第二十二話【光の剣】
最終更新：ID:dRiOZd0fNw 2010年06月20日(日) 21:34:52履歴
前回のあらすじ
大宇宙の脅威を渋沢さんに見せ付けられたテンだが激戦の末に勝利を掴み取った。
これでテン、ドクオ、ブーンの試練は終了となる。
（ α_α）「よっと！」
('A`)「…」
（ ＾ω＾）「おっ！
一時的に異世界で試練を行っていた三人がVIP校に帰還した。
( ´∀｀)「お帰りモナ」
（ α_α）「おう、待たせたな！」
( ´∀｀)「何言ってるモナ。君たちは数十秒間居なくなっただけだモナ」
（ ＾ω＾）「なんだ、ただの精神と時の部屋かお」
（；α_α）「余計なこと言ってないでさっさと大講堂に行くぞ」
（ ＾ω＾）('A`)( ´∀｀)「把握」
〜大講堂〜
('A`)「どうして誰もいないなんだ…」
（；＾ω＾）「ショボン先生！ロマネスク先生！どこですかお！！！」
ｻﾞｯ!（ ）「探し物はこれか？」
(;´・ω・)「ゴホゴホッ！」
（ Фω×）「不覚、なのである…」
テン達の目の前に負傷したショボンとロマネスクが放り投げられる。
（；α_α）「お、お前ら！！！」
（ ●∀●）「貴様に会うのも二度目か。雲使い…」
（ ・▼・）「ヤッホー、ブーン！また遊ぼうよ！」
（ ＾ω＾）「今度こそ消し去ってやるお！」
/ ,' 3「…」
('A`)（え、なにこれ俺ハブ？）
( ´∀｀)「お前らが先生達をこんな風にして残りの生徒も消したモナね！」
（ ●∀●）「聞くまでも無いことを何故聞く？」
/ ,' 3「主の為の生け贄の数が足りなかったのでな」
（ ・▼・）「そっちが何か小細工している間にやっただけのことだよ！」
Σ( ´∀｀)「まさか僕と古の導き手がデュエルしているあの僅かな時間で残りの全員を消したなんて…」
（｀α_α）「ならお前らをこの場で全員倒すまでだ！」
（ ●∀●）「そう焦ることはない。貴様らの為の墓場は既に用意してある」
(;'A`)「…いきなり大講堂に穴が開いただと！？」
（ ・▼・）「僕らを止めたいのなら追ってくるしかないよね？」
（ ＾ω＾）「待てお！」
(；´∀｀)「ダメだモナ。もう行っちゃったモナ」
（ α_α）「すぐに追いかけたいが先生達のこともあるし動けないぜ…」
（；Фω×）「我輩達のことは、気にしないでほしいのである…」
(;´-ω-｀)「これ以上君たちの足は引っ張れない。早く追いかけてくれ」
（ α_α）「先生…」
( ´∀｀)「先生がこういってくれてるんだモナ。早く行ったほうがいいモナ」
( ´∀｀)「こっちの事は僕一人居れば事足りるモナ。だから思いっきり暴れて来るんだモナ！」
（ ＾ω＾）「モナー…。ありがとうだお」
('A`)「…行こう、テン。ブーン」
（｀α_α）「あぁ、行こう！これで終わりにしてみせる！！」
三人は闇の者が消えていった穴に飛び降りていった。
〜異空間〜
（；＾ω＾）「黒い壁。床の魔方陣みたいなのがたまに紫色に光る…。いかにもラスダンだお」
（ α_α）「こっから道が三つに分かれてるがどこに行っても間違いなく誰かとあたるな」
('A`)「時間的にも三人で一つの道を行くことは出来ない」
('A`)「三手に別れて進み、正解の部屋に入った奴が闇の主を倒す。これしかないだろ」
（ ＾ω＾）「おっおっ、ドクオらしい明快な案だお。それでいくお」
（ α_α）「俺、この戦いが終わったらまたリリちゃんとデュエルするんだ…」
(;'A`)「…さりげなくフラグ立ててんじゃねー。テンは真ん中。俺が左、ブーンが右の道を行くぞ」
全員生きて戻ろう。誰も口にはしなかったが三人の思いは皆同じだった。
〜中央通路〜
テンはさして長くも無い通路を駆け足で突破し広間へと到達する。
（ α_α）「俺の相手はやっぱりアンタか。…荒巻スカルチノフ！」
/ ,' 3「（ ●∀●）が代われ代われと五月蝿かったがな」
/ ,' 3「先のデュエルで終わりだと思ったが予想以上に精神が強くて安心したよ」
（ α_α）「何度の死線を抜けたと思ってんだ。今度は絶対に負けねぇ！」
（ α_α）「デュエル！！！」/ ,' 3
（ α_α）「俺の先攻、ドロー！」
（ α_α）「モンスターセット！リバースカードも二枚セットしてターンエンドだ」
/ ,' 3「私のターン。ドロー」
/ ,' 3「手加減など君には無用だろう。私は仮面竜を召喚しこやつを除外！」
/ ,' 3「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンを特殊召喚する」
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン
ATK2800
/ ,' 3「更に効果発動！手札の真紅眼の黒竜を特殊召喚」
真紅眼の黒竜
ATK2400
（；α_α）「相変わらずなんつー展開だ」
/ ,' 3「まだだ！魔法カード、黒炎弾！」
（ α_α）LP：4000→1600
（；α_α）「ぐわぁぁぁぁっ！！！」
黒炎に見を焼かれ思わず地面に膝を付いた。
/ ,' 3「休むのはまだ早い。真紅眼の黒竜をリリースすることで真紅眼の闇竜を特殊召喚する」
/ ,' 3「墓地に一体ドラゴン族が存在するため攻撃力が300ポイント上昇する」
真紅眼の闇竜
ATK2400→2700
/ ,' 3「バトルだ。蹂躙してやれ。闇竜でセットモンスターを攻撃！」
（ α_α）「セットモンスターは羊雲だぜ」
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン（ATK2800） vs 雲魔物−羊雲（DEF0）
（ α_α）「戦闘破壊されたことで効果発動。雲魔物トークンを二体特殊召喚だ！」
/ ,' 3「生き延びたか。ならばレダメでトークンを一体破壊する。カードを伏せてターンエンドしよう」
Turn1
（ α_α）LP：1600 手札：3
■■□□□ 魔・罠 セットカード×2
Ａ□□□□ モ Ａ：トークン
ＦＧ□□□ モ Ｆ：レダメ Ｇ：闇竜
■□□□□ 魔・罠 セットカード
/ ,' 3LP：4000 手札：0
（ α_α）（最上級の高速展開に加え強烈なバーンダメージを叩き出すデュエルタクティクスは脅威だ）
（｀α_α）（だがそれ故に手札の消耗も激しい。俺にだって対策の余地は存分にあるって訳だ）
（ α_α）「俺のターン！ドロー」
（ α_α）「よしっ、俺はキロスタスを召喚！」
雲魔物−キロスタス
ATK900
（ α_α）「俺の場の雲魔物は二体だから早速効果を発動できる。カウンターを取り除いてレダメを破壊ッ」
/ ,' 3「フン…」
（ α_α）「そして手札から速攻魔法フォッグ・コントロール。トークンをリリースし―」
（ α_α）「キロスタスに再びカウンターを補充！これで闇竜も破壊するぜ！」
（ α_α）「場は開いた。キロスタスでダイレクトアタック！」
/ ,' 3「そう易々と通しはしない。リバースカードオープン、リビングデッドの呼び声」
/ ,' 3「効果によりレダメを場に蘇生する」
（；α_α）「クソッ…、ターンエンドするしかないな…」
/ ,' 3「ドロー。レダメの効果により墓地から黒竜を特殊召喚する」
真紅眼の黒竜
ATK2400
/ ,' 3「呆気ないものだ。バトル。レダメ、キロスタスを攻撃しろ」
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン（ATK2800） vs 雲魔物−キロスタス（ATK900）
（ α_α）「こんなところで終われるかよ！ダメージ計算時にガード・ブロック発動」
/ ,' 3「命をつないだか。しかし私にはまだ黒竜が残っている」
真紅眼の黒竜（ATK2400） vs 雲魔物−キロスタス（ATK900）
（ α_α）LP：1600→100
（；α_α）「ふんぬっ、うぐぐっ！！！！！」
/ ,' 3「踏ん張っているようだが苦しそうだな」
（；α_α）「こんなの、全然聞いてないぜ…」
/ ,' 3（虚栄を貼るので精一杯といったところか）
/ ,' 3「ターンエンドだ」
Turn2
（ α_α）LP：100 手札：3
■□□□□ 魔・罠 セットカード
Ａ□□□□ モ Ａ：キロスタス
ＦＧ□□□ モ Ｆ：レダメ Ｇ黒竜
一□□□□ 魔・罠 一：リビデ
/ ,' 3LP：4000 手札：1
（；α_α）（往復二ターンでこの展開、ヤバイってもんじゃねーな）
―――でも、マスターは負けない。僕らがいるから
（｀α_α）（あぁ、スモボ。お前の言うとおりだ。デュエルは最後までわからないから熱いんだ）
（ α_α）「行くぜ、ドロー！」
（！α_α）「来たか」
（ α_α）「俺は手札から雲魔物−タービュランスを召喚し、効果を発動させるぜ」
雲魔物−タービュランス
ATK800
（ α_α）「二つのカウンターを取り除きデッキから二体のスモークボールを特殊召喚！」
雲魔物−スモークボール
DEF600
（ α_α）「魔法カード、二重召喚発動。これで俺は新たに召喚権を得たぜ」
/ ,' 3「ほお。何かしてくるか」
（ α_α）「俺は場の四体のモンスターをリリースしてニンバスマンをアドバンス召喚する！！」
（ α_α）「四体の水属性モンスターをリリースしたことでニンバスマンの攻撃力が上昇！」
雲魔物−ニンバスマン
ATK1000→3000
（｀α_α）「ニンバスマン！ドラゴンを打ち倒せ」
雲魔物−ニンバスマン（ATK3000） vs 真紅眼の黒竜（ATK2400）
/ ,' 3LP：4000→3400
（ α_α）「ここで奇跡の軌跡を発動だ」
＜奇跡の軌跡(ミラクルルーカス)＞
通常罠
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター１体を選択して発動する。
相手はデッキからカードを１枚ドローする。
このターンのエンドフェイズ時まで、
選択したモンスターの攻撃力は１０００ポイントアップし、
１度のバトルフェイズ中に２回までモンスターに攻撃する事ができる。
そのモンスターが戦闘を行う場合、
相手プレイヤーが受ける戦闘ダメージは０になる。
/ ,' 3「一枚ドローさせてもらおう」
雲魔物−ニンバスマン
ATK3000→4000
雲魔物−ニンバスマン（ATK4000） vs レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン（ATK2800）
（ α_α）「これが絆の力だぜ。カードを一枚セットしてターンエンド」
（ α_α）「エンドフェイズにニンバスマンの攻撃力は元に戻る」
雲魔物−ニンバスマン
ATK4000→3000
/ ,' 3「小癪な…。私のターンだ。ドローする」
/ ,' 3「フィールド魔法、竜の渓谷発動！」
＜竜(りゅう)の渓谷(けいこく)＞
フィールド魔法
１ターンに１度、自分のメインフェイズ時に手札を１枚捨てる事で
以下の効果から１つを選択して発動する事ができる。
●自分のデッキからレベル４以下の「ドラグニティ」と名のついた
モンスター１体を手札に加える。
●自分のデッキからドラゴン族モンスター１体を墓地へ送る。
/ ,' 3「二番目の効果を発動させる。手札のカードを捨てることでダークホルス・ドラゴンを墓地へ」
/ ,' 3「モンスターを一体セットしてターンエンド」
Turn3
（ α_α）LP：100 手札：0
■□□□□ 魔・罠 セットカード
Ａ□□□□ モ Ａ：ニンバスマン
■□□□□ モ セットモンスター
□□□□□ 魔・罠
☆：竜の渓谷
/ ,' 3LP：3400 手札：0
（ α_α）（スカルチノフの攻勢を止めた今がチャンスだぜ）
（ α_α）「ドロー！」
（ α_α）「ニンバスマンでセットカードに攻撃！」
雲魔物−ニンバスマン（ATK3000） vs 仮面竜（DEF1100）
/ ,' 3「セットカードは仮面竜。自身の効果でボマー・ドラゴンをリクルートする」
（；α_α）「チィッ、またそのカードか。ターンエンド」
/ ,' 3「私のターン。ドロー！…暴れさせてもらおう」
/ ,' 3「貪欲な壺を発動！レダメ、闇竜、黒竜、仮面竜、ダークホルスをデッキに戻して二枚ドロー」
/ ,' 3「今度こそ終わりだ。ボマー・ドラゴンでニンバスマンに自爆特効」
ボマー・ドラゴン（ATK1000） vs 雲魔物−ニンバスマン（ATK3000）
/ ,' 3「塵になれ！弾けろ、ボマー・ドラゴン！！」
ニンバスマンの体内へボマー・ドラゴンが入り込み、次の瞬間には内部から吹き飛ばしていた。
（；α_α）「ニンバスマン！」
/ ,' 3「ガンドラを出すまでも無い。メインフェイズ２に移る」
/ ,' 3「フィールド魔法が存在するとき、このカードはある条件をクリアすることで特殊召喚できる」
/ ,' 3「デッキの真紅眼の黒竜を除外！現れよ、Sin 真紅眼の黒竜！！！」
＜Ｓｉｎ(シン) 真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)＞
効果モンスター
星７/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000
このカードは通常召喚できない。
自分のデッキから「真紅眼の黒竜」１体をゲームから除外した場合に特殊召喚できる。
「Ｓｉｎ」と名のついたモンスターはフィールド上に１体しか表側表示で存在できない。
このカードが表側表示で存在する限り、自分の他のモンスターは攻撃宣言できない。
フィールド魔法カードが表側表示で存在しない場合このカードを破壊する。
（；α_α）「手札から七つ星モンスターを特殊召喚した！？」
/ ,' 3「私はリバースカードを一枚セット。ターン終了」
Turn4
（ α_α）LP：100 手札：1
■□□□□ 魔・罠
□□□□□ モ
Ｆ□□□□ モ Ｆ：Sin真紅眼
■□□□□ 魔・罠 セットカード
☆：竜の渓谷
/ ,' 3LP：3400 手札：0
（ α_α）「ドロー！」
（；α_α）（まだ動けはない…）
（ α_α）「ターンエンドするぜ」
/ ,' 3「ドロー。これで終わりだ。その身に罪(Sin)を刻み果てるがいい。黒炎弾！」
（ α_α）「終われないんだよ…。こんな場所で！」
（｀αоα）「リバースカードオープン、ドレインシールド！！！」
（ α_α）LP：100→2500
/ ,' 3「メインフェイズ２に渓谷の効果を発動。ランサー・ドラゴニュートを墓地へ」
/ ,' 3「まだ抗うというのか？ターンを終了しよう」
Turn5
（ α_α）LP：2500 手札：2
□□□□□ 魔・罠
□□□□□ モ
Ｆ□□□□ モ Ｆ：Sin真紅眼
■□□□□ 魔・罠 セットカード
☆：竜の渓谷
/ ,' 3LP：3400 手札：0
（｀α_α）「ああ、抗ってやるぜ。ドロー！」
（ α_α）「手札抹殺を発動！二枚捨てて二枚ドローするぜ！」
（ α_α）「…Sinのカードは強力故に脆い。それを俺が証明する」
/ ,' 3「Sinが脆い、か。面白いことを言う」
（ α_α）「俺は手札から召喚雲を発動！こいつの効果で墓地から羊雲を守備表示で蘇生する」
雲魔物−羊雲
DEF0
（ α_α）「続けてアシッド・クラウドを通常召喚！」
雲魔物−アシッド・クラウド
ATK500
（ α_α）「アシッドにもカウンターが乗るため効果が発動できる」
/ ,' 3（テンめ、フィールドを割るつもりか…）
/ ,' 3（どちらにしてもSinを失うのならこれが最善手か）
/ ,' 3「アシッドのカウンターが乗る誘発効果にチェーン、バーストブレス！」
/ ,' 3「Sinをリリースして場のモンスターは全て破壊される！」
（；α_α）「フィールド魔法の損失を防ぐためにこのタイミングで使ってきたか」
（；α_α）（場が、手札が枯れちまった…）
（；α_α）「ターンエンドするぜ」
/ ,' 3「私のターン！ドロー」
/ ,' 3「…真紅眼の飛竜を召喚！」
真紅眼の飛竜
ATK1800
（；α_α）（流石に引きも強いな）
/ ,' 3「プレイヤーへダイレクトアタック！」
（ α_α）LP：2500→700
（； _ ）「うっ、はあはあ…」
/ ,' 3「ターンエンドだ」
Turn6
（ α_α）LP：700 手札：0
□□□□□ 魔・罠
□□□□□ モ
Ｆ□□□□ モ Ｆ：飛竜
□□□□□ 魔・罠
☆：竜の渓谷
/ ,' 3LP：3400 手札：0
（； _ ）（流石にこんだけダメージを貰うと視界が霞んできやがる…）
―――そんな時の為に僕がいるんだ。そーれっ！
テンの身体から光が溢れる。中でもデッキからは一際強い光が放たれていた。
/ ,' 3「な、何！？この光は…！」
推称ＢＧＭ：http://www.repeatmyvids.com/watch?v=resLLp7VlgM&km...
（ α_α）（身体が、心が漲ってくる…。スモボ、いつの間にこんな事が…）
―――試練を突破して力を貰ったのは君だけじゃないってことさ
（｀αпα）ゞ「悪いな、スカルチノフ！今はっきりと分かった。俺はお前には負けねー！」
（｀αоα）「ドロー！」
（ α_α）「ドローしたのは魔法カード、光の護封剣だ！」
彼が纏う光は三本の剣によって更に強くなる。
＜光(ひかり)の護封剣(ごふうけん)＞
通常魔法（制限カード）
相手フィールド上に存在するモンスターを全て表側表示にする。
このカードは発動後、相手のターンで数えて３ターンの間フィールド上に残り続ける。
このカードがフィールド上に存在する限り、
相手フィールド上に存在するモンスターは攻撃宣言をする事ができない。
（ α_α）「これでターンエンド！」
/ ,' 3「何をするかと思えば防戦一方か。ドロー」
/ ,' 3「私は竜の渓谷の効果を発動！手札を捨てて墓地にミンゲイドラゴンを送る」
/ ,' 3「ターンエンド…」
光の剣が一本消える。
Turn7
（ α_α）LP：700 手札：0
�、□□□◆）癲�罠 � Ц酩�剣（一ターン経過）
□□□□□ モ
Ｆ□□□□ モ Ｆ：飛竜
□□□□□ 魔・罠
☆：竜の渓谷
/ ,' 3LP：3400 手札：0
（ α_α）「俺のターン、ドロー！」
（ α_α）（キーは必ず揃う。それまでの辛抱だぜ）
（ α_α）「リバースカードを一枚セットしてターンエンド！」
/ ,' 3「私のターン、ドロー」
/ ,' 3「アックス・ドラゴニュートを召喚。ターンエンドだ」
二本目の光の剣が消えた。
Turn8
（ α_α）LP：700 手札：0
�、�□□□ 魔・罠 � Ц酩�剣（二ターン経過） セットカード
□□□□□ モ
ＦＧ□□□ モ Ｆ：飛竜 Ｇ：ドラゴニュート
□□□□□ 魔・罠
☆：竜の渓谷
/ ,' 3LP：3400 手札：0
（ α_α）「ドロー！いいカードだぜ」
（ α_α）「二体目のタービュランスを召喚！」
雲魔物−タービュランス
ATK800
（｀α_α）「ターンエンド」
/ ,' 3「君の小さな抵抗もこのターンで終わりだ。ドローする」
/ ,' 3「場のアックス・ドラゴニュートを除外しレダメを再び降臨させる！」
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン
ATK2800
/ ,' 3「レダメの効果でSin真紅眼を蘇生」
Sin 真紅眼の黒竜
ATK2400
/ ,' 3「次の私のターンで全て終わりだ。ターンエンド」
そして、最後の剣が消え去った。
Turn9
（ α_α）LP：700 手札：0
�、�□□□ 魔・罠 � Ц酩�剣（二ターン経過） セットカード
Ａ□□□□ モ Ａ：タービュランス
ＦＧＨ□□ モ Ｆ：飛竜 Ｇ：レダメ Ｈ：Sin
□□□□□ 魔・罠
☆：竜の渓谷
/ ,' 3LP：3400 手札：0
（ α_α）「俺の護封剣は消え去った。だが俺にはもう一つの“光の剣”がある！」
（｀α_α）「ドロー！！！」
―――！
テンとスモボがデッキトップのカードを共に捲る。
（＊α_α）「来たか！タービュランスのモンスター効果で墓地からスモボを蘇生！」
雲魔物−スモークボール
DEF600
（ α_α）「ここでタービュランスを守備表示に変更して自壊！」
（ α_α）「自壊したことでアグレッシブ・クラウディアンを発動。カウンターを乗せてタービュランスが復活！」
（ α_α）「もう一体のスモボも蘇生だ！これで準備完了！」
（｀αДα）「闇打ち砕く光の剣、稲妻となりて敵を裂く！ギルフォード・ザ・ライトニングアドバンス召喚！」
（＃αоα）「闇の竜をぶっ飛ばせ！ライトニング・サンダー！！！！」
迸る光の波が竜達を完全に消し去った。
/ ,' 3「このタイミングでそいつを出してくるとは…」
（＃α_α）「いっくっぜー！！！ギルフォードのダイレクトアタック、ライトニング・クラッシュ・ソード！」
/ ,' 3LP：3400→600
（ α_α）「チェックメイトだ、スカルチノフ！」
/ ,' 3「君の力、確かに認めよう。しかし私は消滅しない。永遠に朽ちることは無い！ドロー！」
/ ,' 3「スタンバイフェイズ、ミンゲイドラゴンを蘇生する…！」
ミンゲイドラゴン
ATK400
（｀α_α）「来るのか、黒き精霊…！」
/ 3「私はミンゲイドラゴンをリリースし、破壊竜ガンドラをアドバンス召喚！」
破壊の申し子が黒き身体を現した。叫び声は憤怒に溢れている。
/ 3「ライフを半分払うことでフィールド上の全てのカードを破壊した後除外する！」
/ ,' 3LP：600→300
/ 3「デストロイ・ギガ・レイズ！！！」
（；α_α）「相変わらずえげつないぜ…！」
/ 3「二枚のカードを破壊したことによりガンドラの攻撃力は600となる。プレイヤーへ直接攻撃！」
（ α_α）LP：700→100
（；α_α）「…！（この威力で600しか攻撃力が無いなんて嘘でしかないわっ）」
テンは黒い壁まで吹き飛ばされ身体を打ち付ける。
/ 3「ターンエンド。ガンドラは破壊される…」
Turn10
（ α_α）LP：100 手札：0
□□□□□ 魔・罠
□□□□□ モ
□□□□□ モ
□□□□□ 魔・罠
/ ,' 3LP：300 手札：0
（；−_α）「さっきのは痛かったが…。スカルチノフ、これが俺たちのデュエルにおけるラストターンだ！」
/ 3「まだ決まったわけじゃなかろう」
（ α_α）「いいや、俺はこのターンでお前を倒す。仲間との絆が、未来を望む心が奇跡を起こす！」
（｀α_α）「ラストドロー！」
/ 3「…」
（ α_α）「やっぱりこれでお終い見てーだぜ。魔法カード、貪欲な壺を発動」
（ α_α）「墓地に存在する羊雲、キロスタス、タービュランス、アシッド、ニンバスマンをデッキに戻して二枚ドロー！」
（ α_α）⊃■ｼｭｯ、ｼｭｯ!
（！α_α）（このカードは試練を突破したときに貰ったカード！）
（ α_α）「俺はただ勝つんじゃない。闇自体を根本から消す！魔法カード、太陽の祭壇発動！」
＜太陽(たいよう)の祭壇(さいだん)＞
永続魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
自分フィールド上に表側表示で存在する
墓地から特殊召喚されたモンスターの攻撃力は３００ポイントアップする。
/ 3「ぐっ、この光…。何をした？」
（ α_α）「これは古の勇者の力を宿したカード。隠された効果により闇を滅する！」
祭壇から発せられる光が彼らの周りに漂う黒い靄を徐々に消し始めている。
（ α_α）「そしてこのデュエルに引導を渡すのは俺の精霊！」
（ α_α）「二枚目の召喚雲を発動し、スモークボールを蘇らせる」
雲魔物−スモークボール
ATK200
（ α_α）「全てを照らす太陽は俺の見方だぜ。スモボ、全てを決めてやれっ！」
雲魔物−スモークボール
ATK200→500
（｀α_α）「スモークボールのダイレクトアタック！」
―――ぬんっ！！！
雲魔物−スモークボール（ATK500）→/ ,' 3
/ 3「ぬぅ、うぐぁ…！！！」
/ ,' 3LP：300→0
/ ,' 3「私を本当の意味で倒す、とは、な…」
/ ,' 3「せっかくだ。教えてあげよう。この先に闇の主が待ち受けている」
/ ,' 「だが扉は、開くまい…。右と左の通路どちらか、でも我々が勝てば、扉は二度と開かない…」
/ ,「ふはは、さらばだテン、主は私ほど甘くはない、ぞ…」
そういい残すとスカルチノフはその姿を完全に消し去っていた。
第二十二話・完 次回に続く
【今日の最強カード】
＜太陽(たいよう)の祭壇(さいだん)＞
永続魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
自分フィールド上に表側表示で存在する
墓地から特殊召喚されたモンスターの攻撃力は３００ポイントアップする。
（ α_α）「このカードは前回、渋沢さんと戦ってもらったカードだぜ」
（ α_α）「太陽って名前についてるし、渋沢さんらしいっちゃらしいが（効果が微妙なところも含めて）」
（；α_α）「あ、ＯＣＧでは隠された効果なんてないからな！勝手に言い出しちゃダメだぞ！」
大宇宙の脅威を渋沢さんに見せ付けられたテンだが激戦の末に勝利を掴み取った。
これでテン、ドクオ、ブーンの試練は終了となる。
（ α_α）「よっと！」
('A`)「…」
（ ＾ω＾）「おっ！
一時的に異世界で試練を行っていた三人がVIP校に帰還した。
( ´∀｀)「お帰りモナ」
（ α_α）「おう、待たせたな！」
( ´∀｀)「何言ってるモナ。君たちは数十秒間居なくなっただけだモナ」
（ ＾ω＾）「なんだ、ただの精神と時の部屋かお」
（；α_α）「余計なこと言ってないでさっさと大講堂に行くぞ」
（ ＾ω＾）('A`)( ´∀｀)「把握」
〜大講堂〜
('A`)「どうして誰もいないなんだ…」
（；＾ω＾）「ショボン先生！ロマネスク先生！どこですかお！！！」
ｻﾞｯ!（ ）「探し物はこれか？」
(;´・ω・)「ゴホゴホッ！」
（ Фω×）「不覚、なのである…」
テン達の目の前に負傷したショボンとロマネスクが放り投げられる。
（；α_α）「お、お前ら！！！」
（ ●∀●）「貴様に会うのも二度目か。雲使い…」
（ ・▼・）「ヤッホー、ブーン！また遊ぼうよ！」
（ ＾ω＾）「今度こそ消し去ってやるお！」
/ ,' 3「…」
('A`)（え、なにこれ俺ハブ？）
( ´∀｀)「お前らが先生達をこんな風にして残りの生徒も消したモナね！」
（ ●∀●）「聞くまでも無いことを何故聞く？」
/ ,' 3「主の為の生け贄の数が足りなかったのでな」
（ ・▼・）「そっちが何か小細工している間にやっただけのことだよ！」
Σ( ´∀｀)「まさか僕と古の導き手がデュエルしているあの僅かな時間で残りの全員を消したなんて…」
（｀α_α）「ならお前らをこの場で全員倒すまでだ！」
（ ●∀●）「そう焦ることはない。貴様らの為の墓場は既に用意してある」
(;'A`)「…いきなり大講堂に穴が開いただと！？」
（ ・▼・）「僕らを止めたいのなら追ってくるしかないよね？」
（ ＾ω＾）「待てお！」
(；´∀｀)「ダメだモナ。もう行っちゃったモナ」
（ α_α）「すぐに追いかけたいが先生達のこともあるし動けないぜ…」
（；Фω×）「我輩達のことは、気にしないでほしいのである…」
(;´-ω-｀)「これ以上君たちの足は引っ張れない。早く追いかけてくれ」
（ α_α）「先生…」
( ´∀｀)「先生がこういってくれてるんだモナ。早く行ったほうがいいモナ」
( ´∀｀)「こっちの事は僕一人居れば事足りるモナ。だから思いっきり暴れて来るんだモナ！」
（ ＾ω＾）「モナー…。ありがとうだお」
('A`)「…行こう、テン。ブーン」
（｀α_α）「あぁ、行こう！これで終わりにしてみせる！！」
三人は闇の者が消えていった穴に飛び降りていった。
〜異空間〜
（；＾ω＾）「黒い壁。床の魔方陣みたいなのがたまに紫色に光る…。いかにもラスダンだお」
（ α_α）「こっから道が三つに分かれてるがどこに行っても間違いなく誰かとあたるな」
('A`)「時間的にも三人で一つの道を行くことは出来ない」
('A`)「三手に別れて進み、正解の部屋に入った奴が闇の主を倒す。これしかないだろ」
（ ＾ω＾）「おっおっ、ドクオらしい明快な案だお。それでいくお」
（ α_α）「俺、この戦いが終わったらまたリリちゃんとデュエルするんだ…」
(;'A`)「…さりげなくフラグ立ててんじゃねー。テンは真ん中。俺が左、ブーンが右の道を行くぞ」
全員生きて戻ろう。誰も口にはしなかったが三人の思いは皆同じだった。
〜中央通路〜
テンはさして長くも無い通路を駆け足で突破し広間へと到達する。
（ α_α）「俺の相手はやっぱりアンタか。…荒巻スカルチノフ！」
/ ,' 3「（ ●∀●）が代われ代われと五月蝿かったがな」
/ ,' 3「先のデュエルで終わりだと思ったが予想以上に精神が強くて安心したよ」
（ α_α）「何度の死線を抜けたと思ってんだ。今度は絶対に負けねぇ！」
（ α_α）「デュエル！！！」/ ,' 3
（ α_α）「俺の先攻、ドロー！」
（ α_α）「モンスターセット！リバースカードも二枚セットしてターンエンドだ」
/ ,' 3「私のターン。ドロー」
/ ,' 3「手加減など君には無用だろう。私は仮面竜を召喚しこやつを除外！」
/ ,' 3「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンを特殊召喚する」
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン
ATK2800
/ ,' 3「更に効果発動！手札の真紅眼の黒竜を特殊召喚」
真紅眼の黒竜
ATK2400
（；α_α）「相変わらずなんつー展開だ」
/ ,' 3「まだだ！魔法カード、黒炎弾！」
（ α_α）LP：4000→1600
（；α_α）「ぐわぁぁぁぁっ！！！」
黒炎に見を焼かれ思わず地面に膝を付いた。
/ ,' 3「休むのはまだ早い。真紅眼の黒竜をリリースすることで真紅眼の闇竜を特殊召喚する」
/ ,' 3「墓地に一体ドラゴン族が存在するため攻撃力が300ポイント上昇する」
真紅眼の闇竜
ATK2400→2700
/ ,' 3「バトルだ。蹂躙してやれ。闇竜でセットモンスターを攻撃！」
（ α_α）「セットモンスターは羊雲だぜ」
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン（ATK2800） vs 雲魔物−羊雲（DEF0）
（ α_α）「戦闘破壊されたことで効果発動。雲魔物トークンを二体特殊召喚だ！」
/ ,' 3「生き延びたか。ならばレダメでトークンを一体破壊する。カードを伏せてターンエンドしよう」
Turn1
（ α_α）LP：1600 手札：3
■■□□□ 魔・罠 セットカード×2
Ａ□□□□ モ Ａ：トークン
ＦＧ□□□ モ Ｆ：レダメ Ｇ：闇竜
■□□□□ 魔・罠 セットカード
/ ,' 3LP：4000 手札：0
（ α_α）（最上級の高速展開に加え強烈なバーンダメージを叩き出すデュエルタクティクスは脅威だ）
（｀α_α）（だがそれ故に手札の消耗も激しい。俺にだって対策の余地は存分にあるって訳だ）
（ α_α）「俺のターン！ドロー」
（ α_α）「よしっ、俺はキロスタスを召喚！」
雲魔物−キロスタス
ATK900
（ α_α）「俺の場の雲魔物は二体だから早速効果を発動できる。カウンターを取り除いてレダメを破壊ッ」
/ ,' 3「フン…」
（ α_α）「そして手札から速攻魔法フォッグ・コントロール。トークンをリリースし―」
（ α_α）「キロスタスに再びカウンターを補充！これで闇竜も破壊するぜ！」
（ α_α）「場は開いた。キロスタスでダイレクトアタック！」
/ ,' 3「そう易々と通しはしない。リバースカードオープン、リビングデッドの呼び声」
/ ,' 3「効果によりレダメを場に蘇生する」
（；α_α）「クソッ…、ターンエンドするしかないな…」
/ ,' 3「ドロー。レダメの効果により墓地から黒竜を特殊召喚する」
真紅眼の黒竜
ATK2400
/ ,' 3「呆気ないものだ。バトル。レダメ、キロスタスを攻撃しろ」
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン（ATK2800） vs 雲魔物−キロスタス（ATK900）
（ α_α）「こんなところで終われるかよ！ダメージ計算時にガード・ブロック発動」
/ ,' 3「命をつないだか。しかし私にはまだ黒竜が残っている」
真紅眼の黒竜（ATK2400） vs 雲魔物−キロスタス（ATK900）
（ α_α）LP：1600→100
（；α_α）「ふんぬっ、うぐぐっ！！！！！」
/ ,' 3「踏ん張っているようだが苦しそうだな」
（；α_α）「こんなの、全然聞いてないぜ…」
/ ,' 3（虚栄を貼るので精一杯といったところか）
/ ,' 3「ターンエンドだ」
Turn2
（ α_α）LP：100 手札：3
■□□□□ 魔・罠 セットカード
Ａ□□□□ モ Ａ：キロスタス
ＦＧ□□□ モ Ｆ：レダメ Ｇ黒竜
一□□□□ 魔・罠 一：リビデ
/ ,' 3LP：4000 手札：1
（；α_α）（往復二ターンでこの展開、ヤバイってもんじゃねーな）
―――でも、マスターは負けない。僕らがいるから
（｀α_α）（あぁ、スモボ。お前の言うとおりだ。デュエルは最後までわからないから熱いんだ）
（ α_α）「行くぜ、ドロー！」
（！α_α）「来たか」
（ α_α）「俺は手札から雲魔物−タービュランスを召喚し、効果を発動させるぜ」
雲魔物−タービュランス
ATK800
（ α_α）「二つのカウンターを取り除きデッキから二体のスモークボールを特殊召喚！」
雲魔物−スモークボール
DEF600
（ α_α）「魔法カード、二重召喚発動。これで俺は新たに召喚権を得たぜ」
/ ,' 3「ほお。何かしてくるか」
（ α_α）「俺は場の四体のモンスターをリリースしてニンバスマンをアドバンス召喚する！！」
（ α_α）「四体の水属性モンスターをリリースしたことでニンバスマンの攻撃力が上昇！」
雲魔物−ニンバスマン
ATK1000→3000
（｀α_α）「ニンバスマン！ドラゴンを打ち倒せ」
雲魔物−ニンバスマン（ATK3000） vs 真紅眼の黒竜（ATK2400）
/ ,' 3LP：4000→3400
（ α_α）「ここで奇跡の軌跡を発動だ」
＜奇跡の軌跡(ミラクルルーカス)＞
通常罠
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター１体を選択して発動する。
相手はデッキからカードを１枚ドローする。
このターンのエンドフェイズ時まで、
選択したモンスターの攻撃力は１０００ポイントアップし、
１度のバトルフェイズ中に２回までモンスターに攻撃する事ができる。
そのモンスターが戦闘を行う場合、
相手プレイヤーが受ける戦闘ダメージは０になる。
/ ,' 3「一枚ドローさせてもらおう」
雲魔物−ニンバスマン
ATK3000→4000
雲魔物−ニンバスマン（ATK4000） vs レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン（ATK2800）
（ α_α）「これが絆の力だぜ。カードを一枚セットしてターンエンド」
（ α_α）「エンドフェイズにニンバスマンの攻撃力は元に戻る」
雲魔物−ニンバスマン
ATK4000→3000
/ ,' 3「小癪な…。私のターンだ。ドローする」
/ ,' 3「フィールド魔法、竜の渓谷発動！」
＜竜(りゅう)の渓谷(けいこく)＞
フィールド魔法
１ターンに１度、自分のメインフェイズ時に手札を１枚捨てる事で
以下の効果から１つを選択して発動する事ができる。
●自分のデッキからレベル４以下の「ドラグニティ」と名のついた
モンスター１体を手札に加える。
●自分のデッキからドラゴン族モンスター１体を墓地へ送る。
/ ,' 3「二番目の効果を発動させる。手札のカードを捨てることでダークホルス・ドラゴンを墓地へ」
/ ,' 3「モンスターを一体セットしてターンエンド」
Turn3
（ α_α）LP：100 手札：0
■□□□□ 魔・罠 セットカード
Ａ□□□□ モ Ａ：ニンバスマン
■□□□□ モ セットモンスター
□□□□□ 魔・罠
☆：竜の渓谷
/ ,' 3LP：3400 手札：0
（ α_α）（スカルチノフの攻勢を止めた今がチャンスだぜ）
（ α_α）「ドロー！」
（ α_α）「ニンバスマンでセットカードに攻撃！」
雲魔物−ニンバスマン（ATK3000） vs 仮面竜（DEF1100）
/ ,' 3「セットカードは仮面竜。自身の効果でボマー・ドラゴンをリクルートする」
（；α_α）「チィッ、またそのカードか。ターンエンド」
/ ,' 3「私のターン。ドロー！…暴れさせてもらおう」
/ ,' 3「貪欲な壺を発動！レダメ、闇竜、黒竜、仮面竜、ダークホルスをデッキに戻して二枚ドロー」
/ ,' 3「今度こそ終わりだ。ボマー・ドラゴンでニンバスマンに自爆特効」
ボマー・ドラゴン（ATK1000） vs 雲魔物−ニンバスマン（ATK3000）
/ ,' 3「塵になれ！弾けろ、ボマー・ドラゴン！！」
ニンバスマンの体内へボマー・ドラゴンが入り込み、次の瞬間には内部から吹き飛ばしていた。
（；α_α）「ニンバスマン！」
/ ,' 3「ガンドラを出すまでも無い。メインフェイズ２に移る」
/ ,' 3「フィールド魔法が存在するとき、このカードはある条件をクリアすることで特殊召喚できる」
/ ,' 3「デッキの真紅眼の黒竜を除外！現れよ、Sin 真紅眼の黒竜！！！」
＜Ｓｉｎ(シン) 真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)＞
効果モンスター
星７/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000
このカードは通常召喚できない。
自分のデッキから「真紅眼の黒竜」１体をゲームから除外した場合に特殊召喚できる。
「Ｓｉｎ」と名のついたモンスターはフィールド上に１体しか表側表示で存在できない。
このカードが表側表示で存在する限り、自分の他のモンスターは攻撃宣言できない。
フィールド魔法カードが表側表示で存在しない場合このカードを破壊する。
（；α_α）「手札から七つ星モンスターを特殊召喚した！？」
/ ,' 3「私はリバースカードを一枚セット。ターン終了」
Turn4
（ α_α）LP：100 手札：1
■□□□□ 魔・罠
□□□□□ モ
Ｆ□□□□ モ Ｆ：Sin真紅眼
■□□□□ 魔・罠 セットカード
☆：竜の渓谷
/ ,' 3LP：3400 手札：0
（ α_α）「ドロー！」
（；α_α）（まだ動けはない…）
（ α_α）「ターンエンドするぜ」
/ ,' 3「ドロー。これで終わりだ。その身に罪(Sin)を刻み果てるがいい。黒炎弾！」
（ α_α）「終われないんだよ…。こんな場所で！」
（｀αоα）「リバースカードオープン、ドレインシールド！！！」
（ α_α）LP：100→2500
/ ,' 3「メインフェイズ２に渓谷の効果を発動。ランサー・ドラゴニュートを墓地へ」
/ ,' 3「まだ抗うというのか？ターンを終了しよう」
Turn5
（ α_α）LP：2500 手札：2
□□□□□ 魔・罠
□□□□□ モ
Ｆ□□□□ モ Ｆ：Sin真紅眼
■□□□□ 魔・罠 セットカード
☆：竜の渓谷
/ ,' 3LP：3400 手札：0
（｀α_α）「ああ、抗ってやるぜ。ドロー！」
（ α_α）「手札抹殺を発動！二枚捨てて二枚ドローするぜ！」
（ α_α）「…Sinのカードは強力故に脆い。それを俺が証明する」
/ ,' 3「Sinが脆い、か。面白いことを言う」
（ α_α）「俺は手札から召喚雲を発動！こいつの効果で墓地から羊雲を守備表示で蘇生する」
雲魔物−羊雲
DEF0
（ α_α）「続けてアシッド・クラウドを通常召喚！」
雲魔物−アシッド・クラウド
ATK500
（ α_α）「アシッドにもカウンターが乗るため効果が発動できる」
/ ,' 3（テンめ、フィールドを割るつもりか…）
/ ,' 3（どちらにしてもSinを失うのならこれが最善手か）
/ ,' 3「アシッドのカウンターが乗る誘発効果にチェーン、バーストブレス！」
/ ,' 3「Sinをリリースして場のモンスターは全て破壊される！」
（；α_α）「フィールド魔法の損失を防ぐためにこのタイミングで使ってきたか」
（；α_α）（場が、手札が枯れちまった…）
（；α_α）「ターンエンドするぜ」
/ ,' 3「私のターン！ドロー」
/ ,' 3「…真紅眼の飛竜を召喚！」
真紅眼の飛竜
ATK1800
（；α_α）（流石に引きも強いな）
/ ,' 3「プレイヤーへダイレクトアタック！」
（ α_α）LP：2500→700
（； _ ）「うっ、はあはあ…」
/ ,' 3「ターンエンドだ」
Turn6
（ α_α）LP：700 手札：0
□□□□□ 魔・罠
□□□□□ モ
Ｆ□□□□ モ Ｆ：飛竜
□□□□□ 魔・罠
☆：竜の渓谷
/ ,' 3LP：3400 手札：0
（； _ ）（流石にこんだけダメージを貰うと視界が霞んできやがる…）
―――そんな時の為に僕がいるんだ。そーれっ！
テンの身体から光が溢れる。中でもデッキからは一際強い光が放たれていた。
/ ,' 3「な、何！？この光は…！」
推称ＢＧＭ：http://www.repeatmyvids.com/watch?v=resLLp7VlgM&km...
（ α_α）（身体が、心が漲ってくる…。スモボ、いつの間にこんな事が…）
―――試練を突破して力を貰ったのは君だけじゃないってことさ
（｀αпα）ゞ「悪いな、スカルチノフ！今はっきりと分かった。俺はお前には負けねー！」
（｀αоα）「ドロー！」
（ α_α）「ドローしたのは魔法カード、光の護封剣だ！」
彼が纏う光は三本の剣によって更に強くなる。
＜光(ひかり)の護封剣(ごふうけん)＞
通常魔法（制限カード）
相手フィールド上に存在するモンスターを全て表側表示にする。
このカードは発動後、相手のターンで数えて３ターンの間フィールド上に残り続ける。
このカードがフィールド上に存在する限り、
相手フィールド上に存在するモンスターは攻撃宣言をする事ができない。
（ α_α）「これでターンエンド！」
/ ,' 3「何をするかと思えば防戦一方か。ドロー」
/ ,' 3「私は竜の渓谷の効果を発動！手札を捨てて墓地にミンゲイドラゴンを送る」
/ ,' 3「ターンエンド…」
光の剣が一本消える。
Turn7
（ α_α）LP：700 手札：0
�、□□□◆）癲�罠 � Ц酩�剣（一ターン経過）
□□□□□ モ
Ｆ□□□□ モ Ｆ：飛竜
□□□□□ 魔・罠
☆：竜の渓谷
/ ,' 3LP：3400 手札：0
（ α_α）「俺のターン、ドロー！」
（ α_α）（キーは必ず揃う。それまでの辛抱だぜ）
（ α_α）「リバースカードを一枚セットしてターンエンド！」
/ ,' 3「私のターン、ドロー」
/ ,' 3「アックス・ドラゴニュートを召喚。ターンエンドだ」
二本目の光の剣が消えた。
Turn8
（ α_α）LP：700 手札：0
�、�□□□ 魔・罠 � Ц酩�剣（二ターン経過） セットカード
□□□□□ モ
ＦＧ□□□ モ Ｆ：飛竜 Ｇ：ドラゴニュート
□□□□□ 魔・罠
☆：竜の渓谷
/ ,' 3LP：3400 手札：0
（ α_α）「ドロー！いいカードだぜ」
（ α_α）「二体目のタービュランスを召喚！」
雲魔物−タービュランス
ATK800
（｀α_α）「ターンエンド」
/ ,' 3「君の小さな抵抗もこのターンで終わりだ。ドローする」
/ ,' 3「場のアックス・ドラゴニュートを除外しレダメを再び降臨させる！」
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン
ATK2800
/ ,' 3「レダメの効果でSin真紅眼を蘇生」
Sin 真紅眼の黒竜
ATK2400
/ ,' 3「次の私のターンで全て終わりだ。ターンエンド」
そして、最後の剣が消え去った。
Turn9
（ α_α）LP：700 手札：0
�、�□□□ 魔・罠 � Ц酩�剣（二ターン経過） セットカード
Ａ□□□□ モ Ａ：タービュランス
ＦＧＨ□□ モ Ｆ：飛竜 Ｇ：レダメ Ｈ：Sin
□□□□□ 魔・罠
☆：竜の渓谷
/ ,' 3LP：3400 手札：0
（ α_α）「俺の護封剣は消え去った。だが俺にはもう一つの“光の剣”がある！」
（｀α_α）「ドロー！！！」
―――！
テンとスモボがデッキトップのカードを共に捲る。
（＊α_α）「来たか！タービュランスのモンスター効果で墓地からスモボを蘇生！」
雲魔物−スモークボール
DEF600
（ α_α）「ここでタービュランスを守備表示に変更して自壊！」
（ α_α）「自壊したことでアグレッシブ・クラウディアンを発動。カウンターを乗せてタービュランスが復活！」
（ α_α）「もう一体のスモボも蘇生だ！これで準備完了！」
（｀αДα）「闇打ち砕く光の剣、稲妻となりて敵を裂く！ギルフォード・ザ・ライトニングアドバンス召喚！」
（＃αоα）「闇の竜をぶっ飛ばせ！ライトニング・サンダー！！！！」
迸る光の波が竜達を完全に消し去った。
/ ,' 3「このタイミングでそいつを出してくるとは…」
（＃α_α）「いっくっぜー！！！ギルフォードのダイレクトアタック、ライトニング・クラッシュ・ソード！」
/ ,' 3LP：3400→600
（ α_α）「チェックメイトだ、スカルチノフ！」
/ ,' 3「君の力、確かに認めよう。しかし私は消滅しない。永遠に朽ちることは無い！ドロー！」
/ ,' 3「スタンバイフェイズ、ミンゲイドラゴンを蘇生する…！」
ミンゲイドラゴン
ATK400
（｀α_α）「来るのか、黒き精霊…！」
/ 3「私はミンゲイドラゴンをリリースし、破壊竜ガンドラをアドバンス召喚！」
破壊の申し子が黒き身体を現した。叫び声は憤怒に溢れている。
/ 3「ライフを半分払うことでフィールド上の全てのカードを破壊した後除外する！」
/ ,' 3LP：600→300
/ 3「デストロイ・ギガ・レイズ！！！」
（；α_α）「相変わらずえげつないぜ…！」
/ 3「二枚のカードを破壊したことによりガンドラの攻撃力は600となる。プレイヤーへ直接攻撃！」
（ α_α）LP：700→100
（；α_α）「…！（この威力で600しか攻撃力が無いなんて嘘でしかないわっ）」
テンは黒い壁まで吹き飛ばされ身体を打ち付ける。
/ 3「ターンエンド。ガンドラは破壊される…」
Turn10
（ α_α）LP：100 手札：0
□□□□□ 魔・罠
□□□□□ モ
□□□□□ モ
□□□□□ 魔・罠
/ ,' 3LP：300 手札：0
（；−_α）「さっきのは痛かったが…。スカルチノフ、これが俺たちのデュエルにおけるラストターンだ！」
/ 3「まだ決まったわけじゃなかろう」
（ α_α）「いいや、俺はこのターンでお前を倒す。仲間との絆が、未来を望む心が奇跡を起こす！」
（｀α_α）「ラストドロー！」
/ 3「…」
（ α_α）「やっぱりこれでお終い見てーだぜ。魔法カード、貪欲な壺を発動」
（ α_α）「墓地に存在する羊雲、キロスタス、タービュランス、アシッド、ニンバスマンをデッキに戻して二枚ドロー！」
（ α_α）⊃■ｼｭｯ、ｼｭｯ!
（！α_α）（このカードは試練を突破したときに貰ったカード！）
（ α_α）「俺はただ勝つんじゃない。闇自体を根本から消す！魔法カード、太陽の祭壇発動！」
＜太陽(たいよう)の祭壇(さいだん)＞
永続魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
自分フィールド上に表側表示で存在する
墓地から特殊召喚されたモンスターの攻撃力は３００ポイントアップする。
/ 3「ぐっ、この光…。何をした？」
（ α_α）「これは古の勇者の力を宿したカード。隠された効果により闇を滅する！」
祭壇から発せられる光が彼らの周りに漂う黒い靄を徐々に消し始めている。
（ α_α）「そしてこのデュエルに引導を渡すのは俺の精霊！」
（ α_α）「二枚目の召喚雲を発動し、スモークボールを蘇らせる」
雲魔物−スモークボール
ATK200
（ α_α）「全てを照らす太陽は俺の見方だぜ。スモボ、全てを決めてやれっ！」
雲魔物−スモークボール
ATK200→500
（｀α_α）「スモークボールのダイレクトアタック！」
―――ぬんっ！！！
雲魔物−スモークボール（ATK500）→/ ,' 3
/ 3「ぬぅ、うぐぁ…！！！」
/ ,' 3LP：300→0
/ ,' 3「私を本当の意味で倒す、とは、な…」
/ ,' 3「せっかくだ。教えてあげよう。この先に闇の主が待ち受けている」
/ ,' 「だが扉は、開くまい…。右と左の通路どちらか、でも我々が勝てば、扉は二度と開かない…」
/ ,「ふはは、さらばだテン、主は私ほど甘くはない、ぞ…」
そういい残すとスカルチノフはその姿を完全に消し去っていた。
第二十二話・完 次回に続く
【今日の最強カード】
＜太陽(たいよう)の祭壇(さいだん)＞
永続魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
自分フィールド上に表側表示で存在する
墓地から特殊召喚されたモンスターの攻撃力は３００ポイントアップする。
（ α_α）「このカードは前回、渋沢さんと戦ってもらったカードだぜ」
（ α_α）「太陽って名前についてるし、渋沢さんらしいっちゃらしいが（効果が微妙なところも含めて）」
（；α_α）「あ、ＯＣＧでは隠された効果なんてないからな！勝手に言い出しちゃダメだぞ！」
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