第十二話【真紅眼】
最終更新：ID:dRiOZd0fNw 2010年02月20日(土) 17:51:42履歴
前回のあらすじ
初戦からVIP校のキング、荒巻スカルチノフと激突したブーン。
激戦の末にブーンが勝利まであと一歩まで迫るが荒巻はたった一枚のカードで逆転を果たしたのであった。
（ ＾ω＾）「負けちゃったお…」
('A`)「お前は良くやった」
（ α_α）「俺もいいデュエルだったと思うぜ？」
('A`)「それに敵は俺が取る。次の俺のデュエルの相手はどうやらキングらしいからな」
（ ＾ω＾）「ドクオ、テン。ありがとうだお」
( ´∀｀)「おーい、テン！やっと見つけたモナ！」
（！α_α）「お、モナーか！」
（ ＾ω＾）「知り合いかお？」
( ´∀｀)「かくがくしかじか」
('A`)「把握。またさりげなく知り合い増えてるな」
（ α_α）「ま、そういうことだ」
( ´∀｀)「せっかくだから僕もここで一緒に応援させて欲しいモナ」
（ ＾ω＾）「万事問題なしだお。誰でもウェルカムだお」
('A`)「…話はまとまったようだし行って来るわ」
（ α_α）「おうおう、ドクオ頑張るんだぜ！」
ドクオはデュエルディスクを装着した左手を軽く上げると選手入場口へと向かっていった。
（ ФωФ）「引き続きＡブロックの試合を行うのである。右サイドはアンデット使いのドクオ君！」
('A`)「…」
( ´∀｀)「凄い集中力モナ。気迫さえ感じられるモナ」
（ ФωФ）「そして左サイドは我が校の竜王こと荒巻君！」
/ ,' 3「いいデュエルにしよう」
('A`)「こちらこそよろしくお願いします」
('A`)（ブーン、お前の分まで俺が戦う。そして勝つ！）
(´・ω・｀)「両者スタンバイ。デュエル開始！」
/ ,' 3「デュエル！！！」('A`)
('A`)「俺の先攻。ドロー」
('A`)（ハンドが悪い…。早速だが使っておくか）
('A`)「魔法カード、手札抹殺を発動。お互いは手札を全て捨て同じ枚数ドローする」
（´α_α）「初手抹殺かー。ドクオ事故ってんのか？」
（；＾ω＾）「縁起でもないこと言うなお。こっから見せてくれるはずだお」
('A`)「…。モンスターとリバースカードを一枚ずつセット。不死式冥界砲も発動させてターンエンドです」
/ ,' 3「私のターン、ドロー」
/ ,' 3「ふむ。スタンバイフェイズに墓地にいるミンゲイドラゴンの効果を発動させる」
('A`)（やはり相手の墓地もいい感じに肥えたか）
/ ,' 3「守備表示で特殊召喚、そしてメインフェイズで即座にこやつをリリース！」
/ ,' 3「漆黒のその身に宿すは真紅の魂！現れよ、真紅眼の黒竜！」
真紅眼の黒竜
ATK2400
/ ,' 3「バトル！対象はセットカード！」
('A`)「セットカードはピラミッド・タートル。リクルート効果を発動させます！」
('A`)「俺がリクルートするカードは…」
('A`)「真紅眼の不死竜！」
＜真紅眼の不死竜(レッドアイズ・アンデットドラゴン)＞
効果モンスター
星７/闇属性/アンデット族/攻2400/守2000
このカードはアンデット族モンスター１体をリリースして
表側攻撃表示でアドバンス召喚する事ができる。
このカードが戦闘によってアンデット族モンスターを破壊し墓地へ送った時、
そのモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
('A`)「不死竜が特殊召喚されたことでバーンダメージが発生します」
/ ,' 3LP：4000→3200
/ ,' 3「ほお…、そちらも真紅眼とは面白い。私はカードを二枚セットしてターンエンドしよう」
Turn1
('A`)LP：4000 手札：2
�、�□□□ 魔・罠 � �冥界砲 セットカード
Ａ□□□□ モ Ａ：不死竜
Ｆ□□□□ モ Ｆ：黒竜
■■□□□ 魔・罠 セットカード×2
/ ,' 3LP：3200 手札：3
('A`)「…ドロー」
('A`)「…。早速バトルに入ります」
('A`)「行け不死竜！黒竜へ攻撃。蒼炎弾！」
真紅眼の不死竜（ATK2400） vs 真紅眼の黒竜（ATK2400）
( ´∀｀)「このままだと相打ちみたいだけど…」
('A`)「ダメージステップに突進を発動！」
＜突進(とっしん)＞
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体の攻撃力は
エンドフェイズ時まで７００ポイントアップする。
/ ,' 3「そう来たか。しかし簡単に私の黒竜を破れるとは思わないことだ」
/ ,' 3「突進にチェーンする形で収縮を発動させよう」
('A`)「…！」
真紅眼の不死竜
ATK2400→1200→1900
/ ,' 3「これで攻撃力はこちらが上回った。反撃せよ、黒竜。黒炎弾！」
('A`)LP：4000→3500
('A`)「クッ。だがたとえ撃破されようともその身は不滅！罠カード、時の機械−タイム・マシーン発動！」
＜時(とき)の機械(きかい)−タイム・マシーン＞
通常罠
モンスター１体が戦闘によって破壊され
墓地へ送られた時に発動する事ができる。
そのモンスターを、破壊された時のコントローラーの
フィールド上に同じ表示形式で特殊召喚する。
('A`)「再びフィールドに不死竜を特殊召喚します」
真紅眼の不死竜
ATK2400
(｀'A`)「この瞬間、冥界砲のダメージも受けてもらいますよ、先輩」
/ ,' 3「それはお断りしよう。冥界砲の効果にチェーンしてリビングデッドの呼び声を発動させる！」
/ ,' 3「蘇生対象はマテリアルドラゴン！」
＜マテリアルドラゴン＞
効果モンスター
星６/光属性/ドラゴン族/攻2400/守2000
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
ライフポイントにダメージを与える効果は、ライフポイントを回復する効果になる。
また、「フィールド上のモンスターを破壊する効果」を持つ
魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、
手札を１枚墓地へ送る事でその発動を無効にし破壊する。
/ ,' 3「このモンスターの永続効果によりダメージ効果は回復効果となる」
/ ,' 3LP：3200→4000
（；＾ω＾）「これでバーンによる勝利はほぼ不可能になったお」
（；α_α）「さーて、どうなることやら」
( ´∀｀)「それでも、それでもドクオ君なら（ｒｙ」
（；α_α）（アカン、モナー。それは死亡フラグや！）
('A`)「…二枚のリバースカードをセットしてターンエンドします」
/ ,' 3「それでは私のターン。ドローする」
/ ,' 3「君にも見せてあげよう。黒竜の進化を！」
/ ,' 3「黒竜を除外することでレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンを特殊召喚する」
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン
ATK2800
（ ＾ω＾）「あ、あのカードが来ちゃったかお…」
/ ,' 3「レダメのモンスター効果により墓地に存在するドラゴン族を特殊召喚できる」
/ ,' 3「よって墓地からアックス・ドラゴニュートを特殊召喚しよう」
＜アックス・ドラゴニュート＞
効果モンスター
星４/闇属性/ドラゴン族/攻2000/守1200
このカードは攻撃した場合、ダメージステップ終了時に守備表示になる。
/ ,' 3「ではバトル！レダメで不死竜へ攻撃！」
('A`)「こんなところじゃ終われない！和睦の使者を発動」
('A`)「モンスターの戦闘破壊とライフダメージをゼロにします」
/ ,' 3「よかろう。私はこれでターンエンドする」
Turn2
('A`)LP：3500 手札：0
�、�□□□ 魔・罠 � �冥界砲 セットカード
Ａ□□□□ モ Ａ：不死竜
ＦＧＨ□□ モ Ｆ：レダメ Ｇ：マテドラ Ｈ：アックス
一□□□□ 魔・罠 一：リビデ
/ ,' 3LP：4000 手札：3
('A`)「ドロー。…バトルに入ります」
('A`)「不死竜でマテドラに攻撃！」
真紅眼の不死竜（ATK2400） vs マテリアルドラゴン（ATK2400）
('A`)「これで両者は破壊される。だがアンデットは不死の種族！」
('A`)「メインフェイズ２に移行し、手札から生者の書−禁断の呪術−を発動！」
('A`)「墓地の不死竜をフィールドへ特殊召喚し、マテドラは除外します」
真紅眼の不死竜
ATK2400
('A`)「マテドラの消えた今、再びバーン効果でライフを削ることが出来る！」
/ ,' 3LP：4000→3200
('A`)「続けて墓地に存在する馬頭鬼の効果を発動！」
＜馬頭鬼(めずき)＞
効果モンスター（準制限カード）
星４/地属性/アンデット族/攻1700/守 800
墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、
自分の墓地からアンデット族モンスター１体を特殊召喚する。
('A`)「馬頭鬼自身を除外することで墓地のピラミッド・タートルを守備表示で特殊召喚します！」
ピラミッド・タートル
DEF1400
('A`)「ふぅ…。ターンエンド！」
/ ,' 3「そうでなければ面白くない。ドロー」
/ ,' 3「レダメのモンスター効果を再び発動することで墓地の真紅眼の飛竜を特殊召喚する」
真紅眼の飛竜
ATK1800
/ ,' 3「不滅であろうと強大な力の前では無力！レダメで不死竜を攻撃」
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン（ATK2800） vs 真紅眼の不死竜（ATK2400）
('A`)「ぐっ」
('A`)LP：3500→3100
/ ,' 3「続けて飛竜でピラタに攻撃！」
真紅眼の飛竜（ATK1800） vs ピラミッド・タートル（DEF1400）
('A`)「破壊されたことでデッキから最後のピラタを守備表示で特殊召喚！」
/ ,' 3LP：3200→2400
(；´∀｀)「冥界砲の効果でジワジワと削れてるけど間に合うモナか？」
/ ,' 3「リクルーターを深追いするのは危険だがダメージもそうそう貰えない」
/ ,' 3「よって攻撃を続行する。アックス・ドラゴニュートで最後のピラタに攻撃！」
アックス・ドラゴニュート（ATK2000） vs ピラミッド・タートル（DEF1400）
('A`)「ピラタのモンスター効果で地獄の門番イル・ブラッドを特殊召喚！」
＜地獄(じごく)の門番(もんばん)イル・ブラッド＞
デュアルモンスター
星６/闇属性/アンデット族/攻2100/守 800
このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、
通常モンスターとして扱う。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚する事で、
このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●１ターンに１度、手札・自分または相手の墓地に存在する
アンデット族モンスター１体を特殊召喚する事ができる。
このカードがフィールド上から離れた時、
この効果で特殊召喚したアンデット族モンスターを破壊する。
/ ,' 3「攻撃したことでアックス・ドラゴニュートは守備表示となる」
アックス・ドラゴニュート
ATK2000→DEF1200
/ ,' 3「私はリバースカードを三枚セットしターンエンドする」
Turn3
('A`)LP：3100 手札：0
�、�□□□ 魔・罠 � �冥界砲 セットカード
Ａ□□□□ モ Ａ：イル・ブラッド
ＦＧＨ□□ モ Ｆ：レダメ Ｇ：飛竜 Ｈ：アックス
■■■□□ 魔・罠 セットカード×3
/ ,' 3LP：2400 手札：0
('A`)「俺のターン。イルブラを守備表示に変更後、再度召喚することで効果モンスターにする」
('A`)「そしてこいつの効果で墓地から不死竜を復活させ、冥界砲でダメージを与えます」
真紅眼の不死竜
ATK2400
/ ,' 3LP：2400→1600
('A`)「手札からアンデットワールドを発動！全ての種族をアンデットに変更し―」
('A`)「不死竜でドラゴニュートに攻撃！」
真紅眼の不死竜（ATK2400） vs アックス・ドラゴニュート（DEF1200）
('A`)「不死竜がアンデット族モンスターを破壊したことで効果発動！」
(｀'A`)「破壊したアンデット族を俺のフィールド上に特殊召喚する」
('A`)「アックス・ドラゴニュートで飛竜へ攻撃！」
アックス・ドラゴニュート（ATK2000） vs 真紅眼の飛竜（ATK1800）
/ ,' 3LP：1600→1400
('A`)「ドラゴニュートは自身の効果で守備表示となり俺はターンを終了します」
アックス・ドラゴニュート
ATK2000→DEF1200
（ α_α）「ドクオ、上手いこと守りながら相手の場のモンスターを倒したな」
（ ＾ω＾）「ライフ的にみても大分追い込んだみたいだお。でも気になるのは―」
( ´∀｀)「あの三枚のセットカードモナ」
/ ,' 3「私のターン。ふむ、これがラストターンだろう」
/ ,' 3「私はモンスターを裏側でセットする」
/ ,' 3「そして一枚目のセットカード、バーストブレスを発動！」
＜バーストブレス＞
通常罠
自分フィールド上のドラゴン族モンスター１体を生け贄に捧げる。
生け贄に捧げたモンスターの攻撃力以下の守備力を持つ
表側表示モンスターを全て破壊する。
/ ,' 3「セット状態のランサー・ドラゴニュートをリリースすることで場を一掃する」
＜ランサー・ドラゴニュート＞
効果モンスター
星４/闇属性/ドラゴン族/攻1500/守1800
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
(;'A`)「…しまった！アンデットワールドはセット状態のモンスターには干渉できない！」
('A`)（だがまだ俺にはセット状態の攻撃の無力化がある。これなら凌げる！）
/ ,' 3「どうやらセットカードに策があるようだが私とて策を全て出し切ったわけではない！」
/ ,' 3「二枚目のセットカード、無謀な欲張り発動。カードを二枚ドローする」
/ ,' 3「いい引きだ。手札よりツイスターを発動。破壊対象は勿論アンデットワールド！」
/ ,' 3LP：1400→900
/ ,' 3「次に最後のセットカード、闇次元の解放を発動。真紅眼を蘇生し、今しがたドローした巨竜の羽ばたきを発動する」
＜闇次元(やみじげん)の解放(かいほう)＞
永続罠
ゲームから除外されている自分の闇属性モンスター１体を選択し、
自分フィールド上に特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、
そのモンスターを破壊してゲームから除外する。
そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。
＜巨竜(きょりゅう)の羽(は)ばたき＞
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
レベル５以上のドラゴン族モンスター１体を手札に戻し、
お互いのフィールド上に存在する魔法・罠カードを全て破壊する。
/ ,' 3「手札に真紅眼を戻すことでフィールドの魔法・罠も一掃する！」
/ ,' 3「デュエルに終止符を打とう。墓地のスキル・サクセサーを除外して効果を得る」
＜スキル・サクセサー＞
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体を選択して発動する。
このターンのエンドフェイズ時まで、
選択したモンスターの攻撃力は４００ポイントアップする。
また、墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体の
攻撃力はこのターンのエンドフェイズ時まで８００ポイントアップする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動する事ができず、
自分のターンのみ発動する事ができる。
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン
ATK2800→3500
/ ,' 3「竜族の強大な力を受けよ、！」
('A`)LP：3100→0
(´・ω・｀)「勝者、左サイド！」
（ ФωФ）「デュエルを行った二人に盛大な拍手を！」
('A`)（俺の負け、か…）
（ α_α）（ ＾ω＾）( ´∀｀)「場に一枚のカードも残させない。キングの力恐るべし、だな…（だお）（だモナ）」
第十二話・完 次回につづく
【今日の最強カード】
＜真紅眼の不死竜(レッドアイズ・アンデットドラゴン)＞
効果モンスター
星７/闇属性/アンデット族/攻2400/守2000
このカードはアンデット族モンスター１体をリリースして
表側攻撃表示でアドバンス召喚する事ができる。
このカードが戦闘によってアンデット族モンスターを破壊し墓地へ送った時、
そのモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
('A`)「今日の最強カードは真紅眼の不死竜」
('A`)「今回は一度しか効果を発動できなかったがアンデットワールドと非常に良いシナジーを見せる」
('A`)「奪った相手モンスターでの追撃で場を蹂躙できるところが強みだ」
初戦からVIP校のキング、荒巻スカルチノフと激突したブーン。
激戦の末にブーンが勝利まであと一歩まで迫るが荒巻はたった一枚のカードで逆転を果たしたのであった。
（ ＾ω＾）「負けちゃったお…」
('A`)「お前は良くやった」
（ α_α）「俺もいいデュエルだったと思うぜ？」
('A`)「それに敵は俺が取る。次の俺のデュエルの相手はどうやらキングらしいからな」
（ ＾ω＾）「ドクオ、テン。ありがとうだお」
( ´∀｀)「おーい、テン！やっと見つけたモナ！」
（！α_α）「お、モナーか！」
（ ＾ω＾）「知り合いかお？」
( ´∀｀)「かくがくしかじか」
('A`)「把握。またさりげなく知り合い増えてるな」
（ α_α）「ま、そういうことだ」
( ´∀｀)「せっかくだから僕もここで一緒に応援させて欲しいモナ」
（ ＾ω＾）「万事問題なしだお。誰でもウェルカムだお」
('A`)「…話はまとまったようだし行って来るわ」
（ α_α）「おうおう、ドクオ頑張るんだぜ！」
ドクオはデュエルディスクを装着した左手を軽く上げると選手入場口へと向かっていった。
（ ФωФ）「引き続きＡブロックの試合を行うのである。右サイドはアンデット使いのドクオ君！」
('A`)「…」
( ´∀｀)「凄い集中力モナ。気迫さえ感じられるモナ」
（ ФωФ）「そして左サイドは我が校の竜王こと荒巻君！」
/ ,' 3「いいデュエルにしよう」
('A`)「こちらこそよろしくお願いします」
('A`)（ブーン、お前の分まで俺が戦う。そして勝つ！）
(´・ω・｀)「両者スタンバイ。デュエル開始！」
/ ,' 3「デュエル！！！」('A`)
('A`)「俺の先攻。ドロー」
('A`)（ハンドが悪い…。早速だが使っておくか）
('A`)「魔法カード、手札抹殺を発動。お互いは手札を全て捨て同じ枚数ドローする」
（´α_α）「初手抹殺かー。ドクオ事故ってんのか？」
（；＾ω＾）「縁起でもないこと言うなお。こっから見せてくれるはずだお」
('A`)「…。モンスターとリバースカードを一枚ずつセット。不死式冥界砲も発動させてターンエンドです」
/ ,' 3「私のターン、ドロー」
/ ,' 3「ふむ。スタンバイフェイズに墓地にいるミンゲイドラゴンの効果を発動させる」
('A`)（やはり相手の墓地もいい感じに肥えたか）
/ ,' 3「守備表示で特殊召喚、そしてメインフェイズで即座にこやつをリリース！」
/ ,' 3「漆黒のその身に宿すは真紅の魂！現れよ、真紅眼の黒竜！」
真紅眼の黒竜
ATK2400
/ ,' 3「バトル！対象はセットカード！」
('A`)「セットカードはピラミッド・タートル。リクルート効果を発動させます！」
('A`)「俺がリクルートするカードは…」
('A`)「真紅眼の不死竜！」
＜真紅眼の不死竜(レッドアイズ・アンデットドラゴン)＞
効果モンスター
星７/闇属性/アンデット族/攻2400/守2000
このカードはアンデット族モンスター１体をリリースして
表側攻撃表示でアドバンス召喚する事ができる。
このカードが戦闘によってアンデット族モンスターを破壊し墓地へ送った時、
そのモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
('A`)「不死竜が特殊召喚されたことでバーンダメージが発生します」
/ ,' 3LP：4000→3200
/ ,' 3「ほお…、そちらも真紅眼とは面白い。私はカードを二枚セットしてターンエンドしよう」
Turn1
('A`)LP：4000 手札：2
�、�□□□ 魔・罠 � �冥界砲 セットカード
Ａ□□□□ モ Ａ：不死竜
Ｆ□□□□ モ Ｆ：黒竜
■■□□□ 魔・罠 セットカード×2
/ ,' 3LP：3200 手札：3
('A`)「…ドロー」
('A`)「…。早速バトルに入ります」
('A`)「行け不死竜！黒竜へ攻撃。蒼炎弾！」
真紅眼の不死竜（ATK2400） vs 真紅眼の黒竜（ATK2400）
( ´∀｀)「このままだと相打ちみたいだけど…」
('A`)「ダメージステップに突進を発動！」
＜突進(とっしん)＞
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体の攻撃力は
エンドフェイズ時まで７００ポイントアップする。
/ ,' 3「そう来たか。しかし簡単に私の黒竜を破れるとは思わないことだ」
/ ,' 3「突進にチェーンする形で収縮を発動させよう」
('A`)「…！」
真紅眼の不死竜
ATK2400→1200→1900
/ ,' 3「これで攻撃力はこちらが上回った。反撃せよ、黒竜。黒炎弾！」
('A`)LP：4000→3500
('A`)「クッ。だがたとえ撃破されようともその身は不滅！罠カード、時の機械−タイム・マシーン発動！」
＜時(とき)の機械(きかい)−タイム・マシーン＞
通常罠
モンスター１体が戦闘によって破壊され
墓地へ送られた時に発動する事ができる。
そのモンスターを、破壊された時のコントローラーの
フィールド上に同じ表示形式で特殊召喚する。
('A`)「再びフィールドに不死竜を特殊召喚します」
真紅眼の不死竜
ATK2400
(｀'A`)「この瞬間、冥界砲のダメージも受けてもらいますよ、先輩」
/ ,' 3「それはお断りしよう。冥界砲の効果にチェーンしてリビングデッドの呼び声を発動させる！」
/ ,' 3「蘇生対象はマテリアルドラゴン！」
＜マテリアルドラゴン＞
効果モンスター
星６/光属性/ドラゴン族/攻2400/守2000
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
ライフポイントにダメージを与える効果は、ライフポイントを回復する効果になる。
また、「フィールド上のモンスターを破壊する効果」を持つ
魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、
手札を１枚墓地へ送る事でその発動を無効にし破壊する。
/ ,' 3「このモンスターの永続効果によりダメージ効果は回復効果となる」
/ ,' 3LP：3200→4000
（；＾ω＾）「これでバーンによる勝利はほぼ不可能になったお」
（；α_α）「さーて、どうなることやら」
( ´∀｀)「それでも、それでもドクオ君なら（ｒｙ」
（；α_α）（アカン、モナー。それは死亡フラグや！）
('A`)「…二枚のリバースカードをセットしてターンエンドします」
/ ,' 3「それでは私のターン。ドローする」
/ ,' 3「君にも見せてあげよう。黒竜の進化を！」
/ ,' 3「黒竜を除外することでレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンを特殊召喚する」
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン
ATK2800
（ ＾ω＾）「あ、あのカードが来ちゃったかお…」
/ ,' 3「レダメのモンスター効果により墓地に存在するドラゴン族を特殊召喚できる」
/ ,' 3「よって墓地からアックス・ドラゴニュートを特殊召喚しよう」
＜アックス・ドラゴニュート＞
効果モンスター
星４/闇属性/ドラゴン族/攻2000/守1200
このカードは攻撃した場合、ダメージステップ終了時に守備表示になる。
/ ,' 3「ではバトル！レダメで不死竜へ攻撃！」
('A`)「こんなところじゃ終われない！和睦の使者を発動」
('A`)「モンスターの戦闘破壊とライフダメージをゼロにします」
/ ,' 3「よかろう。私はこれでターンエンドする」
Turn2
('A`)LP：3500 手札：0
�、�□□□ 魔・罠 � �冥界砲 セットカード
Ａ□□□□ モ Ａ：不死竜
ＦＧＨ□□ モ Ｆ：レダメ Ｇ：マテドラ Ｈ：アックス
一□□□□ 魔・罠 一：リビデ
/ ,' 3LP：4000 手札：3
('A`)「ドロー。…バトルに入ります」
('A`)「不死竜でマテドラに攻撃！」
真紅眼の不死竜（ATK2400） vs マテリアルドラゴン（ATK2400）
('A`)「これで両者は破壊される。だがアンデットは不死の種族！」
('A`)「メインフェイズ２に移行し、手札から生者の書−禁断の呪術−を発動！」
('A`)「墓地の不死竜をフィールドへ特殊召喚し、マテドラは除外します」
真紅眼の不死竜
ATK2400
('A`)「マテドラの消えた今、再びバーン効果でライフを削ることが出来る！」
/ ,' 3LP：4000→3200
('A`)「続けて墓地に存在する馬頭鬼の効果を発動！」
＜馬頭鬼(めずき)＞
効果モンスター（準制限カード）
星４/地属性/アンデット族/攻1700/守 800
墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、
自分の墓地からアンデット族モンスター１体を特殊召喚する。
('A`)「馬頭鬼自身を除外することで墓地のピラミッド・タートルを守備表示で特殊召喚します！」
ピラミッド・タートル
DEF1400
('A`)「ふぅ…。ターンエンド！」
/ ,' 3「そうでなければ面白くない。ドロー」
/ ,' 3「レダメのモンスター効果を再び発動することで墓地の真紅眼の飛竜を特殊召喚する」
真紅眼の飛竜
ATK1800
/ ,' 3「不滅であろうと強大な力の前では無力！レダメで不死竜を攻撃」
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン（ATK2800） vs 真紅眼の不死竜（ATK2400）
('A`)「ぐっ」
('A`)LP：3500→3100
/ ,' 3「続けて飛竜でピラタに攻撃！」
真紅眼の飛竜（ATK1800） vs ピラミッド・タートル（DEF1400）
('A`)「破壊されたことでデッキから最後のピラタを守備表示で特殊召喚！」
/ ,' 3LP：3200→2400
(；´∀｀)「冥界砲の効果でジワジワと削れてるけど間に合うモナか？」
/ ,' 3「リクルーターを深追いするのは危険だがダメージもそうそう貰えない」
/ ,' 3「よって攻撃を続行する。アックス・ドラゴニュートで最後のピラタに攻撃！」
アックス・ドラゴニュート（ATK2000） vs ピラミッド・タートル（DEF1400）
('A`)「ピラタのモンスター効果で地獄の門番イル・ブラッドを特殊召喚！」
＜地獄(じごく)の門番(もんばん)イル・ブラッド＞
デュアルモンスター
星６/闇属性/アンデット族/攻2100/守 800
このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、
通常モンスターとして扱う。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚する事で、
このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●１ターンに１度、手札・自分または相手の墓地に存在する
アンデット族モンスター１体を特殊召喚する事ができる。
このカードがフィールド上から離れた時、
この効果で特殊召喚したアンデット族モンスターを破壊する。
/ ,' 3「攻撃したことでアックス・ドラゴニュートは守備表示となる」
アックス・ドラゴニュート
ATK2000→DEF1200
/ ,' 3「私はリバースカードを三枚セットしターンエンドする」
Turn3
('A`)LP：3100 手札：0
�、�□□□ 魔・罠 � �冥界砲 セットカード
Ａ□□□□ モ Ａ：イル・ブラッド
ＦＧＨ□□ モ Ｆ：レダメ Ｇ：飛竜 Ｈ：アックス
■■■□□ 魔・罠 セットカード×3
/ ,' 3LP：2400 手札：0
('A`)「俺のターン。イルブラを守備表示に変更後、再度召喚することで効果モンスターにする」
('A`)「そしてこいつの効果で墓地から不死竜を復活させ、冥界砲でダメージを与えます」
真紅眼の不死竜
ATK2400
/ ,' 3LP：2400→1600
('A`)「手札からアンデットワールドを発動！全ての種族をアンデットに変更し―」
('A`)「不死竜でドラゴニュートに攻撃！」
真紅眼の不死竜（ATK2400） vs アックス・ドラゴニュート（DEF1200）
('A`)「不死竜がアンデット族モンスターを破壊したことで効果発動！」
(｀'A`)「破壊したアンデット族を俺のフィールド上に特殊召喚する」
('A`)「アックス・ドラゴニュートで飛竜へ攻撃！」
アックス・ドラゴニュート（ATK2000） vs 真紅眼の飛竜（ATK1800）
/ ,' 3LP：1600→1400
('A`)「ドラゴニュートは自身の効果で守備表示となり俺はターンを終了します」
アックス・ドラゴニュート
ATK2000→DEF1200
（ α_α）「ドクオ、上手いこと守りながら相手の場のモンスターを倒したな」
（ ＾ω＾）「ライフ的にみても大分追い込んだみたいだお。でも気になるのは―」
( ´∀｀)「あの三枚のセットカードモナ」
/ ,' 3「私のターン。ふむ、これがラストターンだろう」
/ ,' 3「私はモンスターを裏側でセットする」
/ ,' 3「そして一枚目のセットカード、バーストブレスを発動！」
＜バーストブレス＞
通常罠
自分フィールド上のドラゴン族モンスター１体を生け贄に捧げる。
生け贄に捧げたモンスターの攻撃力以下の守備力を持つ
表側表示モンスターを全て破壊する。
/ ,' 3「セット状態のランサー・ドラゴニュートをリリースすることで場を一掃する」
＜ランサー・ドラゴニュート＞
効果モンスター
星４/闇属性/ドラゴン族/攻1500/守1800
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
(;'A`)「…しまった！アンデットワールドはセット状態のモンスターには干渉できない！」
('A`)（だがまだ俺にはセット状態の攻撃の無力化がある。これなら凌げる！）
/ ,' 3「どうやらセットカードに策があるようだが私とて策を全て出し切ったわけではない！」
/ ,' 3「二枚目のセットカード、無謀な欲張り発動。カードを二枚ドローする」
/ ,' 3「いい引きだ。手札よりツイスターを発動。破壊対象は勿論アンデットワールド！」
/ ,' 3LP：1400→900
/ ,' 3「次に最後のセットカード、闇次元の解放を発動。真紅眼を蘇生し、今しがたドローした巨竜の羽ばたきを発動する」
＜闇次元(やみじげん)の解放(かいほう)＞
永続罠
ゲームから除外されている自分の闇属性モンスター１体を選択し、
自分フィールド上に特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、
そのモンスターを破壊してゲームから除外する。
そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。
＜巨竜(きょりゅう)の羽(は)ばたき＞
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
レベル５以上のドラゴン族モンスター１体を手札に戻し、
お互いのフィールド上に存在する魔法・罠カードを全て破壊する。
/ ,' 3「手札に真紅眼を戻すことでフィールドの魔法・罠も一掃する！」
/ ,' 3「デュエルに終止符を打とう。墓地のスキル・サクセサーを除外して効果を得る」
＜スキル・サクセサー＞
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体を選択して発動する。
このターンのエンドフェイズ時まで、
選択したモンスターの攻撃力は４００ポイントアップする。
また、墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体の
攻撃力はこのターンのエンドフェイズ時まで８００ポイントアップする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動する事ができず、
自分のターンのみ発動する事ができる。
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン
ATK2800→3500
/ ,' 3「竜族の強大な力を受けよ、！」
('A`)LP：3100→0
(´・ω・｀)「勝者、左サイド！」
（ ФωФ）「デュエルを行った二人に盛大な拍手を！」
('A`)（俺の負け、か…）
（ α_α）（ ＾ω＾）( ´∀｀)「場に一枚のカードも残させない。キングの力恐るべし、だな…（だお）（だモナ）」
第十二話・完 次回につづく
【今日の最強カード】
＜真紅眼の不死竜(レッドアイズ・アンデットドラゴン)＞
効果モンスター
星７/闇属性/アンデット族/攻2400/守2000
このカードはアンデット族モンスター１体をリリースして
表側攻撃表示でアドバンス召喚する事ができる。
このカードが戦闘によってアンデット族モンスターを破壊し墓地へ送った時、
そのモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
('A`)「今日の最強カードは真紅眼の不死竜」
('A`)「今回は一度しか効果を発動できなかったがアンデットワールドと非常に良いシナジーを見せる」
('A`)「奪った相手モンスターでの追撃で場を蹂躙できるところが強みだ」
このページへのコメント
テキストちゃんと確認したら冥界砲の効果は１ターンに一度でしたね。
すみませんでした。
馬頭鬼の効果使用時に冥界砲の効果発動してなくないですか？
まあ、それでも結果は変わらないんですけど。