第六話 似て非なるもの
最終更新：ID:+Xwrtkf4FQ 2007年11月01日(木) 16:27:19履歴
泪「…」
川 ﾟ -ﾟ)「…起きたか」
泪「（…どうやら大丈夫だったみたいね）ええ…」
川 ﾟ -ﾟ)「お前の寝顔はとても素敵だったぞ」
泪「…何してるのよ…」
久井「ん…」
泪「おはよう、久井」
久井「…おはよう…あ…僕、着替えてくる…」
川 ﾟ -ﾟ)「…？」
泪「久井も大人なのよ」
川 ﾟ -ﾟ)「若さか、私達も若いうちに…」
泪「お断りするわ、私達も着替えるわよ」
川 ﾟ -ﾟ)（少しぐらいいいではないか…）
泪 久井「おはよう、お父さん」
川 ﾟ -ﾟ)「おはよう、戸谷（とや）」
戸谷「おはよう」
久井「（僕以外冷徹キャラだから話が進めにくいんじゃないかな…）今日は出かけていい？」
戸谷「旧友とのくだらない話に巻き込むわけにはいかない…好きにするといい」
泪「…そう、わかったわ」
川 ﾟ -ﾟ)「了解」
久井「（みんな淡白…）うん、わかったよ」
戸谷「それはそうと…子供のように騒げるのは今のうちだけだと頭に入れておいてほしい」
川 ﾟ -ﾟ)「…？わかった」
泪「わかっているわ」
久井「…」
久井「…」
泪「久井？どうしたの？」
久井「…なんでもないよ」
泪「嘘、私に気にしてほしくて仕方がない…そうでしょう？」
久井「…お姉ちゃんは僕の事をどう思ってるの？」
泪「好きよ、弟として」
久井「………」
泪「…このカードをあげるわ」
久井「…いいの？」
泪「私にはこんな事しか出来ないわ…」
久井「うん…ありがとう」
川# ﾟ -ﾟ)「…」
泪「あからさまな嫉妬の目で私を見ないで」
川# ﾟ -ﾟ)「…」
泪「…わかったわ、いつか何かあげるから…」
川 ﾟ ーﾟ)「…」
泪（…私にどうしろと…）
全員「あけましておめでとう（だお）！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「みんないつも通りの服ね」
泪「機能的な服しか着る気はないわ」
川 ﾟ -ﾟ)「その日だけ無意味に着飾って何の意味がある？」
(´･ω･｀)「…冷めてるね」
泪「必要以上に騒ぐのは好きじゃないわ」
川 ﾟ -ﾟ)「同じく」
久井（…二人とも）
泪（何？）
久井（ＳＳなんだから何かしら盛り上げなくちゃいけないんだよ？）
川 ﾟ -ﾟ)（キャラに合わん事をやるとおかしくなる）
泪（冷静キャラだからそれは出来ないわ）
久井（…疲れる…）
（ ＾ω＾）「お正月でもやる事は同じだお、デュエルするお」
ξﾟ��ﾟ)ξ「今度こそ私の新デッキを疲労するわよ！」
泪「そうだ…丁度良かった」
ξﾟ��ﾟ)ξ「何？」
泪「神炎皇ウリアを誰かにあげようと思うの」
('A`)「どうしてだ？」
泪「使ってて面白くなかったから」
ξﾟ��ﾟ)ξ「え…？」
泪「言った通りよ、使っていて全く楽しくなくなかった」
泪「だから誰かにあげるのよ、私よりこのカードを好んで使う事の出来る人がいる筈」
('A`)（ウリア…基本攻撃力3000に加え毎ターン魔法、罠を破壊できる能力があるカード…）
神炎皇ウリア
効果モンスター
星１０/炎属性/炎族/攻 0/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に表側表示で存在する罠カード３枚を
墓地に送った場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードの攻撃力は自分の墓地の永続罠カード１枚につき
１０００ポイントアップする。
１ターンに１度だけ、相手フィールド上にセットされている
魔法・罠カード１枚を破壊する事ができる。
この効果の発動に対して魔法・罠カードを発動する事はできない。
ξﾟ��ﾟ)ξ（除去であっさりやられるけど後半の能力が反則気味…くれると言うのであれば欲しい…）
川 ﾟ -ﾟ)（私にはラビエルがあるからいらないな）
久井（ロマンのかけらもないうえに種族も違うから僕もいらないや…）
（ ＾ω＾）（ＨＥＲＯしか使う気はないお、いらないお）
('A`)（…俺も遠慮しておくか）
泪「欲しいと思っているのはツンだけみたいね」
ξﾟ��ﾟ)ξ「タダではもらえないわよ、後味悪いし…」
泪「じゃあデュエルで決めましょう、久井に勝ったら渡す…これでいいでしょう？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「それで構わないわ」
久井「え？僕？」
泪（私は全員と戦ってしまったからでしゃばれないわ）
久井「（あ、そうか…）うん、いいよ」
ξﾟ��ﾟ)ξ ？？？デッキ
「デュエル！」
ロマンデッキ 久井
ＬＰ ：8000
手札 ：５枚
モンスター：
魔法or罠 ：
伏せカード：
久井「僕のターン、ドロー」
久井「斬首の美女を攻撃表示で召喚するよ」
斬首の美女
通常モンスター
星４/地属性/戦士族/攻1600/守 800
その美貌とはウラハラに、カタナで数多くの首をはねてきた女。
('A`)（攻撃力1600のバニラ…狙いは何だ？）
久井「カードを１枚伏せてターンエンドだよ」
ＬＰ ：8000
手札 ：４枚
モンスター：斬首の美女（攻1600）
魔法or罠 ：
伏せカード：１枚
ＬＰ ：8000
手札 ：５枚
モンスター：
魔法or罠 ：
伏せカード：
ξﾟ��ﾟ)ξ「私のターンよ！ドロー！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「アックス・ドラゴニュートを召喚！」
アックス・ドラゴニュート
効果モンスター
星４/闇属性/ドラゴン族/攻2000/守1200
このカードは攻撃した場合、ダメージステップ終了時に守備表示になる。
ξﾟ��ﾟ)ξ「アックス・ドラゴニュートで斬首の美女を攻撃！」
ニート「俺が真のディバインセイバー使いだ！」
久井 LP8000→7600
ξﾟ��ﾟ)ξ「カードを１枚伏せてターン終了よ！」
ＬＰ ：8000
手札 ：４枚
モンスター：アックス・ドラゴニュート（守1200）
魔法or罠 ：
伏せカード：１枚
ＬＰ ：7600
手札 ：４枚
モンスター：
魔法or罠 ：
伏せカード：１枚
久井「僕のターン、ドロー」
久井「切り込み隊長を召喚」
切り込み隊長
効果モンスター
星３/地属性/戦士族/攻1200/守 400
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択できない。
このカードが召喚に成功した時、手札からレベル４以下のモンスターを
１体特殊召喚する事ができる。
久井「切り込み隊長の効果でスピア・ドラゴンを召喚するよ」
スピア・ドラゴン
効果モンスター
星４/風属性/ドラゴン族/攻1900/守 0
守備表示モンスターを攻撃した時にその守備力を攻撃力が越えていれば、
その数値だけ相手に戦闘ダメージを与える。
このカードは攻撃した場合、ダメージステップ終了時に守備表示になる。
久井「スピア・ドラゴンでアックス・ドラゴニュートを攻撃」
ξ#ﾟ��ﾟ)ξ LP8000→7300
久井「切り込み隊長でダイレクトアタック」
ξ#ﾟ��ﾟ)ξ LP7300→6100
久井「ターンエンドだよ」
ＬＰ ：7600
手札 ：４枚
モンスター：切り込み隊長（攻1200）スピア・ドラゴン（守0）
魔法or罠 ：
伏せカード：１枚
ＬＰ ：6100
手札 ：４枚
モンスター：
魔法or罠 ：
伏せカード：１枚
ξﾟ��ﾟ)ξ「私のターンよ！ドロー！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「永続罠発動！ＤＮＡ改造手術！」
ＤＮＡ改造手術
永続罠
発動時に１種類の種族を宣言する。
このカードがフィールド上に存在する限り、
フィールド上の全ての表側表示モンスターは自分が宣言した種族になる。
ξﾟ��ﾟ)ξ「私の選ぶ種族は戦士族！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「手札から戦士抹殺を発動！」
戦士抹殺
通常魔法
フィールド上の戦士族モンスターは、すべて破壊される。
ξﾟ��ﾟ)ξ「切り込み隊長とスピア・ドラゴンは破壊されるわ！」
('A`)（これだけじゃないだろう…ツンはあのカードを出すはず）
ξﾟ��ﾟ)ξ「サイファー・スカウターを召喚！」
サイファー・スカウター
効果モンスター
星３/地属性/機械族/攻1350/守1800
戦士族と戦闘を行う場合、
ダメージ計算時に攻撃力・守備力がそれぞれ２０００ポイントアップする。
ξﾟ��ﾟ)ξ「サイファー・スカウターでダイレクトアタック！」
久井 LP7600→6250
ξﾟ��ﾟ)ξ「カードを１枚伏せてターン終了よ！」
ＬＰ ：6100
手札 ：２枚
モンスター：サイファー・スカウター（攻1350）
魔法or罠 ：ＤＮＡ改造手術（戦士族）
伏せカード：１枚
ＬＰ ：6250
手札 ：４枚
モンスター：
魔法or罠 ：
伏せカード：１枚
その他 ：ＤＮＡ改造手術（戦士族）
久井「僕のターン、ドロー」
久井「死皇帝の陵墓を発動」
死皇帝の陵墓
フィールド魔法
お互いのプレイヤーは、生け贄召喚に必要なモンスターの数×１０００ポイントの
ライフを払う事で、生け贄モンスター無しでそのモンスターを通常召喚する事ができる。
（ ＾ω＾）「攻撃力3350をどうやって崩すんだお？」
久井「ライフを2000払ってモンスターをセット」
久井 LP6250→4250
川 ﾟ -ﾟ)（…その場しのぎか？）
久井「伏せていたカードを発動、太陽の書だよ」
太陽の書
通常魔法
裏側表示でフィールド上に存在するモンスター１体を表側攻撃表示にする。
久井「対象は僕の裏守備モンスター、破壊竜ガンドラ！」
破壊竜ガンドラ
効果モンスター
星８/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
このカードは特殊召喚できない。
自分のライフポイントを半分払う事で、
このカード以外のフィールド上のカードを全て破壊しゲームから除外する。
この効果で破壊したカード１枚につき、
このカードの攻撃力は３００ポイントアップする。
このカードは召喚・反転召喚されたターンのエンドフェイズ時に墓地へ送られる。
久井「破壊竜ガンドラの効果発動！ライフを半分払って破壊竜ガンドラ以外の全てのカードを除外するよ！」
ξﾟ��ﾟ)ξ（ミラフォが…）
泪（なんとなくで罠を伏せていてはいけないといういい見本ね）
久井 LP4250→2125
久井「ガンドラの効果でガンドラは攻撃力が1200ポイントアップするよ！破壊竜ガンドラでダイレクトアタック！」
ξ#ﾟ��ﾟ)ξ LP6100→4900
久井「手札から黙する死者を発動、斬首の美女を蘇生してターンエンドだよ」
黙する死者
通常魔法
自分の墓地から通常モンスター１体を表側守備表示で特殊召喚する。
そのモンスターはフィールド上に存在する限り攻撃をする事ができない。
('A`)（太陽の書で表側攻撃表示になっても反転召喚ではない為墓地には行かない…）
泪（…攻撃力1200では残さないほうがよかったんじゃないかしら）
ＬＰ ：2125
手札 ：２枚
モンスター：破壊竜ガンドラ（攻0+1200）斬首の美女（守800）
魔法or罠 ：
伏せカード：
ＬＰ ：4900
手札 ：２枚
モンスター：
魔法or罠 ：
伏せカード：
ξﾟ��ﾟ)ξ「私のターン！ドロー！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「手札から死皇帝の陵墓を発動！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「ライフを2000払い光と闇の竜を召喚！」
光と闇の竜(ライトアンドダークネス・ドラゴン)
効果モンスター
星８/光属性/ドラゴン族/攻2800/守2400
このカードは特殊召喚できない。このカードの属性は「闇」としても扱う。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にする。
この効果でカードの発動を無効にする度に、
このカードの攻撃力と守備力は５００ポイントダウンする。
このカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地に存在するモンスター１体を選択して発動する。
自分フィールド上のカードを全て破壊する。
選択したモンスター１体を自分フィールド上に特殊召喚する。
ξﾟ��ﾟ)ξ LP4900→2900
ξﾟ��ﾟ)ξ「光と闇の竜で破壊竜ガンドラを攻撃！」
久井 LP2125→525
ξﾟ��ﾟ)ξ「ターン終了！」
ＬＰ ：2900
手札 ：１枚
モンスター：光と闇の竜（攻2800）
魔法or罠 ：
伏せカード：
その他 ：死皇帝の陵墓
ＬＰ ：525
手札 ：２枚
モンスター：斬首の美女（守800）
魔法or罠 ：
伏せカード：
その他 ：死皇帝の陵墓
('A`)（光と闇の竜にどう対処する…？）
久井（融合と青眼の白龍じゃ逆転できない…）
久井「僕のターン、ドロー」
久井「…！」
久井「斬首の美女を生贄に捧げ―」
川 ﾟ -ﾟ)「生贄１体で攻撃力2800のモンスターを倒せるのか…？」
久井「雷帝ザボルグを召喚！」
雷帝ザボルグ
効果モンスター
星５/光属性/雷族/攻2400/守1000
このカードの生け贄召喚に成功した時、
フィールド上のモンスター１体を破壊する。
久井「雷帝ザボルグの効果発動！光と闇の竜を破壊するよ！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「光と闇の竜の効果で発動は無効…！」
('A`)（光と闇の竜は魔法、罠、モンスター効果の発動を無効にするたびに攻撃力が500ポイント下がる…）
久井「雷帝ザボルグで光と闇の竜に攻撃！」
ξ#ﾟ��ﾟ)ξ LP2900→2800
泪（私のあげたカードがここで役に立つとは思わなかったわ…）
久井「ターンエンドだよ」
ＬＰ ：525
手札 ：２枚
モンスター：雷帝ザボルグ（攻2400）
魔法or罠 ：
伏せカード：
その他 ：死皇帝の陵墓
ＬＰ ：2800
手札 ：１枚
モンスター：
魔法or罠 ：
伏せカード：
その他 ：死皇帝の陵墓
（ ＾ω＾）「これは逆転不可能だおｗｗｗウリアは諦めるお」
ξﾟ��ﾟ)ξ「私は諦めないわ！私のターン！ドロー！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「不意打ち又佐を召喚！」
不意打ち又佐
効果モンスター
星３/闇属性/戦士族/攻1300/守 800
このカードは１度のバトルフェイズ中に２回攻撃する事ができる。
このカードは表側表示でフィールド上に存在する限り、
コントロールを変更する事はできない。
ξﾟ��ﾟ)ξ「手札から流星の弓−シールを不意打ち又佐に装備させるわ！」
流星の弓−シール
装備魔法
装備モンスターの攻撃力は１０００ポイントダウンする。
装備モンスターは相手プレイヤーに直接攻撃をする事ができる。
ξﾟ��ﾟ)ξ「不意打ち又佐でダイレクトアタック！」
久井 LP525→225→0
久井「まさかあの状況で逆転されるなんて…」
川 ﾟ -ﾟ)「欲は奇跡さえ起こすという事か」
泪「見事としか言いようがないわ」
ξ#ﾟ��ﾟ)ξ「勝ったのに何で私は否定されてるの？」
('A`)「細かい事は気にするな、泪からウリアを貰っとけ」
ξﾟ��ﾟ)ξ「何か誤魔化されているような…」
泪「はい、ウリアよ」
ξﾟ��ﾟ)ξ「…このカードに何か熱いものを感じる…？」
泪「そのカードがオリジナルだからよ」
('A`)「オリジナル？」
泪「同名のカードを作る以上一番最初に生み出されたカードが存在するわ」
泪「今ツンに渡したウリアや私のハモンのようにね」
（ ＾ω＾）「何か見分ける方法があるのかお？」
久井「意識してカードを触っていれば多分感じる筈だよ」
川 ﾟ -ﾟ)「………ニュートと…ラビエルか」
('A`)「………絶対防御将軍と…デスサイズ・キラーか」
（ ＾ω＾）「（やってみるお）………」
≦｀・ω・）（俺だよ！早く気付いてくれ！）
（ ＾ω＾）「………特に何も感じないお」
≦´・ω・）「(´･ω･｀)ｼｮﾎﾞｰﾝ」
(´･ω･｀)「盛り上がっている所申しわけないけど知人が来るんだ、そろそろ閉店とさせてもらうよ」
('A`)「よし、俺の家ででも続きを…」
川 ﾟ -ﾟ)「誰の家も親戚で一杯だろう、迷惑をかけるのはよくない」
ξﾟ��ﾟ)ξ「残念だけど各自解散ね」
（ ＾ω＾）「バイバイだお」
つづく
久井「今日の最強カードは雷帝ザボルグだよ」
雷帝ザボルグ
効果モンスター
星５/光属性/雷族/攻2400/守1000
このカードの生け贄召喚に成功した時、
フィールド上のモンスター１体を破壊する。
久井「表側表示モンスターだけではなく裏守備モンスターをリバースさせずに破壊できる点が強みだよ」
川 ﾟ -ﾟ)「…起きたか」
泪「（…どうやら大丈夫だったみたいね）ええ…」
川 ﾟ -ﾟ)「お前の寝顔はとても素敵だったぞ」
泪「…何してるのよ…」
久井「ん…」
泪「おはよう、久井」
久井「…おはよう…あ…僕、着替えてくる…」
川 ﾟ -ﾟ)「…？」
泪「久井も大人なのよ」
川 ﾟ -ﾟ)「若さか、私達も若いうちに…」
泪「お断りするわ、私達も着替えるわよ」
川 ﾟ -ﾟ)（少しぐらいいいではないか…）
泪 久井「おはよう、お父さん」
川 ﾟ -ﾟ)「おはよう、戸谷（とや）」
戸谷「おはよう」
久井「（僕以外冷徹キャラだから話が進めにくいんじゃないかな…）今日は出かけていい？」
戸谷「旧友とのくだらない話に巻き込むわけにはいかない…好きにするといい」
泪「…そう、わかったわ」
川 ﾟ -ﾟ)「了解」
久井「（みんな淡白…）うん、わかったよ」
戸谷「それはそうと…子供のように騒げるのは今のうちだけだと頭に入れておいてほしい」
川 ﾟ -ﾟ)「…？わかった」
泪「わかっているわ」
久井「…」
久井「…」
泪「久井？どうしたの？」
久井「…なんでもないよ」
泪「嘘、私に気にしてほしくて仕方がない…そうでしょう？」
久井「…お姉ちゃんは僕の事をどう思ってるの？」
泪「好きよ、弟として」
久井「………」
泪「…このカードをあげるわ」
久井「…いいの？」
泪「私にはこんな事しか出来ないわ…」
久井「うん…ありがとう」
川# ﾟ -ﾟ)「…」
泪「あからさまな嫉妬の目で私を見ないで」
川# ﾟ -ﾟ)「…」
泪「…わかったわ、いつか何かあげるから…」
川 ﾟ ーﾟ)「…」
泪（…私にどうしろと…）
全員「あけましておめでとう（だお）！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「みんないつも通りの服ね」
泪「機能的な服しか着る気はないわ」
川 ﾟ -ﾟ)「その日だけ無意味に着飾って何の意味がある？」
(´･ω･｀)「…冷めてるね」
泪「必要以上に騒ぐのは好きじゃないわ」
川 ﾟ -ﾟ)「同じく」
久井（…二人とも）
泪（何？）
久井（ＳＳなんだから何かしら盛り上げなくちゃいけないんだよ？）
川 ﾟ -ﾟ)（キャラに合わん事をやるとおかしくなる）
泪（冷静キャラだからそれは出来ないわ）
久井（…疲れる…）
（ ＾ω＾）「お正月でもやる事は同じだお、デュエルするお」
ξﾟ��ﾟ)ξ「今度こそ私の新デッキを疲労するわよ！」
泪「そうだ…丁度良かった」
ξﾟ��ﾟ)ξ「何？」
泪「神炎皇ウリアを誰かにあげようと思うの」
('A`)「どうしてだ？」
泪「使ってて面白くなかったから」
ξﾟ��ﾟ)ξ「え…？」
泪「言った通りよ、使っていて全く楽しくなくなかった」
泪「だから誰かにあげるのよ、私よりこのカードを好んで使う事の出来る人がいる筈」
('A`)（ウリア…基本攻撃力3000に加え毎ターン魔法、罠を破壊できる能力があるカード…）
神炎皇ウリア
効果モンスター
星１０/炎属性/炎族/攻 0/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に表側表示で存在する罠カード３枚を
墓地に送った場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードの攻撃力は自分の墓地の永続罠カード１枚につき
１０００ポイントアップする。
１ターンに１度だけ、相手フィールド上にセットされている
魔法・罠カード１枚を破壊する事ができる。
この効果の発動に対して魔法・罠カードを発動する事はできない。
ξﾟ��ﾟ)ξ（除去であっさりやられるけど後半の能力が反則気味…くれると言うのであれば欲しい…）
川 ﾟ -ﾟ)（私にはラビエルがあるからいらないな）
久井（ロマンのかけらもないうえに種族も違うから僕もいらないや…）
（ ＾ω＾）（ＨＥＲＯしか使う気はないお、いらないお）
('A`)（…俺も遠慮しておくか）
泪「欲しいと思っているのはツンだけみたいね」
ξﾟ��ﾟ)ξ「タダではもらえないわよ、後味悪いし…」
泪「じゃあデュエルで決めましょう、久井に勝ったら渡す…これでいいでしょう？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「それで構わないわ」
久井「え？僕？」
泪（私は全員と戦ってしまったからでしゃばれないわ）
久井「（あ、そうか…）うん、いいよ」
ξﾟ��ﾟ)ξ ？？？デッキ
「デュエル！」
ロマンデッキ 久井
ＬＰ ：8000
手札 ：５枚
モンスター：
魔法or罠 ：
伏せカード：
久井「僕のターン、ドロー」
久井「斬首の美女を攻撃表示で召喚するよ」
斬首の美女
通常モンスター
星４/地属性/戦士族/攻1600/守 800
その美貌とはウラハラに、カタナで数多くの首をはねてきた女。
('A`)（攻撃力1600のバニラ…狙いは何だ？）
久井「カードを１枚伏せてターンエンドだよ」
ＬＰ ：8000
手札 ：４枚
モンスター：斬首の美女（攻1600）
魔法or罠 ：
伏せカード：１枚
ＬＰ ：8000
手札 ：５枚
モンスター：
魔法or罠 ：
伏せカード：
ξﾟ��ﾟ)ξ「私のターンよ！ドロー！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「アックス・ドラゴニュートを召喚！」
アックス・ドラゴニュート
効果モンスター
星４/闇属性/ドラゴン族/攻2000/守1200
このカードは攻撃した場合、ダメージステップ終了時に守備表示になる。
ξﾟ��ﾟ)ξ「アックス・ドラゴニュートで斬首の美女を攻撃！」
ニート「俺が真のディバインセイバー使いだ！」
久井 LP8000→7600
ξﾟ��ﾟ)ξ「カードを１枚伏せてターン終了よ！」
ＬＰ ：8000
手札 ：４枚
モンスター：アックス・ドラゴニュート（守1200）
魔法or罠 ：
伏せカード：１枚
ＬＰ ：7600
手札 ：４枚
モンスター：
魔法or罠 ：
伏せカード：１枚
久井「僕のターン、ドロー」
久井「切り込み隊長を召喚」
切り込み隊長
効果モンスター
星３/地属性/戦士族/攻1200/守 400
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択できない。
このカードが召喚に成功した時、手札からレベル４以下のモンスターを
１体特殊召喚する事ができる。
久井「切り込み隊長の効果でスピア・ドラゴンを召喚するよ」
スピア・ドラゴン
効果モンスター
星４/風属性/ドラゴン族/攻1900/守 0
守備表示モンスターを攻撃した時にその守備力を攻撃力が越えていれば、
その数値だけ相手に戦闘ダメージを与える。
このカードは攻撃した場合、ダメージステップ終了時に守備表示になる。
久井「スピア・ドラゴンでアックス・ドラゴニュートを攻撃」
ξ#ﾟ��ﾟ)ξ LP8000→7300
久井「切り込み隊長でダイレクトアタック」
ξ#ﾟ��ﾟ)ξ LP7300→6100
久井「ターンエンドだよ」
ＬＰ ：7600
手札 ：４枚
モンスター：切り込み隊長（攻1200）スピア・ドラゴン（守0）
魔法or罠 ：
伏せカード：１枚
ＬＰ ：6100
手札 ：４枚
モンスター：
魔法or罠 ：
伏せカード：１枚
ξﾟ��ﾟ)ξ「私のターンよ！ドロー！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「永続罠発動！ＤＮＡ改造手術！」
ＤＮＡ改造手術
永続罠
発動時に１種類の種族を宣言する。
このカードがフィールド上に存在する限り、
フィールド上の全ての表側表示モンスターは自分が宣言した種族になる。
ξﾟ��ﾟ)ξ「私の選ぶ種族は戦士族！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「手札から戦士抹殺を発動！」
戦士抹殺
通常魔法
フィールド上の戦士族モンスターは、すべて破壊される。
ξﾟ��ﾟ)ξ「切り込み隊長とスピア・ドラゴンは破壊されるわ！」
('A`)（これだけじゃないだろう…ツンはあのカードを出すはず）
ξﾟ��ﾟ)ξ「サイファー・スカウターを召喚！」
サイファー・スカウター
効果モンスター
星３/地属性/機械族/攻1350/守1800
戦士族と戦闘を行う場合、
ダメージ計算時に攻撃力・守備力がそれぞれ２０００ポイントアップする。
ξﾟ��ﾟ)ξ「サイファー・スカウターでダイレクトアタック！」
久井 LP7600→6250
ξﾟ��ﾟ)ξ「カードを１枚伏せてターン終了よ！」
ＬＰ ：6100
手札 ：２枚
モンスター：サイファー・スカウター（攻1350）
魔法or罠 ：ＤＮＡ改造手術（戦士族）
伏せカード：１枚
ＬＰ ：6250
手札 ：４枚
モンスター：
魔法or罠 ：
伏せカード：１枚
その他 ：ＤＮＡ改造手術（戦士族）
久井「僕のターン、ドロー」
久井「死皇帝の陵墓を発動」
死皇帝の陵墓
フィールド魔法
お互いのプレイヤーは、生け贄召喚に必要なモンスターの数×１０００ポイントの
ライフを払う事で、生け贄モンスター無しでそのモンスターを通常召喚する事ができる。
（ ＾ω＾）「攻撃力3350をどうやって崩すんだお？」
久井「ライフを2000払ってモンスターをセット」
久井 LP6250→4250
川 ﾟ -ﾟ)（…その場しのぎか？）
久井「伏せていたカードを発動、太陽の書だよ」
太陽の書
通常魔法
裏側表示でフィールド上に存在するモンスター１体を表側攻撃表示にする。
久井「対象は僕の裏守備モンスター、破壊竜ガンドラ！」
破壊竜ガンドラ
効果モンスター
星８/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
このカードは特殊召喚できない。
自分のライフポイントを半分払う事で、
このカード以外のフィールド上のカードを全て破壊しゲームから除外する。
この効果で破壊したカード１枚につき、
このカードの攻撃力は３００ポイントアップする。
このカードは召喚・反転召喚されたターンのエンドフェイズ時に墓地へ送られる。
久井「破壊竜ガンドラの効果発動！ライフを半分払って破壊竜ガンドラ以外の全てのカードを除外するよ！」
ξﾟ��ﾟ)ξ（ミラフォが…）
泪（なんとなくで罠を伏せていてはいけないといういい見本ね）
久井 LP4250→2125
久井「ガンドラの効果でガンドラは攻撃力が1200ポイントアップするよ！破壊竜ガンドラでダイレクトアタック！」
ξ#ﾟ��ﾟ)ξ LP6100→4900
久井「手札から黙する死者を発動、斬首の美女を蘇生してターンエンドだよ」
黙する死者
通常魔法
自分の墓地から通常モンスター１体を表側守備表示で特殊召喚する。
そのモンスターはフィールド上に存在する限り攻撃をする事ができない。
('A`)（太陽の書で表側攻撃表示になっても反転召喚ではない為墓地には行かない…）
泪（…攻撃力1200では残さないほうがよかったんじゃないかしら）
ＬＰ ：2125
手札 ：２枚
モンスター：破壊竜ガンドラ（攻0+1200）斬首の美女（守800）
魔法or罠 ：
伏せカード：
ＬＰ ：4900
手札 ：２枚
モンスター：
魔法or罠 ：
伏せカード：
ξﾟ��ﾟ)ξ「私のターン！ドロー！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「手札から死皇帝の陵墓を発動！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「ライフを2000払い光と闇の竜を召喚！」
光と闇の竜(ライトアンドダークネス・ドラゴン)
効果モンスター
星８/光属性/ドラゴン族/攻2800/守2400
このカードは特殊召喚できない。このカードの属性は「闇」としても扱う。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にする。
この効果でカードの発動を無効にする度に、
このカードの攻撃力と守備力は５００ポイントダウンする。
このカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地に存在するモンスター１体を選択して発動する。
自分フィールド上のカードを全て破壊する。
選択したモンスター１体を自分フィールド上に特殊召喚する。
ξﾟ��ﾟ)ξ LP4900→2900
ξﾟ��ﾟ)ξ「光と闇の竜で破壊竜ガンドラを攻撃！」
久井 LP2125→525
ξﾟ��ﾟ)ξ「ターン終了！」
ＬＰ ：2900
手札 ：１枚
モンスター：光と闇の竜（攻2800）
魔法or罠 ：
伏せカード：
その他 ：死皇帝の陵墓
ＬＰ ：525
手札 ：２枚
モンスター：斬首の美女（守800）
魔法or罠 ：
伏せカード：
その他 ：死皇帝の陵墓
('A`)（光と闇の竜にどう対処する…？）
久井（融合と青眼の白龍じゃ逆転できない…）
久井「僕のターン、ドロー」
久井「…！」
久井「斬首の美女を生贄に捧げ―」
川 ﾟ -ﾟ)「生贄１体で攻撃力2800のモンスターを倒せるのか…？」
久井「雷帝ザボルグを召喚！」
雷帝ザボルグ
効果モンスター
星５/光属性/雷族/攻2400/守1000
このカードの生け贄召喚に成功した時、
フィールド上のモンスター１体を破壊する。
久井「雷帝ザボルグの効果発動！光と闇の竜を破壊するよ！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「光と闇の竜の効果で発動は無効…！」
('A`)（光と闇の竜は魔法、罠、モンスター効果の発動を無効にするたびに攻撃力が500ポイント下がる…）
久井「雷帝ザボルグで光と闇の竜に攻撃！」
ξ#ﾟ��ﾟ)ξ LP2900→2800
泪（私のあげたカードがここで役に立つとは思わなかったわ…）
久井「ターンエンドだよ」
ＬＰ ：525
手札 ：２枚
モンスター：雷帝ザボルグ（攻2400）
魔法or罠 ：
伏せカード：
その他 ：死皇帝の陵墓
ＬＰ ：2800
手札 ：１枚
モンスター：
魔法or罠 ：
伏せカード：
その他 ：死皇帝の陵墓
（ ＾ω＾）「これは逆転不可能だおｗｗｗウリアは諦めるお」
ξﾟ��ﾟ)ξ「私は諦めないわ！私のターン！ドロー！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「不意打ち又佐を召喚！」
不意打ち又佐
効果モンスター
星３/闇属性/戦士族/攻1300/守 800
このカードは１度のバトルフェイズ中に２回攻撃する事ができる。
このカードは表側表示でフィールド上に存在する限り、
コントロールを変更する事はできない。
ξﾟ��ﾟ)ξ「手札から流星の弓−シールを不意打ち又佐に装備させるわ！」
流星の弓−シール
装備魔法
装備モンスターの攻撃力は１０００ポイントダウンする。
装備モンスターは相手プレイヤーに直接攻撃をする事ができる。
ξﾟ��ﾟ)ξ「不意打ち又佐でダイレクトアタック！」
久井 LP525→225→0
久井「まさかあの状況で逆転されるなんて…」
川 ﾟ -ﾟ)「欲は奇跡さえ起こすという事か」
泪「見事としか言いようがないわ」
ξ#ﾟ��ﾟ)ξ「勝ったのに何で私は否定されてるの？」
('A`)「細かい事は気にするな、泪からウリアを貰っとけ」
ξﾟ��ﾟ)ξ「何か誤魔化されているような…」
泪「はい、ウリアよ」
ξﾟ��ﾟ)ξ「…このカードに何か熱いものを感じる…？」
泪「そのカードがオリジナルだからよ」
('A`)「オリジナル？」
泪「同名のカードを作る以上一番最初に生み出されたカードが存在するわ」
泪「今ツンに渡したウリアや私のハモンのようにね」
（ ＾ω＾）「何か見分ける方法があるのかお？」
久井「意識してカードを触っていれば多分感じる筈だよ」
川 ﾟ -ﾟ)「………ニュートと…ラビエルか」
('A`)「………絶対防御将軍と…デスサイズ・キラーか」
（ ＾ω＾）「（やってみるお）………」
≦｀・ω・）（俺だよ！早く気付いてくれ！）
（ ＾ω＾）「………特に何も感じないお」
≦´・ω・）「(´･ω･｀)ｼｮﾎﾞｰﾝ」
(´･ω･｀)「盛り上がっている所申しわけないけど知人が来るんだ、そろそろ閉店とさせてもらうよ」
('A`)「よし、俺の家ででも続きを…」
川 ﾟ -ﾟ)「誰の家も親戚で一杯だろう、迷惑をかけるのはよくない」
ξﾟ��ﾟ)ξ「残念だけど各自解散ね」
（ ＾ω＾）「バイバイだお」
つづく
久井「今日の最強カードは雷帝ザボルグだよ」
雷帝ザボルグ
効果モンスター
星５/光属性/雷族/攻2400/守1000
このカードの生け贄召喚に成功した時、
フィールド上のモンスター１体を破壊する。
久井「表側表示モンスターだけではなく裏守備モンスターをリバースさせずに破壊できる点が強みだよ」
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