊召喚に成功したモンスターは守備表示になる。
（ヽα_α）「つま…ずき…？」
―――どう考えても壊滅です、本当にありがとうございました
（；α_α）（そんなこと行ってる場合じゃない！これはマジでヤバイ）
（；α_α）（雲魔物にとって相性最悪なんてレベルじゃないぜ。下手すればデュエルと呼べるものにもならん）
（；α_α）（ここは凌ぐしかない）
（ α_α）「モンスターをセットしてエンドだ」
( ´∀｀)（防戦一方みたいモナ。ここで一気に攻め込むモナ）
( ´∀｀)「僕のターンモナ。ドリーム・ピエロを召喚するモナ」
＜ドリーム・ピエロ＞
効果モンスター
星３/地属性/戦士族/攻1200/守 900
このカードの表示形式が攻撃表示から守備表示に変わった時、
相手フィールド上のモンスター１体を破壊する。
( ´∀｀)「つまずきの効果で守備表示になったドリーム・ピエロの効果を受けてもらうモナ！」
（；α_α）「俺のモンスターは雲魔物−羊雲。破壊される」
＜雲魔物(クラウディアン)−羊雲(シープクラウド)＞
効果モンスター
星１/水属性/天使族/攻 0/守 0
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分フィールド上に「雲魔物トークン」（天使族・水・星１・攻／守０）
を２体守備表示で特殊召喚する。このトークンは「雲魔物」と名のついた
カード以外の生け贄召喚のための生け贄にはできない。
（´α_α）「戦闘以外で破壊されたからこいつのトークン生成能力は発動できないぜ」
( ´∀｀)「ガンガン攻めるモナ。再び道化師でダイレクトアタックモナ」
ガーゴイルの道化師（ATK800）→（ α_α）
（ α_α）LP：3200→2400
（ α_α）「不味いな…」
( ´∀｀)「僕はリバースカードを一枚セットしてエンドモナ」
Turn2
（ α_α）LP：2400 手札：5
□□□□□ 魔・罠 セットカード
□□□□□ モ
ＦＧ□□□ モ Ｆ：ガーゴイルの道化師 Ｇ：ドリーム・ピエロ
一■□□□ 魔・罠 一：つまずき セットカード
( ´∀｀)LP：4000 手札：4
（ α_α）「そろそろ状況を打開したいところだが。ドロー」
（ α_α）⊃【？？？】
（｀α_α）（このカードなら行ける！）
( ´∀｀)「いいカードが引けたモナか？」
（ α_α）「あぁ、そう簡単にこのデュエルは終わらせないぜ。俺は雲魔物−ポイズン・クラウドを召喚！」
＜雲魔物(クラウディアン)−ポイズン・クラウド＞
効果モンスター
星３/水属性/悪魔族/攻 0/守1000
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
このカードを破壊したモンスターを破壊し相手ライフに８００ポイントダメージを与える。
（ α_α）「そっちのつまずきを利用させてもらう。ポイズン・クラウドは守備表示になる！」
雲魔物−ポイズン・クラウド
ATK0→DEF1000
（ α_α）「さらにリバースカードを三枚枚セット。ターンエンド！」
( ´∀｀)（いいカードというのはあのポイズン・クラウドモナか？）
( ´∀｀)（確かに攻撃抑制力はあるけどとても状況を切り返せるカードには見えないモナ）
( ´∀｀)「ドローモナ。場のドリーム・ピエロを攻撃表示に変更してバトルフェイズに入るモナ」
( ´∀｀)「ドリーム・ピエロでポイズン・クラウドへ攻撃！」
（ α_α）「攻撃宣言時に罠カード、ナチュラル・ディザスターを発動」
＜ナチュラル・ディザスター＞
永続罠
「雲魔物」と名のついたモンスターの効果によって、相手のコントロールするカードが
破壊され墓地へ送られる度に、相手ライフに５００ポイントダメージを与える。
ドリーム・ピエロ（ATK1200) vs 雲魔物−ポイズン・クラウド（DEF1000）
（ α_α）「戦闘によってポイズン・クラウドが破壊されたこの瞬間、効果発動！」
（ α_α）「ドリーム・ピエロを道連れにして相手ライフに800ポイントのダメージを与える」
( ´∀｀)LP：4000→3200
（ α_α）「続けてディザスターの効果も発動する」
( ´∀｀)LP：3200→2700
( ´∀｀)「でも僕にはまだ道化師の攻撃が残っているモナ。道化師で三度目のダイレクトアタックモナ」
（ α_α）「ならばダメージ計算時にガード・ブロック発動！二度あっても三度あるとは限らないぜ？」
( ´∀｀)「流石にここまでカードを集めてきた人モナ。一筋縄じゃいきそうもないモナ」
( ´∀｀)「僕はモンスターをセットしてターンエンドモナ」
Turn3
（ α_α）LP：2400 手札：3
■■�、□◆）癲�罠 セットカード×２ � Д淵船絅薀襦Ε妊�ザスター
□□□□□ モ
Ｆ■□□□ モ Ｆ：ガーゴイルの道化師 セットカード
一■□□□ 魔・罠 一：つまずき セットカード
( ´∀｀)LP：2700 手札：4
（ α_α）「さてと、やっと俺はそのやっかい極まりないつまずきをモンスター効果で破壊できそうだぜ」
(；´∀｀)「そ、そんなことが出来るはず無いモナ！」
( ´∀｀)「魔法罠を除去できる雲魔物−アシッド・クラウドは優先権を主張して効果を発動できなないはずモナ」
（＋α_α）「デュエルに王道なし、ってことさ。いくぞ！手札より雲魔物−アシッド・クラウドを召喚する」
（ α_α）（場に召喚されたことでつまずきの効果が発動し―）
（ α_α）（フォッグカウンターが乗るという誘発効果がつまずきにチェーンする形で発動する…）
（ α_α）「これで条件は整った！速攻魔法、サモンチェーンを発動！」
＜サモンチェーン＞
速攻魔法
チェーン３以降に発動する事ができる。
このカードを発動したターン、自分は合計で３回の通常召喚を行う事ができる。
同一チェーン上に複数回同名カードの効果が発動されている場合、
このカードは発動できない。
( ´∀｀)「何回召喚したって意味は無いモナ！皆守備表示モナ！」
（ α_α）「まあ、チェーン処理すればすぐに分かるぜ。まず最初にサモンチェーンの効果を適用する」
（ α_α）「次にアシッドのカウンターがのる効果が発動」
（ α_α）「最後につまずきの効果でアシッドが守備表示になる」
（ α_α）「勿論アシッド・クラウドは守備表示になり自壊してしまう」
（ α_α）「だが俺には逆転の切り札が存在している」
(；´∀｀)「ポイズン・クラウドが逆転のカードじゃなかったモナか」
（ α_α）「誰も切り札の名称まで断言してないしな。その判断は早急すぎるぜ」
（ α_α）「それじゃあ行きますか。真の切り札、アグレッシブ・クラウディアン発動！」
＜アグレッシブ・クラウディアン＞
通常罠
自分フィールド上に存在する「雲魔物」と名のついたモンスターが
自身の効果により破壊され墓地に送られた時に発動する事ができる。
自分の墓地からそのモンスター１体を攻撃表示で特殊召喚し、
そのモンスターにフォッグカウンターを１つ置く。
この効果で特殊召喚されたモンスターはカードの効果によっては守備表示にならない。
(；´∀｀)「で、でもつまずきの効果は受けなくても破壊効果を使うにはカウンターの数が足りないモナ」
（ α_α）「ああたしかにその通りだ」
雲魔物−アシッド・クラウド
ATK500
（ α_α）「だが俺のコンボは既に完成している！召喚雲を発動するぜ」
（ α_α）「蘇生対象はポイズン・クラウドだ。さらにポイズンをリリースしてフォッグ・コントロール発動！」
（ α_α）「アシッドに三つのカウンターが追加された。今こそアシッドの効果を発動させるぜ」
（ α_α）「つまずきとそのセットカードを吹き飛ばす！」
(；´∀｀)「つまずきとセットしてあった鎖付きブーメランが破壊されたモナ」
（ α_α）「ナチュラル・ディザスターの効果も発動するぞ」
( ´∀｀)LP：2700→1700
（ α_α）「これで俺をさえぎるものは無くなった。心置きなく召喚できるぜ！」
（ α_α）「雲魔物−キロスタスを召喚。場には二体の雲魔物がいるから効果発動に必要なカウンターはある」
雲魔物−キロスタス
ATK900
（ α_α）「そのセットモンスターを対象にして破壊効果を発動！」
( ´∀｀)「破壊されたのは闇・道化師のペーテンだモナ」
＜闇(やみ)・道化師(どうけし)のペーテン＞
効果モンスター
星３/闇属性/魔法使い族/攻 500/守1200
このカードが墓地へ送られた時、
このカードを墓地から除外する事で手札またはデッキから
「闇・道化師のペーテン」１体を特殊召喚する。
( ´∀｀)「除外することでペーテンを守備表示で特殊召喚するモナ」
（ α_α）「ディザスターの効果も発動することを忘れるなよ」
( ´∀｀)LP：1700→1200
( ´∀｀)（つまずきが破壊されライフも削られたけどペーテンが僕の場にはいるモナ）
( ´∀｀)（このターンにやられることは無いと思うモナ）
（ α_α）「ペーテン、厄介なモンスターだ。しかしこのデュエルは俺の勝ちだぜ」
( ´∀｀)「何モナ！？」
（ α_α）「俺はまだ召喚権を1回残している。最後に召喚するモンスターは…」
（｀αДα）「雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン！！！！！」
＜雲魔物(クラウディアン)−アイ・オブ・ザ・タイフーン＞
効果モンスター
星８/風属性/水族/攻3000/守1000
このカードは戦闘によっては破壊されない。
このカードが表側守備表示でフィールド上に存在する場合、このカードを破壊する。
このカードの攻撃宣言時、「雲魔物」と名のついたカード以外の
全ての表側表示モンスターの表示形式を変更する。
（ α_α）「これでペーテンのリクルート能力は最早関係ない。バトルだ！」
（ α_α）「タイフーンでペーテンに攻撃、パーフェクト・ストーム！！！」
テンの攻撃宣言によりタイフーンは強風を発生させ、身をかがめていたペーテンを巻き上げた。
雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン（ATK3000） vs 闇・道化師のペーテン（ATK500）
( ´∀｀)LP：1200→0
(；´∀｀)「参りましたモナ。まさかつまずきサーカスデッキで雲魔物に負けるとは思わなかったモナ」
（；α_α）「今回は勝てたけどつまずきだけはマジ簡便して欲しいぜ」
( ´∀｀)「考えておくモナ。…それと悔しいけど約束は約束モナ。パズルカードを二枚渡すモナ」
（ α_α）「デュエルが大変すぎてすっかり忘れてたぜ。早速デュエルディスクにセットして本部に承認してもらうよ」
デュエルディスクと生徒手帳を接続し、素早く六枚のカードをモンスターゾーンとフィールド魔法ゾーンにセットする。
『予選突破おめでとうございます。あなたは決勝リーグへの参加権を確かに獲得しました！』
（ α_α）「おー！こりゃ凄い。デュエルディスクから承認メッセージが流れる仕組みなのか」
( ´∀｀)「決勝トーナメントでも頑張るモナ！応援してるモナ！」
(；´∀｀)「そういえば自己紹介してなかったモナ。僕は坂須モナーっていうモナ」
（ α_α）「俺は雲澤天。デュエルを通して友達が増えるってのはいいもんだな」
( ´∀｀)「負けちゃったけどカードがある限りデュエルしたいから僕は次の相手とデュエルするモナ。バイバイモナ！」
（ α_α）「うん、またな！」
第九話・完 次回につづく
【今日の最強カード】
＜雲魔物(クラウディアン)−アイ・オブ・ザ・タイフーン＞
効果モンスター
星８/風属性/水族/攻3000/守1000
このカードは戦闘によっては破壊されない。
このカードが表側守備表示でフィールド上に存在する場合、このカードを破壊する。
このカードの攻撃宣言時、「雲魔物」と名のついたカード以外の
全ての表側表示モンスターの表示形式を変更する。
（ α_α）「雲魔物において最高の基本攻撃力を持つこのモンスターが今日の最強カードだぜ」
（ α_α）「攻撃宣言時に相手モンスターの表示形式を変更する効果によってマシュマロンとかはサンドバッグ状態に出来る」
（ α_α）「ただ注意が必要なところはこいつだけ種族、属性ともに他の雲魔物となんら共通点がないところだ」
（´α_α）「正直、天使族の水属性でよかったよなぁ」
ブームくんの操るバウンスデッキに翻弄されながらも無事に四枚目のパズルカードを入手したテン。
しかし残りの決勝リーグに進出できる人数は僅か三人という事実が発覚した。彼は果たして予選を通過できるのだろうか
（ α_α）（うはｗｗｗｗもう時間ねえｗｗｗｗｗｗ）
―――もうこれはパズルカードを二枚がけで戦うしかなさそうだね
（；α_α）（そういうのはしたくなかったんだが仕方ないよな。二枚掛けするか）
（ α_α）（誰か相手はいないかね。っと！そう思ってたらデュエリスト発見だぜ）
テンの視線の先にいる少年がデュエルディスクを構えながらこちらに歩み寄ってきていた。
( ´∀｀)「突然だけどデュエルをしてほしいモナ！」
（ α_α）「ああ、勿論オッケーだ。でも一つ条件があるぜ」
( ´∀｀)「何モナ？」
（ α_α）「君も知っていると思うが残った決勝トーナメントへの枠は僅か三つ。だから俺は出来る限り早く予選を突破したい」
（ α_α）「よってパズルカードは二枚がけでやらせてもらいたい！」
( ´∀｀)「いいモナ！僕もパズルカードが今四枚だからここで決勝リーグへ進む切符をつかみたいモナ！」
（ α_α）「よっしゃ！じゃあ決まりだな。勝者が決勝進出、恨みっこなしだぜ？」
( ´∀｀)「望む所モナ！」
（ α_α）「デュエル！！！」( ´∀｀)
（ α_α）「俺の先攻！ドロー」
（ α_α）「先発はこいつだ。雲魔物−アルトスを召喚！」
雲魔物−アルトス
ATK1300
（ α_α）「俺はこれでターンエンドするぜ」
( ´∀｀)「僕のターンモナ。ドロー」
(＊´∀｀)（どうやら相手は雲魔物みたいモナ。これは勝てそうモナ！）
( ´∀｀)「ガーゴイルの道化師を召喚するモナ。そして道化師の効果発動モナ！」
＜ガーゴイルの道化師(どうけし)＞
効果モンスター
星２/闇属性/悪魔族/攻 800/守 500
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚された時、
対象の表側表示モンスター１体の表示形式を変更する。
( ´∀｀)「守備表示にするのは勿論アルトスだモナ」
（；α_α）「ゲェ、アルトスが破壊されちまったぜ」
( ´∀｀)「僕はがら空きになったフィールドに攻撃を仕掛けるモナ」
ガーゴイルの道化師（ATK800）→（ α_α）
（ α_α）LP：4000→3200
( ´∀｀)「つまずきのカードを発動してターンエンドするモナ！」
Turn1
（ α_α）LP：3200 手札：5
□□□□□ 魔・罠 セットカード
□□□□□ モ
Ｆ□□□□ モ Ｆ：ガーゴイルの道化師
一□□□□ 魔・罠 一：つまずき セットカード
( ´∀｀)LP：4000 手札：4
＜つまずき＞
永続魔法
召喚・反転召喚・特殊召喚に成功したモンスターは守備表示になる。
（ヽα_α）「つま…ずき…？」
―――どう考えても壊滅です、本当にありがとうございました
（；α_α）（そんなこと行ってる場合じゃない！これはマジでヤバイ）
（；α_α）（雲魔物にとって相性最悪なんてレベルじゃないぜ。下手すればデュエルと呼べるものにもならん）
（；α_α）（ここは凌ぐしかない）
（ α_α）「モンスターをセットしてエンドだ」
( ´∀｀)（防戦一方みたいモナ。ここで一気に攻め込むモナ）
( ´∀｀)「僕のターンモナ。ドリーム・ピエロを召喚するモナ」
＜ドリーム・ピエロ＞
効果モンスター
星３/地属性/戦士族/攻1200/守 900
このカードの表示形式が攻撃表示から守備表示に変わった時、
相手フィールド上のモンスター１体を破壊する。
( ´∀｀)「つまずきの効果で守備表示になったドリーム・ピエロの効果を受けてもらうモナ！」
（；α_α）「俺のモンスターは雲魔物−羊雲。破壊される」
＜雲魔物(クラウディアン)−羊雲(シープクラウド)＞
効果モンスター
星１/水属性/天使族/攻 0/守 0
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分フィールド上に「雲魔物トークン」（天使族・水・星１・攻／守０）
を２体守備表示で特殊召喚する。このトークンは「雲魔物」と名のついた
カード以外の生け贄召喚のための生け贄にはできない。
（´α_α）「戦闘以外で破壊されたからこいつのトークン生成能力は発動できないぜ」
( ´∀｀)「ガンガン攻めるモナ。再び道化師でダイレクトアタックモナ」
ガーゴイルの道化師（ATK800）→（ α_α）
（ α_α）LP：3200→2400
（ α_α）「不味いな…」
( ´∀｀)「僕はリバースカードを一枚セットしてエンドモナ」
Turn2
（ α_α）LP：2400 手札：5
□□□□□ 魔・罠 セットカード
□□□□□ モ
ＦＧ□□□ モ Ｆ：ガーゴイルの道化師 Ｇ：ドリーム・ピエロ
一■□□□ 魔・罠 一：つまずき セットカード
( ´∀｀)LP：4000 手札：4
（ α_α）「そろそろ状況を打開したいところだが。ドロー」
（ α_α）⊃【？？？】
（｀α_α）（このカードなら行ける！）
( ´∀｀)「いいカードが引けたモナか？」
（ α_α）「あぁ、そう簡単にこのデュエルは終わらせないぜ。俺は雲魔物−ポイズン・クラウドを召喚！」
＜雲魔物(クラウディアン)−ポイズン・クラウド＞
効果モンスター
星３/水属性/悪魔族/攻 0/守1000
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
このカードを破壊したモンスターを破壊し相手ライフに８００ポイントダメージを与える。
（ α_α）「そっちのつまずきを利用させてもらう。ポイズン・クラウドは守備表示になる！」
雲魔物−ポイズン・クラウド
ATK0→DEF1000
（ α_α）「さらにリバースカードを三枚枚セット。ターンエンド！」
( ´∀｀)（いいカードというのはあのポイズン・クラウドモナか？）
( ´∀｀)（確かに攻撃抑制力はあるけどとても状況を切り返せるカードには見えないモナ）
( ´∀｀)「ドローモナ。場のドリーム・ピエロを攻撃表示に変更してバトルフェイズに入るモナ」
( ´∀｀)「ドリーム・ピエロでポイズン・クラウドへ攻撃！」
（ α_α）「攻撃宣言時に罠カード、ナチュラル・ディザスターを発動」
＜ナチュラル・ディザスター＞
永続罠
「雲魔物」と名のついたモンスターの効果によって、相手のコントロールするカードが
破壊され墓地へ送られる度に、相手ライフに５００ポイントダメージを与える。
ドリーム・ピエロ（ATK1200) vs 雲魔物−ポイズン・クラウド（DEF1000）
（ α_α）「戦闘によってポイズン・クラウドが破壊されたこの瞬間、効果発動！」
（ α_α）「ドリーム・ピエロを道連れにして相手ライフに800ポイントのダメージを与える」
( ´∀｀)LP：4000→3200
（ α_α）「続けてディザスターの効果も発動する」
( ´∀｀)LP：3200→2700
( ´∀｀)「でも僕にはまだ道化師の攻撃が残っているモナ。道化師で三度目のダイレクトアタックモナ」
（ α_α）「ならばダメージ計算時にガード・ブロック発動！二度あっても三度あるとは限らないぜ？」
( ´∀｀)「流石にここまでカードを集めてきた人モナ。一筋縄じゃいきそうもないモナ」
( ´∀｀)「僕はモンスターをセットしてターンエンドモナ」
Turn3
（ α_α）LP：2400 手札：3
■■�、□◆）癲�罠 セットカード×２ � Д淵船絅薀襦Ε妊�ザスター
□□□□□ モ
Ｆ■□□□ モ Ｆ：ガーゴイルの道化師 セットカード
一■□□□ 魔・罠 一：つまずき セットカード
( ´∀｀)LP：2700 手札：4
（ α_α）「さてと、やっと俺はそのやっかい極まりないつまずきをモンスター効果で破壊できそうだぜ」
(；´∀｀)「そ、そんなことが出来るはず無いモナ！」
( ´∀｀)「魔法罠を除去できる雲魔物−アシッド・クラウドは優先権を主張して効果を発動できなないはずモナ」
（＋α_α）「デュエルに王道なし、ってことさ。いくぞ！手札より雲魔物−アシッド・クラウドを召喚する」
（ α_α）（場に召喚されたことでつまずきの効果が発動し―）
（ α_α）（フォッグカウンターが乗るという誘発効果がつまずきにチェーンする形で発動する…）
（ α_α）「これで条件は整った！速攻魔法、サモンチェーンを発動！」
＜サモンチェーン＞
速攻魔法
チェーン３以降に発動する事ができる。
このカードを発動したターン、自分は合計で３回の通常召喚を行う事ができる。
同一チェーン上に複数回同名カードの効果が発動されている場合、
このカードは発動できない。
( ´∀｀)「何回召喚したって意味は無いモナ！皆守備表示モナ！」
（ α_α）「まあ、チェーン処理すればすぐに分かるぜ。まず最初にサモンチェーンの効果を適用する」
（ α_α）「次にアシッドのカウンターがのる効果が発動」
（ α_α）「最後につまずきの効果でアシッドが守備表示になる」
（ α_α）「勿論アシッド・クラウドは守備表示になり自壊してしまう」
（ α_α）「だが俺には逆転の切り札が存在している」
(；´∀｀)「ポイズン・クラウドが逆転のカードじゃなかったモナか」
（ α_α）「誰も切り札の名称まで断言してないしな。その判断は早急すぎるぜ」
（ α_α）「それじゃあ行きますか。真の切り札、アグレッシブ・クラウディアン発動！」
＜アグレッシブ・クラウディアン＞
通常罠
自分フィールド上に存在する「雲魔物」と名のついたモンスターが
自身の効果により破壊され墓地に送られた時に発動する事ができる。
自分の墓地からそのモンスター１体を攻撃表示で特殊召喚し、
そのモンスターにフォッグカウンターを１つ置く。
この効果で特殊召喚されたモンスターはカードの効果によっては守備表示にならない。
(；´∀｀)「で、でもつまずきの効果は受けなくても破壊効果を使うにはカウンターの数が足りないモナ」
（ α_α）「ああたしかにその通りだ」
雲魔物−アシッド・クラウド
ATK500
（ α_α）「だが俺のコンボは既に完成している！召喚雲を発動するぜ」
（ α_α）「蘇生対象はポイズン・クラウドだ。さらにポイズンをリリースしてフォッグ・コントロール発動！」
（ α_α）「アシッドに三つのカウンターが追加された。今こそアシッドの効果を発動させるぜ」
（ α_α）「つまずきとそのセットカードを吹き飛ばす！」
(；´∀｀)「つまずきとセットしてあった鎖付きブーメランが破壊されたモナ」
（ α_α）「ナチュラル・ディザスターの効果も発動するぞ」
( ´∀｀)LP：2700→1700
（ α_α）「これで俺をさえぎるものは無くなった。心置きなく召喚できるぜ！」
（ α_α）「雲魔物−キロスタスを召喚。場には二体の雲魔物がいるから効果発動に必要なカウンターはある」
雲魔物−キロスタス
ATK900
（ α_α）「そのセットモンスターを対象にして破壊効果を発動！」
( ´∀｀)「破壊されたのは闇・道化師のペーテンだモナ」
＜闇(やみ)・道化師(どうけし)のペーテン＞
効果モンスター
星３/闇属性/魔法使い族/攻 500/守1200
このカードが墓地へ送られた時、
このカードを墓地から除外する事で手札またはデッキから
「闇・道化師のペーテン」１体を特殊召喚する。
( ´∀｀)「除外することでペーテンを守備表示で特殊召喚するモナ」
（ α_α）「ディザスターの効果も発動することを忘れるなよ」
( ´∀｀)LP：1700→1200
( ´∀｀)（つまずきが破壊されライフも削られたけどペーテンが僕の場にはいるモナ）
( ´∀｀)（このターンにやられることは無いと思うモナ）
（ α_α）「ペーテン、厄介なモンスターだ。しかしこのデュエルは俺の勝ちだぜ」
( ´∀｀)「何モナ！？」
（ α_α）「俺はまだ召喚権を1回残している。最後に召喚するモンスターは…」
（｀αДα）「雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン！！！！！」
＜雲魔物(クラウディアン)−アイ・オブ・ザ・タイフーン＞
効果モンスター
星８/風属性/水族/攻3000/守1000
このカードは戦闘によっては破壊されない。
このカードが表側守備表示でフィールド上に存在する場合、このカードを破壊する。
このカードの攻撃宣言時、「雲魔物」と名のついたカード以外の
全ての表側表示モンスターの表示形式を変更する。
（ α_α）「これでペーテンのリクルート能力は最早関係ない。バトルだ！」
（ α_α）「タイフーンでペーテンに攻撃、パーフェクト・ストーム！！！」
テンの攻撃宣言によりタイフーンは強風を発生させ、身をかがめていたペーテンを巻き上げた。
雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン（ATK3000） vs 闇・道化師のペーテン（ATK500）
( ´∀｀)LP：1200→0
(；´∀｀)「参りましたモナ。まさかつまずきサーカスデッキで雲魔物に負けるとは思わなかったモナ」
（；α_α）「今回は勝てたけどつまずきだけはマジ簡便して欲しいぜ」
( ´∀｀)「考えておくモナ。…それと悔しいけど約束は約束モナ。パズルカードを二枚渡すモナ」
（ α_α）「デュエルが大変すぎてすっかり忘れてたぜ。早速デュエルディスクにセットして本部に承認してもらうよ」
デュエルディスクと生徒手帳を接続し、素早く六枚のカードをモンスターゾーンとフィールド魔法ゾーンにセットする。
『予選突破おめでとうございます。あなたは決勝リーグへの参加権を確かに獲得しました！』
（ α_α）「おー！こりゃ凄い。デュエルディスクから承認メッセージが流れる仕組みなのか」
( ´∀｀)「決勝トーナメントでも頑張るモナ！応援してるモナ！」
(；´∀｀)「そういえば自己紹介してなかったモナ。僕は坂須モナーっていうモナ」
（ α_α）「俺は雲澤天。デュエルを通して友達が増えるってのはいいもんだな」
( ´∀｀)「負けちゃったけどカードがある限りデュエルしたいから僕は次の相手とデュエルするモナ。バイバイモナ！」
（ α_α）「うん、またな！」
第九話・完 次回につづく
【今日の最強カード】
＜雲魔物(クラウディアン)−アイ・オブ・ザ・タイフーン＞
効果モンスター
星８/風属性/水族/攻3000/守1000
このカードは戦闘によっては破壊されない。
このカードが表側守備表示でフィールド上に存在する場合、このカードを破壊する。
このカードの攻撃宣言時、「雲魔物」と名のついたカード以外の
全ての表側表示モンスターの表示形式を変更する。
（ α_α）「雲魔物において最高の基本攻撃力を持つこのモンスターが今日の最強カードだぜ」
（ α_α）「攻撃宣言時に相手モンスターの表示形式を変更する効果によってマシュマロンとかはサンドバッグ状態に出来る」
（ α_α）「ただ注意が必要なところはこいつだけ種族、属性ともに他の雲魔物となんら共通点がないところだ」
（´α_α）「正直、天使族の水属性でよかったよなぁ」
コメントをかく