ニュー速VIP及び製作速報のスレッド「( ^ω^)ブーンが遊戯王の世界で頂点を目指すようです」のまとめwikiです

―――生徒指導室

(♯゚ω゚)「禁止区域への立ち入り!それも夜中に!」

(♯゚ω゚)「即刻退学!それ以外には考えられないょぅ!」

(・∀・)「まぁまぁ、ぃょぅ先生。落ちついてください。」

(・∀・)「内藤君はレッド寮の中でもマジメな生徒です。何か彼なりの理由があってのことなんでしょう。」

( ^ω^)「今各寮の先生たちが集まって、僕の処罰について話し合ってるところだお。」

( ^ω^)「ジエン先生が擁護してくれるのは嬉しいけど・・・。正直、教頭であるぃょぅ先生の決定を覆すのはほとんど無理だお・・・。」

( ^ω^)「僕の頭に浮かぶのは、アカデミアで過ごした日々、楽しかった思い出・・・もしかしてこれが走馬灯ってやつかお・・・?」

( ^ω^)「実際死ぬわけじゃないけど、アカデミア退学はデュエリスト生命の終わりを告げるのと同じだお・・・。」

( ^ω^)「ごめんだお、ドクオ、ショボン、クー・・・。」

第八話 最後ノチャンス

(♯゚ω゚)「理由があっても規則違反は規則違反!それ以上でもそれ以下でもないんだょぅ!」

(♯゚ω゚)「特にオシリス・レッドのドロップアウト・ボーイを例外として認めるわけにはいないょぅ!」

(・∀・)「ですがねぇ、ぃょぅ先生・・・。」

(=゚ω゚)「テンミツ先生はどう思いますかょぅ!?」

(∵)「えっ。私ですか?」

(=゚ω゚)「そうだょぅ。内藤君の処置についてどう思われるか、あなたの意見を聞きたいんだょぅ。」

(∵)「えー・・・私個人としてましては・・・。内藤君の意見を聞くのが良いんじゃないかと・・・。」

( ^ω^)「(イエロー寮寮監のテンミツ先生・・・デュエルの腕は凄いらしいけど・・・。)」

( ^ω^)「(あの甲高いソプラノボイスはこんな状況でも笑いそうになるお・・・。)」

(♯゚ω゚)「・・・よろしい。では内藤君の意見を聞かせてもらうょぅ。」

(♯゚ω゚)「あの夜、どうして禁止された洞窟に入ったのかょぅ?」

(;^ω^)「それは・・・。」

(;^ω^)「(ホントのことを言っても信じてもらえるわけないお・・・。)」

(;^ω^)「(僕がアルテリアナウターで、三幻魔と闘うために最後の聖獣のカードを手に入れようとしてた、なんて・・・。)」

(=゚ω゚)「・・・黙ってるってことは言い逃れできる言い訳ではないんだょぅ。」

(;^ω^)「(洞窟で手に入れた二枚を見せても・・・どうせ盗んだんだろとか言われて余計に心証を悪くするだけのような気がするお・・・。)」

(=゚ω゚)「どーせ授業で洞窟の事を聞き、『僕が勇者だ!』とか勘違いして探検がてら行ってみたんだょぅ。」

(=゚ω゚)「そんなチンケな理由で洞窟にドロップアウト・ボーイが入ること!それ自体が間違いなんだょぅ!!」

(=゚ω゚)「決まりだょぅ。今すぐ退学手続きを・・・。」

???「ちょっと待ってください。ぃょぅ先生。」

(♯゚ω゚)「誰だょぅ、今私はこいつに退学を言い渡すところで・・・!」

('ハ`)「私ですが。君こそ文句がおありで?」

(;゚ω゚)「!!」

( ^ω^)「(・・・誰だお?)」

(・∀・)「おや校長先生。戻っていらしたんですか。」

('ハ`)「ええ。先ほど船が到着したのでね。ようやく我が家に帰ってきた気分ですよ。」

(;^ω^)「(こ、校長!?初めて見たお!確か外国のアカデミアへ教育体制を見に行くとかなんとかで留守にしてたらしいけど・・・。)」

('ハ`)「さて、話を戻しましょうか。この少年は新一年生ですね?」

(・∀・)「ええ。内藤武雲君です。レッドの中でもなかなかマジメで優秀な生徒ですよ。」

('ハ`)「ほう。初めまして内藤君。」

(;^ω^)「どどどどどどうも初めましてだお!」

(;^ω^)「(この学園のトップ・・・!流石に緊張するお・・・!)」

('ハ`)「それでぃょぅ先生。彼の退学を決めているんでしたな?」

(;゚ω゚)「そ、その通りですょぅ!彼は禁止されている洞窟に、しかも夜中に・・・。」

('ハ`)「我々教師の規則はご存知ですよね?」

(;゚ω゚)「規則・・・ですかょぅ?」

('ハ`)「全ての生徒に平等にチャンスを与えること。この規則は、レッドでもイエローでもブルーでも同様です。」

(=゚ω゚)「し、しかし!チャンスを与えるなどと甘やかしてはまた彼は規則違反を・・・!」

('ハ`)「では聞きますが。彼は規則違反の常習者なのですか?」

(;゚ω゚)「それは・・・。」

(・∀・)「いいえ。彼は先ほども申し上げました通り、マジメな生徒です。規則違反は今まで一度もありません。」

('ハ`)「では、一度くらいチャンスを与えてもよろしいでしょう。」

(;゚ω゚)「ぬぬぬぬ・・・!」

(♯゚ω゚)「(このクソ生意気なドロップアウト・ボーイをやっと追い出せると思ったのにょぅ!校長め・・・良いところで出て来て!)」

('ハ`)「内藤君。」

(;^ω^)「は、はいだお!」

('ハ`)「君の普段の素行から判断して、最後のチャンスを与えることとします。」

(;^ω^)「あ、ありがとうございますお!」

('ハ`)「そこのぃょぅ教頭とデュエルをし、勝てば無罪放免。負ければ退学と言うことでどうですかな?」

( ^ω^)「え・・・。」

(;^ω^)「ええええええええええええええええええええええええええええええええええっ!?」

('ハ`)「私はチャンスを与えるとは言いましたが、やはり君の破った規則は重い。」

('ハ`)「だから、出来る限り最上の試練を君に与えます。」

(=゚ω゚)「そういうことでしたら私も納得ですょぅ!では早速・・・。」

('ハ`)「まぁまぁ。今日は私も長旅で疲れています。なので明日の午後二時に実技実習室で、ということでどうですかな?」

(=゚ω゚)「・・・了解しましたょぅ。」

(;^ω^)「うう・・・了解しましたお。」

('ハ`)「ではそういうことで各先生方は授業に戻ってください。」

(=゚ω゚)「では失礼しますょぅ。」

(∵)「失礼します!」

(・∀・)「失礼します。」

(;^ω^)「(チャンスをもらったのはありがたいけど・・・いくらなんでも教頭先生に勝つなんて無茶だお!)」

('ハ`)「あ、内藤君は残ってください。お話があります。」

( ^ω^)「?」

('ハ`)「娘から話は聞いているよ。君がナチュルを継ぐアルテリアナウターだとね。」

(;^ω^)「え、娘・・・?・・・まさか!」

('ハ`)「そう、一年の氷見瑠 空は私の娘だ。」

(;^ω^)「(クーはアカデミア校長を父に持つ女の子・・・マジかお・・・!)」

('ハ`)「クーからは全てを聞かせてもらった。まだまだ力不足だが、これからが楽しみだとね。」

( ^ω^)「クーがそんなことを・・・。」

('ハ`)「アルテリアナウターは導く者、という意味だ。その名の通り幻魔に勝って、世界を平和へと導かなくてはならない。」

('ハ`)「そして幻魔の力は強大だ。ぃょぅ先生を遥かに凌駕する。」

('ハ`)「だから、これは私なりに与えた試練だと思ってほしい。」

( ^ω^)「試練・・・ですかお?」

('ハ`)「そうだ。ぃょぅ先生に勝てるほどの実力が無ければ、三幻魔との闘いで生き残るのは難しいだろう。」

(;^ω^)「強大な相手だとは聞いてたけど・・・そこまでの強さなんですかお・・・。」

('ハ`)「正直、教頭を軽く倒してしまう私の娘でも今の実力では勝てるかどうかわからない。勝たなければならないのだけどね。」

('ハ`)「だから、君が教頭をまず倒すほどの実力を持っているか確かめたい。そのための試練なんだ。」

( ^ω^)「・・・わかりましたお。必ず勝ってみせますお!」

('ハ`)「うむ、良い目をしているね。明日のデュエル、楽しみにしているよ。」

( ^ω^)「失礼しますお。」

ガチャ バタン

('A`)「ブーン!」

(´・ω・`)「ブーン君!どうだった、退学の件は・・・!?」

( ^ω^)「その話なんだけど・・・。」

―――ブーン説明中 NOWLOADING―――

(;'A`)「おいおい、教頭とデュエルってマジかよ・・・。」

(;´・ω・`)「勝てば無罪放免、負ければ退学・・・!いくらなんでも無茶だよ!教頭はこの学園でも指折りの実力なのに・・・!」

( ^ω^)「それでもやらなければならないんだお。校長が与えてくれた試練であり、そして最後のチャンスなんだから。」

('A`)「お前はいっつもトラブルに巻き込まれるよなぁ。正義感が強いせいもあるんだろうが。」

( ^ω^)「でも僕は後悔したことはないお。いつも自分の正しいと思うことをやってるお。」

('A`)(´・ω・`)「・・・。」

( ^ω^)「・・・ごめん、ちょっとだけ嘘ついたお。今回のは少し後悔してる。」

('A`)(´・ω・`)「dsyn。」

( ^ω^)「何にせよ、今夜は特訓だお。明日は何としても勝たなきゃならないお。」

(´・ω・`)「僕たちも付き合うよ!ね、ドクオ君!」

('A`)「チッ、しょうがねぇなぁ。」

( ^ω^)「ありがとうだお、二人とも!」

翌日

―――実技実習室

ナンダナンダ?ナニガハジマルンダ?
キョウトウトレッドセイノデュエルダッテ・・・
カテルワケネェノニ・・・ミノホドシラズダナ・・・

川゚ -゚)「内藤、ちょっと良いか?」

( ^ω^)「クー。どうしたんだお?」

川゚ -゚)「要件は二つ。まず、父の思いつきでこんなことになってしまってすまない。」

( ^ω^)「ああ、その件なら大丈夫だお。むしろ、校長がいなかったら無条件で退学させられてたお。」

川゚ -゚)「そう言ってもらえると助かる。相手は教頭だからな、こんなことになって父を恨んでいると思っていた。」

( ^ω^)「それにしてもビックリしたお。まさかクーが校長の娘だったなんて。」

川゚ -゚)「まぁ、隠してたわけじゃないんだがな。それで二つ目の要件なんだが。」

( ^ω^)「?」

川゚ -゚)「もう君は既に、私と闘ったころの君じゃない。大きく成長しているはずだ。」

川゚ -゚)「君なら教頭に勝てる。頑張れ。」

( ^ω^)「クー・・・。」

( ^ω^)「ありがとうだお。退学になったらクーとの約束も果たせないわけだし・・・。」

( ^ω^)「何が何でも僕は負けないお!」

川゚ -゚)「フッ。では、観客席で君のデュエルを見せてもらうぞ。」

( ^ω^)「(クーがちょっと笑った・・・いつものクールな表情もいいけど笑うともっと可愛いお・・・。)」

( ^ω^)「って!そんなこと考えてる場合じゃないお!集中集中!」

ゴゴゴゴゴ・・・

(;^ω^)「・・・?なんか・・・憎しみの混じった視線を感じるお・・・。」

( ´Д` )「ブツブツ・・・あいつ・・・クーたんと喋っている・・・。」

( ´Д` )「許さない・・・許さない・・・許さないィ・・・!」

(;^ω^)「そこで何してるお、ハットウシン?」

( ´Д` )「別に・・・僕はこうして君とクーたんの会話を羨ましく見てただけさ。」

( ^ω^)「(確実に『恨みがましく』の間違いだお・・・。)」

( ´Д` )「ンククク・・・。クーたんは君を応援しているようだが・・・。僕はこれっぽっちも応援していないよ。」

( ^ω^)「それは言わなくてもわかってるお。」

( ´Д` )「流石にデュエルの邪魔はできないからねぇ・・・僕は君が負ける呪いをかけさせてもらうよ。ンククク・・・・。」

ンクーククーーーー

(;^ω^)「・・・行ってしまったお。相変わらずわけわかんないお・・・。」

(^∀^)「ゲラゲラww お前なんかがぃょぅ教頭に勝てるわけねぇだろwww」

( ^ω^)「(無視)さぁ、行くお!」

(;^∀^)「え、無視!?つーか、俺の出番これだけ!?なんか酷くない!?笑えねぇ!」

ガヤガヤガヤガヤ

(=゚ω゚)「逃げなかったのは誉めてやるょぅ、ドロップアウト・ボーイ!」

( ^ω^)「僕は絶対逃げないお!あなたに勝って、退学を取り消してもらうんだお!!」

(=゚ω゚)「アカデミア実技最高責任者もナメられたものだょぅ。やれるもんならやってみるょぅ!!」

('A`)「勝てよ、ブーン・・・!」

(´・ω・`)「頑張れ、ブーン君・・・!」

( ^ω^)「(ドクオとショボンの思いを無駄にしないため・・・僕は勝つ!!)」

( ^ω^)(=゚ω゚)「デュエル!!」

( ^ω^)「僕の先攻!ドロー!」

( ^ω^)「モンスターをセット、カードを一枚伏せてターンエンドだお!」

( ^ω^):LP8000 手札4 場 伏せ1 裏守備1

(=゚ω゚)「私のターンだょぅ!ドロー!」

(=゚ω゚)「(ドロップアウト・ボーイなんか圧倒的パワーで蹴散らしてやるょぅ!!)」

(=゚ω゚)「フィールド魔法、歯車街(ギア・タウン)を発動するょぅ!」

( ^ω^)「いきなりフィールド魔法・・・!」

(=゚ω゚)「歯車街の効果!アンティーク・ギアとなのつくモンスターのリリースを一体分減らすことができるょぅ!」

(=゚ω゚)「古代の機械獣(アンティーク・ギアビースト)をリリースなしで召喚!」

古代の機械獣 星6/地属性/機械族/攻2000/守2000

(;^ω^)「(・・・流石、実技最高責任者の名は伊達じゃないお・・・!)」

(=゚ω゚)「私のデッキはアンティーク・ギアデッキ。歴代アカデミア教頭のみが持つことを許されたという、まさにエリートの証だょぅ!」

(=゚ω゚)「ギアビーストで守備モンスターを攻撃!」

古代の機械獣:ATK2000 VS 巨大ネズミ:DEF1450

(=゚ω゚)「そのまま噛み砕け!ギアビースト!」

( ^ω^)「戦闘破壊された巨大ネズミのを発動!デッキから・・・。」

(=゚ω゚)「無駄だょぅ。ギアビーストが戦闘破壊したモンスターの効果は失われるんだょぅ!」

(;^ω^)「!?」

(=゚ω゚)「ちなみにギアビーストが攻撃する際、ダメージステップ終了時まで魔法・罠は使えないんだょぅ!」

(;^ω^)「(モンスター効果封じにバトルフェイズの魔法・罠封じ・・・。なんて強力なモンスターだお・・・!)」

(=゚ω゚)「私はカードを二枚伏せ、ターンエンドだょぅ!」

フィールド:歯車街
( ^ω^)LP:8000 手札4 場 伏せ1 モンスターなし
(=゚ω゚)LP:8000 手札2 場 伏せ2 古代の機械獣(攻撃表示)

(´・ω・`)「いきなり攻撃力2000の効果潰しモンスター・・・!」

('A`)「マズいな・・・ブーンの奴、戦意を折られてなきゃいいが・・・。」

川゚ -゚)「そんな心配はいらないだろう。」

(;'A`)「(!? 可愛い女の子!)」

(;´・ω・`)「(この人確か・・・氷結のクイーンって呼ばれるブルー生だったっけ?)」

川゚ -゚)「隣、失礼する。君たちは確か内藤の友達だったな?」

(;'A`)「はははは、はい!そうであります!」

川゚ -゚)「私はクー。内藤の・・・なんと言えばいいかな。とりあえず知り合いだ。」

(♯'A`)「(ブーンめぇ・・・!知らない間にこんな可愛い子と友達になりやがって・・・!!)」

(´・ω・`)「あの・・・さっきの『そんな心配はいらない』というのは?」

川゚ -゚)「ああ。彼の目を見てみろ。」

( ^ω^)「僕のターン!」

川゚ -゚)「内藤はあの程度で心を折られる奴じゃない。奴の目からは、まだ闘志の炎は消えていないよ。」

('A`)「・・・どうやら、俺たちの心配は杞憂みたいだな。」

(´・ω・`)「うん。まだまだ行ける!って顔だ!」

( ^ω^)「(先生の場には攻撃力2000のギアビースト・・・。それなら!)」

( ^ω^)「僕はビーストライカーを召喚!」

ビーストライカー 星4/地属性/獣族/攻1850/守 400

( ^ω^)「ビーストライカーの効果!手札を一枚捨て、デッキからモジャを守備表示で特殊召喚するお!」

モジャ 星1/地属性/獣族/攻 100/守 100

( ^ω^)「そして手札から捨てられた魔轟神獣ケルベラルの効果発動!」

( ^ω^)「このカードは手札から捨てられた場合、特殊召喚できるお!」

魔轟神獣ケルベラル チューナー 星2/光属性/獣族/攻1000/守 400

( ^ω^)「レベル4のビーストライカーとレベル1のモジャにレベル2の魔轟神獣ケルベラルをチューニング!」

( ^ω^)「天駆ける雷よ、雲海を切り裂き、その蹄を地上に穿て!シンクロ召喚!轟け、ボルテック・バイコーン!」

ボルテック・バイコーン 星7/光属性/獣族/攻2500/守2000

(´・ω・`)「よし!攻撃力2500のボルテック・バイコーンならギアビーストを破壊できる!」

川゚ -゚)「いや・・・恐らく教頭は罠を張っている・・・。」

( ^ω^)「ボルテック・バイコーンでアンティークギア・ビーストを攻撃!」

(=゚ω゚)「甘いょぅ!罠カード、グレイモヤ不発弾!対象はバイコーンとギアビースト!」

ボルテック・バイコーン:ATK2500 VS 古代の機械獣:ATK2000

(=゚ω゚)LP:8000→7500

( ^ω^)「よし、ギアビーストを撃破!・・・ってあれ!?」

(;^ω^)「バイコーンも破壊されている・・・どういうことだお!?」

(=゚ω゚)「罠カード、グレイモヤ不発弾の効果だょぅ。」

(=゚ω゚)「このカードは発動時、モンスター二体を選択し、そのモンスターが破壊された時破壊されるょぅ。」

(=゚ω゚)「そして、このカードが破壊された時選択したモンスターを破壊するんだょぅ!」

(;^ω^)「つまり、ギアビーストの破壊がトリガーになってバイコーンも破壊されたってことかお・・・!」

(=゚ω゚)「その通り。レッドにしてはなかなか理解力があるょぅ。」

( ^ω^)「だけどこの瞬間!破壊されたバイコーンの効果を発動!」

( ^ω^)「お互いのデッキから、カードを七枚墓地へ送るお!」

(=゚ω゚)「了解したょぅ。」

('A`)「あのデッキ削りがどう影響するかだな・・・。ブーンに不利に働かないと良いが・・・。」

(´・ω・`)「逆にブーン君に有利に働けばいいんだけどね・・・。」

( ^ω^)「カードを一枚伏せ、ターンエンド!」

フィールド:歯車街
( ^ω^)LP:8000 手札2 場 伏せ1 モンスターなし
(=゚ω゚)LP:7500 手札2 場 伏せ1 モンスターなし

(=゚ω゚)「私のターン!」

(=゚ω゚)「(さっきのバイコーンの効果で墓地は良い感じに肥えてるょぅ。)」

(=゚ω゚)「(内藤武雲、貴様は自分自身のカードが原因で負けることになるんだょぅ!!)」

(=゚ω゚)「魔法カード、古代の機械工場(アンティーク・ギアファクトリー)!」

(=゚ω゚)「このカードの効果により、手札の古代機械の巨人をリリースなしで召喚するょぅ!」

(;^ω^)「リリース・・・なしで・・・!?」

(=゚ω゚)「ただし、召喚したいモンスターのレベルの倍になるよう墓地のアンティーク・ギアと名のついたモンスターを除外する必要があるんだょぅ!」

(;^ω^)「そしてその除外パーツはバイコーンの効果により揃っている・・・!」

(=゚ω゚)「その通りだょぅ。君は自らのカードで首を絞めることになるんだょぅ。」

(=゚ω゚)「墓地の古代の機械獣、古代の機械兵士(アンティーク・ギアソルジャー)、古代の機械騎士(アンティーク・ギアナイト)、古代の機械砲台(アンティーク・ギアキャノン)をゲームから除外!」

古代の機械獣  星6
古代の機械兵士 星4
古代の機械騎士 星4
古代の機械砲台 星2

(=゚ω゚)「合計レベル16!!現れるょぅ、古代より造られし最強の巨人!」

(=゚ω゚)「古代の機械巨人(アンティーク・ギアゴーレム)!!」

古代の機械巨人 星8/地属性/機械族/攻3000/守3000

(;^ω^)「こ、攻撃力3000・・・!!」

( ^ω^)「(奴も魔法・罠封じの効果を持っていたら厄介だお・・・それなら!)」

( ^ω^)「バトルフェイズに入る前に速攻魔法発動!スケープ・ゴート!」

( ^ω^)「場に羊トークン四体を守備表示で召喚!」

羊トークン 星1/獣族/地属性/攻0/守0
羊トークン 星1/獣族/地属性/攻0/守0
羊トークン 星1/獣族/地属性/攻0/守0
羊トークン 星1/獣族/地属性/攻0/守0

('A`)「よし、良いぞ!これならダイレクトアタックをくらわねぇ!」

(´・ω・`)「バトルフェイズ前に発動すれば、ギアゴーレムの効果は関係ない!流石はブーン君!」

川゚ -゚)「・・・残念だがあのカードは無意味だ。」

('A`)(´・ω・`)「え?」

(=゚ω゚)「ふふん、ドロップアウト・ボーイにしては考えたょぅ。確かに、ギアゴーレムも攻撃宣言時における魔法・罠封じを持っているょぅ。」

(=゚ω゚)「しかぁし!ギアゴーレムの効果はそれだけではないんだょぅ!」

(;^ω^)「まだ何かあるのかお!?」

(=゚ω゚)「アンティーク・ギアゴーレムで羊トークンを粉砕!」

古代の機械巨人:ATK3000 VS 羊トークン:DEF0

(=゚ω゚)「ギアゴーレムは守備モンスターを破壊した時、貫通ダメージを与えるょぅ!!」

(;^ω^)「!! そんな・・・!」

(=゚ω゚)「3000の貫通ダメージをくらうが良いょぅ!!」

(;^ω^)「うわああああああっ!!」

( ^ω^)LP:8000→5000

(=゚ω゚)「私はこれでターンエンドだょぅ。」

フィールド:歯車街
( ^ω^)LP:5000 手札2 場 伏せ1 羊トークン(守備表示)羊トークン(守備表示)羊トークン(守備表示)
(=゚ω゚)LP:7500 手札1 場 伏せ1 古代の機械巨人(攻撃表示)

ワァァァァァァァ!!
サスガィョゥセンセイ、マジパネェッス!!
イケー、ソノママブッツブセェ!!

('A`)「3000の貫通効果持ちモンスター・・・!なるほど、守備力0の羊じゃ意味ないってことか!」

川゚ -゚)「そういうことだ。羊トークンを出したことにより、内藤は不利な状況に陥っている。」

(´・ω・`)「そうか、他の守備モンスターを出しても羊トークンが優先的に狙われて・・・。」

('A`)「次のターン、ゴーレムを破壊できないと3000ダメージは必至・・・!」

川゚ -゚)「(内藤・・・。この状況、覆せるか?)」

(;^ω^)「僕のターン!」

(;^ω^)「(今の状況を打破できるカードは今の時点ではないお・・・。)」

( ^ω^)「モンスターをセットし、ターンエンドだお!」

フィールド:歯車街
( ^ω^)LP:5000 手札2 場 伏せ1 羊トークン(守備表示)羊トークン(守備表示)羊トークン(守備表示)裏守備1
(=゚ω゚)LP:7500 手札1 場 伏せ1 古代の機械巨人(攻撃表示)

(=゚ω゚)「ふぅ・・・所詮はオシリス・レッド、その程度なのかょぅ。私のターン!」

(=゚ω゚)「(ぬふふふふ・・・良いカードを引いたょぅ。)」

(=゚ω゚)「装備魔法、ブレイク・ドローをギアゴーレムに装備するょぅ!」

( ^ω^)「装備魔法・・・ってあれ?攻撃力が変わってないお・・・?」

(=゚ω゚)「行くょぅ!ギアゴーレムで守備モンスターに攻撃!」

(;^ω^)「羊じゃなくて守備モンスターを狙った・・・!?」

古代の機械巨人:ATK3000 VS 素早いモモンガ:DEF100

(=゚ω゚)「モモンガを破壊!2900の貫通ダメージを与えるょぅ!」

(;^ω^)「ぐっ・・・!だけど素早いモモンガが戦闘破壊された時、効果が発動するお!」

( ^ω^)「自分のライフを1000回復し、デッキから素早いモモンガ二体を裏側守備表示特殊召喚!」

( ^ω^)LP:5000→2100→3100

(=゚ω゚)「ならばこちらも、ブレイク・ドローの効果を発動させるょぅ。」

(=゚ω゚)「ブレイク・ドローほ装備したモンスターが相手モンスターを戦闘で破壊し墓地へ送った時、カードを一枚ドローするょぅ!」

(;^ω^)「(なるほど、攻撃力が上がらない代わりにそんな効果が・・・。)」

('A`)「何で先生はさっきの攻撃で羊を破壊しなかったんだ?羊を狙えば、ブーンのライフが回復することも、モンスターが増えることもなかったのによ。」

(´・ω・`)「そう言えば・・・先生の手加減かな?」

川゚ -゚)「いや、違う。ブレイク・ドローのドロー効果は破壊したのち、墓地へ送らないと発動しないんだ。」

('A`)(´・ω・`)「?」

川;゚ -゚)「・・・トークンは墓地へ送った扱いにならないから、トークンを戦闘破壊してもドローはできないんだ。」

('A`)(´・ω・`)「ああー、なるほど。」

川;゚ -゚)「(噂には聞いていたが・・・大丈夫か、オシリス・レッド・・・)」

(*'A`)「(それにしてもこんなに懇切丁寧に説明してくれるなんて・・・。クーちゃん、まさか俺に惚れた!?)」

(´・ω・`)「(流石アカデミアのクイーン、物知りだなぁ。)」

(=゚ω゚)「私のターンはこれで終了だょぅ。」

フィールド:歯車街
( ^ω^)LP:3100 手札2 場 伏せ1 羊トークン(守備表示)羊トークン(守備表示)羊トークン(守備表示)裏守備2
(=゚ω゚)LP:7500 手札2 場 伏せ1 古代の機械巨人(攻撃表示)

( ^ω^)「僕のターン!」

( ^ω^)「・・・よし!素早いモモンガ二体をリリース!」

( ^ω^)「百獣王(アニマル・キング) ベヒーモスをアドバンス召喚!」

百獣王 ベヒーモス 星7/地属性/獣族/攻2700/守1500

(=゚ω゚)「攻撃力2700・・・その程度じゃあギアゴーレムは倒せないょぅ。」

( ^ω^)「ベヒーモスには効果があるお!アドバンス召喚に成功した時、リリースしたモンスターの数だけ墓地から獣族モンスターを手札に加えるお!」

( ^ω^)「リリースしたのは二体!よって墓地から、虚栄の大猿と逆ギレパンダを手札に戻すお!」

( ^ω^)「そして、手札の逆ギレパンダを捨てて虚栄の大猿を特殊召喚!」

虚栄の大猿 チューナー 星5/地属性/獣族/攻1200/守1200

(=゚ω゚)「チューナーモンスター・・・シンクロ召喚かょぅ?」

( ^ω^)「虚栄の大猿の効果!墓地に送った逆ギレパンダのレベル分、大猿のレベルを下げるお!」

( ^ω^)「逆ギレパンダのレベルは3!よって、大猿のレベルは2になる!」

虚栄の大猿:星5→3

( ^ω^)「レベル1の羊トークン三体に、レベル2となった虚栄の大猿をチューニング!」

( ^ω^)「天駆ける雷よ、猛き烈風と交わりて、幻想の世界より姿を現せ!シンクロ召喚!いななけ、サンダー・ユニコーン!」

サンダー・ユニコーン 星5/光属性/獣族/攻2200/守1800

(=゚ω゚)「なんだ、シンクロしてもたった2200ぽっちかょぅ。無駄なのがまだわからないのかょぅ。」

( ^ω^)「サンダー・ユニコーンの効果発動!自分のモンスターの数だけ、相手のモンスター一体の攻撃力を500ポイント下げることができるお!」

(;゚ω゚)「・・・え?」

( ^ω^)「僕の場にはベヒーモスとユニコーン!よって、ギアゴーレムの攻撃力を1000ポイントダウンさせる!」

古代の機械巨人:ATK3000→2000

( ^ω^)「行っけぇ、サンダー・ユニコーン!アンティーク・ギアゴーレムに攻撃!!」

サンダー・ユニコーン:ATK2200 VS 古代の機械巨人:ATK20000

( ^ω^)「アンティーク・ギアゴーレム、撃破!」

(=゚ω゚)LP:7500→7300

(;゚ω゚)「わ、私のアンティーク・ギアゴーレムがぁぁぁ!!」

ザワザワザワ・・・
キョウトウノクセニ、サンダー・ユニコーンノコウカモシラナイノカヨ・・・

(;゚ω゚)「(ままま、マズいょぅ!このままでは私の評判と面目が丸潰れだょぅ!!)」

( ^ω^)「サンダー・ユニコーンが効果を発動したターン、ユニコーン以外のモンスターは攻撃できないお。」

( ^ω^)「一枚カードを伏せてターンエンド!」

フィールド:歯車街
( ^ω^)LP:3100 手札1 場 伏せ2 百獣王ベヒーモス(攻撃表示)サンダー・ユニコーン(攻撃表示)
(=゚ω゚)LP:7300 手札2 場 伏せ1 モンスターなし

(´・ω・`)「やった!教頭の最強モンスターを倒した!」

('A`)「ああ、すげぇぜブーン。これで断然あいつが有利になった。」

川゚ -゚)「いや・・・まだだ。」

(´・ω・`)「え・・・?」

川゚ -゚)「教頭の真の切り札は別にある。そのモンスターを何とかできなければ・・・。」

川゚ -゚)「内藤の負けだ。」

('A`)(´・ω・`)「!!」

(=゚ω゚)「私のターン!」

(=゚ω゚)「モンスターをセット、ターンエンドだょぅ!」

フィールド:歯車街
( ^ω^)LP:3100 手札1 場 伏せ2 百獣王ベヒーモス(攻撃表示)サンダー・ユニコーン(攻撃表示)
(=゚ω゚)LP:7300 手札2 場 伏せ1 裏守備1

( ^ω^)「僕のターン!」

( ^ω^)「(先生の場にはモンスターと伏せが一枚のみ・・・ここが攻め時だお!)」

( ^ω^)「ユニコーンで守備モンスターに攻撃!」

サンダー・ユニコーン:ATK2200 VS 魔装機関車 デコイチ:DEF1000

(=゚ω゚)「魔装機関車 デコイチのリバース効果!カードを一枚ドローするょぅ!」

( ^ω^)「続けていくお!ベヒーモスでダイレクトアタック!」

百獣王ベヒーモス:ATK2700→(=゚ω゚)

(=゚ω゚)「ぐっ・・・!」

(=゚ω゚)LP:7300→4600

( ^ω^)「ターンエンドだお!」

フィールド:歯車街
( ^ω^)LP:3100 手札1 場 伏せ2 百獣王ベヒーモス(攻撃表示)サンダー・ユニコーン(攻撃表示)
(=゚ω゚)LP:4600 手札3 場 伏せ1 モンスターなし

(=゚ω゚)「私のターン!」

(=゚ω゚)「魔法カード、サイクロンを発動するょぅ!フィールドの魔法・罠一枚を破壊する!」

(;^ω^)「(僕の場の伏せカード破壊かお・・・もしこのカードが今破壊されると色々予定が狂う・・・!)」

(=゚ω゚)「破壊する対象は・・・歯車街!」

(;^ω^)「え!?自分で発動したフィールド魔法を・・・!?」

(=゚ω゚)「破壊された歯車街の効果発動!手札・デッキ・墓地から、アンティーク・ギアと名のつくモンスターを特殊召喚できるょぅ!」

(;^ω^)「また出てくるのかお、あの巨人が・・・!」

(=゚ω゚)「ノンノン。残念ながら、ギアゴーレムは特殊召喚できないんだょう。」

( ^ω^)「ほっ・・・。良かったお。」

(=゚ω゚)「だが安心するのは早いょぅ!私はデッキから、古代の機械巨竜(アンティーク・ギアガジェルドラゴン)を特殊召喚!」

古代の機械巨竜 星8/地属性/機械族/攻3000/守2000

(;^ω^)「こ、攻撃力3000・・・!ギアゴーレムと同じ!」

(=゚ω゚)「その通りだょぅ。ガジェルドラゴンは歯車街の効果で特殊召喚できる最強のモンスター!」

(=゚ω゚)「ガジェルドラゴン!そこの忌々しいユニコーンを破壊するょぅ!!」

古代の機械巨竜:ATK3000 VS サンダー・ユニコーン:ATK2200

(=゚ω゚)「当然、ガジェルドラゴンも魔法・罠封じを持っているょぅ!」

(;^ω^)「サンダー・ユニコーン・・・!」

( ^ω^)LP:3100→2300

(=゚ω゚)「カードを一枚伏せてターンエンド!」

ワァァァァァァ!

( ^ω^)LP:2300 手札1 場 伏せ2 百獣王ベヒーモス(攻撃表示)
(=゚ω゚)LP:4600 手札2 場 伏せ2 古代の機械巨竜(攻撃表示)

('A`)「流石だな・・・もう有利な状況に戻りやがった・・・。」

(´・ω・`)「強すぎる・・・やっぱり無理なのかな・・・。」

川゚ -゚)「君たちが諦めモードでどうするんだ。見ろ、まだ内藤は少しも諦めてはいない。」

( ^ω^)「僕のターン!」

('A`)「・・・あいつ・・・すげぇ・・・・。」

(´・ω・`)「ブーン君・・・。」

( ^ω^)「ロックキャットを召喚!」

ロックキャット 星3/地属性/獣族/攻1200/守1000

( ^ω^)「ロックキャットの効果発動!召喚に成功した時、墓地のレベル1の獣族モンスターを特殊召喚できるお!」

( ^ω^)「墓地からキーマウスを特殊召喚!」

キーマウス チューナー 星1/地属性/獣族/攻 100/守 100

( ^ω^)「レベル7の百獣王ベヒーモスにレベル1のキーマウスをチューニング!」

( ^ω^)「天かける雷よ!漆黒の大気を貫き、その雷撃で大地を燃やせ!シンクロ召喚!照らせ、ライトニング・トライコーン!」

ライトニング・トライコーン 星8/光属性/獣族/攻2800/守2000

(=゚ω゚)「攻撃力2800・・・フフン、その程度じゃガジェルドラゴンは倒せないょぅ!」

( ^ω^)「わかってるお・・・だけど僕にはこのカードがある!」

( ^ω^)「罠カード発動!ビーストライザー!」

(;゚ω゚)「!」

( ^ω^)「このカードの効果により、ロックキャットを除外!そして、除外したロックキャットの攻撃力1200をトライコーンに加える!」

ライトニング・トライコーン:ATK2800→4000

(;゚ω゚)「攻撃力4000・・・ガジェルドラゴンを超えたょぅ・・・!」

( ^ω^)「ライトニング・トライコーンでガジェルドラゴンに攻撃!」

(;゚ω゚)「(チィ・・・使うしかないょぅ!)」

(=゚ω゚)「罠カード、奇跡の軌跡(ミラクルルーカス)を発動!」

(=゚ω゚)「相手にカードを一枚ドローさせる代わりに、ガジェルドラゴンの攻撃力を1000アップさせるょぅ!」

古代の機械巨竜:ATK3000→4000

(;^ω^)「ガジェルドラゴンとトライコーンの攻撃力が並んだ・・・!」

ライトニング・トライコーン:ATK4000 VS 古代の機械巨竜:ATK4000

('A`)「相打ちか・・・!」

(´・ω・`)「これでブーン君の場にはモンスターが0・・・!」

川゚ -゚)「いや・・・トライコーンには効果がある。」

( ^ω^)「ガジェルドラゴンとトライコーンは相打ちしたお・・・だけど!戦闘破壊されたトライコーンの効果を発動!」

( ^ω^)「このカードが相手によって破壊された場合、墓地のサンダー・ユニコーンかボルテック・バイコーンを特殊召喚することができるお!」

(;゚ω゚)「なん・・・だと・・・!」

( ^ω^)「(攻撃力はバイコーンの方が上・・・。だけどここは相手モンスターの攻撃力を下げられるユニコーンを優先だお!)」

( ^ω^)「サンダー・ユニコーンを特殊召喚!そして、サンダー・ユニコーンでダイレクトアタック!」

サンダー・ユニコーン:ATK2200→(=゚ω゚)

(=゚ω゚)LP:4600→2400

( ^ω^)「ターンエンドだお!」

( ^ω^)LP:2300 手札2 場 伏せ1 ビーストライザー サンダー・ユニコーン
(=゚ω゚)LP:2400 手札2 場 伏せ1 モンスターなし

(;゚ω゚)「(マズい・・・ひっじょーにマズいょぅ!なんとかしなければ・・・!)」

(;゚ω゚)「私のターン!」

(;゚ω゚)「モンスターをセット、カードを二枚伏せてターンエンドだょぅ!」

( ^ω^)LP:2300 手札2 場 伏せ1 ビーストライザー サンダー・ユニコーン
(=゚ω゚)LP:2400 手札0 場 伏せ3 裏守備1

( ^ω^)「僕のターン!」

( ^ω^)「チェーンドッグを召喚!」

チェーンドッグ 星4/地属性/獣族/攻1600/守1000

( ^ω^)「そしてユニコーンで守備モンスターに攻撃だお!」

サンダー・ユニコーン:ATK2200 VS カードガンナー:DEF400

(=゚ω゚)「戦闘破壊されたカードガンナーの効果発動!デッキからカードを一枚ドローするょぅ!」

(=゚ω゚)「(!! ぬふふ・・・勝利への道が見えたょぅ!)」

( ^ω^)「そしてビーストライザーの効果でユニコーンを除外し、チェーンドッグの攻撃力を2200ポイントアップ!」

チェーンドッグ:ATK1600→3800

( ^ω^)「チェーンドッグでダイレクトアタック!」

チェーンドッグ:ATK3800→(=゚ω゚)

(=゚ω゚)「させないょぅ!罠カード、ガード・ブロック!」

(=゚ω゚)「相手ターンの戦闘ダメージ計算時、そのダメージを0にしてカードを一枚ドローするょぅ!」

( ^ω^)「く・・・!ターンエンドだお!」

( ^ω^)LP:2300 手札2 場 伏せ1 ビーストライザー チェーンドッグ
(=゚ω゚)LP:2400 手札2 場 伏せ2 モンスターなし

ザワザワ・・・
オイ、ナンダアノイチネンツエーゾ・・・
キョウトウガマケルノカ・・・?

(=゚ω゚)「私のターン!」

(=゚ω゚)「ぬふふ・・・内藤君。君は本当によくやったと思うょぅ・・・。」

( ^ω^)「え?・・・あ、ありがとうございますお・・・。」

(=゚ω゚)「だがしかぁし!このデュエルは私の勝利で終わり、そして貴様は永遠にデュエル・アカデミアを去るのだょぅ!!」

(;'A`)「マジかよ・・・この状況を覆すカードがまだあるってのか!?」

川;゚ -゚)「まさか・・・!もうすでに『アレ』を召喚する布石が揃っていると言うのか・・・!?」

(;´・ω・`)「アレって・・・まさか!?」

川;゚ -゚)「そう・・・私がさっき話した、教頭の真の切り札だ・・・。」

(=゚ω゚)「まずは罠カード、異次元からの帰還を発動!」

( ^ω^)「!」

(=゚ω゚)「ライフを半分払い、除外されたモンスターを全て特殊召喚!」

(=゚ω゚)「現れるょぅ、古代の機械兵士!古代の機械騎士!古代の機械砲台!」

古代の機械兵士 星4/地属性/機械族/攻1300/守1300
古代の機械騎士 星4/地属性/機械族/攻1800/守 500
古代の機械砲台 星2/地属性/機械族/攻 500/守 500

(=゚ω゚)LP:2400→1200

(=゚ω゚)「更に!魔法カード、パワー・ボンドを発動!」

川;゚ -゚)「! やはり・・・!」

(;^ω^)「パワー・・・ボンド!?なんだお、そのカード・・・!」

(=゚ω゚)「ぬっふっふ・・・これは機械族専用の融合カードだょぅ。」

(=゚ω゚)「フィールドのギアソルジャーとギアキャノン、そして手札のギアゴーレムを融合!」

(=゚ω゚)「さぁ降臨せよ!最強無敵にして究極の大巨人!」

(=゚ω゚)「古代の機械究極巨人(アンティーク・ギア・アルティメット・ゴーレム)!!」

(;^ω^)「アンティーク・ギア・アルティメット・ゴーレム・・・!攻撃力4400・・・!?」

(=゚ω゚)「おっと、それだけじゃ終わらないょぅ。パワー・ボンドで融合したモンスターの攻撃力は、元々の二倍となるょぅ!!」

(;^ω^)「!! 4400の二倍・・・ってことは・・・!」

(=゚ω゚)「ぬふふ・・・。いくらドロップアウト・ボーイでもその程度の計算はできるょぅ?」

古代の機械究極巨人:ATK4400→8800

(;^ω^)「はっせん・・・はっぴゃく・・・!」

(=゚ω゚)「慄くが良い!平伏すが良い!これがパワー!絶対的な力だょぅ!」

(;´・ω・`)「究極巨人の攻撃の際、魔法も罠も使えない!」

(;'A`)「耐える手段あんのか、ブーン!」

川;゚ -゚)「内藤・・・!」

(=゚ω゚)「チェーンドッグを叩き潰すょぅ!!アルティメット・ゴーレム!!」

古代の機械究極巨人:ATK8800 VS チェーンドッグ:ATK3800

(=゚ω゚)「チェーンドッグ撃破ァァァ!・・・あれ?」

( ^ω^)LP:2300

(;゚ω゚)「な、何でライフが減らないょぅ!?確かにチェーンドッグは破壊したはず・・・!」

( ^ω^)「このカードの効果だお。」

クリボー 星1/闇属性/悪魔族/攻 300/守 200

( ^ω^)「クリボーは相手ターンの戦闘ダメージ計算時、このカードを捨てることで一度だけ戦闘ダメージを0にできる!」

(♯゚ω゚)「く、くくくく、クリボー!?そんな雑魚カード一枚でこの最強巨人の攻撃が止められたのかょぅ・・・!」

川゚ -゚)「クリボー・・・?そんな珍しいカード、あいつ入れてたのか・・・。」

(;´・ω・`)「あれは確か、この間パックを買った時に当てた・・・!」

(;'A`)「そうだ、あんときのラッキーカード・・・!」


( ^ω^)「購買部のおばちゃん!パックくださいお!」

(^σ^)「おやごめんねぇ、もう一パックしか残ってないんだよ。」

(;^ω^)「そ、そうなのかお・・・じゃ、そのパック貰うお。」

(^σ^)「はい、毎度ありー。」

( ^ω^)「えーと・・・お、なんだおこのカード。可愛いお。」

('A`)「お、そのカードは!滅多に出ないレアカードのクリボーじゃねぇか!」

(´・ω・`)「ホントだ・・・!僕も初めて見たよ。」

( ^ω^)「そんなに珍しいカードなのかお?」

('A`)「よっぽどラッキーな奴しか当たらないんじゃね?」

(´・ω・`)「うん。多分、この学園でも持ってる人は少ないんじゃないかな?」

( ^ω^)「ふーん・・・。このカードをデッキに入れておけば何か良いことありそうだお!」


( ^ω^)「(クリボー、ありがとうだお・・・。お前の命をかけた犠牲、無駄にはしない!)」

クリクリー!

( ^ω^)「(ん?今何か声がしたような・・・?・・・気のせいかお。)」

(♯゚ω゚)「クソ忌々しいょぅ・・・!」

(´・ω・`)「ねぇ、クーさん。確かパワー・ボンドの効果って・・・!」

川゚ -゚)「使用したターンのエンドフェイズ、融合召喚したモンスターの、元々の攻撃力分のダメージを受ける。」

('A`)「マジかよ!アルティメット・ゴーレムの元々の攻撃力は・・・4400!ってことは!」

(´・ω・`)「先生は4400ポイントのダメージを受けて、敗北する!」

川゚ -゚)「・・・確かに、普通ならな。だが、教頭がその辺の注意を怠るとは思えない。」

(=゚ω゚)「このエンドフェイズ、私は4400ポイントの効果ダメージを受けるょぅ。」

(=゚ω゚)「しかぁし!このカードがあればそんな問題は解決するんだょぅ!」

(=゚ω゚)「罠カード発動、ピケルの魔法陣!このターンの自分が受ける効果ダメージを全て0にするょぅ!」

(=゚ω゚)「更にエンドフェイズ、異次元からの帰還で特殊召喚したギアナイトは除外されるょぅ!カードを一枚伏せてターンエンド!」

( ^ω^)LP:2300 手札1 場 伏せ1 ビーストライザー モンスターなし 
(=゚ω゚)LP:1200 手札0 場 伏せ1 古代の機械究極巨人

('A`)「チィッ!このターンで決着付くと思ったのに!教頭め、流石に抜け目ねぇな・・・!」

(´・ω・`)「流石に実技最高責任者を名乗るだけはあるね・・・。」

川゚ -゚)「いずれにせよ、このターンが内藤のラストターンになるだろう。なんとか出来ればいいが・・・。」

( ^ω^)「僕の・・・ターン!」

( ^ω^)「魂を喰らう者 バズーを召喚!」

魂を喰らう者 バズー 星4/地属性/獣族/攻1600/守 900

( ^ω^)「バズーの効果!墓地のモンスターを三枚まで除外することで、除外した数×300ポイント攻撃力がアップ!」

( ^ω^)「墓地にある三体のモンスターを除外し、バズーの攻撃力は900アップ!」

魂を喰らう者 バズー:ATK1600→2500

(=゚ω゚)「フフン。気休めだょぅ。」

( ^ω^)「そして罠カード発動!異次元からの帰還!」

(;゚ω゚)「!」

( ^ω^)「ゲームから除外されているサンダー・ユニコーン、デス・コアラ、デス・カンガルー、ロックキャットを特殊召喚!」

( ^ω^)LP:2300→1150

(;゚ω゚)「・・・貴様ごときオシリス・レッドが私と同じカードを・・・!」

( ^ω^)「まさか同じタイミングで同じカードを伏せてるなんて、僕もビックリしたお。」

( ^ω^)「サンダー・ユニコーンの効果!アルティメット・ゴーレムの攻撃力を2500ポイント下げるお!」

古代の機械究極巨人:ATK8800→6300

( ^ω^)「そして魔法カード、融合を発動!」

( ^ω^)「フィールドのデス・コアラとデス・カンガルーを融合!」

( ^ω^)「現れるお!マスター・オブ・OZ!!」

マスター・オブ・OZ 星9/地属性/獣族/攻4200/守3700

('A`)「攻撃力4200・・・!この土壇場であいつ・・・!」

(´・ω・`)「凄い・・・!あれがブーン君の実質の最強モンスター!」

( ^ω^)「行くお!サンダー・ユニコーンでアルティメット・ゴーレムを攻撃!」

(=゚ω゚)「(フン、ダメージステップでビーストライザーを使う気なのが見え見えだょぅ!その策、潰してやるょぅ!)」

(=゚ω゚)「速攻魔法、リミッタ―解除!」

(=゚ω゚)「このターン、私の全ての機械族モンスターの攻撃力を倍にするょぅ!

(;'A`)(;´・ω・`)(;^ω^)「!?」

(;'A`)「となると、アルティメット・ゴーレムの攻撃力は・・・!」

(;´・ω・`)「6300の二倍の・・・!」

川;゚ -゚)「12600・・・!」

古代の機械究極巨人:ATK6300→12600

(;^ω^)「いちまん・・・にせん・・・どこまで攻撃力をあげれば気が済むんだお!」

( ^ω^)「(・・・あれ、待てよ?リミッタ―解除の効果・・・あの時クリボーと同じパックに入ってたから読んだはずだお・・・。)」

( ^ω^)「(機械族モンスターの攻撃力を倍にして・・・その後確か・・・。)」

( ^ω^)「(・・・そうか!道は見えたお!)」

(=゚ω゚)「さぁ、貴様に防ぐ術はない!今度こそ潰れるょぅ!」

サンダー・ユニコーン:ATK2500 VS 古代の機械究極巨人:ATK12600

(;'A`)「ブーン!」

(;´・ω・`)「ブーン君!」

川;゚ -゚)「内藤・・・!」

( ^ω^)「ビーストライザーの効果発動!」

(=゚ω゚)「ハッ!今更攻撃力を上げたところで無駄だょぅ!!」

( ^ω^)「ユニコーンを除外!その元々の攻撃力2500をバズーに加える!」

魂を喰らう者 バズー:ATK2500→5000

(=゚ω゚)「だからそれに何の意味が・・・。」

(;゚ω゚)「・・・・あっ!」

( ^ω^)「流石は教頭先生。気付いたみたいだお。」

( ^ω^)「自分ターンのダメージステップに攻撃をするモンスターをこのカードのコストで除外した場合、戦闘を行うモンスターがいなくなり、戦闘は中断される!」

(♯゚ω゚)「どこまでも小賢しいドロップアウト・ボーイだょぅ・・・!」

(;'A`)「このターンはなんとか凌いだか・・・。」

(;´・ω・`)「でも結局アルティメット・ゴーレムは生きてる・・・。次のターンのブーン君の不利は変わらないよ・・・。」

川゚ -゚)「いや、そうでもない。」

川゚ -゚)「リミッタ―解除は強力なカードゆえ、使用者は強力なリスクを背負わなければならないんだ。」

(´・ω・`)「強力な・・・リスク?」

(♯゚ω゚)「どれだけ足掻こうと無駄なこと!次のターン、アルティメット・ゴーレムが貴様のモンスターを粉砕して終わりだょぅ!」

( ^ω^)「あれ?先生、忘れたのかお?」

(♯゚ω゚)「忘れてる!?この私が!?何をだょぅ!!」

( ^ω^)「カードを一枚伏せ、エンドフェイズ時に異次元からの帰還で特殊召喚したモンスターは除外されるお!」

( ^ω^)「そして先生のアルティメット・ゴーレムは・・・!」

ガラガラ・・・

(=゚ω゚)「・・・? ガラガラ・・・?」

(;゚ω゚)「・・・うぉぉぉ、アルティメット・ゴーレムが崩れてきたぁ!?」

ガッシャーン!!

(;゚ω゚)「のぎぇ!?」

( ^ω^)「リミッター解除を使用したターン、エンドフェイズに全ての機械族モンスターは破壊されるんだお!」

(;゚ω゚)「わ、忘れてたょぅ・・・!」

( ^ω^)「僕がビーストライザーを発動した直後にリミッタ―解除を撃てば、先生の勝ちだったお。」

(;゚ω゚)「・・・!」

(;゚ω゚)「ぐ・・・まだだょぅ!アルティメット・ゴーレムが破壊されたとき、墓地のアンティーク・ギアゴーレムを特殊召喚するょぅ!」

( ^ω^)「ターンエンド!」

( ^ω^)LP:1150 手札0 場 伏せ1 ビーストライザー 魂を喰らう者バズー マスター・オブ・OZ
(=゚ω゚)LP:1200 手札0 場 伏せ0 古代の機械巨人

('A`)「どれだけしつこいんだあのモンスター・・・!」

(´・ω・`)「でも今の時点でバズーの攻撃力は5000・・・そう簡単に倒せる攻撃力じゃないよ!」

(=゚ω゚)「私は負けない!負けるわけにはいかんのだょぅ!ドロォォォ!」

(=゚ω゚)「・・・フ、フフフ・・・あーっはっはっは!!」

(=゚ω゚)「内藤武雲!!よくここまで足掻いたょぅ!だが!!どのみち貴様は負ける定めにあったようだょぅ!!」

(;^ω^)「!?」

(=゚ω゚)「魔法カード、古代の機械爆弾(アンティーク・ギアボム)!!」

(=゚ω゚)「自分のアンティーク・ギアと名の付いたモンスター一体を破壊!その後、破壊したモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える!」

(;'A`)「まだあんな奥の手を・・・!」

( ^ω^)「罠カード発動!闇よりの罠!」

( ^ω^)「1000ライフを払い、墓地の異次元からの帰還を除外するお!」

( ^ω^)LP:1150→150

( ^ω^)「そしてこのカードは異次元からの帰還と同じ効果を得る!」

(=゚ω゚)「自らライフを減らすとはおめでたい奴だょぅ!そんなことしなくてもきっちり削りきってやるょぅ!」

( ^ω^)「異次元からの帰還の効果!除外されている全てのモンスターを特殊召喚!」

(=゚ω゚)「いくら数を増やしたところで無駄なあがきだょぅ!死ねぇぇぇ!!」

(=゚ω゚)「ギアゴーレムを破壊!攻撃力の半分、1500のダメージをくらうょぅ!!」

(;'A`)「やべぇぞ!ブーンの奴モンスターを展開しただけだ!」

(;´・ω・`)「このダメージをくらったら確実にブーン君の負けだ!」

川゚ -゚)「・・・。」

ドォォォォォォン!!

(=゚ω゚)「ヒャーッハッハッハッハ!!私の勝ちだょぅ!!」

( ^ω^)LP:150

(;゚ω゚)「・・・な、何故・・・。」

(♯゚ω゚)「何故ライフが減ってないんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

(;^ω^)「フーッ、ギリギリだったお。」

( ^ω^)「異次元からの帰還は決して無駄なあがきなんかじゃなかったんだお。あの時、僕はその効果で除外ゾーンからこいつを呼び寄せていたんだお。」

デス・ウォンバット 星3/地属性/獣族/攻1600/守 300

(;゚ω゚)「デ、デス・・・・ウォンバット・・・!」

( ^ω^)「こいつがフィールドに存在する限り、僕への効果ダメージは全て0になるんだお!」

(;゚ω゚)「そんな・・・私の策がここまで防がれたというのかょぅ・・・!」

( ^ω^)「先生、ターンエンドかお?」

(;゚ω゚)「・・・タ・・・ターンエンド・・・だょぅ・・・。」

( ^ω^)LP:150 手札0 場 伏せ0 ビーストライザー 魂を喰らう者バズー マスター・オブ・OZ
(=゚ω゚)LP:1200 手札0 場 伏せ0 モンスターなし

( ^ω^)「僕のターン!」

( ^ω^)「行くお!バズーでダイレクトアタック!」

魂を喰らう者 バズー:ATK4100→(=゚ω゚)

(;゚ω゚)「・・・私がドロップアウト・ボーイごときに・・・。こんな、学園の劣等生ごときに・・・!」

(;゚ω゚)「私はアカデミア実技最高責任者にして教頭・・・!そして、デッキは最強を誇るアンティーク・ギアデッキ・・・!」

(;゚ω゚)「なのに・・・負けた・・・!そんな・・・そんな・・・バカなぁぁぁぁぁ!!」

(=゚ω゚)LP:1200→0

ピー デュエルシュウリョウ

('A`)「勝った・・・。」

(´・ω・`)「勝った・・・。」

アノドロップアウト・ボーイガ・・・。
キョウトウニ・・・。
カッタ・・・。

・・・ワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!

(;^ω^)「うおわ!?レッド寮のみんな!?」

モブA「ホントに勝ちやがってこいつめぇ!!」

モブB「泣けたッスマジ泣けたッス!」

モブC「みんな、今日のヒーローを胴上げだぁ!」

ワーッショイ!ワーッシヨイ!!

(;^ω^)「うぉぉ!?ちょっ、僕は高いところ苦手なんだお!?」

(;゚ω゚)「嘘だ・・・嘘だ嘘だ嘘だょぅ・・・。」

('ハ`)「これで内藤君の退学問題は解消、ということでよろしいですかな、教頭先生?」

(;゚ω゚)「・・・私はこの学園最強なんだょぅ・・・。あんなドロップアウト・ボーイに・・・。」

('ハ`)「ふむ。どうやら私の話は聞こえてないみたいですね。」

(;^ω^)「ふぅ・・・やっと解放されたお・・・。」

('ハ`)「おめでとう、内藤君。素晴らしいデュエルでした。」

(;^ω^)「あ、校長先生!ありがとうございますお!」

('ハ`)「娘の言うとおり、君は才能に満ち溢れたデュエリストのようだ。このままレッドに置いておくのも勿体ないと思う。」

(;^ω^)「え、それってまさか・・・?」


―――レッド寮

(´・ω・`)「でも凄いデュエルだったね。」

('A`)「ああ・・・。」

(´・ω・`)「・・・ドクオ君?元気ないけどどうしたの?」

('A`)「いや・・・もしかしたらあいつこのままイエローに行くんじゃないかって思ってな・・・。」

(´・ω・`)「! そういえば、さっき校長室に呼ばれたって・・・。」

('A`)「なんたって、教頭に勝ったんだぜ?そんな話が出て当たり前だ。」

(;´・ω・`)「そんな・・・!」

('A`)「才能のある奴が上を目指す。それはデュエルでもスポーツでも同じだ。あいつはその才能があったってことなのさ。」

(;´・ω・`)「ドクオ君は悲しくないの!?淡々と話してるけど・・・!」

('A`)「俺だってお前と同じさ!だけど・・・あいつが決めることなんだ。」

(;´・ω・`)「・・・。」

( ^ω^)「ただいまーだお!」

('A`)「ブーン・・・。」

(´・ω・`)「ブーン君・・・。」

( ^ω^)「どうしたお、二人ともそんな辛気臭い顔して!」

( ^ω^)「それよりも今夜、僕の祝賀会をレッド寮のみんなが開いてくれるらしいお!明日は休みだし、今日は思いっきり騒ぐお!」

('A`)「ブーン・・・イエロー移籍おめでとう。」

(´・ω・`)「おめでとうブーン君。向こうに行っても僕たち、友達だよね?」

(;^ω^)「え?ああー、その話?あれは断ったお!」

(;'A`)(;´・ω・`)「・・・は?断っ・・・た・・・?」

( ^ω^)「校長に誘われたんだけど、やっぱり今の僕はまだまだ未熟だし。それに何より、ドクオやショボンと離れたくないお!」

( ^ω^)「イエローに行くときはみんな揃って、だお!」

('A`)「ブーン・・・。てめぇぇぇぇ!」

(;^ω^)「うわ、なんだおいきなり!?」

(♯'A`)「余計な心配かけさせやがって!俺のシリアスシーンに使った体力返せコノヤロー!!」

(;^ω^)「い、痛いおドクオ!ショボン、助けてくれお!」

(´・ω・`)「そっか・・・そっかそっかそっか!ブーン君、まだまだここにいるんだ!やったー!」

(;^ω^)「ちょっ、ショボンまで!?なんか二人とも変だお!ドクオ、ギブ!ギブだお!」

アッーーーーー!!


次 回 予 告

(´・ω・`)「十年前、ある人と交わした約束・・・。」

(´・ω・`)「それは、誰よりも強くなること。そして、この箱を開けること・・・。」

(´・ω・`)「十年の時を経て・・・僕は強くなることができたんだろうか?」

第九話 往昔ノヤクソク

(´・ω・`)「答えは・・・このデュエルで出るはず・・・!」

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