最終更新:ID:dRiOZd0fNw 2010年04月27日(火) 16:37:34履歴
前回のあらすじ
黒い靄で囲まれたVIP校。生徒の消滅を少しでも防ぐためにブーン、ドクオ、モナーは現場に駆けつける。
そしてそこでドクオは黒ローブ達の指揮官となっていたニダーと闇のゲームを行い、それを打ち破った。
時を同じくして戦線を離脱していたテンも復帰した。
(`α_α)「轟け、ライトニング・サンダー!」
( ^ω^)「フェニックス・エクスプロージョンだおっ!!」
雷撃と不死鳥を髣髴とさせる爆撃が闇の世界の住人を飲み込んでいく。
('A`)「…これで片付いた、か?」
( ´∀`)「みたいモナ。でも黒い靄は晴れそうに無いモナ」
(;α_α)「大分生徒も闇に飲まれたみたいだぜ…。不味いな、三分の二ぐらいはいっちまったか」
('A`)「消えた生徒を覚えていられるのは精霊の加護があるテンだけだからな…」
(;^ω^)「僕らじゃよくわからないお」
(;´∀`)「大体、闇を完全に消し去る力を手に入れない限り今回みたいに撃退が精一杯モナ」
( ´W`)「…ならば力を臨むかね?敵を屠る力を」
豊かな白い髭を生やした男性がぬっと背後から現れた。
( α_α)「ッ!!!」
(;´∀`)「一体誰モナ!?」
('A`)「…また闇の者か」
( ´W`)「そう血気づくでない。私は闇の者ではない」
(;^ω^)「じゃあいきなり現れたりなんかして何者なんだお?」
( ´W`)「何者、か。難しい質問だね。しかし強いて答えるとするならば私は古の時代を生きた『導き手』」
( α_α)「導き手?なんだそりゃ?」
( ´W`)「私自身のことを説明する前に君達は知らなければならないことがある」
('A`)「俺たちが知るべきこと、だと?」
( ´W`)「左様。闇を滅する為に知るべきことだ。早速だが君達に一つ訊ねたいことがある」
( ^ω^)「質問ぐらい何でもどんとこいだお」
( ´W`)「よろしい。では訊ねよう。君達が倒さなければならない敵とは何なのか具体的に知っているのかね?」
( α_α)「そりゃあ、『闇の主』とかいう奴だろ」
( α_α)「闇の者が生徒を消し去っているのもそれの生け贄にするためだったはずだぜ」
( ´W`)「では闇の主とは?」
( ´∀`)「悪い奴モナ!」
( ´W`)「それでは答えになっておらん」
(;^ω^)「もったいぶってないで教えて欲しいお!」
( ´W`)「ggrks」
('A`)「これは酷い」
( ´W`)「…本来ならそう言いたい所だが今は緊急事態だからね。特別に教えてあげよう」
( ^ω^)「おっお、助かるお」
( ´W`)「事の発端は遥か昔の話だ。人とデュエルとカードの精霊がもっと密接であった時代のな」
('A`)「…」
( ´W`)「闇の主とは簡潔に言えば古の時代、世界を破滅させようとした魔王のことを指す」
(;α_α)「魔王…!」
( ´W`)「そう。そしてその魔王は瞬く間に世界のおよそ半分を破壊しつくし人々の心から希望を奪った」
( ´W`)「しかし、いつの世にでも光はある。世界を救うために四人の若者が立ち上がった」
( ´W`)「四人のうち三人は闇を退ける光を精霊から授かった勇者であり―」
( ´W`)「残りの一人はそんな勇者達を助け、道を開いた導き手であった。要するにこの私だね」
〜回想・古の時代〜
影|_ )「闇を滅せよ!」
影|ω )「我等に光在り!」
影|A )「未来の為に!」
( ´v`)「私が光を導く道となる!」
〜回想ここまで〜
( ´W`)「魔王との戦いは熾烈を極めたが、我々四人は死力を尽くしてこの地へ、今で言うVIP校に魔王を封印した」
( ´W`)「これにより魔王は永きに渡り封印され、人々の記憶から古の戦いは忘れ去られた。君達が何も知らないようにね」
(;α_α)「大体分かったけどなんつーか壮大な話だぜ…」
( α_α)「つか何で今、導き手であるアンタが出てきたんだ?」
( α_α)「出てくるならそれこそ一度封印が解けかけた十数年前に出て来ればよかっただろ」
('A`)「そうすれば今俺たちが苦心することも無かったしな」
( ^ω^)「というか何で永きに渡り封印されてきた魔王が出てきたんだお?」
( ^ω^)「やっぱりわかんない事だらけだったお」
(;´W`)「質問は一つずつにせんか。順に答えていくから良く聞いておけ」
( ´W`)「まず最初の何故今出てきたかについては単純に私が現世に関与する力が無かったからだ」
( ´W`)「幾ら魔王を封じようと、結局は私達だって人間だ。寿命で死んだし力も弱まる」
( ´W`)「封印の中に私の意識と魂の一部を残してはおいた。だがあくまでもそれは保険であり常に使えるものではなかった」
('A`)「肉体が無くなり精神だけではそりゃ力も不足する、か…」
( ´W`)「次に、魔王の封印が解けかけた理由に関してだが全く解せぬ。施した封印は魔王が内部から抜け出せるものではないからな」
( ´W`)「あるとすれば外部から誰かが手を加えたからだろう」
( ´W`)「…ここまで話せば疑問は解けたかね?」
( ^ω^)「バッチリだお!そしてこれから僕らがやらないといけないことも!」
( α_α)「導き手のじーさん!俺たちにも勇者の力を授けてくれ!」
( ´W`)「あ、それムリ」
(;α_α)「ハァーッ!?本当にそれでもアンタ導き手かーッ!!!」
( ´W`)「さっきも言っただろう。現世での私の力はかなり弱まっておると。私に出来ることは事実を君達に伝える程度だ」
('A`)「どうにかならないのか?」
( ^ω^)「手詰まりでした、じゃすまないんだお!!」
( ´W`)「…方法が無いわけではない」
( α_α)「何だよ、方法があるなら早く教えて欲しかったぜ」
( ´W`)「そこの垂れ目。二代目の導き手となれ」
('A`)「垂れ目ってモナーのことか?」
( ´W`)「左様。この四人の中で導き手としての素質を持つものは垂れ目だけと私は見ている」
( α_α)「それならお安い御用だぜ。な、モナー!」
( ∀ )「…」
( α_α)「モナー?」
( ´∀`)「僕は、僕は正直、怖いモナ…」
(;^ω^)「いきなりどうしたんだお。モナーは僕らとあんなに勇敢に闇の者と戦ったじゃないかお」
( ´∀`)「それはブーンとドクオが一緒に同じ事をしてくれてたからだモナ!」
(;´∀`)「でも導き手は違うモナ!一人でテン、ブーン、ドクオの道を示さないと行けないモナ」
( ∀ )「そんな重圧に僕は耐えられないモナ…ッ!僕は皆と違って弱い人間なんだモナッ。一人は怖いモナッ」
(#´W`)「ならばそのまま誰も救えぬまま世界が滅びるのを待つのか。垂れ目!」
(;´∀`)ビクッ!
( ´W`)「何故自分の力に自信を持てぬのか。君には素質がある。光と影を束ね、勇者を導くものとしての素質が!」
( ´W`)「決闘者の魂たるデッキさえも道化の姿をしたモンスターで固め、偽りの姿で世界を生きる―」
( ´W`)「そんなことにどのような意味がある!甘えるでないわっ」
( ∀ )
( ´∀`)(偽りの自分を捨てた本当の僕…)
( ´∀`)(僕は今まで怯えていたんだモナ。失敗を、痛みを、そして孤独を)
( ´∀`)「本当に…、本当に僕は変われるモナ?導き手になれるモナ?」
( ´W`)「初代導き手として断言する。君は変われるとね」
( ´∀`)「なら…戦ってやるモナ…!僕だってテン達と一緒にやってやるモナ!」
(+α_α)「モナー!やっぱそうこなくっちゃな!」
('A`)「…ん、モナーのデッキが光を放ってるぞ!」
黒い靄で薄暗くなった辺りが白い光で照らされる。
( ´W`)「モナーが本来の自分を取り戻したように魂たるデッキもその本来の姿を取り戻したのだ」
( ´∀`)「これが新しい僕のデッキ…」
(*^ω^)「すっごいお、モナーカッコいいお!」
( ´W`)「良いデュエルエナジーだ。これならば丁度いい」
( ´W`)「今から封印に用いられた勇者の力と接触するためにゲートを開く」
( ´W`)「導き手のエナジーは勇者達へ続く道となる。モナーと私がデュエルをすればゲートを形成する力ぐらい容易に溜まるはずだ」
( ´∀`)「分かったモナ。でも、ただデュエルをすればいいなんて僕は考えてないモナ」
( ´∀`)「このデュエル、勝ちに行くモナ」
( ´W`)「ふん、臨むところだ。ではそこの三人は私達を囲むように三角形に立て。勝負が付き次第、光が導いてくれるはずだ」
( α_α)( ^ω^)('A`)「把握!」
( ´W`)「位置に付いたな。始めるぞ」
( ´∀`)「デュエル!!!」( ´W`)
( ´W`)「私の先攻。ドロー」
( ´W`)「手札より終末の騎士を召喚しその効果を発動する」
<終末(しゅうまつ)の騎士(きし)>
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1400/守1200
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
自分のデッキから闇属性モンスター1体を選択して墓地に送る事ができる。
( ´W`)「デッキから封印されし者の左足を墓地へ送る」
Σ( ´∀`)「エクゾディアだモナ!」
( ´W`)「続けておろかな埋葬を発動。封印されし者の右足を墓地へ」
('A`)「情報公開領域に二枚目のエクゾパーツが来たな」
( ´W`)「私はリバースカードを一体セット。ターンエンドだ」
( ´∀`)「僕の新しい力。見せてやるモナ。ドロー!」
( ´∀`)「僕は魔導獣 ケルベロスを召喚するモナ」
<魔導獣(マジックビースト) ケルベロス>
効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1400/守1400
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分または相手が魔法カードを発動する度に、
このカードに魔力カウンターを1つ置く。
このカードに乗っている魔力カウンター1つにつき、
このカードの攻撃力は500ポイントアップする。
このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に、
このカードに乗っている魔力カウンターを全て取り除く。
( ´∀`)「魔法カード、魔法族の結界を発動するモナ」
<魔法族(まほうぞく)の結界(けっかい)>
永続魔法
フィールド上に存在する魔法使い族モンスターが破壊される度に、
このカードに魔力カウンターを1つ置く(最大4つまで)。
自分フィールド上に表側表示で存在する魔法使い族モンスター1体と
このカードを墓地へ送る事で、このカードに乗っている
魔力カウンターの数だけ自分のデッキからカードをドローする。
( ´∀`)「魔法カードの発動によりケルベロスは攻撃力を500上げるモナ」
魔導獣 ケルベロス
ATK1400→1900
( ´∀`)「バトル!ケルベロスで終末の騎士へ攻撃モナ」
魔導獣 ケルベロス(ATK1900) vs 終末の騎士(ATK1400)
( ´W`)LP:4000→3500
( ´W`)「!だが只では転ばぬ。罠カード、リグレット・リボーン発動」
<リグレット・リボーン>
通常罠
自分フィールド上に存在するモンスターが
戦闘によって破壊され墓地へ送られた時に発動する事ができる。
そのモンスター1体を自分フィールド上に表側守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは自分のエンドフェイズ時に破壊される。
( ´W`)「終末の騎士を守備表示で蘇生する」
終末の騎士
DEF1200
( ´W`)「加えて終末の騎士が特殊召喚に成功したことにより効果が発動する」
( ´W`)「デッキから三枚目のエクゾディアパーツ、封印されし者の左腕を墓地へ」
( α_α)「これで三枚目だぜ」
( ´∀`)「戦闘をしたことでケルベロスの攻撃力は元に戻るモナ」
魔導獣 ケルベロス
ATK1900→1400
( ´∀`)「僕はカードを一枚セット!ターンエンドするモナ」
Turn1
( ´W`)LP:3500 手札:3
□□□□□ 魔・罠
A□□□□ モ A:終末
F□□□□ モ F:ケルベロス
一■□□□ 魔・罠 一:結界 セットカード
( ´∀`)LP:4000 手札:4
( ´W`)「ドロー。私はダーク・グレファーを召喚する」
<ダーク・グレファー>
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1700/守1600
このカードは手札からレベル5以上の闇属性モンスター1体を捨てて、
手札から特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、手札から闇属性モンスター1体を捨てる事で
自分のデッキから闇属性モンスター1体を選択して墓地へ送る。
( ´W`)「グレファーの効果を発動!手札から封印されし者の右腕を捨て―」
(;^ω^)「手札にそろえることがセオリーのエクゾディアを捨てたお!」
( ´W`)「デッキから封印されしエクゾディアを墓地へ送る!」
( ´W`)「これで準備は済んだ。行くぞ、モナー」
(;´∀`)「ゴクリッ」
( ´W`)「魔法カード、エクゾディアとの契約を発動!」
<エクゾディアとの契約(けいやく)>
通常魔法
自分の墓地に「封印されしエクゾディア」「封印されし者の右腕」
「封印されし者の左腕」「封印されし者の右足」「封印されし者の左足」
全てが存在している時に発動する事ができる。
手札から「エクゾディア・ネクロス」を特殊召喚する。
( ´W`)「古より伝わりし秘術、今ここに魔神を呼び覚ます!エクゾディア・ネクロス!」
<エクゾディア・ネクロス>
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1800/守 0
???
(;α_α)「まーた見たことねーカードだな」
(;´∀`)「でも魔法の発動でケルベロスはパワーアップするモナ」
魔導獣 ケルベロス
ATK1400→1900
( ´W`)「終末の騎士を攻撃表示に変更し、バトルに入るぞ。ネクロスでケルベロスに攻撃!」
終末の騎士
DEF1200→ATK1400
エクゾディア・ネクロス(ATK1800) vs 魔導獣 ケルベロス(ATK1900)
( ´W`)LP:3500→3400
魔導獣 ケルベロス
ATK1900→1400
( ^ω^)「自爆したお」
(;'A`)「いや、そうじゃない。フィールドを良く見ろ!」
(;^ω^)「戦闘に負けたのにネクロスがピンピンしてるお」
( ´W`)「ネクロスは導き手である私のみが扱えるカードだ。まさに不死身といえる効果を持っている!」
( ´W`)「魔法、罠の効果では破壊されず戦闘においても破壊はされない!」
(;´∀`)「も、モナッ!」
( ´W`)「バトルの続きだ。攻撃力の下がったケルベロスをグレファーで攻撃する」
ダーク・グレファー(ATK1700) vs 魔導獣 ケルベロス(ATK1400)
( ´∀`)LP:4000→3700
(;´∀`)「ケルベロスが破壊されたことで結界にカウンターが乗るモナ」
魔法族の結果(魔力カウンター1)
( ´W`)「最後に終末の騎士でダイレクトアタックだ」
( ´∀`)「それは通さないモナ!リバースカードオープン、ガード・ブロック!」
( ´∀`)「お約束どおりダメージを0にしてワンドローするモナ」
( ´W`)「不死身のモンスターを前にどうする、モナー?エンドフェイズに終末の騎士は破壊され私のターンは終了だ」
( ´∀`)(今までの僕ならすぐに弱音を吐いていたモナ。でも今は!)
( ´∀`)「ドローモナ!いくらネクロスが不死身でも攻撃力1800なら敵じゃないモナ」
( ´∀`)「魔導戦士 ブレイカーを召喚するモナ!」
<魔導戦士(まどうせんし) ブレイカー>
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1600/守1000
このカードが召喚に成功した時、
このカードに魔力カウンターを1つ置く(最大1つまで)。
このカードに乗っている魔力カウンター1つにつき、
このカードの攻撃力は300ポイントアップする。
また、このカードに乗っている魔力カウンターを1つ取り除く事で、
フィールド上に存在する魔法・罠カード1枚を破壊する。
( ´∀`)「ブレイカーの効果によりその攻撃力は300ポイント上昇するモナ」
魔導戦士 ブレイカー
ATK1600→1900
( ´∀`)「ブレイカーで先にグレファーを片付けるモナ!」
魔導戦士 ブレイカー(ATK1900) vs ダーク・グレファー(ATK1700)
( ´W`)LP:3400→3200
( ´W`)「ぬぅ…」
( ´∀`)「堅実に攻めていくモナ。カードを一枚セットしてターンエンドするモナ」
Turn2
( ´W`)LP:3200 手札:0
□□□□□ 魔・罠
A□□□□ モ A:ネクロス
F□□□□ モ F:ブレイカー
一■□□□ 魔・罠 一:結界(魔力1) セットカード
( ´∀`)LP:4000 手札:3
( ´W`)「私のターン、ドロー」
( ´W`)「ネクロスがただ不死身なだけのモンスターだと思っているならそれは違う!」
( ´W`)「スタンバイフェイズ、ネクロスの第二の効果によって攻撃力が500ポイント上昇する」
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1800/守 0
このカードは「エクゾディアとの契約」の効果でのみ特殊召喚が可能。
このカードは戦闘と魔法・罠の効果によっては破壊されず、
自分のスタンバイフェイズ毎に攻撃力が500ポイントアップする。
このカードは自分の墓地に「封印されしエクゾディア」「封印されし者の右腕」
「封印されし者の左腕」「封印されし者の右足」「封印されし者の左足」
のいずれかが存在しなくなった時に破壊される。
エクゾディア・ネクロス
ATK1800→2300
(;α_α)「そんな効果までもってたのかよ。流石は古のカードだぜ…」
( ´W`)「ネクロスでブレイカーを粉砕する。エクゾディア・クラッシュ!」
エクゾディア・ネクロス(ATK2300) vs 魔導戦士ブレイカー(ATK1900)
( ´∀`)LP:3700→3300
(;´∀`)「ぐぐぐ、結界にカウンターが乗るモナ」
魔法族の結界(魔力カウンター2)
( ´W`)「メインフェイズ2にセットカードを追加してターンエンド」
( ´∀`)「僕のターンドローするモナ!」
( ´∀`)「さっきのターンに伏せていた罠カード、漆黒のパワーストーンを発動するモナ」
<漆黒(しっこく)のパワーストーン>
永続罠
発動後、このカードに魔力カウンターを3つ置く。
自分のターンに1度、このカードに乗っている
魔力カウンター1つを取り除き、フィールド上に
表側表示で存在するこのカード以外の魔力カウンターを
置く事ができるカード1枚に魔力カウンターを1つ置く事ができる。
このカードに乗っている魔力カウンターが全て無くなった時、このカードを破壊する。
( ´∀`)「パワーストーンの効果で結界に魔力カウンターを移動するモナ」
漆黒のパワーストーン(魔力カウンター3→2)
↓
魔法族の結界(魔力カウンター2→3)
( ´∀`)(破壊がダメならそれ以外の方法で倒すまでだモナ!)
( ´∀`)「僕はモンスターを一体セットしてターンエンドするモナ」
Turn3
( ´W`)LP:3200 手札:0
■□□□□ 魔・罠 セットカード
A□□□□ モ A:ネクロス
■□□□□ モ セットカード
一二□□□ 魔・罠 一:結界(魔力3) 二:パワーストーン(魔力2)
( ´∀`)LP:3300 手札:3
( ´W`)「ドロー。スタンバイフェイズにネクロスは更に力を上昇させる」
エクゾディア・ネクロス
ATK2300→2800
( ´W`)「バトルだ。ネクロスでセットモンスターに攻撃」
( ´∀`)「セットモンスターは聖なる守り手だモナ!」
<聖(せい)なる守(まも)り手(て)>
効果モンスター
星3/地属性/魔法使い族/攻 800/守1200
リバース:フィールド上の表側表示モンスター1体をデッキの一番上に戻す。
さらに自分フィールド上に表側表示の戦士族モンスターが存在する場合、
フィールド上の表側表示モンスター1体を持ち主の手札に戻す事ができる。
エクゾディア・ネクロス(ATK2800) vs 聖なる守り手(DEF1800)
( ´∀`)「いくら破壊に強くてもバウンスまでは防げないモナ」
( ^ω^)「上手いお!いくら古の超カードでもこれなら―」
( ´W`)「甘いわっ!その程度の小細工でネクロスは退かん」
( ´W`)「リバースカードオープン、威風堂々!」
<威風堂々(いふうどうどう)>
カウンター罠
バトルフェイズ中のみ発動する事ができる。
相手が発動した効果モンスターの効果を無効にし破壊する。
( ´W`)「聖なる守り手の効果は無効になる。残念だったな、モナーよ」
(;´∀`)「一筋縄じゃいかないモナ。でもこれで結界のカウンターはマックスだモナ」
魔法族の結界(魔力カウンター4)
( ´W`)「私にセットカードはない。ターンエンドだ」
( ´∀`)「僕のターン、ドローモナ!」
( ´∀`)「これならまだどうにかなりそうだモナ!」
( ´∀`)「召喚僧サモンプリーストを召喚モナ」
<召喚僧(しょうかんそう)サモンプリースト>
効果モンスター(制限カード)
星4/闇属性/魔法使い族/攻 800/守1600
このカードはリリースできない。
このカードは召喚・反転召喚に成功した時、守備表示になる。
1ターンに1度、手札から魔法カード1枚を捨てる事で、
自分のデッキからレベル4モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、
そのターン攻撃する事ができない。
( ´∀`)「自身の効果によりサモプリは守備表示になるモナ」
(!´∀`)「サモプリのモンスター効果も発動するモナ」
( ´∀`)「手札の魔法カードを捨てて、デッキからゲイシャドウを守備表示で特殊召喚するモナ」
<ゲイシャドウ>
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1700/守 0
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
このカードに魔力カウンターを1つ置く。
このカードの攻撃力は、このカードに乗っている
魔力カウンターの数×200ポイントアップする。
( ´∀`)「次はフィールドの魔法族の結界の効果を使うモナ。サモプリと一緒に墓地へ送って四枚ドロー!」
('A`)「また手札が六枚まで戻ったな」
( ^ω^)「とんでもないドローブーストだお!」
キッ!( ´∀`)「逆転のカード、引いたモナ!」
( ´∀`)「僕は墓地のケルベロスとブレイカーを除外!」
(;´W`)「この召喚方法…。まさか古のあのカードか」
( ´∀`)「光と影。相反する二つの魂一つになりて勇者を導く道となる!カオス・ソーサラー降臨モナ!」
<カオス・ソーサラー>
効果モンスター(制限カード)
星6/闇属性/魔法使い族/攻2300/守2000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の光属性と闇属性モンスターを1体ずつゲームから除外して特殊召喚する。
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体をゲームから除外する事ができる。
この効果を発動する場合、このターンこのカードは攻撃する事ができない。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
( ´∀`)「破壊でもバウンスでもなくソーサラーの持つ効果は除外モナ」
( ´∀`)「ネクロスを次元の狭間へ追放するモナ。ディメンションゲート!!」
ネクロスの身体は突如現れた門の中へ消え去った。
( ´W`)「私のネクロスを突破するとは…」
( ´∀`)「僕はリバースカードを一枚セット。ターンエンドだモナ」
Turn4
( ´W`)LP:3200 手札:1
□□□□□ 魔・罠
□□□□□ モ
FG□□□ モ F:ゲイシャドウ G:ソーサラー
■二□□□ 魔・罠 セットカード 二:パワーストーン(魔力2)
( ´∀`)LP:3300 手札:4
( ´W`)「私のターン、ドロー!」
( ´W`)「ははは!久々に昂ぶるな。まさかネクロスまで処理されるとは思わなかった」
( ´W`)「だが私とて古の決闘者。まだ勝負は分からないぞ」
( ´W`)「魔法カード、貪欲な壺を発動。エクゾディアパーツを全てデッキに戻し、二枚ドロー!」
( ´W`)「強き思いは新たな奇跡を呼ぶ。ネクロスと対を成す究極の力を目に焼き付けていけ!」
( ´W`)「墓地に存在するモンスターを全てデッキに戻し究極封印神エクゾディオスを特殊召喚!」
<究極封印神(きゅうきょくふういんしん)エクゾディオス>
効果モンスター
星10/闇属性/魔法使い族/攻 ?/守 0
???
( ´∀`)「攻撃力0モナ?」
( ´W`)「エクゾディオス本来の力はこんなものではない。魔法カード、高等儀式術発動」
<高等儀式術(こうとうぎしきじゅつ)>
儀式魔法(制限カード)
手札の儀式モンスター1体を選択し、そのカードとレベルの合計が
同じになるように自分のデッキから通常モンスターを選択して墓地に送る。
選択した儀式モンスター1体を特殊召喚する。
( ´W`)「エクゾディアの四肢を墓地へ送り覚醒戦士クーフーリンを儀式召喚!」
<覚醒戦士(かくせいせんし) クーフーリン>
儀式・効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻 500/守1000
「覚醒の証」により降臨。
自分の墓地に存在する通常モンスター1体をゲームから除外する。
次の自分ターンのスタンバイフェイズ時まで、
このカードの攻撃力はこの効果によってゲームから除外した
通常モンスターの攻撃力分だけアップする。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
( ´W`)「見よ、これがエクゾディオスの持つ力だ」
効果モンスター
星10/闇属性/魔法使い族/攻 ?/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地に存在するモンスターを全てデッキに戻した場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードの攻撃宣言時、手札またはデッキからモンスター1体を墓地へ送る。
自分の墓地に存在する通常モンスター1体につき、
このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
このカードはフィールド上から離れた場合、ゲームから除外される。
このカードの効果によって「封印されし」と名のついたカードが自分の墓地に
合計5種類揃った時、デュエルに勝利する。
究極封印神エクゾディオス
ATK0→4000
(;´∀`)「こ、こここ攻撃力4000!!!!!」
( ´W`)「初代導き手からの洗礼だ。受け止めて見せよ、モナー」
( ´W`)「エクゾディオスでソーサラーへ攻撃!攻撃と同時に効果によってコスモクイーンを墓地へ送る」
( ´W`)「通常モンスターが増えたことでエクゾディオスの能力が上昇する」
究極封印神エクゾディオス
ATK4000→5000
究極封印神エクゾディオス(ATK5000) vs カオス・ソーサラー(ATK2300)
( ´∀`)LP:3300→600
( ^ω^)「ちょwwwww破壊力wwwwwww」
( ´W`)「クーフーリンでゲイシャドウへ攻撃」
覚醒戦士クーフーリン(ATK500) vs ゲイシャドウ(DEF0)
( ´W`)「メインフェイズ2にクーフーリンの効果発動!コスモクイーンを除外して攻撃力を上昇させる」
覚醒戦士クーフーリン
ATK500→3400
(;'A`)「エクゾディオスの力は下がるが、それでも十分な能力をキープしてやがる」
究極封印神エクゾディオス
ATK5000→4000
(;α_α)「正真正銘、ここがモナーの踏ん張りどころだな…」
(;´∀`)「どちらに転んでもこれがラスタターンだモナ!ドロー」
( ´∀`)「僕はマジカル・コンダクターを召喚するモナ」
<マジカル・コンダクター>
効果モンスター
星4/地属性/魔法使い族/攻1700/守1400
自分または相手が魔法カードを発動する度に、
このカードに魔力カウンターを2つ置く。
このカードに乗っている魔力カウンターを任意の個数取り除く事で、
取り除いた数と同じレベルの魔法使い族モンスター1体を、
手札または自分の墓地から特殊召喚する。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
( ´∀`)「次に魔法カード、魔力掌握を発動だモナ」
<魔力掌握(まりょくしょうあく)>
通常魔法
フィールド上に表側表示で存在する魔力カウンターを
置く事ができるカード1枚に魔力カウンターを1つ置く。
その後、自分のデッキから「魔力掌握」1枚を手札に加える事ができる。
「魔力掌握」は1ターンに1枚しか発動できない。
( ´∀`)「合計で三つの魔力カウンターをコンダクターへ乗せるモナ」
マジカル・コンダクター(魔力カウンター3)
( ´∀`)「まだまだいくモナ!精神統一発動モナ」
<精神統一(せいしんとういつ)>
通常魔法
デッキから「精神統一」を1枚手札に加える。
このカードは1ターンに1度しか使用できない。
マジカル・コンダクター(魔力カウンター5)
( ´∀`)「打ち出の小槌を発動!精神統一と魔力掌握をデッキに戻して二枚ドローモナ!」
マジカル・コンダクター(魔力カウンター7)
( ´W`)(さっきからモナーは魔力カウンターを溜めているが…)
( ´∀`)「これで仕上げモナ。ジャンク・アタックをコンダクターに装備!」
<ジャンク・アタック>
装備魔法
装備モンスターが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、
破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。
マジカル・コンダクター(魔力カウンター9)
( ´∀`)「やっと僕の場の魔力カウンターは十個を越えたモナ!ついにこれを使うときが来たモナ」
( ´∀`)「魔法カード、メガトン魔導キャノン発動だモナ!」
(;´W`)「しまった。これが目的だったか!」
<メガトン魔導(まどう)キャノン>
通常魔法
自分フィールド上に存在する
魔力カウンターを10個取り除いて発動する。
相手フィールド上に存在するカードを全て破壊する。
(;'A`)「正規発動…だと…!?」
( ´∀`)「エクゾディオスもクーフーリンもまとめてぶっ飛ばすモナーッ!」
エクゾディオス、クーフーリン破壊!
( ´W`)「これほどまでに力を上げるとは…」
( ´∀`)「バトルモナ。コンダクターでダイレクトアタック!」
( ´∀`)「この瞬間、罠カードマジシャンズ・サークルも発動させるモナ」
<マジシャンズ・サークル>
通常罠
魔法使い族モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
お互いのプレイヤーは、それぞれ自分のデッキから
攻撃力2000以下の魔法使い族モンスター1体を表側攻撃表示で特殊召喚する。
( ´∀`)「デッキから僕が呼ぶのは魔法の操り人形!」
( ´W`)(わざわざこのカードを使ってまで引きずり出したいらしいな。なら答えは一つ)
( ´W`)「―いいだろう!私が呼ぶのは封印されしエクゾディアだ!」
( ´∀`)「攻撃対象が増えたことでコンダクターでエクゾディアに攻撃をしなおすモナ!」
マジカル・コンダクター(ATK1700) vs 封印されしエクゾディア(ATK1000)
( ´W`)LP:3200→2500
( ´∀`)「そしてジャンク・アタックの効果ダメージを与えるモナ」
( ´W`)LP:2500→2000
( α_α)「モナーの奴、エクゾディアを全て倒しやがった!」
( ^ω^)「何この主人公、僕と代われおwwwww」
( ´∀`)「今回は僕の見せ場だモナ!ラストバトル、操り人形でプレイヤーへダイレクトアタックだモナ!!!」
魔法の操り人形(ATK2000)→( ´W`)
( ´W`)LP:2000→0
( ´W`)「…お見事。デュエルが終わったこの瞬間、デュエルエナジーは最大となった」
( ´W`)「すぐにゲートが開く。モナーよ、意識を集中させ三人を導き、送り届けるのだ」
( ´∀`)「分かりましたモナ。―はぁぁぁぁっ!ゲートよ、開くモナ!!!」
モナーの掛け声にあわせるように三本の光の柱が地面から突き上げるとテン達を一気に包み込んだ。
二、三度光柱は瞬くと静かに消え去った。
( ´∀`)「転送、完了だモナ…!」
( ´W`)「ご苦労だった、モナーよ。さて、私ももう行かねばならぬな。後は、任せたぞ…」
( ´∀`)「任せてくださいモナ」
その返事を聞くと白い髭を生やした初代導き手も柱が消えるのを追う様にその姿を消した。
第十八話・完 次回につづく
【今日の最強カード】
<メガトン魔導(まどう)キャノン>
通常魔法
自分フィールド上に存在する
魔力カウンターを10個取り除いて発動する。
相手フィールド上に存在するカードを全て破壊する。
( ´∀`)「栄えある最強カードに選ばれたのはメガトン魔導キャノンだモナ!」
( ´∀`)「ぶっちゃけ魔力カウンターを十個乗せて発動、なんてやり方をしなくて使えるカードだモナ」
( ´∀`)「でもロマンあふれるカードだから発動できたら人気者間違いなしモナ!」
黒い靄で囲まれたVIP校。生徒の消滅を少しでも防ぐためにブーン、ドクオ、モナーは現場に駆けつける。
そしてそこでドクオは黒ローブ達の指揮官となっていたニダーと闇のゲームを行い、それを打ち破った。
時を同じくして戦線を離脱していたテンも復帰した。
(`α_α)「轟け、ライトニング・サンダー!」
( ^ω^)「フェニックス・エクスプロージョンだおっ!!」
雷撃と不死鳥を髣髴とさせる爆撃が闇の世界の住人を飲み込んでいく。
('A`)「…これで片付いた、か?」
( ´∀`)「みたいモナ。でも黒い靄は晴れそうに無いモナ」
(;α_α)「大分生徒も闇に飲まれたみたいだぜ…。不味いな、三分の二ぐらいはいっちまったか」
('A`)「消えた生徒を覚えていられるのは精霊の加護があるテンだけだからな…」
(;^ω^)「僕らじゃよくわからないお」
(;´∀`)「大体、闇を完全に消し去る力を手に入れない限り今回みたいに撃退が精一杯モナ」
( ´W`)「…ならば力を臨むかね?敵を屠る力を」
豊かな白い髭を生やした男性がぬっと背後から現れた。
( α_α)「ッ!!!」
(;´∀`)「一体誰モナ!?」
('A`)「…また闇の者か」
( ´W`)「そう血気づくでない。私は闇の者ではない」
(;^ω^)「じゃあいきなり現れたりなんかして何者なんだお?」
( ´W`)「何者、か。難しい質問だね。しかし強いて答えるとするならば私は古の時代を生きた『導き手』」
( α_α)「導き手?なんだそりゃ?」
( ´W`)「私自身のことを説明する前に君達は知らなければならないことがある」
('A`)「俺たちが知るべきこと、だと?」
( ´W`)「左様。闇を滅する為に知るべきことだ。早速だが君達に一つ訊ねたいことがある」
( ^ω^)「質問ぐらい何でもどんとこいだお」
( ´W`)「よろしい。では訊ねよう。君達が倒さなければならない敵とは何なのか具体的に知っているのかね?」
( α_α)「そりゃあ、『闇の主』とかいう奴だろ」
( α_α)「闇の者が生徒を消し去っているのもそれの生け贄にするためだったはずだぜ」
( ´W`)「では闇の主とは?」
( ´∀`)「悪い奴モナ!」
( ´W`)「それでは答えになっておらん」
(;^ω^)「もったいぶってないで教えて欲しいお!」
( ´W`)「ggrks」
('A`)「これは酷い」
( ´W`)「…本来ならそう言いたい所だが今は緊急事態だからね。特別に教えてあげよう」
( ^ω^)「おっお、助かるお」
( ´W`)「事の発端は遥か昔の話だ。人とデュエルとカードの精霊がもっと密接であった時代のな」
('A`)「…」
( ´W`)「闇の主とは簡潔に言えば古の時代、世界を破滅させようとした魔王のことを指す」
(;α_α)「魔王…!」
( ´W`)「そう。そしてその魔王は瞬く間に世界のおよそ半分を破壊しつくし人々の心から希望を奪った」
( ´W`)「しかし、いつの世にでも光はある。世界を救うために四人の若者が立ち上がった」
( ´W`)「四人のうち三人は闇を退ける光を精霊から授かった勇者であり―」
( ´W`)「残りの一人はそんな勇者達を助け、道を開いた導き手であった。要するにこの私だね」
〜回想・古の時代〜
影|_ )「闇を滅せよ!」
影|ω )「我等に光在り!」
影|A )「未来の為に!」
( ´v`)「私が光を導く道となる!」
〜回想ここまで〜
( ´W`)「魔王との戦いは熾烈を極めたが、我々四人は死力を尽くしてこの地へ、今で言うVIP校に魔王を封印した」
( ´W`)「これにより魔王は永きに渡り封印され、人々の記憶から古の戦いは忘れ去られた。君達が何も知らないようにね」
(;α_α)「大体分かったけどなんつーか壮大な話だぜ…」
( α_α)「つか何で今、導き手であるアンタが出てきたんだ?」
( α_α)「出てくるならそれこそ一度封印が解けかけた十数年前に出て来ればよかっただろ」
('A`)「そうすれば今俺たちが苦心することも無かったしな」
( ^ω^)「というか何で永きに渡り封印されてきた魔王が出てきたんだお?」
( ^ω^)「やっぱりわかんない事だらけだったお」
(;´W`)「質問は一つずつにせんか。順に答えていくから良く聞いておけ」
( ´W`)「まず最初の何故今出てきたかについては単純に私が現世に関与する力が無かったからだ」
( ´W`)「幾ら魔王を封じようと、結局は私達だって人間だ。寿命で死んだし力も弱まる」
( ´W`)「封印の中に私の意識と魂の一部を残してはおいた。だがあくまでもそれは保険であり常に使えるものではなかった」
('A`)「肉体が無くなり精神だけではそりゃ力も不足する、か…」
( ´W`)「次に、魔王の封印が解けかけた理由に関してだが全く解せぬ。施した封印は魔王が内部から抜け出せるものではないからな」
( ´W`)「あるとすれば外部から誰かが手を加えたからだろう」
( ´W`)「…ここまで話せば疑問は解けたかね?」
( ^ω^)「バッチリだお!そしてこれから僕らがやらないといけないことも!」
( α_α)「導き手のじーさん!俺たちにも勇者の力を授けてくれ!」
( ´W`)「あ、それムリ」
(;α_α)「ハァーッ!?本当にそれでもアンタ導き手かーッ!!!」
( ´W`)「さっきも言っただろう。現世での私の力はかなり弱まっておると。私に出来ることは事実を君達に伝える程度だ」
('A`)「どうにかならないのか?」
( ^ω^)「手詰まりでした、じゃすまないんだお!!」
( ´W`)「…方法が無いわけではない」
( α_α)「何だよ、方法があるなら早く教えて欲しかったぜ」
( ´W`)「そこの垂れ目。二代目の導き手となれ」
('A`)「垂れ目ってモナーのことか?」
( ´W`)「左様。この四人の中で導き手としての素質を持つものは垂れ目だけと私は見ている」
( α_α)「それならお安い御用だぜ。な、モナー!」
( ∀ )「…」
( α_α)「モナー?」
( ´∀`)「僕は、僕は正直、怖いモナ…」
(;^ω^)「いきなりどうしたんだお。モナーは僕らとあんなに勇敢に闇の者と戦ったじゃないかお」
( ´∀`)「それはブーンとドクオが一緒に同じ事をしてくれてたからだモナ!」
(;´∀`)「でも導き手は違うモナ!一人でテン、ブーン、ドクオの道を示さないと行けないモナ」
( ∀ )「そんな重圧に僕は耐えられないモナ…ッ!僕は皆と違って弱い人間なんだモナッ。一人は怖いモナッ」
(#´W`)「ならばそのまま誰も救えぬまま世界が滅びるのを待つのか。垂れ目!」
(;´∀`)ビクッ!
( ´W`)「何故自分の力に自信を持てぬのか。君には素質がある。光と影を束ね、勇者を導くものとしての素質が!」
( ´W`)「決闘者の魂たるデッキさえも道化の姿をしたモンスターで固め、偽りの姿で世界を生きる―」
( ´W`)「そんなことにどのような意味がある!甘えるでないわっ」
( ∀ )
( ´∀`)(偽りの自分を捨てた本当の僕…)
( ´∀`)(僕は今まで怯えていたんだモナ。失敗を、痛みを、そして孤独を)
( ´∀`)「本当に…、本当に僕は変われるモナ?導き手になれるモナ?」
( ´W`)「初代導き手として断言する。君は変われるとね」
( ´∀`)「なら…戦ってやるモナ…!僕だってテン達と一緒にやってやるモナ!」
(+α_α)「モナー!やっぱそうこなくっちゃな!」
('A`)「…ん、モナーのデッキが光を放ってるぞ!」
黒い靄で薄暗くなった辺りが白い光で照らされる。
( ´W`)「モナーが本来の自分を取り戻したように魂たるデッキもその本来の姿を取り戻したのだ」
( ´∀`)「これが新しい僕のデッキ…」
(*^ω^)「すっごいお、モナーカッコいいお!」
( ´W`)「良いデュエルエナジーだ。これならば丁度いい」
( ´W`)「今から封印に用いられた勇者の力と接触するためにゲートを開く」
( ´W`)「導き手のエナジーは勇者達へ続く道となる。モナーと私がデュエルをすればゲートを形成する力ぐらい容易に溜まるはずだ」
( ´∀`)「分かったモナ。でも、ただデュエルをすればいいなんて僕は考えてないモナ」
( ´∀`)「このデュエル、勝ちに行くモナ」
( ´W`)「ふん、臨むところだ。ではそこの三人は私達を囲むように三角形に立て。勝負が付き次第、光が導いてくれるはずだ」
( α_α)( ^ω^)('A`)「把握!」
( ´W`)「位置に付いたな。始めるぞ」
( ´∀`)「デュエル!!!」( ´W`)
( ´W`)「私の先攻。ドロー」
( ´W`)「手札より終末の騎士を召喚しその効果を発動する」
<終末(しゅうまつ)の騎士(きし)>
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1400/守1200
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
自分のデッキから闇属性モンスター1体を選択して墓地に送る事ができる。
( ´W`)「デッキから封印されし者の左足を墓地へ送る」
Σ( ´∀`)「エクゾディアだモナ!」
( ´W`)「続けておろかな埋葬を発動。封印されし者の右足を墓地へ」
('A`)「情報公開領域に二枚目のエクゾパーツが来たな」
( ´W`)「私はリバースカードを一体セット。ターンエンドだ」
( ´∀`)「僕の新しい力。見せてやるモナ。ドロー!」
( ´∀`)「僕は魔導獣 ケルベロスを召喚するモナ」
<魔導獣(マジックビースト) ケルベロス>
効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1400/守1400
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分または相手が魔法カードを発動する度に、
このカードに魔力カウンターを1つ置く。
このカードに乗っている魔力カウンター1つにつき、
このカードの攻撃力は500ポイントアップする。
このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に、
このカードに乗っている魔力カウンターを全て取り除く。
( ´∀`)「魔法カード、魔法族の結界を発動するモナ」
<魔法族(まほうぞく)の結界(けっかい)>
永続魔法
フィールド上に存在する魔法使い族モンスターが破壊される度に、
このカードに魔力カウンターを1つ置く(最大4つまで)。
自分フィールド上に表側表示で存在する魔法使い族モンスター1体と
このカードを墓地へ送る事で、このカードに乗っている
魔力カウンターの数だけ自分のデッキからカードをドローする。
( ´∀`)「魔法カードの発動によりケルベロスは攻撃力を500上げるモナ」
魔導獣 ケルベロス
ATK1400→1900
( ´∀`)「バトル!ケルベロスで終末の騎士へ攻撃モナ」
魔導獣 ケルベロス(ATK1900) vs 終末の騎士(ATK1400)
( ´W`)LP:4000→3500
( ´W`)「!だが只では転ばぬ。罠カード、リグレット・リボーン発動」
<リグレット・リボーン>
通常罠
自分フィールド上に存在するモンスターが
戦闘によって破壊され墓地へ送られた時に発動する事ができる。
そのモンスター1体を自分フィールド上に表側守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは自分のエンドフェイズ時に破壊される。
( ´W`)「終末の騎士を守備表示で蘇生する」
終末の騎士
DEF1200
( ´W`)「加えて終末の騎士が特殊召喚に成功したことにより効果が発動する」
( ´W`)「デッキから三枚目のエクゾディアパーツ、封印されし者の左腕を墓地へ」
( α_α)「これで三枚目だぜ」
( ´∀`)「戦闘をしたことでケルベロスの攻撃力は元に戻るモナ」
魔導獣 ケルベロス
ATK1900→1400
( ´∀`)「僕はカードを一枚セット!ターンエンドするモナ」
Turn1
( ´W`)LP:3500 手札:3
□□□□□ 魔・罠
A□□□□ モ A:終末
F□□□□ モ F:ケルベロス
一■□□□ 魔・罠 一:結界 セットカード
( ´∀`)LP:4000 手札:4
( ´W`)「ドロー。私はダーク・グレファーを召喚する」
<ダーク・グレファー>
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1700/守1600
このカードは手札からレベル5以上の闇属性モンスター1体を捨てて、
手札から特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、手札から闇属性モンスター1体を捨てる事で
自分のデッキから闇属性モンスター1体を選択して墓地へ送る。
( ´W`)「グレファーの効果を発動!手札から封印されし者の右腕を捨て―」
(;^ω^)「手札にそろえることがセオリーのエクゾディアを捨てたお!」
( ´W`)「デッキから封印されしエクゾディアを墓地へ送る!」
( ´W`)「これで準備は済んだ。行くぞ、モナー」
(;´∀`)「ゴクリッ」
( ´W`)「魔法カード、エクゾディアとの契約を発動!」
<エクゾディアとの契約(けいやく)>
通常魔法
自分の墓地に「封印されしエクゾディア」「封印されし者の右腕」
「封印されし者の左腕」「封印されし者の右足」「封印されし者の左足」
全てが存在している時に発動する事ができる。
手札から「エクゾディア・ネクロス」を特殊召喚する。
( ´W`)「古より伝わりし秘術、今ここに魔神を呼び覚ます!エクゾディア・ネクロス!」
<エクゾディア・ネクロス>
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1800/守 0
???
(;α_α)「まーた見たことねーカードだな」
(;´∀`)「でも魔法の発動でケルベロスはパワーアップするモナ」
魔導獣 ケルベロス
ATK1400→1900
( ´W`)「終末の騎士を攻撃表示に変更し、バトルに入るぞ。ネクロスでケルベロスに攻撃!」
終末の騎士
DEF1200→ATK1400
エクゾディア・ネクロス(ATK1800) vs 魔導獣 ケルベロス(ATK1900)
( ´W`)LP:3500→3400
魔導獣 ケルベロス
ATK1900→1400
( ^ω^)「自爆したお」
(;'A`)「いや、そうじゃない。フィールドを良く見ろ!」
(;^ω^)「戦闘に負けたのにネクロスがピンピンしてるお」
( ´W`)「ネクロスは導き手である私のみが扱えるカードだ。まさに不死身といえる効果を持っている!」
( ´W`)「魔法、罠の効果では破壊されず戦闘においても破壊はされない!」
(;´∀`)「も、モナッ!」
( ´W`)「バトルの続きだ。攻撃力の下がったケルベロスをグレファーで攻撃する」
ダーク・グレファー(ATK1700) vs 魔導獣 ケルベロス(ATK1400)
( ´∀`)LP:4000→3700
(;´∀`)「ケルベロスが破壊されたことで結界にカウンターが乗るモナ」
魔法族の結果(魔力カウンター1)
( ´W`)「最後に終末の騎士でダイレクトアタックだ」
( ´∀`)「それは通さないモナ!リバースカードオープン、ガード・ブロック!」
( ´∀`)「お約束どおりダメージを0にしてワンドローするモナ」
( ´W`)「不死身のモンスターを前にどうする、モナー?エンドフェイズに終末の騎士は破壊され私のターンは終了だ」
( ´∀`)(今までの僕ならすぐに弱音を吐いていたモナ。でも今は!)
( ´∀`)「ドローモナ!いくらネクロスが不死身でも攻撃力1800なら敵じゃないモナ」
( ´∀`)「魔導戦士 ブレイカーを召喚するモナ!」
<魔導戦士(まどうせんし) ブレイカー>
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1600/守1000
このカードが召喚に成功した時、
このカードに魔力カウンターを1つ置く(最大1つまで)。
このカードに乗っている魔力カウンター1つにつき、
このカードの攻撃力は300ポイントアップする。
また、このカードに乗っている魔力カウンターを1つ取り除く事で、
フィールド上に存在する魔法・罠カード1枚を破壊する。
( ´∀`)「ブレイカーの効果によりその攻撃力は300ポイント上昇するモナ」
魔導戦士 ブレイカー
ATK1600→1900
( ´∀`)「ブレイカーで先にグレファーを片付けるモナ!」
魔導戦士 ブレイカー(ATK1900) vs ダーク・グレファー(ATK1700)
( ´W`)LP:3400→3200
( ´W`)「ぬぅ…」
( ´∀`)「堅実に攻めていくモナ。カードを一枚セットしてターンエンドするモナ」
Turn2
( ´W`)LP:3200 手札:0
□□□□□ 魔・罠
A□□□□ モ A:ネクロス
F□□□□ モ F:ブレイカー
一■□□□ 魔・罠 一:結界(魔力1) セットカード
( ´∀`)LP:4000 手札:3
( ´W`)「私のターン、ドロー」
( ´W`)「ネクロスがただ不死身なだけのモンスターだと思っているならそれは違う!」
( ´W`)「スタンバイフェイズ、ネクロスの第二の効果によって攻撃力が500ポイント上昇する」
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1800/守 0
このカードは「エクゾディアとの契約」の効果でのみ特殊召喚が可能。
このカードは戦闘と魔法・罠の効果によっては破壊されず、
自分のスタンバイフェイズ毎に攻撃力が500ポイントアップする。
このカードは自分の墓地に「封印されしエクゾディア」「封印されし者の右腕」
「封印されし者の左腕」「封印されし者の右足」「封印されし者の左足」
のいずれかが存在しなくなった時に破壊される。
エクゾディア・ネクロス
ATK1800→2300
(;α_α)「そんな効果までもってたのかよ。流石は古のカードだぜ…」
( ´W`)「ネクロスでブレイカーを粉砕する。エクゾディア・クラッシュ!」
エクゾディア・ネクロス(ATK2300) vs 魔導戦士ブレイカー(ATK1900)
( ´∀`)LP:3700→3300
(;´∀`)「ぐぐぐ、結界にカウンターが乗るモナ」
魔法族の結界(魔力カウンター2)
( ´W`)「メインフェイズ2にセットカードを追加してターンエンド」
( ´∀`)「僕のターンドローするモナ!」
( ´∀`)「さっきのターンに伏せていた罠カード、漆黒のパワーストーンを発動するモナ」
<漆黒(しっこく)のパワーストーン>
永続罠
発動後、このカードに魔力カウンターを3つ置く。
自分のターンに1度、このカードに乗っている
魔力カウンター1つを取り除き、フィールド上に
表側表示で存在するこのカード以外の魔力カウンターを
置く事ができるカード1枚に魔力カウンターを1つ置く事ができる。
このカードに乗っている魔力カウンターが全て無くなった時、このカードを破壊する。
( ´∀`)「パワーストーンの効果で結界に魔力カウンターを移動するモナ」
漆黒のパワーストーン(魔力カウンター3→2)
↓
魔法族の結界(魔力カウンター2→3)
( ´∀`)(破壊がダメならそれ以外の方法で倒すまでだモナ!)
( ´∀`)「僕はモンスターを一体セットしてターンエンドするモナ」
Turn3
( ´W`)LP:3200 手札:0
■□□□□ 魔・罠 セットカード
A□□□□ モ A:ネクロス
■□□□□ モ セットカード
一二□□□ 魔・罠 一:結界(魔力3) 二:パワーストーン(魔力2)
( ´∀`)LP:3300 手札:3
( ´W`)「ドロー。スタンバイフェイズにネクロスは更に力を上昇させる」
エクゾディア・ネクロス
ATK2300→2800
( ´W`)「バトルだ。ネクロスでセットモンスターに攻撃」
( ´∀`)「セットモンスターは聖なる守り手だモナ!」
<聖(せい)なる守(まも)り手(て)>
効果モンスター
星3/地属性/魔法使い族/攻 800/守1200
リバース:フィールド上の表側表示モンスター1体をデッキの一番上に戻す。
さらに自分フィールド上に表側表示の戦士族モンスターが存在する場合、
フィールド上の表側表示モンスター1体を持ち主の手札に戻す事ができる。
エクゾディア・ネクロス(ATK2800) vs 聖なる守り手(DEF1800)
( ´∀`)「いくら破壊に強くてもバウンスまでは防げないモナ」
( ^ω^)「上手いお!いくら古の超カードでもこれなら―」
( ´W`)「甘いわっ!その程度の小細工でネクロスは退かん」
( ´W`)「リバースカードオープン、威風堂々!」
<威風堂々(いふうどうどう)>
カウンター罠
バトルフェイズ中のみ発動する事ができる。
相手が発動した効果モンスターの効果を無効にし破壊する。
( ´W`)「聖なる守り手の効果は無効になる。残念だったな、モナーよ」
(;´∀`)「一筋縄じゃいかないモナ。でもこれで結界のカウンターはマックスだモナ」
魔法族の結界(魔力カウンター4)
( ´W`)「私にセットカードはない。ターンエンドだ」
( ´∀`)「僕のターン、ドローモナ!」
( ´∀`)「これならまだどうにかなりそうだモナ!」
( ´∀`)「召喚僧サモンプリーストを召喚モナ」
<召喚僧(しょうかんそう)サモンプリースト>
効果モンスター(制限カード)
星4/闇属性/魔法使い族/攻 800/守1600
このカードはリリースできない。
このカードは召喚・反転召喚に成功した時、守備表示になる。
1ターンに1度、手札から魔法カード1枚を捨てる事で、
自分のデッキからレベル4モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、
そのターン攻撃する事ができない。
( ´∀`)「自身の効果によりサモプリは守備表示になるモナ」
(!´∀`)「サモプリのモンスター効果も発動するモナ」
( ´∀`)「手札の魔法カードを捨てて、デッキからゲイシャドウを守備表示で特殊召喚するモナ」
<ゲイシャドウ>
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1700/守 0
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
このカードに魔力カウンターを1つ置く。
このカードの攻撃力は、このカードに乗っている
魔力カウンターの数×200ポイントアップする。
( ´∀`)「次はフィールドの魔法族の結界の効果を使うモナ。サモプリと一緒に墓地へ送って四枚ドロー!」
('A`)「また手札が六枚まで戻ったな」
( ^ω^)「とんでもないドローブーストだお!」
キッ!( ´∀`)「逆転のカード、引いたモナ!」
( ´∀`)「僕は墓地のケルベロスとブレイカーを除外!」
(;´W`)「この召喚方法…。まさか古のあのカードか」
( ´∀`)「光と影。相反する二つの魂一つになりて勇者を導く道となる!カオス・ソーサラー降臨モナ!」
<カオス・ソーサラー>
効果モンスター(制限カード)
星6/闇属性/魔法使い族/攻2300/守2000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の光属性と闇属性モンスターを1体ずつゲームから除外して特殊召喚する。
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体をゲームから除外する事ができる。
この効果を発動する場合、このターンこのカードは攻撃する事ができない。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
( ´∀`)「破壊でもバウンスでもなくソーサラーの持つ効果は除外モナ」
( ´∀`)「ネクロスを次元の狭間へ追放するモナ。ディメンションゲート!!」
ネクロスの身体は突如現れた門の中へ消え去った。
( ´W`)「私のネクロスを突破するとは…」
( ´∀`)「僕はリバースカードを一枚セット。ターンエンドだモナ」
Turn4
( ´W`)LP:3200 手札:1
□□□□□ 魔・罠
□□□□□ モ
FG□□□ モ F:ゲイシャドウ G:ソーサラー
■二□□□ 魔・罠 セットカード 二:パワーストーン(魔力2)
( ´∀`)LP:3300 手札:4
( ´W`)「私のターン、ドロー!」
( ´W`)「ははは!久々に昂ぶるな。まさかネクロスまで処理されるとは思わなかった」
( ´W`)「だが私とて古の決闘者。まだ勝負は分からないぞ」
( ´W`)「魔法カード、貪欲な壺を発動。エクゾディアパーツを全てデッキに戻し、二枚ドロー!」
( ´W`)「強き思いは新たな奇跡を呼ぶ。ネクロスと対を成す究極の力を目に焼き付けていけ!」
( ´W`)「墓地に存在するモンスターを全てデッキに戻し究極封印神エクゾディオスを特殊召喚!」
<究極封印神(きゅうきょくふういんしん)エクゾディオス>
効果モンスター
星10/闇属性/魔法使い族/攻 ?/守 0
???
( ´∀`)「攻撃力0モナ?」
( ´W`)「エクゾディオス本来の力はこんなものではない。魔法カード、高等儀式術発動」
<高等儀式術(こうとうぎしきじゅつ)>
儀式魔法(制限カード)
手札の儀式モンスター1体を選択し、そのカードとレベルの合計が
同じになるように自分のデッキから通常モンスターを選択して墓地に送る。
選択した儀式モンスター1体を特殊召喚する。
( ´W`)「エクゾディアの四肢を墓地へ送り覚醒戦士クーフーリンを儀式召喚!」
<覚醒戦士(かくせいせんし) クーフーリン>
儀式・効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻 500/守1000
「覚醒の証」により降臨。
自分の墓地に存在する通常モンスター1体をゲームから除外する。
次の自分ターンのスタンバイフェイズ時まで、
このカードの攻撃力はこの効果によってゲームから除外した
通常モンスターの攻撃力分だけアップする。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
( ´W`)「見よ、これがエクゾディオスの持つ力だ」
効果モンスター
星10/闇属性/魔法使い族/攻 ?/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地に存在するモンスターを全てデッキに戻した場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードの攻撃宣言時、手札またはデッキからモンスター1体を墓地へ送る。
自分の墓地に存在する通常モンスター1体につき、
このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
このカードはフィールド上から離れた場合、ゲームから除外される。
このカードの効果によって「封印されし」と名のついたカードが自分の墓地に
合計5種類揃った時、デュエルに勝利する。
究極封印神エクゾディオス
ATK0→4000
(;´∀`)「こ、こここ攻撃力4000!!!!!」
( ´W`)「初代導き手からの洗礼だ。受け止めて見せよ、モナー」
( ´W`)「エクゾディオスでソーサラーへ攻撃!攻撃と同時に効果によってコスモクイーンを墓地へ送る」
( ´W`)「通常モンスターが増えたことでエクゾディオスの能力が上昇する」
究極封印神エクゾディオス
ATK4000→5000
究極封印神エクゾディオス(ATK5000) vs カオス・ソーサラー(ATK2300)
( ´∀`)LP:3300→600
( ^ω^)「ちょwwwww破壊力wwwwwww」
( ´W`)「クーフーリンでゲイシャドウへ攻撃」
覚醒戦士クーフーリン(ATK500) vs ゲイシャドウ(DEF0)
( ´W`)「メインフェイズ2にクーフーリンの効果発動!コスモクイーンを除外して攻撃力を上昇させる」
覚醒戦士クーフーリン
ATK500→3400
(;'A`)「エクゾディオスの力は下がるが、それでも十分な能力をキープしてやがる」
究極封印神エクゾディオス
ATK5000→4000
(;α_α)「正真正銘、ここがモナーの踏ん張りどころだな…」
(;´∀`)「どちらに転んでもこれがラスタターンだモナ!ドロー」
( ´∀`)「僕はマジカル・コンダクターを召喚するモナ」
<マジカル・コンダクター>
効果モンスター
星4/地属性/魔法使い族/攻1700/守1400
自分または相手が魔法カードを発動する度に、
このカードに魔力カウンターを2つ置く。
このカードに乗っている魔力カウンターを任意の個数取り除く事で、
取り除いた数と同じレベルの魔法使い族モンスター1体を、
手札または自分の墓地から特殊召喚する。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
( ´∀`)「次に魔法カード、魔力掌握を発動だモナ」
<魔力掌握(まりょくしょうあく)>
通常魔法
フィールド上に表側表示で存在する魔力カウンターを
置く事ができるカード1枚に魔力カウンターを1つ置く。
その後、自分のデッキから「魔力掌握」1枚を手札に加える事ができる。
「魔力掌握」は1ターンに1枚しか発動できない。
( ´∀`)「合計で三つの魔力カウンターをコンダクターへ乗せるモナ」
マジカル・コンダクター(魔力カウンター3)
( ´∀`)「まだまだいくモナ!精神統一発動モナ」
<精神統一(せいしんとういつ)>
通常魔法
デッキから「精神統一」を1枚手札に加える。
このカードは1ターンに1度しか使用できない。
マジカル・コンダクター(魔力カウンター5)
( ´∀`)「打ち出の小槌を発動!精神統一と魔力掌握をデッキに戻して二枚ドローモナ!」
マジカル・コンダクター(魔力カウンター7)
( ´W`)(さっきからモナーは魔力カウンターを溜めているが…)
( ´∀`)「これで仕上げモナ。ジャンク・アタックをコンダクターに装備!」
<ジャンク・アタック>
装備魔法
装備モンスターが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、
破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。
マジカル・コンダクター(魔力カウンター9)
( ´∀`)「やっと僕の場の魔力カウンターは十個を越えたモナ!ついにこれを使うときが来たモナ」
( ´∀`)「魔法カード、メガトン魔導キャノン発動だモナ!」
(;´W`)「しまった。これが目的だったか!」
<メガトン魔導(まどう)キャノン>
通常魔法
自分フィールド上に存在する
魔力カウンターを10個取り除いて発動する。
相手フィールド上に存在するカードを全て破壊する。
(;'A`)「正規発動…だと…!?」
( ´∀`)「エクゾディオスもクーフーリンもまとめてぶっ飛ばすモナーッ!」
エクゾディオス、クーフーリン破壊!
( ´W`)「これほどまでに力を上げるとは…」
( ´∀`)「バトルモナ。コンダクターでダイレクトアタック!」
( ´∀`)「この瞬間、罠カードマジシャンズ・サークルも発動させるモナ」
<マジシャンズ・サークル>
通常罠
魔法使い族モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
お互いのプレイヤーは、それぞれ自分のデッキから
攻撃力2000以下の魔法使い族モンスター1体を表側攻撃表示で特殊召喚する。
( ´∀`)「デッキから僕が呼ぶのは魔法の操り人形!」
( ´W`)(わざわざこのカードを使ってまで引きずり出したいらしいな。なら答えは一つ)
( ´W`)「―いいだろう!私が呼ぶのは封印されしエクゾディアだ!」
( ´∀`)「攻撃対象が増えたことでコンダクターでエクゾディアに攻撃をしなおすモナ!」
マジカル・コンダクター(ATK1700) vs 封印されしエクゾディア(ATK1000)
( ´W`)LP:3200→2500
( ´∀`)「そしてジャンク・アタックの効果ダメージを与えるモナ」
( ´W`)LP:2500→2000
( α_α)「モナーの奴、エクゾディアを全て倒しやがった!」
( ^ω^)「何この主人公、僕と代われおwwwww」
( ´∀`)「今回は僕の見せ場だモナ!ラストバトル、操り人形でプレイヤーへダイレクトアタックだモナ!!!」
魔法の操り人形(ATK2000)→( ´W`)
( ´W`)LP:2000→0
( ´W`)「…お見事。デュエルが終わったこの瞬間、デュエルエナジーは最大となった」
( ´W`)「すぐにゲートが開く。モナーよ、意識を集中させ三人を導き、送り届けるのだ」
( ´∀`)「分かりましたモナ。―はぁぁぁぁっ!ゲートよ、開くモナ!!!」
モナーの掛け声にあわせるように三本の光の柱が地面から突き上げるとテン達を一気に包み込んだ。
二、三度光柱は瞬くと静かに消え去った。
( ´∀`)「転送、完了だモナ…!」
( ´W`)「ご苦労だった、モナーよ。さて、私ももう行かねばならぬな。後は、任せたぞ…」
( ´∀`)「任せてくださいモナ」
その返事を聞くと白い髭を生やした初代導き手も柱が消えるのを追う様にその姿を消した。
第十八話・完 次回につづく
【今日の最強カード】
<メガトン魔導(まどう)キャノン>
通常魔法
自分フィールド上に存在する
魔力カウンターを10個取り除いて発動する。
相手フィールド上に存在するカードを全て破壊する。
( ´∀`)「栄えある最強カードに選ばれたのはメガトン魔導キャノンだモナ!」
( ´∀`)「ぶっちゃけ魔力カウンターを十個乗せて発動、なんてやり方をしなくて使えるカードだモナ」
( ´∀`)「でもロマンあふれるカードだから発動できたら人気者間違いなしモナ!」
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