最終更新:ID:b3umy/4fsg 2010年10月21日(木) 01:05:42履歴
あらすじ
仲間達の力を借りて龍の頂きを踏破していくアキラ。しかし、その先にはクーの過去が待ち構えているようで?
偉大なる獣と神獣の王のようです
第二十一話「今度こそさよならだ私の過去よ」
龍の頂き、第二層
川 ゚ -゚)「むっ、この強大な力は……ブーンか!」
('A`)「あいつも命を張って闘ってるんだ。俺達は一歩でも多く前へ進まないと!」
アキラ「ブーンだけじゃないよ、この瞬間にも世界中のみんなが闘ってる!」
ミサキ「ああ、俺達みたいなガキを信じてな!」
ツバサ「その想いが私達の背中を押してくださるのです!」
川 ゚ -゚)「……これは、待て! みんな止まるのだ!」
アキラ「どうしたの、クー?」
川 ゚ -゚)「この先で何者かが闘っている。片方は龍神のようだが……」
アキラ「龍神と闘ってるってことは、まだ私達に味方がいたんだよ!」
ミサキ「とりあえずそこまでいってみようぜ!」
龍の頂き、第三層
ミサキ「て、テメェはっ!?」
川 ゚ -゚)「生きていたのか……!」
( #∀゚)「ひひ! ひひひはははははははははははは!! 久しく、久し振りに、久しいな! 化物ぉぉぉ!」
(;'A`)「な、なんだあいつ……」
アキラ「身体の半分が、機械でできてる?」
川 ゚ -゚)「あいつは私を造り出した研究者の一人だ。だが私が殺したはずのお前が、なぜここにいる!」
( #∀゚)「そう感情的になるなよ。まるで人みたいだぜ!」
ミサキ「テメェ!!」
( #∀゚)「おっと、ちょっとタンマな!」
('A`)「タンマとはまた懐かしい」
( #∀゚)「先にこっちを片付けさせてくれよ……っと!」
ドゴッ!
o川;゚ー゚)o「げはあっ! ごほ、ごほっ……!」
( #∀゚)「機械化したほうで蹴ったってのに、さすがは龍神! しぶといねえ」
o川;゚ー゚)o「もう……やめ……」
( #∀゚)「そいつは聞けない相談だ。ひひ、今後の研究のためにも、龍神の耐久力テストをしときたいからなあ!」
ミサキ「おい、やめろ」
( #∀゚)「うん? なんで止めるんだい。こいつら龍神はこの世界の敵なんだぜー? ひひひ!」
ガスッ!
o川;゚ー゚)o「がはっ!? う、うう……」
ミサキ「……あん時もいったけどよぉ、やっぱ生かしとく必要もないゲス野郎ってのはいるもんだぜ」
川 ゚ -゚)「気が合うな。まったくもって同感だ」
ミサキ「アキラ達は先にいけ! 俺達はこいつを片付けてからいく」
ツバサ「龍神を倒したということは、そいつの強さは計り知れません! 今はそんなやつに構わず先へ進むべきでは!」
川 ゚ -゚)「そんなことはわかっているさ。だが、この場を素通りすることは、私の存在にかけてできん!」
ツバサ「ですが!」
アキラ「ツバサ、いこう。私はクーの意思を尊重してあげたい」
('A`)「それにあのキカイダーがクーの敵だっていうなら、ここで倒さないと挟撃を受けるかもしれないしな」
ツバサ「……わかりました」
アキラ「じゃあ私達は先を急ごう!」
川 ゚ -゚)「ミサキもこんな陰気くさい闘いに付き合う必要はなかったのだぞ?」
ミサキ「ばーか、付き合わせろよ」
川 ゚ -゚)「むう。この聡明なクーちゃんに向かって馬鹿とはなんだ」
ミサキ「そんな軽口が叩けるなら大丈夫そうだな。さて、二対一だろうが文句はいうなよ。今は一刻を争ってんだからな!」
( #∀゚)「ひひははは! 数は闘いの上での戦略だもんなあ! なら、そっちも文句はないだろ?」
川;゚ -゚)「こ、れは……」
川1゚ -゚) 川2゚ -゚) 川3゚ -゚) 川4゚ -゚) 川5゚ -゚) 川6゚ -゚) 川7゚ -゚)
( #∀゚)「ひひ、化物の後継型だよ! よかったな化物、お前はこいつらのお姉ちゃんってわけだ! といっても、こいつらは命令通りに動く人形でしかないがな!」
ミサキ「相変わらず胸糞悪い野郎だ。まさか、そいつらで龍神をやったのか?」
( #∀゚)「いーや、龍神をやったのはこいつさ! 来いっ!」
|゚ノ ^∀^)「アレアレ? また私の出番かな?」
( #∀゚)「こいつは人造龍神レモナ。うちのラボが作り出した最高のバイオ兵器だ!」
川 - )「どれだけ……」
( #∀゚)「はいー?」
川 ゚ -゚)「お前はあああ! どれだけの命を弄べば気が済むのだっ!!」
( #∀゚)「命? いーのーちー? ひひひはははははは! 面白く、面白い冗談だな化物。人形や化物になあ、高尚な命なんざないんだよっ!!」
川 ゚ -゚)「ミサキは、あの人造龍神を頼む。……私は妹とあいつを殺る!」
ミサキ「ああ、任せろ!」
川 ゚ -゚)「……妹よ、今お姉ちゃんが楽にしてやるからな」
川7゚ -゚)「対オリジナル用戦闘モードに切り替えます」
川 ゚ -゚)「「デュエル!!」」川7゚ -゚)
川 ゚ -゚)「私のターンからだ、ドロー! モンスターを守備表示で召喚。これでターンエンド!」
川7゚ -゚)「ターン開始、ドロー。『剣闘獣ラクエル』を召喚。剣闘獣と名がつくモンスターがいることにより、手札から『スレイブタイガー』特殊召喚。スレイブタイガーをリリース、ラクエルをデッキに戻す」
川 ゚ -゚)「剣闘獣か、なかなか厄介なモンスターだが」
川7゚ -゚)「デッキから『剣闘獣セクトル』特殊召喚。セクトルで守備モンスターにアタック」
川 ゚ -゚)「モンスターは『素早いビッグハムスター』だ!」
川7゚ -゚) LP8000→6600
川 ゚ -゚)「ハムスターのリバース効果で、デッキから『エレファン』を裏守備で特殊召喚する!」
川7゚ -゚)「ダメージ軽微、状況問題なし。メイン2へ移行。セクトルの効果で、デッキから剣闘獣ラクエルと『剣闘獣サムニテ』を特殊召喚。この三体をデッキに戻す」
川;゚ -゚)「馬鹿なっ! ラクエルを含む三体をデッキに戻すということは、封印獣……!」
( #∀゚)「ひひははは! なにを驚く必要がある。こいつらはお前を上回るスペックで造った後継型なんだぜ? ただの量産型だとでも思ったかい?」
川7゚ -゚)「コード封印獣、解放! 現れるのは闘いの極み。『剣闘獣ヘラクレイノス』特殊召喚」
ヘラクレイノス「ウオオオオオオオ!!」
川7゚ -゚)「システムオールグリーン、封印獣システムに問題なし。ターンエンド」
川 ゚ -゚)「なるほど、甘く見すぎていたかもしれんな。私のターンドロー! だがっ! エレファンを反転召喚。素早いビッグハムスターとエレファンをチューニングだ!」
( #∀゚)「あーん? 封印獣を出すなら星5のナチュビのはずだが、星6?」
川 ゚ -゚)「『大地の騎士 ガイアナイト』をシンクロ召喚! 更に『融合呪印生物‐地』を召喚し、効果で融合呪印とガイアナイトをリリースする!」
川 ゚ -゚)「与えられた封印獣ではない、これが私自身の力! 獣の騎士よ、力を示せ! 『地天の騎士 ガイアドレイク』シンクロ召喚!!」
ガイアドレイク「グオオオオオオ!!」
川 ゚ -゚)「ガイアドレイクでヘラクレイノスにアタック!」
川7゚ -゚) LP6600→6100
川 ゚ -゚)「私を以前と同じに思うな。ターンエンド!」
川7゚ -゚)「ターン開始、ドロー。地天の騎士、モンスターの効果の対象にならず、モンスターの効果で破壊されないモンスター」
川7゚ -゚)(地天の騎士の排除方法を検索。……魔法、罠による除去。上回る攻撃力にて戦闘破壊)
川7゚ -゚)「モンスターを守備表示で召喚。一枚伏せてターンエンド」
川 ゚ -゚)「私のターン、ドローだ! 私は『チェーンドッグ』を召喚する」
川7゚ -゚)「罠カード、激流葬を発動。フィールド上のモンスターを全て破壊。私の場のモンスターは『ダンディライオン』。墓地に送られたことにより、綿毛トークン二体を守備表示で特殊召喚する」
川 ゚ ー゚)「ククク、なかなかやる。さすがは私の妹だ。ならば一枚伏せてターンエンド!」
川7゚ -゚)「ターン開始、ドロー。永続魔法、冥界の宝札を発動。綿毛トークン二体をリリースする」
川7゚ -゚)「コード封印獣、解放! 想いを力に、力を翼に。『始祖神鳥シムルグ』アドバンス召喚」
始祖神鳥「コオオオオオオオ!!」
川 ゚ -゚)「始祖神鳥相手では、伏せが役に立たんか!」
川7゚ -゚)「冥界の宝札により二枚ドロー。始祖神鳥の効果により、相手の伏せカードを手札に戻す。始祖神鳥でダイレクトアタック」
川;゚ -゚) LP8000→6100
川 ゚ -゚)「ちぃ、綺麗にライフが並んだ!」
川7゚ -゚)「これにてターンエンド」
川 ゚ -゚)「私のターン、ドロー! 封印獣……相手にするとその強さが身に染みる。しかし、私はもう封印獣には頼らん! 手札から『キーマウス』を捨てることで『虚栄の大猿』を特殊召喚だ!」
川7゚ -゚)「虚栄の大猿。特殊召喚能力とレベル変動能力を持つチューナー」
川 ゚ -゚)「大猿の効果で自身のレベルを、キーマウスのレベル分上げる、すなわち6になる。『マイン・モール』を召喚し、この二体をチューニング。『ナチュル・ガオドレイク』シンクロ召喚だ!」
川 ゚ -゚)「マインモールを獣族シンクロの素材に使ったため、一枚ドロー。ガオドレイクで始祖神鳥にアタック! 刻み込め!」
川7゚ -゚) LP6100→6000
川7゚ -゚)「損傷度25%。問題なし」
川 ゚ -゚)「まったく、もう少し愛嬌よくしたらどうだ。私のターンエンド!」
川7゚ -゚)「ターン開始、ドロー。モンスターを守備表示で召喚。一枚伏せてターンエンド」
川 ゚ -゚)「ふむ、守りを固めたか。私のターンドロー! ならば、まずは様子見。ガオドレイクで守備モンスターにアタックだ!」
川7゚ -゚)「モンスターは『巨大ネズミ』。戦闘破壊されたことにより、デッキから『コアラッコ』を特殊召喚。更に手札から『森の狩人イエロー・バブーン』を特殊召喚し、墓地の巨大ネズミとスレイブタイガーを除外する」
川 ゚ -゚)「くっ、上手いこと並べられたか。一枚伏せてターンエンド!」
川7゚ -゚)「ターン開始、ドロー。コアラッコの効果を発動し、ガオドレイクの攻撃力を0にする。コアラッコ、イエローバブーンをリリース」
川 ゚ -゚)「さあ、なにが来る!」
川7゚ -゚)「コード封印獣、解放! 王者よ、その道に立ち塞がる者を吹き飛ばせ。『百獣王ベヒーモス』アドバンス召喚」
ベヒーモス「ブルルルルゥゥ!!」
川7゚ -゚)「ベヒーモスの効果で墓地のコアラッコとイエローバブーンを手札に加える。冥界の宝札で二枚ドロー」
川 ゚ -゚)「手札増強か、長い目で見れば冥界の宝札は大きいな」
川7゚ -゚)「伏せてある魔法カード、手札抹殺を発動。手札の『魂を喰らう者バズー』、『ウィンドフレーム』、剣闘獣セクトル、コアラッコ、イエローバブーンを捨て五枚ドロー」
川 ゚ -゚)「私は『モザイク・マンティコア』、キャトルミューティレーション、チェーンドッグ、野生解放を捨てて四枚ドローだ!」
川7゚ -゚)「魔法カード、魂の解放を発動。自分の墓地のヘラクレイノス、ダンディライオン、始祖神鳥、激流葬、手札抹殺を除外する」
川 ゚ -゚)「魂の解放ということは……やつかっ!」
川7゚ -゚)「魔法カード、魂の解放を発動。自分の墓地の剣闘獣セクトル、バズー、コアラッコ、ウィンドフレーム、魂の解放を除外する」
川7゚ -゚)「コード封印獣、解放! 赤より赤、紅より紅、真紅より真紅、その名は紅蓮。『紅蓮魔獣 ダ・イーザ』召喚」
川 ゚ -゚)「紅蓮魔獣の攻撃力は除外されている自分のカードの枚数×400……」
川7゚ -゚)「すなわち4800。ベヒーモスでガオドレイクにアタック」
川;゚ -゚) LP6100→3400
川7゚ -゚)「紅蓮魔獣のダイレクトアタック。これにてデュエル終了」
川 ゚ -゚)「勝ち誇るにはまだ早いぞ! 罠カード、ドレインシールドだ。そっくり吸収させてもらう!」
川*゚ -゚) LP3400→8200
川7゚ -゚)「デュエル継続。ターンエンド」
川 ゚ -゚)「私のターンドロー! 長引かせることもない、今終わらせてやる! 『ロックキャット』を召喚し、墓地のキーマウスを特殊召喚する。更に墓地のチェーンドッグを特殊召喚!」
川7゚ -゚)「ロックキャット、墓地のレベル1の獣族を蘇生する能力を持つ。チェーンドッグ、自分の場の獣族が二体の場合、墓地から特殊召喚できる能力を持つ」
川 ゚ -゚)「魔法カード、愚かな埋葬だ! デッキの『オベリスクの巨神兵』を墓地へ送る!」
川7゚ -゚)「オベリスクの巨神兵。検索結果、該当なし……?」
川 ゚ -゚)「私は相手が神だろうと龍神だろうと、もう二度と負ける気はない。これはそのための力……! 魔法カード、死者蘇生を発動する!」
川 ゚ -゚)「封印獣を越える私だけの獣! 来い……来いっ! 幻神獣!! 全てをねじ伏せるは神の拳! オベリスクの巨神兵特殊召喚!!」
オベリスク「ウオオオオオオオ!!」
川7゚ -゚)「オベリスクの攻撃力は4000。紅蓮魔獣の方が上回っている」
川 ゚ -゚)「甘いな、オベリスクの効果発動! 自身とチェーンドッグをリリースし、相手のモンスターを全て破壊だ! 自己再生したチェーンドッグは除外される」
川7゚ -゚)「……自爆?」
川 ゚ -゚)「そう慌てるな。更に墓地にある、もう一体のチェーンドッグを特殊召喚。魔法カード、二重召喚! ロックキャット、キーマウス、チェーンドッグをリリースする!」
川 ゚ -゚)「封印獣を越える私だけの獣! 来い……来いっ! 幻神獣!! 万物を照らすは太陽の光! 『ラーの翼神竜』アドバンス召喚!!」
ラー「ラアアアアアアアア!!」
川 ゚ -゚)「化物にだって高尚な命はあるさ。太陽よ、我が命をくべて激しく輝けっ!」
川;゚ -゚) LP8200→100
川7゚ -゚)「命が光に……」
川 ゚ -゚)「ラーはライフを吸い取り攻撃力へと変換する……すなわち8100!! ラーでダイレクトアタック! これで終わりだっ!」
川7゚ -゚) LP6000→0
川7゚ -゚)「対オリジナル戦敗北。戦闘不能…………」
ドスッ!
川 ゚ -゚)「……こんなにも赤い血が流れているお前の、どこが人形だというのだ」
|゚ノ ^∀^)「キミが次の破壊目標かな」
ミサキ「お前に罪はないんだろうがよ、遠慮はしねぇ!」
ミサキ「「デュエル!!」」|゚ノ ^∀^)
|゚ノ ^∀^)「私のターンからかな、ドロー! モンスターを守備表示で召喚。一枚伏せてターンエンドかも」
ミサキ「俺のターンドロー! まずは『BF‐精鋭のゼピュロス』を召喚するぜ! そのゼピュロスで守備モンスターにアタックだ!」
|゚ノ ^∀^)「モンスターは『フェデライザー』だね。戦闘破壊されたから、デッキの『ヘルカイザー・ドラゴン』を墓地へ送って一枚ドローしようかな」
ミサキ「アドバンテージを失わず墓地肥やしか。なら、一枚伏せて俺のターンエンド!」
|゚ノ ^∀^)「私のターン、ドロー! 伏せてある永続罠、正統なる血統を発動しようかな!」
|゚ノ ^∀^)「ドラゴンインストール! 一重二重と重なる炎よ! 我に宿りて龍となれ! ヘルカイザー・ドラゴン特殊召喚!!」
ヘルカイザー「ガアアアアアアア!!」
|゚ノ ^∀^)「召喚権を使ってヘルカイザーを再度召喚! これでヘルカイザーは二回攻撃できんちゃうのかな。ヘルカイザーでゼピュロスにアタック!」
ミサキ LP8000→7200
|゚ノ ^∀^)「更にヘルカイザーでダイレクトアタックかな!」
ミサキ LP7200→4800
ミサキ「う、ぐああぁぁぁっ!! くうっ、はあ、はあ、やりやがったな!」
|゚ノ ^∀^)「これで私のターンエンドかな」
ミサキ「倍にして返してやる! 俺のターンドロー! 俺は『ビーストライカー』を召喚する。ビーストライカーの効果で、手札の『キング・オブ・ビースト』を墓地に送り、デッキの『モジャ』を特殊召喚するぜ!」
ミサキ「そのモジャをリリースして、墓地のキングオブビーストを特殊召喚だ! キングオブビーストでヘルカイザーにアタック!」
|゚ノ ^∀^)「攻撃力はキングオブビーストの方が100高いのかな」
ミサキ「甘いぜ! ダメージステップに罠カード、幻獣の角を発動! 幻獣の角はキングオブビーストに装備され、攻撃力が800上昇する!」
|゚ノ;^∀^) LP8000→7100
ミサキ「更に幻獣の角を装備したモンスターが相手モンスターを戦闘破壊したとき、カードを一枚ドローだ! 続けてビーストライカーでダイレクトアタック! 吹き飛ばせ!」
|゚ノ;^∀^) LP7100→5250
|゚ノ;^∀^)「ううっ! ちょっと痛いかも」
ミサキ「こんなもんか。ターンエンドだ!」
|゚ノ ^∀^)「私のターン、ドロー! 魔法カード、思い出のブランコで墓地のヘルカイザードラゴンを特殊召喚だよ。更に『炎龍』を召喚しよっかな。そして、この二体をチューニング!」
|゚ノ ^∀^)「ドラゴンインストール! 二重三重と重なる炎よ! 我に宿りて龍となれ! 『ブラック・ブルドラゴ』シンクロ召喚!!」
ブルドラゴ「グオオオオオオ!!」
ミサキ「そいつの攻撃力は3000! それじゃあキングオブビーストには届かねぇぜ!」
|゚ノ ^∀^)「それならブルドラゴの効果を使おうかな。手札の『エヴォルテクター シュバリエ』を捨てて幻獣の角を破壊!」
ミサキ「チッ、魔法罠の破壊効果を持ってやがったか! これでキングオブビーストの攻撃力は2500……!」
|゚ノ ^∀^)「ブルドラゴでキングオブビーストにアタック! これならどうかな?」
ミサキ LP4800→4300
ミサキ「ぐうっ……!」
|゚ノ ^∀^)「これでターンエンドかな!」
ミサキ「俺のターンドロー!」
ミサキ(……強引に攻めるには時期尚早か)
ミサキ「それなら! モンスターを守備表示で召喚! ビーストライカーを守備表示に変更して、ターンエンドだ!」
|゚ノ ^∀^)「私のターン、ドロー! 私はエヴォルテクター シュバリエを召喚するね。シュバリエでビーストライカーにアタックかも!」
ミサキ「ビーストライカーは破壊される」
|゚ノ ^∀^)「続けてブルドラゴで守備モンスターにアタックかな!」
ミサキ「食らいついてきたな! モンスターは『極星獣タングリスニ』! タングリスニが戦闘破壊されたことにより、極星トークンニ体を守備表示で特殊召喚するぜ!」
|゚ノ ^∀^)「うーん、失敗したかも。ターンエンドかな!」
ミサキ「俺のターン、ドロー! 俺は『極星獣グルファクシ』を召喚だ! 準備は調った。極星トークンニ体とグルファクシをチューニングする!」
ミサキ「極み、極まれ、極み星! 極神、それは極みの極致! 『極神皇トール』シンクロ召喚!!」
トール「轟破と天貫くは雷よ!!」
ミサキ「これが俺の新たなる力、極神! トールでブルドラゴにアタックするぜ!」
|゚ノ;^∀^) LP5250→4750
|゚ノ ^∀^)「うくっ! でもブルドラゴが破壊されたから、墓地のヘルカイザーを再度召喚した状態で特殊召喚!」
ミサキ「構わねぇさ、一枚伏せてターンエンドだ!」
|゚ノ ^∀^)「私のターンドロー! ヘルカイザーを手札に戻して、手札から『A・ジェネクス・バードマン』を特殊召喚! この効果で特殊召喚したバードマンは、場から離れたときに除外されるのかな」
ミサキ(攻撃力で及ばないとはいえ、ためらいなく再度召喚状態のヘルカイザーを手札に戻した。……つまり、大きいのが来るってことか!)
|゚ノ ^∀^)「更に『デュアル・ソルジャー』を召喚するね。バードマン、シュバリエ、デュアルソルジャーの三体をチューニング!」
|゚ノ ^∀^)「ドラゴンインストール! 陽光を受けて光輝く氷結晶よ! 我に宿りて龍となれ! 『氷結界の龍 トリシューラ』シンクロ召喚!!」
トリシューラ「ギシャラアアアァァァ!!」
ミサキ「トリシューラだと!? こいつは以前に俺達が倒した龍人の……!」
|゚ノ ^∀^)「アレアレ? あの兄弟のことを知ってるんだ。これはね、二人の死体を回収して有効活用した結果だよ。死んでから時間が経ってたから、このトリシューラの力しか復元できなかったけどね」
ミサキ「死体を回収しただと……ふざけんなっ! あいつらは別段褒められたやつらじゃなかったけどよ、それでも俺達と命をかけて闘ったんだ! その闘いを汚すやつは絶対に許さねぇ!!」
|゚ノ ^∀^)「闘いを汚す? 意味がわからないかも。まあいいや、シンクロ召喚されたことによりトリシューラの効果を発動!」
ミサキ「罠カード、奈落の落とし穴だ! お前も一緒に落ちろ!」
|゚ノ ^∀^)「トリシューラは除外されるけど効果は発動するよ。相手の場のトールを除外! 相手の手札を一枚除外! 墓地のゼピュロスを除外!」
ミサキ「手札から除外されたのは『激昂のミノウルス』だ!」
|゚ノ ^∀^)「罠カード使っちゃってもよかったのかな。本番はこれからかも! 魔法カード、龍の鏡を発動! ラプテノスもいいけどやっぱりこっちかな! 墓地のトリシューラとデュアルソルジャーを除外!」
ミサキ「龍の鏡だと!」
|゚ノ ^∀^)「ドラゴンインストール! 闇をかき消す波動よ! 我に宿りて龍となれ! 『波動竜騎士 ドラゴエクィテス』融合召喚!!」
エクィテス「波動の力よ!!」
ミサキ「チッ! まだジャックカードを残してやがったか!」
|゚ノ ^∀^)「ドラゴエクィテスでダイレクトアタック! これは痛いかも!」
ミサキ LP4300→1100
ミサキ「がはっ!? ぐうううぅぅぅ!! くはっ、はあ、はあ…………」
|゚ノ ^∀^)「これで私のターンエンドかな!」
ミサキ「はあ、はあ……! 俺のターンドロー! 負けられねぇ、負けられねぇんだよっ!!」
ミサキ(だが、現状にドラゴエクィテスを破る手段はない……!)
ミサキ「ならば魔法カード、貪欲な壺だ! 墓地のキングオブビースト、ビーストライカー、モジャ、タングリスニ、グルファクシをデッキに戻して二枚ドロー! ……モンスターを守備で召喚し、一枚伏せてターンエンド!」
|゚ノ ^∀^)「私のターン、ドロー! 伏せカードも気になるけど……ドラゴエクィテスで守備モンスターにアタックかな!」
ミサキ「モンスターは巨大ネズミだ! 戦闘破壊されたことにより、デッキから極星獣タングリスニを特殊召喚!」
|゚ノ ^∀^)「確かその極星獣は破壊されたときトークンを二体出せるんだっけ。守りを固められたかな」
ミサキ「守る気なんざさらさらねぇ! 更に手札の『極星獣タングニョースト』の効果発動! このカードは自分のモンスターが戦闘破壊されたとき特殊召喚できる。守備表示で特殊召喚!」
|゚ノ ^∀^)「これはちょっとまずいかな。なら一枚伏せてターンエンド!」
ミサキ「俺のターンドロー! タングニョーストを攻撃表示に変更する。タングニョーストの第二の効果発動! こいつが守備から攻撃に変更されたとき、デッキから極星獣一体を守備表示で特殊召喚できる! 召喚するのは極星獣グルファクシ!」
|゚ノ ^∀^)「場に三体の極星獣、星の合計は10……! 来るのは切り札のトールかな!!」
|゚ノ ^∀^)(トールならこれで!)
ミサキ「トールが切り札だぁ? ハハハ、お前なにか勘違いしてるぜ!」
|゚ノ ^∀^)「えっ?」
ミサキ「俺の本当の切り札は……常にこいつだっ! 場の三体をリリースする! 目覚めろ神獣の王よ! 眼前の敵を全て吹き飛ばせぇぇぇ! 『神獣王 バルバロス』アドバンス召喚!!」
神獣王「ぶっ飛ばしてやるっ!!」
ミサキ「神獣王が三体リリースで召喚されたとき、相手フィールド上のカードを全て破壊する!」
|゚ノ;^∀^)「うっ、ドラゴエクィテスと伏せカードの次元幽閉が破壊されたかも。……でも、まだ勝負が決まったわけじゃ!」
ミサキ「残念ながらもう決まってんだ、こいつが手札に来た時点でな。永続罠、血の代償を発動! ライフを支払い、再度召喚権を得る!」
ミサキ LP1100→600
ミサキ「いくぜ、相棒! 神獣王をリリースする! この力、強大過ぎるぜ……偉大なる獣の力、今ここに!! 『偉大魔獣ガーゼット』アドバンス召喚!!
偉大魔獣「我に触れれば消え去るのみ!!」
ミサキ「偉大魔獣の攻撃力はリリースしたモンスターの攻撃力×2になる。すなわち6000!!」
|゚ノ;^∀^)「6000!?」
ミサキ「塵一つ残さず消滅させてやる。偉大魔獣でダイレクトアタック! これで終わりだああああああああぁぁぁ!!」
偉大魔獣「我が道は一つ、全てを滅すること!!」
|゚ノ;^∀^) LP4750→0
|゚ノ ^∀^)「負けた、かも……」
ミサキ「な、なんだ!? お前、身体が……!」
|゚ノ ^∀^)「私は……試作型だから……力を、使い果たすと…………」
ミサキ「勝ち続けなければ死、か。……チッ、結局はこいつも使い捨てってわけか!」
|゚ノ ^∀^)「使い……捨てでも……私の命は……私の…………」
ミサキ「……そうだよな。生まれてすぐに死のうが、お前の人生は確かに存在した。命を賭けて闘った俺がそれを覚えておいてやるよ」
ミサキ「おっと、そういえばクーはどうなった!」
川6゚ -゚)「対オリジナル戦敗北。戦闘不能…………」
グシャ!
川 ゚ -゚)「すまないな、妹達よ。私は化物だから、アキラのように優しい姉としては振る舞えん!」
川5゚ -゚)「対オリジナル戦敗北。戦闘不能…………」
ザスッ!
川 ゚ -゚)「お前達にしてやれることといえば、殺してやることぐらいだ!」
川4゚ -゚)「対オリジナル戦敗北。戦闘不能…………」
ザシュッ!
川 ゚ -゚)「だからいくらでも来い。今日の私は疲れを知らん!」
川3゚ -゚)「対オリジナル戦敗北。戦闘不能…………」
ドスッ!
川 ゚ -゚)「そして願わくば!」
川2゚ -゚)「対オリジナル戦敗北。戦闘不能…………」
グシャア!
川 ゚ -゚)「皆、せめて安らかに眠れますように!」
川1゚ -゚)「…………」
ドシュッ!
川1゚ -゚)「……ありが……と……おね……ちゃん…………」
川 ゚ -゚)「……ゆっくりとおやすみ。次に目を覚ますときは、優しいお母さんとお父さんの元に生まれるのだぞ」
( #∀゚)「ひひひひ! ひはははははははは! 凄く、凄い、凄すぎるぞ化物!! あいつらはお前以上のスペックで造られたというのに!!」
川 ゚ -゚)「お前が生きていてくれて本当によかったよ」
( #∀゚)「ひひ?」
川 ゚ -゚)「一回殺しただけじゃ殺し足りなかったんだ。だから……! 十回砕き! 百回切り刻み! 千回すり潰して! 万回殺してやるっ!!」
( #∀゚)「あーん? まさか機械強化されたこの俺を、あいつらと同程度だと思ってるんじゃないだろうな? ひひっ! いいだろう、俺の力を見るがいい! はあああああ!!」
川 ゚ -゚)「…………」
( #∀゚)「ビビって声も出ないか! だが俺の真の力はこの程度でげぶあああああ!!」
ドゴォォォッ!
川 ゚ -゚)「うるさいんだよ、お前。やっぱ万回殺さなくてもいいや……きっちり一回死ね!」
( #∀゚)「ひ……ひひ…………………………」
川 ゚ ー゚)「ククク、ハハハハハハハハハ! さすがに頭部を刎ねられれば、二度はないだろう? クックックッ……今度こそさよならだ、私の過去よ」
ミサキ「どうやら、そっちも片付いたみたいだな」
川 ゚ -゚)「ああ、今からでもアキラ達を追おう!」
o川*゚ー゚)o「待って!」
川 ゚ -゚)「そうか、まだ敵がいたのだったな。それもいつぞやは世話になったやつが!」
o川*゚ー゚)o「ボクを助けてくれたんだよね……?」
川 ゚ -゚)「私はやつが気に入らなかっただけだ。べつに貴様を助けてなど――」
o川*゚ー゚)o「お姉ちゃん大好きー!」
川;゚ -゚)「わっ、なんだ! よせ、抱き付くな!」
o川*゚ー゚)o「お姉ちゃん、ボクのこと助けてくれてありがとう!」
川;゚ -゚)「わ、私はお前のお姉ちゃんではない! 私に妹はもうおらん!」
o川*゚ー゚)o「細かいことは気にしない気にしない」
ミサキ「やれやれ、なんか異様に懐かれてんな」
川;゚ -゚)「ミサキー! こいつをなんとかしてくれ!」
ミサキ「昔からいってるが、俺はガキにはかなわん」
o川*゚ー゚)o「お姉ちゃん大好きっ!」
川;゚ -゚)「私はお前の姉などではないというにーーー!!」
第二十一話 完
仲間達の力を借りて龍の頂きを踏破していくアキラ。しかし、その先にはクーの過去が待ち構えているようで?
偉大なる獣と神獣の王のようです
第二十一話「今度こそさよならだ私の過去よ」
龍の頂き、第二層
川 ゚ -゚)「むっ、この強大な力は……ブーンか!」
('A`)「あいつも命を張って闘ってるんだ。俺達は一歩でも多く前へ進まないと!」
アキラ「ブーンだけじゃないよ、この瞬間にも世界中のみんなが闘ってる!」
ミサキ「ああ、俺達みたいなガキを信じてな!」
ツバサ「その想いが私達の背中を押してくださるのです!」
川 ゚ -゚)「……これは、待て! みんな止まるのだ!」
アキラ「どうしたの、クー?」
川 ゚ -゚)「この先で何者かが闘っている。片方は龍神のようだが……」
アキラ「龍神と闘ってるってことは、まだ私達に味方がいたんだよ!」
ミサキ「とりあえずそこまでいってみようぜ!」
龍の頂き、第三層
ミサキ「て、テメェはっ!?」
川 ゚ -゚)「生きていたのか……!」
( #∀゚)「ひひ! ひひひはははははははははははは!! 久しく、久し振りに、久しいな! 化物ぉぉぉ!」
(;'A`)「な、なんだあいつ……」
アキラ「身体の半分が、機械でできてる?」
川 ゚ -゚)「あいつは私を造り出した研究者の一人だ。だが私が殺したはずのお前が、なぜここにいる!」
( #∀゚)「そう感情的になるなよ。まるで人みたいだぜ!」
ミサキ「テメェ!!」
( #∀゚)「おっと、ちょっとタンマな!」
('A`)「タンマとはまた懐かしい」
( #∀゚)「先にこっちを片付けさせてくれよ……っと!」
ドゴッ!
o川;゚ー゚)o「げはあっ! ごほ、ごほっ……!」
( #∀゚)「機械化したほうで蹴ったってのに、さすがは龍神! しぶといねえ」
o川;゚ー゚)o「もう……やめ……」
( #∀゚)「そいつは聞けない相談だ。ひひ、今後の研究のためにも、龍神の耐久力テストをしときたいからなあ!」
ミサキ「おい、やめろ」
( #∀゚)「うん? なんで止めるんだい。こいつら龍神はこの世界の敵なんだぜー? ひひひ!」
ガスッ!
o川;゚ー゚)o「がはっ!? う、うう……」
ミサキ「……あん時もいったけどよぉ、やっぱ生かしとく必要もないゲス野郎ってのはいるもんだぜ」
川 ゚ -゚)「気が合うな。まったくもって同感だ」
ミサキ「アキラ達は先にいけ! 俺達はこいつを片付けてからいく」
ツバサ「龍神を倒したということは、そいつの強さは計り知れません! 今はそんなやつに構わず先へ進むべきでは!」
川 ゚ -゚)「そんなことはわかっているさ。だが、この場を素通りすることは、私の存在にかけてできん!」
ツバサ「ですが!」
アキラ「ツバサ、いこう。私はクーの意思を尊重してあげたい」
('A`)「それにあのキカイダーがクーの敵だっていうなら、ここで倒さないと挟撃を受けるかもしれないしな」
ツバサ「……わかりました」
アキラ「じゃあ私達は先を急ごう!」
川 ゚ -゚)「ミサキもこんな陰気くさい闘いに付き合う必要はなかったのだぞ?」
ミサキ「ばーか、付き合わせろよ」
川 ゚ -゚)「むう。この聡明なクーちゃんに向かって馬鹿とはなんだ」
ミサキ「そんな軽口が叩けるなら大丈夫そうだな。さて、二対一だろうが文句はいうなよ。今は一刻を争ってんだからな!」
( #∀゚)「ひひははは! 数は闘いの上での戦略だもんなあ! なら、そっちも文句はないだろ?」
川;゚ -゚)「こ、れは……」
川1゚ -゚) 川2゚ -゚) 川3゚ -゚) 川4゚ -゚) 川5゚ -゚) 川6゚ -゚) 川7゚ -゚)
( #∀゚)「ひひ、化物の後継型だよ! よかったな化物、お前はこいつらのお姉ちゃんってわけだ! といっても、こいつらは命令通りに動く人形でしかないがな!」
ミサキ「相変わらず胸糞悪い野郎だ。まさか、そいつらで龍神をやったのか?」
( #∀゚)「いーや、龍神をやったのはこいつさ! 来いっ!」
|゚ノ ^∀^)「アレアレ? また私の出番かな?」
( #∀゚)「こいつは人造龍神レモナ。うちのラボが作り出した最高のバイオ兵器だ!」
川 - )「どれだけ……」
( #∀゚)「はいー?」
川 ゚ -゚)「お前はあああ! どれだけの命を弄べば気が済むのだっ!!」
( #∀゚)「命? いーのーちー? ひひひはははははは! 面白く、面白い冗談だな化物。人形や化物になあ、高尚な命なんざないんだよっ!!」
川 ゚ -゚)「ミサキは、あの人造龍神を頼む。……私は妹とあいつを殺る!」
ミサキ「ああ、任せろ!」
川 ゚ -゚)「……妹よ、今お姉ちゃんが楽にしてやるからな」
川7゚ -゚)「対オリジナル用戦闘モードに切り替えます」
川 ゚ -゚)「「デュエル!!」」川7゚ -゚)
川 ゚ -゚)「私のターンからだ、ドロー! モンスターを守備表示で召喚。これでターンエンド!」
川7゚ -゚)「ターン開始、ドロー。『剣闘獣ラクエル』を召喚。剣闘獣と名がつくモンスターがいることにより、手札から『スレイブタイガー』特殊召喚。スレイブタイガーをリリース、ラクエルをデッキに戻す」
川 ゚ -゚)「剣闘獣か、なかなか厄介なモンスターだが」
川7゚ -゚)「デッキから『剣闘獣セクトル』特殊召喚。セクトルで守備モンスターにアタック」
川 ゚ -゚)「モンスターは『素早いビッグハムスター』だ!」
川7゚ -゚) LP8000→6600
川 ゚ -゚)「ハムスターのリバース効果で、デッキから『エレファン』を裏守備で特殊召喚する!」
川7゚ -゚)「ダメージ軽微、状況問題なし。メイン2へ移行。セクトルの効果で、デッキから剣闘獣ラクエルと『剣闘獣サムニテ』を特殊召喚。この三体をデッキに戻す」
川;゚ -゚)「馬鹿なっ! ラクエルを含む三体をデッキに戻すということは、封印獣……!」
( #∀゚)「ひひははは! なにを驚く必要がある。こいつらはお前を上回るスペックで造った後継型なんだぜ? ただの量産型だとでも思ったかい?」
川7゚ -゚)「コード封印獣、解放! 現れるのは闘いの極み。『剣闘獣ヘラクレイノス』特殊召喚」
ヘラクレイノス「ウオオオオオオオ!!」
川7゚ -゚)「システムオールグリーン、封印獣システムに問題なし。ターンエンド」
川 ゚ -゚)「なるほど、甘く見すぎていたかもしれんな。私のターンドロー! だがっ! エレファンを反転召喚。素早いビッグハムスターとエレファンをチューニングだ!」
( #∀゚)「あーん? 封印獣を出すなら星5のナチュビのはずだが、星6?」
川 ゚ -゚)「『大地の騎士 ガイアナイト』をシンクロ召喚! 更に『融合呪印生物‐地』を召喚し、効果で融合呪印とガイアナイトをリリースする!」
川 ゚ -゚)「与えられた封印獣ではない、これが私自身の力! 獣の騎士よ、力を示せ! 『地天の騎士 ガイアドレイク』シンクロ召喚!!」
ガイアドレイク「グオオオオオオ!!」
川 ゚ -゚)「ガイアドレイクでヘラクレイノスにアタック!」
川7゚ -゚) LP6600→6100
川 ゚ -゚)「私を以前と同じに思うな。ターンエンド!」
川7゚ -゚)「ターン開始、ドロー。地天の騎士、モンスターの効果の対象にならず、モンスターの効果で破壊されないモンスター」
川7゚ -゚)(地天の騎士の排除方法を検索。……魔法、罠による除去。上回る攻撃力にて戦闘破壊)
川7゚ -゚)「モンスターを守備表示で召喚。一枚伏せてターンエンド」
川 ゚ -゚)「私のターン、ドローだ! 私は『チェーンドッグ』を召喚する」
川7゚ -゚)「罠カード、激流葬を発動。フィールド上のモンスターを全て破壊。私の場のモンスターは『ダンディライオン』。墓地に送られたことにより、綿毛トークン二体を守備表示で特殊召喚する」
川 ゚ ー゚)「ククク、なかなかやる。さすがは私の妹だ。ならば一枚伏せてターンエンド!」
川7゚ -゚)「ターン開始、ドロー。永続魔法、冥界の宝札を発動。綿毛トークン二体をリリースする」
川7゚ -゚)「コード封印獣、解放! 想いを力に、力を翼に。『始祖神鳥シムルグ』アドバンス召喚」
始祖神鳥「コオオオオオオオ!!」
川 ゚ -゚)「始祖神鳥相手では、伏せが役に立たんか!」
川7゚ -゚)「冥界の宝札により二枚ドロー。始祖神鳥の効果により、相手の伏せカードを手札に戻す。始祖神鳥でダイレクトアタック」
川;゚ -゚) LP8000→6100
川 ゚ -゚)「ちぃ、綺麗にライフが並んだ!」
川7゚ -゚)「これにてターンエンド」
川 ゚ -゚)「私のターン、ドロー! 封印獣……相手にするとその強さが身に染みる。しかし、私はもう封印獣には頼らん! 手札から『キーマウス』を捨てることで『虚栄の大猿』を特殊召喚だ!」
川7゚ -゚)「虚栄の大猿。特殊召喚能力とレベル変動能力を持つチューナー」
川 ゚ -゚)「大猿の効果で自身のレベルを、キーマウスのレベル分上げる、すなわち6になる。『マイン・モール』を召喚し、この二体をチューニング。『ナチュル・ガオドレイク』シンクロ召喚だ!」
川 ゚ -゚)「マインモールを獣族シンクロの素材に使ったため、一枚ドロー。ガオドレイクで始祖神鳥にアタック! 刻み込め!」
川7゚ -゚) LP6100→6000
川7゚ -゚)「損傷度25%。問題なし」
川 ゚ -゚)「まったく、もう少し愛嬌よくしたらどうだ。私のターンエンド!」
川7゚ -゚)「ターン開始、ドロー。モンスターを守備表示で召喚。一枚伏せてターンエンド」
川 ゚ -゚)「ふむ、守りを固めたか。私のターンドロー! ならば、まずは様子見。ガオドレイクで守備モンスターにアタックだ!」
川7゚ -゚)「モンスターは『巨大ネズミ』。戦闘破壊されたことにより、デッキから『コアラッコ』を特殊召喚。更に手札から『森の狩人イエロー・バブーン』を特殊召喚し、墓地の巨大ネズミとスレイブタイガーを除外する」
川 ゚ -゚)「くっ、上手いこと並べられたか。一枚伏せてターンエンド!」
川7゚ -゚)「ターン開始、ドロー。コアラッコの効果を発動し、ガオドレイクの攻撃力を0にする。コアラッコ、イエローバブーンをリリース」
川 ゚ -゚)「さあ、なにが来る!」
川7゚ -゚)「コード封印獣、解放! 王者よ、その道に立ち塞がる者を吹き飛ばせ。『百獣王ベヒーモス』アドバンス召喚」
ベヒーモス「ブルルルルゥゥ!!」
川7゚ -゚)「ベヒーモスの効果で墓地のコアラッコとイエローバブーンを手札に加える。冥界の宝札で二枚ドロー」
川 ゚ -゚)「手札増強か、長い目で見れば冥界の宝札は大きいな」
川7゚ -゚)「伏せてある魔法カード、手札抹殺を発動。手札の『魂を喰らう者バズー』、『ウィンドフレーム』、剣闘獣セクトル、コアラッコ、イエローバブーンを捨て五枚ドロー」
川 ゚ -゚)「私は『モザイク・マンティコア』、キャトルミューティレーション、チェーンドッグ、野生解放を捨てて四枚ドローだ!」
川7゚ -゚)「魔法カード、魂の解放を発動。自分の墓地のヘラクレイノス、ダンディライオン、始祖神鳥、激流葬、手札抹殺を除外する」
川 ゚ -゚)「魂の解放ということは……やつかっ!」
川7゚ -゚)「魔法カード、魂の解放を発動。自分の墓地の剣闘獣セクトル、バズー、コアラッコ、ウィンドフレーム、魂の解放を除外する」
川7゚ -゚)「コード封印獣、解放! 赤より赤、紅より紅、真紅より真紅、その名は紅蓮。『紅蓮魔獣 ダ・イーザ』召喚」
川 ゚ -゚)「紅蓮魔獣の攻撃力は除外されている自分のカードの枚数×400……」
川7゚ -゚)「すなわち4800。ベヒーモスでガオドレイクにアタック」
川;゚ -゚) LP6100→3400
川7゚ -゚)「紅蓮魔獣のダイレクトアタック。これにてデュエル終了」
川 ゚ -゚)「勝ち誇るにはまだ早いぞ! 罠カード、ドレインシールドだ。そっくり吸収させてもらう!」
川*゚ -゚) LP3400→8200
川7゚ -゚)「デュエル継続。ターンエンド」
川 ゚ -゚)「私のターンドロー! 長引かせることもない、今終わらせてやる! 『ロックキャット』を召喚し、墓地のキーマウスを特殊召喚する。更に墓地のチェーンドッグを特殊召喚!」
川7゚ -゚)「ロックキャット、墓地のレベル1の獣族を蘇生する能力を持つ。チェーンドッグ、自分の場の獣族が二体の場合、墓地から特殊召喚できる能力を持つ」
川 ゚ -゚)「魔法カード、愚かな埋葬だ! デッキの『オベリスクの巨神兵』を墓地へ送る!」
川7゚ -゚)「オベリスクの巨神兵。検索結果、該当なし……?」
川 ゚ -゚)「私は相手が神だろうと龍神だろうと、もう二度と負ける気はない。これはそのための力……! 魔法カード、死者蘇生を発動する!」
川 ゚ -゚)「封印獣を越える私だけの獣! 来い……来いっ! 幻神獣!! 全てをねじ伏せるは神の拳! オベリスクの巨神兵特殊召喚!!」
オベリスク「ウオオオオオオオ!!」
川7゚ -゚)「オベリスクの攻撃力は4000。紅蓮魔獣の方が上回っている」
川 ゚ -゚)「甘いな、オベリスクの効果発動! 自身とチェーンドッグをリリースし、相手のモンスターを全て破壊だ! 自己再生したチェーンドッグは除外される」
川7゚ -゚)「……自爆?」
川 ゚ -゚)「そう慌てるな。更に墓地にある、もう一体のチェーンドッグを特殊召喚。魔法カード、二重召喚! ロックキャット、キーマウス、チェーンドッグをリリースする!」
川 ゚ -゚)「封印獣を越える私だけの獣! 来い……来いっ! 幻神獣!! 万物を照らすは太陽の光! 『ラーの翼神竜』アドバンス召喚!!」
ラー「ラアアアアアアアア!!」
川 ゚ -゚)「化物にだって高尚な命はあるさ。太陽よ、我が命をくべて激しく輝けっ!」
川;゚ -゚) LP8200→100
川7゚ -゚)「命が光に……」
川 ゚ -゚)「ラーはライフを吸い取り攻撃力へと変換する……すなわち8100!! ラーでダイレクトアタック! これで終わりだっ!」
川7゚ -゚) LP6000→0
川7゚ -゚)「対オリジナル戦敗北。戦闘不能…………」
ドスッ!
川 ゚ -゚)「……こんなにも赤い血が流れているお前の、どこが人形だというのだ」
|゚ノ ^∀^)「キミが次の破壊目標かな」
ミサキ「お前に罪はないんだろうがよ、遠慮はしねぇ!」
ミサキ「「デュエル!!」」|゚ノ ^∀^)
|゚ノ ^∀^)「私のターンからかな、ドロー! モンスターを守備表示で召喚。一枚伏せてターンエンドかも」
ミサキ「俺のターンドロー! まずは『BF‐精鋭のゼピュロス』を召喚するぜ! そのゼピュロスで守備モンスターにアタックだ!」
|゚ノ ^∀^)「モンスターは『フェデライザー』だね。戦闘破壊されたから、デッキの『ヘルカイザー・ドラゴン』を墓地へ送って一枚ドローしようかな」
ミサキ「アドバンテージを失わず墓地肥やしか。なら、一枚伏せて俺のターンエンド!」
|゚ノ ^∀^)「私のターン、ドロー! 伏せてある永続罠、正統なる血統を発動しようかな!」
|゚ノ ^∀^)「ドラゴンインストール! 一重二重と重なる炎よ! 我に宿りて龍となれ! ヘルカイザー・ドラゴン特殊召喚!!」
ヘルカイザー「ガアアアアアアア!!」
|゚ノ ^∀^)「召喚権を使ってヘルカイザーを再度召喚! これでヘルカイザーは二回攻撃できんちゃうのかな。ヘルカイザーでゼピュロスにアタック!」
ミサキ LP8000→7200
|゚ノ ^∀^)「更にヘルカイザーでダイレクトアタックかな!」
ミサキ LP7200→4800
ミサキ「う、ぐああぁぁぁっ!! くうっ、はあ、はあ、やりやがったな!」
|゚ノ ^∀^)「これで私のターンエンドかな」
ミサキ「倍にして返してやる! 俺のターンドロー! 俺は『ビーストライカー』を召喚する。ビーストライカーの効果で、手札の『キング・オブ・ビースト』を墓地に送り、デッキの『モジャ』を特殊召喚するぜ!」
ミサキ「そのモジャをリリースして、墓地のキングオブビーストを特殊召喚だ! キングオブビーストでヘルカイザーにアタック!」
|゚ノ ^∀^)「攻撃力はキングオブビーストの方が100高いのかな」
ミサキ「甘いぜ! ダメージステップに罠カード、幻獣の角を発動! 幻獣の角はキングオブビーストに装備され、攻撃力が800上昇する!」
|゚ノ;^∀^) LP8000→7100
ミサキ「更に幻獣の角を装備したモンスターが相手モンスターを戦闘破壊したとき、カードを一枚ドローだ! 続けてビーストライカーでダイレクトアタック! 吹き飛ばせ!」
|゚ノ;^∀^) LP7100→5250
|゚ノ;^∀^)「ううっ! ちょっと痛いかも」
ミサキ「こんなもんか。ターンエンドだ!」
|゚ノ ^∀^)「私のターン、ドロー! 魔法カード、思い出のブランコで墓地のヘルカイザードラゴンを特殊召喚だよ。更に『炎龍』を召喚しよっかな。そして、この二体をチューニング!」
|゚ノ ^∀^)「ドラゴンインストール! 二重三重と重なる炎よ! 我に宿りて龍となれ! 『ブラック・ブルドラゴ』シンクロ召喚!!」
ブルドラゴ「グオオオオオオ!!」
ミサキ「そいつの攻撃力は3000! それじゃあキングオブビーストには届かねぇぜ!」
|゚ノ ^∀^)「それならブルドラゴの効果を使おうかな。手札の『エヴォルテクター シュバリエ』を捨てて幻獣の角を破壊!」
ミサキ「チッ、魔法罠の破壊効果を持ってやがったか! これでキングオブビーストの攻撃力は2500……!」
|゚ノ ^∀^)「ブルドラゴでキングオブビーストにアタック! これならどうかな?」
ミサキ LP4800→4300
ミサキ「ぐうっ……!」
|゚ノ ^∀^)「これでターンエンドかな!」
ミサキ「俺のターンドロー!」
ミサキ(……強引に攻めるには時期尚早か)
ミサキ「それなら! モンスターを守備表示で召喚! ビーストライカーを守備表示に変更して、ターンエンドだ!」
|゚ノ ^∀^)「私のターン、ドロー! 私はエヴォルテクター シュバリエを召喚するね。シュバリエでビーストライカーにアタックかも!」
ミサキ「ビーストライカーは破壊される」
|゚ノ ^∀^)「続けてブルドラゴで守備モンスターにアタックかな!」
ミサキ「食らいついてきたな! モンスターは『極星獣タングリスニ』! タングリスニが戦闘破壊されたことにより、極星トークンニ体を守備表示で特殊召喚するぜ!」
|゚ノ ^∀^)「うーん、失敗したかも。ターンエンドかな!」
ミサキ「俺のターン、ドロー! 俺は『極星獣グルファクシ』を召喚だ! 準備は調った。極星トークンニ体とグルファクシをチューニングする!」
ミサキ「極み、極まれ、極み星! 極神、それは極みの極致! 『極神皇トール』シンクロ召喚!!」
トール「轟破と天貫くは雷よ!!」
ミサキ「これが俺の新たなる力、極神! トールでブルドラゴにアタックするぜ!」
|゚ノ;^∀^) LP5250→4750
|゚ノ ^∀^)「うくっ! でもブルドラゴが破壊されたから、墓地のヘルカイザーを再度召喚した状態で特殊召喚!」
ミサキ「構わねぇさ、一枚伏せてターンエンドだ!」
|゚ノ ^∀^)「私のターンドロー! ヘルカイザーを手札に戻して、手札から『A・ジェネクス・バードマン』を特殊召喚! この効果で特殊召喚したバードマンは、場から離れたときに除外されるのかな」
ミサキ(攻撃力で及ばないとはいえ、ためらいなく再度召喚状態のヘルカイザーを手札に戻した。……つまり、大きいのが来るってことか!)
|゚ノ ^∀^)「更に『デュアル・ソルジャー』を召喚するね。バードマン、シュバリエ、デュアルソルジャーの三体をチューニング!」
|゚ノ ^∀^)「ドラゴンインストール! 陽光を受けて光輝く氷結晶よ! 我に宿りて龍となれ! 『氷結界の龍 トリシューラ』シンクロ召喚!!」
トリシューラ「ギシャラアアアァァァ!!」
ミサキ「トリシューラだと!? こいつは以前に俺達が倒した龍人の……!」
|゚ノ ^∀^)「アレアレ? あの兄弟のことを知ってるんだ。これはね、二人の死体を回収して有効活用した結果だよ。死んでから時間が経ってたから、このトリシューラの力しか復元できなかったけどね」
ミサキ「死体を回収しただと……ふざけんなっ! あいつらは別段褒められたやつらじゃなかったけどよ、それでも俺達と命をかけて闘ったんだ! その闘いを汚すやつは絶対に許さねぇ!!」
|゚ノ ^∀^)「闘いを汚す? 意味がわからないかも。まあいいや、シンクロ召喚されたことによりトリシューラの効果を発動!」
ミサキ「罠カード、奈落の落とし穴だ! お前も一緒に落ちろ!」
|゚ノ ^∀^)「トリシューラは除外されるけど効果は発動するよ。相手の場のトールを除外! 相手の手札を一枚除外! 墓地のゼピュロスを除外!」
ミサキ「手札から除外されたのは『激昂のミノウルス』だ!」
|゚ノ ^∀^)「罠カード使っちゃってもよかったのかな。本番はこれからかも! 魔法カード、龍の鏡を発動! ラプテノスもいいけどやっぱりこっちかな! 墓地のトリシューラとデュアルソルジャーを除外!」
ミサキ「龍の鏡だと!」
|゚ノ ^∀^)「ドラゴンインストール! 闇をかき消す波動よ! 我に宿りて龍となれ! 『波動竜騎士 ドラゴエクィテス』融合召喚!!」
エクィテス「波動の力よ!!」
ミサキ「チッ! まだジャックカードを残してやがったか!」
|゚ノ ^∀^)「ドラゴエクィテスでダイレクトアタック! これは痛いかも!」
ミサキ LP4300→1100
ミサキ「がはっ!? ぐうううぅぅぅ!! くはっ、はあ、はあ…………」
|゚ノ ^∀^)「これで私のターンエンドかな!」
ミサキ「はあ、はあ……! 俺のターンドロー! 負けられねぇ、負けられねぇんだよっ!!」
ミサキ(だが、現状にドラゴエクィテスを破る手段はない……!)
ミサキ「ならば魔法カード、貪欲な壺だ! 墓地のキングオブビースト、ビーストライカー、モジャ、タングリスニ、グルファクシをデッキに戻して二枚ドロー! ……モンスターを守備で召喚し、一枚伏せてターンエンド!」
|゚ノ ^∀^)「私のターン、ドロー! 伏せカードも気になるけど……ドラゴエクィテスで守備モンスターにアタックかな!」
ミサキ「モンスターは巨大ネズミだ! 戦闘破壊されたことにより、デッキから極星獣タングリスニを特殊召喚!」
|゚ノ ^∀^)「確かその極星獣は破壊されたときトークンを二体出せるんだっけ。守りを固められたかな」
ミサキ「守る気なんざさらさらねぇ! 更に手札の『極星獣タングニョースト』の効果発動! このカードは自分のモンスターが戦闘破壊されたとき特殊召喚できる。守備表示で特殊召喚!」
|゚ノ ^∀^)「これはちょっとまずいかな。なら一枚伏せてターンエンド!」
ミサキ「俺のターンドロー! タングニョーストを攻撃表示に変更する。タングニョーストの第二の効果発動! こいつが守備から攻撃に変更されたとき、デッキから極星獣一体を守備表示で特殊召喚できる! 召喚するのは極星獣グルファクシ!」
|゚ノ ^∀^)「場に三体の極星獣、星の合計は10……! 来るのは切り札のトールかな!!」
|゚ノ ^∀^)(トールならこれで!)
ミサキ「トールが切り札だぁ? ハハハ、お前なにか勘違いしてるぜ!」
|゚ノ ^∀^)「えっ?」
ミサキ「俺の本当の切り札は……常にこいつだっ! 場の三体をリリースする! 目覚めろ神獣の王よ! 眼前の敵を全て吹き飛ばせぇぇぇ! 『神獣王 バルバロス』アドバンス召喚!!」
神獣王「ぶっ飛ばしてやるっ!!」
ミサキ「神獣王が三体リリースで召喚されたとき、相手フィールド上のカードを全て破壊する!」
|゚ノ;^∀^)「うっ、ドラゴエクィテスと伏せカードの次元幽閉が破壊されたかも。……でも、まだ勝負が決まったわけじゃ!」
ミサキ「残念ながらもう決まってんだ、こいつが手札に来た時点でな。永続罠、血の代償を発動! ライフを支払い、再度召喚権を得る!」
ミサキ LP1100→600
ミサキ「いくぜ、相棒! 神獣王をリリースする! この力、強大過ぎるぜ……偉大なる獣の力、今ここに!! 『偉大魔獣ガーゼット』アドバンス召喚!!
偉大魔獣「我に触れれば消え去るのみ!!」
ミサキ「偉大魔獣の攻撃力はリリースしたモンスターの攻撃力×2になる。すなわち6000!!」
|゚ノ;^∀^)「6000!?」
ミサキ「塵一つ残さず消滅させてやる。偉大魔獣でダイレクトアタック! これで終わりだああああああああぁぁぁ!!」
偉大魔獣「我が道は一つ、全てを滅すること!!」
|゚ノ;^∀^) LP4750→0
|゚ノ ^∀^)「負けた、かも……」
ミサキ「な、なんだ!? お前、身体が……!」
|゚ノ ^∀^)「私は……試作型だから……力を、使い果たすと…………」
ミサキ「勝ち続けなければ死、か。……チッ、結局はこいつも使い捨てってわけか!」
|゚ノ ^∀^)「使い……捨てでも……私の命は……私の…………」
ミサキ「……そうだよな。生まれてすぐに死のうが、お前の人生は確かに存在した。命を賭けて闘った俺がそれを覚えておいてやるよ」
ミサキ「おっと、そういえばクーはどうなった!」
川6゚ -゚)「対オリジナル戦敗北。戦闘不能…………」
グシャ!
川 ゚ -゚)「すまないな、妹達よ。私は化物だから、アキラのように優しい姉としては振る舞えん!」
川5゚ -゚)「対オリジナル戦敗北。戦闘不能…………」
ザスッ!
川 ゚ -゚)「お前達にしてやれることといえば、殺してやることぐらいだ!」
川4゚ -゚)「対オリジナル戦敗北。戦闘不能…………」
ザシュッ!
川 ゚ -゚)「だからいくらでも来い。今日の私は疲れを知らん!」
川3゚ -゚)「対オリジナル戦敗北。戦闘不能…………」
ドスッ!
川 ゚ -゚)「そして願わくば!」
川2゚ -゚)「対オリジナル戦敗北。戦闘不能…………」
グシャア!
川 ゚ -゚)「皆、せめて安らかに眠れますように!」
川1゚ -゚)「…………」
ドシュッ!
川1゚ -゚)「……ありが……と……おね……ちゃん…………」
川 ゚ -゚)「……ゆっくりとおやすみ。次に目を覚ますときは、優しいお母さんとお父さんの元に生まれるのだぞ」
( #∀゚)「ひひひひ! ひはははははははは! 凄く、凄い、凄すぎるぞ化物!! あいつらはお前以上のスペックで造られたというのに!!」
川 ゚ -゚)「お前が生きていてくれて本当によかったよ」
( #∀゚)「ひひ?」
川 ゚ -゚)「一回殺しただけじゃ殺し足りなかったんだ。だから……! 十回砕き! 百回切り刻み! 千回すり潰して! 万回殺してやるっ!!」
( #∀゚)「あーん? まさか機械強化されたこの俺を、あいつらと同程度だと思ってるんじゃないだろうな? ひひっ! いいだろう、俺の力を見るがいい! はあああああ!!」
川 ゚ -゚)「…………」
( #∀゚)「ビビって声も出ないか! だが俺の真の力はこの程度でげぶあああああ!!」
ドゴォォォッ!
川 ゚ -゚)「うるさいんだよ、お前。やっぱ万回殺さなくてもいいや……きっちり一回死ね!」
( #∀゚)「ひ……ひひ…………………………」
川 ゚ ー゚)「ククク、ハハハハハハハハハ! さすがに頭部を刎ねられれば、二度はないだろう? クックックッ……今度こそさよならだ、私の過去よ」
ミサキ「どうやら、そっちも片付いたみたいだな」
川 ゚ -゚)「ああ、今からでもアキラ達を追おう!」
o川*゚ー゚)o「待って!」
川 ゚ -゚)「そうか、まだ敵がいたのだったな。それもいつぞやは世話になったやつが!」
o川*゚ー゚)o「ボクを助けてくれたんだよね……?」
川 ゚ -゚)「私はやつが気に入らなかっただけだ。べつに貴様を助けてなど――」
o川*゚ー゚)o「お姉ちゃん大好きー!」
川;゚ -゚)「わっ、なんだ! よせ、抱き付くな!」
o川*゚ー゚)o「お姉ちゃん、ボクのこと助けてくれてありがとう!」
川;゚ -゚)「わ、私はお前のお姉ちゃんではない! 私に妹はもうおらん!」
o川*゚ー゚)o「細かいことは気にしない気にしない」
ミサキ「やれやれ、なんか異様に懐かれてんな」
川;゚ -゚)「ミサキー! こいつをなんとかしてくれ!」
ミサキ「昔からいってるが、俺はガキにはかなわん」
o川*゚ー゚)o「お姉ちゃん大好きっ!」
川;゚ -゚)「私はお前の姉などではないというにーーー!!」
第二十一話 完
このページへのコメント
トリシュは奈落で除外されてるんじゃないか?
スレにて読んだけど、良い話だった
クーは優しいお姉さんだったよと、伝えてあげたい
後レモナがなんか悲しかった
とにかくGJを送りたい