最終更新:ID:dRiOZd0fNw 2010年08月01日(日) 17:50:29履歴
前回のあらすじ
ついに敵陣に乗り込むテン一同。
中央通路を進んだテンは宿敵・荒巻スカルチノフを打ち倒した。しかし彼が先に進むにはブーンとドクオの勝利も不可欠だと分かる。
〜右側通路〜
( ・▼・)「ハーイ!待ってたよ。ブーン!」
( ^ω^)「僕の相手はやっぱりお前かお」
( ・▼・)「そういうことだね。また遊べると思うとワクワクするけど―」
( ・▼・)「主の復活は邪魔させない。だから君にはここでリタイアしてもらうんだ」
(#^ω^)「ヘッ、笑わせやがるお。さっさと構えるお!」
( ・▼・)「そうこなくっちゃ!準備は出来てる」
( ^ω^)「デュエル!!!」( ・▼・)
( ・▼・)「先攻は僕からだ。ドロー」
( ・▼・)「うーん。モンスターとリバースカードをセットしようかな」
( ・▼・)「それからフィールド魔法、スパイダー・ウェブを発動するよ!」
<スパイダー・ウェブ>
フィールド魔法
モンスターが攻撃宣言をした場合、
そのモンスターはダメージステップ終了時に守備表示になり、
そのモンスターのコントローラーから見て
次の自分のターンのエンドフェイズ時まで表示形式を変更する事ができない。
( ・▼・)「改めて言うよ、ブーン。ようこそ僕の家へ!楽しい食事になるといいな」
(;^ω^)「大きな蜘蛛の巣が食卓とはずいぶん悪趣味な話だお…」
( ・▼・)「これで僕のターンはおしまいだ」
( ^ω^)「なら僕のターンだお。ドロー!」
( ^ω^)「僕は巨人ゴーグルを召喚!」
巨人ゴーグル
ATK1500
( ^ω^)「怯えてたって何にもできないお!」
( ^ω^)「ゴーグルでセットモンスターに攻撃だお」
巨人ゴーグル(ATK1500) vs レベル・スティーラー(DEF0)
( ・▼・)「戦闘で破壊されたモンスターはレベル・スティーラーだ」
<レベル・スティーラー>
効果モンスター
星1/闇属性/昆虫族/攻 600/守 0
このカードが墓地に存在する場合、自分フィールド上に表側表示で存在する
レベル5以上のモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターのレベルを1つ下げ、このカードを墓地から特殊召喚する。
このカードはアドバンス召喚以外のためにはリリースできない。
( ^ω^)(とりあえずなんともなさそうだお。これなら安全なはz―)
( ・▼・)ニヤニヤ
( ^ω^)「ハッ!しまった、ここは蜘蛛の巣…!」
( ・▼・)「そう、逃げ場なんてないさ。ダメージステップ終了時にスパイダー・ウェブの効果が発動!」
巨人ゴーグル
ATK1500→DEF500
( ・▼・)「確実に獲物は絡めとる。逃がさないよ、ブーン…」
(;^ω^)「リバースカードを二枚セットしてターンエンドするお」
Turn1
( ・▼・)LP:4000 手札:3
◆ スパイダー・ウェブ
■□□□□ 魔・罠 セットカード
□□□□□ モ
F□□□□ モ F:ゴーグル
■■□□□ 魔・罠 セットカード
( ^ω^)LP:4000 手札:3
( ・▼・)「さー楽しくなってきたぞ。僕のターン!」
( ・▼・)「まずはグランド・スパイダーを召喚だー」
<グランド・スパイダー>
効果モンスター
星4/地属性/昆虫族/攻 0/守1500
このカードが自分フィールド上に表側守備表示で存在する場合に
相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した時、
そのモンスターを守備表示にする事ができる。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
(;^ω^)「攻撃力ゼロのモンスターを攻撃表示かお!?」
( ・▼・)「本当のショーはこれからさ。魔法カード、孵化!」
( ・▼・)「君に対する理解を深めたいと思って僕もあれを使うことにしたんだ」
(?^ω^)「何が言いたいんだお」
( ・▼・)「君の持つ力、『デュアル』をね!ヴァリュアブル・アーマーを特殊召喚するよ」
<ヴァリュアブル・アーマー>
デュアルモンスター
星5/地属性/昆虫族/攻2350/守1000
このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、
通常モンスターとして扱う。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚する事で、
このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●このカードは相手フィールド上の全てのモンスターを1度ずつ攻撃をする事ができる。
( ^ω^)「なん…だと…」
( ・▼・)「驚いた?サプライズゲストって奴さ」
( ・▼・)「続けて罠カード、ギブ&テイクを発動」
<ギブ&(アンド)テイク>
通常罠
自分の墓地に存在するモンスター1体を
相手フィールド上に守備表示で特殊召喚し、
そのレベルの数だけ自分フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体のレベルをエンドフェイズ時まで上げる。
( ・▼・)「僕の墓地に存在するレベル・スティーラーを君のフィールドに特殊召喚し―」
( ・▼・)「僕のヴァリュアブルのレベルを1あげるよ」
ヴァリュアブル・アーマー
☆5→☆6
( ^ω^)(一見、デメリット効果しかないように見えるお)
(;^ω^)(でもこれは間違いなく次への布石だお。何がくるんだお)
( ・▼・)「顔に出てるよ、ブーン?君の期待にこたえてあげようか」
( ・▼・)「君の場に存在する守備表示モンスター二体を墓地へ送る!」
( ・▼・)「さあ、ひと暴れといこうかな。マザー・スパイダーを特殊召喚!!」
<マザー・スパイダー>
効果モンスター
星6/闇属性/昆虫族/攻2300/守1200
自分の墓地に存在するモンスターが昆虫族のみの場合、
このカードは相手フィールド上に表側守備表示で存在するモンスター2体を墓地へ送り、
手札から特殊召喚する事ができる。
( ・▼・)「そして墓地に存在するレベル・スティーラーの効果を使うよ」
( ・▼・)「ヴァリュアブル・アーマーを指定してそのレベルを盗み、特殊召喚!」
ヴァリュアブル・アーマー
☆6→☆5
レベル・スティーラー
ATK600
( ・▼・)「これでお終いかな?スパイダー、ヴァリュアブル、スティーラーでダイレクトアタック!」
( ^ω^)「そんな訳にはいかんお!リバースカードオープン、正当なる血統!」
( ^ω^)「ゴーグルを僕の場に蘇生するお」
巨人ゴーグル
ATK1500
( ・▼・)「でも攻撃はとまらないよ。喰らい尽くせ!」
( ^ω^)「ところがどっこい、さらに罠カードだお。ジャスティ・ブレイク発動だお!」
( ・▼・)「でも僕のヴァリュアブル・アーマーは破壊されない。攻撃を続行するよ!」
ヴァリュアブル・アーマー(ATK2350) vs 巨人ゴーグル(ATK1500)
( ^ω^)LP:4000→3150
( ^ω^)「グッ…」
( ^ω^)(一応、僕の思い描いたとおりジャスティ・ブレイクの発動にはこぎつけたお…)
( ・▼・)「へぇー、やっぱりいいなぁ。デュアル」
(;^ω^)(でも相手がデュアルを使ってくるなんて想定外だお)
( ・▼・)「バトルが終わったことでヴァリュアブルは守備表示になる」
ヴァリアブル・アーマー
ATK2350→DEF1000
( ・▼・)「メインフェイズ2に再びレベルスティーラーの効果を発動!」
ヴァリュアブル・アーマー
☆5→☆4
レベル・スティーラー
DEF0
( ・▼・)「さらにカードを一枚伏せてターンエンドするね」
( ^ω^)「ペースは握られたけどやるっきゃないお!ドロー!」
( ^ω^)「よし、UFOタートルを召喚だお」
UFOタートル
ATK1400
( ^ω^)「バトルに入るお!タートルでヴァリュアブルを攻撃するんだお」
( ・▼・)「駄目駄目、許可できないなぁ。罠カード、ライヤー・ワイヤー!」
( ・▼・)「マザー・スパイダーを除外してタートルは破壊するよ」
( ^ω^)「ふっ、読んでいたお!すかさずメインフェイズ2に移行だお」
( ^ω^)「魔法カード、二重召喚を発動するお」
( ^ω^)「このマジックの効果で僕は手札からシュバリエを召喚!」
エヴォルテクター シュバリエ
ATK1900
( ^ω^)「さらに手札の最後のカード、スーペルヴィスを装備することでデュアルモードだお」
( ^ω^)「シュバリエの効果でスーペルを墓地へ送るお。今度こそヴァリュアブルを破壊してやるお!」
( ・▼・)「へぇ、やるじゃん」
( ^ω^)「まだだお!スーペルが墓地へ落ちたことで僕の墓地からゴーグルも蘇生するお」
巨人ゴーグル
ATK1500
( ^ω^)「どや?ターンエンドだお」
Turn2
( ・▼・)LP:4000 手札:0
◆ スパイダー・ウェブ
□□□□□ 魔・罠
A□□□□ モ A:スティーラー
FG□□□ モ F:シュバリエ G:ゴーグル
□□□□□ 魔・罠
( ^ω^)LP:3150 手札:0
( ・▼・)「さすがはブーンだ。まだまだ楽しめそうだね。ドロー」
( ・▼・)「僕はモンスターをセットしてターンエンドするよ」
( ^ω^)「チャンスktkr、押し切るお。ドロー!」
( ^ω^)「ゴーグルでスティーラーを攻撃するお」
巨人ゴーグル(ATK1500) vs レベル・スティーラー(DEF0)
(*^ω^)(これはいけるお)
(*^ω^)「次はシュバリエで攻撃だお!」
( ・▼・)ニヤ
エヴォルテクター シュバリエ(ATK1900) vs 共鳴虫(DEF1300)
( ・▼・)「以前君は僕に言ったよね。慢心が負けを招いた、って」
( ・▼・)「その言葉、そのまま君に返すよ。共鳴虫の効果を再び発動させる」
( ・▼・)「僕はサクリファイス・スパイダーを特殊召喚!」
<サクリファイス・スパイダー>
効果モンスター
星2/地属性/昆虫族/攻 300/守 500
自分の墓地に昆虫族モンスターが4体以上存在する場合
このカードをリリースして発動する。
相手フィールド上に表側守備表示で存在する
モンスターを全て破壊する。
( ・▼・)ニヤリ「みーんな蜘蛛の巣に絡めとられて守備表示だねぇ」
巨人ゴーグル
ATK1500→DEF500
エヴォルテクター シュバリエ
ATK1900→DEF900
(;^ω^)(優勢に目がくらんでやらかしちまったお…)
(;^ω^)「リバースカードをセットしてターンエンド、だお…」
Turn3
( ・▼・)LP:4000 手札:0
◆ スパイダー・ウェブ
□□□□□ 魔・罠
A□□□□ モ A:サクリファイス・スパイダー
FGH□□ モ F:シュバリエ G:ゴーグル
■□□□□ 魔・罠 セットカード
( ^ω^)LP:3150 手札:0
( ・▼・)「僕のターン、ドロー」
( ・▼・)「まずはサクリファイス・スパイダーの効果で君の場のモンスターは全破壊するよ」
(;^ω^)「う…」
( ・▼・)「君は運がいいなぁ。引いたカードはモンスターじゃない。リバースカードを追加してターンエンドだ」
( ・▼・)(確かに君は運はいい。『あの子』と会えるんだからね。そう、僕の次のドローは…)
(;^ω^)「なんとか直接攻撃は避けられたお、ここでいいカードを引きたいところだお…」
(;^ω^)「ドロォー!」
(!^ω^)「モンスター、引けたお!カードガンナーを召喚するお」
<カードガンナー>
効果モンスター(制限カード)
星3/地属性/機械族/攻 400/守 400
1ターンに1度、自分のデッキの上からカードを3枚まで墓地へ送って発動する。
このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで、
墓地へ送ったカードの枚数×500ポイントアップする。
また、自分フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。
( ^ω^)「勿論効果を行使するお。デッキトップを三枚墓地へ送って攻撃力を上昇!」
墓地へ落ちたカード
【コマンド・ナイト】【神剣−フェニックスブレード】【フェニックス・ギア・フリード】
カード・ガンナー
ATK400→1900
(#^ω^)「うぉー、がら空きの場にダイレクトアタックだお」
カード・ガンナー(ATK1900)→( ・▼・)
( ・▼・)LP:4000→2100
( ・▼・)「相変わらずえげつない一撃だなあ。ククク…」
( ^ω^)「ガンナーは守備表示になるお」
( ・▼・)「それじゃあ今使うべきだね。速攻魔法、終焉の焔!」
( ・▼・)「二体の黒焔トークンを特殊召喚だ」
黒焔トークン
DEF0
(;^ω^)(すごく嫌な感じがするお。でも僕のできることはエンド宣言だけだお)
( ^ω^)「ターンエンドするお」
Turn4
( ・▼・)LP:2100 手札:0
◆ スパイダー・ウェブ
□□□□□ 魔・罠
AB□□□ モ A:トークン B:トークン
F□□□□ モ F:ガンナー
■□□□□ 魔・罠 セットカード
( ^ω^)LP:3150 手札:0
( ・▼・)「終幕は近いよ、ブーン!ドロー」
( ・▼・)「二体のトークンを僕はリリース!君をしとめるのは僕の闇の精霊―」
( ・▼・)「地縛神 Uru!!!!」
<地縛神(じばくしん) Uru(ウル)>
星10/闇属性/昆虫族/攻3000/守3000
???
(;^ω^)「な、なんだお、こいつ!場にいるだけで体の力が抜けるお」
( ・▼・)「Uruは周囲に存在する生命力を吸い尽くすのさ。常人ならこの子が召喚された時点で死んでるね」
( ・▼・)「その点君は評価出来るよ。でもこの圧倒的な力の前で君は何も出来やしない」
( ^ω^)「そんなことないお!」
( ・▼・)「本当にそう思う?大体、何故君は戦っているんだい?世界は、人はどうせ滅ぶ」
( ^ω^)「滅びなんてしないお。いや、絶対に食い止めて見せるお!」
( ・▼・)「そう…。聞き分けが悪くてちょっと残念だなぁ」
( ・▼・)「墓地のレベル・スティーラーを蘇生!Uruのレベルを1下げるよ」
地縛神 Uru
☆10→☆9
レベル・スティーラー
ATK600
( ・▼・)「Uru!ブーンへダイレクトアタック!」
( ^ω^)「なに言ってるんだお。僕の場にはカードガンナーがいるお!」
( ・▼・)「あー、それは無駄さあ。Uruは土地を支配する神だからね。そんなモンスターじゃ壁にはならないよ」
効果モンスター
星10/闇属性/昆虫族/攻3000/守3000
「地縛神」と名のついたモンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
フィールド上に表側表示でフィールド魔法カードが存在しない場合このカードを破壊する。
相手はこのカードを攻撃対象に選択する事はできない。
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
1ターンに1度、このカード以外の自分フィールド上に存在する
モンスター1体をリリースする事で、相手フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択し、このターンのエンドフェイズ時までコントロールを得る。
( ^ω^)「なん…だと…」
( ・▼・)「やれ、Uru」
(;^ω^)「ぬぅ、そのダメージは受けられないお。罠カード、ガード・ブロック発動だお」
( ^ω^)「戦闘ダメージをゼロにして一枚ドローするお」
( ・▼・)「じゃあスティーラーでガンナーを潰しておこうか」
レベル・スティーラー(ATK600) vs カードガンナー(DEF400)
( ^ω^)「ガンナーが破壊されたことでカードをドローするお」
( ・▼・)「攻撃をしたモンスターは守備表示なっちゃうけどUruは攻撃対象に出来ない」
( ・▼・)「さらにレベル・スティーラーだって自己蘇生能力を持っている」
( ・▼・)「まさに磐石だね。恐怖に怯えて敗北するのを待つしかないのさ」
( ・▼・)「さ、君のターンだ。ドローしてね」
( ^ω^)(地縛神唯一の弱点であるフィールド魔法の破壊。これさえ出来れば…)
(;^ω^)(僕のデッキでフィールドを単純に割れるのはツイスターぐらいかお?今引ければ…)
( ^ω^)「ドローするお」
( ^ω^)⊃【思い出のブランコ】
(;^ω^)「こいつぁヤバイお。ターンエンドだお」
Turn5
( ・▼・)LP:2100 手札:0
◆ スパイダー・ウェブ
□□□□□ 魔・罠
AB□□□ モ A:Uru B:スティーラー
□□□□□ モ
□□□□□ 魔・罠 セットカード
( ^ω^)LP:3150 手札:3
( ・▼・)「お望みのカードは引けなかったみたいだね。僕のターン。ドロー」
( ・▼・)「調度いいカードが来たよ。魔法カード、フィールドバリア発動!」
<フィールドバリア>
永続魔法
フィールド魔法カードを破壊する事はできない。
また、フィールド魔法カードを発動する事はできない。
「フィールドバリア」は、自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。
( ・▼・)「これで地縛神唯一の弱点、フィールドの破壊は不可能になったね」
(;^ω^)(アウアウ…)
( ・▼・)「さあ次のターンでおしまいだ、ブーン。ターンエンドするよ」
(;^ω^)「僕の、ターン…!」
( -ω-)(僕は信じる。このデッキを。そして僕自身を!)
( ^ω^)「ドロー!」
⊃【???】
Σ( ^ω^)(このカードは!)
( -ω-)(お前も僕と一緒に戦ってくれるのかお…!)
( -ω-)「ターンエンドするお。来いお、闇の精霊。真っ向から立ち向かってやるお」
Turn6
( ・▼・)LP:2100 手札:0
◆ スパイダー・ウェブ
□□□□□ 魔・罠
AB□□□ モ A:Uru B:スティーラー
□□□□□ モ
□□□□□ 魔・罠 セットカード
( ^ω^)LP:3150 手札:4
( ・▼・)「へぇ、ずいぶんと余裕みたいだけど僕にブラフは通用しないよ」
( ^ω^)「なら、やってみればいいお」
( ・▼・)「気に入らないな、ブーン。君のそういうところは。Uruを攻撃表示に変更」
( ・▼・)「行け、Uru!ブーンを喰らい尽くせ!」
( ・▼・)「ライフは残ろうとこの攻撃に君の精神は耐えることなんて出来はしない。終わりなんだよ!」
地縛神 Uru(ATK3000)→( ^ω^)
( ^ω^)LP:3150→150
( ω )「…」
( ・▼・)「あははは!僕の勝ちだ」
( ω )「…お。…ぉ」
( ・▼・)「ん?」
( ω )「終わってないお…。まだだおぉ…!!!」
( ω )「僕の場にカードが存在しておらず、尚且つ戦闘ダメージを受けたこの瞬間―」
( `( ω )「冥府の扉が開かれるお!」
( `ω( ^ω^)「現れるお、冥府の使者ゴーズ!!!」
冥府の使者ゴーズ
ATK2700
( ^ω^)「さらにこのとき、ゴーズの効果により受けたダメージと同じ攻守を持ったカイエントークンも特殊召喚するお」
冥府の使者カイエン
ATK3000
( ・▼・)「驚いたよ。まさか君がこの攻撃まで耐えるとはね」
( ^ω^)「僕一人ならとっくの昔にやられていたお。でも僕にはともに戦う仲間がいるお」
( α_α)('A`)
( ^ω^)「帰りを待ってくれてる人だっているお」
( ´∀`)( ФωФ)(´・ω・`)
( ^ω^)「そして最後まで僕は自分に対して絶望しない、自分を信じられる勇気があったからこそ立っていられるんだお」
( `ω´)
( ・▼・)「…」
( ^ω^)「もうお前の出来ることは無いはずだお。僕のターン、ドロー!!!」
( ^ω^)「魔法カード、思い出のブランコを使うお!蘇生対象は勿論フェニックス・ギア・フリード!」
フェニックス・ギア・フリード
ATK2800
( ^ω^)「試練を超えた僕に与えられた力、それは勇気だお。永続魔法、勇気の旗印を発動するお」
<勇気(ゆうき)の旗印(はたじるし)>
永続魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターは、
自分のバトルフェイズ中のみ攻撃力が200ポイントアップする。
ブーンの手からおかれたそのカードはあたり一面を真紅の光に染め上げる。
( ・▼・)「ここに来ても僕の邪魔をしようというのか。古の勇者の力はッ…!」
( ・▼・)「でもどんな力があろうと僕のUruには触ることさえできはしない!人は無力だ」
(#^ω^)「だったらその効果ごと封じてやるお。速攻魔法、禁じられた聖杯!」
<禁(きん)じられた聖杯(せいはい)>
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は
400ポイントアップし、効果は無効化される。
(;・▼・)「…」
( ^ω^)「Uruの攻撃力は上昇するけど守備表示である今、関係ないお」
( ^ω^)「この因縁に決着をつけるお!バトル!」
バトルフェイズに移行したことで勇気の旗印は一際強い光を発する。
フェニックス・ギア・フリード
ATK2800→3000
冥府の使者ゴーズ
ATK2700→2900
冥府の使者カイエン
ATK3000→3200
( ^ω^)「カイエンでUruへ攻撃!!」
冥府の使者カイエン(ATK3200) vs 地縛神 Uru(DEF3000)
( ^ω^)「Uru突破ァーッ!」
( ・▼・)「僕の、僕の地縛神が…!!!」
( ^ω^)「フェニギアとゴーズの攻撃がまだ終わってないお!ゴーズでスティーラーを攻撃だお!」
冥府の使者ゴーズ(ATK2900) vs レベル・スティーラー(DEF0)
( ・▼・)「うがぁあぁあっぁ!」
( ^ω^)「止めだお!フェニックス・エクスプロージョン!」
フェニックス・ギア・フリード(ATK3000)→( ・▼・)
( ・▼・)LP:2100→0
( ・▼「うぐがぁばぁぁ!ブーン!よくも…、よくもやってくれたな…」
( 「だが主の復活はもうとめられない。覚悟しておくんだね」
(「絶望はすぐそこさ…。君だって生かしては返さない。道連れにしてやるッ」
( ^ω^)「おおおおぉ!?」
ブーンを引き込もうと黒い靄が彼に迫る。
(;^ω^)「くそっ、こっちくんなお!」
(;^ω(もう駄目だお。僕も他の皆のように連れてかれるみたいだお)
(;^(テン、後はお前次第だお。必ず、あいつらを倒すんだお)
靄が晴れたとき、そこにはもう誰もいなかった。
第二十三話・完 次回に続く
【今日の最強カード】
<勇気(ゆうき)の旗印(はたじるし)>
永続魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターは、
自分のバトルフェイズ中のみ攻撃力が200ポイントアップする。
( ^ω^)「試練突破でもらったカードがこの勇気の旗印だお」
( ^ω^)「見てもらったとおり効果自体はかなりしょっぱいお。でも言いたいことがあるお!」
m9( ^ω^)キリッ「勇気は世界を救うお!」
( ^ω^)「……」
(;^ω^)「…以上だお」
ついに敵陣に乗り込むテン一同。
中央通路を進んだテンは宿敵・荒巻スカルチノフを打ち倒した。しかし彼が先に進むにはブーンとドクオの勝利も不可欠だと分かる。
〜右側通路〜
( ・▼・)「ハーイ!待ってたよ。ブーン!」
( ^ω^)「僕の相手はやっぱりお前かお」
( ・▼・)「そういうことだね。また遊べると思うとワクワクするけど―」
( ・▼・)「主の復活は邪魔させない。だから君にはここでリタイアしてもらうんだ」
(#^ω^)「ヘッ、笑わせやがるお。さっさと構えるお!」
( ・▼・)「そうこなくっちゃ!準備は出来てる」
( ^ω^)「デュエル!!!」( ・▼・)
( ・▼・)「先攻は僕からだ。ドロー」
( ・▼・)「うーん。モンスターとリバースカードをセットしようかな」
( ・▼・)「それからフィールド魔法、スパイダー・ウェブを発動するよ!」
<スパイダー・ウェブ>
フィールド魔法
モンスターが攻撃宣言をした場合、
そのモンスターはダメージステップ終了時に守備表示になり、
そのモンスターのコントローラーから見て
次の自分のターンのエンドフェイズ時まで表示形式を変更する事ができない。
( ・▼・)「改めて言うよ、ブーン。ようこそ僕の家へ!楽しい食事になるといいな」
(;^ω^)「大きな蜘蛛の巣が食卓とはずいぶん悪趣味な話だお…」
( ・▼・)「これで僕のターンはおしまいだ」
( ^ω^)「なら僕のターンだお。ドロー!」
( ^ω^)「僕は巨人ゴーグルを召喚!」
巨人ゴーグル
ATK1500
( ^ω^)「怯えてたって何にもできないお!」
( ^ω^)「ゴーグルでセットモンスターに攻撃だお」
巨人ゴーグル(ATK1500) vs レベル・スティーラー(DEF0)
( ・▼・)「戦闘で破壊されたモンスターはレベル・スティーラーだ」
<レベル・スティーラー>
効果モンスター
星1/闇属性/昆虫族/攻 600/守 0
このカードが墓地に存在する場合、自分フィールド上に表側表示で存在する
レベル5以上のモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターのレベルを1つ下げ、このカードを墓地から特殊召喚する。
このカードはアドバンス召喚以外のためにはリリースできない。
( ^ω^)(とりあえずなんともなさそうだお。これなら安全なはz―)
( ・▼・)ニヤニヤ
( ^ω^)「ハッ!しまった、ここは蜘蛛の巣…!」
( ・▼・)「そう、逃げ場なんてないさ。ダメージステップ終了時にスパイダー・ウェブの効果が発動!」
巨人ゴーグル
ATK1500→DEF500
( ・▼・)「確実に獲物は絡めとる。逃がさないよ、ブーン…」
(;^ω^)「リバースカードを二枚セットしてターンエンドするお」
Turn1
( ・▼・)LP:4000 手札:3
◆ スパイダー・ウェブ
■□□□□ 魔・罠 セットカード
□□□□□ モ
F□□□□ モ F:ゴーグル
■■□□□ 魔・罠 セットカード
( ^ω^)LP:4000 手札:3
( ・▼・)「さー楽しくなってきたぞ。僕のターン!」
( ・▼・)「まずはグランド・スパイダーを召喚だー」
<グランド・スパイダー>
効果モンスター
星4/地属性/昆虫族/攻 0/守1500
このカードが自分フィールド上に表側守備表示で存在する場合に
相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した時、
そのモンスターを守備表示にする事ができる。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
(;^ω^)「攻撃力ゼロのモンスターを攻撃表示かお!?」
( ・▼・)「本当のショーはこれからさ。魔法カード、孵化!」
( ・▼・)「君に対する理解を深めたいと思って僕もあれを使うことにしたんだ」
(?^ω^)「何が言いたいんだお」
( ・▼・)「君の持つ力、『デュアル』をね!ヴァリュアブル・アーマーを特殊召喚するよ」
<ヴァリュアブル・アーマー>
デュアルモンスター
星5/地属性/昆虫族/攻2350/守1000
このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、
通常モンスターとして扱う。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚する事で、
このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●このカードは相手フィールド上の全てのモンスターを1度ずつ攻撃をする事ができる。
( ^ω^)「なん…だと…」
( ・▼・)「驚いた?サプライズゲストって奴さ」
( ・▼・)「続けて罠カード、ギブ&テイクを発動」
<ギブ&(アンド)テイク>
通常罠
自分の墓地に存在するモンスター1体を
相手フィールド上に守備表示で特殊召喚し、
そのレベルの数だけ自分フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体のレベルをエンドフェイズ時まで上げる。
( ・▼・)「僕の墓地に存在するレベル・スティーラーを君のフィールドに特殊召喚し―」
( ・▼・)「僕のヴァリュアブルのレベルを1あげるよ」
ヴァリュアブル・アーマー
☆5→☆6
( ^ω^)(一見、デメリット効果しかないように見えるお)
(;^ω^)(でもこれは間違いなく次への布石だお。何がくるんだお)
( ・▼・)「顔に出てるよ、ブーン?君の期待にこたえてあげようか」
( ・▼・)「君の場に存在する守備表示モンスター二体を墓地へ送る!」
( ・▼・)「さあ、ひと暴れといこうかな。マザー・スパイダーを特殊召喚!!」
<マザー・スパイダー>
効果モンスター
星6/闇属性/昆虫族/攻2300/守1200
自分の墓地に存在するモンスターが昆虫族のみの場合、
このカードは相手フィールド上に表側守備表示で存在するモンスター2体を墓地へ送り、
手札から特殊召喚する事ができる。
( ・▼・)「そして墓地に存在するレベル・スティーラーの効果を使うよ」
( ・▼・)「ヴァリュアブル・アーマーを指定してそのレベルを盗み、特殊召喚!」
ヴァリュアブル・アーマー
☆6→☆5
レベル・スティーラー
ATK600
( ・▼・)「これでお終いかな?スパイダー、ヴァリュアブル、スティーラーでダイレクトアタック!」
( ^ω^)「そんな訳にはいかんお!リバースカードオープン、正当なる血統!」
( ^ω^)「ゴーグルを僕の場に蘇生するお」
巨人ゴーグル
ATK1500
( ・▼・)「でも攻撃はとまらないよ。喰らい尽くせ!」
( ^ω^)「ところがどっこい、さらに罠カードだお。ジャスティ・ブレイク発動だお!」
( ・▼・)「でも僕のヴァリュアブル・アーマーは破壊されない。攻撃を続行するよ!」
ヴァリュアブル・アーマー(ATK2350) vs 巨人ゴーグル(ATK1500)
( ^ω^)LP:4000→3150
( ^ω^)「グッ…」
( ^ω^)(一応、僕の思い描いたとおりジャスティ・ブレイクの発動にはこぎつけたお…)
( ・▼・)「へぇー、やっぱりいいなぁ。デュアル」
(;^ω^)(でも相手がデュアルを使ってくるなんて想定外だお)
( ・▼・)「バトルが終わったことでヴァリュアブルは守備表示になる」
ヴァリアブル・アーマー
ATK2350→DEF1000
( ・▼・)「メインフェイズ2に再びレベルスティーラーの効果を発動!」
ヴァリュアブル・アーマー
☆5→☆4
レベル・スティーラー
DEF0
( ・▼・)「さらにカードを一枚伏せてターンエンドするね」
( ^ω^)「ペースは握られたけどやるっきゃないお!ドロー!」
( ^ω^)「よし、UFOタートルを召喚だお」
UFOタートル
ATK1400
( ^ω^)「バトルに入るお!タートルでヴァリュアブルを攻撃するんだお」
( ・▼・)「駄目駄目、許可できないなぁ。罠カード、ライヤー・ワイヤー!」
( ・▼・)「マザー・スパイダーを除外してタートルは破壊するよ」
( ^ω^)「ふっ、読んでいたお!すかさずメインフェイズ2に移行だお」
( ^ω^)「魔法カード、二重召喚を発動するお」
( ^ω^)「このマジックの効果で僕は手札からシュバリエを召喚!」
エヴォルテクター シュバリエ
ATK1900
( ^ω^)「さらに手札の最後のカード、スーペルヴィスを装備することでデュアルモードだお」
( ^ω^)「シュバリエの効果でスーペルを墓地へ送るお。今度こそヴァリュアブルを破壊してやるお!」
( ・▼・)「へぇ、やるじゃん」
( ^ω^)「まだだお!スーペルが墓地へ落ちたことで僕の墓地からゴーグルも蘇生するお」
巨人ゴーグル
ATK1500
( ^ω^)「どや?ターンエンドだお」
Turn2
( ・▼・)LP:4000 手札:0
◆ スパイダー・ウェブ
□□□□□ 魔・罠
A□□□□ モ A:スティーラー
FG□□□ モ F:シュバリエ G:ゴーグル
□□□□□ 魔・罠
( ^ω^)LP:3150 手札:0
( ・▼・)「さすがはブーンだ。まだまだ楽しめそうだね。ドロー」
( ・▼・)「僕はモンスターをセットしてターンエンドするよ」
( ^ω^)「チャンスktkr、押し切るお。ドロー!」
( ^ω^)「ゴーグルでスティーラーを攻撃するお」
巨人ゴーグル(ATK1500) vs レベル・スティーラー(DEF0)
(*^ω^)(これはいけるお)
(*^ω^)「次はシュバリエで攻撃だお!」
( ・▼・)ニヤ
エヴォルテクター シュバリエ(ATK1900) vs 共鳴虫(DEF1300)
( ・▼・)「以前君は僕に言ったよね。慢心が負けを招いた、って」
( ・▼・)「その言葉、そのまま君に返すよ。共鳴虫の効果を再び発動させる」
( ・▼・)「僕はサクリファイス・スパイダーを特殊召喚!」
<サクリファイス・スパイダー>
効果モンスター
星2/地属性/昆虫族/攻 300/守 500
自分の墓地に昆虫族モンスターが4体以上存在する場合
このカードをリリースして発動する。
相手フィールド上に表側守備表示で存在する
モンスターを全て破壊する。
( ・▼・)ニヤリ「みーんな蜘蛛の巣に絡めとられて守備表示だねぇ」
巨人ゴーグル
ATK1500→DEF500
エヴォルテクター シュバリエ
ATK1900→DEF900
(;^ω^)(優勢に目がくらんでやらかしちまったお…)
(;^ω^)「リバースカードをセットしてターンエンド、だお…」
Turn3
( ・▼・)LP:4000 手札:0
◆ スパイダー・ウェブ
□□□□□ 魔・罠
A□□□□ モ A:サクリファイス・スパイダー
FGH□□ モ F:シュバリエ G:ゴーグル
■□□□□ 魔・罠 セットカード
( ^ω^)LP:3150 手札:0
( ・▼・)「僕のターン、ドロー」
( ・▼・)「まずはサクリファイス・スパイダーの効果で君の場のモンスターは全破壊するよ」
(;^ω^)「う…」
( ・▼・)「君は運がいいなぁ。引いたカードはモンスターじゃない。リバースカードを追加してターンエンドだ」
( ・▼・)(確かに君は運はいい。『あの子』と会えるんだからね。そう、僕の次のドローは…)
(;^ω^)「なんとか直接攻撃は避けられたお、ここでいいカードを引きたいところだお…」
(;^ω^)「ドロォー!」
(!^ω^)「モンスター、引けたお!カードガンナーを召喚するお」
<カードガンナー>
効果モンスター(制限カード)
星3/地属性/機械族/攻 400/守 400
1ターンに1度、自分のデッキの上からカードを3枚まで墓地へ送って発動する。
このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで、
墓地へ送ったカードの枚数×500ポイントアップする。
また、自分フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。
( ^ω^)「勿論効果を行使するお。デッキトップを三枚墓地へ送って攻撃力を上昇!」
墓地へ落ちたカード
【コマンド・ナイト】【神剣−フェニックスブレード】【フェニックス・ギア・フリード】
カード・ガンナー
ATK400→1900
(#^ω^)「うぉー、がら空きの場にダイレクトアタックだお」
カード・ガンナー(ATK1900)→( ・▼・)
( ・▼・)LP:4000→2100
( ・▼・)「相変わらずえげつない一撃だなあ。ククク…」
( ^ω^)「ガンナーは守備表示になるお」
( ・▼・)「それじゃあ今使うべきだね。速攻魔法、終焉の焔!」
( ・▼・)「二体の黒焔トークンを特殊召喚だ」
黒焔トークン
DEF0
(;^ω^)(すごく嫌な感じがするお。でも僕のできることはエンド宣言だけだお)
( ^ω^)「ターンエンドするお」
Turn4
( ・▼・)LP:2100 手札:0
◆ スパイダー・ウェブ
□□□□□ 魔・罠
AB□□□ モ A:トークン B:トークン
F□□□□ モ F:ガンナー
■□□□□ 魔・罠 セットカード
( ^ω^)LP:3150 手札:0
( ・▼・)「終幕は近いよ、ブーン!ドロー」
( ・▼・)「二体のトークンを僕はリリース!君をしとめるのは僕の闇の精霊―」
( ・▼・)「地縛神 Uru!!!!」
<地縛神(じばくしん) Uru(ウル)>
星10/闇属性/昆虫族/攻3000/守3000
???
(;^ω^)「な、なんだお、こいつ!場にいるだけで体の力が抜けるお」
( ・▼・)「Uruは周囲に存在する生命力を吸い尽くすのさ。常人ならこの子が召喚された時点で死んでるね」
( ・▼・)「その点君は評価出来るよ。でもこの圧倒的な力の前で君は何も出来やしない」
( ^ω^)「そんなことないお!」
( ・▼・)「本当にそう思う?大体、何故君は戦っているんだい?世界は、人はどうせ滅ぶ」
( ^ω^)「滅びなんてしないお。いや、絶対に食い止めて見せるお!」
( ・▼・)「そう…。聞き分けが悪くてちょっと残念だなぁ」
( ・▼・)「墓地のレベル・スティーラーを蘇生!Uruのレベルを1下げるよ」
地縛神 Uru
☆10→☆9
レベル・スティーラー
ATK600
( ・▼・)「Uru!ブーンへダイレクトアタック!」
( ^ω^)「なに言ってるんだお。僕の場にはカードガンナーがいるお!」
( ・▼・)「あー、それは無駄さあ。Uruは土地を支配する神だからね。そんなモンスターじゃ壁にはならないよ」
効果モンスター
星10/闇属性/昆虫族/攻3000/守3000
「地縛神」と名のついたモンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
フィールド上に表側表示でフィールド魔法カードが存在しない場合このカードを破壊する。
相手はこのカードを攻撃対象に選択する事はできない。
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
1ターンに1度、このカード以外の自分フィールド上に存在する
モンスター1体をリリースする事で、相手フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択し、このターンのエンドフェイズ時までコントロールを得る。
( ^ω^)「なん…だと…」
( ・▼・)「やれ、Uru」
(;^ω^)「ぬぅ、そのダメージは受けられないお。罠カード、ガード・ブロック発動だお」
( ^ω^)「戦闘ダメージをゼロにして一枚ドローするお」
( ・▼・)「じゃあスティーラーでガンナーを潰しておこうか」
レベル・スティーラー(ATK600) vs カードガンナー(DEF400)
( ^ω^)「ガンナーが破壊されたことでカードをドローするお」
( ・▼・)「攻撃をしたモンスターは守備表示なっちゃうけどUruは攻撃対象に出来ない」
( ・▼・)「さらにレベル・スティーラーだって自己蘇生能力を持っている」
( ・▼・)「まさに磐石だね。恐怖に怯えて敗北するのを待つしかないのさ」
( ・▼・)「さ、君のターンだ。ドローしてね」
( ^ω^)(地縛神唯一の弱点であるフィールド魔法の破壊。これさえ出来れば…)
(;^ω^)(僕のデッキでフィールドを単純に割れるのはツイスターぐらいかお?今引ければ…)
( ^ω^)「ドローするお」
( ^ω^)⊃【思い出のブランコ】
(;^ω^)「こいつぁヤバイお。ターンエンドだお」
Turn5
( ・▼・)LP:2100 手札:0
◆ スパイダー・ウェブ
□□□□□ 魔・罠
AB□□□ モ A:Uru B:スティーラー
□□□□□ モ
□□□□□ 魔・罠 セットカード
( ^ω^)LP:3150 手札:3
( ・▼・)「お望みのカードは引けなかったみたいだね。僕のターン。ドロー」
( ・▼・)「調度いいカードが来たよ。魔法カード、フィールドバリア発動!」
<フィールドバリア>
永続魔法
フィールド魔法カードを破壊する事はできない。
また、フィールド魔法カードを発動する事はできない。
「フィールドバリア」は、自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。
( ・▼・)「これで地縛神唯一の弱点、フィールドの破壊は不可能になったね」
(;^ω^)(アウアウ…)
( ・▼・)「さあ次のターンでおしまいだ、ブーン。ターンエンドするよ」
(;^ω^)「僕の、ターン…!」
( -ω-)(僕は信じる。このデッキを。そして僕自身を!)
( ^ω^)「ドロー!」
⊃【???】
Σ( ^ω^)(このカードは!)
( -ω-)(お前も僕と一緒に戦ってくれるのかお…!)
( -ω-)「ターンエンドするお。来いお、闇の精霊。真っ向から立ち向かってやるお」
Turn6
( ・▼・)LP:2100 手札:0
◆ スパイダー・ウェブ
□□□□□ 魔・罠
AB□□□ モ A:Uru B:スティーラー
□□□□□ モ
□□□□□ 魔・罠 セットカード
( ^ω^)LP:3150 手札:4
( ・▼・)「へぇ、ずいぶんと余裕みたいだけど僕にブラフは通用しないよ」
( ^ω^)「なら、やってみればいいお」
( ・▼・)「気に入らないな、ブーン。君のそういうところは。Uruを攻撃表示に変更」
( ・▼・)「行け、Uru!ブーンを喰らい尽くせ!」
( ・▼・)「ライフは残ろうとこの攻撃に君の精神は耐えることなんて出来はしない。終わりなんだよ!」
地縛神 Uru(ATK3000)→( ^ω^)
( ^ω^)LP:3150→150
( ω )「…」
( ・▼・)「あははは!僕の勝ちだ」
( ω )「…お。…ぉ」
( ・▼・)「ん?」
( ω )「終わってないお…。まだだおぉ…!!!」
( ω )「僕の場にカードが存在しておらず、尚且つ戦闘ダメージを受けたこの瞬間―」
( `( ω )「冥府の扉が開かれるお!」
( `ω( ^ω^)「現れるお、冥府の使者ゴーズ!!!」
冥府の使者ゴーズ
ATK2700
( ^ω^)「さらにこのとき、ゴーズの効果により受けたダメージと同じ攻守を持ったカイエントークンも特殊召喚するお」
冥府の使者カイエン
ATK3000
( ・▼・)「驚いたよ。まさか君がこの攻撃まで耐えるとはね」
( ^ω^)「僕一人ならとっくの昔にやられていたお。でも僕にはともに戦う仲間がいるお」
( α_α)('A`)
( ^ω^)「帰りを待ってくれてる人だっているお」
( ´∀`)( ФωФ)(´・ω・`)
( ^ω^)「そして最後まで僕は自分に対して絶望しない、自分を信じられる勇気があったからこそ立っていられるんだお」
( `ω´)
( ・▼・)「…」
( ^ω^)「もうお前の出来ることは無いはずだお。僕のターン、ドロー!!!」
( ^ω^)「魔法カード、思い出のブランコを使うお!蘇生対象は勿論フェニックス・ギア・フリード!」
フェニックス・ギア・フリード
ATK2800
( ^ω^)「試練を超えた僕に与えられた力、それは勇気だお。永続魔法、勇気の旗印を発動するお」
<勇気(ゆうき)の旗印(はたじるし)>
永続魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターは、
自分のバトルフェイズ中のみ攻撃力が200ポイントアップする。
ブーンの手からおかれたそのカードはあたり一面を真紅の光に染め上げる。
( ・▼・)「ここに来ても僕の邪魔をしようというのか。古の勇者の力はッ…!」
( ・▼・)「でもどんな力があろうと僕のUruには触ることさえできはしない!人は無力だ」
(#^ω^)「だったらその効果ごと封じてやるお。速攻魔法、禁じられた聖杯!」
<禁(きん)じられた聖杯(せいはい)>
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は
400ポイントアップし、効果は無効化される。
(;・▼・)「…」
( ^ω^)「Uruの攻撃力は上昇するけど守備表示である今、関係ないお」
( ^ω^)「この因縁に決着をつけるお!バトル!」
バトルフェイズに移行したことで勇気の旗印は一際強い光を発する。
フェニックス・ギア・フリード
ATK2800→3000
冥府の使者ゴーズ
ATK2700→2900
冥府の使者カイエン
ATK3000→3200
( ^ω^)「カイエンでUruへ攻撃!!」
冥府の使者カイエン(ATK3200) vs 地縛神 Uru(DEF3000)
( ^ω^)「Uru突破ァーッ!」
( ・▼・)「僕の、僕の地縛神が…!!!」
( ^ω^)「フェニギアとゴーズの攻撃がまだ終わってないお!ゴーズでスティーラーを攻撃だお!」
冥府の使者ゴーズ(ATK2900) vs レベル・スティーラー(DEF0)
( ・▼・)「うがぁあぁあっぁ!」
( ^ω^)「止めだお!フェニックス・エクスプロージョン!」
フェニックス・ギア・フリード(ATK3000)→( ・▼・)
( ・▼・)LP:2100→0
( ・▼「うぐがぁばぁぁ!ブーン!よくも…、よくもやってくれたな…」
( 「だが主の復活はもうとめられない。覚悟しておくんだね」
(「絶望はすぐそこさ…。君だって生かしては返さない。道連れにしてやるッ」
( ^ω^)「おおおおぉ!?」
ブーンを引き込もうと黒い靄が彼に迫る。
(;^ω^)「くそっ、こっちくんなお!」
(;^ω(もう駄目だお。僕も他の皆のように連れてかれるみたいだお)
(;^(テン、後はお前次第だお。必ず、あいつらを倒すんだお)
靄が晴れたとき、そこにはもう誰もいなかった。
第二十三話・完 次回に続く
【今日の最強カード】
<勇気(ゆうき)の旗印(はたじるし)>
永続魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターは、
自分のバトルフェイズ中のみ攻撃力が200ポイントアップする。
( ^ω^)「試練突破でもらったカードがこの勇気の旗印だお」
( ^ω^)「見てもらったとおり効果自体はかなりしょっぱいお。でも言いたいことがあるお!」
m9( ^ω^)キリッ「勇気は世界を救うお!」
( ^ω^)「……」
(;^ω^)「…以上だお」
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