第二十話「僕の強さで」
最終更新：ID:Y+61oxXUzA 2010年11月09日(火) 22:45:46履歴
あらすじ
龍神王の復活を阻止するため、龍の頂きに突入したｱｷﾗ達。苦心の末ツンとブーンは敵を撃破するが、新たな危機が迫っているようで？
偉大なる獣と神獣の王のようです
第二十話「僕の強さで」
( ＾ω＾)「お前も龍神なのかお！」
＼(^o^)／「俺は龍神といっても屑も屑、ただのハイエナみたいな男さ。……弱った獲物を狩るだけのね」
( ＾ω＾)(まずい、先ほどの闘いでツンは消耗しきっている。僕一人でこいつに勝てるのか？)
ξﾟ��ﾟ)ξ「あんなこといってるけど、あいつはさっきの二人よりかなり格上よ！」
( ＾ω＾)「わかってるお、……そしてツンの状態も。だからここは僕がいくお！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「一人でなんて無茶よ！ 私も一緒に……」
( ＾ω＾)「駄目だ！ 大丈夫、僕は負けないお！」
＼(^o^)／「若いやつは元気があっていいねえ。だけど俺はもうオッサンだしさ、そんな元気もないからハンデをもらってもいいかい？」
龍人達「…………」
(；＾ω＾)「なっ!? 一騎打ちじゃないのかお！」
＼(^o^)／「正々堂々、負ければただの犬のクソってな。少年少女達には悪いけどこれが闘いってもんだ」
(；＾ω＾)「くぅぅ……、こうなったらどれだけ不利だろうとやるしかないお！」
＼(^o^)／「恨むな、とはいわんが化けて出てくれるなよ。御祓い代がかかっちまうからな」
( ＾ω＾)「「デュエル!!」」龍人達
龍の頂き、ふもと
('∀`)「はあ、はあ、さすがに……」
(｀･ω･´)「そろそろ限界ですね……」
龍人達「…………」
('∀`)「まだ敵は半分も残っているというのに、どうやら身体がいうことをきいてくれそうにありません」
(｀･ω･´)「同じくです。だけど決してここを通すわけにはいきません！ こうなったら残った命、その全てを燃焼させて！」
龍人達「…………!?」
('∀`)「待ってください！ 通常空間から何者かが侵入してきます！」
(｀･ω･´)「後方の龍人がなぎ倒されていっている？ これは、いったい何がおこってるんだ！」
？「よお、お二人さん。久し振りだな」
(｀･ω･´)「君は……！」
？「再開の言葉は後回しにして、とりあえずこいつらを片付けちまったほうがいいよな？ オラよっと！」
？「「デュエル!!」」龍人達
…………
？「ふう、肩慣らしぐらいにはなったか」
('∀`)「海外で闘っているはずの君が、なぜここに？」
？「おいおい、仲間を助けに来るのに理由なんているのか？」
？(そう、今度は俺がお前を助ける番だ……ブーン！)
龍の頂き、第一層
(；＾ω＾)「ふう、ふう、これで全員倒したお……」
＼(^o^)／「いやー、なかなか面白い見せ物だったよ。……さて、遊びはここまでにして、そろそろ本気で潰しにいきますかね」
ξﾟ��ﾟ)ξ「正々堂々これないの、この臆病者！」
＼(^o^)／「あー怖い怖い、俺は臆病者だからさ。それじゃ文句の続きはあの世でいってくれよ」
( ＾ω＾)「お前なんかに、負けられるかおぉぉぉ！」
( ＾ω＾)「「デュエル!!」」＼(^o^)／
＼(^o^)／「俺のターンからだな、ドロー！ モンスターを守備表示で召喚。一枚伏せてターンエンドといこうか」
( ＾ω＾)「僕のターン、ドロー！ まずは『Ｅ・ＨＥＲＯ プリズマー』召喚！」
( ＾ω＾)(よし、これなら！)
( ＾ω＾)「プリズマーの効果を発動。エクストラの『Ｄｒａｇｏｏｎ Ｄ‐ＥＮＤ』を見せ、デッキの『Ｄ‐ＨＥＲＯ Ｂｌｏｏ‐Ｄ』を墓地に送るお！ プリズマーで守備モンスターにアタック！」
＼(^o^)／「おっと、モンスターは『仮面竜』だ。戦闘破壊されたことにより、デッキから『デルタフライ』を特殊召喚させてもらおうかね」
( ＾ω＾)「リクルーターからチューナーかお。だったら一枚伏せて、ターンエンド！」
＼(^o^)／「俺のターンだねえ、ドロー！ 俺は『ゴーレム・ドラゴン』を召喚するぜ。そしてデルタフライの効果を発動して、ゴーレムドラゴンの星を５にする。この二体をチューニングだ！」
( ＾ω＾)「つまり星８のシンクロモンスター！」
＼(^o^)／「天焼き地焦がす、天地鳴動の魔よ。我に宿りて龍となれ！ 『レッド・デーモンズ・ドラゴン』シンクロ召喚!!」
レッドデーモンズ「ガアアアアァァァァ!!」
＼(^o^)／「では、レッドデーモンズでプリズマーにアタック！ 抗う者を焼き尽くせ！」
レッドデーモンズ「グオオオオオオォォォ!!」
( ´ω｀) LP８０００→６７００
ξ;ﾟ��ﾟ)ξ「ブーンっ!!」
(；＾ω＾)「ぐはっ！ ま、まだまだだお……！」
＼(^o^)／「はは、いつまで立っていられるかねえ。一枚伏せてターンエンドだ」
( ＾ω＾)「今だ！ エンドフェイズに伏せてある速攻魔法、終焉の焔を発動！ 黒炎トークン二体を守備表示で特殊召喚するお！」
( ＾ω＾)「そして僕のターン、ドロー！ 『Ｄ‐ＨＥＲＯ ドゥームガイ』を召喚。魔法カード、戦士の生還を発動して、墓地のＢｌｏｏ‐Ｄを手札に！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「場にはモンスター三体、いけるわ！」
( ＾ω＾)「場のドゥームガイと黒炎トークン二体をリリースして、Ｄ‐ＨＥＲＯ Ｂｌｏｏ‐Ｄ特殊召喚！ 優先権で効果を発動して、レッドデーモンズをＢｌｏｏに装備するお！」
＼(^o^)／「チッチッチッ、そいつはノンだ。罠カード、闇の幻影発動！ Ｂｌｏｏ‐Ｄの効果を無効にして破壊する！」
(；＾ω＾)「くっ、なら一枚伏せてターンエンドだお！」
＼(^o^)／「俺のターン、ドロー！ 少年、覚悟はいいかい？ レッドデーモンズでダイレクトアタックだ！」
( ＾ω＾)「その瞬間罠カード発動！ 聖なるバリア‐ミラーフォース！」
＼(^o^)／「じゃあ俺も罠カード発動しようかね。伏せてあるバスターモードを発動！ レッドデーモンズをリリースして、デッキから『レッド・デーモンズ・ドラゴン／バスター』攻撃表示で特殊召喚!!」
(；＾ω＾)「なっ!? ミラーフォースの効果でレッドデーモンズ／バスター破壊……！」
＼(^o^)／「／バスターが破壊されたとき、墓地のレッドデーモンズは蘇っちゃうんだな、これが。レッドデーモンズでダイレクトアタック！」
レッドデーモンズ「グオオオオオオォォォ!!」
( ´ω｀) LP６７００→３７００
(；＾ω＾)「うっ、ぐああああぁぁぁ!!」
＼(^o^)／「それじゃあ、メイン２に移行。装備魔法、白銀の翼をレッドデーモンズに装備だ。更に一枚伏せてターンエンド！」
( ＾ω＾)「はあ、はあ、強い……でも！ 僕のターンドロー！ 魔法カード、融合賢者を発動してデッキから融合を手札に！」
ξﾟ��ﾟ)ξ(あれは、ブーンの切り札！)
( ＾ω＾)「魔法カード、融合発動！ 手札のＢｌｏｏ‐Ｄと『Ｄ‐ＨＥＲＯ ドグマガイ』を融合する！ 頼む、力を貸してくれお！ 『Ｄｒａｇｏｏｎ Ｄ‐ＥＮＤ』融合召喚!!」
Ｄ‐ＥＮＤ「君に力を!!」
＼(^o^)／「御大層なことだが、白銀の翼で戦闘破壊は不可。効果破壊にも耐性がついてるんだぜ？」
( ＾ω＾)「なら白銀の翼だけでも！ Ｄ‐ＥＮＤの効果でレッドデーモンズを破壊する！」
＼(^o^)／「白銀の翼が身代わりになって破壊されるな」
( ＾ω＾)「これでターンエンドだお！」
＼(^o^)／「レッドデーモンズの効果で破壊されるのを嫌がって攻撃表示か。俺のターンドロー！ だがそんなことじゃ駄目だ。魔法カード、調和の宝札で『救世竜 セイヴァー・ドラゴン』を捨てて二枚ドロー！」
( ＾ω＾)「な、なにをいって……」
＼(^o^)／「場の状況というのは刻々と変わる。永続罠、スクリーンオブレッド発動！ こういうふうにな！ スクリーンオブレッドを墓地へ送って、墓地の救世竜を特殊召喚だ！」
＼(^o^)／「そして最後に『スターダスト・シャオロン』を召喚して準備完了！ シャオロン、救世竜、レッドデーモンズをシンクロする!!」
ξ;ﾟ��ﾟ)ξ「レッドデーモンズを更にシンクロ!?」
＼(^o^)／「天と地を照らす孤高の光よ。我に宿りて龍となれ！ 『セイヴァー・デモン・ドラゴン』シンクロ召喚!!」
セイヴァーデモン「グアアアアアァァァ!!」
( ＾ω＾)「セイヴァー、デモンドラゴン……!!」
＼(^o^)／「セイヴァーデモンの効果発動！ Ｄ‐ＥＮＤの効果を無効化し、Ｄ‐ＥＮＤの攻撃力ぶん攻撃力が上昇する！ 攻撃力は……すなわち7000!!」
(；＾ω＾)「なっ、7000!?」
＼(^o^)／「終ったな。セイヴァーデモンでＤ‐ＥＮＤにアタックだ！ 消え失せな！」
セイヴァーデモン「グシャアアアアア!!」
( ´ω｀) LP３７００→０
＼(^o^)／「俺の勝ちだな。さて、少年と少女には消えてもらうかね」
ξﾟ��ﾟ)ξ「そんな、ブーンが１ポイントもライフを減らせないなんて……」
(；＾ω＾)(強い、強すぎる！ たとえ万全の状態で正々堂々闘っても、こいつにはかなわなかった。それなのに……こいつはっ！)
( ｀ω´)「くそぉぉぉ！ なんでこんなやつが僕より強いんだよっ！ 間違ってるだろそんなのぉぉぉ！ 僕に力があれば！ もっともっと力があれば！ こいつを圧倒できるだけの力があればあああああぁぁぁ!!」
？「それは違うぞ、ブーン！」
( ＾ω＾)「――えっ？ あ、貴方は……!?」
(,,ﾟДﾟ)「力だけじゃ誰かを守ることなんてできない。正しいだけじゃ信念を貫けない」
( ＾ω＾)「ぎ、ギコさん！」
＼(^o^)／「お仲間さんかい？ 疲れるからこれ以上闘いたくないんだがねえ」
(,,ﾟДﾟ)「本当の強さとは力のことじゃない！ それを俺に教えてくれたのはブーン、お前だろ！」
( ＾ω＾)「強さは力じゃない。正しいだけでも駄目なんだ……」
(,,ﾟДﾟ)「ブーン！ お前の強さはなんだ！ なぜお前は闘う！」
( ＾ω＾)(僕の強さ？ 闘う理由……僕は正しくて強い、子供のころ見たヒーローのようになりたかった。でも、僕が闘う理由はそれだけじゃない。僕は、僕は……僕はっ！ 守りたかった！ 仲間達を！ そして、大切な人をっ!!)
ξﾟ��ﾟ)ξ「ブーンの身体が、光に包まれて……！」
パアァァァ！
( ＾ω＾)「そう、だった……。力だけじゃ誰かを守ることなんてできない！ 正しいだけじゃ信念を貫けない！ ツン、ギコさん。僕、こいつに勝つよ。力だけでも、正義だけでもない……僕の強さで!!」
＼(^o^)／「……力が強くなってる？ おいおい、なんだよこの少年漫画みたいな展開は。勘弁してくれよな！」
(,,ﾟДﾟ)「ブーン、こいつを使え！ 助けになるはずだ！」
( ＾ω＾)「ギコさん！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「ブーン、私は闘えないけど代わりにこの子を！」
( ＾ω＾)「ツン、ありがとう！」
＼(^o^)／「予想外の事態に焦ったが、だがそれでもまだ俺のほうが強い。悪いけど消えてもらうよ、少年！」
( ＾ω＾)「確かにお前は強い。だけど、それでも僕が勝つ！」
( ＾ω＾)「「デュエル!!」」＼(^o^)／
＼(^o^)／「俺のターンからだ、ドロー！ モンスターを守備表示で召喚。二枚伏せてターンエンド！」
( ＾ω＾)「僕のターン、ドロー！ 魔法カード、デステニードロー発動。手札から『Ｄ‐ＨＥＲＯ ダッシュガイ』を捨てて二枚ドロー！ モンスターを守備表示で召喚してターンエンドだ！」
＼(^o^)／「おやおや、若いんだからもっと攻めっ気がないと。俺のターンドロー！ 『デルタフライ』を反転召喚。永続罠、死霊ゾーマ発動。デルタフライでゾーマの星を５にし、この二体をチューニングだ！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「あいつ、またシンクロを！」
＼(^o^)／「天焼き地焦がす、天地鳴動の魔よ。我に宿りて龍となれ！ 『レッド・デーモンズ・ドラゴン』シンクロ召喚!!」
レッドデーモンズ「ガアアアアァァァァ!!」
＼(^o^)／「こいつならリクルーターでも関係ないからな。レッドデーモンズで守備モンスターにアタック！」
( ＾ω＾)「モンスターは『Ｄ‐ＨＥＲＯ ドゥームガイ』。レッドデーモンズに効果破壊されるから効果は使えない、か」
＼(^o^)／「これで俺のターンはエンドだ！」
( ＾ω＾)「僕のターンドロー！ 墓地のダッシュガイの効果で、ドローした『Ｅ・ＨＥＲＯ オーシャン』を特殊召喚！ スタンバイにオーシャンの効果で、墓地のダッシュガイを手札に！」
＼(^o^)／「おいおい、普通そうも都合よくいくもんかね」
( ＾ω＾)「まだまだ！ オーシャンをリリースしてダッシュガイをアドバンス召喚だ。魔法カード、愚かな埋葬を発動して、デッキの『Ｄ‐ＨＥＲＯ ディアボリックガイ』を墓地に送る」
( ＾ω＾)「墓地のディアボリックガイを除外して、デッキからディアボリックガイを特殊召喚！ ダッシュガイの効果でディアボリックガイをリリースして、ダッシュガイの攻撃力をエンドフェイズまで1000上げる！」
(,,ﾟДﾟ)「すなわち3100。これでレッドデーモンズの攻撃力を上回った！」
＼(^o^)／「それがそうはいかんのよな！ 永続罠、スクリーン・オブ・レッド発動！ 相手モンスターは攻撃できない！」
( ＾ω＾)「くっ！ なら一枚伏せて、僕のターンエンド！」
＼(^o^)／「俺のターンドロー！ 魔法カード、マジックプランターを発動。スクリーンオブレッドを墓地に送り、二枚ドロー！ 遊び抜きだ。レッドデーモンズでダッシュガイにアタック！ 抗う者を焼き尽くせ！」
( ＾ω＾)「させない！ 罠カード、Ｄ‐カウンター発動！ レッドデーモンズを破壊する！」
＼(^o^)／「ならば二枚伏せてターンエンドだ！」
( ＾ω＾)「僕のターン、ドロー！ 『Ｄ‐ＨＥＲＯ ダイヤモンドガイ』を召喚！ ダイヤモンドガイの効果を発動する！ デッキトップは……トレードイン、通常魔法だから墓地へ！」
( ＾ω＾)「これで！ ダッシュガイでダイレクトアタック！」
＼(^o^)／「そう簡単にはいかないんだな、これが！ 永続罠、ウィキッド・リボーン発動！ ライフを支払い、墓地のレッドデーモンズが蘇る！」
＼(^o^)／ LP８０００→７２００
(,,ﾟДﾟ)(息を吐かせぬ攻防だな。相手もやる……！)
( ＾ω＾)「攻めきれないか！ 攻撃宣言を中止して、メイン２に移行。一枚伏せてターンエンド！」
＼(^o^)／「俺のターン、ドロー！ 今度は俺が攻める番だな。レッドデーモンズでダイヤモンドガイにアタック！」
レッドデーモンズ「グオオオオオオォォォ!!」
( ´ω｀) LP８０００→６４００
＼(^o^)／「続けて罠カード、バスターモード！ レッドデーモンズをリリースして、デッキから『レッド・デーモンズ・ドラゴン／バスター』特殊召喚!! レッドデーモンズ／バスターでダッシュガイにアタックだ！」
( ´ω｀) LP６４００→５０００
(；＾ω＾)「ぐはっ、うぐああああぁぁぁ!!」
＼(^o^)／「一歩リードってとこかね。ターンエンドだ！」
( ＾ω＾)「はあ、はあ、……僕のターンドロー！」
( ＾ω＾)(／バスターを破壊してもレッドデーモンズが蘇る。なら、一気に破壊し尽くすしか……！)
( ＾ω＾)「ダイヤモンドガイの効果で墓地に送った、トレードインを発動！ 二枚ドローする！ ……このカードは!? いけるっ！ 魔法カード、融合を発動！」
＼(^o^)／「またもやＤ‐ＥＮＤかい？」
( ＾ω＾)「ギコさん、力を借りるよ！ 手札の『Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス』と『Ｄ‐ＨＥＲＯ ドグマガイ』を融合！ 『Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス・ナイト』融合召喚!!」
(,,ﾟДﾟ)「見事だ、ブーン！」
( ＾ω＾)「ネオスナイトの攻撃力は、ドグマガイの攻撃力の半分上昇する！ すなわち……4150！ ネオスナイトでレッドデーモンズ／バスターにアタック！ これで！」
＼(^o^)／「だが／バスターが破壊されたことにより、レッドデーモンズを墓地から特殊召喚だ！」
( ＾ω＾)「まだだ！ ネオスナイトは戦闘ダメージを与えられない代わりに、二回攻撃できる！ ネオスナイトでレッドデーモンズにアタック!!」
＼(^o^)／「ちぃっ、レッドデーモンズは破壊される！」
( ＾ω＾)「これで僕のターンエンド！」
＼(^o^)／「やるねえ、少年。俺のターンドロー！ だが俺はもっとやるんでね！ 魔法カード、死者蘇生を発動し、墓地のレッドデーモンズを特殊召喚する！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「レッドデーモンズでもネオスナイトには！」
＼(^o^)／「フィールド魔法、竜の渓谷だ。渓谷の効果で『救世竜 セイヴァー・ドラゴン』を捨てて、デッキから『ドラグニティ‐ブラックスピア』を手札に加える。更に『金華猫』を召喚だ！」
(,,ﾟДﾟ)「金華猫、墓地の星１のモンスターを蘇生するモンスターか！」
＼(^o^)／「蘇るのはもちろん救世竜！ 救世竜、金華猫、レッドデーモンズをチューニング！ 天と地を照らす孤高の光よ。我に宿りて龍となれ！ 『セイヴァー・デモン・ドラゴン』シンクロ召喚!!」
セイヴァーデモン「グアアアアアアァァァ!!」
(；＾ω＾)「セイヴァーデモンかっ！」
＼(^o^)／「ネオスナイトの効果を無効化し、ネオスナイトの攻撃力ぶん攻撃力を上昇させる！ セイヴァーデモンでネオスナイトにアタックだ！ 抗う者を焼き尽くせ！」
セイヴァーデモン「グシャアアアアア!!」
( ´ω｀) LP５０００→１０００
(；＾ω＾)「がはっ！ うがあぁ、ぐうぅぅぅ!!」
＼(^o^)／「これはきいたろ。二枚伏せてターンエンド！ エンドフェイズにセイヴァーデモンはエクストラに戻り、墓地のレッドデーモンズを特殊召喚する！」
( ＾ω＾)「この程度で怯むものか！ 僕のターンドロー！ 魔法カード、融合回収！ 墓地の融合とドグマガイを手札に！ 魔法カード、融合でドグマガイと『Ｄ‐ＨＥＲＯ Ｂｌｏｏ‐Ｄ』を融合する！」
( ＾ω＾)「今一度僕に力を！ 『Ｄｒａｇｏｏｎ Ｄ‐ＥＮＤ』守備表示で融合召喚!!」
Ｄ‐ＤＮＤ「倒すための力ではなく、守るための力!!」
( ＾ω＾)「優先権でＤ‐ＥＮＤの効果を発動！ レッドデーモンズを破壊し、３０００ダメージ与える!!」
＼(^o^)／ LP７２００→４２００
＼(^o^)／「ぐはあああっ!!」
ξﾟ��ﾟ)ξ「初めてあいつにダメージを与えられたわ！」
( ＾ω＾)「これで僕のターンエンド！」
＼(^o^)／「……やってくれたな。俺のターンドロー！ 逆鱗に触れたぞ！ 竜の渓谷の効果発動！ 手札の『ゴーレム・ドラゴン』を捨て、デッキの『ドラグニティ‐コルセスカ』を墓地へ送る！」
＼(^o^)／「永続罠、リビングデッドの呼び声発動。墓地のレッドデーモンズを特殊召喚だ！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「またレッドデーモンズを！」
＼(^o^)／「更に永続罠、スクリーン・オブ・レッド発動！ スクリーンオブレッドを墓地に送り、墓地のコルセスカを特殊召喚！ そしてブラックスピアを召喚。ブラックスピア、コルセスカ、レッドデーモンズをチューニングする！」
( ＾ω＾)「チューナー二体をチューニング!?」
＼(^o^)／「天駆け地統べる、天地創造の力よ。我に宿りて龍となれ！ 『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』シンクロ召喚!!」
スカーレッド「グガアアアアアァァァ!!」
＼(^o^)／「スカーレッドの攻撃力は墓地のチューナー×500アップする！ すなわち5500!! 更にスカーレッドは効果破壊されない！ スカーレッドでＤ‐ＥＮＤにアタック！」
(；＾ω＾)「Ｄ‐ＥＮＤは破壊される！」
＼(^o^)／「これでターンエンドだ！」
( ＾ω＾)「僕のターン、ドロー！ スタンバイフェイズに墓地のドゥームガイを除外して、Ｄ‐ＥＮＤを蘇生する！ 魔法カード、闇の誘惑発動！」
( ＾ω＾)(スカーレッドは効果破壊されない。ここで逆転のカードを引けなければ……！)
パアアァァ！
( ＾ω＾)(これは、デッキが光ってる？ ……そうか、お前が力を貸してくれるのか)
( ＾ω＾)「二枚ドロー、そして手札の『Ｄ‐ＨＥＲＯ ディフェンドガイ』を除外。魔法カード、戦士の生還で墓地のネオスを手札に！」
＼(^o^)／「ネオス？ そいつでどうやってスカーレッドを倒すんだ」
( ＾ω＾)「こうやってさ。闇の虹、光の中でも輝け!! 魔法カード、融合！ 手札のネオスと『究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン』を融合！ 『レインボーネオス』融合召喚!!」
(,,ﾟДﾟ)「これは……七色に輝くＨＥＲＯ!?」
ξﾟ��ﾟ)ξ「レインボーネオス!!」
( ＾ω＾)「Ｄ‐ＥＮＤ、もう一頑張りしてくれ。レインボーネオスの効果発動！ Ｄ‐ＥＮＤを墓地へ送り、スカーレッドをデッキに戻す！」
＼(^o^)／「な、なんだと!? 俺の場はガラ空きに……！」
( ＾ω＾)「僕の勝ちだ！ レインボーネオスでダイレクトアタック！ 虹の光の中に消えろ！」
＼(^o^)／ LP４２００→０
＼(^o^)／「俺が……消える……？ ははっ、ははははは！ 嘘だろ、おい！」
( ＾ω＾)「お前は僕より強かったよ。……でも、ただ強いだけだ。それなら何回やっても僕が勝つ」
＼(^o^)／「俺は強いだけじゃない！ 勝てる状況を作りだし、勝つべくして勝ってきたんだ！」
(,,ﾟДﾟ)「だからお前は負けたんだよ。絶対に勝てる勝負しかしてこなかったやつが、修羅場をくぐってきたブーンに、ここ一番で勝てるわけがねえ」
＼(^o^)／「なら俺は、負けるべくして負けたってのか？ ……は、ははははは！ あー、なんかもうどうでもいいや。どうせこの世界は終わるんだ。じゃあな、少年。先にあの世で待ってるぜ」
( ＾ω＾)「…………」
＼(^o^)／「……最後に……一言…………俺の人生ｵﾜﾀ……！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「フン。さっさと、消えなさいよね！」
( ＾ω＾)「…………」
ξﾟ��ﾟ)ξ「どうしたの、ブーン？」
( ‐ω‐)「ごめん、少し……疲れた、みたいだ……お…………」
ξ;ﾟ��ﾟ)ξ「ちょっと、ブーン！ ブーン!!」
( ‐ω‐)「ぐー……ぐー……」
(,,ﾟДﾟ)「安心しな。寝てるだけみたいだ」
ξﾟ��ﾟ)ξ「はあ、よかった……。まったく、心配かけるんじゃないわよ」
( ‐ω‐)「むにゃ……ぐー……」
第二十話 完
龍神王の復活を阻止するため、龍の頂きに突入したｱｷﾗ達。苦心の末ツンとブーンは敵を撃破するが、新たな危機が迫っているようで？
偉大なる獣と神獣の王のようです
第二十話「僕の強さで」
( ＾ω＾)「お前も龍神なのかお！」
＼(^o^)／「俺は龍神といっても屑も屑、ただのハイエナみたいな男さ。……弱った獲物を狩るだけのね」
( ＾ω＾)(まずい、先ほどの闘いでツンは消耗しきっている。僕一人でこいつに勝てるのか？)
ξﾟ��ﾟ)ξ「あんなこといってるけど、あいつはさっきの二人よりかなり格上よ！」
( ＾ω＾)「わかってるお、……そしてツンの状態も。だからここは僕がいくお！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「一人でなんて無茶よ！ 私も一緒に……」
( ＾ω＾)「駄目だ！ 大丈夫、僕は負けないお！」
＼(^o^)／「若いやつは元気があっていいねえ。だけど俺はもうオッサンだしさ、そんな元気もないからハンデをもらってもいいかい？」
龍人達「…………」
(；＾ω＾)「なっ!? 一騎打ちじゃないのかお！」
＼(^o^)／「正々堂々、負ければただの犬のクソってな。少年少女達には悪いけどこれが闘いってもんだ」
(；＾ω＾)「くぅぅ……、こうなったらどれだけ不利だろうとやるしかないお！」
＼(^o^)／「恨むな、とはいわんが化けて出てくれるなよ。御祓い代がかかっちまうからな」
( ＾ω＾)「「デュエル!!」」龍人達
龍の頂き、ふもと
('∀`)「はあ、はあ、さすがに……」
(｀･ω･´)「そろそろ限界ですね……」
龍人達「…………」
('∀`)「まだ敵は半分も残っているというのに、どうやら身体がいうことをきいてくれそうにありません」
(｀･ω･´)「同じくです。だけど決してここを通すわけにはいきません！ こうなったら残った命、その全てを燃焼させて！」
龍人達「…………!?」
('∀`)「待ってください！ 通常空間から何者かが侵入してきます！」
(｀･ω･´)「後方の龍人がなぎ倒されていっている？ これは、いったい何がおこってるんだ！」
？「よお、お二人さん。久し振りだな」
(｀･ω･´)「君は……！」
？「再開の言葉は後回しにして、とりあえずこいつらを片付けちまったほうがいいよな？ オラよっと！」
？「「デュエル!!」」龍人達
…………
？「ふう、肩慣らしぐらいにはなったか」
('∀`)「海外で闘っているはずの君が、なぜここに？」
？「おいおい、仲間を助けに来るのに理由なんているのか？」
？(そう、今度は俺がお前を助ける番だ……ブーン！)
龍の頂き、第一層
(；＾ω＾)「ふう、ふう、これで全員倒したお……」
＼(^o^)／「いやー、なかなか面白い見せ物だったよ。……さて、遊びはここまでにして、そろそろ本気で潰しにいきますかね」
ξﾟ��ﾟ)ξ「正々堂々これないの、この臆病者！」
＼(^o^)／「あー怖い怖い、俺は臆病者だからさ。それじゃ文句の続きはあの世でいってくれよ」
( ＾ω＾)「お前なんかに、負けられるかおぉぉぉ！」
( ＾ω＾)「「デュエル!!」」＼(^o^)／
＼(^o^)／「俺のターンからだな、ドロー！ モンスターを守備表示で召喚。一枚伏せてターンエンドといこうか」
( ＾ω＾)「僕のターン、ドロー！ まずは『Ｅ・ＨＥＲＯ プリズマー』召喚！」
( ＾ω＾)(よし、これなら！)
( ＾ω＾)「プリズマーの効果を発動。エクストラの『Ｄｒａｇｏｏｎ Ｄ‐ＥＮＤ』を見せ、デッキの『Ｄ‐ＨＥＲＯ Ｂｌｏｏ‐Ｄ』を墓地に送るお！ プリズマーで守備モンスターにアタック！」
＼(^o^)／「おっと、モンスターは『仮面竜』だ。戦闘破壊されたことにより、デッキから『デルタフライ』を特殊召喚させてもらおうかね」
( ＾ω＾)「リクルーターからチューナーかお。だったら一枚伏せて、ターンエンド！」
＼(^o^)／「俺のターンだねえ、ドロー！ 俺は『ゴーレム・ドラゴン』を召喚するぜ。そしてデルタフライの効果を発動して、ゴーレムドラゴンの星を５にする。この二体をチューニングだ！」
( ＾ω＾)「つまり星８のシンクロモンスター！」
＼(^o^)／「天焼き地焦がす、天地鳴動の魔よ。我に宿りて龍となれ！ 『レッド・デーモンズ・ドラゴン』シンクロ召喚!!」
レッドデーモンズ「ガアアアアァァァァ!!」
＼(^o^)／「では、レッドデーモンズでプリズマーにアタック！ 抗う者を焼き尽くせ！」
レッドデーモンズ「グオオオオオオォォォ!!」
( ´ω｀) LP８０００→６７００
ξ;ﾟ��ﾟ)ξ「ブーンっ!!」
(；＾ω＾)「ぐはっ！ ま、まだまだだお……！」
＼(^o^)／「はは、いつまで立っていられるかねえ。一枚伏せてターンエンドだ」
( ＾ω＾)「今だ！ エンドフェイズに伏せてある速攻魔法、終焉の焔を発動！ 黒炎トークン二体を守備表示で特殊召喚するお！」
( ＾ω＾)「そして僕のターン、ドロー！ 『Ｄ‐ＨＥＲＯ ドゥームガイ』を召喚。魔法カード、戦士の生還を発動して、墓地のＢｌｏｏ‐Ｄを手札に！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「場にはモンスター三体、いけるわ！」
( ＾ω＾)「場のドゥームガイと黒炎トークン二体をリリースして、Ｄ‐ＨＥＲＯ Ｂｌｏｏ‐Ｄ特殊召喚！ 優先権で効果を発動して、レッドデーモンズをＢｌｏｏに装備するお！」
＼(^o^)／「チッチッチッ、そいつはノンだ。罠カード、闇の幻影発動！ Ｂｌｏｏ‐Ｄの効果を無効にして破壊する！」
(；＾ω＾)「くっ、なら一枚伏せてターンエンドだお！」
＼(^o^)／「俺のターン、ドロー！ 少年、覚悟はいいかい？ レッドデーモンズでダイレクトアタックだ！」
( ＾ω＾)「その瞬間罠カード発動！ 聖なるバリア‐ミラーフォース！」
＼(^o^)／「じゃあ俺も罠カード発動しようかね。伏せてあるバスターモードを発動！ レッドデーモンズをリリースして、デッキから『レッド・デーモンズ・ドラゴン／バスター』攻撃表示で特殊召喚!!」
(；＾ω＾)「なっ!? ミラーフォースの効果でレッドデーモンズ／バスター破壊……！」
＼(^o^)／「／バスターが破壊されたとき、墓地のレッドデーモンズは蘇っちゃうんだな、これが。レッドデーモンズでダイレクトアタック！」
レッドデーモンズ「グオオオオオオォォォ!!」
( ´ω｀) LP６７００→３７００
(；＾ω＾)「うっ、ぐああああぁぁぁ!!」
＼(^o^)／「それじゃあ、メイン２に移行。装備魔法、白銀の翼をレッドデーモンズに装備だ。更に一枚伏せてターンエンド！」
( ＾ω＾)「はあ、はあ、強い……でも！ 僕のターンドロー！ 魔法カード、融合賢者を発動してデッキから融合を手札に！」
ξﾟ��ﾟ)ξ(あれは、ブーンの切り札！)
( ＾ω＾)「魔法カード、融合発動！ 手札のＢｌｏｏ‐Ｄと『Ｄ‐ＨＥＲＯ ドグマガイ』を融合する！ 頼む、力を貸してくれお！ 『Ｄｒａｇｏｏｎ Ｄ‐ＥＮＤ』融合召喚!!」
Ｄ‐ＥＮＤ「君に力を!!」
＼(^o^)／「御大層なことだが、白銀の翼で戦闘破壊は不可。効果破壊にも耐性がついてるんだぜ？」
( ＾ω＾)「なら白銀の翼だけでも！ Ｄ‐ＥＮＤの効果でレッドデーモンズを破壊する！」
＼(^o^)／「白銀の翼が身代わりになって破壊されるな」
( ＾ω＾)「これでターンエンドだお！」
＼(^o^)／「レッドデーモンズの効果で破壊されるのを嫌がって攻撃表示か。俺のターンドロー！ だがそんなことじゃ駄目だ。魔法カード、調和の宝札で『救世竜 セイヴァー・ドラゴン』を捨てて二枚ドロー！」
( ＾ω＾)「な、なにをいって……」
＼(^o^)／「場の状況というのは刻々と変わる。永続罠、スクリーンオブレッド発動！ こういうふうにな！ スクリーンオブレッドを墓地へ送って、墓地の救世竜を特殊召喚だ！」
＼(^o^)／「そして最後に『スターダスト・シャオロン』を召喚して準備完了！ シャオロン、救世竜、レッドデーモンズをシンクロする!!」
ξ;ﾟ��ﾟ)ξ「レッドデーモンズを更にシンクロ!?」
＼(^o^)／「天と地を照らす孤高の光よ。我に宿りて龍となれ！ 『セイヴァー・デモン・ドラゴン』シンクロ召喚!!」
セイヴァーデモン「グアアアアアァァァ!!」
( ＾ω＾)「セイヴァー、デモンドラゴン……!!」
＼(^o^)／「セイヴァーデモンの効果発動！ Ｄ‐ＥＮＤの効果を無効化し、Ｄ‐ＥＮＤの攻撃力ぶん攻撃力が上昇する！ 攻撃力は……すなわち7000!!」
(；＾ω＾)「なっ、7000!?」
＼(^o^)／「終ったな。セイヴァーデモンでＤ‐ＥＮＤにアタックだ！ 消え失せな！」
セイヴァーデモン「グシャアアアアア!!」
( ´ω｀) LP３７００→０
＼(^o^)／「俺の勝ちだな。さて、少年と少女には消えてもらうかね」
ξﾟ��ﾟ)ξ「そんな、ブーンが１ポイントもライフを減らせないなんて……」
(；＾ω＾)(強い、強すぎる！ たとえ万全の状態で正々堂々闘っても、こいつにはかなわなかった。それなのに……こいつはっ！)
( ｀ω´)「くそぉぉぉ！ なんでこんなやつが僕より強いんだよっ！ 間違ってるだろそんなのぉぉぉ！ 僕に力があれば！ もっともっと力があれば！ こいつを圧倒できるだけの力があればあああああぁぁぁ!!」
？「それは違うぞ、ブーン！」
( ＾ω＾)「――えっ？ あ、貴方は……!?」
(,,ﾟДﾟ)「力だけじゃ誰かを守ることなんてできない。正しいだけじゃ信念を貫けない」
( ＾ω＾)「ぎ、ギコさん！」
＼(^o^)／「お仲間さんかい？ 疲れるからこれ以上闘いたくないんだがねえ」
(,,ﾟДﾟ)「本当の強さとは力のことじゃない！ それを俺に教えてくれたのはブーン、お前だろ！」
( ＾ω＾)「強さは力じゃない。正しいだけでも駄目なんだ……」
(,,ﾟДﾟ)「ブーン！ お前の強さはなんだ！ なぜお前は闘う！」
( ＾ω＾)(僕の強さ？ 闘う理由……僕は正しくて強い、子供のころ見たヒーローのようになりたかった。でも、僕が闘う理由はそれだけじゃない。僕は、僕は……僕はっ！ 守りたかった！ 仲間達を！ そして、大切な人をっ!!)
ξﾟ��ﾟ)ξ「ブーンの身体が、光に包まれて……！」
パアァァァ！
( ＾ω＾)「そう、だった……。力だけじゃ誰かを守ることなんてできない！ 正しいだけじゃ信念を貫けない！ ツン、ギコさん。僕、こいつに勝つよ。力だけでも、正義だけでもない……僕の強さで!!」
＼(^o^)／「……力が強くなってる？ おいおい、なんだよこの少年漫画みたいな展開は。勘弁してくれよな！」
(,,ﾟДﾟ)「ブーン、こいつを使え！ 助けになるはずだ！」
( ＾ω＾)「ギコさん！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「ブーン、私は闘えないけど代わりにこの子を！」
( ＾ω＾)「ツン、ありがとう！」
＼(^o^)／「予想外の事態に焦ったが、だがそれでもまだ俺のほうが強い。悪いけど消えてもらうよ、少年！」
( ＾ω＾)「確かにお前は強い。だけど、それでも僕が勝つ！」
( ＾ω＾)「「デュエル!!」」＼(^o^)／
＼(^o^)／「俺のターンからだ、ドロー！ モンスターを守備表示で召喚。二枚伏せてターンエンド！」
( ＾ω＾)「僕のターン、ドロー！ 魔法カード、デステニードロー発動。手札から『Ｄ‐ＨＥＲＯ ダッシュガイ』を捨てて二枚ドロー！ モンスターを守備表示で召喚してターンエンドだ！」
＼(^o^)／「おやおや、若いんだからもっと攻めっ気がないと。俺のターンドロー！ 『デルタフライ』を反転召喚。永続罠、死霊ゾーマ発動。デルタフライでゾーマの星を５にし、この二体をチューニングだ！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「あいつ、またシンクロを！」
＼(^o^)／「天焼き地焦がす、天地鳴動の魔よ。我に宿りて龍となれ！ 『レッド・デーモンズ・ドラゴン』シンクロ召喚!!」
レッドデーモンズ「ガアアアアァァァァ!!」
＼(^o^)／「こいつならリクルーターでも関係ないからな。レッドデーモンズで守備モンスターにアタック！」
( ＾ω＾)「モンスターは『Ｄ‐ＨＥＲＯ ドゥームガイ』。レッドデーモンズに効果破壊されるから効果は使えない、か」
＼(^o^)／「これで俺のターンはエンドだ！」
( ＾ω＾)「僕のターンドロー！ 墓地のダッシュガイの効果で、ドローした『Ｅ・ＨＥＲＯ オーシャン』を特殊召喚！ スタンバイにオーシャンの効果で、墓地のダッシュガイを手札に！」
＼(^o^)／「おいおい、普通そうも都合よくいくもんかね」
( ＾ω＾)「まだまだ！ オーシャンをリリースしてダッシュガイをアドバンス召喚だ。魔法カード、愚かな埋葬を発動して、デッキの『Ｄ‐ＨＥＲＯ ディアボリックガイ』を墓地に送る」
( ＾ω＾)「墓地のディアボリックガイを除外して、デッキからディアボリックガイを特殊召喚！ ダッシュガイの効果でディアボリックガイをリリースして、ダッシュガイの攻撃力をエンドフェイズまで1000上げる！」
(,,ﾟДﾟ)「すなわち3100。これでレッドデーモンズの攻撃力を上回った！」
＼(^o^)／「それがそうはいかんのよな！ 永続罠、スクリーン・オブ・レッド発動！ 相手モンスターは攻撃できない！」
( ＾ω＾)「くっ！ なら一枚伏せて、僕のターンエンド！」
＼(^o^)／「俺のターンドロー！ 魔法カード、マジックプランターを発動。スクリーンオブレッドを墓地に送り、二枚ドロー！ 遊び抜きだ。レッドデーモンズでダッシュガイにアタック！ 抗う者を焼き尽くせ！」
( ＾ω＾)「させない！ 罠カード、Ｄ‐カウンター発動！ レッドデーモンズを破壊する！」
＼(^o^)／「ならば二枚伏せてターンエンドだ！」
( ＾ω＾)「僕のターン、ドロー！ 『Ｄ‐ＨＥＲＯ ダイヤモンドガイ』を召喚！ ダイヤモンドガイの効果を発動する！ デッキトップは……トレードイン、通常魔法だから墓地へ！」
( ＾ω＾)「これで！ ダッシュガイでダイレクトアタック！」
＼(^o^)／「そう簡単にはいかないんだな、これが！ 永続罠、ウィキッド・リボーン発動！ ライフを支払い、墓地のレッドデーモンズが蘇る！」
＼(^o^)／ LP８０００→７２００
(,,ﾟДﾟ)(息を吐かせぬ攻防だな。相手もやる……！)
( ＾ω＾)「攻めきれないか！ 攻撃宣言を中止して、メイン２に移行。一枚伏せてターンエンド！」
＼(^o^)／「俺のターン、ドロー！ 今度は俺が攻める番だな。レッドデーモンズでダイヤモンドガイにアタック！」
レッドデーモンズ「グオオオオオオォォォ!!」
( ´ω｀) LP８０００→６４００
＼(^o^)／「続けて罠カード、バスターモード！ レッドデーモンズをリリースして、デッキから『レッド・デーモンズ・ドラゴン／バスター』特殊召喚!! レッドデーモンズ／バスターでダッシュガイにアタックだ！」
( ´ω｀) LP６４００→５０００
(；＾ω＾)「ぐはっ、うぐああああぁぁぁ!!」
＼(^o^)／「一歩リードってとこかね。ターンエンドだ！」
( ＾ω＾)「はあ、はあ、……僕のターンドロー！」
( ＾ω＾)(／バスターを破壊してもレッドデーモンズが蘇る。なら、一気に破壊し尽くすしか……！)
( ＾ω＾)「ダイヤモンドガイの効果で墓地に送った、トレードインを発動！ 二枚ドローする！ ……このカードは!? いけるっ！ 魔法カード、融合を発動！」
＼(^o^)／「またもやＤ‐ＥＮＤかい？」
( ＾ω＾)「ギコさん、力を借りるよ！ 手札の『Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス』と『Ｄ‐ＨＥＲＯ ドグマガイ』を融合！ 『Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス・ナイト』融合召喚!!」
(,,ﾟДﾟ)「見事だ、ブーン！」
( ＾ω＾)「ネオスナイトの攻撃力は、ドグマガイの攻撃力の半分上昇する！ すなわち……4150！ ネオスナイトでレッドデーモンズ／バスターにアタック！ これで！」
＼(^o^)／「だが／バスターが破壊されたことにより、レッドデーモンズを墓地から特殊召喚だ！」
( ＾ω＾)「まだだ！ ネオスナイトは戦闘ダメージを与えられない代わりに、二回攻撃できる！ ネオスナイトでレッドデーモンズにアタック!!」
＼(^o^)／「ちぃっ、レッドデーモンズは破壊される！」
( ＾ω＾)「これで僕のターンエンド！」
＼(^o^)／「やるねえ、少年。俺のターンドロー！ だが俺はもっとやるんでね！ 魔法カード、死者蘇生を発動し、墓地のレッドデーモンズを特殊召喚する！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「レッドデーモンズでもネオスナイトには！」
＼(^o^)／「フィールド魔法、竜の渓谷だ。渓谷の効果で『救世竜 セイヴァー・ドラゴン』を捨てて、デッキから『ドラグニティ‐ブラックスピア』を手札に加える。更に『金華猫』を召喚だ！」
(,,ﾟДﾟ)「金華猫、墓地の星１のモンスターを蘇生するモンスターか！」
＼(^o^)／「蘇るのはもちろん救世竜！ 救世竜、金華猫、レッドデーモンズをチューニング！ 天と地を照らす孤高の光よ。我に宿りて龍となれ！ 『セイヴァー・デモン・ドラゴン』シンクロ召喚!!」
セイヴァーデモン「グアアアアアアァァァ!!」
(；＾ω＾)「セイヴァーデモンかっ！」
＼(^o^)／「ネオスナイトの効果を無効化し、ネオスナイトの攻撃力ぶん攻撃力を上昇させる！ セイヴァーデモンでネオスナイトにアタックだ！ 抗う者を焼き尽くせ！」
セイヴァーデモン「グシャアアアアア!!」
( ´ω｀) LP５０００→１０００
(；＾ω＾)「がはっ！ うがあぁ、ぐうぅぅぅ!!」
＼(^o^)／「これはきいたろ。二枚伏せてターンエンド！ エンドフェイズにセイヴァーデモンはエクストラに戻り、墓地のレッドデーモンズを特殊召喚する！」
( ＾ω＾)「この程度で怯むものか！ 僕のターンドロー！ 魔法カード、融合回収！ 墓地の融合とドグマガイを手札に！ 魔法カード、融合でドグマガイと『Ｄ‐ＨＥＲＯ Ｂｌｏｏ‐Ｄ』を融合する！」
( ＾ω＾)「今一度僕に力を！ 『Ｄｒａｇｏｏｎ Ｄ‐ＥＮＤ』守備表示で融合召喚!!」
Ｄ‐ＤＮＤ「倒すための力ではなく、守るための力!!」
( ＾ω＾)「優先権でＤ‐ＥＮＤの効果を発動！ レッドデーモンズを破壊し、３０００ダメージ与える!!」
＼(^o^)／ LP７２００→４２００
＼(^o^)／「ぐはあああっ!!」
ξﾟ��ﾟ)ξ「初めてあいつにダメージを与えられたわ！」
( ＾ω＾)「これで僕のターンエンド！」
＼(^o^)／「……やってくれたな。俺のターンドロー！ 逆鱗に触れたぞ！ 竜の渓谷の効果発動！ 手札の『ゴーレム・ドラゴン』を捨て、デッキの『ドラグニティ‐コルセスカ』を墓地へ送る！」
＼(^o^)／「永続罠、リビングデッドの呼び声発動。墓地のレッドデーモンズを特殊召喚だ！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「またレッドデーモンズを！」
＼(^o^)／「更に永続罠、スクリーン・オブ・レッド発動！ スクリーンオブレッドを墓地に送り、墓地のコルセスカを特殊召喚！ そしてブラックスピアを召喚。ブラックスピア、コルセスカ、レッドデーモンズをチューニングする！」
( ＾ω＾)「チューナー二体をチューニング!?」
＼(^o^)／「天駆け地統べる、天地創造の力よ。我に宿りて龍となれ！ 『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』シンクロ召喚!!」
スカーレッド「グガアアアアアァァァ!!」
＼(^o^)／「スカーレッドの攻撃力は墓地のチューナー×500アップする！ すなわち5500!! 更にスカーレッドは効果破壊されない！ スカーレッドでＤ‐ＥＮＤにアタック！」
(；＾ω＾)「Ｄ‐ＥＮＤは破壊される！」
＼(^o^)／「これでターンエンドだ！」
( ＾ω＾)「僕のターン、ドロー！ スタンバイフェイズに墓地のドゥームガイを除外して、Ｄ‐ＥＮＤを蘇生する！ 魔法カード、闇の誘惑発動！」
( ＾ω＾)(スカーレッドは効果破壊されない。ここで逆転のカードを引けなければ……！)
パアアァァ！
( ＾ω＾)(これは、デッキが光ってる？ ……そうか、お前が力を貸してくれるのか)
( ＾ω＾)「二枚ドロー、そして手札の『Ｄ‐ＨＥＲＯ ディフェンドガイ』を除外。魔法カード、戦士の生還で墓地のネオスを手札に！」
＼(^o^)／「ネオス？ そいつでどうやってスカーレッドを倒すんだ」
( ＾ω＾)「こうやってさ。闇の虹、光の中でも輝け!! 魔法カード、融合！ 手札のネオスと『究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン』を融合！ 『レインボーネオス』融合召喚!!」
(,,ﾟДﾟ)「これは……七色に輝くＨＥＲＯ!?」
ξﾟ��ﾟ)ξ「レインボーネオス!!」
( ＾ω＾)「Ｄ‐ＥＮＤ、もう一頑張りしてくれ。レインボーネオスの効果発動！ Ｄ‐ＥＮＤを墓地へ送り、スカーレッドをデッキに戻す！」
＼(^o^)／「な、なんだと!? 俺の場はガラ空きに……！」
( ＾ω＾)「僕の勝ちだ！ レインボーネオスでダイレクトアタック！ 虹の光の中に消えろ！」
＼(^o^)／ LP４２００→０
＼(^o^)／「俺が……消える……？ ははっ、ははははは！ 嘘だろ、おい！」
( ＾ω＾)「お前は僕より強かったよ。……でも、ただ強いだけだ。それなら何回やっても僕が勝つ」
＼(^o^)／「俺は強いだけじゃない！ 勝てる状況を作りだし、勝つべくして勝ってきたんだ！」
(,,ﾟДﾟ)「だからお前は負けたんだよ。絶対に勝てる勝負しかしてこなかったやつが、修羅場をくぐってきたブーンに、ここ一番で勝てるわけがねえ」
＼(^o^)／「なら俺は、負けるべくして負けたってのか？ ……は、ははははは！ あー、なんかもうどうでもいいや。どうせこの世界は終わるんだ。じゃあな、少年。先にあの世で待ってるぜ」
( ＾ω＾)「…………」
＼(^o^)／「……最後に……一言…………俺の人生ｵﾜﾀ……！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「フン。さっさと、消えなさいよね！」
( ＾ω＾)「…………」
ξﾟ��ﾟ)ξ「どうしたの、ブーン？」
( ‐ω‐)「ごめん、少し……疲れた、みたいだ……お…………」
ξ;ﾟ��ﾟ)ξ「ちょっと、ブーン！ ブーン!!」
( ‐ω‐)「ぐー……ぐー……」
(,,ﾟДﾟ)「安心しな。寝てるだけみたいだ」
ξﾟ��ﾟ)ξ「はあ、よかった……。まったく、心配かけるんじゃないわよ」
( ‐ω‐)「むにゃ……ぐー……」
第二十話 完
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