第二話 精霊のいない村
最終更新：ID:P3QWmuV+qg 2010年04月23日(金) 01:59:20履歴
（ ♀_ｰ)「魔法使いは勇敢な猛獣使いと出会う」
ー（｀��_�供砲�(*ﾟーﾟ) はサバティエルを完成させるようですー
第二話 聖霊のいない村
【前回のあらすじ】
サテライト出口を守る門番<ヽ｀∀´> ﾆﾀﾞー
シンクロアクセルによって豹変し、シグ（｀��_�供砲�ﾐﾗﾌﾘ(*ﾟーﾟ) の力で見事ﾆﾀﾞーを倒したのだった…
（｀��_�供法屬Α爾鵝�頭がいてぇ…」
川 ﾟ -ﾟ)「ｼｸﾞ、元にもどったんだな！心配したんだぞ…ｳｯ…」
（｀��_�供法屬�いおい…そんなに心配しなくても俺の体は大丈夫だよ
だけど…ありがとな」
塵埃で汚れたサテライトの土に一滴の純水が流れる…
川 ' -ﾟ)「ｳｯ…元気で…行ってくるんだぞ…すぐに戻って来たりなんかしたら許さない…んだから！」
（´��_�供法峇里北燭犬討�くよ。それじゃあな」
川 ﾟ -ﾟ)「…うん」
夕日を背中に抱えｼｸﾞはサテライトを出て行った
(‘∀’)（果たしてあなたはこの世界の理を変えられるのかしらね…）
ーーーーガンドラ砂漠ーーーー
（｀��_�供法屬箸海蹐�ﾐﾗﾌﾘ」
(*ﾟーﾟ) 「ん？お菓子でも忘れたの？」
（｀;��_�供法屬い笋修Δ犬磴覆�て、さっきのﾆﾀﾞｰとのデュエルで俺が豹変したじゃん
あの状態でも確かに意識はあったんだが体の制御ができなくてね」
ﾋﾞｼｯ
ｍ９（｀�凶姚供法屮坤丱�ﾐﾗﾌﾘ！お前は全てを知っているハズだぁ！」
沈黙が続く…ﾐﾗﾌﾘは少し悩んでいるように見えた
(*ﾟーﾟ) 「…あー、もうバレちゃったか。確かに僕はこの旅のキーといえる存在で君がなぜ豹変したのかも知っている
ただ…よく感づいたね」
（｀��_�供法屬福爾法⊂探酲，嚢佑┐襪伐�しいのはお前くらいだし
こちとら何年も伊達にお前と暮らしてないっつーの」
(*ﾟーﾟ) 「さすが僕のパートナー、頭が回るね。いいよ、説明したげる
まず君が豹変したのは君に眠っていたシグナーの痣が目を覚ましたからさ」
（´��_�供法屮轡哀福爾令棔�それは俺の目の下にできた赤い痣のことか？」
(*ﾟーﾟ) 「正解、普段は痣は君の中で眠っているけど
君の感情がある一定のボルテージに到達するとまた現れるだろうね」
（｀��_�供法屬修Δ世辰燭里�…それで、この旅の目的とは？」
(*ﾟーﾟ) 「この旅の目的ｈ」
「スミマセーン!!助けてくださーい！」
(*;ﾟーﾟ) 「！」
（｀;��_�供法屬福△覆鵑澄�あいつこっちに猛ダッシュしてくるぞ！」
ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀ…
('A`)「ﾊｧﾊｧ…あのっ…俺の村を…助けてくださいっ」
見たところまだ12にも満たない少年だが顔は少々やつれている。苦労人なのだろう
（｀��_�供法屬海鵑癖婉�に村があるのか？」
('A`)「はい…！俺の村で…かつての英雄が暴れているんです！」
(*ﾟーﾟ) 「かつての英雄…」
少年はﾐﾗﾌﾘの方をじっと見つめる
('A^)「あっ、カードの聖霊だ！俺初めて見た！ｷｬｯｷｬ」
少年の曇った顔はすぐに笑顔になった
やはりまだ年のいかない子供である
（｀��_�供法崕蕕瓩討辰董跳�はまだ聖霊を見たことがないのか？」
('A`)「はい、何せ俺の村は誰も聖霊を持ってませんから」
(*ﾟーﾟ) 「珍しいこともあるもんだねー
普通カードの聖霊ってのは宿り主にデュエルをしてもらうことでエネルギーを得るかわりに、人間の生活のパートナー…いわばAIBOとして共生してるものなんだよ」
('A`)「あー」
（｀��_�供法峅燭�心当たりでもあるのか？」
ｺｸｯ、少年は顔を縦に振り話し始めた
('A`)「俺、ﾄﾞｸｵは外国に住んでいた
その国ではデュエルそのものが人々に定着していなかったから聖霊はおろかカードすら見たことなかったんだ」
('A`)「そして去年の夏、俺は一族でこの国に旅行に来たんだけど飛行機のエンジンにトラブルがあって…」
（｀��_�供法屬海灰�ンドラ砂漠に不時着したと」
('A`)「YES、サテライトはﾆﾀﾞｰとかいう番人が邪魔して入れて貰えなかった。俺達もう飢え死にするしかないんだなぁ…と皆が考え始めていた頃、１人の男が立ち上がった」
ーーーー
(,,ﾟДﾟ)「みんな！希望が無いなんて考えは捨てるんだ！」
ﾓﾌﾞ夫「無理だよ…どこを見渡しても砂、砂、砂
希望どころか食料も落ちてない。もう終わりなんだ…」
(,,ﾟДﾟ)「馬鹿なこと言うんじゃねぇぞｺﾞﾗｧ！
いいか、絶対にお前達全員を救済してやるからな！」
その男、ｷﾞｺの説得力ある発言に皆はすがるしかなかった。皆はｷﾞｺに希望を託したんだ
ｷﾞｺは俺の国で唯一のデュエリストだった…いや、もう１人いたかな？まぁいいや…
ｷﾞｺは自分の聖霊の力を借り“猫マタ村”を作りあげ、結果皆を救った。
彼は俺達の英雄だったんだ…
(*゜ｰ゜)「“だった”？気になる言い方だね」
('A`)「…レベル5以上の聖霊を持つｷﾞｺはシティに行って皆のためにカードや食料をたくさん仕入れてくるって言って半年前に村を出て行った。ｷﾞｺは本当に優しかったんだ」
('A`)「そして今日ｷﾞｺは村に戻ってきたんだけど様子が変で…
もう見てもらった方が早いや、俺についてきてください！」
（｀��_�供法屬茲掘�急ごう！」
(*ﾟーﾟ) 「ラジャー！」
ーーーー猫マタ村ーーーー
荒れ果てた村で猫のような顔をした男が暴れている
男はたまに思いつめたような表情をちらつかせる。どうやら村の中心部の岩を破壊しているようだ
ｶﾞｰﾝ！ｶﾞｰﾝ！
(,,ﾟДﾟ)「オラオラ！危ないから住人は離れときなｺﾞﾗｧ!」
「ｷｬｰ ﾜｰﾜｰ!! ｼﾇｩｩ!! ｻﾓﾌﾟﾘﾈｺﾍﾞﾙﾝﾍﾞﾙﾝ…」
('A`)「あっ！いました！あの人がｷﾞｺです！」
(*ﾟーﾟ) 「ﾊｧﾊｧ…ﾄﾞｯｸﾝ早すぎるよぉ…」
（｀;��_�供法屬覆鵑箸�追いついた…ｽｰ…」
（｀�侠き供法屬�い！お前がｷﾞｺだな？岩なんか破壊してお前の目的はなんだ！」
ｷﾞｺは眉をしかめる
(,,ﾟДﾟ)「見慣れない顔だなｺﾞﾗｧ!
名を名乗れ！（確かサテライトを脱出した男がいるとﾆﾀﾞｰの部下から聞いたがまさかな…）」
（｀��_�供法峅兇�？俺の名前は望月シグマだ」
(,,ﾟДﾟ)「望月シグマ？聞かない名前だな…」
「望月シグマだと…！
奴を…ｼｸﾞﾏを殺せ！デュエルに勝利せよ！」
(,,ﾟДﾟ)「!?」
ｷﾞｺの周りを闇の霧が包み込む…
ーーーーダークシンクロアクセル！！ーーーー
(,-ﾟДﾟ)「…仰せのままに」
('A`)「ｷﾞｺ!?」
（｀;��_�供法峅兇澆燭い亡蕕磨椶�浮かんだぞﾐﾗﾌﾘ！」
(*;ﾟーﾟ) 「ｼｸﾞの赤い痣と違って黒い痣…まさか闇の聖霊が取り憑いたのか」
（｀;��_�供法岼任寮士�!?
なんだか知らねーがとりあえず今は逃げないとマズい!!」
(*ﾟーﾟ) 「任せて！僕が奴を引きつけてるうちにｼｸﾞ達は適当な宿を探すんだ！」
（｀;��_�供法屬┐叩△任發修譴世箸�前が…」
(*ﾟーﾟ) 「僕なら大丈夫さ！」
（｀��_�供法屐弔修Δ世福�行くぞﾄﾞｯｸﾝ」
('A`)「で…でもﾐﾗﾌﾘが…！」
（｀��_�供法崑臂翩廖△気，い�ぞ！」
ｼｸﾞはﾄﾞｸｵの手を無理やり引っ張り村外れの宿へと向かった
(*ﾟーﾟ) 「さぁ僕が相手だ。どこからでもかかってきなさいっ」
(,-ﾟДﾟ)「消す！」
ｷﾞｺの右腕は見る見るうちに黒く染まり巨大化していった。
(*ﾟ-ﾟ) 「この力…闇の霧の影響か！」
(,-ﾟДﾟ)「さらばだシグナーの証よ！」
ﾊﾞﾁﾝ！
ーーーー猫マタ荘ーーーー
(;'A`)「ﾊｧﾊｧ…」
（｀�侠き供法屬覆鵑箸�逃げ切れたな…」
(;'A`)「うん、ところでｼｸﾞさん」
（｀��_�供法峽評里呂い蕕覆い茵�なんだい？」
(;'A`)「ｼｸﾞ…やっぱりﾐﾗﾌﾘ１人を置いて逃げるなんてマネ俺には出来ないよ。戻ろう」
（´��_�供法屬気辰�も言っただろう。あいつは大丈夫だよ」
('A`)「なんでﾐﾗﾌﾘが大丈夫だって分かるのさ」
（｀��_�供法崚�えは簡単
『心が繋がってるから』さ。俺とあいつは生まれた時から今まで常に一緒だった
食事も一緒に食べるし歯磨きもいつも一緒。トイレや風呂もいつも２人で入るし寝る時には添い寝だった
まさに俺達は二心同体、だからお互いの考えてることがよく分かるんだ」
ｼｸﾞはまっすぐな瞳でﾄﾞｸｵを見つめる
('A`)「…分かった俺ﾐﾗﾌﾘの帰りを待つよ」
（｀��_�供法屬修譴�いい。待ってりゃいつもと変わらない顔で帰ってくるだろうよ」
ーーーー
ﾊﾞﾁﾝ！
ｷﾞｺの腕がﾐﾗﾌﾘに触れようとした瞬間、火花が散った
(*ﾟーﾟ) 「残念、シグナーの証である僕にダークシグナーの君は触れることすら出来ないよ」
(,-ﾟДﾟ)「くっ…ならば宿主を消すまで…」
ｷﾞｺはｼｸﾞ達のいる宿に腕を伸ばす…がｷﾞｺの腕はﾐﾗﾌﾘへと向かっていった
ﾊﾞﾁﾝ！
また攻撃をはじく
(,-ﾟДﾟ)「なぜ…なぜだ…」
(*ﾟーﾟ) 「僕は聖霊だよ？まさか力比べで勝とうとは思ってないさ」
(,-ﾟДﾟ)「まさか…お前の…効果…！」
(*ﾟーﾟ) 「ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ♪
僕には３つの能力があってねぇその１つの【魅惑のボディ】が発動したのさ
『ﾐﾗﾌﾘが自分フィールド上にいる時、相手はﾐﾗﾌﾘを攻撃しなければならない』
つまり僕を倒さない限り他の人を傷つけることは出来ないよ！」
(,-ﾟДﾟ)「分が悪い…お前は宿主ごとデュエルで消す…今日のところは引いてやる…」
(*ﾟーﾟ) 「そのままもう来なければありがたいんだけどね」
(,-ﾟДﾟ)「それは許されない…明日午前8時…ここ中央広場でデュエルしろと伝えてもらう…」
(*ﾟーﾟ) 「はいはーい」
ｷﾞｺは村を出ていった
(*ﾟーﾟ) 「…疲れたなぁ
じゃあ僕もｼｸﾞ達のいる宿に帰りますかぁ」
ーーーー
('A`)「なぜ俺に聖霊がつかないのか分かったよ
俺にはｼｸﾞみたいに聖霊を家族のように愛する気持ちが足りなかったんだ」
おもむろにﾄﾞｸｵは一枚のカードをポッケから取り出す
つ《金華猫》
（｀��_�供法屐垓皺敘�》か…」
('A`)「うん、このカードは俺がこの村が完成した日にあの中央広場で見つけたカードなんだ
俺達、村の者はカードの聖霊をいかに利用するかばかり考えていた
そんな自分勝手な考えでカードに聖霊が宿るわけないよね…」
（｀��_�供法屐帖�
ｷﾞｼｨｨｨ… ドアが開く
(*ﾟーﾟ) 「ただいま帰宅ぅ」
（｀��_�供法屬�疲れ様」
('A`)「無事で何より」
(*ﾟーﾟ) 「安いねぎらいだね。こちとら死ぬ気で戦ってきたというのに」
（´��_�供法崙達佑里�前が戦闘ダメージなんかで死ぬわけないだろ
んでどうだった？窓から奴が帰るのが見えたんだが」
(*ﾟーﾟ) 「あぁ、明日の朝8時にこの村の中央広場に来いだってさ」
（｀;��_�供法峽覿廟錣錣覆い箸い韻覆い里諭帖�
(*ﾟーﾟ) 「そりゃ主人公だもの…ってあれ？」
ﾐﾗﾌﾘは金華猫のカードをじっと見つめる
(*ﾟーﾟ) （ｼｸﾞ、どうやらこの村には僕以外に聖霊がいるようだ）
（｀;��_�供法覆覆鵑世辰董�ﾄﾞｸｵの持ってる金華猫のことか？）
(*ﾟーﾟ) （だね）
（｀��_�供法弊士遒�ﾄﾞｸｵに応えたのか…良いこと考えた）
（｀��_�供法�ﾄﾞｸｵ」
('A`)「？」
（｀��_�供法嵬斉�に備えてデッキを調整したいから１人にして欲しい
それと金華猫のカードも貸してくれないかな」
('A`)「わかった。金華猫をよろしくね」
ﾄﾞｸｵはまだ金華猫の聖霊に気づいていないようだ。ﾄﾞｸｵは部屋を出ていく
（｀��_�供法屬気董帖�
(*ﾟーﾟ) 「ｼｸﾞ、何を企んでるの？」
（｀;��_�供法峭佑┐呂△襦弔�今はまだ言わない
あと頼みがあるんだけど…」
(*ﾟーﾟ) 「聖霊使いの荒いご主人様だね。なんだい？」
（｀��_�供法屬海梁爾砲呂泙瀬轡謄�にもサテライトにも馴染めないレベル１のカードが落ちているハズだ。それを今から探してきて欲しいんだ」
(*ﾟーﾟ) 「そういうことならお任せを。だけど僕ばかり働いちゃ対価が釣り合わないよね
ご褒美が欲しいなぁ…」
（´��_�供法屐帖�
(*ﾟーﾟ) 「ﾁﾗ…」
（｀��#�供法屐頂Ｌ�11時からだ。相手が子どもだからって容赦はしないぞ」
(*ﾟーﾟ) 「やったぁイテキマース!!」
ﾐﾗﾌﾘは夜の闇へ飛び出していった。
そして夜中の静まり返った村、宿の“ある部屋”だけ一晩中明かりがついていたのはまた別のお話…
ーーーー朝ーーーー
ﾁｭﾝﾁｭﾝ
時計は朝7時を指す
(*ﾟーﾟ) 「ふわぁーｼｸﾞ、朝だよー」
（´�沓銑掘法�ﾌﾞﾙﾙ…朝は冷えるなぁ。おまけに寝不足で俺がヤバい」
(*ﾟーﾟ) 「寒いなら人肌で暖めるのがいいね。それと眠いなら目が覚めるまでモーニングキッスでもてなすよ」
ﾐﾗﾌﾘがｼｸﾞに近寄る…
（´;��_�供法屬修谿幣紊笋襪汎票堊悗�変わりそうだからやめなさい
それに中央広場に行く前に確認しておきたいことがあるしさ」
(*ﾟーﾟ) 「ｸﾞｽﾝ…
確認したいことってこの旅の目的でしょ？
説明するからまずはこれを見て」
ﾐﾗﾌﾘは七色に光る石を出した。それは非常に美しくあまりの輝きに目を潰しそうである
（｀��_�供法屬垢瓦�…丸いです…」
(*ﾟーﾟ)「確かに丸いけどこれはサバティエルの一部でまだ同じ石が世界に6つ散りばめられてるんだ」
（｀��_�供法屮汽丱謄�エル？」
(*ﾟーﾟ) 「そう、“賢者の石 サバティエル”
サバティエルは所有者の願ったことを3度まで叶えるという。それがどんな悪しき願いでもね」
（｀;��_�供法屬箸鵑任發覆だ个世福�
それで旅の目的は『サバティエルを“悪しき者”より早く完成させろ』…ってことか？」
(*ﾟーﾟ) 「まぁ大筋はそれで正しいよ。“悪しき者”ってのはシグナーである君の対局にある存在、“ダークシグナー”（略称ダグナー）のことを指している
簡潔にいうと今のｷﾞｺは…ダグナーだよ」
（｀��A�供法�ｷﾞｺがダグナー!?」
部屋に数秒の静寂が流れる
（｀��_�供法�ﾄﾞｸｵは心底傷つくだろうな…英雄と思ってた人がダグナーだったなんて」
(*ﾟーﾟ) 「そうだね…
闇の聖霊が身体に入り込むことで人はダグナーとなるんだ
君がシンクロアクセル（略称クロッセル）化した時は少なからず君にも意識はあっただろ？あれはクロッセル化に慣れてない君のために僕が君の体を制御していたから。シグナーのクロッセルは“共有”を意味するんだ」
（｀��_�供法屬覆襪曚鼻�でもｷﾞｺはほとんど自我を無くしていたように見えたな」
(*ﾟーﾟ) 「ｷﾞｺがしたのはダークシンクロアクセル（略称ダクロッセル）化
こっちは闇の聖霊がダグナーであるｷﾞｺの体を乗っ取って“支配”するんだ」
（｀��_�供法屬奸爾鵝∪こΔ鯒北任�ら守ることが俺の旅か…」
（´��_�供法�ﾐﾗﾌﾘ、話してくれてありがとう」
(*ﾟーﾟ) 「…」
（｀��_�供法屬�前が何者でこの世界のことをどこまで知っているのか…まだまだ聞きたいことがあるけど今は話してくれなくていい」
（｀�侠廊供法屬燭世�前が父さんに繋がる重要なキーならば俺はお前と突き進むだけだ！」
(*ﾟーﾟ) 「…！」
(*ﾟ∀ﾟ)「行こう！中央広場へ！」
（｀�侠廊供法屬△ �」
午前8時、中央広場にｼｸﾞとﾄﾞｸｵはやってきた
時を同じくしてｷﾞｺもやってくる
(,,ﾟДﾟ)「さぁシグナーよ、俺とデュエルしてもらおうか！」
（｀�侠廊供法屬いい世蹐Α△世韻匹�前の相手は俺ではなくﾄﾞｸｵだ！」
('A`)「えっ」
(,,ﾟДﾟ)「なんだとｺﾞﾗｧ！ﾄﾞｸｵみたいな初心者で俺の相手になるわけねぇだろが！」
('A`)「そうだよ、それに俺デッキすら持ってないよ」
(*ﾟーﾟ) 「デッキならここにあるよー」
ﾐﾗﾌﾘはﾄﾞｸｵにケースを投げ渡す
(;'A`)「これがデッキ!?
ん？カードが光ってるぞ…ってこのカードは俺の金華猫！」
「ﾆｬｰ!!」
鋭い鳴き声が大地にコダマする
( ФﾐФ)「ﾌｼｭｰ…」
(;'A`)「わ、わ…」
(*ﾟーﾟ) 「おめでとう、君の聖霊だ」
(;'A')「俺の聖霊!?」
('A`)「…よーし、こっちにおいで」
( ФﾐФ) 「ﾆｬｰ」
金華猫はﾄﾞｸｵの頬を舐める。どうやらﾄﾞｸｵに懐いたようである
('A`)「つ、ついに俺にも聖霊が…」
（｀��_�供法�ﾄﾞｸｵ、君がその金華猫と一緒に戦うんだ」
('A`)「え!?
で、でも…」
（｀�侠廊供法崑臂翩廖�君は昨日ﾐﾗﾌﾘを助けるために外に出ようとした。その勇気は何者をも凌駕するよ」
(*ﾟーﾟ) 「聖霊と契約したデュエリストは強い
…って聞いたことあるしね」
('A`)「ｼｸﾞ…ﾐﾗﾌﾘ…」
(,,ﾟДﾟ)「ふん。俺はどっちが先に来ても構わないがな
とにかくシグナーの小僧を倒せば俺の使命は達成されるんだ」
('A`)「俺は…！」
ﾊﾟｧ…
(,,ﾟДﾟ)「!?」
（｀�侠き供法屬泙気�この光は！」
(*ﾟーﾟ) 「２人目…」
ーーーーシンクロアクセル!!ーーーー
(ФAФ）「俺は…戦うﾆｬ！」
（｀�侠き供�
(,,ﾟДﾟ)
(*ﾟ□ﾟ)
ﾄﾞｸｵの頭に耳が生え、目は猫目になった
その姿は若さのせいか一段とキュートに見える
(;ФAФ）「ﾆｬ?にゃんだこの姿は!そしてにゃんだこの男として恥ずかしすぎる語尾は!」
（｀�侠き供法屬砲磽�ｗｗｗにゃｗｗｗｗ」
(*ﾟーﾟ) 「にゃあ」
(,,ﾟДﾟ)「ﾆｬｱ！」
(;ФAФ）「やめろぉぉぉぉぉ!!」
ﾄﾞｸｵの叫び声を聞いて村の住民は続々と集まってくる。
「ｻﾞﾜｻﾞﾜ…ｷｬｰﾄﾞｯｸｰﾝ!ｵﾚﾉﾍﾟｯﾄﾆﾅｯﾃｸﾚ!ｻﾓﾌﾟﾘﾈｺﾍﾞﾙﾝﾍﾞﾙﾝDDB…」
(,,ﾟДﾟ)（つい乗っちまったぜｺﾞﾗｧ…）
(ФAФ）「ﾁｸｼｮｰ！こうにゃったらもうヤケクソにゃ！デュエルするにゃ！」
LP8000
【猫心黒】
VS
【BF（ビーストファング）】
(,,ﾟДﾟ)「お前もシグナーなら尚更都合がいい。デュエル！」
LP8000
（｀��_�供法屬△譟�」
(*ﾟーﾟ) 「どーしたの？」
（｀;��_�供法屬い筺▲汽謄薀ぅ箸任�LP4000しかなかったからなんでかなーと」
(*ﾟーﾟ) 「サテライトはセキュリティの管轄内にあったせいでデュエルはLP4000でしか認められていないからね
普通はLP8000だけどカードプールの浅いサテライトならではのルールといえるかな」
（｀��_�供法屬覆襪曚鼻△�前なんでも知ってんのな」
(*ﾟーﾟ) 「ﾊﾊｯ」
(ФAФ）「俺の先行、モンスターをとカードをセットしてターンエンドにゃ」
(,,ﾟДﾟ)「俺のターン！《怒れる類人猿》を召喚して伏せに攻撃するぞｺﾞﾗｧ！
猪突猛進アタック！」
《怒れる類人猿》ATK2000
VS
《フレムベル・バウン》DEF200
《フレムベル・バウン》破壊！
(ФAФ）「バウンが戦闘で破壊されたことによって効果が発動。デッキから守備力200のモンスター《金華猫》を手札に加える」
(,,ﾟДﾟ)「早くも聖霊を加えたか…ターンエンドだ」
(ФAФ）LP8000
デッキ34枚
手札4枚
【モンスター】
なし
【魔法・罠】
伏せ1
(,,ﾟДﾟ)LP8000
デッキ34枚
手札5枚
【モンスター】
《怒れる類人猿》ATK2000
【魔法・罠】
なし
(;ФAФ）「（しかしこの手札は不味いな…）俺のターン！」
(ФAФ）「よし、《手札断札》を発動する
このカードによってお互いは２枚手札を墓地に送り２枚ドローするにゃ」
ﾄﾞｸｵ：《ワイト》《モノまね幻想師》墓地へ
ｷﾞｺ：《またたびキャット》《森の番人グリーン・バブーン》墓地へ
(ФAФ）「さらに俺は《金華猫》を召喚する。来てくれAIBO！」
( ФﾐФ)「ﾆｬｰ」ATK400 DEF200
(,,ﾟДﾟ)「何をするつもりだ。そんな貧弱なモンスターじゃ俺の類人猿は倒せないぞ」
(ФAФ）「“金猫なら”ね
俺は金猫の効果を発動！泥棒猫の俊足！」
( ФﾐФ)「にゃ☆」
金猫がﾄﾞｸｵの墓地ゾーンに潜り込み《モノまね幻想師》を口にくわえる。さながら魚屋から魚を盗む猫のようである
( ФﾐФ)「ただいにゃ」
（｀��_�供法峩眷�は墓地の星１のモンスターを蘇生することができるんだっけか
金猫がいなくなったら除外されるけどな」
(*ﾟーﾟ) 「この手の効果にしては釣り上げたモンスターの効果が無効化されないんだよね。やるぅ」
(,,ﾟДﾟ)「なるほど…レベル１で固めて金猫で使い回すデッキか
だが所詮は雑魚の固まり、我らが闇の聖霊には通用せんわ！」
(ФAФ）「お前の聖霊がなんだかシラニェーがモノまね師の効果を発動させてもらうぜ
お前の怒れる類人猿をコピーしモノまね師は攻撃力は2000となる！」
《モノまね幻想師》ATK2000
(ФAФ）「バトルにゃ！モノまね師でゴリラに攻撃」
《モノまね幻想師》ATK2000 VS 《怒れる類人猿》ATK2000
《モノまね幻想師》《怒れる類人猿》破壊！
(ФAФ）「ターンエンド。金猫はスピリットなので俺の手札に戻る」
(,,ﾟДﾟ)「このままじゃ毎ターン猫からのモノまね師で戦闘破壊されてしまう…」
(,,ﾟДﾟ)「だがﾄﾞｸｵ、俺はそのデッキの正体見破ったぜ」
(;ФAФ）「…！」
(,,ﾟДﾟ)「金猫の性質上、通常召喚権は猫だけのために使われる。しかしエンドフェイズには手札に戻っちまうよなぁ？
そしてお前の場にモンスターはいなくなる」
(;ФAФ）「っ…！」
(,,ﾟДﾟ)「よってそのデッキの除去の大半は魔法・罠に依存せざるを得ない
おそらく伏せているそのカードも攻撃反応型だろう」
（｀��_�供法覆海い帖墜�が回る…！）
(,,ﾟДﾟ)「だが俺は臆さない。俺の振りかざす正義が本物だと証明するためにな
俺のターン！」
(ФAФ）「正義の証明…」
(,,ﾟДﾟ)「俺は手札から《ミリス・レディエント》を捨てて《虚栄の大猿》を特殊召喚する。この効果で特殊召喚した大猿は捨てた獣族モンスターのレベルを自身に加える！」
《虚栄の大猿》星5＋《ミリス・レディエント》星1＝《虚栄の大猿》星6
(,,ﾟДﾟ)「更に手札から《ロックキャット》を召喚
効果によりレベル1の獣族《ミリス・レディエント》を守備表示で、効果を無効化して蘇生するぅ」
(;ФAФ）「さすがｷﾞｺ…全く無駄がないにゃ…」
(,,ﾟДﾟ)「レベル6《虚栄の大猿》にレベル3《ロックキャット》をチューニング！
村を守りし自然の獣よ、百獣の王たる威厳を見せよ！シンクロ召喚！」
(,,ﾟДﾟ)「駆け抜けよ！《ナチュル・ガオドレイク》!!」
(´・ω・) 「ガオーｗｗ」ATK3000
（｀;�侠き供法屬福△覆鵑世海両ご�方法は!?」
(*ﾟーﾟ) 「シンクロ召喚だよ。自分フィールド上のチューナーと呼ばれるモンスターとチューナー以外のモンスターを墓地に送ってそれらの星を合計した数の星を持つシンクロモンスターをエクストラデッキから特殊召喚するんだ」
（｀�共忰供法屬覆襪悗宗⇒廚詫珊腓筏啓阿魄譴弔砲泙箸瓩燭茲Δ覆發里�
流石、歩く辞書タだぜ」
(*ﾟーﾟ) 「そういうこと（辞書タ!?）
ただシンクロには縛りがあるのもあってこのガオさんは地属性チューナー＋地属性モンスターじゃないとシンクロ召喚できないから注意してね」
(;ФAФ）「これが…ｷﾞｺの聖霊……ちょっとかわいい…ｗｗ」
(´・ω・)「ガイアナイトはわしが育てた」
(,,ﾟДﾟ)「驚いてるとこなんだがバトルに入るぞｺﾞﾗｧ！
ガオでダイレクトアタック！」
(ФAФ）「つ《炸裂装甲》」
(´;・ω・)「えっ」
《ナチュル・ガオドレイク》破壊！
（｀��_�供法屮譽戰�9ものの聖霊があっさりとやられたんですが」
(*ﾟーﾟ) 「効果なしなら仕方ない」
(,,ﾟДﾟ)「それは想定内だ
ガオドレイクが破壊されたことで墓地の《森の番人グリーン・バブーン》の効果を使うぞ…ｸｯ」LP8000→7000
(ФAФ）「にゃ!?」
(,,ﾟДﾟ)「バブーンは獣族モンスターがカードの効果で破壊された時にLPを1000払うことで墓地か手札から特殊召喚できる…カモン！」
《森の番人グリーン・バブーン》ATK2600
（｀�共忰供法屬弔泙蝓弔匹ΔいΔ海箸世辰討个茵�」
(*ﾟーﾟ) 「ガオは犠牲になったのだ…」
(,,ﾟДﾟ)「バブーンでﾄﾞｸｵにダイレクトアタック！棍棒スラッシュ！」
(×AФ）「うわぁぁぁぁぁ…い、痛い！」LP8000→5400
(×AФ）「にゃんにゃんだ！この痛みは」
(,,ﾟДﾟ)「これはシグナーとダグナーの闇のゲーム。ソリッドビジョン上の痛みは現実となりプレイヤーを襲うのだ…」
闇の霧がｷﾞｺの周りを渦巻く
ーーーーダークシンクロアクセル!!ーーーー
(,-ﾟДﾟ)「そしてこのデュエルに負けた者は命を落とす！」
（｀;��_�供法屬弔い�たかダクロッセル！」
(*ﾟーﾟ) 「ｷﾞｺの精神が完全に支配された…」
(,-ﾟДﾟ)「シグナー…俺…消す！」
(#ФAФ）「お前がｷﾞｺをおかしくした原因か！絶対に許さにぇ！」
(,-ﾟДﾟ)「俺は…負けない…カードを1枚伏せてターンエンド」
(ФAФ）LP5400
デッキ31枚
手札4枚
【モンスター】
なし
【魔法・罠】
なし
(,,ﾟДﾟ)LP7000
デッキ31枚
手札3枚
【モンスター】
《森の番人グリーン・バブーン》ATK2600
《ミリス・レディエント》DEF250（効果無効化）
【魔法・罠】
伏せ1
(#ФAФ）「お、俺のターン！
俺は《おろかな埋葬》を発動！デッキから《黄泉ガエル》を墓地に落とす！さらに《金華猫》を召喚にゃ！」
( ФﾐФ) 「ﾌｼｭｰ」
(#ФAФ）「金猫の効果は使わない」
(,-ﾟДﾟ)「お前のモンスター弱い…また変な手を使う気か…」
(#ФAФ）「さぁにゃ、バトルだ。金猫で《ミリス・レディエント》を攻撃！」
《金華猫》ATK400 VS 《ミリス・レディエント》DEF250
《ミリス・レディエント》破壊！
(#ФAФ）「メイン2《強制転移》を発動するにゃ
俺は金猫を選択する」
(,-ﾟДﾟ)「俺は…バブーンしか選択できない…」
金猫→ｷﾞｺへ
バブーン→ﾄﾞｸｵへ
(ФAФ）「これで形勢逆転、カードを一枚伏せてエンドフェイズに移行する
この瞬間に金猫は俺の手札に戻るにゃ」
(,-ﾟДﾟ)「くぅ…」
（｀;��_�供法屬Α△Δ泙ぁ弔發呂�ﾄﾞｸｵは初心者の域を超えている…！」
(*ﾟーﾟ) 「最終的にバブーンがﾄﾞｸｵの場に残ったか。分からなくなってきたね」
金猫は手札に戻りﾄﾞｸｵの肩に乗る
(,-ﾟДﾟ)「俺の…ターン」
(,-ﾟДﾟ)「俺は…《おとぼけオポッサム》を召喚…」
《おとぼけオポッサム》ATK800
(,-ﾟДﾟ)「オポッサム…自分より力の強いモンスターが相手の場に存在するとき…破壊される」
《おとぼけオポッサム》破壊！
(ФAФ）「にゃ？」
（｀;��_�供法屬覆砲笋辰討襪鵑世△い�
立場が逆転しておかしくなったのか？」
(,-ﾟДﾟ)「カードを一枚伏せ…ターンエンド…」
(ФAФ）LP5400
デッキ30枚
手札4枚
【モンスター】
《森の番人グリーン・バブーン》ATK2600
【魔法・罠】
なし
(,,ﾟДﾟ)LP7000
デッキ30枚
手札2枚
【モンスター】
なし
【魔法・罠】
伏せ2枚
(ФAФ）「…よく分からないが今のうちに攻めさせてもらうぜ俺のターン！」
(ФAФ）「頼むぜAIBO！俺は金猫を召喚し墓地の《ワイト》を引き上げるにゃ！」
( ФﾐФ)「泥棒猫の俊足！」
《ワイト》 ATK300
(ФAФ）「更にバブーンに《団結の力》を装備！
このカードによりバブーンの攻守は俺の場のモンスターの数（4体）×800ポイント上昇にゃ！」
《森の番人グリーン・バブーン》ATK2600→5800
(ФAФ）「ワイト→金猫→バブーンの順でｷﾞｺにダイレクトアタック！」
(,-ﾟДﾟ)「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」LP7000→500
（｀��_�供法屬茲掘�この勝負ﾄﾞｸｵの圧倒的有利だ！」
(ФAФ）「エンドフェイズ
猫は手札に戻りワイトは除外、モンスターが減ったことでバブーンの攻撃力は下がる」
《森の番人グリーン・バブーン》ATK5800→4200
(,-ﾟДﾟ)「俺のターン」
ﾆｭｰ!
死んだかと思われたおとぼけオポッサムが地中から出てくる
(ФAФ）「！破壊されたはずじゃ…」
(,-ﾟДﾟ)「自身の効果で破壊されたオポッサムは…俺のスタンバイフェイズに蘇生できる」
(,-ﾟДﾟ)「更に手札から《星見獣ガリス》の効果…デッキの上1枚を墓地に送りそれがモンスターなら…そのレベル×200分のダメージを与え…ガリスを特殊召喚する」
(;ФAФ）「…」
つ《百獣王ベヒーモス》
(,-ﾟДﾟ)「ベヒーモスのレベルは7…1400ダメージを受けてもらう…」
(;ФAФ）「…！」
ガリスがかまいたちを起こす
(#ФAФ）「うわぁぁぁぁぁ!!」LP5400→4000
(,-ﾟДﾟ)「ガリスを特殊召喚…さらにフィールド魔法《ガイアパワー》発動…地属性モンスターの攻撃力は500アップし…守備力は400ダウンする」
《森の番人グリーン・バブーン》ATK4200→4700
（｀��_�供法屬錣兇錣響蠎蠅離皀鵐好拭爾魘�化…何か来るな…」
(#ФAФ）「ｺﾞｸﾘ…」
(,-ﾟДﾟ)「《おとぼけオポッサム》《星見獣ガリス》をリリース…」
さっきまで晴れていた空に暗雲が立ち込める
そして空中に謎の紋章が描かれた巨大な石のようなものが浮かび上がる
「ﾅﾝﾀﾞｱﾚ！ｷｬｰ！ｼﾇｩｩ！ﾀﾞｶﾞﾜﾀｼﾊｺｳｶｲﾊｼﾅｲ！」
（｀;�侠き供法崑爾凌諭垢�…あの石に吸収されていく」
(*ﾟーﾟ) 「まさか…魂をリリースしているとでもいうのか！」
(#ФAФ）「俺やｼｸﾞはシグナーの痣が守ってくれている…」
(,-ﾟДﾟ)「5000年の時を超え…力と力合わさるときカオスの世界が開かれる…」
「降臨せよ我」
ーー「地縛神Ｃｕｓｉｌｕ!!」ーー
ω●）「ぬん！」
クシルの巨大な手がﾄﾞｸｵに迫る
(;ФAФ）「!?…こいつこの攻撃力でダイレクトアタックモンスターなのかよ！」
(×AФ）「グオオオオオオオオオ!!」LP4000→1200
（｀�侠き供�(*ﾟーﾟ) 「ﾄﾞｸｵ!!」
(#ФAФ）「体中が痛い…痛みで気を失いそうにゃ…だが耐えた…まだ戦える…！」
(,-ﾟДﾟ)「罠発動」
(#ФAФ）「!?」
(,-ﾟДﾟ)「《キャトルミューティレーション》…
獣族モンスターを手札に戻し…同じレベルの獣族を手札から特殊召喚…
俺はクシルを戻しクシルを特殊召喚する…」
（｀;��_�供法屬泙静曚砲蝋況盡△�残っている！ﾄﾞｸｵ逃げろぉぉぉ！」
(;ФAФ）「くっ…俺は手札かｒ」
「罠発動だｺﾞﾗｧ！」
(;ФAФ）「えっ！」
聞き覚えのある声が響く
(ФAФ）「その声は！」
(,,ﾟДﾟ)「罠カード《運命の分かれ道》を発動だ…
このカードはお互いにコイントスをし表が出た場合2000ライフを回復、裏が出た場合2000ダメージだ…」
2枚のコインが宙に投げられる
(,,ﾟДﾟ)「ﾄﾞｸｵ…もし俺に負けて…それでも戦う勇気があるならシティに来い
あいつは言っていた
(,,ﾟДﾟ)「『勇気ある猛獣使いは鉄檻を破り世界を知る』と」
(;ФAФ）「ｷﾞｺ！どういうことだ？
闇の聖霊に打ち勝ったのか！？」
ｼｭｩｩｩ…
ｷﾞｺを取り巻く闇の霧が濃くなる
(,,ﾟДﾟ)「ｸｯ…俺の中の獣はまだ死んでいない…すぐに俺は支配されるだろう…
だから！俺からの最後の教えだ…
ﾄﾞｸｵ…優しき猛獣使いにな…れ…」
ｷﾞｺを取り巻く闇はさらに濃くなり、ついにｷﾞｺの姿は見えなくなった
(；AФ）「ｷﾞｺ！俺はなる！優しき猛獣使いに！だから…」
ｼｭｩｩｩ…
(,-ﾟДﾟ)「…ちぃ、余計なことを…」
(；AФ）「ｷﾞｺ…」
コインが着地する
ﾄﾞｸｵ：裏
2000ダメージ！
ｷﾞｺ：裏
2000ダメージ！
(;ФAФ）「うわぁぁぁぁぁ!!」
LP1200→0
(,-ﾟДﾟ)「がああああああ!!」
LP500→0
（｀;��_�供法�ﾄﾞｸｵ！ｷﾞｺ！」
(*ﾟーﾟ) 「引き分け…」
(；AФ）「俺は…絶対に…優しき…猛獣…使い…に」
ﾊﾞﾀﾝ!
（｀;��_�供法�ﾄﾞｸｵ…」
ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛ…
突如、空から黒光りしたヘリが飛んでくる
（｀;��_�供法屬福△覆鵑�!?」
中から１人の青年が出てきた。ニコニコ笑顔のまぶしい好青年だ
（ ＾ω＾）「おっおー、おはよーですおー」
（´��_�供法崔�だよお前…」
（ ＾ω＾）「名乗る時は自分から…って僕は君のこと知ってるから、もう名乗らなくていいですおシグナーさん」
（｀�侠き供法峙�様！
なぜ俺がシグナーだと知っている！」
（ ＾ω＾）「それは今は教えられませんお」
(*ﾟーﾟ) 「で、こんなところに何しにきたの？」
（ ＾ω＾）「なーに、仲間とこの村のサバティエルを回収しにきただけですお」
青年はｷﾞｺをヘリに積み込み、ｷﾞｺが壊していた岩からサバティエルを回収する
（｀�侠き供法屬�前…まさか！」
（ ＾ω＾）「おっと僕としたことが名乗り遅れました
ダークシグナーのブーンと申しますお。以後お見知りおきを」
ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛ…
そう言い残すとブーンはヘリのエンジンをかける
（｀�侠き供法屬�いちょっと待て！ﾄﾞｸｵやｷﾞｺはどうなるんだよ!!」
（ ＾ω＾）「その件は大丈夫ですお
闇のゲームにおいて引き分けの場合はお互いにダメージはあれど死には至りませんお」
（ ＾ω＾）「それではまた近いうちに会いましょう。さようなら〜」
ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛ…
ヘリは空に消えた
（｀;�侠き供法屬△叩張繊▲船�ショー!!」
ｼｸﾞはその場に崩れ落ちる
(*ﾟーﾟ) （気になるな…地縛神は5000年前にシグナーに倒されてその力はほとんど失われてたハズ…）
意識を失っているﾄﾞｸｵに金猫が近寄り頬を舐めていた。
【次回予告】
('A`)「ここは病院…俺、助かったのか」
（｀��_�供法�ﾄﾞｸｵ、起きたばかりですまないが情報探索に出かけるぞ」
(*ﾟーﾟ) 「気を失った後いきなり病院で目覚めたから驚いたかな？
ここは情報行き交う商業街、ゴブリンマーケットだよー」
ーーーー
謎の魔法使い「君にこのカードを授けよう」
（｀;��_�供法屬海離�ードはチューナーとシンクロ！」
ーーーー
謎の魔法使い「やぁいらっしゃい
おや、君は彼の聖霊か…見たところ1人で来たようだね」
(*ﾟーﾟ) 「誰か知らないけどね
ｼｸﾞは僕だけのもの、ｼｸﾞにこれ以上近づくのは許さないよ」
謎の魔法使い「やはり君はこの旅…いや、この世界のキーか
よろしい、君がデュエルで私に勝ったら今後彼に関わるのはやめよう。ただし私が勝ったら…」
ーーーー
(*ﾟーﾟ) LP8000
VS デュエル!!
謎の魔法使い LP8000
第三話 奇跡の消去人
（｀��_�供法嶌Ｆ�の最強カードは《ナチュル・ガオドレイク》
なんとあの《森の番人グリーン・バブーン》を呼び覚ましたぞ！」
（´・ω・）「ガトムズ氏ね」
ー（｀��_�供砲�(*ﾟーﾟ) はサバティエルを完成させるようですー
第二話 聖霊のいない村
【前回のあらすじ】
サテライト出口を守る門番<ヽ｀∀´> ﾆﾀﾞー
シンクロアクセルによって豹変し、シグ（｀��_�供砲�ﾐﾗﾌﾘ(*ﾟーﾟ) の力で見事ﾆﾀﾞーを倒したのだった…
（｀��_�供法屬Α爾鵝�頭がいてぇ…」
川 ﾟ -ﾟ)「ｼｸﾞ、元にもどったんだな！心配したんだぞ…ｳｯ…」
（｀��_�供法屬�いおい…そんなに心配しなくても俺の体は大丈夫だよ
だけど…ありがとな」
塵埃で汚れたサテライトの土に一滴の純水が流れる…
川 ' -ﾟ)「ｳｯ…元気で…行ってくるんだぞ…すぐに戻って来たりなんかしたら許さない…んだから！」
（´��_�供法峇里北燭犬討�くよ。それじゃあな」
川 ﾟ -ﾟ)「…うん」
夕日を背中に抱えｼｸﾞはサテライトを出て行った
(‘∀’)（果たしてあなたはこの世界の理を変えられるのかしらね…）
ーーーーガンドラ砂漠ーーーー
（｀��_�供法屬箸海蹐�ﾐﾗﾌﾘ」
(*ﾟーﾟ) 「ん？お菓子でも忘れたの？」
（｀;��_�供法屬い笋修Δ犬磴覆�て、さっきのﾆﾀﾞｰとのデュエルで俺が豹変したじゃん
あの状態でも確かに意識はあったんだが体の制御ができなくてね」
ﾋﾞｼｯ
ｍ９（｀�凶姚供法屮坤丱�ﾐﾗﾌﾘ！お前は全てを知っているハズだぁ！」
沈黙が続く…ﾐﾗﾌﾘは少し悩んでいるように見えた
(*ﾟーﾟ) 「…あー、もうバレちゃったか。確かに僕はこの旅のキーといえる存在で君がなぜ豹変したのかも知っている
ただ…よく感づいたね」
（｀��_�供法屬福爾法⊂探酲，嚢佑┐襪伐�しいのはお前くらいだし
こちとら何年も伊達にお前と暮らしてないっつーの」
(*ﾟーﾟ) 「さすが僕のパートナー、頭が回るね。いいよ、説明したげる
まず君が豹変したのは君に眠っていたシグナーの痣が目を覚ましたからさ」
（´��_�供法屮轡哀福爾令棔�それは俺の目の下にできた赤い痣のことか？」
(*ﾟーﾟ) 「正解、普段は痣は君の中で眠っているけど
君の感情がある一定のボルテージに到達するとまた現れるだろうね」
（｀��_�供法屬修Δ世辰燭里�…それで、この旅の目的とは？」
(*ﾟーﾟ) 「この旅の目的ｈ」
「スミマセーン!!助けてくださーい！」
(*;ﾟーﾟ) 「！」
（｀;��_�供法屬福△覆鵑澄�あいつこっちに猛ダッシュしてくるぞ！」
ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀ…
('A`)「ﾊｧﾊｧ…あのっ…俺の村を…助けてくださいっ」
見たところまだ12にも満たない少年だが顔は少々やつれている。苦労人なのだろう
（｀��_�供法屬海鵑癖婉�に村があるのか？」
('A`)「はい…！俺の村で…かつての英雄が暴れているんです！」
(*ﾟーﾟ) 「かつての英雄…」
少年はﾐﾗﾌﾘの方をじっと見つめる
('A^)「あっ、カードの聖霊だ！俺初めて見た！ｷｬｯｷｬ」
少年の曇った顔はすぐに笑顔になった
やはりまだ年のいかない子供である
（｀��_�供法崕蕕瓩討辰董跳�はまだ聖霊を見たことがないのか？」
('A`)「はい、何せ俺の村は誰も聖霊を持ってませんから」
(*ﾟーﾟ) 「珍しいこともあるもんだねー
普通カードの聖霊ってのは宿り主にデュエルをしてもらうことでエネルギーを得るかわりに、人間の生活のパートナー…いわばAIBOとして共生してるものなんだよ」
('A`)「あー」
（｀��_�供法峅燭�心当たりでもあるのか？」
ｺｸｯ、少年は顔を縦に振り話し始めた
('A`)「俺、ﾄﾞｸｵは外国に住んでいた
その国ではデュエルそのものが人々に定着していなかったから聖霊はおろかカードすら見たことなかったんだ」
('A`)「そして去年の夏、俺は一族でこの国に旅行に来たんだけど飛行機のエンジンにトラブルがあって…」
（｀��_�供法屬海灰�ンドラ砂漠に不時着したと」
('A`)「YES、サテライトはﾆﾀﾞｰとかいう番人が邪魔して入れて貰えなかった。俺達もう飢え死にするしかないんだなぁ…と皆が考え始めていた頃、１人の男が立ち上がった」
ーーーー
(,,ﾟДﾟ)「みんな！希望が無いなんて考えは捨てるんだ！」
ﾓﾌﾞ夫「無理だよ…どこを見渡しても砂、砂、砂
希望どころか食料も落ちてない。もう終わりなんだ…」
(,,ﾟДﾟ)「馬鹿なこと言うんじゃねぇぞｺﾞﾗｧ！
いいか、絶対にお前達全員を救済してやるからな！」
その男、ｷﾞｺの説得力ある発言に皆はすがるしかなかった。皆はｷﾞｺに希望を託したんだ
ｷﾞｺは俺の国で唯一のデュエリストだった…いや、もう１人いたかな？まぁいいや…
ｷﾞｺは自分の聖霊の力を借り“猫マタ村”を作りあげ、結果皆を救った。
彼は俺達の英雄だったんだ…
(*゜ｰ゜)「“だった”？気になる言い方だね」
('A`)「…レベル5以上の聖霊を持つｷﾞｺはシティに行って皆のためにカードや食料をたくさん仕入れてくるって言って半年前に村を出て行った。ｷﾞｺは本当に優しかったんだ」
('A`)「そして今日ｷﾞｺは村に戻ってきたんだけど様子が変で…
もう見てもらった方が早いや、俺についてきてください！」
（｀��_�供法屬茲掘�急ごう！」
(*ﾟーﾟ) 「ラジャー！」
ーーーー猫マタ村ーーーー
荒れ果てた村で猫のような顔をした男が暴れている
男はたまに思いつめたような表情をちらつかせる。どうやら村の中心部の岩を破壊しているようだ
ｶﾞｰﾝ！ｶﾞｰﾝ！
(,,ﾟДﾟ)「オラオラ！危ないから住人は離れときなｺﾞﾗｧ!」
「ｷｬｰ ﾜｰﾜｰ!! ｼﾇｩｩ!! ｻﾓﾌﾟﾘﾈｺﾍﾞﾙﾝﾍﾞﾙﾝ…」
('A`)「あっ！いました！あの人がｷﾞｺです！」
(*ﾟーﾟ) 「ﾊｧﾊｧ…ﾄﾞｯｸﾝ早すぎるよぉ…」
（｀;��_�供法屬覆鵑箸�追いついた…ｽｰ…」
（｀�侠き供法屬�い！お前がｷﾞｺだな？岩なんか破壊してお前の目的はなんだ！」
ｷﾞｺは眉をしかめる
(,,ﾟДﾟ)「見慣れない顔だなｺﾞﾗｧ!
名を名乗れ！（確かサテライトを脱出した男がいるとﾆﾀﾞｰの部下から聞いたがまさかな…）」
（｀��_�供法峅兇�？俺の名前は望月シグマだ」
(,,ﾟДﾟ)「望月シグマ？聞かない名前だな…」
「望月シグマだと…！
奴を…ｼｸﾞﾏを殺せ！デュエルに勝利せよ！」
(,,ﾟДﾟ)「!?」
ｷﾞｺの周りを闇の霧が包み込む…
ーーーーダークシンクロアクセル！！ーーーー
(,-ﾟДﾟ)「…仰せのままに」
('A`)「ｷﾞｺ!?」
（｀;��_�供法峅兇澆燭い亡蕕磨椶�浮かんだぞﾐﾗﾌﾘ！」
(*;ﾟーﾟ) 「ｼｸﾞの赤い痣と違って黒い痣…まさか闇の聖霊が取り憑いたのか」
（｀;��_�供法岼任寮士�!?
なんだか知らねーがとりあえず今は逃げないとマズい!!」
(*ﾟーﾟ) 「任せて！僕が奴を引きつけてるうちにｼｸﾞ達は適当な宿を探すんだ！」
（｀;��_�供法屬┐叩△任發修譴世箸�前が…」
(*ﾟーﾟ) 「僕なら大丈夫さ！」
（｀��_�供法屐弔修Δ世福�行くぞﾄﾞｯｸﾝ」
('A`)「で…でもﾐﾗﾌﾘが…！」
（｀��_�供法崑臂翩廖△気，い�ぞ！」
ｼｸﾞはﾄﾞｸｵの手を無理やり引っ張り村外れの宿へと向かった
(*ﾟーﾟ) 「さぁ僕が相手だ。どこからでもかかってきなさいっ」
(,-ﾟДﾟ)「消す！」
ｷﾞｺの右腕は見る見るうちに黒く染まり巨大化していった。
(*ﾟ-ﾟ) 「この力…闇の霧の影響か！」
(,-ﾟДﾟ)「さらばだシグナーの証よ！」
ﾊﾞﾁﾝ！
ーーーー猫マタ荘ーーーー
(;'A`)「ﾊｧﾊｧ…」
（｀�侠き供法屬覆鵑箸�逃げ切れたな…」
(;'A`)「うん、ところでｼｸﾞさん」
（｀��_�供法峽評里呂い蕕覆い茵�なんだい？」
(;'A`)「ｼｸﾞ…やっぱりﾐﾗﾌﾘ１人を置いて逃げるなんてマネ俺には出来ないよ。戻ろう」
（´��_�供法屬気辰�も言っただろう。あいつは大丈夫だよ」
('A`)「なんでﾐﾗﾌﾘが大丈夫だって分かるのさ」
（｀��_�供法崚�えは簡単
『心が繋がってるから』さ。俺とあいつは生まれた時から今まで常に一緒だった
食事も一緒に食べるし歯磨きもいつも一緒。トイレや風呂もいつも２人で入るし寝る時には添い寝だった
まさに俺達は二心同体、だからお互いの考えてることがよく分かるんだ」
ｼｸﾞはまっすぐな瞳でﾄﾞｸｵを見つめる
('A`)「…分かった俺ﾐﾗﾌﾘの帰りを待つよ」
（｀��_�供法屬修譴�いい。待ってりゃいつもと変わらない顔で帰ってくるだろうよ」
ーーーー
ﾊﾞﾁﾝ！
ｷﾞｺの腕がﾐﾗﾌﾘに触れようとした瞬間、火花が散った
(*ﾟーﾟ) 「残念、シグナーの証である僕にダークシグナーの君は触れることすら出来ないよ」
(,-ﾟДﾟ)「くっ…ならば宿主を消すまで…」
ｷﾞｺはｼｸﾞ達のいる宿に腕を伸ばす…がｷﾞｺの腕はﾐﾗﾌﾘへと向かっていった
ﾊﾞﾁﾝ！
また攻撃をはじく
(,-ﾟДﾟ)「なぜ…なぜだ…」
(*ﾟーﾟ) 「僕は聖霊だよ？まさか力比べで勝とうとは思ってないさ」
(,-ﾟДﾟ)「まさか…お前の…効果…！」
(*ﾟーﾟ) 「ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ♪
僕には３つの能力があってねぇその１つの【魅惑のボディ】が発動したのさ
『ﾐﾗﾌﾘが自分フィールド上にいる時、相手はﾐﾗﾌﾘを攻撃しなければならない』
つまり僕を倒さない限り他の人を傷つけることは出来ないよ！」
(,-ﾟДﾟ)「分が悪い…お前は宿主ごとデュエルで消す…今日のところは引いてやる…」
(*ﾟーﾟ) 「そのままもう来なければありがたいんだけどね」
(,-ﾟДﾟ)「それは許されない…明日午前8時…ここ中央広場でデュエルしろと伝えてもらう…」
(*ﾟーﾟ) 「はいはーい」
ｷﾞｺは村を出ていった
(*ﾟーﾟ) 「…疲れたなぁ
じゃあ僕もｼｸﾞ達のいる宿に帰りますかぁ」
ーーーー
('A`)「なぜ俺に聖霊がつかないのか分かったよ
俺にはｼｸﾞみたいに聖霊を家族のように愛する気持ちが足りなかったんだ」
おもむろにﾄﾞｸｵは一枚のカードをポッケから取り出す
つ《金華猫》
（｀��_�供法屐垓皺敘�》か…」
('A`)「うん、このカードは俺がこの村が完成した日にあの中央広場で見つけたカードなんだ
俺達、村の者はカードの聖霊をいかに利用するかばかり考えていた
そんな自分勝手な考えでカードに聖霊が宿るわけないよね…」
（｀��_�供法屐帖�
ｷﾞｼｨｨｨ… ドアが開く
(*ﾟーﾟ) 「ただいま帰宅ぅ」
（｀��_�供法屬�疲れ様」
('A`)「無事で何より」
(*ﾟーﾟ) 「安いねぎらいだね。こちとら死ぬ気で戦ってきたというのに」
（´��_�供法崙達佑里�前が戦闘ダメージなんかで死ぬわけないだろ
んでどうだった？窓から奴が帰るのが見えたんだが」
(*ﾟーﾟ) 「あぁ、明日の朝8時にこの村の中央広場に来いだってさ」
（｀;��_�供法峽覿廟錣錣覆い箸い韻覆い里諭帖�
(*ﾟーﾟ) 「そりゃ主人公だもの…ってあれ？」
ﾐﾗﾌﾘは金華猫のカードをじっと見つめる
(*ﾟーﾟ) （ｼｸﾞ、どうやらこの村には僕以外に聖霊がいるようだ）
（｀;��_�供法覆覆鵑世辰董�ﾄﾞｸｵの持ってる金華猫のことか？）
(*ﾟーﾟ) （だね）
（｀��_�供法弊士遒�ﾄﾞｸｵに応えたのか…良いこと考えた）
（｀��_�供法�ﾄﾞｸｵ」
('A`)「？」
（｀��_�供法嵬斉�に備えてデッキを調整したいから１人にして欲しい
それと金華猫のカードも貸してくれないかな」
('A`)「わかった。金華猫をよろしくね」
ﾄﾞｸｵはまだ金華猫の聖霊に気づいていないようだ。ﾄﾞｸｵは部屋を出ていく
（｀��_�供法屬気董帖�
(*ﾟーﾟ) 「ｼｸﾞ、何を企んでるの？」
（｀;��_�供法峭佑┐呂△襦弔�今はまだ言わない
あと頼みがあるんだけど…」
(*ﾟーﾟ) 「聖霊使いの荒いご主人様だね。なんだい？」
（｀��_�供法屬海梁爾砲呂泙瀬轡謄�にもサテライトにも馴染めないレベル１のカードが落ちているハズだ。それを今から探してきて欲しいんだ」
(*ﾟーﾟ) 「そういうことならお任せを。だけど僕ばかり働いちゃ対価が釣り合わないよね
ご褒美が欲しいなぁ…」
（´��_�供法屐帖�
(*ﾟーﾟ) 「ﾁﾗ…」
（｀��#�供法屐頂Ｌ�11時からだ。相手が子どもだからって容赦はしないぞ」
(*ﾟーﾟ) 「やったぁイテキマース!!」
ﾐﾗﾌﾘは夜の闇へ飛び出していった。
そして夜中の静まり返った村、宿の“ある部屋”だけ一晩中明かりがついていたのはまた別のお話…
ーーーー朝ーーーー
ﾁｭﾝﾁｭﾝ
時計は朝7時を指す
(*ﾟーﾟ) 「ふわぁーｼｸﾞ、朝だよー」
（´�沓銑掘法�ﾌﾞﾙﾙ…朝は冷えるなぁ。おまけに寝不足で俺がヤバい」
(*ﾟーﾟ) 「寒いなら人肌で暖めるのがいいね。それと眠いなら目が覚めるまでモーニングキッスでもてなすよ」
ﾐﾗﾌﾘがｼｸﾞに近寄る…
（´;��_�供法屬修谿幣紊笋襪汎票堊悗�変わりそうだからやめなさい
それに中央広場に行く前に確認しておきたいことがあるしさ」
(*ﾟーﾟ) 「ｸﾞｽﾝ…
確認したいことってこの旅の目的でしょ？
説明するからまずはこれを見て」
ﾐﾗﾌﾘは七色に光る石を出した。それは非常に美しくあまりの輝きに目を潰しそうである
（｀��_�供法屬垢瓦�…丸いです…」
(*ﾟーﾟ)「確かに丸いけどこれはサバティエルの一部でまだ同じ石が世界に6つ散りばめられてるんだ」
（｀��_�供法屮汽丱謄�エル？」
(*ﾟーﾟ) 「そう、“賢者の石 サバティエル”
サバティエルは所有者の願ったことを3度まで叶えるという。それがどんな悪しき願いでもね」
（｀;��_�供法屬箸鵑任發覆だ个世福�
それで旅の目的は『サバティエルを“悪しき者”より早く完成させろ』…ってことか？」
(*ﾟーﾟ) 「まぁ大筋はそれで正しいよ。“悪しき者”ってのはシグナーである君の対局にある存在、“ダークシグナー”（略称ダグナー）のことを指している
簡潔にいうと今のｷﾞｺは…ダグナーだよ」
（｀��A�供法�ｷﾞｺがダグナー!?」
部屋に数秒の静寂が流れる
（｀��_�供法�ﾄﾞｸｵは心底傷つくだろうな…英雄と思ってた人がダグナーだったなんて」
(*ﾟーﾟ) 「そうだね…
闇の聖霊が身体に入り込むことで人はダグナーとなるんだ
君がシンクロアクセル（略称クロッセル）化した時は少なからず君にも意識はあっただろ？あれはクロッセル化に慣れてない君のために僕が君の体を制御していたから。シグナーのクロッセルは“共有”を意味するんだ」
（｀��_�供法屬覆襪曚鼻�でもｷﾞｺはほとんど自我を無くしていたように見えたな」
(*ﾟーﾟ) 「ｷﾞｺがしたのはダークシンクロアクセル（略称ダクロッセル）化
こっちは闇の聖霊がダグナーであるｷﾞｺの体を乗っ取って“支配”するんだ」
（｀��_�供法屬奸爾鵝∪こΔ鯒北任�ら守ることが俺の旅か…」
（´��_�供法�ﾐﾗﾌﾘ、話してくれてありがとう」
(*ﾟーﾟ) 「…」
（｀��_�供法屬�前が何者でこの世界のことをどこまで知っているのか…まだまだ聞きたいことがあるけど今は話してくれなくていい」
（｀�侠廊供法屬燭世�前が父さんに繋がる重要なキーならば俺はお前と突き進むだけだ！」
(*ﾟーﾟ) 「…！」
(*ﾟ∀ﾟ)「行こう！中央広場へ！」
（｀�侠廊供法屬△ �」
午前8時、中央広場にｼｸﾞとﾄﾞｸｵはやってきた
時を同じくしてｷﾞｺもやってくる
(,,ﾟДﾟ)「さぁシグナーよ、俺とデュエルしてもらおうか！」
（｀�侠廊供法屬いい世蹐Α△世韻匹�前の相手は俺ではなくﾄﾞｸｵだ！」
('A`)「えっ」
(,,ﾟДﾟ)「なんだとｺﾞﾗｧ！ﾄﾞｸｵみたいな初心者で俺の相手になるわけねぇだろが！」
('A`)「そうだよ、それに俺デッキすら持ってないよ」
(*ﾟーﾟ) 「デッキならここにあるよー」
ﾐﾗﾌﾘはﾄﾞｸｵにケースを投げ渡す
(;'A`)「これがデッキ!?
ん？カードが光ってるぞ…ってこのカードは俺の金華猫！」
「ﾆｬｰ!!」
鋭い鳴き声が大地にコダマする
( ФﾐФ)「ﾌｼｭｰ…」
(;'A`)「わ、わ…」
(*ﾟーﾟ) 「おめでとう、君の聖霊だ」
(;'A')「俺の聖霊!?」
('A`)「…よーし、こっちにおいで」
( ФﾐФ) 「ﾆｬｰ」
金華猫はﾄﾞｸｵの頬を舐める。どうやらﾄﾞｸｵに懐いたようである
('A`)「つ、ついに俺にも聖霊が…」
（｀��_�供法�ﾄﾞｸｵ、君がその金華猫と一緒に戦うんだ」
('A`)「え!?
で、でも…」
（｀�侠廊供法崑臂翩廖�君は昨日ﾐﾗﾌﾘを助けるために外に出ようとした。その勇気は何者をも凌駕するよ」
(*ﾟーﾟ) 「聖霊と契約したデュエリストは強い
…って聞いたことあるしね」
('A`)「ｼｸﾞ…ﾐﾗﾌﾘ…」
(,,ﾟДﾟ)「ふん。俺はどっちが先に来ても構わないがな
とにかくシグナーの小僧を倒せば俺の使命は達成されるんだ」
('A`)「俺は…！」
ﾊﾟｧ…
(,,ﾟДﾟ)「!?」
（｀�侠き供法屬泙気�この光は！」
(*ﾟーﾟ) 「２人目…」
ーーーーシンクロアクセル!!ーーーー
(ФAФ）「俺は…戦うﾆｬ！」
（｀�侠き供�
(,,ﾟДﾟ)
(*ﾟ□ﾟ)
ﾄﾞｸｵの頭に耳が生え、目は猫目になった
その姿は若さのせいか一段とキュートに見える
(;ФAФ）「ﾆｬ?にゃんだこの姿は!そしてにゃんだこの男として恥ずかしすぎる語尾は!」
（｀�侠き供法屬砲磽�ｗｗｗにゃｗｗｗｗ」
(*ﾟーﾟ) 「にゃあ」
(,,ﾟДﾟ)「ﾆｬｱ！」
(;ФAФ）「やめろぉぉぉぉぉ!!」
ﾄﾞｸｵの叫び声を聞いて村の住民は続々と集まってくる。
「ｻﾞﾜｻﾞﾜ…ｷｬｰﾄﾞｯｸｰﾝ!ｵﾚﾉﾍﾟｯﾄﾆﾅｯﾃｸﾚ!ｻﾓﾌﾟﾘﾈｺﾍﾞﾙﾝﾍﾞﾙﾝDDB…」
(,,ﾟДﾟ)（つい乗っちまったぜｺﾞﾗｧ…）
(ФAФ）「ﾁｸｼｮｰ！こうにゃったらもうヤケクソにゃ！デュエルするにゃ！」
LP8000
【猫心黒】
VS
【BF（ビーストファング）】
(,,ﾟДﾟ)「お前もシグナーなら尚更都合がいい。デュエル！」
LP8000
（｀��_�供法屬△譟�」
(*ﾟーﾟ) 「どーしたの？」
（｀;��_�供法屬い筺▲汽謄薀ぅ箸任�LP4000しかなかったからなんでかなーと」
(*ﾟーﾟ) 「サテライトはセキュリティの管轄内にあったせいでデュエルはLP4000でしか認められていないからね
普通はLP8000だけどカードプールの浅いサテライトならではのルールといえるかな」
（｀��_�供法屬覆襪曚鼻△�前なんでも知ってんのな」
(*ﾟーﾟ) 「ﾊﾊｯ」
(ФAФ）「俺の先行、モンスターをとカードをセットしてターンエンドにゃ」
(,,ﾟДﾟ)「俺のターン！《怒れる類人猿》を召喚して伏せに攻撃するぞｺﾞﾗｧ！
猪突猛進アタック！」
《怒れる類人猿》ATK2000
VS
《フレムベル・バウン》DEF200
《フレムベル・バウン》破壊！
(ФAФ）「バウンが戦闘で破壊されたことによって効果が発動。デッキから守備力200のモンスター《金華猫》を手札に加える」
(,,ﾟДﾟ)「早くも聖霊を加えたか…ターンエンドだ」
(ФAФ）LP8000
デッキ34枚
手札4枚
【モンスター】
なし
【魔法・罠】
伏せ1
(,,ﾟДﾟ)LP8000
デッキ34枚
手札5枚
【モンスター】
《怒れる類人猿》ATK2000
【魔法・罠】
なし
(;ФAФ）「（しかしこの手札は不味いな…）俺のターン！」
(ФAФ）「よし、《手札断札》を発動する
このカードによってお互いは２枚手札を墓地に送り２枚ドローするにゃ」
ﾄﾞｸｵ：《ワイト》《モノまね幻想師》墓地へ
ｷﾞｺ：《またたびキャット》《森の番人グリーン・バブーン》墓地へ
(ФAФ）「さらに俺は《金華猫》を召喚する。来てくれAIBO！」
( ФﾐФ)「ﾆｬｰ」ATK400 DEF200
(,,ﾟДﾟ)「何をするつもりだ。そんな貧弱なモンスターじゃ俺の類人猿は倒せないぞ」
(ФAФ）「“金猫なら”ね
俺は金猫の効果を発動！泥棒猫の俊足！」
( ФﾐФ)「にゃ☆」
金猫がﾄﾞｸｵの墓地ゾーンに潜り込み《モノまね幻想師》を口にくわえる。さながら魚屋から魚を盗む猫のようである
( ФﾐФ)「ただいにゃ」
（｀��_�供法峩眷�は墓地の星１のモンスターを蘇生することができるんだっけか
金猫がいなくなったら除外されるけどな」
(*ﾟーﾟ) 「この手の効果にしては釣り上げたモンスターの効果が無効化されないんだよね。やるぅ」
(,,ﾟДﾟ)「なるほど…レベル１で固めて金猫で使い回すデッキか
だが所詮は雑魚の固まり、我らが闇の聖霊には通用せんわ！」
(ФAФ）「お前の聖霊がなんだかシラニェーがモノまね師の効果を発動させてもらうぜ
お前の怒れる類人猿をコピーしモノまね師は攻撃力は2000となる！」
《モノまね幻想師》ATK2000
(ФAФ）「バトルにゃ！モノまね師でゴリラに攻撃」
《モノまね幻想師》ATK2000 VS 《怒れる類人猿》ATK2000
《モノまね幻想師》《怒れる類人猿》破壊！
(ФAФ）「ターンエンド。金猫はスピリットなので俺の手札に戻る」
(,,ﾟДﾟ)「このままじゃ毎ターン猫からのモノまね師で戦闘破壊されてしまう…」
(,,ﾟДﾟ)「だがﾄﾞｸｵ、俺はそのデッキの正体見破ったぜ」
(;ФAФ）「…！」
(,,ﾟДﾟ)「金猫の性質上、通常召喚権は猫だけのために使われる。しかしエンドフェイズには手札に戻っちまうよなぁ？
そしてお前の場にモンスターはいなくなる」
(;ФAФ）「っ…！」
(,,ﾟДﾟ)「よってそのデッキの除去の大半は魔法・罠に依存せざるを得ない
おそらく伏せているそのカードも攻撃反応型だろう」
（｀��_�供法覆海い帖墜�が回る…！）
(,,ﾟДﾟ)「だが俺は臆さない。俺の振りかざす正義が本物だと証明するためにな
俺のターン！」
(ФAФ）「正義の証明…」
(,,ﾟДﾟ)「俺は手札から《ミリス・レディエント》を捨てて《虚栄の大猿》を特殊召喚する。この効果で特殊召喚した大猿は捨てた獣族モンスターのレベルを自身に加える！」
《虚栄の大猿》星5＋《ミリス・レディエント》星1＝《虚栄の大猿》星6
(,,ﾟДﾟ)「更に手札から《ロックキャット》を召喚
効果によりレベル1の獣族《ミリス・レディエント》を守備表示で、効果を無効化して蘇生するぅ」
(;ФAФ）「さすがｷﾞｺ…全く無駄がないにゃ…」
(,,ﾟДﾟ)「レベル6《虚栄の大猿》にレベル3《ロックキャット》をチューニング！
村を守りし自然の獣よ、百獣の王たる威厳を見せよ！シンクロ召喚！」
(,,ﾟДﾟ)「駆け抜けよ！《ナチュル・ガオドレイク》!!」
(´・ω・) 「ガオーｗｗ」ATK3000
（｀;�侠き供法屬福△覆鵑世海両ご�方法は!?」
(*ﾟーﾟ) 「シンクロ召喚だよ。自分フィールド上のチューナーと呼ばれるモンスターとチューナー以外のモンスターを墓地に送ってそれらの星を合計した数の星を持つシンクロモンスターをエクストラデッキから特殊召喚するんだ」
（｀�共忰供法屬覆襪悗宗⇒廚詫珊腓筏啓阿魄譴弔砲泙箸瓩燭茲Δ覆發里�
流石、歩く辞書タだぜ」
(*ﾟーﾟ) 「そういうこと（辞書タ!?）
ただシンクロには縛りがあるのもあってこのガオさんは地属性チューナー＋地属性モンスターじゃないとシンクロ召喚できないから注意してね」
(;ФAФ）「これが…ｷﾞｺの聖霊……ちょっとかわいい…ｗｗ」
(´・ω・)「ガイアナイトはわしが育てた」
(,,ﾟДﾟ)「驚いてるとこなんだがバトルに入るぞｺﾞﾗｧ！
ガオでダイレクトアタック！」
(ФAФ）「つ《炸裂装甲》」
(´;・ω・)「えっ」
《ナチュル・ガオドレイク》破壊！
（｀��_�供法屮譽戰�9ものの聖霊があっさりとやられたんですが」
(*ﾟーﾟ) 「効果なしなら仕方ない」
(,,ﾟДﾟ)「それは想定内だ
ガオドレイクが破壊されたことで墓地の《森の番人グリーン・バブーン》の効果を使うぞ…ｸｯ」LP8000→7000
(ФAФ）「にゃ!?」
(,,ﾟДﾟ)「バブーンは獣族モンスターがカードの効果で破壊された時にLPを1000払うことで墓地か手札から特殊召喚できる…カモン！」
《森の番人グリーン・バブーン》ATK2600
（｀�共忰供法屬弔泙蝓弔匹ΔいΔ海箸世辰討个茵�」
(*ﾟーﾟ) 「ガオは犠牲になったのだ…」
(,,ﾟДﾟ)「バブーンでﾄﾞｸｵにダイレクトアタック！棍棒スラッシュ！」
(×AФ）「うわぁぁぁぁぁ…い、痛い！」LP8000→5400
(×AФ）「にゃんにゃんだ！この痛みは」
(,,ﾟДﾟ)「これはシグナーとダグナーの闇のゲーム。ソリッドビジョン上の痛みは現実となりプレイヤーを襲うのだ…」
闇の霧がｷﾞｺの周りを渦巻く
ーーーーダークシンクロアクセル!!ーーーー
(,-ﾟДﾟ)「そしてこのデュエルに負けた者は命を落とす！」
（｀;��_�供法屬弔い�たかダクロッセル！」
(*ﾟーﾟ) 「ｷﾞｺの精神が完全に支配された…」
(,-ﾟДﾟ)「シグナー…俺…消す！」
(#ФAФ）「お前がｷﾞｺをおかしくした原因か！絶対に許さにぇ！」
(,-ﾟДﾟ)「俺は…負けない…カードを1枚伏せてターンエンド」
(ФAФ）LP5400
デッキ31枚
手札4枚
【モンスター】
なし
【魔法・罠】
なし
(,,ﾟДﾟ)LP7000
デッキ31枚
手札3枚
【モンスター】
《森の番人グリーン・バブーン》ATK2600
《ミリス・レディエント》DEF250（効果無効化）
【魔法・罠】
伏せ1
(#ФAФ）「お、俺のターン！
俺は《おろかな埋葬》を発動！デッキから《黄泉ガエル》を墓地に落とす！さらに《金華猫》を召喚にゃ！」
( ФﾐФ) 「ﾌｼｭｰ」
(#ФAФ）「金猫の効果は使わない」
(,-ﾟДﾟ)「お前のモンスター弱い…また変な手を使う気か…」
(#ФAФ）「さぁにゃ、バトルだ。金猫で《ミリス・レディエント》を攻撃！」
《金華猫》ATK400 VS 《ミリス・レディエント》DEF250
《ミリス・レディエント》破壊！
(#ФAФ）「メイン2《強制転移》を発動するにゃ
俺は金猫を選択する」
(,-ﾟДﾟ)「俺は…バブーンしか選択できない…」
金猫→ｷﾞｺへ
バブーン→ﾄﾞｸｵへ
(ФAФ）「これで形勢逆転、カードを一枚伏せてエンドフェイズに移行する
この瞬間に金猫は俺の手札に戻るにゃ」
(,-ﾟДﾟ)「くぅ…」
（｀;��_�供法屬Α△Δ泙ぁ弔發呂�ﾄﾞｸｵは初心者の域を超えている…！」
(*ﾟーﾟ) 「最終的にバブーンがﾄﾞｸｵの場に残ったか。分からなくなってきたね」
金猫は手札に戻りﾄﾞｸｵの肩に乗る
(,-ﾟДﾟ)「俺の…ターン」
(,-ﾟДﾟ)「俺は…《おとぼけオポッサム》を召喚…」
《おとぼけオポッサム》ATK800
(,-ﾟДﾟ)「オポッサム…自分より力の強いモンスターが相手の場に存在するとき…破壊される」
《おとぼけオポッサム》破壊！
(ФAФ）「にゃ？」
（｀;��_�供法屬覆砲笋辰討襪鵑世△い�
立場が逆転しておかしくなったのか？」
(,-ﾟДﾟ)「カードを一枚伏せ…ターンエンド…」
(ФAФ）LP5400
デッキ30枚
手札4枚
【モンスター】
《森の番人グリーン・バブーン》ATK2600
【魔法・罠】
なし
(,,ﾟДﾟ)LP7000
デッキ30枚
手札2枚
【モンスター】
なし
【魔法・罠】
伏せ2枚
(ФAФ）「…よく分からないが今のうちに攻めさせてもらうぜ俺のターン！」
(ФAФ）「頼むぜAIBO！俺は金猫を召喚し墓地の《ワイト》を引き上げるにゃ！」
( ФﾐФ)「泥棒猫の俊足！」
《ワイト》 ATK300
(ФAФ）「更にバブーンに《団結の力》を装備！
このカードによりバブーンの攻守は俺の場のモンスターの数（4体）×800ポイント上昇にゃ！」
《森の番人グリーン・バブーン》ATK2600→5800
(ФAФ）「ワイト→金猫→バブーンの順でｷﾞｺにダイレクトアタック！」
(,-ﾟДﾟ)「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」LP7000→500
（｀��_�供法屬茲掘�この勝負ﾄﾞｸｵの圧倒的有利だ！」
(ФAФ）「エンドフェイズ
猫は手札に戻りワイトは除外、モンスターが減ったことでバブーンの攻撃力は下がる」
《森の番人グリーン・バブーン》ATK5800→4200
(,-ﾟДﾟ)「俺のターン」
ﾆｭｰ!
死んだかと思われたおとぼけオポッサムが地中から出てくる
(ФAФ）「！破壊されたはずじゃ…」
(,-ﾟДﾟ)「自身の効果で破壊されたオポッサムは…俺のスタンバイフェイズに蘇生できる」
(,-ﾟДﾟ)「更に手札から《星見獣ガリス》の効果…デッキの上1枚を墓地に送りそれがモンスターなら…そのレベル×200分のダメージを与え…ガリスを特殊召喚する」
(;ФAФ）「…」
つ《百獣王ベヒーモス》
(,-ﾟДﾟ)「ベヒーモスのレベルは7…1400ダメージを受けてもらう…」
(;ФAФ）「…！」
ガリスがかまいたちを起こす
(#ФAФ）「うわぁぁぁぁぁ!!」LP5400→4000
(,-ﾟДﾟ)「ガリスを特殊召喚…さらにフィールド魔法《ガイアパワー》発動…地属性モンスターの攻撃力は500アップし…守備力は400ダウンする」
《森の番人グリーン・バブーン》ATK4200→4700
（｀��_�供法屬錣兇錣響蠎蠅離皀鵐好拭爾魘�化…何か来るな…」
(#ФAФ）「ｺﾞｸﾘ…」
(,-ﾟДﾟ)「《おとぼけオポッサム》《星見獣ガリス》をリリース…」
さっきまで晴れていた空に暗雲が立ち込める
そして空中に謎の紋章が描かれた巨大な石のようなものが浮かび上がる
「ﾅﾝﾀﾞｱﾚ！ｷｬｰ！ｼﾇｩｩ！ﾀﾞｶﾞﾜﾀｼﾊｺｳｶｲﾊｼﾅｲ！」
（｀;�侠き供法崑爾凌諭垢�…あの石に吸収されていく」
(*ﾟーﾟ) 「まさか…魂をリリースしているとでもいうのか！」
(#ФAФ）「俺やｼｸﾞはシグナーの痣が守ってくれている…」
(,-ﾟДﾟ)「5000年の時を超え…力と力合わさるときカオスの世界が開かれる…」
「降臨せよ我」
ーー「地縛神Ｃｕｓｉｌｕ!!」ーー
ω●）「ぬん！」
クシルの巨大な手がﾄﾞｸｵに迫る
(;ФAФ）「!?…こいつこの攻撃力でダイレクトアタックモンスターなのかよ！」
(×AФ）「グオオオオオオオオオ!!」LP4000→1200
（｀�侠き供�(*ﾟーﾟ) 「ﾄﾞｸｵ!!」
(#ФAФ）「体中が痛い…痛みで気を失いそうにゃ…だが耐えた…まだ戦える…！」
(,-ﾟДﾟ)「罠発動」
(#ФAФ）「!?」
(,-ﾟДﾟ)「《キャトルミューティレーション》…
獣族モンスターを手札に戻し…同じレベルの獣族を手札から特殊召喚…
俺はクシルを戻しクシルを特殊召喚する…」
（｀;��_�供法屬泙静曚砲蝋況盡△�残っている！ﾄﾞｸｵ逃げろぉぉぉ！」
(;ФAФ）「くっ…俺は手札かｒ」
「罠発動だｺﾞﾗｧ！」
(;ФAФ）「えっ！」
聞き覚えのある声が響く
(ФAФ）「その声は！」
(,,ﾟДﾟ)「罠カード《運命の分かれ道》を発動だ…
このカードはお互いにコイントスをし表が出た場合2000ライフを回復、裏が出た場合2000ダメージだ…」
2枚のコインが宙に投げられる
(,,ﾟДﾟ)「ﾄﾞｸｵ…もし俺に負けて…それでも戦う勇気があるならシティに来い
あいつは言っていた
(,,ﾟДﾟ)「『勇気ある猛獣使いは鉄檻を破り世界を知る』と」
(;ФAФ）「ｷﾞｺ！どういうことだ？
闇の聖霊に打ち勝ったのか！？」
ｼｭｩｩｩ…
ｷﾞｺを取り巻く闇の霧が濃くなる
(,,ﾟДﾟ)「ｸｯ…俺の中の獣はまだ死んでいない…すぐに俺は支配されるだろう…
だから！俺からの最後の教えだ…
ﾄﾞｸｵ…優しき猛獣使いにな…れ…」
ｷﾞｺを取り巻く闇はさらに濃くなり、ついにｷﾞｺの姿は見えなくなった
(；AФ）「ｷﾞｺ！俺はなる！優しき猛獣使いに！だから…」
ｼｭｩｩｩ…
(,-ﾟДﾟ)「…ちぃ、余計なことを…」
(；AФ）「ｷﾞｺ…」
コインが着地する
ﾄﾞｸｵ：裏
2000ダメージ！
ｷﾞｺ：裏
2000ダメージ！
(;ФAФ）「うわぁぁぁぁぁ!!」
LP1200→0
(,-ﾟДﾟ)「がああああああ!!」
LP500→0
（｀;��_�供法�ﾄﾞｸｵ！ｷﾞｺ！」
(*ﾟーﾟ) 「引き分け…」
(；AФ）「俺は…絶対に…優しき…猛獣…使い…に」
ﾊﾞﾀﾝ!
（｀;��_�供法�ﾄﾞｸｵ…」
ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛ…
突如、空から黒光りしたヘリが飛んでくる
（｀;��_�供法屬福△覆鵑�!?」
中から１人の青年が出てきた。ニコニコ笑顔のまぶしい好青年だ
（ ＾ω＾）「おっおー、おはよーですおー」
（´��_�供法崔�だよお前…」
（ ＾ω＾）「名乗る時は自分から…って僕は君のこと知ってるから、もう名乗らなくていいですおシグナーさん」
（｀�侠き供法峙�様！
なぜ俺がシグナーだと知っている！」
（ ＾ω＾）「それは今は教えられませんお」
(*ﾟーﾟ) 「で、こんなところに何しにきたの？」
（ ＾ω＾）「なーに、仲間とこの村のサバティエルを回収しにきただけですお」
青年はｷﾞｺをヘリに積み込み、ｷﾞｺが壊していた岩からサバティエルを回収する
（｀�侠き供法屬�前…まさか！」
（ ＾ω＾）「おっと僕としたことが名乗り遅れました
ダークシグナーのブーンと申しますお。以後お見知りおきを」
ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛ…
そう言い残すとブーンはヘリのエンジンをかける
（｀�侠き供法屬�いちょっと待て！ﾄﾞｸｵやｷﾞｺはどうなるんだよ!!」
（ ＾ω＾）「その件は大丈夫ですお
闇のゲームにおいて引き分けの場合はお互いにダメージはあれど死には至りませんお」
（ ＾ω＾）「それではまた近いうちに会いましょう。さようなら〜」
ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛ…
ヘリは空に消えた
（｀;�侠き供法屬△叩張繊▲船�ショー!!」
ｼｸﾞはその場に崩れ落ちる
(*ﾟーﾟ) （気になるな…地縛神は5000年前にシグナーに倒されてその力はほとんど失われてたハズ…）
意識を失っているﾄﾞｸｵに金猫が近寄り頬を舐めていた。
【次回予告】
('A`)「ここは病院…俺、助かったのか」
（｀��_�供法�ﾄﾞｸｵ、起きたばかりですまないが情報探索に出かけるぞ」
(*ﾟーﾟ) 「気を失った後いきなり病院で目覚めたから驚いたかな？
ここは情報行き交う商業街、ゴブリンマーケットだよー」
ーーーー
謎の魔法使い「君にこのカードを授けよう」
（｀;��_�供法屬海離�ードはチューナーとシンクロ！」
ーーーー
謎の魔法使い「やぁいらっしゃい
おや、君は彼の聖霊か…見たところ1人で来たようだね」
(*ﾟーﾟ) 「誰か知らないけどね
ｼｸﾞは僕だけのもの、ｼｸﾞにこれ以上近づくのは許さないよ」
謎の魔法使い「やはり君はこの旅…いや、この世界のキーか
よろしい、君がデュエルで私に勝ったら今後彼に関わるのはやめよう。ただし私が勝ったら…」
ーーーー
(*ﾟーﾟ) LP8000
VS デュエル!!
謎の魔法使い LP8000
第三話 奇跡の消去人
（｀��_�供法嶌Ｆ�の最強カードは《ナチュル・ガオドレイク》
なんとあの《森の番人グリーン・バブーン》を呼び覚ましたぞ！」
（´・ω・）「ガトムズ氏ね」
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