第二十話 「ドクオの覚悟」
最終更新：ID:uRk0P+wu7Q 2008年09月17日(水) 21:26:57履歴
あらすじ：超能力者金正日との勝負にブーンはなんとか勝ったがデュエル終了後にDホイールの
エネルギーが０になる事態が発生した。さらに駆けつけた涼風にクーが電話で、
図書室に泥棒が入ったと連絡をし４人は急いで図書室へ向かった
４人は車から降り図書室へ向かうとそこにはクーと横たわっている管理者がいた
涼風「これは一体・・。」
川 ﾟ -ﾟ)「私がガロード君に頼まれて本を探しにきたらこの有様だ。見た所闇に汚染されているようだ・・」
鬼塚「とりあえず禁書室に行くぞ。」
５人は薄暗い禁書室に足を踏み入れた。棚にはボロボロの本がずらりと並べられており荒らされた形跡はない
涼風「見た所施錠が外されている以外に泥棒に入られた形跡が見当たらないのですが・・。」
川 ﾟ -ﾟ)「それが一番奥の邪悪な力を持つカードが数枚盗まれていて・・。」
鬼塚「何だと！だが強大な力を持つ邪悪なカードではある余程の達人でない限り使いこなす事などできん。」
涼風「金君、例の超能力で探ってくれないか？」
金正日「フフン、分かりました。やってみます。」
金正日はカードの置かれていた箱に手を触れ静かに目を閉じた
金正日「・・バカな！？何も感じ取れない。どういうことだ一体。」
（ ＾ω＾）「それはおかしな話だお。」
鬼塚「おい内藤、お前が入っていいとは一言も言ってないぞ！」
（ ＾ω＾）「ご、ごめんなさいお。でも僕ここに入って気がついたんですお。左手にある本棚から
２冊本がなくなっていますお。」
涼風「本当だ・・。ここにあった本は何だったのだろうか。」
鬼塚「とりあえず俺と涼風で探ってみるからクー先生は生徒を頼む。」
川 ﾟ -ﾟ)「分かりました。ではブーン君と金君、行こうか。この事はくれぐれも喋らないように。」
こうして５人は別行動を取る事にした。その後実習は無事終わりブーン達は医務室へと向かった
ξﾟ��ﾟ)ξ「ブーン、デュエルはどうだった？」
（ ＾ω＾）「なんとか勝てたお。皆も結構何かを達成したような顔つきをしているお。」
('A`)「・・・。」
リンスレット「ブーンさんの相手はどんな方でしたか？」
（ ＾ω＾）「サイコメトリーっていう超能力を使えるサイキック族使いだったお。かなり強かったお。」
ガロード「そいつはすげえな。一度手合わせ願いたいぜ。」
花凛「そういえばさっきブーン達先生達と建物の中に入ってたけど何かあったの？」
（；＾ω＾）「Dホイールのエンジントラブルがあっただけだお。そういえばやる夫は目を覚ましたかお？」
ブーンは平静を装って話題を逸らした
ガロード「目を覚まして飯を平らげたと思ったらすぐ寝たよ。まったくブーンにそっくりだ。」
川 ﾟ -ﾟ)「そろそろ夕食の時間だから（ry」
ーそして次の日中央校舎の掲示板に実習の結果が張り出された。掲示板の前には人だかりができている
花凛「伊集院とヒカルが満点でトップだわ。」
リンスレット「皆さん８０点以上取れたようですねってあれ？ドクオさんどうしたんですか？」
('A`)「ウボァー ４０点とかなぁ・・こんな点数高校の数学以来だぜ。」
？？？？「またあの女に負けたわ！」
？？？？「いやぁー満点は取れないなー。」
？？？？「テストで一喜一憂か・・。」
他の生徒達とは明らかにオーラが違う３人が話していた。一人は紫のポニーテールのスレンダーな美女、
一人は顔全体を茶髪ですっぽり覆っている男で、最後の一人は中学生並みに小さな中性的でかわいらしい姿だ
（ ＾ω＾）「あの人達だれだお？」
ブーンがそう言うと否やポニーテールの美女がこちらにやってきた。遅れて２人の男もこちらへ来た
根岸綾「聞こえてるわよ、豚まん君。私は根岸・綾・ツェペシュ二世よ。
私の名前を知らないなんてぬけてるわ。」
（；＾ω＾）「（こういうタイプの女は苦手だお。）僕は内藤ホライゾンだお。ブーンでいいお。」
根岸綾「貴方の名前なんか興味ないわ。下がってくれる？」
（；＾ω＾）「あうあう。」
('A`)「あの女は通称生ける屍（リビングデッド）・・執念深くてデュエルの腕もピカ一らしい。」
根岸綾「ご紹介ありがとうガリガリ君。貴方達には用はないけど・・一人を除いて。」
そういうと根岸はヒカルの前に立った
根岸綾「実習で貴方と当たらなくて残念だったわ。特待生を除けば私と対等にやれそうなのは
貴方ぐらいだしね。いつか貴方に勝ってみせるわ。」
ヒカル「・・。」
パヤオ・ニア「あそうそう、僕はパヤオ・ニア。植物族のパイオニアだと自負してる。
ヒカルさんみたいなちっちゃくてかわいいこ結構好みなんだけどね。」
根岸綾「何言ってんだよ、このロリコン！！」
根岸のエルボーがパヤオ・ニアの側頭部に直撃した。
パヤオ・ニア「がはぁっ！痛いからもうやめて。なあ、シュタインも挨拶しなよ。」
アイシュ・ヴァン・シュタイン「僕はアイシュ・ヴァン・シュタイン。よろしくね。」
(*'A`)「（か、かわえー。）」
ξﾟ��ﾟ)ξ「（この人男？女？ていうか私達と本当に同世代なの？）」
根岸綾「さあもう用は済んだからグリーン寮へ行くわよ。」
根岸がそう言うと３人はグリーン寮の方へ向かっていった。
リンスレット「なんか強烈な個性を持った人達でしたね。今日はもう
授業ないですし図書室でも行きませんか？」
（；＾ω＾）「と、図書室よりも店長の店に行きたいお。」
('A`)「あー俺パス。ちょっと用事あるから。」
（ ＾ω＾）「分かったお。（ドクオがこんな事言うなんて珍しいお。）」
ドクオはこっそりと職員室に立ち寄りドアを開けようとしたが中から涼風と鬼塚の声が
聞こえてきたので思わず立ち聞きしてしまった
涼風「�堯Ζ厳�（カルロス鷹野）はまだ部屋に閉じこもりっぱなしですか・・。」
鬼塚「何でも武王について研究をしているらしい。ただ閉じこもりって訳ではなく
ふらふらと出歩いている様だ。全く特待生がこれでは示しがつかん。おい、そこにいるのは誰だ！」
('A`)「（ゲッ！盗み聞きしてた俺が悪いし逃げられねえ・・。ここは素直に行くか。）」
ドクオは申し訳なさそうにドアを開けた
('A`)「すいません。盗み聞きするつもりはなかったんですが・・涼風先生に用があって。」
涼風「どうしたんだい？ドクオ君。」
('A`)「単刀直入に言います。俺、もっと強くなりたいんです。武王が現れた時あいつの波動にビビって
何も出来なかった・・。このままここを卒業して仮にプロになれたとしても絶対うまく行かない
と思うんです。そこで何かご教授お願いしたくてここにきました。」
涼風「ドクオ君・・。」
鬼塚「ならば俺とデュエルしろ。日時は今日の１８時で場所は森の広場、使用デッキはサブデッキとする。」
('A`)「え？・・分かりました。」
こうして二人は約束の時間に森の広場にやってきた。鬼塚は右手にジュラルミンケースを持っている。
ケースを開けるとドクオに特注の腕輪を投げ渡した。
('A`)「これは・・。」
鬼塚「それをお互いに付けてデュエルだ。さあいくぞ！」
('A`)
デュエル！！
鬼塚
('A`)「俺のターン、ドロー！エーリアン・ソルジャーを召喚。」
《エーリアン・ソルジャー/Alien Shocktrooper》 †
通常モンスター
星４/地属性/爬虫類族/攻1900/守 800
謎の生命体、エーリアンの上級戦士。
比較的高い攻撃力を持つが、反面特殊な能力は身に付けていない。
('A`)「カードを一枚伏せてターンエンド。」 手札4枚
鬼塚「俺のターン、ドロー！アームド・ドラゴンLV３を召喚、さらにスタンピング・クラッシュを発動！」
('A`)「（折角ダメージ・レプトルを伏せたのに・・。）」
アームド・ドラゴンLV３は高く飛び上がりドクオの伏せカードを踏みつぶした。
('A`)「（衝撃が来る・！）」
踏みつぶした時に起こった衝撃が襲った時、腕輪が赤く光り・・
('A`)「？・・ぐああああああああ。」LP8000→7500
ドクオの全身に電流が流れ出したがそれはすぐにおさまった
('A`)「これはまさか地下デュエルで使われる・・。」
鬼塚「そうだ。これはデュエルの衝撃を増幅し電流に変換する事が出来る腕輪だ。」
('A`)「ちょっ・・生徒にそんな物付けていいんですか！」
鬼塚「甘ったれるな！！内藤といいお前といい大人に助けてもらえばいいと思ってる奴が多すぎる。
これはお前の覚悟とやらがどれほどのものかを試すものだ。怖いならやめてもいい。」
('A`)「（くっ！）俺はもう覚悟を決めたんだ！だからやります！」
鬼塚「お前の実技の点数が悪かったのは聞いている。デュエルはデュエリストの心理状況が大きく
内容に現れる。俺が迷いを断ち切るまでお前を追い込んでやる！デュエル続行だ！」
('A`)「（何か来そうだ！！）」
鬼塚「俺はレベルアップ！を発動。アームド・ドラゴンLV３を墓地へ送りデッキからアームド・ドラゴンLV5
('A`)「ぐああああああ。」LP7500→7000
またしてもドクオの体に電流が流れ体を大きく仰け反らせた
鬼塚「ターン終了だ。エンドフェイズにアームド・ドラゴンLV５は進化する！
こい、アームド・ドラゴンLV７！！」 手札３枚
('A`)「（シャレにならなくなってきたな・・）俺のターン、ドロー！」
つスネーク・レイン
('A`)「よし、毒蛇王ヴェノミノンを捨ててスネーク・レインを発動！」
《スネーク・レイン/Snake Rain》 †
通常魔法
手札を１枚捨てる。
自分のデッキから爬虫類族モンスター４体を選択し墓地に送る。
('A`)「俺はデッキから毒蛇王ヴェノミノン二枚とX-セイバーパロムロ二枚を墓地へ送る。」
鬼塚「（奴のデッキはヴェノムか・・。）」
('A`)「永続魔法カード生還の宝札を発動します。」
《生還(せいかん)の宝札(ほうさつ)/Card of Safe Return》 †
永続魔法（準制限カード）
自分の墓地に存在するモンスターが特殊召喚に成功した時、
自分のデッキからカードを１枚ドローする事ができる。
('A`)「さらに装備魔法継承の印を発動。蘇れ、毒蛇王ヴェノミノン！」
《継承(けいしょう)の印(しるし)/Symbol of Heritage》 †
装備魔法
自分の墓地に同名モンスターカードが３枚存在する時に発動する事ができる。
そのモンスター１体を選択して自分フィールド上に特殊召喚し、このカードを装備する。
このカードが破壊された時、装備モンスターを破壊する。
《毒蛇王(どくじゃおう)ヴェノミノン/Vennominon the King of Poisonous Snakes》 †
効果モンスター
星８/闇属性/爬虫類族/攻 0/守 0
このカード以外の効果モンスターの効果によって、このカードは特殊召喚できない。
このカードは「ヴェノム・スワンプ」の効果を受けない。
このカードの攻撃力は、自分の墓地の爬虫類族モンスター１枚につき５００ポイントアップする。
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地のこのカード以外の爬虫類族モンスター１体を
ゲームから除外する事でこのカードを特殊召喚する。
('A`)「生還の宝札の効果で１枚ドロー！墓地の爬虫類族は５枚だからヴェノミノンの攻撃力は２５００。
俺はエーリアン・ソルジャーを召喚、アームド・ドラゴンLV7に特攻しろ！コスモ・ブレード！！」
鬼塚「（これは・・）アームド・ドラゴンLV7、迎撃しろ！アームド・パニッシャー！！」
エーリアン・ソルジャーは剣で斬りつける事も出来ずにアームド・ドラゴンの起こした爆風で吹き飛んだ
そしてまたドクオの体に電流が流れ苦悶の表情を浮かべる
('A`)「があああああ、だがこれで墓地の爬虫類族は６体だ。」LP7000→6100
鬼塚「ヴェノミノンの攻撃力は３０００・・アームド・ドラゴンLV7の攻撃力を上回っただと！？」
('A`)「ヴェノミノンでアームド・ドラゴンLV７を攻撃、ヴェノム・ブロー！！」
ヴェノミノンのマントから夥しい量の毒蛇が飛び出しアームド・ドラゴンに噛み付き破壊した
鬼塚の体にも同様に電流が流れる
鬼塚「うおおおおおお。肉を斬らせて骨を断つとはやってくれるな。」LP8000→7800
('A`)「カードを一枚伏せてターンエンド。」手札０枚
鬼塚「俺のターン、ドロー！（あの一枚がもしあのカードだとしたら迂闊にあれを破壊できん・・。）」
鬼塚「俺はブリザード・ドラゴンを召喚、効果発動！凍り付く息！！」
ヴェノミノンは凍り付く息によって氷漬けになってしまった
鬼塚「これで攻撃と表示形式の変更は出来ない。そして二枚目のスタンピング・クラッシュを発動！
対象はその伏せカードだ！」
('A`)「このカードはリミット・リバース・・発動はしません。」
鬼塚「ちぃ、はずれか。だがリミット・リバースは破壊され５００ポイントのダメージを受けてもらう。」
('A`)「ぐぁああああああああ。」LP6100→5600
鬼塚「俺はカードを一枚伏せてターン終了だ。」 手札１枚
('A`)「俺のターン、ドロー！何も出来ない・・ターンエンドです。」 手札１枚
鬼塚「俺のターン、ドロー！フフ・・炎龍を召喚！」
《炎龍(マグナ・ドラゴ)/Magna Drago》 †
チューナー（効果モンスター）
星２/炎属性/ドラゴン族/攻1400/守 600
このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与える度に、
このカードの攻撃力は２００ポイントアップする
('A`)「チューナー・・まずい！」
鬼塚「レベル４ブリザード・ドラゴンにレベル２炎龍をチューニング！凍てつく氷結界の主を呼び覚ます
シンクロ召喚、現れよ、氷結界の龍ブリューナク！！」
《氷結界(ひょうけっかい)の龍(りゅう) ブリューナク》 †
シンクロ・効果モンスター
星６/水属性/海竜族/攻2300/守1400
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上自分の手札を任意の枚数墓地に捨てて発動する。
その後、フィールド上に存在するカードを、墓地に送った枚数分だけ持ち主の手札に戻す。
鬼塚「ブリューナクの効果発動。手札を一枚捨てる事でカードを持ち主の手札に戻す、フォース・ブリザード
吹雪が巻き起こりヴェノミノンは吹き飛ばされた
('A`)「（俺を守るモンスターがいなくなった！）」
鬼塚「ブリューナクで直接攻撃、コキュートス・ランス！！」
白く輝く氷の槍がドクオの体を貫いき、次の瞬間今までにない程の高圧電流が襲いかかった
('A`)「ああああああああああああああ」LP5600→3300
('A`)「で、電圧がさっきよりも・・。」
鬼塚「この特注品の増幅装置はライフが低くなるにつれて電圧が上がっていくシステムだ。」
('A`)「（やべえよ・・やべえよ。）」
鬼塚「ターン終了だ。」 手札０枚
(;'A`)「はぁはぁ（何か引かないと死んじまう・・）俺のターン、ドロー！」
つトレード・イン
(;'A`)「きてるぜ！俺は毒蛇王ヴェノミノンを捨ててトレード・インを発動、二枚ドロー！」
《トレード・イン/Trade In》 †
通常魔法
手札からレベル８のモンスターカードを１枚捨てる。
自分のデッキからカードを２枚ドローする。
(;'A`)「モンスターをセットし、カードを一枚伏せてターンエンド。」 手札１枚
ドクオLP３３００ 場：セットモンスター 伏せカード１枚 生還の宝札
鬼塚LP７８００ 場：氷結界の龍ブリューナク
鬼塚「俺のターン、ドロー！未来融合-フューチャーフュージョンを発動！デッキから
仮面竜３枚と炎龍二枚を墓地へ送り２ターン後にF・G・Dを融合召喚する。」
(;'A`)「（これでブリューナクの効果は発動出来ない。が・・未来融合はまずいな。）」
鬼塚「ブリューナクでセットモンスターを攻撃、コキュートス・ランス！！」
(;'A`)「セットモンスターはX-セイバーパロムロ。５００ポイントのライフを支払い
墓地から別のX-セイバーパロムロを守備表示で特殊召喚。」LP3300→2800
《Ｘ(エックス)−セイバー パロムロ》 †
チューナー（効果モンスター）
星１/地属性/爬虫類族/攻 200/守 300
自分フィールド上に存在する「セイバー」と名のついたモンスターが
戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、５００ライフポイントを払う事で、
このカードを墓地から特殊召喚する。
(;'A`)「さらに墓地からの特殊召喚に成功した事で生還の宝札の効果で１枚ドロー！」
鬼塚「土壇場で揃えてくるとはなかなかやるな。ターン終了だ。」 手札０枚
(;'A`)「俺のターン、ドロー！罠カード発動、リミット・リバース！ヴェノミノンを蘇生する。」
そして生還の宝札で１枚ドロー！そしてゴギガ・ガガギゴを捨ててスネーク・レイン発動！」
鬼塚「ここでスネーク・レインだと！」
(;'A`)「デッキからエーリアン・ソルジャーとヴェノム・コブラ３枚を墓地へ送ります。」
(;'A`)「攻撃力５０００のヴェノミノンでブリューナクを攻撃、ヴェノム・ブロー！！」
鬼塚「ぐぉおおおおおおおおおおおおお」LP7800→5100
(;'A`)「ハァ・・カードを一枚伏せてターンエンド。」 手札二枚
鬼塚「くっ・・俺のターン、ドロー！龍の鏡発動！！」
(;'A`)「なにぃ！？」
《龍の鏡(ドラゴンズ・ミラー)/Dragon's Mirror》 †
通常魔法
自分のフィールド上または墓地から、
融合モンスターカードによって決められたモンスターをゲームから除外し、
ドラゴン族の融合モンスター１体を融合デッキから特殊召喚する。
（この特殊召喚は融合召喚扱いとする）
鬼塚「５枚のドラゴン族をゲームから除外してF・G・Dを特殊召喚！！」
《Ｆ・Ｇ・Ｄ(ファイブ・ゴッド・ドラゴン)/Five-Headed Dragon》 †
融合・効果モンスター
星１２/闇属性/ドラゴン族/攻5000/守5000
このモンスターは融合召喚でしか特殊召喚できない。
ドラゴン族モンスター５体を融合素材として融合召喚する。
このカードは地・水・炎・風・闇属性のモンスターとの戦闘によっては破壊されない。
（ダメージ計算は適用する）
鬼塚「F・G・Dで毒蛇王ヴェノミノンを攻撃、ファイブ・ゴッド・ブレス！！」
４つ又の竜の首から５色の炎の息が吐き出され、ヴェノミノンも応戦するが蛇による攻撃が
全く効かずに炎で消し飛ばされた
(;'A`)「くっ！（本来なら相打ちだがF・G・Dは光属性モンスター以外には戦闘で破壊されない・・。）」
(;'A`)「俺はヴェノムコブラを除外してヴェノミノンを特殊召喚します。生還の宝札の効果で１枚ドロー！」
鬼塚「ターン終了だ。」 手札０枚
ドクオ;LP2800 場 X-セイバーパロムロ（守備） 伏せカード 生還の宝札 墓地の爬虫類９枚 手札２枚
鬼塚：LP5100 場 F・G・D 未来融合（１ターン経過） 手札０枚
(;'A`)「俺のターン、ドロー！ゴギガ・ガガギゴを捨ててトレード・イン発動！二枚ドロー！
さらにゴギガ・ガガギゴを捨ててトレード・イン発動、二枚ドロー！
(;'A`)「これでヴェノミノンの攻撃力は５５００・・F・G・Dに攻撃、ヴェノム・ブロー！！」
鬼塚「ぐぬううううううううう」LP5100→4600
(;'A`)「カードをセットしてターンエンド。」 手札３枚
鬼塚「俺のターン、ドロー！スタンバイフェイズに未来融合の効果でF・G・Dを守備表示で特殊召喚する。
もう一体のF・G・Dも守備表示にする。カードを一枚伏せてターン終了だ。」 手札０枚
(;'A`)「俺のターン、ドロー！」
つ？？？？
(;'A`)「（これは・・）パロムロをリリースして毒蛇の供物を発動、対象はF・G・D２体！！」
《毒蛇(どくじゃ)の供物(くもつ)/Offering to the Snake Deity》 †
通常罠
自分フィールド上に存在する爬虫類族モンスター１体を破壊する。
相手フィールド上のカード２枚を破壊する。
鬼塚「ならばF・G・Dをリリースして罠カードバーストブレス発動！」
《バーストブレス/Burst Breath》 †
通常罠
自分フィールド上のドラゴン族モンスター１体を生け贄に捧げる。
生け贄に捧げたモンスターの攻撃力以下の守備力を持つ
表側表示モンスターを全て破壊する。
F・G・Dは全ての力を振り絞り全フィールドを覆い尽くすブレスを吐き出した
鬼塚「もやはヴェノミノンを蘇生できるカードも尽きただろう。」
('A`)「だがこれで壁はなくなった。俺はこのカードで決める！！
全ての爬虫類族を除外して邪龍アナンタを特殊召喚！！」
《邪龍(じゃりゅう)アナンタ/Evil Dragon Ananta》 †
効果モンスター
星８/闇属性/爬虫類族/攻 ?/守 ?
このカードは通常召喚できない。
自分のフィールド上及び墓地に存在する爬虫類族モンスターを
全てゲームから除外する事でのみ特殊召喚する事ができる。
このカードの攻撃力・守備力は、特殊召喚時にゲームから除外した
爬虫類族モンスターの数×６００ポイントになる。
このカードが自分フィールド上に存在する限り、
自分ターンのエンドフェイズ時にフィールド上のカード１枚を破壊する。
鬼塚「除外されたカードは１３枚・・という事は攻撃力７８００だと！？」
('A`)「（この攻撃で俺の勝ちは決まるが７８００なんて強大な攻撃を食らったら先生は・・）」
鬼塚「何を躊躇っている、ドクオ！！非常になれなければこの先デュエルで勝つ事等出来んぞ！！」
それともお前の覚悟はその程度だったのか？」
('A`)「俺は・・俺は・・うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
邪龍アナンタで直接攻撃、レヴォリューション７！！！！！！！！！！！！」
アナンタの七つの首が鬼塚に襲いかかり全身を噛み砕いた。そして夥しい量の高圧電流が鬼塚の体を駆け巡る
鬼塚「ぎにゃああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁ・・。」LP4600→0
鬼塚が意識を失いかけた時電流が消滅した。鬼塚はその場に倒れ込んだ
(;'A`)「先生！大丈夫ですか！？せんせ・・。」
鬼塚「俺は・・大丈夫・・だ・・どうやら・・増幅装置のエネルギーが・・尽きたらしい・・
お陰で・・命拾い・・したがな・・。」
(;'A`)「喋らなくてもいいです！すぐにクー先生を呼びますので・・。」
鬼塚「なぁに・・大丈夫だ・・それに俺には・・新たな使命ができた・・。」
('A`)「使命？」
鬼塚「金によると・・あの塔で・・何かが起こり始めているらしい・・今の出来事で確信した・・
あそこに行って確かめなくてはならない・・。」
('A`)「塔ってあの石柱がてっぺんに立っている塔の事ですか？あの塔は一体なんなんですか？」
鬼塚「あの塔は・・『裁きの塔』というものらしい・・モナー社長がこの島を手に入れる前に・・
科学者達があの塔を立てたと聞いた事がある・・何でも破壊を目的としたものらしい・・。」
(;'A`)「破壊って・・今そんな体でそんなとこ行ったら死んじゃいますよ！ここはひとまず戻ってから・・。」
鬼塚「・・分かった。お前の顔を見ていると本当に死にに行く事になる気がしてきた。
明日の朝出発する事にする。この事は誰にも言うなよ？分かったな！」
('A`)「（ふぅ・・）じゃ、肩貸しますよ。よいしょっと。」
鬼塚「・・」
('A`)「・・？」
鬼塚が何か言いたげだったような風にドクオには見えたが二人は何も話す事なく校舎へ戻っていった
続く
エネルギーが０になる事態が発生した。さらに駆けつけた涼風にクーが電話で、
図書室に泥棒が入ったと連絡をし４人は急いで図書室へ向かった
４人は車から降り図書室へ向かうとそこにはクーと横たわっている管理者がいた
涼風「これは一体・・。」
川 ﾟ -ﾟ)「私がガロード君に頼まれて本を探しにきたらこの有様だ。見た所闇に汚染されているようだ・・」
鬼塚「とりあえず禁書室に行くぞ。」
５人は薄暗い禁書室に足を踏み入れた。棚にはボロボロの本がずらりと並べられており荒らされた形跡はない
涼風「見た所施錠が外されている以外に泥棒に入られた形跡が見当たらないのですが・・。」
川 ﾟ -ﾟ)「それが一番奥の邪悪な力を持つカードが数枚盗まれていて・・。」
鬼塚「何だと！だが強大な力を持つ邪悪なカードではある余程の達人でない限り使いこなす事などできん。」
涼風「金君、例の超能力で探ってくれないか？」
金正日「フフン、分かりました。やってみます。」
金正日はカードの置かれていた箱に手を触れ静かに目を閉じた
金正日「・・バカな！？何も感じ取れない。どういうことだ一体。」
（ ＾ω＾）「それはおかしな話だお。」
鬼塚「おい内藤、お前が入っていいとは一言も言ってないぞ！」
（ ＾ω＾）「ご、ごめんなさいお。でも僕ここに入って気がついたんですお。左手にある本棚から
２冊本がなくなっていますお。」
涼風「本当だ・・。ここにあった本は何だったのだろうか。」
鬼塚「とりあえず俺と涼風で探ってみるからクー先生は生徒を頼む。」
川 ﾟ -ﾟ)「分かりました。ではブーン君と金君、行こうか。この事はくれぐれも喋らないように。」
こうして５人は別行動を取る事にした。その後実習は無事終わりブーン達は医務室へと向かった
ξﾟ��ﾟ)ξ「ブーン、デュエルはどうだった？」
（ ＾ω＾）「なんとか勝てたお。皆も結構何かを達成したような顔つきをしているお。」
('A`)「・・・。」
リンスレット「ブーンさんの相手はどんな方でしたか？」
（ ＾ω＾）「サイコメトリーっていう超能力を使えるサイキック族使いだったお。かなり強かったお。」
ガロード「そいつはすげえな。一度手合わせ願いたいぜ。」
花凛「そういえばさっきブーン達先生達と建物の中に入ってたけど何かあったの？」
（；＾ω＾）「Dホイールのエンジントラブルがあっただけだお。そういえばやる夫は目を覚ましたかお？」
ブーンは平静を装って話題を逸らした
ガロード「目を覚まして飯を平らげたと思ったらすぐ寝たよ。まったくブーンにそっくりだ。」
川 ﾟ -ﾟ)「そろそろ夕食の時間だから（ry」
ーそして次の日中央校舎の掲示板に実習の結果が張り出された。掲示板の前には人だかりができている
花凛「伊集院とヒカルが満点でトップだわ。」
リンスレット「皆さん８０点以上取れたようですねってあれ？ドクオさんどうしたんですか？」
('A`)「ウボァー ４０点とかなぁ・・こんな点数高校の数学以来だぜ。」
？？？？「またあの女に負けたわ！」
？？？？「いやぁー満点は取れないなー。」
？？？？「テストで一喜一憂か・・。」
他の生徒達とは明らかにオーラが違う３人が話していた。一人は紫のポニーテールのスレンダーな美女、
一人は顔全体を茶髪ですっぽり覆っている男で、最後の一人は中学生並みに小さな中性的でかわいらしい姿だ
（ ＾ω＾）「あの人達だれだお？」
ブーンがそう言うと否やポニーテールの美女がこちらにやってきた。遅れて２人の男もこちらへ来た
根岸綾「聞こえてるわよ、豚まん君。私は根岸・綾・ツェペシュ二世よ。
私の名前を知らないなんてぬけてるわ。」
（；＾ω＾）「（こういうタイプの女は苦手だお。）僕は内藤ホライゾンだお。ブーンでいいお。」
根岸綾「貴方の名前なんか興味ないわ。下がってくれる？」
（；＾ω＾）「あうあう。」
('A`)「あの女は通称生ける屍（リビングデッド）・・執念深くてデュエルの腕もピカ一らしい。」
根岸綾「ご紹介ありがとうガリガリ君。貴方達には用はないけど・・一人を除いて。」
そういうと根岸はヒカルの前に立った
根岸綾「実習で貴方と当たらなくて残念だったわ。特待生を除けば私と対等にやれそうなのは
貴方ぐらいだしね。いつか貴方に勝ってみせるわ。」
ヒカル「・・。」
パヤオ・ニア「あそうそう、僕はパヤオ・ニア。植物族のパイオニアだと自負してる。
ヒカルさんみたいなちっちゃくてかわいいこ結構好みなんだけどね。」
根岸綾「何言ってんだよ、このロリコン！！」
根岸のエルボーがパヤオ・ニアの側頭部に直撃した。
パヤオ・ニア「がはぁっ！痛いからもうやめて。なあ、シュタインも挨拶しなよ。」
アイシュ・ヴァン・シュタイン「僕はアイシュ・ヴァン・シュタイン。よろしくね。」
(*'A`)「（か、かわえー。）」
ξﾟ��ﾟ)ξ「（この人男？女？ていうか私達と本当に同世代なの？）」
根岸綾「さあもう用は済んだからグリーン寮へ行くわよ。」
根岸がそう言うと３人はグリーン寮の方へ向かっていった。
リンスレット「なんか強烈な個性を持った人達でしたね。今日はもう
授業ないですし図書室でも行きませんか？」
（；＾ω＾）「と、図書室よりも店長の店に行きたいお。」
('A`)「あー俺パス。ちょっと用事あるから。」
（ ＾ω＾）「分かったお。（ドクオがこんな事言うなんて珍しいお。）」
ドクオはこっそりと職員室に立ち寄りドアを開けようとしたが中から涼風と鬼塚の声が
聞こえてきたので思わず立ち聞きしてしまった
涼風「�堯Ζ厳�（カルロス鷹野）はまだ部屋に閉じこもりっぱなしですか・・。」
鬼塚「何でも武王について研究をしているらしい。ただ閉じこもりって訳ではなく
ふらふらと出歩いている様だ。全く特待生がこれでは示しがつかん。おい、そこにいるのは誰だ！」
('A`)「（ゲッ！盗み聞きしてた俺が悪いし逃げられねえ・・。ここは素直に行くか。）」
ドクオは申し訳なさそうにドアを開けた
('A`)「すいません。盗み聞きするつもりはなかったんですが・・涼風先生に用があって。」
涼風「どうしたんだい？ドクオ君。」
('A`)「単刀直入に言います。俺、もっと強くなりたいんです。武王が現れた時あいつの波動にビビって
何も出来なかった・・。このままここを卒業して仮にプロになれたとしても絶対うまく行かない
と思うんです。そこで何かご教授お願いしたくてここにきました。」
涼風「ドクオ君・・。」
鬼塚「ならば俺とデュエルしろ。日時は今日の１８時で場所は森の広場、使用デッキはサブデッキとする。」
('A`)「え？・・分かりました。」
こうして二人は約束の時間に森の広場にやってきた。鬼塚は右手にジュラルミンケースを持っている。
ケースを開けるとドクオに特注の腕輪を投げ渡した。
('A`)「これは・・。」
鬼塚「それをお互いに付けてデュエルだ。さあいくぞ！」
('A`)
デュエル！！
鬼塚
('A`)「俺のターン、ドロー！エーリアン・ソルジャーを召喚。」
《エーリアン・ソルジャー/Alien Shocktrooper》 †
通常モンスター
星４/地属性/爬虫類族/攻1900/守 800
謎の生命体、エーリアンの上級戦士。
比較的高い攻撃力を持つが、反面特殊な能力は身に付けていない。
('A`)「カードを一枚伏せてターンエンド。」 手札4枚
鬼塚「俺のターン、ドロー！アームド・ドラゴンLV３を召喚、さらにスタンピング・クラッシュを発動！」
('A`)「（折角ダメージ・レプトルを伏せたのに・・。）」
アームド・ドラゴンLV３は高く飛び上がりドクオの伏せカードを踏みつぶした。
('A`)「（衝撃が来る・！）」
踏みつぶした時に起こった衝撃が襲った時、腕輪が赤く光り・・
('A`)「？・・ぐああああああああ。」LP8000→7500
ドクオの全身に電流が流れ出したがそれはすぐにおさまった
('A`)「これはまさか地下デュエルで使われる・・。」
鬼塚「そうだ。これはデュエルの衝撃を増幅し電流に変換する事が出来る腕輪だ。」
('A`)「ちょっ・・生徒にそんな物付けていいんですか！」
鬼塚「甘ったれるな！！内藤といいお前といい大人に助けてもらえばいいと思ってる奴が多すぎる。
これはお前の覚悟とやらがどれほどのものかを試すものだ。怖いならやめてもいい。」
('A`)「（くっ！）俺はもう覚悟を決めたんだ！だからやります！」
鬼塚「お前の実技の点数が悪かったのは聞いている。デュエルはデュエリストの心理状況が大きく
内容に現れる。俺が迷いを断ち切るまでお前を追い込んでやる！デュエル続行だ！」
('A`)「（何か来そうだ！！）」
鬼塚「俺はレベルアップ！を発動。アームド・ドラゴンLV３を墓地へ送りデッキからアームド・ドラゴンLV5
を特殊召喚する。アームド・ドラゴンLV５でエーリアン・ソルジャーを攻撃、アームド・バスター！」
('A`)「ぐああああああ。」LP7500→7000
またしてもドクオの体に電流が流れ体を大きく仰け反らせた
鬼塚「ターン終了だ。エンドフェイズにアームド・ドラゴンLV５は進化する！
こい、アームド・ドラゴンLV７！！」 手札３枚
('A`)「（シャレにならなくなってきたな・・）俺のターン、ドロー！」
つスネーク・レイン
('A`)「よし、毒蛇王ヴェノミノンを捨ててスネーク・レインを発動！」
《スネーク・レイン/Snake Rain》 †
通常魔法
手札を１枚捨てる。
自分のデッキから爬虫類族モンスター４体を選択し墓地に送る。
('A`)「俺はデッキから毒蛇王ヴェノミノン二枚とX-セイバーパロムロ二枚を墓地へ送る。」
鬼塚「（奴のデッキはヴェノムか・・。）」
('A`)「永続魔法カード生還の宝札を発動します。」
《生還(せいかん)の宝札(ほうさつ)/Card of Safe Return》 †
永続魔法（準制限カード）
自分の墓地に存在するモンスターが特殊召喚に成功した時、
自分のデッキからカードを１枚ドローする事ができる。
('A`)「さらに装備魔法継承の印を発動。蘇れ、毒蛇王ヴェノミノン！」
《継承(けいしょう)の印(しるし)/Symbol of Heritage》 †
装備魔法
自分の墓地に同名モンスターカードが３枚存在する時に発動する事ができる。
そのモンスター１体を選択して自分フィールド上に特殊召喚し、このカードを装備する。
このカードが破壊された時、装備モンスターを破壊する。
《毒蛇王(どくじゃおう)ヴェノミノン/Vennominon the King of Poisonous Snakes》 †
効果モンスター
星８/闇属性/爬虫類族/攻 0/守 0
このカード以外の効果モンスターの効果によって、このカードは特殊召喚できない。
このカードは「ヴェノム・スワンプ」の効果を受けない。
このカードの攻撃力は、自分の墓地の爬虫類族モンスター１枚につき５００ポイントアップする。
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地のこのカード以外の爬虫類族モンスター１体を
ゲームから除外する事でこのカードを特殊召喚する。
('A`)「生還の宝札の効果で１枚ドロー！墓地の爬虫類族は５枚だからヴェノミノンの攻撃力は２５００。
俺はエーリアン・ソルジャーを召喚、アームド・ドラゴンLV7に特攻しろ！コスモ・ブレード！！」
鬼塚「（これは・・）アームド・ドラゴンLV7、迎撃しろ！アームド・パニッシャー！！」
エーリアン・ソルジャーは剣で斬りつける事も出来ずにアームド・ドラゴンの起こした爆風で吹き飛んだ
そしてまたドクオの体に電流が流れ苦悶の表情を浮かべる
('A`)「があああああ、だがこれで墓地の爬虫類族は６体だ。」LP7000→6100
鬼塚「ヴェノミノンの攻撃力は３０００・・アームド・ドラゴンLV7の攻撃力を上回っただと！？」
('A`)「ヴェノミノンでアームド・ドラゴンLV７を攻撃、ヴェノム・ブロー！！」
ヴェノミノンのマントから夥しい量の毒蛇が飛び出しアームド・ドラゴンに噛み付き破壊した
鬼塚の体にも同様に電流が流れる
鬼塚「うおおおおおお。肉を斬らせて骨を断つとはやってくれるな。」LP8000→7800
('A`)「カードを一枚伏せてターンエンド。」手札０枚
鬼塚「俺のターン、ドロー！（あの一枚がもしあのカードだとしたら迂闊にあれを破壊できん・・。）」
鬼塚「俺はブリザード・ドラゴンを召喚、効果発動！凍り付く息！！」
ヴェノミノンは凍り付く息によって氷漬けになってしまった
鬼塚「これで攻撃と表示形式の変更は出来ない。そして二枚目のスタンピング・クラッシュを発動！
対象はその伏せカードだ！」
('A`)「このカードはリミット・リバース・・発動はしません。」
鬼塚「ちぃ、はずれか。だがリミット・リバースは破壊され５００ポイントのダメージを受けてもらう。」
('A`)「ぐぁああああああああ。」LP6100→5600
鬼塚「俺はカードを一枚伏せてターン終了だ。」 手札１枚
('A`)「俺のターン、ドロー！何も出来ない・・ターンエンドです。」 手札１枚
鬼塚「俺のターン、ドロー！フフ・・炎龍を召喚！」
《炎龍(マグナ・ドラゴ)/Magna Drago》 †
チューナー（効果モンスター）
星２/炎属性/ドラゴン族/攻1400/守 600
このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与える度に、
このカードの攻撃力は２００ポイントアップする
('A`)「チューナー・・まずい！」
鬼塚「レベル４ブリザード・ドラゴンにレベル２炎龍をチューニング！凍てつく氷結界の主を呼び覚ます
シンクロ召喚、現れよ、氷結界の龍ブリューナク！！」
《氷結界(ひょうけっかい)の龍(りゅう) ブリューナク》 †
シンクロ・効果モンスター
星６/水属性/海竜族/攻2300/守1400
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上自分の手札を任意の枚数墓地に捨てて発動する。
その後、フィールド上に存在するカードを、墓地に送った枚数分だけ持ち主の手札に戻す。
鬼塚「ブリューナクの効果発動。手札を一枚捨てる事でカードを持ち主の手札に戻す、フォース・ブリザード
吹雪が巻き起こりヴェノミノンは吹き飛ばされた
('A`)「（俺を守るモンスターがいなくなった！）」
鬼塚「ブリューナクで直接攻撃、コキュートス・ランス！！」
白く輝く氷の槍がドクオの体を貫いき、次の瞬間今までにない程の高圧電流が襲いかかった
('A`)「ああああああああああああああ」LP5600→3300
('A`)「で、電圧がさっきよりも・・。」
鬼塚「この特注品の増幅装置はライフが低くなるにつれて電圧が上がっていくシステムだ。」
('A`)「（やべえよ・・やべえよ。）」
鬼塚「ターン終了だ。」 手札０枚
(;'A`)「はぁはぁ（何か引かないと死んじまう・・）俺のターン、ドロー！」
つトレード・イン
(;'A`)「きてるぜ！俺は毒蛇王ヴェノミノンを捨ててトレード・インを発動、二枚ドロー！」
《トレード・イン/Trade In》 †
通常魔法
手札からレベル８のモンスターカードを１枚捨てる。
自分のデッキからカードを２枚ドローする。
(;'A`)「モンスターをセットし、カードを一枚伏せてターンエンド。」 手札１枚
ドクオLP３３００ 場：セットモンスター 伏せカード１枚 生還の宝札
鬼塚LP７８００ 場：氷結界の龍ブリューナク
鬼塚「俺のターン、ドロー！未来融合-フューチャーフュージョンを発動！デッキから
仮面竜３枚と炎龍二枚を墓地へ送り２ターン後にF・G・Dを融合召喚する。」
(;'A`)「（これでブリューナクの効果は発動出来ない。が・・未来融合はまずいな。）」
鬼塚「ブリューナクでセットモンスターを攻撃、コキュートス・ランス！！」
(;'A`)「セットモンスターはX-セイバーパロムロ。５００ポイントのライフを支払い
墓地から別のX-セイバーパロムロを守備表示で特殊召喚。」LP3300→2800
《Ｘ(エックス)−セイバー パロムロ》 †
チューナー（効果モンスター）
星１/地属性/爬虫類族/攻 200/守 300
自分フィールド上に存在する「セイバー」と名のついたモンスターが
戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、５００ライフポイントを払う事で、
このカードを墓地から特殊召喚する。
(;'A`)「さらに墓地からの特殊召喚に成功した事で生還の宝札の効果で１枚ドロー！」
鬼塚「土壇場で揃えてくるとはなかなかやるな。ターン終了だ。」 手札０枚
(;'A`)「俺のターン、ドロー！罠カード発動、リミット・リバース！ヴェノミノンを蘇生する。」
そして生還の宝札で１枚ドロー！そしてゴギガ・ガガギゴを捨ててスネーク・レイン発動！」
鬼塚「ここでスネーク・レインだと！」
(;'A`)「デッキからエーリアン・ソルジャーとヴェノム・コブラ３枚を墓地へ送ります。」
(;'A`)「攻撃力５０００のヴェノミノンでブリューナクを攻撃、ヴェノム・ブロー！！」
鬼塚「ぐぉおおおおおおおおおおおおお」LP7800→5100
(;'A`)「ハァ・・カードを一枚伏せてターンエンド。」 手札二枚
鬼塚「くっ・・俺のターン、ドロー！龍の鏡発動！！」
(;'A`)「なにぃ！？」
《龍の鏡(ドラゴンズ・ミラー)/Dragon's Mirror》 †
通常魔法
自分のフィールド上または墓地から、
融合モンスターカードによって決められたモンスターをゲームから除外し、
ドラゴン族の融合モンスター１体を融合デッキから特殊召喚する。
（この特殊召喚は融合召喚扱いとする）
鬼塚「５枚のドラゴン族をゲームから除外してF・G・Dを特殊召喚！！」
《Ｆ・Ｇ・Ｄ(ファイブ・ゴッド・ドラゴン)/Five-Headed Dragon》 †
融合・効果モンスター
星１２/闇属性/ドラゴン族/攻5000/守5000
このモンスターは融合召喚でしか特殊召喚できない。
ドラゴン族モンスター５体を融合素材として融合召喚する。
このカードは地・水・炎・風・闇属性のモンスターとの戦闘によっては破壊されない。
（ダメージ計算は適用する）
鬼塚「F・G・Dで毒蛇王ヴェノミノンを攻撃、ファイブ・ゴッド・ブレス！！」
４つ又の竜の首から５色の炎の息が吐き出され、ヴェノミノンも応戦するが蛇による攻撃が
全く効かずに炎で消し飛ばされた
(;'A`)「くっ！（本来なら相打ちだがF・G・Dは光属性モンスター以外には戦闘で破壊されない・・。）」
(;'A`)「俺はヴェノムコブラを除外してヴェノミノンを特殊召喚します。生還の宝札の効果で１枚ドロー！」
鬼塚「ターン終了だ。」 手札０枚
ドクオ;LP2800 場 X-セイバーパロムロ（守備） 伏せカード 生還の宝札 墓地の爬虫類９枚 手札２枚
鬼塚：LP5100 場 F・G・D 未来融合（１ターン経過） 手札０枚
(;'A`)「俺のターン、ドロー！ゴギガ・ガガギゴを捨ててトレード・イン発動！二枚ドロー！
さらにゴギガ・ガガギゴを捨ててトレード・イン発動、二枚ドロー！
(;'A`)「これでヴェノミノンの攻撃力は５５００・・F・G・Dに攻撃、ヴェノム・ブロー！！」
鬼塚「ぐぬううううううううう」LP5100→4600
(;'A`)「カードをセットしてターンエンド。」 手札３枚
鬼塚「俺のターン、ドロー！スタンバイフェイズに未来融合の効果でF・G・Dを守備表示で特殊召喚する。
もう一体のF・G・Dも守備表示にする。カードを一枚伏せてターン終了だ。」 手札０枚
(;'A`)「俺のターン、ドロー！」
つ？？？？
(;'A`)「（これは・・）パロムロをリリースして毒蛇の供物を発動、対象はF・G・D２体！！」
《毒蛇(どくじゃ)の供物(くもつ)/Offering to the Snake Deity》 †
通常罠
自分フィールド上に存在する爬虫類族モンスター１体を破壊する。
相手フィールド上のカード２枚を破壊する。
鬼塚「ならばF・G・Dをリリースして罠カードバーストブレス発動！」
《バーストブレス/Burst Breath》 †
通常罠
自分フィールド上のドラゴン族モンスター１体を生け贄に捧げる。
生け贄に捧げたモンスターの攻撃力以下の守備力を持つ
表側表示モンスターを全て破壊する。
F・G・Dは全ての力を振り絞り全フィールドを覆い尽くすブレスを吐き出した
鬼塚「もやはヴェノミノンを蘇生できるカードも尽きただろう。」
('A`)「だがこれで壁はなくなった。俺はこのカードで決める！！
全ての爬虫類族を除外して邪龍アナンタを特殊召喚！！」
《邪龍(じゃりゅう)アナンタ/Evil Dragon Ananta》 †
効果モンスター
星８/闇属性/爬虫類族/攻 ?/守 ?
このカードは通常召喚できない。
自分のフィールド上及び墓地に存在する爬虫類族モンスターを
全てゲームから除外する事でのみ特殊召喚する事ができる。
このカードの攻撃力・守備力は、特殊召喚時にゲームから除外した
爬虫類族モンスターの数×６００ポイントになる。
このカードが自分フィールド上に存在する限り、
自分ターンのエンドフェイズ時にフィールド上のカード１枚を破壊する。
鬼塚「除外されたカードは１３枚・・という事は攻撃力７８００だと！？」
('A`)「（この攻撃で俺の勝ちは決まるが７８００なんて強大な攻撃を食らったら先生は・・）」
鬼塚「何を躊躇っている、ドクオ！！非常になれなければこの先デュエルで勝つ事等出来んぞ！！」
それともお前の覚悟はその程度だったのか？」
('A`)「俺は・・俺は・・うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
邪龍アナンタで直接攻撃、レヴォリューション７！！！！！！！！！！！！」
アナンタの七つの首が鬼塚に襲いかかり全身を噛み砕いた。そして夥しい量の高圧電流が鬼塚の体を駆け巡る
鬼塚「ぎにゃああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁ・・。」LP4600→0
鬼塚が意識を失いかけた時電流が消滅した。鬼塚はその場に倒れ込んだ
(;'A`)「先生！大丈夫ですか！？せんせ・・。」
鬼塚「俺は・・大丈夫・・だ・・どうやら・・増幅装置のエネルギーが・・尽きたらしい・・
お陰で・・命拾い・・したがな・・。」
(;'A`)「喋らなくてもいいです！すぐにクー先生を呼びますので・・。」
鬼塚「なぁに・・大丈夫だ・・それに俺には・・新たな使命ができた・・。」
('A`)「使命？」
鬼塚「金によると・・あの塔で・・何かが起こり始めているらしい・・今の出来事で確信した・・
あそこに行って確かめなくてはならない・・。」
('A`)「塔ってあの石柱がてっぺんに立っている塔の事ですか？あの塔は一体なんなんですか？」
鬼塚「あの塔は・・『裁きの塔』というものらしい・・モナー社長がこの島を手に入れる前に・・
科学者達があの塔を立てたと聞いた事がある・・何でも破壊を目的としたものらしい・・。」
(;'A`)「破壊って・・今そんな体でそんなとこ行ったら死んじゃいますよ！ここはひとまず戻ってから・・。」
鬼塚「・・分かった。お前の顔を見ていると本当に死にに行く事になる気がしてきた。
明日の朝出発する事にする。この事は誰にも言うなよ？分かったな！」
('A`)「（ふぅ・・）じゃ、肩貸しますよ。よいしょっと。」
鬼塚「・・」
('A`)「・・？」
鬼塚が何か言いたげだったような風にドクオには見えたが二人は何も話す事なく校舎へ戻っていった
続く
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