最終更新:ID:dRiOZd0fNw 2010年01月13日(水) 14:12:57履歴
前回のあらすじ
雲魔物にとって存在そのものが恐怖となるつまずきの魔法カードに案の定苦しむテン。
しかしいくつものカードを使って状況を打破することに成功、デュエルに勝利した。
そして全てのパズルカードを集めた彼は決勝トーナメントへの参加を決めたのであった。
( α_α)「パズルカードを集めきったことだし俺は決勝トーナメント出場者の控え室にでも行くぜ」
決勝トーナメントはVIP校の中で最も大きいデュエル場で行われる。その会場の横に控え室もある。
控え室には既にテン以外のトーナメント出場者が待機しているようだった。
( α_α)「控え室に来たわけだがあいつらはもういるのかな、っと…」
( ^ω^)「僕ならもうここにいるお!テンも無事に来たようで安心したお」
(+α_α)「お前こそやるじゃないか!で、後はドクオだけな訳だが」
('A`)「…ちゃんと俺もいるぞ!なんていうと空気化するような気がするがあえて言う。俺もいるぞ!」
(;^ω^)「そんな自己主張しなくても大丈夫だお。三人揃ってこその僕らだお」
('A`)「…それもそうだったな。ん、そろそろ時間か」
( α_α)「時間って何の時間なんだ?」
('A`)「予選終了の時間だ。ロマネスク先生からもアナウンスが入るだろ」
ピンポンパンポーン♪
( ^ω^)「いった側から入ったお。ご都合主義乙だお」
( ФωФ)『本時刻を持って予選は打ち切るのである。30分後に決勝トーナメントを始めるのである!』
( ФωФ)『尚、出場選手は控え室に対戦カードを掲示しておくからちゃんと自分の出番を確認しておくように』
( ФωФ)『出場者にとっても観戦する生徒にとってもいい学習になることを期待しているのである。我輩からは以上である』
( α_α)「じゃあブーン、ドクオ。早速対戦カード確認しよーぜ!」
('A`)「…どれどれ。第一試合はいきなり俺じゃないか」
( ^ω^)「おっおっ、ドクオ頑張れお」
('A`)「…勝ちに行くぞ、俺は。すまんがデッキの最終調整に入るから一人にしてくれ」
( α_α)「あぁ、いつもドクオは最終調整は一人でやってるもんな」
( ^ω^)「僕らは控え室に居ても仕方ないから観客席に行ってるお」
('A`)「…わるいな。助かる」
―――そして時間は流れるように過ぎて30分後
( ФωФ)「生徒の諸君、予選では素晴らしいデュエルをありがとう。今ここで行われるのはその中でも精鋭のデュエルである!」
( ФωФ)「さてAブロック第一試合に臨む選手の紹介である。向かって右サイドからの入場は一年のドクオ君!」
( ФωФ)「予選では展開力の高いアンデット族によるビートダウンを主体にしていたのである」
( ФωФ)「対して左サイドは二年のビコーズ君!」
( ФωФ)「最上級モンスターによって場を制圧する戦いで予選を勝ち上がった強豪である」
(´・ω・`)「デュエルのジャッジはこの僕ショボンが勤めるよ。それじゃあ準備はいいかな?」
向かい合った二人の選手は深く頷くとにらみ合った。
(´・ω・`)「よし、デュエル開始だ!」
( ∵)「デュエル!!!」('A`)
( ∵)「僕のターン。ドロー」
( ∵)「全力で行く!ワン・フォー・ワンを発動。神獣王バルバロスを捨ててデッキからレベル・スティーラーを特殊召喚!」
<ワン・フォー・ワン>
通常魔法(制限カード)
手札からモンスター1体を墓地へ送って発動する。
手札またはデッキからレベル1モンスター1体を
自分フィールド上に特殊召喚する。
<レベル・スティーラー>
効果モンスター
星1/闇属性/昆虫族/攻 600/守 0
このカードが墓地に存在する場合、自分フィールド上に表側表示で存在する
レベル5以上のモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターのレベルを1つ下げ、このカードを墓地から特殊召喚する。
このカードはアドバンス召喚以外のためにはリリースできない。
( ∵)「さらにデビルズ・サンクチュアリを発動」
<デビルズ・サンクチュアリ>
通常魔法
「メタルデビル・トークン」(悪魔族・闇・星1・攻/守0)を
自分のフィールド上に1体特殊召喚する。
このトークンは攻撃をする事ができない。
「メタルデビル・トークン」の戦闘によるコントローラーへの超過ダメージは、
かわりに相手プレイヤーが受ける。
自分のスタンバイフェイズ毎に1000ライフポイントを払う。
払わなければ、「メタルデビル・トークン」を破壊する。
( ∵)「場のレベル・スティーラーとメタルデビル・トークンをリリースし創世神をアドバンス召喚!」
<創世神(ザ・クリエイター)>
効果モンスター
星8/光属性/雷族/攻2300/守3000
自分の墓地からモンスターを1体選択する。
手札を1枚墓地に送り、選択したモンスター1体を特殊召喚する。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードは墓地からの特殊召喚はできない。
( ∵)「更に創世神の効果を発動。手札からカードを一枚捨てることで神獣王バルバロスを蘇生する」
<神獣王(しんじゅうおう)バルバロス>
効果モンスター
星8/地属性/獣戦士族/攻3000/守1200
このカードは生け贄なしで通常召喚する事ができる。
その場合、このカードの元々の攻撃力は1900になる。
3体の生け贄を捧げてこのカードを生け贄召喚した場合、
相手フィールド上のカードを全て破壊する。
( ∵)「創世神のレベルを一つ下げることでレベル・スティーラーも蘇生」
( ∵)「最後に手札のリバースカードをセットしてターンエンド」
( ∵)(セットしたカードはミラーフォース。心配は無い!)
(;^ω^)「ちょwwwwwビコーズ先輩パネェおwwwwww」
(;α_α)「流石は二年生だな…」
( α_α)( ^ω^)「と、とにかくドクオ頑張れ(お)ー!」
('A`)「俺のターン」
('A`)(…俺は負けんさ。絶対にな)
('A`)「先輩、悪いんスけどこのターンで決めます」
( ∵)「面白い。見せてみろ後輩!」
('A`)「…遠慮なくいきます」
('A`)「俺は手札から二枚の不死式冥界砲を発動」
<不死式冥界砲(ふししきめいかいほう)>
永続魔法
自分フィールド上にアンデット族モンスターが特殊召喚された時、
相手ライフに800ポイントダメージを与える。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
('A`)「手札のスカル・コンダクターの効果を発動!墓地へ送ることで手札から二体の疫病狼を特殊召喚」
<スカル・コンダクター>
効果モンスター
星4/闇属性/アンデット族/攻2000/守 0
このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、
バトルフェイズ終了時にこのカードを破壊する。
また、手札からこのカードを墓地へ送る事で、
攻撃力の合計が2000になるように
手札からアンデット族モンスターを2体まで特殊召喚する。
<疫病狼(えきびょうおおかみ)>
効果モンスター
星3/闇属性/アンデット族/攻1000/守1000
1ターンに1度だけこのカードの元々の攻撃力を倍にする事ができる。
この効果を使用した場合、エンドフェイズ時にこのカードを破壊する。
('A`)「アンデット族の特殊召喚に成功したことにより二枚の不死式冥界砲の効果が発動します」
( ∵)LP:4000→2400
( ∵)「バーンか?しかしダメージが足りていない」
('A`)「いえ、まだです。プリーステス・オームを通常召喚。効果を発動します」
<プリーステス・オーム>
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1700/守1600
自分フィールド上に表側表示で存在する
闇属性モンスター1体を生け贄に捧げる事で、
相手ライフに800ポイントダメージを与える。
('A`)「俺の場に存在する疫病狼を全てリリース!その後プリーステス自身もリリースする」
('A`)「これでライフはジャストゼロです!」
( ∵)LP:2400→0
( ∵)「こいつは参った。ワンターンキル、か。僕の負けだ」
(;^ω^)「先輩パネェと思ったらドクオえげつネェおwwwww」
( α_α)「ドクオが最終デッキ調整した結果がこれだよ!!!」
(´・ω・`)「第一試合そこまで。勝者は右サイドだ」
( ФωФ)「デュエルを行った二人に盛大な拍手を!」
観客席から拍手が鳴り響く。
( α_α)「ドクオのデュエルも見たことだし次は俺のデュエルだな。ブーン、先行くぜ」
( ^ω^)「留守番ばっかだけど仕方ないお」
( α_α)「すたこらさっさのさー」
( α_α)「よしこの角を曲がれば左サイドに続く通路だz―」
(ヽα_α)「ゴブッバ!」
⌒*リ´・-・リ「きゃ!」
( α_α)「いたた…。ん、あれ、君どっかで会ったような」
⌒*リ´・-・リ「!あ、あの時はありがとうございました」
( α_α)「あの時?」
〜回想【第六話】より〜
⌒*リ;・-・リ「あわわ、デュエルしたくないですっ。離れてください」
<ヽ#`∀´>「待つニダ!絶対にウリとデュエルするニダ」
( α_α)「おい、お前その子から離れろよ」
〜回想ここまで〜
( α_α)「あー、あの時の子か。そういえばあの後どこにいったんだ?姿が見えなかったが」
⌒*リ´・-・リ「あの場所にいましたよ。自販機と自販機の間に隠れてたんです!声もかけたんです」
( α_α)「え?」
〜回想〜
( α_α)(あるぇ?どこにもいねぇwwwwww)
⌒*リ´・-・リ「もしもーし!」
―――詰めがあまいよね。いっつも
(;α_α)(うるせえ)
⌒*リ´・-・リ「あのー!」
⌒*リ;´・-・リ「どっかいっちゃいました…」
〜回想ここまで〜
⌒*リ´・-・リ「みたいな感じで呼んでました」
(´α_α)(おい、お前が余計なこと言ってるから気づかなかっただろーが)
―――そんなこと言われて困るな。そっちの責任だよ
⌒*リ´・-・リ「あの、聞いてます?」
(;α_α)「あ、考え事してまして」
⌒*リ´・-・リ「それならいいんですけど。それじゃあ私、デュエルがあるから行きますね」
幼女はテンの隣を抜けると右サイドに続く通路へ消えていった。
(;α_α)「あの方向へいったってことは…。まさか、な」
五分間の休憩の後にロマネスクが立ち上がり再びマイクを握った。
( ФωФ)「引き続きBブロック第一試合を行うのである。右サイドは一年のリリ君」
( ФωФ)「みんな大好きロリ幼j―」
⌒*リ´・-・リ「…」
(;ФωФ)「オッホン、間違えたのである。彼女はエレメントデッキの使い手である」
( ФωФ)「対して左サイドは同じく一年のテン君。彼は雲魔物を操り予選を突破した生徒である」
( α_α)「やっぱり君が相手だったか」
⌒*リ´・-・リ「お手柔らかにお願いします」
( α_α)「だが断る!100%のデュエルをしてこそのデュエリストだぜ!」
( ^ω^)「テンが幼女の頼みを断った…だとお…!?」
('A`)「あれは断ることで格好つけてるだけだ。気にすることは無い」
(#α_α)「外野うるせーぞ!!」
―――ロ・リ・コ・ン!ロ・リ・コ・ン!!
(#α_α)(スモボてめえ後で表にでろ)
―――だが断る(キリッ
( α_α)(ウゼェwww)
(´・ω・`)「そろそろいいかな。第二試合はじめるよ」
( α_α)「デュエル!!!」⌒*リ´・-・リ
( α_α)「先攻は俺からだぜ。ドロー!」
( α_α)「雲魔物−キロスタスを召喚!」
雲魔物−キロスタス
ATK900
( α_α)「リバースカードを二枚セットしてターンエンド」
⌒*リ´・-・リ「行きます。私のターン」
⌒*リ´・-・リ「切り込み隊長を召喚。効果を使います!」
<切(き)り込(こ)み隊長(たいちょう)>
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1200/守 400
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は表側表示で存在する他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択する事はできない。
このカードが召喚に成功した時、手札からレベル4以下のモンスター1体を
特殊召喚する事ができる。
⌒*リ´・-・リ「手札からきつね火を守備表示で特殊召喚します」
<きつね火(び)>
効果モンスター
星2/炎属性/炎族/攻 300/守 200
表側表示で存在するこのカードが戦闘で破壊されたターンのエンドフェイズ時、
このカードを墓地から自分フィールド上に特殊召喚する。
このカードは生け贄召喚のための生け贄にはできない。
⌒*リ´・-・リ「リバースカードを二枚セットしてターンエンドしますっ」
Turn1
( α_α)LP:4000 手札:3
■■□□□ 魔・罠 セットカード×2
A□□□□ モ A:アルトス
FG□□□ モ F:切り込み隊長 G:きつね火
■■□□□ 魔・罠 セットカード×2
⌒*リ´・-・リLP:4000 手札:2
( α_α)「ドロー!」
( α_α)(アドを稼ぎつつ攻める!)
( α_α)「魔法カード、宝札雲を使うぜ」
<宝札雲(ラッキークラウド)>
通常魔法
発動ターン中に「雲魔物」と名のついた同名モンスターを
2体以上召喚・反転召喚・特殊召喚した場合、
エンドフェイズ時に自分のデッキからカードを2枚ドローする。
( α_α)「このカードの条件を満たすためにタービュランスを召喚!効果を発動させる」
雲魔物−タービュランス
ATK800
( α_α)「デッキから二体のスモボを守備表示で特殊召喚!」
雲魔物−スモークボール
DEF600
⌒*リ´・-・リ「相手がモンスターの特殊召喚に成功した時、手札からドラゴン・アイスの効果を発動させます!」
<ドラゴン・アイス>
効果モンスター
星5/水属性/ドラゴン族/攻1800/守2200
相手がモンスターの特殊召喚に成功した時、
自分の手札を1枚捨てる事で、このカードを手札または墓地から特殊召喚する。
「ドラゴン・アイス」はフィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。
(;α_α)「手札誘発は凶悪な効果が多いから厄介なんだよな」
⌒*リ´・-・リ「ドラゴン・アイス自身をコストとして捨てて守備表示で特殊召喚します」
( α_α)「リバースカードを一枚追加!」
( α_α)「エンドフェイズに宝札雲の効果で二枚ドロー、ターンエンドだぜ」
⌒*リ´・-・リ「私のターンです。また手札からモンスター効果を発動します」
⌒*リ´・-・リ「神禽王アレクトールを特殊召喚です!」
<神禽王(しんきんおう)アレクトール>
効果モンスター
星6/風属性/鳥獣族/攻2400/守2000
相手フィールド上に同じ属性のモンスターが表側表示で2体以上存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択する。
選択されたカードの効果はそのターン中無効になる。
「神禽王アレクトール」はフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
⌒*リ`・-・リ「優先権を行使です。キロスタスの効果をこのターンの間無効にします」
(;^ω^)「四体のうち三体を特殊召喚で揃えてきたお。これはテンであってもやばそうだお」
(;'A`)「確かにこれはまずい。特にアレクトールは厄介なモンスターだ」
⌒*リ´・-・リ「まだ通常召喚をしていません。エレメント・ドラゴンを召喚します」
<エレメント・ドラゴン>
効果モンスター
星4/光属性/ドラゴン族/攻1500/守1200
このモンスターはフィールド上に特定の属性を持つモンスターが存在する場合、
以下の効果を得る。
●炎属性:このカードの攻撃力は500ポイントアップする。
●風属性:このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
もう一度だけ続けて攻撃を行う事ができる。
⌒*リ´・-・リ「今このフィールドには炎、風の属性が揃っています!」
⌒*リ´・-・リ「よってエレメント・ドラゴンは持っている力を限界まで引き出せるんです」
エレメント・ドラゴン
ATK1500→2000
⌒*リ´・-・リ「ドラゴン・アイスを攻撃表示に変更してバトルに入ります!」
ドラゴン・アイス
DEF2200→ATK1800
⌒*リ`・-・リ「エレメント・ドラゴンでキロスタスに攻撃!エレメントブレス!」
( α_α)「バトルフェイズに入ったのならこいつの出番だ!リバースカードオープン、血の代償!」
( α_α)LP:4000→3500
(`α_α)「正面からぶっ飛ばしてやるぜ!来い、未来指し示す稲妻の剣士、ギルフォーd」
⌒*リ´・-・リ「させません!罠カード、風林火山発動です!」
<風林火山(ふうりんかざん)>
通常罠
風・水・炎・地属性モンスターが全てフィールド上に
表側表示で存在する時に発動する事ができる。
次の効果から1つを選択して適用する。
●相手フィールド上モンスターを全て破壊する。
●相手フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。
●相手の手札を2枚ランダムに捨てる。
●カードを2枚ドローする。
⌒*リ´・-・リ「二つ目の効果を指定します!」
⌒*リ`・-・リ「これでフィールドを離れてしまう血の代償は不発です!」
( α_α)「破壊されるならチェーンするぜ、非常食発動!」
<非常食(ひじょうしょく)>
速攻魔法
このカード以外の自分フィールド上に存在する
魔法・罠カードを任意の枚数墓地へ送って発動する。
墓地へ送ったカード1枚につき、自分は1000ライフポイント回復する。
( α_α)「血の代償と右のセットカードを墓地に送り2000ポイントライフを回復させる」
( α_α)LP:3500→5500
⌒*リ´・-・リ「チェーン処理が終わったところでバトル続行です。攻撃はキロスタスに命中しますよ」
エレメント・ドラゴン(ATK2000) vs 雲魔物−キロスタス(ATK900)
( α_α)LP:5500→4400
(;α_α)「アレクトールの効果で破壊耐性を無効化されたキロスタスは破壊されるぜ」
⌒*リ´・-・リ「そしてモンスターを破壊したことでエレメント・ドラゴンの効果が発動します!」
⌒*リ´・-・リ「エレメント・ドラゴンで二回目の攻撃が出来るんです。対象はタービュランスです」
エレメント・ドラゴン(ATK2000) vs 雲魔物−タービュランス(ATK800)
( α_α)LP:4400→3200
⌒*リ´・-・リ(三体のモンスターをほうっておけば次のターンに私のモンスターは間違いなく場に残れません)
⌒*リ´・-・リ(それにライフもこのターンで削りきれません。なら…)
⌒*リ´・-・リ「ドラゴン・アイスと切り込み隊長でスモークボールに攻撃を行います」
ドラゴン・アイス(ATK1800) vs 雲魔物−スモークボール(DEF600)
切り込み隊長(ATK1200) vs 雲魔物−スモークボール(DEF600)
―――うぎゃー!
(;α_α)(ざまぁwwwwと言いたいところだがそうも行ってられないな)
⌒*リ´・-・リ「アレクトールでタービュランスに攻撃です」
神禽王アレクトール(ATK2400) vs 雲魔物−タービュランス(ATK800)
( α_α)LP:3200→1600
⌒*リ´・-・リ「私の手札は0です。ターンエンドします!」
Turn2
( α_α)LP:1600 手札:4
□□□□□ 魔・罠
A□□□□ モ A:タービュランス
FGHIJ モ F:隊長 G:きつね H:ドラゴン・アイス I:アレク J:エレドラ
■□□□□ 魔・罠 セットカード
⌒*リ´・-・リLP:4000 手札:0
(ヽα_α)「可愛い顔してる癖に全くもって強烈だぜ…。いくぞ俺のターン!」
( α_α)(どうやっても俺はギルフォードを召喚しなければならない!)
( α_α)「黙する死者発動!スモークボールを蘇生。続けてフォッグ・コントロール!」
<黙(もく)する死者(ししゃ)>
通常魔法
自分の墓地に存在する通常モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを表側守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは
フィールド上に表側表示で存在する限り攻撃する事ができない。
( α_α)「スモボをリリースしてタービュランスにカウンターを追加!」
(`α_α)「そのカウンターを取り除きスモボを二体蘇生する!準備は整った!」
( ^ω^)「テンお得意の猛ラッシュだお…」
('A`)「ざわ…ざわ…」
(`αДα)「今度は邪魔させないぜ?場の三体の雲をリリース!」
( α_α)「未来指し示す稲妻の剣士、今ここに降臨。ギルフォード・ザ・ライトニング、アドバンス召喚!」
(`α_α)「三体のリリースで召喚した場合、ギルフォードはその稲妻で全てをなぎ払う!ライトニング・サンダー!」
⌒*リ`・-・リ「その輝き、迎え撃ちます!罠カード、エレメンタルバースト発動です!」
<エレメンタルバースト>
通常罠
自分フィールド上に存在する風・水・炎・地属性モンスターを
1体ずつ生け贄に捧げて発動する。
相手フィールド上に存在するカードを全て破壊する。
⌒*リ`・-・リ「アレクトール、ドラゴン・アイス、きつね火、隊長をリリース!ギルフォードを破壊します!」
( α_α)「うおっ、まぶし!」
フィールド上で稲妻と四色の光がぶつかり合い激しく火花を散らした。
テンのフィールド全滅!
リリのフィールド全滅!
( α_α)「フィールドのモンスターは全て破壊された」
( α_α)「だが墓地のタービュランスを除外することでストーム・ドラゴンを特殊召喚するぜ!」
雲魔物−ストーム・ドラゴン
ATK1000
( α_α)「ストーム・ドラゴンでダイレクトアタック!」
ストーム・ドラゴン(ATK1000)→⌒*リ´・-・リ
⌒*リ´・-・リLP:4000→3000
( α_α)「手札に残った最後のカードをセットして、ストドラにカウンターを追加する。ターンエンドだ!」
⌒*リ´・-・リ「私のターンです。まだ負けません!」
⌒*リ`・-・リ「今ドローした貪欲な壺を発動します!」
<貪欲(どんよく)な壺(つぼ)>
通常魔法
自分の墓地に存在するモンスター5体を選択し、
デッキに加えてシャッフルする。
その後、自分のデッキからカードを2枚ドローする。
⌒*リ´・-・リ「アレクトール、ドラゴン・アイス、きつね火、隊長、エレメント・ドラゴンをデッキに戻して二枚ドローです」
⌒*リ´・-・リ「!いいカードです!手札からガーディアン・エアトスを特殊召喚します」
<ガーディアン・エアトス>
効果モンスター
星8/風属性/天使族/攻2500/守2000
自分の墓地にモンスターカードが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
このカードに装備された装備魔法カード1枚を墓地へ送る事で、
相手の墓地に存在するモンスターを3枚まで選択し、ゲームから除外する。
この効果でゲームから除外したモンスター1体につき、
エンドフェイズ時までこのカードの攻撃力は500ポイントアップする。
⌒*リ´・-・リ「続けてエレメント・マジシャンを通常召喚します」
<エレメント・マジシャン>
効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1500/守1200
このモンスターはフィールド上に特定の属性を持つモンスターが存在する場合、
以下の効果を得る。
●水属性:このカードのコントロールを変更する事ができない。
●風属性:このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
もう一度だけ続けて攻撃を行う事ができる。
⌒*リ´・-・リ「テンさんの場に水属性が、私の場に風属性がいるので能力全開です!…意味無いですけど」
⌒*リ´・-・リ「マジシャンでストーム・ドラゴンに攻撃です」
エレメント・マジシャン(ATK1500) vs 雲魔物−ストーム・ドラゴン(ATK1000)
( α_α)LP:1600→1100
⌒*リ´・-・リ「続けてエアトスでも攻撃するんです!これで私の勝ちです」
ガーディアン・エアトス(ATK2500) vs 雲魔物−ストーム・ドラゴン(ATK1000)
( α_α)「まだだ。まだ終わらんよ!ガード・ブロック発動!」
( α_α)「戦闘ダメージを0にし、カードをドロー!」
⌒*リ´・-・リ「むぅ。ターンエンドです」
Turn3
( α_α)LP:1100 手札:1
□□□□□ 魔・罠
A□□□□ モ A:ストーム・ドラゴン
□□□□□ モ
□□□□□ 魔・罠
⌒*リ´・-・リLP:3000 手札:0
( α_α)「ちょっとこいつはやばいか?ドロー!」
( α_α)「グリズリーマザーを召喚!ストドラに更にカウンターを追加するぜ」
グリズリーマザー
ATK1400
( α_α)「バトルに入る。グリズリーマザーでマジシャンに攻撃!」
グリズリーマザー(ATK1400) vs エレメント・マジシャン(ATK1500)
( α_α)LP:1100→1000
( α_α)「熊の効果でニンバスマンを特殊召喚!効果で攻撃力も上昇する」
雲魔物−ニンバスマン
ATK1000→2000
( α_α)「バトルは終了。カードをセットしてターンエンドだ!」
⌒*リ´・-・リ(攻撃をすればマジシャンは倒せたのに攻撃しませんでした。気になります)
⌒*リ´・-・リ「私のターンです。その伏せカードは危険なにおいがしますから除去です!」
⌒*リ´・-・リ「速攻魔法、サイクロンを発動です!」
<サイクロン>
速攻魔法(制限カード)
フィールド上の魔法または罠カード1枚を破壊する。
(`α_α)「チェーンして発動するぜ!罠カード、暴風雨を発動!」
<暴風雨(レインストーム)>
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する「雲魔物」と名のついたモンスター1体を
選択して発動する。選択したモンスターの攻撃力を下げる事で、以下の効果を適用する。
●1000ポイント下げる事で、相手フィールド上の魔法または罠カード1枚を破壊する。
●2000ポイント下げる事で、相手フィールド上のカード2枚を破壊する。
( α_α)「ニンバスマンの攻撃力を2000ポイント下げることで二つ目の効果を指定!」
雲魔物−ニンバスマン
ATK2000→0
( α_α)「マジシャンとエアトスを破壊するぜ!」
⌒*リ;´・-・リ「…!」
⌒*リ´・-・リ「ターン、エンドです…」
Turn4
( α_α)LP:1000 手札:0
□□□□□ 魔・罠
AB□□□ モ A:ストーム・ドラゴン Bニンバスマン
□□□□□ モ
□□□□□ 魔・罠
⌒*リ´・-・リLP:3000 手札:0
( α_α)「俺のターン。悪いがこのデュエルは頂いたぜ」
( α_α)「雲魔物−アルトスを召喚!場には三体の雲魔物が存在するためカウンターが三つのる」
雲魔物−アルトス
ATK1300
( α_α)「場にカウンターが増えたことでニンバスマンの攻撃力が上昇!」
雲魔物−ニンバスマン
ATK0→1500
( α_α)「バトル!ストーム・ドラゴン、ニンバスマン、アルトスでプレイヤーへダイレクトアタック!」
⌒*リ´・-・リLP:3000→0
(´・ω・`)「勝負そこまで!Bブロック第一試合の勝者は左サイドだ!」
( ФωФ)「デュエルを行った二人に盛大な拍手を!」
Aブロックでの第一試合終了時と同じように大きな拍手が観客席から沸き起こった。
( ^ω^)「激しいデュエルだったお。ドクオとは違って」
('A`)「うるせえ。バーンで焼き殺すぞ」
( ^ω^)
(^ω^)
('A`)「こっちみんな。つか次はお前だろ。気張ってけ」
( ^ω^)「うん、頑張るお。あんなデュエル見せられちゃ頑張らないわけには行かないお」
第十話・完 次回につづく
【今日の最強カード】
<エレメンタルバースト>
通常罠
自分フィールド上に存在する風・水・炎・地属性モンスターを
1体ずつ生け贄に捧げて発動する。
相手フィールド上に存在するカードを全て破壊する。
⌒*リ´・-・リ「今日の最強カードはエレメンタルバーストですっ!」
⌒*リ´・-・リ「発動条件がとっても厳しいですけど決まれば相手の場はがら空きになります」
⌒*リ´・-・リ「その隙に攻められればデュエルの流れを大きく引き寄せられるんです」
⌒*リ`・-・リ「…今回は負けちゃいましたけど、次はこうはいきませんよ!」
雲魔物にとって存在そのものが恐怖となるつまずきの魔法カードに案の定苦しむテン。
しかしいくつものカードを使って状況を打破することに成功、デュエルに勝利した。
そして全てのパズルカードを集めた彼は決勝トーナメントへの参加を決めたのであった。
( α_α)「パズルカードを集めきったことだし俺は決勝トーナメント出場者の控え室にでも行くぜ」
決勝トーナメントはVIP校の中で最も大きいデュエル場で行われる。その会場の横に控え室もある。
控え室には既にテン以外のトーナメント出場者が待機しているようだった。
( α_α)「控え室に来たわけだがあいつらはもういるのかな、っと…」
( ^ω^)「僕ならもうここにいるお!テンも無事に来たようで安心したお」
(+α_α)「お前こそやるじゃないか!で、後はドクオだけな訳だが」
('A`)「…ちゃんと俺もいるぞ!なんていうと空気化するような気がするがあえて言う。俺もいるぞ!」
(;^ω^)「そんな自己主張しなくても大丈夫だお。三人揃ってこその僕らだお」
('A`)「…それもそうだったな。ん、そろそろ時間か」
( α_α)「時間って何の時間なんだ?」
('A`)「予選終了の時間だ。ロマネスク先生からもアナウンスが入るだろ」
ピンポンパンポーン♪
( ^ω^)「いった側から入ったお。ご都合主義乙だお」
( ФωФ)『本時刻を持って予選は打ち切るのである。30分後に決勝トーナメントを始めるのである!』
( ФωФ)『尚、出場選手は控え室に対戦カードを掲示しておくからちゃんと自分の出番を確認しておくように』
( ФωФ)『出場者にとっても観戦する生徒にとってもいい学習になることを期待しているのである。我輩からは以上である』
( α_α)「じゃあブーン、ドクオ。早速対戦カード確認しよーぜ!」
('A`)「…どれどれ。第一試合はいきなり俺じゃないか」
( ^ω^)「おっおっ、ドクオ頑張れお」
('A`)「…勝ちに行くぞ、俺は。すまんがデッキの最終調整に入るから一人にしてくれ」
( α_α)「あぁ、いつもドクオは最終調整は一人でやってるもんな」
( ^ω^)「僕らは控え室に居ても仕方ないから観客席に行ってるお」
('A`)「…わるいな。助かる」
―――そして時間は流れるように過ぎて30分後
( ФωФ)「生徒の諸君、予選では素晴らしいデュエルをありがとう。今ここで行われるのはその中でも精鋭のデュエルである!」
( ФωФ)「さてAブロック第一試合に臨む選手の紹介である。向かって右サイドからの入場は一年のドクオ君!」
( ФωФ)「予選では展開力の高いアンデット族によるビートダウンを主体にしていたのである」
( ФωФ)「対して左サイドは二年のビコーズ君!」
( ФωФ)「最上級モンスターによって場を制圧する戦いで予選を勝ち上がった強豪である」
(´・ω・`)「デュエルのジャッジはこの僕ショボンが勤めるよ。それじゃあ準備はいいかな?」
向かい合った二人の選手は深く頷くとにらみ合った。
(´・ω・`)「よし、デュエル開始だ!」
( ∵)「デュエル!!!」('A`)
( ∵)「僕のターン。ドロー」
( ∵)「全力で行く!ワン・フォー・ワンを発動。神獣王バルバロスを捨ててデッキからレベル・スティーラーを特殊召喚!」
<ワン・フォー・ワン>
通常魔法(制限カード)
手札からモンスター1体を墓地へ送って発動する。
手札またはデッキからレベル1モンスター1体を
自分フィールド上に特殊召喚する。
<レベル・スティーラー>
効果モンスター
星1/闇属性/昆虫族/攻 600/守 0
このカードが墓地に存在する場合、自分フィールド上に表側表示で存在する
レベル5以上のモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターのレベルを1つ下げ、このカードを墓地から特殊召喚する。
このカードはアドバンス召喚以外のためにはリリースできない。
( ∵)「さらにデビルズ・サンクチュアリを発動」
<デビルズ・サンクチュアリ>
通常魔法
「メタルデビル・トークン」(悪魔族・闇・星1・攻/守0)を
自分のフィールド上に1体特殊召喚する。
このトークンは攻撃をする事ができない。
「メタルデビル・トークン」の戦闘によるコントローラーへの超過ダメージは、
かわりに相手プレイヤーが受ける。
自分のスタンバイフェイズ毎に1000ライフポイントを払う。
払わなければ、「メタルデビル・トークン」を破壊する。
( ∵)「場のレベル・スティーラーとメタルデビル・トークンをリリースし創世神をアドバンス召喚!」
<創世神(ザ・クリエイター)>
効果モンスター
星8/光属性/雷族/攻2300/守3000
自分の墓地からモンスターを1体選択する。
手札を1枚墓地に送り、選択したモンスター1体を特殊召喚する。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードは墓地からの特殊召喚はできない。
( ∵)「更に創世神の効果を発動。手札からカードを一枚捨てることで神獣王バルバロスを蘇生する」
<神獣王(しんじゅうおう)バルバロス>
効果モンスター
星8/地属性/獣戦士族/攻3000/守1200
このカードは生け贄なしで通常召喚する事ができる。
その場合、このカードの元々の攻撃力は1900になる。
3体の生け贄を捧げてこのカードを生け贄召喚した場合、
相手フィールド上のカードを全て破壊する。
( ∵)「創世神のレベルを一つ下げることでレベル・スティーラーも蘇生」
( ∵)「最後に手札のリバースカードをセットしてターンエンド」
( ∵)(セットしたカードはミラーフォース。心配は無い!)
(;^ω^)「ちょwwwwwビコーズ先輩パネェおwwwwww」
(;α_α)「流石は二年生だな…」
( α_α)( ^ω^)「と、とにかくドクオ頑張れ(お)ー!」
('A`)「俺のターン」
('A`)(…俺は負けんさ。絶対にな)
('A`)「先輩、悪いんスけどこのターンで決めます」
( ∵)「面白い。見せてみろ後輩!」
('A`)「…遠慮なくいきます」
('A`)「俺は手札から二枚の不死式冥界砲を発動」
<不死式冥界砲(ふししきめいかいほう)>
永続魔法
自分フィールド上にアンデット族モンスターが特殊召喚された時、
相手ライフに800ポイントダメージを与える。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
('A`)「手札のスカル・コンダクターの効果を発動!墓地へ送ることで手札から二体の疫病狼を特殊召喚」
<スカル・コンダクター>
効果モンスター
星4/闇属性/アンデット族/攻2000/守 0
このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、
バトルフェイズ終了時にこのカードを破壊する。
また、手札からこのカードを墓地へ送る事で、
攻撃力の合計が2000になるように
手札からアンデット族モンスターを2体まで特殊召喚する。
<疫病狼(えきびょうおおかみ)>
効果モンスター
星3/闇属性/アンデット族/攻1000/守1000
1ターンに1度だけこのカードの元々の攻撃力を倍にする事ができる。
この効果を使用した場合、エンドフェイズ時にこのカードを破壊する。
('A`)「アンデット族の特殊召喚に成功したことにより二枚の不死式冥界砲の効果が発動します」
( ∵)LP:4000→2400
( ∵)「バーンか?しかしダメージが足りていない」
('A`)「いえ、まだです。プリーステス・オームを通常召喚。効果を発動します」
<プリーステス・オーム>
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1700/守1600
自分フィールド上に表側表示で存在する
闇属性モンスター1体を生け贄に捧げる事で、
相手ライフに800ポイントダメージを与える。
('A`)「俺の場に存在する疫病狼を全てリリース!その後プリーステス自身もリリースする」
('A`)「これでライフはジャストゼロです!」
( ∵)LP:2400→0
( ∵)「こいつは参った。ワンターンキル、か。僕の負けだ」
(;^ω^)「先輩パネェと思ったらドクオえげつネェおwwwww」
( α_α)「ドクオが最終デッキ調整した結果がこれだよ!!!」
(´・ω・`)「第一試合そこまで。勝者は右サイドだ」
( ФωФ)「デュエルを行った二人に盛大な拍手を!」
観客席から拍手が鳴り響く。
( α_α)「ドクオのデュエルも見たことだし次は俺のデュエルだな。ブーン、先行くぜ」
( ^ω^)「留守番ばっかだけど仕方ないお」
( α_α)「すたこらさっさのさー」
( α_α)「よしこの角を曲がれば左サイドに続く通路だz―」
(ヽα_α)「ゴブッバ!」
⌒*リ´・-・リ「きゃ!」
( α_α)「いたた…。ん、あれ、君どっかで会ったような」
⌒*リ´・-・リ「!あ、あの時はありがとうございました」
( α_α)「あの時?」
〜回想【第六話】より〜
⌒*リ;・-・リ「あわわ、デュエルしたくないですっ。離れてください」
<ヽ#`∀´>「待つニダ!絶対にウリとデュエルするニダ」
( α_α)「おい、お前その子から離れろよ」
〜回想ここまで〜
( α_α)「あー、あの時の子か。そういえばあの後どこにいったんだ?姿が見えなかったが」
⌒*リ´・-・リ「あの場所にいましたよ。自販機と自販機の間に隠れてたんです!声もかけたんです」
( α_α)「え?」
〜回想〜
( α_α)(あるぇ?どこにもいねぇwwwwww)
⌒*リ´・-・リ「もしもーし!」
―――詰めがあまいよね。いっつも
(;α_α)(うるせえ)
⌒*リ´・-・リ「あのー!」
⌒*リ;´・-・リ「どっかいっちゃいました…」
〜回想ここまで〜
⌒*リ´・-・リ「みたいな感じで呼んでました」
(´α_α)(おい、お前が余計なこと言ってるから気づかなかっただろーが)
―――そんなこと言われて困るな。そっちの責任だよ
⌒*リ´・-・リ「あの、聞いてます?」
(;α_α)「あ、考え事してまして」
⌒*リ´・-・リ「それならいいんですけど。それじゃあ私、デュエルがあるから行きますね」
幼女はテンの隣を抜けると右サイドに続く通路へ消えていった。
(;α_α)「あの方向へいったってことは…。まさか、な」
五分間の休憩の後にロマネスクが立ち上がり再びマイクを握った。
( ФωФ)「引き続きBブロック第一試合を行うのである。右サイドは一年のリリ君」
( ФωФ)「みんな大好きロリ幼j―」
⌒*リ´・-・リ「…」
(;ФωФ)「オッホン、間違えたのである。彼女はエレメントデッキの使い手である」
( ФωФ)「対して左サイドは同じく一年のテン君。彼は雲魔物を操り予選を突破した生徒である」
( α_α)「やっぱり君が相手だったか」
⌒*リ´・-・リ「お手柔らかにお願いします」
( α_α)「だが断る!100%のデュエルをしてこそのデュエリストだぜ!」
( ^ω^)「テンが幼女の頼みを断った…だとお…!?」
('A`)「あれは断ることで格好つけてるだけだ。気にすることは無い」
(#α_α)「外野うるせーぞ!!」
―――ロ・リ・コ・ン!ロ・リ・コ・ン!!
(#α_α)(スモボてめえ後で表にでろ)
―――だが断る(キリッ
( α_α)(ウゼェwww)
(´・ω・`)「そろそろいいかな。第二試合はじめるよ」
( α_α)「デュエル!!!」⌒*リ´・-・リ
( α_α)「先攻は俺からだぜ。ドロー!」
( α_α)「雲魔物−キロスタスを召喚!」
雲魔物−キロスタス
ATK900
( α_α)「リバースカードを二枚セットしてターンエンド」
⌒*リ´・-・リ「行きます。私のターン」
⌒*リ´・-・リ「切り込み隊長を召喚。効果を使います!」
<切(き)り込(こ)み隊長(たいちょう)>
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1200/守 400
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は表側表示で存在する他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択する事はできない。
このカードが召喚に成功した時、手札からレベル4以下のモンスター1体を
特殊召喚する事ができる。
⌒*リ´・-・リ「手札からきつね火を守備表示で特殊召喚します」
<きつね火(び)>
効果モンスター
星2/炎属性/炎族/攻 300/守 200
表側表示で存在するこのカードが戦闘で破壊されたターンのエンドフェイズ時、
このカードを墓地から自分フィールド上に特殊召喚する。
このカードは生け贄召喚のための生け贄にはできない。
⌒*リ´・-・リ「リバースカードを二枚セットしてターンエンドしますっ」
Turn1
( α_α)LP:4000 手札:3
■■□□□ 魔・罠 セットカード×2
A□□□□ モ A:アルトス
FG□□□ モ F:切り込み隊長 G:きつね火
■■□□□ 魔・罠 セットカード×2
⌒*リ´・-・リLP:4000 手札:2
( α_α)「ドロー!」
( α_α)(アドを稼ぎつつ攻める!)
( α_α)「魔法カード、宝札雲を使うぜ」
<宝札雲(ラッキークラウド)>
通常魔法
発動ターン中に「雲魔物」と名のついた同名モンスターを
2体以上召喚・反転召喚・特殊召喚した場合、
エンドフェイズ時に自分のデッキからカードを2枚ドローする。
( α_α)「このカードの条件を満たすためにタービュランスを召喚!効果を発動させる」
雲魔物−タービュランス
ATK800
( α_α)「デッキから二体のスモボを守備表示で特殊召喚!」
雲魔物−スモークボール
DEF600
⌒*リ´・-・リ「相手がモンスターの特殊召喚に成功した時、手札からドラゴン・アイスの効果を発動させます!」
<ドラゴン・アイス>
効果モンスター
星5/水属性/ドラゴン族/攻1800/守2200
相手がモンスターの特殊召喚に成功した時、
自分の手札を1枚捨てる事で、このカードを手札または墓地から特殊召喚する。
「ドラゴン・アイス」はフィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。
(;α_α)「手札誘発は凶悪な効果が多いから厄介なんだよな」
⌒*リ´・-・リ「ドラゴン・アイス自身をコストとして捨てて守備表示で特殊召喚します」
( α_α)「リバースカードを一枚追加!」
( α_α)「エンドフェイズに宝札雲の効果で二枚ドロー、ターンエンドだぜ」
⌒*リ´・-・リ「私のターンです。また手札からモンスター効果を発動します」
⌒*リ´・-・リ「神禽王アレクトールを特殊召喚です!」
<神禽王(しんきんおう)アレクトール>
効果モンスター
星6/風属性/鳥獣族/攻2400/守2000
相手フィールド上に同じ属性のモンスターが表側表示で2体以上存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択する。
選択されたカードの効果はそのターン中無効になる。
「神禽王アレクトール」はフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
⌒*リ`・-・リ「優先権を行使です。キロスタスの効果をこのターンの間無効にします」
(;^ω^)「四体のうち三体を特殊召喚で揃えてきたお。これはテンであってもやばそうだお」
(;'A`)「確かにこれはまずい。特にアレクトールは厄介なモンスターだ」
⌒*リ´・-・リ「まだ通常召喚をしていません。エレメント・ドラゴンを召喚します」
<エレメント・ドラゴン>
効果モンスター
星4/光属性/ドラゴン族/攻1500/守1200
このモンスターはフィールド上に特定の属性を持つモンスターが存在する場合、
以下の効果を得る。
●炎属性:このカードの攻撃力は500ポイントアップする。
●風属性:このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
もう一度だけ続けて攻撃を行う事ができる。
⌒*リ´・-・リ「今このフィールドには炎、風の属性が揃っています!」
⌒*リ´・-・リ「よってエレメント・ドラゴンは持っている力を限界まで引き出せるんです」
エレメント・ドラゴン
ATK1500→2000
⌒*リ´・-・リ「ドラゴン・アイスを攻撃表示に変更してバトルに入ります!」
ドラゴン・アイス
DEF2200→ATK1800
⌒*リ`・-・リ「エレメント・ドラゴンでキロスタスに攻撃!エレメントブレス!」
( α_α)「バトルフェイズに入ったのならこいつの出番だ!リバースカードオープン、血の代償!」
( α_α)LP:4000→3500
(`α_α)「正面からぶっ飛ばしてやるぜ!来い、未来指し示す稲妻の剣士、ギルフォーd」
⌒*リ´・-・リ「させません!罠カード、風林火山発動です!」
<風林火山(ふうりんかざん)>
通常罠
風・水・炎・地属性モンスターが全てフィールド上に
表側表示で存在する時に発動する事ができる。
次の効果から1つを選択して適用する。
●相手フィールド上モンスターを全て破壊する。
●相手フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。
●相手の手札を2枚ランダムに捨てる。
●カードを2枚ドローする。
⌒*リ´・-・リ「二つ目の効果を指定します!」
⌒*リ`・-・リ「これでフィールドを離れてしまう血の代償は不発です!」
( α_α)「破壊されるならチェーンするぜ、非常食発動!」
<非常食(ひじょうしょく)>
速攻魔法
このカード以外の自分フィールド上に存在する
魔法・罠カードを任意の枚数墓地へ送って発動する。
墓地へ送ったカード1枚につき、自分は1000ライフポイント回復する。
( α_α)「血の代償と右のセットカードを墓地に送り2000ポイントライフを回復させる」
( α_α)LP:3500→5500
⌒*リ´・-・リ「チェーン処理が終わったところでバトル続行です。攻撃はキロスタスに命中しますよ」
エレメント・ドラゴン(ATK2000) vs 雲魔物−キロスタス(ATK900)
( α_α)LP:5500→4400
(;α_α)「アレクトールの効果で破壊耐性を無効化されたキロスタスは破壊されるぜ」
⌒*リ´・-・リ「そしてモンスターを破壊したことでエレメント・ドラゴンの効果が発動します!」
⌒*リ´・-・リ「エレメント・ドラゴンで二回目の攻撃が出来るんです。対象はタービュランスです」
エレメント・ドラゴン(ATK2000) vs 雲魔物−タービュランス(ATK800)
( α_α)LP:4400→3200
⌒*リ´・-・リ(三体のモンスターをほうっておけば次のターンに私のモンスターは間違いなく場に残れません)
⌒*リ´・-・リ(それにライフもこのターンで削りきれません。なら…)
⌒*リ´・-・リ「ドラゴン・アイスと切り込み隊長でスモークボールに攻撃を行います」
ドラゴン・アイス(ATK1800) vs 雲魔物−スモークボール(DEF600)
切り込み隊長(ATK1200) vs 雲魔物−スモークボール(DEF600)
―――うぎゃー!
(;α_α)(ざまぁwwwwと言いたいところだがそうも行ってられないな)
⌒*リ´・-・リ「アレクトールでタービュランスに攻撃です」
神禽王アレクトール(ATK2400) vs 雲魔物−タービュランス(ATK800)
( α_α)LP:3200→1600
⌒*リ´・-・リ「私の手札は0です。ターンエンドします!」
Turn2
( α_α)LP:1600 手札:4
□□□□□ 魔・罠
A□□□□ モ A:タービュランス
FGHIJ モ F:隊長 G:きつね H:ドラゴン・アイス I:アレク J:エレドラ
■□□□□ 魔・罠 セットカード
⌒*リ´・-・リLP:4000 手札:0
(ヽα_α)「可愛い顔してる癖に全くもって強烈だぜ…。いくぞ俺のターン!」
( α_α)(どうやっても俺はギルフォードを召喚しなければならない!)
( α_α)「黙する死者発動!スモークボールを蘇生。続けてフォッグ・コントロール!」
<黙(もく)する死者(ししゃ)>
通常魔法
自分の墓地に存在する通常モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを表側守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは
フィールド上に表側表示で存在する限り攻撃する事ができない。
( α_α)「スモボをリリースしてタービュランスにカウンターを追加!」
(`α_α)「そのカウンターを取り除きスモボを二体蘇生する!準備は整った!」
( ^ω^)「テンお得意の猛ラッシュだお…」
('A`)「ざわ…ざわ…」
(`αДα)「今度は邪魔させないぜ?場の三体の雲をリリース!」
( α_α)「未来指し示す稲妻の剣士、今ここに降臨。ギルフォード・ザ・ライトニング、アドバンス召喚!」
(`α_α)「三体のリリースで召喚した場合、ギルフォードはその稲妻で全てをなぎ払う!ライトニング・サンダー!」
⌒*リ`・-・リ「その輝き、迎え撃ちます!罠カード、エレメンタルバースト発動です!」
<エレメンタルバースト>
通常罠
自分フィールド上に存在する風・水・炎・地属性モンスターを
1体ずつ生け贄に捧げて発動する。
相手フィールド上に存在するカードを全て破壊する。
⌒*リ`・-・リ「アレクトール、ドラゴン・アイス、きつね火、隊長をリリース!ギルフォードを破壊します!」
( α_α)「うおっ、まぶし!」
フィールド上で稲妻と四色の光がぶつかり合い激しく火花を散らした。
テンのフィールド全滅!
リリのフィールド全滅!
( α_α)「フィールドのモンスターは全て破壊された」
( α_α)「だが墓地のタービュランスを除外することでストーム・ドラゴンを特殊召喚するぜ!」
雲魔物−ストーム・ドラゴン
ATK1000
( α_α)「ストーム・ドラゴンでダイレクトアタック!」
ストーム・ドラゴン(ATK1000)→⌒*リ´・-・リ
⌒*リ´・-・リLP:4000→3000
( α_α)「手札に残った最後のカードをセットして、ストドラにカウンターを追加する。ターンエンドだ!」
⌒*リ´・-・リ「私のターンです。まだ負けません!」
⌒*リ`・-・リ「今ドローした貪欲な壺を発動します!」
<貪欲(どんよく)な壺(つぼ)>
通常魔法
自分の墓地に存在するモンスター5体を選択し、
デッキに加えてシャッフルする。
その後、自分のデッキからカードを2枚ドローする。
⌒*リ´・-・リ「アレクトール、ドラゴン・アイス、きつね火、隊長、エレメント・ドラゴンをデッキに戻して二枚ドローです」
⌒*リ´・-・リ「!いいカードです!手札からガーディアン・エアトスを特殊召喚します」
<ガーディアン・エアトス>
効果モンスター
星8/風属性/天使族/攻2500/守2000
自分の墓地にモンスターカードが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
このカードに装備された装備魔法カード1枚を墓地へ送る事で、
相手の墓地に存在するモンスターを3枚まで選択し、ゲームから除外する。
この効果でゲームから除外したモンスター1体につき、
エンドフェイズ時までこのカードの攻撃力は500ポイントアップする。
⌒*リ´・-・リ「続けてエレメント・マジシャンを通常召喚します」
<エレメント・マジシャン>
効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1500/守1200
このモンスターはフィールド上に特定の属性を持つモンスターが存在する場合、
以下の効果を得る。
●水属性:このカードのコントロールを変更する事ができない。
●風属性:このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
もう一度だけ続けて攻撃を行う事ができる。
⌒*リ´・-・リ「テンさんの場に水属性が、私の場に風属性がいるので能力全開です!…意味無いですけど」
⌒*リ´・-・リ「マジシャンでストーム・ドラゴンに攻撃です」
エレメント・マジシャン(ATK1500) vs 雲魔物−ストーム・ドラゴン(ATK1000)
( α_α)LP:1600→1100
⌒*リ´・-・リ「続けてエアトスでも攻撃するんです!これで私の勝ちです」
ガーディアン・エアトス(ATK2500) vs 雲魔物−ストーム・ドラゴン(ATK1000)
( α_α)「まだだ。まだ終わらんよ!ガード・ブロック発動!」
( α_α)「戦闘ダメージを0にし、カードをドロー!」
⌒*リ´・-・リ「むぅ。ターンエンドです」
Turn3
( α_α)LP:1100 手札:1
□□□□□ 魔・罠
A□□□□ モ A:ストーム・ドラゴン
□□□□□ モ
□□□□□ 魔・罠
⌒*リ´・-・リLP:3000 手札:0
( α_α)「ちょっとこいつはやばいか?ドロー!」
( α_α)「グリズリーマザーを召喚!ストドラに更にカウンターを追加するぜ」
グリズリーマザー
ATK1400
( α_α)「バトルに入る。グリズリーマザーでマジシャンに攻撃!」
グリズリーマザー(ATK1400) vs エレメント・マジシャン(ATK1500)
( α_α)LP:1100→1000
( α_α)「熊の効果でニンバスマンを特殊召喚!効果で攻撃力も上昇する」
雲魔物−ニンバスマン
ATK1000→2000
( α_α)「バトルは終了。カードをセットしてターンエンドだ!」
⌒*リ´・-・リ(攻撃をすればマジシャンは倒せたのに攻撃しませんでした。気になります)
⌒*リ´・-・リ「私のターンです。その伏せカードは危険なにおいがしますから除去です!」
⌒*リ´・-・リ「速攻魔法、サイクロンを発動です!」
<サイクロン>
速攻魔法(制限カード)
フィールド上の魔法または罠カード1枚を破壊する。
(`α_α)「チェーンして発動するぜ!罠カード、暴風雨を発動!」
<暴風雨(レインストーム)>
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する「雲魔物」と名のついたモンスター1体を
選択して発動する。選択したモンスターの攻撃力を下げる事で、以下の効果を適用する。
●1000ポイント下げる事で、相手フィールド上の魔法または罠カード1枚を破壊する。
●2000ポイント下げる事で、相手フィールド上のカード2枚を破壊する。
( α_α)「ニンバスマンの攻撃力を2000ポイント下げることで二つ目の効果を指定!」
雲魔物−ニンバスマン
ATK2000→0
( α_α)「マジシャンとエアトスを破壊するぜ!」
⌒*リ;´・-・リ「…!」
⌒*リ´・-・リ「ターン、エンドです…」
Turn4
( α_α)LP:1000 手札:0
□□□□□ 魔・罠
AB□□□ モ A:ストーム・ドラゴン Bニンバスマン
□□□□□ モ
□□□□□ 魔・罠
⌒*リ´・-・リLP:3000 手札:0
( α_α)「俺のターン。悪いがこのデュエルは頂いたぜ」
( α_α)「雲魔物−アルトスを召喚!場には三体の雲魔物が存在するためカウンターが三つのる」
雲魔物−アルトス
ATK1300
( α_α)「場にカウンターが増えたことでニンバスマンの攻撃力が上昇!」
雲魔物−ニンバスマン
ATK0→1500
( α_α)「バトル!ストーム・ドラゴン、ニンバスマン、アルトスでプレイヤーへダイレクトアタック!」
⌒*リ´・-・リLP:3000→0
(´・ω・`)「勝負そこまで!Bブロック第一試合の勝者は左サイドだ!」
( ФωФ)「デュエルを行った二人に盛大な拍手を!」
Aブロックでの第一試合終了時と同じように大きな拍手が観客席から沸き起こった。
( ^ω^)「激しいデュエルだったお。ドクオとは違って」
('A`)「うるせえ。バーンで焼き殺すぞ」
( ^ω^)
(^ω^)
('A`)「こっちみんな。つか次はお前だろ。気張ってけ」
( ^ω^)「うん、頑張るお。あんなデュエル見せられちゃ頑張らないわけには行かないお」
第十話・完 次回につづく
【今日の最強カード】
<エレメンタルバースト>
通常罠
自分フィールド上に存在する風・水・炎・地属性モンスターを
1体ずつ生け贄に捧げて発動する。
相手フィールド上に存在するカードを全て破壊する。
⌒*リ´・-・リ「今日の最強カードはエレメンタルバーストですっ!」
⌒*リ´・-・リ「発動条件がとっても厳しいですけど決まれば相手の場はがら空きになります」
⌒*リ´・-・リ「その隙に攻められればデュエルの流れを大きく引き寄せられるんです」
⌒*リ`・-・リ「…今回は負けちゃいましたけど、次はこうはいきませんよ!」
このページへのコメント
見落としていたようです
すみません、そしてわざわざありがとうございます
確かに二体の特殊召喚は同時に行われるので与えるダメージは800のみです。しかしよく見てくださるとわかるのですが冥界砲は二枚発動されています。よって以下の流れとなります。
1.コンダクターで疫病狼が二体特殊召喚される
2.一枚目の冥界砲の効果が発動。ここで800ダメージ確定
3.二枚目の冥界砲の効果が発動(チェーン2)さらに800ダメージ追加
とまあこんな感じです。タッグフォース4でも同じ状況を再現しましたが問題なく1600ダメージを与えられました。
冥界砲で1600ダメージ与えられない気がする