最終更新:ID:dRiOZd0fNw 2010年03月13日(土) 23:34:26履歴
前回のあらすじ
ブーンの敵討ちをすると決意していたドクオ。
幾度と無く互いの真紅眼を激突させる二人であったが、その末に勝利をつかんだのは荒巻だった。
( ^ω^)「…」
( ´∀`)「…」
( α_α)「…」
('A`)「…そんな黙られてると負けた俺が凄く申し訳ない気分になるんだが」
( ^ω^)「いやいやドクオは頑張ったと思うお」
( α_α)「でもやっぱキングはつえーな、って…」
(;'A`)「デュエルする前から何言ってるんだ。テン、お前は勝ちあがればキングとあたるんだろ」
(;α_α)「いやまぁそーなんだけどさ」
( ´∀`)「キング戦のことを考えるのもいいけど今は目の前のデュエルの対策をしたほうがいいモナ!」
( ^ω^)「モナーの言うことも一理あるお。で、テンの当たる相手は誰だお?」
('A`)「それくらい確認しておけよ…。ほらあそこの黄色いトゲトゲしたデュエルディスクを付けてる奴だ」
('A`)「テンなら大丈夫だろ。―っていないじゃないか。あいつどこ行った」
(;´∀`)「テンなら昼飯買いに行って来るって言ってたモナ。ブーンも一緒に行ったみたいモナ」
(;'A`)「時間もないし、少しぐらいキング以外の相手のことも考えとけってんだ」
〜食堂にて〜
( ^ω^)「購買のおねーさん、この『WATAPAN!』を10個くださいお!」
( α_α)「お、エンゼルフーズの新商品か」
(*^ω^)「だおだお。売り切れ続出の人気商品だからここでまとめ買いだお」
(;α_α)「しっかしそれパン生地の中に入ってるのってカスタードクリームだろ?」
(;α_α)「昼飯的にはどうなんだよ、それ」
( ^ω^)「いいんだお。僕は菓子パンだけでも2週間は生きられる男だお(キリッ」
(´α_α)「そ、そうか?ブーンは相変わらずだな」
―――テン、テン!そろそろデュエル開始時間だけど大丈夫?
( α_α)(え?スモボ、なんだって?)
―――後3分でデュエル開始みたいだね
(;α_α)「先に言えよぉ!!!!!悪い、ブーン。そろそろ俺の出番みたいだから先に行くぜ!」
( ^ω^)「おっおっ、把握だお。僕からの餞別としてWATAPAN!を一個持ってくお」
そういうとブーンは菓子パンを一つテンに向けて放り投げた。
(+α_α)「あー、サンキュー。確かに頂いたぜ」
〜再びデュエル場に舞台は戻る〜
( ФωФ)「昼食も済んだところでBブロックの試合を行うのである。右サイドは一年のテン君」
(ヽα_α)「ゼェゼェ…。間に合った、ぜ…」
( ФωФ)「左サイドは三年のぃょぅ君」
(=゚ω゚)ノ「ここで勝ってキングと対戦するんだょぅ!」
(´・ω・`)「最近僕の影が薄いんだけど…両者スタンバイ!」
(=゚ω゚)ノ「デュエル!!!」( α_α)
(=゚ω゚)ノ「先攻は頂くんだょぅ!ドロー」
(=゚ω゚)ノ「ライオウを召喚するんだょぅ!」
<ライオウ>
効果モンスター
星4/光属性/雷族/攻1900/守 800
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
お互いにドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事はできない。
また、自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地に送る事で、
相手モンスター1体の特殊召喚を無効にし破壊する。
( ´∀`)「いきなりこういう効果のモンスターは結構困るモナ」
(;α_α)「高い打点にサーチと特殊召喚を封じるおまけ付き、か」
(=゚ω゚)ノ「カードを一枚セットしてターンエンドするょぅ」
( α_α)「オッケー、いくぜ。俺のターン。ドロー!」
( α_α)(打点の高さが単純に辛いな…)
( α_α)「モンスターとリバースカードを二枚セット。ターンエンドするぜ」
('A`)「攻撃力の低いテンのデッキじゃあ仕方ないだろうな…」
Turn1
(=゚ω゚)ノLP:4000 手札:4
■□□□□ 魔・罠 セットカード
A□□□□ モ A:ライオウ
■□□□□ モ セットカード
■■□□□ 魔・罠 セットカード×2
( α_α)LP:4000 手札:3
(=゚ω゚)ノ「攻めなきゃ勝てないょぅ?ドロー」
(=゚ω゚)ノ「ザ・カリキュレーターを召喚するょぅ」
<ザ・カリキュレーター>
効果モンスター
星2/光属性/雷族/攻 ?/守 0
このカードの攻撃力は、自分フィールド上に表側表示で存在する
全てのモンスターのレベルを合計した数×300になる。
(=゚ω゚)ノ「レベル合計は6だから攻撃力がアップするょぅ」
ザ・カリキュレーター
ATK?→1800
(=゚ω゚)ノ「召喚が成功したみたいだからセットしておいたこのカードを発動させるょぅ」
(=゚ω゚)ノ「罠カード、雷の裁きぃ!」
<雷(いかずち)の裁(さば)き>
通常罠
自分フィールド上に雷族モンスターが
召喚・反転召喚・特殊召喚された時に発動する事ができる。
相手フィールド上のカード1枚を破壊する。
(=゚ω゚)ノ「破壊するのはセットモンスターにするょぅ!」
( α_α)「セット状態の雲魔物−羊雲が破壊されるぜ」
(=゚ω゚)ノ「場ががら空きになった今がチャンスなんだょぅ!カリキュレーターでダイレクトアタックするょぅ」
( α_α)「ところがそうは行かないんだぜ。リバースカードオープン!リミット・リバース!」
<リミット・リバース>
永続罠
自分の墓地から攻撃力1000以下のモンスター1体を選択し、攻撃表示で特殊召喚する。
そのモンスターが守備表示になった時、そのモンスターとこのカードを破壊する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。
( α_α)「羊雲を攻撃表示で蘇生!攻撃を続行するか?」
(=゚ω゚)ノ「聞かれるまでもないょぅ!続行だょぅ!!」
ザ・カリキューレーター(ATK1800) vs 雲魔物−羊雲(ATK0)
( α_α)「なら更に罠カード発動だぁ!ガード・ブロックッ!」
( α_α)「戦闘ダメージをゼロにしてワンドロー!」
( α_α)「そして羊雲が破壊されたことで二体の雲魔物トークンを守備表示で特殊召喚するぜ」
(=゚ω゚)ノ「中々やるようだょぅ!ライオウでトークンを一体破壊するょぅ!」
ライオウ(ATK1900) vs 雲魔物トークン(DEF0)
(=゚ω゚)ノ「カードを一枚伏せてターンエンドだょぅ」
( ´∀`)「場に一体でも雲魔物って名前がついたモンスターがいれば何とかなりそうモナ」
( α_α)「さーてそろそろ行くぜ。ドロー!」
( α_α)「うん、いいドローだ。俺は雲魔物−キロスタスを召喚!」
雲魔物−キロスタス
ATK900
( α_α)「自身の効果で乗った二つのカウンターを取り除くことでライオウを破壊する」
(=゚ω゚)ノ「ライオウが破壊されたょぅ…」
( α_α)「ライオウがいなくなったことでカリキュレーターの攻撃力もダウンだ!」
ザ・カリキュレーター
ATK1800→600
( α_α)「よしっ、バトル!キロスタスで電卓に攻撃する」
雲魔物−キロスタス(ATK900) vs ザ・カリキュレーター(ATK600)
(=゚ω゚)ノLP:4000→3700
(;=゚ω゚)ノ「ぐぐぐ、戦闘ダメージを受けたこの瞬間、罠カード、ダメージ・コンデンサーを発動するょぅ」
<ダメージ・コンデンサー>
通常罠
自分が戦闘ダメージを受けた時、手札を1枚捨てて発動する事ができる。
その時に受けたダメージの数値以下の攻撃力を持つモンスター1体を
デッキから攻撃表示で特殊召喚する。
(=゚ω゚)ノ「デッキから特殊召喚するのは電池メン−単一型だょぅ」
<電池(でんち)メン−単一型(たんいちがた)>
効果モンスター
星1/光属性/雷族/攻 0/守1900
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は自分フィールド上に存在する「電池メン−単一型」以外の
雷族モンスターを攻撃対象に選択できない。
( α_α)「相手の場にモンスターが出てきたか。俺はターンエンドするぜ」
Turn2
(=゚ω゚)ノLP:3700 手札:2
□□□□□ 魔・罠
A□□□□ モ A:単一型
FG□□□ モ F:トークン G:キロスタス
□□□□□ 魔・罠
( α_α)LP:4000 手札:4
(=゚ω゚)ノ「先制パンチされたからこのターンでお返しするょぅ。ドロー」
(=゚ω゚)ノ「単一型をリリースして雷帝ザボルグをアドバンス召喚するょぅ!」
<雷帝(らいてい)ザボルグ>
効果モンスター
星5/光属性/雷族/攻2400/守1000
このカードの生け贄召喚に成功した時、
フィールド上のモンスター1体を破壊する。
(=゚ω゚)ノ「効果でキロスタスを破壊するょぅ。デス・サンダー!」
('A`)「つってもまだテンの場にはトークンがいるからダメージはなさそうだ」
(=゚ω゚)ノ「ところがどっこい、まだ隠し球があるんだょぅ!」
(=゚ω゚)ノ「手札のサンダー・ドラゴンを捨てて効果発動だょぅ」
<サンダー・ドラゴン>
効果モンスター
星5/光属性/雷族/攻1600/守1500
手札からこのカードを捨てる事で、
デッキから別の「サンダー・ドラゴン」を2枚まで手札に加える事ができる。
その後デッキをシャッフルする。
この効果は自分のメインフェイズ中のみ使用する事ができる。
(=゚ω゚)ノ「デッキから同名カードを手札に加えるょぅ。準備が出来たから魔法カード、融合を使うょぅ!」
<融合(ゆうごう)>
通常魔法
手札・自分フィールド上から、融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体を
エクストラデッキから特殊召喚する。
( α_α)「なっ…!融合だと!」
(=゚ω゚)ノ「呼び出すカードは双頭の雷龍だょぅ」
<双頭(そうとう)の雷龍(サンダー・ドラゴン)>
融合モンスター
星7/光属性/雷族/攻2800/守2100
「サンダー・ドラゴン」+「サンダー・ドラゴン」
(=゚ω゚)ノ「バトルだょぅ!ザボルグでトークンにアタック!」
雷帝ザボルグ(ATK2400) vs 雲魔物トークン(DEF0)
(=゚ω゚)ノ「雷龍でダイレクトアタックだょぅ!!」
双頭の雷龍(ATK2800)→( α_α)
( α_α)LP:4000→1200
(;α_α)「ぶべらッ!!!!」
―――また派手にやられてるね
(;α_α)(やられたくてやられてるわけじゃねーよ)
―――ですよねー
(*=゚ω゚)ノ「いい感じだょぅ。ターンエンドするょぅ」
( α_α)「ドロー!」
( α_α)(確かにフィールド、ライフ共に追い詰められてはいるが―)
(`α_α)(ハンドアドバンテージはこちらが遥かに上回っている。まだ負けちゃあいないぜ)
( α_α)「俺は手札より雲魔物−タービュランスを召喚する!」
雲魔物−タービュランス
ATK800
( α_α)「そして効果を発動。デッキからスモークボールを特殊召喚だ」
雲魔物−スモークボール
DEF600
( α_α)「魔法カード、二重召喚も発動させるぜ」
―――準備完了かな。さて、それじゃあ今日のリリース先はー?
( α_α)「雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン!」
雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン
ATK3000
( ´∀`)「あのカードは僕のデュエルでフィニッシャーだったカードモナ!」
( α_α)「反撃の時間だぜ。タイフーンで雷龍へ攻撃!パーフェクト・ストーム!!」
( α_α)(一応いっておくがこいつの攻撃宣言時に雲魔物を除く全てのモンスターは攻守が変更されるぜ)
双頭の雷龍
ATK2800→DEF2100
雷帝ザボルグ
ARK2400→DEF1000
雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン(ATK3000) vs 双頭の雷龍(DEF2100)
( α_α)「雷龍撃破!俺はターンエンドする」
Turn3
(=゚ω゚)ノLP:3700 手札:0
□□□□□ 魔・罠
A□□□□ モ A:ザボルグ
F□□□□ モ F:タイフーン
□□□□□ 魔・罠
( α_α)LP:1200 手札:2
(;=゚ω゚)ノ「本格的に不味いんだょぅ。ドローするょぅ」
(=゚ω゚)ノ「魔法カード、バッテリーリサイクル発動だょぅ!」
<バッテリーリサイクル>
通常魔法
自分の墓地に存在する攻撃力1500以下の雷族モンスター2体を手札に加える。
(=゚ω゚)ノ「墓地の単一型とRAI−MEIを手札に加えるょぅ」
('A`)「あのけしからんバストのモンスターはダメージ・コンデンサーのコストで捨てたカードか?」
(=゚ω゚)ノ「そしてRAI−MEIを召喚するょぅ」
<RAI(ライ)−MEI(メイ)>
効果モンスター
星3/光属性/雷族/攻1400/守1200
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキからレベル2以下の
光属性モンスター1体を手札に加える事ができる。
(=゚ω゚)ノ「ザボルグを攻撃表示に戻してターンエンドだょぅ」
―――タイフーンがいるから敢えて攻撃表示みたいだね。まあ裏側で出してもいいんだけどさ
( α_α)(誘ってるのか?しかし罠だとしても押せるときに押したほうがいいよな)
( α_α)「ドロー。グリズリーマザーを召喚。バトルに入る」
( α_α)「まずはグリズリーマザーでRAI−MEIに攻撃!」
( α_α)「相打ちになったことでリクルート効果が発動するぜ。来い、雲魔物−アルトス!」
雲魔物−アルトス
ATK1300
(=゚ω゚)ノ「こっちもサーチ効果を使わせてもらうんだょぅ。二枚目のカリキュレーターを手札に加えるょぅ」
( α_α)「次はタイフーンの攻撃!攻守は逆転する!」
雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン(ATK3000) vs 雷帝ザボルグ(DEF1000)
( α_α)「これで場は一掃したぜ!更にバトルフェイズ中に特殊召喚されたアルトスで追撃!」
雲魔物−アルトス(ATK1300)→(=゚ω゚)ノ
(=゚ω゚)ノLP:3700→2400
( α_α)「俺はこれでターンを終了するぜ!」
Turn4
(=゚ω゚)ノLP:2400 手札:2
□□□□□ 魔・罠
□□□□□ モ
FG□□□ モ F:タイフーン G:アルトス
□□□□□ 魔・罠
( α_α)LP:1200 手札:2
(=゚ω゚)ノ「ドロー。まだまだ負けたわけじゃないんだょぅ!」
(=゚ω゚)ノ「手札抹殺を発動するんだょぅ!」
(=゚ω゚)ノ「二枚捨てて二枚ドロー!」
( α_α)「こっちは三枚ドローだ」
(=゚ω゚)ノ「これなら行けるんだょぅ!二体目のライオウを召還だょぅ」
ライオウ
ATK1900
(=゚ω゚)ノ「そしてこのカードが状況を激変させるんだょぅ。魔霧雨!」
<魔霧雨(まきう)>
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する「デーモンの召喚」
または雷族モンスター1体を選択して発動する。
相手フィールド上に表側表示で存在する、
選択したモンスターの攻撃力以下の守備力を持つモンスターを全て破壊する。
このカードを発動するターン、バトルフェイズを行う事ができない。
(;α_α)「うぉぉぉ!!!雲魔物が全滅したーッ!!!」
(=゚ω゚)ノ「でもこのターンは攻撃できないからターンエンドするょぅ」
(;α_α)「俺のターン。ドロー」
( α_α)「確かに今の雨で俺の雲魔物は全滅した」
(=゚ω゚)ノ「サレンダーしてもいいんだょぅ!」
( α_α)「だが俺の勝利は揺るがないようだぜ?」
(=゚ω゚)ノ「ハッタリは通用しないょぅ」
( α_α)「ハッタリじゃないさ。行くぜ!召喚雲発動!」
( ´∀`)「ペロッ!この台詞と召還雲…。これは勝ちパターンだモナ!」
( α_α)「墓地よりタービュランスを蘇生!続けて墓地のアルトスを除外し―」
( α_α)「手札からストーム・ドラゴンを特殊召喚!」
( α_α)「ストーム・ドラゴンの効果でタービュランスにカウンターを追加し再びその効果発動」
( α_α)「スモボを墓地より特殊召喚っ。出番だ、相棒!」
―――マジで僕の過労死率は異常
( α_α)(うるせぇ、タービュランスさんだって頑張ってるんだ!)
―――やれやれ…
( α_α)「このデュエルを締めくくるのはやっぱりこいつだよな!」
(`α_α)「未来指し示す稲妻の剣士、今ここに降臨。ギルフォード・ザ・ライトニング、アドバンス召喚!」
( α_α)「お約束の全体破壊を喰らえ!ライトニング・サンダー!!!」
(;=゚ω゚)ノ「場ががら空きだょぅ…」
( α_α)「これが真の雷だ!ギルフォードの攻撃、ライトニング・クラッシュ・ソード!」
(=゚ω゚)ノLP:2400→0
(=゚ω゚)ノ「ぃょょぉぉぉぉ!!!!!!」
(´・ω・`)「勝者、右サイド!」
( ФωФ)「デュエルを行った二人に盛大な拍手を!」
デュエルに勝利したテンは軽い足取りで観客席に戻る。
('A`)「…お疲れさん」
( ´∀`)「流石はテンだモナ。この調子なら次も勝てるかも分からんね、だモナ!」
( α_α)「二人ともサンキューな!ところでブーンはまだ戻ってないのか?」
テンはブーンからデュエル前に受け取った菓子パンを頬張りながら訊ねた。
(?'A`)「は?いやお前と一緒に昼飯買い行ってからまだ戻ってないが…」
( ´∀`)「僕も見てないモナ」
(;α_α)「えっ。いやいやいや!流石に昼飯の時間はとっくに過ぎてるだろ。それに―」
( α_α)
( ´∀`)「い、いきなり黙ってどうしたんだモナ?」
(;α_α)「チッ、そういうことかよ!」
('A`)「何がどういうことだ?」
(`α_α)「ドクオ、モナー次のデュエルは棄権するって先生に言っといてくれ!任せたぞ!」
(;'A`)「おい、デュエルを棄権!?何考えてんだ!」
(;´∀`)「猛ダッシュでテンが行っちゃったモナ…。ドクオ、僕らも追いかけようモナ」
('A`)「もとより俺はそのつもりだ!行くぞ!」
('A`)(テンのあの慌てる姿…。間違いなく『闇のゲーム』が絡んでるんだろうな)
(`'A`)(ブーン、無事で居ろよ!すぐ行くからな)
第十三話・完 次回につづく
【今日の最強カード】
<魔霧雨(まきう)>
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する「デーモンの召喚」
または雷族モンスター1体を選択して発動する。
相手フィールド上に表側表示で存在する、
選択したモンスターの攻撃力以下の守備力を持つモンスターを全て破壊する。
このカードを発動するターン、バトルフェイズを行う事ができない。
(=゚ω゚)ノ「今日のイチオシは魔霧雨だょぅ!」
(=゚ω゚)ノ「攻撃制限がついてるしライボルの方が使いやすいけど手札コストを必要としないから差別化できると思うょぅ」
(=゚ω゚)ノ「攻撃力の高いモンスターは大体守備力が低いんだょぅ」
(=゚ω゚)ノ「だから下級モンスターとこのカードで今回のデュエルみたいに状況をがらりと変えられる場合もあるんだょぅ!」
ブーンの敵討ちをすると決意していたドクオ。
幾度と無く互いの真紅眼を激突させる二人であったが、その末に勝利をつかんだのは荒巻だった。
( ^ω^)「…」
( ´∀`)「…」
( α_α)「…」
('A`)「…そんな黙られてると負けた俺が凄く申し訳ない気分になるんだが」
( ^ω^)「いやいやドクオは頑張ったと思うお」
( α_α)「でもやっぱキングはつえーな、って…」
(;'A`)「デュエルする前から何言ってるんだ。テン、お前は勝ちあがればキングとあたるんだろ」
(;α_α)「いやまぁそーなんだけどさ」
( ´∀`)「キング戦のことを考えるのもいいけど今は目の前のデュエルの対策をしたほうがいいモナ!」
( ^ω^)「モナーの言うことも一理あるお。で、テンの当たる相手は誰だお?」
('A`)「それくらい確認しておけよ…。ほらあそこの黄色いトゲトゲしたデュエルディスクを付けてる奴だ」
('A`)「テンなら大丈夫だろ。―っていないじゃないか。あいつどこ行った」
(;´∀`)「テンなら昼飯買いに行って来るって言ってたモナ。ブーンも一緒に行ったみたいモナ」
(;'A`)「時間もないし、少しぐらいキング以外の相手のことも考えとけってんだ」
〜食堂にて〜
( ^ω^)「購買のおねーさん、この『WATAPAN!』を10個くださいお!」
( α_α)「お、エンゼルフーズの新商品か」
(*^ω^)「だおだお。売り切れ続出の人気商品だからここでまとめ買いだお」
(;α_α)「しっかしそれパン生地の中に入ってるのってカスタードクリームだろ?」
(;α_α)「昼飯的にはどうなんだよ、それ」
( ^ω^)「いいんだお。僕は菓子パンだけでも2週間は生きられる男だお(キリッ」
(´α_α)「そ、そうか?ブーンは相変わらずだな」
―――テン、テン!そろそろデュエル開始時間だけど大丈夫?
( α_α)(え?スモボ、なんだって?)
―――後3分でデュエル開始みたいだね
(;α_α)「先に言えよぉ!!!!!悪い、ブーン。そろそろ俺の出番みたいだから先に行くぜ!」
( ^ω^)「おっおっ、把握だお。僕からの餞別としてWATAPAN!を一個持ってくお」
そういうとブーンは菓子パンを一つテンに向けて放り投げた。
(+α_α)「あー、サンキュー。確かに頂いたぜ」
〜再びデュエル場に舞台は戻る〜
( ФωФ)「昼食も済んだところでBブロックの試合を行うのである。右サイドは一年のテン君」
(ヽα_α)「ゼェゼェ…。間に合った、ぜ…」
( ФωФ)「左サイドは三年のぃょぅ君」
(=゚ω゚)ノ「ここで勝ってキングと対戦するんだょぅ!」
(´・ω・`)「最近僕の影が薄いんだけど…両者スタンバイ!」
(=゚ω゚)ノ「デュエル!!!」( α_α)
(=゚ω゚)ノ「先攻は頂くんだょぅ!ドロー」
(=゚ω゚)ノ「ライオウを召喚するんだょぅ!」
<ライオウ>
効果モンスター
星4/光属性/雷族/攻1900/守 800
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
お互いにドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事はできない。
また、自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地に送る事で、
相手モンスター1体の特殊召喚を無効にし破壊する。
( ´∀`)「いきなりこういう効果のモンスターは結構困るモナ」
(;α_α)「高い打点にサーチと特殊召喚を封じるおまけ付き、か」
(=゚ω゚)ノ「カードを一枚セットしてターンエンドするょぅ」
( α_α)「オッケー、いくぜ。俺のターン。ドロー!」
( α_α)(打点の高さが単純に辛いな…)
( α_α)「モンスターとリバースカードを二枚セット。ターンエンドするぜ」
('A`)「攻撃力の低いテンのデッキじゃあ仕方ないだろうな…」
Turn1
(=゚ω゚)ノLP:4000 手札:4
■□□□□ 魔・罠 セットカード
A□□□□ モ A:ライオウ
■□□□□ モ セットカード
■■□□□ 魔・罠 セットカード×2
( α_α)LP:4000 手札:3
(=゚ω゚)ノ「攻めなきゃ勝てないょぅ?ドロー」
(=゚ω゚)ノ「ザ・カリキュレーターを召喚するょぅ」
<ザ・カリキュレーター>
効果モンスター
星2/光属性/雷族/攻 ?/守 0
このカードの攻撃力は、自分フィールド上に表側表示で存在する
全てのモンスターのレベルを合計した数×300になる。
(=゚ω゚)ノ「レベル合計は6だから攻撃力がアップするょぅ」
ザ・カリキュレーター
ATK?→1800
(=゚ω゚)ノ「召喚が成功したみたいだからセットしておいたこのカードを発動させるょぅ」
(=゚ω゚)ノ「罠カード、雷の裁きぃ!」
<雷(いかずち)の裁(さば)き>
通常罠
自分フィールド上に雷族モンスターが
召喚・反転召喚・特殊召喚された時に発動する事ができる。
相手フィールド上のカード1枚を破壊する。
(=゚ω゚)ノ「破壊するのはセットモンスターにするょぅ!」
( α_α)「セット状態の雲魔物−羊雲が破壊されるぜ」
(=゚ω゚)ノ「場ががら空きになった今がチャンスなんだょぅ!カリキュレーターでダイレクトアタックするょぅ」
( α_α)「ところがそうは行かないんだぜ。リバースカードオープン!リミット・リバース!」
<リミット・リバース>
永続罠
自分の墓地から攻撃力1000以下のモンスター1体を選択し、攻撃表示で特殊召喚する。
そのモンスターが守備表示になった時、そのモンスターとこのカードを破壊する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。
( α_α)「羊雲を攻撃表示で蘇生!攻撃を続行するか?」
(=゚ω゚)ノ「聞かれるまでもないょぅ!続行だょぅ!!」
ザ・カリキューレーター(ATK1800) vs 雲魔物−羊雲(ATK0)
( α_α)「なら更に罠カード発動だぁ!ガード・ブロックッ!」
( α_α)「戦闘ダメージをゼロにしてワンドロー!」
( α_α)「そして羊雲が破壊されたことで二体の雲魔物トークンを守備表示で特殊召喚するぜ」
(=゚ω゚)ノ「中々やるようだょぅ!ライオウでトークンを一体破壊するょぅ!」
ライオウ(ATK1900) vs 雲魔物トークン(DEF0)
(=゚ω゚)ノ「カードを一枚伏せてターンエンドだょぅ」
( ´∀`)「場に一体でも雲魔物って名前がついたモンスターがいれば何とかなりそうモナ」
( α_α)「さーてそろそろ行くぜ。ドロー!」
( α_α)「うん、いいドローだ。俺は雲魔物−キロスタスを召喚!」
雲魔物−キロスタス
ATK900
( α_α)「自身の効果で乗った二つのカウンターを取り除くことでライオウを破壊する」
(=゚ω゚)ノ「ライオウが破壊されたょぅ…」
( α_α)「ライオウがいなくなったことでカリキュレーターの攻撃力もダウンだ!」
ザ・カリキュレーター
ATK1800→600
( α_α)「よしっ、バトル!キロスタスで電卓に攻撃する」
雲魔物−キロスタス(ATK900) vs ザ・カリキュレーター(ATK600)
(=゚ω゚)ノLP:4000→3700
(;=゚ω゚)ノ「ぐぐぐ、戦闘ダメージを受けたこの瞬間、罠カード、ダメージ・コンデンサーを発動するょぅ」
<ダメージ・コンデンサー>
通常罠
自分が戦闘ダメージを受けた時、手札を1枚捨てて発動する事ができる。
その時に受けたダメージの数値以下の攻撃力を持つモンスター1体を
デッキから攻撃表示で特殊召喚する。
(=゚ω゚)ノ「デッキから特殊召喚するのは電池メン−単一型だょぅ」
<電池(でんち)メン−単一型(たんいちがた)>
効果モンスター
星1/光属性/雷族/攻 0/守1900
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は自分フィールド上に存在する「電池メン−単一型」以外の
雷族モンスターを攻撃対象に選択できない。
( α_α)「相手の場にモンスターが出てきたか。俺はターンエンドするぜ」
Turn2
(=゚ω゚)ノLP:3700 手札:2
□□□□□ 魔・罠
A□□□□ モ A:単一型
FG□□□ モ F:トークン G:キロスタス
□□□□□ 魔・罠
( α_α)LP:4000 手札:4
(=゚ω゚)ノ「先制パンチされたからこのターンでお返しするょぅ。ドロー」
(=゚ω゚)ノ「単一型をリリースして雷帝ザボルグをアドバンス召喚するょぅ!」
<雷帝(らいてい)ザボルグ>
効果モンスター
星5/光属性/雷族/攻2400/守1000
このカードの生け贄召喚に成功した時、
フィールド上のモンスター1体を破壊する。
(=゚ω゚)ノ「効果でキロスタスを破壊するょぅ。デス・サンダー!」
('A`)「つってもまだテンの場にはトークンがいるからダメージはなさそうだ」
(=゚ω゚)ノ「ところがどっこい、まだ隠し球があるんだょぅ!」
(=゚ω゚)ノ「手札のサンダー・ドラゴンを捨てて効果発動だょぅ」
<サンダー・ドラゴン>
効果モンスター
星5/光属性/雷族/攻1600/守1500
手札からこのカードを捨てる事で、
デッキから別の「サンダー・ドラゴン」を2枚まで手札に加える事ができる。
その後デッキをシャッフルする。
この効果は自分のメインフェイズ中のみ使用する事ができる。
(=゚ω゚)ノ「デッキから同名カードを手札に加えるょぅ。準備が出来たから魔法カード、融合を使うょぅ!」
<融合(ゆうごう)>
通常魔法
手札・自分フィールド上から、融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体を
エクストラデッキから特殊召喚する。
( α_α)「なっ…!融合だと!」
(=゚ω゚)ノ「呼び出すカードは双頭の雷龍だょぅ」
<双頭(そうとう)の雷龍(サンダー・ドラゴン)>
融合モンスター
星7/光属性/雷族/攻2800/守2100
「サンダー・ドラゴン」+「サンダー・ドラゴン」
(=゚ω゚)ノ「バトルだょぅ!ザボルグでトークンにアタック!」
雷帝ザボルグ(ATK2400) vs 雲魔物トークン(DEF0)
(=゚ω゚)ノ「雷龍でダイレクトアタックだょぅ!!」
双頭の雷龍(ATK2800)→( α_α)
( α_α)LP:4000→1200
(;α_α)「ぶべらッ!!!!」
―――また派手にやられてるね
(;α_α)(やられたくてやられてるわけじゃねーよ)
―――ですよねー
(*=゚ω゚)ノ「いい感じだょぅ。ターンエンドするょぅ」
( α_α)「ドロー!」
( α_α)(確かにフィールド、ライフ共に追い詰められてはいるが―)
(`α_α)(ハンドアドバンテージはこちらが遥かに上回っている。まだ負けちゃあいないぜ)
( α_α)「俺は手札より雲魔物−タービュランスを召喚する!」
雲魔物−タービュランス
ATK800
( α_α)「そして効果を発動。デッキからスモークボールを特殊召喚だ」
雲魔物−スモークボール
DEF600
( α_α)「魔法カード、二重召喚も発動させるぜ」
―――準備完了かな。さて、それじゃあ今日のリリース先はー?
( α_α)「雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン!」
雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン
ATK3000
( ´∀`)「あのカードは僕のデュエルでフィニッシャーだったカードモナ!」
( α_α)「反撃の時間だぜ。タイフーンで雷龍へ攻撃!パーフェクト・ストーム!!」
( α_α)(一応いっておくがこいつの攻撃宣言時に雲魔物を除く全てのモンスターは攻守が変更されるぜ)
双頭の雷龍
ATK2800→DEF2100
雷帝ザボルグ
ARK2400→DEF1000
雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン(ATK3000) vs 双頭の雷龍(DEF2100)
( α_α)「雷龍撃破!俺はターンエンドする」
Turn3
(=゚ω゚)ノLP:3700 手札:0
□□□□□ 魔・罠
A□□□□ モ A:ザボルグ
F□□□□ モ F:タイフーン
□□□□□ 魔・罠
( α_α)LP:1200 手札:2
(;=゚ω゚)ノ「本格的に不味いんだょぅ。ドローするょぅ」
(=゚ω゚)ノ「魔法カード、バッテリーリサイクル発動だょぅ!」
<バッテリーリサイクル>
通常魔法
自分の墓地に存在する攻撃力1500以下の雷族モンスター2体を手札に加える。
(=゚ω゚)ノ「墓地の単一型とRAI−MEIを手札に加えるょぅ」
('A`)「あのけしからんバストのモンスターはダメージ・コンデンサーのコストで捨てたカードか?」
(=゚ω゚)ノ「そしてRAI−MEIを召喚するょぅ」
<RAI(ライ)−MEI(メイ)>
効果モンスター
星3/光属性/雷族/攻1400/守1200
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキからレベル2以下の
光属性モンスター1体を手札に加える事ができる。
(=゚ω゚)ノ「ザボルグを攻撃表示に戻してターンエンドだょぅ」
―――タイフーンがいるから敢えて攻撃表示みたいだね。まあ裏側で出してもいいんだけどさ
( α_α)(誘ってるのか?しかし罠だとしても押せるときに押したほうがいいよな)
( α_α)「ドロー。グリズリーマザーを召喚。バトルに入る」
( α_α)「まずはグリズリーマザーでRAI−MEIに攻撃!」
( α_α)「相打ちになったことでリクルート効果が発動するぜ。来い、雲魔物−アルトス!」
雲魔物−アルトス
ATK1300
(=゚ω゚)ノ「こっちもサーチ効果を使わせてもらうんだょぅ。二枚目のカリキュレーターを手札に加えるょぅ」
( α_α)「次はタイフーンの攻撃!攻守は逆転する!」
雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン(ATK3000) vs 雷帝ザボルグ(DEF1000)
( α_α)「これで場は一掃したぜ!更にバトルフェイズ中に特殊召喚されたアルトスで追撃!」
雲魔物−アルトス(ATK1300)→(=゚ω゚)ノ
(=゚ω゚)ノLP:3700→2400
( α_α)「俺はこれでターンを終了するぜ!」
Turn4
(=゚ω゚)ノLP:2400 手札:2
□□□□□ 魔・罠
□□□□□ モ
FG□□□ モ F:タイフーン G:アルトス
□□□□□ 魔・罠
( α_α)LP:1200 手札:2
(=゚ω゚)ノ「ドロー。まだまだ負けたわけじゃないんだょぅ!」
(=゚ω゚)ノ「手札抹殺を発動するんだょぅ!」
(=゚ω゚)ノ「二枚捨てて二枚ドロー!」
( α_α)「こっちは三枚ドローだ」
(=゚ω゚)ノ「これなら行けるんだょぅ!二体目のライオウを召還だょぅ」
ライオウ
ATK1900
(=゚ω゚)ノ「そしてこのカードが状況を激変させるんだょぅ。魔霧雨!」
<魔霧雨(まきう)>
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する「デーモンの召喚」
または雷族モンスター1体を選択して発動する。
相手フィールド上に表側表示で存在する、
選択したモンスターの攻撃力以下の守備力を持つモンスターを全て破壊する。
このカードを発動するターン、バトルフェイズを行う事ができない。
(;α_α)「うぉぉぉ!!!雲魔物が全滅したーッ!!!」
(=゚ω゚)ノ「でもこのターンは攻撃できないからターンエンドするょぅ」
(;α_α)「俺のターン。ドロー」
( α_α)「確かに今の雨で俺の雲魔物は全滅した」
(=゚ω゚)ノ「サレンダーしてもいいんだょぅ!」
( α_α)「だが俺の勝利は揺るがないようだぜ?」
(=゚ω゚)ノ「ハッタリは通用しないょぅ」
( α_α)「ハッタリじゃないさ。行くぜ!召喚雲発動!」
( ´∀`)「ペロッ!この台詞と召還雲…。これは勝ちパターンだモナ!」
( α_α)「墓地よりタービュランスを蘇生!続けて墓地のアルトスを除外し―」
( α_α)「手札からストーム・ドラゴンを特殊召喚!」
( α_α)「ストーム・ドラゴンの効果でタービュランスにカウンターを追加し再びその効果発動」
( α_α)「スモボを墓地より特殊召喚っ。出番だ、相棒!」
―――マジで僕の過労死率は異常
( α_α)(うるせぇ、タービュランスさんだって頑張ってるんだ!)
―――やれやれ…
( α_α)「このデュエルを締めくくるのはやっぱりこいつだよな!」
(`α_α)「未来指し示す稲妻の剣士、今ここに降臨。ギルフォード・ザ・ライトニング、アドバンス召喚!」
( α_α)「お約束の全体破壊を喰らえ!ライトニング・サンダー!!!」
(;=゚ω゚)ノ「場ががら空きだょぅ…」
( α_α)「これが真の雷だ!ギルフォードの攻撃、ライトニング・クラッシュ・ソード!」
(=゚ω゚)ノLP:2400→0
(=゚ω゚)ノ「ぃょょぉぉぉぉ!!!!!!」
(´・ω・`)「勝者、右サイド!」
( ФωФ)「デュエルを行った二人に盛大な拍手を!」
デュエルに勝利したテンは軽い足取りで観客席に戻る。
('A`)「…お疲れさん」
( ´∀`)「流石はテンだモナ。この調子なら次も勝てるかも分からんね、だモナ!」
( α_α)「二人ともサンキューな!ところでブーンはまだ戻ってないのか?」
テンはブーンからデュエル前に受け取った菓子パンを頬張りながら訊ねた。
(?'A`)「は?いやお前と一緒に昼飯買い行ってからまだ戻ってないが…」
( ´∀`)「僕も見てないモナ」
(;α_α)「えっ。いやいやいや!流石に昼飯の時間はとっくに過ぎてるだろ。それに―」
( α_α)
( ´∀`)「い、いきなり黙ってどうしたんだモナ?」
(;α_α)「チッ、そういうことかよ!」
('A`)「何がどういうことだ?」
(`α_α)「ドクオ、モナー次のデュエルは棄権するって先生に言っといてくれ!任せたぞ!」
(;'A`)「おい、デュエルを棄権!?何考えてんだ!」
(;´∀`)「猛ダッシュでテンが行っちゃったモナ…。ドクオ、僕らも追いかけようモナ」
('A`)「もとより俺はそのつもりだ!行くぞ!」
('A`)(テンのあの慌てる姿…。間違いなく『闇のゲーム』が絡んでるんだろうな)
(`'A`)(ブーン、無事で居ろよ!すぐ行くからな)
第十三話・完 次回につづく
【今日の最強カード】
<魔霧雨(まきう)>
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する「デーモンの召喚」
または雷族モンスター1体を選択して発動する。
相手フィールド上に表側表示で存在する、
選択したモンスターの攻撃力以下の守備力を持つモンスターを全て破壊する。
このカードを発動するターン、バトルフェイズを行う事ができない。
(=゚ω゚)ノ「今日のイチオシは魔霧雨だょぅ!」
(=゚ω゚)ノ「攻撃制限がついてるしライボルの方が使いやすいけど手札コストを必要としないから差別化できると思うょぅ」
(=゚ω゚)ノ「攻撃力の高いモンスターは大体守備力が低いんだょぅ」
(=゚ω゚)ノ「だから下級モンスターとこのカードで今回のデュエルみたいに状況をがらりと変えられる場合もあるんだょぅ!」
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