第五話「カイザーの降臨」
最終更新：ID:juW0nC+XUA 2010年06月20日(日) 21:29:00履歴
アカデミア、学食
（ ＾ω＾）「今日も元気だメシが美味い！」
从 ﾟ∀从「はもはも、今日は午前で終わったし。この後どうするか…」
('A`)「いい話があるぞ」ﾋｮｺｯ
从 ﾟ∀从「なんだ、ドクオ居たの？」
('A`)「最初っから居た！…と、お決まりもやったことだし、まあ聞け」
('A`)「今日はあのカイザーが決闘をするらしい」
（ ＾ω＾）「カイザー？」
从 ﾟ∀从「なんだそれ」
('A`)「お前等そんなことも知らないのかよ…」
カイザー
それはアカデミア最強の称号。
原則的に３年の中から１人選ばれ、
一年間、プロデュエリストになるためのエリート授業を受けることが許される。
プロになるための近道であり、アカデミアに通う生徒の憧れでもある。
（ ＾ω＾）「へー」
从 ﾟ∀从「へー」
('A`)「どうでもよさそうだな…」
（ ＾ω＾）「できない夢を追いかけるのは、もうあきらめたんだお」
从 ﾟ∀从「学年最底辺レヴェルの俺達を甘くみない方がいい」
('A`)「おいばかやめろ、涙出そうになったろ」
从 ﾟ∀从「まあ称号には興味ないけどよ」
从 ﾟ∀从「持つヤツには興味あるぜ。どんだけ強いんだ？」
('A`)「さっき言った通りだ、全戦全勝、究極最強、空前絶後の優秀生徒さ」
从 ﾟ∀从「そんなにか！」
（；＾ω＾）「なんか超人みたいな人だお」
('A`)「実際超人だろ、特別なカリキュラムを組まれてるからか知らんが中々姿が見れないらしい」
从 ﾟ∀从「じゃあなんでソイツのデュエルが見られるんだ？」
('A`)「俺達は実技試験があったろ？カイザーは代わりにプロとデュエルするんだよ」
（；＾ω＾）「プロと!?」
从 ﾟ∀从「それ勝てるのか？」
('A`)「普通は勝てんよ。ま、プロの世界を知る予行練習ってこったな」
从 ﾟ∀从「どこでやるんだ!?」
（ ＾ω＾）「ブーンもみたいお！」
('A`)「デュエル場で二時間後だ、食料買ってのんびり見ようや」
从 ﾟ∀从「楽しみだな！」
（ ＾ω＾）「この学園でトップの決闘…」
第五話「カイザーの降臨」
アカデミア、購買
（ ＾ω＾）「なんで買出し係がブーンなんだお…」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「いらっしゃいませー」
（ ＾ω＾）「とりあえずドローパンを３人分くださいお」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「そこのワゴンにあるので最後だよー」
（ ＾ω＾）「おお、ちょうど３つあったお。じゃあ」
『これください』
（ ＾ω＾）「…」
（ ･∀･）「…」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「あらら、同時だね」
（ ＾ω＾）「…誰だか知らないけど譲ってくれないかお？」
（ ･∀･）「そういうワケにはいかない、僕はお腹がペコペコなんだ」
（ ＾ω＾）「こっちも手ぶらで帰ったらフルボッコ確定だお（主にハインの）」
（ ･∀･）「なら簡単だよ」
（ ＾ω＾）「お？」
（ ･∀･）「ここは天下のアカデミア。デュエルで決めればいいのさ」
（ ＾ω＾）「…その提案乗ったお。おばちゃん、ジャッジ頼むお」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「はいはい〜…ってまだ私は20だぞｺﾗｧ！」
（ ＾ω＾）【Ｗの風】「デュエル！」（ ･∀･）【MED-Ver1,0】
（ ＾ω＾）「まずはブーンのターン、ドローだお！」
（ ･∀･）（さて、どんな決闘をしてくれるかな？）
（ ＾ω＾）「先ずはレベル・スティーラーを捨てて、クイック・シンクロン特殊召喚」
《クイック・シンクロン/Quickdraw Synchron》
チューナー（効果モンスター）
星５/風属性/機械族/攻 700/守1400
このカードは手札のモンスター１体を墓地へ送り、
手札から特殊召喚する事ができる。
このカードは「シンクロン」と名のついたチューナーの代わりに
シンクロ素材とする事ができる。
このカードをシンクロ素材とする場合、「シンクロン」と名のついた
チューナーをシンクロ素材とするモンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。
《レベル・スティーラー/Level Eater》
効果モンスター
星１/闇属性/昆虫族/攻 600/守 0
このカードが墓地に存在する場合、自分フィールド上に表側表示で存在する
レベル５以上のモンスター１体を選択して発動する。
選択したモンスターのレベルを１つ下げ、このカードを墓地から特殊召喚する。
このカードはアドバンス召喚以外のためにはリリースできない。
（ ･∀･）「シンクロか」
（ ＾ω＾）「もう何度同じ動きをしたことか…クイックのレベルを下げ、スティーラーを特殊召喚。そのままシンクロ」
（ ＾ω＾）「ジャンク・ウォリアー！」
《ジャンク・ウォリアー/Junk Warrior》
シンクロ・効果モンスター
星５/闇属性/戦士族/攻2300/守1300
「ジャンク・シンクロン」＋チューナー以外のモンスター１体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、このカードの攻撃力は
自分フィールド上に表側表示で存在する
レベル２以下のモンスターの攻撃力の合計分アップする。
（ ＾ω＾）「レベルを下げ、スティーラーを守備で蘇生」
（ ＾ω＾）「さらにカードを１枚セットして終了だお」
□■□□□ 手札：３枚 （ ＾ω＾）
□�記侠□◆、◆ ．薀ぅ奸В牽娃娃�
□□□□□ □ ライフ：８０００ （ ･∀･）
□□□□□ 手札：５枚
�汽献礇鵐�・ウォリアー/攻撃表示
�競譽戰襦Ε好謄�ーラー
（ ･∀･）「僕のターン、ドロー」
（ ･∀･）「モンスターをセット、さらにカードを１枚伏せてエンドだ」
□■□□□ 手札：３枚 （ ＾ω＾）
□�記侠□◆、◆ ．薀ぅ奸В牽娃娃�
□■□□□ □ ライフ：８０００ （ ･∀･）
□■□□□ 手札：４枚
�汽献礇鵐�・ウォリアー/攻撃表示
�競譽戰襦Ε好謄�ーラー/守備表示
（ ＾ω＾）「ドローだお」
（ ＾ω＾）「手札からスピード・ウォリアーを召喚するお」
《スピード・ウォリアー/Speed Warrior》
効果モンスター
星２/風属性/戦士族/攻 900/守 400
このカードの召喚に成功したターンの
バトルフェイズ時にのみ発動する事ができる。
このカードの元々の攻撃力はバトルフェイズ終了時まで倍になる。
（ ＾ω＾）「スピード・ウォリアーの能力を発動しつつ攻撃するお、ソニック・エッジ！」
スピード・ウォリアー攻撃力900→1800
（ ･∀･）「セットモンスターは仮面竜、能力でトライゴンを守備表示で召喚するよ」
《仮面竜/Masked Dragon》
効果モンスター
星３/炎属性/ドラゴン族/攻1400/守1100
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキから攻撃力１５００以下のドラゴン族モンスター１体を
自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
《トライゴン/Trigon》
ユニオンモンスター
星３/炎属性/ドラゴン族/攻 500/守1700
１ターンに１度、自分のメインフェイズ時に装備カード扱いとして
自分フィールド上の機械族モンスターに装備、
または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
この効果で装備カード扱いになっている場合のみ、
装備モンスターが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
自分の墓地から機械族・光属性・レベル４以下の
モンスター１体を選択して特殊召喚する。
（１体のモンスターが装備できるユニオンは１枚まで。
装備モンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。）
（ ＾ω＾）（なんでこのタイミングなんだお？）「ジャンク・ウォリアーで攻撃」
（ ･∀･）「破壊されるよ」
（ ＾ω＾）「なにもないのかお？ターンエンド」
□■□□□ 手札：３枚 （ ＾ω＾）
□�記境窟◆、◆ ．薀ぅ奸В牽娃娃�
□■□□□ □ ライフ：８０００ （ ･∀･）
□■□□□ 手札：４枚
�汽献礇鵐�・ウォリアー/攻撃表示
�競譽戰襦Ε好謄�ーラー/守備表示
�轡好圈璽鼻ΕΕ�リアー/攻撃表示
（ ･∀･）「ドロー…どうやら君のデッキはシンクロン＋ダーク・シムルグを使ったデッキだね」
（；＾ω＾）「な、なんでダーク・シムルグのことまで知ってるんだお!?」
（ ･∀･）「簡単さ、僕は見ていたからね、君を」
（；＾ω＾）「す、ストーカーッ！」
ζ(ﾟーﾟ*ζ「ﾍﾞｰｺﾝﾚﾀｽﾉﾆﾎｲｶﾞｽﾙｿﾞ…」
（ ･∀･）「違う。僕は認めているだけだ」
（ ･∀･）「君を、ね」
（；＾ω＾）（拝啓、母上。ブーンはかなり危ない人間に目をつけられたようです）
（ ･∀･）「だから、そんな君だから」
（ ･∀･）「耐えてくれよ…僕の本気に」
（；＾ω＾）「お？」
（ ･∀･）「手札からサイバー・ドラゴンを特殊召喚！」
《サイバー・ドラゴン/Cyber Dragon》
効果モンスター（準制限カード）
星５/光属性/機械族/攻2100/守1600
相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在していない場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
（；＾ω＾）「攻撃力2100がいきなり!?」
（ ･∀･）「さらにサイバー・ドラゴン・ツヴァイを召喚」
《サイバー・ドラゴン・ツヴァイ/Cyber Dragon Zwei》
効果モンスター
星４/光属性/機械族/攻1500/守1000
このカードは相手モンスターに攻撃する場合、
ダメージステップの間攻撃力が３００ポイントアップする。
１ターンに１度、手札の魔法カード１枚を相手に見せる事で、
このカードのカード名はエンドフェイズ時まで
「サイバー・ドラゴン」として扱う。
また、このカードが墓地に存在する場合、
このカードのカード名は「サイバー・ドラゴン」として扱う。
（ ･∀･）「手札のパワーボンドを見せて効果を発動、サイバー・ドラゴン・ツヴァイは変形する」
《パワー・ボンド/Power Bond》
通常魔法
手札またはフィールド上から、
融合モンスターカードによって決められたモンスターを墓地へ送り、
機械族の融合モンスター１体を融合デッキから特殊召喚する。
このカードによって特殊召喚したモンスターは、
元々の攻撃力分だけ攻撃力がアップする。
発動ターンのエンドフェイズ時、このカードを発動したプレイヤーは
特殊召喚したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。
（この特殊召喚は融合召喚扱いとする）
変形！サイバー・ドラゴン・ツヴァイ→サイバー・ドラゴン
（；＾ω＾）「まさか…」
（ ･∀･）「君の想像する通りさ、パワーボンドを発動！場のサイバー・ドラゴンを融合する！」
（；＾ω＾）「やっぱりかお」
（ ･∀･）「リミッターオフ、フュージョンフライトコントロールOK、システムオールグリーン」
（ ･∀･）「フュージョンコード『ツイン』…承認、ジョウントフュージョン開始、合体完了まで３…２…１」
（ ･∀･）「出撃、サイバー・ツイン・ドラゴン！」
《サイバー・ツイン・ドラゴン/Cyber Twin Dragon》
融合・効果モンスター
星８/光属性/機械族/攻2800/守2100
「サイバー・ドラゴン」＋「サイバー・ドラゴン」
このカードの融合召喚は、上記のカードでしか行えない。
このカードは一度のバトルフェイズ中に２回攻撃する事ができる。
（ ＾ω＾）「攻撃力はパワーボンドの効果で5600…長ったらしい口上なだけあるお」
（ ･∀･）「いや、口上はタダの趣味さ。ツインでジャンク・ウォリアーに攻撃する」
（ ＾ω＾）「なにもないお」
（ ･∀･）「ならばリバースカードオープン！ゲットライド！」
《ゲットライド！/Roll Out!》
通常罠
自分の墓地に存在するユニオンモンスター１体を選択し、
自分フィールド上に表側表示で存在する装備可能なモンスターに装備する。
（；＾ω＾）「この為に墓地に送ったのかお！」
（ ･∀･）「ああ、では遠慮なくいかせてもらう」
（ ･∀･）「エヴォリューション・ツイン・バーストォ！」
（；＾ω＾）「くっ…」LP8000→4700
（ ･∀･）「そして、トライゴンはツインにある能力を付加させている」
（ ＾ω＾）「戦闘破壊をトリガーにした蘇生…」
（ ･∀･）「よく知ってるね、ジョウントリバース！」
サイバー・ドラゴン・ツヴァイ蘇生！
（ ･∀･）「ツインでもう一度攻撃！（このままツインのﾀﾞｲﾆﾀﾞｧが通れば僕の勝ちだけど…）」
（ ＾ω＾）「そうはいかないお！ガード・ブロック発動！」
《ガード・ブロック/Defense Draw》
通常罠
相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは０になり、
自分のデッキからカードを１枚ドローする。
ダメージ０！
（ ･∀･）「そうこなくちゃね、ツヴァイでスティーラーに攻撃するよ」
（；＾ω＾）「まずいお…けどアイツも2800ダメージ食らうし、まだ…」
（ ･∀･）「残念ながらそうはいかない、メイン２に二重召喚発動」
《二重召喚/Double Summon》
通常魔法
このターン自分は通常召喚を２回まで行う事ができる。
（ ･∀･）「ツヴァイを生贄に捧げる！」
（；＾ω＾）「上級モンスター!?」
（ ･∀･）「サモンスペル『D』発令、No,12開放承認！」
（ ･∀･）「アドバンス召喚、マテリアル・ドラゴン！」
《マテリアルドラゴン/Prime Material Dragon》
効果モンスター
星６/光属性/ドラゴン族/攻2400/守2000
？？？
（；＾ω＾）「いったいどんな能力が…」
（ ･∀･）「すぐに分かるさ、ターンエンド」
（ ＾ω＾）「よし、これで2800ダメージが」
（ ･∀･）LP8000→10800
（ ＾ω＾）
（＾ω＾）「Why？」
（ ･∀･）「これがマテリアル・ドラゴンの能力『ダメージソース』」
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
ライフポイントにダメージを与える効果は、ライフポイントを回復する効果になる。
また、「フィールド上のモンスターを破壊する効果」を持つ
魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、
手札を１枚墓地へ送る事でその発動を無効にし破壊する。
（ ･∀･）「この竜の好物は変わっていてね、傷を喰い、命に変換するのさ」
（；＾ω＾）「インチキカードも大概にするお」
（ ･∀･）「あいにくリアリストなんでね。さあ君のターンだ」
□□□□□ 手札：４枚 （ ＾ω＾）
□□□□□ □ ライフ：４７００
□�´□□◆、◆ ．薀ぅ奸В隠娃牽娃亜 福�･∀･）
□��□□□ 手札：０枚
�．汽ぅ弌次Ε張ぅ鵝Ε疋薀乾�/攻撃表示
�▲泪謄螢▲襦Ε疋薀乾�/攻撃表示
��トライゴン/対象��
（ ω ）「…」
（ ･∀･）（いつもなら、ここで『サレンダー』って聞こえてくるんだけど…）
（ ＾ω＾）「ブーンのターン、ドローッ！」
（ ･∀･）「やっぱり」
（ ･∀･）（君は僕の認めた君だ）
（ ･∀･）「逆転、できそうかい？」
（ ＾ω＾）「当たり前だお！」
（ ･∀･）「そうこなくちゃ」
（ ＾ω＾）「墓地のクイック・ウォリアーとジャンク・ウォリアーを除外！」
（ ＾ω＾）「舞い込むメモリー！疾風の切り札！これで決まりだ！」
（ ＾ω＾）「ダーク・シムルグ！」
《ダーク・シムルグ/Dark Simorgh》
効果モンスター
星７/闇属性/鳥獣族/攻2700/守1000
このカードの属性は「風」としても扱う。
自分の墓地の闇属性モンスター１体と風属性モンスター１体を
ゲームから除外する事で、このカードを手札から特殊召喚する。
手札の闇属性モンスター１体と風属性モンスター１体をゲームから除外する事で、
このカードを自分の墓地から特殊召喚する。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
相手はフィールド上にカードをセットする事ができない。
（ ･∀･）「きたね、エースカード」
（ ＾ω＾）「そして魔法カード発動！フォース！」
《フォース/Riryoku》
通常魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター２体を選択して発動する。
エンドフェイズ時まで、選択したモンスター１体の攻撃力を半分にし、
その数値分もう１体のモンスターの攻撃力をアップする。
（ ＾ω＾）「対象はサイバー・ツイン・ドラゴンとダーク・シムルグ！」
（ ＾ω＾）「チェーンしてダブル・サイクロン！対象はトライゴンとフォース！」
《ダブル・サイクロン》
速攻魔法
自分フィールド上に存在する魔法・罠カード１枚と、
相手フィールド上に存在する魔法・罠カード１枚を選択して発動する。
選択したカードを破壊する。
（ ＾ω＾）「まずはトライゴンとフォースを破壊！これで戦闘破壊が可能になるお！」
（ ＾ω＾）「そしてフォースで攻撃力を吸収するお！」
サイバー・ツイン・ドラゴン 攻5600→2800
ダーク・シムルグ 攻2700→5500
（ ･∀･）「ツインのパワーを逆に利用するなんて…やるね」
（ ＾ω＾）「ダーク・シムルグで、ツインに攻撃！ジョーカーエクストリーム！」
（ ･∀･）「あらら、あっさりと退場か」LP10800→8100
（ ＾ω＾）（まだあんなにライフが…）「スティーラーを蘇生、モンスターを１体、カードを2枚セットして、ターンエンドだお」
□□■■□ 手札：０枚 （ ＾ω＾）
□�境帰�□ □ ライフ：４７００
□□�□□◆、◆ ．薀ぅ奸В牽隠娃亜 福�･∀･）
□□□□□ 手札：０枚
�汽澄璽�・シムルグ/攻撃表示
�競譽戰襦Ε好謄�ーラー/守備表示
�▲泪謄螢▲襦Ε疋薀乾�/攻撃表示
（ ･∀･）「上手い作戦だね、ダーク・シムルグはセットを不可にし、見えざる悪を暴くカード」
（ ･∀･）「これじゃあセットで防いだり、罠で妨害することもできない。一転して僕がピンチ、流石だね」
（ ＾ω＾）「当たり前だお、ブーンの辞書には『逆転』の文字がきっちりマークされた上、二重丸で囲んであるお」
（ ･∀･）「ドロー…じゃあ僕は」
（ ･∀･）「その上さらに文字をなぞりノートに十回書き取りするぐらいはしているかな」
（；＾ω＾）「お？」
（ ･∀･）「貪欲な壺を発動。トライゴン、仮面竜、サイバー・ドラゴン、ツヴァイ、ツインを戻して２枚ドローだ」
《貪欲な壺/Pot of Avarice》
通常魔法
自分の墓地に存在するモンスター５体を選択し、
デッキに加えてシャッフルする。
その後、自分のデッキからカードを２枚ドローする。
（ ･∀･）「サニー・ピクシーを召喚」
《サニー・ピクシー/Sunny Pixie》
チューナー（効果モンスター）
星１/光属性/魔法使い族/攻 300/守 400
このカードが光属性シンクロモンスターの
シンクロ召喚に使用され墓地へ送られた場合、
自分は１０００ライフポイント回復する。
（；＾ω＾）「シンクロ!?」
（ ･∀･）「マテリアル・ドラゴンに、サニー・ピクシーをチューニング！」
（ ･∀･）「シンクロコードは『E』、レベルは7、パスワードは『古』、『生命』、最後に『心』」
（ ･∀･）「美しき魂、今ここにシンクロ完了！」
（ ･∀･）「降臨、エンシェント・ホーリー・ワイバーン！」
《エンシェント・ホーリー・ワイバーン/Ancient Sacred Wyvern》
シンクロ・効果モンスター
星７/光属性/天使族/攻2100/守2000
光属性チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
？？？
（；＾ω＾）「これが…逆転のキーカード」
（ ･∀･）「エンシェント・ホーリー・ワイバーンは力強き生命を感じることで、より輝きを増す」
（ ･∀･）「つまり、上回ったライフ分、攻撃力がアップする！」
自分のライフポイントが相手より上の場合、
その数値だけこのカードの攻撃力はアップする。
自分のライフポイントが相手より下の場合、
その数値だけこのカードの攻撃力がダウンする。
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
１０００ライフポイントを払う事でこのカードを自分フィールド上に特殊召喚する。
（；＾ω＾）「ライフの差は3400、って言うことは…」
（ ･∀･）「エンシェント・ホーリー・ワイバーンの攻撃力は」
（ ･∀･）「5500だ」
EHW 2100→5500
（；＾ω＾）「なっ…」
（ ･∀･）「さらにシンクロ素材にしたサニー・ピクシーの効果を発動。僕のライフは1000ゲインする」
LP8100→9100
（ ･∀･）「そしてライフの差がさらに開いたことによりエンシェント・ホーリー・ワイバーンの攻撃力もアップ」
（ ･∀･）「よって最終的には」
（；＾ω＾）「6500…」
（ ･∀･）「正解」
EHW 5500→6500
（；＾ω＾）「ポンポン攻撃力5000オーバーとか…どんなデッキだお」
（ ･∀･）「さあバトルだ、ダーク・シムルグに攻撃」
（ ･∀･）「ココロブレイド」
（；＾ω＾）「うわぁああああああ！」LP4700→900
（ ･∀･）「更に差が開いた、攻撃力アップだ」
EHW 6500→10300
（；＾ω＾）「こんどは10000越え…」
（ ･∀･）「カードをセットして、ターンエンドだ」
□□■■□ 手札：０枚 （ ＾ω＾）
□�侠□�□ □ ライフ：９００
□□�、□◆、◆ ．薀ぅ奸В坑隠娃亜 福�･∀･）
□□■□□ 手札：０枚
�競譽戰襦Ε好謄�ーラー/守備表示
�．┘鵐轡Д鵐函Ε曄璽蝓次Ε錺ぅ弌璽�/攻撃表示
（ ＾ω＾）（フォースは1枚しか無い…なら、アイツだけが勝利のカギ…けど、けど…）
（ ･∀･）「諦めるのかい？」
（ ＾ω＾）「！」
（ ･∀･）「君はそんな男か？いや、違うね」
（ ＾ω＾）「そうだお…ブーンは！諦めの悪い！意地汚い！勝利に貪欲な男だお！ドロー！」
（ ･∀･）「そう、それが僕の認めた君だ」
（ ＾ω＾）「このターンで逆転勝利してやるお！ドロー！」
（ ＾ω＾）（キタ！）「セットされていた、メタモル・ポットを反転召喚！」
《メタモルポット/Morphing Jar》
効果モンスター（制限カード）
星２/地属性/岩石族/攻 700/守 600
リバース：お互いの手札を全て捨てる。
その後、お互いはそれぞれ自分のデッキからカードを５枚ドローする。
（ ＾ω＾）：捨てたカード リミッター・ブレイク
（ ･∀･）：捨てたカード ナシ
（ ＾ω＾）「「５枚ドロー！」」（･∀･ ）
（ ＾ω＾）「捨てられたリミッター・ブレイクの効果発動！墓地より過労死せよ、スピード・ウォリアー！
《リミッター・ブレイク/Limiter Overload》
通常罠
このカードが墓地へ送られた時、
自分の手札・デッキ・墓地から「スピード・ウォリアー」１体を特殊召喚する。
スピード・ウォリアー蘇生！
（ ＾ω＾）「準備は整ったお！ターボ・シンクロンを召喚！」
《ターボ・シンクロン/Turbo Synchron》
チューナー（効果モンスター）
星１/風属性/機械族/攻 100/守 500
このカードの攻撃宣言時、攻撃対象となるモンスターを守備表示にする事ができる。
このカードの攻撃によって自分が戦闘ダメージを受けた時、
受けたダメージの数値以下の攻撃力を持つモンスター１体を
手札から特殊召喚する事ができる。
（ ＾ω＾）「レベル・スティーラー、メタモル・ポット、スピード・ウォリアーにターボ・シンクロンをチューニング！」
（ ＾ω＾）「大切な者を守るため！復讐の過去は振り切るぜ！シンクロ召ッ…喚！」
（ ＾ω＾）「加速せよ、ターボ・ウォリアー！」
《ターボ・ウォリアー/Turbo Warrior》
シンクロ・効果モンスター
星６/風属性/戦士族/攻2500/守1500
「ターボ・シンクロン」＋チューナー以外のモンスター１体以上
このカードがレベル６以上のシンクロモンスターに攻撃する場合、
攻撃対象モンスターの攻撃力を半分にする。
このカードはレベル６以下の効果モンスターの効果の対象にならない。
（ ･∀･）「狙いは…半減効果か！」
（ ＾ω＾）「その通りだお！巨大化を装備して攻撃力倍！」
《巨大化/Megamorph》
装備魔法（制限カード）
自分のライフポイントが相手より下の場合、
装備モンスターの攻撃力は元々の攻撃力を倍にした数値になる。
自分のライフポイントが相手より上の場合、
装備モンスターの攻撃力は元々の攻撃力を半分にした数値になる。
ターボ・ウォリアー 2500→5000
（ ＾ω＾）「そしてアサルトアーマーを装備、解除！」
《アサルト・アーマー/Assault Armor》
装備魔法
自分のフィールド上に存在するモンスターが
戦士族モンスター１体のみ場合、そのモンスターに装備する事ができる。
装備モンスターの攻撃力は３００ポイントアップする。
装備されているこのカードを墓地に送る事で、このターン装備モンスターは
１度のバトルフェイズ中に２回攻撃をする事ができる。
ターボ・ウォリアー 二回攻撃取得！
（ ＾ω＾）「手札１枚をコストに、破邪の大剣−バオウ！」
《破邪の大剣−バオウ/Wicked-Breaking Flamberge - Baou 》
装備魔法
手札のカード１枚を墓地に送って装備する。
装備モンスターの攻撃力は５００ポイントアップする。
このカードを装備したモンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した場合、
そのモンスターの効果は無効化される。
（ ＾ω＾）「チェーンして伏せカード発動、シンクロストライク！」
《シンクロ・ストライク/Synchro Strike》
通常罠
シンクロ召喚したモンスター１体の攻撃力はエンドフェイズ時まで、
シンクロ素材にしたモンスターの数×５００ポイントアップする。
（ ･∀･）（なるほど、これでターボ・ウォリアーは攻撃力7500、２回攻撃が可能な上、無効能力も付加）
（ ･∀･）（合計ダメージは9850で敗北）
（ ･∀･）（やっぱり君は素晴らしい。だからこそ…）
（ ･∀･）（僕も全力で迎え撃つ、この…）
（ ･∀･）（『オネスト』で）
《オネスト/Honest》
効果モンスター(準制限カード)
星４/光属性/天使族/攻1100/守1900
自分のメインフェイズ時に、フィールド上に表側表示で存在する
このカードを手札に戻す事ができる。
また、自分フィールド上に表側表示で存在する光属性モンスターが
戦闘を行うダメージステップ時にこのカードを手札から墓地へ送る事で、
エンドフェイズ時までそのモンスターの攻撃力は、
戦闘を行う相手モンスターの攻撃力の数値分アップする。
（ ＾ω＾）「…チェーンして最後の伏せカード、発動！」
（ ＾ω＾）「マインドクラッシュ！」
《マインドクラッシュ/Mind Crush》
通常罠（制限カード）
カード名を１つ宣言する。
相手は手札に宣言したカードを持っていた場合、
そのカードを全て墓地へ捨てる。
持っていなかった場合、自分はランダムに手札を１枚捨てる。
（ ･∀･）「なにっ!?」
（ ＾ω＾）「対象はオネストだお！」
（ ･∀･）手札：パワーボンド、オネスト、サイバー・ドラゴン、リミッター解除、オネスト
オネスト2枚、クラッシュ！
（ ＾ω＾）「やっぱりあったかお！」
（ ･∀･）（この短時間でデッキパターンを見抜いたのか!?ここまで…）
（ ＾ω＾）「ドローパンはもらったお！」
（ ･∀･）「ここまで凄いのか、君は…」
（ ＾ω＾）「ターボ・ウォリアーで攻撃、マキシマムドライブ！」
（ ･∀･）「なら…」
（ ･∀･）「もっと全力を見せなくちゃね」
（；＾ω＾）「お!?」
（ ･∀･）「伏せカード発動。ホーリージャベリン！」
《ホーリージャベリン/Enchanted Javeline》
通常罠
相手の攻撃モンスター１体の攻撃力分のライフポイントを回復する。
（；＾ω＾）「しまっ…」
（ ･∀･）「ホーリージャベリンはターボ・ウォリアーの効果にチェーンして発動される」
（ ･∀･）「ライフを7500回復！同時に攻撃力アップ！」
LP9100→16600
SHW 10300→17800
（ ･∀･）「そしてターボ・ウォリアーの効果が適用される…が」
SHW 17800→8900
（；＾ω＾）「それでも…8900」
（ ･∀･）「君のタクティクス、とても素晴らしかったよ」
（ ･∀･）「けど」
（ ･∀･）「勝つのは僕、このモララーさ」
（ ＾ω＾）「その名前、必ず覚えておくお…」
（ ･∀･）「そうかい、嬉しいね」
ターボ・ウォリアー戦闘破壊！
（ ＾ω＾）LP900→0
ζ(ﾟーﾟ*ζ「勝者、モララー！」
…
（ ＾ω＾）「負けちまったお…いったい食料はどうすれば…」
（ ･∀･）「あ、しまったもうこんな時間か。しかたない、これは君にあげるよ」
（ ＾ω＾）「いいのかお!?」
（ ･∀･）「ああ、用事があるし。僕は君と決闘できただけで満足だからね」
（ ･∀･）「それじゃあ、また」
（ ＾ω＾）「…不思議なヤツだお」
（ ＾ω＾）「ともかく食料はゲット！後はドクオの所…って」
（；＾ω＾）「どこで待ち合わせか忘れちまったお…」
…
('A`)「ヴァー、遅かったじゃないかブーン」
从 ﾟ∀从「腹減ったぞー！」
（；＾ω＾）「悪かったお…で、決闘は？」
('A`)「…もう終わったよ」
（；＾ω＾）「へ？でもまだ３分しか過ぎて…」
('A`)「後攻ワンキルさ」
（；＾ω＾）「プロ相手に!?」
从 ﾟ∀从「パンうめぇえええ！」
('A`)「しかもカイザー、なんて言ったと思う？」
('A`)「『君なんかより、さっき決闘したレッド生徒の方が強い』…だってよ、プロの野郎プライドズタズタだぜ」
（；＾ω＾）「凄いこと言うお」
从 ﾟ∀从「もぐもぐ…あ、まだあそこに居るぞ」
从 ﾟ∀从「三年オベリスクブルー所属、カイザーの」
（ ･∀･）
从 ﾟ∀从「モララー」
（ ＾ω＾）「!?」
（ ･∀･）（いたのかブーン君）
（ ･∀･）（やっぱり僕と釣り合うのは）
（ ･∀･）（君だけ、みたいだ）
頂点と底辺の行方は。
そして
（ ）「…見付けた。あの帝王こそ相応しい…」
（ ）「我が器に…」
動き始める闇。
第五話・完
（ ･∀･）「今日の最強カードはこれだよ」
《エンシェント・ホーリー・ワイバーン/Ancient Sacred Wyvern》
シンクロ・効果モンスター
星７/光属性/天使族/攻2100/守2000
光属性チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
自分のライフポイントが相手より上の場合、
その数値だけこのカードの攻撃力はアップする。
自分のライフポイントが相手より下の場合、
その数値だけこのカードの攻撃力がダウンする。
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
１０００ライフポイントを払う事でこのカードを自分フィールド上に特殊召喚する。
（ ･∀･）「僕のデッキにおけるフィニッシャーの1つだよ」
（ ･∀･）「縛りがあるけど効果はその分強力、蘇生と自己強化ができるよ」
（ ･∀･）「使う場合はライフゲインデッキ、もしくはバーンデッキなんかがいいかもね」
（ ･∀･）「それにしてもブーン君は素晴らしいね、ますます気に入った」
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