第七話【デュエルは楽しむことに意義がある】
最終更新：ID:7OwtEl3Ubg 2007年10月26日(金) 22:04:51履歴
ﾉﾉﾟーﾟﾘ「ヒナ…今日も学校休みだね…」
ﾉﾚ･ゝ･)「風邪でもひいたんじゃないのか？」
(`ｗ′)「何とかは風邪をひかないって言うけどな」
ﾉﾚ･ゝ･)「黙れ自称成績優秀めが」
(`ｗ′；)「事実だ…」
ﾉﾉﾟーﾟﾘ「メールとか何度も送ってるけど何の反応もないし…」
ﾉﾚ･ゝ･)「もしかしたら事件かもな…」
(`ｗ′)「…」
一方ブーン達…
( ^ω^)「今日が集合の日だお」
('A`)「だな」
ξﾟ��ﾟ)ξ「準備はできてる？」
( ^ω^)「大丈夫だお」
('A`)「じゃあ６時にな」
ξﾟ��ﾟ)ξ「わかってるわ」
そして廃工場…
Σ（；-θ･）「ハッ！今まで俺……つっ！」
？？？「お目覚めですか。では、昨日の続きと色々してもらいますよ…キョッキョッキョ」
白衣の男は足音高々にどこかへと歩いて行った。
（；･θ･）「だ…誰だ…！待て…！」
（；-θ-）（くっ…全身が痛ぇ…！俺は何かされてたみたいだが一体何を…？）
ついに迎えた運命の日…。この日で失踪事件の全てが終わるだろう…
第７話【デュエルは楽しむことに意義がある】
午後５時５４分。島袋ジョンソン、田中ユキヒロ到着。
(`ｗ′)「さて、待つとしますか…」
ﾉﾚ･ゝ･)「だな…」
午後６時。約束の集合時間。西の空に夕焼けの余韻が残っている。
ﾉﾚ･ゝ･)「ブーン達はまだか？」
(`ｗ′)「早く来いよ…」
午後６時７分。ブーン、ドクオ、ツン到着。
(；^ω^)「待たせてすまないお」
ξﾟ��ﾟ)ξ「ブーンがデッキ忘れたから取りに戻ってたのよ」
('A`)「まったく…。迷惑な奴だ…」
( ^ω^)「…あれ？ヒナがいないお？」
(`ｗ′)「奴は２日前から行方不明だ。連絡が取れないでいる」
('A`)「マジかよ…」
ﾉﾚ･ゝ･)「…深く考えるな。準備はいいな？」
( ^ω^)「大丈夫だお！」
ﾉﾚ･ゝ･)「よし！出発！」
廃工場内部、ヒナの監禁場所
（；-θ-）「つつつ…とりあえず現状の把握からだ」
俺は一昨日何者かに睡眠薬で眠らされてここに連れてこられた。
そして暗いこの場所に監禁されている。
目が慣れたので周りを見てみると、コンクリートとクレーンのフックのような物が見られる。
引田の家の近所だと恐らく南高校近くの廃工場だろう。
（,,･θ･）「お…！俺の携帯じゃねぇか！」
ヒナは携帯を拾い上げて時間を確認する。
１８：１３
（,,･θ･）「よし、これで少し探索でもするか……？メールが来てる…」
島袋ジョンソン部隊、廃工場外部、フェンス前
(`ｗ′)「さて、ここで問題だ」
(`ｗ′)「この工場はフェンスがあるため通常は進入できないようになっています。
ですが、あの隙間を通り抜けるとどうやらフェンスの破けている部分があるそうです。
この隙間はとても狭いです。どうすれば通り抜けられるでしょうか？」
ﾉﾚ･ゝ･)「答え：細身の奴しか通れない。何さりげなくお前の体重がないことを自慢している」
(`ｗ′；)「と、とりあえず俺が先に行く。各自上手にこの隙間をくぐってくるように」
ﾉﾚ･ゝ･)（…あれ？俺が仕切ってるはずだったけど？）
田中ユキヒロが隙間を潜り抜けた先には白衣の男がデュエルディスクをつけて立っていた。
(`ｗ′)「ここに入りたいのですが」
（・_・）「誰が認めると思うのですか？ここは立ち入り禁止です」
(`ｗ′)「それをどうにかして頂きたい。デュエリストならなおさらだ」
そう言いながら田中は左腕に装着したデュエルディスクを見せる。
（・_・）「仕方ありませんね。私もデュエリストのはしくれである以上、デュエルを拒む気はありません」
一方、隙間をくぐっていない皆様。
ξﾟ��ﾟ)ξ「じゃあ私が行くわ」
(*^ω^)(*'A`)
ξ＃ﾟ��ﾟ)ξ「何ニヤニヤしてんのよ！」
金属バットで撲殺したような音が二回…。
(:::)´ω::)(::)＃A`(:::)
ﾉﾚ；･ゝ･)「（まるで初期スト�兇世福帖法長圓辰討蕕辰靴磴ぁ２兇麓，帽圓�ぜ」
(`ｗ′)「…行くぜ！」
ﾃﾞｭｴﾙ
(`ｗ′) 決闘！ （・_・）
ＬＰ8000 ＬＰ8000
(`ｗ′)「俺のターン！ドロー！天使の施し！３枚引いて２枚捨てる！」
(`ｗ′)「俺は凡骨の意地を発動！」
(`ｗ′)「カードを４枚伏せてターンエンドだ」
(`ｗ′) ＬＰ8000 手札１ 場 凡骨 伏せ４
（・_・） ＬＰ8000 手札５ 場 がら空き
（・_・）「私のターン、ドロー」
（・_・）「ヂェミナイ・エルフを召喚！ダイレクトアタック！」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「何者…？」
(`ｗ′)「デュエリストだ。それ以上でもそれ以下でもない」
ＬＰ8000→6100
(`ｗ′)「リバースカードオープン！リビングデッドの呼び声！ビッグバンガールを蘇生！」
ビッグバンガール
効果モンスター
星４/炎属性/炎族/攻1300/守1500
自分のライフポイントが回復する度に、
相手ライフに５００ポイントダメージを与える。
(`ｗ′)「さらにこの瞬間、速攻魔法、地獄の暴走召喚を発動！」
地獄の暴走召喚
速攻魔法
相手フィールド上に表側表示モンスターが存在し、
自分フィールド上に攻撃力１５００以下のモンスター１体の特殊召喚に成功した時に発動する事ができる。
その特殊召喚したモンスターと同名カードを自分の手札・デッキ・墓地から全て攻撃表示で特殊召喚する。
相手は相手フィールド上のモンスター１体を選択し、
そのモンスターと同名カードを相手自身の手札・デッキ・墓地から全て特殊召喚する。
(`ｗ′)「これでガールが揃ったぜ！」
一方、取り残された方々…
( ^ω^)「ドクオ、どうるすお？」
('A`)「俺達じゃ入れないのはよく分かった。とりあえずあちこち回るしかないな」
( ^ω^)「じゃああっちの方行ってみるお！」
('A`)「うっしゃ」
一方ドクオに負けた成績優秀者のデュエルは…
（・_・）「私の場にもヂェミナイ・エルフが揃いましたよ。２体目で攻撃！」
(`ｗ′)「トラップ発動！和睦の使者！」
ﾉﾚ･ゝ･)「お、あいつ久々に鬼引きだな」
ξﾟ��ﾟ)ξ「鬼引き？」
ﾉﾚ･ゝ･)「よく見てろ、面白いことがおこるぜ？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「それであいつのデッキはどんなデッキなの？」
ﾉﾚ･ゝ･)「奴のデッキはキュアバーン、バニラと組み合わせた、な」
（・_・）「カードを一枚伏せてターンエンドです」
(`ｗ′)「エンドフェイズに神の恵みを発動させておくぜ」
(`ｗ′) ＬＰ6100 手札１ 場 ガール×３ 凡骨 神の恵み リビング
（・_・） ＬＰ8000 手札４ 場 ヂェミナイ×３ 伏せ１
(`ｗ′)「今の俺なら分かる！このターンで俺の勝ちだ！」
（・_・）「…面白い。やれるものならやってみてください」
(`ｗ′)「さあ行くぜ！まず一枚目！ドロー！モンスターカード！ドロー！ｍ（ｒｙ」
（・_・）「１kill宣言で５枚ドローですか。少し足りませんね…ぐっ！」
ＬＰ8000→500
ξﾟ��ﾟ)ξ「何？リアクションが妙にオーバーね」
ﾉﾚ･ゝ･)「そんな奴なのか？」
(`ｗ′)「まだだ！スタンバイフェイズに移行！」
ＬＰ6100→8600
ξﾟ��ﾟ)ξ「それで、どう勝つのよ？」
ﾉﾚ･ゝ･)「まぁ、見てろ」
(`ｗ′)「スタンバイフェイズに墓地の堕天使マリーの効果発動！」
堕天使マリー
効果モンスター
星５/闇属性/悪魔族/攻1700/守1200
このカードが墓地に存在する限り、
自分のスタンバイフェイズ毎に２００ライフポイント回復する。
（・_・）「施しで落としましたか…」
ﾉﾚ･ゝ･)「奴のデッキは基本的に事故しかないがごくまれに鬼引きを発揮する…そんなデッキだ」
(`ｗ′)「これが俺の鬼ドローだぜ？」
ＬＰ8600→8800
（・_・）「これはやられ…ぐふっ！」
ＬＰ500→0
ﾉﾚ･ゝ･)「名付けて…凡骨ガール！！！」
(`ｗ′＃)「違う！ＣＯＴＧ！Cure Of The Girls！」
ﾉﾚ･ゝ･)「発音が幼児以下だ。出直して来い」
ξﾟ��ﾟ)ξ(`ｗ′)ﾉﾚ･ゝ･)「あ」
( ；^ω^)「ハァ…ハァ…。…問題の答えは『回り込む』だお！」
(；'A`)「ちょいと疲れたぜ…」
ξ＃ﾟ��ﾟ)ξﾉﾚ＃･ゝ･)「田中…」
(`ｗ′；)「ハハハハハ。とりあえず中に入ろうではないか」
ブーン一行は廃工場へと歩を進めた。そしてその中にいるヒナは…。
（,,･θ･）「碇…。」
（,,-θ-）「………」
（,,･θ･）「電話するか…」
ｿﾉﾃﾉﾊﾞｼﾃｰ ﾏﾊﾞﾕｲｱｼﾀｦﾂｰｶｰﾐｰｔ ピッ
ﾉﾉﾟーﾟﾘ「もしもし…ヒナ？」
（,,･θ･）「おう」
ﾉﾉ//_//ﾘ「ヒナのバカッ！」
（,,･θ･）「うぉ！？いきなり何だよ！？」
ﾉﾉ//_//ﾘ「だって…だって…！ヒナがいないからすごく心配したんだよ！寂しかったんだよ！それなのにそんな風に普通に電話して！」
（；･θ･）「それはすまなかったな」
ﾉﾉ//_//ﾘ「そんなのじゃ嫌！許さないんだから！」
（,,･θ･）「…じゃあ俺が帰ってきたら何かおごってやるよ！」
ﾉﾉﾟーﾟﾘ「え！ホント！？」
（,,･θ･）「あぁ！でも安いのにしてくれよ？今月厳しいから！」
ﾉﾉﾟーﾟﾘ「わかった！じゃあ約束だからね！忘れないでね！」
（,,･θ･）「大丈夫だ。忘れねぇよ。…じゃあ、切るぞ」
ﾉﾉﾟーﾟﾘ「ん。じゃ〜ね〜♪」プツッ
（；･θ･）「碇の奴いきなりテンション上がったな…。俺の所持金…後で確認しておくか…」
電話を終えたヒナは自分の持ち物がどこにあるか改めて探索を始めた。
引田宅前に帽子で顔を隠している男が歩いてきて、立ち止まった。
？？？「やぁ、久しぶり。引田」
(-＿-)「久しぶり。社交辞令はいらないかな？」
？？？「うむ。単刀直入に言おう。今すぐヒナとか言うガキを呼べ」
(-＿-) 「無理な相談だ。なら君も変なことは止めてもらおうか」
？？？「それも無理だ。既に計画は進んでいる。来年を楽しみにしているがいい…」
(-＿-) 「おっと、逃げようとしたってそうは問屋が卸さないよ。君がどうしてここに来たのか教えてもらおうか」
？？？「計画のためだ、とだけ言っておこう」
(-＿-) 「くにへかえるんだな…。おまえにもかぞくがいるだろう…」
？？？「おっと、私の地元はここだ。勘違いしないでくれ」
(-＿-) 「まぁ、さっきのは言葉のあやだ。深く考えるな」
？？？「で、他に言うことは？」
(-＿-) 「…僕がデュエルに勝ったら、洗いざらい、全て話してもらう！」
？？？「フッ…面白い。いいだろう！このデュエル、受けて立つ！」
(-＿-) 「普段の君らしくないな…。一体何だい？その自信は？」
？？？「引田にだけ見せる…先行お披露目会だ」
(-＿-) ？？？「ディスクセット！」
工場潜入部隊は…
(`ｗ′)「暗いな…」
ﾉﾚ･ゝ･)「あぁ。お前の本性と同じくらい暗くてジメジメしてやがる」
(`ｗ′＃)「…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「このままじゃどうにもできないわね…」
(`ｗ′)「二手に分かれるか？」
( ^ω^)「賛成だお！」
('A`)「同意」
(`ｗ′)「じゃあブーンとドクオと俺はこっち、お前とツンはあっちに行ってくれ」
ﾉﾚ･ゝ･)「よっしゃ」
ξﾟ��ﾟ)ξ「わかったわ」
(`ｗ′)「じゃ、後で落ち合おう！」
廃工場潜入部隊、分裂して内部の捜索開始。
ブーン一行
( ^ω^)「お？あそこに誰かいるお！」
ξﾟ∀ﾟξ「やあ。ようこそ」
( ^ω^)「あいつ誰だお？」
('A`)「あ…貴方はまさか！」
ξﾟ∀ﾟξ「そう。私の名前はフロッグ井中。日本のトッププロだ」
( ^ω^)「フロッグ井中…どこかで聞いたことのある名前だお…」
('A`)「ほら！２週間前の雑誌に失踪者として書かれてたろ！」
( ^ω^)「そうそう、それだお！」
('A`)「Mr.フロッグ…是非、この私とデュエルしていただけませんか？」
ξﾟ∀ﾟξ「フフフ…言われずともデュエリストはデュエルで排除する、それが決まりだ」
('A`)「ありがたき幸せ！」
(；^ω^)（ドクオの口調がおかしいお…）
？？？「引田、行くぞ！」
ﾃﾞｭｴﾙ
(-＿-) 決闘！ ？？？
ＬＰ8000 ＬＰ8000
ξﾟ∀ﾟξ「君のデュエル、見せてもらおうか！」
ﾃﾞｭｴﾙ
('A`) 決闘！ ξﾟ∀ﾟξ
ＬＰ8000 ＬＰ8000
第七話 完
次回予告
ヒナ…君のデュエルに僕は希望を見た…
覚えているかい？始めてであった日のことを？
短い間だった…。それでも僕を覚えていてくれるだけで十分だった…。
ヒナ…。君は今、どこで何をしているのかい…？
ヒナ…。君は今、自分を生きているかい…？
僕は…僕の意思を次げる存在を探していた…。
ヒナ…。君は…。ヒナ………。
…………――――。
次回【嘘の希望、すなわち絶望】
（,,･θ･）「今日の最強カードは《ビッグバンガール》！」
効果モンスター
星４/炎属性/炎族/攻1300/守1500
自分のライフポイントが回復する度に、
相手ライフに５００ポイントダメージを与える。
（,,･θ･）「キュアバーンの中心カードだ！」
（,,･θ･）「コンボを決めれば確実に複数回のダメージが与えられるぞ！」
（,,･θ･）「狙われやすいから場持ちをよくするための工夫を忘れるなよ！」
ﾉﾚ･ゝ･)「風邪でもひいたんじゃないのか？」
(`ｗ′)「何とかは風邪をひかないって言うけどな」
ﾉﾚ･ゝ･)「黙れ自称成績優秀めが」
(`ｗ′；)「事実だ…」
ﾉﾉﾟーﾟﾘ「メールとか何度も送ってるけど何の反応もないし…」
ﾉﾚ･ゝ･)「もしかしたら事件かもな…」
(`ｗ′)「…」
一方ブーン達…
( ^ω^)「今日が集合の日だお」
('A`)「だな」
ξﾟ��ﾟ)ξ「準備はできてる？」
( ^ω^)「大丈夫だお」
('A`)「じゃあ６時にな」
ξﾟ��ﾟ)ξ「わかってるわ」
そして廃工場…
Σ（；-θ･）「ハッ！今まで俺……つっ！」
？？？「お目覚めですか。では、昨日の続きと色々してもらいますよ…キョッキョッキョ」
白衣の男は足音高々にどこかへと歩いて行った。
（；･θ･）「だ…誰だ…！待て…！」
（；-θ-）（くっ…全身が痛ぇ…！俺は何かされてたみたいだが一体何を…？）
ついに迎えた運命の日…。この日で失踪事件の全てが終わるだろう…
第７話【デュエルは楽しむことに意義がある】
午後５時５４分。島袋ジョンソン、田中ユキヒロ到着。
(`ｗ′)「さて、待つとしますか…」
ﾉﾚ･ゝ･)「だな…」
午後６時。約束の集合時間。西の空に夕焼けの余韻が残っている。
ﾉﾚ･ゝ･)「ブーン達はまだか？」
(`ｗ′)「早く来いよ…」
午後６時７分。ブーン、ドクオ、ツン到着。
(；^ω^)「待たせてすまないお」
ξﾟ��ﾟ)ξ「ブーンがデッキ忘れたから取りに戻ってたのよ」
('A`)「まったく…。迷惑な奴だ…」
( ^ω^)「…あれ？ヒナがいないお？」
(`ｗ′)「奴は２日前から行方不明だ。連絡が取れないでいる」
('A`)「マジかよ…」
ﾉﾚ･ゝ･)「…深く考えるな。準備はいいな？」
( ^ω^)「大丈夫だお！」
ﾉﾚ･ゝ･)「よし！出発！」
廃工場内部、ヒナの監禁場所
（；-θ-）「つつつ…とりあえず現状の把握からだ」
俺は一昨日何者かに睡眠薬で眠らされてここに連れてこられた。
そして暗いこの場所に監禁されている。
目が慣れたので周りを見てみると、コンクリートとクレーンのフックのような物が見られる。
引田の家の近所だと恐らく南高校近くの廃工場だろう。
（,,･θ･）「お…！俺の携帯じゃねぇか！」
ヒナは携帯を拾い上げて時間を確認する。
１８：１３
（,,･θ･）「よし、これで少し探索でもするか……？メールが来てる…」
島袋ジョンソン部隊、廃工場外部、フェンス前
(`ｗ′)「さて、ここで問題だ」
(`ｗ′)「この工場はフェンスがあるため通常は進入できないようになっています。
ですが、あの隙間を通り抜けるとどうやらフェンスの破けている部分があるそうです。
この隙間はとても狭いです。どうすれば通り抜けられるでしょうか？」
ﾉﾚ･ゝ･)「答え：細身の奴しか通れない。何さりげなくお前の体重がないことを自慢している」
(`ｗ′；)「と、とりあえず俺が先に行く。各自上手にこの隙間をくぐってくるように」
ﾉﾚ･ゝ･)（…あれ？俺が仕切ってるはずだったけど？）
田中ユキヒロが隙間を潜り抜けた先には白衣の男がデュエルディスクをつけて立っていた。
(`ｗ′)「ここに入りたいのですが」
（・_・）「誰が認めると思うのですか？ここは立ち入り禁止です」
(`ｗ′)「それをどうにかして頂きたい。デュエリストならなおさらだ」
そう言いながら田中は左腕に装着したデュエルディスクを見せる。
（・_・）「仕方ありませんね。私もデュエリストのはしくれである以上、デュエルを拒む気はありません」
一方、隙間をくぐっていない皆様。
ξﾟ��ﾟ)ξ「じゃあ私が行くわ」
(*^ω^)(*'A`)
ξ＃ﾟ��ﾟ)ξ「何ニヤニヤしてんのよ！」
金属バットで撲殺したような音が二回…。
(:::)´ω::)(::)＃A`(:::)
ﾉﾚ；･ゝ･)「（まるで初期スト�兇世福帖法長圓辰討蕕辰靴磴ぁ２兇麓，帽圓�ぜ」
(`ｗ′)「…行くぜ！」
ﾃﾞｭｴﾙ
(`ｗ′) 決闘！ （・_・）
ＬＰ8000 ＬＰ8000
(`ｗ′)「俺のターン！ドロー！天使の施し！３枚引いて２枚捨てる！」
(`ｗ′)「俺は凡骨の意地を発動！」
(`ｗ′)「カードを４枚伏せてターンエンドだ」
(`ｗ′) ＬＰ8000 手札１ 場 凡骨 伏せ４
（・_・） ＬＰ8000 手札５ 場 がら空き
（・_・）「私のターン、ドロー」
（・_・）「ヂェミナイ・エルフを召喚！ダイレクトアタック！」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「何者…？」
(`ｗ′)「デュエリストだ。それ以上でもそれ以下でもない」
ＬＰ8000→6100
(`ｗ′)「リバースカードオープン！リビングデッドの呼び声！ビッグバンガールを蘇生！」
ビッグバンガール
効果モンスター
星４/炎属性/炎族/攻1300/守1500
自分のライフポイントが回復する度に、
相手ライフに５００ポイントダメージを与える。
(`ｗ′)「さらにこの瞬間、速攻魔法、地獄の暴走召喚を発動！」
地獄の暴走召喚
速攻魔法
相手フィールド上に表側表示モンスターが存在し、
自分フィールド上に攻撃力１５００以下のモンスター１体の特殊召喚に成功した時に発動する事ができる。
その特殊召喚したモンスターと同名カードを自分の手札・デッキ・墓地から全て攻撃表示で特殊召喚する。
相手は相手フィールド上のモンスター１体を選択し、
そのモンスターと同名カードを相手自身の手札・デッキ・墓地から全て特殊召喚する。
(`ｗ′)「これでガールが揃ったぜ！」
一方、取り残された方々…
( ^ω^)「ドクオ、どうるすお？」
('A`)「俺達じゃ入れないのはよく分かった。とりあえずあちこち回るしかないな」
( ^ω^)「じゃああっちの方行ってみるお！」
('A`)「うっしゃ」
一方ドクオに負けた成績優秀者のデュエルは…
（・_・）「私の場にもヂェミナイ・エルフが揃いましたよ。２体目で攻撃！」
(`ｗ′)「トラップ発動！和睦の使者！」
ﾉﾚ･ゝ･)「お、あいつ久々に鬼引きだな」
ξﾟ��ﾟ)ξ「鬼引き？」
ﾉﾚ･ゝ･)「よく見てろ、面白いことがおこるぜ？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「それであいつのデッキはどんなデッキなの？」
ﾉﾚ･ゝ･)「奴のデッキはキュアバーン、バニラと組み合わせた、な」
（・_・）「カードを一枚伏せてターンエンドです」
(`ｗ′)「エンドフェイズに神の恵みを発動させておくぜ」
(`ｗ′) ＬＰ6100 手札１ 場 ガール×３ 凡骨 神の恵み リビング
（・_・） ＬＰ8000 手札４ 場 ヂェミナイ×３ 伏せ１
(`ｗ′)「今の俺なら分かる！このターンで俺の勝ちだ！」
（・_・）「…面白い。やれるものならやってみてください」
(`ｗ′)「さあ行くぜ！まず一枚目！ドロー！モンスターカード！ドロー！ｍ（ｒｙ」
（・_・）「１kill宣言で５枚ドローですか。少し足りませんね…ぐっ！」
ＬＰ8000→500
ξﾟ��ﾟ)ξ「何？リアクションが妙にオーバーね」
ﾉﾚ･ゝ･)「そんな奴なのか？」
(`ｗ′)「まだだ！スタンバイフェイズに移行！」
ＬＰ6100→8600
ξﾟ��ﾟ)ξ「それで、どう勝つのよ？」
ﾉﾚ･ゝ･)「まぁ、見てろ」
(`ｗ′)「スタンバイフェイズに墓地の堕天使マリーの効果発動！」
堕天使マリー
効果モンスター
星５/闇属性/悪魔族/攻1700/守1200
このカードが墓地に存在する限り、
自分のスタンバイフェイズ毎に２００ライフポイント回復する。
（・_・）「施しで落としましたか…」
ﾉﾚ･ゝ･)「奴のデッキは基本的に事故しかないがごくまれに鬼引きを発揮する…そんなデッキだ」
(`ｗ′)「これが俺の鬼ドローだぜ？」
ＬＰ8600→8800
（・_・）「これはやられ…ぐふっ！」
ＬＰ500→0
ﾉﾚ･ゝ･)「名付けて…凡骨ガール！！！」
(`ｗ′＃)「違う！ＣＯＴＧ！Cure Of The Girls！」
ﾉﾚ･ゝ･)「発音が幼児以下だ。出直して来い」
ξﾟ��ﾟ)ξ(`ｗ′)ﾉﾚ･ゝ･)「あ」
( ；^ω^)「ハァ…ハァ…。…問題の答えは『回り込む』だお！」
(；'A`)「ちょいと疲れたぜ…」
ξ＃ﾟ��ﾟ)ξﾉﾚ＃･ゝ･)「田中…」
(`ｗ′；)「ハハハハハ。とりあえず中に入ろうではないか」
ブーン一行は廃工場へと歩を進めた。そしてその中にいるヒナは…。
（,,･θ･）「碇…。」
（,,-θ-）「………」
（,,･θ･）「電話するか…」
ｿﾉﾃﾉﾊﾞｼﾃｰ ﾏﾊﾞﾕｲｱｼﾀｦﾂｰｶｰﾐｰｔ ピッ
ﾉﾉﾟーﾟﾘ「もしもし…ヒナ？」
（,,･θ･）「おう」
ﾉﾉ//_//ﾘ「ヒナのバカッ！」
（,,･θ･）「うぉ！？いきなり何だよ！？」
ﾉﾉ//_//ﾘ「だって…だって…！ヒナがいないからすごく心配したんだよ！寂しかったんだよ！それなのにそんな風に普通に電話して！」
（；･θ･）「それはすまなかったな」
ﾉﾉ//_//ﾘ「そんなのじゃ嫌！許さないんだから！」
（,,･θ･）「…じゃあ俺が帰ってきたら何かおごってやるよ！」
ﾉﾉﾟーﾟﾘ「え！ホント！？」
（,,･θ･）「あぁ！でも安いのにしてくれよ？今月厳しいから！」
ﾉﾉﾟーﾟﾘ「わかった！じゃあ約束だからね！忘れないでね！」
（,,･θ･）「大丈夫だ。忘れねぇよ。…じゃあ、切るぞ」
ﾉﾉﾟーﾟﾘ「ん。じゃ〜ね〜♪」プツッ
（；･θ･）「碇の奴いきなりテンション上がったな…。俺の所持金…後で確認しておくか…」
電話を終えたヒナは自分の持ち物がどこにあるか改めて探索を始めた。
引田宅前に帽子で顔を隠している男が歩いてきて、立ち止まった。
？？？「やぁ、久しぶり。引田」
(-＿-)「久しぶり。社交辞令はいらないかな？」
？？？「うむ。単刀直入に言おう。今すぐヒナとか言うガキを呼べ」
(-＿-) 「無理な相談だ。なら君も変なことは止めてもらおうか」
？？？「それも無理だ。既に計画は進んでいる。来年を楽しみにしているがいい…」
(-＿-) 「おっと、逃げようとしたってそうは問屋が卸さないよ。君がどうしてここに来たのか教えてもらおうか」
？？？「計画のためだ、とだけ言っておこう」
(-＿-) 「くにへかえるんだな…。おまえにもかぞくがいるだろう…」
？？？「おっと、私の地元はここだ。勘違いしないでくれ」
(-＿-) 「まぁ、さっきのは言葉のあやだ。深く考えるな」
？？？「で、他に言うことは？」
(-＿-) 「…僕がデュエルに勝ったら、洗いざらい、全て話してもらう！」
？？？「フッ…面白い。いいだろう！このデュエル、受けて立つ！」
(-＿-) 「普段の君らしくないな…。一体何だい？その自信は？」
？？？「引田にだけ見せる…先行お披露目会だ」
(-＿-) ？？？「ディスクセット！」
工場潜入部隊は…
(`ｗ′)「暗いな…」
ﾉﾚ･ゝ･)「あぁ。お前の本性と同じくらい暗くてジメジメしてやがる」
(`ｗ′＃)「…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「このままじゃどうにもできないわね…」
(`ｗ′)「二手に分かれるか？」
( ^ω^)「賛成だお！」
('A`)「同意」
(`ｗ′)「じゃあブーンとドクオと俺はこっち、お前とツンはあっちに行ってくれ」
ﾉﾚ･ゝ･)「よっしゃ」
ξﾟ��ﾟ)ξ「わかったわ」
(`ｗ′)「じゃ、後で落ち合おう！」
廃工場潜入部隊、分裂して内部の捜索開始。
ブーン一行
( ^ω^)「お？あそこに誰かいるお！」
ξﾟ∀ﾟξ「やあ。ようこそ」
( ^ω^)「あいつ誰だお？」
('A`)「あ…貴方はまさか！」
ξﾟ∀ﾟξ「そう。私の名前はフロッグ井中。日本のトッププロだ」
( ^ω^)「フロッグ井中…どこかで聞いたことのある名前だお…」
('A`)「ほら！２週間前の雑誌に失踪者として書かれてたろ！」
( ^ω^)「そうそう、それだお！」
('A`)「Mr.フロッグ…是非、この私とデュエルしていただけませんか？」
ξﾟ∀ﾟξ「フフフ…言われずともデュエリストはデュエルで排除する、それが決まりだ」
('A`)「ありがたき幸せ！」
(；^ω^)（ドクオの口調がおかしいお…）
？？？「引田、行くぞ！」
ﾃﾞｭｴﾙ
(-＿-) 決闘！ ？？？
ＬＰ8000 ＬＰ8000
ξﾟ∀ﾟξ「君のデュエル、見せてもらおうか！」
ﾃﾞｭｴﾙ
('A`) 決闘！ ξﾟ∀ﾟξ
ＬＰ8000 ＬＰ8000
第七話 完
次回予告
ヒナ…君のデュエルに僕は希望を見た…
覚えているかい？始めてであった日のことを？
短い間だった…。それでも僕を覚えていてくれるだけで十分だった…。
ヒナ…。君は今、どこで何をしているのかい…？
ヒナ…。君は今、自分を生きているかい…？
僕は…僕の意思を次げる存在を探していた…。
ヒナ…。君は…。ヒナ………。
…………――――。
次回【嘘の希望、すなわち絶望】
（,,･θ･）「今日の最強カードは《ビッグバンガール》！」
効果モンスター
星４/炎属性/炎族/攻1300/守1500
自分のライフポイントが回復する度に、
相手ライフに５００ポイントダメージを与える。
（,,･θ･）「キュアバーンの中心カードだ！」
（,,･θ･）「コンボを決めれば確実に複数回のダメージが与えられるぞ！」
（,,･θ･）「狙われやすいから場持ちをよくするための工夫を忘れるなよ！」
コメントをかく