第八話【恐怖の爆風】
最終更新：ID:dRiOZd0fNw 2009年12月20日(日) 01:54:49履歴
前回のあらすじ
引き続きデュエル大会。
テン、ブーン、ドクオがやっと一枚カードを手に入れたのとほぼ同時に決勝トーナメントへ進んだ生徒がいるらしい。
（ α_α）「アルトスのダイレクトアタック！これでげーむ↑エンドだぁ！」
雲魔物−アルトス（ATK1300）→（ヽMoB）
（ヽMoB）LP：900→0
（ α_α）「しゃーっ！カードは貰ってくぜ」
（ α_α）（俺のカード枚数はコレで三枚。折り返し地点には到達したぜ）
―――のんびりはしていられそうにないけどいい調子じゃない？
（｀α_α）（残りの枠に入るためにはどんどんデュエルしないといけねーしな。早く次だ。次！）
（ α_α）「俺と誰かデュエルしてくれよー！」
| ＾o＾ |「いいでしょう。わたしがあなたの相手になります！」
（ α_α）「オッケー、異論は無い。早速やるぜ」
（ α_α）「デュエル！！！」| ＾o＾ |
（ α_α）「先攻は俺が頂くぞ。俺はモンスターをセット！」
（ α_α）「更にリバースカードを二枚セット、タイムカプセルも発動させる」
（ α_α）「二ターン後に手札に加えるのはこのカード！」
（ α_α）⊃【？？？】
（ α_α）「ターンを終了するぜ！」
（ α_α）（しかし初手にスモボしかモンスターいないとかどうかと思う）
―――引きの強さが自慢の君が初手に引いたんだから何か意味があるって
（；α_α）（だと良いんだが）
| ＾o＾ |「ではわたしのターンです。わたしはヴォルカニック・ロケットを召喚します」
＜ヴォルカニック・ロケット＞
効果モンスター
星４/炎属性/炎族/攻1900/守1400
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
デッキまたは自分の墓地から「ブレイズ・キャノン」と名のついたカード１枚を
手札に加える事ができる。
| ＾o＾ |「ロケットの効果でデッキからブレイズ・キャノンを手札にくわえます」
| ＾o＾ |「では攻撃です。ロケットでセットモンスターにあたっく！」
（ α_α）「セットモンスターは雲魔物−スモークボール。破壊されるぜ」
| ＾o＾ |「わたしはリバースカードを一枚セットしてエンドです」
Turn1
（ α_α）LP：4000 手札：2
■■�、□◆）癲�罠 セットカード×2 � Д織ぅ爛�プセル
□□□□□ モ
Ｆ□□□□ モ Ｆ：ヴォルカニック・ロケット
■□□□□ 魔・罠 セットカード
| ＾o＾ |LP：4000 手札：5
（ α_α）「俺のターン、ドロー！」
（ヽα_α）（…こ れ は ひ ど い 。手札にモンスターが来ない）
―――まだセットカードあるし大丈夫、大丈夫
（ α_α）「スタンバイフェイズにタイムカプセルのカウントが進むぞ。そのまま俺はターンエンドだ」
| ＾o＾ |「ではターン終了前に鳳翼の爆風を発動します。対象は私から見て右側のセットカードです」
＜鳳翼(ほうよく)の爆風(ばくふう)＞
通常罠
手札を１枚捨てる。
相手フィールド上のカード１枚を持ち主のデッキの一番上に戻す。
（＋α_α）（右側ならセーフだぜ）
| ＾o＾ |「わたしのターンに入ります。墓地に存在するヴォルカニック・バレットの効果をはつどう！」
＜ヴォルカニック・バレット＞
効果モンスター
星１/炎属性/炎族/攻 100/守 0
このカードが墓地に存在する場合、５００ライフポイントを払う事で
デッキから「ヴォルカニック・バレット」１体を手札に加える事ができる。
この効果は１ターンに１度だけ自分メインフェイズに使用する事ができる。
| ＾o＾ |LP：4000→3500
| ＾o＾ |「デッキから同名カードを手札に加えます」
（；α_α）「爆風のコストで捨てていたか。これで手札の損失はチャラになっちまったぜ」
| ＾o＾ |「バトルします。あなたにロケットでダイレクトアタック！」
（ α_α）「そいつは頂けないね！ガード・ブロック発動」
（ α_α）「戦闘ダメージを0にし、デッキからカードを一枚ドロー！」
| ＾o＾ |（戦闘ダメージを回避しつつドローロックを破りましたか）
| ＾o＾ |「メインフェイズ２にモンスターを一枚セットしてターンを終了します」
Turn2
（ α_α）LP：4000 手札：4
□□�、□◆）癲�罠 � Д織ぅ爛�プセル
□□□□□ モ
Ｆ■□□□ モ Ｆ：ヴォルカニック・ロケット セットカード
□□□□□ 魔・罠
| ＾o＾ |LP：3500 手札：5
（ α_α）「ドロー！二ターン経過したからタイムカプセルの効果で除外してあったカードを手札に加えるぜ」
（ α_α）⊃【雲魔物−ストーム・ドラゴン】
（ α_α）「墓地のスモボを除外して雲魔物−ストーム・ドラゴンを特殊召喚だ」
雲魔物−ストーム・ドラゴン
ATK1000
（ α_α）「次に雲魔物−キロスタスを通常召喚。効果によりカウンターが二つのる」
雲魔物−キロスタス
ATK900
（ α_α）「カウンターを二つ取り除いてキロスタスの効果を発動！ロケットを破壊するぜ！」
| ＾o＾ |「なんと」
（ α_α）「まだまだ！ストーム・ドラゴンの効果でキロスタスにカウンターを一つ追加する」
（ α_α）「続けて手札より速攻魔法、フォッグ・コントロール発動！」
（ α_α）「ストーム・ドラゴンをリリースしてカウンターを三つキロスタスにのせる」
（ α_α）「キロスタスのカウンターが二個以上乗ったことでまた効果を使えるぜ！そのセットカードも破壊だ」
| ＾o＾ |「なんとなんと。破壊されたのは爆風トカゲです」
＜爆風(ばくふう)トカゲ＞
効果モンスター
星４/水属性/爬虫類族/攻1400/守 700
リバース：相手フィールド上のモンスターカードを１枚選択し、
持ち主の手札に戻す。
（ α_α）「とことんバウンスだな…。しかしこれで壁は無くなったぜ。キロスタスでダイレクトアタック！」
| ＾o＾ |LP：3500→2600
| ＾o＾ |「あうあう」
（ α_α）「リバースカードをセットしてターンエンド！」
| ＾o＾ |「わたしのターンです」
| ＾o＾ |「あなたは一つ忘れています。わたしの手札にブレイズ・キャノンとヴォルカニック・バレットがあることを！」
（ α_α）「ハッ…！そ、それはやめろーッ！」
| ＾o＾ |「やめません。わたしはブレイズ・キャノンを発動してバレットをコストにキロスタスを爆破します」
＜ブレイズ・キャノン＞
永続魔法
手札から攻撃力５００ポイント以下の炎族モンスター１体を墓地へ送る事で、
相手フィールド上に存在するモンスター１体を破壊する。
この効果を使用したターン、自分のモンスターは攻撃する事ができない。
| ＾o＾ |「墓地のバレットの効果を使います。同名カードを手札にくわえますよ」
| ＾o＾ |LP：2600→2100
| ＾o＾ |「この効果を使ったターン、わたしはバトルを行えません。モンスターをセットしてターンエンドです」
Turn3
（ α_α）LP：4000 手札：2
■□□□□ 魔・罠 セットカード
□□□□□ モ
■□□□□ モ セットカード
一□□□□ 魔・罠 一：ブレイズ・キャノン
| ＾o＾ |LP：2100 手札：4
（ α_α）「ドロー！」
（ α_α）「モンスターとリバースカードをもう一枚セット。ターンエンド」
| ＾o＾ |「そろそろ勝負を決めさせてもらいます」
| ＾o＾ |「私はセットしてあったペンギン・ナイトメアを反転召喚！」
＜ペンギン・ナイトメア＞
効果モンスター
星４/水属性/水族/攻 900/守1800
このカードがリバースした時、
相手フィールド上に存在するカード１枚を選択して持ち主の手札に戻す。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上に表側表示で存在する水属性モンスターの攻撃力は２００ポイントアップする。
（；α_α）「＼(＾o＾)／」
| ＾o＾ |「そのモンスターには手札に帰ってもらいます」
| ＾o＾ |「ペンギン・ナイトメアをリリースして風帝ライザーをアドバンス召喚します！」
＜風帝(ふうてい)ライザー＞
効果モンスター
星６/風属性/鳥獣族/攻2400/守1000
このカードがアドバンス召喚に成功した時、
フィールド上に存在するカード１枚を持ち主のデッキの一番上に戻す。
| ＾o＾ |「今度はわたしから見て左側のリバースカードをバウンスします」
（ α_α）「アーッ！左側か！」
（；α_α）（血の代償がバウンスされたのは痛かった。もう一枚はブラフだから攻撃を凌げない）
| ＾o＾ |「帝の一撃をくらいなさい。帝パンチ！」
（ α_α）LP：4000→1600
（´α_α）「これは流石に辛いぜ…」
| ＾o＾ |「リバースカードを二枚セットしてターンをしゅうりょうします」
Turn4
（ α_α）LP：1600 手札：2
■□□□□ 魔・罠 セットカード
□□□□□ モ
Ｆ□□□□ モ Ｆ：風帝ライザー
一■■□□ 魔・罠 一：ブレイズ・キャノン セットカード×2
| ＾o＾ |LP：2100 手札：1
（ α_α）「俺のターン。俺はモンスターとリバースカードをセットしてエンドだ」
（；α_α）（バウンスによるドロー操作のせいで予想外の一手が打てないのが痛いぜ）
| ＾o＾ |「わたしのターンです」
| ＾o＾ |（先ほどから雲魔物なのに守備表示ということはあれは何らかのリクルーターでしょう。サーチされてはやっかいです）
| ＾o＾ |「ブレイズ・キャノンの効果を発動します。最後のバレットを墓地へ捨てて裏側のモンスターを爆破します」
| ＾o＾ |「モンスターをセットします。わたしはたーんを終了しますよ」
Turn5
（ α_α）LP：1600 手札：0
■■□□□ 魔・罠 セットカード
□□□□□ モ
Ｆ■□□□ モ Ｆ：風帝ライザー セットカード
一■■□□ 魔・罠 一：ブレイズ・キャノン セットカード×2
| ＾o＾ |LP：2100 手札：0
（ α_α）「俺のターン！俺はセットしてあったサルベージを発動」
（ α_α）「グリズリーマザーとキロスタスを回収するぜ」
（ α_α）「モンスターをセット。雲魔物のスコールも発動！ターンエンドだ！」
| ＾o＾ |「わたしのターンです。わたしはモンスターを反転召喚します。番兵ゴーレムの効果発動！」
＜番兵(ばんぺい)ゴーレム＞
効果モンスター
星４/地属性/岩石族/攻 800/守1800
このカードは１ターンに１度だけ裏側守備表示にする事ができる。
このカードが反転召喚に成功した時、
相手フィールド上のモンスター１体を持ち主の手札に戻す。
| ＾o＾ |「あなたのモンスターには手札に帰ってもらいます」
| ＊＾o＾ |「がら空きの場に攻撃できます。わたしの勝ちです！」
（ α_α）「今攻撃といったな？ならば今はバトルフェイズ！血の代償を発動する！」
（ α_α）LP：1600→1100
（ α_α）「モンスターをセット！モンスターの増減が起きたことで巻き戻るが攻撃を続行するか？」
| ＾o＾ |「もちろんです。しかしこのカードを発動させた後です。二枚目の鳳翼の爆風！」
| ＾o＾ |「そのカードにはデッキトップに戻ってもらいます」
（ α_α）「ならばまた血の代償を発動するまでだ！」
（ α_α）LP：1100→600
（｀α_α）「モンスターをセットォッ！」
| ＾o＾ |「むだです！最後のリバースカードオープン！強制脱出装置！」
＜強制脱出装置(きょうせいだっしゅつそうち)＞
通常罠
フィールド上に存在するモンスター１体を持ち主の手札に戻す。
| ＾o＾ |「ライフを払って血の代償を使いますか？どちらにしても風前のともし火ですが」
（ α_α）「聞かれるまでも無い！俺は効果を発動する」
（ α_α）LP：600→100
| ＾o＾ |（フフフ。強がったところであなたのクマーは一枚目の爆風でデッキトップに居るはずです）
| ＾o＾ |「ライザーでセットカードを攻撃します」
（ヽ _ ）「セットカードは…」
（ α_α）「グリズリーマザーだ！」
風帝ライザー（ATK2400） vs グリズリーマザー（DEF1000）
| ；＾o＾ |「なんと。ではさっきデッキトップに戻ったカードは」
（｀α_α）「そう、キロスタスだ。こいつがデッキトップに戻ったわけだ」
| ；＾o＾ |（わたしがモンスターをバウンスすることを読み、多大なリスクを背負うことを覚悟して雲魔物を伏せてくるとは）
（ α_α）「お話はこれくらいにして熊の効果でリクルートしてこようか。カモン、ニンバスマン！」
雲魔物−ニンバスマン
ATK1000
| ；＾o＾ |「バトルフェイズは中断です。番兵ゴーレムを裏側守備表示に変更してたーんえんどします」
Turn6
（ α_α）LP：100 手札：0
�´□□□◆）癲�罠 � Х譴梁綵� ��雲魔物のスコール
Ａ□□□□ モ Ａ：雲魔物−ニンバスマン
Ｆ■□□□ モ Ｆ：風帝ライザー セットカード（番兵ゴーレム）
一□□□□ 魔・罠 一：ブレイズ・キャノン
| ＾o＾ |LP：2100 手札：0
（ α_α）（これが勝負を決める運命のドローだッ！）
| ；＾o＾ |（あなたの勝ち筋はデッキに戻されてシャッフルされたキロスタスを再び引く程。わたしは負けません！）
（ α_α）「ドロー！！！」
（ α_α）「来たか…！」
| ＾o＾ |「！」
（ α_α）「スタンバイフェイズにフィールド上に表側で存在するモンスターに一つずつフォッグカウンターがのる」
（ α_α）「今の場合二つカウンターが乗るからニンバスマンの攻撃力の上昇値は1000！」
雲魔物−ニンバスマン
ATK1000→ATK2000
（ α_α）「そしてメインフェイズ。俺は雲魔物−ゴースト・フォッグを召喚！」
＜雲魔物(クラウディアン)−ゴースト・フォッグ＞
効果モンスター
星１/水属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードは特殊召喚できない。
このカードの戦闘によって発生するお互いのプレイヤーへの戦闘ダメージは０になる。
このカードが戦闘によって破壊された場合、このカードを破壊したモンスターの
レベルの数だけフォッグカウンターをフィールド上に表側表示で存在するモンスターに置く。
| ＾o＾ |「攻撃力0のカードですか？」
（ α_α）「まあ見てなって。バトルだ！ゴースト・フォッグでライザーに自爆特効するぜ！クライシス・クリープ！」
風帝ライザー(ATK2400) vs 雲魔物−ゴースト・フォッグ（ATK0）
（ α_α）「ゴースト・フォッグの戦闘によって発生するダメージは0になり―」
（ α_α）「このモンスターを破壊したモンスターのレベル分のフォッグカウンターを表側のモンスターにおくことが出来る」
（ α_α）「六個のカウンターをニンバスマンへ！」
雲魔物−ニンバスマン
ATK2000→5000
| ＾o＾ |「なんと！」
（ α_α）「ラストバトル！ニンバスマンでライザーへ攻撃！ダウン・パワー・シャワー！！！！」
雲魔物−ニンバスマン（ATK5000） vs 風帝ライザー（ATK2400）
| ＾o＾ |LP：2100→0
| ＾ｐ＾ |「あうあうあー」
| ＾o＾ |「まさかわたしのブーム流バウンスデッキが破れるなんて…。パズルカードはこれです。受け取ってください」
（ α_α）「正直今回は負けるかと思ったぜ。おっ、カード、サンキューな！」
（ α_α）（残りのカードは後二枚。んでもって決勝トーナメントへ行ける残り人数は何人かも確認しとくか）
テンはデュエルディスクから自身の生徒手帳に端末を接続すると大会情報を確認した。
（ α_α）「えー、何々。残った枠はあと7人。そしてカードを五枚集めた人間が現時点で4人」
（；α_α）（って、ちょっ、これやばくね？実質枠は三つしかないのと同義じゃねーか！）
―――なら急いでカードを集めるべし。ほら早く行った、行った！
（ α_α）（スモボさん、戦士に休息は無いんですね、わかります）
第八話・完 次回につづく
【今日の最強カード】
＜鳳翼(ほうよく)の爆風(ばくふう)＞
通常罠
手札を１枚捨てる。
相手フィールド上のカード１枚を持ち主のデッキの一番上に戻す。
| ＾o＾ |「今日の最強カードはわたしの使ったこのカードです」
| ＊＾o＾ |「手札コストは重く感じられますが効果自体は中々強力です。ドローロックは美味しいですよ。ホクホク」
| ＾o＾ |「手札をひたすら補充することが出来れば使いやすさは更に向上しますね」
| ＾o＾ |「それにしても今回のデュエル運びなら普通わたしが勝っていたと思うんですが」
（ α_α）「Ａ.主人公だからです」
| ＾o＾ |「これが権力って奴ですか。恐ろしい」
引き続きデュエル大会。
テン、ブーン、ドクオがやっと一枚カードを手に入れたのとほぼ同時に決勝トーナメントへ進んだ生徒がいるらしい。
（ α_α）「アルトスのダイレクトアタック！これでげーむ↑エンドだぁ！」
雲魔物−アルトス（ATK1300）→（ヽMoB）
（ヽMoB）LP：900→0
（ α_α）「しゃーっ！カードは貰ってくぜ」
（ α_α）（俺のカード枚数はコレで三枚。折り返し地点には到達したぜ）
―――のんびりはしていられそうにないけどいい調子じゃない？
（｀α_α）（残りの枠に入るためにはどんどんデュエルしないといけねーしな。早く次だ。次！）
（ α_α）「俺と誰かデュエルしてくれよー！」
| ＾o＾ |「いいでしょう。わたしがあなたの相手になります！」
（ α_α）「オッケー、異論は無い。早速やるぜ」
（ α_α）「デュエル！！！」| ＾o＾ |
（ α_α）「先攻は俺が頂くぞ。俺はモンスターをセット！」
（ α_α）「更にリバースカードを二枚セット、タイムカプセルも発動させる」
（ α_α）「二ターン後に手札に加えるのはこのカード！」
（ α_α）⊃【？？？】
（ α_α）「ターンを終了するぜ！」
（ α_α）（しかし初手にスモボしかモンスターいないとかどうかと思う）
―――引きの強さが自慢の君が初手に引いたんだから何か意味があるって
（；α_α）（だと良いんだが）
| ＾o＾ |「ではわたしのターンです。わたしはヴォルカニック・ロケットを召喚します」
＜ヴォルカニック・ロケット＞
効果モンスター
星４/炎属性/炎族/攻1900/守1400
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
デッキまたは自分の墓地から「ブレイズ・キャノン」と名のついたカード１枚を
手札に加える事ができる。
| ＾o＾ |「ロケットの効果でデッキからブレイズ・キャノンを手札にくわえます」
| ＾o＾ |「では攻撃です。ロケットでセットモンスターにあたっく！」
（ α_α）「セットモンスターは雲魔物−スモークボール。破壊されるぜ」
| ＾o＾ |「わたしはリバースカードを一枚セットしてエンドです」
Turn1
（ α_α）LP：4000 手札：2
■■�、□◆）癲�罠 セットカード×2 � Д織ぅ爛�プセル
□□□□□ モ
Ｆ□□□□ モ Ｆ：ヴォルカニック・ロケット
■□□□□ 魔・罠 セットカード
| ＾o＾ |LP：4000 手札：5
（ α_α）「俺のターン、ドロー！」
（ヽα_α）（…こ れ は ひ ど い 。手札にモンスターが来ない）
―――まだセットカードあるし大丈夫、大丈夫
（ α_α）「スタンバイフェイズにタイムカプセルのカウントが進むぞ。そのまま俺はターンエンドだ」
| ＾o＾ |「ではターン終了前に鳳翼の爆風を発動します。対象は私から見て右側のセットカードです」
＜鳳翼(ほうよく)の爆風(ばくふう)＞
通常罠
手札を１枚捨てる。
相手フィールド上のカード１枚を持ち主のデッキの一番上に戻す。
（＋α_α）（右側ならセーフだぜ）
| ＾o＾ |「わたしのターンに入ります。墓地に存在するヴォルカニック・バレットの効果をはつどう！」
＜ヴォルカニック・バレット＞
効果モンスター
星１/炎属性/炎族/攻 100/守 0
このカードが墓地に存在する場合、５００ライフポイントを払う事で
デッキから「ヴォルカニック・バレット」１体を手札に加える事ができる。
この効果は１ターンに１度だけ自分メインフェイズに使用する事ができる。
| ＾o＾ |LP：4000→3500
| ＾o＾ |「デッキから同名カードを手札に加えます」
（；α_α）「爆風のコストで捨てていたか。これで手札の損失はチャラになっちまったぜ」
| ＾o＾ |「バトルします。あなたにロケットでダイレクトアタック！」
（ α_α）「そいつは頂けないね！ガード・ブロック発動」
（ α_α）「戦闘ダメージを0にし、デッキからカードを一枚ドロー！」
| ＾o＾ |（戦闘ダメージを回避しつつドローロックを破りましたか）
| ＾o＾ |「メインフェイズ２にモンスターを一枚セットしてターンを終了します」
Turn2
（ α_α）LP：4000 手札：4
□□�、□◆）癲�罠 � Д織ぅ爛�プセル
□□□□□ モ
Ｆ■□□□ モ Ｆ：ヴォルカニック・ロケット セットカード
□□□□□ 魔・罠
| ＾o＾ |LP：3500 手札：5
（ α_α）「ドロー！二ターン経過したからタイムカプセルの効果で除外してあったカードを手札に加えるぜ」
（ α_α）⊃【雲魔物−ストーム・ドラゴン】
（ α_α）「墓地のスモボを除外して雲魔物−ストーム・ドラゴンを特殊召喚だ」
雲魔物−ストーム・ドラゴン
ATK1000
（ α_α）「次に雲魔物−キロスタスを通常召喚。効果によりカウンターが二つのる」
雲魔物−キロスタス
ATK900
（ α_α）「カウンターを二つ取り除いてキロスタスの効果を発動！ロケットを破壊するぜ！」
| ＾o＾ |「なんと」
（ α_α）「まだまだ！ストーム・ドラゴンの効果でキロスタスにカウンターを一つ追加する」
（ α_α）「続けて手札より速攻魔法、フォッグ・コントロール発動！」
（ α_α）「ストーム・ドラゴンをリリースしてカウンターを三つキロスタスにのせる」
（ α_α）「キロスタスのカウンターが二個以上乗ったことでまた効果を使えるぜ！そのセットカードも破壊だ」
| ＾o＾ |「なんとなんと。破壊されたのは爆風トカゲです」
＜爆風(ばくふう)トカゲ＞
効果モンスター
星４/水属性/爬虫類族/攻1400/守 700
リバース：相手フィールド上のモンスターカードを１枚選択し、
持ち主の手札に戻す。
（ α_α）「とことんバウンスだな…。しかしこれで壁は無くなったぜ。キロスタスでダイレクトアタック！」
| ＾o＾ |LP：3500→2600
| ＾o＾ |「あうあう」
（ α_α）「リバースカードをセットしてターンエンド！」
| ＾o＾ |「わたしのターンです」
| ＾o＾ |「あなたは一つ忘れています。わたしの手札にブレイズ・キャノンとヴォルカニック・バレットがあることを！」
（ α_α）「ハッ…！そ、それはやめろーッ！」
| ＾o＾ |「やめません。わたしはブレイズ・キャノンを発動してバレットをコストにキロスタスを爆破します」
＜ブレイズ・キャノン＞
永続魔法
手札から攻撃力５００ポイント以下の炎族モンスター１体を墓地へ送る事で、
相手フィールド上に存在するモンスター１体を破壊する。
この効果を使用したターン、自分のモンスターは攻撃する事ができない。
| ＾o＾ |「墓地のバレットの効果を使います。同名カードを手札にくわえますよ」
| ＾o＾ |LP：2600→2100
| ＾o＾ |「この効果を使ったターン、わたしはバトルを行えません。モンスターをセットしてターンエンドです」
Turn3
（ α_α）LP：4000 手札：2
■□□□□ 魔・罠 セットカード
□□□□□ モ
■□□□□ モ セットカード
一□□□□ 魔・罠 一：ブレイズ・キャノン
| ＾o＾ |LP：2100 手札：4
（ α_α）「ドロー！」
（ α_α）「モンスターとリバースカードをもう一枚セット。ターンエンド」
| ＾o＾ |「そろそろ勝負を決めさせてもらいます」
| ＾o＾ |「私はセットしてあったペンギン・ナイトメアを反転召喚！」
＜ペンギン・ナイトメア＞
効果モンスター
星４/水属性/水族/攻 900/守1800
このカードがリバースした時、
相手フィールド上に存在するカード１枚を選択して持ち主の手札に戻す。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上に表側表示で存在する水属性モンスターの攻撃力は２００ポイントアップする。
（；α_α）「＼(＾o＾)／」
| ＾o＾ |「そのモンスターには手札に帰ってもらいます」
| ＾o＾ |「ペンギン・ナイトメアをリリースして風帝ライザーをアドバンス召喚します！」
＜風帝(ふうてい)ライザー＞
効果モンスター
星６/風属性/鳥獣族/攻2400/守1000
このカードがアドバンス召喚に成功した時、
フィールド上に存在するカード１枚を持ち主のデッキの一番上に戻す。
| ＾o＾ |「今度はわたしから見て左側のリバースカードをバウンスします」
（ α_α）「アーッ！左側か！」
（；α_α）（血の代償がバウンスされたのは痛かった。もう一枚はブラフだから攻撃を凌げない）
| ＾o＾ |「帝の一撃をくらいなさい。帝パンチ！」
（ α_α）LP：4000→1600
（´α_α）「これは流石に辛いぜ…」
| ＾o＾ |「リバースカードを二枚セットしてターンをしゅうりょうします」
Turn4
（ α_α）LP：1600 手札：2
■□□□□ 魔・罠 セットカード
□□□□□ モ
Ｆ□□□□ モ Ｆ：風帝ライザー
一■■□□ 魔・罠 一：ブレイズ・キャノン セットカード×2
| ＾o＾ |LP：2100 手札：1
（ α_α）「俺のターン。俺はモンスターとリバースカードをセットしてエンドだ」
（；α_α）（バウンスによるドロー操作のせいで予想外の一手が打てないのが痛いぜ）
| ＾o＾ |「わたしのターンです」
| ＾o＾ |（先ほどから雲魔物なのに守備表示ということはあれは何らかのリクルーターでしょう。サーチされてはやっかいです）
| ＾o＾ |「ブレイズ・キャノンの効果を発動します。最後のバレットを墓地へ捨てて裏側のモンスターを爆破します」
| ＾o＾ |「モンスターをセットします。わたしはたーんを終了しますよ」
Turn5
（ α_α）LP：1600 手札：0
■■□□□ 魔・罠 セットカード
□□□□□ モ
Ｆ■□□□ モ Ｆ：風帝ライザー セットカード
一■■□□ 魔・罠 一：ブレイズ・キャノン セットカード×2
| ＾o＾ |LP：2100 手札：0
（ α_α）「俺のターン！俺はセットしてあったサルベージを発動」
（ α_α）「グリズリーマザーとキロスタスを回収するぜ」
（ α_α）「モンスターをセット。雲魔物のスコールも発動！ターンエンドだ！」
| ＾o＾ |「わたしのターンです。わたしはモンスターを反転召喚します。番兵ゴーレムの効果発動！」
＜番兵(ばんぺい)ゴーレム＞
効果モンスター
星４/地属性/岩石族/攻 800/守1800
このカードは１ターンに１度だけ裏側守備表示にする事ができる。
このカードが反転召喚に成功した時、
相手フィールド上のモンスター１体を持ち主の手札に戻す。
| ＾o＾ |「あなたのモンスターには手札に帰ってもらいます」
| ＊＾o＾ |「がら空きの場に攻撃できます。わたしの勝ちです！」
（ α_α）「今攻撃といったな？ならば今はバトルフェイズ！血の代償を発動する！」
（ α_α）LP：1600→1100
（ α_α）「モンスターをセット！モンスターの増減が起きたことで巻き戻るが攻撃を続行するか？」
| ＾o＾ |「もちろんです。しかしこのカードを発動させた後です。二枚目の鳳翼の爆風！」
| ＾o＾ |「そのカードにはデッキトップに戻ってもらいます」
（ α_α）「ならばまた血の代償を発動するまでだ！」
（ α_α）LP：1100→600
（｀α_α）「モンスターをセットォッ！」
| ＾o＾ |「むだです！最後のリバースカードオープン！強制脱出装置！」
＜強制脱出装置(きょうせいだっしゅつそうち)＞
通常罠
フィールド上に存在するモンスター１体を持ち主の手札に戻す。
| ＾o＾ |「ライフを払って血の代償を使いますか？どちらにしても風前のともし火ですが」
（ α_α）「聞かれるまでも無い！俺は効果を発動する」
（ α_α）LP：600→100
| ＾o＾ |（フフフ。強がったところであなたのクマーは一枚目の爆風でデッキトップに居るはずです）
| ＾o＾ |「ライザーでセットカードを攻撃します」
（ヽ _ ）「セットカードは…」
（ α_α）「グリズリーマザーだ！」
風帝ライザー（ATK2400） vs グリズリーマザー（DEF1000）
| ；＾o＾ |「なんと。ではさっきデッキトップに戻ったカードは」
（｀α_α）「そう、キロスタスだ。こいつがデッキトップに戻ったわけだ」
| ；＾o＾ |（わたしがモンスターをバウンスすることを読み、多大なリスクを背負うことを覚悟して雲魔物を伏せてくるとは）
（ α_α）「お話はこれくらいにして熊の効果でリクルートしてこようか。カモン、ニンバスマン！」
雲魔物−ニンバスマン
ATK1000
| ；＾o＾ |「バトルフェイズは中断です。番兵ゴーレムを裏側守備表示に変更してたーんえんどします」
Turn6
（ α_α）LP：100 手札：0
�´□□□◆）癲�罠 � Х譴梁綵� ��雲魔物のスコール
Ａ□□□□ モ Ａ：雲魔物−ニンバスマン
Ｆ■□□□ モ Ｆ：風帝ライザー セットカード（番兵ゴーレム）
一□□□□ 魔・罠 一：ブレイズ・キャノン
| ＾o＾ |LP：2100 手札：0
（ α_α）（これが勝負を決める運命のドローだッ！）
| ；＾o＾ |（あなたの勝ち筋はデッキに戻されてシャッフルされたキロスタスを再び引く程。わたしは負けません！）
（ α_α）「ドロー！！！」
（ α_α）「来たか…！」
| ＾o＾ |「！」
（ α_α）「スタンバイフェイズにフィールド上に表側で存在するモンスターに一つずつフォッグカウンターがのる」
（ α_α）「今の場合二つカウンターが乗るからニンバスマンの攻撃力の上昇値は1000！」
雲魔物−ニンバスマン
ATK1000→ATK2000
（ α_α）「そしてメインフェイズ。俺は雲魔物−ゴースト・フォッグを召喚！」
＜雲魔物(クラウディアン)−ゴースト・フォッグ＞
効果モンスター
星１/水属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードは特殊召喚できない。
このカードの戦闘によって発生するお互いのプレイヤーへの戦闘ダメージは０になる。
このカードが戦闘によって破壊された場合、このカードを破壊したモンスターの
レベルの数だけフォッグカウンターをフィールド上に表側表示で存在するモンスターに置く。
| ＾o＾ |「攻撃力0のカードですか？」
（ α_α）「まあ見てなって。バトルだ！ゴースト・フォッグでライザーに自爆特効するぜ！クライシス・クリープ！」
風帝ライザー(ATK2400) vs 雲魔物−ゴースト・フォッグ（ATK0）
（ α_α）「ゴースト・フォッグの戦闘によって発生するダメージは0になり―」
（ α_α）「このモンスターを破壊したモンスターのレベル分のフォッグカウンターを表側のモンスターにおくことが出来る」
（ α_α）「六個のカウンターをニンバスマンへ！」
雲魔物−ニンバスマン
ATK2000→5000
| ＾o＾ |「なんと！」
（ α_α）「ラストバトル！ニンバスマンでライザーへ攻撃！ダウン・パワー・シャワー！！！！」
雲魔物−ニンバスマン（ATK5000） vs 風帝ライザー（ATK2400）
| ＾o＾ |LP：2100→0
| ＾ｐ＾ |「あうあうあー」
| ＾o＾ |「まさかわたしのブーム流バウンスデッキが破れるなんて…。パズルカードはこれです。受け取ってください」
（ α_α）「正直今回は負けるかと思ったぜ。おっ、カード、サンキューな！」
（ α_α）（残りのカードは後二枚。んでもって決勝トーナメントへ行ける残り人数は何人かも確認しとくか）
テンはデュエルディスクから自身の生徒手帳に端末を接続すると大会情報を確認した。
（ α_α）「えー、何々。残った枠はあと7人。そしてカードを五枚集めた人間が現時点で4人」
（；α_α）（って、ちょっ、これやばくね？実質枠は三つしかないのと同義じゃねーか！）
―――なら急いでカードを集めるべし。ほら早く行った、行った！
（ α_α）（スモボさん、戦士に休息は無いんですね、わかります）
第八話・完 次回につづく
【今日の最強カード】
＜鳳翼(ほうよく)の爆風(ばくふう)＞
通常罠
手札を１枚捨てる。
相手フィールド上のカード１枚を持ち主のデッキの一番上に戻す。
| ＾o＾ |「今日の最強カードはわたしの使ったこのカードです」
| ＊＾o＾ |「手札コストは重く感じられますが効果自体は中々強力です。ドローロックは美味しいですよ。ホクホク」
| ＾o＾ |「手札をひたすら補充することが出来れば使いやすさは更に向上しますね」
| ＾o＾ |「それにしても今回のデュエル運びなら普通わたしが勝っていたと思うんですが」
（ α_α）「Ａ.主人公だからです」
| ＾o＾ |「これが権力って奴ですか。恐ろしい」
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